「西村悠」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 西村悠とは

2024-02-28

「なのです」でどのキャラを思い浮かべるかでその人のガチ度が分かる

ちなみに僕はららマジの向井春香ちゃんなのです。

CV内田彩さんの脳トロボイスで、中学あたりから急成長したバストのせいで生じた友達との距離感の変化が心のわだかまりになっていた天使のような少女なのです。

担当楽器ワーグナーチューバホルンに近い楽器。Chapter 10 雨だれがお当番回なのでメインシナリオ西村悠の透き通る世界観垣間見たい人は多分YouTubeとかで検索すればでてくると思うのです。

2020-11-04

anond:20201104141815

鬼滅の刃って作品は読んだことないからしらんけど、ワイがここ数年で話が面白いと思った作品は、あいりすミスティリアっていうDMMR-18版もあるソシャゲと、ららマジっていうサービス終了したけどスマホソシャゲの2本やで。

前者はオーガストっていうギャルゲの老舗がシナリオ書いてるから良いんやろなあと思うし、後者西村悠さんって人がメインシナリオライターで、オトメイト系の乙女ゲーシナリオで有名な人だったらしい。これは道半ばでサ終してしまたから後にクラウドファンディングで続編小説企画が立ち上がって、目標額を大幅に上回る3000万円弱が集まったっていうから、どれだけファンに愛されてた作品か分かると思うやで。

2020-07-07

女性向けコンテンツ」が辛くなった話

僕は昔から現在にかけて「男性向け・女性向け」ジャンル作品/コンテンツを両方それなりに摂取している。

良い作品は男女関係なく楽しめる物だ。



しかしその過程で僕は「女性向けコンテンツ」に辛さを感じるようになった。この記事ではその話を綴っていこうかと思う。



ただ僕は自分自分の首を絞めるオタクであったというお話だ。

体験気持ちを具体的に述べてくのでちょっと長い。時間が余った暇つぶし程度に読んで欲しい。




自身オタクコンテンツかどうかに関わらずあまり物に男性向け・女性向けをつける必要はないと思っている立場だ。

何故なら、それを好むことに生まれ持った性別など関係無いし、実際(特に最近では)その表記関係なく両方の性別人間が楽しんでいるコンテンツは多くあるからである

しかしながら、両方を楽しむオタクをやっていく中で、この表記必要不可欠かどうかは置いといて、"正しい"ものではあるということをひどく痛感した。



僕は小さい頃からジャンプ特撮美少女深夜アニメを楽しんできた主に男性向け作品を楽しんできたタイプオタクだ。

そんな中女性向け作品に初めて触れたのはアニ横学アリといった人気もクオリティも高い、男性が楽しむにも敷居が低い少女アニメである

この程度ならば多くの人が共感する作品・思い出があるだろう。


そして本格的に女性向けコンテンツに手を出したのは恋愛シミュレーションゲームにハマっていた中高生の頃だ。

この頃は有名どころのギャルゲはそれなりにプレイしていて、それまで感じたことのなかった二次元キャラ自分との奇妙な関係性に衝撃を受けていた。しかギャルゲ黄金期とも重なり良質なストーリー作品にも恵まれ尚のことギャルゲにのめり込んだ。

そんな中ひょんなことから乙女ゲームである緋色の欠片」というゲームを知る。



そしてこのゲームと会ったことが、僕が自分の首を絞め続けることになった元凶となる。



きっかけはYouTubeに上がっていたMADだ。その頃ハルヒ銀魂にハマってた僕は、杉田さん経由でたまたま緋色MADを見かけた。初見は正直MADに組み込まれていたセリフで ああ乙女ゲーム(笑)とはなった。しかギャルゲもやり尽くした感があった頃だった事や、犬夜叉彷彿とさせる世界観に興味を持った事(結局全然違ったが)、ストーリー面白そうで公式サイトを見る限りドストライクの女キャラがいた事もあり購入を決意した。

で、やった。

めっちゃ面白かったしバチクソ泣いた。

ストーリー面白さもさることながら、女性向けという感じはあまりしない絵柄やキャラデザ、(描写賛否あるものの)バトルも多いので馴染み易かった事、女性キャラ結構出てくるので読みやすかった事、美鶴ちゃん、など多くの要因が重なりあまり女性向けゲームという印象を強くは受けず、かなり楽しめた。あと中二病的固有能力設定にどハマりした。家で手に紋章とか書き込んでた。俺も風を操って真空の刃で敵倒すんだ妄想を授業中してた。



さて、ここで僕は「乙女ゲームも意外とイケるじゃん…?」という心境になった。そして他にもないかなと探し始めたのだが、まぁなかなか緋色並みにバチんと第一印象でくるゲームが見つからない。同じ絵師ゲームもあったがこちらはちょっとキャラデザと設定がやろうと思うに至らなかった。結局、探していくうち絵柄と設定があそこまで俺的敷居が低く印象が良いものは稀だったんだなと知った。

乙女ゲームという俺の中では手を伸ばすには異端ジャンルをやる上で、それを乗り越えてでもやりたいと思うほどの第一印象大事だったのだ。

(あくまで僕の"第一印象"の話なので勿論神ゲーはいくつもある)



緋色たまたまだったのだ…と思いつつ緋色面白さを引きずっていた僕は、今までのオタク活動もそのままに緋色の新展開や新作乙女ゲーム情報を細々と追っていた。



さて気付かぬうちに首を絞め始めたのはこの辺りからだ。



この頃展開していた緋色コンテンツは主に続編ゲームドラマCDアニメである

この中でこの記事として特筆すべきはドラマCDである

ドラマCDギャグ展開のものが多く大いに笑っていた。しかしたまに挟み込まれ恋愛要素や女性向け的台詞にうん…みたいな気持ちに僕はなっていた。

今思えば、いや今思わずとも、当たり前に当たり前の要素ではあるのだがなんか違うんだよな〜などと思っていたのだ。そもそもゲームにもそんな要素は当たり前にあった筈なのだが、出来上がったシナリオ必要不可欠な要素の一部として享受していたんだろう僕は、そこを強調されてもみたいな気持ちだったのだろう。

でもまぁこの時の僕はちょっと違和感程度で意識するほどは思ってなかったと思う。



そんな中、「夏空のモノローグ」という乙女ゲームが発売される。

緋色以降結局プレイに至るゲーム緋色の続編である蒼黒しかやってなかった僕だが、このゲーム広告一枚絵に衝撃を受けた。

儚げな少女普通男子高校生が佇む、爽やかでありつつどこか俺がのめり込んできた泣きギャルゲを感じさせる絵。

これは良いぞと公式サイトを見た。キャラデザ、ストーリー、沢野井…これは俺でもイケる、絶対面白いとそう思った。

また僕がその公式サイトを見たのは発売直後だったのだが、そこにはシナリオライターが発売に寄せる文章も載っていた。

そして多分これが1番の決め手になったのだが、そのシナリオライターめちゃくちゃ見たことのある名前だったのだ。それは緋色ナンバリングタイトルである翡翠リメイク公式サイトで見た名前西村悠さんだった。

翡翠リメイク公式サイトにて西村さんがこのリメイクにかける想いをとても丁寧に具体性を持って綴っていたことはかなり強く印象に残っていて、とても誠実に物作りをする方だなと思ったことを覚えていた。

から、この夏空のモノローグという作品には信頼を置いていいと強く思い、購入を決意した。

とにかくこれぐらい強く想わない限り女性向けゲームに手を出せなかった僕だが、結局この夏空は神ゲーだった。


シナリオ音楽背景etcが神なのは前提として、この記事的にいうとゴテゴテしてないキャラデザと馴染みやすい絵柄、恋愛を主軸としながらも木野瀬をはじめかなり共感できるキャラクター達の葛藤…など、これもまた女性向けゲームという敷居を低く感じさせる作りで、とてもハマった。

スタッフブログにて登場するディレクターシナリオ西村さんが男性だったのも馴染み易かった一因かもしれない。


やっぱり女性向け作品でも良いのは良い…!そう想いを強くした僕だったが、ここで衝撃の事実を知る。


夏空のモノローグ、当時めちゃくちゃ売り上げが低かったのだ。


今でこそ根強いファンを抱えるこの神作品だが、恐らく乙女ゲームを求める女性ユーザーには第一印象は良くなかったんだと思う。何故なら僕がうーんと思っていた絵柄や設定こそが求められていたものだったからだ。

よってこれ以降、このブランドから夏空のような素朴な絵柄や雰囲気ゲームほとんど発売されていない。多分。俺基準かも。あったらすまん。



しか人間成功体験を忘れられない生き物で、男性向け作品に染まりきった僕でも楽しめる作品乙女ゲームにはある…!とかなりこのブランドの新作情報は追っていた。

何より、1人のキャラの格好良さや魅力や葛藤長編シナリオをかけて描写してくれる乙女ゲームという媒体は他の作品とは違った体験をくれるもので割と唯一だった。



結局僕が夏空以降にプレイした作品は、緋色ナンバリングタイトルである「白華の檻」と「Code:Realise」の2つである

どちらも同じディレクターシナリオライターが関わっており信頼のもと購入しそして信頼を上回る作品だった。

世界観ストーリー作品描写が本当に良く、根強く心に残る作品であり大好きだ。


しかしながら、正直絵柄はどちらも若干苦手で(いや勿論めちゃくちゃ綺麗で素晴らしいとしか言えないのだが)"女性向け!"と思うものだ。

内容も段々と女性向けだなと思う描写が増えた。

また他媒体展開においても、特にドリア(Code:Realize)は発売から社をかけて運営されていたのもあってか、女性向けに満足度の高いものが多く展開された。

ドラマCDの内容や商品展開や続編の展開では女性向けのコンテンツなんだという事を意識させられるものが多く、求めてないなぁ…なんて思ったし、リアルイベントなんかはもう完全にそうなのであー…違うんだよな…となった。


こうして夏空からドリアにかけゲーム内容も展開内容も段々と自分の求めてるものからかけ離れていくと感じていた中で、あぁ俺が求めてる作品はもう出ないんだろうな…どうして変わってしまったんだろう…と思うようになった。



そして割とマジで気がついてなかった、緋色から少しずつ感じていた違和感の原因に、ようやく気がつく。




そりゃ女性向けコンテンツからね〜〜!

お前が対象じゃ無いからね〜〜!

これ女性向けゲーム女性向けブランドから〜〜〜!




そうなのだ

…そうなのだ…。

そうなんだよな…。

いや勿論女性向けコンテンツ乙女ゲームということは分かっていたけれど、自分マジで対象外だったそうだったという当たり前のことになぜか気がついていなかったのだ。本当に。あれだけ女性向けは食指を伸ばしづらいと思っていたにも関わらず、だ。

なんか求めてないんだよなと思ってはいたけれど。そう…そうなんだよ…俺、対象外なんだよ。


作品がどれだけ僕にとって凄い良くて、取っつきやす作品性であっても、その後の展開はそりゃ女性向けに振るしそれが求められているのだ。何より夏空から段々とゲーム内容や他媒体展開の女性向け的色が濃くなったコドリアが圧倒的売り上げを誇っているのが何よりの証拠だ。



この事に気がついてから、コドリアプレイしながら何度「俺はお前達と少年漫画出会いたかったよ…」と思っただろうか。もしそういう環境下でこの作品が生まれていたらここの描写もっと違ったんだろうか、とか、俺はもっと楽しめていたんだろうか、とか、と。


まぁでも

恋愛要素抜きにしても少年漫画じゃ絶対こんなの通らないし俺も読まんと思う。

それが答えだ。


このゲーム達は乙女ゲームという環境下でこそ生まれた神作品だ。

物語の終わりが保障されていて、信頼のおけるシナリオライターが書いていて、キャラクター1人1人の良さをじっくり知れて、様々な男性キャラクターが主軸になりいろんな視点から物語を進めていけ、最高の背景や音楽の下、快適なプレイ環境でやれるのは乙女ゲームでありこのブランドならではなのだ



俺は本当にやるせない気持ちになった。

女性向けコンテンツ」辛…となった。


好きな作品マーケティング対象である事はよくある事だと思う。例えば僕は東映特撮も好きだがあれは対象子供だし、プリキュアおじさんなんて言葉は正にその象徴たるものだ。

けれどここまで対象外ということもあまり無いと思う。

こんなに良い作品でこんなに好きなのに、だ。


自身ゲームの内容に満足しつつもその後の展開には満足できず、その内女性向け色が強くなったゲーム内容も楽しめなくなってしまったのだ…。



まり

自分対象外のコンテンツを楽しんでおいて

自分対象外かチクショウ…

という



マジでただただ自分の首を絞める野郎という図だ。

俺が悪い。俺が悪かった…。


現在ではシナリオライターさんもブランドから離れていることも相極まって全く乙女ゲームには手を出していない。

好きになっちゃいけないのに好きになっちゃうみたいな悲恋エンドだからこんなん。




さて、


最近ではオタクコンテンツアプリゲームが主流になりつつある。

女性キャラクターが際どい衣装を着て出てくるゲーム男性キャラクター同士がクソデカ感情をぶつけるゲームなど、以前より更に男性向け女性向けという意識が強いコンテンツも多くなった。アプリ課金という性質から単発的娯楽を提供するものも増え、終わりなき物語が量産されている。

しかしながらそれと同時に、アプリという手軽さや物語が終わらないという解釈自由度が増した事により、男性向け女性向けに関わらずいろんな人が楽しむような時代になっているようにも思う。


また、僕の周りの友人達に割とそういう男性向け女性向けを超越するオタクが多くいた事もあり、やっぱり良いもんは良いんだよな…と改めて思っている。


けれど、(僕の場合は極端なコンテンツだったからというのもあるが) やっぱり男性向け女性向けという表記商売である以上正しいしある程度は必要なのだとも思う。




自分対象外のコンテンツとどう向き合うか。

大なり小なり様々なオタクがぶつかる問題だと思う。


自身普段出会うはずもない完全対象外の作品にハマってしまったが故の苦悩だった。

でも出会ちゃうもんは出会ちゃうし、良いもんは良いし、オタクは理性効かない。

この中途半端立ち位置に居がちなオタク達はきっと事象は違えどいっぱいいるし内に抱える問題はきっとまだある。

けど愛しちゃったかしょうがない。

コンテンツにそれだけの魅力があるのだから




【余談①】

尚僕は現在男性向けコンテンツに出てきた男性キャラクターに傾倒したりもしている。

でも別にそういうんじゃなく女性キャラクターも普通に好きだし、格好良いものは格好良いな〜ってやりたいだけなんだけれども。

ただこのキャラクター今は女性向け作品に主に登場するようになり「アッ!ン!!違うんだよな!!!」というのをたまにまた繰り返しているところだ。

でもそれを上回る満足度の高いコンテンツなのでやっぱり出会えて良かったなと思っている。

【余談②】

この記事とズレるので余談とするが、前々から好きだった作品最近別の層が流れ込みそこが消費者の主流になり、作品全体のターゲット層が変わり僕もターゲットから外れだしたという出来事があった。これもまたオタクが抱えがちな難しい問題である

作品の内容は(多分)変わらないので全然良いけれどね。

 
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