ですので句読点とか、とにかく誤字脱字が酷いです、文章も怠惰な人間が書いたガチのクズです。
18歳です
絵を描いてます
端的に申してしまうと、今の状況がブルピの芸大編の八虎とそっくりで困っています。
しかも八虎よりタチが悪い事に、自分の実力の無さを実感して、前期の最終講評会が明日なのに、展示作業を全てやめて、逃げ出しました。助手さんからも「また明日ね」って言われたのに。
自分で言うのもなんですけどリアルブルーピリオドと言うべき経歴です。ですが八虎の明るさを引き抜いた陰キャです
高2から本格的に絵を書き始めました、絵画という名のジャンルをです
それまでは高校時代イラスト漫画部とか入ってて下手くそなアニメ絵しか描いてなくて、ニコニコ動画とかひたすらみてたオタクです、絵画に興味もないし展覧会とか美術の展示も全く行ったことありません。
わたしには、技術もセンスも本当に何もなかったし、芸大生という現状の自分に溺れて身に付けるつもりもなかったんです。
私はその称号に溺れていました
でもそれって称号を貰っただけで、私自身は芸大生でもなんでもない、受かっただけのただの絵の趣味が発展したオタクに過ぎなかったんです。
予備校はもちろん基礎的な画力とかぶっとんだ発想を身につける事が求められます、でも、でも、教わっているのはどんなに素晴らしい絵でも結局「受かる絵」で、決して「良い絵」ではないような気がします。
私は趣味で創作でストーリーとかを考えてて、漫画に出来たら良いなぁとか、芸大受かったら漫画家目指そうかなぁ、いやゲームも作ってみたいなぁ、とか小学生レベルのとりあえず漠然とした創作意欲しか持たないまま芸大に入学しました。
自分にとっては、別に書きたいものがないって訳じゃないから困らんだろ、みたいな感じで。
それで今はコロナ、オンラインなので陰キャの私は安心してイきり散らして怠惰な生活を送っていました。
何も考えずにヘラヘラとして、ただ腕を動かすだけで生まれた作品、とりあえず表面をなぞっただけのインスタレーション、とかやりました。
何も考えずに。酷い出来です。
ゼミ、二回受けました。
ウィキペディアに名前が載ってるような大層な教授達に、失望と落胆の声を浴びせられました。
でも、その時の私はなんやかんや傷付きながらも、(でも私は漫画家になりたいし〜wアーティスト?とかなる気ないしわろわろ)って、別に漫画の方では創作意欲あるしって、失敗を踏まえて次の一歩に踏み出すことすらしませんでした。
それで待ちに待った前期の最終講評会です、前期の半年の期間に描いた作品を持っていって、アトリエに展示して、初めて同学年の人たちと顔合わせする事になりました。
初日は何人かとお話しできたり、もともと仲良かった子と一緒に居たのでヘラヘラしてましたが、
2日目、みんなが制作した作品を眺めて、愕然としました、一つだけとんでもないゴミが並んでるんです、私の作品です、あれ、あれ、あれ、え?え、なんか、え、待って、え、なんでこの中に私が居るの?なんで、え…………
芸大生の作品って、上手いとか下手とかではなく、情熱とかとにかくセンスを感じられるっていうか………だけど私の絵は本当に酷いものでした
ただぐちゃぐちゃにキャンバスを燃やしたような焦げた絵、白と黒のアクリルでひたすら画面をグチャグチャした絵。ただそれだけです、周りの人たちが大小形を問わない作品で鮮やかに展示作業をする中、私は1人、この現実に耐え切れずスマホをいじってました。
1日目に話した人達が話しかけてくれませんでした。絵が、表現が、作品が、全ての大学です。私の作品が私の本質を表しているようなものです、初めて会う芸大生たちの会話が弾む中、私だけ1人透明人間のように佇んでいました。
絵でカーストが決まるのです。
八虎はコミュ力強のリア充人間ですけど、私は、根暗で、引っ込み思案で、前述する通りすぐにあぐらを掻くような人間です。
この空間に居るのが辛くなって、トイレに篭りました。アトリエに人が居るのが怖くて4時間ぐらい篭りました。
この時は焦りしかなかったです、そもそも前期にあまり作品を描いてなかったんです。それに対する苛立ちも含めて頭の中がパニックになっていました。
私は油絵が苦手です、デッサンもそこまで上手くありません。2次試験の試験の数日前直前にアクリル絵の具とモデリングペーストを使った絵画表現で行こうと決めたぐらいです。発想や構図やスケッチ用紙のアイデアは全部自分で決めましたが、絵画表現のタッチは数年前の参作の丸パクリでした。
そして、今更気が付いたのですが、漠然とした創作意欲は、創作意欲ではなくただの妄想止まりのものでしかなかったです。
今まで、私が本当に描きたいものを具体的に形にしていませんでした。
私が持っている創作のアイデアというのは、形にする程度のものでなく、形に出来るものでもなかったのです。
私は見つけていませんでした。
見つける気も無かったのです。
仮初のプライドの正体に気付き、音を立てて壁が崩れ落ちました。
私は、ブルピの八虎よりはマシだろとか思ってたんです、でも、ブルピの八虎以下だと気が付いてしまいました。
努力もせず、学歴に溺れ、ただずっと肥えて、ありもしない才能とセンスに体を委ねていました。
ある時、助手さんに「〇〇さんは絵を描きたくないの?描けないの?」と聞かれました。
多分どっちもです。
自己が定まってないから無いから描けないし、無い自分を曝け出すのが怖くて描きたくないし、そもそも絵が上手く無いから描きたくないし描けないし、本当は描きたいコミックアートやアニメ絵も、描きたいだけで上手く無いから描きたくないし描けないです。
自分に言い聞かせるように描いたこの文ですけど、情けなくて仕方がないです。
前期の最終講評会も逃げてしまいました。
これから、私は創作テーマをしっかりと探さなきゃいけない、美術館や展示も沢山行きます、ドローイングとかデッサンとか思い付いたらたくさん描きます、腕をとにかく動かします、とにかく、学びます、今はこれしか思い付きません。闇雲になんでも挑戦してみます。
創作者という職業は、この世界に対して批判と肯定の思考を、諦めずにずっと考え続ける、考えなきゃ負けの世界だと思ってます。
でも、思考停止していた私が、また動き出せるか不安で仕方がないです。
追加
涙が止んだ後、今いざ冷静にこの文章を読み返してみるとえらいナヨナヨしてるなって思ったから普通に頑張ります。いくら自分に言い聞かせる為に書いたとしても、読み返すとややポエミーで恥ずかしくて単純に文章がキモい。先輩に相談とかして普通に元気出ました、でもこれは忘れてはいけないから当時の記録として残す。
一応これ再投稿の文章なんだけど、再投稿前の文章に寄せられてたコメントでボロクソ叩かれてたので段々悩んでるのがアホになってきました、お前らぶっ叩いてくれてサンクス。
トラバってこれでいいのかな… 先輩に相談してとりあえず解消できたようなので長くは書かないけど、気になったので少しだけ。(と言いつつちょっと長いね) ちょっと前に芸大を出...
嫉妬からのイジメ嫌がらせイタズラも酷いらしいな。卒業生ブログに多少なりとも書かれてるわ
自分で制作する気が起こらないときは、できるだけホンモノを見に行って圧倒されてみたらいいんじゃない? 今はコロナで難しいけど、メトロポリタンとかルーブルとかバチカンとかプ...