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2015-05-06

25歳、チビデブハゲ役満が1年間努力した結果WWWWWWW

結論

 彼女できなかった。

 リア充飲み会に誘われることが多くなった

 若干ドキュンになった。

 現実見て絶望するときが増えた

  

スペック

チビ→160センチ奇形

デブBMI30、ベンチプレス120キロスクワット170キロ格闘技で賞を取ったことある

ハゲデコが広い、小学生の頃ストレスで抜きまくった、正面から写真取ると、顔の5%くらいしか髪が無い

仕事→同年代の5倍稼いでる、親が金持ちでそのおかげで一生困らないレベル

学歴無双レベル

顔→チャンとしてれば雰囲気フツメン。ノーケアだとダントツブサメン

いない暦=素人童貞勉強ばっかりしてきたから女の扱い分からない、元キモオタ

  

<やったこと>

 ファッション雑誌立ち読みする

 モテナイ友達達と彼女作れるようお互いファッションやトーク、考え方など指導しあった

 ユニクロ、H&M、ウィーゴみたいな、シマムラよりかはいいらしい服屋で買った

 カツラかぶるようにした。

 ジムに通った

 美容院に月1通った

 40人ナンパした

 女性に話を合わせられるよう、バンドアニメ女性ファッションを調べた

 ヒゲや服のしわなど、清潔感系の意識を持った

 ガールズバー10回くらい行った。

 ソープなど10回くらい行った。

 ユーチューバーニコニコの実況者の会話テクニック、動きの見せ方などを学んだ

 肌水や化粧、カラコンをやってみた。風呂入ったら必ずドライヤー(髪をセットしやすくなる)、ヘアトニック

  

考察

 週1でジムに通ったが、あまりやせなかった。

 化粧はへたくそでうまくできない。BBクリームくらいはぬれるが、アイラインは難しい。カラコンは不自然すぎてダメだった。

 ファッションユニクロで多少清潔感が増えたが、デブなためジャストサイズの服が無い。やせなければ無理。胸板、肩幅と太ももがでかすぎるのが致命的だった。パンツは太ももから上に上がらないからデブしかダメ。肩幅と胸板で服が浮くからぴったりした服だと乳首浮く。オーダーメイドじゃないとダメっぽい。無難カッコイイというのでグぐるとファッションサイトたくさん出てくるが、そのタイプの服は着れない。ユニクロやウィーゴに俺の体型で買える服は無い。

 美容院に行ったため、髪のセットを覚える。髪の毛ごまかせば雰囲気リア充ブサメンくらいにはなれる。

 ナンパは見た目がクソ過ぎて全然だった。最初声かけすらできず3時間なにもできないとかあったが、今は1時間で3人くらいはいけるが、ラインお茶など全部ダメだった。ストリートナンパばかりだったので、店内ナンパをすればいいのかもしれないが、店内で声をかける勇気がなかなかでない。

 トークは笑いはいくらでも取れるし、相手に話しさせる技術もそれなりだとは思う。しかし、発達障害っぽい感じ、ものすごく浮くことは少ないが、少し浮く。女性ファッション女性意識的ものを読んでるので女性がしたい会話を多少織り交ぜられる(アンクルージュなり、メジブレイなり、ラッスンゴレライなり、ベイビーメタルなり、そういう女がすきそうな話題に合わせられるようにした)。トークがそこそこなためか、リア充飲み会に誘われることが多くなったし、リア充女の友達も多少できた。

 ヒゲや、服のしわ、クツの汚れみたいなのを女性は『清潔感が無い』と嫌うらしい。発達障害なので正直その感覚は分からない。「女は男を見た目で好きになることはない、分からない、自分好きな人を好きと思いやすい」=「女は自分に構ってくれる感じが好き」=「豆な男が女は好き」=「服のしわなどはマメさが無いから嫌われる」、という理屈らしい。できるだけ細部に気をつけているし、変な行動や汚い食い方にならないように注意はしている。

 ナンパ以外での出会いはあまり積極的に行けなかった。積極的に話かけたり挨拶したり、そういうのはやったが、あんまりうまくいかず、お茶などのデートに誘う勇気も、ライン教えてっていう勇気もでなかった。

 ソープガールズバーで、「パーツはそろってる」などとおだてられ調子にのったが、やっぱ見た目ないとダメらしい。

 基本的に、リア充はつまらなくて好きじゃない。リア充より中二のノリが好き。こいつらが得して女をかっさらうから俺に女が残らないんだ!っていう僻みと言うか客観的弱者殺しの原理を目の当たりにすることが多く、非常にいやな気分になることが多い。

  

<今後>

 とりあえず、「オラオラしたらモテル」と思ってたんだけど(ナンパ師のツイッターや、ホストや、まとめサイトでは女はオラオラされる系の強いタイプに心底弱いという意見で一致してたから)。これ、単なるブサメンならいけるが、チビデブハゲというのがそろいすぎてるとダメらしい。弱い男に女はなびかない。

 やせなきゃ未来が無いし、髪が無ければ未来が無い。チビシークレットブーツ、やせるのはホント意識持って、髪は植毛。これは多分必須条件だと思われた。服もまともなやつ買えないし。顔は関係無いから、化粧とか覚えても無駄人は見た目が9割ってこと。毛生え薬は俺にはきかなかった。AGAってハゲ遺伝子も調べたけど異常なし、純粋に髪を抜きすぎたのが原因らしい。

 クラブでのナンパはそこそこ声かけしたらとまってくれる女が多いので、クラブナンパを中心にしたい。あと、出会い系サイト業者ライン教える→ラインから釣りサイト誘導ってパターン)が多いが、まとめサイトなどではコミュ障JDや人妻出会えるらしいので、やってみる。出会い系サイト登録してみて1月だが、女性からメッセージ、月3くらいである程度は来る。

 リア充イケメン金持ち友達が増えたので、行き遅れの親戚に紹介しまくる予定。多分、リア充が女に持てるっていうのは、こういうイケメンコネクションで金持ちを女に紹介できるからなのかなーって思った。俺がかわいいこにイケメン金持ち紹介→女のほうも、恩義を感じて俺に女を紹介、みたいな。

 彼女さえできれば、彼女ファッションやトークや女が好きなことなどをアドバイスもらえるので、彼女さえできればカクヘン引けると思う。しかし、彼女を作るためには、女の口説き方、アプローチ法を先に学ばないといけないためつんでる。だから、ブスでもなんでもいいから彼女を作ることが大事くさい。

  

<具体的にやること>

 ジムだけでなく、ランニングを取り入れる(格闘技夏合宿では毎年5キロ体重が落ちていたが、あれはランニングをやりまくったおかげだったと推測してる)、ジムだと筋トレ無駄筋肉ばかりついて、やせない。

 俺はオラオラ系でモテルのは不可能戦士魔法使いの装備や呪文を覚えさせるくらい非効率戦士用の呪文や装備があるはず、ジョブチェンジしなきゃ、ザーラや109に俺が買える装備は無い。

 引き続き、リア充飲み会に参加し続ける。誘われたら行くし、誘う。

 出会い系クラブへの頻度を増やす

 植毛の医者選び。

 ニコ生もっと頑張る(ちょいちょいやるが、声はイケメン、トークも受けるが、キモオタトーク)

2015-04-10

さんかれあ感想

 『さんかれあ』という漫画がある。とても面白かった。面白い物を読んだら、その面白さについて語り合いたい。だけど俺にはそんな気の利いた友達は居ないから、いつもはネットで他の人の感想文を読んで満足することにしている。だけど、『さんかれあ』については、ちょっと検索した程度では語っている人が見つからない。だから俺が書くことにした。増田に。この感想文を読んで、一人でも多くの人が、この作品を手に取ってくれたらいいな。

 では早速『さんかれあ』の魅力を語って行きたいのだが、ネタバレなしで語ることはできないので、そういうのが気になる人は先に『さんかれあ』を読み終わってから続きを読んで欲しい。

 などと言うだけで本当に本が売れるなら苦労はないので、まずは立ち読み感覚でこの物語を紹介をしようと思う。

 主人公ゾンビが大好きな男子高校生。死んだ飼い猫を生き返らせようと、廃墟で夜な夜な怪しい書物を元に蘇生薬を調合していた。その夜も薬の調合に精を出していると、同じく人に言えない秘密を抱えたヒロインと出くわす。ヒロインは良家のお嬢様なのだが、父親の偏狭的な愛から来る過度な束縛と、性的虐待ともとれる行為に打ちひしがれ、しかし誰にも相談できずに、ただ古井戸に向かって内心を叫ぶことで心のバランスを保っていた。彼女主人公の作っている蘇生薬に惹かれ、二人は薬を作るため深夜に密会するようになる。それを知ったヒロインの父は二人の仲を引き裂こうとするが、逆に不慮の事故から彼女を死なせてしまう。だがなんと、主人公の作った蘇生薬を飲んでいたおかげで、彼女ゾンビとして生き返ったのだった。これは人の道を外れ、やがて腐り果てる体となりながらも、ゾンビとして刹那人生を楽しもうとするヒロインと、その期望を叶えながらも、彼女を救う道を模索する主人公が織りなす、ボーイ・ミーツ・ガールな、ちょっとラブコメで、だいたい妖艶にエロくて、けどちょっと物悲しい、そんな青春物語──

 さあ、続きが気になるなら即Amazonポチろう! アニメにもなってるからDVDもいいぞ!

 では、以降は『さんかれあ』を読み終わったことを前提にして語っていこうか。この物語難病系の一種であるサナトリウム文学って奴である。俺は『世界の中心で、愛をさけぶ』とか『イリヤの空、UFOの夏』とかも好きだ。我ながら分かりやすい消費傾向であるパターン一緒じゃん。けど好きなのだから仕方がない。

 しかしその二つと違って、『さんかれあ』は読んで号泣してしまうような物語ではなかった。端的な表現をするならば、読めば自然に目に涙が滲んで、でも流れない。そんな物語だった。思うに、これは登場人物感情移入できないことが理由ではないか。だって俺はゾンビっ娘に萌えないし、好きな人を食いたくなって葛藤することもないし、千紘にも礼弥にも感情移入は難しい。だから自分事ではなく他人事として物語を眺めることになるし、きっとどこか遠い世界でこんな美しい物語があったのだろうかと思うと、憧れや寂しさが複雑に混ざり合って、心臓の裏側と背骨の間にシンシンとした冷たい痛みを感じるのである。ああ、たまらない。

 ひとまずは物語の全体の流れを振り返ってみることにする。『さんかれあ』は全11巻の物語で、展開はわりとはっきりしている。序盤はヒロインの家庭関係における悩みが原動力になって物語が進み、一応の決着を得る。中盤はいよいよ難病物の顔が現れてきて、主人公たちの奔走も虚しく終盤に悲劇が訪れる。

 各巻ごとにもうちょっと詳しく展開を追うと、1巻目は起承転結の起で、千紘と礼弥の出会い、礼弥のゾンビ化という物語の中核を担う事件が起こり、暗に陽に物語の今後の方向性が示される。2巻目ではこの作品におけるゾンビの設定を読者に紹介しつつ、ヒロインの父親と対決し、勝利する。3巻目ではダリからゾンビ運命が告知される。4巻目で礼弥に症状が発症し、5巻目で奇跡的な回復から小康状態を楽しみ、呑気にラブコメなんてやって、ずっとこのままでいられるかと思わせておきながら、6巻目ではばーぶを使って、千紘に生な体験としてゾンビ宿命と礼弥の未来の姿を見せつける。7巻目から8巻目でZoMAに出向いて謎の巨大な組織との戦いを経験しつつ、新たな希望提示して、9巻目から10巻目で残っていた謎に説明を着け、その間にも礼弥の病状は深刻化し、ついに日常崩壊し、11巻目でバッド・エンドかと思わせながら、どんでん返しハッピー過ぎないハッピーエンド、となっている。

 俺は何かと戦う姿を書いた物語が好きである。戦うとは、今の自分境遇を少しでも良くしようともがき苦しむことである。結果として自分も人も傷つくかもしれない。だが止めるわけにはいかない。そういう、どうしようもない衝動の事である

 『さんかれあ』には主に二種類の戦いを描いた物語である。一つは自分を取り巻く周囲の人間関係との戦い、そしてもう一つは死別という生命にとって避けられない運命との戦いである。物語の始めから終わりまで、一貫して千紘は死別と戦っている。普通難病物では、死にゆく人を死なせないために戦うのであるが、この物語では既に死んだ人を取り戻すために戦うのが、オリジナリティであり哀愁を誘う仕掛けである。一度死んだ者に仮初の生を与え、やがて失う事の決まっている仮初を、どうにか逃すまいともがくのである。生きる者は全て死ぬ。その絶対的運命を一度回避してしまった代償に、二度目の死別はより悲劇的で凄惨な物として描かれている。

 この戦いの周囲を彩るように登場人物の様々な戦いが描かれる。礼弥は父の強すぎる愛情と戦い、わんこは恋敵と戦い、ダリンは父の気を引くために戦い、じーちゃんはあらゆる死別と戦い、戦い、戦い疲れて引退している。

 面白いのはこの物語に描かれたぞれぞれの戦いは、全部バラバラに並列に起こっている戦いであり、基本的に全員が自分の戦いは自分でケリを着けているところである。千紘は他の登場人物の戦いに巻き込まれはするものの、せいぜい手を貸すといった程度で、最終的な幕引きは必ず本人が行っている。例えば序盤に大きなウェイトを占める礼弥とその父との戦いだが、千紘は父側に拉致されたために巻き込まれる形になったが、本人が積極的散華邸に乗り込むようなことは無かった上に、父の妄執を断ち切ったのは礼弥自身である。千紘が能動的に行動するのは、自分ゾンビにしてしまったばーぶや礼弥に関してのみである。これらの戦いがその時々で出たり引っ込んだりして、作品全体の緊張感を一定に保ちながら物語は進行する。

 分析してみると、俺はこういう、死別と戦う話が好きなんだなぁと改めて思った。

 さて、物語の骨格を分析してみたけれど、ちょっと理屈っぽくて退屈な感じになってしまたから、今度は物語の肉にあたる部分を見ていこう。いくらご大層なテーマがあっても、作品に魅力が無ければ読まれやしない。この物語を読者に読み進めさせる魅力は、やはりヒロイン散華礼弥がとびっきりかわいいからだ。壮絶に色気を醸している。まじやべえ。

 彼女は死のメタファーである。第1話の1ページ目からして腹から腸はみ出させている。まじやべえ。次の登校中の登場シーンではありきたりな、つまらない美少女キャラかな? と思うが、千紘が蘇生薬の調合なんつー怪しい作業をしている雰囲気の中で再び現れ、傘から死んだような顔をのぞかせて、何をするのかと思えば井戸に向かって大声で愚痴叫びだす。この落差にくらくらする。静から動の変化。死から生への変化でもある。しかも、実の父親に裸の写真を撮られているらしい。アブノーマル背徳的で、ひたすらエロいエロいが見た目は清純キャラだ。というか彼女エロくない、ただの被害者だ。同情すべきだ。だがしかし、劣情をかきたてられるのは、いたしかたない。

 そんで、胸チラしながら千紘と一緒に蘇生薬を作りたいとか言い出す。死体ゾンビとして生き返らせる薬なんて、イケナイ物を作る作業を、一緒にやりたいとか言うわけだ。背徳的だ。こんなの絶対に二人だけの秘密だ。美少女誰にも言えない秘密を共有? たまらんがな。優越感と自己肯定感をかきたてられる。羨ましいな!

 そしてこの短いやり取りの中に「死んで別の人間に生まれ変わりたい」「実験台になってくれよ」「私がゾンビになったら」などと不穏なセリフが散りばめられている。第1話の最後のページも、可憐笑顔と不吉なモノローグが対比して、どえらい色気なのである。なぜだろう。スイカに塩をかけると甘くなるのと似た原理かもしれない。うん、やっぱ影のある美少女っていいよね!

 もーこれだけでもノックアウトなのに、第2話もエロかわいい姿を見せてくれる。特に千紘にゾンビとして生き返らせてくれと頼む時の表情はたまらない。何かを思いつめているわけだが、一度死んでゾンビとして生き返る、なんて眉唾であまり気分の良い話じゃないもの真剣に頼む様子に、やはり死のイメージを感じる。紫陽花で作った蘇生薬をばーぶに飲ませるが、生き返らなかった。そこには静かな、ただただ静かな死が表現されている。そして夜出歩いていたのを父に見つかり、自宅での軟禁生活が決まった彼女は、その夜、涙を流しながら紫陽花の毒で自殺を試みるのだ。なんともいじらしい。

 そしてついに事は起こり、彼女は崖から転落死する。そのシーンがまた凄い。彼女は落下の途中に腹部を木の枝に引き裂かれ、血まみれになりながらも立ち上がり「責任取って…下さいね…」と来るのである。言うまでもなくこれはセックスを暗示する。しか処女喪失である。暗示されているのはセックスなのに、しかし実際に描写されているのは腸のはみ出た死体である。ここで脳の認識野が多少の混乱をきたす。この混乱の結果生まれるのが、ゾクゾクするような壮絶な色気である。今まで丁寧に積み上げられてきた描写が、この血まみれの満面の笑みに集約して、散華礼弥というキャラクターを固定する。読者は完全に恋に落ち、もはや彼女から目が離せなくなる。

 こうして『さんかれあ』という作品の最大の魅力が作られたというわけであるゾンビになった彼女はむしろ生き生きとして、短くてもいいからささやか幸せを楽しみたいと言う。いい娘すぎる。いじらしい。かわいい。それでいて、意識の混濁したゾンビとして、欲求に素直な妖艶な姿を見せたりする。たまらない。また、この表現楽しい時間が限られている事を否応なく読者に思い知らせ、切なさを一層かきたてる。この思いは彼女の体に、癒えることのない傷が増えていくに従って強くなる。彼女は必ず失われるのだ。ああ、悲しい。切ない。彼女と一緒にいる、今この時が尊い。

 もちろん魅力的なキャラクター彼女だけではない。千紘の幼なじみにして姉さん女房役のわんこは、生のメタファーであるゾンビとなった礼弥とは対称的な存在である。生きた生身の女なのだから当然である。それだけでなく彼女は千紘や礼弥が落ち込んでいたり、物語分岐点で、彼らを引っ張り上げる役割をする。死の世界から救い出してくれるのである

 ダリンは患者に病状をつきつける医者役割をする。甘い事を一切言わない恨まれ役でもある。だが間違った事も言わない筋の通った人間である

 じーちゃんもまた、いい味を出すキャラクターである最初蘇生丸を調合し、全ての物語の元凶となった人物。一番最初に礼弥を見た時、彼女を貞と呼び、「わしが悪かった」と謝っているが、後になってこのような細かな伏線がきちんと回収されるのが心地よい。普段はボケているのに時折見せる鋭い視線にも魅せられる。いくつもの死別を乗り越え、傷つかなくなっているのではなく、傷を飲み込み共に生きる事を覚えた成熟した男を思わせる。最期に元妻のゾンビと一緒に逝くシーンは思わず涙ぐむ。

 書ききれないが他にも魅力的なキャラクターが満載である。このキャラクター達が魅力的な物語を作っているのである

 さて、長々と語ってかなり満足した。『さんかれあ面白いからみんな読むといいよ! ああきっと、紫陽花を見る度にこの物語思い出すんだろうなぁ。

2015-04-08

[]よくある質問

今回は食べ物関連。

真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。

Q.不良がパシらせる定番食べ物焼きそばパンなのはなぜですか?

これも様々な説があり、原始時代で初めてパシらせたモノが焼きそばパンだというが、原始時代にそんなものがあったという文献は今のところ確認されていないので、この説はないだろう。

私としては、やはり「焼きそばパン」と「不良」に何らかの因果関係があるのでは、と考えている。焼きそばパンは、焼きそばとパンを組み合わせるという、いわば炭水化物お化けだ。つまり、懸命な人間ならば焼きそばパンという食べ物が、如何に愚かな発想から出来た食べ物であるかというのに気づくだろう。だが、不良はその焼きそばパンと同じくらい愚かな生き物であるため気づくことができない。その不良が「パシる」という、不道徳行為でもって焼きそばパンを求めるという構図は、まさに愚か者象徴といっていい。

まり、不良が焼きそばパンをパシらせるのは、愚か者ステレオタイプというわけだ。なので、パシらせるならば焼きそばパンではなく、焼きそばとパンにするべきだろう。

Q.大阪の人はお好み焼きとご飯を一緒に食べると聞きましたが本当ですか?

私は大阪まれ大阪育ちだが、そのような経験はないため答えはNOだ。だが宇宙人の仮説レベルでは存在しており、私がブックオフ立ち読みした内容をうろ覚えでよければ書こう。

その本によると、お好み焼き小麦粉の塊のような印象を受けるが、実際には99%が具によって構成されている。そこに更にソースをかけるため、浄化目的でご飯が欲しくなるというわけだ。

私としては、ただ単に農耕民族の血が騒いでいるだけなのではと考えているが、なんにしろ大阪の人は不良のような愚か者ではないということになる。

Q.こち亀関西の人はサンミーというパンをこよなく愛すると書いてあったのですが本当ですか?

こち亀ではちょくちょく大阪の話が出てくるが、あそこに書かれていることは全て本当だ。少なくとも、映画ゲームに出てくる黒人キャラくらいには実在すると考えてもらっていい。

それもそのはずで、あれらの情報テレビや少数精鋭の大阪の知人などといった、信頼できるメディアのみから抽出し、直に取材にいったりなどといった非効率かつ安定感のない方法をとっていないためだ。

から、君が賢い人間ならば、ぜひとも大阪に立ち寄った際は通行人に「バーン!」と銃を撃つフリをしてみるといい。当然、それをやるかは君の自由だ。

2015-04-01

社畜共には信じられないようなニート存在する

世間が考えるニート像は

しょせんこんな感じに考えているだろう

外に出ないから社畜共には接点がないと思っている奴が多いだろう

ではここで俺の1日を書き連ねよう


このようなニート存在する

もちろん働く気はない

2015-03-23

http://anond.hatelabo.jp/20150322140419

私は女なんだけど、この増田トラバとか見てると、本当難しいなあと思う。

確かに、性犯罪なんか全く思いもよらない大多数の男性にとっては、見知らぬ女性にいきなり警戒心丸出しにされるのは不愉快だし傷つくだろうな。

それって感覚的に言えば、海外に行ったら外国人だというだけで「何か盗むんじゃないか?」と警戒されるようなものだ。

絶対数がどうとかデータの話は置いといて、あくま自分がされた場合感覚の話。それは傷つく。気の毒だ。

 

しかし、己の人生を振り返ってみると、数十を下らない性犯罪痴漢)の経験加害者は全て男性だった。男性だという以外の共通点も見当たらなかった。

このくらいの数の経験があれば、どんなに正論を言われても、男性と二人きりは反射的にもう無理、となる人もいるだろう。

私はその辺鈍い方なのと、二人きりの状況で被害に遭ったことが逆にあんまりないせいか、エレベーターについては気にならない。

いや、満員電車本屋立ち読み痴漢によく遭った場所)も平気だから、やっぱり鈍いだけかな。レイプ直前とかまで行ったことは無いしな。

 

一方で、罪のない大多数の男性に対する遠慮から被害を言えないまたは自ら矮小化させてしまう人もいる。

これって痴漢ぽいなあ… でも、もし違ったら申し訳ないなあ… そう思ってスルーしたことは自分自身多い。

暗い夜道で後ろから足音が一つだけついてきても、いきなり走り出したら相手が傷つくかもと思って、普通にしている。

この状況でいつか重大な性犯罪被害に遭ったら、その時は「自衛が足りない」って言われるかもな。そしてそれはその通りかもしれない。

 

実際問題として、たびたび傷ついている善良な男性としては、女性のどういう自衛ならあんまり傷つかないでしょう? それを聞いてみたい。

 

あと話は逸れるけど、セクハラ発言なんかは女性にも結構受けていると感じる。女性の先輩に、飲み会でお酌するよう指導されたりね。

触る系セクハラはやっぱり男性だな…と思ったけど、女性でもボディタッチ多めの人は居る。私がそれをセクハラ認識してないだけだ、と今気づいた。

これを推し進めると、女性の事も男性同様に警戒する…というのが解なのか? うーむ。

あ、でもハッキリ分かる痴漢はやっぱり全部男性だったよ。股に手入れて指グニグニしてくるのが女性だったことは無い。

2015-03-22

個人的過去の傷

・県立高校不合格、いまだにドラマなどで合格発表掲示板を見ると気分が悪くなる

・仕方なく入った私立高校空気が肌に合わず体調を崩す、いまだに体調は完治していない

中学生ときバス痴漢にあった、何も言えなかった

中学生とき塾の先生にいくら払ったらsex出来るか?という質問を受けた、拒否した

小学生ときジャンプ立ち読みしてたら隣に立ってた男に股間を触られた、そのまま読んでていいよとか言われた、逃げた

社会人になってからお世話になった人(既婚)と飲みにいったら胸触られた、苦笑いしてそのあと着信拒否

小学生とき席替えで隣の席に決まった男子が、えー俺◯◯さんの方がいい、と言った、聞こえないふりをした

中学生とき男子ちょっとした口論になったとき、犯すぞ!と大声で怒鳴られた、何も言えなかった

小学生とき体育で一生懸命走っていたら男子に、肉がやべー、と笑われた、聞こえないふりをした

小学生ときスーパー母親と買い物してたら母の知人に遭遇、(私)ちゃん大きくなったわねという言葉に、

 母が「この子は横にばっかり大きくなって」と言った、何も言えなかった

小学生ときスーパー母親と買い物してたら今度同じ小学校入学してくる予定の子に遭遇、その子母親学校楽しい?と聞かれて、

 楽しくないし行きたくないと答えた。あとから母親に「なんでそんなこというの!楽しいって言わなきゃ駄目でしょ!」と怒られた


まだいっぱいあるけど辛くなってきた

2015-03-20

http://anond.hatelabo.jp/20150320072037

コンビニで売ってた雑誌にボロクソ書かれてたか立ち読みしてきたらいいよ

雑誌名思い出した。実話BUNKAタブー ってやつ。

https://twitter.com/BUNKA_taboo/

キャッチフレーズは「日本バカにする天才雑誌」。人が正しい素晴らしい美しいのが自明だと思ってるモノに対してケチつけます。』

だってさ。実に増田きじゃないかw

2015-03-16

ラノベの(動|導)線

レーベルアクセス数ラノベの杜のそれより多いのだろうか。ぼーっとラノベの杜の発売予定を見る。タイトルを見て気になるのをクリックする。その次にレーベルサイトで詳しく見る。ラノベの杜経由でアクセスする場合が多い。自分がこれなのだけれど、他の人はどうやってるんだろう。それともインターネットで見たり触れたりはしないのだろうか。デザイナとイラストレータラノベの杜のサムネサイズ訴求力があるカバーにしたほうがいい(俺カメラ)。

あと読書メーターラノベの杜がひっついてくれると非常に楽だ。ツールチップナイスの多いレビューが出てくれるとなおよい。次に作者、イラストレータ個人サイトやらSNSアカウントアクセスできればもっといい。「ジャスコ」以来、売れるかどうかは情報流通量で決まると言っていい状況だ。「なろう」発が売れる、選ばれるのは情報量がケタ違いに多いからだ。200ページ立ち読み可能、なんてのはダメなんだよ。一気に200ページを公開しても好きな奴しか読まない。それより作家の納品を10枚単位にして、公開していくべきだ。あとから「加筆訂正」すればいい。なんなら「完全版」でもいい。継続的に5分で読み終わる量を公開し続けることが重要なんだ。公開の価値は低い。公開「し続ける」ことに価値がある。

とにかく流通している情報量を期間を最大限にしなければ、俺が選ばない。

俺ガイル、楽しみです(暗喩)。

2015-03-10

痴漢はケツ周りだけでもなければ、電車内だけでもないというお話

電車の揺れで「自然に」女性の体に触れるのを狙うーー「新型痴漢」は犯罪でないのか?|弁護士ドットコムニュース

http://www.bengo4.com/topics/2769/


この記事を見てふと思い出したので書く。


10年以上前大学生の頃にこういう微妙痴漢被害経験がある。

揺れに合わせて胸を肘でつつかれた。

通勤通学ラッシュ時でもなく、電車はかなり空いてた。

相手は男子高校生(制服着てたので多分・背丈からして中学生ではなさそうだった)だった。


通報はできなかった。

いざそういう目に遭うと、思った以上に思考も体も固まって動かないもんですね。


今思い出してもムカつく!!




あと、ブックオフ小学生痴漢されたこともある。

上の件と似た感じで、立ち読みしてたら、隣から肘で胸をつつかれた。

子供相手とはいえ、非常に怒りを覚えた。


この件も通報はできなかった。

今思うと、通報したところで小学生相手だとむしろ面倒だったかもしれん。

その頃にはモンスターペアレントという言葉はなかったと思うが、モンペの可能性は高かっただろうし。


二人の少年が、成長後再犯していないことを祈る。


因みに痴漢された経験は今までこの2件だけで、

一般的想像されるケツを揉まれる系の痴漢にあったことはない。(遭いたくもないが)


痴漢といえばケツだと思ってたので、それは意外だった。

当時G~Hカップだったかたまたまそうなっただけなのだろうか?

こういう胸系痴漢された人、他にも結構いるんだろうか?

セックス依存症ドヤ顔なのに童貞処女は恥ずかしい社会って?

http://am-our.com/sex/231/11150/

上のURLには恋愛強者女性による座談会の内容が書かれていて

セックスすることに意味なんてない、女性カラオケ感覚セックスするんだ、と書かれている。

なるほど、それもまた一つの価値観だろう。

だが、この座談会の中心人物は、恋愛マニュアルセックス指南本などを執筆している作家であり、

世の童貞たちに素人女性との(快楽目的とした)セックスを推奨している人物でもある。

立ち読みですが、同作家執筆した作品内容を確認した結果、そのような作家だと感じました)

仮にこの女性作家本音で「セックスすることに意味はない」と考えているとすれば、

なぜ童貞たちに恋愛セックス指南をするのだろうか。

なぜ女性経験のない男性たちを無意味行為に駆り立てるのだろうか。

無論、それは単なるセールストークに過ぎない、というならば確かにそうだろう。

だが、彼女恋愛強者男性に対して「セックス意味がない」とうそぶく一方で

女性経験のない男性には、さもセックス意味があるかのような幻想を振りまいている。

しかし、セックスすることに意味がないと考える人がいるのならば、

セックスしないことにも特に意味がないと考える人がいるもいるはずだろう。

実際、童貞の多くは、気付いたら女性経験が全くないまま大人になってしまった、という例がほとんどだ。

ひどく童貞をこじらせていない限りは、セックスしないことに大きな意味付けなどしていないはずだ。

(もし誰もが意味付けをしているとすれば、童貞卒業のための恋愛指南書が売れるわけがない)

実を言うと、私は「セックスをすることに意味はない」という考え方にはおおむね賛成だ。

一方で、セックスしないことにも意味はないという意見をも主張したい。

男性であれ女性であれ、何となくセックスをしたくないと思うならば、別にしなくても良いし、

周囲が躍起になって性風俗に連れて行ったり、女性であれば彼氏をあてがったりする必要は全くないと思う。

性の自己決定権という概念がこれほど人口膾炙し、非常にカジュアルセックスを行う男女が一般化しているにも関わらず、

かえってセックスをしないという選択肢が過剰なほど貶められている非対称性に奇妙さを覚えている。

これは性のタブーが強い時代に「セックスをすること」の意味が過剰に貶められていたことと似ている。

確かに私たちにはセックスをしたい本能的な欲求はあるはずだ。

しかし、その欲求は個人差が大きく、何か大きな犠牲を払ってまで充足したいと思う人ばかりではないだろう。

特に食欲や睡眠欲、排泄欲などとは異なり、充足しないことで健康被害はもたらさないため)

そう考えると、そうした選択をする人々を貶めるような風潮、

例えば、幻冬舎新書ルポ 中年童貞』における当該男性たちの描かれ方に強い疑問を感じる。

積極的であれ、消極的であれ、性愛に関わること避けるというのも一つの自由意思の選択であって

性抑圧の強い時代ならば人格異常の一種とまで扱われてきたセックス依存症の人々が

しろ社会的成功者として扱われる自由が認められるなら、

そのような選択を避ける人たちの生き方も認められても良いのではないかと考えている。

ぜひ皆さんの意見を賜りたい。


******

ちなみに、私は30代後半に結婚するまで完全に女性経験がありませんでした。これは意識的な選択の結果です。

パートナーとは親の勧めによる見合い出会い長男をもうけてからは(話し合った結果)セックスをしていません。

2015-03-08

[] 『ソーシャルリンク』 その7

  結局、不自然な言動をしたのは独身寮に住んでいた田中一人だった。翌日から俺は彼の寮の前に張り込みを始めた。朝、日の出前に起きてチャリで一時間かけて彼の最寄り駅まで。チャリをそこに停めると家の前まで歩く。そこで彼が起き出して出社するのを待つ。彼が家を出ると、その後をつけて一緒に職場まで。あとは退社を近くの喫茶店で一日待つ。彼が退社すると一緒に帰宅して、それからは彼が眠るまで夜中まで張り込み。終電もない時間になるからチャリ事務所まで帰ってくる。この生活を一週間続けた。睡眠時間は平均4時間ほどになった。正直堪える。

  何の成果も上がらず迎えた週末。俺はやはり朝から張り込みを続けていた。午前中は特に動きも無かったが、昼過ぎにどこかに出かけた。慌てて後をつける。最寄り駅から電車に乗り五駅先で降りた。駅から歩くこと十分。彼はうらぶれた雑居ビルに入っていった。

  エレベーター前の案内を見ると二階に『光の華』という宗教法人事務所を構えているらしい。田中は四時間ほどそこで過ごし、自分の家に帰った。それからは外出することなく就寝した。

  * * *

  田中の就寝を見届けてから事務所に帰ってきた俺は、早速ネットで『光の華』という宗教団体について調べてみた。最近規模を急激に拡大している新興宗教だという。その信者は多岐に渡り一般人のみならず芸能界司法警察機構政界にも少なから信者がいるそうだ。

  教祖中野興右衛門という人物で、45歳。バブル崩壊後、経済的に荒廃した日本を離れ、インドで十年間ブッダもかくやといった荒行を積み超自然的な能力を身につけたらしい。どんな人物なのか写真でもないものかと検索してみたが、一つも見つからなかった。なんでも、神秘性を保つために写真の類は一切撮っていないらしい。この情報化時代写真の一枚もないなんて、神秘性を通り越して不気味だ。まあ、逆にSNS今日の昼に何を食べたとか、誰と会ったとか、日常を垂れ流している宗教教祖なんていたら、それはそれで嫌だけれど。

  今度はこの宗教関係があると言われている人物を検索してみる。真偽は不明だが、ネット上のゴシップが大量に出てくる。あまり芸能界に詳しくない俺でも知った名前がちらほら見える。高橋圭一名前も見つかった。これで田中との繋がりが何なのか分かった。きっとこの宗教を通して関係があったのだろう。

  関連サイトを見るともなしにブラウジングしていると、一人のアイドルが目に留まる。西織あいか。19歳。明るい髪と、意思の強そうなぱっちりした猫のような瞳が印象的だ。売り出し中の駆け出しアイドルらしく、テレビで見たことはないが、かわいらしい。正直タイプだ。所属堀川プロダクション

  高橋圭一所属堀川プロダクションだった。同じ事務所で同じ宗教団体に属している芸能人二人。怪しい。

「確かめてみるか」

  * * *

  堀川プロダクションは中堅どころの芸能事務所だ。俺は事務所の入ったビルの向かいにある古本屋から、人の出入りを監視していた。まるで芸能人の追っかけになった気分だ。たまたま窓際の棚に陳列されていた、興味もない競馬マンガ立ち読みしながら待つこと三時間サングラスで顔を隠しているが、西織あいかと思しき人物が事務所から外に出てきた。

  急いで古本屋を出る。彼女は通りの角を曲がるところだった。見失わないよう小走りで後を追う。しばらく後をつけ、人通りが途絶えたのを確認して声をかけた。

「西織あいかだな」

  彼女は振り返って俺を一瞥すると、

「ファンの方? こういうの困るんですけど」

  と、不機嫌も露に言った。これで本当にアイドルが務まるのだろうかと、他人ごとながら心配になってくる。

別にファンじゃないが、ちょっと話が聞きたくてな」

  俺の話を聞いているのか聞いていないのか、はぁ~、と大きなため息をついたかと思うと、バックから携帯を取り出した。

もしもしマネージャーさん? ちょっと今すぐ来て欲しいんですけど……」

  彼女は有無をいわさず事務所に連絡を取り始めた。問題になるのは困る。焦った俺はとっさに、彼女の手から携帯を叩き落とした。

「ちょ……もがっ!」

  背中から手を回して羽交い締めにし、騒がれないよう口元を押さえる。

「騒ぐな! ちょっと話を聞くだけだから……」

  俺は囁くように言った。携帯からマネージャーと思しき男が、どうした!とか叫ぶ声が聞こえている。大事になるとまずい。

  彼女はしばらくもがもが暴れていたが、観念したのかやがて大人しくなった。

「よし。そのまま大人しくしてろよ」

  口元から手をどけても、騒ぎ出す様子はない。安心して羽交い締めにしていた力を抜いたら、彼女の体はずるりと腕の中から滑り落ちていった。

「え……」

  見れば彼女はぴくりともせずに地面の上に横たわっている。まさかまさか

「し、死んでる……」

  * * *

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2015-02-26

ラノベの「よく出来た」ボーイミーツガールテンプレート私論(中編)

さらにこの遭遇の多段階化は、それが単なる素朴な設定の開示であっても十分な効果をもたらしうる。『小説秘密をめぐる十二章』において河野は谷崎の「少年」を例にあげ、少年が穏健な家庭の子であることがほのめかされることによってこそ、のちの異常性愛への没入のインパクトが強化されるのだ、と指摘しているが、ラノベはこれをより極端かつわかりやすく行っていると言ってもいいだろう。

例えば『マリみて』における第一の遭遇が「印象的な絵面」であるとは述べた通りだが、そこで一度教室の場面を挟んで理想の素敵な女性像として有名なヒロインの評判が語られ、お礼を言いに行ったところで第二の遭遇が生じる。そこで描き出されるヒロインは、自分の嫌なことから逃げ出すためになりふり構わず主人公を利用し、スールになるよう強要するというものであり、主人公(ならびに読者)のヒロインに対する見方は大きく変わることになる。設定だけを見ればこれは新規性のあるヒロイン設定とは言い難い。が、筆者はこの遭遇から十分な意外性を受けており、それは河野が指摘した例と同じ効果によるものと考えている。

同じく例えば『イリヤの空、UFOの夏(以下イリヤ)』の深夜の学校プールにおける第一の遭遇は単純なものであるが、ヒロインの手首に埋まったものに気づいたところで物理的異質さが、そして「なめてみる?」「電気の味がするよ?」において精神的異質さが明かされる。なぜそれがインパクトをもたらすかと言えば、それはヒロインの設定の奇抜さではなく、それまでの描写彼女の異質さを感じさせるものではなかった、という一点に尽きると筆者は理解している。

溺れて必死主人公にしがみつきビート板を使って恐る恐る水泳を教わり、やっと少し泳げるようになる、という一連の「普通女の子であることの描写こそがこの急転直下を強力無比なものにしているのであり、だからこそ「なめてみる?」の異様さが際立つのである。もしここで気まずそうに手首を隠してヒロインうつむき押し黙るといった、つまり普通女の子」がしそうな行動がなされていたとすると、全くつまらない遭遇と化すことはすぐにわかることと思う。

多段階化していつつも見方が変わらない遭遇だとどうなるかの例としては『IS』が挙げられる。教室でのヒロインとの再会という第一の遭遇ののち、寮が相部屋であることが発覚するという二度目の遭遇が発生するが、出会前後主人公ならびに読者によるヒロインへの見方に全く変化がない。『マリみて』や『イリヤ』と比較して意外性が無く、筆者にとってはひどく印象の薄い遭遇である

最後見方は変わるものの一拍置いていない(つまり段階化されていない)例について触れておきたい。冒頭で触れた『俺ガイル』は最初の遭遇から間髪入れずにその「意外性のある性格」が開示されるものであり、多段階化されていない。なるほど『俺ガイル』におけるヒロイン毒舌はそれだけで魅力のあるものであり、それは単独で読者の興味を引くことができるものだとは言えるだろう(筆者も決して嫌いではない)。しかしそれは「レイアウトの仕方」ではなく「描写の仕方」による効果であり、ヒロイン毒舌がそれ単独で魅力を得られるほどのものではなかった場合、実に陳腐でつまらないものだと筆者は考える(逆に言えば描写力が優れていればなんとかなる、ということの証左でもあるだろうが)。

余談

念のため補足しておくと、陳腐な遭遇しか用意できない作品は全て駄作である、と述べたいわけではない。例えば『狼と香辛料』は荷台にもぐりこんだ裸の美少女が狼の化身だと明かすという意外性に乏しい遭遇であるが、ではこの作品が駄作かといえば筆者はそれほど悪くない作品だと思っている。ただし、その遭遇にインパクトを受け、興味を抱くことは無かったことも確かである。ここで張った伏線クライマックスで回収しているため最後まで読んでみればなるほどと思えるが、もし立ち読みで眺めたのであればその場で本を置いていたと思う。

関係構築のための行為類型の整理

ボーイミーツガール」の関係構築では、主人公ヒロイン恋愛感情が醸成されることは必須ではない(例えば『トリニティ・ブラッド』では恋愛感情は仄めかしすら無い)。一方で両者間の信頼関係の構築は必須と言っていいと筆者は考える。また信頼と似た効果を持つものとして敬意も有効機能する。

さて、関係構築とは主人公ヒロインの一方が他方に何かをすることによって培われるものと言っていいだろう。その内容は小説それぞれによって様々であるが、一段階抽象化してみると次のような行為類型化が可能であると思われる。下記で全ての行為類型化されているわけではないが、いくつかまとめた上で、それらをどう組み合わせることが効果的な演出になりうるのかを述べたい。

秘密の共有

遭遇の類型として「秘密漏洩」を上げたが、あれが当人の意に沿わざるものであるのに対し、「秘密の共有」は意図的に自らの秘密を相手に共有するものを指す。

秘密の共有」は信頼の表明がなされたという暗黙の読者の認識が得られる点で効果的であり、そして「秘密」は多くの場合プライバシー同義である。軽度な秘密から徐々に重大な秘密吐露へと段階を踏まえて内容は変化する。軽度な秘密の典型例は電話番号を教える、住所を教える、そこから一歩進んで自室に入れる、といったものが挙げられるが、最も多用される「秘密」は「過去」であり、昔の笑い話といった軽いものから過去トラウマまで「過去」は幅広く使える便利な「秘密」であり、重さを任意コントロールできるという点で優れている。

こうした秘密の共有は信頼の表明であると述べた通り、一定の信頼があった上でなされることで読者に違和感なく受け入れられるものと考える。十分な信頼がなされたと読者に理解がされていない状態でいきなり重い過去吐露を始めるヒロインなどは、自己陶酔中のメンヘラ設定を明らかにしたいのでもない限り慎むべきだろう。

観察による発見

涼宮ハルヒの憂鬱』における曜日髪型の関連の指摘や、『俺ガイル』における主人公ヒロイン友達がいないだろうという指摘など、観察によりヒロインのなにかに主人公が「気づく」ことを指している(ヒロイン主人公のなにかに気づくことも含む)。これはヒロイン主人公評価を改め敬意を抱くきっかけとして、また主人公ヒロインに対する評価を改め、敬意を抱くきっかけとしても効果的に機能する。

余談ながら観察力のある主人公であることを印象づけることは、特にバトルものにおいても有効機能するように思われる。例えば『禁書』や『バカとテストと召喚獣』、『エスケヱプ・スピヰド』はいずれも勝利をつかむきっかけとして敵に対する観察と気付きを用意しており、そこから作戦を練っている。最終的に単なる力比べになり、最強能力である主人公必然的に勝利するという陳腐さは、しかしそうした観察と気付き、そこから作戦演出が事前になされていることで読者に対する一定の納得感を与えるように思われる。もちろんそうしたものがなくとも最強主人公が敵を圧倒する物語に興奮できる読者がいることは事実だが、それにウンザリする読者も相当数いることも事実である。より幅広い読者を意識するのであれば、そうした演出一つを入れておく価値は十分にあると考える。

共通点の発覚

秘密漏洩、共有や観察による発見など、なんらかの情報が得られる行為類型の結果として、共通点、すなわち似た者同士であることが発覚することは相手に対する親近感を惹起する。これは読者にとっての共通点でも同様であり、感情移入共感を誘う要素と言っていいだろう。

親切

素朴な行為であるがゆえに、信頼と好意を「少しだけ」喚起する点で高い効果を持つ。例えば大きな好意が得られる「救助」は大仰なものであり、特に好意や信頼を寄せてもいない赤の他人に対してそうした行為をする人物は、十分な理由けが無い限り胡散臭いヤツという認識を与えるだけだろう。

これに対して「親切」はそれが当人にとって大した手間でない場合に実行されるものであり、人間関係破綻していない限りは合理的な行動として読者に受け入れられ、その結果ほんの少し信頼と好意が得られることが自然に読者に認識されることになる。『シャナ』において主人公ヒロインコーヒーを持って行ったこと、『とらドラ!』において主人公が朝食をヒロインにも分けてやったことなどはこの好例と言えるだろう。

呼称の変化

相手を名字で呼ぶのか、名前で呼ぶのか、といった呼称の変化は古典的ながら現在も極めて強力にその認識の変化を読者に理解させる。『僕は友達が少ない(以下はがない)』におけるあだ名であったり、また『デート・ア・ライブ』のようなヒロイン名前を付ける、という行為も同じ効果を持つと言えるだろう。

なお、呼称の変化は一度しか使えないものではない。ある呼称を用いたのち、それを使わなくなる、という演出はその呼称を用いるようになること以上にその変化を強調する。遭遇時においてではあるが、こうした「呼ばなくなる」ことを用いた好例としては『星界の紋章』があげられよう。

依頼に対する承諾

一方から他方へなんらかの依頼(命令を含む)がされ、受け入れられることを指す。このとき、その依頼は明示的なものであるとは限らない。「ボーイミーツガール」における両者間のほとんどはこれに該当するが、物語を先に進める意味合いが強く、関係構築に向けて目立った効果をもたらすものではない。

一方でこの行為類型が「期待に応える」を伴って実行された場合はまた異なった効果をもたらす。最初からヒロイン主人公に対して好意を表明していたり、信頼を寄せていることが暗黙に前提となっているような「ボーイミーツガール」は珍しいものではなく(『イリヤ』『ベン・トー サバの味噌煮290円(以下ベン・トー)』など)、また物語の途中でヒロインが全幅の信頼を主人公に対して寄せるようになるものも多い(『SAO』『ココロコネクト ヒトランダム(以下ココロコネクト)』など)。

こうした例においてヒロインから主人公へ強い信頼に基いて依頼がなされている場合、依頼の達成に失敗することが強力な効果を持つ。ヒロインから主人公へ依頼した仕事の達成に主人公が失敗し、しかヒロインがもう一度仕事を依頼することは主人公に対する深い信頼の表明として機能する上、主人公が次こそヒロインの信頼に応えようと努力する様は概ね読者の共感と応援を得られると考えられる。

例えば『ソードアート・オンライン(以下SAO)』ではヒロイン主人公仕事を依頼し、主人公成功し続け、それをもってヒロイン主人公に惚れこむという構造を取る。一方で『とらドラ!』においてはヒロイン主人公に対して依頼した仕事は失敗し続けるが、ヒロイン主人公失望することは一度としてなく、最後ヒロインから主人公に同じ仕事を改めて依頼するという構造を取る(定義を読んでいれば誤解は無いと思うが、本稿ではいずれも1巻の内容のみを対象としており、シリーズを通してどうかは検討範囲である)。両者を比較してみると、筆者は『とらドラ!』の方がよく出来ているという認識を持つ。

依頼に対する拒否

AURA 〜魔竜院光牙最後の闘い〜(以下AURA)』で繰り返されるような単なる拒否効果を持たないが、相手に対する尊重を以て拒否することは(一時的にはともかく)相手の不快を買うものではなく、むしろ信頼と敬意を勝ち得る効果を持つ。『マリみて』において主人公ヒロインからスールの依頼を拒否したことは典型例と言ってよく、『のうりん』におけるデビークの手助けを(これまで助力を惜しまなかった)主人公がしない、ということもこの一形態と言っていいだろう。

この時、主人公にとってはその依頼を受けた方がメリットがあることが望ましく、そうした自分利益を捨て、相手に嫌われる覚悟の上で拒否することはヒロインのみならず読者からの信頼も勝ち得る効果があると思われる。

好意の表明

単純な愛の告白のような直接的な好意の表明に限らず、嬉しそうに何かをする、微笑むといった行動によっても十分に好意の表明として読者に認識される。物語最後の場面においてヒロインないし主人公がこの行為類型を取ることが多く、ハッピーエンドとしての印象を読者に意識づけることで効果的と言えるだろう(『イリヤ』や『ALL YOU NEED IS KILL』がハッピーエンドか否かは意見の分かれるところであろうが)。

相手に伝わる形で行われるそれと、相手に伝わらない形で行われるものがあり、特に本人のいないところで信頼や好意を表明することは読者の理解共感が得られやすいように思われる。好意の表明は繰り返し使うとむしろ好意薄っぺらさを強調することになりかねないが、『ココロコネクト』のように相手に伝わらないところでそれがなされる段階を踏まえてから、相手に伝わる形でこれを行うことは効果を増すと思われる。

救助と自己犠牲

窮地に陥ったヒロイン主人公が助け出す、という行為類型は『禁書』『AURA』など非常に古典的ながら多くで用いられるものである。救助された側から救助した側に対する好意を含む感謝が読者に理解されやすい点で効果的だが、あまりにもわかりやすく、またありがちなものであるがゆえに陳腐な展開という印象を読者に与える危険性がある。

例えば『僕は友達が少ない(以下はがない)』におけるプールで絡まれヒロイン2を主人公が助け、それによってヒロイン2が主人公好意を抱く、という展開は筆者にとってひどく陳腐ものであった。

他方で『俺の彼女幼なじみ修羅場過ぎる』におけるチンピラ侮辱されたヒロイン2を主人公が助ける展開や、『さくら荘のペットな彼女』におけるラブホに連れ込まれかけるヒロイン主人公が助ける展開はそれほど嫌いではない。

その違いはなにかといえば、おそらく単純にその救助行為主人公にとってリスクの低いものか高いものか、という点と、救助の際に主人公が負傷している、すなわち自己犠牲を伴う点にあるように思われる。救助は主人公にとってリスクのあるもので、かつ、怪我を追ってまで勝ち得たものであるとき、救助された女性から主人公に対して寄せられた好意の大きさは「それだけの価値のあるもの」として裏付けられると考えられる。

その意味で、無傷でほとんどリスク無く救助したことで得られた好意ほとんど無いに等しいはずであり、にも関わらずヒロインが大きな好意を寄せる状態となり、そこにちぐはぐさと薄っぺらさを感じるように筆者には思われる。

禁書』では記憶喪失し、『AURA』では中二病世間露出し、『俺妹』では自分変態だと言って父親へ立ち向かい、『タイムリープ』では自分過去未来)が変わろうが知ったことかと手紙を書く。自己犠牲主人公がこれまで大事にしてきた何かを失ってでもヒロインを守ろうとする意思の明示としても機能し、ゆえにその対価として大きな好意と信頼が得られることに読者は納得がいくものであろう。

後編へ続く

2015-02-25

[] 『ソーシャルリンク』 その3

  占い業はすぐ廃業した。あの占い屋に行くと必ず別れるという噂が立って、客足がぱったり途絶えてしまたからだ。また借金けが増えた。

「はぁ~。もう死のうかな」

  隣で雑誌立ち読みしていたオッサンがギョっとして俺を見た。ふらっと立ち寄ったコンビニマンガ立ち読みして、ついつい長居してしまった。ジュースでも買って出よう。適当清涼飲料水ペットボトルを手にとってレジへ向かう。

「150円になります

  バイトだろう。若い女の店員だ。かわいい。支払いを済ませ商品とお釣りを受け取って店を出ようとした時、レジの向こうから店長らしき中年男性彼女に声をかけた。

「よくやってるな」

  ぽんと肩に手を置き、店長彼女を労った。二人は、なにやら濃い紫色の、ねばねばと糸を引くような『繋がり』でつながっている。これは、もしや……。俺は一つの思いつきと共に店を出た。

  * * *

  数日後、深夜。俺は件のコンビニの前で人を待っていた。目的の人物が店から出てくると、すかさず声をかけた。

すみませんちょっとお話よろしいでしょうか?」

「はあ」

  声をかけたのはこの店の店長。彼はうろんげな目で俺を見返していた。それはそうだろう。俺は夜だというのにサングラスで顔を隠しているのだ。怪しまない方がおかしい。一気に本題に入る。

もしかしてあなた不倫をなさっていませんか?」

「なっ、なんのことだ?」

  驚き目を見開く中年

「立ち話もなんですから、詳しくは、あそこのファミレスででも話しましょう」

  彼は黙って俺についていきた。ファミレスでは適当料理飲み物を注文した。

「してますよね? 不倫

「何をバカなことを」

証拠ならあるんですよ」

  俺はポケットから印刷しておいた写真を取り出し、テーブルの上に放った。彼とあの若い女性店員がラブホテルに入っていく写真だ。

「……何が望みだ?」

  男はすっかり観念したらしい。

「300万だ」

「さっ、300万!?

  席から立ち上がって叫ぶ男。

「ちょ、落ち着いて。騒ぎになったらお互い困るでしょう」

  すとん、と彼は元通り腰を下ろした。

「300万……」

  放心したようにつぶやいている所に追い打ちをかける。

「お前、小学校に上がったばかりの娘がいるだろ。不倫離婚なんて事になったら娘に会えなくなるぞ」

「そっ、それだけは……」

  顔色が変わった。さらに畳み掛ける。

「娘にも会えず、慰謝料養育費を払うためだけに働く日々を想像してみろよ。元嫁が再婚して新しい生活を始める横で、お前は稼ぎの大半を持って行かれて、趣味も贅沢も何もできず、一人で死ぬまで過ごすんだ」

「くっ、くぅ~!」

  彼は自分の寂しい老後の姿を想像したのか、頭を抱えて唸っている。

「それに比べれば、今300万払うくらい、どうってことないだろう? な?」

「うっ……くっ……くくく……」

  気づけばいい年した中年おっさんが、嗚咽を漏らして泣いていた。かわいそうだが、身から出た錆ってやつだな。

「じゃあ明日、ここで同じ時間に待っているぞ」

  料理はまだ来ていないが、支払いを済ませて俺は店を出た。

  翌日、彼は本当に300万を持って来た。分厚い茶封筒に、銀行から下ろしたての札束を三つ入れて。俺に金を手渡す瞬間の、泣き笑いのような形相と言ったら、なかなか見れない類のものだった。これに懲りて、これからはまっとうな人生を歩んで行って欲しい。

  さて、それはともかく。300万。300万だ。事務所に帰ってから一枚一枚数えてみたが、本当に一万円札が300枚あった。こんなにまとまった金を稼いだのは、生まれて始めてのことだ。今までろくろく、稼げやしなかったのに。これこそ、ボロ儲けってやつじゃないか。またやるか。発覚しないだけで、不倫なんてそこら中にあふれている。俺はそれを簡単に見つけられる。まるで、金の成る木だ。

  しかし、そう何度もゆすりたかりが上手くいくとも思えない。いつか通報されて警察のお世話になるだろう。もっと合法的なやり方はないものか……。

  そうだ、ひらめいた。あるじゃないか、うってつけの職業が。

  * * *

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2015-02-23

私の趣味小説を書くこと

ではありません。

小説タイトルを考えることです。

タイトルだけではなく中身を書いてみようと思い立って挑戦したこともありましたが、全然書けない上にちっともおもしろくないので、やめました。

私にとってタイトルだけを考えるのは、とても楽しい作業です。

ただ完成品はどれも安っぽくて我ながらダサイ!

自分の知性・教養のなさを実感しますが、仕方がありません。

エロ暴力もちょいちょいあって、表紙には昭和テイスト無駄セクシー女性イラストが添えられており、文庫しか出ない小説タイトルです。

たとえば、

 『天皇ヤクザ

 『偽装された薄氷

 『パーフェクト・クレイマー』

 『ボム・アディクト』

 『腐敗する正夢』

 『乞食の肩に降る雪』

こんな感じです。

もっと美しく機知に富んだタイトルを考えられるように、精進しようと思います

個人的には『天皇ヤクザ』が気に入っています

この本が平積みされていたら、買うかどうかは別にして手にとって立ち読みはしそうです。

誰か中身を書いてくれないかな……と思いながら今日タイトルを考えます

2015-01-28

東京喰種おもしろ

東京喰種、一気に読んでしまった。ひさびさに面白い漫画出会った。謎が多くてわくわくする。絵の色気と不安定さも好き。

読んでいて何度もうしおととらに似ていると思った。作者はファンなのかな。

人食いにけっこうタブー感を持っているので今まで買わなかったんだけど(進撃の巨人亜人も気になるが立ち読み…)デジタルだと気にならなないことに気付いたw

亜門が死んでショックだったけど、巷の予想では復活するのが当たり前になってて拍子抜け…うれしいけどさ。自分ジャンプ慣れしてないのかもしれん…。さすがにヒデは思惑があって金木に近づいたという予想は深読みしすぎだと思うけど。

気になる謎:神代、隻眼の梟の侵入経路、ピエロ有馬なんでそんなに強いねん、黒ウサギ、金木は記憶をいじられてる?、六月何かやりそう

喰種が誕生した経緯はとくに触れずに終わるのかな。

うしおととら世界の奥行きの深さは大好きなので今後の展開も(勝手にそっち方面に)期待。そういえばうしおととらも第2幕みたいにやってたなあ。

2015-01-26

毎週月曜日に某大学近くのコンビニジャンプ立ち読みしている大学生を見て「いい年こいて未だにジャンプなんか読んでるのかよ、しか立ち読みw」と心の中で馬鹿にしながらヤングマガジン立ち読みする俺(26歳学生)が、そこにいる

2015-01-20

[]1月19日

○朝食:ころうどん(天かす、おかか)

○昼食:ナポリタン

○夕食:マーボードン(MBD)

調子

そうえば最近漫画を読んでなかったなあ、と思いAmazonKindleストアを物色。

それと近所の本屋に行き、漫画を買ってきた。

無職期間も終わるので、好きなことを好きなだけやっておきたい。

というわけで、今日漫画祭りを開催した。

なので、今日ゲーム日記なんだけど、漫画の話をつらつら書くよ。

百合姫 2015年3月

どれも面白かったが、「私が会社を爆破しようとした時の話」

という短編ベスト

百合漫画は頭で読むんじゃなくて、子宮(ついてないけどさ)で読むものなので、あまり語る事ができないなあ。

桜Trick 5巻

これも子宮で読む漫画なのでとくに語る事はなし。

幸腹グラフィティ 4巻

子宮漫画

これを読んだせいで、昨日に続いてカレーを食べたくなってしまった。

○でぃすこみ 1巻

僕の人生ゆうきまさみと共にあった。

といっても過言ではないんだけど、正直、これは。。。

合う!

凄く面白い

流行漫画家漫画ってジャンルをこういう切り口で見せるのかあ、と驚愕

久々の頭空っぽ伏線とか気にせず読めるゆうき漫画ってのも新鮮だなあ。

少年漫画的な?(いやまあ、じゃじゃ馬の頃から十分脱少年漫画してたと思うけどね)

○めしばな刑事たちばな 15巻

16巻出るのにそうえば買ってなかったなあ、と思い購入。

グルメ漫画は頭空っぽにして胃で読めるから楽しいね。

タコスライス食べてみたいなあ。

ーここからKindle

○食の軍師 3巻

胃で読む漫画

カレーが食べたくなった。

ダンジョン

ネットで話題になっていた、空想グルメ漫画

面白いけど、モンスター飯は食べたくないなあ。

ヤマノススメアンソロジーコミック

子宮漫画

らーめん才遊記 1巻〜11

漫画

ネットでよく見るページが読みたくてまとめ買い。

オチがいいね社長のデレもいい。

あとカレーラーメン食べたい。

○オトメ帝国 6巻〜7巻

子宮漫画

んーちょっと失速感があるなあ。

でも、ハイペースに読めるので面白い

数学女子 4巻

百合漫画子宮で読むなら、BL漫画キンタマで読む。

そんな、BLを期待していたシリーズなのだけど、この巻はヘテロお話だった。

イマイチ

○ろんぐらいだぁす 4巻

子宮漫画

自転車漫画は色々読んでるけど、コレが一番好き。

アルパカキャラが好きだなあ。

○喧嘩稼業 1巻〜3巻

ヤンマガ立ち読みしてるけど、まとめて読みたくなったので購入。

まとめて読むと面白いなあ。

陰陽トーナメント文学さんが優勝して欲しいです。

フラグタイム 2巻

子宮漫画

ああ、これは良い。

とても良い。

二巻を読み終わった後、思わず一巻からもう一度読み直してしまうほど良かった。

そこをなんとか 9巻

ふひひ、この漫画BL要素大好き。

そうえば少女漫画はコレだけかな。

深夜食堂 13巻

漫画

んー、今回ちょっとイマイチ乗り切れなかった。

弁護士のくず 第二審 8巻〜11

漫画でも子宮漫画でもキンタマ漫画でもない、普通に漫画として好きなシリーズ

11巻のオーラスの話はいいなあ、とてもいい。

これぐらいのあっさりした漫画最近は好きです。

2015-01-11

痴漢関連の記事を見てうっかりフラッシュバックして涙が止まらなくなったので吐きに来た。

大丈夫なつもりでも駄目なもんだと実感した。経験のある人にはフラッシュバックを引き起こすかもしれないので、以下の内容は読まないように気をつけて。


痴漢経験は何度もあって、最初小学生の時。

初めてディズニーランドに行った日のことだったからとても鮮明に記憶している。

電車に乗っていた。朝で混雑していて、乗り換え駅で家族の後を追って電車を降りようとした時、後ろから尻を鷲掴みにされた。

お出かけだからって真新しいジーパン履いてて、かなりの力で掴まれた尻に当たる布地が硬かったことまで20年以上経った今も覚えている。

頭が真っ白になっている間に何度か揉まれた。振り向いたのはホームに降りてからで、その時には降りてくる多数の客に紛れて犯人が誰だったかなんて分からなかった。

親を追いかけて必死で走って行って、その後はもうひたすら怖くて乗り換えた電車では親の脚にしがみついていた。

折角のディズニーランドなのに、到着前に電車酔いして吐いた話は家族の笑い話になってるけど、気分が悪くなったのは電車酔いのせいだけじゃなかった。

次にディズニーランドに行ったのは約10年後。

友達にいくら誘われても断り続けてたけど、車で連れてってもらったら思ったより平気だった。


道を歩いてて後ろから来た男に抱きつかれたことも、露出されたことも、本屋立ち読みしてて尻を触られたことも、電車の中で何度となく遭遇した痴漢も、その他いろいろも記憶として存在してるけど、鮮明過ぎてキツイのは上に書いた人生初めての痴漢と、二十代になってからのものだ。


大学生の頃、自転車帰宅途中、自宅まであと一分の所で後ろから来た原チャの男(フルフェイスだったので確信はないが、そう思っている)が強引に寄せてきて、私は自転車にまたがったまま道脇の家の壁に押し付けられる形になった。腿を掴まれ、さすられ、股間をまさぐられた。

やめてくださいと声は上げた。聞いてる人はいなかった。

腕を精一杯突いたが離れてくれず、壁と自転車の間に挟まれた片足が痛かった。

しばらく触られたが、もう一度やめてくださいと声をあげて手を押しのけ、肩のあたりを押すとやっと離れた。

走り去る原チャナンバープレートは上からガムテープが貼られていて番号が見えなかった。車体の色や何か文字が書いてあるのを必死に見ようとした。

家に駆け込み、玄関先で泣きじゃくって怖かったと訴えると事態を把握した家族警察を呼んでくれた。

警察は割とすぐに来てくれて、どこでどうされたとかの話をした。家の目と鼻の先での事だったので、声出した?家族呼ぶとかした?と聞かれた。

声は出したが、数件先の自宅に届くような大声ではなかったと言うと、それじゃ駄目だと言われた。

中年男性警官と二人きりでパトカーの中で質問されることが怖くて仕方なかった。

警官は二人いて、一人はパトカーで私と話をして、もう一人は外で写真を撮っていた。二人ともパトカーに居たらもっと怖かったか、それとも逆に安心できたかはわからない。

まず最初に本当にそういう被害にあったのね?という確認からまり、嘘ついてると思われてるのかと愕然としながら、覚えてる限りのことを喋った。

原チャの特徴や相手の服装、ナンバーを隠していたことも言った。

他に目撃者いないのにナンバーわかんないんじゃ捕まえらんないよと即座に言われた。

そのあたりでまた泣き出してしまって、とても迷惑そうな顔をされ、泣きながら謝り続けた。

パトカーを降りてもう一度現場確認しながら警官はまた捕まらないだろうねと言った。

駄目ですかと尋ねると、物を盗まれたわけじゃないのと、ナンバーわかんないんじゃまず無理だからと返された。

無力感絶望感で警察なんか呼ぶんじゃなかった恥かいただけだったと後悔に襲われて、警官が帰った後で母に抱きついてまた泣いた。父はひったくりじゃなくて良かった、犬に噛まれたと思って忘れなさいと言っていた。

あれから何年か経つけど、犯人は捕まってない。


たぶん私は軽い男性不信になったのだと思う。

それから男性と付き合えなくなった。

後ろから近づいてくる気配が異常に怖くて足音が聞こえたりエンジン音がすると何度も振り返ってしまう。あと、昔から仲良くしている男友達以外の男性と二人きりで密閉空間に居るのが耐えられなくなってしまった。

エレベーターで知らない男性と二人きりになると威圧感のようなものを感じて息が止まってしまう。高層階に行くときだと酸欠になる。

不思議なことに男性複数人いる場合はさほど気にならない。電車普通に乗れる。

から警官とのやりとりでダメ押しされた感はある。

確かに書類上の被害は何も無いに等しいんだろうけど、数年経ったいまも涙が出てくる程度には辛い。

このトラウマを面と向かって話すことができ、聞いて理解してくれる男性なんているのかなと思う。

いてほしいし、そういう人と会えればと思うけど、匿名で書くのにもフェイク入れないと怖くて書けないし、べそべそ泣いてるしで、難しいだろうなあ。

2015-01-05

漫画雑誌電子版がではじめたけど

昔よく2chで「コンビニ立ち読みしてるやつなんなの。そのくらい買えよ」みたいな煽りスレがたって「買うとゴミなるのがいやだ」「捨てるのが面倒くさい」みたいな言い訳してる人たちがいた。

で、ジャンプオンライン販売をはじめるってニュースが出たときに「紙と同じ値段かよ」「意味ないだろ」とか文句言ってる人がいた。

立ち読みしてた人は、今でも相変わらず立ち読みしてるような気がする。

2015-01-04

紙の書籍 vs 電子書籍

読みやす

紙の書籍
○ 慣れの問題なのかもしれないが。なんだかんだで読みやすい。アプリのしおり機能よりも、指や、本の帯や、そこらへんにある紙を挟む方が簡単なのは、私がもう年だからか? また、複数の本を机いっぱい並べられるのは紙の書籍だけだ。
電子書籍

△ アプリにより、操作性は若干異なる。検索機能はついているので、索引をぱらぱらめくりたくなる本にはいいかもしれない。目次機能は、ちゃんと本の売り手が頑張って作ってくれていたら便利だが、本の売り手がサボって、ろくな目次がない本も多い。

小説などでは、文字の大きさが変えられる。その場合PDFと違ってページという概念がないため、文字を大きくしたからといって、行を読むためにスクロール必要になることはない。漫画やその他一部の本では、ページ単位となっており、拡大するとスクロール必要になる。

人やデバイスによっては、目が疲れたり、手が疲れたりするかもしれないので、本気で電子書籍を読むつもりなら、専用端末か、持ちやすく見やすタブレットを購入することをお勧めする。

紙の書籍と比べ、そこまで読みづらくないレベルには達していると思うが、決して、紙の書籍より読みやすいとは思わない。・・・・まぁ、暗いところでは電子書籍の方が読みやすいかも。

価格

紙の書籍
△ 再販制度のせいか、基本的に安売りというものはない。ただし、古本に関しては別格だ。
電子書籍
○ 基本的には、紙の書籍に準じた価格だが、紙より若干安いことが多い。また、キャンペーンクーポンなどで通常の半額以下で手に入ることも少なくない。ただし前述の通り、古本の安さは別格で、電子書籍でも大抵、古本価格にはかなわない。

本の貸し借り

紙の書籍
◎ 友人同士、貸し借り可能。いらない本は売り払うことが可能。
電子書籍
× 基本的に貸し借り不可、本を売るなんてもっての外。本をプレゼント、なんてのも、多分できないんじゃないかな。デバイスごと貸すことはできるけど、クレジットカードと紐づけされたアカウントを、人に操作させるの、怖くね?

書籍の入手性

紙の書籍
○ 基本的に、店頭に置いていない本は買うことができない。だが、近年はネット書店の発達により書籍の入手性はかなりよくなった。
電子書籍
× 電子化していない本、紙で販売してしばらくしてから電子化する本も多い。電子書籍の普及で今後発売される本については状況は変わっていくかもしれないが、まだ電子化されていない既刊の本の大半は、電子化するコストを回収できる見込みがなく電子化されないであろう。

購入の手軽さ

紙の書籍
△ 本屋に出向いて探さないといけない。あるいは、ネットでの購入だと、宅配になるので受け取らないといけないし、買ってすぐには読めない。
電子書籍
◎ 買ったらすぐに読める。ただし、特に漫画などのデータ容量が多い書籍は、安定したネット環境がなければダウンロードが大変。

購入済みの本の探しやす

紙の書籍
○ 本棚の奥の方にある本を取ってくるのは、重労働だよね・・・
電子書籍
△ 購入した本の一覧を表示する画面の名称は、アプリによりいろいろ異なる。その見やすさや操作性もかなり異なる。BookLiveは割と使いやすい気がするが、Kindle微妙な気がする。好みの問題だけど。そして、いろんなサービスを使っている場合必然的にいろんなアプリを使わないといけないこととなり、どこのサイトで買ったか覚えてないと、またまためんどくさい。

店での本の探しやす

紙の書籍
○ 私は本屋さんが好きだ。ネット書店とは、目に入ってくる本の数が違う。ネット書店のリコメンド機能も、本棚に並んでいる大量の似たカテゴリの本と比べると、虚しささえ感じる。まぁ、ネット書店だと、買うと決めている本を探すのは便利だし、レビューを見たり同じ作者を検索したり、などは大変便利なのだけど。あと、誰かから「いつの間に、書店ネット書店比較する記事になったのだ」とツッコミを受けそうだけど。
電子書籍
△ これも、アプリサービスにより大きく違う。タブブラウザが好きな私としては、アプリ内蔵のストア機能が使いづらすぎて、本を探したり買ったりはパソコンからやっている。そうしたら、ネット書店で買うのと操作性が変わらないから便利だね。また「立ち読み」ができる本も多いが「これだけで一体、何が判断できるんだ。見るだけ時間無駄だ」としか思えないほどケチ臭い立ち読み」も多い。

保存性・可搬性

紙の書籍
× ご存じの通り、書籍は非常にかさ張る。家に置いておくのはもちろん、持ち運びも大変。
電子書籍
◎ 手のひらサイズデバイスに、たくさんの本が入る。電子書籍の最大の利点と言っても過言ではなく、これを理由電子書籍に手を出した人も少なくないのでは?

永続性

紙の書籍
○ 紙自体はかなりの年数持つ。ただし、災害火災窃盗などにより失われる可能性はあり、また、経年劣化もする。保存コストも大きい。
電子書籍

△ 暗号化されておらず、かつ、オープンフォーマットであれば、バックアップさえ適切に取れば、無劣化災害にも強い保存が期待できる。

しか大手電子書籍サイトで売られている電子書籍の大半は、暗号化され、サービスと紐づけされており、サービス終了後にどうなるか、その日がいつ来るのかが不透明。現に、日本でも電子書籍サイトサービス終了し、その後のサポートが不十分と言わざるを得なかった事例が存在する。(もっとも、利用規約にはサービス終了時には運営者は何一つ責任を取らない旨が書かれていたであろうし、それに納得して利用していたユーザ自己責任、とはいえるであろうが。そういったリスクユーザが負わされること自体が、電子書籍欠点といえる)




アプリの使い勝手などは、今後、解決していき、電子書籍の方が普通、という時代は近い将来訪れるであろう。紙では出版せず電子書籍版のみ販売、という本も、今でもあるが、今後はもっと増えていくと思われる。

ただし、昔に出版された本の電子化問題、また、ユーザサービスに縛られてしまうという問題は、今後も付きまとうと思われる。

2014-12-21

性の思い出 Vol.4

盛りの男子中学生が悩むのは、オカズの入手方法である

王道グラビアアイドル水着写真、その上にビニ本があり、無修正ポルノがその上に来る。

今どきの中学生スマホ経由でオカズが入手できて、何ともうらやましい限りである

グラビア水着写真じゃあきたらない自分は、「性教育の本」というオカズを開発し、オナニーにいそしんだ。

文章内容もエロいが、本の中には女性器がイラストで解説されていたり、パイパン状態の女子イラストがあったりで、

思春期自分は速攻でボッキ発射していた。

書店図書館にある性教育本を立ち読みしては、トイレに駆け込んでシコシコやってた。

借りるのには、「勇気」が足りなかった。

ある日、意を決して、小遣いをはたいて性教育本を「買った」。

レジの20代女性店員の「この中学生、性に目覚めたのかしら」という表情を見て、「何とでも思え!」とヤケになってた。

買った性教育本の、オカズになる部分だけ切り取って、あとはさっさと捨てた。

切り取った部分は、ノートに挟み込んで、親バレしないようにした。

タイトルは今でも覚えている。「思春期ブック」。

女性イラストが非常に精巧で、写真と見まがうようなリアルさだった。

2014-12-06

デリヘルで女の子を呼んだら、家庭教師時代の教え子が来ました。

寒くなってきましたね。仕事も2年目、世の中はクリスマスシーズンだというのに、俺ときたら、独り身で久しぶりの休日を満喫。

本屋技術系の書籍立ち読みして、スタバが混んでいたかモスバーガーパソコンを開いてネットチェック。

 

ついエッチ系のサイト見て、ムラムラと。

ボーナスも出たし、やっちゃうかと、かわいい子の写真が多いコスプレ系のデリヘ風俗のお店へ。

お店の写真を見ながら新人マークがついているスタイルが好みの女の子を予約。

加工前で顔は手で隠している。Fカップ

まだ入ったばかりらしい。

 

予約時間まで適当時間つぶして、さっそくラブホへ到着。

で、女の子がピンポーンと来たんですよ。

びっくりです。釣りじゃないです。

 

ドアを開けた瞬間、目が点。

○○先生? ○○ちゃん? どうして?

 

教えていた時は普通にマジメな子でまさかこんなことをする子とは想像できない子。

俺が大学3年で向こうは高校3年生。数学英語指導。無事志望大学合格

 

今でも夢であって欲しいと思っている。

女子大生になって、すっかり色づいてかわいくなっていました。

 

この秘密バイトを始めた理由は痩身エステ費用の捻出で親に言えない額がかかってしまったそうです。

理由をひと通り聞いて結局、デリヘルですが最後までやっちゃいました。

 

○○先生、どうする?

いやー、まずいでしょ。

○○先生がしたいならいいよ。

大脳皮質の理性がフリーズおっぱいに負けました。巨乳強し。

 

○○先生ダメ。あぁん。

すっかり大きくなったおっぱいが揺れています

イメクラごっこじゃなく、マジイメクラ

 

正直、すごく興奮しました。

 

親には黙っててもらうようにお願いされました。

 

辞めさせたいのですが、あなたならどうやって辞めさせますか。

 

2014-12-05

http://anond.hatelabo.jp/20141205095253

立ち読みしてるやつが言うセリフじゃないことだけは確かだ

そもそもコンビニ売上の雑誌比率はどんどんさがってるんじゃなかったか雑誌立ち読み客なんて客じゃないってことでしょ

コンビニ立ち読み圧力強くなったかマンガ読まなくなった。

立ち読みしてたら、「他のお客様のご迷惑になるので~」といって体当たりしてきた時もあった。

周りのお客さんは全員唖然

 

そのまま愛読していたマンガのことも忘れ、単行本も買わなくなったなあ。

余った本返品してるのに、こういうことしたら、逆に売り上げ落ちるんじゃないの。

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