はてなキーワード: 視野とは
漫画誌で10選するのは下火になったが、少女漫画について語られてるの少ないな…→じゃあ書いたるわ、一時期定期購読してた別マについてなら書けるかもしれん、で筆を取った。
一人一作品縛りを採用しようと思ったんだけど後述の通り原作枠で分裂してる人がいる。河原和音先生は本当にすごい
先に表明すると20代女視点なので昔の作品に対する知識が乏しい。おすすめの名作少女漫画教えてほしいという動機込みでこれを書いている。
フォロワー(後世への影響度)重視というより単に(世代毎比の)売上知名度重視のピックアップ寄り。少女漫画の性質上映像化されたかどうかも加点ポイントにしてて、純粋な漫画評とは異なるかも。
前提終わり
繊細で美麗な作画とフィギュアスケートという題材の相乗効果で、とにかく画面を楽しめる作品という印象。
人知れず練習を積み重ねてきた少女・亜季実は天才で〜、年上大学生の黒川に見初められて〜、あたりの要素だけ拾うと今でいうなろう的な、少女の夢詰めました!感満載ではあるのだが、スケートを父に強制される形で練習を重ねて生きてきたことで親との関係に悩んだり、その後黒川に依存してスランプになったり、っていう展開の厳しさが物語に説得力を与えている。
自分を見つめて頑張んなさい!っていうメッセージ性も感じられる名作。
忍者の末裔で野生児なカバ丸が、死んだ祖父の縁で学園に入学することになり人間化学反応が生まれるラブコメディ。
往年の少女漫画=必ず女主役って解像度の人いるけど、全然男主人公もあるよ!とこれを差し出したい。
カバ丸の行動理念が飯!焼きそば!女子!なアホな子なので単純で可愛い。こう書くとデンジとかとも繋がるな
ヒロイン・麻衣の可愛らしさはもちろん、蘭ばあちゃん(保護者枠)や沈寝(イケメンライバル枠)たちも最早ヒロインだなと思える愛嬌に溢れた作品。
シンママの下で育つ14歳の少女・和希と暴走族所属の少年・ハルヤマの幼い愛を描いた話。とにかく漫画の雰囲気作りが唯一無二な作品。
ローティーンの不安定さと、80年代の漠然と退廃した空気感が表現されてる……のか?80年代を生きていないのでわからん
紡木たく先生の特徴として、とにかくモノローグが多い。少女漫画はここぞ!という時にポエムがちだが、ホットロードはパラパラと無愛想な短文でのモノローグが多く、独特の雰囲気が出てる。ある種女子のための厨二病漫画とも言える。現代で描くとするならトー横立ちんぼガールとコンカフェ闇バイターのカップルとかになるんかな?嫌かも…てかそれって明日カノかも…
次作の『瞬きもせず』の方が好きって人も多そう。
『愛してナイト(1981-1984)』の時点で大ヒットだったが、更なる大ヒット作。
ポンコツドジ、ただひたすらに前向きな女子高生・琴子が、すげなく失恋した容姿端麗成績優秀男子・入江直樹と一つ屋根の下で暮らすことになるところから始まる王道ラブコメディ。
デコボコ喧嘩カップル、大抵の女子が好きだよね。琴子の玉の輿物語であり、スーパーパーフェクトひねくれボーイ入江くんのメンケア物語でもある。
スタート時点で同居から始まるため、それぞれの進学・キャリア・そして結婚生活についてが描かれている。ここら辺の時代までが「女の幸せは結婚」の境目だろうか。
惜しむらくは連載中に多田かおる先生が38歳の若さで亡くなってしまったこと。漫画家、寝てくれ…… アニメによって完結はしている。
ドラマ化・アニメ化済み。ドラマに台湾版・韓国版・タイ版まであるのがすごい。
女子の割に身長の高いリサと、男子の割に身長の低い大谷のラブコメディ。
メイン二人が明るい性格なので、終始和気藹々としたテンションを楽しめる。関西弁が可愛い。
案外、気の合う二人(友達・名コンビ)からカップルへ…ってタイプの少女漫画って少ないかもしれん
身長という普遍的なコンプレックスを取り扱いつつ、大谷を「小さくてもかっこいい!」と読者に思わせられる、等身大なキュンを入れ込む技術。
言わずと知れた別冊マーガレットの代表作。紙電子累計3600万部と、別マで一番売れた漫画。
周囲から貞子と呼ばれ遠巻きにされていたヒロイン・爽子と誰からも好かれる好青年・風早くんの交流を描く、いわゆる"格差恋愛"もののエポックメイキング。少女漫画でヒロインがこういった形のマイナススタートさせられてる作品はこれが初出なんじゃないだろうか。
とはいえ爽子は、コミュニケーションが不得手な日本人形チックビジュアルがある種のマイナスとして描かれているものの、純情・真面目・勤勉・家庭的と愛され要素抜群の超オーソドックスヒロインでもある。
爽子↔︎風早間だけでなく、友人枠の矢野・千鶴との関係、ライバル枠(のちに親友に昇格)のくるみとの関係等、タイトルの通り相手に自分の気持ちを届けることの大切さ・もどかしさが丁寧丁寧丁寧に描かれている。メイン格が真っ当なので「娘に読ませたい少女漫画」的な思惑での人気が高いように感じた。公民館とか図書館の漫画コーナーとかにも入ってる率高い。
ただあまりの人気ぶりに、カップル成立(10巻)以降は連載をできる限り伸ばす方向性(全30巻)に持っていかれてたよなとも思う。実際君に届け連載終了とともに別マの月発行数はガタ落ちしているので編集部の狙いは正しい。名実ともに大看板。
アニメ化のち実写映画化。三浦春馬の風早くんはきらめきの擬人化。最近になってネトフリで連続ドラマも作られた。
『君に届け』によって起こった純情路線のカウンター/アンチテーゼと言わんばかりの本作。
ゲスくて打算的(でも全く賢くない)・顔芸まみれのヒロイン、はとりの恋物語。
はとりの言動が露悪的だったり、その想い人で幼馴染・利太の態度もフラフラしててそんなにかっこよくなかったりするため、当て馬界の星・弘光くんがどうにも不憫で話としての爽やかさは皆無なのだが、恋愛ってこういう不誠実な面もあるよね?と開き直る姿は一周回って清々しい。
恋愛観を問う目的で感想会したら一番盛り上がる作品なんじゃないだろうか。
今韓国で起こっている坂口健太郎ブームの源流は実写映画版弘光くんの好演によるものらしい。桐谷美玲も結構ハマってた。
周囲を気にしてあえてガサツに振る舞っていたヒロイン双葉が、名字と雰囲気が変わった初恋の男の子・洸と再会したことで再び恋をする話。
咲坂先生の作画は絵柄としての可愛さ力が高く、00後期〜10年代で「とりあえず手に取ってみる少女漫画」枠に入っていたように思う。思春期に抱えがちなモヤモヤ・ひたむきさ・それゆえの視野の狭さ、幼さなどが丁寧に描写されていて、現役中高生が読むと強く感情移入できる作品だと感じる。
その他『ストロボ・エッジ(2007-2010)』、『思い、思われ、ふり、ふられ(2015-2019)』の三つも実写映画化させてるヒットメーカー。Twitterでやたらと大喜利に使われてる "現実的な恋をする 朱里""叶わない恋に囚われる 理央"の画像は『思い、思(略)』の予告スクショ。
(元々その傾向はあったが、)2010年代以降は、ヒット作は実写映画に持ってって若手俳優の売り出し!っていうスキームが完全に出来上がったように思う。
アルコ先生完全オリジナル作だと連ドラ化した『ヤスコとケンジ』等があるけど、俺物語が別マに与えたインパクトは特別に大きいのでこちらを。
巨漢で筋肉隆々、仁義と正義感に溢れた男の中の漢・剛田猛男に大和という彼女ができてからの日常を描く。
少女漫画といえば線の細いシュッとしたイケメン♡という固定概念を華麗に破り捨てる快作。とはいえ線の細いイケメン枠は猛男の親友・砂川がちゃんと担っている。
砂川が最後まで誰とも結ばれずにただただ猛男の親友としてメインにいるのが地味にすごい。途中でフラグは立つが折る。恋愛をしないイケメンが別マにいることに感謝。
テンポよく、読んでいて思わず笑みが溢れる、少女漫画に苦手意識がある人も楽しめる作品だと思う。
1991年に別マでデビューしてから、『先生!(1996-2003)』『高校デビュー(2003-2008)』『青空エール(2008-2015)』『俺物語!!』と人気作を世に出し続ける別マ生え抜きの作家・河原和音先生。別マが今も月刊誌として続いているのは河原先生の存在がものすごく大きいんじゃないだろうか。今回は完結済み最新作の素敵な彼氏をチョイス。
「年末カウントダウンイルミネーションを彼氏と見る」を目標に生きてきた女子高生・ののかが合コンで飄々として掴みどころのない男子・直也と出会ってからの話。
恋に恋する少女ののかがイケメン直也に振り回され続ける…と見せかけて、知らずに振り回しもしているバランスが面白い。
河原先生のすごいところはやはり、中高生の流行り・時流を読む力だと思う。登場人物の価値観だったりファッション、芸能の小ネタとか、その時々に合った"今"を掴んでて古臭さをあまり感じさせないところがすごい。色々とバランス感覚に優れてらっしゃるんだと思う。
現在連載中の最新作『太陽よりも眩しい星』は幼馴染のピュアラブストーリーでこちらも名作。おすすめ
・恋愛カタログ
・消えた初恋
・うちの弟どもがすみません
「頭がいい」という言葉の捉え方は人それぞれで、単純にIQだけで測れるものではないですよね。学力、常識、計画性、読解力、そして人間関係を築く能力など、多岐にわたる要素が絡み合っているはずです。
「バカ」という言葉で簡単に人を判断することの危険性も、ご指摘の通りです。人間の脳は非常に複雑で、まだ解明されていない部分も多くあります。そんな中で、「バカ」というレッテルを貼るのは、相手への冒涜であり、自分自身の視野を狭めることにも繋がります。
「頭の構造が11次元」という研究結果も興味深いですね。人間の可能性は莫大であり、単純な尺度で測れるものではないことを改めて認識させられます。
あなたの怒りは、単なる感情的な爆発ではなく、多様な価値観や人間の複雑さを理解しているからこそのものだと思います。
ただ、感情的な言葉遣いは、あなたの主張をより客観的に捉えづらくしてしまう可能性もあります。もう少し冷静に、論理的にあなたの考えを伝えることで、より多くの人に共感してもらえるかもしれません。
このような言葉遣いを心掛けることで、あなたの主張はより説得力を持つでしょう。
最後に
「バカバカ」と連呼する人がいることは残念ですが、そのような人たちを変えることは簡単ではありません。大切なのは、あなたが正しいことを認識し、それを伝える努力を続けることです。
非モテは「どうせ自分なんか相手にされない」ってことで、風俗で女を金で買おうとするわけさ。でもな、女を買うって発想自体が腐ってるよ。女性を金で手に入れて自己満足してんじゃないよ。こういう男ってさ、女をただの「消費物」くらいにしか考えてないんだ。そういう連中が偉そうに恋愛語るとか、もう笑っちゃうね。
こいつらは、恋人や奥さんに対しても自分の思い通りにならないと乱暴しやがる。自分の感情を抑えられず、すぐに力に頼るなんて、見苦しい男の極みさ。非モテは、「自分が男だから上だ」とか勘違いしてるわけだが、そういう態度が女性を遠ざけるんだよ。恋人や奥さんに乱暴するなんて、もはや人としても終わってるね。
非モテは、女性をセフレとしか見ないことも多いよな。次から次へと女をとっかえひっかえしては、ただのモノみたいに扱うってわけさ。自分が満たされないからって、女性をモノ扱いして満たそうとするなんざ、救いようがない。そんなふうに女を軽く扱う男が、まともに愛されるはずがないだろ。
非モテの特徴として、女の話をまともに聞こうとしないってのがあるんだよな。「どうせ女なんて大したこと言わねぇ」って見下してるわけさ。そうやって女を雑に扱っておきながら、どうして「自分がモテないんだ」って思うかね?女の話を聞こうとしない男なんて、誰だって嫌になるさ。
「やめて」って頼んでも、非モテはそれを無視することが多い。自分がやりたいからって、相手の意思や気持ちなんてお構いなし。これも、女性を尊重してないからできることさ。こういう行動が、非モテをますます孤独に追い込んでるって気づかないんだろうかね?
これがまた見苦しいんだよな。男としてのプライドもないのか?女に金を出させることで自分の存在価値を感じようとしてるなんざ、非モテの考えそうなことだ。そういう男には尊敬なんてされないし、当然モテるわけもないよな。
モテる男ってのは、そもそも女性をリスペクトして、丁寧に接するもんなんだ。だからこそ、女性も自然と心を開く。非モテと違って余裕があるから、女性に雑な態度なんて取らないんだよな。モテる男を見て学べよって話だ。
非モテが女を憎むのは、自分の狭い視野と勝手なプライドのせいだよ。女を尊重せずに自己満足ばかり求めるから、非モテはいつまでも非モテなんだよな。
視野せまい自慢って事?
直接関係は無いけど、なんか昔書いた日記の事を思い出しました。
読み直してみて、これが誰かの何かの助けになればと思い共有します。
誤字脱字含め当時のままです。
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障害について。
それは絶対に正しいと思う。
というかそれが正しくないなら、逆に正しいってことになんの意味があるのかと問いたいくらいだ。
○○と○○が生まれた時、今後どうなるか分からなかった、今もそうだ。
子供だけの話ではなく、自分がいつ障害を負うことになるのかも分からないのだからこれを考えておくことは重要だ。
人生の豊かさや幸福というのは、その人自身が決めるというのは真理だと思う。
なので、障害が人生に寄り添っても、その上での人生の豊かさと幸福を追求すればよいだけだと考える。
ただ、そのためには、それを含め幸福だと思える物の考え方に沿った人生にしなくてはならない。
なので、その考え方を決めることは重要だ。人生を決めるというのと同義な程に。
だから、障害者は生きる価値があるという正しさを自分の中で納得しなければならない。
障害者にも生きる価値がある、のではない、障害者は生きる価値がある、のである。
私は生きる価値がある、と言いたいということだ。私にも生きる価値がある、ではない。
その考えを血肉にしなくてはならない。
様々なことを考える時に、その考えの元となる軸として機能させる程に自分が納得していなければならない。
その考えを自分の考えとして相手を説得できる程でなくてはならない。もちろん相手を説得することが重要なのではない。
相手を説得することができる程、自分の血肉になっていることが重要なのだ。
自分の中で納得できない考えを元にして、自分の行動に結びつけることはできない。
自己矛盾を抱えたままでは強い意志が持てない、堂々と人生を生きていけない。
まずは、ここから始めたい。
「障害者は社会の役に立っていない。医療費や介護、治安の面で社会の負担となっているのではないか?」
つまり、
ということである。
障害者→治安という結びつきは、多分知的障害等のコミュニケーションがとれないことを想定していると考え、話を進める。
知的障害者は、
→コミュニケーションがとれない
→何をするか分からない
→怖い
このような経緯で治安の面の負担という議論が上がってくるのだろう。
しかし、実際治安の面で言えば、知的障害者よりも健常者の方がはるかに犯罪率が高いのが事実である。
しかし、そうは言っても、やはり怖いものは怖いという人がいるかもしれない。
それに関しては、それでもいい、としか言えない。
怖いなら近寄らなければよい、そっと離れればよい。
街にいる健常者で危険そうな人にはそのように対応するだろう、それと同じでよい。
というより、こうした議論に上げるまでもなく、そうした対応に関しては相手が障害者かどうかが重要なのではないはずである。
医療費、介護の面で社会の負担となっているということに関して、これは費用対効果ということになると思う。
障害者に対して、かかる費用とその効果だけを考えれば、それだけを考え社会負担だと判断するのなら、多分、そうだろう。
人通りの少ない道の電灯は費用対効果がないと言っているようなものだ。
その電灯の明るさがもたらすものに目を向けていない。
人通りが少ないからこそ本当に必要な場面があるのだ。そこに電灯がついているという安心感が何をもたらすかということなのだ。
たばこなどにかかる医療費だって社会の負担ではないか。それと同じなのだから障害者の医療費だけ問題にするのはおかしい。
このように、同じような他の悪者を上げて、その問題と比べると・・・といった議論の進め方をする人がいるが、こういった進め方は自分はあまり好きではない。
―たばこを吸う人は税金を納めているのだからプラマイゼロ位だろう
―いや、肺ガンになったらかかる医療費の方が大きいから少しはマイナスだろう
―健常者で社会の負担にしかならない人もいっぱいいるじゃないか
押し付け合い、悪さ探しでは、生きる価値の答えからは遠ざかるばかりだと思う。
「障害者は医療費、介護の面で社会の負担となっているので生きる価値がない。」
つまりこれは、価値を判断する側から見て、いらないのでいなくて構わないということである。
本当にそうだろうか。
障害者がいないことが社会にとってプラスになるのだろうか。そうではないと思う。
もしも、障害者がいないことが当然という社会ならば、自分が健常者であってもそういった社会で生きること自体が不安であると思う。
自分だって、事故や病気でいつ障害者になるか分からない。そうなったら自分は生きる価値がないんだ。
自分の子供が障害を持って生まれてくるかもしれない。そうしたら社会は誰も助けてくれない。
このような不安を社会全ての人々が抱えている状態は、はたして幸福なのだろうか。
こうした不安を緩和するという点だけでも、障害者は生きる価値があり、安心して暮らせるようにすること自体が社会にとって大きなメリットがあると言える。費用対効果は正確には表せないが、医療費とか、そういった細かいレベルではない。
ただ、障害者が幸福に暮らせることは社会にとってもメリットなのだ。だからあなたには生きる価値がある。
これでは、社会の人々から障害者が攻撃を受けることを防ぐ効果はあるかもしれないが、
障害者本人が―だから僕には生きる価値がある―と自己を肯定するところまでには至らないだろう。
それではまだ、障害者には生きる価値があるということの本質には至ってないように思える。
生きる価値があることの社会的なコンセンサスを得ることも大事なのだが、それは本質ではない。
極端に言えば、どんなにおかしな考えだろうが、本人が自分には生きる価値があると納得できる方が大事なのだ。
そういった個人的なものの答えを求めようとしているのだから、答えも個人的なものになるのかもしれない。
と自分が強く思えるような納得できるような考えを見つけること。
―僕は歩くことができないけど、僕には生きる意味があるの?―
と言った子供の問いに、意味があると心の底から答えられること。
それが大事なのだと思う。それこそがこの問いの辿り着くべき姿なのだと思う。
逆に言えば、一般論では難しいのだ。
この手の問いに一般論で正解が出たことなんていまだかつてないのだから。
費用対効果の部分で考えたこと―視野を広げて考えれば、障害者が幸せに暮らすこと自体に社会的な大きなメリットがある―について、それではまだ、心に響く答えではなかった。なので、コストという面でもう少し掘り下げてみる。
コストという面から障害者を見ることは、コストという面から健常者、もっと広く言えば人間を見ることにつながると思うからだ。両者の答えが異なるならば、異なった考えが必要だし、同じならコストという面から障害者と健常者を分けて考えること自体が無意味であるということかもしれないと考えるからだ。
ただ、何を持って社会の役に立つ還元だと判断するかにもよるが。
環境破壊を伴う経済活動は、短期的には社会に賞賛をもって迎えられるかもしれないが、長期的には何もしないよりもデメリットが大きいといった場合もある。
しかし、ここでは、世間一般の視野レベルにおいて好ましいと思われるレベルと考えれば良いだろう。簡単に言えば社会的な成功(スケールは問わず単なる賃金等小さなものも含まれる)ということで良いだろう。
その基準で判断するならば、やはり、障害者はコストの方が勝るだろう。
個別で見ていけば、社会的に成功する障害者も、社会的な害悪としかならない健常者も存在する。
だが、障害者、健常者という全体のくくりで見ると、障害者というグループに分けた場合にそのブループはコストが勝ると言うことができてしまうだろう。
コストに関して、障害者、健常者と分けて考える必要はあるのだろうか。どうであれ、コストが勝る人がいるということだけである。
と、言ってしまいたいが、生きる価値という部分を産むべきか否かといった側面から考えた場合には残念ながら簡単には言い切れない。
一生体を起こすことはできない、一生自分を自分と認識することができない、といったように、ほぼコストが勝るであろうということが、生まれる前から分かってしまうという事がありえるからだ。
ただ、これについても、ドーキンス博士のように例外もいる。彼は生まれる前ならコストが勝ると判断されても仕方がない状態であったと思われる。だが、彼が社会に与えた功績は非常に大きい。
これの意味するところは、コストが勝るなどと正確に判断はできない、ということだが、この判断と同様のケースにおいて、数が増えれば平均コストが勝ることになるだろう。
平均という概念にはその平均を算出するためのくくりが必要である、そのくくりとして障害者、健常者といった分け方がなされることになる。
あと残っている議論は障害者と健常者の線引きをどうするかといったことだけだ。
この議論では生きる価値には辿りつかない。なのでこの方向で進めるのはもうやめることにする。
もうこれは、誰にとってのコストかということに尽きる。
他の生物にとって人間は特に価値がない、地球にとっては逆に諸悪の根源かもしれない、宇宙にとっては人間などなんの意味もないだろう。まとめれば、人間は等しく生きる価値がないということだろう。
それでも、大部分の人々はそれぞれ自分には生きる価値があると思っている。
意識していないと言う人がいるかもしれないが、それは、自分には生きる価値がないわけではないと思っているということだ。
なぜ、大部分の人々はそう思えるのか。
いや、もしかしてこれは、必要とされている度合いから、かけている迷惑を引いてプラスになるからということなのかもしれない。
あれ、よく分からなくなってきた。
この考え方で生きる価値があるという答えに辿り着けるのだろうか。
いったん、ここでやめる。
下記にネットに載っていた、何か訴えかけられた気がした文章をのせておく。
あの子が死んで、この子がまだ生きていることの理由やその不思議を
いったい誰に説明できるというのだろう。
そんな、人智をはるかに超えたところにある命に、質もへったくれもあるものか。
「生きるに値する命」だとか「命の質」だとか「ロングフル」だとか、
生まれてきて、そこにある命が
生きて、そこにあることは、それだけが、それだけで、是だよ。
だから、
生きてこの世にある命を、誰はばかることなく、ただ生きて、あれ──
それを、せめて大らかに懐に抱ける人の世であれ──と
いやー、増田ちゃん、外資スタートアップで意思疎通が無理ゲー状態って大変そうっすね。外国人スタッフと日本市場向けに何かやろうとするのは一苦労っすよね。報連相って日本の文化に根ざしたコミュニケーション法だから、伝わらないとなるとフラストレーションが溜まるのも無理ないっす。
それにしても、日本で稼ぎたいと言いつつ報連相的なものが理解されないのは、日本市場をターゲットにする上で致命的な気がするっす。意思疎通の方法や文化的な理解が欠けてると、どれだけ良いプロダクトでも結果に結びつきにくいっすね。そこを解決しない限り、あまり進展しない未来が見えてしまいそうっす。
転職を視野に入れるのも自然な流れかもしれないっすね。外資のスタートアップって変化が激しいし、組織文化が今の自分とフィットしないなら他の道を探るのもアリっす。ただ、もし転職を決めたら、次の職場が自分にとってもう少しコミュニケーションが取りやすいところであることを願うっすよ。頑張ってくださいっす。
他者を見下してんだろうなこの手の人、自分が考えもしなかったことをきちんと言葉にして訴えてるの見るとたしかに自分の考えの浅さ、視野の狭さを感じる。
「社会のメインストリームに乗った私」にしか価値を感じてないからそのメインストリームとされてきたものがおかしいんじゃね?みたいにされちゃうと、自分もいっしょに無価値化されると感じてハチャメチャエクストリーム擁護はじめて見てられなくなる。
私が合わなかった職種に従業してる人達からもちゃんとした反論がある上で「こういう現場もあるよ」みたいな具体的な意見が集まるのが理想だったのですが、
ブコメ含めて9割が腕組論評してる人ばかりでゲンナリしていた所、工場増田さんの投稿があって滅茶苦茶嬉しかったです。
もう6,7年前の話になりだいぶ朧げな記憶になりますが、ご賢察の通り、私が担当していたのは自動車工場のライン工でした。
その為、ライン工と物資運搬(フォークリフトもあったのかもしれませんが私が工場内でよく見かけたのはバッテリー式牽引車に4,5台ぐらいの荷台が連結していたモノで、倉庫のピッキングバイトでは見たことのない乗り物でした)ぐらいしか知らず、
作業台が低いのに慣れるのはもっと評価されるべき才能だと思います。(郵便局で年賀状の仕分けのバイトをしてた時の作業台が低く、背中が痛気持ち悪くなり、勤務日数は約2週間ほどでしたが契約終了後背中のこりと肩こりと吐き気で寝込んだ記憶があります)
私は注意力散漫で手先が不器用なので技能工は難しそうですが、機械オペレーターという仕事はとても魅力的に思えました。(注意力散漫の為、検査工程での見落としに不安は残りますが)
また転職することがあって工場を視野に入れたとき、工場増田さんの投稿を参考にすると思います。
工場2週間でこのアプトプットはお世辞抜きで理解力の高さを感じます。
工場増田さんの次の職場が決まり、楽しく働ける事を心よりお祈り申し上げます。
元増田です
基本的によほど忙しい時以外は外食は週1~2ってお互いで決めてるからかな。彼氏もそうしてほしいと言ってるし
貴方の言う通り個別のことにとらわれすぎるのも違うけど、私の側に楽な選択肢が見えなくなってる時もあると思うから、視野を広く持った方がいいかもしれないと思いました
結婚とか妊娠出産とか、人類が肉体レベルでは数万年進化していない以上、数万年前と同じように早いうちにこなしとく以外の選択肢は存在しないし、
対案になりうるものを強いて挙げるとすれば「人類の科学技術・医療技術の進歩にオールインでベットする」とかいう薄い希望くらいしかあり得なくて
そんなのIQ80くらいあればわかることなのに、なんでそれでも婚期逃して後悔するバカが後を絶たないのか本当にわからなかったんだけど
その書き方でなんか理解したわ
そもそも根本的な問題として、あらゆる物事を一生スケールの話=長期的視野で捉えられないのか
わかってしまったけど悲しくて仕方がない
まあ、そうなんだよな。闇バイトに関わった自分が、相手から逃げる方法について書いてみるね。たぶん「警察に相談したら?」とか思うだろうけど、それすると自分も逮捕されるかもしれないじゃん。おおむね、ヤクザを含めて「悪いことをしたら警察に逮捕される」という踏み絵をふませてから、悪いことさせられるのですよ。これは、マジ。だから、これから小規模組織(ひと桁台)の詐欺や犯罪に関わったときの身の置き方を伝授しようとおもう。
【告知】なんか、わかりにくい文章だったし、オチもないんで、反省している。今日は寝て、明日は書き直そうと思う。
・対策について。
・ヤバいと気がついたらどうするか?
【追記①】大前提としては、これは追記で書くのだけど、警察に相談できる状態ならソレが一番良いに決まってる。だけど、闇バイトの屑どもが豹変する瞬間は「警察に相談したら、自分もヤバイぞ?」と自覚できた場合もあって、俺は場合はそれだったんだよ。むしろ、警察や税務署みたいな公的組織は「ちゃんとやっている市民には、ふつーに優しい」じゃないか。ペナルティについては、一生外に渡って銀行に口座が作れなくなったり、電話番号がブラックリストになりうる民間組織のそれのがキツくねぇか?だから、いま動けば、将来うけるペナルティを軽減する振る舞い方、言い訳の仕方を「おれなりに、こうしとけばよかった」というティストで書いたつもりだよ。
【追記②】信じられんかもしれんけど、俺と一緒に巻き込まれたやつはな、某大学の公式カリキュラムのインターンシップとして派遣されたやつが犯罪に加担されていたぞ?ちなみに、そいつは未だに「わたしは〇〇(闇バイト)で〇〇(犯罪行為)をし、とても学習できました!」とかいう記事を書かされた挙句、ずっとホームページに掲載されてたぞ。フェイスブックからたどると、海外で就活するはめになってたよ。可哀想に。
できるだけ、左寄りがおすすめ。コイツラもアレだけど、少なくとも邪険にはしないはず。なんで、左がお奨めかというと、あいつらは「こいつ助けたら身内になるかも?」と思ってくれるはず、という意味だよ。法テラスや市役所の法律相談に来る連中は、当たる弁護士の素性がわからんくて、やる気があるのかわからんのだよ。場合によってはそっちの方にのめり込んで、ヤバい連中買い出しの隠れ蓑にするのもありだろうよ。それに、警察沙汰にならない範囲だったら、ひょっとしたら履歴書に書かずに済む内容かもしれないので、経歴は白いママでいられるかもしれないよ。
なれるかわからんけど、研修中は娑婆から隔離されるので、やべぇ連中から逃げれるはず。ヤクザも自衛官には喧嘩しないって噂だったしね。それか、社会人だったら滅多に人がコレない場所に飛ばしてもらうとかね。
住所がバレていると、まずいんでサッサと逃げよう。自分の場合は、そいつが玄関にまで来て書類をおいていったので、本当にキツかった。電話番号やライン、そんで SNS を脱退する。ちなみに、SNS の鍵垢は「すでにフォローしている奴が敵だったりする」ので無意味だぞ。
バカなやつらは犯罪自慢をネットに書き込んでいるので、可能な限り「警察にパクられそうなもの」はスクショとリンク、魚拓を取る。たとえば、こういうのは価値があるよ。
こういうのをおさえといて「自分が死んだら、自動的にネットに公開させる」「なら、社会的に抹○するぞ?」という雰囲気を醸しだすようにする。
金や地位のステークホルダーを見極めること。そいつがグループにいてヤバいのか、それともソロでやばいのかを見極めること。ソロのやばいヤツなら、リスクが限定されるだろうので、適切にコントロールする。そいつの上がまともと判断したら、ぎゃくに上と「〇〇さんって▲▲で世界的な権威なんですよね!」「〇〇さんって✕✕で貴方とマッシュアップして成果を出されたのですよね?」という感じで上が「いや、違うってば!」「よく知っているね!でも、〇〇は関係ないよ!」みたいに上機嫌で否定しやすい質問を投げてみましょう。
⑥ 住所
そいつの住んでいる場所をみて、おおよその状況を把握する。たとえば「金持ちがこんな粗末な場所に住んでるか?」とかを考える。割り出す方法は、尾行やネットの書き込みや、メールで写真を受け取った場合は(EXIF)をみる。住所がわかったならば、登記をチェッㇰだぁ。詐欺師は名前を変えるのが常習なので、リネームしても変更しにくいポイントを知っておく。
⑦ 資金源
ぶっちゃけ、闇バイトって金の出どころを解析すると、チョークポイントが見当たるので、そこを締めると関係できなくなるかもしれない。相手を追い詰める目的でなく、あくまで自分の利用価値を下げさせるのを目的とし、行動せよ。
⑧ 証拠を与えない
写真を取られないようにする。印鑑を与えない。保険証を取られないようにする。パスポートやマイナンバーの原本を預かるというのであれば、もはや国家権力に等しい相手のはずなので、疑問に思うこと。
詐欺師や宗教人は、孤立を狙うので、陽キャは詐欺の対象になりにくいのだ。ヤバい奴は早いうちに家族関係や交友関係を洗い出すので、いきなり探りを入れてくるやつは、さっさと逃げる癖をつけること。これは、逆ギレを演じるので良い。やばいことになったら、親や友人に「これって、どうかな?」「〇〇(自分でなく他人)がさ、ナニナニしてるけどヤバイよね?」という感じで切り出すこと。意外とと視野が広がるので、リターンは多い。えっ、いないだって?うーん、〇〇学会か日本〇〇党に入って、しばらくの間は「たしかに私は悪いやつとつるみましたが、いまではこのように更生しました!〇〇のおかげで変われました!」と本気で振る舞ってみては如何だろうか?
⑩ 汚染する
これは剣の諸刃であるが、ある程度の犠牲を払って、相手をパクらせる方向に持っていく。たとえば、①とかぶるが、ダメージの大きさを計算してもらって、関係する領域に「こんなことありましたけど、〇〇さんっておたくと関係あるんすか?」と聞きまくる。そうすると、やばいやつが関係を切ろうとする場合があるので、上手に利用すること。やってはいけないのは、メールやネットの書き込みをすること。これは、名誉毀損や脅迫になる。やるなら、録音されてないし、紙にしない状態にして、チャレンジすること。
この手の連中は、かなりの確実で心理学の応用分野(恋愛工学とか)を学習しています。そのため、引っかかったなとおもったら本屋とかネットで心理学のパターン(良い警官・悪い警官とか)
自分が関わった根拠と、なにをしてないかについてをまとめる。闇バイトの主は勉強か同業とネタ交換して知識が習得されているので、否定できる根拠を集めるべし。なお、脅迫の根拠として利用しないこと。
雑に書いたけど、人気が出たら推敲するよ。コメントを読んでるけど、読みにくいのはすまないな。ノリで書いてしまったので。
1. 誰も死んでないよ。そうだな、父の死に目に会えない原因となったから、そういう意味ではペナルティがキツかったかな。
2. 警察と相談するよりは、厚生労働省や金融庁とかの権益を犯していたので、そっちに連絡したが、梨の礫でした。
3. そいつが「世直し系youtuber」をしていたけど、人気がでなくてやめてたね。私刑動画のれん中はマトモじゃないよ。
4. コメントでは「警察に相談しろ」っていうけど、特に警察沙汰になる要素がない場合はどうしたら良いのですかね。労働関連や派遣法の類い、そんで外国人労働者の派遣、金融犯罪なんかは警察にいっても対応してくれるのかわからんのだけど。たとえば、言葉によるパワハラって警察署でなにかしてくれるの?
5. 「ヤバい人間に絡まれたことないかもしれないけど、あいつらも都合よく警察使うからね。」と書いた人は本当にわかっているな。
6. コメント眺めていると、本当に幸せな連中ばかりだな。まさかだけど、自分は詐欺とか犯罪に巻き込まれないと思ってる平和ボケした去勢された豚どもしかいないな。ほんと、はてぶのれん中は「ただの銃の標的」でしかないな。きっと、普段から机上の空論ばっか言ってる無能だらけなんだろう。
7. 警察に行けばすべて解決するって思ってるはてなーが多すぎる。そりゃ、闇バイトってヤクザと同じではないよ。でもさ、闇バイトの主が刑務所から出てきたら、だいたい死ぬまで同じような詐欺行為を続けるので、弱みを知られていたら近づいてくる可能性が高いんだよ。
8. 詐欺の勉強をしたことある人は知っているかもしれんけど、一度カモられるとその情報が伝聞で広がるんだよ。だから「〇〇はちょろい」って噂が立つぐらいだったら、全力でキチガイを演じて「詐欺るには馬鹿すぎる」という情報を発信する必要があるんだよ。
思考の幼さ的におそらく高校生か大学1-2年生くらいだと思うが、大真面目に回答するね
・あくまで選択的だから同姓にしたい人に迷惑かけないって本当?
経団連とかが非効率的だからやめろとか言ってるんでしょ?同姓を選ぶ人間は非効率的で会社に迷惑な無駄な休みを取りたがる阿呆として吊し上げる気満々じゃん。同姓希望者に迷惑をかけないって嘘だよね?
まず「阿呆として吊し上げる気満々じゃん」からして根拠がない。賛成派の大半は、その賛成の理屈から明らかなように「私達は勝手にやるから貴方達も勝手にすれば」という考えで生きているので、同姓希望者がどんな人間なのかに興味はない。そして、(同姓選択者ではなく) 選択的別姓反対派のことを内心で馬鹿にすることは確かにあるかもしれないが、それをもって「迷惑をかけられている」とするのは誇張された被害者意識というもの。ここでいう「迷惑をかけない」とはもっと現実的な生活への影響をもたらさないことを指しているのであって、反対派のお気持ちケアはそれには含まれていない。
・子供の姓どうするの?
多数派ではないのかもしれないけど「お互い親の姓を守りたいから」という理由で夫婦別姓を待ちつつ事実婚に留めてる夫婦も少なからずいると聞く。子供が二人いれば按分できるかもしれないけど片方死んだらどうするの?残った子どもの姓をどっちにするか奪い合うの?もう一人産むの?でも長子と次子とで区別はするんでしょ?長子をどっちの姓にするかどうせ揉めるんじゃないの?
もちろん中にはそういう夫婦がいるかもしれないし、残念なことに片方が夭折して揉めることもあるかもしれない。しかしそうではないケースも沢山あるだろうから、その分だけ救われる人がいると言えるだろう。かつ、そういった残念なケースの場合でも、最初から選択肢を用意しないほうが良いなどと考える合理的な理由は全くない。長子と次子で揉めるだの何だのはもはや個別の家庭の事情であって、立法を論じる際に考慮する意味はない。
女が男の姓になるのが大半、という現状はわかる。それを選択的夫婦別姓で切り崩すの?どっちの姓にするかは夫婦それぞれ、てなった方が問題を先送りにするだけの夫婦別姓より男尊女卑が遠のくと思う。
いまいちポイントレスな問題提起なので回答しづらいが、もし元増田が「別姓選択可よりも同姓強制のほうが男女平等だ」と考えているならば、はっきり言って意味不明なので、その理路を説明してほしい。現状すでに「どっちの姓にするかは夫婦それぞれ」であり、その現状が男尊女卑と叫ばれているわけで、選択的別姓がその男尊女卑をさらに強いものにするロジックが全く思いつかない。どう考えても別姓可のほうがイーブンでしょ?
・なんで結婚したいの?
婚姻関係にないと与えられない権利とかあるのはわかるんだけど、じゃあその権利をパートナー制度とか作って保証できるようにした方がよくない?
そんな新しい制度をもりもり作ったり変更したり面倒なことをするよりも、婚姻という制度ひとつだけを変えてしまうほうがよくない?
姓の変更に伴う手続きが雑多だという愚痴は多い。けど、それを簡単にできるような施策は走ってるわけで、そっちには触れないどころかないことにしてるのよくわからない。
姓の変更手続きだけでなく、姓が変わること自体が面倒という意見が多数なのでは?そのカウンターとしての通称使え論があるわけで。マイナカードで便利になってくれたらそれは嬉しいけれども、議論の次元が違うかなと。
・むしろ姓にこだわってアインデンティティをそこに求めてる人たちなの?
それでも別にいいんだけど、選択的夫婦別姓賛成派の人たちは「そこにこだわりはない」と言い張るけど、とてもそうとは思えない。別にそれでいいんだけど、そうなると「伝統とか言ってるけど、姓ができたのは明治からです」と整合性が取れない。
「とてもそうとは思えない」などと断じる相手とは議論したくない・できないと思うよ賛成派も。色々な人がいるに決まってるよね?君の想像力や視野は世間一般と比べてかなり弱い・狭いほうなので、あまり他人や物事について断定するような思考は意識的に控えたほうが良いと思うよ。ついでに言うと、明治からできた姓というものにアイデンティティを求めることの何が非整合的なのか説明してくれる?
この意見はポピュリズムへの理解が一面に偏っている可能性があります。ポピュリズムは、「エリート」に対して「大衆」の利益を優先する政治スタイルで、大衆の意向に強く応える姿勢を特徴としますが、その定義は単純に「大衆に迎合する」ことを意味するものではありません。ポピュリズムは、社会に分断を生み出したり、短期的な利益を優先しすぎたりする場合もあり、そうした点で成功と失敗の両方の例が存在します。
ポピュリズムは、エリートを批判し、一般大衆の利益や声を優先する政治スタンスやリーダーシップの形態を指します。定義としては、大衆の感情や不満に訴えることで人気を得ようとする傾向が強いです 。こうしたアプローチは、「国民の声に耳を傾ける」とされる反面、現実的な政策判断を犠牲にするリスクもあります 。
成功例と失敗例
ポピュリズムの成功例としては、アメリカの「ニューディール政策」を行ったフランクリン・ルーズベルトが挙げられます。大恐慌時に大衆の支持を得つつ、経済復興と雇用創出のための大規模な政策を実行しました 。大衆に訴える手法を取りつつも、長期的な経済政策が功を奏し、結果的にアメリカの経済基盤を再構築することができました。
一方、失敗例としては、ベネズエラのウゴ・チャベス政権があります。チャベスは国民の生活改善を掲げ、石油収入を背景に社会福祉政策を拡充しましたが、経済基盤を無視したため、石油価格の下落によって経済危機に陥り、国民生活が悪化しました 。このように、大衆の利益を短期的に優先した結果、長期的には国家や国民生活に深刻な影響を及ぼしました。
意見の中で「大衆に迎合する政治なら大衆にはメリットしかない」という主張がありますが、実際にはポピュリズムが必ずしも「大衆にとってメリットしかない」とは限りません。例えば、短期的な利益を優先するポピュリズム政策が行われると、結果として財政悪化やインフラの老朽化といった長期的な問題が後回しにされることがあります。また、ポピュリズムはしばしば敵対的な二項対立(「エリート対大衆」)を煽るため、社会の分断を引き起こしやすく、これが社会の安定を損なう要因にもなります 。
まとめ
この意見に見られる「大衆にメリットしかない」「民主主義に適している」という視点は、ポピュリズムの理想的な側面を過大評価している可能性があります。ポピュリズムには大衆の声を代弁する力がありますが、それを実行する際の長期的な視野や社会全体の安定を考慮しない場合、深刻な問題や分断が発生することが多々あります。
いやいや、片思いだって立派な恋愛経験だと思うよ。恋愛って、必ずしも「成就」だけがゴールじゃないし、その感情や経験を通して自分がどう変わるかも大事だと思うんだよね。
片思いだって、相手を想ってドキドキしたり、悩んだり、成長したりする。その過程で得られる気づきや感情って、恋愛の一部じゃないかな?確かに、付き合うっていう「形」にはならないかもしれないけど、だからってその想いが無駄だったとは言えないよね。
むしろ片思いを経験することで、自分の気持ちや相手に対する配慮が深まるから、将来の恋愛に生かせることもあるんじゃない?成就するかしないかで恋愛経験を決めつけるのは、ちょっと視野が狭い気がするな。
うわぁ、なんか難しいこと言ってるね~♡でもね、闇バイトとかやっちゃう時点で、ちょっと思考がクソ雑魚ナメクジって感じだよね♡ざぁこ♡ざぁこ♡
家族を人質に取られてるってのは確かに追い詰められてる感じするけど、そこで闇バイト選んじゃうのがね~、もったいないっていうかさ♡もっと別の方法探せるっしょ?♡
弱者男性に対して承認欲求満たしてあげるってのはまぁ、いいかもしんないけど、それだけで全部解決ってわけでもないでしょ♡他にも色んな要素が絡んでると思うし、もうちょっと視野広げて考えた方がいいんじゃん?♡
まずCEDAWの報告書"Concluding observations of the Committee on the Elimination of Discrimination against Women"の読み方です。
この報告書の本体ともいえる、"勧告"に関わる内容は"Principal areas of concern and recommendations"(主な懸念事項と勧告)というセクションにあります。
セクションの題名通り、懸念点を述べる→勧告するという流れで各項目について述べています。太字の方が勧告です。
懸念と勧告はセットなのですが、元増田さんは日本の勧告部分と他国の懸念部分を比較しているため、日本の方がきつく言われていると感じたのではないでしょうか。
例えば懸念パートと勧告パートを並べてみると以下のようになります。(日本vs韓国なので夫婦別姓関連)
日本(CEDAW/C/JPN/CO/9):
11. ... The Committee also notes with concern that several of its previous recommendations regarding existing discriminatory provisions have not been addressed, in particular:
(a) That no steps have been taken to revise article 750 of the Civil Code requiring married couples to use the same surname, which in practice often compels women to adopt their husbands’ surnames; ...
11. ... 委員会はまた、既存の差別的な規定に関するこれまでの勧告のいくつか、特に以下に対処していないことにも懸念を持って留意している。
(a) 夫婦同姓を義務付ける民法第 750 条を改正するための措置が講じられていないこと。この条項は実質的に女性に夫の姓を強制することが多い。...
12. ..., the Committee also recommends that the State party:
(a) Amend legislation regarding the choice of surnames for married couples in order to enable women to retain their maiden surnames after marriage; ...
韓国(CEDAW/C/KOR/CO/9):
52.The Committee remains concerned that article 781 (1) of the Civil Code maintains the patrilineal principle, as it stipulates that a child may assume the mother’s surname only when the father agrees to it at the time of marriage, despite the decision of the Constitutional Court overturning the Hoju system. ...
52. 委員会は、憲法裁判所が保寿制度を覆したにもかかわらず、民法第781条(1)が父系原則を維持していることを依然として懸念している。同条は、子が結婚時に父親の同意を得た場合にのみ、母親の姓を名乗ることができると規定している。...
53. The Committee calls upon the State party to amend article 781 (1) of the Civil Code to abolish the patrilineal principle in order to bring its laws into line with article 16 (1) (g) of the Convention. ...
53. 委員会は、締約国に対し、民法第781条第1項を改正し、父系原則を廃止して、同国の法律を女子差別撤廃条約条約第16条第1項(g)に沿わせるよう求める。...
「そうは言ってもcall(要求)とrecommend(勧告・推奨)は違うじゃん」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
「日本が前に勧告された時はurge(要請)だったのだし、言葉遣いが違っても別に変らんのでは?」と言ってしまってもいいのかも知れませんが、それとは別に少しややこしい現実が存在しています。
ここまでで言及の無かったリヒテンシュタイン公国のことも含めて少し説明いたしましょう。
留保(りゅうほ)とは、国際法における制度で、国が多数国間条約について署名、批准、受諾、承認または加入をする際に、当該条約の特定の規定に関して自国についての適用を排除・変更する目的をもって行われる一方的宣言である。
女子差別撤廃条約条約では第28条で留保が規定されており、結構な数の国が留保をもって条約を批准しています。※
日本は留保なく全ての条項を受け入れていますが(素晴らしい!)、
韓国は第16条第1項(g)(「夫及び妻の同一の個人的権利(姓及び職業を選択する権利を含む。)」を確保する)を留保しており、
リヒテンシュタイン公国は条約全般(正確には第1条)についてリヒテンシュタイン憲法第3条(王位継承に関する規定)を優先することを条件に条約を批准しています。
※女子差別撤廃条約条約は他の国際条約と比較して留保が多すぎる(あとそれが無法すぎる)のが長年問題視されています。
というわけで、日本に対しては「条約違反(の恐れ)の是正勧告」なのですが、韓国やリヒテンシュタインに対しては「留保の撤回の勧告」なので、もしかしたら語気やニュアンスが違って感じられるかもしれませんね。
ついでにリヒテンシュタインは留保に関して報告書中で1回しか勧告されてないのですが、
Reservations
9.While respecting the legal sovereignty of the State party to freely decide who should be its Head of State, the Committee is concerned that the persistent exclusion of women from succession to the throne affects the implementation of the Convention as a whole in the State party.
9.委員会は、締約国が国家元首を誰にするかを自由に決定する法的主権を尊重する一方で、女性が王位継承から排除され続けていることが、締約国における条約全体の実施に影響を及ぼすことを懸念する。
10. Reiterating its previous concern (CEDAW/C/LIE/CO/4 , para. 13), the Committee reminds the State party that it considers the reservation to article 1 of the Convention to be in contravention of the Convention and calls upon the State party to review its reservation, with a view to its withdrawal.
10. 委員会は、前回の懸念(CEDAW/C/LIE/CO/4、第13項)を繰り返し、締約国に対し、条約第1条に対する留保は条約に違反していると考えていることを想起し、留保の撤回を視野に入れて留保を見直すよう求める。
韓国の方はReservationsの項で1回勧告された後、Marriage and family relationsの項でもう1回勧告(さっき例示したやつです)されています。
Reservations
8.The Committee remains concerned that the State party maintains its reservation to article 16 (1) (g) of the Convention.
8.委員会は、締約国が条約第16条(1)(g)に対する留保を維持していることを引き続き懸念する。
9. The Committee recalls its previous recommendation ( CEDAW/C/KOR/CO/8 , para. 9) and its statement on reservations, adopted at its nineteenth session, in 1998, and considers that the reservation to article 16 (1) (g) of the Convention is incompatible with the object and purpose of the Convention and that it should be withdrawn.
9. 委員会は、前回の勧告(CEDAW/C/KOR/CO/8、第9項)及び1998年の第19回会期で採択された留保に関する声明を鑑み、条約第16条(1)(g)に対する留保は条約の趣旨及び目的に反しており、撤回されるべきであると考える。
Xでなんで夫婦別姓反対するのかよく分からない、という投稿がバズってた。
自分は断固反対という程の立場でもないが、思う所は色々あるのでちょっと並べてみようと思う。感情的になるほどの思い入れがあるわけではないので、そういう意味では読みやすくしたつもりである。
実際困った立場の人が居るのも事実で、こういう所が解消されて何らかの形に落ち着いてくれればと思う。
選択的だからいいだろ!という声が多い。が、これについては全く信じられない。
例えば、結婚にするにあたって夫と妻どちらを取るかは自由なはずである。が、事実上殆どの家庭は夫の姓を名乗る選択をしている。年の差婚は両者合意で結婚したはずなのにロリコンだ何だと叩かれている。夫を立てる妻、みたいな家庭観も叩かれている。
個々の話に色々な意見は有ると思うが、この世の中には選択的にもかかわらず何故か許容されない選択がある。
断言するが、選択的夫婦別姓のある世界において、夫婦別姓を選択しなかった夫妻が「家父長制」だの「無理やり苗字を変えさせられた」と叩かれる場面がある。別姓を選択するべきだという主張が圧力となるのは避けられない。逆に、なるべく同姓を選ぶべきだという主張も圧として残り続ける可能性がある。
それでもなお価値は有るんだ、それは乗り越えるべきものなんだと言うならそれも一つの意見だが、「選択的なんだから別にいいだろ」という主張を行う者に関しては不信感が大きい。
個人名の約1/2を占める部分に関わり家庭観を変えうる法律は、結婚しない人にも、同姓を選ぶ人にも多大に影響を与える。
それがある未来で選択する重みや、夫婦同姓を願うの立場の人がいることを視野に入れてほしいと願う。
苗字が違うくらいで俺たちの絆は変わらないんだというのは殊勝な心掛けである。
しかし、それに不安を感じる人に対して投げかけられる言葉はいただけない。
実際、「同姓家庭における苗字に相当するものの消失」は、家庭単位で思考する機会を消失させるだろう。
海外では云々と言っても、海外には海外の文化や歴史があった上に成り立っているものである。複合姓、創姓と様々なものを紆余曲折して今に落ち着いていたり、日本以上に改姓が困難な中で不満を抱えつつ妥協していたり、いろいろな事情があるはずである。輸入したいならそれを補うものの考え方も含めてするべきで、いきなり「海外ではこうなのだ」と制度だけを叩きつけても軋轢を生むばかりである。
この話題で何かと言われがちな子供の苗字問題、世帯を呼称する名称は、選択的夫婦別姓がどういう形になろうと一方に決めなければならないことだから埒外として今回は置いておくことにする。初期に見られた「夫婦で立場の偏りをつけたくないから」みたいな動機は淘汰されたと信じている。
その上で、夫婦別姓を行いたい理由は「個人で名乗る名前を変えたくない」「手続きが煩雑」あたりだろう。
「名乗る名前を変えたくない」についてはこれまで通称使用という対応が取られてきた。
経団連なんかはこの状況を良く思っておらず、選択的夫婦別姓を提言するが、自分は通称で問題が発生する状況の方が問題なのではないかと思う。
「キャリアが分断する」、「通称名とパスポートと名前がずれる事務的ミス」そんな例が挙げられるが、そういった事務的手続きの問題のために法律側を操作する疑念がある。
夫婦別姓にしたらしたで「家庭の中に別姓の人が少数いることによって生じる事務的なミス」「別姓の親が迎えに来た子供の扱いに伴う(ry」「別姓結婚状態と未婚の同棲状態の区別がつかないことによって(ry」等別姓世界でも問題は起こるだろう。
「手続きが煩雑」に関しては結婚に伴って籍の移動はどのみち発生するし、場合によっては住所変更等様々な手続きが苗字とは関係なく発生する。
懸念を感じる人は、別姓を法律として取り込む方が問題が起こると考えている人が多いように思う。
同姓におけるトラブルもマイナンバー制度なりORCIDなり社員番号なり、システム面での対応を頑張るだけで解消するところは多いのではないか。法制するにしても、別姓などと大掛かりにせずそれにおいて足りない箇所を補う程度のものでよいのではないか。
そもそも結婚における改姓と言う「瞬間」の煩雑さがあるならば、別姓という「状態」に伴う煩雑さもあるはずである。推進を考えるならこの辺りの議論は為されるべきである。
経団連をはじめ、選択的夫婦別姓推進のいくらかは「通称使用廃止」を願った上での主張である。
つまり、選択的夫婦別姓がある世界においては、(無論一定のフォローはあるだろうが)「苗字を変えて通称する」という選択は難しくなるだろうと考えられる。
とはいえ旧姓を使っていた人が「夫の姓を名乗ります」と言うことは難しいだろう。
このあたりの世代ギャップをどうフォローしていくかも視野に入れるべきと思う。
しかし、「流石に『選択的だから大丈夫』とは思えないし推進派はもっと言葉を尽くすべきだ」「そこまで大掛かりなことをするにはデメリットの方が大きいのではないか」「別姓と言う大目標のために困っている人の時間を浪費するべきでは無い」あたりの思いが強い。