はてなキーワード: 瓦礫とは
・ピッコロさんがボコられてマジ覚醒する悟飯さんヤバ 赤い眼…
これは萌えざるを得ない
・opからキャラクターの性格がスピーディかつ的確に伝わってくる…
さすが創作神
・ガンマ2号の攻撃した後に効果音がでる描写、スパイダーバースっぼくて
すごい良かった ガンマ1号2号の声が良すぎてビビった
「ガッ」とか「ギュッ」とか力の入る感じの掴み?とかを
戦闘無知民でも分かるようさりげなく強調する演出がすごい散りばめていただいてて「動き」ってかっけえ!と
思わさせて頂いた感じする
+シンプルに体術かっこいい+空飛べるから空中を縦横無尽に動くスピード感
+舞台が壊れて瓦礫が空中を散らばったりブラックの固まりが落ちながら砕けたりするとかすごい工夫が
こめられまくってて面白え!って感じた
理想の老後やんこんなん…
でも少年漫画だしな…戦闘が世界の理であるドラゴンボール世界だから
いいんだろうウン
・ドラゴンボールってそんな軽い感じで集まるんだ…
願い、3つ叶えてくれるんだ…
対照用にdeepLの画面で対訳見ながら編集した翻訳用和文原稿も吊っておく (deepLが誤解する場所とか主語を補ったりしないとちゃんとした訳にならんのよ)
ここは原文からニュアンス変えすぎでは等の突っ込みも甘んじて受ける。
----
「例の件」に関して、彼らは当事者でもなければ長崎の生まれでも広島の生まれでもないのに語るべきだろうか、という書き込みを目にして、少し自覚したのでどうしても言わねばならないことを言う。俺は長崎の生まれで被爆三世で当事者たちから直接話を聞かされて育ったから言う。俺程度がおこがましいという気持ちはあるけれど、当事者はほとんど残っていないから俺が言う。
長崎ではガキどもは原爆の話を聞かされて育つ。クーラーも扇風機もない真夏の小学校の体育館に一時間近くも寿司詰めにされて、原爆の話を聞かされた。俺にはそれが辛い時間だった。話をする年寄りはもっと辛かったと思うが、小学生のガキにはそんな想像ができるはずもないし、俺だってずいぶん聞かされた話をほとんど忘れてしまった。思い出せるのは精々ひとつかふたつだ。もうひとつ辛いことがある。毎年この時期になると、廊下にはずらりと、他所の地域ならPTAが発狂するようなグロ画像が堂々と貼り出される。最近は、原爆資料館ももうずいぶん漂白され、観覧者がトラウマを抱くような過激で恐ろしい展示は多くが撤去されたと聞く。なので、今も続いているかは知らないが、俺の頃はそこに展示されていた。
小学生の頃の俺にはどうしても直視できない写真が一枚あった。谷口稜曄さんの写真だ。検索すれば出てくる。閲覧注意のショッキングな写真だが、それでもどうか見てほしい。どうしてもその写真の掲示された廊下を通れなくて、その時期はいつだって校舎の別の階を遠回りして、写真が目に入らないよう逃げ出していた。
今は、妹を探すために焼け跡に向かった俺の祖父は、目を背けることも別の道を通ることもできなかったんだなと思う。写真どころか、まだ生きて呻きを上げる人間が山ほどいただろうし、苦しみの果てに事切れた人間はもっと山ほどいただろう。彼は瓦礫だらけの長崎の狭い道を、handcartを曳いて何キロも何キロも歩いて、妹を捜し歩いた。当時の祖父は子供じゃなかったが、当然それと似たような事をしたこどもたちも居た。居ただろうじゃない。居た。俺はその話を本人から聞いたし今も覚えている。幼い兄弟が焼け跡から自分の親父の死体を見つけて、兄弟がそれを焼いた話。薪が足りなくて親父の遺体が十分に焼けず、零れ出た生焼けの脳ミソを見て逃げ出して、それが今生の別れになってしまった話。
俺はガキの頃に聞いたその話をいつまで経っても忘れることが出来ないし、今だって辛くて苦しくて、手が震えて涙を出している。どうしてあの親父の脳ミソから逃げた爺さんは、想像もできないほど恐ろしいトラウマを、一生治らない傷痕をほじくり返して人目に晒すことが出来たのだろうかとずっと思っている。
今は少しだけわかる気がする。
俺が自分のトラウマをほじくり返してでも祖父やあの爺さんの話をせずにいられないのは、彼らの言葉が忘れ去られることに比べれば、この程度の苦しみなど何でもないからだ。俺の手が震えて動悸や眩暈と共に涙や鼻水に塗れることなど、かつて確かにあった途方もない苦しみがなかったことにされるのに比べれば何でもないからだ。
だからひょっとしたら同じなのかもしれないとも思う。
俺には想像もできないほどの地獄を味わった祖父は、孫が産まれるまで生き、焼け跡で妹の死に目にも会えた。つまり祖父はあの焼け跡で、誰よりも幸福な人間のひとりだった。祖父やあの爺さんは結局のところ、地獄の淵をさまよっていた人間に過ぎないのだ。俺には想像もできないほどの苦痛を味わった人間でさえ想像もできないほどの苦しみが、78年前の長崎には石ころのように転がっていて、誰にも顧みられなかったのだと思う。俺には想像もできない彼らの苦しみは、彼らが目にした無数の途方もない苦しみがなかったことにされるのに比べれば、何でもないことなのだ。
記憶は人に語られる度にどうしようもなく薄れていく。あの人たちが忘れられることをどうしても許せなかった記憶も、もうほとんど忘れ去られている。78年前の途方もない苦しみはもうほとんどが消え去って、二度とは語り継ぐことはできない。あの原爆で最も苦しんだ人たちは、それを誰に伝えることも出来ないまま焼け跡で腐れ落ちて死んだ。それを自分の目で見た人々も、多くは口をつぐんで墓まで持って行った。僅かに語った人々もほとんどが今や墓の下にいる。
老人たちの言葉と比べて、自分の言葉は何と軽いのだと思う。こんな軽い言葉で語るくらいなら、口をつぐんだ方がマシだとさえ思う。それでも誰かが継がねばならない。俺のこんなにも軽い言葉でさえ、もはやこの世に残された原爆を語り継ぐ声の上澄みなのだと気が付いた。自分のような存在がこれを語ることが許されるだろうかと思う気持ちは痛いほど良く分かる。それでも口を閉ざさないでほしい。語るべきでないと、我々が口を閉ざした結果があれなのだ。
想像もできない苦しみを想像することを止め、他者の苦しみを面白おかしく消費して生きていくことを、俺は時々選んでしまいそうになる。俺がもう声も顔も、言葉さえろくに思い出せない老人たちの、せめて苦しみの想像が残っているうちに、ここに書き残しておく。
翻訳者注記: このポストは、日本のある投稿者が「自分は広島・長崎の出身でもないのに原爆に関する言論について発言する資格があるだろうか」と悩みながら、それでもバービーと原爆の件について発言した投稿に対する返答である。世界に読まれる価値があると考えここに翻訳した。
例の件に関して、当事者でもなければ長崎の生まれでも広島の生まれでもない人間がどうこう、という書き込みを目にして、少し自覚したのでどうしても言わねばならないことを言う。
俺は長崎の生まれで被爆三世で当事者たちから直接話を聞かされて育ったから言う。
俺程度がおこがましいという気持ちはあるけれど、当事者はほとんど残っていないから俺が言う。
長崎ではガキどもは原爆の話を聞かされて育つ。クーラーどころか扇風機もない真夏の小学校の体育館に一時間近くも寿司詰めにされて、原爆の話を聞かされた。俺はとにかくそれが辛かった。
話をする年寄りはもっと辛かったと思うが、小学生のガキにはそんな想像ができるはずもないし、俺だってずいぶん聞かされた話をほとんど忘れてしまった。思い出せるのは精々ひとつかふたつだ。
もうひとう、この時期になると廊下にはずらりと、他所の地域ならPTAが発狂するようなグロ画像が堂々と貼り出される。原爆資料館ももうずいぶん漂白され、観覧者がトラウマを抱くような過激で恐ろしい展示は多くが撤去されたと聞くので、今はどうかは知らないが俺の頃はそうだった。
小学生の頃の俺にはどうしても直視できない写真が一枚あった。谷口稜曄さんの写真だ。検索すれば出てくる。閲覧注意のショッキングな写真だが、それでもどうか見てほしい。
どうしてもその写真の掲示された廊下を通れなくて、その時期はいつだって別の階を遠回りして、写真が目に入らないよう逃げ出していた。
今は、妹を探すために焼け跡に向かった俺の爺さんは、目を背けることも別の道を通ることもできなかったんだなと思う。
写真どころか、まだ生きて呻きを上げる人間が山ほどいただろうし、苦しみの果てに事切れた人間はもっと山ほどいただろう。
瓦礫だらけの長崎の狭い道を、リアカーを曳いて何キロも何キロも歩いて、妹を捜し歩いた。
当時の祖父は子供じゃなかったはずだが、当然それと似たような事をした小学生も居た。居ただろうじゃない。居た。俺はその話を本人から聞いたし今も覚えている。
幼い兄弟が焼け跡から自分の親父の死体を見つけて、自分たちで焼いた話。薪が足りなくて親父が生焼けになってしまって、零れ出た生焼けの脳ミソを見て逃げ出して、それが今生の別れになってしまった話。
俺はガキの頃に聞いたその話をいつまで経っても忘れることが出来ないし、今だって辛くて苦しくて、手が震えて涙を出している。
どうしてあの親父の脳ミソから逃げた爺さんは、想像もできないほど恐ろしいトラウマを、一生治らない傷痕をほじくり返して人目に晒すことが出来たのだろうかとずっと思っている。
今は少しだけわかる気がする。
俺が自分のトラウマをほじくり返してでも祖父やあの爺さんの話をせずにいられないのは、彼らの言葉が忘れ去られることに比べれば、この程度の苦しみなど何でもないからだ。
俺の手が震えて動悸や眩暈と共に涙や鼻水に塗れることなど、かつて確かにあった途方もない苦しみがなかったことにされるのに比べれば何でもないからだ。
だからひょっとしたら同じなのかもしれないとも思う。
俺には想像もできないほどの地獄を味わった祖父は、孫が産まれるまで生き、焼け跡で妹の死に目にも会えた。
つまり祖父はあの焼け跡で、誰よりも幸福な人間のひとりだった。
祖父やあの爺さんは結局のところ、地獄の淵をさまよっていた人間に過ぎないのだ。
俺には想像もできないほどの苦痛を味わった人間でさえ想像もできないほどの苦しみが、78年前の長崎には石ころのように転がっていて、誰にも顧みられなかったのだと思う。
俺には想像もできない彼らの苦しみは、彼らが目にした無数の途方もない苦しみがなかったことにされるのに比べれば何でもないことなのだ。
記憶は人の口を経る度にどうしようもなく薄れていく。あの人たちが忘れられることをどうしても許せなかった記憶ももうほとんど忘れ去られている。
78年前の途方もない苦しみはもうほとんどが消え去って、二度とは語り継ぐことはできない。
あの原爆で最も苦しんだ人たちは、それを誰に伝えることも出来ないまま焼け跡で腐れ落ちて死んだ。
それを自分の目で見た人々も、多くは口をつぐんで墓まで持って行った。僅かに語った人々もほとんどが墓の下だ。
老人たちの言葉と比べて、自分の言葉は何と軽いのだと思う。こんな軽い言葉で語るくらいなら、口をつぐんだ方がマシだとさえ思う。
それでも誰かが継がねばならない。俺のこんなにも軽い言葉でさえ、もはやこの世に残された原爆を語り継ぐ声の上澄みなのだと気が付いた。
自分ごときがと思う気持ちは痛いほど良く分かる。それでも口を閉ざさないでほしい。語るべきでないと、口を閉ざした結果があれなのだ。
想像もできない苦しみを想像することを止め、他者の苦しみを面白おかしく消費して生きていくことを、俺は時々選んでしまいそうになる。
忘れそうだからどっかに残しておきたかったんだけど、どこもしっくり来なくてここに書き散らす。
震災の話を書くので苦手な人は読まないでね。
___
家には父(無職)と犬(デカいけどビビり)と自分(高3。卒業式も終わって春休み中)
そもそも宮城は地震が多くて、震度5〜6も数えるくらいだけど体験してた。最初はいつもの感じかなーと思ってたんだけどなんか長くて、ヤバさを感じたからとりあえず犬を抱えた。犬は震えながらテーブルの下にいた(避難訓練やってたんか?)。ちなみに父はテレビ押さえてた。
そしたら揺れが大きくなって台所の食器棚が倒れて皿が割れるデカい音と砂煙が舞って(マジかよ〜)って気持ちになった。多分正常性バイアス。
家にいるのも危ないのか?と思い犬を抱えたまま外に出ると大人がたくさんいた。近くの一軒家のブロック塀が崩れてて(本当に崩れるんだ)と思う。
母は出勤してたので出迎えも兼ねてたんだけど、場所が悪くてすれ違いになり「どこいるの?」とメールが来る。空にはガァガァ鳴いて飛んでる白鳥の群れと雪がチラついててなんだか絶望的な気持ちになった。
(家の近くで白鳥は飛ばないので、普段と違う様子の怖さと寒さのせいだと思う。それと人間が大変なことになっても変わらず雪は降るのか…っていう無力感)
家に戻ると母が割れた食器を片付けてた。割れた食器の中に神戸旅行で買ったレトロなお皿もあった。勿体無いから使わずに取っておいてたんだけど使わないまま割れてしまった。
確かその時は電気が通っててテレビが付いてた気がする。緊急事態の時の縁が青い画面で、右下に被災地域の地図と沿岸に赤いライン。確か津波来るから逃げてくださいって言ってた気がする。
こんな地震でも電気来るなら大丈夫かなって思ったけど夕方?くらい?には電気も止まった。
家にいるのも危ない気がしたので近所の中学校の体育館に避難する。父は犬と家に残った。
体育館には結構人がいて、ストーブが炊いてあった。ストーブ囲って近くの知らない大人とちょっと話した。携帯でニュースを見るけどイマイチ状況がわからない。充電もなくなるので寝た。
朝、体育館の入り口に河北新報だか朝日新聞の号外が貼ってて、デカデカと気仙沼?石巻?松島?の火事の写真が載ってた。
えーここに住んでる人どうしたんだろう…と思う。
家にいても学校にいても同じなので、次の日からは家で寝ることにした。
この後の記憶はなんとなく時系列順に箇条書きするけど順番間違ってるかもしれん。
・こういう時ってご飯どうするんだろうって思ってたけど、うちはお歳暮のお菓子(マドレーヌとか)があったのでそれで食い繋いでた。元々少食だけど不思議な事にお腹はそこまで減らなかった。
・ライフライン全部止まってるのでトイレは2回したらちょっと流す でやりくりした。ご飯も水も最小限だったのでトイレ自体あんまり行かなくならなかった気がする。
・近所の集会場の水道が出るって話を誰かから聞いて、バケツとかペットボトル持って並んだ。並んでたら夜になって星がめちゃくちゃ綺麗で、こんなに星見えるんだ と思った。
・タバコ屋のじいちゃんがやってる自販機も開けて飲み物売ってくれてたらしいけどコーヒーしかなかった、と父が言ってた。(買って来てたかは覚えてない)
・コンビニはロープ張って立ち入り禁止になってた(スナック菓子とか売って欲しいなと思ったけど従業員も被災者だからな…と諦める)
・ヨークベニマルが食品を売ってくれるらしいという噂を親が仕入れて来たので行ってみる。駐車場一帯を大きく円を描くように人が並んでた。(こんな時でもちゃんと並んでてエラい と思う)店舗の前で長机に電卓でお会計してる店員さん、カート運んで並んでる人に商品選ばせてくれる店員さん、みんな家族がいて自分も被災者なのにありがたいなぁと思う。
・なんか父親ががっくりしてる日があった。何かと思ったら津波で被害を受けた地域が祖母宅がある場所だったらしい。具体的にいうと陸前高田。祖母と連絡が取れない日が続く。ラジオではずっと同じニュース。
・とうとう電気が復旧してくる気配を感じる。マンションから夜外を見てると市役所がある方が明るい。数日に1度?電気が付いてる区画が広がる。母と明日かな?明日かな?と言い合う。電気が戻ったときは歓声がわいた。ガスと水はまだなので2,3週間くらいお風呂に入ってない。
・大学の入学式は予定通りやると連絡が来た(進学先はあまり被害がなかったらしい)。この3週間風呂に入ってない、しっとりツヤツヤヘアで入学式出ろと!??と驚いた。っていうかそもそも出席できなくね?2,3日後、式は1ヶ月後にやると連絡が来た。電気も戻るまで3週間かかったのに1ヶ月後に入学式出れるのか???と思う。(結局出れた)
・ガスか水道が戻る前に高速バスが復旧した。進学先の他県にアパートは借りてるので食料調達兼入浴に出かけた。びっくりドンキーでほぼ1ヶ月ぶりくらいにちゃんとしたご飯を食べる。食べたら秒で腹壊してトイレに駆け込む。固形物ほとんど食べてなかったから胃がビックリしたんだと思う。勿体ない…。そのままアパートか温泉かに入り、まだ電気開通前の部屋で凍えながら寝た。(引越し前なので布団もないからフローリングにそのまま)
これ以降は更に時系列があやふや。入学式は普通に出れた。また父がグッタリしてる日があって母に聞くと震災で亡くなった方の特集を見てたら高校の後輩?が出てたらしい。
震災1ヶ月後くらいやっと落ち着いた時にまた5強?とか来て片付けたものがまた落ちたり倒れたりして地球氏ねって思った。
余震は死ぬほど来てたので震度4くらいじゃビックリしなくなった。
祖母とも連絡取れたらしい。家にそこまで被害はなかったけど壁が壊れたとかでGWに父と高田に行く。
車に乗っててそろそろ近くまで来たな〜と思ってるとなんか訳わからない丘に漁業船が乗ってる。
こんなんあったっけ?と思ってると瓦礫まみれになって行く。
でも場所がわからないので元々瓦礫まみれの土地なのか、津波でこうなったのかわからない。道も当たり前に変わってるので検討がつかない。
えーどこなんだろうここ、そろそろ祖母宅着いてもいい頃なんだけどって思ってたら見覚えのあるアパートが建ってた。
そこで今瓦礫まみれの場所が帰省の時使ってた道だった事に気づく。
コメリは?隣にあったスーパー(名前なんだっけ わかる人いたら教えて欲しい)は?お食事処のキリンの看板は?過去にあそこですれ違ったはずの人たちは?
突然の事でボーッとしてしまう。唯一残ってたアパートもよく見たら窓が割れてて、勿論誰も住んでなかった。
___
とりあえずここまで。読んでくれた人ありがとう。その後の話はまた別で書きます。
【追加】
シン・ゴジラ | シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇 | シン・ウルトラマン | シン・仮面ライダー | (参考)トップをねらえ! | |
---|---|---|---|---|---|
公開日は? | 2016年7月29日 | 2021年3月8日 | 2022年5月13日 | 2023年3月18日 | 1988年10月7日 - 1989年7月7日 |
監督は? | 庵野秀明(総監督) 樋口真嗣(監督・特技監督) | 庵野秀明(総監督) 鶴巻和哉中山勝一 前田真宏 | 樋口真嗣 | 庵野秀明 | 庵野秀明 |
物語の元凶・すべてのはじまりは? | 牧悟郎博士 | 葛城調査隊、もしくはゼーレ | メフィラス(禍威獣を目覚めさせた) | ショッカー創設者の資産家 | 人類そのもの(宇宙怪獣は人類というウイルスを排除する銀河系の免疫機構) |
物語開始で彼は生存している? | ❌厳密には生死不明。 | ❌葛城調査隊は全滅、ゼーレもヱヴァンゲリオンQの時点で消滅。 | ⭕️すべてが終わってもしれっと地球に戻っていそうというファンからの声も。 | ❌明確に拳銃での自死が描写されている。 | ⭕️ |
ラスボスは人間? | ❌ゴジラ(怪獣) | ⭕️碇ゲンドウ(人間) | ❌天体制圧用最終兵器ゼットン(超兵器) | ⭕️緑川イチロー(改造人間) | ❌宇宙怪獣 |
ラスボスは対話で倒される? | ❌電車と瓦礫と凍結剤(博士のヒントをもとに科学を進歩させる) | ⭕️戦闘と対話 | ❌ウルトラマンと人類の共闘(ウルトラマンのヒントをもとに科学を進歩させる) | ⭕️戦闘と対話 | ❌宇宙怪獣を銀河系もろとも吹っ飛ばすカルネアデス計画。対話も何もあったものではない。 |
ラスボスの目的は人類補完計画? | ❌ | ⭕️ | ❌ | ⭕️ | ❌ |
敵を倒すと遺体は消える? | ❌ゴジラの復活の可能性が暗示されている | ⭕️ヱヴァ序破急の時点で使徒を倒すと形象崩壊する。アヤナミレイ(仮称)が崩壊するのはシンジが覚悟を決めるきっかけ | ❌怪獣の後始末が必要そうだった | ⭕️敵も味方も死ぬと泡になって消える | ❌宇宙怪獣の死体が浮遊している |
敵を倒すと血を流す? | ❌ゴジラの出血はなし。着ぐるみ的。 | ⭕️第9の使徒戦では内臓描写もある。ただしシンで出血はあったか覚えていない | ❌怪獣の出血はなし。着ぐるみ的。 | ⭕️ショッカーを倒すと血しぶきが飛ぶ | ❌確か血は流さない。ただしコーチが吐血する描写がある。 |
主人公は涙を流す? | ❌怒りは示すが泣かない | ⭕️綾波を失うときは涙を流す。終盤ではみんな泣いている。渚カヲルも! | ❌怒りは示すが泣かない | ⭕️泣く。ショッカーの多幸感との対比。または優しさ。 | ⭕️泣く。泣きながらも根性を見せる。 |
感情の起伏の少ない女性キャラはいる? | ⭕️尾頭ヒロミ | ⭕️綾波レイ(ただし後半では表情豊か) | ❌強いて言えば神永新二 | ⭕️緑川ルリ子 | ❌アマノ・カズミは感情豊かだと思う |
流暢な英語を日本語に挟むキャラはいる? | ⭕️カヨコ・アン・パタースン | ⭕️真希波・マリ・イラストリアス | ❌ | ⭕️人工知能、サソリオーグ | ❌ |
我に返ってしまう、しかしわざとやっているであろう場面 | ⭕️博士の写真が岡本喜八。カヨコの不自然な日本語・英語。無人在来線爆弾は大好き。 | ⭕️序盤のパリカチコミ作戦で明らかに特撮を意識したピアノ線のようなものが映る。巨大綾波が不自然なCG。登場人物が自分たちは虚構であることを意識し始める。 | ⭕️女性の体臭を嗅ぐウルトラマン。 | ⭕️コウモリオーグ、サソリオーグの安っぽさ。女ショッカーのハイレグレオタード。 | ⭕️原則すべてパロディからできている。 |
寸評 | ゴジラ怖すぎ! みんな有能! | シンジ君よく頑張った! 偉い! | 特撮楽しい! | 視聴者置いてけぼり! | 第7ハッチが開いています! かっこよすぎ! |
⭕️❌を見ると、総監督が庵野秀明の仮面ライダーとエヴァンゲリオン、そうでないゴジラとウルトラマンとの2系統に分かれていそう。
メロスany%RTA。王宮と城下町、羊飼い達の暮らす村という3つの舞台を行き来しながら正義と陰謀に揺れる人々の姿を描く、名作RPGです。今回は「走れメロス」と呼ばれるチャートになります。走者とメロス、一心同体の走りをお楽しみください。
さて物語は主人公・メロスの妹の結婚が決まったので式の準備をしよう、城下町シラクスに買い物に行こうというところから始まります。しばらくは故郷の村で基本操作のチュートリアルですので、簡単にこのチャートについて説明します。
今回バグありのカテゴリということで、途中のイベントをいかにスキップしていくかが鍵になります。走れメロスチャートでは、いわゆる探索パートの時もメロスを戦闘状態にし、メロスがずっと走り続けているというものです。
プレイ中ずっと戦闘モードで何が起こるかというと、一つとしては移動時間の短縮があるのですが、派生してさまざまな壁抜け、イベントスキップができます。特に、昨年の7月にアメリカの走者の方が発見した、結婚式のイベントから水害編に繋げるグリッチが革新的でした。
これにより中盤のセリヌンティウスが操作キャラクターとなるパートが丸々カットできるようになり、世界記録も大きく塗り変わったところであります。
さあ、村を出るムービーが入り、シラクスに到着しました。おつかいを済ませたところでここで最初のバグ技、壁抜けです。生垣と看板とのこの隙間、体を捩じ込むように素早く入力し続けますと…少しコツが要るのですが……成功です。これで、序盤では行けない奥の道具屋に入ることができました。短剣を購入して戻ります。
壁抜けをした影響でBGMが一時的に消えてしまっています。なんだかひっそりと不穏な雰囲気ですねえ、それだけ王が恐ろしいのでしょうか。悪評が町まで広がるのは中盤以降と思いきや、はいここの路地、この男に話しかけます。すると、皆様会話が読めましたでしょうか、「賢臣アレキス様が処刑された」だそうです。アレキスの死亡は宮廷編のクライマックス、どん底のシーンなのですが、なんと、すでに死んでいます!
さて再び壁抜けをして王城に向かいます。西側の城壁から侵入すると、すぐに衛兵に見つかり、持ち物に短剣が入っているため捕縛されます。
メロスのあまりにも早い反逆。買い出しのほかは先ほどの見知らぬ男との会話しかしていません。
ちなみに今どの場面かというと、石工として城の改修を請け負う親友のセリヌンティウスが城の内情を探っていたのがバレて捕まり、助けに来たメロスも見つかってしまう、という展開をやっています。
さて、逃げようとすると追う兵士と戦闘です。さすが王宮の近衛兵、強い、HPギリギリで耐えたところで…動きません。攻撃して来ません。実はこれまでにちょっとした悪さをしてまして、説明は難しいので省きますが結論を言うと、この負けイベントを利用して走れメロスの第一段階、メロスは戦闘モードなのに敵キャラクターが戦闘モードを終わらせてしまうという状態になっています。
ちなみに、メロスがやりたい放題で国の防衛は大丈夫かというと、なんと王様に当たり判定がありません。無敵時間なのは王様の方だったということですね。
謁見室を出ますと、広間に場面が切り替わり、背景ではいつのまにかセリヌンティウスが捕えられています。
ここでメロスにご注目ください。全体の画面構成としては通常の散策画面に戻りましたが、おわかりいただけるでしょうか、メロスが戦闘状態のままです。「走れメロス」完成です。これによりダッシュができ、このダッシュ回避を入力し続けることでメロスが高速で移動することができます。
メロス今度は正門から堂々と、退出します。走ってると正規ルートが普通に速いです。
ここから、元の村に帰ります。そもそも何のためにシラクスに来たのでしょうか。そうです、妹の結婚式の準備ですね。寄り道はここまでにしてさっさと結婚式を開きましょう。
村で待っていた妹に話しかけておつかいのミッションが完了です。ここで一度休憩コマンドを選択します。タイムロスにはなりますが、この後も戦闘があるためHPを回復して安定を取ります。
次に、妹婿に話しかけます。本来では叛乱軍の主要メンバーの一人であり、村での会話や行動選択で好感度を稼ぎ、能力値の高い味方にするのがセオリーですが、今回はとにかく速くクリアを目指します。なので、会話の選択肢から「結婚式は明日にしよう」を選択します。
さてここでお祈りポイントです。「明日」を提案すると妹婿がゴネますが、何回も選択しているとランダムで受け入れてもらえます。実は「明日」という選択肢はいわゆる隠し要素でして、根気よく選び続けると無限ループと思われた会話が低確率で変化し、隠しルートに突入する、という都市伝説のような仕様があるんです。今回もなかなか嫌がられてますがこの位は想定内です。
結婚式を明日にすると、妹婿の育成関係のイベントが全てスキップになるので、仲間入り後のパラメータは最低値になります。その上、「結婚を急ぐ代わりに、結婚祝いとしてメロスの全財産を渡す」というめちゃくちゃな約束をさせられるので縛りプレイのような状態、ハードモードに突入していくのですが、RTA的には妹婿の出番はここでおしまいなのでまったく問題ありません。
あっ、やっと妹婿が折れましたね!ここで連打を止めて、確実に、「全財産を渡そう」を選びます。これで会話が終了すると、さっそく結婚式当日を迎えます。
村中の皆がお祝いを述べてくれますので会話をAボタン連打で聞き流します。新婦の家族としてのスピーチは上下下下が最速です。
宴もたけなわですがここで壁抜けを使い、外に出ます。このルート、この抜け方がメロスが走っていないと抜けれないものになります。最新の研究の成果です。
屋外に出ると、天候は豪雨です。水害編の冒頭部分ですね。被害にあった村人達が王宮まで助けを求めるものの冷たくあしらわれ、王への不信感が増し、橋の再建を代わりに指揮したメロス達の政治力が一段と増す……というもので、先程ナレ死していました賢臣アレキスがついに王を見限るきっかけの出来事でもあります。
そんなわけで先ほど来た道を引き返すわけですが、橋が流されています。この川渡り、ミニゲームのようになってまして、流れてくる瓦礫を避けつつ、いかに下流に流されないで渡れるかの勝負なります。さすがのメロスも川は走り抜けることができません。メロス、めちゃくちゃ下流に大〜〜きく流されていますがとにかく対岸に渡り切ることができました。ボーナスアイテムは貰えません。
と、上陸した途端にここでメロス、山賊に襲われます。このイベントは本来、パーティに「大商人」か「村長」がいる状況で橋を渡ると発生するものなのですが、なぜか川を泳いで渡ったメロス一人が襲われてしまいました。しかも既に義理の弟に身包み剥がされ済みでアイテム欄もすっからかん。踏んだり蹴ったりもいいところです。
さて戦闘です。こちらは初期ステータスのメロス一人で、山賊と戦わなければなりません。まず山賊達の攻撃、メロスは防御を選択しまして多少食らっても耐えられます、そして2ターン目で「盗む」が出ました!これは早い、ラッキーです。
山賊が何を奪うのかというと「無」を盗まれます。はい、これでOKです、ダッシュとメニュー画面を出してのポーズとを高速で繰り返し、じわじわ山賊と距離を取り、地形をうまくすり抜けることで、山賊が追ってこなくなりました。全て倒してしまうと戦闘モードが終わってしまい、メロスが走れなくなるので、細工をしています。
さて皆様お気づきでしょうか。実は山賊との戦闘が始まった時に、メロスの位置が元々橋があった位置までワープしています。これで先ほど下流に流されたロスがチャラになりました。襲われてラッキーでしたね。
引き続きシラクスまでひたすら走りつつ、このあたりで一度走りを止めます。岩や茂みを目印にして……ありました。アイテム「岩清水」をゲット、先ほど盗まれた「無」の跡地と並び替えて「使用」します。山賊戦で減っていたHPがすさまじい回復をしていますがこれは副次的な効果で、メインとしてはこの操作によりフラグ管理に干渉しており、このあとの発生するイベントをエンディング直前のものまでワープさせています。
あと少しでシラクスですが、おや、誰かに呼び止められました。セリヌンティウスの弟子です。しかし無理やり走り続けることが可能ですので、ここは無視します。が、バグにはバグ、なんとこの男、並走して会話を続けてきます。これをさらに無視してダッシュを連打しているとこの辺りで……はい、引き離すことができました。
いやー何だったんでしょうね。メロスの奇行に苦言を呈したのか、それともまさか今更「妹が結婚するんだってねおめでとう、祝い酒があるので工房に来てくれないか」という伝言を伝えに来たとでも言うんでしょうか。まさかね〜。もしもそんなことを言われてセリヌンティウスに会ったら、彼が城下町の職人として見聞きしたことを愚痴られて、メロスのモヤモヤと合わさって、これがきっかけで結果的に片田舎の牧人が一大叛乱軍を築くことになってしまいそうな予感がしますね〜。
さて、いよいよラストダンジョンの王宮が近づいてまいりました。作中時間で3日ぶりになります。ここのマップなんですが実はここに隙間がありまして、酒場を経由して宴会をしている人達を避けつつ進むのが最短ルートです。
最後に、なるべく王宮に近い路地で「野犬」にエンカウントします。いい位置ですね。すぐ逃げるを選択して戦闘を終了、これでついに探索モードに復帰しました。最後までメロスが戦闘モードのままだとエンディングでフリーズするため、ここで解除します。
さて広場に向かうと物語はクライマックス、セリヌンティウスが処刑されようとしているところに……間一髪でメロスが間に合いました! 王様がなにやら長々と語り始めます。このあとまもなくヒロインから「勇者のマント」を手に入れたところでタイマーストップになります。
邪智暴虐な王様ですがメロスの行動に心打たれて改心した、という話をしています。多くの仲間と力を合わせる大切さ、これまでの数々の冒険が王の改心という形で実を結びました!
いやあ、色んなことがありましたね。ドロドロの陰謀と加速する恐怖政治、猜疑心が猜疑心を呼ぶ地獄の底で諌めた賢臣の遺言とセリヌンティウスの姿勢が重なり、現実的な打算としてはメロス達の軍勢が王の直属部隊を上回りつつあるため、要求を呑んだという、歴史的な瞬間に立ち会っています。いやー大河ドラマを見ているようですね。
画面端で何かわちゃわちゃしているのはこのムービー、スキップはできないんですがメロスが多少操作可能なんですね。セリヌンティウスと殴り合いをしているみたいになっていますが二人の友情は大丈夫でしょうか。
はい、最後に謎の女性が、メインヒロインですが初登場、勇者の証としてマントをくれるのでゲットしたところでタイマーストップです。走者のおさむさん、素晴らしい走りでした。お疲れ様でした。
《瓦礫読み/Rubble Reading》は令和の石の雨
トルコシリア地震をBBCポッドキャストで聞いていると、現地レポートからはやたらと"rebel"(反政府勢力)という言葉が発せられる。以前から"Syrian rebel"はニュース頻出語だったけど、地震の大惨事の今なぜ?と、ものすごい違和感を覚えた。
なんとか文脈の中での使われ方を察しようと集中して聞いていると、どうやら「瓦礫」を指すような文脈で使われてるっぽい。そこで和英辞典で瓦礫を調べてみると、 "debris" や "wreckage" と並んで、 "rubble"があった。
確かに、rebel と rubble を聴き比べてみたらハッキリ違う単語だけど、rubble を知らないと、もとから馴染みのある rebel に聞こえてしまうわな〜、と思った。みんなはどうかな?
阪神淡路大震災の時、住んでいるあたりの震度は確か2か3だった。
「起きた?」「いや寝てた」「信じらんねー」「高速倒れてるのビビったよなー」
みたいな能天気な会話をしたはずだ。
俺にはたまたま兵庫在住の親戚がいたので、震災の翌週末だったかな? お見舞いに行ったのだが、具体的に何駅だったか忘れたが、電車がギリ動いてた駅から親戚の家まで3時間とか歩いた。
歩く途中で見た瓦礫の山は流石に忘れられないし、親戚の家・家具にもそれなりの被害があって大変そうだったが、本人たちは元気だった。
あと、同学年で一人か二人、親戚がお亡くなりになったみたいな奴がいた気がする。
俺にとっての阪神淡路大震災とは、決して忘れることは無いが、その程度の思い出である。
恐らくだが、直接の家族・親戚がお亡くなりになったとか、あるいはもう働いていて関西支社・支店とか取引先がどうこうとかいうような人を除いて、大多数の愛知県民にとっての阪神淡路大震災ってこんなもんだと思う。
一方、東日本大震災はどうか。
確か震度3だったと記憶しているが、ちょうど仕事の休憩中で、取引先の営業マンと
「今のけっこう揺れましたよねー」
とか話していた。個人携帯を仕事中に見られる環境じゃなかったし、テレビもない場所だったから、まったく情報を把握していなかった。
夕方になって事務所に戻って、その時初めて「やべー地震だったんだ」と知った。
その後、主にニュースで流れたショッキングな映像の数々や原発関連のあれやこれやは、10年以上経ってもそれなりの生々しさと共に思い出される。
東北の支社が大変だけど素人が行ってどうこうできる状況じゃないから、まずは自分たちの職場で東北の分まで働こうみたいな訓示があったような。
既にTwitterとかはあったから東北在住の知り合いにカンパしたりした。いきなり連絡つかなくなって、多分お亡くなりになったのであろう知り合いもいた。
俺にとっての東日本大震災とは、決して忘れることはないが、その程度の思い出である。
今年、主に関東~東北方面の東日本大震災被災者にとって阪神淡路大震災はもう忘れられてるというか震災=東日本大震災みたいな投稿を何件か見た。
中部地方在住俺、どっちも忘れてないし被災された方はそれぞれ大変だったよなあと思うのだが、身の回りでどっちも大した被害もなく過ごしていたので、なんか微妙な感じ。
万が一にでも起きてほしくないが、南海トラフって生き残れた場合には、俺の中でも震災=南海トラフということになるのだろうか。
お前が言っているのは「防衛省っていらないじゃん。災害のときにちまちま瓦礫撤去したり、近隣国にガン飛ばしてるだけのヤクザ。あいつらに税金払う意味ある?」の学校版でしかない。
軍隊がない国家は本物のヤクザが暴力によって幅を利かせ、そして最後は隣国のもっとデカイマフィアによって傀儡となる。
体育教師の居ない学校ではヤンキーが幅を利かせ、最後には近隣の珍走団達によって牛耳られてしまう。
治安を維持するには権力の犬として動く暴力が必要であり、それが体育教師というだけ。
奴らが体育の授業を担当しているのは、自衛隊が災害派遣に行くようなもの。
ただ暴力を行うだけの存在を居座らせるのはコスパが悪いし、暴力しか能のない奴らに暇を与えるとクーデーターを起こすので仕事を与えておくのは必須。
「理解できない問題はスケールを変えてみると、分かりやすい相似形がどこかに見つかることがある」と問題解決大全にも書いてある。
俺は読んだぞ。
お前も読め。
俺は図書館で読んだぞ。
タダで済んだぞ。
お前もタダで済ませろ。
■追記
続き https://anond.hatelabo.jp/20240830173230
■ここから本文
ホームレス関連の投稿がバズっているので、ホームレス経験者の俺が思い出を語るぞ!!
https://anond.hatelabo.jp/20221120222034
「ホームレス?今は福祉が充実しているから好きでやってるんじゃないの?」
「結局ドヤ(安宿)で寝れるからそんなにつらくないんじゃない?」
「実際気楽なんでしょ?」
という声を聞くので、全部答えるぞ!!!
ではまず睡眠編!!
ダンボールが快適なのはガチ。「家電製品に使われるダンボールは二重になっているからより快適」という情報が一部であるが、それはウソ。無尽蔵にあるダンボールを重ねれば良いだけなので、元から二重なのかどうかはほとんど関係がない。たまにペラペラのダンボールだと重ねても地面の冷たさが伝わってくるが、より重ねてダンボールのミルフィーユにすれば地面の冷たさは回避できる。逆に言うと地面の冷たさを回避できれば割と勝ち。毛布は配布している人がいるので、もらおうと思えばいくらでももらえるが、2枚あれば十分。
寝るときに聞こえる若者が怖いのも、これはガチ!!いや警察なんかは全く怖くないのよ。むしろほとんどかまってくれない。若者がホームレスを襲撃する事件はたまに起きるのでリアルガチで怖い。ちなみにホームレスじゃなくとも、浜辺でキャンプしている人なんかが馬鹿な若者に襲撃されたりする。人が寝てると若者は襲撃したくなるらしい。
「冬の寒さがきつそう」と思ってるお前!!解像度低いぞ!!!よく考えてみろ。冬は着ればなんとかなる。夏はどうにもならないんだぞ。死ぬぞ。あと体中が痒くなって死にそうになる。寝床のタオルケットも秒で臭くなるので寝る前に鼻を慣らさないといけない。夏はまじできつい。夏 is 地獄。ホームレスが100人いたら99人は夏のほうが地獄って答えるぞ!!!一応補足として言っておくと、冬も寒くて死ぬほどつらい!!起きたら枕元の飲み水が凍ってて飲めないとかな。冬は楽という誤解を与えたらごめんな!!
「ドヤ?宿?雨風しのげるところで安く寝れるんでしょ?」YES高須クリニック!!!大体1000円前後のところが多い。広さは1畳強からせいぜい3畳くらい。テレビがついてるところも多い。エアコンもあるにはあるが、隣の部屋と共通になってる(エアコンの正面にベニヤを立てて二部屋に分けてる)ことがあるので、あまり好き勝手にエアコンは操作できない。しかし俺が言いたいのはここからだ!!安宿あるからいいじゃんと思ってるそこのお前!!!ドヤの部屋はなぁ!!!くっっっっせえのよ!!!!いやマジ。カビなのかわからんけど黒ずんでるし、人の脂で黄ばんでるし。常識的に考えて、一泊800円の宿が布団を毎回洗濯していると思う?いやしてるところはしてるけど、5000回くらいは洗ってるからボッロボロよ。しらんけどダニもいるんじゃないか。でもなんか今画像検索したら結構きれいな感じになってるな・・・。画像だと匂いが無いからキレイに見えるのか、昔と違ってドヤも清潔になってきたのかはわからん。以前のドヤは他人の靴下で寝るようなところだった。
確かに福祉は充実してる。これはガチ。多分今職を失ってすっからかんになっても、なんやかんやでうまくやればタダでアパート住めるし生活保護費も振り込まれるでしょう。うまくやればな!!!
あのですね、「貧すれば鈍する」、これも本当にガチなのよ。金が無いとそのことで頭がいっぱいで、福祉の窓口に行こうだとか保険だとかなんだとかってのに頭が回らんのよ。正確に言うと金が無い時というよりは金が消えてく過程だな。完全に金が無くなったらどうでも良くなって暇な時間増えるから福祉にたどり着ける。しかしそうなってない状態は、元記事にもある通り、「残高は自分の寿命」のように思えるのよ。だって金がない状態で生きたことないのに、金がなくなるんだぞ。そら心配するやろ。そのことで頭いっぱいになるだろ。一日あたりいくらあれば生きられるのか日割り計算して、スーパーで売ってる中で一番カロリーを安く確保できるのは何か探す。これで精一杯よ。だってそもそも、そういう状況に陥ってるってことは、病気とか何かしらで働けてないということだぞ。単に馬鹿なだけなら福祉にたどり着けるが、それなりに働いてた人がホームレスに落ちる過程というのは、思考力は常人の10/1になってるからたどり着くべきところにたどり着けない。ガチ。
貯金が100万あればしばらく生きていける。収入無しで10万切ったらどうする?日割り計算するんじゃないか?寿命が見えてくるよな??1万円切ったら酸素が薄くなってきて寿命寸前よ。今の社会の人間はな、所持金10万円以上持っていた人が10万円以下になると酸素が急激に薄くなるようにできてるのよ。そんな酸素薄い状態の人に、酸素いっぱい吸っている人が「雇用保険が云々、傷病手当金が云々」って、そんな漢字ばっかりの文字を理解できると思うのか???思うならそうなんだろう、お前の中ではな!!!
日銭は結構稼げる。福祉としてホームレスに直接金を配るわけにはいかないが、放置もできないということで、くっっっそ簡単な仕事で高時給な仕事がホームレスに割り当てられたりする。ホームレス特権じゃ!!例えば公園の掃き掃除とかな。あれ誰もちゃんと掃除しているかチェックしてないぞ。どうせ風吹いたらまた落ち葉出てくるし。池の掃除とかもあったけど、池に入る装備も掃除グッズも全くなんもねえwwwってときあった。なんにもしなくてお金ゲット。空き缶拾いはもう先輩がやっててテリトリーできてるからやらない。結構大変らしい。体が動くやつなら手配師に言えばその日払いの仕事をくれる。ただし朝早いから早く手配師のところにいけ。仕事にあぶれたら同じように仕事にあぶれたおっちゃんが朝から酒盛りしてるから真似すればOK。ホームレスの全財産は、金持ってる人なら10万円以上、なければ0から1万円くらい。意外と金持ってるように見えるか?そうか?お前の全財産が10万円で家も無いのに「意外とお金持ってるね」って思われたらどう感じるんだ??
ご飯事情。団体や教会が配ってくれるのもあるし、普通に自分で買う。鯉釣って食うみたいなのは割とレアキャラよ。福祉の人たちが配っているやつも教会も、誰でも食える。あんまりきれいな身なりをしていると「あなた本当に困窮しているの?」と聞くこともあるようだが、まぁめったに無い。教会もうるさいこと言わない。なぜならあまり小うるさいこと言ってきたらホームレスは別のご飯くれる団体のところに行くだけだからwww教会も教会で、多少は貧困層にご飯食わせてるという事実が欲しいわけだから、結構客商売みたいなところはある。だから牧師さんは信仰に尽くそうと布教みたいなことすると、貧困者に飯を与えて救ってるという事実を失うわけで、まぁ忠ならんと欲すれば孝ならずみたいな状態だったりする。ホームレスは都合よく「持ちつ持たれつ」みたいな解釈しちゃってるけどな。まぁいいけど。
ホームレスはキツイぞ。みんな生まれた瞬間はホームレスじゃないんだ。みんな学校行って友達と遊んで多少は働いたりの経験をしてからホームレスになるのよ。そこわかってる?金がなくなる過程がきついと書いたが、同じようにホームレスになる過程もめっっちゃきつい。まともに働いていた人がホームレスになるとき、どう思うと思う?「社会に迷惑かけてごめんなさい」だよ。嘘だと思うだろ?マジだぞ。みんな最初はそう思う。原罪を背負うかのごとく罪の意識に悩まされる。大通りを歩くのが心苦しいし、太陽を浴びることも心苦しい瞬間があるんだよ。ま、3日もすれば日常になる。
縦社会というのは半分ウソで半分本当だ。ホームレスにはっきりとしたシマは無いものの、ぼんやりと「主」みたいな人はいる。そういう人がその公園やなんかの雰囲気を作ってることはある。食べる時間とかは別に自由なんだけど、なんとなく会話の中心にいるとか、連絡係になってるみたいな人いるよな。別に偉いとかじゃないんだけどさ。何の話だっけ、そうそう縦社会の話。まぁ普段は何も無いんだけど、主みたいな人は警察や役所なんかの人も話を通しやすいんで、たまに「○月△日までに撤去いただけませんか」みたいな話をしてくる。山狩りとかいうやつ。どうせすぐ戻るし警察も容認してるけど。あんな感じのイベントは主経由なので偉い人に見える。あと新規ホームレスの管理。これは役所だかがかなり真面目に把握してて、ご新規さんはすぐ察知される。察知されたから捕まえるとかじゃなくて、ご飯を用意したり事情聴いて住宅用意してくれたりする。ありがてえありがてえ!ま、その住宅も周りみんなホームレスだから住環境最悪で出てくる人多いけどな。夜にずっと奇声出すとか廊下でうんこするやつとかいるぞ。
ホームレスが気楽か?まぁ気楽といえば気楽。慣れればね。慣れるまではキツイ。何がキツイか改めて考えると、やっぱりニオイがキツイ。人の便所サンダルを敷き詰めた部屋で生活できるか?できないだろ?シャワー浴びてすっきりして化粧水塗って電動歯ブラシで歯磨きする清潔な暮らしなんかと完全に無縁だぞ。あ、歯医者はタダでたまに連れてってくれるから口内環境は実はそんなに悪くないけど(ありがてえありがてえ!)。ニオイ以外だと、人間関係が気になるよな、みんな。基本的にはいい人が多い。意外やろ?でもホームレスという環境にいる人達として、戦友みたいな気持ちがほんの少しだけある。攻撃的な人もいるというのはホームレスに限らずどのコミュニティでも一緒。外部の人(手配師や福祉ビジネスするヤクザ)は嫌われてる。俺らから搾取すんなよってな。でも孤独になるとあいつらが頼りがいある存在に見えてくるから頼ってしまう。
ちなみに補足なんだが、社会人がホームレスに堕ちることを、人間の底辺にたどり着くからか「底付き」とかいう人がネットでたまにいるが、本人や福祉に関わる人は全くそんな言葉使わない。というか底付きという言葉すら知らんぞ。依存症の何かしらの言葉のようだが、まぁ混同してホームレスにも使っているのだろう。
今回はこんな感じにしとくか!!!ちなみに俺はもうホームレスじゃないぞ!!!!
Q 先生質問!メンヘラのホームレスはいますか?生活保護がおりるのかな?
A メンヘラめっちゃいるぞ!!!そらいるよ。というかホームレスの精神疾患率やばいぞ。気楽そうに見えてみんな死にたいって思ってるぞ。リアルガチで。
だってな、昔の友人も親も親戚も兄弟も元同僚も、みーーーんな自分よりいい仕事していい生活してるんだぞ。自分が胸を張れる場所が世の中のどこにもないんだぞ。いつもいつも後ろ指指されて、安酒飲んで、くっっせえ住環境で生きてるわけよ。ホームレスになってしまったからにはやっぱり事業に失敗とか病気(それこそメンタル系が多いな)とかを抱えてるわけでさ、なるべく正面からは考えないようにしてるけど悲しいのよ。できることならいい仕事して家族と過ごして美味しいもん食べて浮気なんかもしちゃって、みたいな生活に憧れてるのよ。実際問題、ホームレスの保護については金銭問題だけじゃなく精神疾患率の高さの問題もあるな。ただガチのメンヘラは精神病院に強制的に連れて行かれるから在野のホームレスにはそんなにいない。人間嫌いとか鬱とかそんなもん。あ、メンヘラでも生活保護おります。人間やぞ。
A 仕事したから。それに尽きる。今回は特別にもうちょっと解像度高くしよう!ぶっちゃけるとホームレスから抜け出そうという意思があれば翌日くらいには脱出できる。肉体労働できる身体ならな!ガラ(瓦礫)を人力で運ぶ仕事とか、あとは手壊しといって機械が入れない場所を解体したいときなんかに作業員入れて手で破壊するのよ。破壊する作業はアホでも筋肉あればできるから手配師に聞けば即日か翌日にはいけるぞ。場所にもよるけど住み込みのもあるから覚悟決めればその日にホームレス脱出だ!給料は結構いい。多分素人でも一ヶ月働けば20万は超えるし、しばらく働けば月収30万は超える。
なに!?肉体労働はしたくない!?わかったわかった、肉体労働以外のルートを教えよう。まず炊き出しにいって炊き出しにしてる人たちに仕事を探していることを言うんだ!!するとあっちはめっっっっちゃ手厚く教えてくれる。仕事の紹介もあるし、必要な窓口も紹介してくれる。自分で直接福祉課に行くより炊き出しの方々経由で行ったほうが100倍話がスムーズだ!仕事は工場で食品トレイ作るみたいなそんなやつが多い。エクセル使えるならそういう仕事にも多分すぐありつける。住所がなくて心配だろうが、そんなこともあろうかと思って福祉の人が準備金みたいなの貸してくれる(というかくれる)。皆様の税金を使ってホームレスを一見まっとうな人間に仕立て上げてくれるのだ!!!!ま、実際は雇う側も結構わかってて、元ホームレスとわかってても社会貢献みたいな気持ちで雇ってくれてたりする。まぁそんなわけで働く気があるなら秒速で脱出できるからあんま心配すんな!!!
Q よく荷物置いて主がいなくなってるけど 他のホームレスに盗まれたりしないの?
A 盗まれることもある!!でも前提として、ホームレスの荷物盗もうとする一般人はいない!!そしてホームレスの荷物盗むホームレスはいじめにあったりするからあんまりやらない。あと盗むといっても「借りる」みたいな感覚で悪気なく持っていってしまう人もいる!!基本的にはホームレス界隈にも秩序があってあんまりめちゃくちゃなやつは意外といないぞ!!!
Q そういう簡単に見つかる仕事って、受け子とか出し子みたいな犯罪がらみだったりしないの?
A 就労支援など各種福祉団体経由なら犯罪の仕事は無いッッッ!!!ま、やろうと思えば受け子みたいな仕事にもありつける。手配師ではないんだけど貧困層から搾取ビジネスやってるやつがホームレス界隈をうろちょろしてて、そういうやつは大抵バックに怪しい組織がいたりする。しかし受け子みたいな仕事をしてでも金稼ぎたいって意欲あるやつはホームレス脱出できるから、ホームレス自体はそんなに詐欺などの犯罪には関わってないと思うぞ!!!!
Q どこにでもいるぞ!!!ホームレスいるところに手配師あり。というかホームレス生活してて手配師と全く縁ができないというのは逆に難しい。例えば上野のパンダ橋ってあるやろ?あそことかいるぞ。今もいるんじゃないかな。会いたいなら朝早くいけ!!!5時なら大丈夫。その場で日給いくらで肉体労働ありかなしかみたいなの聞かれてOKなら現場に連れてってもらえるぞ!!!送迎付きで快適かと思いきや同乗している人もホームレスだからくっっっせえけどな!!!ちなみに現場はめっちゃ遠いことがしばしばある。千葉とか普通で、福島行ったやつもいる。都内以外の事情は知らんけど地方都市にも絶対手配師はいるはずだ!!!ただ正直手配師にろくなやついないから注意な!!!!
Q 福祉施設に入ったホームレスがその窮屈さに耐えきれずまたホームレスに戻ってしまうと聞いたけどマジ?
A Exactly!!そのとおりでございます!!!アパート用意されて快適オブ快適って思うやろ??wwwそんなwwwことwwwないwwwっw!!!!ホームレスをアパート一棟に詰め込む実験をしてみよう!!!まず既存入居者の縄張り意識がすごくなる。そんで一部の人が徒党組んで新規入居者を追い出そうとする。追い出せば自分たちの快適度が減ることはないからな!!!!というか元ホームレスじゃなくてもシャブ中みたいなどうやっても生きてくの無理やろみたいな人もいるわけで、そういう人たち一緒に生活できるか???すぐうんこ漏らしてくっっせえしな。そんで「はいあなた身体悪いからうちの病院で全身チェックしますよ〜〜」みたいな怪しい人も来るから断り続けないといけないとかあるんだぞ!!!お金もらっても厳しくないか????ただ最近はそういうこともケアしてホームレスなどが一極集中しないよう配慮されてる。だから今は快適なのかもしれない。
A いるぞ!!!レアだけどいる!!!!おばさんもしくはおばあちゃんホームレスな!!!ただ結構レアで、20〜30人に1人いるかどうかってところ。だって女だったらホームレス生活するより支援受けて雨風しのげるところで暮らしたいもんな!!!女ホームレスは少ないんだけど、女ホームレスだけ支援する人がいるんでそういう意味でも支援に繋がりやすい。若い女はホームレスにならずとも稼げるし、漫画喫茶とかを根城にしている人が多いと聞くぞ!!!!あと女ホームレスには2000円とかで売春している人もおるぞ!!!それで稼いでるやつもいてたくましいぞ!!!!罰ゲームと Permalink | 記事への反応(21) | 17:02
これから観るつもりの人は回れ右!!観るつもりない人もこれだけ読んでもおもんないし回れ右!!観た人だけスクロールしてくれ!!!
すずめの戸締まりを観てきた。ネットでネタバレを踏みたくないのと、たまーにレイトショーで映画を観ると気分が良くなるので公開初日にレイトショーで。感想としては「すずめちゃんカッコイイな」とか「やっぱ映像綺麗だな」とか「今回はPV演出やらなかったんだな」とか「ドライブしてるあたりが一番面白かったな~」とかそんなところ。個人的には君の名は。と天気の子には及ばないけどなかなかいい映画だった。ネットでもいくつか既視聴者の感想を検索してみたが、刺さった部分の感想は人それぞれでありつつ、それなりに好意的な評価が多かったように思う。また、劇中でははっきり名前こそ出さないものの、「東日本大震災」が起こった世界を正面から描き、主人公の追悼と成長を描いている点も、今のところはおおむね評価されていた。一方で、事前の予告では東日本大震災を直接的に取り扱った物語であることは示されておらず(私の知る限りでは、緊急地震速報の流れるシーンがあるとかその程度の周知だったと思う。小説読めばわかったらしいけどまぁ読まないよね)、物語後半に割と不意打ち的に311の描写があることへのある種の懸念と、個人的な嫌悪感を示す人も多少見られたと思う。これらのレビューについて、皆それなりに首肯できる部分もあり、個人の感想と照らしあわせながら楽しく読ませてもらった。でも、これらの世に出てきたレビューを読みつつ、個人的に気になった点が一つある。
みんな「世界観と設定」について、全然話題にしてないな?ということ。この映画の最大の瑕疵、というか問題点になりえるとしたらこの世界設定の部分だと感じていたので。
あまりにみんな何も言わないので、匿名ブログを書いてしまった。匿名なのは卑怯といわれるかもしれないが、そもそもブログやってないので…。
すずめの戸締まりの世界観と設定について、私が映画をみた限りでの理解を以下に記す。あくまで私の理解なので、誤っていたらご指摘ください。
どうだろうか。列記すると滅茶苦茶カルトな設定だなと思う。作中ではもう少し自然に描いているのは確かだ。でもそもそもこの映画を観たら、「映画として面白かったかどうか」とは別に「この設定が受け入れられるか否か」がかなり心に引っかかるのではないだろうか。個人的にはちょっとウェッという感じで、この設定使うなら311じゃなくて君の名はのように架空の災害として扱うか、もしくは311はミミズ由来のものじゃなかったことを明示しとくべきじゃないかと思った。福島で地震に遭遇するシーンでミミズが現れないことから、「あぁ、すべての地震がミミズ由来ってわけじゃないのね…」と少し安心したら、そのあとの「草太さんが抑えてくれてるんだ!」というセリフでずっこけた。ほんとにカルトだよ。
「結局創作なんだからいいじゃん、現実と創作は別だよ」という意見もあるかもしれないが、311は実際に起こった災害であり、それを作中で扱ったにも関わらず原因ミミズなんです、はちょっとなんか、私はイヤですね、という感じ。
ちなみに「作中では311は止められなかったのか?」という至極当然の問いに対しては作中では特に答えはないが、ファンコミュニティ間では「そもそも震源地が海だから無理だった」とか「草太の父世代の閉じ師が出てこないことから察せる」とか色々考察があるようである。まぁ書いててむなしくなるような話題である。
なお、現実世界の話をすると阪神淡路大震災は震源淡路島南部の直下型地震、関東大震災は神奈川県西部、東京湾北部、山梨県東部が震源の三つ子地震だったといわれている。作中でもふたつの震災は起こっているっぽいので付記する。
上のような設定について、私は「みんな特に何も違和感をもたなかった」とはあまり思えない。みんな「違和感があるけど口にだしていないだけ」なんじゃないか……と、他人の心中を勝手に想像している。ツイッターやインスタ等の短文SNSだったら確かに「面白かった!芹澤いいわ~」で終わりだろうけど、ブログやレビューサイトで長文のレビューかいててこの世界設定に触れないとかあるの?と思っている。ただ一方で、確かに語りにくいよなと感じる部分もあって、これもその理由を列記する。
1について、実際の被災者の方はどう思っただろうか。上記の不意打ち的な311描写も含めて、東北の劇場では結構トラウマえぐられた人も多いのではと勝手な心配をしている。ちなみ当時東京に住んでいて被災といえば計画停電くらいだった私でも、日記のシーンと燃え盛る瓦礫のシーンはちょっと心にきた。
2については皮肉抜きに新海誠を尊敬する。「シン・ゴジラ」も「君の名は。」もアフター311の映画ではあったが、東日本大震災そのものとしては取り扱わなかった。押しも押されぬ超人気監督として、期待のかかった商業映画で東日本大震災をメインテーマのひとつに据えた心意気は本当に見上げたものであると思う。扱い方は個人的にはうーんではあるが。また、ここで難しいのが、すずめの戸締まりにおいて311はメインテーマの「ひとつ」でしかないところである。311の映画ではない。
3については、これからファン層以外にリーチしたときにどうなるのか気になるところ。例えば金ローで放送したときとかさ。
現在ネット上で閲覧できるレビューはほぼファンによるもので、おおむね好意的なものが多い。これから本職の映画評論家や、メディアによるレビューが始まるだろう。彼らはおそらくこの世界設定について、ファンレビューのように目をつむることはできないのではないかと思う。上記1のような問題もあり、どのような評価がされるのか気になるところである。
ちなみに、IGNJapanの11月12日(公開翌日)付レビューでは以下のような一文がある。
>> しかし僕が気になったのは別のことだ。3.11後の物語性や震災の歴史、そして天災を鎮める世界観として神道を引っ張ってくる意図についてはこれから他メディアでの評論やレビューで嫌になるほど言及されるだろう。そこに自分の関心はあまりない。 <<
この筆者本人は関心がないそうだが、記載の通りよくもわるくも嫌になるほど言及されるだろう。
みんなどう思った?俺はめっちゃ違和感あった。映画のできそのものを否定するわけじゃないけど、世界設定については滅茶苦茶やんけって思った。気にならないって人のほうが多いのかな?
それがまさしく、鎌倉が世界遺産になれなかった理由なのよ。当時の建築物がほとんど残ってない。鎌倉大仏だけ。
関東は1923年の関東大震災で倒壊や火災が起きて、多くの歴史的建造物が倒壊して残らなかった。1995年阪神淡路大震災では京都は震源から離れていたが、関東大震災の震源は相模湾沖なので、実は震源に近い神奈川県の方が東京より揺れが大きく、倒壊で多くの建物が失われた。
震災被害は横浜も極端で、実は横浜には開港当時の洋館は一件も残っていない。すべて関東大震災のときに壊滅した。皆がありがたがって行く山手の洋館は、関東大震災後に逃げてしまった外国人を連れ戻すために建てられた洋館。居留地時代の洋館が見たければ、神戸の旧居留地十五番館まで行かないといけない。
横浜に行ったついでなら、山下公園とか場所ぐらいわかるでしょ。山下公園は関東大震災の復興祈念公園で、当時の震災瓦礫で埋め立てして作られた公園。横浜の関内地区の沿岸部は関東大震災で一回地盤沈下してて、昔の洋館とかは倒壊後、海に沈んでしまった。横浜の関内地区は一帯が住居表示未実施区域だから地番は明治から大きく変わってないが、沿岸部は関東大震災後に復興で引き直してるから、昔の地割がどうだったのかすら正確には不明。
横浜市役所を桜木町に移すときに、発掘調査が行われて、今では遺構の一部が公開されてる。あれが関内で一番古いものだな…昔は、横浜公園の庭園の石灯籠が一番古いって言われてたのよ。横浜公園一体は、幕府がオランダと共謀して作った人集めのための遊郭後なんだよね。そこの岩亀楼っていう遊郭の石灯籠。軍事的に東京から切り離しやすい今の横浜・関内一体に外国人を集め、唯一の開港場としてアメリカに認めさせるためにはどうしたらいいかって、江戸幕府がオランダに相談して、オランダが提案したのが遊郭作ることだったのよ。
絵師にかぎらずおじさんおばさんはね、
気が狂ったパイロットが日本の山に飛行機をおとして全員死んだり、
昭和天皇が崩御していろんな高校一位を決めるスポーツの試合が自粛になったり、
ドイツが東西で統一されたため大学のドイツ語授業が軒並み休講になったり、
宗教団体がテロやって自分ものるような有名な東京の地下鉄複数で毒ガスばら撒いて。そういうときの安否確認ってやっぱ固定電話で実家へ問い合わせなんだなっておもったり、
小渕首相が来週あたりもまた渡米して大統領とトークしてこようかという在任のさなかに過労死してしまったり、
ニューヨークで2番目に高い(漫画にもよく描かれた)貿易ビルに飛行機が突っ込んで燃えたとおもったら崩落して瓦礫の山になっちゃったり、
コロナでだれも外を歩かなくなったり、
いろ~~んなことをリアタイで経験しているのよ。まあテレビ視聴という形がメインだけど。
政治というのは一朝一夕にはかわらないし、別に子供が敏感に時流を感じてそわそわしても宿題の締切はさほどかわらなかった。
テレビ中毒なんていわれたけど、今でいうツイ廃だろうね。まあこんだけ事件があれば飽きるよ。
まだ慣れてない人はいろいろ反応しなきゃ!って張り切っちゃって生きにくいとおもうけど
※ネタバレあり
先日シン・ウルトラマンを観てきた。
賛否両論あるという話だったので楽しめるか不安ではあったが、自分は楽しめた。
予告動画でも出ていたメフィラスは最高にいいキャラしていたし、米津玄師のエンディング曲もよかった。
それなのにネットでは「開始20分で席を立った」みたいな批判もあるようなので、そういう人が何に対して憤っているかを言語化してあげたいと思う。
確かに自分も開始20分で「これつまらないかもな・・・」と不安になった。
なぜなら、シン・ウルトラマンはシン・ゴジラをウルトラマンでやった映画だと思っていたからだ。
シン・ウルトラマンをつまらないと思った人達も、同じような観方でこの映画を観たんじゃないかな。
とにかく人が死なない。
死んでいるのかもしれないが、その描写はない。
ウルトラマンが大気圏外から飛来して着地する初登場シーン、本当に死んだの神永だけなの?
ウルトラマンは神永の死にだけに責任を感じていたようだから、他には死人はいないのだろうが、都合良すぎるだろ。
ザラブ星人との格闘が始まる前、浅見を足元に置いてから格闘するけど、常識的に考えて浅見死ぬだろ。
ウルトラマンが一歩踏み出しただけで起きる地揺れでコケて頭うっただけで死ぬ。
ザラブ星人を投げ飛ばした先の明かりのついたオフィスビル、何百人という人が残業中だったんだろう。
百人単位で人死んでる。
でも、その描写はない。
シン・ゴジラではあったのに。
巨大化した浅見が倒れ込むシーン、野次馬何人下敷きになるよ?
こういった、リアルな災害としてのウルトラマンを期待して見に行くと、期待はずれだと思うだろうなと思った。
シン・ウルトラマンは、ウルトラマンであってシン・ゴジラをウルトラマンでやった映画ではない。
おそらく批判している人は、ここに引っかかってるんだろうと思うな。