「洋館」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 洋館とは

2024-03-03

夢ってなんで見たことないものが見えるんだ

最初に言っとくけど見た夢は相当グロいので嫌いな人は読まないでほしい

昼寝してる間の30分くらいの間に最悪な夢を見た

大きな古い洋館のような屋敷親族の集まりがあり自分も行かないといけないのだが

そこで遺産がどうので血縁同士で醜い争いが起こっておりあまり行きたくないなと思ってる

だが顔を出さないわけにもいかないのでできるだけ遅れてしぶしぶ向かう

着いた頃にはちょうど会合が終わったところだったみたいで、玄関から中の様子を伺ってると親戚たちが帰路につくとこだった

内心ほっとしながら一応顔を出そうとしたと示すために家主を探そうとする

すると小さなたこともない虫が床に1匹いるのに気づく

大きさはてんとう虫くらいで、体もてんとう虫みたいに丸っこいが表面にはトゲみたいな突起がいくつかついてる

その体に細長い胴体部分がくっついていて、脚はカブトムシなんかと同じような感じ

色は赤錆色とでもいえばいいのか、ザラザラしたようなノイズ感のあるオレンジ色

家主を探してうろうろしてたらその虫が屋敷内のあちらこちらにいることに気づく

床だけじゃなく手すりや壁にもひっついている

親戚たちも「あっなんだよ」とかいいながらそれらの虫を払ったりしてる

なんだか気味が悪いので家主に会うのはいいやと思って自分もすぐ帰ろうと思う

しかしなぜか床にいる一匹を蹴飛ばそうとしてしま

しかもこれもなぜかわからないが都合良く裸足で

蹴った瞬間霧吹きでシュっと一吹きされたような感触が足の甲にあった

なんだろうと思い、玄関先で見つけた他の一匹を少し観察する

靴紐の先でつついてみると、虫の身体のトゲからなにか液体がパっと飛び散るのが分かった

なんとなく、ああなんで裸足で蹴ってしまったんだろうと後悔するがとにかくとっとと帰ることにする

屋敷を出て数分もしない間に足が痒くなる

気になって靴を脱いでまた裸足になるがパッと見は特になにもない

かゆみを感じた足の甲は霧吹きをかけられた感触があったほうの右足だ

足の甲を少し撫でてみるとずるっと皮膚が剥がれて取れてしまった

痛みはないが驚く

取れた皮膚は皮下脂肪といっしょにえぐれてけっこう厚みがあった

剥がれたとこはもう骨に近い深さなんだけど、血はなぜか全然出ない

あおしてえぐれたとこの断面になにか白いつぶつぶみたいなのが見える

それに触れてみるとつぶつぶが一気に動き出して細長い寄生虫みたいなのだと分かる

蛆がすごく長くなったようなのが物凄いスピードで動き出してどんどん足の中の肉に穴をあけていく

大量にいるのでほとんど束になってあっという間に足に大きな穴が空いていく

露出した他のとこにも白いつぶつぶがあり、それらも刺激されると同じく一気に動き出して肉を食らっていく

パニックになり必死でその白い細長いやつらを指で引っ掛けて剥がすが動き回るし数が多すぎてきりがない

ほんの数分で足は小さな穴だらけになっていて全体的にもろくなってるのが分かる

もはや虫を取ろうとしても足の肉ごと取れてしまうのだ

足首から先はぐずぐずになってこれはもう立てないとぼんやり思う

そしてふと気づく

最初玄関に入った時、天井からなにか落ちてきてとっさに手で払ったが、その時顔になにか水分を感じなかったか

あの家に行かなければ!行くのをやめておけば!!

絶望的な気分になったところで夢から覚めた

目が覚めた時は夢でよかった、本当に夢でよかったと足をなんどもさすりながら泣きそうになった

ところで、夢の中で見たもの映像的にあまりにもリアルでそれが恐ろしかった

こういうのは色んな今まで見てきたものがあれこれまぜこぜになって視覚的に再構築されてるんだとは思う

グロもの映画とかでそれなりに見てきたかリソースは多少頭の中にあるとは思う

それにしても生々しさとかリアルさが半端ないのが不思議になってしま

どうしてここまでリアル映像化が可能なのか

2024-02-10

世田谷区 豪徳寺洋館

地元なんですけども、そんなところに洋館があるだなんて今まで知りませんでしたわ。

あの漫画家さんが地元民ですって? それも知りませんでし、いろいろと驚き桃の木山椒の木ですわ。

Googleマップで調べたら自転車10分の距離だったけれども、入場料1000円は高いので今のところは行かない気がしますわ。

距離が近いほどありがたみが失せてしまうのかもしれませんわね。

豪徳寺に寄る皆さまには「たこ坊」のたこ焼きをおすすめときますわ。

それにしても、あの漫画家さんもあの人も、高架下のデニーズをおそらく利用したことがあるんだろうと考えると不思議な気分になりますわね。

2023-11-21

京都出身の私が考える、鎌倉の魅力。

鎌倉って、京都と同じものはない。それは当たり前だ。

同じ古都でも、歴史伝統も異なる。

でも、違うから面白い

鎌倉って、東京文化

こんな小都市に、東京の今風のものが沢山入り込んでる。

海と山があって、都会じゃないのに、東京洒落ものが入ってる。

良い景色と美味しいもの。懐かしい昭和古民家の中に、こだわりのフレンチがある。

それって、面白い

もうひとつ

武士の都、鎌倉

戦争を前提として作られている。

から、山に登るとちょっとした冒険気分を味わえる。

岩をくり抜いたお墓だったり、自然をそのままに活かしてるところが、近江の石の文化に似てる。

滋賀の方が歴史は古いけど。

鎌倉五山は、京都五山に比べると、まだ公家の洗練を受けてない感じがして、なんだか生っぽい。修行って感じ。

そういえば、鎌倉には京都のような日本の美しさを凝縮したような庭園はないけど、高台から見える海は最高。

キラキラして、コーヒーがよく似合う。

山手の方には古い洋館がある。

神戸に少し似てるけれど、もっとひっそりとして、秘密場所みたいだ。

観光地然とした神戸はもう魔法がとけてしまたから。

鎌倉文学館に、小さなワゴン車のカフェがきていて、芝生の上で飲むコーヒーはおいしかった。

それに、鎌倉といえば鶴岡八幡宮だ。

海の方まで伸びた参道は、こじんまりとした鎌倉に珍しくスケール感がある。

鶴岡八幡宮の白い鳩は鳩サブレーとなったらしい。

鎌倉で珍しく、歴史のある洋菓子

素朴でおいしい。

そんな鎌倉は、普段使いには最適だ。

2023-10-27

anond:20231027205258

コスプレ写真は、アイヌ民族ヒロイン・アシㇼパ(写真右)が札幌洋食屋を訪れたシーンのもの。生まれて初めてカレーライスを見たアシㇼパは勘違いして「オソマ…」(アイヌ語で大便の意)とつぶやきます絶望した「変顔」と、横にいた主人公・杉元佐一が放った「アシㇼパさん、それ食べてもいいオソマから」という台詞ファンにとって印象深い一コマです。

必死の「空気椅子」が表情引き出した?

杉元に扮した坂本ウルドさん(@kourld)、アシㇼパに扮したはっかさん(@widercos)にお話を聞きました。

一番こだわったポイントはもちろん「アシㇼパさんの顔です」。はっかさんは撮影直前まで何度も自分の顔を確認し、表情を原作に近づけたそうです。撮影場所は旧前田家本邸洋館東京都目黒区)。国指定重要文化財のため、撮影に際しては様々な制限があり、建物内のテーブルや台には物を置くことができませんでした。そこで急遽、小さな簡易テーブルを持ち込み、その上に白い布を敷いて他の人が横から引っ張ることで、洋食屋らしい大きなテーブルに見せる作戦に出たそうです。ツイッターでは画面外で他のコスプレイヤーたちが布を引っ張る“舞台裏”の様子も公開され、「もう特撮の域でしょこれw」と笑いを誘いました。

「少しでも机に触れると崩れてしまうので絶妙位置姿勢キープした」とコウルドさん。テーブルの高さも中途半端なので膝立ちと中腰の間でキープせざるを得ず、はっかさんも“空気椅子状態”だったそうです。そう言われてみると、はっかさんの表情が力んでいるようにも…。もしかするとこの特殊撮影状況が、原作のアシㇼパさんに近いベストな表情を引き出したのかもしれません。

2023-10-06

anond:20231006102247

伝統的なファンタジーって最早「電話も繋がらない陸の孤島洋館密室殺人事件」みたいな様式美に成り下がってるだろ。

そんなもん一部の信者しかありがたがってないよ。

2023-09-11

恐ろしい夢を見た話

増田大学2年、女。

昨日の夜から今日の朝にかけて、恐ろしい夢を見た話がしたい。

どこにも吐き出せないからせめてここにだけ書き残させて。

夢の内容は

高校時代の友人と数年ぶりに会って現在自分生活高校生活を振り返りながら談笑する」という字面だけ見れば何ら恐ろしい要素は無い他愛のない夢だった。

その友人との関係性を加味しなければの話だが。

・・・

その友人はみらい(仮名)という名前だ。

元々面識はなかったが、高2の新学期コロナによる数ヶ月にわたる臨時休校狭間で行われたクラス替えで同じクラスになり自己紹介で私が「趣味読書で◯◯◯◯◯と◯◯◯◯が好きです」と言ったのがきっかけで仲良くなった。

自己紹介が終わって自由に席移動して気になる人と話していい時間になった時、私は元々友達が少ないためクラス内に友達がいないこと、そして他人に執着しない性格だったこともあり手持ちの本を読んでやり過ごそうとした。

すると、「ねえ、◯◯◯◯◯好きってホントわたしも好きなんだ〜」とみらいが話しかけてきた。

第一印象は「綺麗だな」だった。

二重まぶたに通った鼻筋、光を湛える黒目がちの瞳、細く白い腕、赤い唇。

どこをとっても絵に書いたような美少女だ。

◯◯◯◯◯は私達の世代が好んで読むような作家ではないので本物の読書家だということは問わずとも明らかだった。

その後時間の許す限り◯◯◯◯◯や他の好きなこと、部活などの話をした。

その日の下校の時にはどちらともなく先生の目を盗んで校内でスマホの電源をつけ、LINEを交換するほど意気投合していた。

その日から臨時休校で暇を持て余していたこともありほぼ毎日のようにLINEでいろいろな話をした。

初めて話したときからなんとなく感じていたが、みらいは私と思考パターンが似ていた。

そして学力もほぼ差が無かった。

得意な教科の話になったとき時、二人とも同じ教科を挙げた。

その教科は私が1年の間たった1度だけ1位を名も知らぬ誰かに明け渡してしまった教科だった。

まさかと思いながら「もしかして1位取ったことある?」と返信した。

すると、「もしかしてずっと1位だったの◯◯(増田の下の名前)だったの!?私、1回だけ1位取ったことあってその回以外はずっと2位だったの!」と返ってきた。

こんなことってあるのかと思った。

それと同時に彼女のは切磋琢磨しあえる良い関係になる予感がした。

臨時休校が明けて登校が始まると私達はさらに仲良くなった。

それとともに私の中には負の感情が巣食いはじめた

初めて遠隔ではない担任の授業を受け、二人で談笑しながら教室へ向かっていると、担任からしかけられた。

増田新川(みらいの苗字)(仮名)!お前ら1年の頃から同じクラスだったのか?」

担任にはそれぐらい仲がよく見えたのだろう。

「違いますよ〜!担任なら前のクラスぐらい把握しておくのが筋ってもんじゃないですか〜?」

とみらいが軽口を叩いているのを横目に見ながら私は内心嬉しくて堪らなかった。

こんな美少女と対等な友人関係を築けていることが他人の目から見ても明らかなこと、私はその事実歓喜した。

しかし、その数日後私は地獄を見た。

その日、授業が終わると担任ロッカーを整理しているみらいの所へ向かうのが見えた。

その数秒後、廊下から二人の笑い声が聴こえてきて、今度は私のもとに担任がやってきた。

その担任第一声が

「ごめん。新川増田だと勘違いして声かけちゃった。だってお前ら背丈といい雰囲気といいなんか似すぎなんだよ。」

だった。

信じられなかった。あの美少女を私だと見間違えるなんて。

だって私は重い一重まぶたで背も彼女ほど高くはない。

それなのに見間違えるなんて許せない、彼女の美に対する冒涜だとさえ感じた。

きっと委員会の連絡か何がだったとは思うが、担任のその後の言葉が頭に入ってこないほどの衝撃だった。

担任と会話したあとチャイムがなったので自分の席に戻るともう一度さっきのことについて思索を巡らした。

そこで私は気付いてしまった。

私がおかしいということに。

普通人間なら心の中で喜ぶべきことを私は赦されないことだと感じて、しかも怒りさえも感じた。

どう考えてもおかしい。

他人に執着しないはずの私が、彼女には彼女に対しては何故かこんなに心を掻き乱されている。

もう手遅れだった。

その頃にはもう彼女への、そして彼女の美に対する感情はもはや信仰の域に達していたことを、その時ようやくわからされた。

私とみらいはいつもそばに居た。

休み時間になると彼女の方から私の所へやってくるのが当たり前だった。

その美しさや性格から友達は多いが、その数多くの友達の中で私のことを選んでくれた。

それが私にとっては至上の喜びだった。

クラスメイトが

「みらいちゃんかわいい〜」と言うと

みらいは

「まぁね〜」と当たり前だとばかりに返答していた。

そんな彼女自己肯定感の高さがこの上なく好きで、でもそんな彼女が眩しかった。

だってはいつも彼女の影だったから。

彼女が他のクラスメイトの「かわいい」と言われる時、私はいつも息苦しかった。

私をかわいいと言ってくれる人はいいから。

当たり前だ。わかってる。私が彼女より醜い事は私自身が誰よりも知っている。

決して表には出さなかったが称賛を全てほしいままにしている彼女が横にいると気が滅入ることも多々あった。

それでも私は彼女と一緒にいた。

二人でいる時だけは、その美しい瞳に私以外は映らないから。

それから数カ月後、修学旅行が始まった。

もちろん全ての行動を共にした。

一日目は某県の某資料館へ2学年全員で向かった。

みらいも私も暗い場所は苦手なのでドキドキしながら入館した。

手が触れたのを契機に、どちらともなくお互いに指を絡めて相手の震えを感じながら暗い館内を歩いた。

私は手汗が出やすい体質なので1度手を解こうとしたが、

「怖いから話さないで」と小声で訴えられたので逆らえるわけもなく結局出口までそのまま向かった。

その次の日は班別活動で某県の某洋館へ向かった。

私がお土産を見繕っていると、みらいが

「ねえ、◯◯こういうの好きでしょ?」といきなり声をかけてきた。

彼女の指差す先には、色とりどりの硝子でできた美しいエジプト香水瓶(中は空)があった。

美しい曲線と精緻彫刻

まさに私の求めるもののものだった。

凄く綺麗……とつぶやく

「全部一点ものらしいよ!せっかくだからお揃いで買おうよ!」とみらいはもう買う気満々でその手の中には桜色の香水瓶が収まっていた。

私は彼女のそれとデザインの一部がよく似た空色香水瓶を選び二人でレジへ向かった。

その日の夜食ホテルレストランで食べた。

なかなか量が多く、少食気味なみらいは食べきることができるのかと心配になったのでそれとなく隣にいる彼女を見やるともう限界という顔をしていた。

すると彼女の方から

「これとこれ食べれる?」と言ってきたので有り難く拝借した。

それで終わると思いきや、デザートミニケーキの二種盛りがやってきた。

私はぺろりと平らげたが、彼女はどうしても最後の一つが食べられないようだった。

そして

「ごめん。これ食べれる?」と聞いてきた。

私はうんと言おうとしたが、

私の食器フォークはつい先程席を巡回しているホテルの方に回収されてしまったので食べる術がない。

手で食べるのははしたないしと逡巡していると

はい、あ〜ん」

と私の方に彼女フォークで刺したケーキ差し向けてきた。

同じテーブルの生徒の視線彼女の手と私の顔に集まり、恥ずかしさで頬に熱が走るのを感じた。

いつまでもこのままではいられないと思い、覚悟を決めて顔を近づけ、食べた。

修学旅行でそんなことが起こったため、その後の学校生活ではクラスメイトに彼女との仲をからかわれることも増えた。

「なんかみらいちゃん増田さんって二人だけの世界?っていうか独特な空気感あるよね〜」と言われたりなんかもした。

今まではそう感じたことは無かったがあの修学旅行を経ると確かにと思う自分も居た。

その関係に心地よさを感じる一方、今振り返ればどこか嫌悪感があった。

念のため言っておくと、私は普通の女だ。

小中学生の頃は普通男子と付き合っていたし、好きになるのはいつも男だった。

でも共学は嫌いだった。共学の女が嫌いだった。

あらぬ噂を立てて私と彼氏を引き離そうとする、そういう汚い女が大嫌いだった。

から高校女子校を選んだ。

中学時代仲の良かった先輩から

女子校は本当に生きやすい。男がいないとそういう争いとかもないし。」と聞いていたのもあり必死勉強して女子校入学した。

女子校は先輩の言う通り生きやす空間だった。

秘密の花園なんてのは空想だけれど、進学校だったこともあり皆自分が一番大切だから自然無駄な争いを避けるようになっていたから本当に生きやすかった。

彼女存在けが想定外だった。

今思い返すとというより当時から薄々感じていたが、みらいはボディータッチが多かった。

1日に少なくとも2回以上はハグしてくるし、堂々と人前で手は繋ぐし、とにかく距離感おかしい。

最初こそ戸惑っていた私も仲良くなるにつれて気にしなくなってきたものの、時折嫌悪感に近いものを感じることさえあった。

でも、やめてとは言えなかった。

だってそうされている時だけは自分特別だと感じられたから。

2年の3学期になって3年生0学期なんていう進学校あるあるワード教師の口から出始める中、彼女との関係が変わった(と増田勝手に思っている)出来事が起こった。

2学年最後模試だ。

その前の記述模試から国数英3教科に加えて理社科目が追加された。

その記述模試ではあの教科は二人仲良く同点だった。

最後模試マーク模試だった。

2年最後だしここで一つ頑張ってあの教科でみらいに勝ちたいと密かに思っていた。

毎晩負けまいと勉強して迎えた本番。

習っていない範囲もあったが自分勉強してカバーした分自身はあった。

3月、結果が出た。

私はその教科で全国一桁の順位を取った。

模試順位掲示されるので早速見ると、みらいは私のすぐ下の段にいた。

しか偏差値には20程の差があった。

私は勝ったと思う前に彼女の不調が気になった。

トイレに行っていたみらいがこちらに来て順位が張り出された紙を見ると

「やっぱり◯◯はすごいよ、」と一言言って自分の席に戻っていった。

その日は話しかけてもどこか上の空だった。

次の日、彼女は休んだ。

心配休み時間隠れてスマホを起動させ、LINEを開いてメッセージを送った

すると数分後

明日は行ける。心配かけてごめん。」と返ってきた。

こんな時まで謝ってくるのが彼女らしいなとその時は思った。

次の日予告通り彼女は帰ってきたが、いつものボディータッチは無いしなんだかひどく静かだった。

結局2年の終業式の日まで彼女はずっとそんな感じだった。

3年になるとクラスが離れた。

前はあんなに同じクラスがいいと思っていたのに、最近彼女の煮えきらない態度をあまり好ましく思っていなかったので実際の所は

嬉しさ7割悲しみ3割といったところだった。

しかしその思いはすぐ覆された。

一つがクラスメイトの私に対する反応だった。

2年の時みらいと私ともう一人のクラスメイトの3人でたまに会話することがあった。

3年に進級してそのクラスメイトとはまた同じクラスになったので声をかけると

素っ気無いそぶりですぐ別の友達の所へ向かっていった。

そこで私は気付いてしまった。

結局私は彼女が隣りにいなければ価値のない、何も特別なところなどない人間だと。

みらいとはクラスが2つ離れていたため頻繁には話すことは無かったが、たまに会話するとそれはそれは惨めな気持ちになった。

彼女友達が多い。

私にとっての彼女はたった一人の心を許せる友人だった。

けれど彼女にとっては大勢友達の中の一人でしか無いという事実に串刺しにされる気持ちだった。

から私は彼女抜きで特別になると決めた。

2月模試の結果が私の背を押してくれた。

私にはポテンシャルがあることを教えてくれた。

それだけに縋って、今までの人生でやったことのないぐらい死ぬ気で勉強した。

その成果は存外早く出て6月模試では早速学年1位に躍り出た。

この結果には教師陣も驚いたのか露骨におだててくるようになった。

それをあしらいながら只管勉強した。

7月、もう何ヶ月もLINEなんて送ってこなかったのにみらいから急に連絡が来た。

夏休み日中学校勉強するよね?

良かったらうちの部室くる?」という内容だった。

彼女美術部の期待の星で、大学も某美大を目指していた。

3年に入ってからは画塾にも通い始めたと聞いた。

彼女には夏休み特別に部室の一角占領する権利顧問からもらったらしい。

私はその誘いにあっさり乗った。

彼女と実質二人だけで過ごせる時間をみすみす手放す訳がなかった。

夏休み、みらいの部活の日はみらいの部室で、それ以外の学校開放日はひたすら教室図書館勉強をする日々が始まった。

部室ではみらいが自分の背丈ほどの大きさのキャンパスにひたすら油性絵の具を塗りたくっていた。

正直油性絵の具の匂いは苦手だったが、みらいと同じ空間にいる方が大切なので我慢した。

他愛のない話をしながら、彼女は絵を、私は過去問をそれぞれ仕上げていった。

そんな夏が終わると、また連絡を取る回数が減った。

それもそのはず、彼女は推薦と一般美大受験するため、画塾に通うだけでなく面接練習なども必要になったからだ。

私はただ勉強していった。

この頃には志望校偏差値を大幅に上回る成績を取れるようになってきた。

冬がやってきた。

去年のクリスマス彼女と一緒に過ごしたのに今年はひとりだ。

そんなことを思いながら夜食で出されたホールケーキの残りを頬張りながら勉強していると突然LINE電話がかかってきた。

みらいだ。

素早くスマホに手を伸ばし電話に出た。

「ねえ、受験終わったら卒業旅行行こうよ。

修学旅行でまわったとこ、また二人で全部回ろう」

みらいは電話越しにそう言った。

私が

「うん、絶対行こう。約束

と言うと

「うん。約束。」という言葉最後電話が切れた。

突然そんな提案をしてきたのには驚いたが、その約束は私を鼓舞した。

そして迎えた共通テスト

かつて無い手応えを感じた。

自己採点をするとこれまで取ったことのないほどの高得点だった。

私は私大1本だったか2月受験は終わった。

みらいは家の都合で国公立しか受けられないと言っていたか3月にならないと結果は出ない。

祈るような気持ち2月を過ごした。

3月の頭、卒業式があった。

式が終わってもみらいの元へ向かった

「◯◯、待ってた」

そう彼女は言った。

写真撮りたい」

そう言うと彼女は私にカメラを向けてきた。

自分顔面に自信が無い私はせっかくだから二人で映ろうよと言って彼女スマホを借りてツーショを撮った。

その後は卒アル落書きをし合って別れた。

案外あっさりした別れだった。

そのときはそれでいいと思っていた。

だって卒業旅行に行こうと彼女は言ったから。

その日、LINE彼女スマホで撮った写真が送られてきたのを最後彼女からLINEが送られてくることは無かった。

みらいは志望校合格したら連絡すると言っていた。

彼女志望校合格発表日が過ぎても連絡が来なかったので、私はある決意をした。

整形をする決意を。

幼い頃から親に「醜い顔で産んだから形代は出すよ。ただし、高校卒業したらね」と言われていた。

今こそその時だと思い、すぐカウンセリングの予約をし、施術プランと日程も決まった。

私の思い一重は施術とダウンタイムを経て左右差のない整った二重になった。

大学が始まってからもみらいから連絡が来ることは無かった。

私は私で上京したので新しい暮らしと新しい環境に慣れるので精一杯でみらいに連絡している時間もなかった。

二重になってから人生難易度体感20レペル下がった。

大学同級生とはすぐに仲良くなれた。

それこそみらいが高校時代同級生から言われていたように

かわいい」なんて言われるようにもなった。

高校時代までの私からしたら信じられないほど環境が変わった。

やっぱり美は正義だなと感じた。

前期は友達遊んだテストレポートと格闘している間に過ぎ去っていった

夏休みも終わりに差し掛かった頃、ふとみらいのことを思い出した。

そして私からLINEを送った。

時間後、数日後、数週間後。

待てども待てども返信が来ない。

それどころか未読無視をされている。

プロフィール画像などは変更されているかLINEを見ていない訳では無いだろうに。

つの間にか私は彼女LINE確認しなくなっていった。

しかし私は今でもふとした瞬間にかつての彼女を思い出してしまう。

例えば鏡で自分の顔を見るとき

いつだっただろうか。

私とみらいはあの時担任が言ったように本当に瓜二つだと初めて気付いたのは。

卒業式の後、送られてきた彼女と一緒に写った写真をまじまじと見てみると

私と彼女は鼻の高さ、形、口の大きさ、頭蓋の形が本当によく似ていた。

そう、違っていたのは目だけだった。

私が二重に整形したことで、私の目はぱっちりと開くようになり、彼女の瞳の形そのものになっていた。

今の私と彼女双子のようにそっくりなのだろう。

今の彼女はどんな顔をしているのだろう。きっと美しさが増しているだろう。

そんなことを、私は鏡で自分の顔を見ると考えてしまう。

・・・

今日見た夢は

みらいと数年越しに会って食事なんかしながら

近況や今までのこと、あの時はお互いをどう思っていたかについて話し合う夢だった。

美しいのは相変わらずだなぁなんて彼女を見つめていると、

「◯◯、整形したの?良いじゃん似合ってるよ」なんて言ってきた。

本当に彼女らしいなんて思っているとアラームの音で現実に引き戻された。

起きて夢かぁと思いながら十数ヶ月ぶりに彼女LINEを開いたがやはり既読はついていない。

午後、用事を済ませて家に帰って来ると既読がつくはずないのになんとなくまたみらいのLINEを開きたくなった。

その衝動のまま、トーク画面を開き、自分の送ったメッセージを目で追う

「みらい!最近どう?元気?」

見慣れたそのメッセージの上に目を向けると、そこにはそのメッセージを送った日付が表示されていた。

それを見て息を呑んだ。

そこに表示されていたのは

「1年前の今日の日付」だった。

こんなに都合のいいタイミングで夢に出てくるほど彼女の幻影をいつまでもいかけている自分が心底恐ろしい。

という話。

2023-08-13

足尾銅山

休みを使って足尾銅山を見てきたが、非常に感銘深かった。

私にとっては足尾銅山といえば足尾鉱毒事件田中正造であった。小中学校国語社会科ダブルで(ひょっとしたら道徳を含めてトリプルで)足尾鉱毒事件田中正造について学んでいたので、足尾銅山鉱山見学施設でも当然のことながら、そうした足尾銅山明治近辺の負の歴史は重点的に扱われていると思っていた。ところが、鉱毒事件が無かったことになっていたというのは言い過ぎにしても、施設内部の展示でそこら辺のいきさつは非常にあっさりとした扱いであった。基本的足尾銅山における銅採掘江戸時代から明治大正昭和の日本の発展に対して如何に寄与してきたのかというポジティブな面を中心に打ち出していた。

私は恥ずかしながら知らなかったのだが、古河電工富士通代表される古河財閥グループの成り立ちが、財閥初代の古河某氏渋沢栄一と組んで政府から足尾銅山の払い下げを受け、近代化成功したこときっかけだということである想像するだに、いまでも古河グループ聖地ともいえるのが足尾銅山なのではないか鉱山見学施設のすぐ近くでは、古河財閥迎賓館が今でも有料で観覧できる。東京で言えば、鳩山会館岩崎邸のようなセンスのいい明治風の洋館で、そこは今でも古河グループ研修に使われてたりするらしい。内部には古河グループポスターが各種貼られていて非常に味わい深い。

足尾銅山が負の記憶象徴であるというのが事実である一方で、ここが日本近代化や一企業グループの発展において非常に重要役割を担ったというのもまた事実であり、複雑な思いを抱えながら、自分も少しま大人になったなあと感じた(実年齢はもうだいぶ中年だが)。

2023-07-21

anond:20230721114940

料理絶景別にええんちゃうかと思うが……

ワイは洋館好きやから旅行先でええ感じの所ないか探すしそれ目的旅行先決めたりしてるわ

そういう自分趣味にあった旅の目的地を探して設定できればええんちゃう

トリップアドバイザーで興味ある所ないか探したりするな

2023-07-19

anond:20230718212533

自分も好きなシーンを挙げていこう

異世界に行く前の前半の方が好きなシーンが多かった。

 

1.旧家の玄関から洋館に入るシーン

だだっ広い玄関に豪華すぎる襖絵、異常に長い廊下の奥に蠢くおばあちゃん

どんな豪邸だよと思ったら辿り着いたのは全然違う洋館

とんでもねー映画始まったなと予感するには十分な導入だった

2.炎に飲み込まれ助けを求める母の夢を見て涙する眞人

どんなにベタであってもこういうのをやられると涙腺を直撃されてしま

3.「ダットサンで乗り付けてやるからな!」からいじめ

予想通りすぎて笑う。いまの目で見ると小さすぎるダットサンや冒頭出征シーンの豆タンクかわいい

4.突然殺意に目覚めてからの行動力

夢中で弓矢を作る男の子って素敵・・・

釘の頭を落としたり米粒を舐めながら糊にして鳥の羽をくっつけたり、

細部の描写が素晴らしい

宮崎アニメ真骨頂である

5.空から落ちてきた隕石の周りに塔を作ったという解説シーン

「ザ・児童文学」という感じのイマジネーションが素晴らしい

母が若い頃1年だけ行方不明になって帰ってきたんだという過去が語られる。

この時点で宮崎駿が今作で何がやりたいのか全て理解した

6.ワラワラ大量発生

質より量で勝負ワラワラデザイン宮崎駿が2秒で書いたスケッチに違いない。

宮崎駿デザイン小金井市公式キャラクター「こきんちゃん」と同じクオリティである

まっくろくろすけコダマポニョの妹たちと似てるようで次元が違う、小学生が描きそうな安易デザインである

7.産屋で急にブチ切れる義母

ここだけ絵柄が宮崎駿じゃない。あえて違和感を感じさせるために作画若いスタッフに任せているんだな。

違和感という記憶を辿ってあれはなんだったのか、ということをずっと考えるのが最高に楽しい映画

2023-07-16

こんな理解力の低い観客の相手しなきゃならないなんて大変だなパヤオ

「君たちはどう生きるか」が完全に失敗作だった件

ここで書かれてる疑問はぜーんぶぜーんぶ「見てる側の理解力が低いから分からなかった」だよ。

ブコメじゃ説明しきれねえからこっちで書くわ。

目ん玉かっぽじってよーく見ろよ。

父親兵器工場

 →宮崎駿アニメーターとしてのルーツの一つとして兵器に対しての憧れがある。風立ちぬ見てるなら分かるよな?あーそもそも主人公宮崎駿メタファーであるって話をそもそもいちいちやらないと駄目なの?マジで

・いいとこの子

 →自分が掴んだ成功は単に天運に恵まれていただけの部分があるって話を、生まれつきの金持ちって設定で表現してる。

・森の中にあるお屋敷・離の洋館・塔

 →ジブリにおいて宮崎駿が置かれている立場メタファーだよ。なんか持ち上げられて隅っこに押し込められてますっていう。

主人公主体性/動機

 →ずーっと言ってるじゃん。「僕はマザコンから母さんを探してます。どっちの母さんもマザコンの心をくすぐって尊いので、僕はどっちも探してます」って。あそこまで露骨にやられて分からんのか?ジブリ主人公マザコンなわけないだろって勝手思い込みをしてない?まあこの辺はマザコンというのが「幼少期から刷り込まれた謎の憧れ→アニメーターとしての執念」みたいなメタファー構造であるんかも知れぬし、単にマジでパヤオマザコンロリコンなのかもだが。

・後妻による拒否

 →危ないからこっち来んな!でしかないのでは?一見拒絶に見えるものが実際には愛情だったという物語を描こうとした理由については深く掘り下げんよ流石に俺は。

・弓矢を作る話

 →長い時間を掛けてアニメーターとしての牙を研いできたって話だよ結局は。ナウシカの段階で40越えとるしな。

ヴィランの不在

 →インコこそがどう見ても悪役だろ。塔の中で勝手権力構造を作り出して、その塔の支配である宮崎駿に対して脅しをかけようとしてくる不届き者だよ。アレこそパヤオにとっての最大のヴィランであり、今まさに直面している最大の敵。老い後継者問題・内政に立ち向かうのが大叔父パート宮崎駿物語からな。

ババァ人形に触っても何も起きない

 →セオリーを守らなきゃ駄目だよってことに対して過剰に気にかけて縮こまるなって話なんじゃねえかな。愛情を持って丁寧に扱う分には触っても大丈夫。雑に扱って蹴っ飛ばすなら災いが起きてたかも知れないけどって話。自分経験としてそういうのがあるんだと思う。インコ共聞いてるか?ルール実態を捉えず形だけ守ることに固執するのが王国を守ることちゃうんやぞ?って話だよ。宮崎駿目線で見たら、インコ共はマジでこちゃんと聞いてないと感じてるんだと思う。ぶっちゃけこの映画の核の一つじゃねココ?見落とすなよ。

シナリオそのまますぎじゃね?誰も口出しできないの?

 →それがババアこけしインコの話につながるんすよ。その絶望がこの映画宮崎駿に作らせた。アオサギとの騙し合いみたいな協力関係けが物語を完成へと導くんだよ。インコ王国との対立構造じゃ塔は滅びに向かうばかりさ。って話がしたいんだろうな。だからなんだってんだよまともな映画見せろバーカバーカって気持ちはわかる。でもそれ言う前にもっとちゃんと見てやれよ。死にかけのジジイ遺言だぞ?

anond:20230714205336

意味をなさない設定の多さ

主人公宮崎駿(親が飛行機工場経営)の少年期をモデルとしていることを表しているが、普通しらんわな

意味がない設定ではない

旧家の立派な入り口から入って洋館の方まで延々と歩く場面は圧巻だった

あの演出だけで見応えがあるので意味がない設定にはなっていない

宮崎駿演出の人であってストーリーの人ではないのだ

■謎展開

宮崎駿がそうしたかったんだから仕方がないわな

■伝わらない主人公動機

母親と妹と父親の間には複雑な関係性が隠されていて、あえてわかりにくく描かれていると思う

それに対する主人公の複雑すぎる心情も、わかりやす描写されてはいない

ここは非常に読み解き甲斐のあるところだ

妹が主人公の助けを拒絶したのは、好きな男を取った姉の子である主人公への憎しみを隠していたからだ

姉が死んで好きな男が自分のものになり、自分が子を身籠ったことにも喜びと罪悪感両方抱えている

主人公葛藤を乗り越えナツコお母さんと呼ぶ。その心の変化の過程もわかりやすく描かれていない。

複雑な問題考察余地があることは美点だと思う。

着替えや弓矢のシーンもそれ単体で見応えがあり、主人公の複雑な人格表現する演出になっている。

わかりやすさを求めると失われる複雑さがある。

ヴィランの不在

わかりやすい役どころを排除しようという意思はここ数作で明確なので、今更そんなこと言われてもって感じ

■作劇のセオリー無視

これも千と千尋以降散々語ってることなので今更・・・

 

この程度の認識で失敗作だと断ずるのは乱暴すぎるのでマジでやめてほしい

理解できなかったでいいじゃん

2023-07-14

君たちはどう生きるか」が完全に失敗作だった件

初日に見たのでネタバレ感想

未見の人や面白かったって人に水差すのもアレなので増田で。

以下ネタバレ

吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」は未読なので、そこから引用があったらごめんなさい)

いやね、まったくダメってわけじゃないのよ?最終的には得意の異世界冒険活劇に着地させるし。そこは熟練の技。

ただ、セルフオマージュをしたいがための意味不明な設定や展開が多すぎて、全然ストーリーに乗れないの。

意味をなさない設定の多さ

父親が(多分)軍用機のキャノピーを作る工場経営してて、主人公はいいとこの子、って設定、なにかに生かされた?

あ〜「風立ちぬ」っぽい!ってシーン以外、ストーリーに絡んでなくない?

主人公が引っ越す旧家も延々歩く描写があるわりに、結局主人公が暮らすのは離れの洋館だし、舞台はほぼ塔の建物異世界

結果、和の旧家はばあやがたくさんいる、という描写のためだけにでてきた形。

■謎展開

冒険活劇にしたいわりにはパートナーコロコロ変わる。

アオサギキリコ→ヒミ

そのたび

「ついてこい」「わかった。ついていく」で状況説明するもんだから主人公主体性isどこ?ってなる

この辺もうちょっと整理できたんじゃないか・・・

■伝わらない主人公動機

亡くなった母を探す・一緒に冒険する、の動機はわかるけど

最近会ったばかりの父の再婚相手しか距離感微妙)を救うために冒険しなくない?

助けるモチベーションを問われて、何度も「父が好きな人だ」って説明する羽目になってる。謎動機

父も別に魅力的な人物に描かれてないので、謎は深まるばかり。

後妻も一度は主人公の助けを拒否するのに、

あれ、いつの間にか救われてる。じゃああの描写いらないじゃん。

そもそも後妻はなんで異世界子供産もうとしたのかも語られない。

かにも「母親病院火事だと聞いて家を飛び出すも、一旦家に帰って着替えるシークエンス」「弓矢を作るシークエンス」など

無駄なシーンが多い。その時間主人公動機もっと作ってあげればいいのに。

ヴィランの不在

宮崎アニメの魅力はやっぱり悪役だと思うんですよ。カリオストロ伯爵しかり、ムスカしかり、カーチスしかり。

インコ大王は悪役ってほどもなかったし。アオサギ?彼は何がしたかったの?

■作劇のセオリー無視

ばあやたちの人形に触るな、と釘を刺される主人公

物語セオリーとして、タブーは破られるので主人公は触る。

で、なにか代償が起きるかというと「なにも起きない」。えーーーーー!?じゃあなんで「触るな」って言ったの?

にも関わらず「産屋に入ったのが禁忌だった」ってまさか後出しタブー!聞いたことねえよそんな作劇!

結論

「塔状の建物を上に逃げる悪役を追う展開はカリオストロ!」「森のトンネルトトロ!」「崩壊シーンはラピュタ!」「幻の船団は紅の豚!」

みたいな楽しみ方はできるけど、それだけなんだよなあ。

まるでシナリオ第1稿をそのまま映像化してしまったような、すごくもったいない作品

改稿でいくらでも面白くなったはずなのに。

宮崎御大脚本に誰も口を出せなかったのか、

出したけど聞き入れなかったのかは分からないが、

これが宮崎駿の遺作になるとしたら残念でならない。

2023-02-14

母子家庭貧困みたいなのが理解できない

高校生の時の彼氏母子家庭だったんだけど、普通に金持ちだったんよな。

祖父医師個人病院をやっていたらしいがとっくの昔に亡くなっていて、元教師祖母薬剤師のお母さんと3人で暮らしていた。家も大正に建てられたトトロみたいな洋館付き住宅。広い庭には苔の生えた石とか盆栽玄関には祖母が生けたでっかい胡蝶蘭。座敷の床の間に刀と甲冑束帯着たご先祖様の書かれた掛け軸。長屋門に蔵もあった。

彼氏洋館の部分を使ってて、一階にはベーゼンドルファーグランドピアノコントラバスヴァイオリン屋根裏彼氏の部屋で高そうなアンティークのベッドに机に脚付きの本棚ピアノバイオリンテニスを習ってて予備校にも通ってた。大学は現役で私立医学部に入って東京一人暮らし

私の生活圏にいて付き合いのあった母子家庭彼氏だけだった(他にもいたかもしれないが)こともあり、「母子家庭生活が苦しい」みたいなのが全くピンとこない。うちが姉と弟がいる子供3人ってのもあるだろうけど、両親共働きの私の家より普通に裕福だった。

2023-02-05

日見た夢は悪魔が転生した夢だった

別の次元からやってきた悪魔が暴れてて、自称陰陽師のおばさんが悪魔ポスターにして封印

しかポスターへの封印が甘く、ポスター側の世界に転生されてしま

ポスター側の世界に転生された悪魔は3階建ての小さな洋館に落とされて記憶ほとんど消されて魔力もほとんど使えない

残ってた記憶を頼りに天使に会いに行く

天使はさっき悪魔封印したとこなのにまた現れたのでとっさに攻撃するも別次元からきた悪魔で魔力も記憶ほとんどないことに気がついて助けることにする

二人して洋館に行く途中でコンビニに寄っていちごサンドを買ってあげる

空気玉くらい作れそうなんだけどなぁとぼやく悪魔に、コツを伝えると小さな空気玉を作ることができた

それで道に落ちてたプチプチをフワリと吹き飛ばすことができた

洋館に着いて2階に上がる時、向かいの家を見て天使は何かに気がついたようだけどあえて無視した

と、ここらへんで目が覚めた

おはようございます

2022-12-22

昨日の夢は幾つか種類があった

一つ目は洋館を改造したプラモデル屋の店内で色々物色する夢

レジ前は売れ筋商品を置いて万引きを警戒、他の部屋ではよそでは見ないようなめずらしいものが定価で売っていた

二つ目は清掃カーの手伝いの係りの順番が回ってきたので清掃センターに待ち合わせの時間自転車で向かってる夢

三つ目は買ってきた何かをみんなで死守するやつだった気がする

書いてるうちにどんどん忘れていってる・・・

おはようございます

2022-09-27

anond:20220926205322

それがまさしく、鎌倉世界遺産になれなかった理由なのよ。当時の建築物ほとんど残ってない。鎌倉大仏だけ。

関東1923年関東震災で倒壊や火災が起きて、多くの歴史的建造物が倒壊して残らなかった。1995年阪神淡路大震災では京都震源から離れていたが、関東震災震源相模湾沖なので、実は震源に近い神奈川県の方が東京より揺れが大きく、倒壊で多くの建物が失われた。

震災被害横浜も極端で、実は横浜には開港当時の洋館は一件も残っていない。すべて関東震災ときに壊滅した。皆がありがたがって行く山手洋館は、関東震災後に逃げてしまった外国人を連れ戻すために建てられた洋館居留地時代洋館が見たければ、神戸旧居留地五番館まで行かないといけない。

横浜に行ったついでなら、山下公園とか場所ぐらいわかるでしょ。山下公園関東震災復興祈念公園で、当時の震災瓦礫で埋め立てして作られた公園横浜関内地区沿岸部関東震災で一回地盤沈下してて、昔の洋館とかは倒壊後、海に沈んでしまった。横浜関内地区は一帯が住居表示実施区域から地番明治から大きく変わってないが、沿岸部関東震災後に復興で引き直してるから、昔の地割がどうだったのかすら正確には不明

横浜役所桜木町に移すときに、発掘調査が行われて、今では遺構の一部が公開されてる。あれが関内で一番古いものだな…昔は、横浜公園庭園石灯籠が一番古いって言われてたのよ。横浜公園一体は、幕府オランダ共謀して作った人集めのための遊郭後なんだよね。そこの岩亀楼っていう遊郭石灯籠軍事的東京から切り離しやすい今の横浜関内一体に外国人を集め、唯一の開港場としてアメリカに認めさせるためにはどうしたらいいかって、江戸幕府オランダ相談して、オランダ提案したのが遊郭作ることだったのよ。

鎌倉の話なのに、横浜の話が多くてごめんね、横浜まれなので横浜のほうが詳しいのよ。

2022-04-30

「な、なんだっていうんだ、みんなをこんなとこに集めて……」

「そうよ、私、夕方からパーティーがあって忙しいのよ!こんな気味の悪い洋館、早く出たいわ!

「みなさんにお伝えしたことがあります……犯人は、コロナ禍にいる!」

というダジャレを思いついた。

Twitter検索したら、先客がいらっしゃいました。

出涸らしですが、一応、ダジャレのご供養をさせていただきます

お付き合いありがとうございました。

2022-03-24

ダイヤブロックの隠し部屋がある森の洋館ワールド統合版1.18)

シード値:2018095663

初期スポーン地はダークオークの森の端。海岸沿いで、村も数百座標歩けばある。x座標、z座標ともマイナス方向に進んでいくと森の洋館があり、黒曜石とダイヤブロックの隠し部屋がある。

森の洋館に行く途中にタイガの村や雪原の村を通るが、そのうちの一つの村の地下にエンド要塞がある。ゾンビ村人の囚われているイグルーがいくつかあるので治療して回ることができる。

エンダードラゴンのいるジ・エンドの凸凹が凄い。黒曜石の柱から落とされたら奈落という箇所もあり、難易度が高めかも。

森の洋館がL字型に4か所あるワールド統合版1.18)

シード値:1929129556

初期スポーン地点からx軸マイナス、z軸プラス方向に進むと一か所目の森の洋館がある。そこをL字の右端として、そこからx軸マイナス方向へ3600ほど進み、あとはz軸をマイナス方向へどんどん進んでいくと3か所の森の洋館が見つかる。4か所全部まわっても700〜-7000座標くらいの範囲。1か所目の森の洋館の近くの村の下にエンド要塞がある。

x軸、z軸とも10,000程度まで範囲を広げるとさらに数か所森の洋館が見つかる。不死のトーテムがたくさん欲しい人におすすめ

2022-03-03

隠しマグマ部屋のあるワールド統合版1.18)

シード値:-540822279

初期スポーンからx座標、z座標ともプラス方向に数千ブロック進んだところに森の洋館があり、黒曜石の台座とガラスに囲まれマグマのある隠し部屋がある。マグマの中にはダイヤブロックがあるらしい。x座標をさらプラス方向に進むともう一つ森の洋館があるが、こちらは普通洋館。森の洋館好きにおすすめ

2022-02-20

初期スポーン地がダークオークの森のワールド統合版1.18)

シード値:−1694961899

初期スポーン地はダークオークの森。付近に村が全くない。1,000座標歩いても無い。森の洋館は2か所ある。

村までは遠いが、最初の村を見つけると次の村との距離はそれほど離れていない。ダイヤ3つ、鉄剣、鞍、ダイヤの馬鎧が手に入る村もある。武器鍛冶小屋がある村が多いので、村を3、4つ回れば鉄装備がだいたい揃う。x座標、z座標ともプラス方向に進むと良い。ダークオークの森から冒険を始めたい人におすすめ

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん