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2014-12-25

ワナビに向けたラノベ創作技術論の整理と俯瞰3

ワナビに向けたラノベ創作技術論の整理と俯瞰1

※本稿は上記を始めとして分割投稿されたものである

ヒロイン

ほとんどの場合ラノベヒロイン必要不可欠である水島飯田は主張する。反例はもちろんあるが、ヒロインを据えたラノベがそうでないラノベよりも圧倒的に多いことは事実である

このヒロインについて、水島は「フラッグシップヒロイン」という独自単語を用いて説明している。フラッグシップヒロインとは、その出会いによって、主人公は平凡な日常から日常へと放り込まれる、という点で特徴を持つヒロインである水島はこのフラッグシップヒロインは一人であるべきで、また傍若無人タイプが好ましいと言う。日常が非日常へと変わるのは多くの物語で最初の1度であり、従ってそういった存在は必然的に一人であらざるをえないと言えること、前述の人物間のギャップを想定する場合ヒロイン傍若無人であるならば主人公は面倒見のいい親切な人物となり、このような人格は読者の倫理観を満足させやすく、ゆえに感情移入させやすい、という点で効率的である。ゆえにこの水島の指摘はこれまでの内容とも矛盾しない。

一部の例外を除いて、ヒロイン主人公に惚れなければならない。榎本はヒロイン主人公に惚れる理由はしっかりと、読者に分かる形で描写するべきだという。一目惚れ場合は「外見に惚れ、次に魂に惚れなおす」という形で段階を分けるべきだとする。

突如登場したこの「魂」についての説明は一切ないが、筆者が理解する限り、この「惚れる理由」や「魂」とは主人公の「行為」であり、精神的な何かではない。

クーンツ登場人物個性とは「行為」によって示されるべきだと言う。これは例えばヒロインは優しい性格の持ち主だ、と説明することよりも、読者がヒロインを優しい性格だと感じる行為描写することの方が好ましい、という指摘である

中の人物はテレパシー能力が無い限り他人の思考を読み取ることはできず、その人物設定の書かれた地の文を読むこともできない。ゆえにその行為によってのみ、どういう人物であるかを理解していくことになる。もちろんクーンツや榎本が指摘するように、それらの行為には動機必要である。現実と異なり、なんとなくで登場人物が行動していくことは読者は作家の思考放棄であり、ご都合主義だとみなす。

従って主人公ヒロインが惚れるに足る行為をなさねばならず、それは作中で明示的に描写されなければならない。

さらに、この指摘は主人公ヒロインに惚れることについてもまったく同じである美少女であるツンデレであるといった属性があるから主人公が惚れるのではなく、当該人物の行為によって主人公は惚れる必要があるのであり、さらにその行為が読者にとっても惚れうるものであればこそ、魅力的なヒロインとして意識づけられるものだろう。

登場人物オリジナリティ

水島登場人物オリジナリティなど不要であり、パクればいいとする。一方で五代/榊はそれを「チグハグで安っぽいもの」と批判する。両者の主張は実のところ特に対立するものではない。

西谷は次のような指摘をしている。

ライトノベル作家を目指している人の原稿を読むと、大ヒットした小説に登場したキャラクター名前だけを変えて自分小説に登場させ、自分ではそれに気がついていないことが多いのです

五代/榊が批判しているのはまさにこうした模倣だと筆者は考えている。水島意識的に模倣しており、さらにそれはバレないようにするべきだ、と言う。バレない模倣とは一体なにかについて水島特に踏み込まないが、この点で大塚既存キャラクター抽象化し、別の値で具体化することが正しい模倣だという。例えばオッドアイという属性を「左右で異なる目を持つ」と捉え、そこから「左右で見える世界が違う」と具体化する。

確かにこれは既製品の加工、変形に過ぎない。ゆえに大塚オリジナリティとは「パターンの組み合わせ」「パターンの再発見なのだとする。この2つは、クーンツの「われわれは古い物語の要素を新しく配列し直しているだけなのだ」という指摘、また榎本の「オリジナリティとは「全く新しいもの」ではなく「読者たちが知らないもの、見たことのないもの」の呼び名だ」という指摘を端的に表していると言えるだろう。

一方、様々な属性ランダムに組み合わせ、新たなパターンの組み合わせを発見しようというワナビは珍しいものではない。スクール水着巫女の組み合わせはこれまでにない!オリジナリティだ!といったそれに対し、大塚は「設定の上だけで奇をてらった個性オリジナリティを追求しても意味がない」と指摘する。

繰り返しになるが、大塚はそれが「主題」と深く結びついていることが必要不可欠であるとする。主題関係性を持たせられず、物語上の必然性もない「オリジナル属性」に価値は無いと言っていいだろう。

プロット

プロットについての学術定義としては例えばフォースターが有名であるが、それらを踏まえてプロット定義明確化した文献はフィールドぐらいしか確認できなかった。

よって本稿においては各説の最大公約数的に機能する定義として、「世界」や「登場人物」の変化を「出来事」とした上で、プロットとは「出来事配列」と定義することとした。

さてこの「プロット」について論じるにあたっては、当然ながらプロット不要論と向き合わねばならない。

プロットに重きを置かない理由はふたつある。第一に、そもそも人生に筋書きなどないから。第二に、プロットを練るのと、ストーリーが自然と生まれ出るのは、相矛盾することだから

キングはこのようにプロットを練る必要などないとする。

このキングの著作を高く評価し、手本としても例に挙げているクーンツプロットに関して次のように述べている。

作家にとって望ましいのは、ただひたすら登場人物たちの進んでいく方向に、ストーリーを方向づけていくことであるというのだ。どこやらあいまいなこの方法に従えば、より「自然」なプロットが得られるというのだ。ばかげた話である

作家登場人物小説の方向や狙いをすべてまかせてしまえば、必ずみじめな結果におわる。

ただしクーンツもごく一部の天才であればプロットを練らずとも名作を書きうるだろうとしていることは事実である。よってキングをその例外であるとすれば上記の見解の相違は回避可能となる。

ところが同様にプロットなど考えたりしないという主張は、例えば宮部みゆきや五代によっても主張されている。彼女らがクーンツより文才溢れる天才であり、キングと同格なのだとすることはさすがに暴論であろう。

しかしここでもこれは単なる手順上の相違に過ぎないと筆者は考えている。

まずキングは「原稿を寝かせる」ことを非常に重視している。書き終えた原稿キングは6週間寝かせるが、それは「プロットキャラクターの穴がよく見えるようになる」からだという。こうしてプロットの欠陥を認識し、書き直し、そしてまた6週間寝かせる。キングは欠陥を認識しなくなるまでこれを繰り返す。

確かにキングプロットを事前に練っていないが、これは推敲における徹底したプロットの練り直しに他ならない。もちろんキングが筆の赴くままに書いてもそれなりの内容を書くことができる、という前提はあるだろう。しかキングもまたプロットを最終的に納得いくまで練り込んでいるという事実は、単純にプロットなど不要だとする主張とは明らかに一線を画している。

宮部もまた、書き終えた後での推敲段階で物語の全面改稿を含む大幅な変更がありうること、よって発表後の現行を改訂できない連載小説などは「よく失敗」すると自嘲し、従って自分のやり方は非効率であるから真似するべきではない、と述べている。

このように彼らの意見をまとめると、プロットを先に練って書くことは確かに必須ではないが、それはプロットを練らないことを意味するものではなく、推敲段階で徹底して練り直さねばならない、ということと理解できる。先にプロットを練ることの効果は後で練るより執筆量の少ない段階で修正できることにあり、効率が良いという点に集約できるだろう。

プロットの手順

以上のように整理したところで、ではプロットを練ればそれだけで自動的に良いプロットになるのか、といえばそうではない。重要なのは魅力的なプロットを作り上げることで、練るという行為それ自体ではない。

練り方という点でラノベ作家陣は様々な「プロットの作り方」を提案している。その内容には「どのように作るか」という手順と「どのようなプロットであるべきか」という構造についての両方の側面があり、極端に言えば前者についてはどうでもよく、明確に意識するべきは後者であると筆者は考える。

従って手順について詳細に踏み込む必要は無いと考えているが、似て非なる様々な内容が提案されている点を簡単に紹介したい。

キング同様、西谷は「最初のシーンから順に次のシーンへと書いていく」というシンプルプロット作成手順を提案しており、そのメリットスケールの大きい物語ができること、デメリット時間がかかることだとしている。

他方、西谷は「主題をもとにして最初のシーンを考え、次にクライマックスとなるシーンを考え、その両者をつなぐシーンを考えていく」という手順も提案している。こちらは前者より物語構造を決めやすく、早く書き上げられる手順だという((この指摘はプロット不要に関する筆者の解釈とも合致するところである))。

水島の提案はこの西谷後者の説に類似しているが、「ヒロイン出会う事で主人公の平凡な日常がどのように変化するのか」「クライマックスで何をするのか」「ラストはどのように終わるのか」を最初に決め、次にその間を繋ぐ出来事を作っていくとするものである

榎本は「(人物)が(行動)をして、(結果)になる」を最小プロットとして位置づける。その上で登場人物たちの目的、遭遇する事件葛藤、対立、成長といった要素を盛り込みつつ、まず200字で作成するという。200字で納得のいくものが作れたら次に400字、800字と同様に徐々に増やしていく。これによって効率的プロット作成できるとしている。

大塚は上記とは全く異なり、下記の項目それぞれについて、暗示的な意味を付したカードオリジナルでもタロットのような既製品でも問題ない)をランダムに割り振ることでプロット作成できるとする。

割り振られたカードの暗示から想像を膨らませることで具体化するという。また、これとは別にグレマスの行為モデル主体、援助者、敵対者、送り手、対象受け手の6種の役割をもつ人や物によって物語構造化できるとする説)によってもプロットは作れるとしている。

これ以外ではさら物理的な手順への言及もあり、例えば榎本は単語帳やExcelで各アイディアカード化してこれらを並べ替えながら考えるのだとしていたり、大塚も場面単位で時刻、場所、人物、行動をカードに書き、それを時間軸に沿って並べて考えるのだ、としている。最後1972年初版であるクーンツの指摘を挙げて本項を終わる。

プロットカードとかストーリー構成リストとかの奇妙な発明品は、どれもかつて、作家アイディアを得るための手助けをすると称して売られたものであり、この手のもの現在もなお売られている。が、実際のところ、そんなものはまともな作家にとって、まったく無価値に等しい。


プロット構造

ラノベ作家陣によるプロット構造に対する言及曖昧なものが多く、またまとまった説明になっていないものが少なくない。

いくつか断片的にこの点について言及している部分を拾い上げると、例えば西谷は「キャラクターに新鮮みがあること」「魅力的なストーリーであること」「類似作品差別化できていること」といった要件を上げており、「魅力的なストーリー」とは何かという点については「主人公に苦労させる」「強い悪役を出す」「魅力的な仲間を出す」「新しい場所を訪ねる」としている。作中でそれぞれの出来事の起こる順番への言及特にない。

水島は順序について言及しているが、「タイトルも含めて最初に読者をツカむ」「ラストシーン一歩手前で盛り上がる」「ラストは短くだらだらせず、良い読後感を与える」「それ以外は読者が飽きないよう時々盛り上がるようにする」というもので、具体性に乏しいと言わざるを得ない。

あえて言えば「どんでん返し」と「天丼」への言及があり、「どんでん返し」はクライマックスの決着、直前、ラストシーン最後のいずれかに位置することで効果的に機能するが、当たれば評価を大きく上げるが外れると大きく下げる点に注意が必要だとしている。「天丼」は意外性があり、重要なことを最初は大袈裟に、二回目は間を空けた上でぼそっということで効果的に機能するとしている。

確かにこれらの要素は盛り上げるための1つの技術ではあるだろうが、プロット構造における要素とは言い難い。

さて、榎本は次のような構造プロットが持つことが望ましいとする。

クーンツもまた、古典的プロット成功パターンとして以下のようなプロット構造を推奨する。

念のため触れておくとクーンツミステリにはまた注意すべきプロット上の必須要素があるとして、それを15項目に別にまとめている。つまり上記だけであらゆるジャンルプロット必要十分条件であるとしているわけではなく、様々なジャンル必要十分条件最大公約数として機能するのだ、という指摘であると筆者は解釈している。

大塚プロット構造については後述するヒックスのそれが参考になるとして作中で丸ごと引用している。しかし同時にプロット本質的構造アラン・ダンデスを参考に「主人公の欠落が明かされる」「主人公は欠落の回復目的とする」「主人公は欠落を回復する」の三段階であるとしており、これは榎本やクーンツの主張をさら抽象化したものだと言いうるだろう。

ところでクーンツの主張するプロット構造は「三幕構成」と呼ばれるものである((三幕構成とは序破急であるという言説はラノベ作家の本でもよく見かけるのだが、あれは世阿弥風姿花伝における序破急概念を正確に理解した上でそう言っているのだろうか。まさか読んだこと無いけど字面的にたぶん同じだろといった糞みたいな思考で「教科書」と自称するものを書いているはずはないので、風姿花伝の解説書、待ってます))。榎本は「起承転結」を用いて説明するが、上記のように両者はそれほど乖離したものではない。この三幕構成はとりわけハリウッド映画脚本原則として確立されており、その端緒ともいうべきフィールド、そして大塚乙一などが参照するヒックスについて本稿では整理する。

フィールドプロット理想的構造を三幕構成によって説明する。三幕構成とはあらゆる物語はAct1, Act2, Act3の3つに分割可能だとする考え方である(その意味でいえばクーンツもまた「クーンツの三幕構成」というべき独自の三幕構成を定義しているというべきである)。これはパラダイムであり、ゆえに三幕構成は史上最高傑作にもメアリー・スーにも等しく存在する。

フィールドはこの三幕構成を下敷きに、次のような役割を持つ出来事が順に配列されることが望ましいとしている。

PlotPoint1と2はそれぞれ各Actの最後に、次のActへの橋渡しとなる機能が求められている。またMidPointはConfrontationの真ん中で起こることが望ましいされている。さらにはそれぞれのActはいずれも小さな三幕構成で出来ており、すなわちフラクタル構造であることが望ましいという(フラクタル構造への言及は榎本なども指摘するところである)。

映画脚本における理論であることからフィールドはMidPointが上映時間のちょうど中央で起きることが望ましい、としている。

クーンツがあげる「ついに最悪の事態に陥る」はMidPointのようにも思われるが、クライマックスのようにも思われ、それが作中の後ろにあるのか中央にあるのか言及がないため、判断しかねるところである。これに対してフィールドは明確にそれを作品中央で発生するべきだ、としている点で、クーンツのそれをもう一歩先に進めたものだと言いうるだろう。

なお、MidPointは必ずしも派手なものである必要は無い。例えば映画マトリックス」におけるMidPointはネオ救世主ではないとオラクルに告げられる場面である。争いの無い静かな場面であり、生命の危機に直面しているわけではない。しか物語をこれまで動かしてきた大前提崩壊した瞬間である。MidPointはこのようにもはや後戻りができず、先の絶望的状況の回避方法が読者に容易に想像できない出来事であることが期待されているものであり、派手な出来事 Permalink | 記事への反応(1) | 20:47

2014-09-08

愛着障害大学友達ができない雑魚

 大学友達ができないことを、まぁ俺が悪いんだろうな、でも無理して周りに合わせることもないし適当に生きるわHAHAHAと、そう重要問題でもないと捉えてやってきたのだけれど、事の原因となる精神上のバグ結構看過できないんじゃないかと思えてきた。

 僕は物事メタ的に考える癖があって(この文章もそうなんだけど)、何に参加するにしても、何を見聞きするにしても、務めて客観的判断しようとしてきた。そうすると、どんな物事にもある長所短所明確化してしまい、それをリターンとリスクに置き換えることで心の天秤にかける癖がついてしまった。するとリスクが怖くて一歩が踏み出せなくなって、でもそんな臆病な自分を認めたくなくて、結果的物事シニカル批判することで、それをしようとしない自分の立ち回りを正当化してきた。

 もちろんこういう態度は少しずつ改めなければならないと思うのだけれど、友達ができないことと性格を結びつけたとき、やっぱり「あんな遊び方をする大学生はアホだなぁ」と、見下して、滑稽にも自分精神的優位性を何よりも大事大事にしてきたのかな、と思っていた。

 でも本当にそれだけが原因なのか?と感じたのは、何をしても楽しくないと気付いたときだった。

 いつものように分析的になる前に、いや、よく考えなくてもやっぱりこれは楽しくないなと思ってしまったのだった。要するに今まで現状の原因は全て自分自己形成にあったのだと思っていたのが、やっぱり先天的集団に向いていないのではないかと思い返さざるをえなくなったのだった。

 昔からなんとなく、僕は人に媚びるのも媚びられるのも嫌いだった。友達が描いた絵よりも雑誌で見る絵のほうがかっこよかったから、なんだか友達を褒める気になれなかったし、友達から来た内輪ギャグメールにも対応する気になれなくて全て無視してしまっていた。よく言えば、自分の中の評価ラインを持っていて、身内だからといって贔屓しようとは思わなかった、のかもしれないが。

 けれども友情相互承認から生まれてくるものだと思うし、相互承認自覚必要なのだから、きちんと承認を伝え合わなければいけないと思う。

 さて、表題なのだけれど、自分集団や相手に愛着を持てない原因は自己形成なのではなく育ち方にあったのではないかと、別方向の考え方を提供してくれたのが「愛着障害」という本でした。同じように悩む方は是非読んでみるとよいと思います

 例えば母親をなくした人が、例えば安心できる家庭環境になかった人が、愛着の持てるものを幼少期に与えられなかった人は愛着障害に陥り、過度な人間回避又は他者依存に陥るのだという。その他にも重度のトラウマを抱えたり、親に褒められたことがなかった場合など、多岐に渡るケースが取り上げられているので参照されたい。

 要するに、まぁ前半の僕の自分語りはほんとどうでもよくて、すみません人間関係で悩む方は自責するばかりではなく、別の視点から問題を知ることで、解決に役立てればよいのではないかなと思いました。

 最後に、この文章結構痛くて、中二病ぽいんだけど、僕としてもそうであってほしかったというか、他人と違う自分を誇らしく思っていた時期もあったのだけれどそれは自己韜晦の上に成り立つ特異感だと思っていたからであって、いざその時期を過ぎると本気で悩みの種にしかならなかったのです。そういうことってありませんかね?

2014-08-08

http://anond.hatelabo.jp/20140808225622

おお…6コンボ。久々にホネのある増田が相手してくれてオバちゃんホント嬉しいよ…!

まず前提条件として確認しておくが。第一義は天より与えられた使命。第二義は天より与えられた寿命

これは用法凡例からも明らかだ。というかお前ら自身常識内での言語知識に照らしあわせば解る事で、反論の余地はない。

まあ反論してもいいけどその場合常識範囲からは外れるから。あらかじめ言っておく。

というか。こういう反論をしてくるあたり、反論とか返答ばかりで、あまり自分ひとりでの文章を書かないタイプ増田なんだろうな。

書き方の強調、というのはわかるかな?

どこを強調し、そしてどこを伏せるかで、主題明確化される。

結論や結末へ至る道を整えやすくする。

ただの文章技術なんだが。

単に、それだけの話で、それ以上の意図はない。

ああそうだ、退路を用意してやる気は無いから、やめたい時はなんとか自分で折り合いつけて帰ってね。

(訳:どんどん続けようぜ!さあ次の難癖を!)

http://d.hatena.ne.jp/oramuda/

2014-07-14

http://anond.hatelabo.jp/20140714054123

おまえさんが会社内の話だと思い込んでるそれ

実は会社内だけで閉じる話じゃないんだよ。

理解範囲が狭すぎる。

そして、ジョブディスクリプション一つの話にしても

「では、それを実務にどのように落とし込むか?」

「そこにかかる経費をどのように投資家に説明つけるか?」

「そもそも、それは可能か?」

「個人の業務範囲を過剰に明確化することは利益に直結するか?」

等の問題を、投資家とすり合わせないことには先に進めない。

経営者王様だと思い過ぎ。実際の経営者裁量はそんなに大きくない。

ジョブディスクリプションの徹底は、下手すると従業員から裁量権簒奪なっちまうし。

経営者を叩けば全ては上手く解決すると思ってるなら、それは間違いだよってお話

そして、現在日本経営者の現状には多くの外部的要因が影響していることを理解してくれと思う。

まぁ、理解しなくてもいいんだけどね。あくまでも経営者問題に過ぎないから

労働者自分権利を主張すればいい。その結果、誰が損失を蒙ろうとまぁ結局のところそれは仕方ないわけだから

世の中そんな単純なら誰も苦労しないよってお話でした。

ついでに、経営者仕事って資金繰りからビジョン策定まで非常に多岐に渡るから

ジョブディスクリプションが経営者責任になってるってのも違和感ある。おたく会社にそれをやるべき役職の人いないの?

俺だったら「経営者自身が全ての労働者の職域を把握して整理しろ!」なんて無理ゲーを提案する前に

管理職のクビすげ変えたら?」って思うけど。それホント最高経営責任者お仕事?だとしたらものすごい非効率ですよ。

これって結局、技術的な問題かあるいは会社システム問題じゃないの?

それを「経営者を甘やかすな!」で片付けるのは流石に無理というか、誰も幸せにならないですよ。

株主投資家から労働者に至る全てのシステムを見直さないと改善しないし、更に言えば市場環境要因も大きいわけで。

もし、この課題あなたが「簡単に解決できる」というなら僕の会社代表取締役になってもらいたいです。

このお話の通り全ての解決が出来るなら、あなたは多分労働者に留まるべき人材じゃないでしょう。

2014-06-30

http://anond.hatelabo.jp/20140630011824

ふーん、価格表示明確化をする気もなく

常識」で押し通したいわけね…

今後神社には嫌がらせするように勤めるわ

いや、このエントリを読んですっかり考えが固まった

ようするに霊感商法と同じ詐欺師なんだなこいつら

2014-06-28

http://anond.hatelabo.jp/20140628094725

ハラスメントで訴えられない上司のコツ

俺とその上司おっさん二人で上機嫌になって、新卒2年目の女の子を褒めそやす合戦をしてた。

「褒めそやす合戦」の開戦の宣言をしまたか

開戦について周囲の同意を確認しまたか

国際的戦争でも、店舗内でのイベントでも、個人間での紛争でも、自分行為理解範疇にあることを確認してもらっていないと第三者による介入を必要とされる可能性があります

いきなり何の目的かわからない飛行物体を飛ばす、店舗内で騒ぎますよと許可を得ていないのに大声をあげる、個人が不快としているかどうかわからない発言をしてみる、など。

社会人としては、把握しきれていない社会ルールが沢山存在する若い時代とは異なり「常識なんじゃないの?」というあいまい定義で行動するのは危険です。

「褒めることは不快であろうが快かろうが、良いことだろ」とか思っているピュアな心は、社会人には少し荷が重いかもしれません。

やらない善よりやる偽善モットーかもしれませんが、無許可人間が要資格行為をしてはいけないのは、平常時でも緊急時でもです。

いいとおもっていたことが反転した、その時対応できる知識と社会的保障のある人にまかせましょう。

この場合はその定義が個人や団体になるので、その対象が許可するものなのかどうかを事前に確認しましょう。

かわいいとか美しいとか目がくりくりしてるとか。

の子も照れながらなんなんですかーみたいな感じだった。

予定なくいきなり結果だけがでてくるわけですが、とりあえず現状ある結果について理解ができる状況のようでよかったですね。

その結果をみて、知らされていない予定について受け取り側は予測をするはずです。この流れでいくとどういうことになるか。

問題なければいいな、よいことであればいいな、問題があった場合どこでどういった行動にでるべきか、など。

前述の宣言の時点で危惧されることがあれば制止したり、停止の要求をしたりしたはずです。

現状で判断つかない場合は、自分予測を述べた上で停止や継続を発言できたかもしれません。

今回は人命を救助できましたが、という例があっても救助目的なら特別な行動をしてもいいとは言えません。

美談で「いざとなったらすべきだ」みたいな事がありますが、必要な行動をとりたいとおもっているなら前述の許可を事前に得ているべきです。

許可は得ていないが緊急時には行動する、そういう予測不能な方が安全確保の障害要素になる可能性もあります

「この時点で嫌なことが予測できていたなら発言してほしかった」は無意味になります

その後の予測ができていたとして、それを予測したのは個人でありその意見要求としたなら逆に発言者のほうが受ける「ハラスメント」になるかもしれません。

境界的なその発言内容を部下なので指摘し辛かったといわれるとハラスメント差し掛かってきます

進行する状況を上司として確認しなかった、ということになるとハラスメントに成りえます

上司も部下も関係なく、や、不安・不満は自由に独自のタイミングで発言して、などを合戦の条項に盛り込んで開戦していれば軽減できた問題かもしれません。

状況を把握できていない状態で、本人の話題であるのに、本人の判断ができない状態をつくりだすことは、問題行為です。

この時点でハラスメント領域に入ります

上司は肌がきれいでプリプリだって言ったんで、俺も負けじとムッチリしてて最高って言ったんだ。

そしたらその子がなんか小声でブツブツ言い出して、耳近づけたらセクハラですよふざけるな、みたいなこと言ってるんだ。

その表現が本人の感覚としてどういった感情を抱くかしっていましたか

知っていたなら明らかなハラスメント行為になります

その発言が相手の不快になるかどうかは予測できなかった、であれば、個人に対して不適切な発言をしたことを詫びるべきです。

そしてそのお詫びは個人にむけてハラスメントをしたことではなく、個人が聞き取って不快に思う発言を、聞こえる範囲でしたことについてです。

すっとぼけて完全に赤の他人の別件について述べたことで、聞かれたことはまずかったが、個人的な趣味で楽しむ内容を不快に感じる第三者のいたところで発言したのは自分の失態だったと詫びるのもありでしょう。

合戦行為対象者を喜ばせるためのものであった、該当者本人が利益と感じる目的のためだった、などでハラスメント価値を問題行動から理解のできる行動へ解釈を変えることができたかもしれません。

いずれにせよ、個人の趣向を最初に受け取られた一方的感覚第三者の判断に委譲されるのは、ハラスメントしろ逆にしろ、問題のあることです。

俺と上司はあっけにとられておいおい、セクハラってゆうのは仕事中のことだろ、あと別に胸でかいとか性的なこと言ってないんだからセクハラにはならないよって真面目に反論してしまった。

状況でハラスメントが発生するのは正しい判断です。ただし仕事中だけであるということではないはずです。

価値観の差が混在する、発言の聞き取れる範囲問題点に触れる事について不快に感じる可能性がある発言をすることはハラスメントにつながります

同じ発言を、同じ趣向の同じ目的をもった空間でおこなえば、ハラスメントではない可能性もあります

個人が「性的な特徴を自分不快と感じる表現で、自分にむかって発言された」と感じられたならセクハラになります

いずれかを欠いてセクハラであることの認識から自己の発言を除外することができれば、セクハラ回避できます

同性であってもセクハラは成り立ちますので二者間の性差関係ありませんが、同性だからセクハラ意図した発言ではなかったという第三者へのスタンスをつくることはできます

問題点は受け側と発言側なので、それにより問題が解消されるわけではありません。これはあくまで「同性なら許容範囲である」という個人的価値観をもった対象であった場合に限られる例です。

実際の同性同士であってもセクハラになりえる可能性はあります

第三者による不利益解消のための交渉になった時点からでも問題を軽減できる要素はあると思いますが、あくま常識的範囲を超えて論点をそらさなくてはいけないかもしれません。

もとより女装癖があって胸には執着がある、などの要素があれば紛争解決の要素になりえるかもしれない、程度の案です。

女性むけ化粧品を昔からつかっており、商品紹介にムッチリという表現が使われており、普段からそれを良い印象だと思い発言していた、などあれば問題解消に役立つかもしれないといった程度のことです。

問題の要点は価値観の異なる二者間で不利益が発生する状況について、その偏差をハラスメントという単位によりカウントされてしまっている所です。

きみのハラスメント単位は、私のハラスメント単位とこれだけちがう、この意味においては同位だ、この差はどう考えるか、とその差をなくし利益不利益の偏差を解消すればハラスメントという尺度必要なくなるかもしれません。

性的な問題と感じられる発言をしたのは、個人を対象としたものではなかった、その差を指摘したのは利益のためであった、その利益を受け取るのは対象者本人であった、という構図にすることで性的な話題をハラスメントからはずすことができるでしょう。

性差があって、価値観に差があった、その現状が目の前で進行する不快感を「セクハラ」と発言していたなら回避策を相談できる状態にあったのが部下と上司という関係性であったと思います

その知り合いであり交渉ができる関係を、交渉や対話ができない情況にしている原因が「上下関係」であったならハラスメントになります

年齢や性別、体格その他で差があったとしても、その差関係無く対話はできるはずですが、その対話行動を抑止する原因として「不利益の発生する可能性」を示唆するものがあればハラスメントになりえます

職場環境、肉体的優位性、生活環境や状況など、対話者間の平等性が保てなくなる理由を対話に持ち出す、または対話の理由をそれらとしてあげることはハラスメントになりえます

職場をよくするために犠牲になってくれ」と言うのであれば手当てなどの支給検討するなどしてその状況について本人の理解を得て業務としてこなしてもらうのであれば犠牲ハラスメントになりません。

それを個人の意図で個人に行使するとハラスメントになりえます

双方において「不快な発言」をし「それはセクハラです」と返されるコミュニケーションが発生した状況、この解消に何を用いたかも問題になります

こんなことがあって酔いもさめてしまって、早々お開きになったんだけど、これじゃ気分悪いからって上司と二人で飲みなおすことに。

偏差を放置したのは悪影響を与える可能性があります

単位の違う事について、同単位価値観をもつ人間けがあつまり再考すると、その差について比較検討する結果さらにその差について明確化、そして拡大する可能性があります

上司という立場を利用するならば、同価値観人間で交渉の上手な人間、異なる単位理解方法で同単位感覚に置き換える表現の得意な人物を相手側に送ったり、自分側につけたりすることで差を埋める事ができるかもしれません。

個人の気分を癒やすためだけに状況を利用したというのが良くない印象を与えるかもしれません。

もちろんそうした判断で良好な結果を得たとしても、その結果如何によらず不快な判断だと思えば「ハラスメント」になる可能性はありますが、良好である双方の理解があればハラスメント回避できるでしょう。

不快な状況を無理解な状態で放置した結果、被害が発生したとなれば実被害になりえる可能性、現実としてのハラスメント行為になる可能性もあります

性的不快感を催す発言をしたのはなぜか」と問われたときに「職場環境の良好さを向上する目的自分が判断したため」と応えるならば個人の性的特徴を個人の意思として利用したことになります

職務上の立場からみた判断として業務規定外でかつ個人的価値観行使したことになり、ハラスメントになりえます

会社女性の身体的特徴を押し述べることで事務所内の雰囲気をよくする方針などは持っていないでしょう。個人の判断になります

まりセクハラと感じられる行為をするのは上司という立場の個人の考えであった、とするならハラスメントです。

お得意様に体で仕事を取って来い、という意味の発言を「アレをしてこい」のアレは性的ではないですが、上司という立場ハラスメントから性的ハラスメントに至ります

身体的な特徴を個人の表現をもって公然で発言するのは個人的趣向、これを職場環境維持のため問題視しないようにと本人に要求するのは上司という立場ハラスメントからそのハラスメント成立条件として性的ハラスメントに至ります

セクハラです」といったのも個人的発言ですし、「ムッチリ」も個人的発言ですが、それがハラスメントとして第三者を交えた交渉に発展しないよう要求したことはハラスメントになります

これを回避する手段は、その偏差を放置せず相互理解を求めて対話することが良いでしょう。

対話とはもちろん、話して聞く、自分正義があれば相手にも同じだけ正義があるはずなので、そのカウントを同じに出来るよう努めることです。

差はあるが同じだ、なんて言うとその言葉はその時点ですでに齟齬があります。差があるため、溝ができ埋めるために法的手段などがあるのです。

高低差のある溝だけでは問題にはなりません。差のある価値観の違う人が多く行き交う街でも問題はそう起きていません。問題は、その溝に人が落ち込んで怪我をしたり損害を被ったときです。

その時、溝をほった人の責任を問い始めます

対話で埋められる間に、溝は埋めておきたいですね。

2014-03-28

はてな匿名掲示板増田)に期待すること。/トピシュさんの怒りと感謝謝罪と涙

http://anond.hatelabo.jp/20140325193023

面白い釣り記事でした。追記された部分もブクマカーへの釣り針がたくさん。

でも、記事の拡散が済んだあとの追記だから、気付かれていないようです。

そこで、ここに引用して、もう一度ブクマカーを召喚してみましょう。

あとせっかくなので、ブックマーカーブロガーへの僕の雑感も書きます

増田からidコールは届かないみたいだし、うまく召喚できるかなー?)

元増田記事を引用

本文の一部

日常雑感系ブロガーは早く絶滅しろ

日常雑感系ブログというジャンル自体が糞なんだよ。

トップにいたコンビニ店長がそもそもつまらなかったし、

まつたけコウモリ、ズイショあたりは、

いわばコンビニのことを語らないコンビニ店長であり、

もう目も当てられないつまらなさだ。

追記の一部

03/27 ブコメに返信

raf00

っていう、日常雑感系増田

上手いことを言いたい欲だけでできているブコメは見てて気まずい。

こういう精神日常雑感ブログに通じるものがある。

meme-o

マーク・雑感バーグ

raf00と同じ。

そう言えば、あの駄洒落ブコメの奴はつまらなくて邪魔だな。

cider_kondo

自分店長コンビニ話はそんなに面白いと思ってなかった。雑感や感想の方が面白かった。

要するに『実体験だからリアリティ圧力を持った文』というのは増田想像上の存在に過ぎず、

実際は単なる文章力産物

こういう人がやっぱりいる。cider_kondoはあまり本を読まないだろ?

高名なプロが書いた小説でも、実体ベースの文章って、それと分かることが多いよ。

ドヤ顔で浅いこと言ってんじゃねえぞ。

feita

”もちろん誰が何を書いてもいいんだよ”/なるほど、じゃあ「個人ブログに変な制約を求めるな」

コメント後乗せでお馴染みのfeita。

神経質だから、細大漏らさず語らないと不安になるんだろう。

一番本質的なことだけを言えるように訓練したほうがいい。

元増田記事への雑感

つの釣り餌があるなーと感じました。

A、自己矛盾ブーメラン

B、上から目線での幼稚な主張

C、未熟な認識押し付け

ブーメランは、文章単位でのツッコミを入れやすいので、良い釣り餌です。

上から目線で主張が幼稚、は特にはてな」でのツッコミ獲得に向いた釣り餌です。

また、ファン・アンチが多いヒトへの未熟な認識を披露するのも、良い釣り餌。

まり釣り餌になるのは、活きの良いゴカイです。

A、ブーメラン

日常雑感系と一括りにした「人選」が雑。(最後に説明)

日常雑感系という「ジャンル設定」が雑。

③ほか、元増田へのブコメにある通り。メンドイので省略。

B、幼稚な主張

見たくない記事がホテントリにあるとき

ミクロに(個人的に)問題解決したいなら、

まず非表示にすればよいし、次にクリックしなければ良い。

マクロに(抜本的に)問題解決したいなら、

アルゴリズムを批判し改善案を提出すれば良い。又はフィルタ自作して公開すれば良い。

言い換えると。

ブロガーやその読者を非難したところで効果は薄い。

他人をすぐには変えらないから。でも自分アルゴリズムはすぐに変えられる。

…というのが大人の考え方で、その逆をいくと釣り餌になります

C、未熟な認識

コンビニ店長文章力がない、という断定。

  ←文章力あるとの評価が高く、ファンが多かったヒト(後述)

②「id:raf00は上手いこと言いたい欲だけ」という断定。

  ←ポジコメ率が高いことや穏やかな語尾からも、上手いこと言いたい派でないことが明らか。

③「id:feitaコメント後乗せで神経質」という断定。

  ←後乗せイメージない。その日でもスラッシュあるコメ20%未満。

   更に元増田へのブコメは、後乗せでなく引用部と順序入替の明確化目的スラッシュでは?

   あと、神経質というより対人距離について繊細、と言う方が適切。大喜利職人は概して繊細。

④「id:cider_kondoは本読まないだろ?」という煽り

  ←他のブコメなどから、どう見ても教養主義読書家。

   必ず両義的なブコメにする穏健派の過激ウォッチャー

   穏健派から目立ちにくく分かってないヒト多いけど、超古参

id:meme-oさんへの、「raf00と同じ」という断定。

  ←meme-oさんはコメ率が低く、タグのみの無言ブクマ引用のみが多いウォッチャー

   raf00さんと全く違う。

   raf00さんは素直に感想言うひと。だからポジコメも多い。

   そして素直に言う分の言葉のアクをとるために、語尾で柔らかくしているバランス派。

   一方のmeme-oさんは一拍置いたコメントするヒト。タグ顔文字「#|ω・)……」が象徴

   コメントも、「まぁ」「~かな」「…」が多い。皮肉コメを付けるのはよっぽどのとき

id:jt_noSkeさんへの、「あの駄洒落ブコメの奴はつまらなくて邪魔だな」という八つ当たり

  ←ノスケさんが喋った事件を参照。http://jtnoske.hateblo.jp/entry/2013/11/23/230829

   id:T-3donさんのブコメ象徴

  『ノスケ師匠ブクマダジャレ抜きにしてもそのチョイスそれ自体で非常に価値が高いって』

さいご、日常雑感系ブロガーの雑な人選について

コンビニ店長まつたけコウモリ・ズイショ」は、

長文であること・身の回りの話もすること、くらいしか共通点ないです。

コンビニ店長さん

まずコンビニ店長さんは、オタク趣味ネタ教養人への憧憬が「はてなウケ」の源泉。

加えて、仕事や嫁への誠実さを表すエピソード表現が人柄評価につながり、「一般ウケ」もある。(勿論はてなウケも上昇)

それらをバランス良く配合しながら複眼的な思考を順序よく見せる文体が、

長文でも飽きさせない「文章力」と呼ばれるものの一部。

ズイショさん

このコンビニ店長に最も近いのはズイショさん。id:zuiji_zuisho

エピソードによる人柄評価と、一文が長くなるかわりに両論を見せることでバランスを重視する、ってところは近似。

けど、ウケのメインウェポンは「比喩」と「反転」と「反復」。それで明確に笑いを狙ってるというのも大きな違い。

コンビニ店長さんは、笑いが目的じゃない。おやつ

ズイショさんは、笑いが目的になる比率が高い。おこめ。

とりあえずこの2つの記事を参照。日常雑感じゃないから

面白全開爆発。痔の話の記事。 http://zuisho.hatenadiary.jp/entry/2013/03/13/000000

リズム重視の文体実験の記事。 http://zuisho.hatenadiary.jp/entry/2013/09/07/214055

コウモリ

id:Rlee1984は、日常話にも棒グラフなどの図を入れ込もうとするところと、ネタの一切ないつまらない話が多いところがコンビニ店長と違う。

まり、ウケの比率で言えば「ズイショーコンビニ店長コウモリ」の順。

あと、グラフ以外でも造語専門用語による抽象概念を振り回すことが多いから「日常」区分からは最も遠い。

日常話にもグラフを捻じ込む記事。http://rlee1984.hatenablog.com/entry/2014/03/12/021134

専門用語をイジって振り回す記事。http://rlee1984.hatenablog.com/entry/2014/02/22/224720

まつたけさん

ごめんなさい、分かりません。(ブコメで誰かが説明してくれるのを期待)

トピシュさん

なお、増田で「得体が知れない・感情がない」的な言及されることのあるid:topisyuさんは、

子育て中の戦場ヶ原ひたぎだと思って読むと理解やすいです。

(これ前も言ったし浸透してきたと思うんだけど、まだまだ普及させたい!)

ブログでは真顔でジョーク言うヒトで、真顔でブチ切れするヒト。

からキャラクター感情が分かりにくいのかも。

でもリアルだと感情の動きも明確。エピソード記事を見るとハッキリ分かります

・トピシュさんブチ切れ、の話。『こっちは完全にスイッチが入ってしまいました。』 

  http://topisyu.hatenablog.com/entry/2013/08/23/190331

・トピシュさんの感謝謝罪、の話。『いつもありがとうございます。見えてないことも多くてごめんなさい。』

  http://topisyu.hatenablog.com/entry/2013/09/03/132807

・トピシュさんの涙、あれがデネブアルタイルベガ。『惚気た上で、その動画を見て二人で涙したりもします』

  http://topisyu.hatenablog.com/entry/2013/10/31/014134  

増田への雑感

ヒトに対して、「このヒトどんなヒトかなー?」って判断するのは難しくて楽しい

からホテントリに上がった記事だけで他人を決めつけて無闇にdisるんじゃなくて、

新たなキャラクター(を魅せる記事)の発見と紹介みたいな、

増田ではそういう話もしようよ。そしたら、ブログ読むのがより楽しめると思う。

ヒトについての新しい発見は、いつも面白い

特にズイショさんとトピシュさんの紹介記事は、あんま知られてないけど超面白いので、オススメ

2014-02-26

50代の福島派遣「今回限り」東電事故当時の幹部責任明確化


http://www.sankeibiz.jp/business/news/131226/bsc1312260503005-n1.htm

844 :ソーゾー君:2014/02/24(月) 14:53:44 ID:aq2Anaq.

その記事の異様さを理解たか

福島原発東電社員が居ないこと事態異常なんだぞ?

現場の指揮すらやってなかったと言う意味なんだぞ?

あの事故が起きてそこ記事が書かれるまで何が起きてたか解るよな?

その五十才以上の東電社員放射能防護スーツ着てタイマー付けて

致死量の放射能放射線が充満する場所で作業なんかしねーよ?

お前は「自民党行政府=電力会社が償うべき!復興作業をするべきだ!」と言っていたが

作業服やスーツ着て現場作業者に指示をするべきと言ってたのか?

それで償えるのか?それは「今までと同じことをしろ」と言ってるだけだぞ?




中央銀行・発行権】黒幕銀行家4【信用創造

http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/10043/1387207762/

中央銀行・発行権】黒幕銀行家37【信用創造

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1343051395/

2014-02-21

まずは…

http://www.youtube.com/watch?v=S5T3mY_Grss

草莽崛起】舛添都知事の発言に見る「戦後レジーム」の根深さ[桜H26/2/20]

上の動画のなかで「戦略はあった」と執拗に繰り返しているけど、これはKAZUYA Channelへの応答のつもりかしら?

そう考えると「戦後レジームからの脱却」ていう「崇高」な理念がちっぽけに見えてくる(笑)

まずは「ネトウヨ内ゲバからの脱却」(あるいは愛国趣味同好会からの脱却)を目指したほうがいいと老婆心ながら思いますね。

そういえば舛添を応援してネオリベ政策をつきすすむ安倍首相は「戦後レジーム」なのかしら?

具体的に「誰」の「何」が「戦後レジーム」なのか明確化しないと、勝つための戦略永遠に見えてこない。

2014-02-11

都知事選における田母神氏の問題点を考える

http://www.youtube.com/watch?v=esaEPq1_0zA

東京都知事選での田母神陣営反省点を考える】

上の動画を見た。おおいに笑った。とくに次の個所。

まずね、根本的な大問題。戦略がなかった。[…]戦略がないってね、脚本書かずに映画とるみたいなもんなんですよ。組織がないなら、組織がある人以上に頭を使う必要がありますよね。[…](田母神氏の選対をつとめた水島総は)軍師タイプの方ではないんですね。どちらかといえばね、武闘派ですよ。三国志で譬えるなら孔明ポジション張飛がいるようなものです。

ようするに、水島総はバカだって言ってるわけです。まあ、おっしゃる通りなのでしょうが、それにしても「映画」のハナシをもってくるあたりはKAZUYA氏も面白いね。一応、水島氏は「映画監督」でもありますから(笑)。次の個所もよかったです。

公式Youtubeチャンネルをつくって田母神としおをアピールする短めの動画を作った方がいいんじゃないですか、ってね、まあ選挙スタッフの知り合いの方に言ったんですよ。そしたら「あ~、いいっすね~」ってすぐに採りいれてくれたんです。さっそく公式チャンネルがつくられて、動画がUPされたんですけど、候補者って誰でしたっけ? 田母神さんですよね。記念すべき一番目の動画ね、これね、水島さんの動画なんです。これね、ぼくね、パソコンの前で、「新婚さんいらっしゃい」の時の桂三枝並のズッコケ方をしましたね。

上の言葉とあわせて総合してみると、水島氏は目立ちたがりのおバカさんで田母神氏の足を引っ張っていただけとKAZUYA氏は言っているわけでしょう。いや、それどころか、チャンネル桜存在自体が問題だったってことでしょう。KAZUYAという、これまた付焼刃の知識(動画中にあった『孫子から引用には失笑した)を切り貼りしているだけの若者にこれだけ罵倒された水島氏がどのように反応するのか、正直なところ今から楽しみです。それにしても田母神氏もたいへんだねえ。でも、これは自業自得でもあるよ。けっきょく最終権限はご自身にあるのでしょうから選挙人事も、航空幕僚長として航空自衛隊五万人を指揮していたのと同じ要領で、できていたらよかったのにね。

   ☆

で、他方水島氏についてですが、こちらで選挙について反省なさっています

http://www.youtube.com/watch?v=I7hUXVmOPwM

http://www.youtube.com/watch?v=JlFU5DWXsy8

【桜プロジェクト東京都知事選スペシャル[桜H26/2/10]

水島氏は「軍師タイプ」でもないのにあいかわらず「司会役」をつとめていますが(注:基本的にこうした企画では水島社長が司会をしています)、ご本人も(お目出度いことに、と言うべきか)選挙が終わった後に、KAZUYA氏が言っているようなことご自覚なさったようですね。

ところで、この討論会支離滅裂でじつに面白い田母神支持率が6%から12%に上ったことを喜んだかと思えば、大雪中田母神に投票してくれた61万票は「堅い支持層」であると言ってみたり(フツーに考えて、堅い支持層をたった一ヶ月で6%も上乗せして作れるはずないでしょ)、三橋貴明氏が「自分選挙にでたことガー」で珍説をぶちはじめたかと思えば、大高未貴氏は「李登輝のように、目的を隠しながら国民党に潜り込んで…」といった国民をバカにしたスパイまがい、あるいは革命思想奨励したり等々……。で、こうした方々が田母神陣営であったということはKAZUYA氏の主張とは逆に、もっと国民に知らしめていくべきだろうと思う。「イメージが悪くなる」って? 選挙終わったんだし、もういいでしょ。実際のはなしなんだから。で、それで日の丸掲げて「国民運動しましょう。おまつりワッショイ♪

ちなみに私見では、田母神氏の敗因は、KAZUYA氏や三橋氏が主張するように、ノンポリ層にアピールすることが出来なかったからではないと思う。「アピールしてなお拙かった」のである。「自分意見は正しかったけど浸透しなかった」ていう言い訳は、むしろ共産党がよくやる手口でしょう? ようするに、政策レベルでもダメだった、てこと。三橋氏は一応「エコノミストであるだけあって、するどいところもある。安倍グローバル化を促進させる「構造改革」、ぶっちゃければ新自由主義への批判をより大々的に展開して、「政治的には右、経済的には左」という路線を明確化して強調したほうがよかったのではないか。……ちなみに、その典型は歴史上、ナチスではないかと私は思うのだけれども。以上。

2013-12-30

http://anond.hatelabo.jp/20131230125146

なんか質問わっちゃったよ。せっかく書いたのに。

変更した質問を見ると、あなたは「反対している奴はやっぱりこんな極端な奴ばっかりなんだ!ばーかばーか!」ってやって年末を楽しく過ごしたいんだと思うけど、

多くの人はそんなに極端な意見を持っている訳じゃなく、あなたと同じような考えだと思うよ?その上で反対している人もいる。一応回答しておくと

1. 参拝者の是非

天皇/総理/大臣

がだめ。

2. 靖国神社のものの是非

失くす必要は無い。

3. 戦犯の是非

戦争責任者の責任については、明確化すべき。

多くはなくなっており、何かの罰を与える事はできないだろう。

個人的には会う事があったら、そうだな、酒を飲みながら当時の話を聞きたいな。

4. 総理主観

竹島尖閣諸島北方領土領土紛争平和的手段で勝ちたい

中韓露米それぞれについて対等につきあいたい

2013-12-21


2013.07.01

研究と報告96 自治体非正規雇用職員の働き方と賃金労働条件の実態と課題

自治労連非正規雇用・公務公共関係評議会

議長 大場 みゆき

インフォメーションサービスは「研究と報告」に改題しました

印刷用PDF(364KB)

はじめに

 私たち1993年8月、自治体に直雇用されている非正規職員と、自治体業務を外部委託された職場で働く公益法人民間企業労働者(=公務公共関係労働者)で「自治体関連労働組合協議会」(略称「関連協」)を結成しました。2009年自治労連大会で、「自治労連非正規雇用・公務公共関係評議会」(略称「非正規公共評」)に名称変更し、今日に至っています

病気にもなれない

非正規労働者にはほとんどの場合病気休暇はありません。病気になり有給休暇を使い果たすと欠勤になってしまます。たとえば臨時職員(22条適用)がちょっと大病して休まなければならないとなると、6ヶ月で任期満了なので、病気であろうがなんであろうがそこで首を切られてしまます明日から働けない、仕事もない、身体もしっかり治ってない、そういう状況で放り出されてしまう人もいます

私の地元静岡でも清掃の臨時職員だったAさんは、自宅で脳幹出血で倒れてしまう。病院に運ばれてICUに入った。その後、かなり元気になられたけど言語障害があって職場復帰ができない。どんなに労働組合運動して要求書を出しても、「臨時ですから…」ということで半年目に雇い止めになる。その後、その方は一時生活保護を受けたりしていましたが、いまはマヒが少しよくなり仕事を見つけられましたが月収が10万にも満たない。いま自治体の中で仕事をしている臨時職員はそういう状況の下で仕事をしているのです。

悲しみにも差

 賃金も劣悪で、正規職員に比べると3分の1、ひどいところでは4分の1ぐらいの実態です。昔から村八分という言葉がありますが、火事とかお葬式とき村八分にはしないといいますが、私たちは両親が亡くなったときとか、親族の悲しみにさえ差別があって、正規の方は配偶者が亡くなれば忌引休暇があると思うのですが、非正規職員に正規職員と同じように忌引休暇が付与されている自治体は稀です。悲しみにも差があってお葬式にさえ満足に休みが保障されていない。親が亡くなっても1日しか休みがない。あとは有給休暇を使うか、有給休暇さえもない労働基準法違反自治体も少なくありませんが、有給休暇を使い果たすと欠勤になります。欠勤になると収入が減る。そのいたちごっこのような状況の下で自治体の業務を支えているというのが、いまの私たち自治体非正規労働者の実態です。

 

1、総務省「臨時・非常勤職員の実態調査結果」から何を読み取るのか

2013年3月29日総務省が「臨時•非常勤職員に関する調査結果について」(2012年4月1日現在)を発表しました。自治労連は、自治体で働く非正規職員の数を含めた実態の公表を総務省要請をしてきましたが、総務省がはじめて臨時•非常勤職員数を公表したのは2005年です。そのときは45万6千人。そして2008年にも調査をし、49万8千人と発表されました。

今回の調査では、60万3千人で、前回2008年調査より10万5千人も増えています。この間、総務省は「集中改革プラン」(2005年〜2009年の5年間)の作成自治体強要し、自治体は職員削減や民間委託を推進してきました。その結果、非正規労働者がどんどん増えているという実態が今回の数字に現れています

20130524_001

調査対象/2012年は任用期間が6ヶ月以上、勤務時間が週19時間25分以上/2005年2008年6ヶ月以上、勤務時間が週20時間以上/任期付短時間職員・再任用短時間勤務職員は除外

1.任期付き短時間公務員制度

総務省任期付短時間公務員制度の積極活用をすすめる「4・24通知」(2009年)を出していますが、昨年末総務省調査では任期付短時間公務員は全国で3,745人です。この数字は、自治体の実情・実態に合わない制度であることを明白にしていると思います

2.職種別

 一般事務、保育士等、教員講師技能労務職員の順番で女性比率が74.2%を占めています。また、都道府県では看護師給食調理員が前回より減少しています

3.任用根拠別

 特別職非常勤職員(3条3項3号適用)38.3%、一般職非常勤職員(17条適用)21.1%、臨時職員(22条2・5項適用)40.6%で、いずれの職種においてもわずかですが17条適用が増えていました。

今年3月15日総務省交渉では、総務省は「任用根拠に関しては各地方の県なり市なりが独自に任用していることであり、各都道府県等に技術的な助言はしていません」と回答していますしかし、各地方で交渉しますと、「総務省から非常に強い技術的な助言があり、非正規の任用に関しては本当に窮屈です。各市町村のみなさんが窮屈な思いをされているのはわかるのですが、総務省からきつい指導があり、改善をしていかなければいけないという実態はわかってはいますがなかなか改善できないのが実情です」という本音ポロッと出てきます。一方、市町村担当の方との交渉の席上などで、「処遇改善してほしい」等の要求をしていきますと、市町村担当の方も「おっしゃっていることはよくわかるのですが、この任用制度の中ではいまの市町村のできる限界であって、やはり県からのご指導があるので非常に窮屈で難しいです」といわれます

4.再度の任用の可否、任用期間の上限(雇い止め問題)

総務省2009年1月23日、「地方公務員の短時間勤務のあり方に関する研究会報告」(以下、「研究会報告」)を公表しました。「研究会報告」は現行の臨時・非常勤職員の任用等のあり方について、ⅰ)任用の厳格化、ⅱ)任期更新を期待させない、ⅲ)再度任用する際にも能力実証を経て新たな職への任用であることを強調し、ⅳ)一時金や経験加算を否定しています

さらに同年4月24日総務省公務員課長通知「臨時・非常勤職員及び任期付短時間勤務職員の任用等について」を出し、「研究会報告」にそって、任用根拠の「明確化厳格化」や任用の際に更新の期待を抱かせず、再度任用する場合にも任期ごとに能力実証に基づき「新たな職に改めて任用されたものと整理」するなど「更新への期待権」が発生しない任用管理を強調しています

両者とも上限設定を強化する傾向になっており、今回の調査結果には、両者の影響があらわれています

市町村の任用期間の上限を一般事務職でみた場合、「通算任用期間の上限あり」が特別職非常勤職員(3条3項3号)で215(前回214)団体、一般職非常勤職員(17条)で276(前回233)団体、臨時職員(22条2・5項)で466(前回447)団体と増えています。「通算任用期間の定めなし」が3条で483(525)団体、17条で512(554)団体、22条で881(962)団体と任用の厳格化が伺えます

10年以上の更新を繰り返している団体についても調査しており、都道府県で12団体、政令市で6団体、市町村で444団体となっています

2、自治労連の取り組みについて

1.「雇い止め阻止!誇りと怒りの大運動」-いっせい雇い止めを阻止しよう!雇用の安定と均等待遇で、より良い住民サービスをめざす

(1)自治労連第32回定期大会で「誇りと怒りの大運動」を提起(2010~2013)

 私たち自治体直雇用の非正規と公務公共関係の労働者処遇改善し、大きな運動にしていきたいと3年前から雇い止め阻止!誇りと怒りの大運動」と名付けた運動を取り組みはじめました。

なぜ「誇りと怒りの大運動」なのかということですが、自治体の非正規・公務公共関係労働者の一番訴えたいところは何かといえば、任用の形態は非正規・公共関係労働者ですが、仕事に対する思いは正規労働者となんら変わりはない。仕事に対する思いや誇りはみんな同じではないか。その「誇り」を傷つけているのがいまの働かせ方の実態ではないかということで、これに対する「怒り」をきちんと打ち出していこうと、「誇りと怒りの大運動」という名前に決まりました。

(2)1年目、組合員学習意思統一、対話、労働実態の洗い出し等に重点を置き各地方組織、単組、支部の課題明確化総務省署名63,195筆を集める

1年目は自分たちのあり方を自分たち自身が確認し、職場の中にも自分たちはこうやっているんだということをキチンと訴えていこうということにしました。

非正規労働者というのはややもすると自分たちの置かれている立場処遇自分責任なんだという気持ちがなかなかぬぐいきれない。当局からあなた方はそういう労働条件で納得してこの仕事についたのでしょう。半年おしまいという約束仕事についたのになんでずっと働きたいと思うの?」といわれたときに、非正規という働き方についたのは自己責任なんだというところが払拭できないということがあります

私たちは、なぜこういう雇用形態しか働けないのかということをいろいろと学習するなかで、自分たちの雇用問題が、日本の国のあり方、自治体のあり方と深く関わっていることを学んできました。正規職員を削減し続けた結果、正規労働者がやるべき仕事非正規労働者に行わせ、本来、自治体でしなければいけない業務をアウトソーシング(外部委託)する中でこんな矛盾が出てきているんだということがわかりはじめるのです。そうすると「これは自己責任ではないんだ」ということに気づくのです。

また当局がいうような「非正規のみなさんはそれがよくてそういう条件で入ったのだからそんな文句をいわないで働けばいい」ということを言う正規労働者も少なからずいます。「そうではない」ということを学習の中で深めていく。そして正規労働者の方にもそこは理解してもらう。

正規労働者非正規労働者の溝を埋めていくのは労働組合の力で、要求を1つでも改善して前にすすんでいくような運動をつくっていく。その中で正規と非正規がなぜこんなふうに分断されなければいけないのか。そして民間公務員がなぜこんなに分断されなければいけないのかということを学習運動の中で距離を縮めていくというのが大事ではないかと思っています

(3)2年目は1年目の取り組みを更に具体的な要求前進組織化をすすめる―雇い止め・雇用中断の撤廃、通勤手当特別休暇などの獲得、新たに39組織(13単組・8支部・18分会)確立と2地方組織で非正規公共評の立ち上げ、総務省署名70,790筆を集める

2.今後の課題

(1)「雇い止めをなくしたい」

労働契約法改悪された中で、新しい雇い止めが起きてきていると思っています。これの法律民間労働者適用される法律ですが、民間が5年の有期雇用を入れれば、公務のところにも民間にならって有期雇用をどんどん入れてくることは懸念しなければいけないと思っています。とにかく雇い止めをなんとしてもはねのけたいというのは私たちの思いです。これを庁舎内や地域の中に広く打ってでていく。

(2)均等待遇にもとづく任期の定めのない短時間公務員制度

自治労連は当初から均等待遇にもとづく任期の定めのない短時間公務員制度をつくるべきだという方針を持っています。当面、地方自治法203条、204条を改正し手当などが支給できるような環境をつくる。一方では均等待遇にもとづく短時間公務員制度もつくっていくことがいま私たち運動の中の大きな柱になっています

(3)国会請願署名に切り替えて

昨年まではこの運動の中で総務省に対して処遇改善を求める署名を取り組んできましたが、今年は最終年度ということで、署名国会請願署名に切りかえて運動を大きくしていこうということでいま取り組んでいます。毎年、3月の春闘時期に提出していた署名ですが、今年は5月29日提出することとし、いま最後の追い込みの時期です。

2)組織内では、各地方組織や正規単組に「非正規はパ-トナ-」という意識と位置づけ(方針)の変化を作り上げてきています。この到達を踏まえ地域から公務に限らずワ-キングプアをなくす運動継続しておこないます

(3)地方組織での実態調査自治体キャラバン等を積極的にすすめていく

いま自治労連地方組織の中で、「憲法キャラバン」や「自治体キャラバン」の中で、自治体非正規労働者実態調査をさせてもらいたいと話をさせてもらう中で、「資料をおいておきますのでここに記入してください。そしてそれを是非返してもらいたい」という依頼すると、当局も「結構ですよ」と返してくれる。三重自治労連は、毎回、自治体の非正規の職種ごとの労働条件をつぶさに調査し、自治体当局との懇談のなかで、「おたく自治体は隣の市町に比べると賃金がこんなに低い」と指摘し改善させています静岡自治労連では昨年、23市に自治体の非正規の実態調査を依頼し、19市から回答が返ってきました。

自治体の非正規の任用根拠や、賃金水準特別休暇がどうなっているのか、ということも含めて返してくれます。そういうことが非正規運動処遇改善のための財産にもなるので、実態調査を各地方組織にお願いしたいと思っています

(4)非正規公共評の目標課題

現在12地方組織に非正規公共評(千葉東京神奈川静岡愛知滋賀京都大阪奈良兵庫、広島、山口)が結成され活動を続けてきていますさらに発展させ、すべての地方組織に非正規公共評の確立をめざします。今年度から来年度にかけて岡山埼玉で、非正規公共評の結成が予定されています。県内の横のつながりの中で運動をつくりあげて交流しながら、ここの町はこれが取れたのなら、隣の町ではこの条件を取っていこうという運動にできたらいいと思っています

おわりに

女子高生との対話で

公務員バッシングがすごく強い中で、たとえば自治体のことを外で話すときはすごく勇気がいるんです。全労連のディーセントワークデーのときに私は地元静岡で街頭に立って道行く人たちに自治体非正規労働者総務省署名をお願いしてきました。最初、道行く人たちはどういう反応をするのかと思っていたら、話し込んでいくと意外に「自治体で非正規の人がそんなふうに働いていて、そんなに賃金が低いのですか」という感じで話が盛り上がってくるのです。

正規職員に関してはどういう感触を持っているのかと思って、「正規もね、こういう働き方でね…」という話をすると、「そうよ、そうよ、公務員がたくさんお給料をもらっているって一概にいえないのよ」という意外な反応が返ってくるのです。最初は「公務員はお給料もらいすぎよ」という感じで石を投げられるのかと思っていましたが、対話して署名をお願いする中で「公務員はお給料もらいすぎよ」といった声は私は全く聞きませんでした。むしろ「そうですよね。自治体仕事大事仕事だよね」という話のほうが多かった。「町役場村役場市役所にはこういう条件で働いている非正規がたくさんいるんです」という話をすると、「そうだったの、それは知らなかった」ということで快く署名に応じていただけました。

若い女子高校生たちはどうなのかと思って、たまたま試験が終わったあとだったのか集団自転車で来て、私が署名行動をしていたら、「おばさん、おばさん、何をしているの?」といわれて、「おばさんは自治体でこういう働き方をしているから、働きやすいようにしてもらいたいと思って署名をとっているの」と話をすると、「エエッ、知らなかった」と。相手に話すときには「自治体の」といってもわかってもらえないので、市役所とか、町役場とか、村役場とか、相手に届くような言葉で話さないとわからない。「どこに住んでいるの」と聞いて、「そこに町役場があるでしょう。その中でこういうお仕事をしている人がいるでしょう。その人はこういう働き方をしているんだよ」という話をすると、高校生でも「そういう働かされ方はおかしいよね」というのが返ってきて非常に会話がすすむ。いまの若い子なので、「おばさんまだここで署名している?」というので「まだいるよ」っていうと「いま試験が終わったところで友だちが近くにいるか携帯でよんであげる」といってくれた。またある子は「いま署名というのをやっているんだけどさ、おいでよ」と声をかけてくれる。そうするとお店の中から女子高生たちがワァ~ッと出てきて、「何をやっているの?」って感じで人だかりになった。それで話をすると「ヘェ~」ということで署名してくれるのです。短時間だったのですが、女子高校生のお陰で30筆ぐらいあっという間に署名が集まった。話をしていくとこっちが思ったほどでもなく勇気を出して、ある意味クワクしながら街の中に出ていくというのは大事なことだと思いました。

補論

ILO要請団の思い出-「非正規問題は委員会審議に新たな視点をもたらす」と回答

ILO(国際労働機関)の「条約勧告適用専門家委員会」で、「同一価値労働男女同一報酬原則」をさだめた第100号条約にかかわり、日本パート労働法適用状況、男女の賃金格差や間接差別改善状況などが審理されることにたいし、日本自治体非正規労働者パート労働法適用除外とされ、関連労働者も含め均等待遇とは程遠い劣悪な待遇におかれている実情を訴えるため、6地方組織代表を含む総勢17人が、2008年10月スイスジュネーブのILO本部を訪れ、要請しました。

自治労連役員のほかに、地方組織から参加者一人ひとりが職場レポートをもとに自治体で働く非正規・関連労働者の劣悪な賃金労働条件等について涙ながらに訴えました。

大場さんも、静岡自治労連代表として参加しました。

私も代表団の1人として参加させてもらいましたが、非正規労働者の働き方をレポートしていこうということになり、現場で働く非正規の組合員に書いてもらいました。劣悪な働き方を競うような冊子ができました。

私はみんなのカンパでILOに行くわけですが、先ほどお話しました脳幹出血で倒れたAさんも「大場さんカンパ」と言ってもってくれたものがあった

2013-12-02

特定秘密保護法案12条2項1号における「テロリズム」の定義の読み方

結論

政治上その他の主義主張に基づき、

国家若しくは他人にこれを強要し、

又は

社会不安若しくは恐怖を与える

目的

人を殺傷し、

又は

重要な施設その他の物を破壊する

ための活動をいう。

まり

  1. 主義主張
  2. 目的
  3. 行為

という要件を以て定めており,

の4類型が,同条における「テロリズム」に該たります

理由

まずは条文。

特定秘密保護法4党修正案の全文:朝日新聞デジタル強調引用者)】

第五章 適性評価

行政機関の長による適性評価の実施

第十二条

1項 略

2項 適性評価は、適性評価の対象となる者(以下「評価対象者」という。)について、次に掲げる事項についての調査を行い、その結果に基づき実施するものとする。

一 特定有害活動(公になっていない情報のうちその漏えいが我が国の安全保障に支障を与えるおそれがあるものを取得するための活動、核兵器、軍用の化学製剤若しくは細菌製剤若しくはこれらの散布のための装置若しくはこれらを運搬することができるロケット若しくは無人航空機又はこれらの開発、製造、使用若しくは貯蔵のために用いられるおそれが特に大きいと認められる物を輸出し、又は輸入するための活動その他の活動であって、外国利益を図る目的で行われ、かつ、我が国及び国民安全を著しく害し、又は害するおそれのあるものをいう。別表第三号において同じ。)及びテロリズム政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要し、又は社会不安若しくは恐怖を与える目的で人を殺傷し、又は重要な施設その他の物を破壊するための活動をいう。同表第四号において同じ。)との関係に関する事項(評価対象者の家族配偶者婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む。以下この号において同じ。)、父母、子及び兄弟姉妹並びにこれらの者以外の配偶者の父母及び子をいう。以下この号において同じ。)及び同居人家族を除く。)の氏名、生年月日、国籍過去に有していた国籍を含む。)及び住所を含む。)

二〜七号 略

3,4項 略

問題となる部分は以下(強調引用者)。

政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要し、又は社会不安若しくは恐怖を与える目的で人を殺傷し、又は重要な施設その他の物を破壊するための活動をいう。

条文の書き方として,同じレイヤーには「又は」は複数置かれません。「A or B or C」は「A,B,又はC」と書きます。したがって,少なくとも「強要」「殺傷」「破壊」が同列ではないことは文言上明らかです。

ただ,それを踏まえても,上記の「テロリズム」の定義は,「基づき」や「目的で」の範囲がぱっと見分かりにくいために複数の読み方があるようにも見えます

しかしながら,丁寧に読めば条文上に冒頭の構造が現れています

すなわち,ブロックが最も明確な社会不安若しくは恐怖を与える目的という部分は「○○に○○する目的」という書きぶりになっていて,これは直前の国家若しくは他人にこれを強要と同じ形式になっているから,両者の間(=最初)の「又は」は「強要し,又は与える目的で」と読める。

同様に「○○を○○する」でまとめると人を殺傷重要な施設その他の物を破壊する並置されていることが分かります

実際,森担当相はそのように答弁をしています

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第14号(平成25年11月15日(金曜日))

近藤(昭)委員

 (前略)さて、懸念があることがありますので、一つお聞きをしたいと思います。これは法案に関連することであります

 法案の第十二条の二項一号にありますテロリズム定義についてというところなんですが、法案では、「政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要し、又は社会不安若しくは恐怖を与える目的で人を殺傷し、又は重要な施設その他の物を破壊するための活動をいう。同表第四号において同じ。」とあるわけであります

 この文章どおりに解釈をすれば、「政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要し、又は」となっており、「又は」で接続をされていて、かつではないわけでありますね。そうすると、「政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要」する行為テロリズムということに読めてしまうわけでありますが、その解釈はいかがでありましょうか。

○森国務大臣

 全く同じ質問をこの委員会でも以前受けまして、御答弁申し上げましたけれども、この条文の「目的で」というところの前と後が、かつでつながっております

 つまり、条文の書き方でいうと、まず、目的がこういうものである目的が二つ挙げてありまして、それが「又は」でつながっております。そのような目的を持った上で、今度、行為態様として、人を殺傷するか、または破壊活動というふうになっておりますので、目的が該当しただけでこの条文の構成要件を全て満たすわけではございませんで、このような目的を持ち、また、ここに書いてあるような行為態様殺傷、または重要な施設その他のもの破壊する行為をした場合が該当するということになります

近藤(昭)委員

 大臣ありがとうございます

 ただ、それならばなぜ、わかりやすいといいましょうか、今まさしく、そして殺傷したという、かつという言葉を使わないのかということを思うわけでありますいかがでありましょうか。

○森国務大臣

 これは刑法法規の定め方でございますが、まず目的が書いてあって、その後に行為態様が書いてございますので、例えばそれぞれの行為態様がかつで結ばれている場合には、かつと書くこともありますでしょうけれども、目的行為でございますので、これは別々の構成要件ということで、「目的で人を殺傷し、」といったときに、目的でまたは人を殺傷しとは読みませんので、ここはあえて、かつを入れないということでございます

近藤(昭)委員

 大臣がそのようにおっしゃって、それがこうした法律の書き方だと。しかし、随分とこれは法曹界の方からも懸念が出ているということであります。律の書き方だと。しかし、随分とこれは法曹界の方からも懸念が出ているということであります

内田樹氏の言説について

石破発言について (内田樹の研究室)

担当相は国会答弁でこの条文の解釈について、最初の「又は」は「かつ」という意味であり、「政治上」から殺傷し」までを一つ続きで読むという珍妙な答弁を行った。

しかし、この条文の日本語は、誰が読んでも、「強要」と「殺傷」と「破壊」という三つの行為が「テロリズム」に認定されているという以外に解釈のしようがない。

内田氏の言説は,森大臣の答弁内容について誤解し,かつ,条文解釈を誤ったものです。

まず,森大臣最初の「又は」は「かつ」という意味などとは言っていません。おそらくは森大臣この条文の「目的で」というところの前と後が、かつでつながっておりますという答弁を捉えたものだろうと思いますが,これは「又は」について説明したものではありません。

冒頭の結論を前提とすれば,12条2項1号は

  1. 主義主張
  2. 目的
  3. 行為

という3要件から成り立っており,目的行為のみでは「テロリズム」には該当しない。従って,「目的」を有し,かつ,「行為」を行った場合でなければ「テロリズムには該当しない。

あとは条文上の書き方の問題で,目的要件と行為要件の間には「かつ」を入れないのが通例です。(というか,別種の要件であればいちいち「かつ」は入れない。)

例:通貨偽造罪(刑法148条1項)

行使の目的で、通用する貨幣紙幣又は銀行券を偽造し、又は変造した者は、無期又は三年以上の懲役に処する。

次に,つの行為が「テロリズム」に認定されているという以外に解釈のしようがないとする部分ですが,既に述べたように,行為類型は「人の殺傷」と「物の破壊」の2つです。

ちなみに,条文から動詞を抜き出すと,「強要し」と「殺傷し」と「破壊する」の他に「与える」という行為(by内田氏)存在します。この「与える」は「与える目的で」と書いてあり一見明白に目的規定なので,読み飛ばしちゃったのだろうと思います(私も最初内田氏と同様の誤読をしたし)。

 

実際のところ,条文構造上最も大きい区切りである目的」と「行為」の間に読点(「、」)が無いのは,現在立法慣習上は不思議ではないのですが,とても分かりにくい慣習だと思います

一昔前の法律には条文のタイトルも無かったように,立法技術も月進年歩の発展を見せているところですので,こういった「要件単位での区切りの明確化」を発展させて欲しいところです。

2013-11-20

言ってることが正しいからといって人格攻撃をしていいというのはダメ

http://anond.hatelabo.jp/20131119111319

これって本当ネットのだめなところだと思う。

言ってることとの成否と人格を分けろというのなら、言ってることの成否に関わらず、人格攻撃をしていいという事にはならない。

しかし、言ってることが正しいという事理由に人格攻撃をする人は後を絶たない。

はてな於いてモヒカン宣言みたいなのを勝手誤用してるんだとおもう。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%92%E3%82%AB%E3%83%B3%E6%97%8F_(%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E7%94%A8%E8%AA%9E)

モヒカン宣言
掟
  どんな努力をしても絶対に覆せない事柄を根拠にするな。「差別」という外道に堕ちる。
宣言
  発言者社会的地位を気にせず、言説だけに注目する
  事実のやりとりに、余計な装飾語はいらない
  間違いは、きちんと認めて修正すればいい
モヒカン族5つの価値
校正
  間違いを訂正してくれる人を我々は尊敬して評価します。よけいな裏読みをして「人格攻撃している」とは思いません。
共有
  アイディア校正の機会を与えることが生みの親の義務です。「理由が無いけど、これはこれでいいんだ」というエレガントではない開き直りはくだらない。
ツッコミビリティ
  校正、反論しやすいエレガントな言説が価値ある言説です。その為には、冗長にならない範囲で、ソースと推論過程明確化し他へ示します。
全体最適化
  たくさんの人がハッピーになれるエレガントな方法を見つけた時、我々は最もハッピーになります。
差異
  お互いの違いを確認することで、我々はつながります。「自分らにとって良いから他の人にも良いはずだ」とは思いません

間違いを指摘する事を人格攻撃と思ってはならないと書かれているものの、

もちろん「間違った相手を馬鹿しろ」とか「言い分が正しければ叩いていい」などと一言も書いてない。

それどころか「余計な装飾語はいらない」とある必要人格攻撃もこれに入るだろう。

次に人格攻撃を行うことの問題点に注目する。

人格攻撃を行うことの問題

相手を集団罵倒するモヒカンと思われている人物に高木浩光氏がいるが、彼はmalaからのその攻撃的な態度を次のように苦言を呈されている。

http://d.hatena.ne.jp/mala/20120830/

ここまで高圧的に堂々と言われたら「あれちょっと変だな」と思っていても、指摘できなくなってしまう。誰でも簡単に検証できることを、実際に検証する人が全然いない。
恐れ多くて誰も口に出せない、絡んでも得をしない。目立ちたくない。いわゆる高木信者と呼ばれるような人たちから、こいつはプライバシーを軽視する人間に違いないとレッテルを貼られ、集中砲火を浴び、そうやって当事者中の人情報発信できなくなってしまう。情報発信がされないことで、より一層、技術を理解する人と理解しない人の間での認識にズレが生じて、悪循環になってしまっている。

人格攻撃を行う事によって議論が歪んでしまうことの問題点が書かれている。彼とその支持者が人格攻撃を行う事によって、間違った事を言っても、人格攻撃をされたくないために訂正されずに拡散されてしまうのだ。

敵対者に人格攻撃を行うと言うのは橋下市長や石原知事などがよく行っているが、人格攻撃を行う事によってアレな支持者が喜び、「素晴らしい」と応援し、反対者が批判することにより外部に敵を作って強固な支持母体となるのだ。その結果まっているのは支持者の精鋭化と中心人物の老害化だ。

虚構新聞人格攻撃こそしてないものの「揶揄」が人格攻撃と同じような働きをし、似たような構造となっている。

2013-11-07

分かりにくくても仕方がない、はてブ世界

初心者には分かりにくい、はてブの世界

スパムなどはルールの穴を突くプロであり、そして明確化されたルールほど穴を見つけやすものである

どんなルールでも、明確化すればするほど、それがカバーする範囲は狭まっていく。

明確なルールで広い範囲をカバーしようと思えば、

レンジに猫を入れてはいけません」式の細かすぎる注意書きを作る羽目になる。

暗黙の了解のほうが都合がいいこともあるのだ。

「こういう歴史があって、こういう現状がある。だからみんなで守っていこうよ。」

という呼びかけが前にあるだけで、考える人はチャンと考えてくれると思うんだけど。

今以上に自治厨が増えるだけだと思うYO!

2013-10-17

この世の政に一切関わるな



296 :ソーゾー君:2013/10/16(水) 12:40:10 ID:77j1yVg6

非課税団体は全て課税をする。

非課税措置も全て廃止。

金の流れを明確化すべきなんだよ間抜け

なにか困りますか?別に重税をかけるとか言ってる訳じゃねーよ?

俺達庶民普通にやってる義務をやれと言ってるだけだ。

義務を全うしない連中に権利はないぜ?

権利がないのに何で教育機関設立したり企業経営して金を稼ぎ、政治活動をするのかね?

国際貢献社会奉仕活動もするなよ?念仏だけ唱えてりゃ良いんだよ?


「この世の政に一切関わるな!」と当たり前の事を言ってるんだよ?

金を集めて何かしてるんだろ?この世の政に関わってるよね?

そりゃ課税されても文句は言えねーよな?

反論ある?




中央銀行・発行権】黒幕銀行家3【信用創造

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/10043/1378650618/l50

中央銀行・発行権】黒幕銀行家37【信用創造

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1343051395/

2013-10-16

非課税を撤廃して金の流れを明確化すべき



290 ソーゾー君 [] 2013/10/16(水) 08:02:38 ID:YiCgdCB6 Be:

神道系の大学を出なきゃなれねーことぐらい知ってるよアホ。

非課税=汚い金をマネロン=政財界のごろつきと癒着

↑この構造が問題だから非課税を撤廃して金の流れを明確化すべきと言ってるんだよ間抜け


宗教団体ヤクザ等の汚い金を資金洗浄して癒着しいるのは誰でも知ってる常識だアホ。

宗教団体なんか古今東西時代を問わずゴロツキと癒着している元締めと言うのは誰でも知ってる常識だアホ。

その力の源泉が金力だアホ。非課税と言う特権を行使して帳簿を誤魔化して滅茶苦茶やってるから

2項目をやらなきゃならないと言ってるんだよアホ。


細々とやってる寺や神社からは取らねーよアホ。

それ等の元締めの首を絞めるためだ間抜け

宗教団体信者一人をどうこうして問題が解決するわけねーだろ?






中央銀行・発行権】黒幕銀行家3【信用創造

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/10043/1378650618/l50

中央銀行・発行権】黒幕銀行家37【信用創造

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1343051395/

2013-10-15

http://anond.hatelabo.jp/20131015163335

まずお前の言う「能力」というのがどういうもんか明確化した方がいいと思うけど…。

2013-10-06

http://anond.hatelabo.jp/20131006191036

(A)でチヤホヤされたい、そして金もほしい。

しかに、これをワンセットの目的として定義すれば矛盾なく(A)に打ち込めるように見えますね。

けれどそうなると次の問題として(A)とはなにか?ちやほやされるとはなにか?金は何のためにほしいのか?

そしてなぜ自分は(A)で評価されることにこだわるのか?

っていう、問が出てきますよね?

それこそ自分の欲望とモチベーションを高いレベル明確化するために必要工程

そこらへんあなたがどう対処してるのか、軽くでいいから教えてもらえると嬉しいです。

2013-10-02

http://anond.hatelabo.jp/20131001115840

ぜんぶMMOあるあるでしかいね

特にFF14は、MMOの悪しき伝統だけしっかり受け継いだセンスのなさ。

根本的な設計思想が凡庸で、むしろ最近中国台湾MMOのほうが、よほどストレスフリー

役割分担ははっきりさせず、基本全員がアタッカーだったり、

IDクエも、メインストーリーの進行には必須ではなくなってる。

自動戦闘自動移動(瞬間移動)もBOTなみに充実して、これは雰囲気トレードオフだが、

かえって「何がメインの遊びなのか」を明確化してる。つまり探検戦闘ではなく、

キャラが強くなること」「それを自慢できること」あるいは「アイテム収集」が中核。アイテム課金との相性も良い。

こういうのと差別化するなら、一本道クエストを撤廃するくらいの改革が必要だったろうに。

2013-08-16

http://anond.hatelabo.jp/20130816183507

書けないなら無理して書かなくてもいいと思うけど。最初は一番印象に残ったことを1行書いとく、とかでいいんじゃない? (誰それが格好良かったとか、あの場面が強烈だった、とか。)

自分は観た後、結構長い時間考える。その日のうちには消化しきれない。だから1日に複数本観るのは苦手。何日か反芻しながぼんやり考えてるうちに、ああ、あそこであんなふうに自分が感じたのは、主人公があそこでああ感じたのに共感したんだなとか、いろいろ繋がってくる。観た時に既に何となくわかってるんだろうけど、それが言葉にできるほど明確化されるのに時間がかかる感じ。観てる間にメモとかは取らない。取ってたら細かいところ見過ごすし。はっきり意識されないだけで、案外重要なところは覚えてるもんだよ。

2013-07-28

財務省日銀から介入資金を借りて円売りすることはない。

日本為替介入制度は、

http://totb.hatenablog.com/entry/2013/07/26/210245

にあるような、

財務省日銀から介入資金を借りて円売りする形式

とはなっていない。

http://www.mof.go.jp/about_mof/mof_budget/special_account/gaitame/gaitame.htm

http://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/intl/07102006.htm/

にあるように、政府短期証券を発行して、日銀からではなく

市場から介入資金を借りて円売りをする。

日銀不胎化操作をするまでもなく自動的に市中にある

貨幣の量が変わらないような制度になっている。

その結果、政府短期証券に吸収されなければ何か別の財や

サービスなどの購入に使われて貨幣価値が低下していた

はずの分が無くなり、代わりにそれが外貨の購入に使われて

貨幣価値が低下するだけとなり、結局は貨幣の(財やサービス

外貨などを全てひっくるめたものに対する)比率、価値

変わらない。

これは、貨幣価値の変更は日銀以外が極力関与できない、

中央銀行独立性向上と役割責任明確化の流れの中で

そのように制度が変更されたためである。この点、金本位制前後

や固定相場制のように中央銀行金融政策を自由に独立して

行えなかった時期とは役割責任も大きく異なっている。

この重要な違いを考慮せず中央銀行のや役割責任を語る

ような浅い考察には笑って読み流す以上の価値はない。現代おい

介入は為替市場の急激な変動に対して相場の安定を実現する

ために用いるものであって、貨幣価値を恒常的にある方向に

変化させるためのものとしては使えない制度となっているのである

日銀には前例のない行動を要求する一方で、政府には規律ある≒前例の範囲内での行動を要求する

のは、日銀には貨幣価値コントロールに対する責任がある

一方で一義的には政府仕事ではないからであり、また、そのような

役割責任の分担が為されるにおいて、上の介入のように政府

貨幣価値に影響を与えられないように制度が作られているため、

そもそも規律を離れるくらいに大規模な行動をしてさえあまり

効果がないかである。これをダブルスタンダードと批難するのは

馬鹿言いがかりである財政政策おいても同様に日銀引受

禁止という制度が、貨幣とその他全てひっくるめたものとの比率の

変更を防ぐ役割を持っている。貨幣とそれらの量の比率を変化させる

という直接的な貨幣価値の変更はできず、あくまで市場の急激な

動きや、不完全雇用などの問題を解消する中で貨幣価値に影響を

与えるという迂遠で間接的な力しか政府にはない。そのような政府

に、規律を破るような大規模な行動が求められないのは当然であり

自然である

もちろん、そのような制度を作ったのも政府であり、日銀も広くは

政府の一部であるので、そのような制度自体を変えるという根本

に規律を外れた行動を求めるという案もある。そして、日銀法改正

など、そのような制度から変えてしまえという声は実際にあった。

ある意味で筋は通った話である

2013-07-02

ADHDADDについても少しご理解のほどを。

読みました。俺も、ADD気味(軽いから、障害というほどのもんではない)なので、コメントしおきますね。

http://anond.hatelabo.jp/20130626153722

http://anond.hatelabo.jp/20130702014539

会ったことないかわからんですけど、

エピソードをきくかぎり、ADHDというより、ADD(注意欠陥障害)気質なのかな、という感じはする。

子どもときエピソードを聞いたらもしかしたら、ADHDかもしれない。

ちょっと元増田さんには、

ADHDについて、も少しご認識、ご理解いただけると、コミュニケーションスムーズになるかもしれません。

下記のマンガがよく調べている上に、わかりやすくておすすめです。

漫画で解説★ADHD

http://homepage2.nifty.com/ryantairan/ADHD.html

元増田さんのコメント

いくつか、気になったがちょいちょいあったので、

ちょっとコメントをば

ともかく、今まで出来ていないことを1つだけでもいいから、なんとかやり遂げて欲しいのだ。それを繰り返して出来る事を増やせばいいわけだし。

それは・・・無理な相談だろうか?

無理だとは思いません。

ただ、そこにもっていくための誘導の仕方には、

やはり、どういう形にもっていけば成功例をつくれるかというところでは、

職場の方のご協力はどうしても必要になってくるか、と思います

すると現実問題、「俺はもうこれでいっぱいいっぱいなんだから、お前らが俺に合わせろよ!」は通用しないというか。

ええっとですね、

障害をはっきり、くっきりと認識した場合ですね、一つ大きく変わるポイントがあります

「何ができて、何ができないか」がかなりクリアになります

「おれは障害があるのだから、お前らが俺が面倒起こしたらあわせろ!」

というお互いに辛い状態から

「ここのポイントと、ここのポイントはこういう助けがあればできる。」

という形で、問題を明確化し、かなり対策を打ちやすくなります

 

ADHDADD人間はあたまの切り替えが本当に下手なのが問題で、

ただし、あたまの切り替えさえできてしまえば、仕事の集中効率は決して悪くない

しろ意識がしっかり向いているときに限れば普通の人よりも集中力が強いことも多いです。

 

ですので、「頭のスイッチ」を入れたままで問題がない状態にしておくか、

「頭のスイッチ」を適宜、オンにしてやるように誰かがフォローできるとすごく良いかとおもいます

たとえば、

日報を出してもらう

・一日一回は、抱えている進捗中の案件がどうなっているかを話す

などといったことで、改善する可能性はあります

「具体的に、これと、これだけやれば、あの人はちゃんと動いてくれるんだな」

ということが明らかになれば、周囲の負荷も減るのではないでしょうか。

 

障害がクリアになれば、そのための話し合いができる可能性は高いか、と思います

それに、本人に診断受けて来いと言って素直に行くとは思えない。

 

ってか、専門医の数がとても少なく、診断の予約を入れるのがたいへんなので、

本人がその気になっても、がんばらないと予約とるの難しいかとおもいます

 

ただ、増田職場の方は、聞いた限り、かなりADDっぽいので、

頑張って、診断予約とってほしいですね。

あと、障害とは言ってもおよそ、児童ではおよそ3%程度((成人のパーセンテージはなぞ))があてはまる、

かなり一般的なものなので、そこまで異様なレアケースだという認識

増田さんにも、職場の同僚さんにも、もってもらわなくてもOKです。

   

あと、職場内での馬鹿にされる状況を放っておくと、

よっぽどのバカでないかぎり、心の中では罪悪感や、自己評価の低さを抱えていて、

かなり辛い気分になっていきます。もちろん。

二次障害として鬱病等の精神病を併発してしまうことが多々あります

 

本人が「鈍感力」とか言っているのは、本当にそう思っている可能性もゼロではありませんが、

そうでも思わないと、辛くて心が折れそうだという気分になっている可能性も高いです。

(本人がガチ馬鹿だとわかりませんが、そこまで馬鹿な人でないならば、

 十中八九、辛さをごまかすための空元気ワードだと思って疑ったほうがいいかと思います

 

「障害認定されたら負けだ」と思っているかもしれないし、歳を取れば取るほどそう思っている可能性は高い。

あー、そこはその人の、人となりを見てみないとなんとも言えないですね。

自分で、ADDADHDかも、と思っている人は、

しろ自分仕事のできなさが、はっきりとした障害だったら対処ができるからいいなあ、と思っている人も

少なくありません。

たとえ、障害に認定されなくても「障害とは言えないが、その傾向が強い」という認定は、まあまず出るだろうという気もしますので、

本人に、診断を受けるようにすすめても、結果的にそこまで失礼な提案にもならずに済むかな、とも思います

まあ、本人に直接すすめるのがアレだったら、職場でそれとなく、

「おれ、ちょっとADDのチェックリストうけてみたら結構点数たかかったんだけどw」とか、テキトーになんでもいいか

話題にして本人の気を引くところからはじめてみるとか。

もっとも、ご本人がプライドが非常に高い方だったり、社内での関係性によっては、やっぱり薦めにくいことはあるかもしれませんが…)

 

一応、簡易診断テストは、

こことか:http://ex.senmasa.com/add/

こことか:http://compass-counselor.com/compass-self-check-9.html

で、一応チェックリスト的なものは、ありますが、

まあ、程度問題の判定が専門家でないとよーわからんところがあるようなので、

詳しくはやはり、病院へという話ですね。

2013-06-03

規制するなというけれど、そういう風に動くようになった原因は?

 規制されそうになるととりあえず反対って政権取る前の野党みたい。

そういう風に規制される原因作った側の人間が言っても説得力無い。

自分創作するのが大好きな人間だけど、

確かに規制が行き過ぎてる部分はあるとは思う。

(禁止じゃなくて規制してその中ではOKなら自分も大賛成なんだけれど)

でも、普通に考えて気分が悪くなるような内容を

多数の人間が簡単に目に入る場所に置いておいて

それで『気分が悪いなら目にするな』というのはお門違いだとおもうけど。

表現の自由を盾にむちゃくちゃ書いてきた新聞社と何がちがうんだろう。

テレビ新聞規制されてないっていうけれど、

数の暴力スポンサーとかに突撃していうこと聞かしてきたじゃない。

バラエティとかが面白くなくなったのも自主規制せざる負えない圧力

かけてきたのは一部とはい視聴者

なのに、自分たちの事になると被害者面して喚くのは気持ち悪い。

誤解しないで欲しいけれど、自分は今回の規制には反対。

でも規制することの発想自体の否定はしない。

規制の仕方、範囲の明確化と罰則の見直しは必要だと思う。

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