おまえさんが会社内の話だと思い込んでるそれ
実は会社内だけで閉じる話じゃないんだよ。
「では、それを実務にどのように落とし込むか?」
「そこにかかる経費をどのように投資家に説明つけるか?」
「そもそも、それは可能か?」
「個人の業務範囲を過剰に明確化することは利益に直結するか?」
経営者を王様だと思い過ぎ。実際の経営者の裁量はそんなに大きくない。
ジョブディスクリプションの徹底は、下手すると従業員からの裁量権の簒奪になっちまうし。
経営者を叩けば全ては上手く解決すると思ってるなら、それは間違いだよってお話。
そして、現在の日本の経営者の現状には多くの外部的要因が影響していることを理解してくれと思う。
まぁ、理解しなくてもいいんだけどね。あくまでも経営者の問題に過ぎないから
労働者は自分の権利を主張すればいい。その結果、誰が損失を蒙ろうとまぁ結局のところそれは仕方ないわけだから。
世の中そんな単純なら誰も苦労しないよってお話でした。
ついでに、経営者の仕事って資金繰りからビジョンの策定まで非常に多岐に渡るから
ジョブディスクリプションが経営者の責任になってるってのも違和感ある。おたくの会社にそれをやるべき役職の人いないの?
俺だったら「経営者自身が全ての労働者の職域を把握して整理しろ!」なんて無理ゲーを提案する前に
「管理職のクビすげ変えたら?」って思うけど。それホントに最高経営責任者のお仕事?だとしたらものすごい非効率ですよ。
これって結局、技術的な問題かあるいは会社システムの問題じゃないの?
それを「経営者を甘やかすな!」で片付けるのは流石に無理というか、誰も幸せにならないですよ。
株主(投資家)から労働者に至る全てのシステムを見直さないと改善しないし、更に言えば市場環境要因も大きいわけで。