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はてなキーワード: 草の根レベルとは

2023-11-25

そもそも弱者男性に支持されたらされたらむしろ立憲・共産は詰む

anond:20231125160654

なんかこの増田に賛成している側も反対している側もこの明らかな事実を何故か認識していないようなので確認のため書いておく。

政治は支持者に見返りとして長期的な利益短期的な利益の両方を与える必要がある。

長期的な利益は明らかで、それぞれの公約の達成だが当然、与党にならないと与えられないし与党だってうそう実行までは至らない。

とくに野党にとってはベンチャー企業ストックオプションを発行して働いてもらうようなもんであり、空手形から

それだけで政党への関心を集め、草の根レベル政治活動を維持運営していくのはよほど政権交代が目前でもない限りまず不可能である

しか現代日本においてとくに草の根レベル政治活動については政治資金など出そうものならまず腐敗とみなされるのだから

かわって短期的な利益として、政治活動に伴った精神的な満足感を与えることが必要になる。

典型的なのは敵対者を貶め、自分たち道徳的地位を高めるとともに集団攻撃する正当性を与えること」であり

これは古典的にはマックス・ヴェーバーなどの社会学者も指摘しているところだ。

そして、立憲、共産においてはその仮想敵攻撃理由本命の一つとして「自民党を支持する弱者男性と、それが悪である種々の理由」を供給しているのだから

もしその正当性根拠が崩れてしまったら、仮に将来的により政党の拡大が見込めるとしてもそれより前に短期の「資金繰り」がショートしてしまう。

新規案件を獲得しようとするのに労力を費やしすぎて大口受託案件を切られ、運転資金源が尽き給料が払えなくなったベンチャー企業のごとく「倒産」するのは目に見えている。

もちろん、この構造はべつに立憲・共産に限ったものではなく

自民党においては「日本破壊するサヨクと、それが悪である種々の理由

維新においては「日本寄生する利権集団特に公務員と、それが悪である種々の理由

などなど各政党において「運転資金」となりうる短期的な「仮想敵」が維持可能なように設計され、それにより政治運営がなされているのだから

これらの敵対構造が崩れるような「支持」を求めるわけがないし

それが不可能相手をしっかりと選定してすみ分ける程度には賢い人々だからこそ政権運営可能だと言える。

当然、立憲・共産弱者男性の支持など望むわけがない。

いやしくも世界俯瞰するインテリを自認するはてな界隈諸氏に置かれては

この程度の構造は前提としてコメントしていただきたいものである

2022-07-19

安倍暗殺事件テロではないと言う馬鹿達へ

選挙期間元首相の国会議員演説中に銃撃によって殺されているのにテロじゃないわけないだろ…。こんなくだらない言葉遊びには付き合いたくもないんだが、某掲示板SNS一般ピープルが言ってるならまだしも一部ジャーナリストインフルエンサーまで言ってる人がいる事にびっくりして増田に書くことを決めた。

明らかに犯人安倍晋三を殺すことによって社会メッセージを送ることを目的とした犯罪で、国内外メディアもはっきりとテロといっており世界のどこで起きてもテロ以外何者でもないんだが。

逆に選挙期間元首相の国会議員演説中に銃撃によって殺されているのにテロではないとした事件があるのなら募集してますので教えてくださいねー。ま、ないだろうけど(笑)

追記 2022/07/19

えーブクマコメント頂いたのでお答えいたします。

動機政治的意図が窺えない」という点ではジョン・レノン殺害事件に近いと思われますが、あれを「テロ」に含めるというなら、増田の言い分にも一理あるとは思います。言い方はともかく

このコメントについては2つ間違いがあって

動機政治的意図が窺えない

犯人動機政治的意図が窺えないとは思えない、まだ裁判も始まっていないので動機の全容は明らかではないが、犯人犯行前に書き残した手紙には安倍晋三についてこう書かれている

苦々しくは思っていましたが、本来の敵ではない

あくまでも現実世界で最も影響力のある統一教会シンパの一人に過ぎません

とあるように犯人自身安倍晋三本人が本来の敵ではない事を認めている。書かれている内容からし安倍晋三殺害することで反統一教会メッセージを送り、社会を変えようとしたのは明らか。政治的動機としては十分。

・ジョンレノン殺害事件との比較

まずジョンレノン元首相の国会議員ではないし演説中に銃撃されたわけでもない、全く根本的に異なる事件比較にならない。被害者加害者属性関係性によって事件の呼ばれ方が変わるのは当然。

例えジョンレノン殺害事件テロだと言われるにしても、安倍暗殺事件テロかどうかには全く関係ない。

えーっと結局は僕が最初に求めた「選挙期間元首相の国会議員演説中に銃撃によって殺されているのにテロではないとした事件」でもないんでね…皆さん懲りずに探してきてくださいね^ ^

追記 2022/07/20

ブクマが少し伸びてたのでいくつかコメントにお答え致しまーす。

日本国政府は「テロ」を定義してません。おそらく今後もしないでしょう。今回の事件公式テロとは言ってないですよね。何故定義しないかはその方が都合がいいからです。

これはデマ安倍政権時代国会政府側はテロ定義について過去に答弁してますね。

テロリズムの定義などに関する質問主意書

https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a193125.htm

衆議院議員逢坂誠二君提出テロリズムの定義などに関する質問に対する答弁書

https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b193125.htm

また、ここで問うてるのは一般的な意義としてのテロに当てはまるかであって法令的な意義や日本政府認定関係ないとは言い過ぎかもしれないですが、主題ではありません。何故なら影響力のあるメディアジャーナリストテロではないと言ってる事を問題視しているからです。どちらにせよ、どの政党民主主義への挑戦と発表しているのでほぼテロ同義だと僕は考えてますが。

テロルだとしたらそれは「元議員を殺した」からじゃなくて、統一教会社会の結びつきに意義を申し立てるという、「政治的意味」でだな。安倍を殺したからってだけではテロではない。

今回の事件は"統一教会社会の結びつきに意義を申し立てる"のは同意ですが、事件相手立場関係性で変わってきます

例えば家族暴力を振るえばDVですし、上司が部下に暴力を振るえばパワハラ政治活動中の政治家暴力を振るえばそれはテロです。

実際に福山哲郎議員が今年の5月政治活動中に暴行された際にも所属している立憲民主党が「暴力によって政治的表現の自由を踏みにじるあらゆる行為に対し断固抗議する」と強く非難を発表していました。この際に犯人動機の種類は特に問題視されてませんでしたね。

【速報】「暴力に断固抗議」立憲民主党が緊急声明 福山議員への暴行

https://www.fnn.jp/articles/-/355079?display=full

それを含めると安倍晋三暗殺事件政治活動中の元総理国家議員政治活動中に殺されたこと、犯人が強く社会メッセージを送るのが目的だったこと、2つの理由テロ以外何者でもないです。

議論の参考までに→J・F・Kを殺害した犯人動機はいまだ不明

ケネディ暗殺事件テロです。Google検索すれば幾らでも同事件テロだとしている記事はありますし、政治活動中の大統領を殺すのはテロリズムになります

もうだいたい論破できたかなw、テロではないって事を改革免罪符にしたかったんだろうけど、もうこれテロ以外何者でもないだろ(笑)

僕はそういう人達は現状日本社会テロで変わってしまう・テロしか変わらないのかという問題点・本当に改革しなければならない事も考えてほしいですねー。それでも反論あるならお待ちしてますー。(^^)v

追記 2022/07/21

最初記事を書いて2.3日経ってるからもう伸びんだろと油断していたら少しブコメが伸びてたのでいくつか返信します。ここまで記事が長くなると読んでくれる人はいなくなし、スターもついてないあんまり支持されてないコメントに返信してもな…とも思いましたが、せっかく書いてくれたんでね。

ググったらテロって書いてるからテロって言われてもなあ。もちろん日常語のレベルでは何と言おうと別にいいんだけど、政治学的な定義の話をしたいんじゃないの?

特に政治学的な定義の話ではなく一般的言葉認識をしていますケネディ暗殺事件ググれカスで処理したのはもう何度もテロ定義について話してきたのでさすがに読む方もわかるだろと省略しましたが、これは僕の怠惰でしたね。

そもそも記事を書いた理由として一部ジャーナリストインフルエンサーが言ってる安倍晋三暗殺事件テロではないと言うのに違和感を感じたからです。明らかにテロであるものテロではないと言うのは、鹿を指して馬というような、戦争ではなくて軍事作戦と言い換えるようなことと、同種の欺瞞しかないです。

改めて書きますが、ケネディ暗殺事件政治家政治活動中に暗殺されてますし、明らかにテロになります

さら犯人動機については全容は明らかになっていませんが、少なからず残っている供述から社会から隔絶していた自らの生活の不満をケネディ暗殺する事に向けたと推察されます、これらは最近欧米でも言われている社会的に孤立し窮乏している人間によるローンウルフテロ典型です。

また、ケネディ暗殺事件はAssassinationと呼称され、Assassinationはテロの一文類になります

これはWikipedia暗殺の項にも書いてあることです

暗殺あんさつ、英語: Assassination)とは、おもに政治的思想動機に基づき要人非合法殺害することであり[1]、テロリズム行為の一形態に分類される[2]」

暗殺

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/暗殺

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典から引用されている

テロ」かそうでないか議論する意味はどこにあるんだろう。

明らかに安倍晋三暗殺事件テロで、この議論空虚さを感じてますが、この事件テロではないとしようとし、その考えがこの社会を覆う事に危機感を抱き、草の根レベル運動にはなるがこの記事を書きました。

すこしでもその要素があればテロというなら、それは権力者にとって実に都合が良い物言いだねえ

どう都合がいいのでしょうか?政治家が銃で殺されてるのに、テロではないとした方が、体制側の奈良県警責任逃れを強く感じます

この事件テロとすることで、統一教会に対する批判テロの追認とおき批判を封じたいという思惑が当初ウヨ側にあったんだよね。今は誰もそんなの気にせずガンガン叩いてるから、もはやどっちでも良い。

どっちでもいいなら、何故これだけ反論が寄せらられたのでしょうか?貴方物言いは正直、"効いてて草"としか感じないです。

論点が見えない。「政治家演説中に殺されたら即テロと断定」との命題であれば、私の回答は偽。もし愛人との痴情のもつれで銃撃されたらテロではなかろう。山上容疑者の銃撃がテロなのか怨恨なのかはまだ不明

論点安倍暗殺事件テロテロでないかです。ここまで書いてきてそこがわからない人がいる事に脱力してます

山上徹也は安倍晋三愛人ではありませんし、山上-安倍間には痴情のもつれはありません。

何度でも書きますが、事件相手立場関係性で変わってきます

例えば家族暴力を振るえばDVですし、上司が部下に暴力を振るえばパワハラ政治活動中の政治家暴力を振るえばそれはテロです。

テロだと思いたい本当の理由は「テロ被害者無垢」という考え方にありそうだな。たとえテロであっても自民統一教会の結びつきは糾弾されるべき性質のもの

テロテロでないかのに被害者無垢であるかそうでないかは全く関係ありません。

改革するなとは言いませんが、テロによって変わってしま日本社会問題意識は持ってほしい。

政治宗教癒着改善する事はこの問題の表層的な事でしかなく、今語られていることは本質的議論にはなってません。

氷河期世代等々の失職し生活が窮乏している人達への就労学業支援の在り方やセーフティネット孤立している人達への受け皿になるコミュニティ等々、他にも議論されるべき課題はあり、本質的改革や整備がされないままだと、山上徹也のような頭のイカレたテロリストはこの社会に内在し続けます

もう、反論さすがにないでしょ。記事作成から2ー3日経ってるし、ここまで長くなれば読む人はいないだろうし。ここまで書いてまだ反論あるなら私は一向に構わん!ですがね、ご意見お待ちしてますー。

2021-11-01

なぜ維新大阪(と関西)で勝つのか?

当方兵庫県民(大学大阪で過ごした)。

今回の選挙では維新には入れていない。

今回、公明党に譲った選挙区以外、維新大阪で全て勝った。

まり大阪で全勝したと言っていい。

新自由主義160キロストレートを投げ続ける維新がなぜこんなに強いのか、ネットの言説で自分の肌感覚と合うものがなかったので言語化してみたい。

①今回なぜ維新が強かったか? →答え:吉村知事(「吉村はようやっとる」)

②その背景としての大阪気質 答え:「お上」が嫌い

維新の今後は?

この順に書いてみる。

①今回なぜ維新が強かったか

これはもう、吉村洋文大阪知事が人気だったから、に尽きる。

大阪では、演説をすれば満員の聴衆。兵庫県ですら、三宮にくれば鈴なりの人だかりで老若男女スマホを片手に見物をした。そして吉村知事が去ると、大方みんな解散。これは選挙特番でも取り上げられた事象だ。

なぜこんなに人気かというと、答えは簡単テレビにたくさん出ていたからだ。

コロナ禍において、とにかく関西では彼を目にする機会が多かった。中でも10チャンネルの「かんさい情報ネットten」という夕方ニュース番組の影響は大きいという肌感覚がある。中谷しのぶさんという女性キャスターがメインで、関西では人気がある。中谷さん自身は非常に聡明で、物腰柔らかくスマート番組をまわすので、見ていて安心感がある。各コーナーも吉本芸人などが関西情報を取り上げていて名物化しているものも多く、関西では夕方はとりあえずこれという家庭も多いはずだ。

この番組吉村知事はたびたび登場した。そうでなくても、吉村知事記者会見毎日取り上げられた。関西番組なのでこれは当然である番組に登場したときも、吉村知事マスクや手洗い、外出自粛など、ごくごく常識的な内容を一生懸命発信していた。そう、彼は発信力が高いのである

他の地域の方からすると、全国最悪の事態を招いたのは、他ならぬ維新ではないかと思われるに違いない。実際、維新新自由主義的切り捨てによって弱体化した医療体制等々により事態悪化したり、吉村松井両氏による無計画な雨合羽集めで現場疲弊したり、あの有名な吉村イソジン発言など、どう考えても頭がイッたとしか思えない場面が多々あった。

しかし、多くの大阪府民関西圏の吉村知事に対するイメージは、上記とは少し異なる。吉村知事は、ずっと前線必死情報発信し、今できることをやり続け、分からない中でとにかく行動をし続けた、そういうイメージのほうが強いだろうと思う。

それは、東日本大震災とき枝野官房長官に似ている。あの時の枝野氏は、明らかに寝不足状態の目で脂汗を浮かべながら必死情報発信し、わからない中で誰よりも必死にやっている様子が伝わってきた。一時「#吉村寝ろ」がネットで話題になったように、そのへんの府民関西人を捕まえて話を聞けば、吉村知事は何かよくわからないがとにかく頑張っていた、それはもう菅首相西村さんやあんなのよりずっと必死に動いて頑張っていた、という感じのイメージを語る人がマジョリティだろう。

いや、その事態悪化はかなりの部分、維新が招いたものだろう、とあなたは言うかもしれない。しかし、東日本大震災とき政府菅首相対応にまずさがあっても、誰よりも必死にやっている枝野官房長官の誠については多くの人が信じたように、吉村知事の誠についても多くの府民共感を覚えたのだ。実際、イソジン発言など明らかに頭がイッた、さすがの多くの関西人も「ワオゥ…」と思う場面はあったにせよ、確かに吉村知事が本気で府民に訴え、情報発信し、駆け回っていたことは間違いない。その多くは少なくとも菅首相の死んだようなメッセージよりは多くの人に届いていた。むしろ政府との対比で吉村知事が頑張っているように見えた。忽那賢志が阪大教授にやってきてからは、ブレーンとなった部分もあったのか、かなり適切に発言していたし、無理を承知でもとにかくやれることをということで野戦病院みたいなことをやると表明したり、アレな部分はあっても実際頑張っていた部分も大きい。

これが多くの人の肌感覚なのである

それを一言でいうと「吉村はようやっとる」なのだ

維新が勝ったというより、吉村さん=維新のほうがずっと政府自民より頑張ってくれてるやん、という感覚の人が多かったのだと思う。

その昔横山ノックが勝ってしまったように、橋下徹が圧倒的に強かったように、タレント知名度、人気があれば、一気に波に乗る。これは別に大阪以外でもそうだとは思うが、今回の吉村さんにはそうした強さがあった。それがもう、今回の圧勝の最大にして唯一の理由だ。

②その背景としての大阪気質

この背景には、お上が嫌いという大阪気質もあるように思う。まずはやはり、東京は好かんという、わしらはわしらで大阪やという意識は、陰に陽にいろんなことに作用しているように思う。しかしそれに留まらず、何もせんと偉そうにだけしているお上は気に食わんというのは、多くの一般府民もつ感覚で、それは大阪府や大阪市の役所にも長く向けられてきていたものだった。大してなんもしてないくせに、金ばっかり無駄遣いして、偉そうにして、なんもわしらのこと考えてくれへんやんか、あの役人どもは、というわけだ。そして実際、確かにその通りである部分は多かったのだ。

そこへ維新橋下徹がやってきた。大阪府、大阪市の役人無駄遣いばっかりして何もしてくれへん、徹底的にそれを叩き直そう、無駄をなくそう、偉そうにしてるだけの時代はもう終わりや、そういうメッセージを発した。これは強かった。確かにそれは新自由主義になる。しかし、そのへんの大阪府民をつかまえて、新自由主義について説いたところで理解されるだろうか? 橋下さんはやりすぎなとこもあるけどな、ほんまによう頑張って戦ってくれよるで、今まで役人は偉そうにしすぎたんや、そういう答えが返ってくるのが関の山ではないか維新はようやっとる。

そこへ、数日前に維新ツイッターであげたような画像がくると、それは府民ウケる。確かに10年前の大阪城公園なんか、閑散としていた。今はカフェなどもたくさんでて、とても賑わって楽しい場所になった。こういう目に見える、ウケる政策を打っている。それは確かにポピュリズムだ。しかし、古い政治自民はそういう草の根レベルで、確かに自分達のために動いてくれている、と多くの一般人が感じることをしてこなかった。維新になってようなった。

松井代表吉村知事維新にはみんな、上記のようなイメージが重なっている。それが今回の圧勝の背景にある。

では最後に、③維新の今後について、つらつらとできるだけ短く書いてみたい。

ここまで維新の人気ぶりを書いてきたが、しかし、だからといって大阪府民が諸手を挙げて全肯定しているかというと、そうではない。ここは大事ポイントだ。大阪都構想は、二度までも住民投票で否決されているのだ。

あれは、「ようわからんけど、大阪全部かえてまうのは、いくらなんでもやりすぎやで。そんなん、意味あんかいな。やりすぎちゃうのん、知らんけど」と多くの人が感じたからで、維新のやることを何でもかんでも大阪府民肯定しているわけではない。

自民以外に入れたくない保守層が、維新に流れた面もかなりあるだろう。自民にお灸を据えたいと思ったときに、維新外交政策などがわりとしっかり保守なので安心して入れられるのである

あるいは無党派層の中のリベラル寄りの人たち。立憲民主共産と組んでてどうんだろう、しかれいわとかは行き過ぎやしなぁ、とぼんやりと思っていっる層も、上記の①のような印象があると、まあ維新頑張ってるし自民に入れるのはありえないし、今回はいっぺん維新伸ばしとくか、となるパターンもわりとあるように思う。

では、自民や立憲民主などが、維新をおさえようと思ったらどうすればいいのだろうか。

あるいは、大阪の外でも維新は今後も勢力を伸ばすのだろうか?

その一つのヒントは、先日の兵庫県知事選にある。

兵庫県知事は、長らく井戸敏三というお爺さんが20年に渡り務めていた。この人は、ずっと与野党相乗りで、知事選なんてあってないようなもので、兵庫県からすると選択余地がなかった。まあ特に大きな失政や反感もなかったので、長らくまあいいやという感じだった。

しかしそれがコロナで一変した。

端的にいうと、この井戸さん、菅首相政府と同じだったのである。何も対応しない。何もせず偉そうにして、やることといえば吉村知事悪口ばかりだ。多くの関西からはそういうふうに見えた。実際、行動は遅かった。挙句任期終了が迫っているのに公用車センチュリーの購入を決めたりして、お前が最後にええクルマに乗りたいだけちゃうんか、という多くの反感を買った。

そして知事選。

井戸さんの後継者自民公認となった。しか地元自民市議会議員県議会議員や後援者たちは、井戸さんの後継者では勝てないと肌感覚で実感していた。だから別の候補者をおそうとした。しか自民本部に潰されて、遺恨が残った。ちなみにその遺恨から、今回兵庫1区ではその地元自民の人たちが無所属候補をたてて、地元支持団体などがそちらに流れた結果、毎回接戦だった自民・盛山さんが大きく負けて、盛山さんと勝ったり負けたりりだった立憲民主・いさかさんが余裕勝ちしている(これには立憲・共産選挙協力もあるが)。

とにかく、兵庫県知事選では、もう井戸さんの後継者自民)に入れようという県民は多くなかった。井戸後継者なんかが出るくらいなら、維新斎藤さんのほうがマシや、ということである若いから色々腐った部分もやる気をもって正してくれそうやし、どうせ井戸後継者にしてもコロナ対策ぼんやりして動きも遅いままやろう、維新には若干の不安もあるがこの際仕方ない、やっぱ20年もやったら驕りもでるし一般人の感覚も忘れるし腐敗もするんやな、ここは変えなしゃあないな、ということである

そして維新斎藤さんが勝った。

これをみて、兵庫県知事選でまで維新がかった。兵庫県民、お前らもかよ。アホちゃうか。関西はみんなアホなんちゃうか。愚民なんじゃないか

と言われても、そうとばかり単純に言って終わりにはできない背景があるのである

下あたりをみて触発されてかいた。

https://anond.hatelabo.jp/20211101150842

https://anond.hatelabo.jp/20211031182102

2021-10-17

anond:20211017143756

大きな問題にはなっとらんなぁ

今はまだ萌芽やね

草の根レベルでは親ガチャとか言って浸透してるけどね

2020-04-04

anond:20200404232314

集会したら感染で自滅するからなあ

さすがにそこまでバカじゃなかろ

草の根レベルでは居るみたいね

2020-03-21

anond:20200321113221

何と言えばいいか最初草の根レベルで進められてきた小さな社会運動が、サヨクに目を付けられて政治利用されて権力打破のための神輿にされたような感じなんだよね。

可哀想世間から同情されていた難病患者が、いつのまにかサヨク政党から立候補しているような違和感

2018-10-05

anond:20181005170131

結局人の主義主張なんざ好き嫌い立場最初からまりきってて、草の根レベル対話して相手意見を取り入れるなんてそうそうあるわきゃないんだよな

じゃあもう選挙で選んだ偉い人に決めてもらうしかねえかという悲しい結論になってしま

2016-06-05

大阪人は、ビジネスセンスがあるかどうかは、人によるのではないか

大阪人は、ビジネスセンスがあるかどうかは、人によるのではないか

という話には、全面的賛同する。

全く、大阪人って商いの精神があるとかって言うが、センスがあるかどうかは、個人の資質に委ねられている気がするし、疑問があるよね。

端的にいって、東京の人は、『自分田舎から出ている』とか『田舎から出て来た人の集合体』という開き直りがあるように、予想するのだが。

大阪人には変なプライドがあると、思う。

  

  

(私は生粋大阪人でもないし、学生時代大阪で過ごしたわけでもない。出身は、北陸たまたま大阪府民になっている。)

 

大阪京都私鉄地下鉄の連絡の悪さを考えると、簡単には駅舎を作れない状況のように思える。

なんだろう、たぶん歴史的に、中国籍韓国籍同和問題ヤクザなどを抱えていて、

土地開発とかがスムーズいかないのだと、思う。

沖縄の例の辺野古用地の買収ほど、露骨政治屋名前は挙がってはこないが政治家も絡んでるのだろうか?)

いずれにせよ、利害関係の調整が難しいのだと、思う。

  

結局、日本政府とのパイプが出来ていないのだと思う。

それか、一時期、賄賂大阪府下の市長さんが建築業者とズブズブだったらしいが。

東京都知事お金の使い方が、ビックリするぐらいに、適当なんだろうなと、思う。

みみっちい。

  

東京政府からお金が流れるような仕組みがない。

群馬に、そのうち負けるのではないだろうか。

  

関西人の間の仲の悪さは、なんだか、埼玉千葉神奈川県民の仲の悪さとは、別次元のこだわりが、あるような気がする。

もちろん、東京でも、渋谷新宿上野とか、地域ごとの格差はあるのだろうが。

  

物理的な距離よりも、心理的距離が、大きいような気がする。

大阪府下でも、北側南側、例えば、豊中千里中央の辺りと、東大阪堺市とでは温度差があるような気がするし。

  

いわんや、京都と手を組もうとか、兵庫県と、とかって草の根レベルで交わりづらいのだと、思う。

文化が異なる。

  

それと、

大阪の人は、コミュ力があるようで、コミュ力があるのかなと、疑問に思うことも多いし。

単純にウルサイ・自己主張をするだけで、ダメな感じ。

東京でも、子育ての件では老年層と若年層との意識ギャップがあるようだけど。

それが、そこかしこで、見られる。

関西女性って、ディズニーランドコストコなんかには、ラブな意識が強い。

まり外資に弱い。

(今、述べている関西女性半径5メートル範囲に限るので、異論は認める。)  

結構感情的で、愛知県の人よりも、金の計算が出来ないのではないか、と感じる。

  

  

  

2015-07-25

沖縄で起きていること〜民主主義暴走言論弾圧

 

2014年の暮れにおこなわれた沖縄知事選基地反対派の翁長氏が勝利したのを境に、沖縄という地域は決定的に変わってしまったように思われます

 

民主主義暴走

基地反対派は「オール沖縄」という標語を掲げていますが、実際は全然そんなこと無いわけです。

反対派の翁長雄志 51.7%

賛成派の仲井眞弘多 37.3%

このように確かに差はついていますが、とてもじゃないけど「オール沖縄」とは呼べない得票率です。

選挙で勝ったからといってこの4割近い民意を完全に無視してオール沖縄連呼する反対派の態度は、まさに最近リベラルメディア政府自民党に対して頻繁に使う「民主主義暴走」とは言えないでしょうか。国政では「少数派にもっと配慮しろ!」と与党批判し、同じ口で沖縄基地問題では反対派を完全に無視して「オール沖縄!」と叫ぶ。このダブルスタンダードはいったい何なんでしょう。

 

以前のタイムス・新報(沖縄大新聞)はもう少し基地賛成派にも配慮してました。基地が無くなる事で生計が成り立たなくなる人もいるし、また必ずしも基地は悪い面だけでなく国家安全保障面で重要存在であるという論陣を(たまーーに)社説等で張る事でそれなりにバランスを取ろうとする姿勢垣間見えていました。それが去年の12月知事選を境にガラッと変わってしまった。紙面には感情的檄文跋扈し、それを読んだ県民も高揚し、一種のお祭りムード沖縄に漂っています

 

 

言論思想弾圧

まあそんなことは正直どうでもいいって言っちゃえるぐらい、こちらの言論弾圧問題の闇が深いように思われます

オール沖縄」という言葉に惑わされて沖縄県民一丸となって基地に反対しているという印象をお持ちの方もいるでしょうが、それは大間違いです。知事選では35%近くは基地賛成派の候補に投票しており、また中国に近い離島では議会・島民共に圧倒的に賛成派が多数を占めています。2014知事選以前は、賛成派と反対派は反対派が優位ながらもそれなりに拮抗した存在であり、お互いにお互いの立場をある程度尊重し合う間柄でした。

知事選後に何が起きたのかというと、大まかに分類すれば以下の2つです。

 

1.ネット基地に許容的な態度を示した人への反対派からの徹底的な攻撃

草の根レベルではありますが、選挙で勝利した側が負けた側の言論を封じようとする動きが加熱しました。

twitter米軍基地好意的なことを書こうものならイナゴのごとく罵倒tweetが大量に飛んできます

飲食店の店主が基地賛成派だからといって食べログ批判的なレビューを書く人まで現れる醜悪極まりない事案も。

 

2.基地賛成、または自衛隊を誘致しようとする自治体への攻撃

中国本土に近い側の島では安全保障上の観点から米軍基地への賛成ならびに自衛隊基地を誘致しようと議会レベルで推進しているのですが、それに対して沖縄メディアがよってたかって攻撃しています。「オール沖縄理念を踏みにじるものだ」という文面を見た時はさすがにクラクラしました。

 

確かに民意は大切で、そして基地への県民投票となった2014知事選で反対派が勝利したのも事実です。しかし、だからといって基地賛成派の存在のものを消し去ろうとする今の沖縄メディア県民の言動は異常と言わざるをえません。もはやこの県に言論思想の自由存在しなくなってしまいました。日本で最も民主主義への理解が遅れた後進的な県に成り下がってしまいました。

 

そういう風潮を作っているのはタイムスと新報という二大新聞に依るところが大きいです。県外では朝日毎日ネットハフィントンポストなどがその役割を担っています。繰り返しになりますが、このメディア政権与党に対しては「少数意見無視するな」「民主主義暴走だ」と言い、翻って沖縄では先頭にたって民主主義暴走言論弾圧を押し進めています。クラクラする。

 

どこぞの作家沖縄新聞は潰した方がいいとか言ったらしいですが、まあどちらか一つは潰れてもう少し中道よりの新聞根付かない限り、沖縄県民の知性レベルはいつまで経っても中世まりなのかなと暗澹たる気持ちになります

沖縄で起きていること〜民主主義暴走言論弾圧

 

2014年の暮れにおこなわれた沖縄知事選基地反対派の翁長氏が勝利したのを境に、沖縄という地域は決定的に変わってしまったように思われます

 

民主主義暴走

基地反対派は「オール沖縄」という標語を掲げていますが、実際は全然そんなこと無いわけです。

反対派の翁長雄志 51.7%

賛成派の仲井眞弘多 37.3%

このように確かに差はついていますが、とてもじゃないけど「オール沖縄」とは呼べない得票率です。

選挙で勝ったからといってこの4割近い民意を完全に無視してオール沖縄連呼する反対派の態度は、まさに最近リベラルメディア政府自民党に対して頻繁に使う「民主主義暴走」とは言えないでしょうか。国政では「少数派にもっと配慮しろ!」と与党批判し、同じ口で沖縄基地問題では反対派を完全に無視して「オール沖縄!」と叫ぶ。このダブルスタンダードはいったい何なんでしょう。

 

以前のタイムス・新報(沖縄大新聞)はもう少し基地賛成派にも配慮してました。基地が無くなる事で生計が成り立たなくなる人もいるし、また必ずしも基地は悪い面だけでなく国家安全保障面で重要存在であるという論陣を(たまーーに)社説等で張る事でそれなりにバランスを取ろうとする姿勢垣間見えていました。それが去年の12月知事選を境にガラッと変わってしまった。紙面には感情的檄文跋扈し、それを読んだ県民も高揚し、一種のお祭りムード沖縄に漂っています

 

 

言論思想弾圧

まあそんなことは正直どうでもいいって言っちゃえるぐらい、こちらの言論弾圧問題の闇が深いように思われます

オール沖縄」という言葉に惑わされて沖縄県民一丸となって基地に反対しているという印象をお持ちの方もいるでしょうが、それは大間違いです。知事選では35%近くは基地賛成派の候補に投票しており、また中国に近い離島では議会・島民共に圧倒的に賛成派が多数を占めています。2014知事選以前は、賛成派と反対派は反対派が優位ながらもそれなりに拮抗した存在であり、お互いにお互いの立場をある程度尊重し合う間柄でした。

知事選後に何が起きたのかというと、大まかに分類すれば以下の2つです。

 

1.ネット基地に許容的な態度を示した人への反対派からの徹底的な攻撃

草の根レベルではありますが、選挙で勝利した側が負けた側の言論を封じようとする動きが加熱しました。

twitter米軍基地好意的なことを書こうものならイナゴのごとく罵倒tweetが大量に飛んできます

飲食店の店主が基地賛成派だからといって食べログ批判的なレビューを書く人まで現れる醜悪極まりない事案も。

 

2.基地賛成、または自衛隊を誘致しようとする自治体への攻撃

中国本土に近い側の島では安全保障上の観点から米軍基地への賛成ならびに自衛隊基地を誘致しようと議会レベルで推進しているのですが、それに対して沖縄メディアがよってたかって攻撃しています。「オール沖縄理念を踏みにじるものだ」という文面を見た時はさすがにクラクラしました。

 

確かに民意は大切で、そして基地への県民投票となった2014知事選で反対派が勝利したのも事実です。しかし、だからといって基地賛成派の存在のものを消し去ろうとする今の沖縄メディア県民の言動は異常と言わざるをえません。もはやこの県に言論思想の自由存在しなくなってしまいました。日本で最も民主主義への理解が遅れた後進的な県に成り下がってしまいました。

 

そういう風潮を作っているのはタイムスと新報という二大新聞に依るところが大きいです。県外では朝日毎日ネットハフィントンポストなどがその役割を担っています。繰り返しになりますが、このメディア政権与党に対しては「少数意見無視するな」「民主主義暴走だ」と言い、翻って沖縄では先頭にたって民主主義暴走言論弾圧を押し進めています。クラクラする。

 

どこぞの作家沖縄新聞は潰した方がいいとか言ったらしいですが、まあどちらか一つは潰れてもう少し中道よりの新聞根付かない限り、沖縄県民の知性レベルはいつまで経っても中世まりなのかなと暗澹たる気持ちになります

 
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