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2017-05-03

同人活動結婚、約一年後の心境。

http://anond.hatelabo.jp/20160622100234

この記事を書いた者です。

年間アクセス7位になっているのに気付き、久しぶりに記事作成をしようかなと思い立ったのでこれを記しています。あとゴールデンウイーク突入し、暇なのもあります(笑)

本文、追記共に当時の自分の心の澱と人には中々主張出来なかった故の断定的かつ鬱屈した感情がみっしりと記されていて、書いた当人ですら読んでて疲れました。

ただ、この記事自分気持ちを発散したことで実に穏やかな気持ちになれたのは確かです。

この匿名ダイアリーという場で、多くの人に自分の実際に感じたこと、体験したことの一部を『わたし』という人間が見えない場所から発信し、意見を貰う。カウンセリングに行くよりもずっと効き目の高いセラピーになりました。

発信して初めてわかったことがありました。それは、私みたいな生き方をしている人間は思っているよりもいなかったことです。

自分多数派だなんて考えは当然ありませんでしたが、「私と同じ悩みを抱えて、苦しんでいる人は多いのかもしれない。そういう人がいるんだよって発信したら、私みたいな人間は救われるのではないか」くらいのことは思っていました。

ただ、反応を見る限りだとそうではなかったみたいです。共感以上に、私や周囲の異常性、読み物としての感想が多く、もしかしたら私自身の考えや生きてきた人生というのは、自分が思ってた以上に異常なのかもしれないということにお恥ずかしながら初めて気付かされたのです。

しかすると、普通は越えないような轍を何個も何個も越えてきてしまい、引っ込みすらつかないのが私の人生なのかもしれない。

そう考えると、ここに記した殆どのことは、実生活の私の「墓場まで持って行く秘密」にしないと、あまりにも受け入れがたい事実なのだなぁと感じました。その位、人には理解しがたい人生を歩んできてしまったのだと。

これはとてもさみしいことです。だからこそ、インターネットで発散できてよかった。もしそうでなければ、私はこの澱んだ感情をずっと抱えたまま死んでいかなければならなかった。誰も私を理解できないと、自分けが思ったまま。

そんなことすら、人に認められないと自認できない。

承認欲求の底知れなさを思い知りました。そして、私は、そういうことと一生をかけて向き合うのかもしれないと。

そういう性質性格なのだから、仕方ないですよね。今はそうやって自分と向き合えるようになりました。

同人活動なのですが、Twitter中心で細々と続けています

エントリーに関するRTが流れてくるたびにドキドキしていましたが、誰もそれを書いたのが私だとは気づいていないみたいです。今では誰も話題にしていません。インターネットなんて、そんなものです。

二次創作を描けば1000を超えるRTを頂けることもありますが、そのことに関して前よりは落ち着いていられるようになりました。というよりも、RTされるネタの書き方みたいなもの感覚で掴みました。

完全に記事脱線するので詳しくは書きませんが(そもそも感覚なので説明も難しい)、別に絵が上手いとか特別技量がなくても伸びるときは延びるのだから一喜一憂していたらキリがないなぁと。

即売会は、行く回数は減りましたが参加しています。ただ、もう新刊を作ることはないかもしれません。キャラクター愛やそれを人と共有したいという感情が前よりも薄れました。

創作が楽しくなくなったわけではないのですが(これに関しては後述します)、なんでしょう。これが年をとるということなのかな。自分の中で「思い出」になりつつあるんです。

好きなキャラCPきっかけにして、Twitterでつながったり、Skypeをしたり、自分で本を書き、人の書いた本を読み、萌えて転げて、アフターや日常でも仲間同士で集まって、そのキャラの話で花を咲かせて。

そういう光景を見かけると、楽しそうだなという感情にはなるのですが、参加したいなという気持ちにはならなくなってしまいました。

でも、気の合う子とのおしゃべりは今でもとても楽しいです。みんな会ったとき10代でしたが、今では大人になりました。結婚している人は多くないですが、会うとキャラ萌えを語るより、近況を話すことのほうが増えました。

そんな私をつまんない人だと感じる人は、どんなに仲良くしていたとしても離れていきます。でも、それでいいんだよなと。

今、一緒にいて楽しい人だけがオタク友達」なんです、きっと。そこから先の「普通友達」になるためには、それだけじゃ足りない何かが絶対必要になってくる。そしてそれは、誰とでも芽生えるものじゃない。だからこそ、オタク友達はあまりにも即物的。でも真の友情が芽生える可能性もあるからバカに出来ないなって思います

Twitterフォロワーだって同じです。繋がるのに何の不自由もないかフォローされてるだけであって、共通項がなくなればそこで終わりです。だからこそ、数に拘るのは無意味なんだと思います。ずっと見てくれる人や、たまの落書きを何年も変わらずにいいねしてくれる人こそ、大切にしなきゃいけない人なんだと思います相互片道関係なく。

ここまで書いてきて、また自分の「●●でなければいけない」癖が文章に反映されていて、苦笑しました。

誰かに伝える文章は、例えそれが自分に課している制限だろうと断定的に書くことで人を不快にさせるみたいです。それもここで知ったことです。

難しいですよね。でも「私はこう思うけど、あなたはどう考えても自由だよ」とその度に書くのはくどいと思うのでここで一回書いたことで許されようと思います。許して下さい(笑)

二次創作への情熱が薄れるかわりに、最近一次創作楽しいです。

まだ公表していません。それなのにこんなに楽しいことがあったのかとびっくりしています

物語という形にすることで、自分意志を表に出すことができる。そこには何の制限もありません。もちろん物語としての整合性を整えるのもひとつの楽しみですが、どうしても自分の主張したいことがあるなら、オリジナルキャラクターやらせる分には誰も文句は言えないのではないかと気付きました。

悪い部分もあってこその人間。仲のいい友人に見せると、とても生き生きと動くキャラクターだねと言われ、お世辞でも嬉しいです。

ここで数人が「実録としてエッセイマンガにしたらどうか」とコメントされてましたが、いまでもそれをする気はありません。やはり私は、事実をそのままマンガにするのは好きじゃないみたいで、だったら一次創作キャラクターに、何らかの形で搭載したいです。

主人とは、つかず離れず上手くやっています。私も多少ちょろまかすという事を覚え、小遣い以外に稼いだ分から少し抜いた分で友達ランチへ行ったりしています。意外と気付かれません(笑)

私の場合ささやか幸せ幸せとも感じてなかったことがそもそもの間違いだったので、今はそこを目標生活水準を下げています。意外となんとかなります

一年経った今、自分のことを牙を抜かれてチワワになった狂犬みたいだなと思いますが、それでこのままチワワになれたらもうけもんです。

尖って尖って、非難されるような自分だったからこそ、なれるものがある。

それを誰かにバカにされたり情けないだなんて言われる権利なんてきっとない。

他人人生を私が生きることが出来ないように、私の人生は私にしか生きることができなかった。

それがどんなに汚い生き方でも、一般的には努力の足りない人生でも、誇りに思っていいことだ。

そんな風に、思います

そう思えるようになったきっかけは、間違いなくあのエントリー

本当に、この場所感謝してます

なんてステマ臭の強い記事なんだろうと思うけど、本当にステマじゃないです。最後まで読んでくれてありがとうございました!面白みがなくてごめんなさい!相変わらず長い!ただの感謝気持ちです!

2017-04-26

http://anond.hatelabo.jp/20170426005857

転売されると、本来それを見て欲しくない人たちの目にふれてしまうのが怖い。

即売会という同好の民のみが集う場所しか流通しないでほしい。

それだけヤバい内容を書いている(と本人たちは思っている)。

2017-03-21

コスプレ界隈の隠蔽体質が怖い

当方27歳男。24歳の彼女が、友人からアニメコスプレをしないかと誘われたようだ。

彼女オタクという訳ではない。アニメは観ないが、世間流行しているアニソンカラオケで歌う程度。そこら辺にいる普通女の子だ。

彼女ぬいぐるみとか猫とかのファンシーなモノが好きで、そのノリで「絵が可愛い」という理由で「苺ましまろ」を読んでいたことはある。

別にアニメ特別興味がある訳ではないが、ただ純粋コスプレしたら面白そうと思っているようだ。

俺は中途半端オタクだが、コスプレについては全く無知だ。

コスプレオタク趣味の割に、男のオタクには馴染みの無い特殊世界である

ただ、周りのオタク仲間やコスプレ女と付き合いのある人からは、コスプレについてロクな話を聞かない。

ラブホテルでのコスプレ撮影会が当たり前になっていて、そこでは性的トラブルが頻発」

コスプレに馴れると衣装露出度が上がっていき、周りの圧力で最終的にはほとんど裸にならざるを得ない」

カメコには童貞を拗らせたストーカー気質キチガイ大勢おり、そいつらに気に入られたら大変」

怖い。怖すぎる。こんな世界に俺の大切な彼女を行かせる訳にはいかない。

ぶっちゃけ、俺の彼女はいかにも童貞が好みそうな、背が小さくて「黒髪清楚系」の見た目だ。

しかも見た目通り気が弱く、強く出られると断ることができない。

そんなもんだから女友達から「この子に手出したら許さないよ!」と周りの男たちから守られているようである

清楚系の見た目でロリ顔、背も小さく、気が弱くて何でも言うことを聞いてくれそうな見た目。

まさに童貞を拗らせたキチガイに狙われやすタイプで、

今まで幾度となく痴漢ストーカー被害にあっては泣かされてきた。

街を歩くと頻繁にしつこいナンパにあう。

もう二度とそんな目にあってもらいたくない。(惚気に聞こえるだろうが、これを妄想だとか、そんな女なんている訳が無いなんて言うなら勝手にそう思っててくれ)

しかも、今回コスプレに誘ったのは普段彼女を守ってくれている友人ではないという。心配だよ!

俺の友達クラブDJをやってる奴がいて、そいつ普段ストイックテクノをやっているが

DJ仲間の付き合いで渋々アニソンイベントに出なければいけないという。

そのアニソンイベントには地元で一番規模が大きい(?)コスプレサークルの連中が客でよく来るのだが、地獄絵図だという。

サークルリーダー自ら「恋愛禁止」との戒律を定めたくせに、片っ端からサークル女の子に手を出してるわ、

男のメンバーも全員恋愛禁止戒律なんか無視して手を出しまくり。

そのくせ全員「俺は何もしてません」みたいな顔をしており、

ツイッターで「アイツは○○ちゃんに手を出した!許せん!」「俺はそんなことはしていない!」みたいな応酬毎日延々続けて、

自分の狙っていた女の子が他の男に取られたらクラブ内で「アイツ無視しようぜ!」みたいなイジメが始まるという。

地元で一番有名なコスプレサークルがそんな状況らしい。地元コスプレをしている女の子は何かしらそサークルと関わることになるらしい。

また、そのコスプレサークルによくくっついているカメコの男たちもアニソンイベントに来るのだが、こいつらが最高にヤバイ

もちろんアニソンイベントにはコスプレなんてしない普通女の子も客として来るのだが、カメコが無断で盗撮したり、酒なんて飲めないくせに酔っ払ったフリして胸を揉んでくるとかはまだ可愛いほうで、

イベントが終わって帰ろうとクラブから出たら、出口で待ち伏せしてたカメコに急に手を引かれて「ホテルに行こう」と言われたとか、

家まで勝手カメコが着いてきて、その日以来毎日家の前に車を停めているとか、

そういう被害を訴える女の子が後をたたないという。

もはやサイコパスの域だ。人間のやることではない。

(そんだけ被害を訴える女の子が続出してるのにクラブ出禁にならないのが凄い)

俺の彼女コスプレしたら絶対そのサークルと関わっちゃうじゃん!怖い!

なんか地下アイドルアイドルファン関係性みたいのが素人のくせに出来上がってて、

しか性的に乱れまくってる。怖い!

とは言いつつ、これまでの情報コスプレをしていた本人から聞いた訳ではない。

全部外部の人間が見聞きした話である

じゃあ、コスプレしてる当人はどう思ってるの?と疑問になり、話を聞きに行った。

俺の中学時代同級生女子高校時代の先輩(女)、会社の先輩二人(男)と、俺の知りあいに現役でコスプレをしている人が四人いる。

が、こいつらにコスプレの話を聞くとよりコスプレ世界が怖くなった。

隠蔽体質が酷いのである

これらのコスプレ界隈の噂について聞くと、全員顔を豹変させて「そんなこと無い!」の一点ばりだ。

まるで、大昔に大規模な殺人事件のあった村の住人のようだ。

マスコミ取材が来たら村人は「そんな事件なんて無い!帰れ!」しか言わない、みたいな。

たとえば、「コスプレしてる人ってラブホ撮影会することがあるんでしょ?女の子だけで行っても大丈夫?」と聞いても

「そんな場所には行かない!そんな撮影会なんて無い!」

いや、コスプレポータルサイトみたいなとこに「コスプレ撮影会オススメラブホ」みたいなページあるし、

そもそもお前、ラブホ撮影した写真Facebookにあげてたやんけ…

コミケとか同人即売会で、コスプレイヤーヌード写真集とか酷いのになるとセックスするDVDとか売ってるけど、あれに出ている女の子素人なの?売っている人は何者?」

「そんなものなんて売っていない!コスプレしてる人は一切脱がないし、そんな如何わしいもの即売会では売れない!」

いや、そういうの即売会で売ってるのは現に俺がこの目で確認してるんですが…

地元で一番有名なコスプレサークルって、性的に乱れてるしストーカーみたいな男がいるってきくんだけど、実際にそこと関わってみてどうだったの?」

「あそこは真面目にコスプレしている人ばっかりで、変な人なんて一人もいない!いたって健全サークルだ!」

じゃあ、ツイッターセックスの怨み丸出しで罵り合戦してるアレは一体なんなんだよ…

全員口を揃えて「コスプレ健全、そんな闇なんて無い」の一点ばりで、認めようともしない。

最終的に「コスプレをそんな目で見るな」とキレる。

このうち中学時代同級生コスプレ女なんか、「コスプレお泊まり会」という意味不明集会を定期的に主宰している。

というのも、この女自らFacebook参加者を募っている。

女子限定ならまだしも、男も女も参加して、ホテルの一室(宴会場?)を借りきって撮影会をしたあとは男女が一つの部屋で雑魚寝だという。

Facebookでは健全コスプレ撮影をして、撮影が終われば皆で酒飲みながらトランプとか人生ゲームやってあとは皆一緒に雑魚寝するだけだと書いているが、

大人の男女の団体ひとつの部屋で寝るのである

そんなの、どうやったってただの乱交パーティーしか聞こえない。

しろそれで何も無いほうがおかしいと思うのが自然だ。

先ほども言った俺のDJやってる友人が、このコスプレお泊まり会に参加したことのある人数人に話を聞いたが、男女で雑魚寝は認めた上で「健全な集いだった」としか言わないという。

怖い。怖すぎる。

聞けば聞くほど、女の子にとって危険世界しか思えない。

俺の地元地方都市からより特殊環境になっているとも言えそうだが、

悪い噂しか出ないのは「火の無い所に煙は立たない」という言葉がピッタリ来る。

というか、コスプレ界隈では女子中高生コスプレ女子ラブホ撮影会をするのが常習化しているという。

セックスのあるなしに関わらず、未成年ラブホテルに出入りするのを咎める人がいないどころか、それをただ隠蔽しようとしかしていない奴しかいないのがどうかしている。

こんな信用できない人間しかいない世界なんて、俺の彼女性的搾取されるだけなのは目に見えている。

とにかく説得して、コスプレはしないでくれと頼み込むしかない。

そもそも、彼女コスプレしている写真ネットに流れるのなんて絶対に嫌。

っていうか、30過ぎてコスプレなんかやってんじゃねーよ!クソが!

2017-03-06

http://anond.hatelabo.jp/20170306042509

多分、お前のその現状を踏まえたうえで考えてもハードルは下がったと言える

まず、イラスト公表できるという点で圧倒的なアドバンテージがある

即売会オタクが抑圧されていないという点で更にアドバンテージ

デジタルの普及でトーン代やインク代、原稿用紙代が免除になるのもアドバンテージ

イベント情報同人誌というもの存在が共有され認知されているのも

イラスト漫画の描き方や交友の場を見つけることも

深夜アニメというものが普及したのも、資料ゴロゴロ転がってるのも

全部アドバンテージ

2017-02-26

絵師になれなかった私

「絵も描かずに『神絵師を目指す人々』を描いた漫画破壊力高すぎて大ダメージを受ける人続々」(https://togetter.com/li/1084759)を読んだ。

この手の話は、まとめのコメントにもあるように「とにかく描くこと」という結論に落ち着きやすい。

しかし、当たり前の話だが、こんな結論を知ったところで何も解決しない。これは、受験勉強で「とにかく勉強すること」を解決策とすることと何ら変わりがないのだ。

高い目標を達成するためには、地に足を付けて自分に合った形に目標を設定し直さなければならない。

さらに言えば、達成難易度が高い目標場合攻略法必然的に複雑になる。ここをまず勘違いしてはならない。

以下、私が大学時代実践した方法を示す。

(1)最終目標を明確にする

絵師とは何なのか。ある程度数値化できるレベルに具体化する(「即売会で1000部完売」等)。

しかし、萌え絵死語?)を描きたいという欲求を持った人は、数値的な目標よりも、それを手段とした他者とのコミュニケーションが最終目標とされる場合が多いと感じる。

これでは目標抽象的すぎて具体的な行動に落とし込むのが難しくなる。

その場合目標から演繹的に方法考察するのでなく、具体的な行動指針を逐一検証して積み上げていく戦略を採ることになる。

なお、私はコミケで50部完売目標に設定した。

(2)今の自分確認

自分の現状を把握するために、何か課題を設定しておく。そして、数か月後に同じ課題に取り組む。

この課題はきちんと記録として残しておく。そうすることで自分の成長を確認できる。

私は、「涼宮ハルヒの全身絵を描く」という課題にした。

(3)基本方針

基本的には、メニューを決めて、実践問題点検証の繰り返しである部活でいう筋トレみたいなものである

とにかく、何か決まっていないとだれてしまう。メニューはとにかく負荷の少ないものとする。

継続の負荷をいかに少なく気楽にやれるかである。これが一番難しい。

気持ちで乗り切ろうとするのが一番最悪で、とにかく感情を挟まないように環境を構築するのが良い。

負担負の感情喚起されるパターンをとにかく書き出す。そして、その原因に対する対策を立てる。

対策は、気持ちで乗り切る以外の方法環境構築を基本にする。

(4)私の方針

私は、最初は○(まる)をB5用紙いっぱいに描くというレベルに設定した。これ以上は欲が出てもやらない。翌日も描きたいという欲求を残しておく。

大学入学後、夏休み前まではひたすら絵を描くことに慣れるという抽象的な目標があり、具体的な目標としてB5用紙1枚いっぱいに図形を描いた。

なお、その期間に、好きなイラストレーター漫画家アニメーターについて調べた。自分目標とする、好きな絵柄の方向性をきちんと把握するためである

気に入った人がいたら、その人の資料をとにかく集める。なお、私は冬目景が好きである

そして、夏休み以降は、その好きなイラストをひたすら模写する。

年明けに、毎日模写1枚と自由1枚にし、それをひたすら1年続けた。

(5)情けない結果

結果、約2年で私の画力は飛躍的に上がった。

その後、カラーイラストに嵌っていくのだが、その練習方法論は基本変わらない。

というか、教本が充実しているので、その方法論を具体的なトレーニングメニューに落とし込めば良いので楽だった。

しかし、ある程度描けるようになって気が付いたのだが、私は別に絵を描くことが好きではなかった。

絵を通じてコミュニケーションをするのが目的だった。そして、その目的は、ある程度描けるだけで達成できたのだ。

したがって、ある程度描けるだけで満足してしまった。

あと、美大にいった友人の絵(萌え絵ではない)をみて、ちょっと美術世界の深さに圧倒されてしまった。

から、そこでトレーニングはやめた。

2016-12-29

http://anond.hatelabo.jp/20161229103441

あれもう即売会じゃなくて人ゴミ観察会じゃん。

ゴミなんてその辺でいくらでも見られるのにわざわざ電車乗り継いで見に行く気にならない。

2016-12-17

同人女あるある

どうしてそんなに素敵な話を無料で垂れ流してくれやがるんですが

ありがたいんですけど、それじゃぁ末端クソ絵描き自分の何かは

即売会お金をいただいてしまうの申し訳なくなってしまうじゃないですか。

投下して下さる方々も、自分パッションをぶつけているだけなのだろうけれども。

もっと上手になりたいから頑張りたい気持ち

同じジャンルあんなに素敵に表現してしまう方がいるならば

自分はなにもしないで、頒布されるもの大人しく購入させて頂くだけでよくない?という気持ち

漫画イラスト小説でも、そんな小さいことを気にしない方のほうが

のびのび表現してる気がするので、もう自分は詰んでるのだろうな。

2016-11-24

艦これ二次創作の動向分析

半年ほど前、ブラウザゲーム艦隊これくしょん」(以下「艦これ」) の人気動向について、

  ・艦これ権利を持つ版元が直接関与する公式関連

  ・ファンが中心となって活動する二次創作関連

の双方の観点から分析を行った。

その際は大雑把にいえば「公式関連の人気は今だ根強く、二次創作関連の人気はやや下落気味の傾向が見られる」という公式二次創作の人気の乖離について言及したが、今回二次創作関連に焦点を絞って改めてその動向を調査したところ、艦これ」における二次創作活動規模は明確に縮小しているという事実が明らかとなった。

最近公式関連の動向やコミックマーケットの動向を見ていると、この結論に疑問を呈する方は多いのではないかと推測する。

前回の報告では二次創作人気の下落について明言を避けたが、今回はその点も含めて何故このような結論に至ったかについて、調査によって得られた数字を元に出来る限り客観的に述べていこうと思う。


大前提としての注意事項

本稿を読み進めるにあたっては、まず大前提として以下の点を必ず理解いただきたい。

  ・あくまで「艦これ」の二次創作の動向に関する分析であり、公式関連の人気とは直接的には関係しないこと 重要

  ・出来る限り、調査で得られた数字という客観的かつ定量的指標をもとに説明するように努めていること

  ・しかしながら人間が書いている以上、常に何らかのバイアスがかかっている惧れはあること ← とても重要

  ・比較対象として他ジャンルの動向を示すことがあるが、あくま特定の条件下での比較であり、対立を煽る意図はないこと


艦これ二次創作の規模縮小を"明確に"述べるに至った判断基準

本稿を読み進めている方の最も気になっている点がこの判断基準ではないかと考える。

これは次節から述べる各指標調査結果から総合的に判断したものであり

  ・短期間のゆらぎを除いて上昇基調に反転した指標がないこと

  ・下落継続期間が相当の長期に亘っていること (約2年間)

  ・下落後の安定期というものが未だ現れず今なお下落基調が続いていること

の3点が核となっている。

以上の点について、次節から指標の動向を定量的に述べていく。


下げ止まらない二次創作コミュニティでの投稿数・閲覧数

二次創作活動を行うためには、それを行うための「場」が必要となる。

特に艦これ」の場合サービス開始とともにインターネット上で爆発的に人気を博した経緯から二次創作活動においてもインターネット上のコミュニティがそういった「場」の大きな一角を占めている。

まず初めに、それらの中でも特に影響力の強いいくつかのコミュニティについてその動向を述べる。


pixivにおける「艦これ二次創作の動向

以前も述べたとおり、二次創作においてpixiv投稿数とサークル数の間には強い相関があり、pixiv二次創作活動において今なお大きな影響力を持っている。

投稿数の推移は、


○週間平均投稿数:

 ・2014年10月12月:3,632枚

 ・2015年1月3月 :4,111枚 (最大値:5,214枚 2/16週)

 ・2015年4月6月 :3,762枚

 ・2015年7月9月 :3,558枚

 ・2015年10月12月:3,091枚

 ・2016年1月3月 :3,357枚

 ・2016年4月6月 :3,064枚

 ・2016年7月9月 :3,002枚

 ・2016年10月11月:2,435枚 (最小値:2,004枚 10/17週) ※集計中


で、約2年間一貫して下落トレンドが続いており、下げ止まる気配は一向に見られない。

2015年2016年ともに特に10月投稿数が落ち込む傾向にあるが、中でも去年10月は初めて週間投稿数が2,500枚を切り、今年は2,000枚を割り込む寸前まで減少した。

pixiv自体利用者数の減少ということも考えられるが、2014年の段階でほぼ同規模であった東方Project投稿数をバックグラウンド値として比較すると


○【参考:東方】週間平均投稿数:

 ・2014年10月12月:3,712

 ・2015年1月3月 :3,662枚

 ・2015年4月6月 :3,918枚 (最大値:5,130枚 5/3週)

 ・2015年7月9月 :3,635枚

 ・2015年10月12月:3,733枚 (最小値:3,037枚 12/3週)

 ・2016年1月3月 :3,651枚

 ・2016年4月6月 :3,719枚

 ・2016年7月9月 :3,520

 ・2016年10月11月:3,420枚 ※集計中


とこちらは極めて安定的な推移を見せていることが分かる。

その他、比較的長期のジャンルであるアイドルマスター」や普遍的な「オリジナル」「創作」などのタグでも投稿数は安定的に推移しており、pixivから投稿者の大幅な流出が起こったとは考えにくく、pixivにおける「艦これ」の二次創作は底の見えない規模縮小が続いていると判断せざるを得ない。


指標としてはやや劣る閲覧数は、以前も述べたように2015年6月初頭にpixiv側での集計仕様に変更があり、その前後での単純比較及び他ジャンルとの絶対数比較が困難となる。

そのため仕様変更以降のみを検討するが、2015年8月には週平均で3,000万近い閲覧数があったのが、2016年1月には2,700万まで低下し、同年6月には約2,400万に、直近の10月には約1,700万まで落ち込んでいる。

ただし、2016年10月以降の閲覧数が大幅に落ち込んでいるのは、すでにTwitter匿名掲示板で指摘されているとおり、2016年9月4日からpixivの閲覧仕様変更により閲覧中心のユーザーが離れたことが原因であると推測される。

(他のジャンルでも直前の3ヶ月と比較して約25%閲覧数が減少している)

しかしながらその要因を考慮した上でもなお艦これ作品の閲覧数が減少傾向にあることは、長期トレンドの推移からも間違いない。


ニコニコ動画/静画の傾向

ニコニコ動画には、2016年10月現在で週平均約300~350程度の艦これ動画投稿されている。

これは2016年3月頃の投稿数と同程度であり、一見すると投稿数の減少は収まったかのように見える。

しかしながらその内訳を見ていくと、「MMD艦これ」に代表される二次創作作品割合が低下してきており、艦これ二次創作作品実数は未だ減少し続けているのが実態となっている。

直近の11月公式関連の本編ゲームイベントなどもあり投稿数が約800前後と大幅に増えているが、その増加分はほぼ全てがゲーム内ボイスの転載といったゲーム本編関係動画となっており、二次創作の増加の気配は見られないのが現状である


ニコニコ静画の動向もpixivのそれに近い状態であり、艦これ二次創作作品投稿数減少に歯止めがかからない。

2016年1月3月の段階では週間平均で約1,500枚の投稿数があったにも関わらず、同11月では約950枚とついに1,000枚の大台を割り込んでしまった。

未だ投稿数の底が見えないこともあり、減少傾向は今後も続くものと推測される。


Twitterの動向

最近よく耳にするのが「二次創作活動の場はpixivニコニコ動画からTwitterに移っているのではないか」という疑問である

Twitterはその仕様上、二次創作に限った検索投稿されたイラストの全数調査という手法が困難であるが、昨年末から試験的にいくつかのキーワード指標を設定してTwitter上での二次創作活動推移の定点観測を試みた。

結果的には設定した全ての指標で減少、あるいは横ばいという傾向が見られたが、これらは公式関連の動向による攪乱を受けてしま懸念を完全には排除することができず、今しばらくの検討必要であると考えている。

その中でも比較安定的指標と考えられる艦これ版深夜の真剣お絵描き60分一本勝負」(いわゆる艦これワンドロ) の動向を示すと、日毎の変動はやや大きいものの、昨年末調査開始の時点で日平均約220枚程度の投稿があったものが直近1ヶ月では約140枚前後まで減少している。

このような減少傾向はpixivニコニコ動画といった旧来のコミュニティの動向と大差なく、結果を総合的に判断すると、現段階ではpixivなどからTwitter活動の場が移ったと解釈するのはいささか困難であると言わざるを得ない。


集約化の進む「艦これ同人誌即売会

前回に引き続き「艦これ」が関係する同人誌即売会の動向を調査した。

いくつかのイベントを例に直近の動向を調査すると


 ・コミックトレジャー(オールジャンル):381(第25回)→372(第26回)→319(第27回)→361(第28回)

 ・蒲田鎮守府:243(第2回)→59(第3回)→以降開催なし

 ・海ゆかば:133(第3回)→47(第4回)→54(第5回)

 ・西海ノ暁:50(第5回)→63(第6回)→33(第7回)→55(第8回)→56(第9回)→14(第10回) ※第9回は併催の艦これオンリーを加えると114サークル

 ・駆逐してやる!~なのです:65(第4回)→32(第5回)→16(第6回)→46(第7回)→34(第8回)→17(第9回)→27(第10回)

 ・我、夜戦に突入す!:375(第2回)→312(第3回)→287(第4回)→115(第5回) ※第5回は併催イベント共々募集規模が小さい

 ・砲雷撃戦!よーい(東京):1010(2015年9月開催)→686(16年1月開催)→945(5月開催)→834(9月開催)


となっており、各イベントとも多少の増減はあるものの規模は比較固定化してきたように見える。

その一方で「蒲田鎮守府」「鎮守府に着任しました!」「艦娘まりんふぇすた」など、休止した即売会も規模の大小を問わず多く存在しており、即売会の統廃合が急速に進んでいることが伺える。

特に艦これ同人誌即売が群雄割拠した2014年比較して2016年個別開催数が約半数までに落ち込んでいることを踏まえると、現在継続して開催している即売会が規模を維持できているのは、集約化による影響が大きいと考えられる。


即売会の規模について簡単に触れておくと、現在継続して開催されている即売会には、最大規模の「砲雷撃戦」の他、「我、夜戦に突入す!」「西海ノ暁」「駆逐してやる!~なのです」「絶対海域」などが存在するが、「砲雷撃戦」と「我、夜戦に突入す!」を除けば全て参加サークル100未満の小規模即売会となっている。

比較的小規模なまま推移しているのは、おそらくは艦これ即売会基本的に他ジャンルとの併催で行われることが多く艦これ単独での規模が抑えられがちになる点、キャラクターオンリー即売会などが発達せず即売会同士の差別化が多分に地理的要因に起因している点が原因ではないかと推測している。

このような要因によって艦これ同人誌即売会を取り巻く環境は今なお厳しく、集約化はこれからも間違いなく進んでいくものと考えられる。


サークル当選数」が隠すコミケの動向

最後コミックマーケットにおける艦これ二次創作サークル数の推移を見て行きたい。

2013年冬のC85以来、コミケにおける艦これ二次創作サークル数は常に増加してきた。

今冬のC91では艦これサークル数は2153サークルとなっており、前回を91サークル上回った。


しかしながら、コミケは参加申し込みが他の即売会比較して圧倒的に多いため抽選制を取っており、基本的落選がなく申し込み数=当選数となるオンリー即売会のように「(当選)サークル数」の推移を見ただけでは傾向を掴むことはできない。

そこで、艦これ専用のジャンルコードが設けられたC87以降の艦これジャンルの (当選数, 申し込み数, 当選率 [当選数/申し込み数]) を確認すると


 ・C87=(1840, 2295, 80.17%)

 ・C88=(1846, 2230, 82.78%)

 ・C89=(2062, 2425, 85.03%)

 ・C90=(2062, 2360, 87.37%)

 ・C91=(2153, 2364, 91.07%)


となっており、当選サークル数が毎回増えているのは当選率が毎回上昇しているためで、申し込み数のピークはC89であったことが判明した。

特にC91ではC90と申し込み数がほとんど変わっていないにも関わらず当選率が3.7%上昇しており、結果的過去最大のサークル規模を達成する直接の原因となった。

これだけの規模のジャンル当選率が9割りを越えることは非常に珍しい。 (コミケでの規模が第2位の「東方」は (1582, 1780, 86.87%)、同第3位の「アイドルマスター」で (1231, 1428, 86.20%) 、また「東方」が今回の艦これと同程度の当選数だったとき当選率は C85=(2246, 2848, 78.86%))

この原因はおそらく同ホールに配置された他ジャンルとの兼ね合いでの端数調整に起因するものと考えられるが、より規模の小さなジャンルに端数分を振らなかったことにはやや疑問を覚える。(無論、艦これファンとしては当選サークル数の増加は嬉しいことではあるが)

これまでの分析では、集約化によって減少した艦これオンリー即売会の穴を埋めるようにコミケへの参加者の集中が起こっているものと考えられていたが、検証結果を見る限りでは実体としては「コミケへの集約化は思ったほど進んでいない」あるいは「集約化は進んだがそれ以上のペースで艦これサークルが減少している」のいずれかが起こっているものと考えられる。

いずれにせよ、コミケ以外の場における強い二次創作の減少傾向が存在することからも、今後のコミケにおける艦これの動向は決して明るいものではないと予想される。


艦これ二次創作の今後

以上から艦これ二次創作を取り巻く現在環境は非常に厳しく、今後も現在の傾向が続いていくことになると予想される。

ジャンルの動向を見ても、ここ半年からガルパン」の二次創作が爆発的な人気を博しており (6月のSDFスペシャル9月の砲雷撃戦に参加した方は、併催のガルパンオンリー即売会にむしろ艦これ以上の人数が集まっていたことに気付いたことと思う)、加えて東方の人気が再び戻ってきたという話も最近はよく耳にし、アイドルマスターも未だ徐々に規模を拡大しつつある。

今後、仮に二次創作が再び増加に転じることがあるとすれば、それは公式関連の劇場版が多くのファンから好評を得た場合である

というのも、書籍映像作品二次創作に繋がるような要素を多く含み得るものであり、また過去にも賛否割れアニメの放映後に実際に二次創作活動が最盛期を迎えたという実績もあるためだ。

公式関連の人気が今だ根強いことは、この記事を書いている今ちょうど話題になっている百貨店三越」とのコラボ商品を求めて多くのファン店舗に集結したことなからも伺える。

そして、コラボグッズと映像作品、どちらがより二次創作に影響を与えるかということを考えると、物語性の強い映像作品に軍配が上がることは簡単に予想できる。

しかしながら、以前に実施したコラボと内容の近いなか卯コラボローソンコラボ第2段がやや不発気味だったことを考えると、同じ映像作品であるアニメ放映後の劇場版にどれほどのインパクトがあるか、それによって二次創作人気の下落は底を見せるか、反転後の上昇はどの程度まで達するか、などが重要となってくる。


長々と検証を述べたが、艦これ二次創作の規模は明確に縮小しているという現実を知った上で、その事実に抗って跳ね返すくらい活発な二次創作活動が今後増えてくることを期待している。


(了)

2016-11-15

絵師絵師

絵師絵師しか仲良くしない」という話が再度盛り上がってる気がする。こう言った話題に真っ当から口出したって無益だし、かえってイラつくだけなのでここにぶちまけておく。

まぁ正直なところバカだなと。

結論から言えば「絵師絵師しか仲良くしない」じゃなくて「絵師はお前とは仲良くしない」だ。

いろんな角度からこの話題をつついてみよう。

まず、絵師はどのように知り合いや友達を増やすのか?これは多々あると思うが、基本的には「絵」からだ。絵師からな。即売会での挨拶アンソロジーでの共演、なんでもいい。絵によって絵師絵師とつながる。これは絵師ではない人にはできない。

その他には絵師が絵以外に触れているコンテンツから。一時期はスプラトゥーンや、現在進行形でもシャドウバースデレステソーシャルゲームが多いだろう。

この話から得られることは「絵師がやってる絵以外のことに目を向ければ、仲良くなることはできるかもしれない」ことだ。

そして次の話にもつながる、お前はその絵師のことをどのくらい知っている?好きなゲームは?好きなキャラは?このくらいは知ってるか、じゃあ君がその人のイラストを知る前にその人は何の絵を描いていた?趣味は?好きな食べ物は?住んでいるところは?

その人のことを知ればその人に通用する話題も自ずと見えてくる。一度リプライで話が盛り上がれば覚えてもらえるだろう。

そして次。「絵師」というものをお前自身が高く見過ぎてないか?話しかける時に他人行儀すぎる、話しかけるのをためらう、話しかけるタイミングを間違える、などだ。他人行儀すぎたり、丁寧すぎるリプライへの返信は相手だって固くなる。

からこそ上記の趣味を知ることで、こちらから話題提供やすくなり、相手からの返答もしやすくなる、そうすれば自ずと覚えてもらえ略

んでまずお前はTwitter仕様を知ってるか?これはよくイラストになってTLに流れてくるが、TwitterのTLには基本的フォローしている人間と、フォローしている人間からフォローしている人間へのリプライしか見えない。これを知らずに「あの人としか仲良くしてない!」なんて失笑モンだぜ。さすがに居ねえとは思うけど。

まぁ俺が絵師なら「絵師しか付き合わない人」なんてレッテル付けてくる奴と仲良くしようなんて思わねえがな。

ちなみに人によってはアタック次第で仲良くしてくれる時もあるからな。

上記の文章イラストでも音楽でも、"アーティスト"に当たる人間なら全て当てはまる。仲良くしてもらいたいなら発言を見直せ、行動を弁えろ。媚びても仲良くはしてくれないし、図々しくても仲良くはなれない。適度なラインから初めて躙りよれ。それが嫌なら絵師にでもなるんだな。

で、ここまで言っておいてなんだけど、仲良くなってどうすんの?ここまで頑張って仲良くなって、そこらのオタクとしてるソシャゲの話とかするの?意味ある?絵師と仲良くなりたいんじゃなくて「有名な人の知り合いになって自慢したい」んじゃないの?絵師はお前の自己顕示欲を満たすためにいるんじゃねえんだよ。わかったらシコって寝ろ。

2016-10-22

私が同人誌オークションで買う理由

ツイッターSNSオークション同人誌を売るな買うな禁止!!の投稿を見るたび

辛くて腹が立って仕方がない。

前提に伝えたいのは、通販があるなら必ず通販で購入しているし、イベント取り置き受付してたら必ず取り置きしてもらって購入しているということ。

同人誌正規に作者様から購入する方法があれば、必ず正規で購入しているということ。

だってオークションをしたくてしているわけではないということ!!!!!!

じゃあなぜオークションで本を購入するのか?

それは、「オークションしか欲しい本を手にする術がないから」

なぜオークションしか本が手に入らない状態なのか?の理由は下の通りだ。

① 即売会は、1020分で完売サークル参加者が一般参加者の入場前に買ってしまうから一般参加者が入場する時には本などもう無い。

   そもそも昨今の「完売しました~はわわ~」ブーム&少部数発行ブームで、一般参加者には本を手に取るチャンスなど巡ってくるはずがない。

② じゃあ、事前に取り置きしてもらえば??いやいや、取り置き相互フォローのみ・サークル参加者のみしか受け付けてもらえない。

② 即完はわわサークルに限って、「通販しません、再販ありません、もっと刷ればよかった~はわわ~」。お前売る気&読んでもらう気あんの??

サークル参加しか買えず、通販再販もない。もうオークション高値出してでも買うしかないじゃないか

そして、①~③のようなサークルに限って、「オークションでは手に入れないで!」ってツイッターで声高々。

サークル相手しか売る気ないとしか思えないのに、まだそんな文句いうの?じゃあ通販してよ。じゃあ再販してよ。取り置き受け付けてよ。

こっちだって好きでオークションで買ってるわけじゃねぇよ

ずっと支部で追いかけてた大好きな作者の本を手に入れるチャンスが巡ってきたなら、オークションでもなんでも買うわバカヤロ

私がとにかく言いたいのは、オークション同人誌を買うな売るなというのなら、

オークションしか買えない状態を作り出しているサークル側も反省すべき点はあるんじゃないかということ。

オークションに手を出す人のほとんどは、そこでしか手に入れるチャンスがないから手を出すということ。

オークション禁止」と声高々にツイッターで吠える前に、こういう意見もあることを知ってほしい。

2016-10-07

君の名は。』に限らずアニメ絡みの地方論が置き去りにしていること

君の名は。」が物凄い勢いで流行っている。

興行収入は遂に風立ちぬを越え、もう上にはジブリ映画しかいないという状況だそうだ。

 

それ故に、作品情報ネットをやっていると否応なしに目につく。

ツイッターでは「もしかして」「入れ替わってる!?」のコピペが大量に作られ、

pixivニコニコ静画など画像投稿サービスではイラストがひっきりなしに投稿されている。

当然、各種論評も多く、肯定的ものから否定的ものまで、

演出に注目したものから制作体制スタッフ登用など組織論なような話まで、数数多の記事が出ている。

自分ネタバレの類を全く気にしない人間なので大丈夫だが、

事前に情報を触れてしまうことに抵抗がある人はなかなか大変だろうなぁ、と思う。

 

さて、そんななか自分ツイッターとある記事が流れてきた。

記事の名は、こちら

 

君の名は。』が、感動のウラで消し去ってしまったもの

無邪気にこの作品を楽しむことへの疑問

現代ビジネス 貞包 英之氏)

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49807

 

「興味深い見方だった」という肯定的コメントがつけられていたことと、

サイトランキング1位(10月1日当時)に釣られて読んでみたものの、

いざ読んでみると、

 

「ふむふむ。」

「……ん?」

「はぁ!?何言ってるの?」

 

となってしまう、久々に猛烈に反論したい記事内容だった。自分君の名は。」未視聴なのに!

そして、この気持ちをぶつけるところがなかなか見つからないため、

ここでひっそりと所感を書き連ねることにする。

 

※取りあげる記事ネタバレ前提で書かれているため、この記事ネタバレ全開です。

また、重ねて申し上げますが、筆者は原作未視聴です。

公式サイトなどで可能な限り情報収集しましたが、至らぬ点がございましたらご容赦ください。

 

記事主題について

序盤・中盤で「君の名は。」について色々分析しているものの、

この記事の主点はあくま地方論であり、作者の主張はこうである

これはなかなかツッコミを入れたい主張である

特に後半。地方を暗く扱った作品は確かに探せば存在するだろうが、

戦後サブ・カルチャーの潮流として、地方への鬱屈や屈折の描写が常に存在していたかというと、そうは思えない。

地方を賛美することへの反省」など、なおさらである

片方で「地方賛美系のご当地アニメ」を取り上げ、批判しておきながら、

というか、自らが「地方の賛美・消費と並行して」と言っているのに、

さも、地方鬱屈を描き安易地方賛美にNoと主張するのが、

戦後アニメマンガの主流であるかのように扱うのかいかがなものだろうか。

 

アニメ漫画地方を描くということ

アニメ地方を考えた論評は、この記事に限らず最近は非常に多い。

実在風景を背景とした漫画アニメが増えたこと、

それに伴い、聖地巡礼アニメによる町興しが注目されていること、

経済停滞や少子高齢化により地方のあり方の議論が盛んであること、

などが理由として考えられるだろう。

 

しかし、それらの論評で見過ごされていると見過ごされていることがある、と私は思っている。

それは「地方であれ、都会であれ、あくま舞台舞台」ということである

 

原義通りの舞台、つまり演劇での壇上を想像してほしい。

細やかな小道具があり、大きな絡繰りがあり、巧みな照明効果音響がある、

それらが充実しているか、特色だっているかは、作品評価を左右する一要素かもしれない。

しかし、それはあくまで一要素であり、舞台の上で演者が動かない限り作品とはならないのが通常である

 

まりはこうである

地方である、都会である、ということは物語の展開に大きく絡む。

しかし、作品のメインテーマになるまで比重が高くなることはそこまで多くない。

 

ペルソナ4という作品を例に挙げよう。原作ゲームで、アニメ化されている作品である

この作品舞台とある架空地方都市

そこは大型総合スーパー進出し、地元商店街がその影響で衰退している。

要人物の中には、周囲との軋轢が生じている総合スーパー店長の息子や

実家のために地元から離れられない旅館の娘がいる。

こう見ると、まさにこの作品地方の屈折した部分を描いた作品である

 

では、これは記事作者が主張する「地方の軽薄な理想化に一定留保を付け加える」作品だろうか。

自分はそうは思わない。

 

ゲームプレー済・アニメ視聴済を知ってる人なら分かると思うが、

この作品リア充ゲーム揶揄されることがあるくらい、終盤になると仲間の結束が固くなる。

主人公が転校してきてから去るまでの1年間で、彼らは忘れられない思い出を作り、心を強くする。

 

ならば、この作品は「地方暮らしもすばらしい」的な地方賛美の作品だろうか。

それも違うだろう。

 

この作品テーマ公式サイトに明確に書いてある。

「“推理サスペンス”を題材にしたRPG」だと。

まり地方都市性質描写は極めて重要位置にあるのは確かだが、

それとメインテーマ別にあるのである

 

このように、地方である・都会であるというのは、

舞台の基本設定として極めて重要であると同時に、

舞台の基本設定であるが故に、物語主題にまではなかなか上り詰めないことが多い。

その舞台登場人物がどう動くか、どんな出来事に遭遇し、乗り越えるか、

そのような舞台設定以外の重要事項が大抵の作品には存在しているのである

(もちろん、舞台設定全押しのご当地振興系作品もないわけではないけども)。

 

また、舞台装置であるが故に、物語の展開に応じて描かれ方が変わる、ということも起きる。

良い出来事が起きればその背を押すように明るく描かれ、

良くない出来事が起きればその気持ちを代弁するかのように暗さが出るが舞台装置である

そのため、後味が良いラストとなる作品ならば、当然その舞台地域は後味よく描かれることになる。

そして、娯楽作品である以上、漫画アニメで後味が良いラストと後味が悪いラスト

どちらが多いかといえば、それは前者の方である

 

これに加え、

人間、そう簡単地元から移動しない。両親に頼るところが大きい高校生以下ならばなおさら

ということも多くの場合、見過ごされていると感じる。

高校生以下の場合、特段な理由がなければ通学範囲+αが彼らの行動範囲となる。

背景が実在場所に忠実で、聖地巡礼が盛んに行われる作品の中で、

一番舞台が全国に分散している作品として、私は咲が思いつくが、

それは、「全国大会に各地から集まってきた女子高生」を描いているからであり、

個々の人物を見ると行動範囲はそこまで広くない。

 

旅行登山ツーリング即売会遠征趣味である

学校行事である修学旅行部活全国大会など)

・身内の都合です(転校など)

・突然ワープしてました

 

これらのような特段の理由がなければ、登場人物はなかなか生活から離れて動かない。

からそこ余計に、舞台の明るさ・暗さは展開の明るさ・暗さに密接にかかわる。

描かれる街が単一都市圏に絞られるのだから、バッドエンドを目指してない限り、

舞台となる地方物語の展開に連動して明るくに描かれるのである

そこに舞台となる町が素晴らしい、というメッセージが入るかどうかは作品それぞれだが、

記事のようなアニメ地方を考えた論評にありがちな

舞台である=描かれた地方作品の重大なテーマである、という構図は

必ずしも成り立たないと思うのである

 

東京vs地方という二項対立

この記事に対して気になるところがもう一つある。

というよりも、先述した結論としての主張や「君の名は。」の分析よりも

違和感を感じ、反論したい部分がある。

 

それは、全体として東京仮想敵としている所である

君の名は。ハッピーエンドの場が東京であったことの不満、

東京が揺らがなかったことへの不満、

壊滅した糸守の人物たちが東京へ移ったことに対する不満、

そういう東京が良く描かれていることへの不満が文章の端々から漏れている。

東京隕石が落ちて壊滅することを期待してしまった」までくるともはや怨恨の類すら感じる。

 

この観点において、もっと瑕疵があると思えるのは3ページ目のこの部分である

 

物語あくまで散文的に見直せば、『君の名は。』は、故郷のない男と、故郷を失った女が、東京故郷幻想特別な異性を妄想する話といえるのかもしれない。

 

これはもう、誤読していると扱ってしまっていいのではないだろうか。

瀧は東京まれである高校には友人がいて、バイト先もある。

それに付随した人間関係や馴染みの店もある。

ならば、彼の故郷新宿区であるのは明白であろう。

 

東京という町が生まれて150年弱、

高度経済成長期に断絶しているという最も日の浅い解釈をしても40年の歴史がある。

当然、そこで生まれ、育ち、その場所愛着を持っている人が存在する訳であり、

東京まれ故郷のないという構図は非常に抵抗を感じる。

 

というよりも、この作品地方東京の対比が大きな要素でもあるのだから

双方ともに住んでいる街を故郷と思えるような愛着知識

人間関係や行動範囲があるからこそ成立している作品だと思うのだけれども……。

 

もしテロ地震があり、瀧自身や近い関係人物危害があったら、

もしくはアトラス的何かで新宿が壊滅したら、

それこそゴジラが来て東京全部焼き払ってしまったら。

そして、惨事を避ける手段が目の前に提示されていたのなら。

 

きっと、瀧も三葉もお互い逆の立場必死に動くと思うのだが、いかがだろうか。

さも片方に地元愛がないような表現は、私はどうかと思う。

 

地方物語に都合よく変えて消費するな」という意見は、

地方研究している人ならば主張することは正しいと思う。

規模が小さい、独自性があるなどの性質から創作世界において、

物語を進めるための非現実的な設定を地方押し付けられる傾向が強いということは事実である

 

君の名は。においても、神事伝承隕石自治体消滅など、

ファンタジー色の強い部分はほとんど糸守町が担っているし、

栃木弁とも茨城弁とも福島弁もつかないようなアクセント

パロディに満ちた謎の施設人物がやりたい放題するTRICKのような作品は極端だとしても、

地方賛美という面ではこれ以上に多くの意見が出たサマー・ウォーズなど、

悪い言い方をすると、ご都合的に地方が歪められて描かれることは多々ある。

地方を味方する立場活動を行っている人からすれば、良い思いはしないだろうし、

作品に反映するかどうかは別にして、そのような不満があることは受け止めるべきである

 

しかし、それを受け止めるのは制作サイドであり、東京ではない。

そのような設定を組んだのは新海氏、堤氏、細田氏であり、東京が作ったわけではない。

批判の向きは新海氏、堤氏、細田氏、もしくは各委員会、はたまたワーナーテレビ朝日東宝に対して

向かうべきであり、東京に矛先を向けるのは間違っているだろう。

地方を「消費」可能商品に仕立てているのは、(所在大都市かもしれないが)

作者および制作組織であり、大都市のものでは決してないのである

 

地方大都市という二項対立は、研究においても創作においても非常に分かりやすいしよく使われる。

しかし、本記事のように地方の不満は全て大都市が起こしているものだ、

という構図にまで落としてしまうのは、単純化が過剰であるだろう。

不満の捌け口をほぼ全で大都市東京に向けている所が、非常に鼻につく記事であった。

 

まあ、ガルパンひぐらしの扱いもそれ以上に気になったんですけどね。そういう作品じゃないでしょw

2016-10-06

女性向け同人誌価格について

もう何度も出尽くされた話だけど、数年作る側として同人誌頒布してみて価格について自分なりに考えたことをまとめようと思ったので。

価格のことはイヤでもついて回ったのであくまで一個人の考え方としてアウトプットしてみる。

 

 

そもそも弱小サークルなので印刷費+スペース代がとんとんって感じだったけど、それでも最終的に大きな赤字にはならなかった。

これは本自体を少しだけ多めに刷って半年以上(本によっては一年とか)+通販在庫を捌けさすスタイルだったことももちろんあると思うんだけど、私のようなへっぽこが趣味として同人をしていくうえで赤字が少なくすんだのはジャンルカップリングと毎回新刊を手に取ってくださった方々に感謝するばかりです。

 

 

同人誌で儲けることについて

私はこれを「多少は儲けたっていいじゃん」と思っている人だけど、黒字がでた分に関してはできれば他の人の同人誌買ったり、お世話になってる印刷会社さんにお金を落としたりしてくれれば嬉しいなぁとは思う。

私のカプでも【多少は黒字でたっていいじゃん派】と【同人黒字なんてもってのほか派】と両方いた。

 

んで私の周りの【同人黒字なんて~派】はとにかく儲けている人への攻撃がすごかった。

あくまで私の周りだけだから特殊な人が集まっただけだと思うけれども、黒字をだしてそうなサークルノベルティ等で還元してなさそうな人はもうなんか思い出したくも無いレベルで罵っていらっしゃった。闇を聞いてしまったと思う。

 

これはすごく勝手分析だけれどもその人たちはおそらく「ジャンルに対して真摯自分」であり「ジャンルで儲けようとしてる人間」を許せなかったんだと思うし、「自分たちがやってないことを平気な顔してやってる人」に腹がたって仕方が無かったのかな、とも思った。

 

 

趣味から赤字でいい

これは、同人に対しては半分正しくて半分間違ってることだなと思った。

例えば普通趣味で、何か習い事をしたりするってなったとき先生との相性、立地を含む通いやすさとかを見ると思うんだけど富豪でもない限り必ずそれに伴う料金を考えると思う。

少なくとも私は見る。めっちゃ考える。続けていくうえでどこまで趣味投資できるのか。お金を使えるのか。自分の月収から趣味に対してどこまでの金額を使えるのかっていうのは結構重要なことだと思っている。

 

普通趣味もしくは習い事(例えば語学教室とか料理教室とか)って同人と違って金銭のリターンがあるほうが珍しいんだよね。

から趣味赤字が当たり前で、その赤字(というか自己投資なんだけども)を財布と相談したうえで現実的な値にするかというのも本人に決定権がある。

 

でも同人ちょっと違う。

同人は誰かに強制されるわけじゃないから多くの人にとって趣味だけど、当人印刷会社だけ額を決められないんだよなぁっていうのに同人誌を作りはじめてちょっとたった頃に気付いた。

 

私を例としてあげる

私の月収、生活環から一ヶ月の趣味にあてられる金額は2,3万円ぐらいが自分の中での目安だっだ。

参加する即売会イベント基本的に2,3ヶ月に一回、ぐらいなので一回のイベントに対して掛かる金額は4万~6,7万ぐらいになる。

ここから私は【交通費】【スペース代】【印刷費】【当日買いたい同人誌】を全部まかなっていた。冒頭でも書いたけども弱小サークルなので基本的にこれだけの額があれば上記はクリアできたし、頒布側の人はわかると思うけれどもこれがいっきににドカンとくるわけではないのであくまで目安としてほしい。

 

一例としてあげると

一月:スペース申し込み代金4千円~6千円

二月:印刷費(私の場合)約3万~5万(部数とページ数によっての変動や印刷会社による価格の違い)

三月(イベント当日):交通費東京場合往復で5千円程度)、同人誌の購入費平均2万ぐらい

 

 

こんな感じで多少の変動はあれどまったりとやっていた。

ところがどっこい。私ももちろんサークル参加するとあるイベントで嬉しい誤算が起こった。

買いたい本が多すぎて上記の予算オーバーしてしまった。

再録、アンソロ、分厚い個人誌のオンパレード同人誌一期一会買わなければ絶対に後悔する。

 

馬鹿だと思ってくれていいんだけどそれはもう欲望のままに買った。戦争は大勝利だった。財布はもちろん瀕死だった。

次の日からもやし豆腐主食になった。

冒頭にも書いたけれど私は本自体を少し多めに刷って、半年ぐらいは持つように在庫を持っていた。

新刊の内容や装丁参加者の入りに左右はされるけれども基本的に一度のイベント印刷費が回収できることはない。そういうサークルでした。

 

このイベントで私の本が売れたかっていうとまぁ、まぁいつもと同じでした。

まり私は予算オーバーをし(これは自己責任であり本が摂取できてるので心は安らかだった)、イベント以降も自分にとって大きな額の赤字引きずったままだった。

赤字を引きずったままの私はどうしたか

続けていくためには黒字にできなくても現実的赤字に戻さなければ生活は圧迫されたままだ。

結論を言うと印刷費を削った。ページ数は無理だったし装丁オプションのせてなかったので部数を削りました。

 

毎回イベントでは余ってるし、半年一年持たせなくてもとりあえず落ち着くまではイベント一回分と通販あればいいかなって。

本を作るのは好きだし、手に取ってもらえると嬉しい。でも私の場合は人が作った本も欲しかった。次のイベントもおそらくこのフィーバーは続く。アニメ化して人気だったし!!!次イベは丁度推しのパートだし!!

買いたい本に割く金額が増えるのだから、使える金額の上限が決まっている以上どこか切らなければならない。

いつもより人が増えた今回のイベント新刊頒布数は変動していないのだから減らしてもいいだろう。そう思ったのだ。

 

 

そして次のイベントではありがたいやら部数読み間違えて悲しいやら新刊まさか完売だった。

受け入れてもらいやすい内容だったのも影響したのかもしれない。その本はイベント開始から時間もったかどうかも怪しい。

サークル活動を続けて私はここで初めて複数から再版ありますか?」と声を掛けられた。

刷れば刷っただけ一冊単価が下がるのが同人誌だけれども、部数を減らした私は完売しても印刷費分がやっと回収できるレベルだった。

金銭面を総合するとここでやっと普通生活に戻れるラインにはなっているが、正直再版は厳しい。だって既刊はまだ残ってる。これ以上部数を落とせば原価割れで売れても売れても赤字になるわけで、残っている既刊が全部はければ再版分の赤字を補えるがそんな奇跡に期待するのは厳しい。果たしてその赤字は私の中の現実的赤字に納まるのか?その赤字を抱えたまま次の印刷費は捻出できるのか?と思うと再版はできない。

ごめんなさい、と言うしかなかった。(今でも読みたいと言ってくれた方がいたのに再版する財力が無かったことを悔やんでる)

印刷費って自分で決めれるようで決めれないかもしれない

それまでが長めに頒布するスタイルだっただけに、いつも手に取ってくださってた方々も「あのサークル(私のサークル)は長めに頒布してくれるから後回しにしても大丈夫だろう」と思ったのだと思う。私も買う側なら私のサークルをそう判断する。

結果として手にはいらなくてももちろん自分判断を悔やむしかない。けれどこの時ふと思った。

「あれ?これって私はこの程度で済んでるけどシャッターや壁なんてこのレベルじゃ無理だよな?っていうか文句つける人でてくるだろ」と。

有名になればその分だけいい人も悪い人もついてくると思う。

そして有名な人がみんな財力をもっているわけじゃない。

 

私の印刷費はかかっても過去最高で5万円ぐらいだったけど(それでもこの額を振り込むとき勇気がいった)、大手サークルはなんかもう「私の生活費からだせる印刷費はここまでの額で刷れるぶんだけ!」って決められるレベルじゃない人ばっかなんじゃないだろうか…

私の月収を簡単に超えてくる印刷費なんじゃないだろうか……

みんなが富豪なら問題ないけど、きっと人気のあるサークルさん(壁やシャッターだけでなく)の中には学生さんもいたりするんじゃないか。そしてその人たちの財布の状況とは別に需要が発生してしまうんじゃないか

私は自分頒布数と印刷費が自分で決めれるけれど、そうじゃない人もいて、そして需要を作っている人間に間違いなく本を買った私も含まれているのでは?

そう思ったら【同人誌黒字なんてもってのほか派】が途端に恐ろしくなった。

いやいや、だって、本が買えなかったら悲しいじゃん…本欲しいよ……買わせてくれよ……印刷するための多少の黒字は確保しててほしいよ……

次の印刷費にあてるだけの黒字は持っててくれるほうが安心するよ……再版で毎回赤字リスク抱えるのやめてくれよ……額でかすぎたら心臓キュってなるじゃん

次の印刷費の満額だすような黒字じゃなくてもさ、せめて半分だけでも黒字分を確保してくれてたら安心だよ…

再版繰り返せばいいだけでは?自分が買う本減らせば?

女性向け界隈では人を叩くのに使われる「完売はわわ」「再版はわわ」というのがある

最初ツイッターとかで「完売しちゃってごめんなさい><はわわ」ってする人のことだと思ってたんだけど、毎回毎回再版してる人のことをサークル側が「いい加減学べば?馬鹿じゃないの?」と言ってたりもする…女が集まってるんだからこんなのはたぶんどのジャンルカップリングでも多かれ少なかれでもあるのかな、と思う。

私の場合は買う本を減らせば印刷費に当てられたけど、たとえば最初からどうしても我慢が出来ない分しか本を買ってない人にそこを我慢して印刷費にあてろというのは酷だし、そもそも既にそこを削っている人もいるかもしれない。

私は欲望を抑えられなかっただけなんだけど、今は不景気だし減給とかあとフリーランスの人は収入自体が左右されたりするんじゃないかな、と思うとやっぱり赤字現実的な額に抑える努力必要だし、赤字抑えた結果の本が手にはいらなくなるぐらいなら黒字だしていいから刷ってくれ!頼む!って感じがする。

まとめ

こういうのを誰かと話す機会もなくなってしまったのでどこかに頭の整理として書きたかった。

作品自分の子供なんです!とか、本が売れないと創作意欲が萎えからとか、神のアフター代まで賄うべきとか、印刷費以外の経費のことを考えろ!とか私はそういうことを言う気はさらさらないです。

 

ただ「欲しいと思った本」が「その時に欲しいと思っている人に届けられる冊数」が成り立てば最高だなって思ったら、黒字金銭的にはもちろんメンタル的にもすごく大事ことなんじゃないかな、と思いました。

2016-09-26

http://anond.hatelabo.jp/20160926172208

金払うから修正してくれ、って言えるぐらい修正後のクオリティ保証が出来るレベルじゃないと

商業目指してほしいと思わないな・・・

初歩的なミス犯しすぎなんだよ、田舎の展示即売会からって舐めとる

9/25進捗

旧くからの友人に助けを求めて、土曜の晩に作業通話という名の座談会をした。相方の絵を見せたところ、私もまあ、これはどうなんだって思ったところはいくらかあったけど…、友人氏容赦なく「色が汚い」「塗りが雑」「自分だったらこれを買おうとは思わない」「せっかく増田は丁寧に絵仕上げたのに、一緒に出展する増田評価も落ちるよ?」とまあ批判の嵐。

別のグッズに絵柄を使い回すと伝えたところ、「ありえない!修正要求するべき」というので、うんやっぱりそうだよね、自分が満足行ってない作品を展示即売会という晴れの場で出展するわけないよね、と思って、自分の思ったところと友人が指摘した部分に赤を入れて相方に送った。一部だけね…。それも優しく。

いちゃもんつけただけみたいに受け取られたのか知らないけど、ツイですごい凹んでたけど。

それからも友人は相方氏に対して、将来プロを目指すんだったら指摘されて修正するのは当然でしょそれぐらいでツイに書くぐらい凹んでんじゃねー、そもそもお前基礎練してこい、アタリとってない上に複数人書くのにレイヤー1枚しか使ってないって、そうやって見えない部分書かないか身体バランスありえんぐらい崩れるんだろ、あと増田ポーズ集買え、と友人氏まあ素晴らしい毒吐きっぷりだった。

とりま給料出たし、帰りに振込のついでにブックオフ寄ってポーズ集買いに行こ)

私が甘すぎるんだろう、そういう誰が見ても良くないと思う部分の指摘すらやんわり~としか出来ない(いや、やんわりでいいんだろうけど)し、しかもすごく心が痛むのであんまりしたくない。

あくま大事なのは見てもらうことなんだから、枚数減らしてもいいから丁寧に書けって言った。本人、大丈夫って言うどころか、やることを増やそうとしてたのでマジで辟易した。

色ははみ出すわ色抜けてるわデッサン狂ってるわ服の構造分かってないわ人のオリキャラ無下にするわで本当に言いたいことだらけで、そんな中でやることとか制作物とか増やしてほしくないのである

お前は自分の絵見返してそれでいいと思ってるのか、枚数たくさん描くのはいいけど1枚1枚に愛を込めてほしいし大事にしてほしい。

それが出来ないなら作品数減らしてもいいんだし(今回に関しては、その分自分カバーできるから)更にそれも出来ない・自分の絵の書く速度の把握とスケジュール管理も出来ないのであれば、商業なんて目指すべきでない。漫画家サラリーマンも同じ「しごと」。時間は守ろう!っていう基本は一緒。同人じゃねえんだから新刊落としました!」がまかり通るわけないし。

何が一番問題かって、言い出しっぺであり申込みをしてくれた張本人がその相方であること。いやお前がスケジュール仕切れよと。スケジュール決めようって提案したのも私、必要もの買い出ししに行こうって提案したのも私、そしてなぜか絵の校正してるのも私。来年も一緒に出ようぜって口約束で決めちゃったけど、来年もしマジでやるんだったらもう1から10まで私が面倒見てやろう。漫画家修羅場が命、そんなわけねえ。前自分オンリー出た時3ヶ月前から準備してたんだぞ、それを今回2週間ちょいでやろうっていうのがどう考えても間違ってる。そんで来年も締切落としたりだめだったらもう諦めよう。私は私で別で創作活動しよう。

なんだかもう当日まで何も言えることがないなぁ。

2016-09-19

フェチ系の即売会に行ってきた


先日、初めてフェチ系グッズの即売会に行ってきた。

大した話じゃないんで身内向けのチラ裏とでも思ってほしい。

今回は首輪などのグッズの展示・即売会に行ってきた。

直視するのが恥ずかしくて調べきれてなかったけど、

当日は緊縛ショーやワークショップも開かれていたらしい。

どのイベントなのかはまぁいろいろ調べてみてほしい。

私自フェチ系グッズへの関心はたぶん人並み。

「ナナとカヲル」を読んで一度くらいならと思うくらいのM寄りで、

ケラ読者が好きそうな世界観ファッション可愛いと思う。

ぼんやりとそういう憧れはあるけれど調べるとっかかりがないタイプ

同人誌即売会ならともかく、こういうのに参加するのは初めてだし、

おもしろみのある服も綺麗な服も持たない喪女が行ったら浮くんじゃないかとヒヤヒヤした。

直前まで迷っていたものの、付いてきてくれる人が捕まったので行くことにした。


会場は中心部をはずれた駅近くの撮影スタジオ

周りに看板なぞあるわけもなく、静かな住宅街倉庫みたいな場所だった。

本当にやっているのだろうか不安になりながら受付らしき人に入場料を払い会場へ。

会場は思った通りそこまで狭くなくて、だいたい同人誌即売会イメージまんまだった。

ただスタジオだけあってところどころ雰囲気のあるつくりが見える。

美女腰掛けそうな絵になるソファ、何かを吊ると思しき一角など。

私がコスプレイヤーだったらさぞ興奮したと思う。

地下の部屋から数階のフロアで何部屋かにまたがって展示されており、

だいたい1部屋2~7くらいの展示だったと思う。

最初に入ったブース首輪、と言ってもチョーカーのようなものも多く、

鎖が付いてたりする「いかにも」なものは一部であった。

思ったよりは気軽に使えそうなカラフルもの、細めなもの、鍵付きのもの

これらがすべて人の意思制御するために存在すると思うと圧巻だ。

日常生活では着ないような服をまとい、

「私はあなたに従う存在です」

という意思表示をするのはたしかに少し歪な形をしていて、セクシーだと思う。

会場をざっと見た感じ、男女比は1対1くらい。

時間ほど滞在してないの実際のところはわからない。

ちなみに終盤行われた緊縛ショーは女性比率が高かったらしい。

特にカップル男性が目立つということもなく、

ざっくりケラ系女子と一人で来たおっさんといった印象。

女性黒髪ぱっつん姫カットビビッドな髪色のお姉ちゃんが多い。

みんなそれぞれに好きな格好をしているので、

喪女から浮いちゃうよ~~><といった心配はあまりいらなかった。

(売る側も露出度の高い服や普段着などそれぞれ)

そこで初めて実在ラバースーツというものを見かけた。

そこまで興味はなかったものの、実際に試着できるというので着てみることにした。

ちなみにラバーという存在を知ったのはつい最近のこと。

フォロイーのフォロイーの写真で見かけて面白いな、と思っていたくらいの認知度だった。

フェティッシュな「ジャンル」として認識したのはこのイベント終了後になる。

ぴちぴちした薄いマットみたいな服をハンガーから降ろして更衣室へ。

今回は全身黒人間みたいなスーツではなく、ワンピース型のドレスにした。

販売側の女性が着せてくれたが、まぁ想像通り吸い付く吸い付く。1人だったら無理だろうなあ。

普段の服のサイズを試着して、思ったよりはすんなり入った。

そのよくわからないびろびろした更衣は、身に着けると

少しひんやりしていて、全身に吸着する感じがあって心地よかった。

鏡で見るとテカテカしていて、アメコミか何かのヒーロースーツを思い出した。

続けて他の試着を進められて、今度はコルセット内蔵のものを着てみる。

ここでは普段の服よりひとまわり小さいサイズを進められ、そちらを着ることになった。

女性二人係で後ろのファスナーを上げると、先ほどよりもぎゅうぎゅうに全身が締め付けられた。

少し苦しいけどさっきよりも密着感がすごい。

鏡でみてみると、締め上げられた腰のくびれが強調され、胸元が際立っていた。

腰~胸元にかけてが立体的な構造になっており、寄せてあげて効果がすごい。

下半身デブも相まって腹部のひょうたんラインが強く主張していた。

たぶんサービスだろうけど、表面の質感をテカテカにするジェル?を縫ってもらうとなおすごい。

鏡の中の私は、ボディコンのおねーちゃんみたいな身体をしていて質感まで変わってしまった。

ひとのからだというものは、こうも簡単に形を変えてしまものなんだ。

眼で実感して肌で納得させられる屈服感に支配されるのがどきどきしたし、なんだか面白かった。

書き忘れていたが、脱ぐとき解放感もすごく気持ちいい。

ああこのエロティックな質感と感触解放感にやられるんだなと納得するしかなかった。

気付けば即売会ならではの価格販売する方の感じの良さ、

体型補正のパワーに惹かれてお買い上げまでするとは思ってなかったけどさ。

あれから改めて着てみてお札挟んで自撮り撮って遊んだ

べたべた腰回り触ってみたりしてとっても楽しかったけどさー。

まさかこんなことになるとは思ってもみなくて会場を去った後もしばらく放心していた。

いやあまぁ、楽しいからいいんだけど、なんだか何か一線を越えてしまった気もする……。

よくわからないどきどきに、今も胸が締め付けられている。

この気持ちは変かな。

2016-09-06

同人誌取り置き問題について思うこと

※前提として「女性向け、二次創作系」の話になります

最近というほど最近文化ではなくなってきたかもしれませんが、同人誌の「お取り置き」についての話。

知ってる人がほとんどだと思うけど、同人誌の「お取り置き」がどんなものかというと、即売会の前に作者に「この本が欲しいので、私に売る用の分を売らずに取って置いて欲しい」とお願いするものです。

この「お取り置きシステム即売会で欲しい本が必ず(サークル側にミスがなければ)手に入る神システムだと思います。確かに神システムです。

ただ、このシステムほとんど一方的に、買う側にしかメリットがないことを知らない人も多いんじゃないかなあ、と最近思うようになりました。

だらだら書くのは性に合わないので先に結論を書きます

取り置き頒布物を取って置いてもらうものなので、お金を払う必要がある。

取り置きサークル側の義務ではないため、していないサークルに当たり前のように頼まない。

同人活動スタンスは人それぞれなので色々思うことがあると思いますが、上記二点はほとんどの人が同じ認識だと思います

さすがにこの二点は当たり前だろうと思っていても、この二点すらわからない・知らないような人をそこそこ見かけるのが恐ろしいと思います

これ以降は私の主観の話になります

まず、取り置きをすること自体、はっきりいってサークル側にほとんどメリットはありません。

人によって管理の仕方は違うと思いますが、まず取り置き分の名簿を作り、在庫から取り置き分を分け、人によっては取り置き分は一冊一冊封筒などに入れて渡す人もいます

これは普通頒布をすれば一切必要ない作業で、取り置きをしたからと頒布価格を上げるサークルというのはあまりいたことがないので、これはサークル側が好意で手間をかけてくれているだけです。

強いて言えば、印刷発注をする前なら部数の目安にならなくもないですが、受注生産でもなければあまり意味がない気がします。

その上、取り置きをしてもそれ以降音信不通になり、取りに来ない人、もしくは「取り置きを頼んだけれど普通に買ったので大丈夫です」という人が時々いました。これをやられると普通に頒布すれば残らなかった在庫が手元に残ることになるので、結構つらいです(場合によっては取り置き以外手元にないため、頒布を断ることもあります)。特に後者好意だったりするのが本当につらい。

どちらもすごい手間、リスクと言うわけではないので伝わりにくいかもしれませんが、こういうデメリットがありながら取り置きを許容しているサークルは少なくないと思います

では、なぜデメリットばかりの取り置きがここまで一般化しているかというと、個人的には「サークル参加していて買い物に行けないサークル同士のやりとり」もしくは「友人同士のやりとり」が原点だったのかな~と思います

それがTwitterなどの普及で「普段フォローしてくれている人に」と敷居が下がったのが現状だと思います

サークルは必ずしも売り子をスペースに呼べるわけではありません。朝から頒布、落ち着いた頃に買い物、となると既に周りのサークルの本は売り切れ、ということはめずらしくなく、そういうサークル同士がお互いの本を買えるように、というものだったのではないかと思います

私も人間なので、読みたいと思ってくれる人には頒布したいと思って取り置きを受け付けていたことがありますが、そもそも本を買ってくれている時点で同じく「読みたい」と思ってくれている人であることには変わりないのに差を付けるのはどうなんだろう?むしろ朝一で来てくれる人の方がどうしても欲しいと思ってくれているのではないか?と思って取り置きを受け付けるのをやめました。そもそもできるだけ売り切れないように刷っています

サークル参加をしているため売り切れるまでにどうしても買いに行くことができない、事情があって会場に来れない、それでも欲しいと思ってくれている人への対応はしたいと思いつつも、Twitterだと周りに見えてしまうのでDMスカイプなどでやりとりをしています

それじゃあ仲の良い人にしか頼めない、と思うかもしれませんが、本来取り置きってそういうものだと思います

これを「絵描き絵描きしか贔屓しない」とか言われても本当に困るし、正直、一体何を言ってんだ!?と思います

すごく意地悪な言い方をすると、取り置きをお願いして他のサークルの列に並ぶのって「並んでまで欲しい本ではないと思われている」って捉えられても仕方ないかな、と思います普段から付き合いがある人ならともかく、イベント前だけ突然「取り置き良いですか?」なんて言われても、さすがに嬉しいとは思えません。少なくとも私はそうです。

手軽に、ほぼ確実に本が手に入る手段として重宝されている取り置きについてですが、ただの予約システムだと思わず、間違ってもお金を払わずに本をもらえるシステムだと思わず、少しでもサークル側のことを考えてもらえると助かります

これは本当に、どうしても欲しい本が残部僅少、一般参加しかできないとき取り置きをして欲しいとメッセージを送るのが悪だ、と言いたい記事ではありません。

サークルから言葉だと上からになってしまうようで心苦しくはありますが、買い手でもある立場としても、取り置きをしてもらうことに最低限の感謝礼儀必要だと思います

例えば、お願いする際にどうして取り置きを頼むほど欲しいのかという理由などを添え、他の人から見えない場所でお願いする、などの心遣いは大変ありがたいです。

もちろんそれでも断られることはあると思いますが、同人活動趣味範囲個人個人のやりとりなのでそもそも正解はありません。

この記事だって別に取り置き手間ではないし、どんどん受け付けたい」と思う人がいると思います

ただ、すべての人がそうではないこと、快く受け付けてくれる人が当たり前であり、そうでない人が悪である、という考えが減ってくれたら少し心が楽になると思い、この記事を書きました。

「思います」ばかりのかなり主観的記事であり、読みにくかったと思いますが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

2016-08-15

同人誌即売会としてのコミケ役割を終えつつあるのではないか

コミケ、というかオールジャンル即売会というもの役割が急速に縮小しつつあるように見えます

インターネットによって情報流通効率化した結果
オンリーの側も進歩した

というようなことがあると思います。結果として同人誌を読みたい/頒布したいというときにはコミケよりもジャンルオンリーのほうが重要性は高いですし、最初から当選率が低いコミケには申し込まなかったりだとか通っても新刊用意しないだとかそういう傾向が強まってきています女性向けのほうが男性向けよりもこの傾向は先行していますが、徐々に男性向けもそんなふうになってきています

なんか寂しいような感じもしますが、これも進歩なんでしょうね。

即売会千円札出すけど小銭足りなくて迷惑なら釣りは取っておいてとかもう一冊買うとかするので

にこやかに対応しておいてツイッター愚痴るの止めて欲しい

2016-07-20

http://anond.hatelabo.jp/20160720143924

昔と違ってアニメタイトルも増えた

作品だけ追っかけ続けてももう時代遅れって言われちゃう

その作品ごとの即売会も多くなった印象

からコミケじゃないとってのが薄れてるのもあるんじゃないか

2016-07-17

主催

数年前、SNSとあるコンテンツが好きな仲間を探していた時に、気に入った人間にはしつこくダル絡み、自己評価低い割に漫画家目指すなどと声だけ大きく、そのくせ絵は下手クソで、同居する家族のことを口汚く罵ったかと思えば、(存在するかもわからない)恋人恋人が、とリア充アピールは欠かせないような奴が、そのコンテンツオンリーイベント主催をすると意気込んでいた。

参加費取ります!やっぱり取りません!などと繰り返して最終的にどうなったかは覚えていないが、告知不足や責任能力の無さが露呈し、その主催含め4サークルくらいあったのが、2サークルくらい辞退して、主催主催お気に入りの2サークルしか残らなかった。

本出します!とも言っていたが、普段でも漫画はおろか絵すらほとんど投稿しないような奴だったので結局出せず、貴重な1サークルは、小学生が描いたような線画と平面塗りのゴミみたいなポストカードを金取って置いていたらしい。

何度か同人誌を出し即売会に慣れているもう1つのサークルは、本やグッズを売っていたようで、そのサークルのおかげもあってかそこそこ客は入ったようだが、尚更ゴミポスカだけの主催は恥ずかしくなかったのかな、とか、付き合い以外で売れたのかな、とか思ってしまう。

とにかく、その場のノリで主催やろうと思うのは間違いだし、イベント経験がないなら他の人に委ねるという選択肢もあったはずなのに、自分がやらなきゃ誰もやらない!と勝手に思い込んで暴走した挙句辞退者続出してスペースをゴミポスカで埋めるのも自業自得

2016-07-05

同人のしいです

少し前からオタクアカウントのほうに、同人やめました系の記事がいくつかRTされてくる。

当方オタク歴はそれなりに長く、どちらかといえば一人で考察妄想を繰り返しのめり込む内向き型。キャラに対してキャーキャー言ったり、流行ネットスラングを羅列するような交流は苦手なので、RTされてきた記事を読んで、うんうんそこは昔のほうがよかったよね、と思うこともある。

しか記事を書かれた方々との状況はまったく逆だ。

近頃はまったジャンルにて、私はようやく同人活動イベント醍醐味みたいなものが分かってきて、今とても楽しい

過去色々なジャンルにはまったものの、今まではネット上で見たり書いたり、昔からオタク友達に話を聞いてもらうくらいで満足していた。

twitter交流しよう、オンリーに行ってみよう、自分でも本作ってみようか、というところまで手を出すほどになった作品はこれが初めてだ。

なんでなのか?ちょっと振り返り5点。


1.時間に余裕のある生活

ハマるのと同時期くらいに生活環境が変わり、時間に余裕ができた。これが一番大きいかも。元々面倒くさがりなので、寸暇を惜しんでまではきっとここまでやってない。忙殺されて余暇ほとんどなかった時期にハマっていた別ジャンルは、それはそれで生きる支えになったものだが、交流創作にかけられる時間は少なく、落書きで欲求を消化するのみだった。

学生時代サイトにこもってたので、オフ活動もっと早く興味持ってたら違ってたかも。


2.ジャンルの懐の広さ

ハマったのは息が長くファンの多い作品で、ファンの年齢も傾向も幅広い。キャラ萌えしてる人からひたすら原作考察する人まで色々。流行のピークは過ぎて久しく、今や大手さんの解釈公式扱いされているような風潮は薄いし、個々の解釈否定されにくい気がする。が、これは体感なので単に私が鈍感なだけかも。

もちろん作品自体の素晴らしさが第一にある。それに加えてこの界隈の自由雰囲気がいいなと思う。


3.厳選した交流がうまくいってる

そういう雰囲気に浸かってると、同士さんたちの詳しい活動や語りを追いたいという欲求がわいてくる。

そこで主にtwitterを利用するわけだけど、様々なファンがいるのと自身が万人ウケするタイプではないので、交流する際には特別注意をはらう。元々アカウントを取ったのは同士さんアカの鑑賞兼独り言用だぞ、それが第一だぞと常に言い聞かせる。それを曲げて交流しまくれば承認欲求が加速して本来やりたい創作考察ができなくなる。だからいくらいいねRTがほしいと思っても決めた期間以外鍵は開けないし、フォローフォロワー関係には気持ち悪いぐらい用心する。最近のやめました系記事にもSNS疲れがよく言及されてるし、対人関係が原因で作品を好きでいられなくなるみたいな本末転倒事態絶対に避けたいので、慎重すぎるくらい慎重に。

結構経ったがまだそれなりに守れている…と思うし、この前提があるからこそ色々割り切ることができているんだと思う。

具体的な自分ルールもまとめてたんだけど、すごい長くなってしまったのでカット

で、いろんな自分ルールを遵守しつつ厳選したTLは、自分と波長の合う人たちと情報アカ程度で構成され、とても穏やか。交流相手を絞ることで私のような面倒くさがりでも続けることができ、時々リプをし合ったり、タグ系の遊びを一緒にやったりしてくれる存在ができた。そしてその信頼できる方々のご好意により、イベントオフ会に足を運ぶきっかけをいただいた。


4.即売会初心者の私でも行ける落ち着いた雰囲気イベント

年齢層が幅広いためか、息が長いからか、他と比べ空気がゆったりしているように感じた。(といってもこれまで全ジャンル合わせて片手で数えるほどしか参加したことがないんだけど)

一番安心したのが、エロの公開度が低いこと。前にハマっていたジャンルもそれなりの規模・年数で、以前オールジャンルの際にそのエリアに立ち寄ってみたのだが、カッコイ男性キャラがたいへん色っぽい感じになってる大きいポスターがたくさん並んでいていたたまれず、なんかもう本を買うどころではなかった。エロは全く、BLほとんど嗜まない者なので、あの空間は耐えられなかった…

今回もそんなだったらどうしよう、とドキドキしながら参加してみたところ、主流はBLR指定ものも多数あるが、過激な掲示はさほど目に付かなかったので安心した。男女CPコメディ傾向の作品もそれなりにあり、買い物も楽しめた。サークルの皆さんは、うろうろと挙動不審な私にもよかったら見ていってください、とやさしく声をかけてくれた。またネットで見知っていた方や、既刊を拝読させていただいた方に感想を伝えたり、少しお話をしたりもできた。作家さんとのお話ってこんな普通にできるんだ、これが話に聞くイベント醍醐味か…!!と感動してしまった。(今まで買い物の会話以外交わしたことがなかった)見れば他にも立ち話をしている人たちは結構いる。このジャンルはいわゆる古き良き(?)即売会の姿が面影を残しているのかもしれない。いやしらんけど。

そしてイベントでこんなに居心地がよかったのは初めてで自分でも驚いている。今まで一般だと落ち着け場所がなくて何となく居づらかったのだが、今回はそういうこともなく。また行きたいと思った。


5.創作意欲を支えてくれる人々の存在

自身二次創作は、基本的自己満足だ。いいねブクマなどはもちろんうれしいが、それを得るためだけの創作はしないのだと心に決めている。なので本をつくりたい!となったのも最初は「皆さんの本素敵だな。私もここまでのめり込んだ作品は初めてだから、記念に自分なりの解釈をこういう形にしてみたいな」というのがきっかけだった。

どこへ出す予定もなく書き始めたのだが、少しその話をした際に思いがけず、ほしい、見てみたいというお声をいただいた。

ものすごいエネルギーを与えられた気分だった。この自己満足の塊を、まさか楽しみにしてくれている人がいるなんて!

さらに、4のイベントお話させていただいた方にも「本は出されないんですか」とお言葉をいただいた。嬉しすぎた。本を作るというのは大変な作業で、もし本当に一人きりで進めていたら、延び延びになって結局頓挫、みたいなことになりかねないなと思った。ここまでに散々他人主体をおかない的なことを書いておきながらなんだけど、それでもやっぱり、こういう身に余る挑戦をするときには、3で得た信じられる人の言葉の力を少しお借りしてもいいかな、と思った。


以上が、今私が同人活動のしい!となっている要因と考える。

自己分析のつもりが途中から感想文みたいになってしまった。分けて書こうかとも思ったけど、その良い思い出とかもひっくるめて要因だし、まあいいや。

今のジャンルじゃなくても、これまでもこういう体験ができる機会はあったのかもしれない。

でもこの引きこもりで、心配性で、人見知りな私をここまで連れ出してくれたのは、いろんなタイミングの重なり、そして魅力的な作品と素敵なファンの皆様だろうと思う。

この出会い感謝したい。そして原稿がんばります

2016-06-24

美人同人作家とブスのコスプレイヤー

この前同人誌即売会打ち上げ女性が二人いた。

ひとりはスタイルもいい美人で、ひとりは顔のでかいちんちくりんだった。

ふたり並ぶと、エルフトロールって感じ。

聞けば「作家レイヤーです」と言う。

ひと目見てエルフレイヤートロール作家だと思った。

即売会あいだに色々と誘ったみたいで、知らない人の多い打ち上げだった。

会話中、美人は聞き役が多かったがトロール自分語りがすごくてめんどくさいタイプだった。

男慣れしてるサバサバ系を勘違いしているのか、エグい下ネタを平気で言ってくるのでちょっと気持ち悪くなった。

撮影ポージングの話になったとき、誰かが「ちょっとコスプレイヤーさん見本やってみてくださいよ~」と言った。

みんな美人のほうをワクワク見つめたが、居酒屋の個室で立ち上がったのはトロールだった。

バカ正直に「えっ?」って言ったやつがいて、「あれ?もしかして私が作家だと思ってました?」とトロールが言い、

みんなが戸惑っているなか美人は「私はコスプレなんて…とんでもない、恥ずかしいので」と謙遜している。

二人の以前からの知り合いはこの事態にとても気まずそうにしていた。

どっちが作家でどっちがレイヤーか誰一人確認しなかったんだよな。一目瞭然だと思ったから。

まさかこの年増の5頭身くらいしかない顔のパンパントロールレイヤーだと思わない。

そのあとはひたすら盛り下がって、トロールだけうるさくてつらかった。

ちなみに控えめな美人はかなり絵がうまくて有名な作家だった。

神は残酷だなあ。

2016-06-22

そのさらに半分長く生きてる既婚同人ですが

anond:20160622100234

このくらいになるとそれすらどうでもよくなるというか。

承認欲求なんかで同人さらやってない。

だんなには同窓会いってくるといってる。

あとすべてにおいて体力の無理が続かないので自ずから無理。

子供さえあと少しして巣立ってくれればまだ人らしくもどれるかなあ。

 

即売会手続きを完遂する体力さえつづかんのだよ…

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