「ミステリ作家」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ミステリ作家とは

2024-07-19

https://x.com/REV_TUNE/status/1813370633662988481

に対しての

https://x.com/pprnQ/status/1813460008006529530

というこの方の反応なのですが、他の「元々の文章を崩さずに文章を整えようとする方」と比較して「元の文章にないエッセンスを加える」ことで元々の文章からニュアンスの違うものになっていることが非常に気になります

改善案とされる1番は元の文章とは別の意味になっている(元々の文章では「鈴木中村の死んだ現場にいた」という主張を小林がしている、という流れだったはずなのに、1番の文章鈴木が「(自身鈴木が)中村の死んだ現場にいた」という主張を中村にした、という話になってしまます)ように読み取るのが素直な読み方だと思います

対してという言葉はこの文章には合っていないのではないでしょうか

2番には元の文章からは読み取れない「疑う」という要素が出てきます

同じく3番には「信じる」「迷う」という元の文章にない要素が出てきており、4番では再び存在しなかった「疑う」という要素が出てきます

5番はこの中であれば元の文章ニュアンスに1番近いように見えますが、それでも証言について「考えて」いるのは元の「思った」とは違うニュアンスであると感じます

元々この帯の内容から元の文章改善というのは予め答え(本の中で解説されているもの)があることが前提で、それを当てるクイズ的な問いかであると考えた方が良いと思います

そのようなクイズ的な問いかけに、クライアント対話することでより良い表現に結びつけるような編集者のような答えは求められておらず、また、対話すべき人間(この悪文を書いた本人)はツイートの向こうには存在しないので、問いかけたところで返答があるはずもないでしょう

そのため、編集者のような視点でこのクイズに「回答」されることに違和感を覚えます

この方がミステリ作家編集者で、問題の悪文を書いたのが作家であり、作品ブラッシュアップをしていると言うのであればこの返答はアリなのでしょうが、そうではないので

このようなクイズ的な問いかけは、国語テストのように、出題文から不要な足し引きをせずに元々の文章に書かれていることだけを抽出して考えるべきではないのかと感じました


なお、この文章がどうすれば分かりやすくなるかについてですが、鉤括弧などをつけて区切りの部分を分かりやすくするのが視覚的にも楽で、元の文章を崩さずにすむやり方だと思います

しかしながら音で聴く分には元の文章とあまり差が出ない(鉤括弧の部分で音を切ることが予想されるので改善はするはずですが)ので、個人的には「連続して同じ【が】という接続詞が出てきているところを、登場人物の順番と接続詞を変えることでどの主語とどの述語が繋がっているのか分かりやすくする」案を併用することを提案しま

『私は、小林が「鈴木の死んだ現場中村がいた」と証言したのかと思った』でどうでしょうか?

2024-05-09

anond:20240509083015

そもそもトリックパクリが駄目というのは、一部のミステリ作家がやってる縛りプレイしかないのでは

ミステリ作家じゃないなら流用しても問題ない気がする

anond:20240509102339

複数ミステリ作家が、偶然のネタかぶりでもアイデアだけの盗用でもなく

真似しなくてもいい細部のディテールなども元作品をなぞっている剽窃、と指摘しているので

今回は、安く受けた外部シナリオライター適当既存作品をパクってお出しした案件

AI使って再構成したとかかもね

リリース後に批判くらって中止するリスク&コスト

誰ともわからん馬の骨に安くシナリオ投げて浮くコスト

どっちが大きいんだろう

マダミスとか参加型ミステリの層も広がってるから実績ある人に依頼して

ライターネームバリューも使った方が運営ライターWinWinなんじゃないか

自分名前勝負するライターシナリオ運営パクリチェックする必要ないわけで

安い外部マーケット使った後に社内でチェックにコストかけるのと比較したらさあ

2024-04-27

にわかミステリ小説を読んで思った感想

はじめて読んだミステリ……?は中学生の頃に読んだ白夜行だった(ミステリじゃないかも)

当時は中二病?今は弱者男性です

普段小説は読まない低学歴低能でーす

好きな作品はブルアカでーす

ミステリ推理をしないで読む派だけど、たまにトリックにあれ?って思い浮かぶ事があるけど大体外れる

俺にオススメミステリ小説があれば教えて

四重奏シリーズ

作者である津川辰海の高校の女先輩がこんな小説をお前が書いてる事が気持ち悪いと言ったのは正しいし、群を抜いた物凄く頭の良い作者が書いた小説とも思えない(他のミステリ作家の作風の方が余程スマート知的に見える)けど、取り敢えず量だけはあってちゃんと読める事は読めるので買って後悔はない

蒼海館以外は凡作

屍人荘の殺人、魔眼の匣の殺人、兇人邸の殺人

犯人がまあまあ分かりやすいけど全部一定以上の質があり個人的に一番面白かったのは魔眼。逆に屍人荘が一番好きじゃない。

ミステリありがちな物語軽視ではなく単純に小説として質が高い

チーム・バチスタの栄光

これが小説デビュー作の新人とか化け物過ぎて草

でも他のシリーズは読んでない

屍人荘の殺人シリーズメルヘン殺しシリーズとこの作品は凄い勢いで読み進めたぐらい面白かった

メルヘン殺しシリーズ

このシリーズの作者が死んだのを知らずに読んでいた

一番好きなシリーズなだけに本当に残念だ……

この作者の小説ミステリに限らず読んでる

イライラしそうなレベルのクソしょうもない会話とロジカル作風グロさが相まって独特な雰囲気ある

探偵役より脇役の方が大体賢くて推理出来るミステリって他にある?シリーズ全部好き

同じシリーズからいつものノリだなって部分多いのに作品雰囲気全然異なるから凄い


占星術殺人事件

最初の数ページで読み辛すぎて脱落しそうになった

トリック死体が分割されていて明らかに持ち去られてる時点で偽装かな?って普通疑うし実際その通りだった

ただ推理ノイズが凄まじく多いので、俺のようなゆとりには古い作品は辛いなって感じる

あと何かカマホモっぽい


硝子の塔の殺人

嫌儲で昔オススメされてたなと思い出した

ヒロインのクソ女感とエッチ感あるし癖出てるよね

あいつ多分絶対やるためにバイアグラ持ってきてるし多分コンドームも持ってそうなのもそういう事って話

個人的犯人に意外性はなかったけど、探偵に意外性はあった

名探偵はらわた

あんまり内容覚えてない

でも他のこの本読んだ奴もそうだと思う


その可能性は既に考えた

今の所読んだ小説の中でもっとロジカルに話が展開してるように感じる

物語としてはチープで典型的ミステリのためのミステリ小説

というかこれオタク向けじゃねえ?俺のようなにわか向けじゃなくね?


変な家

たか殺人ときホラー感出してんじゃねえ!!

でも不動産間取り図で推理してくのは俺のような推理しないでミステリを読む人間でも思わずやってしまたから素晴らしい仕組み

殺戮に至る病

シンプルに一発ネタな上に話は別に面白くない

ラスト行為として物理的に出来る出来ないかで言えば出来るのかもしれないが、なんだかなあ

話や殺人とかよりも登場人物きもい

おまけ

クリムゾン迷宮

ミステリと思って買ってミステリじゃなかった奴

小説としては普通に楽しめた


死亡遊戯で飯を食う4巻

犯人トリックもわかり易すぎるけどミステリはおまけのおまけだから仕方ないね

2024-03-22

雨穴が神格化されてるのムカツク

俺が雨穴を知ったのは

 

VRAVよりも楽しくAVを見る方法

https://uketsu.hateblo.jp/entry/2018/01/14/203305

 

で、一番好きなエントリ

 

手袋セクシーにしよう

https://uketsu.hateblo.jp/entry/sexy

 

これ。

 

バカシモネタはてブロオモコロはいったはてなブロガー

なんかいっぱしの敏腕ミステリ作家様みたいな崇め方してる奴ムカつくわ

 

そもそもミステリ作家としての雨穴は風呂敷広げるのはうまいけど畳むのめっちゃ雑な

浦沢みたいなポジションだろ

浦沢めっちゃ売れてるじゃねーか!

テレビシリーズの「何かおかしい」も毎回オチ演出微妙だったわ

 

映画「変な家」マジでクソゴミでびっくりしたわ

残穢」の監督に撮り直しさせろ

中村義洋じゃねーか!じゃあダメだ!

2024-01-22

森奈津子好きだったんだよなあ

子供の頃、漫画は読んでたけど、文章主体の本ではじめて読んだのは多分森奈津子お嬢様シリーズ

時代を先取りしすぎた悪役令嬢もの

主人公綾小路麗花は、古典的少女漫画を読んで、けなげで清廉な主人公よりも、きらびやかで意地悪で最後には潔く負けを認め「フッあたくしの負けよ」と言うような悪役令嬢に心惹かれて悪役令嬢をロールプレイしている

綾小路麗花はお金持ちのお嬢様なので、悪役令嬢の方が境遇が近くて感情移入して悪役プレイをしているが、根は育ちがよくお人好しなので悪役プレイにボロが出まくる

爽やかイケメン彼氏百合な従者やホモ男の娘が出てきてわいわいやる楽しい学園ラノベ

縦ロール萌えになってしまったのは綾小路花の影響が大きい

不登校になった時期があるため、不登校児が題材の「グースカ夢見る問題児」には救われた

不登校児たちが夜に眠ると、夢の世界架空学校に集められ、北海道沖縄など遠く離れたちに住む子供たちがその学校内で交流を持つという設定が、インターネット普及前の時代に斬新に思えた

今だったらSNSで他県の子とつながるのなんか簡単だが、あの時代雑誌文通相手募集するぐらいしか手段なかったんじゃないか

お嬢様シリーズレモン文庫という学研レーベルから出版されていたが、1996年レモン文庫は突如消滅

森奈津子お嬢様シリーズの連載構想がブツ切れになり、他に拾ってくれるラノベレーベルもなく「ラノベ界に棄てられた」と感じたという

ラノベに見切りをつけ、レズビアン寄りのバイセクシャルであることをカミングアウトし、百合小説執筆するようになった

東京セクシャルマイノリティ事情について語るエッセイなども発売

女性セックスについては語るがオナニーについては秘す。もっとオナニーについて語れ。私は女性オカズにできる本を書く」

官能小説を書き、また百合精神性重視のものが多い中で官能百合を書く

百合SFエロSFなどを手掛け、「SF定義についてうるさい奴がいるが、エロ本はチンコが勃てばエロ本なのであるSFチンコが勃てばそれはSFなのである」と主張

小説業界の中で森奈津子は「おもしれー女」として扱われ、ミステリ作家西澤保彦森奈津子主人公とするナツコシリーズを出した

百合ジャンルやTL小説はその後盛り上がっていくが、森奈津子はそのムーブメント中央はいられなかった

悪役令嬢ものが早すぎたように、ジャンル自体への需要はあってもいまいち世相と噛み合わず第一人者にはなれなかった

森奈津子男性結婚した

バイなのだから異性とも恋ができるのは当たり前なのだが、「ビアン寄りのバイ」としてのキャラ立ちは失った

「女が男と恋愛して男と結婚するなんか普通じゃん、所詮なんちゃってじゃん」という扱いになる

ビアンバイやノンセクとして活動していた女が普通結婚して、経済的安定を得て家庭の中に埋没して表舞台から消えていくのはよくあることだ

それは謗られるべきものではなく、幸せならいいことだ

だが結婚してしばらく、森奈津子の夫は重度身体障害者になってしまった

夫を介護し、夫を養わなければいけない立場になった

そんな身の上になった森奈津子からすれば、「若くて健康だけどセクマイから辛い」「セクマイにも安定した結婚生活を得る権利を」などと言っている、かつての仲間は甘えたクソガキにしか見えなくなったのだろう

かつてはセクマイの集まりの中で生きていたのに、「同性婚不要だ」と言い切り、その手の活動家を批判する側になった

その手の活動家の中に過激で頭がアレな奴がいることは確かではあるが、明らかに矛先は「一部の過激な奴」だけではなく穏健派にも向けられている

小説耽美なわしら」の中でノンセクを肯定的に描いていたのに、今や「異性婚しない独身おじさん」すら叩いている

普通に男と結婚した」ことでフェードアウトしていったかつての支持者への当てつけで、「普通結婚できない同性愛者・独身主義者非モテ」は敵になったのだ

そういう活動によって本を出したり団体活動したりで生計を立て森奈津子は夫との暮らしを送ることができている

あなた発言LGBT差別では?」と言われたら「いえ、私はLGBT当事者です」と森奈津子は答える

作者を嫌いになると作品自動的に嫌になって避けるタイプなのだが、それは作品の方もそれほど深く好きだったわけではないから起こる現象

森奈津子本人は今は明白に嫌いにはなっているが、作品を愛好していた時代のほうが長いので、お嬢様シリーズは今でも好きだ

レモン文庫崩壊前、作家として食っていけるようになり希望を持っていた頃の森奈津子は今の森奈津子とは別人のようだ

今の森奈津子の全てを否定するわけではなく、一理あると感じた発言もないではないが、がっかりすることの方が多いのでブロックしてなるべく見ない

だが最近新しく裁判やってるそうでスクショが流れてきて森奈津子を思い出す

ヘイト界隈って不寛容の極みであるように言われるけど、淫夢界隈と似たようなもんで「合言葉」を一緒に唱えさえすれば誰でも受け入れてくれるというある種の寛容さはある

反ヘイトの集まりなんてのはすぐ正しさを巡り喧嘩するけど、ヘイトの集まりはそうでもない

ラノベセクマイSFやら、あちこち排斥された者でも受け入れてくれる寛容で優しい人達のもとで居心地はいいのかもな

綾小路麗花は結局は優しいお人好しで、誰かと対立しても最終的には和解するいい子で、金網に風船が引っかかったとかで泣いてるガキがいたらエナメルの靴をガビガビにしてでも金網登って風船取ってやるんだよ

うそんなキャラ書けないよな

2023-09-12

anond:20230912005213

Aセク・Aロマオタクです。

恋愛物の創作もする。

恋愛物を書くと、こういう恋愛を望んでいるんだろ?本当は恋愛したいんだろ?とよく言われるが、全く違う。

人に対する恋愛感情性的欲求がない自分にとって恋愛がある世界ファンタジー

魔法が使えたら、登場人物はどうするだろう?と同じ理屈ファンタジー創作ををしているに過ぎない。

増田の言う通り、ミステリ作家殺人犯の内心を想像しているのと似ていると思う。

ミステリ作品殺人犯でなくても探偵でも刑事でなくても作れるし読んで楽しむことができる。

それは当たり前にわかるのに、恋愛作品となると楽しむ・作る奴は100%性愛者、という認知になるのが不思議

ロマンティック・アセクシャルカミングアウトしても損しかしない

色々コメントが来ていて面白かったので別記事追記した。

https://anond.hatelabo.jp/20230912183624


---

ロマンティック(他人恋愛感情を抱かない)・アセクシャル他人性的な魅力を抱かない)を自認して3年経った。

わかったこととしては「カミングアウトしても損しかしない」。以下に理由を書く。

概要

1.カミングアウトすると恋愛弱者(女)の言い訳と捉えられる

2.カミングアウトしても「無い」を証明できず、他のマイノリティからあんまり信じてもらえない

3.腐女子・夢女子をやっている時点で説得力が一気に下がる

1.恋愛弱者(女)の言い訳と捉えられる

 一番危惧されるところである。「モテいか言い訳にしてるだろ」が一番反応として多い。

 あまりにもそういう返答が多いので「じゃあもうそういうことにしましょう」という気持ちにすらなってしまう。

 後述するが、さらオタクをやっている時点で一気に信用ポイントが下がる。

 デブ・ブス加算で「恋愛弱者」のレッテルを貼られてしまい、「違うんです」と言えばいうほど言い訳感が出てきて泥沼化する。

 恋愛性愛を持っている人から「かわいそうだね」と言われたらお手上げだ。

 最近悟りを開き「まあ好きに結論づけて良い」と開き直ったが絶対恋愛弱者の言い訳」と思われているだろう。

 

 

2.「無い」を証明できず、他のマイノリティからあんまり信じてもらえない

これはもう「すみませんでした」としか言いようが無い。

ロマンティック・アセクシャル明日めちゃくちゃ恋するかもしれないという可能性がある。

Ace(アロマンティック・アセクシャル)は死ぬまでわからない」とも言われている。

から他のマイノリティにも「いつか好きな人ができたら変わるよ」と言われることもある。

別に良いけど、レズビアンに「男と付き合ったら男の人の良さがわかるよ」と言ったら大騒ぎになるのに、

ロマンティック・アセクシャルはそういうの言って良いんだ〜と思う。

LGBTあたりと明確に違っていて一番理解してもらえないところだと思う。

「愛(恋愛性愛)」の自由を認めてくれというプライドパレードで、「すみません、そう言うのが無い性的指向でして」とちょっと遠慮してしまう。

恋と性愛でイキイキしている他のマイノリティヘテロが羨ましい。

「無い」を主張してもあまり注目してもらえない。

この世では恋愛性愛ハッピー運用していくことが良いことされているので、それを持ち合わせていないアロマンティック・アセクシャルは隅で小さく生きるしかない。

3.腐女子・夢女子をやっている時点で説得力が一気に下がる

 

 自分腐女子・夢女子兼任しており二次創作もやっている。

 ここで全員「はいはいモテないオタク現実逃避ですね」で解散してしまう。

 別にキャラクター恋愛感情を抱いているのでは無く、二次創作を通して恋愛とはこういうものなんだろうかというシミュレーションに近い。

 ミステリ作家殺人犯の心の内面を考えたり、男性恋愛作家女性恋愛感情を書くイメージというとわかりやすいかもしれない。

 個人的には、平井堅が色々な立場の人の心を想像して歌詞を書くイメージが近い。

 平井堅疲れたOLやどろどろの不倫をする女では無いけど、そう言う立場歌詞を書くのが上手い。

 そういうイメージ想像恋愛性愛を書いている。もしかしたら「正常に」恋愛性愛を持つ人にとっては違和感があるかもしれない。

 でも確かめる術が無い。

 

→このようなことから、アロマンティック・アセクシャル特にオタク)はカミングアウトしても良いことが無い。

 なんなら「モテないんですよワッハッハ」にした方が話が通りやすいのではないか

 アロマンティック・アセクシャルの仲間たちよ、もうめんどくさいかカミングアウトしないで言いたいように言わせておけば良いのではないか

 私たちがアロマンティック・アセクシャルを自認することからカミングアウトして得があっただろうか?

 

【補記】増田について

なぜアロマンティックを自認したか

失恋したことが無い」が自認の決め手になった。

誰にも恋愛感情を抱かなかったので、別に誰がどう付き合おうと興味関心を持たなかった。

先述のようにデブ・ブスに20代メンヘラ属性も加わって恋愛対象として見向きもされなかったこともあったと思う。

しか恋愛感情があるなら、一方的片思いで「気になってたA(男女)が他の子と付き合ってモヤモヤする」などの心の動きがあるはずなのに全く無かった。

LINE不定期にやり取りする男の子もいるが何にも発展しないし、お互い保健室先生と生徒くらいにしか思っていない。

彼氏の有無

 1人だけ付き合ったことがあるが、1年間一回もセックスしなかった。そのため32歳現在処女

 相手性器に触るのも自分に触れられるのも苦手で、彼の性欲に一切応じることができなかった。

 性嫌悪と言われたらそうかもしれない。でも恋愛感情があれば乗り越えることができたのでは、とたまに思い返す。

増田スペック

 ・32歳

 ・デブ肥満症2度)

 ・精神疾患持ち(薬で普通人間の形を保っている)

 ・正社員年収400万ちょっと超えるくらい

 ・「ホワホワしている」と言われるくらいには周囲への愛想が良い。男性にも女性にも。別に男の人には口きかないとかそういうことも無い。

2023-07-27

新本格ミステリ作家たちのつくったミステリ観に影響を受けたミステリファンは多いけど、なんか視野が狭い気がするんだよな。

仮想的として社会派は持ち出されるけど、幻想怪奇ホラーみたいな隣接ジャンルスルーされるし

2023-07-26

ミステリ小説」と「人気のソーシャルゲーム」は似ている

ゲーム目当てでプレイしてる人、キャラクター目当てでプレイしてる人、ストーリー目当てでプレイしてる人、共通話題が欲しくてプレイしてる人、ジャンルに張り付いて惰性で読んでいる人が混在している。

そしてそれぞれによって評価軸が違うが、遠目から分かるのは「そのゲームに今人気があるか」ぐらいなのだ

たとえば「ウマ娘」はそれが顕著で、初期の頃は「ゲーム目当て」「キャラクター目当て」「ストーリー目当て」が全員楽しんで遊んでいた。

だが段々とゲーム目当てのプレイヤーは離れていき、キャラクター目当てのプレイヤーも推しキャラ実装を待てなくなった人も離れ、そしてイベストリーの酷さに呆れた人も離れた。

最後に残ったのは惰性でダラダラとプレイしている人達だけになった。

そこから定期的なアプデで少し盛り返すこともあったが、今はもうすっかり惰性プレイヤーだけの空間となった。

ミステリ小説」の現状がこれだ。

時折話題作が誕生することはあるが、新規で入ってきた人間もしばらく読むうちに「なんかしょーもないな」と離れていく。

ごくごく一部が定着していくことで何とかジャンルを支える最低限の人数はいるのだが、それでも様々な部分に感じる「劣化」「代わり映えのなさ」「成長のなさ」に対して失望が募り別ジャンルへと渡っていく者もあとを絶たない。

多くの人気ソーシャルゲームが同じ状況に陥っており、惰性で続けている者たちが日夜文句を言い続けつつ、下がりまくったハードルを超えることがたまにあるとそれをやたらと褒め称えるのである

ミステリにおける「トリック重視」はまさしくソシャゲにおける「ゲームとしてちゃんと遊べる」のようなものであり、一時的にその方向性で伸ばしたはずの作家がしばらくすると全くソレができなくなるか、同じことの繰り返しなら上手く出来るが少し変えると駄目になるので同じことを延々やるかのどちらかになっていく。

ここでよく起こる間違いが、最高難易度突破できるマニアであっても求めているのは「難しさの向こうの面白さ」であり、「難しさそのもの」は別に求めていないことの失念だ。

ちょっと複雑なことをして褒められたミステリ作家はすぐに「じゃあ次はもっと複雑にしよう」とやたらとこねくり回してしまうが、それは一部の「皆がクリア出来てないゲームクリア出来ることにアイデンティティを感じられて嬉しくなってしまう」という寂しい人間たちにしか評価されない。

ここでその一部の人達と心中をする道を選んでも終わりだし、「とにかく簡単にしよう」と難易度のことだけに頭を向けてしまった場合作家生命が急激に終わっていく。

この間違いをする作家の多さは、「ゲーム性」を取り違えて終焉へとひた走る元人気ソーシャルゲーム達のソレに極めて似通っている。

また、キャラクターの扱いについてもミステリ小説ソーシャルゲームと同じ衰退をたどりやすい。

一部の人キャラクターにばかりスポットを当ててしまたことで物語の幅が狭まったり、ソレに対する批判ビビってダラダラと全員に出番を出そうとした結果キャラを出すこと自体にばかり意識が向き物語おざなりになることがままある。

そもそも作品面白ければキャラクター勝手に魅力的になり、キャラクターに頼って作品おざなりになればキャラクターの魅力は薄まるという基本を多くの創作者が忘れてしまうのだ。

人気の出たキャラクター小説ソーシャルゲームは最終的に人間が書けなくなっていくとは、このようにして起こる現象なのである

anond:20230725231257

おもしろミステリとは何か」を語るなら、まず「ミステリとは何か」を定義する必要がある。私は以下のように定義をしている。

 

 

倒叙ミステリ」のように犯人側が殺人を犯す心理を描いていく作品もあるのだが、本エントリではとりあえず上記定義を厳密に適用し、倒叙ものミステリではないとする。また東野圭吾容疑者Xの献身』のように、犯人側と探偵側の視点が入り混じり、その構造自体が読者へのサプライズになるような高等テクニックを用いた小説もあるのだが、こういうものも一旦ミステリではないとする(古いミステリファンならご存知だろうが、実際に『容疑者Xの献身』が本格ミステリなのか否かで、大議論が起きましたな)。

 

面白いミステリとは何か

ミステリとは〈謎を追う構造を持つ物語である。その謎には、大きく分けて二種類がある。〈人間の謎〉と〈トリックの謎〉だ。

ブコメでも出ているが北村薫の「私」シリーズ典型的な前者で、日常の中で発生する何らかの謎を解いていくと、その謎に関わった人間ドラマに突き当たるという構造を持つ(ざっくりと説明しているので、多くの例外を切り落としている)。ストーリーミステリ構造が使われていて、サプライズも用意されているものの、最終的には人間ドラマを描くことが主眼の小説と考えていい。

翻って「トリックの謎」というのはいわゆる〈本格ミステリ〉と呼ばれるジャンルで、絶対不可能方法殺人などが行われ、犯行に使われたトリック自体面白さで読ませるものと考えればよい。綾辻行人十角館の殺人』はもろにこちらに当てはまり、実際にトリック自体が斬新で衝撃があったため、名作としていまに至るまで読みつがれている。

ミステリを巡ってしばしば問題になるのが〈人間が描けていない〉という件だ。平たく言うと、トリック小説人間ドラマとの相性が悪いのだ。人を殺すならば夜道で後ろから刺せばいいだけで、わざわざ密室を作ってその中に閉じ込めたり、アリバイトリックを仕掛けて警察を欺いたり、クローズドサークルの中で大量殺人チャレンジしたりなど、コスパの悪い行動を取る必要はない(実際に、現実世界本格ミステリのような事件存在しない)。トリック小説としての面白さを作り込めば作り込むほど「こんなことをする人間がいるわけないやん」という問題が浮かび上がり、リアル人間ドラマからは遠ざかる。これは構造的に仕方のない問題であり、謎解きミステリ文学賞レースで弱い理由もここにある。

増田は〈トリックの謎〉に特化したミステリに対し〈キャラクター描写ストーリー偏重〉する読みかたをしており、こう読まれるといかに名作といえどつらいものがある。アダルトビデオを見て「ストーリーがめちゃくちゃじゃないか」と言っているようなもので、〈トリックの謎〉系の小説を読む際はモードを変えなければならない(とはいえ十角館の殺人』が小説として稚拙すぎるというのは私も同意するところで、いかトリックが斬新であろうともこんなもん評価できるかという増田の主張は、理解できる面もある)。

まとめると、ミステリには二つのタイプがあり、それぞれ別の軸で評価しなければならないということだ。〈人間の謎〉を描くタイプミステリでは、ミステリとしての驚き + 最終的に描かれる人間ドラマの深度が評価ポイントとなり、〈トリックの謎〉を描くタイプミステリでは、ミステリとしての驚き + トリック面白さが評価ポイントとなる。「面白いミステリ」とは、その作品が属するジャンルで高いポイントを得たものといえるだろう。両者をごちゃまぜにして測るべきでない物差しで測ってしまうと、価値を見誤る。

殺戮に至る病』は読んだのが昔なので覚えていないのだが、構造的にはサイコサスペンス + ラストに驚きがあるという作品だったと思うので、ここではミステリとしては扱わない。

上記2作はミステリとして何が優れていたのか

上述の通り。

自分ミステリを楽しむには何に着眼すべきなのか

キャラクター描写ストーリー偏重〉するのであれば、〈人間の謎〉を主眼に置いた作品を読むのがよいかと思う。とはいえ十角館の殺人』以降、綾辻行人はぐんぐん小説が上手くなった人なので、例えば代表作『時計館の殺人』なんかだと、あくまトリック小説ではあるのだが、小説としてのエグみは『十角館』よりもだいぶマイルドになっており増田も楽しめるかもしれない。

おすすめ作品

米澤穂信『王とサーカス

米澤穂信ミステリ構造を使いつつ、それを深みのある人間ドラマと融合させていくことに長年取り組んでいる人で、『王とサーカス』は代表作のひとつでもある。2001年カトマンズで起きたとある政変テーマとなっているが、殺人事件の謎を主人公女性記者が追っていくにつれ、〈報じるとはなにか〉という現代的なテーマが浮き彫りになる。磨き上げられた体温の低い文体も素晴らしく、読んでいる最中カトマンズの街を旅している気分になる。

島田荘司『奇想、天を動かす』

人間の謎〉と〈トリックの謎〉は相反するというようなことを書いてきたが、それをムリクリ融合する試みも過去何度も行われており、島田荘司はそれを最高レベルで達成した作家のひとりである。『奇想、天を動かす』では作中で大トリックが使われているものの単なるトリック小説ではなく、読むにつれ戦後日本という巨大なテーマが立ち上がってくる。

連城三紀彦『宵待草夜情』

連城三紀彦は〈人間の謎〉を描くことに主眼を置くタイプミステリ作家で、吉行淳之介を思わせる優れた文体をもっているのだが、そういった文芸調の作品にやけにハイコンテクストで作り込んだミステリ様式を持ち込むあたりがユニーク作家である。『宵待草夜情』はいずれも重厚人間ドラマが描かれつつ、そこに作り込まれミステリの要素が投入されていて大変面白い最高傑作と呼ばれる「花虐の賦」も収録されている。

2022-11-29

古本屋に行った

カレーを食った後、歩いていたら古本屋があったので入った

軽く読めそうなものを買おうと思い、三冊を選んだ

一冊目は『月刊イメージフォーラム1983年2月号』

いたことない雑誌だったが、映画紹介の雑誌らしい

背表紙に「映画監督になる方法」という企画の題が載っていて、気になって買った

監督助監督にどうやってこの業界に入ったかや入ってから今までの印象的な経験インタビューするみたいな企画だった

その中で一番笑ったのは楠田恵子の『”女子大生ポルノ顛末記』

にっかつが監督助監督脚本演出演者、すべてを女子大生から募集する企画に参加した監督愚痴みたいな記事

女子大生ポルノを撮るものから撮影現場取材記者が大量に集まり撮影中にフラッシたくわ、演出中にはなしけてくるわ、邪魔からどいてといっても無視されるわで全然撮影できず、スケジュールが遅れまくったみたいな話

監督本人があいつらマジ邪魔だったという話を素直に書いているのが呼んでいて痛快で面白かった

二冊目は『ハカタ巷談2』

明治日本筑前出身の侍がどう活躍たかを書いた本

筑前出身金子才吉と言う人が長崎で酔って道端で泥酔していた英兵2人をなぜか斬り殺し、逃げて、筑前藩が金子才吉の身柄を確保し、犯人不明のまま匿っていたところ、イギリス公使パークスを含めた英国側が「どうせ土佐藩暗殺やろ!」と激怒し、土佐藩ピンチになるところまで読んだ

今のところ、筑前出身の侍が迷惑をかけている印象しかない

三冊目はE・S・ガードナーの『最後法廷

弁護士ミステリ小説家ガードナー最後法廷と言う民間機関組織し、間違った裁判の結果、投獄された事件真相究明を行うノンフィクション

ミステリ作家の語り口×現実の突拍子もない展開×1930年代殺人事件みたいな感じ

1930年代事件の話だから科学的な捜査ほとんどない

古着屋でオーバーを売りに来たが断られた人を見かけ、直接1ドルで買って着ていたら、そのオーバーは殺された父さんのだと娘さんに証言されて捕まった男の話とか、小説だとクソ過ぎてそうはならんやろという読めない展開がページをめくるごとにつづいて面白

たまに古本屋に行くと探してもいないし存在も全く知らなかった本と出合えて楽しい

2022-07-10

来週末の3連休どのゲームを遊ぼうかなあ

今年は家庭用ADVの豊作年。

新作、続編、待ちに待った期待作、精神的続編などなど、盛りだくさん。

全年齢対象ADVがだーいすきなので遊びたい!

けど、ADVはどうしてもプレイ時間がかかるし、僕は割と真面目に「推理」するタイププレイヤーで、

明らかにそこまでの情報犯人当てできるなとわかるようなシステム(ダンロンの裁判とかね)なら、そこでゲームを止めてかなり真剣システムの中じゃなく推理するタイプから、人よりプレイ時間が多いんだよねえ

(なお別に犯人を当てられるわけではない)

なのでごみみたいな仕事と、スマホゲーの楽しい楽しい日課の消化と期間限定イベントの消化で忙しい僕は毎日シコシコ同じボスを延々と周回するゲームをするしかなかったのだった

けど、まあ流石に3連休ちゃんと休めるなら、まあやるかって感じ?

1.春ゆきレトロチカ

トリックロジック精神的続編と聞いたら黙っちゃいられねえ……

トクロクはちゃんと独力で正解して公式サイト名前載るぐらいは遊んでたのでそりゃ気になります

が、今作には超超一流ミステリ作家陣(※一部を除く)というトリックロジック最大の長所が無い点が僕を躊躇させている。

とは言えいつかは遊びたいので単に優先順位の話をしてるだけです。

あー超超一流ミステリ作家陣(※青が関係している一部を除く)の中から一人(※鬼が関係している一部を除く)が監修だけでもしてくれてたらなあ……

2.AIソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ

なげえ、AI2のことね。

最後の歌のシーンでボロボロ涙流しながら満面の笑顔になって、人間感情って悲しさと嬉しさを同量同時に浴びせるとこうなるんだっていう初体験をさせられて、その直後に急にライター過去作品と繋がる奇妙なワードが出てきて腰抜かしながら終わったあのAIの続編。

そりゃもう遊びたいんだけど、同じぐらい、俺はもうこのライターの序盤の、あの、もう、なんとも形容できない、アレを遊ぶことが億劫億劫で仕方ないんだ.…

こめっちょのことだよ!!!!!

本気でこめっちょおもしろいと思ってやってんのか!?

この人のこと大好きだし、俺はブログで極限脱出9時間9人9の扉宣伝記事を書いて説明書名前を乗せてもらったことを死ぬまで誇りに思い孫(子すらできる予定はない)に語る予定だけど、だけども、こめっちょを読む苦痛も同じぐらい語り継ぎたいと思ってるから……

忘れないから、ゲストライターだったシュタゲ短編詰め合わせでもこめっちょ的なことやったこととかを……

3.千代丸のシリーズの遊んでないやつ

アノニマス出るから

いや、もう、どれ遊んでないかを整理しないといけない

オチャまでは確実にやってるんだけど、シュタゲゼロ外伝小説三冊の翻案だって知らずに買ってなんか読んだことある話がずーっと続いてイライラしてから記憶曖昧だ……

ロボノ2、カオチファンディスクシュタゲゼロ、オカナイが遊んでないかなあ?

いや、カオチファンディスクは覚えあるぞ、確かタネダリが演じてたミンゴスの同僚のキャラ真田アサミになってて、真田じゃなく下田だったら科学ADVシリーズに765AS声優でがちの法則に沿うじゃんって思ったんだよな

(カオへはあずささん(とゼノグラの真)、シュタゲ千早、ロボノは伊織)

うーんもういっそカオへから遊び直そうかなあ。

4.EVEの近年のリメイク以降の作品群(ドラゴンデンタルクリニックで自慢の空手披露した人じゃないやつ)

家庭用ADVファンであって全年齢対象じゃないゲームにあまり詳しくないので、打越がライターやってたやつしか遊んでないんだよねえ。

昔に義務感で初代を遊ぼうとしたんだけど、当時ポイントアンドクリックを貶すのが一流エロゲ評論家のお決まりだったから、それだけでやる気無くしちゃったんだよねえ……

流石にそんなど偏見は抜けたので今なら遊べると思う

5.ファミコン探偵倶楽部(Switchリメイク)

普通に面白そう。

原作遊んでないので思い入れはないけど、5pbへの思い入れはいっちょまえだから……

そのくせ最近に展開を追えてないけど……

志倉千代丸のクッソ豪華なマンション写真スマホに保存して毎日見返す程度には5pb好きだから……

6.大分別府ミステリー案内 歪んだ竹灯篭

普通に遊びたい。

このシリーズミステリじゃなくサスペンスを明確に謳ってるから一切気負わずに遊べるから好きなんだ

2022-07-05

漫画家協会の会員って若手中堅のビッグネームが少なくない?

例えば日本推理作家協会は有名なミステリ作家は一通りいるだけに層の薄さが目立つ

2022-02-06

斉藤壮馬すげえな

このミステリーがすごい!」にミステリ作家との対談が載ってたのがきっかけでWikipediaを見てみたら、

アニメに出まくりな上にメインキャラが多い。これもう童磨確定やん。マモじゃなかった。

2021-04-10

下書きのまま書ききれていない増田紹介

シンエヴァ感想を中心に色々書いているのですが、どうも書ききれないので増田の種としてここに蒔きます

じゆうに書いて構いませんよ

エロガイ

エルガイムエロパロ同人誌にありそうなことを書く

エロ騎士、アンシュラチンポ、オッパイ(オージェ)などが登場する

チン(カン)を思いつきひときしり笑った後、カンエルガイムに出てきてないことを思い出し絶望して書くのを辞めた

ゴーショーグンを題材にしたイメクラを作ろう

タイトルだけ決めて何も書いてない

けどこの道に何かあるとは思っている、いつかちゃんと書きたい

ダンバインが一番面白い

事実からこの一文しかかけてない

是空とおるでも作れるシン・ガンパレード・マーチ

宮村優子繋がりで是空とおるがシンをする

タブリエ社長福井裕佳梨大好きおじさんが離婚して釣具Youtuberになってのを見てしまい悲しくて斉藤Kモノマネをして一晩過ごした

かねやんにシン・ラジオ大阪を作ってもらおう

ベルガモ普通に頑張ってるから茶化したくない

雁屋哲オフィシャルブログSkidamarink a dink a dink ~オーストラリア子育て

これを書くためだけに美味しんぼを読みに漫画喫茶に行って僕のヒーローアカデミアをなんの衒いも無しに楽しんだ

今村彩夏が復帰すればウマ娘ステイゴールド参戦できる説

ステイゴールドを調べれば調べるほどウマ娘に出て欲しくなりました

ウマ娘面白い

俺のタイムラインスーパークリークのR18ではないけど扇情的画像を流すな

鬼虫さんがブギーじゃなくて別の本を久住四季さんに渡した世界を考えよう

ミステリ作家Twitterネタを嬉々として書き込む自分が情けなくて、円居クルセイダーズ以下のゴミだとようやく自覚でき、Twitterを辞める決心がついたか

浅野真澄配偶者林原めぐみを独占するから、その歌詞に登場するものを手に入れれないのだ

スプレー缶で学校落書きしまくる二人を想像して、幸せになって欲しくなったか

メモリーズオフを遊んで志倉千代丸に近づこう

近づけないか

気づいた瞬間さめざめと泣いたわ

なれねえかなあ、志倉千代丸

ビーマイエンジェル替え歌

ゲートルーラーを救おう

俺はマジでこれを書き切らないとプリコネを遊ぶたびにあいつの顔が浮かんでしまうんだよなあ

サムシングドリームマルチメディアカウントダウン

生放送じゃなかったの!?!?

って俺マジであれから毎年驚いてる

俺が死ぬ時耳元で囁いてほしい

歌の評価こむちゃーとが真実

真実

いろんなアニメ聖地で暮らそう

アニメが好きすぎて聖地巡礼だけでなく移住してしまった人を紹介するコーナー

咲の阿知賀移住した人のブログを思い出して胸が痛くなって書くのを辞めた

みすてないでデイジー全話レビュー

配信サイト見つけられず一行も書けずに断念

GJ部

好き

フィリピンにおけるボルテスみたいなアニメを見つけよう

木星人ゲキガンガー、事実

モーレツ社員トライダー、自己投影

一つ目から脱線たから。

めしばな刑事タチバナ二次創作をしよう

したい

伊藤静の空の砂漠名曲じゃね?

じゃね?

Youtubeニコニコに「〇〇のキャラカラオケ行くとこうなる」みたいなタイトル声優カバーアップロードするやつ

ただにあるあるのコーナーになってしまった

もっと深い洞察がないとよくない

ユメミルクスリ主題歌「せかいさようなら」の出口はあちらと笑ううさぎとは誰なのか

今度は逆に一つに深すぎた

プレイしないと書けないと気づいたので一旦やめた

世界ノ全テ主題歌しか記憶にない

普通にそんなことなかった

5人目のビートルズにはなれないから、いろんな5人目を目指そう

12人目の増田で落とすことから逆算したので、道中が思いつかない

プリンニシテヤルノをウマ娘に参戦させよう

普通に弱いらしくて、無理そうだから

2021-04-07

ドアドア99を作って高知県淡路島侵略代を稼ごう

淡路島堀井雄二の夢が建てられようとしています

ですが、淡路島堀井雄二がいれば、高知県には中村光一がいます

ドアドア99を売った金でクルーザーを強化して淡路島侵略しましょう。

ですがドアドア99だけではドラクエライバルズには勝てません。

なのでドアドア99に続く99を考えてみました。

ホームランド99

ネットサル金八ホームランドの三作品の中ではどう考えてもホームランドが99だから

99人で手を繋げばトゥルーファンタジーライブオンラインを超えて真のドラクエ9が生まれるはず。

トリックロジック99

Twitter」によって誕生したミステリ作家を超えた何者か達が集結すれば、あの伝説オールスター(黒田研二は、まあ)を超える現代トリックロジックを作れるはず。

円居晩の松屋への熱と知念実希人ワクチンへの冷静さを合体させれば極大消滅呪文を超える呪文が唱えられるはず、

9時間9人9の扉99

たとえ悪魔が君を拐おうとしてもリジェクトなので、こめっちょは、ぱふぱふを超える面白ギャグに決まっています

以上です。

99軍の勢いにおされてドラクエライバルズはサービス終了しました。

ですが「勝ったのはチュンソフトではない、勝ったのは蒼天スカイガレオンじゃ」(何故ならチュンソフトはもうないから)

次回はドラゴンギアス99とマジカパーティー99を募集します。

2021-02-07

匿名から書けるんだけど

山口雅也」さんが余命宣告を受けたというTwitterを見て

最初ミステリ作家の方と同姓同名からその人だと思って辛い気持ちになったんだけど

プロフ欄見て別人だと気づいた時に「よかったー」と思ってしまった

いやこれマジで俺の人間性終わってるわ

友達恋人もいないし家族ともうまく付き合えない理由がよくわかる

ごめんなさい。

2020-12-31

[]12月31日

ご飯

朝:カップスープ。昼:ツナ納豆海苔パスタ。夜:カップヌードル。間食:芋クレープ。山ほどのミカン

調子

むきゅーはややー。お仕事はじゅうれんきゅー六日目。

汀こるもの『火の中の竜』

インターネット炎上解決するネットコンサルタント活躍する小説

ネット炎上主題なので、我らがはてなブックマークも登場しますよ!

インターネット炎上とどう向き合うべきなのか、我々ネットイナゴは客観的にどう見られているのかなど、普段の立ち居振る舞いを正さないとなと思わせられた。

ただミステリ作家小説なのでミステリだと思っていたら、ミステリではなかった。(裏表紙にもどこにもミステリだって書いてないか僕が悪い)

グラブル

ガチャピン8日目。80連プラスガチャピンモードで50連。ゴムーンとアドラメルク。

その後、石とチケ天井ヘクトル、らいてんこう、ナハトルシオゴムーン2個。

天井で土サンダルフォン

ルシオ以外見所のないガチャでしたが、サンダルフォン天井過程副産物ルシオってのが面白すぎたのでよし。

ポケモンHOME

ミラクル交換日記29日目。

テッシード、ウールーフォッコ、ガラルジグザグマナエトルヒポポタスチョンチーマグマッグコクーン、ガラルヤドン

2020-12-27

Twitterでよく話題になってる漫画十選

桜井のりお「僕の心のヤバイやつ」

隠キャと陽キャイチャイチャラブコメ

はてなでは更新のたびにアシカが登場することでも有名。

かいコマに隠された伏線感情が多く、ある界隈では本格ミステリと評されているらしい、キッモ。

山田×おねえの薄い本書きたい。


木多康昭喧嘩稼業

最強の格闘技を決める陰陽トーナメントを開催中の格闘漫画

16人のトーナメント参加者とそのセコンド、そして大会主催者の暫定ラスボス田島ら、ほぼ全員がとにかく理屈っぽく考えてから動くためページ数のわりに中々話が前に進まない。

もちろんそれだけあって群衆劇っぽさが強く、誰かが勝ち上がるのか読めない展開が面白い

その上作者が地球重力に耐えられないのも相まって今年は一年中山本空の煉獄を眺めることになってしまった。

十兵衛× 芝原佑薄い本を書きたい。

谷川ニコ私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!

ぼっち黒木智子が孤軍奮闘するドタバタギャグ漫画だった頃と、女子高校生たちのグループ間のすれ違いや掛け合いを楽しむ青春漫画だった頃とが最早単行本の数的にも逆転した、ジャンル一口で言えない漫画

主人公黒木のことを人間として好きになる過程ちゃんと書かれており、次々に黒木ハーレムへ加入していくキャラが増えていくも、その過程の違いや、構成員同志のやり取りも多く、主人公抜きの回も増えてきている。

うっちー黒木薄い本を書きたい。

吉本浩二「定額制夫のこづかい万歳月額2万千円の金欠ライフ

財布を配偶者に握られて自由に使えないお小遣い制の悲哀を書く人間賛歌漫画

よく小遣い怪人だなんだと、小遣い制の中でもがく人間性が笑われているが、根本的には自分よりも家族を優先したいという気持ちがあり、その裏にある家族愛こそが書きたい…… というわけでも無い気がしなくもなくなくない。

いやまあなんにしろ家族って素敵ですね。

日高屋×吉本先生奥さん薄い本書きたい。

芥見下々「呪術廻戦」

虎杖悠仁のことが大好きな東堂葵の一方通行恋愛ストーリー

東堂の一途な気持ちながら揺れ動く感情上下が見ていてとにかくドキドキして、読んでいて胸が苦しくなる。

特に今年はこの二人の関係に多くの進展があり、そのシーンの後、何度も最初から読み返しては唸っていた。

東堂×虎杖のリバあり薄い本書きたい。

服部昇大「邦キチ! 映子さん」

映画のついて語る若人の部の面々が映画を語りまくる、映画プレゼン漫画

が、最近主人公ヒロイン関係性が気になる展開が多く、いや使用済みブラシを忘れるのはやることやってるだろと、ムズムズさせられた。

こういう男女がくっつくだのくっつかないだのがやっぱ盛り上がるんだなって、木根さんの1人でキネマとか私と彼女のお泊まり映画を踏まえた上で思いました。

木根×佐藤あまあま薄い本書きたい。

寺沢大介「SUSHIROAD」

インターネットの住人は全員寺沢大介先生のことが大好き。

暇があれば寺沢大介の話がしたいのです。

海× 鷹一の薄い本書きたい。

ラジオネームゆでた孫さんのメール

漫画ゆでたまご先生キン肉マンネタバレ禁止なので、ラジオネームゆでた孫さんのメールを読んでお茶お濁すしかいから。

概念覆す×ゆでた孫さんの薄い本は書きたくない。

円居挽丸太町ルヴォワール」

私的裁判双龍会」を舞台殺人事件の謎を解き明かす本格ミステリ

架空法廷モノは数多くあれど、この作品が持つ「架空法廷らしきもの」でないと描けない絵面の強烈さは、何年経っても色褪せない。

とにかく七転八倒してどこに向かうかわからないジェットコースター的展開と、フェアプレイ精神を徹底し開示されている情報だけでこねくり回すミステリらしい展開が相まって、どこを読んでいるとき楽しい以外の感想が出てこない。

本当に、本当におもしろっかったんだ……

TwitterWeb漫画や安くまとめ買いできるセール漫画面白おかしく紹介することの百億倍面白かったんだ……

円居× 森川薄い本は畏れ多くて書けない。

近藤信輔「忍者極道

読んだけど正直よくわかんなかったので、誰か楽しみ方を教えて。

特に特定ミステリ作家はそういうのが仕事でしょ義務でしょ早くしてね。

2020-07-01

SF小説の表紙はなぜキャラ絵ばかりなのか問題について

論争の概要

 ・あるSF編集者自分担当したアンソロジー本(『日本SF臨界点』と『2010年代SF傑作選』)の表紙を掲載し、そのツイートが広くバズった。

 ・それを見てある読者が twitter で以下のような発言を行い、反響を呼んだ。


「なんでSF小説とかアンソロの表紙って漫画アニメ絵女の子ばっかなの?恥ずかしくて持ち歩けないんだけど。自らターゲット狭めてマーケット小さくしてる気がする。(中略)誰も彼も「売れるから」で思考停止している気がしてならない。」


それに対して当該編集者がfusseterで以下のような反論を行った。

・「女の子」に関して

 ・イラストレーターには『性別指定しない抽象的なキャラクター像』で発注したもので、『女の子』ではない,

 ・キャラクターであることそのものに対する違和感にしても、少なくとも現場ではそういうものにしようという意向ではなかった。


・「恥ずかしい」に関して。

 ・特に若年層ではキャラ絵が「恥ずかしい」と思う感性はあまりないはず。

 ・キャラ絵が想像力を狭めるということはなく、むしろ想像力喚起するもの


・表紙に対する意見について

 ・表紙を描くイラストレーターたちにも評判を気にして傷つくなどの感情はあるんだから、そういう人に届く危険認識したうえでSNSを使え。

 ・意見自体勝手にどうぞ


・「アニメ絵女の子ばかり」ということに関して

 ・事実として違う(SFマガジンの書評欄に見られる書籍の表紙を引き合いにだして)。


・今回の表紙の意図について

 ・なるべく広い読者層へリーチしてほしかった。


論点の整理と意見

二者間で応答された論点は以下のように要約される。

 1.なぜSF小説・アンソロの表紙はキャラ絵の女の子ばかりなのか

 2.キャラ絵表紙に対する「恥ずかしい」という個人的感情

 3.マーケティングとして、読者層を狭めてはいいか


1.は事実認識としては適当ではない。ただ、主観的不正確な感覚でも、その感覚が広範に共有されていればシーンに対する認識としては強度を持つ。

たとえば、読者の記憶に残りやすい「目立つ」コンテンツの表紙にアニメ絵率が高かった(ように思える)場合、多くのユーザーは「表紙にアニメ絵ばかり」という認識を持ち、関係するアクターやシーンの振る舞いもその認識に沿って動いていく可能性がある。


ハヤカワは伊藤計劃の『ハーモニー』『虐殺器官』の文庫化の際に、伊藤計劃作品アニメ映画キャラデザを務めたredjuiceを起用した。ちなみに表紙に、ではない。本をすっぽり覆うタイプのオビにイラストを反映させたのだ。実質的には「アニメ絵の表紙になった」とみなされても仕方がないし、事実そのように勘違いしている人も散見される。


シライユウコイラストレーションに対するファンダム記憶伊藤計劃百合SFと密接に結びついており、2010年代の「気分」を確実に決定づけていた。

シライユウコが表紙を描くこと」は他のイラストレーターキャラ絵寄りであれそうでないであれ)が担当するより確実にある種の指向性を帯びやすい。

どういう指向性か、と問われるとなかなか言語化しにくいが、このイラストレーター伊藤計劃の『ハーモニー』の単行本版の表紙を担当したこと、伴名練のデビューである少女禁区』の表紙を担当したことライトノベル作家短編が多く採られた『ゼロ年代SF傑作選』の表紙も担当し『2010年代SF傑作選』がその「再登板」でもあること、百合SFブームを決定づけた『SFマガジン』の百合SF特集号の表紙も担当していたこと、等々から鑑みて、「百合SF」に代表される近年のSF代表するイラストレーターとみなされうる、といったところだろうか。

もちろん、シライユウコ上記以外にも多くのすばらしい仕事を残している。ヤングの『時をとめた少女』など『2010年代SF傑作選』よりも「少女性」が強い絵も描く一方で、円城塔の『エピローグ』(単行本版)やヴァーリイの『逆行の夏』などのようなさほど「少女性」が目立たない絵もある。

しかし、世間でのイメージを決めるのは結局バズった仕事だ。

そうしたイラストレーターが表紙を担当することで、某評論家のいうように様々な出自トーンを持つ収録作のイメージを一つのカタにはめることになるのは否めない。それはイラストレーターの罪ではない。


日本SF臨界点』に関して言えば、伴名練が編纂するということで『なめらかな世界と、その敵』での「キャラ絵の人物がアップになっている表紙」が文脈的意識されているのだろう。

『なめらかな世界と、その敵』の収録作はジュブナイル的な色彩を帯びた作品が多く、表紙の選択はかぎりなくマッチしていたと思う。だがその文脈を発表年代も書き手バラバラアンソロに持ち込むのは(表紙を決めるのは編集者なので作家ではなく編集部として)作品群を「私物化」、あるいは領土化する行為として糾弾されてもしかたがない。


とはいえアンソロジー編集するのはひとつ創作活動でもある。DJのようなものだ。どんな作品を選ぶか、どんな順番で収録するか、といったことが作品個々の印象や読み味を大きく左右し、「一冊」のイメージを決める。その点で、表紙を「私物化」するのも表現の一部であるかもしれない。増田個人意識としてはアンソロの表紙もまた(アンソロ自体のコンセプトにもよるが)「私物化」されるべきと考える。

ハヤカワは伴名練という作家に過剰な文脈を背負わせすぎなきらいもあり、それはあまりよろしくないと感じるが、『日本SF臨界点』は伴名練の作品批評ひとつとして見なすべきではないか

アンソロ編纂するということはそのくらい暴力性を孕んだ行為なのだ。「埋もれた作品を発掘する」などといった無邪気な善性だけで成り立っているものではない。作品について一切指向性を持たせたくないのなら、表紙をつけず、amazon あたりで短編単位ひとつずつ売るしかない。


2.に関しては編集者の反応があまり噛み合っていない。「恥ずかしい」と感じることはどこまでも個人的感情なので、「若者には違和感がない」と反論してもあまり意味がない。発端となったツイートで「恥ずかしい」に続く文がマーケティングの話なので、マーケティングの話をされていると思ってもしょうがないというか、増田普通に読んでればそう取ると思うが。

また、編集者立場としてはイラストレーターを守りたい気持ちで「いや、恥ずかしくないんですよ」と反論したくなるのもわかる。表紙についての議論をすることに対してやや脅迫的ともとれる言辞をしているのも、そうした仲間を守りたい意識のあらわれだろう。その判断編集者として間違ってはいない。


ともあれ、その人が「恥ずかしい」と感じたならば「恥ずかしい」のは仕方がない。また、読者や作家にもそうした感覚共感する人々が一定存在するようなので、そうした心情を斟酌しないのはいかがなものかと思う。最低でも文面の上ではそうした消費者感情に向き合うふりくらいはしておくべきではなかったか

Twitterではよく「表紙が恥ずかしくて買えないとかガキか」という意見が目にされたが、そういうマウントの取り方もよくないと思う。


3.については(元の発言者は重要視していないとしているが)完璧に食い違っている。片方は「キャラ絵にすることでターゲットを狭める」と主張し、もう片方は「キャラ絵にすることでターゲットを広げる」と主張している。百合SFブームを仕掛け成功させたことや、この論争がそもそも2010年代傑作選』と『日本SF臨界点』が"バズった"結果生じたものであることを踏まえると、(編集者もまたマーケティングプロではないにしろ編集者側に理があるように思える。

SFというものキャラクター文化親和的なのだから、そっち方面から開拓の読者を拾った方がよいと判断するのは筋が通っている。「キャラ絵で買わない新規消費者」より「キャラ絵がついてることで買ってくれる新規消費者」ほうを多く見積もっているのだ。興味を持ってくれる読者層を有効開拓してこなかった業界の怠慢を一挙に巻き返そうとしている節はあるにしろ


ある一定の方向へ突出しすぎている表紙を出すことでそれ以外の読者を切り捨ててしま可能性はある。たとえば、ライトノベルの表紙絵はキャラ絵を好む読者以外へのリーチをハナから諦めている。キャラ絵を用いてる点では『臨界点』と変わらないが、よりパラメータがいわゆるオタク寄りに調整されている。最近スニーカー文庫ハルヒ角川文庫から再発されるにあたり、有名ないとうのいぢの表紙から実写を用いたいかにも一般向けの表紙へ切り替わったことがあった。これは「キャラ絵を切り捨てる層」への訴求を試みた例だろう。

ハルヒのメインターゲットであった層を掘り尽くしたので、本来ターゲットにしていなかった層も掘る余裕が出てきたのだ。メガヒット作ならではの展開といえるだろう。


キャラ絵を用いた表紙と、写真を用いた表紙。

間口を広く取れるのは後者だ。特定の層により訴えるのは前者だ。

どちらを取るかは出版社戦略次第だ。ハヤカワが大手より体力の低い中小出版社であることも考慮にいれるべきかもしれない。


だが、特定の層に訴えるマーケティングときにその層に含まれていないと感じた消費者への疎外感を生じさせる。そのことには出版社自覚的であるべきだろう


より個人的感想

個人的感想をいえば、シライユウコ絵が「マンガアニメ的絵」だという意識はあまりなかった。林静一から中村祐介に至るイラストレーター系譜(もちろん彼らにくらべたらややまんが的ではある)に連なるような存在として認知していた。

臨界点』のイラストもそこまでキャラ絵として意識していなかった。「恥ずかしい」と感じられるキャラ絵とは、それこそライトノベルの表紙絵くらいのレベルだと思っていたのだ。

たとえば、『臨界点』がライトノベル的な表紙であったら、増田も「切り捨てられた」と感じたことだろう(それはそれとして本を買いはする)。

こんなことを萌え絵に対して不感症になっている典型的日本人の謗りを受けそうであるし、実際そういう面も否めないのだろう。増田はよくTwitterで論争になる公共の場所で広告に使われる萌え絵について「恥ずかしいだろ」と(その是非とは別のレイヤーで)思ってしまう人だ。本当に「恥ずかしさ」の基準はひとそれぞれだなと思う。

今回話題になった表紙が即女性に対するオブジェティフィケーションにつながるとは思わない。

一方で、キャラ絵を用いたSF小説の表紙が女性という表象にまったく何も背負わせていないとも思わない。本人たちが意図するしないにかかわらず、文脈的には「百合SFムーブメントを作り上げた編集者」が、「伊藤計劃百合SFSFマガジンの百合特集号の表紙を描き、百合イメージが強いイラストレーター」や「百合SFムーブメントの一翼を担った新進作家」と作ったものなのだ。人はそこに「少女」を見る。その「少女」は私たちの築き上げてきた「少女」のイメージを背負っている。そこに無自覚はいられない。

私たちはどのレベルの「恥ずかしさ」で合意するのか。SFという貧しく狭い領域マーケティングコンプライアンスをどう天秤にかけていくのか。

今はまだ問いの出ない問題だ。作家しろ編集者しろ読者にしろ、一個人ではどうにもならない問題でもある。

だが、他人の感じる「恥ずかしさ」を「時代遅れ」と切り捨てることなく、あるいは読者同士で向き合うことで、ある方向へ流れていけるかもしれない。そこから先は、未来の話だ。作家たちの語るべき領域だ。


余談。あるミステリ作家が「消費者意見に対して真剣に向き合わず、味方を囲い込んでる」と例の編集者にキレてブロックしたことについて。むしろ、fusseterの文面ではTwitterでの論争の不毛さに触れているように、犬笛にならないように注意を払っているように感じた。よくやるように擁護ツイートRT連発みたいな行為にも走っていないし。

個々のフォロワーたちが発言したり群れたりするのは止められないだろうし、それを「味方を囲い込んでる」ように見えたとすれば、多分に先入観が強い。

意見に向き合え」というのはその通りだと思う。本人がおそらく可能な限り真摯に向き合っているつもりなのはfusseterで重ねられるエクスキューズからも読み取れるが、だとしても人はどこかで何かから目を逸らしてしまものだ。当事者になればなるほど防衛機制は強まる。ただ例の編集者自分に対して意見を言ってくる人を尽く敵と見做して戦争しかけるタイプには見えないし、あの作家の言うことなら無碍にはしないはずなので、ブロックする前に意見交換を行なって互いの認知を均したほうが幾分有益であったはずだ。

この問題については意見を出してる作家業界関係者でさえ恐る恐るというか、批判しろ擁護しろ通り一辺倒のことしか言っていない印象がある。

その穏当さが党派的な対立を強めていはしないか業界トピックとして捉えるなら、公の場で作家同士でもっと突っ込んだ話し合いを行うべきではないのか。

2020-01-24

anond:20200124205956

司馬遼太郎をはじめとして歴史小説時代小説系はラノベ作家ということがほぼ定説になってるな。

逆に松本清張西村京太郎あたりの新本格以前のミステリ作家ラノベ作家とみなすかは見解の分かれるところ。

2019-12-08

マガジンRにあと十人ぐらいミステリ作家を追加して最強漫画雑誌にしようのコーナー

城平京先生虚構推理アニメ化おめでとうございます! 雨の日も神様相撲をのコミカライズも楽しみです!

加藤元浩先生、1億円と旅する男超面白かったよ!

相沢沙呼先生medium霊媒探偵城塚翡翠のなんか目出度いランキング一位おめでとうございます

いやあ、こんな超絶面白ミステリ作家作品が四作品も載っているマガジンRはさぞかし売れているんだろうなあ。

え? 今月から電子のみ?

まあ、時勢といえば時勢なんでしょうが、なんだか先行きが不安になりますね。

そこで、少年マガジンRにもう十人ミステリ作家を追加して、最強漫画雑誌しましょう。

以下、ミステリ作家を集めるための餌です。

松屋オリジナルカレー冷凍

松屋大好きツイッター芸人松屋が大好きだから

日曜は憧れの国を、きららな感じでやれば割とマジでアニメ化狙えると思う。

小野不由美の髪の毛

賢者の贈り物って知ってますか? あれをこちらで御膳たてすればいいのです。

アフタヌーンが十角館ならこっちは時計館やれば作品の完成度的に勝てるに決まっている。

綾辻行人懐中時計

賢者の贈り物って知ってますか? あれをこちらで御膳たてすればいいのです。

くらのかみ漫画でやったら超面白そう。

ホタエナッ!!〜Who Killed Ryoma?〜の脚本家の首と、かまいたちの夜志倉千代丸版の志倉千代丸の首

アトミックモンキーいちばん好きなミステリ作家は誰ですか?

チュンソフトいちばん好きなミステリ作家は誰ですか?

そういうことです。

バクダンハンダンこちとら発売日に買ってるっちゅう話ですので、バクダンハンダンコミカライズしましょう。

乾くるみ女性作家の棚に配置した書店員と、そもそも女性作家の棚という概念

女性が書いたか男性が書いたか作品評価は何も変わらないし、まったくそ情報意味なくない? と本屋で「女性作家の棚」という概念を見かけるたびに首を傾げていました。

ですが、Jの神話女性が書いたと思って読み返すと、読み味がなぜかとても変化したので、今からでもマジで北村薫女装させてグラビアとかとってみませんか?(もしくは愛川晶

当然、乾くるみ最高傑作は、嫉妬事件以外ありえないので、嫉妬事件きあい猫とか椎名波とか野晒とかにコミカライズさせましょうよお。

嫉妬事件コミカライズ作家を決めようのコーナーは後日また書きます

ミリシタTD企画の際に秋月律子にいっぱい票をいれるからさあ

兼業作家(Pとミステリ作家副業)でお忙しいのはわかります。わかりますが、現在ミステリ界を牽引する彼がいないことには、マガジンRは成り立ちません。

なので、コミカライズで大いに稼いでもらい、本業ニコマス作成)に全力を注いでもらいましょう。

浜辺美波の「いたことがないです」「いままで一回もないです」という発言真意

これ書いてから気づいたんですが、大山誠一郎を呼ぶための餌なのか、今村昌弘を呼ぶための餌なのかわかりづらいですね。

どっちもにしましょう。ついでに小林立も呼んで、小禄IT社長への道! も連載させましょう。

ポッピンQのグッズ

全然関係ないんですが、ポッピンQ大好きおじさんのツイッターを開いたら「フォローしている椎名波さん、xxxさん、他70人にフォローされています」と出てきて、なんでミステリ作家のコーナーしてるのに、椎名波の話が二回も出るんだよ! と面白くなりました。

ツイッター北海道の方々へ差別的発言をした過去を取り消せるタイプ呪術

なんか気づいたらすっかり人気作家ですが、講談社ノベルスの頃のあの尖りに尖った作品から作風は変わってるんですかね?

探偵小説のためのゴシック面白すぎて、自分の中でもうまほろんは殿堂入りおしまいでいいやと思ってしまい手をつけていないんですが、また読んでみようかなあ。

石崎幸二作品伊東ライフコミカライズしてもらいたいという僕の気持ち

ぐじらさんでもよいです!

いっしょにすんなって怒られるかもですが、僕は早坂吝先生作品を読むたびに「石崎幸二先生…… あんたの目指した道はこれっぽっちも間違っちゃいねえし、今もこうして後進がうまれてんだぜ…… また何か書いてくれねえかなあ……」と涙がこぼれます

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん