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はてなキーワード: 美青年とは

2024-03-19

刑部真芯少女漫画が最もエロかった時代活躍した漫画家

大富豪美青年が、ひと目見た瞬間に惹かれた美しい女児を引き取り、初潮が来るより前から性的に開発する」

という設定だけなら18禁でもおかしくないような展開を好み「禁断」「囚」はけっこう売れたシリーズだった

20年ほど前の当時のネットはいわゆる表現の自由戦士は目立たず

しろ男性オタクが「エロ少女漫画をぶっ潰せ」という運動2ちゃんねるで行い行政への通報テンプレがつくられ抗議活動していた

まだアフィサイト流行る前で、テキストサイトでもエロ少女漫画叩きが盛んに行われていた

運動の成果なのか知らんが、エロ少女漫画はTLへと分かれ、少女漫画自体は全盛期より健全化が図られ昔はエロ漫画雑誌だった「デザート」は超健全雑誌

ピッコマ刑部作品配信されているのを見てふと当時を思い出した

でも10代だった当時と比べて、今読むとそこまでエロくもないな

いやストーリーとしてはエロいことやってるんだけど、赤面してもだえ少女の顔や男の大きな手などがうつされ

胸も性器もほぼ出ないし、具体的描写全然ない

一応少女向けだからナーフしてたのかな

あと女の子を可愛く描いてる一方で男の描写が雑

男がみんなやたら長くてうっとおしい前髪をしていて、髪で片目を省略して描いてることが多い

作者は、無垢な魂を持ちつつ体は淫蕩少女を描くのが楽しい人で、男は少女の引き立て役なんだろうな

長身金持ちイケメンというのも、少女の小さな体を引き立てるため、少女価値を高めるため、少女釣り合わせるため

男がいわゆる便利棒でしかない

2024-01-26

でもジャニーさんの性被害話題になったころに

「あの美青年おっさんのちんぽを無理やり…想像したらたらなぃのぉ」って股ひらいてた

まんさんもいるにはいたんだろうね

気持ちいね

2023-09-10

ジャニーズnmmn妄想新ジャンル(では無い)

あくま関係性としてだけど、ヒガシ×ジュリーさんはアリだなと思った。いや当人同士に関しては無いんだけど、関係性を煮詰めてくとめちゃくちゃ自分好みのCPだわ

美貌の商品×売人の一族商品を食い散らすのに躊躇ない叔父と愛のない母、自分たちの商売に疑問を持ちつつ囚われていくお嬢様世間の人気者になっていく美青年

結婚の話が現れても当人同士は互いの未来のために拒絶し、しか芸能界から自由にはなれずに長い年月が過ぎる。エモい

そしてふたりが老境に近づいた時、叔父の重ねた罪の清算必要となって、二人は初めて公の場で手を携える…いやエモくない?

倫理観壊滅しててすまんな

2023-08-16

追記あり】助けてくれ、界隈でTS二次創作の波が来た

追記

いろいろと勘違い勘違いを生むお気持ち長文でしたね、ごめんなさい……。後半のはあくまで例えなので、実際は某ソシャゲ界隈だったりします。ゴリチュウはTSではないというのはごもっともなので……誰かしっくりくる例えをください。

「後半もお気持ち長文」うるさい!!!!!!!!!!!!!TLで吐き出さないだけ偉いだろうが!!!!!!!!!!!!ここしか吐けないのよ許して〜

−−−−−−−−−−−

結論からいうとね、TS創作は嫌いじゃないんです。そのジャンル攻撃したいわけじゃないの。でもモヤモヤがあるから久々にここに捨てに来た。聞き流してくれていいし、同じ思いの人が居たらちょっと安心してほしい。そのくらいのやつ。

TS二次創作ってのは、その、あれだよ

原作では少女なんだけど、男になったら〜的なやつだよ。性転換ものっていうみたい。逆もあるんだろうけど、自分の界隈ではないのでわからん元少女キャラの特色を含みながら、少年らしい掛け合いをしたり、中性的美少年として描いたりするのがうちの界隈では人気なようです。

個人的には嫌いじゃないし、なんなら美少年として描かれた絵はカッコいいからすき。男装少女がツボなのもあるかもしれない……スーツ来た娘ってかっこいいじゃん。

で、まぁ好み別れるだろうな〜〜〜(個人的には好きだけどな〜〜)的なスタンスで眺めてたんだけど、界隈の中で細かなすれ違いや火花が見られるようになってきた。つらい。棲み分け用にハッシュタグもあるのだけど、エアリプで「あれはミュート/ブロックした」とかわざわざ言ったり、酷いとそのハッシュタグ付けたうえでお気持ちの表明が始まったりします。

今のTwitter(X)ではさら地獄なのが、サークル機能がまだ生きているので絵師が限られたフォロワーのみに陰でお気持ちを表明したり、逆ギレして「描けない人の意見は聞かない」と裏でキレたりしています。鍵垢のような運用が鍵じゃなくても出来るんですよね。

はいはいうるさいわかるわかる、こんなの増田でありふれてるお気持ち長文じゃんという気持ちはわかるので、この話はここでおわり。

ここからは本題の「ゴリチュウが無理」って話をするよ。増田TS二次創作好意的だったんだけど、それが絶対じゃないことを悟るときが来ました。例えるならば、ラブリーピカチュウが頬に傷がある少年らしさを纏っていたり、いっそのことオオタチのようにシュッとした美青年面をしていても、多分受け入れられるんですよ。でもね、でもね、ゴリチュウは無理だったんですよ。ムキムキ肩幅のTS二次創作を見たとき増田は画面を閉じてしまいました。何が違うのか、改めて問いただしてみても、わかりません。でもゴリチュウは無理。うわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜なんだろう、少女中性的な見た目になるのとか、ショタらしくなるとか、バカやってる高校生ぽくなるのでもセーフなの。でも、ゴリチュウは駄目なんだよ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!テストステロンを感じたくないんだよ〜〜……!!!!!!!!!!!!!!!!!!ふざけるな!!!!!!!!!!!!!!なんで少女ガタイ良すぎ男になってるんだよ!!!!!!!!!おい!!!!!!!!!ゴリチュウは!!!!!!!!!!!!公式ではない!!!!!!!!!

こういう言葉が出てしまうので、複雑な気持ちです。もちろん、TLでは一切吐き出していないのでここで供養して〆とします。よくわからんけどフォロワー喧嘩すんな……

2023-07-16

韓国ドラマ女性向けポルノ

韓国ドラマ以下Kドラは、もうそうだと思わせるくらい女の性欲をぶっ刺しにきている。

全部ではないが、こんな話は多い。

昔の韓流メロドラマと違うのは、恋愛要素に加えて、女性社会的に自立したいという欲求も叶えるという点にある。

これがポルノだと言うのは、ドラマの前提となる設定が余りにも女性側に都合良くできているかである主人公女性は男社会でやっていけるくらいの能力を持ちながら、オンナを使えるくらいには美人設定で、言うなれば才色兼備

また、オンナの使い方も枕営業といった下品なことはしない。あくまで女を盾にして、男なら殴られるから言えないようなことを平気な顔で言い放ったり、好意を向けてくる男をうまく利用したり、といった狡猾な使い方である

一方、彼女相手をするイケメンの類は男児のような幼い顔で、大人しく、ツルツルした女性のような顔立ちである。男の暴力性は無害化され、男のわがまま男児駄々こねに見えるくらい可愛く描写される。

少年漫画王道アニメでは、仲間のために強くなれる男をヒロインが好きになるという共同体構造が必ずある。しかし、Kドラは、この共同体概念希薄させ、私とあなた物語の周縁程度にとどめる。そして、最終的には私が気持ち良くなるようにあなたとその周りを改変させていく。この過度な私中心のストーリー展開はポルノ的と指摘せざるを得ない。

しかし、Kドラは女性エンパワーメントしているとフェミニスト界隈ではむしろ称賛されている。能力を活かして仕事バリバリなす筋書きなら理解できる。しかし、オンナを逆手にとって、都合よく愚かに設定した男性社会のし上がり、一番魅力的な男を自分だけのものにする過程を描くことはエンパワーメントではなく、単なるエンターテイメントである

同時に、過度に弱体化した男性相手性的な優位性を取って支配下に置くことはもはやレイプ演出と呼べるのではないだろうか。

別にポルノ自体は悪くないし、存在否定するつもりはない。

しかし、ポルノポルノだと見抜けないまま大人になると痛い目に遭うのだ。充分に成熟しないとポルノを閲覧してはいけないのはそのためである。これは今まで男の専売特許だと言われてきたが、女にも言える時代が来たのだと思う。女性風俗産業になる時代なのだ

Kドラに感化されるのはいものの、現実はそこまで都合良くできていない。実際、美人能力者ではない女性は取り残されるという、ドラマ設定の裏の脅迫に対して多くの弱者女性たちは無力だ。だからこそ彼女たちは美容整形に走ったり、摂食障害になってしまったり、姫扱いしてくれるホストクラブにハマってしまったり、OD依存したりといった逃避・自傷行為に出るようになったのではないか

また、現実にはドラマほど愚かな男性は中々おらず、ドラマで見るような鉄槌を下す機会などほとんどない。煮え切らない思いをぶつけるために、一部フェミニストが敵の定義を不必要に押し広げた結果、フェミニズム運動女性にすら支持されないくら過激化してしまった。

韓国の異常すぎる整形文化、”韓国フェミニズム”と呼ばれるに至った特殊フェミニズム憎悪しか形容できない激烈な男女間対立と、極度に低下した出生率は、Kドラをはじめとする女性ポルノの悪影響と言えるのではないか。もちろん、依然として残り続ける儒教社会の悪習や、周辺国相手に全く役に立たない弱腰軍隊(や徴兵制)及び政治家への辟易など、男性糾弾する土壌が先にあって、その欲求に応えるようにKドラが発展し、その価値観を強化して捻じ曲げたとの見方もできる。

日本でも、トーキッズ歌舞伎町界隈、港区女子過激フェミニズムといった女性が登場する世相の乱れが目立ってきたのは、女性ポルノの無制限蔓延をその要因の一つに挙げても良いのではないだろうか。

ポルノ社会の風紀を乱す。だからこそ男性向けポルノ文化的に暗がりに追いやられ、法的にも規制されており、表立って語られるとき冗談嘲笑対象にすることで現実との距離感を保っている。

それなのに、Kドラに見られるような女性ポルノ忌避されるどころか、政治的妥当で、多様性準拠で、年齢制限も緩くて良いものとみなされている。今もなお、エンタメ界のど真ん中を、スポットライトを浴びながら威風堂々闊歩しているのだ。

これはいかがなものか。

ポルノを嗜む主体性女性が得たことは歓迎するべきことであるしかし、主体性に伴う責任と枷のようなものが、男性側には文化・慣習の中で課せられている一方で、女性はそのような社会装置を壊すことが近代であったがために、際限のない自由に放たれてしまたことは問題視したい。

自由を阻むもの自分だけである。だから自由は弱き者にとっては呪いしかない。フェミニズム弱者女性を救うことができないまま、自由だが不安定空虚だけを残したのだ。

そんな空虚を埋めるために、男性向けポルノのような規制を受けない女性向けポルノが広まるのは当たり前のことだった。その女性向けポルノが、Kドラこと最近韓国ドラマなのである

2023-07-06

大体なんでジャニーの爺さんはオスガキとホモセしたがったんだよ

いやあの年代美青年エロさはわかるよ

でもお前それで商売してんだからさ…

2023-05-26

ラフィールと呼ぶが良い!

そろそろ星界の戦旗リメイクしろ

色んな作品リメイクしまくってる中でこれだけ全然リメイクされないのおかしいだろ

美少女美青年宇宙だぞ

無難だろ

2023-01-17

anond:20230117122936

知らない世界面白かった、続きもぜひ読ませてほしい

大手Vのインタビューとか活動記録を読むだけでもこの辺の人らは大分改善されるだろうにな

同業リサーチとかしないんかね?「やりたいことをやったら人気が出ました」を真に受けてるんだろうな

 

俺は絵描きで、界隈のヤバい色遣い・画質の画像をそのまんまUPしてる奴は本能的に避けるけど、V界隈もそうなんだな

バ美肉美少女アバター限定で、美青年は「顔の良い男V」のカテゴリになるのがちょっと笑った

2022-12-04

スタイリッシュ桃太郎

【超ぷろろーぐ】

昔むかし、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。おじいさんは山んばにしばかれに、おばあさんは河童逢い引きに行きました。

おばあさんが川で洗濯しながら河童を待っていると、川の上流から、1.26mの少し大きな桃がどんぶらこどんぶらこと流れてきました。

おばあさんはこのサイズの桃は美味しくないことを知っていましたので、川の下流の方に消えゆく桃を横目で見ながら洗濯を続けました。

おばあさんが揉み洗いを終え、木の枝に洗濯物を干していると、川の上流の方から、2.16mの大きな桃がこんぶらどこんぶらどと流れてきました。

おばあさんは川に背を向けて洗濯物を干していたため、この桃の存在気づきませんでした。桃は哀愁を漂わせながら流れていきました。

おばあさんが洗濯物を終えて河童を待っていると、川の上流の方から、6.12mのとても大きな桃がどぶらんこどぶらんこと流れてきました。

ここまで大きな桃はおばあさんも見たことがありません。おじいさんに見せてあげようと思い、その巨大な桃を持って帰ることにしました。

おばあさんは荒れ狂う波に負けそうになりながらも懸命に手足を動かし、濁流に立ち向かいました。その姿はまるで水上シャチ。あっという間に桃に辿り着きました。桃を抱えて泳ぐことは困難だなと考えたおばあさんは、桃にそっと手を添え、そのまま一思いに真っ二つに叩き割りました。すると中からは2.16mの桃が出てきましたので、おばあさんはその桃を抱えたまま岸辺に戻りました。6.12mの桃の残骸は、寂しそうに川の下流へぶらぶらと流されていきました。

岸について一息ついたおばあさんは、無我夢中だったのもありますが、6.12mの桃を割ってしまたことを恥じ、おじいさんに申し訳なく思いました。ですが、2.16mの桃も珍しいことは確かなのでそのまま持って帰ることにしました。

おばあさんが頭に洗濯物を乗せ、2.16mの桃を左手で抱えながら帰宅すると、おじいさんが笑顔で迎えてくれました。

「ばあさんお帰り。飯を炊こうかや?風呂を沸かせようかや?それともま る た?」

切り倒した木の幹を笑顔で見せつけてくるおじいさんの衣服刃物で切られたあとがたくさん付いていましたので、今日のおじいさんは山んばとたくさんハッスルしたのだなあとおばあさんは思いました。

丸太なんてどうでも良いですからおじいさん、これを見てください」

「わしの成果どうでもいいで片付けられた」

おばあさんが2.16mの桃をドスンと床に置くと、おじいさんはたちまち目を輝かせました。

「ここまで大きな桃は見たことがない。きっと神様の御使いが入っているに違いない」

いうなりおじいさんは木を切り倒すのに使っている斧を2.16mの桃に振り下ろしました。10100年の間、毎日木を一振りで切り倒してきたおじいさんの斧の腕前は、もはやその対象が木でないものでも全く同じパフォーマンスを発揮することが可能。おじいさんの斧は桃の頂点から尻の中心までを寸分違わず、一直線に両断しました。

から吹き出る果汁。その中に一際輝く小さな物体が、産声をあげていました。なんということでしょう、中には赤ん坊が入っていたのです!

「おお、ばあさんや、御使いが入っておったぞ!」

赤ん坊を見るのなんて何年ぶりでしょう。そうだ、この子私たちの子供として育てませんか?」

「御使いを育てるのってバチが当たりそうなんじゃが」

「そうですね、この子名前桃太郎なんてどうでしょう

「ねえばあさん。わしの話聞いて?」

こうしておばあさんにより赤ん坊桃太郎と名付けられ、大切に育てられることになりました。

【超ほんぺん】

それから3年が経ち、赤ん坊だった桃太郎は細マッチョ美青年に成長していました。赤ん坊にしては育ちが早すぎるのではないかとおじいさんは言いましたが、桃栗3年柿8年という言葉があるのを知っていたおばあさんは特に何も思いませんでした。この家でのおじいさんの発言権は無いに等しいのです。

さて、近頃隣村では鬼が出るという話を河童からおばあさんは聞きました。この話をすれば正義感の強い桃太郎は鬼を駆逐しに野を超え山を越え海を越えてしまうでしょう。人の噂も75日という言葉を知っていたおばあさんは、75日も経過すれば誰かが鬼を退治してくれるだろうと思って放っておきました。いつだって親は子供が大切なのです。

75日後、隣村が滅びたという話を聞いたおばあさんは、朝の食事におじいさんの好物であるお雑煮作りましたお雑煮主食に、隣村滅亡のニュースをおかずに。完璧献立だとおばあさんは確信しました。

朝食中、おじいさんが餅をのどにつまらせて三途の川に足を踏み入れたそうですが、特に問題はありませんでした。おじいさんが何教徒なのかは誰も知りません。

正義感が強くて愛と勇気が友だちである桃太郎が、邪智暴虐を尽くす鬼の話を聞いてじっとしていられる筈もありません。朝食後に桃太郎はおばあさんに鬼を退治しに行く旨を伝えます

「おばあさん、僕は今から鬼をこらしめてきます

「まあ待ちなさい、桃太郎

「おばあさん、鉄は熱いうちに打てと言うではありませんか」

「待ちなさい、桃太郎あなたの好物のきびだんごを作ってあげますから、あと1日待ちなさい」

「そうですね、おばあさん。刀をしっかり研がなくては鬼退治どころではありません。今日は一日刀を研いで、明日の早朝に家を出ようと思います

「わかりました。桃太郎忘れ物をしないように気をつけるのですよ」

「わかりました、おばあさん」

「……なあばあさんや、どうして桃太郎はわしに対して何も言ってくれないんじゃろうか」

「おじいさんはいつも通り仕事をしてればいいのですよ。これは私たち家族問題ですので」

「わし家族としてカウントされてないの?わしはおばあさんにとっての何なの?」

「私は今日桃太郎にきびだんごを作ってあげなければいけませんので、自分洗濯自分でお願いしますね」

「わしの服もついでに洗ってくれてよくない?」

「わかりました。川に流しておくので海に流れる前に取りに行ってくださいね

自分でやるわ」

おばあさんは桃太郎に6.21mのきびだんごを4つこしらえてあげました。これにはきびだんごが好物の桃太郎も、1日かけて研がれた刀も大喜びです。桃太郎は喜びの感情を抑えられずに庭へ飛び出して小躍りし、刀も嬉しそうに鞘をガシャンガシャンと鳴らしています

桃太郎、いってらっしゃい。転ばないように気をつけるのですよ」

ありがとうございます、おばあさん。鬼が生まれたことを後悔するようにこらしめてきます

「鬼がかわいそうだから程々にしてやっておくれ。鬼にも何かしら事情があるんじゃろう」

ありがとうございます、おじいさん。痛みを感じないように速やかに地獄へ帰還させることにします」

「ねえ、わしの話聞いてた?」

こうして桃太郎迷子の鬼を故郷へ導くために、午前8時に家を出て、きびだんごを転がしながら鬼が住むという鬼ヶ島へと走っていきました。

桃太郎の家から鬼ヶ島への道のりは12.00km、直線距離は約6.00kmです。桃太郎は時速3kmで歩くことができるため、鬼ヶ島舗装された道を通って行く場合は片道4時間程かかるでしょう。それだと往復時間と鬼を退治する時間を合わせて、計8時間半程かかってしまます。これだと寄り道をして遊ぶ時間ほとんど取れないと考えた桃太郎は、鬼ヶ島まで木をなぎ倒しながら直線で進むことにしました。これだと往復時間は4時間です。遊ぶ時間は十分に取れるでしょう。

さて、桃太郎が4つのきびだんごを転がして森の中を進んでいると、急に背後から犬が現れました。

こんにちは桃太郎!美味しそうなきびだんごだね!1つ僕にも分けて貰えないかな?」

桃太郎はこれを快諾し、1つのきびだんごに犬をねじ込みました。初対面でタメ口しかも人に食べ物をねだるような犬畜生のしっぽは嬉しそうにブンブン揺れているので、とても喜んでいるのでしょう。犬畜生は立派ないぬだんごに進化したのです。

桃太郎が3つのきびだんごと1つのいぬだんごを転がして木を薙ぎ倒していると、急に目の前に猿が立ちはだかりました。

桃太郎アニキ、」

目の前に何が立ちはだかろうと、桃太郎は止まりません。桃太郎には鬼を倒した後に遊ぶというとても大切な計画があるのです。

そんなわけで桃太郎きびだんごに猿を巻き込みながら進みました。猿が何を言おうとしていたのか少し気になりましたが、そんな小さいことは鬼退治という大義の前では無意味に等しいのです。桃太郎はすぐに猿のことを忘れました。

桃太郎が2つのきびだんごと1つのいぬだんごと1つのさるだんごを転がして海を渡っていると、空から雉がとても大きな声で話しかけてきました。

桃太郎さん!!!私の話を聞いてください!!!!」

「なんでしょうか。私は今鬼退治で忙しいのですが」

「私もその鬼退治にお供しま!!!!私は奴らに友を殺されたため、奴らに復讐したくて仕方がないのです!!!!ケーーーーン!!!!!!!」

「それは可哀想に。どれ、少し降りてきてください。共に鬼ヶ島へ行きましょう」

案の定復讐心に身を焦がす焼き鳥きびだんごに巻き込まれました。

今ここに、いぬだんご、さるだんご、きじだんごという3種の神器が揃った今、もはや恐れるものは何も無いと、桃太郎鬼ヶ島きびだんごを向けます

世にも恐ろしい鬼が住まうという島は、桃太郎の来訪を拒むように雷を轟かせていました。

桃太郎鬼ヶ島上陸した頃、鬼ヶ島では宴が開かれていました。人間から奪い取った食料が、賞味期限一日前であることが判明したからです。賞味期限がすぎた食べ物を出すと「腹を壊す」などと若い鬼が騒ぎ、賞味期限がすぎた食べ物を捨てると「食品ロスだ」などと老いた鬼が喚くため、今日消費することでしか食事当番の鬼の未来はないのです。食事当番の鬼はボイコットしてやろうかと思いましたが、そうするとほかの鬼からフルボッコにされて食材にされる未来が見えたので、大人しく料理作りました

さて、鬼が豪勢な食事を囲んでいると、海の方からごろんごろんと巨大な玉が4つ転がってきました。

いえ、よくよく見るとそれは玉ではありません。

あるものは犬のしっぽのようなものが飛び出ていて、あるものは猿のものと思わしき赤い尻が見え、あるものは鳥の羽を生やしていました。

そしてその3つの生命の輝きと1つのきびだんごを転がしている神の御使い、あるいは人間が、今こそ鬼に滅びをもたらさんと凄まじいスピード宴会の席に突っ込んでいきました。

たくさんの鬼が、1人、また1人ときびだんごに巻き込まれていきます。そして鬼ヶ島の表面全てをきびだんごが通過した頃には、鬼ヶ島には桃太郎ときびだんご――おにだんごを除いて、人っ子1人いなくなりました。ついでに海もなくなりました。これで海面上昇に悩まされる国も大喜びすることでしょう。

鬼ヶ島は壊滅した!ミッションコンプリート!おばあさんの家に戻ろう!

桃太郎は再び4つのきびだんごのようなものを転がして、元来た道を帰っていきました。

後に残されたのは、草木だけでなく海すらも1滴残さず蹂躙された、今日まで鬼ヶ島と呼ばれていた陸の孤島だけでした。

【超えぴろーぐ】

帰りに春画即売会に立ち寄ってきびだんごのようなものと両手いっぱいに抱えられるほどの春画を交換した桃太郎はほくほく顔で帰路を辿りました。

桃太郎が家の扉を叩くと、お婆さんと山んばが笑顔で出迎えてくれました。山んばの手には鞭が握られており、奥の部屋には縄で縛られたおじいさんがいました。

桃太郎は抱えていた春画を畳の上に並べました。おばあさんは桃太郎感謝を述べながらNTRモノを持っていきました。山んばはSMモノを数冊抜き取った後奥の部屋へと戻りました。おじいさんがあまりにも騒がしかったので、桃太郎百合春画を投げ込んで襖を閉じました。

桃太郎がどの春画から読もうか悩んでいると、縁側から河童と1.26kmの桃が家に上がってきました。

河童は言いました。

「僕ら、実は結婚することになったんですッパ」

これを聞いた桃太郎は大いに喜んで2人の結婚を祝いました。おばあさんも笑顔祝辞言葉を述べました。

「では結婚祝いを渡さないといけませんね」

「いえいえ、お構いなくッパ。おばあさんからは沢山のものをいつも貰っているではありませんかッパ」

「この玉手箱と大きい葛龍、どちらが欲しいですか?」

「本当にいらないです」

「あ、じゃあここにある春画から好きなのを持っていってもいいですよ。後で私にも読ませて貰いますが」

「それはいただきますッパ」

桃太郎結婚祝いは秒で受け取ることにした河童と1.26kmの桃は触手陵辱モノの春画を持っていきました。2人の性的嗜好は似通っているようなので、これは熟年カップルになれるだろうと桃太郎笑顔になりました。さりげなく河童を2.16kmの桃に寝盗られたおばあさんはとても興奮していました。きっと今晩はお楽しみになることでしょう。

こうして日本一美味しい鬼退治は終わりました。鬼は食べ物のために村を滅ぼしました。しかしその鬼も桃太郎正義の前にあっけなく滅ぼされました。鬼退治の翌日には春画と交換されたきびだんごは誰かに食されています桃太郎一行が所持している春画も、毎日おいしく頂かれることでしょう。

世界は食べることを中心に回っているのです。それを忘れて食べ物を粗末にすると、あなたきびだんごにされてしまうかもしれませんよ。

めでたしめでたしおしまい

2022-11-27

オタクの考える多様性()

表現の自由戦士はよく「ポリコレなんて言われる前からオタク多様性に寛容」って言ってるけど「いや、どこが???」という感想しか湧かない。

男性キャラ女性キャラ両方登場するソシャゲ(原神、グラブルFGO等)でイケメンキャラ実装されるたびに「まんさんに媚びるな!」「ちんこホモはいらん!」って大荒れなのを知らないとは言わせないぞ。そして男キャラ美少年美青年マッチョに渋いおっさんにお爺さんとバリエーション豊富なのに、女キャラクローンのように美少女ばかり。美少女という土台は変わらないのにヘアスタイル服装はやたらと個性的にしてあたか多様性があるかのように見せてるだけ。30超えてる設定なら見た目が美少女だろうと年増扱いされるのも当たり前。

同性愛に寛容()とかいうけどそれは美少女同士の百合だけでシコれない見た目の女性キャラ百合(ラスアス2等)やBLは「ポリコレガー!」と不満爆発。

ルッキズムエイジズムとホモソーシャル丸出しじゃん。どこが多様性に寛容()なんだよ。

結局こういうオタクが考える多様性ってウマ娘やプリコネアズレンやブルアカアイマス艦これみたいな"個性豊かな美少女"でシコることでしかないんだよなぁ…。

2022-09-21

anond:20220921072157

その女性フェミニスト漫画家は、

男ごとき女性を年齢や容姿判断するのは悪!

女性キモい男を見下し、美しい美青年を褒めたたえるのは自然で当然な事!

ていう主張なんでしょ?

ごくごく一般的日本フェミニストじゃん。自己中で他者男性)への憎悪攻撃性に溢れてて、よくいるフェミニスト

俺はどうしてもルッキズム容姿主義)を悪だとは思えない

ここ何年か「ルッキズムは悪であり解体すべき思想」みたいな意見ネットで見るようになった、気がする

容姿理由にした差別容姿が悪い・外見が人と違うという理由差別なんてそりゃ無い方が良いに決まってる

エレファント・マンという映画があったけど、それも人と容姿が違うという理由見世物小屋名物になった男性の見ているだけで気分が沈むような悲しい話らしい

少なくとも自分他人を嘲り蔑み馬鹿にする事を娯楽にしている奴を見かけたら不愉快気持ちになるしこんな奴ら消えちまえ、と思う。(恐らくは自分も消える側になるけど)

容姿差別反対」を掲げる上で「ルッキズム」という言葉が出て来るのは差別を一つ無くそうとしている動きだろうし良い事だ、と軽く思っていた

ところがね

この「ルッキズム」という言葉、使っているのは主に女性が多いんだけど

「綺麗な女ばかりチヤホヤしやがって…」「若い女ばかりチヤホヤしやがって…」

という…「容姿が良い人間が好かれる・優遇される」という現象に対する怒りの言葉…として使ってる人が大半だな、と見ていて思った

容姿差別に反対する言葉からてっきりエレファント・マンみたいに見世物になってる人に対する差別をやめろ!!って怒りの言葉だと思っていたのに

それと、人間自分体験した事・知る事しか語れないというのは人間からしょうがない事だとは思うんだけど…ルッキズム」という言葉が使われる文章って

「私はルッキズム呪縛で傷付いて~」とか「ルッキズム支配された日本は本当クソ」とか「あの漫画ルッキズムを推進して~」とか

自分ルッキズムのせいで昔不快な目に遭った、ルッキズム存在する日本は酷い国だ、ルッキズムを出してきたあの作品の作者は差別主義者だとか

そういう他人攻撃するための概念自分がこんな酷い目に遭ったのはこんな思想があるせいだ、みたいな負の感情を吐き出すための便利な道具として使われてるな…と思ってしまった

「そういえば自分容姿で異性の好みを選んでるんだよな…」とか自省的だったり自分と異なる性別の人への同情に「ルッキズム」という言葉を使ってる人は自分が見た限りでは目に入らなかった

ルッキズム」という言葉に対する不信感を一番募らせたのは

ルッキズム批判した当の本人ルッキズムをまるで捨てていない所を目にしたのが一番大きかったからかもしれない

その具体例が今から紹介する漫画なんだけど

アクの強いおとぎ話の姫たち #4

白雪姫

https://www.pixiv.net/artworks/87790305

現代的な解釈が取り入れられたぶっ飛んだ面白い白雪姫

という触れ込みではてなでも話題になっていた事があるのでこの漫画を読んだ事がある人も居るんじゃないだろうか?

白雪姫を題材に「白雪姫の継母も男達の言葉に傷付き狂わされた被害者だった」という視点ルッキズムエイジズム(年齢主義)を痛烈に批判した小気味の良い内容なのだけど

この漫画の中でも作者きり子氏の思想を代弁する白雪姫白雪姫の継母は「女性受けのする美人」として描かれ、

誰々が美しいと『選定してる鏡がキモいジジイなのは『「あの鏡の存在って、世間一般男性目線の価値観物体化したものだよね」って思ったので』あえてキモい顔に書いたらしい

自分が好きな相手は美しく、嫌いな相手は醜く描くって正にルッキズムそのままだよなーって思ったり

若さ以外に魅力ない女が世に憚るのどうなん?』『若くなくなっても美しい人はいくらでもいる』って感想欄での読者ときり子氏のやり取りを見て

結局容姿主義・年齢主義批判する理由って「若い女が男からチヤホヤされてるのにこの人達はムカついてるだけなんだな」って思った。そうとしか思えなかった。

女性容姿や年齢でしか評価出来ないキモい男達死ねよ」って思想ならまだ分からんでも無かったけど、「若いだけで男にチヤホヤされてる女うぜえ」もセットの思想なんだと気付いた

(『』内原ママ

とにかくこういうインパクトがある漫画を読んで「この人は年齢や容姿で人を評価する風潮が嫌いなんだな…」と理解したんだけど

他に投稿されていた作品を見るに見目麗しい美青年を寵愛している事も分かって「…あれ?」って思った

白雪姫漫画を描いたきり子さんは以前はどろろ(2019年版)の二次創作もよく描かれていたんだけど

テガミバチなどを描かれた浅田弘幸先生リファインした主人公百鬼丸原作ともまた方向性が違う耽美青年になっていた

どろろ2019年

https://imgur.com/a/H20XVF7

https://imgur.com/9ZxXQTD

正直この日記の内容とは直接関係のない事だけど…この新百鬼丸、ハッと息を呑むくらいカッコいいと思う。

手塚治虫先生作品は大昔から女性ファンが多い事で有名だけど、どろろ2019年版)も盛り上がっているのは女性ファンが多かった。

絶世の美男子一見男の子にも見える女の子の二人旅…そりゃおにロリ好きな人にはたまらんだろうな、と思う。自分も嫌いじゃないしおにロリ

だけども。「若く美しい異性」に熱を上げてキャーキャー持ち上げる事って、きり子さんが白雪姫で痛烈に批判した「ルッキズム」であり「エイジズム」なんじゃないか?ともまた思った。

もし百鬼丸特に見目麗しくも無い中年の親父でもこのきり子さんが変わらずどろろの事が好きで作品から二次創作バンバン描いていたならともかく、そうじゃないでしょう?

百鬼丸 in 令和のOffice

https://www.pixiv.net/artworks/78886731

モブ女性にキャーキャー言われるような顔が良い美男子大好きじゃんきり子さん。

いや「顔が良い美男子」の事が好きってそれ自体別におかしくも何ともないけど。

白雪姫で「世間一般男性」を「キモいジジイ」として描いて自分どろろ2019年版)みたいな美男子を愛好してるのは、女性から男性へのルッキズムエイジズムを肯定してるって事なんですか?

という風に、ルッキズム批判する人に対して、そういう貴方ルッキズムはどうなんだ?と言い返したくなるから

俺は「自然容姿の良い異性を好きになってしまう傾向」(ルッキズム)を批判するのはどこまで行っても不毛から止めた方が良いんじゃないかなぁ…と思ってる

追記

誤字を修正

2022-08-18

VTuberアイドル売りと様々な芸能人について

VTuber事務所にじさんじ所属するアクシアクローネ活動休止するとともに、運営会社ANYCOLERがデマの流布や誹謗中傷などに対応することが発表された。

https://www.anycolor.co.jp/news/ptphttmlev

それに合わせてアクシアクローネ粘着荒らし母親面・恋人ファンdisるラップ投稿した。

https://www.youtube.com/watch?v=wkOciDA_WRA



誹謗中傷する人間問題と、母親面・恋人ファン……要するにアイドル視してくる、ドルオタ的なファン問題は別ではないか考える人もいるだろう。

最近彼やにじさんじ所属ライバーが襲われていた誹謗中傷は、他の女配信者との仲を勘繰ったガチ恋ファンの行動(もしくはそれを装ったもの)だったので、関連がゼロではないが、基本的には別の話だと私も思うし、事務所も言わない方が良いと忠告したらしい。

だが、彼にとっては、配信で何をやっても「かわいい」ばかり言う、アイドル的消費をしてくるファンが大きなストレスであり、この機会に言わずはいられなかったようである



ここには、VTuberに限らない、様々な「ドル売り」を巡る、理想現実葛藤が感じられる。



芸能人はだいたいアイドル

VTuberに限らず、タレント活動をしていてアイドル視を防ぐことは困難だ。

芸人が「俺らをキャーキャー言う女ファン、金は出してくれるが、あいつら向けの仕事をしてたら腕が落ちる」みたいなことを言って物議をかもすことからも明らかである

極端に異性受けの悪いジャンルや、ニッチ仕事、あるいは個性の塊である芸能人の中でも更にごく一部の特殊個性を持った人間をのぞけば、タレントアイドル視されるものだ。(同性へのアイドル視は、割合が少ない上に話が複雑になりすぎるので除外する)

芸能人ファンになるにあたって、性欲を刺激してもらえるかというのは非常に強い要素だ。

わかりやすくムラムラする、オナペットにするということはせずとも、「なんだか和む、ほほえましい」みたいな感情を同性より異性に抱きやすいのであれば、それは結局性欲が基本にあるのだ。

から普通に活動していれば性欲的に楽しまれる、つまりアイドル的に楽しまれてしまう。

アイドル的に見られることを防ぐのであれば、「アイドル売りを狙わず普通に活動」ではなく、「強い意志を持ってアイドルらしさと衝突する活動」をしなくてはいけない。



タレント個人に思うこと

アクシアクローネが、アイドルらしさに強烈に背を向けた活動をしていたかというと、そうとは言えないと思う。

見た目は、機動歩兵部隊パイロットをしている22歳の人間美青年であるキモいおっさんとか、動物とか、概念とかの姿ではない。

活動内容も、風俗レポだの格ゲーカードゲーだの女性敬遠する分野ではなく、FPSゼルダなど広く人気になるゲーム実況である

かわいいと言わないでくれという訴えは前からしていたが、それでは活動全体のキラキラした感じを打ち消す効果としては薄い。

今回発表したdisラップはなかなか強烈なので、この後どうなっていくかは気になるところだが。

なんにせよ、これまでの活動について言えば、アイドル的消費をされないのはちょっと現実的には不可能だったろう。

(生配信についての微細なテクニックの話をすれば、チャットと会話する雑談配信を多くやると、そこで拾うチャットに似た書き込みが増えるというノウハウはある。視聴者ボケツッコミを多くやればギャグ的な、かわいがられるコメントを多く拾えばかわいがりチャットが、アンチ喧嘩説教をすれば構ってもらえてアンチが増える。これによってチャット欄の雰囲気自分好みにしている配信はいる)

しかし、企業所属VTuberというのは、喋っている本人の意志だけではなく、運営企業や同僚との関わりで活動内容が決められるものだ。

もちろん私は、にじさんじの内情なんか知らないので、彼がどのような採用手続きや打ち合わせを経て活動していたのか知らない。

演者が先かアバターが先か、あのようなキャラデザに決定したのはなぜか、美青年であることが際立つグッズなどをどうとらえていたのか、など。

アクシアクローネというバーチャル存在」にアイドル的な魅力があったのは確かだが、その魅力の全てをアクシアクローネとしてしゃべっている人が演出したものとは言えないのは確かだろう。



所属事務所に思うこと

だが、アイドル視やガチ恋ファンを嫌がる彼に合わせたプロモーションをしなかった事務所が悪いという話でもない。

結局のところ、ドル売りをすることは人気・知名度収益ファン熱量、どれも安定性があるのだ。

「念入りにアイドル消費を防ぐプロモーション」なんてのは、「わざと不人気にさせるプロモーション」とほぼ同じであり、一人の人間人生をかけてもらうのにそんなひどいことはできないだろう。

VTuber事務所大手二つであるにじさんじとホロライブでは、ホロライブが強烈なアイドル売りをしていると言われることが多い。ホロライブは昔はお色気アイドルだったが、今はキラキラアイドル路線になり大成功した。

だが、にじさんじも十分アイドル売りをしている。所属人数が多いのでドル売りの度合いがやや弱い人もいたり、ドル売りしている人でもホロライブほど徹底している人は少ない、という特徴はあるが、全体としてしっかりアイドルっぽい売り方をしている。

アイドルじゃないです」と言っている所属者もいて、リスナーの中にはそれに完全に頷いている人もいるようだが、よく考えてほしい。

ジャニーズ熱湯風呂に入ってもアイドルなように、にじさんじのライバーがローションカーリングをしようとアイドル消費の対象である

アイドルじゃなくオモシロバラエティ集団ですよという体裁をとることで、元々アイドル文化に抵抗がある層にもアイドル消費させやすくする効果がある。また活動者本人がアイドル文化に抵抗があるがアイドル仕事をしなければならない、という心の折り合いをつけるために「自分アイドルじゃない」と発言することは意味があるだろう。だが結局それらは方便であり、芸能活動をして売れることを目指すならほぼ皆アイドル需要にこたえる必要があることを、芸能を志す者も消費者も心の隅で自覚しておくべきだと思う)

そしてVTuberに限らず一般芸能界でも、ほとんどのタレントアイドル的なファンを得たもの成功する。

ニッチでいいというアマチュアリズムでやるならともかく、シェアの拡大を目指すのであれば、程度はともあれアイドル需要に応えることが安定である

アイドル的な消費のされ方は下品だとか、失礼だとか、ストレスだとか、倫理的に良くないとかで、アイドルらしさを意識的に遠ざけるのであれば、企業としての成功可能性は減ってしまうだろう。

アイドル売りに背を向けても人気になるような人材採用するのだ!」などというのは、夢物語である

にじさんじ新人を大量に入れることで多少それを目指してはいるだろうが、そのような能力者は年に一人いるかいないかである

そんな人だってアイドルっぽく歌ったり踊ったりかっこつけたりかわいこぶったりした方がさらに人気が出る。

大衆アイドルを求めている。



大衆について思うこと

じゃあ大衆が、つまりファンが悪いのか?

そうとも思わない。

もちろん、最低限の常識必要だろうが、常に自省して規律正しくなんていうのは、長続きすまい。

自省して規律正しくなんてのは実生活人間関係でやり疲れているわけで、そこから解放されて好意を追求するために金と時間を使って芸能人ファン活動をするのである

空気を読めなくて友達恋人ができない人間も、推しには、変なタイミングかもしれないが好きだと言うことや、サイン会で目を見れずおどおど振る舞うことが許されているはずだ。

ファンのノリがアイドル的で閉鎖的すぎるとは初見が引くというのは一理あるが、それと同時に「キチッとした雰囲気」なんつーのを本気で求めだしたら息苦しくて去っていくわけで、そこのバランスを柔らかく調整をしていくのがいいはずなのだ

わずかな例外として、キチッとした軍団の一員になることを楽しむ分野はある。宝塚とか)



責任論ではない

勘違いしないでほしいが、私は責任論を言いたいのではない。

繰り返すが、私は彼らがどのような話し合いや打ち合わせや合意をしてやっていたのか知らないのだから

打ち合わせが十分かもしれないし不十分かもしれない。意図せぬ売り方なのかもしれないしそうじゃないのかもしれない。キャーキャー言われることに最初から抵抗があったのかもしれないし途中から嫌になったのかもしれない。

バーチャル存在アクシアクローネ」を巡る、具体的で個別の経緯は、ゴシップ好きが話せばいい。

私はそういう話ではなく、なんというか、この世の業というか、人間達のぬぐえない欲というか、そういうものについてため息をついているのだ。



人の世…

タレントにとっては、並外れたカリスマ能力や運がなければ、芸能人として成功する上で、アイドル消費されることは必要である

大衆にとっては、アイドル消費(性欲刺激)なしには、ある芸能人への好意を持ち続けることは困難である

私たちほとんどは、性欲から自由になることはできない。性から離れて能力だけで他人応援することはできない。


なんなら、同性からの人気についても、ある種の性的魅力は重要だ。

アイドル的に見られたくないなら顔出しストリーマーをやればよかったのに」という声もあるが、顔出しストリーマーも、人気になることを目指すならアイドル性が必要である

たとえば格闘ゲーム知名度があるが、FPSに比べてはるかに人気がなく、常に悩んでいる。

ウメハラがかつては「プロとして責任を果たすには人気を得ることが必要で、それにはスキンケアとかもしなきゃいけない」みたいなことを言っていたし、最近だとときどが筋肉のわかる格好いいウェアを発表した(https://www.famitsu.com/news/202208/07271381.html)のは、埃っぽいゲーセン出身ゲームの腕で有名になった顔出しおっさん配信者でもジャンル盛り上げのためには性的魅力とアイドル人気が必要ということだ。


私が好きな女性VTuberがクソ笑える動画投稿してもコメント欄で「ここの笑顔かわいい」に沢山いいねがつけられていたり、好きな舞台女優がインスタライブでキレキレのタップダンス披露しても「かわいい」と並ぶことに舌打ちをせずにはいられないのだが、しかしそのような人たちを排除したら、彼女ら彼らは食っていけなくなるだけだということは私も解っており、かくいう彼女たちが他のタレントへの言及する時だって一番多いのが「共演させてもらった○○さんかわいいですよね」だし、だいたい私自身が女性タレント女性主人公アニメばかり見るわけで、人間ってやつはな~と思うしかできないのであった。

2022-08-13

anond:20220813210158

not for me は自分に言い聞かせる言葉で、他人に「そう言え」って要求しているのは見たことねーな

アイドルとか二次元美青年好きな女性馬鹿にするなと言っていたのはむしろフェミでは?

フェミが「ダサピンク」って言ってて傷ついた女性がいるという話

家電とか雑貨ピンクかわいい系のラインナップがあると「ダサピンクやめて」とか言い出すフェミ

お前ら常日頃から多様性だの受容だの言ってるのにかわいいピンクデザインが好きな同朋のことはガン無視かよ草というな

同じことがフィクションにおける恋愛要素にも言える。この作品は〜恋愛とかつまらないとか、いらないとか平気で言うわな。アイドルとか、二次元美青年に恋してる女性のことを小馬鹿にするわな。男の非受容とか非寛容にはnot for meって言えってあんだけ言ってたの何だったのまじで。ほんとにネトフェミのこういうところが無理すぎる

2022-06-30

若さを愛でるのってキモいことだったの?

doycuesalgoza

でもハタチの舞妓でさえたった5~6年だけお稽古をした人であり、大きな金が動くならば「若さを愛でる」というキモめの価値が働いているように思える。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20220628135027

 

スターが大量に集まって上位ブコメになってるけど、みんな「若さを愛でる」のはキモ価値観だと思ってたの?

「5~6年だけお稽古をした人に大きな金が動くのは、若さを愛でるからだ」ていう理屈が通るのなら、アイドルなんてみんなそうじゃん。

歌も踊りも何十年と続けて芸に秀でた中年男性女性が世の中には大勢いるのに、彼ら・彼女らを差し置いて、「たった5~6年だけお稽古をした」だけの

ジャニーズファンクラブ女性(同年代だけでなく母親くらいの年の中年女性も)が何十万人も集まって会費を払ってグッズを消費して出演作品に金を出したり、ライブに何万人と集まったりたりするのも、

「芸でなく若さを愛でるキモめの価値」をもった女性大勢いてキモ動機で金を注いでるからなの?

夢を追う努力してる人はいろんな分野に大勢いるのに、ルックス選抜され美少年美青年ばかり集まるジャニーズだけに金を注ぐ女が大勢いるのは、「若さと外見を愛でるキモめの価値」を持つ女がそれだけ大勢いるってことになるけど…

 

若さより芸を重視するなら、ジャニタレダンスのレッスンをしてる講師こそ一番人気を得て一番大きな金を稼いでないとおかしいのに、現実にはそうなってないよね。

何十年と芸を磨いてきた講師よりも「たった5~6年だけお稽古をした」ジャニタレ黄色い声援を送ってる大勢ファンは、「若さを愛でるというキモめの価値が働いてる」からなの?彼女らにもちゃんと「この女達は若さを愛でるキモめの価値をもってる」て言ってあげた?

口が裂けても言いそうにないね

 

  

ジャニーズタレントのおっかけしてる女の「推し活動人生を潤す」みたいなツイートに「そうだそうだ、素晴らしいぞ」「幸せそうでなにより」「楽しそうな人の情熱ある文章を読むとこちらも楽しい」などと絶賛するブコメが集まってホットエントリ入りしてたこれまでのはてブと、今回スターを集めた上位ブコメが、あまりにも乖離しててびっくりしちゃった。

この凄まじい矛盾はどういうことなの?

女が男の若さを愛でるのは人生を潤すすばらしい事で、男が女の若さを愛でるのはキモ価値観だという、たんなる男性嫌悪の性差別なの?

 

追記

 

若さを愛でる」こと自体の是非を問うてるのではなく、

舞妓を楽しむ男性には「若さを愛でるというキモめの価値」と侮蔑するブコメ賛同しながら、いっぽうでは同じく芸でなく若さを愛でるジャニーズファン女性推し活は無邪気に肯定し持ち上げる、はてブブクマカ非対称性性差別性を問うてるのだが。

舞妓業界未成年への加害性が問題視されてるように、ジャニーズ事務所だって未成年への加害性があるじゃないか。なにが違うの?

なぜ前者を楽しむ男性だけ「キモめ」と侮蔑して、後者を楽しむ女性にはそうしないの?

 

なんか理解できてないorあえてすっとぼけ話題逸らしてるトラバブコメが多いな。

2022-06-17

高貴な美青年異世界転生してきたら

AEDを持たせて白馬に乗せて巡回させればいいな

2022-05-18

サッカーの元監督電子記録で逮捕された持ち逃げの美青年、3年くらいしたらサンジャポファミリー入りしてそう

2022-04-26

anond:20220426111628

ハードコアか?

 

<よかったところ>
  1. 絵がめちゃくちゃ上手い
  2. 今時の絵柄で衣装小道具・背景(あからさまに写真や素材のところもあるが)はしっかり丁寧に描き込まれていて情報量は多いのに
    ちゃごちゃせず常にスッキリして見やすい絵作り
  3. 宝探しネタをうまくまとめている
  4. 説教臭くなくポップにオサレ民族ネタを取り入れてる

 

<気になったところ>
  1. これがジャンプ作品かつ青年誌向けの漫画なのか。少女漫画かと思ったわ
    ありし日の電撃コミックガオ!コミックジーンゼロサムガンガンジョーカーASKAはこういうのがやりたかったんだろうな
    つかハルタフラッパーとかで連載してても違和感ないわ。皇国の守護者 よりも更にそっちよりな気がする
    少年誌女性が多いとデータは見るが青年誌・・・?というか古くは冨樫美少年美青年キャラが人気だったりするし
    男女に漫画の好みの差は無いのかも知らんね


  2. 作品全体のギャグ・ゆるさにめちゃくちゃ既視感があるのだけどなんの系譜なんでしょうね?
    とりあえず、ヨクサルヒナまつり、千年狐、極主夫道、もっこり半兵衛はこういうノリやね
    既視感はあるけど殺伐とした時代癒し系で割と好きなノリ

  3. 全体的にゆるく軽い(説教くさくないライト冒険活劇)せいか、どのキャラも同じ・またこパターン?に思える
    絵が上手いのでキャラの書き分けは完璧だけど性格の書き分けいろいろな人間を描くのは得意では無い?
    鯉登 音之進の眉毛デザイン刺青のある世界観なので眉毛なのか刺青なのかだいぶ気になった

  4. のっぺらぼう辺りからダレた
    永倉爺さんはわかりやすいが土方は作中でどういう人物扱いなのか結局よくわからないし、
    鶴見はやり過ぎだし(あそこまでてんこ盛りにするなら非情狂人さの描写が5倍マシでもよかった)、
    説教くさくしないためかパルチザンの背負ってるもの記号的で全然見えないし、
    どの陣営にも共感カタルシスを感じないので杉元とアシㇼパと白石と狼or犬だけで良かったよ感

  5. 1400万部突破!!!!!!!!!世界よ、コレが売れる漫画!!!
    絵的にはプロから正しくても舞台設定の調査が極端に雑な作品もあるので丁寧な作品が売れるのは良いことかもね

2022-01-13

anond:20220113102804

若い頃の美輪明宏さん?

みたいな男性をも魅了する美青年みたいなオネエキャラは確かに見た事が無いか

面白そうな映画情報ありがとう

2021-10-16

清水玲子マンガ子供の頃から好きでいろいろ読んでる

中世的な美青年しか能力がズバ抜けて高い、という設定、薪さんを見て

そういやエレナと同じカテゴリか、とふと思った

何もかもを持っているような超人的な存在であるエレナ人間の女に嫉妬していると女に挑発されるシーン

エレナは無性ロボットで主人を愛しているが、主人の女が馬鹿にして笑う、おまえはただのロボットで愛し合うことも子を作ることもないただの機械だと

エレナはその言葉に傷つきながら、自分嫉妬していると自覚する

今読んでた秘密、薪さんが女性の友人から挑発されて青ざめるシーン、

あなたはなんでもできたけど、あなたの見つめる男性はいつも私を見ている、と

このシーン、なんかすごく薪さんが実はゲイというか内面女性男性っぽく見えるなあと

思ったところからエレナの話を思い出した

2021-09-11

2018年に僕が見ていた特撮TVアニメ作品一覧3

anond:20210911084648の続き

ピアノの森

女の子のような顔をしたよく女の子と見間違えられる美少年が優れた指導者指導を受けて世界的なピアニストへ成長していくようなアニメだったと思う。

全26巻のアニメを2クールアニメ化したからかとにかく尺が足りないというか、原作未読でも展開が駆け足で大幅カットされている事はよく分かった…主人公が成長するあたりの話がバッサリカットされていつの間にか大人になってるし。

BANANA FISHでも同じ事を思ったけど、女性より美しく女性的で男にモテモテ美青年って存在女性作者の頭の中からしか生まれない物だなぁと思う…BLの受けが実質女性みたいな話と一緒なんだろうけど。

カットされまくってはいたけどそれでも音楽はとにかく素晴らしかった。主人公格の親が毒親というか、音楽のためなら子供なんてどうでもいいと思ってる所はましろのおとにも通じる所があった。どっちも女性作者の作品だけど…

BEATLESS

ガンダム00水島精二が手掛ける、同名のSF小説アニメ作品。高性能な少女ロボットを拾った少年世界を巻き込んだ事件に巻き込まれる話だったと思う。確かキリングバイツと同じ日に放送されていた。

2クールで総集編、特別編が5話も作られるなど製作が相当厳しかっただろう事が見ていて伝わってきた作品。確かTwitter水島監督もこの作品について愚痴っていたような、今でも良い思い出は持っていなかったような。

それでも作画は悪いというよりはギリギリラインで保っていたのは流石と言いたい。お話小説原作という事もあって面白かった。正直作画は良くないのに女の子が可愛く見えるって凄い事だと思う。

高性能なロボット同士による生存をかけたバトルロワイアル、という感じの話でその高性能なロボットの末路がそれぞれ一番面白かった。初期型で一番性能低い子が、性能が低い故にコピー簡単で量産化されるなど。

ここ数年のSFアニメでは作画が悪い事も込みでこのアニメが一番好きだったかなぁ。これで作画さえ良ければ…とも思うけど、話が十分面白いからそれはそれで納得している。そういう意味じゃクロスアンジュに近いかも。

ひそねとまそたん

鉄血のオルフェンズから1年後、岡田磨里が久々にシリーズ構成脚本を手掛けたTVアニメ航空自衛隊の、それも女性隊員達がメインという何とも珍しい題材の作品

声優久野美咲黒沢ともよはこの作品で初めて意識した覚えがある。ツンツンお堅い女性自衛官と女慣れしたチャラ男自衛官最終話でくっ付くのはあー、やっぱり岡田磨里っぽい作品だなぁ…と思った。

ヒナまつり

若いヤクザの元に突如超能力が使える不思議少女が現れて…というSFギャグ作品面白いけどこれヒナちゃん超能力使える設定必要あった?と途中で超能力を使わない回が出て来てから思うようになった。

独身のお兄さんの所に幼い少女居候する、という展開は銀魂銀さん神楽とかが好きな人には受けそうな気がする。「何も見なかったことにして寝よう」「おいおい瞬殺だよ」などこの作品が初出の良く使われる言い回しも多い。

火ノ丸相撲

週刊少年ジャンプで連載された少年漫画。連載開始当初は「ジャンプ相撲なんて受ける訳ないでしょう…」と思っていただけにまさかアニメ化には本当に驚いた。しか面白いというのだから堪らない。

2クール原作18巻までアニメ化されたという事もありかなり駆け足でカットも多く原作ファンからは不評だったらしい。アニメ初見自分は2クール目はともかく1クール目はそれほど駆け足には感じなかった。

2クール目は原作では数週戦っていたんだろうな…という戦いが1話で纏められていて、原作未読でもこれは尺の関係でかなり詰め込んでるな…と感じずにはいられなかった。

OPED名曲揃いで、特にOfficial髭男dismFIRE GROUNDは素晴らしい。相撲を題材にこんなカッコいい曲を作れるのか!?という興奮と、原作を読み込んでるんだろうなぁ…という感動があった。実際どうかは知らないけど。

Free!-Dive to the Future-

大人水泳アニメFree!の三期。確か主人公達が大学に進学した後の話だっけ?主人公達の後輩の水泳部があっさり強豪校に負けていて悲しかったような覚えがある。正直一期以外はあんまり内容覚えてないかも…。

フルメタル・パニック! Invisible Victory

大人ロボットアニメフルメタル・パニック!の四作目。確か原作小説でいうと宗介の通う学校テロリストに襲撃される7巻から、アーバレストの後継機レーバテインが登場するまでのアニメ化だったと思う。

自分原作小説は全巻読んでいたけどアニメフルメタはこれが初めてだったのでそれなりに楽しめたけど、従来のフルメタファンからは話の詰め込み具合や手描きではなくCGを多用した作画がかなり不評だった印象がある。

それでもこのアニメ化を機にバンダイからアームスレイブHGが発売されたのは作品にとっては良かったのではないか?と思う。確か最終回放送延期になっていたような。スパロボっぽいSRPGも出てた気がする。

僕のヒーローアカデミア

人気作品ヒロアカの三期。主人公師匠オールマイト個性ワン・フォーオールと対になる個性を持つ強大な悪役オールフォー・ワンが登場し限界まで戦い抜いたオールマイトが現役ヒーロー引退を決意したのはこの三期だった。

オールフォー・ワンという強烈な悪役は好きだけどそれ以外だとあんまり印象に残っていない気もする。ただやっぱり人気作品だけあってヒロアカは安定して面白いと思う。

魔法少女 俺

少女魔法で変身し筋骨隆々男性となり戦う…というこれまでありそうでなかった気もするコメディ作品少女形態魔法少女形態で実質キャラが二人居るので二度お得な作品かもしれない。

原作漫画BL作品なども扱っているCOMIC Beという女性向け漫画雑誌で連載されている事もあってか、一部肉体的BL要素もあったかも?同じ魔法少女物でもいかにも暗い魔法少女サイトと作風真逆だった…。

メジャーセカンド

あの大人野球漫画メジャー続編のアニメ作品NHKアニメという事もあってか、原作にあったお色気描写サービスシーン?)は完全に削除され子供達でも楽しめる健全で熱い野球作品となっている。

やっぱり藤原夏海さんの少年声は素敵だな、と思った作品。あまりにも偉大な父を持つ父の才能を受け継げなかった少年の苦悩と努力が描かれている。原作者の満田先生は60歳近いけど、少年の描き方が生々しい感じがする。

OPEDもこの作品に使われた主題歌は全て名曲だと心の底から思う。原作が連載中という事でまだまだ完結するのは先になるだろうけど、前作同様この作品最後までアニメ化される事を楽しみにしている。

ゆらぎ荘の幽奈さん

ジャンプで連載されていたお色気コメディ漫画アニメ作品最近ジャンプアニメでも夕方じゃなくて深夜に放送するんだ…と思わされた作品2018年小野友樹主演のアニメが多かった。

幽霊を霊力で殴る事の出来る主人公が色々とトラブルな目に遭う作品だったような気がする。

ラーメン大好き小泉さん

ラーメンが大好きな古泉さんという女の子が主演のアニメ、かと思いきやその古泉さんの事が好きで好きでたまらない危ない女の子目線ギャググルメアニメだったような気がする。

ララララーメン、大好き、小泉さんというフレーズが忘れられない。竹達彩奈駄菓子大好き少女とかラーメン大好き少女とか食に関するキャラが多い。 佐倉綾音も熱血少年役の印象だったのにこのアニメだと重いレズ役だし…。

りゅうおうのおしごと!

竜王称号を持つプロ棋士主人公が突如押しかけてきた少女弟子にした事をきっかけにスランプ脱出する話だった気がする。原作小説ではその少女ヒロインかと思いきやツンツン姉弟子がメインヒロインらしいから困る。

3月のライオン以来の将棋アニメだったかな。ジャンルとしては天使の3P!に近いようなそうでもないような。主人公弟子ガチギレする描写がある回は賛否両論だった覚えがある。

2018年再放送で見たアニメ

シティーハンター

最近久々に新作映画が作られた事でも有名な、大人漫画TVアニメ一作目。監督ルパン三世名探偵コナンでも有名なこだま兼嗣氏。これらの作品共通する物があるのは、そういう所もあるんだろうなと思う。

自分原作漫画を全巻読んでいるけど、読んだ覚えがないエピソードがやたら多いと思ったらアニメ版は基本的原作に無いアニメオリジナルエピソードが大半だったらしい。これも原作の設定が魅力的だから出来るんだろうな、と思う。

原作ではすぐに死んでしまう槇村が序盤の何話かは健在だった時点で気付くべきだったかもしれない。槇村の下の名前の「秀幸」は声優田中秀幸さんから取られ、後に原作漫画逆輸入されたらしい。こういう所もコナンみたい。

ほぼ毎回当時新人だったであろう山ちゃんゲストキャラとして登場するのが非常に印象深い。サイライズ製作アニメという事で他のサンライズアニメでもよく聞くSEが登場した時は笑ってしまった。OPも作中で挿入歌として出てくるし。

新妹魔王の契約者

中村悠一主演のお色気?バトルファンジーアニメ。割と直接的な性的描写も多かった気がする。このアニメからそういう描写を除くとFateみたいな作風ファンジーアニメになるんだろうなぁとちょっと思った。

お色気アニメだけど主人公イケメンあんまりガツガツしてないのはちょっと不思議な感じだった。

フレッシュプリキュア!

Yes!プリキュア5GoGo!の次回作キャラデザがお馴染みの川村敏江さんから香川久さんになった。見ている内に慣れたけど、最初キャラデザが前作からまりに変化した事への抵抗感が強かった。

OPはよく下手とかなんとかネタにされるけど個人的には嫌いじゃなかった。敵の女性幹部が改心してプリキュアに寝返るという作品も、スプラッシュスターの満と薫を除けばこの作品最初だったと思う。

改心するも自分のかつての悪行に心を痛めるイース=キュアパッションと、敵対してもずっとイースに戻ってくるように言い続ける二枚目半マッチョのウエスター関係性が実に良かった。この二人は歴代シリーズの中でもかなり好きかも。

終盤地球滅茶苦茶になったのにラビリンスの連中特に贖罪してなくね?そもそもウラーとか改心の兆しなく一貫して悪役だったのに何で最終局面で状に絆されてるの?と思う所はある物の、割と好きなプリキュア

でもマスコットキャラ文字通り壊れた機械のようにずーっと同じ言葉を延々と繰り返すのは正直怖いよ…当時このアニメを見ていた子供達も怖がったんじゃないだろうか。

この作品からEDダンス振りつけがタレント前田健氏になった。前田氏は作中でもレギュラーキャラ声優さんとしてちょくちょく出演されていたけど、プリキュア匹敵する戦闘力と幅広い人脈を持つ中々良いキャラをしていた。

ハートキャッチプリキュア!

フレッシュプリキュア!次回作略称ハトプリなのかハトキャなのか未だに分からない。プリキュア人気投票の結果を見るに歴代シリーズの中でもかなり人気が高い方なんだと思う。

主人公が明るいアウトドア派ではなく、大人しいインドア派のプリキュアもこれが最初だったと思う。第2話で主人公が史上最弱のプリキュアと称されるあたりこれまでのプリキュアとは大分毛色を変えてきていると感じた。

主人公が二人で戦う期間が長く、追加戦士が登場するのが番組中盤を過ぎてからというあたり二人っきり戦っていた初代へのオマージュもあったように思う。個人的にはもっと早く追加戦士が出て来ても良いと思った。

キャラデザがおジャ魔女どれみで有名な馬越嘉彦さんという事で、かつておジャ魔女シリーズを見続けてきたプリキュアファンからも高い人気を誇る印象がある。個人的には何か目が特徴的で怖い印象がある。

プリキュアシリーズの中でも特に暗い作品だと思う。ネタバレになるけど、あるキャラクターとその家族人生があまり悲惨プリキュアでこんな暗いの見たくなかった…と思った。ラスボス伏線なく終盤唐突に出てきた印象が強い。

自分プリキュアシリーズの中で好きな要素である「改心したキャラが救われる」「敵キャラが寝返って味方になる」という要素が無いので、暗い雰囲気もあって個人的には好きでないプリキュアになる。多分少数派だとも思う。

スイートプリキュア♪

ハートキャッチプリキュア!次回作セーラームーン役で有名なあの三石琴乃さんがマスコットキャラという事でもう一発目から持っていかれてしまった。主役の二人がこんなに喧嘩するプリキュアもそう無いのではなかろうか。仲良いけど。

キャラクターデザインが前作、前々作より5までの従来のプリキュアに近くなった。キャラクターデザインの高橋晃さんはその後のプリキュアでもキャラデザや作画監督をちょくちょく担当している。

コメディ要素強め、敵が改心してプリキュアになる、最終的にはプリキュアラスボス和解するなど自分の好きな要素が多々あったので中々好きなプリキュア。キュアゴリラ!なんて芸をやっちゃう響は素敵だ。

スマイルプリキュア!

スイートプリキュア♪次回作。ピカリンジャンケン主人公のお母さん、オスケモのウルフルンなど本来ターゲットである女児だけでなく大きなお友達層にも中々の人気を誇った作品という事を覚えている。

主人公の掛け声が「気合いだ気合いだ気合いだ!」などととても女児向けとは思えないような暑苦しさもあった。敵の三幹部達は中々愉快なキャラで彼らの掛け合いが中々好きで楽しみだった。マジョリーナ冨永みーなさんだし。

わざわざ大張正己氏を呼んだロボ回には「そこまでやるか…」とその熱量に押された。基本的には5と同じプリキュアが五人で戦う話だけど、5と違って恋愛要素皆無なのは物足りなかったかな。

ドキドキ!プリキュア

スマイルプリキュア!の次回作。正直プリキュアをぶっ続けで見ていて自分の中で少し印象の薄いプリキュアになっているんだけど、OPキュアエースレジーナがクルッと回る所が好きだったのは覚えている。

いかにも味方になりそうな敵幹部少女が改心の兆しを見せながら結局最後まで敵のままというのは意外な展開で驚いた。ハートキャッチのように悲惨最期を迎えなかったのは良かったけど、彼女プリキュア姿も見たかった。

1話だけとはいえプリキュアに久々の恋愛要素が復活して嬉しかった一作。それも真面目で敵だろうと放っておけない少女普段生意気なのに記憶喪失中は礼儀正しくなる少年CV田中真弓)でこれはたまらなかった。

ハートキャッチよりはマシとはいえ、あるキャラクターの末路があまり可哀想でその家族恋人可哀想だった。子供と呼べる存在が残っているのでまだマシかもしれないけど、プリキュアで悲しい末路は辛いなぁ…。

2021-09-10

女性Vtuber規制どころか優遇されている

Vtuber戸定梨香が登場した公共機関PR動画フェミニスト議員連盟講義動画が削除されたことで、オタク界隈で「表現弾圧だ!」「フェミタリバン!」との声が高まっている

しかし、女性Vtuber性的記号付与した女性表象優遇された結果起こったのが今回の件である個人的には考える

同じ警察交通安全PR動画を例に考えてみる

たとえば、事故あい腕や足が切断され骨や脳が見えるほどの重傷を負った人体を克明にCG表現した場合

しかし公開される前にPRチームの中で問題視され、お蔵入りになる

これは表現規制だろうか?確かに自主規制ではあるが、オタクが重視する「外部の権力から表現規制」ではないだろう

そしてこの自主規制を「表現弾圧だ!」「重傷者に対する差別!」「CGから問題ない!」と批判する人間はいないだろう(Youtubeポリシー違反しなかったとしても)

結局、こうしたグロCGを用いた交通安全PR動画は公開すらされない

たとえば、学ランをイメージしたヘソ出し半ズボン衣装に身を包んだ160cmの合法ショタVtuberが陰茎を揺らしながら登場した場合

(異性にはない象徴的な部位として陰茎を選んだが、乳房と陰茎は並列できない!というなら乳房想像しても構わない)

これはそもそも企画が通らないだろう

なぜか?子供男の子にこんな格好させるなんて性的虐待!男のくせにナヨナヨしてて気持ち悪い!変態!だからである

個人的にはこうしたショタキャラは嫌いではないが、これが公共機関の反応なのだ

結局、こうした陰茎を揺らす学ラン合法ショタを用いた交通安全PR動画制作すらされない

たとえば、ガチムチ兄貴Vtuberタンクトップに浮かんだ胸筋を揺らしながら登場した場合

あるいは、華奢な体躯耽美美青年Vtuber睾丸を揺らしながら登場した場合

あるいは、ボンテージ衣装に身を包んだ身長170の女王様Vtuberがムチを振りながら登場した場合

これらもそもそも企画が通らないだろう

結局、グロCG合法ショタガチムチ乳首浮き男もフェムタチ女王様も、交通安全PR動画には絶対に出てこれないのだ

しかし、ヘテロ男性向けの美少女Vtuberはヘソを見せようが乳房を揺らそうがセーラー服モチーフにした衣装を着ていようが出てこれる

これを優遇と言わずに、何という?

ヘテロ男性が嫌がりそうな表現企画段階・公開段階で徹底的に排除され、彼らが喜びそうな表現はたとえ女性が嫌がりそうなものでも公開される

これのどこが表現弾圧なのか?

Vtuber戸定梨香の件が表現規制なのだとしたら、ヘテロ女性レズビアン女性ゲイ男性向けの表現を用いた公共機関PR制作・公開すらされないのは中国共産党による検閲レベル表現弾圧なのではないか?(なお、これは反語である公共機関PRに対する規制社会構成員不快にならないようにとの配慮の結果である。それを弾圧と呼ぶ人間は、食事中にスプラッター映画でも見せられればこの理屈理解できるだろうか?)

2021-09-05

Twitterオタクステラーカイギュウなのかもしれない

ステラーカイギュウをご存知だろうか。ステラーカイギュウ(以下ステ牛)は、絶滅動物一種だ。

一説によると、「優しすぎて絶滅した」と言われている。ステ牛には傷ついた仲間を助けにいく習性があり、人間に捕まって傷ついた仲間がいると、近くに敵がいようとも助けに行ってしまう。そのため、1匹ボコしておけばまさに入れ食い状態捕獲でき、絶滅してしまったというわけだ。

Twitterオタクは、ステ牛に似ている。

最近女子高生拉致殺人事件があった。非常に痛ましい事件である

被害者様のご冥福を深く祈念すると共に,ご家族並びに関係者様におかれましてはどうか御自愛いただけますように。)

その事件において、Twitterでは加害者が「オタクであることを印象付ける記事が出回った。「バ美肉」(=バーチャル美少女受肉インターネット上で美少女2D3Dイメージに声をあて活動すること。美少女美女美青年などイラストによって「美」に当てはまる言葉は変わる。)や「アニメ好き」というワードが並ぶ記事タイトルを見て、数年前の「オタク迫害」の雰囲気を思い出した人もいたのではないだろうか。

Twitterにおいて度々話題になる「オタク迫害」は確かに存在した、と私は考えている。オタク犯罪者予備軍のように扱われてきた。そのイメージ払拭したのは先人オタク達の努力結晶であり、先人一般人たちの歩み寄りの結果である。その歴史を繰り返さないために、現代オタクたちは日々「オタク」という言葉に過敏に反応し、マイナスイメージがつくことを防ぐ努力をしている。良い話だ。

ステ牛も、それ単体で見れば“良い話“なのである自分の身を挺して傷ついた仲間を助けに行く……アニメだったらクライマックスだ。間違いなく涙腺が溶ける。しかし、現実は非常だ。傷ついた仲間のステ牛を助けに行った先には、武器を持ってニヤニヤ立っている人間がいるし、「オタク」という言葉イメージを守らねば!と思い記事を見に行った先には、記事の閲覧数をニヤニヤ眺める執筆者がいるのだ。誠にクソッタレで、よくできた仕組みである

強く、筋が通った気持ち美徳だ。何かを守らねばとする姿勢尊重されるべきであるしかし、世の中にはその気持ちを食い物にする仕組みも存在する。その仕組みがある場所には「オタク犯罪者だ」と書かれているとは限らない。「オタク礼儀正しい」と書かれていることもある。誰だって褒められるのは嬉しい。だからこそ、つい期待して足を運んでしまう。だが、そこで待っているのはニヤニヤ眺める“釣り人“である。その釣り人は言うかもしれない、『ようこそ、バーボンハウスへ。』と。

仲間を助けに行ったステ牛はボコられて死んだ。では、私たちは?

インターネットでは、全てを疑うべきだ。全てのニュース記事には書き手意思があり、全てのニュース番組にも作り手の意思がある。伝えたいもの無意識のうちに誘導されているのだ。一旦感情落ち着けて、見たものを疑い背景を想像することこそが、身を守る堅実な手段だと言える。

そして、この増田を書いている私にも意思がある。ひょっとすると私は、「インターネットは信じてはいけないものだ」と読者の無意識刷り込みたいマスコミ関係の者かもしれない。はたまた、夏休みで暇している大学生かもしれないし、明日が久々の休みという社会人20年目かもしれない。ステラーカイギュウかもしれない。

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