はてなキーワード: 校歌とは
麺なしラーメンってのあるじゃない。
もはやラーメンとは?と考えさせられる
そしてラーメンの定義をも覆す哲学的なラーメンが多いんだけど、
あの中華の丼の模様の入った丼の二重表現の丼に雷文の器になんでも調理された食材を持って提供すれば
熱いの冷たいの、
モヤシを2袋分高く積み上げたとしても、
それはラーメンと呼べる全ての代物として
誇り高くコク深く美味しいラーメンと呼べるのではないかしら?って
イタリアンシェフがやる高く盛れば高く盛るほど美味しくなる不思議パスタと同じ要領で
素麺も雷文の器にのせて涼しげな氷でも浮かべて蕎麦ちょこでつる!っと喉ごし良く食べたとしても、
やっぱりあの雷文のラーメン丼の器の全てをもラーメンとして受け入れてしまう、
器のデカさがあるわよね。
いろいろなものをその包容力で包み込む感じのあのラーメン雷文丼は
欠かした途端それはラーメンと呼べなくなるぐらい重要なラーメン学問では
教科書の1ページ目に出てくる問の答えでもあるわ。
私たちはラーメン学を学問として学ぶべき時が既に来ているお寿司を食べている場合じゃないのよ。
べ、べつに
時すでにお寿司とかって言いたいってわけじゃなくて、
行動経済学もしくは
何らかの学問と通じる難しく紐付けて助教授が言いそうなものでしょ?
東大の赤門の近くの飲食店の水は美味い!ってそれにあやかって受験生が訪れるようなものでもあるしね。
ご飯や炒飯そしてカレーを盛って提供したとしてもそれは歴とした
たとえオヤジの親指がラーメンの器にかかって直接食材にタッチしていたとしても
もはやあのラーメン雷文丼の盛られて時点でそれはすでにラーメンとして爆誕なわけなのよ。
ラーメンとす!って、
うちはこれのスタイルでやってるんで!と酷く厳しい表情で大将に言われる次第よ。
だから、
喫茶店であのラーメン雷文丼の器に例えお冷やが注がれて持ってこられたとしても、
フィンガーボールお冷やでもなくて、
お冷やを注いで持ってこない理由の一つでもあるわ。
だってそうして持ってこられたら、
ここが奥深さゆえのラーメン学問を難しくしている原因の一つでもあるし、
あの全ての
何一つ変わらない普遍的な景色のラーメン雷文丼の器たる所以なのよ。
分かるかしら?
私はさっぱり分からないけど。
それほどラーメン学ってのは難しいんだと思うし
ラーメンが来るまで待てなくて
ちょっと高菜を食べたぐらいで追い返されるぐらいだって言うしね。
結構理に適った落とし所の着地地点でもあるし、
垂直落下式ブレーンバスターのワザをラーメン雷文丼の器に喰らわせようなんて100年早いってものなのよ。
オレのワザを受けてみろ!って胸に大チョップを喰らって、
なぜか膝に効いて膝が崩れ落ちるジャイアント馬場さんのようにはいかないの!
そこがまた
名前忘れちゃったけど、
ふと思ったんだけど、
ベビースターラーメンとかああいう類いの、
この理屈から言うとラーメン雷文器の丼の盛られていないはずなのに、
そこですでにラーメンと名乗っている時点で
いままでのラーメン学問にまた一つのページを加えることになるだろうし、
それのなにか1つを校歌にすれば、
もし甲子園でラーメン高校が優勝したときにスタンドに響き渡るラーメンの歌を聞いてみんな笑いをこらえるのに必死なのかも知れないし
今日はラーメン雷文丼の器の深い歴史をほんの少し紹介して紐解いてみた次第よ。
うふふ。
あんまりまだ汗かいてイオンサプライとまでは大袈裟かもシレ泣けど
ここは歯に衣着せない感じで
真面目なレシィピなのよ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
わかる。
私も全部見た。
テレビで丁度やってて全部みたんだけど、
給食の時に、校歌(?)を腕をブンブン振りながら熱唱し、腕やひじをぶつけたり
その様子を生徒が知らん顔していたり
給食が大好きなことを周囲に隠していたり
頭の中給食でいっぱいだったり
生徒と給食をどれだけ美味しく(?)食べれるか競っていたり
なんかもう面白かった。
給食を運んでいる時の、ほのぼのとした曲も好き。
アマゾンプライムで見られるから、アマプラ契約している人は是非見て欲しい。
事前情報が一切ない状態で見始め、気づいたらラストまで笑い続けてしまっていた。
簡単に言うと、学校給食を舞台にした孤独のグルメ。孤独のグルメと違うのは、給食好きな二人によるバトル者である点。給食バトル?という意味不明なテーマだけど、これが実によくできている。その詳細は本編に委ねるとして、特に主演の市原隼人演じる甘利田幸男の怪演は必見だ。
とにかく甘利田の食べっぷりはいい。全ての給食を肯定し、給食センターと開発した料理人に感謝をし、残すことなく平らげる。全身全霊で美味しさと喜びを表現し、多幸感で脳と胃が同時に満腹になった表情をする。給食に対しての誠意を真正面からぶつけつつ、それを周りには決して悟らせないようにするのが彼のモットーだ。邪道を嫌い、正道に生きる男。それが甘利田。
給食を愛し、給食のために学校に来ていると言っても過言ではない。というか彼が学校の仕事をしている風景は皆無なので、本当に教師なのかも怪しい。単に教卓に座って踊っている怪しいおじさんかもしれない。というかまっとうな教師であろうとも、給食の時間に1人で校歌に合わせて踊り狂い、パスタを食べるのに極端な前傾姿勢になり、エアー揚げパンを食べる人間がこの世にいたら怪奇現象と変わらない。
俺は主演の市原隼人がどんな俳優なのか過去にどんな作品に出演していたのかもよく知らない。どうやらヤンキー映画などに出るようなやや強面の役者のようなのだが、俺にとってはこのドラマの役柄にどっぷりハマっているため、市原隼人=甘利田というイメージが決定的になった。松重豊がどんな作品も孤独のグルメにしてしまうように、市原隼人がワイシャツを来ていれば、常に給食を食べているとしか思えなくなるだろう。
大前提として、ディズニー映画の知識はウェブであらすじ見ましたくらいしかありません。ツイステの元ネタは原作の方読んでたし映画はわざわざ見なくていいかなって……実写のマレフィセントは見ました。
リドルとジャミルの贔屓も意見を目にするまでちらっとも思ってませんでした。意見を見ても「まあリドルくんはマブダチの寮長だから我々のお母さんポジだもんな……」とか考えてました。シェフまでは。ジャミルに関しては意識もしてませんでした。後編2までは。
5章で気になった点を、読みやすさとか考えずに書いていきます。ても更新遅すぎて気になったところあんまり覚えてません。長いので読み返す気もあんまりわかないです。あとキャラディスが入ると思います。ごめんなさい。
【前半:エペルに話してたヴィルさんの自論超腹立った】
ここのシーンあまりにも嫌いなので記憶から消し去ってるんですけど、
エペルは強い男らしい筋肉がなりたい自分の姿で、それとは真反対である愛らしいしぐさに嫌悪感を抱いているような描写があったと思います。それに対してヴィルさんは、男らしいだなんて前時代的な考え!みたいな感じのことを言ってましたよね。そしてここがTwitterで絶賛されてたと思います。
私はここの部分ピンポイントで嫌いです。いや確かに好きな服を着て振る舞うのはいいかもしれないし、そういう感じで絶賛されてましたけど、それ嫌がってる人にお前の考えは古い!!!って言って強要してるの地獄でしょ。少なくとも私は嫌です。
ていうかエペルには外見に似合う可愛さを要求しておきながら自分は悪役の仕事断るやん!相手がネージュくんだったからなのかもしれんけど!なに!?自分の発言覚えられへんのか……!? エペルにあんなこと言うんなら受けろやその仕事……(この時点ではこういう矛盾を意図的に配置してオーバーブロッドの伏線にするんだろうな〜と考えていました)
【後編:最終章にむけた準備を進めてるのはわかるけどユニーク魔法なんとかならんかったん?】
呪いのジュースは詳しい人が言ってるし割愛します。多分これTwitterで「カリムの特技が毒の判定だからヴィルの仕込んだ毒をカリムが見つけるんだ!」ってめっちゃ言われてたから公式がそういう展開避けたんじゃないですか?知らんけど。1つ言うなら、殺意を隠せてない暗殺はちょっとずさんすぎる……です。 ちなみにここが原作映画の踏襲!とかも知りません。私の知ってる狩人は「可愛い子に命乞いされたわ〜まあここで殺さなくてもこんな所で生きられんし女王の命令は達成できるしな!逃がしたろ!」ってイノシシの肝持って帰った人です。詳しい人教えてください。
簡単に言うと、ポムフィオーレ寮の話なのにユニーク魔法判明したポムフィオーレ生がヴィルさんのヤツだけなのはおかしい、です。1年生の元田舎ヤンキーエペルが持ってないのはともかく、ルークのユニーク魔法は匂わせもないやん。正確に狙った位置に何かを投げるってマレウス様もできますしユニーク魔法ではないし。もしかして目分量で身体測定できるやつがそうですか?そんなこと言われたら泣くが……?
あとポムモブ生でなさすぎて悲しい。2章の方がでてたやん、バトルもしたし。もしかしてポムメイン章は2章だった……??
【後編:見せ場全部マレウス様が持ってったじゃん…………】
ディアソムニアのオタクなので、唐突に出てくるマレウス様とかシルバくんとかしか見えてないんですけど、それでもあの時のマレウス様の登場はおかしかったと思います。どこの世界にその章の主役たちより目立ってるその後のメインする人がおんねん。ツイステッドワンダーランドにいます。まあマレウス様は強いから……で済ませられるほど穏やかなオタクでは無いです……。
あとヴィルさんのオーバーブロッドを知ってる人数が少なすぎる。少なくとも今まで各寮生は目の当たりにしてたのに今回ぶっちぎりで少ない。モブ生の存在覚えてます?
練習の時に、
ヴィル「オーディションの時にダンスが1番上手かったのアンタだから、ソロパート入れるけどいいわね?」
ジャミル「わかった」
くらいのやり取り入れろよ……なんで「あ〜ジャミルはダンスが得意だから、映えるしソロパート入れたんかな〜」ってこっちが察さなきゃいけないんだよ。推理小説か? 推理小説でもこんなことしませんが?
まあ単純にリズミック班との連携不足ですよね。絶対報告足りてないわ。でもソシャゲはスケジュールがギリギリになりがちなので(メンテ中に実装するやつ頑張って作ってるとかある)最終チェックする時間なかったんだと思います。
【後半:なんで出場者が投票権持ってんの?】
そもそもあれってVDCの出場者に投票権が無ければ良かったんですよ。
わかってる範囲でNRCの出場者は『ヴィル、エペル、ルーク、カリム、ジャミル、エース、デュース』の7人で、RSAの出場者って『ネージュと7人のドワーフ』で8人じゃないですか。もう出場者の人数差で公平ではないですよね。まあたかが1票差ですけど……いやすみません1票差でナイトレイブンカレッジ負けたんでした。
あと個人的にネージュくんはNRCに投票して欲しかったな……ほら……ネージュくん、「ヴィーくんたちのすごかったから、僕NRCに投票したんだ!」くらい言いそうじゃないですか……?そうしたらヘイトも下がったと思いません……?
世界規模の大会に見えなかったなあの意見は私もそう思います。合同文化祭?
【後編:ヤッホー斉唱なに?】
NRC側にヤッホー歌うことを提案してくるなら、ネージュくん側もNRCの曲歌って欲しかったですね。ちょっとネージュくんに高望みしすぎたかな……まあみんな高校生だし仕方ないかな…………
これに関しても既に散々言われてるのでこれ以上は言いません。
まあミュートでツイステやってるのでみんなが何を歌ってたのかTwitter見るまで知らなかったんですよね。困った時は脳内で蛍の光を流しておけの精神に基づき当時私の中では全員蛍の光歌ってました。
推したちに盲目な自分でも、結構違和感のあるシナリオだったなと思います。前半が多少読み応えあっただけに残念です。
ルークの壁紙の裏って獲物の隠し撮りだと思ってたけどつまりあれってネージュくんのブロマイドなんですよね。ネージュくん要素、ちょっとでもあればな……こんなことにはならんかったやろうなあ……
マレウス様がマニア気質があるので正直7章怖いです。今回の不満点って推しではないから、冷静に見れてたとは思うんですが、7章で同じようなことされたらブチギレると思います。すみません既にマスターシェフと茨の信奉者の件でキレてます。
お目汚し失礼いたしました。
それは学生時代に聞いた在日三世の子の入学式での新入生代表挨拶だった。
動かしつづける。自分を。未来を。 The Future Isn’t Waiting. | Nike
CMの内容は在日の子、ハーフの子、いじめ被害者の3人の少女たちが、サッカーを通して差別やいじめといった日々の苦悩や葛藤と向き合い、自分の生き方を選んでいく、というような内容だ。
このCMについてはSNS上で色々討論されているらしく、YouTubeの評価からも見て取れるように賛否両論である。
自分は特に問題を感じる事なく見ていたので、ここまで大きな話題になると思っておらず驚いている。それよりも、はじめに述べた学生時代に聞いた新入生代表挨拶の事を思い出していた。
産まれたのは田舎に片足を突っ込んだような地方都市の外れ、治安もあまりよろしくない場所で娯楽なんてないような場所だった。
あるのはカルトに区分されている宗教の地方本部とされる教会、あとヤクザの事務所にラブホテルくらいだった。
そんな場所に住むのは訳アリの人間が多く、例にもれず我が家も絵に描いたような機能不全家族だった。
多重債務者でありながら定職につかず、家族に暴力だけは振るう父親。何事においても被害者意識が高く、必要以上に他人に対して攻撃的すぎる母親。
怒鳴り声が響かない日はまずなく、幼少時何度泣き叫んだだろう。物理的に命の危険を感じた事は多すぎて思い出せず、都市部であれば児相か警察に通報されていたのだろう。そんなレベルに酷かった。
だがそんな我が家の日常が許される程に、また我が家と同じよう怒号や女の金切り声が響く家が集まっている場所だった。
隣家に住む老婆がいた。お孫さんが定期的に遊びに来ていて、周囲に同年代の仲がいい子がいなかった自分は一緒によく遊んでもらっていた。
簡単な料理を教えてもらったり、花札や株札の遊び方を教えてもらった。その老婆の所に遊びに行くのが楽しみで、お孫さんは今週くるのかなぁなんて毎週楽しみにしていた。
そして老婆が施設に入る事になり退去した数年後、あの人は在日一世だからね、と両親がこぼしたのを覚えている。その発言の意図は未だにわからないが、確かに彼女が教えてくれた料理は韓国料理に近いものが多かったような気がする。
その老婆は通名を名乗っていた。両親から民族名を聞いたような記憶があるが覚えていない。
通っていた小学校の近くには朝鮮学校があり、三年生になるとそこの生徒と交流会のような物定期行事としてあった。それにあたり韓国という国が日本の近くにある事、そこに国籍を置く人々が通う学校が近くにあるという事、簡単にそれらを数か月にわたって学んだ。
学んだ内容については覚えてないのだが、チマチョゴリを着た彼女たちが(少年もいたのかもしれないが記憶にない。それほどまでにチマチョゴリを着た彼女らの印象が強すぎるのだ)日本で生活している為、自国である韓国を知らない。だから韓国を知るために、そして韓国という国を忘れない為に専用の学校に通い、言語も含めて学んでいるのだと言っていたのを強烈に覚えている。
彼らの胸にはハングルで書かれたネームプレートがつけられていた。
そんな幼少時を送ったからか、韓国という国に嫌悪感を抱く事なく、自然と私は韓国という国、文化に興味を覚え英語とは別に韓国語を選択し、学ぶ事となった。進学先を決める強いファクターにもなった。
学ぶにあたりそこで出会った人達は全員が民族名を名乗っていた。ネームプレートはハングルではなく我々が読めるように漢字だったけれど、漢字一文字のそれをつけていた。
中学からの内進生であった自分は、中学の頃から高校での授業を睨んだ進学コースにいた為、入学式に特別な感情を抱く事なくただの年間行事の一つとして参加していた。
国歌斉唱、校歌斉唱、式辞、祝辞とつつがなく進んで新入生代表挨拶。去年も見た光景をあくび交じりに見ていれば、壇上には知らない子が立っていた。
正直なところ、代表挨拶は内進生の子、もっと言うと中学時代の生徒会長あたりだろうと踏んでいたので外部入学生がするのが意外だったのだ。
そう言って始められたそれは、彼女の生い立ち交じりの自己紹介だった。
在日三世である彼女は民族名と通名を持っている事。日本で生まれた為母国とされる韓国を知らない事。そして中学までは通名で生活をしていた事。
自分の正しい名は通名である、だが中学までは通名でいたためにそれを名乗る事ができず、また名乗らなかったが故に民族名を誰にも呼ばれる事がなかった事。
自分は何なのか、日本人ではないというが韓国語は離せないし韓国にいた記憶もない。日本で生まれ、日本で育ち、日本語を第一言語として話している。だが国籍は韓国籍で、知らない場所を母国として両親からは語られる。
それに実感は伴わず、ただ強い疎外感だけが常につきまとうのだと語る彼女に、どれだけの苦悩があっただろう。言語と韓国内の文化は学んでいたけれど、在日コリアンという問題を、更に在日三世と呼ばれる人たちが抱えている問題について無知だった自分は、彼女の言葉に頭を殴られたかのような衝撃を受けた。
ただ高校からは民族名で通い、今日からその名と共に胸を張って生きていくのだと語っていたのは覚えている。
「自分は『(通名)』ではない、『(民族名)』です。よかったら。『(民族名)ちゃん』と、呼んでください」
そう結んで壇上を降りた彼女の強い目を、意思と希望に溢れた目を思い出す。
外部生には彼女と同じ選択をした三世の子が多くいた。聞けば民族名を名乗る為にこの学校を選んだ、というような子もいた。
そしてその全員が、壇上で生い立ちを語った彼女と同じ目をしていたのを覚えている。
CMの話に戻そう。
CMの中で女の子が山本(YAMAMOTO)とプリントされているユニフォームの部分を、金(KIM)と黄色いテープかなにかで修正したのを着て歩くシーンがある。
これは誰かによるいじめによってなのか、それとも彼女が己で修正した物なのかは不明だが、自分は「彼女が修正した物なんだ」と受け取った。
チマチョゴリを着て怯えるように通学していた彼女は、きっと自分が何者なのかがわからなかったのだろう。だが、彼女は民族名を名乗る事を選んだのだ、彼女が彼女である為に。
CMの意図としては、それはサッカー(=スポーツ)が切っ掛けなのだろう。そしてマイノリティとされ虐げられる人々が、ありのまま生きる事ができる未来を、進もうとする努力を応援していますというメッセージと共に。
3世の時点で強かった国籍からくる自己への戸惑いは、更に強い物だろう。
その恐怖を想像するしかできないが、その世代の彼らが納得のできる選択ができる事を、自己に胸を張ることができる人生を送れる事を願ってやまない。
大坂なおみがテニスの大会を棄権しようとしたことに関してこのような批判がされていた。
「スポーツ選手の行動は子どもへの影響が大きく『主義主張があれば競技を棄権してもいい』と思わせてはいけないと考えます」
これを見て国歌斉唱を拒否する教師に対しての不信感を思い出した。
個人的な心情を言うなら私は君が代など歌う必要などはないと思っているし、そもそも当の私が君が代を1フレーズも歌えない。
学校では習わなかったし(音楽教師はご丁寧に君が代が載っている教科書のページにプリントを貼るよう指導してくれた)日本代表の試合なども見ないため君が代という曲をろくに聞かず歌わず現在に至る。
逆に世間の人々はどういうタイミングであの曲を歌えるようになったのか少し気になるぐらいだ。あのリズムや音程などは普通に聴いてるだけでは歌えるようにならないと思うのだが…
なのでたとえ日本代表の選手が君が代を歌わなくても私は何も思わないであろう。
我々が学生時代の頃など普段の授業などはともかくとして集まりたくもない夏の校庭や冬の体育館などに無理やり集められ、歌いたくもない校歌を歌わさせられたものである。
もし規則がなければ夜の校舎の窓は割られバイクは盗まれ走りだし猫は炬燵で丸くなる。若者の集団とはそのようなものだ。
その規則を押し付ける側が思想・良心の自由を御旗に掲げ、国歌斉唱を拒否するのはどうなのか。
もし自分が「自分がこの学校の校歌を歌いたくありません」などと主張すればどうなったか?
おそらく私の内申点は地に落ち、音楽の成績は見る影もなかったであろう。(どちらも元々大したものじゃなかったが)
そうやって生徒に対し圧倒的な強権を持ち多くのことを強制してきた教師がいざ自分たちが何かを強制させられる立場になると憲法を持ち出して規則から逃れようとする。
教師だって一人の人間だしそりゃやりたくないことや従いたくないことの一つや二つや200はあるだろう。
ただ私としては自分の主義主張を優先して、卒業式など生徒のための式典を円滑に進行することすらできない者に規則だのルールだのを押し付けられたくないなと思った次第である。
思えば1stシーズン1話を観たときはリゼロのみ未見の状態だった。
他の3作品が好きで、それらとミックスされてるのだからリゼロもきっと面白いに違いないと思い、2話までの間に一気見し無事ハマる。レムは正妻かわいい。
そしてヴィーシャ好きとしては2期でとっても活躍してくれてうれしい限り。
百合脳なのでヴィーシャとターニャが一緒にいるだけで盛り上がってしまう…。
ヴァイス中尉は完全にいじられキャラと化してしまったけどそのままの路線で行って欲しい。
オバロ勢は双子もうちょっと活躍して欲しいな。マーレとベア子の図書室でのやりとりとか観たい。
このすばはアクアのオチに(安定してるけど)ちょっと飽き始めてきてるので、次期はもうちょっと違うシーンも期待。
折角盾勢が馴染んできたところだし、ここに慎重勇者まで本格投入すると収集つかなくなりそうだから2期みたいなちょい役に留めて欲しいところ。
基本的に愛されチート主人公がチートしていく話なので、暗い要素もなくふわっと安心して観れたからかも。
敵対チームのキャラクターも嫌味なく書かれていて、イベントが終われば皆仲良くやってたりするシーンも良かった。
今期一番ハマったのがこれ。
推理物は苦手なんだけど、キャラデザがブラッドラッドの小玉さんということでとりあえず観始めた。
1話では、こんな若そうなキャラクターに津田さん!?違和感アリアリでは!?そして世界観がさっぱり分からん…と思いつつ観ていたものの、ラストの引きがめちゃくちゃ上手くて2話が楽しみになってしまっていた。
毎週毎週続きが楽しみになるアニメは久々だったし、人に勧めたのも久々だった。
謎の少女「カエルちゃん」の存在も面白く、1話からずっと出演しているのに毎回死んでいて、一体どういう存在なのか?と考えながら観るのも楽しかった。
最後はかなりあっさりというか、きれいに収まってしまった感があった(悪い意味ではない)。
コミカライズの今後の展開が楽しみ。
ネトフリで一気に先行配信されており、観終えたのが大分前なので記憶を辿りながら。
観ていてとってもお腹が空くアニメ。でも同じものはどうやっても食べられないジレンマ…。
特に2話の小悪魔風が美味しそうで美味しそうで、とりあえず次の日鶏肉で作った(美味しかった)。
ムードメーカーの元気っ子とクールお姉さんの組み合わせは良い。
アニメでは深掘りされなかった乗組員のストーリーも気になるので、原作を買おうか検討中。
途中までは、みらとあお微笑ましいなーすずちゃん頑張れーとゆるーく愛でていた。
きらチャレと同じく、サマチャレと略すのでちょっと笑ってしまった。
これに学部生の頃参加し、みら達と同じく色んな勉強をし徹夜で実験をし最終的に成果発表をした。
きらチャレに没頭するみら達に、つい自分を重ねてしまったのだ。
その時できた友人達とは10年以上経つ今でも連絡をとり、仲が良い。
友人の中には学者になった子もおり、そんなところもそっくりだった。
そう考えるとみら達は昔の自分であり、遠藤先生が現在の自分なのだ。
今自分は、どんな夢を持てているだろうか?あの時の気持ちを忘れてしまってはいないだろうか?
まさかきららアニメの最終話でボロ泣きすることになるとは思わなかった。
願わくばみらとあおがいつの日か小惑星を見つけて、アオと名付けられますように。
ソマリの性格がちょっと苦手で、度々ウーン…となりながらも観終えたのは、周りのキャラクターが魅力的だったからかも。
人間とゴーレム、人間と鳥、種族が違っても過去にどんなことがあっても、本人達がそうだといえばそれは家族である。と、家族定義について思いをはせたりした。
昔友人に漫画を勧められていたものの読めてなかったのでアニメ化嬉しい。
独特の世界観もそうだけど、OPとEDが凝っていてかっこよかった。もしかしてこれがエモいというやつか。
ケムリを出すことで魔法が使えるとか、使える魔法が個々人で違うという設定が面白かった。
心と能井のコンビが微笑ましくて好き。
能井とニカイドウが友達になれたらいいのになぁと思いながら観ていた。
2期あるのかな。観たい。
ちっちゃくてもキュゥべえはキュゥべえなので、コイツめ…何を企んでやがる…ッ!って思いながら観てた。
やはり1期メンバーが出てくると盛り上がるな。
2期ありきという感じなので、今後に期待。
悪魔だけどベースがギャグなので今の所一番不穏なのが校歌の歌詞くらいという平和感。
キリオ先輩回はヒヤヒヤしたけど、無事にバトラパーティが終わって良かった〜
夕飯を食べながらゆるっと笑いながら観るのにちょうどよく、次期も楽しみにしている。
色々話題になってたので視聴中。
身構えすぎてて、言うほどエグい感じではなかったなと思うのと同時に、地上波版だとしばらくほぼ何も見えない状態のシーンとかあって、流石にもうちょっとどうにかならんのかなと思っている。
スルーしていたけどアマゾンビデオの「架空の理系人物だけど、証明手法は理系」みたいなレビューを読んで興味を持ち観始めた。
なるほど確かに証明手法は理系である。はたから見るとバカップルだけど。
※ ネタバレはしていないつもりです。
※ BL要素はありません。
知り合いの女性(刀ミュオタク)から、「チケットが余ったのでよければ一度観に来ないか」と誘われた。秋ごろのことだった。
彼女(以下、Aとしよう)はひとつの公演でそりゃもう何会場も回る筋金入りで、推し俳優のリリースイベントやバースデーイベントなどにも足繁く通うほどの生粋のオタクだ(ほめてる)。都市圏ならば全国どこでも行くような人物であるが、もちろんこういうジャンルは得てしてチケットの争奪戦が厳しい。というわけで仲間たちと複数人で申し込んで当たった誰かのチケットに便乗して……というのが通例になっているのだが、なんでも我々の地元・愛知会場も同じように複数人で申し込んでいたところうまいこと全員当たってしまい、誘うアテがなかなか見つからなかったため試しに私に声をかけてくれたのだそうだ。(ちなみにA名義で4席あったため、共通の女友達B、Cにも声をかけていた。)
最初は断ろうと思った。まあほぼ間違いなく浮くだろうし、「本当に観たい人がいるはずなのに自分なんかが行ってもいいのか?マナー的に。あとでツイッターで怖い女性ファンたちに匿名で叩かれ、磔刑にかけられるんじゃなかろうか」などということを思ったからなのだが、実際少なからず興味はあったのと、まあお金は出すんだし着席する権利はあるだろうと自分に言い聞かせ、誘いに乗ることにした。
私はもともと、女性向けコンテンツに興味がないわけではなかった。そもそも男性声優のラジオ(DGSとか)を聴く程度にはオタクであったし、アニメはほとんど見ないものの、ハマってしまったFree!!のブルーレイは2期+劇場版までそろっているし(ちなみに推しは宗介)、最近はヒプノシスマイクの曲を聴いており、キャラごとのドラマパートまで聞くようになってしまったし。それに、件の刀剣乱舞もサービス開始から1年程度はプレイしていたこともある。比較的少年系の刀が好きだったので、蛍丸や獅子王を最後までメインの編成に入れていた。
しかし、2次元キャラでもなければ声優でもない、いわばゲーム原作が立ち上がった段階では関係のなかった、俳優たちによるゲーム原作のミュージカルに、果たして惹きつけられるような魅力はあるのか。一応演技のプロではあるが、歌のプロでもなく、ダンスのプロでもない。原作への愛はあるのかとか、クオリティはどうなのかとか、気になる部分はいくつもあったし、今思えば少し懐疑的に見ていたような気もする。その答え合わせのために行ったような側面もあったと思う。
今回の会場はセントレアすぐ横のスカイエキスポという場所。初めて行く所だったので、少し早めに名古屋駅から中部国際空港駅への電車に乗ったのだが、まずここで驚いた。乗客の9割が女性。「え?これは”やった”(女性専用車両に誤って乗ってしまうの意)か?」と思った。必死で背伸びし、血眼になって男性を探したところ、扉のすぐ前にスーツケースを持った初老の紳士を発見した。心から安堵した。私には彼が救世主(メシア)に見えた。違和感に気づいてから紳士を見つけるまで時間にしてわずか3秒ほどのことであったが、私にとってはひとつなぎの大秘宝をめぐる壮大な冒険の時間であった。ワンピースの正体が初老の紳士だったらウケるだろうな。
多くの女性たちはよく見るとなんかカバンとか髪とかに似たようなヒモみたいなやつをつけており、ああ、彼女たちが今日の公演の来場者か、とそれで察しがついた。
私は音楽が好きでライブやフェスにもよく行くのだが、そういったイベントに向かう来場者が一様に身に纏う”モード”みたいなものが好きだ。同じようなアイテムを身に着けた人々が、同じような期待感をもって同じ会場へ向かう。まったくの他人のはずなのに、全員で遠足に来ているような感覚に陥る。私は所有していた唯一の刀剣乱舞関連グッズ、蛍丸のラバーストラップをカバンにつけながら、そんなことを思った。
到着したのは開演の1時間ほど前だった。先に現地に来ていたAと合流し、遅れてくるB・Cを待ちながら辺りを見渡してみた。女性ばかりだ。チラホラ見かける男性も、その多くは隣で開催されているFGOの展示会に訪れたような風采で、見たことあるキャラの見たことないグッズを手に奥の施設へと歩いて行った。事前には聞いていたが、男子トイレはがらんどうで、広々としたスペースの中に3人いただけであった。普通にめちゃくちゃ刀剣男子の缶バッジつけてる方とかもいて驚いた。
B・Cとも合流し、我々は人波に流されるまま会場内へ吸い込まれた。会場内は予想していたより二回り以上大きくて、コンテンツの覇権っぷりを身に染みて感じた。
席は通路側から4席分だった。私のにわか知識でも通路側は人気だと知っていたため、さすがに通路に接する席はAに座ってもらい、私はその隣に座った。Aはなんとも用意周到で、私の分のペンライトやうちわまで用意してくれていた。刀ミュの専用ペンライトは優れもので、推しの色を先に登録しておけるらしい。私は操作の指南を受けながら、スタンダードな青色を初期配置として記憶させた。
またも話がさかのぼるが、私は以前からAに(オタク気質を見抜かれて)刀ミュ関連の画像や動画の視聴を勧められていた。男性が男性を推すというのは恐らくややイレギュラーなことなのだろうが、その中で私は2人の”推し”を見つけた。
1人は鳥越裕貴氏。役は大和守安定だ。刀剣男子自体の役どころとしては真面目で実直ながら、どことなく女性的で可愛らしいキャラクターだ。しかし、私はむしろ、役に入っていない状態の鳥越氏に非常に魅力を感じた。というのも彼は、ツッコミが上手い。
これは私の持論なのだが、いわゆるコント的な場の空気になったとき、「なんとなくボケる」ことは誰にでもできると思っている。もちろんその巧拙については個人差があるが、ボケは簡単なのだ(だからこそ才能の発揮される部分でもあるのだが……)。対してツッコミは、才能だけでは解決できない。その場の状況を整理し、その場に応じた言葉を、できるだけ早く用意する能力は、長年のトレーニングによってのみ形成される。そうして身につけた能力を、玉石混交のボケに対応して発揮してあげるのだ。その点で、ツッコミはサービスだ。だから、適切な、上手いツッコミができる人というのはボケの人数に対してかなり少ない。そして、鳥越氏のツッコミ能力は(少なくとも私が視聴したいくつかの動画でのトークで判断するならば)刀ミュ俳優の中では群を抜いている。おそらくこれは、彼が多様な人物と積極的にコミュニケーションを取り、相手を尊重しながら話すことを心掛けてきたからなのではないか。そんな背景が透けて見えたりするところに人間味と魅力を感じた。(あと筋トレの動画がシンプルに参考になった。)
もう1人の推しは、大平俊也氏。役は今剣。これは役のイメージと本人のイメージがぴったり合致する。中性的・少年的で、あどけなさが残るところが氏の魅力だと思う。普通に顔が可愛い。初めて写真を見たときは、そういう印象だった。
ただ実は、彼に関しては開演前、これ以上の印象がとくになかった。動画などを見ていても、ただ容姿や仕草が可愛らしい真面目な人という感じで、もう一歩魅力を感じる部分に欠けていた。強いて言うなら彼にはただ天真爛漫なだけではない、いわゆる「闇(この言葉が深い意味で使われることってほとんどないのであまり使いたくはないのだが)」を感じたような気がして、そこを興味深く考えたからなのかもしれない。(あとこれは完っっっ全に言いがかりなのだが、邦楽ロック界隈では見た目が中性的なバンドマンほど性欲が強くてファンと寝まくっているという根も葉もない(たぶん葉くらいはある)噂がまことしやかに囁かれており、同じく大平氏も男性的な部分を見せたりするんだろうかという謎の興味もあったのかもしれない。)
そういうわけで、私はひとまず、2人のうちとくに人間として魅力的だなあと思った鳥越氏(安定)を推しとして設定し、ペンライトの色を決めたというわけだ。
私の席から見渡した辺りはほんとうに女性ばかりで、電車内の女性が9割だったとしたらここはもう99割が女性だった。男性の存在についてAに訊いたところ、「まあほとんどが彼女に連れてこられてるだけの人だね」と言っていた。リア充爆発しろという一言でも言いたいところであったが、ここで爆発されたらイベントに影響あるし片付けとか面倒だろうな、と考えて口をつぐんだ。
照明が落ち、舞台が始まる。観劇自体がずいぶんと久しぶりだったので、なんだかいやに緊張した。隣に座るAは早速双眼鏡を取り出し、推しの額に光る汗を堪能しているようだった。(Aは同公演に何度も通っているため構成や内容を覚えてしまっており、推しが出てくる数秒前から出てくる位置にすでに双眼鏡を向けていたためさすがにすごすぎて笑ってしまった)
ドラマパートでは刀剣男子たちが次々に現れ、おのおののキャラクターらしい台詞で我々を楽しませてくれる。思っていたよりも総じて演技のレベルが高く、ちょくちょく挟まれる小ボケも普通に笑える。
そうこうするうち私が注目する安定が現れ、男子たちの会話の輪の中に飛び込んでいった。しかし、私はここで少し違和感を覚える。筋トレの動画を何度も見ていたせいか、あどけない口調の安定と兄貴肌の鳥越氏のイメージが重ならない。まあまあこれはこれでいいか、役なんだから、と納得させながら私は舞台のほうに居直った。
逆に、今剣は役と人物が寸分違わず重なった。大平氏の声・仕草は、本家のゲームで出てきた今剣のイメージとほとんど同じだった。鳥越氏の力不足とかそういうことでは断じてなく、これは純粋に大平氏の持つ魅力と、またそれを見越してあてがわれたキャスティングの妙だと思う。それほどまでに今剣の立ち回りは見事だった。
しばらくすると、おもむろに周囲の女性たちが起立し始めた。なんだなんだ、校歌でも斉唱するんかと思いながら付和雷同、私もペンライトを持って起立した。どうやらここからしばらくはライブパートらしい。ミュージカルと言いながらけっこう現代的な曲(EDMとかそっち寄り)なんだなあなどと思っていると、演者たちがステージで踊りだし、さらには客席中央のステージでもダンスが始まった。
先に言っておくが、歌もダンスも全員上手い。だがその中でも、大平氏のダンスは別格に感じた。なにって、踊っているのがはっきりと”今剣”なのだ。彼は背も高くない、体つきも華奢で、いわゆるダンサーとしての資質は他の刀剣男子に劣っているといえる。しかし、手足のフリが誰よりも大きい。大きいだけでなく、キレもある。そしてその懸命さが、彼のマイナスの資質をいっきにプラスへと逆転させていた。ステージ上で彼の弱点は、はっきりと長所だった。「おそらく今剣が踊ったらこんな風なんだろうな」という彼なりの答えが、あのダンスには込められていた。
踊る彼を見て、この人は無敵だ、と思った。
ダンスに魅入っているのも束の間、舞台はまたすぐにドラマパートに戻り、ライブパートと交互に展開しながら進んでいく。そしてついに山場、俳優たちが客席まで降りてくるフェーズが訪れた。通る刀剣男子から直接手を振ってもらえたり、ウィンクされたりすることを、ファンサービス(ファンサ)というらしい。私は自分の推しが通ったらなんとなくうれしいな、という程度で呑気に構えていた。(隣のAは推しの様子を見ながら奮起していた)
通りがかる刀剣男子たちをぼーっと見ていたときのこと、後ろ側からやってきた和泉守兼定が、私に向かって指をさし、はっきりと目線をくれた。一瞬、自分に向けられたものかどうかわからなかった。よくわからないが笑顔で応えたことだけは覚えている。こんなことを言うとタイトルの通り誤解されそうではあるのだが、私の知る限りあのときの感情に最も近いものは、恋だ。
理由は説明できない。できないのだが、「イケメンが選んでくれた」という感情は、きっと男であってもうれしいのだと思う。それほどまでに私が受けたファンサは衝撃的だった。そして、推しでもない人でこれなのだから、これを自分の推しから直接もらえるなどということがあれば、それはどれほどのクソデカ感情になるのか。想像すると、むしろ恐ろしくなるほどだった。
終演までのライブパート、私は自然と目で今剣を追っていた。彼の、あの衣装でのダンスをもっと見たい。いつまでも見たい。だんだんとそう思うようになっていた。
終演後、私はAに感想を伝えた。予想していたよりずっと面白かったと述べると、Aはしたり顔であった。彼女は物販に行くと(地元なのでここでお金を落としたいという敬虔なオタク然としたことを言っていた)私に伝え、人波に消えていった。
帰りの電車は行きよりも空いていた。今思えば、夜公演まで見ていく人たちがけっこうな数いるのかもしれない。私は大平俊也氏のツイッターアカウントを捜し、迷わずフォローした。
Fear, and Loathing in Las VegasというバンドのMinamiというメンバーがいる。彼はステージ上で、まさに狂人だ。髪を振り乱しながら叫び、かと思ったらわけわからんパラパラみたいなダンスを踊り、でも楽器はちゃんと弾く。そして、嘘くささが一切ない。
Soil&”PIMP”Sessionsというバンドの社長というメンバーがいる。紅白のとき、椎名林檎の後ろでヒマそうにしていたあの人だ。彼はジャズバンドの中にいながら、楽器を(ほとんど)弾かない。彼の担当は”アジテーター(煽動者)”。悪趣味なマフィアみたいな恰好で、ステージ上をふらつきながら、メンバーの演奏をのぞき込んだり、客席をメガホンで煽ったりする。ほんとうにこの役割を必要だと思っているのか。どこまでが演技で、どこまでが素なのか。まったく読めてこない。
私は彼らを見るたび、自分に成しえないことをしていると尊敬する。
私は、エンターテイナーが好きだ。それは、役を”憑依”できる人のことだ。舞台の上で演じる人たちは、素の自分のままではもちろんいられない。しかし、役を演じすぎると、それはそれで嘘くささが付きまとう。だから、役を演じていながら、まるでそれが役だと感じさせない立ち振る舞い。そういう”憑依”を楽しみに、私はミュージシャンのライブへ足を運んでいる。
大平俊也氏は、まさにこのエンターテイナーだと感じた。彼は舞台の上で、間違いなく今剣だった。仕草や声の可愛らしさと、ダンスの躍動感。(あと顔の良さとかもろもろ。)それらをひっくるめて、私はしてやられた。
鳥越氏はもちろん好きだ。しかし、実際に見た舞台では(少なくとも刀剣乱舞という題材では)、大平氏のエンターテイナー性のが私にとっては魅力的だった。それだけのことだ。間違いなく今後も、鳥越氏の動画は見続けると思う。
私は自宅に帰り、もらったペンライトを取り出した。推しの色をピンクに設定し、棚にしっかりとしまった。次は、ピンク色のヒモみたいなやつも手に入れたいところだ。
Official髭男dismさん、紅白初出場おめでとうございます。
かねてから目標にしておられたステージを一つづつこなし、多くの人に曲を聴いてもらえるようになって目標にしていた国民的バンドが近づいてきましたね。
さて、私はいわゆるアニソンしか聞いて来なかったオタクなのですが、とあることをきっかけにOfficial髭男dismを聞くようになりました。
小さい女の子がターゲットのアーケードゲームで遊び、アニメをみて、曲を聞くただそれだけのオタクでした。カラオケで入れるのはアイカツ、プリパラ、あとは東方アレンジ…。一般人に向けて歌える曲は10年前の曲。
小学生の頃、OR◎NGER◎NGEにどハマりしてました。当時の自分は人に流されてばっかで「◎◎ちゃんが聞いてるから」「みんなが好きだから」「そうしないと話に付いていけないから」そんな理由で聞き出してハマっていったと思います。ファンクラブに入っていたし、CDやDVD、掲載雑誌はほぼほぼ買ってもらっていたな…今思うとめちゃくちゃ贅沢な小学生だな…
OR◎NGER◎NGEって沖縄出身のグループで、紅白初出場した時に沖縄から中継してたんですよね。とにかく「地元」にすごくこだわってたバンドだったなって。
そういう所がとってもうらやましかった。自分は沖縄や北海道みたいに特別な地域に産まれたわけでもなく、東京や大阪みたいに都会に住んでるわけじゃない。
自分の住んでいる県は何にもなかった。誇れるところが隣の県と最低人口競い合ってるくらいしかなかった。
秘密結社鷹の爪っていうアニメがあって、NHKでも放送されてたアニメなんです…。団員の吉田くんの出身地が島根県っていう設定で、本編で吉田くんが島根県の自虐をするシーンが沢山あるんですね。
それをカレンダーにしたのが「島根自虐カレンダー」なんですけど、それが県内ですごく大ヒットしまして。島根県民は自分の県に対してとくに誇れるところがないから自虐することが大好きなんです。とにかく大好き。
だって隣の鳥取と人口の最低人口を競い合ってるし、「島根と鳥取どっちが左?」っていう関東の人の問に対して鼻息を荒くして答えるし…。
とにかく「秘密結社鷹の爪」っていうアニメが島根県の広告になっていて、吉田くんは観光大使になっています。駅や空港に行けば吉田くんがプリントされているお土産が普通に置いてます。世界征服が島根から始まってる…
「秘密結社 鷹の爪」がLINEライブとかYouTubeとかで配信してた時期があるんですけど、その時期にEDを担当してたのが売れる前のOfficial髭男dismさんでしたね。
LINEライブでCDの販促で、シャツに蝶ネクタイ…?な衣装の4人組のバンドが出てて、衣装固定されてるバンド大変だな…(?)って思ってみてました。吉田くんが「山陰、島根出身のバンド」って紹介してて、当時は「へぇ〜 島根から出てきて頑張ってる人達がいるんだな〜」くらいにしか思ってませんでした。
そのEDで使用されている楽曲「黄色い車」は、吉田くんが黄色い車に乗って地元から東京までの風景を眺めていくちょっと切ないステキなアニメーションになっているので見てください。山陰から東京出てきた方は絶対グッとくる。
そのバンドは「Official髭男dism」っていうらしい。あなんとなく頭の片隅に島根…鷹の爪…Official髭男dism…ってのはあったので「あ?!鷹の爪の人達?!」って繋がりました。島根に対してはミーハーだったので、発売されたばかりの初アルバム「エスカパレード」を帰りにレンタルショップに行って借りて聞きました。
とにかくびっくりしました。「こんなオシャレな完成されたアルバムを作れるアーティストが島根におったんか…」
1曲目の115万キロのフィルムは「こんなアルバムの最後の曲みたいな曲を1発目に持ってくるか普通?!」ってなったし、2曲目ノーダウトは月9の主題歌になっていて、一度聞くだけで覚えられるキャッチーなメロディー。8曲目のTell Me Babyがめちゃくちゃ刺さった。アイカツスターズの「episode solo」が大好きなオタクにはめちゃくちゃ刺さった。クラブで流れてそうなゴリゴリサウンド大好き…。(オタクなのでクラブに行ったことはない)
アイカツやアイカツスターズの曲が大好きななのは、いろんな音楽のジャンルがあって挑戦し続けていて大好きなんですが、それに近いものがOfficial髭男dismにはあって。
今までこのアーティスト良いなって思ってアルバム聞いてみても全部同じ曲のように聞こえてハマれない…ってのが何回かあったんですけど、Official髭男dismはそれがなくて今もいろんなテイストの曲を作ってくれて飽きないし楽しいんですよね。
「え?Official髭男dism、島根県民会館大ホールでライブするの?」
島根県民会館大ホールは2000人キャパのホールで島根で1番集客できるホールです。有名なアーティストが地方公演する時によく使うところです。私も小学生の頃にモーニング娘を観に行ったことがあるし、県民にとってはキラキラした人たちが見れる1番大きいステージ…という感じです。
「近くに来てくれるんならライブみたい…」と思って一時的にファンクラブに入ってチケット取りました。
そのツアーには東京NHKホールも予定されていて、NHKホールもやるのに千秋楽を島根県民会館大ホールでやってくれるの?!?!?!?!?って、めちゃくちゃテンション上がりました。
えっOfficial髭男dism、売れても島根を大切にしてくれてるの?!こんな嬉しいことある!??!
「エスカパレード」と、途中で発売された「stand by you」しか聞いてなかったですが11月の松江カノーバへ行きました。ここはいわゆるライブハウスですね。
直前まで「整理番あんま良くないから行くのどうしようかな」くらいにしか思ってませんでした。この公演に行くまでどハマりしてません。
はっきり言いますけど、Official髭男dismの魅力はライブです。ライブが楽しい。
ごめんなさい、ライブで披露された曲半分くらいしか分からなかったや。でも楽しかったし、気付いたら身体が動いてた。
あとすごく「地元感」が良かった。ライブハウスには「ここがヒゲダンの実家!」って書いてあったし、実際Official髭男dismが結成して初めて音合わせしたところがそのライブハウスだったらしい。
アンコールの後に「時間があるから弾き語りするからリクエストください」とボーカルの藤原聡が言う。当てられた小学生は藤原聡と同じ小学校に通っているし、それに対して「◎◎小」の校歌を弾き語りする藤原聡。
次に当てられた男子大学生は「島根大学の軽音楽部の部長」なんとベースの楢ちゃんと同じ立場だった。(Official髭男dismの3人は島大軽音楽部出身)
たまたま偶然が重なっているのか、地元だからこんなことが重なるのか良くわからないけど
圧倒的地元感…島根が大好きでいてくれたからこうして島根に帰ってきてくれたんだな…うれしかった…
その日から全曲聞くようになって、Official髭男dismをもっと知って好きになって、応援しようと思いました。
初詣なんて仕事するようになってから初めて行った。芸能音楽の神様に「Official髭男dismの紅白歌合戦の出場」をお願いした。
去年の年末、弟に会った。彼もOfficial髭男dismを好きだったらしい。
「ヒゲダンすごいよね、Mステにも出てたし!」「来年紅白出れるんじゃない?」「出て欲しいよね!ノーダウトよりヒット曲出たら出れるかもね。」みたいな会話をした。
「そろそろ武道館ライブとかやりそうじゃない?」「たしかに。もう決まってたりして」「ヒゲダン武道館なら絶対行くわ!」などと会話していた。
自分はいわゆる、ノーダウトからの新参でしかないしOfficial髭男dismにハマったのも1年目みたいなものなのですが、彼らが地元が大好きでいてくれて、テレビやラジオで島根や鳥取、山陰のことを話してくれているのが本当に嬉しいです。
まぁ山陰が取れないなら山陽、関東に行くしかないんですけど!武道館行ってから帰ってきてもらうんじゃなくて自分から行くよ!ってスタンスでいないとダメって思うようなりましたのでいいですけど!
普通は島根や鳥取のチケットのが取れやすいはずなのに、Official髭男dismは地元が故に取れない。
どんどんチケットが取れなくなって悲しくなる一方、1人でも多くの人に彼らのライブを見てOfficial髭男dismにハマってほしいし、なんか変な気持ちなんですよね。
Official髭男dismは聞いてるけど、ライブ行くまでは良いかなって思ってる人…今度大きいアリーナツアーをしますので、今のツアーよりはチケット取りやすいかと思います…。是非行ってみてくださいね。
Official髭男dismは人の人生に寄り添うバンドでありたいって本当にそれなんだよな…
この場面、この場面で絶対ピッタリな曲がある。
もし、Official髭男dismを聞いたことがない方がいたら聞いてみてほしいです。
オタクだけど「島根県民だったから」Official髭男dismを聞くようになった話でした。
学年が上がり先生が変わるたびに、校歌の歌詞を印刷した紙を貼らされた。
となりに真っ白い背表紙があるのだからそちらに貼ればいいのに、わざわざ君が代に被せて貼らされた。
子供ながらになぜ?と聞くと、背表紙はツルツルしていて貼りづらいでしょう、と言われて、そんなものかと納得した。
大人になって、それは一種の政治思考だと知って、怖くなったし、反戦を呼びかけるには方法として悪手だなと感じた。
子供に教師という立場でステルスで思考を押し付ける存在に対して、プラスの感情を抱けるかというと、とてもじゃないけど抱かない。
悲しい戦争を繰り返したくないという思想には共感するけど、そのために国歌を排するというのは、どうかと思う。
指示してきた先生の年齢は年配の人が多かった気がする。
あの頃から15年以上経っているけど、今もあの慣習は変わらず残り続けているのかな。