はてなキーワード: 風采とは
n=3に関していえば、女たちが攻撃対象にしてた人は3人とも、見た目はいまいちというか、風采が上がらないというか、そういう感じの人たちだったので、「くさいファンネル」飛ばすタイプの女たちは、相対的に弱くて見た目が良くない人が気に入らなくて攻撃する意図もゼロじゃないと思う。別の「割と臭い時があるおっさん」もいたんだけどその人は偉かったから攻撃してなかったので、我慢しようと思えばできてたんじゃねーかという節もあるし。
自分も女なんだけどぼっちタイプなのもあって、ファンネル呼び寄せるタイプの女が本当に嫌い。それも本人がどうしようもないことが理由なのも腹が立つし、臭いについてはくさいと感じる側もマスクとかでそれなりに対応可能なのにさ。
ここ数日例の文科省官僚のツイートに端を発した議論が続いている。今良く目につくのが池内恵のツイートで、「官僚に理解してもらっていない研究者が悪い」的な意見を批判して回っている。これについては反論も絶えないが、池内は完全に正しい。
池内が論破?したツイートの一つに「うちは官僚に物理の楽しさを知ってもらっている」から予算が十分にある、なんてのがあるが馬鹿じゃねーのかとしか思えない。官僚が面白かったから予算出るのかよ。アホかと。研究者が研究の実用化だとか一般社会への説明責任を果たすのは当然だろうけど、役人の私情に訴えかけるのは違うだろう。
研究者の感覚は時代遅れだと言いたがるやついるけど、そもそもな、有力者の機嫌をとって不透明な過程で予算をつける昭和の自民党的やり方は(現実どこまで無くせてるかはさておき)良くないってのがここ20年くらいの全国民的合意じゃないの?
そういう自制をもたず、有力者に「自分の研究の価値を理解してもらう」ことのうまい研究者として例えばアンジェスで有名な森下竜一教授がいる。彼は一見風采が上がらず、株クラなどから馬鹿にされまくっているが実のところ武蔵高→阪大医→スタンフォード大という難関をクリアしている知的エリートである。彼の如き頭脳であれば高々東大法以下の官僚・政治家に「ご説明」することは造作もないのだろう。その結果アンジェスは75億の補助金をゲットしたが、株クラ医クラが当初から千度言ってたようにワクチン開発は頓挫し、終了した。そういうわけで彼は一部から白眼視されているが、今も大阪万博プロデューサーとして活躍している。まあ彼は法に触れることは(おそらく)何一つやっていないのだから当然であろう。
ここから先はかなり失礼な話になるが、何が彼をそうさせたかというと、一つには容貌があると思う。彼が関西弁でいうところのシュッとした、山中伸弥のような外見ならば、正論を堂々と世に問うことで支持を求めたのではないかと想像する。例えるなら外見と体格に恵まれなかった木下藤吉郎が、人たらしとして世に出る道を選んだ如く、である。(そう考えると森下はある種今太閤みたいなものかもしれない)
一方で堂々と自らマラソンに出てまで世論に訴えかけた山中教授がどうなったかというと、不倫で週刊誌を賑わした官僚の不興をかって、恫喝のあげく資金を打ち切られた、というニュースところは諸兄の記憶に新しいところであろう。さて、森下と山中どちらが学術を進歩させただろうか?どちらが日本のためになることをしただろうか?そう考えるとやはり池内恵は正しいのである。
※ ネタバレはしていないつもりです。
※ BL要素はありません。
知り合いの女性(刀ミュオタク)から、「チケットが余ったのでよければ一度観に来ないか」と誘われた。秋ごろのことだった。
彼女(以下、Aとしよう)はひとつの公演でそりゃもう何会場も回る筋金入りで、推し俳優のリリースイベントやバースデーイベントなどにも足繁く通うほどの生粋のオタクだ(ほめてる)。都市圏ならば全国どこでも行くような人物であるが、もちろんこういうジャンルは得てしてチケットの争奪戦が厳しい。というわけで仲間たちと複数人で申し込んで当たった誰かのチケットに便乗して……というのが通例になっているのだが、なんでも我々の地元・愛知会場も同じように複数人で申し込んでいたところうまいこと全員当たってしまい、誘うアテがなかなか見つからなかったため試しに私に声をかけてくれたのだそうだ。(ちなみにA名義で4席あったため、共通の女友達B、Cにも声をかけていた。)
最初は断ろうと思った。まあほぼ間違いなく浮くだろうし、「本当に観たい人がいるはずなのに自分なんかが行ってもいいのか?マナー的に。あとでツイッターで怖い女性ファンたちに匿名で叩かれ、磔刑にかけられるんじゃなかろうか」などということを思ったからなのだが、実際少なからず興味はあったのと、まあお金は出すんだし着席する権利はあるだろうと自分に言い聞かせ、誘いに乗ることにした。
私はもともと、女性向けコンテンツに興味がないわけではなかった。そもそも男性声優のラジオ(DGSとか)を聴く程度にはオタクであったし、アニメはほとんど見ないものの、ハマってしまったFree!!のブルーレイは2期+劇場版までそろっているし(ちなみに推しは宗介)、最近はヒプノシスマイクの曲を聴いており、キャラごとのドラマパートまで聞くようになってしまったし。それに、件の刀剣乱舞もサービス開始から1年程度はプレイしていたこともある。比較的少年系の刀が好きだったので、蛍丸や獅子王を最後までメインの編成に入れていた。
しかし、2次元キャラでもなければ声優でもない、いわばゲーム原作が立ち上がった段階では関係のなかった、俳優たちによるゲーム原作のミュージカルに、果たして惹きつけられるような魅力はあるのか。一応演技のプロではあるが、歌のプロでもなく、ダンスのプロでもない。原作への愛はあるのかとか、クオリティはどうなのかとか、気になる部分はいくつもあったし、今思えば少し懐疑的に見ていたような気もする。その答え合わせのために行ったような側面もあったと思う。
今回の会場はセントレアすぐ横のスカイエキスポという場所。初めて行く所だったので、少し早めに名古屋駅から中部国際空港駅への電車に乗ったのだが、まずここで驚いた。乗客の9割が女性。「え?これは”やった”(女性専用車両に誤って乗ってしまうの意)か?」と思った。必死で背伸びし、血眼になって男性を探したところ、扉のすぐ前にスーツケースを持った初老の紳士を発見した。心から安堵した。私には彼が救世主(メシア)に見えた。違和感に気づいてから紳士を見つけるまで時間にしてわずか3秒ほどのことであったが、私にとってはひとつなぎの大秘宝をめぐる壮大な冒険の時間であった。ワンピースの正体が初老の紳士だったらウケるだろうな。
多くの女性たちはよく見るとなんかカバンとか髪とかに似たようなヒモみたいなやつをつけており、ああ、彼女たちが今日の公演の来場者か、とそれで察しがついた。
私は音楽が好きでライブやフェスにもよく行くのだが、そういったイベントに向かう来場者が一様に身に纏う”モード”みたいなものが好きだ。同じようなアイテムを身に着けた人々が、同じような期待感をもって同じ会場へ向かう。まったくの他人のはずなのに、全員で遠足に来ているような感覚に陥る。私は所有していた唯一の刀剣乱舞関連グッズ、蛍丸のラバーストラップをカバンにつけながら、そんなことを思った。
到着したのは開演の1時間ほど前だった。先に現地に来ていたAと合流し、遅れてくるB・Cを待ちながら辺りを見渡してみた。女性ばかりだ。チラホラ見かける男性も、その多くは隣で開催されているFGOの展示会に訪れたような風采で、見たことあるキャラの見たことないグッズを手に奥の施設へと歩いて行った。事前には聞いていたが、男子トイレはがらんどうで、広々としたスペースの中に3人いただけであった。普通にめちゃくちゃ刀剣男子の缶バッジつけてる方とかもいて驚いた。
B・Cとも合流し、我々は人波に流されるまま会場内へ吸い込まれた。会場内は予想していたより二回り以上大きくて、コンテンツの覇権っぷりを身に染みて感じた。
席は通路側から4席分だった。私のにわか知識でも通路側は人気だと知っていたため、さすがに通路に接する席はAに座ってもらい、私はその隣に座った。Aはなんとも用意周到で、私の分のペンライトやうちわまで用意してくれていた。刀ミュの専用ペンライトは優れもので、推しの色を先に登録しておけるらしい。私は操作の指南を受けながら、スタンダードな青色を初期配置として記憶させた。
またも話がさかのぼるが、私は以前からAに(オタク気質を見抜かれて)刀ミュ関連の画像や動画の視聴を勧められていた。男性が男性を推すというのは恐らくややイレギュラーなことなのだろうが、その中で私は2人の”推し”を見つけた。
1人は鳥越裕貴氏。役は大和守安定だ。刀剣男子自体の役どころとしては真面目で実直ながら、どことなく女性的で可愛らしいキャラクターだ。しかし、私はむしろ、役に入っていない状態の鳥越氏に非常に魅力を感じた。というのも彼は、ツッコミが上手い。
これは私の持論なのだが、いわゆるコント的な場の空気になったとき、「なんとなくボケる」ことは誰にでもできると思っている。もちろんその巧拙については個人差があるが、ボケは簡単なのだ(だからこそ才能の発揮される部分でもあるのだが……)。対してツッコミは、才能だけでは解決できない。その場の状況を整理し、その場に応じた言葉を、できるだけ早く用意する能力は、長年のトレーニングによってのみ形成される。そうして身につけた能力を、玉石混交のボケに対応して発揮してあげるのだ。その点で、ツッコミはサービスだ。だから、適切な、上手いツッコミができる人というのはボケの人数に対してかなり少ない。そして、鳥越氏のツッコミ能力は(少なくとも私が視聴したいくつかの動画でのトークで判断するならば)刀ミュ俳優の中では群を抜いている。おそらくこれは、彼が多様な人物と積極的にコミュニケーションを取り、相手を尊重しながら話すことを心掛けてきたからなのではないか。そんな背景が透けて見えたりするところに人間味と魅力を感じた。(あと筋トレの動画がシンプルに参考になった。)
もう1人の推しは、大平俊也氏。役は今剣。これは役のイメージと本人のイメージがぴったり合致する。中性的・少年的で、あどけなさが残るところが氏の魅力だと思う。普通に顔が可愛い。初めて写真を見たときは、そういう印象だった。
ただ実は、彼に関しては開演前、これ以上の印象がとくになかった。動画などを見ていても、ただ容姿や仕草が可愛らしい真面目な人という感じで、もう一歩魅力を感じる部分に欠けていた。強いて言うなら彼にはただ天真爛漫なだけではない、いわゆる「闇(この言葉が深い意味で使われることってほとんどないのであまり使いたくはないのだが)」を感じたような気がして、そこを興味深く考えたからなのかもしれない。(あとこれは完っっっ全に言いがかりなのだが、邦楽ロック界隈では見た目が中性的なバンドマンほど性欲が強くてファンと寝まくっているという根も葉もない(たぶん葉くらいはある)噂がまことしやかに囁かれており、同じく大平氏も男性的な部分を見せたりするんだろうかという謎の興味もあったのかもしれない。)
そういうわけで、私はひとまず、2人のうちとくに人間として魅力的だなあと思った鳥越氏(安定)を推しとして設定し、ペンライトの色を決めたというわけだ。
私の席から見渡した辺りはほんとうに女性ばかりで、電車内の女性が9割だったとしたらここはもう99割が女性だった。男性の存在についてAに訊いたところ、「まあほとんどが彼女に連れてこられてるだけの人だね」と言っていた。リア充爆発しろという一言でも言いたいところであったが、ここで爆発されたらイベントに影響あるし片付けとか面倒だろうな、と考えて口をつぐんだ。
照明が落ち、舞台が始まる。観劇自体がずいぶんと久しぶりだったので、なんだかいやに緊張した。隣に座るAは早速双眼鏡を取り出し、推しの額に光る汗を堪能しているようだった。(Aは同公演に何度も通っているため構成や内容を覚えてしまっており、推しが出てくる数秒前から出てくる位置にすでに双眼鏡を向けていたためさすがにすごすぎて笑ってしまった)
ドラマパートでは刀剣男子たちが次々に現れ、おのおののキャラクターらしい台詞で我々を楽しませてくれる。思っていたよりも総じて演技のレベルが高く、ちょくちょく挟まれる小ボケも普通に笑える。
そうこうするうち私が注目する安定が現れ、男子たちの会話の輪の中に飛び込んでいった。しかし、私はここで少し違和感を覚える。筋トレの動画を何度も見ていたせいか、あどけない口調の安定と兄貴肌の鳥越氏のイメージが重ならない。まあまあこれはこれでいいか、役なんだから、と納得させながら私は舞台のほうに居直った。
逆に、今剣は役と人物が寸分違わず重なった。大平氏の声・仕草は、本家のゲームで出てきた今剣のイメージとほとんど同じだった。鳥越氏の力不足とかそういうことでは断じてなく、これは純粋に大平氏の持つ魅力と、またそれを見越してあてがわれたキャスティングの妙だと思う。それほどまでに今剣の立ち回りは見事だった。
しばらくすると、おもむろに周囲の女性たちが起立し始めた。なんだなんだ、校歌でも斉唱するんかと思いながら付和雷同、私もペンライトを持って起立した。どうやらここからしばらくはライブパートらしい。ミュージカルと言いながらけっこう現代的な曲(EDMとかそっち寄り)なんだなあなどと思っていると、演者たちがステージで踊りだし、さらには客席中央のステージでもダンスが始まった。
先に言っておくが、歌もダンスも全員上手い。だがその中でも、大平氏のダンスは別格に感じた。なにって、踊っているのがはっきりと”今剣”なのだ。彼は背も高くない、体つきも華奢で、いわゆるダンサーとしての資質は他の刀剣男子に劣っているといえる。しかし、手足のフリが誰よりも大きい。大きいだけでなく、キレもある。そしてその懸命さが、彼のマイナスの資質をいっきにプラスへと逆転させていた。ステージ上で彼の弱点は、はっきりと長所だった。「おそらく今剣が踊ったらこんな風なんだろうな」という彼なりの答えが、あのダンスには込められていた。
踊る彼を見て、この人は無敵だ、と思った。
ダンスに魅入っているのも束の間、舞台はまたすぐにドラマパートに戻り、ライブパートと交互に展開しながら進んでいく。そしてついに山場、俳優たちが客席まで降りてくるフェーズが訪れた。通る刀剣男子から直接手を振ってもらえたり、ウィンクされたりすることを、ファンサービス(ファンサ)というらしい。私は自分の推しが通ったらなんとなくうれしいな、という程度で呑気に構えていた。(隣のAは推しの様子を見ながら奮起していた)
通りがかる刀剣男子たちをぼーっと見ていたときのこと、後ろ側からやってきた和泉守兼定が、私に向かって指をさし、はっきりと目線をくれた。一瞬、自分に向けられたものかどうかわからなかった。よくわからないが笑顔で応えたことだけは覚えている。こんなことを言うとタイトルの通り誤解されそうではあるのだが、私の知る限りあのときの感情に最も近いものは、恋だ。
理由は説明できない。できないのだが、「イケメンが選んでくれた」という感情は、きっと男であってもうれしいのだと思う。それほどまでに私が受けたファンサは衝撃的だった。そして、推しでもない人でこれなのだから、これを自分の推しから直接もらえるなどということがあれば、それはどれほどのクソデカ感情になるのか。想像すると、むしろ恐ろしくなるほどだった。
終演までのライブパート、私は自然と目で今剣を追っていた。彼の、あの衣装でのダンスをもっと見たい。いつまでも見たい。だんだんとそう思うようになっていた。
終演後、私はAに感想を伝えた。予想していたよりずっと面白かったと述べると、Aはしたり顔であった。彼女は物販に行くと(地元なのでここでお金を落としたいという敬虔なオタク然としたことを言っていた)私に伝え、人波に消えていった。
帰りの電車は行きよりも空いていた。今思えば、夜公演まで見ていく人たちがけっこうな数いるのかもしれない。私は大平俊也氏のツイッターアカウントを捜し、迷わずフォローした。
Fear, and Loathing in Las VegasというバンドのMinamiというメンバーがいる。彼はステージ上で、まさに狂人だ。髪を振り乱しながら叫び、かと思ったらわけわからんパラパラみたいなダンスを踊り、でも楽器はちゃんと弾く。そして、嘘くささが一切ない。
Soil&”PIMP”Sessionsというバンドの社長というメンバーがいる。紅白のとき、椎名林檎の後ろでヒマそうにしていたあの人だ。彼はジャズバンドの中にいながら、楽器を(ほとんど)弾かない。彼の担当は”アジテーター(煽動者)”。悪趣味なマフィアみたいな恰好で、ステージ上をふらつきながら、メンバーの演奏をのぞき込んだり、客席をメガホンで煽ったりする。ほんとうにこの役割を必要だと思っているのか。どこまでが演技で、どこまでが素なのか。まったく読めてこない。
私は彼らを見るたび、自分に成しえないことをしていると尊敬する。
私は、エンターテイナーが好きだ。それは、役を”憑依”できる人のことだ。舞台の上で演じる人たちは、素の自分のままではもちろんいられない。しかし、役を演じすぎると、それはそれで嘘くささが付きまとう。だから、役を演じていながら、まるでそれが役だと感じさせない立ち振る舞い。そういう”憑依”を楽しみに、私はミュージシャンのライブへ足を運んでいる。
大平俊也氏は、まさにこのエンターテイナーだと感じた。彼は舞台の上で、間違いなく今剣だった。仕草や声の可愛らしさと、ダンスの躍動感。(あと顔の良さとかもろもろ。)それらをひっくるめて、私はしてやられた。
鳥越氏はもちろん好きだ。しかし、実際に見た舞台では(少なくとも刀剣乱舞という題材では)、大平氏のエンターテイナー性のが私にとっては魅力的だった。それだけのことだ。間違いなく今後も、鳥越氏の動画は見続けると思う。
私は自宅に帰り、もらったペンライトを取り出した。推しの色をピンクに設定し、棚にしっかりとしまった。次は、ピンク色のヒモみたいなやつも手に入れたいところだ。
↓みたいな怠惰に時間浪費して満足のいかない人生になったのに社会に責任転嫁してる自己責任の塊みたいな男には甘いよね
世の中の女性は軽薄で愚かなので、金や権力のあるイケメンに惹かれるばかりで、自分のような風采の上がらない、社会的地位もない男は相手にされない(に違いない)。自分に魅力がないのは遺伝子の問題で、自分に責任はない。
そしてセックスは基本的人権であって、それを阻む女性や、女性の権利を声高に主張するフェミニズムの横行はインセルにとって深刻な人権侵害だ。そもそもこの社会は、チャドやステイシーに有利なようにルールがねじ曲げられていて、インセルに勝ち目はない。インセルを抑圧する社会を打破するために、インセル革命が必要なのだ
インセルは?
女と付き合った事が無いけど女を憎んでリア充を敵視し社会を憎み、恋愛工学的なナンパ師は好きでトランプ大統領を支持してる差別的な非モテ
アメリカでは最近はインセルのテロによる殺戮で何十人か死んで社会問題化してるらしいから、日本でもあと数年で起こりそうだ
⇓みたいな日本のネトウヨでもよく見かける思想に染まって突然殺人をするらしい
世の中の女性は軽薄で愚かなので、金や権力のあるイケメンに惹かれるばかりで、自分のような風采の上がらない、社会的地位もない男は相手にされない(に違いない)。自分に魅力がないのは遺伝子の問題で、自分に責任はない。
そしてセックスは基本的人権であって、それを阻む女性や、女性の権利を声高に主張するフェミニズムの横行はインセルにとって深刻な人権侵害だ。そもそもこの社会は、チャドやステイシーに有利なようにルールがねじ曲げられていて、インセルに勝ち目はない。インセルを抑圧する社会を打破するために、インセル革命が必要なのだ
職場の近くに、毎日ネトウヨのおじさん達がビラをまいている場所がある。この数年で突然現れた彼らは毎日毎日電波なビラを配っている。
平日日中に電波なビラを配ってるだけあってか、どいつもこいつも風采が上がらない。若いのでも50代半ば、60代ぐらいが中心か。
どのオッサンもグレー~茶色の冴えない色のどこで売ってんのかって服を着ている。女性は見かけたことがない。いるのかもしれないが。
彼らはちっとも楽しそうではない。仲間と集まって主義主張を人に知らしめたいのなら、ゴミを撒く代わりにせめて少しぐらいは楽しそうに、もしくは意義ありげな顔つきでもできそうなもんだが
金貰ってキャバクラのチラシ撒いてるオッサンの方がまだ有意義そうな顔をしている。まぁ金を貰えるから当たり前か。
無言でチラシをぐいっと押し付けてくるが、そのしぐさは不審者そのもの。いつまでたっても上達しない。したがってチラシを受け取る人も見かけない。
出勤すると、彼らネトウヨおじさんたちと同世代の上司がいる。ちょっとウザいところはあるが、たまに旨い飯を食わせてくれたりする割と良い上司だ。
部下への配慮もそれなりにスマートなので、女子社員にもウケがいい。さっきも、ウザいダジャレを発しては女子社員に笑われ和気あいあいとしていた。まぁマスコットみたいなもん。
もう60過ぎたのだが会社要望で定年延長している。あと2年で完全にアガリなので、自分が持ってる人脈をどんどん下に引き継いでる最中。
俺の鬼瓦みたいな顔でも役に立つならなーと言いながら部下たちを引き回している。上司の人柄なのかかなり良いルートを紹介してもらえてありがたい。
彼らとうちの上司はどこで道を違えたのだろう。
家庭の事情などもあり、大学入学と同時に自分で商売をしてきた。
自分は飽きる事もなく小さな商売をしてきて。
それなりに結果も残せてきたし、
少し飽き足らないという思いがなかったらウソになる。
そんな時ちょうど自分の商売が行き詰まって、
これからどうしようかなと。
そんなことがあって、今の仕事と別の仕事をしてみようと思ったのがきっかけ。
かつらかぶって、セットして、ジャケット羽織るとどんな人でもそれっぽくなるものです。
1.お給料が低い
2.年功序列
3.好きじゃない
仕事はできないなぁと。
基本的に実力主義で、先輩後輩はあれど、実力があれば認めてもらえる。
たいてい水商売の女の人にお世話になっていたので、
もともとそういう仕事には抵抗がなかったのもある。
それで、写真を送ったらそれだけで2店ほど体験入店させていただけることになったのです。
だけど、友達でもホストとして働いた事がある人は一人しかいない。
そこで、はじめて説明を聞いてびっくりしたのが、罰金の高さ。
恥ずかしながら、こんなに高額な罰金制度が水商売に厳然と存在することを私は知らなかったです。
遅刻とか当欠。
これは多分やらかさずに済むだろう。
同伴ができないと罰金という日があるのです。
何人かの子にそれとなく話を振ってみました。
そしたら、
ホストクラブ行きたいと思ってるんだけどなかなかいけないんだよねー
みたいなノリで、来てくれる友達の多さには正直驚いた、驚きました。
料金も決して安くはないのに、
え、そんなんでいいの!
どうしていままでこの子たちと遊ぶ時全部払って来たんだろうってつくづく思いました。
女の人がよくわからないのは、
数百円数千円のことで凄く悩むのに、
数万円数十万円数百万円となるとほとんど悩まないこと。
これは本当に不思議。
とはいえ、
商売がうまくいっていたときは遊んで来たので、
やっぱしリピートしてくれるかどうかは心もとないし、
それだけでは一番にはなれない。
だから本当はやっちゃいけないけれど、
街中でいけそうな人に声をかけたりしてました。
いけそうな人の見分け方ですが、
歩き方がふらふらしてる感じの人(まっすぐ歩いてない人)で、
靴やバックが痛んでる感じの人がいいです。
そういう人は深く物事を考えていないから。
そういう人は、悩みを解決できないし、だから深い闇というか空洞みたいなものを心に抱えてる。
もっというと、胸は大きい方が良くて、
下唇が太くて、涙袋が厚くて、
全体的にあぶらっぽい感じのする人ならまず間違いないです。
これはどうしてか分からないけど。
欲が強いからかな。
そういう人に、それとなく
道迷ってる? とか
だいたい行ってみたいっていわれます。
これ本当に不思議です。
どうしてなんだろう。
ホストしている時期が長くはなかったので、
とりあえずこうすれば店に呼べるというのは分かったのだけれど、
どうして女の子がこれでひっかかるのかは正直最後までよくわかりませんでした。
(とまでは言わなくても男と話したくて)、
その言い訳を作る事を男に求めているだけなんだって思うようにしてます。
■ やればできる。
ああ、同伴罰金なんて無理だよなぁ。
やってみてわかったのは、やればできる、ということです。
ちゃんと本気で仕事にあたっていれば、たいていのことはできます。
これは別にその人の元々の頭の良さとか素質とかなんてほとんど関係ないです。
これは大学受験とかでもそうだけどね。
私だって風采は決して良くない方だと思うし、友達からもよくそういわれます。
その人が本気でさえあれば、どんなことだって大体できる。
指で石を削るような努力をすれば、どんなこともできる。
自分が選んだことを、結果として正しくしてしまうような力の強さ、やる気、本気さが大事なんだ。
ホストをしてみて、そんなことがよくわかった。
■ どんな仕事でもそうだけど24時間365日命を賭けて120%の力で突破しないと事は為せない
バイトなんていうのは無理で、レギュラーで毎日来てほしい、ということです。
ああ、これって大事なことだなって後で気付きました。
みんな世の中の人はなんだかんだ本気で生きてるんです。
したくない仕事をしている人もいるし、それでも必死に生きようとしてる。
商品を買っていただくお客様に失礼なんだ。
当たり前の事だけど、そんなことを、生まれてはじめて、身を以て痛感しました。
■ 与えて与えて与えた先にだけ、売り上げがある。
人と人が接して、
人には自分を認めてほしい、自分はこんな人間なんだ、自分はこうなるべき人間なんだ、
みたいな「器」があると思うのですが、
甘えたり甘えさせたり、誰も気付いてない内面褒めたり、構ったりすることで、
極力その相手の「器」みたいなものを大きくして、
そこに愛をいっぱい注いで満足してもらったところで、
相手を俗世間の荒波に戻して、愛がするする摩耗するのを見届ける。
それで、次に相手が愛を補充して欲しいと思った時には、
その愛には値札がつけてやる。
その値札がだいたいべらぼうに高いわけです。
それでも人は、その愛を買う。
高い値札のついた私の愛を買う。
骨を折って手に入れるよりは、遥かに楽に手に入る「値札がついた愛」を買うわけです。
あるいはエステもそうかもしれないけれど、
仕事をしながらこんなことを学びました。
それで、私が出した結論は、天職はいましてる仕事だなと思った。
自分がホストをやることには、なんの使命も競合優位性もないけれど、
少なくとも自分が今している商売には、使命も競合優位性もある。
ならその仕事、今している仕事、一度はつまらなく思えた仕事をもう一度本気でやってみようと思えたのです。
もう一つ思ったのは、
つまらない仕事なんてものはなくて、つまらない仕事の仕方があるだけだということ。
どんな仕事でも、降り掛かって来る問題に、
自分の今までの能力以上の能力を発揮できるような「やる気」「本気」を持って当たれば、
これはとてもよくないことだなと思いました。
別の世界を覗いたことで、本気でそう思えるようになりました。
■ そして私はホストを辞めました。
だから、お金に困らない限り、私が水商売をすることはこの先ないと思います。
とにかく水商売の仕事に24時間365日120%の力を持って当たれるようにするでしょう。
今の本業にもとても役立つなと思いました。
たとえば、名乗りを上げる、有名になることの大切さ。
あっさりしつこく何度も口説き続けることの大切さ。
これを学んでからいままで全然契約がとれなかったのが取れるようになりました。
あと、出会い系サイトに誘導するTwitterアカウントの運営の仕方とかも、
個人向けの集客システムを考える上では本当に良く出来た先行事例です。
ナショナルチェーンではなく一社多業態で攻めるやり方にも通じる戦略がそこにはあります。
これからは多分小さいNo.1を積み上げていく形でしか勝てないと思う。
実際、いろいろ研究してみて、集客を改善したら、一気に結果が良くなりました。
さらに勉強して、月に百万人が知って、月に十万人が興味をもって、月に一万人が新しく使ってくれるような
そんなサービスをつくることを目指して、
このまま突っ走りたいなと思います。
たまたま商売が行き詰まったように感じて、
いろいろ寄り道してしまったけれど、
本当にいい勉強になりました。