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2017-08-07

日本証券会社セキュリティ対策ゴミすぎる

ありとあらゆる国内証券会社で、株取引画面にアクセスする際のスマートフォンアクセストークンによる二段階認証(多要素認証)などの、ログイン用のIDパスワード流出してしまった”後”の対策が一切されていない。

まりIDパスワード流出した時点で、第三者によって自由に株取引がされてしまリスク利用者は常に負っているということになる。

例えばGoogleYahooAmazonでは、認証されていない端末やブラウザからアクセスがあった場合は、登録されている電話番号SMS送信し、本文に記載されているワンタイムパスワード入力しないとログインができないようにする二段階認証採用している。

国内でも、大手銀行ネットバンキングでは、出金手続きをする際は専用のアクセストークンスマホアプリに表示されるワンタイムパスワード入力を求められる。

しかし、何故か国内企業の証券口座に関してはこういったIDパスワード流出してしまった”後”の対策が一切されていない。

証券会社側の弁護もしておくと、銀行口座への出金に関しては、契約者の名義と出金先の銀行口座名義の姓名がカタカナで一致しないと出金できない仕様になっているところが多いようだ。

しかし株取引に関してはIDパスワードだけで自由に行うことができてしまい、ネット上でのイタズラ目的などで不正取引をされ、結果的に莫大な金銭的損失を被る可能性は常にある上に、登録されている個人情報に関しては見られ放題で、まさにやりたい放題ということになる。

個人的に気に食わない身近な人物ログイン情報ソーシャルエンジニアリングで抜き取ったり、株関連のブロガーや株取引を実況する動画配信者などのネット活躍する人物ターゲットをしぼってログイン情報を抜き取り、不正な株取引金銭的な損害をあたえることは充分に可能ということになる。torをつかってIPアドレス偽装してしまえば、刑事事件に発展したとしてもIPアドレスから犯人特定することは実質的不可能になってしまい、中学生でも簡単完全犯罪ができてしまうということになる。

もちろん、前述のような対策をとったからといってフィッシングサイトワンタイムパスワード入力させられる等の手口もあるため100%リスク回避できるというわけはないが、現時点で一般的実施されているIDパスワードによる認証に加えて、SMSやワンタイムトークンによる二段階認証採用すれば、IDパスワード流出に起因する不正アスセスリスクの大部分は回避できるであろうと思われるのにも関わらず、国内の多くの証券会社がその対応をしていないのは、単純に対応を怠っているとしか思えない。

私が確認したところでは

においては、この記事執筆時点ではIDパスワード流出した”後”におけるこれらの対策はされていないようだった。

以前、何社かにこれらのセキュリティリスクについて電話窓口で指摘したところ、例のごとく「パスワードを定期的に変更(以下略」と言われてしまった。

しかしこの「パスワードの定期変更」については以前から、定期変更を繰り返すことで必然的に覚えやす簡単パスワードを設定するユーザーが増えてしまう、毎回複雑なパスワードを設定したとしても覚えられない為にメモを残してしまいそれがセキュリティリスクになる等の問題点が指摘されており、2018年から総務省でも「パスワードの定期変更は不要」という見解を示している。

利用者としては、大金を預けている以上は最低限のセキュリティ対策をしてほしいところではあるが、専用窓口でその旨を伝えても「面倒くさい人が来た」という対応をされてしまい、何だかなぁという感じだった。

大事件が起こる前に、早急に対策が取られることを願う。

追記

(2020/09/16)

ついにその”大事件”が起きてしまった。

報道各社によると、SBI証券で悪意のある第三者による不正アクセスにより利用者有価証券売却および、偽造した本人確認書類を利用するなどして、当該銀行口座そのもの不正に開設した“偽口座”への出金が複数確認されたとのこと。被害総額は現時点で9864万円とのことらしい。第三者不正アクセスによる有価証券不正取引どころか、偽口座へ出金までされる事態になってしまった。SBI証券では、利用者任意ではあるが「PC登録あんしんサービス」というサービス名でメールアドレスによる二段階認証を早期に導入した数少ない証券会社であっただけに残念。余談ですが、この記事最初投稿してから以降、7ペイ騒動等の相次ぐセキュリティインシデントの発覚を受けて、松井証券など一部の証券会社では電話番号等による二段階認証を導入している。しかしこれらの利用はあくま任意であり、セキュリティ意識の高い利用者以外は従来通りのIDパスワードだけの認証に留まっているのが現状のようです。

2017-08-06

ツイッターを始めてから自分の嫌な所を知った。

ツイッターを始めてから半年ぐらいたったと思う。ツイッター登録をしてからは、すぐには使わずに長文を書く事が多いのでブログを使っていました。ツイッターを見るのは、情報を知る為にその頃は、使っていたのですが、せっかく登録したのだから半年から使い始めて少しづ自分趣味と同じ人を探してフォローしてフォローされてフォロワーさんも少しづつ増えてきて好きな事を語りあえるのは、ツイッター楽しいと思う。ブログと違い割とすぐに相手の反応があったりするので共感したりされたりと同じ趣味の人が身近にいない自分にとっては、語り合えるのが楽しいと思うようになりました。

ですが、私はある声優さんファンである声優さんを好きなファンの方と段々と繋がるにつれて共感する事も多かったけど、でもツイッター発言に嫌だなと心の中で思ったりする事もあって、そりゃファンは、色々な思いがあるし、そこにどうこう思うのは違うと思う。

同じファンからこそイベント参戦の感想イベントチケット当落などもツイート見てると流れてくる。勝手だけど自分が当たらなかったイベントに他のファンの方がたくさん当たっていたら見ていて寂しい気持ちになったりして、イベント感想自分が参加していないイベントだったら感想を読むのも嫌な時があったし、本当に自分ってこんなに勝手だったんだと自分の嫌な所がツイッターでわかった。でもツイッターでは、決してそんな発言出来なかった。同じファンの方は、共感する事も多かったけど、イベント感想が大げさじゃないかなと思う事もあって応援してる声優さんは、絶対だ!のようなもう何してても可愛いとか表現する方にも違和感があってモヤモヤもしたり、ブログをしてた頃は、全くこんな事を思った事も無かったかツイッターならではなのかな?とも思う。ツイッターは、本当に色んな方と交流も出来るし、同じ趣味の方とも繋がれる。とても楽しい事もある場所だと思う。

でもイベントチケット当落イベント参戦などを見て自分ももっと参加しないとと焦る気持ちにもなってしまってツイートイベント感想などたくさんあると疎外感を感じたりする時もあった。やっぱり自分イベントチケットが当たっていたらツイートで報告したいし、その気持ちはよくわかる。そのツイートを見て勝手に羨ましく思ってるのは自分勝手から。でもあまりにも大げさな感想とか応援してる声優さんがどんな事しても可愛いという感想だとか凄く強い批判とか言葉遣い女の子なのに本当に乱暴だったりとかも同じファンで見たりして嫌な気持ちになったりもした。

自分は、決して同担拒否ではなく同じファンの人が多いと嬉しいと思う方だったのにツイッターを始めてから「私って同担拒否?」のような気持ちを感じるようになってツイッター止めようかなと何度も思う事があった。本当に勝手だと思う。

ダラダラと書いてしまいましたが、少しでも共感して下さったらいいなと思います

何だか本当にまとまりない文ですみません。吐き出したかった気持ちをただ書いてしまいました。

読んで下さった方、本当にありがとうございます

人として生きるために教えることも義務ではないか

私が建築業界に未経験で入り感じたこと。

建築業界に限定せずすべての職種でも同じことがいえるかもしれない。

建築業界は「3K」なんてのがあり

「きつい」「きたない」「危険」なんて言われているが 実際には少し変わって「きつい」「帰れない」「厳しい」なんて言われていたりする。

中でも「厳しい」はすべての仕事共通する。

何が厳しいか? 

知識の共有ができないこと」が現代社会 全世界すべてで起きている問題だと思う。

教える人が「知識不足で教えることができないこと」

教える人が「教育を分かっておらず教え方が下手なこと」

教える人が「俺はもう定年だからなんでもいいんだ、あとは勝手にやってくれ」と責任放棄すること。

教える人が「せっかく教えてもすぐに辞めるから教える気がない」

同じ仕事なのに「知識の専門化が進みすぎて、全ての知識を把握できないために起こる教育不良」

教わる人が「つなぎの仕事から覚える気がない」

教わる人が「技量知識共にかけていて言葉が通じない」

教わる人が「教育に限らずいろいろな理由ですぐに辞める」

すべての業種で言えること。

各分野の専門化が進みすぎて覚えることが増えすぎたこと。

特化しすぎた分野が分かれてしまい分野が異なり、隣の畑を見ても何が何だかからないこと。

情報量が多く技術取得前の事前学習に費やす時間が多すぎること。

底辺仕事であれば技術知識必要最低限あれば事足りるけど。

現在子供たちは、仮に技術職や医者に就こうと思った時に

高校生ぐらいには仕事を何にするか確定していなければ技術職を選べなくなるみたいなことが起こりえてしまうのかも。

専攻している学習知識上「私は歯科医」「このルートしかない。」みたいなことが起こりえてしまう。

仕事上だけで得られる知識には限界があり、自身で進んで学習する必要もある。

得た知識更新されて、まったく違う技術になり変っていて。0から違う工法を覚えたり。

かと思えば、解体時には30年前にはこうやって作られていて図面は残っていないからなど。

昔の知識を持つ人が必要だったり。古い知識が要らないとも限らない。

便利なものを作った代償として、今までの知識の共有が生きていく人類必要になることがある。

すべての知識必要なかったとしても問題が起きた時に何もできず棒立ちするしかない。

原発での事故が起きた時のように。

原子炉危険という概念は持っていても何が危険で、何かが起きた時にどうしたらいいか

ほとんどの人が知らなかったことだと思う。

ほかの動物と違い。本能無視したり抑制したり、考えて行動できる人として生れ。

便利なもの使用する側の人間も、作った人間に何らかの融資をして作らせたことになる。

人として便利なものを使い、便利なものを生み出していく以上

知識はより高度になり濃縮される。

そしてそれら技術を生み出してしまった責任として、

人として生れた以上は、その便利さを知り学ぶ義務があるし。

その知識を教え、共有する義務がある。と勝手に思います

そこからおしえなきゃないの…

https://anond.hatelabo.jp/20170722215114

はすごく小さな問題のようで実は大小にかかわらずどの仕事の分野でも起きていること。

書類の出し方とか、定型文とかそんな文化を作ったのも人類だし、

それを全国統一簡略化するもしないも個人自由だけど。

それをしないで今の文化にしがみつくなら教えることの方が義務だと思う。

「知ってて当たり前」は「ゆとり世代」より甘い考えだと老害自覚するべき。

見ているだけで覚えられるような職人時代は一部終わりを迎えつつある。

倫理問題解決して脳が記憶媒体に置き換えられたりでもしない限り、

ある一定知識量を容易に記憶する技術をまだ持たない、もしくは技術的にはできても倫理的にできないとか。

人としての限界を超える局面に近づいているようにも思える。

(人としての限界サイボーグ化やゲノム構成の改良など手術や人体改造を伴うこと)

人として生れ、便利なものを使う使わないにかかわらず、

まれた瞬間から何かを考え続けることを強制された生き物。

本能のままに生きられるだけの方が幸せだと言える日が来るのかもわからないですね。

2017-08-05

PS4買えてる奴マジで尊敬するわ

最後遊んだドラクエが「ドラクエ8」、つかそれ以降今までゲームは全く遊んだことがない

そんな俺が今からドラクエ11を買おうとして買えないをもう三日繰り返してる

なんでPS4って何種類もあるんだ

どれを買えばいいんだ

店員PS4くれって言ったら「どのバージョンPS4ですか」と聞き返されてしどろもどろになって、察した店員に「PS4はいくつか種類がありまして」と説明されそうになったけど、後ろに並んでる十数組はいる親子連れ視線に耐えきれなくなって「出直してきます」と逃げ帰ってきたのが初日

しかネット接続必須だの、固定回線推奨だの、なんか有料の奴に加入しろだの、事前に決めなきゃならない事多すぎる

その後ぼんやりレジを眺めてたら子供とか俺より若い社会人学生風の奴らがPS4ドラクエ11パッケージ持って並んでて、こいつら全員さっきの質問に全部合格してるんだなと思うと何だかもの凄く自分が惨めになってきた

でもドラクエはやりたいのでネットで色々情報を漁ってるんだけど、「○○ならAにすべきだが、××ならBでも良い」みたいな書き方ばかりで、結局どれを選べば良いのか全く分からない

たかだかゲーム遊ぶだけなのになんでこんなに面倒くさいんだ

以前は本体ソフトさえ買えばあとは一切何も要らなかっただろ

あー誰か5万円くらい出すから俺の代わりにPS4ドラクエ買ってきてテレビに繋いで遊べる状態にしてくんねーかな

2017-08-04

出会い系攻略サイト管理人を名乗ってはや5年の月日が経った

元々、出会い系みたいなネットナンパ全般が得意だったのと、ホームページ運営に興味があったので初めてみた出会い攻略サイト

最初はちまちまと趣味範囲で、途中からはそれと実益を兼ねて更新を繰り返しつつ、気がつけば5年の月日が経っていた。

実際の話、出会い系出会える。

女子大生フリーターOLパート勤めの主婦バリエーションはなんでもござれだ。

ただ、出会うためにはいくつかコツがあって、そのコツを習得していたとしても結局は運の要素が60~70%ぐらいを占めてくる。

逆に言えば、そのコツを知らなければ99.99%を運だけで勝負しなければならず、出会えない出会えないと喚いている連中のほとんどが努力もせずに運任せの勝負を繰り返している奴らだ。

結局のところ、ネットだろうがリアルだろうが他者との競争に勝たねば望んだ獲物は手に入らない訳で、そこを勘違いした馬鹿自分のような存在アフィカスだの詐欺師だの何だのと罵ってくる。

ここまで書いて、何だか取り留めのない文章になってしまったと感じているが、とりあえず現時点で確かなことが一つだけある。

それは来週、また一人新しい女性と会う約束が決まっているということだ。

これだからナンパは止められない。

2017-08-03

最近話題アダルトVR店舗をざっくり一巡りしてみましたよ?(8/4追記

アダルトVRに興味はあるが設備を整えるだけのカネは無く(全部で20万円以上かかるんだぜ)、しか時間はあるので、その手のコンテンツを試せるお店にいくつか行ってみた。現在アダルトVRを体験できる店は、自分の知る限りは次の三種類だ。

我ながら暇人だと思うが、とりあえずこの三つを一通り体験してみたので、軽く感想を述べてみたい。

VRゴーグルを置いているネカフェ

ネカフェそもそもアダルトコンテンツを楽しむ店ではない。楽しんでも良いが、本格的に楽しむことは歓迎されない店である

そういう訳で、ネカフェのVRはアダルト専用という訳ではない。「VRをとりあえず体験してみる」ための存在であり、幅広く(もないんだけど)集められた各種VRコンテンツ一種類としてアダルトも入れてあるよ、という程度。メインはどちらかというとミクさんに会いに行く方面だ。

いわばネカフェアダルトVRは体験版であって、とてもじゃないが実用に耐えるものではない。しようと思えばできる人もいるだろうけど、前述の通りネカフェでそういうことしちゃダメです。

個室ビデオ金太郎太郎グループのうち、DMM VRを導入済みの店舗

個室ビデオ店とは、ご存じの通りアダルトコンテンツを本格的に楽しむための場所である金太郎太郎グループはその大手で、最近都心の一部店舗DMM VRを導入したと宣伝している。

DMMはというと、これまたご存知の通りデジタルコンテンツ配信大手企業最近アダルト以外のコンテンツ配信しているが、元々はアダルトがメインで、現在もその方面では他の追随を許さない。昨年くらいからはVRにも注力しており、そのサービス名がDMM VRだ。

個室ビデオ大手コンテンツ配信大手の組み合わせと聞いて胸を躍らせない人はあまりいないだろう。自分もかなりワクワクで導入店舗に足を踏み入れたが、詳細を聞いた途端、期待はもろくも崩れ去ってしまった。選べる作品が少ないのだ。

誤解の無いように書いておくと、DMM自体はかなり多くのVR作品配信している。ところが、花太郎VRゴーグルには、その中の10作品程度しか入っていない。月替わりか何かで入れ替えるそうだが、作品の決定権は店側にある。ひょっとしたら店が選ぶのではなくDMMから送られて来るのかもしれないが、とにかく好きな作品自由に見られるという訳ではないのだ。何だか入ってた作品微妙だったし(これは偶々かもしれないが)。

これで「DMM VR導入!」と声高に宣伝するのはちょっとどうジャロという感じである。まあこのサービスは本当に始めたばかりのようなので、今後、DMM提携するなどのような驚きの展開があれば化けるかもしれない。

ちなみに、VRコースでもDVDを持ち込めるので、その点は良心的と言えなくもない。

SODVR公式店舗

SODはソフト・オン・デマンドという会社略称で、アダルトビデオ大手メーカーである。実写のアダルトVRに先鞭を付けたのは、事実上この会社であると言って良い。

冒頭にも書いたが、VRコンテンツの鑑賞環境を準備するのは本当にカネがかかる。

つの時代も先端機器を広めるのはエロだとかいう話もあるが、個人設備投資だけに頼るのは限界があると感じたのかどうなのか、SODはなんと自前で公式店舗を作ってしまった。店で体験してハマったら自分でも設備を整えるだろうという考えなのかもしれない。実にこう何というかスジの通った話である

公式店舗だけあってSODで制作販売しているVR作品はすべて鑑賞可能であり、作品数はこの手の店舗では2017年8月現在ダントツ。多いと言っても今のところ数十本くらいなのだが、それでもこれだけあればかなり楽しめる。女優シチュエーションもそれなりに広くタイプを押さえているし、何と言ってもきちんと本番までやっている作品が多いのが素晴らしい(本番という言い回しがわからない人はお父さんに聞いてみよう)。今後どんどん投入されてもいくだろうし、街でアダルトVRを体験したいなら、現状SODVR公式店舗一択といっても過言ではない。

あ、なんだかSODの回し者みたいだけど違いますからね、念のため。作品クオリティという意味ではKMPというメーカーにも興味があるので、KMPVR公式店舗みたいなものオープンしたら是非行ってみたいと思っている。しかし、あくまで現状はSODVRが頭一つ抜けている。

それと、VRゴーグルと一緒に、穴の開いたアイマスクみたいな奴を渡してくれたのは嬉しかった。これを顔に装着してからVRゴーグルかぶるようになっており、まあ下着みたいなものだ。VRゴーグル想像以上に蒸れて汗ばむので、こういう配慮は中々にありがたい。

で、結局アダルトVRはどうだったのか

というとですね。

うまく作られたアダルトVRコンテンツは、普通アダルトビデオに比べ、確かに圧倒的に没入感がある。その一方で、没入感が高いが故の違和感というのもかなりある。ひとことで言えば「目の前にあるのに触れない」というのがそれだ。

触覚が伴わないのは、例えばヴァーチャルコンサートのようなコンテンツでは問題になりにくい。

しかアダルトのような、密なコミュニケーション仮想体験するコンテンツでは大いに問題になる。だってさ、手を伸ばせば触れるところにある(ように見えるし聞こえる)女体に、実際に手を伸ばしたら触れないんですよ。こういうのは軽く脳が混乱してしまう。慣れの問題もあるかもしれないが、視覚聴覚の没入感は本当に大したものなので、触覚が伴わないのは本当に残念な訳である

ちゃんとしたレビューならこの辺は「可能性を感じた」という風にお茶を濁すところだろうが、可能性を感じるというのは、裏を返せば実用にはまだ遠いということでもある。まあ触覚フィードバック技術も開発が進んでいるので、そう遠くない将来に解決するかもしれない。しかしながら、現状はとにかく「あと一歩」感がすごい。

それから、これはアダルトVRに限った話ではないが、手元が見えないのは地味に結構ストレスだ。何か取ろうとするたびにゴーグルを取らなければならないのでは、興がそがれるどころの話ではない。DMM VRはこの辺も考慮に入れて開発が進んでいるが、善し悪しというのが正直なところ。特にアダルトではナニをアレする必要もある訳で、こういった面でもまだまだ発展途上なんだなという印象である

そうは言っても一度は体験してみようぜ!

いろいろと書いたが、一応最後に言っておきたいのはこれ。

確かにVRは発展途上の技術で、言ってみればまだまだのコンテンツが多い。けれど、それはユーザーの声が制作や開発の現場フィードバックされやすいということでもある。例えば、SODVR公式店舗にはアンケート用紙が置いてあるのだが、これはSODをはじめ、アダルトVRに関わる人たちの熱意の表れそのものだ。

制作側の熱意に答える方法は、とにかく体験し、感じたことをどんどん伝えていくことではないかと思う。そして総合的な熱量に比例して洗練されていくに違いないのである

から少しでも興味のある諸氏は、ぜひとも一度は体験してみてほしい。そして皆でアダルトVRを育てていこうじゃないですか。

あと、これ読んで「なにそこまで熱くなってんだよw」とか言わないでくれると嬉しい。


追記

いろいろとコメントをいただいたので、気になった辺りだけでもちょっと追記。


VRするのに20万円もかからないだろ

ご指摘通り、実写VRだけならスマホと安いVRゴーグルでも十分楽しめると思う。PSVRでも10万円くらいというのもそうですね。でもどうせ自分でVR環境作るなら、高スペックPCと高解像度ゴーグルが欲しいよね。VRエロゲもやってみたいし。とはいえ、最低でも20万円からみたいな書き方をしたのは軽率だった。すみません

ただ、スマホVRは本体をゴーグルマウントするためか、やたらと熱を持ちがちで、短時間使用じゃないとキツいという印象はある。スペックはともかく、個人的にはパソコンVRの方が快適に感じた(ネカフェスマホVRで、SODVRはパソコン。花太郎は何か単体のゴーグル)。画質については、店舗に置いてあるのは多分エントリーモデルなのでお察しというか、スマホパソコンもそこまで差は無い感じ。PSVRは未体験なので未知数。


眼鏡だとVRゴーグルは無理なんじゃないの?

ゴーグルの機種とか眼鏡デザインにもよると思うけど、案外大丈夫。自分眼鏡っ子ですし。でもまあ装着時にちょっとコツがいるのは仕方がないところ。


全周動画はVRじゃないだろ

おっしゃる通りかもですが、提供元がそう呼んでるし、世間でも概ねそういう認識なんだからとりあえず良くね? ダメ


SODVR公式店舗でナニをアレできるの?

業態としては個室ビデオみたいなもんだから大丈夫。実際にイケるかどうかは個人の趣向にも関わるので何とも。どんな作品があるかはSODのサイト確認できるので、気になるなら事前にチェックしてどうぞ。


追記2(8/4)

たくさんのブクマブコメトラバありがとうございます。VRって関心が高いんだな。せっかくなのでもうちょっとだけ追記。


アダルトVRの神髄はエロゲにあると思うわけだが

言いたいことはわかるけども、さら選択肢が少なすぎてどうにも。でも、アダルトコンテンツの行き着く先は、リアル寄りであれ二次元寄りであれ、エロゲの発展形になっていくんだろうとは思う。


PCの方がどう快適なのかもう少し詳しく

上で書いた通り発熱問題がほぼすべて(※個人の感想です)。パソコンVRも暑くなるが、スマホVRは極端に言うと猛暑スマホ動画ゲームを開きっぱなしにして、目の前10cmくらいに固定してみたら、少し感じがわかるかも。


店舗においてあるヘッドマウントディスプレイは何があるの?

VR機器に詳しい訳ではないので、機種まではよくわからない。少なくともVIVEとかOculusみたいなメジャーどころではなかった。触った感じ数千円レベルのものでもなかったと思うけども。おそらく実用になるクラスエントリーモデルといったところかと。


没入感って言葉だけじゃわかんない

ものすごく作り込まれ水族館トンネル水槽で海中気分を味わう感じ。まるで本当に海の中にいるみたいなのに、息はできるし体も濡れないし魚にも触れない感じ。アダルト関係無いな。


なんだライター

残念ながらライターさんではないが、確かに読み返すとステマっぽいな。お褒めの言葉と受け取っておきます。ちなみにSODVRの水城奈緒がなかなか良かった(蛇足)。

https://anond.hatelabo.jp/20170802122254

追記読んだ。

本当に今まで何だかんだ言っても、きもくて金のないおじさんも氷河期被害者同士だと思ってたけど、

ブクマ

 若い女は若い男と比べて圧倒的にパートナー選び有利なのに若い頃なにしてたんだろうねこういう人

http://b.hatena.ne.jp/entry/342836657/comment/kusorurosuk

が星集めてて、そんな気持ちが吹っ飛んだ。

これからはきもくて金のないおじさんを見かけたら、

若い男は若い女と比べて圧倒的に就職有利なのに若い頃なにしてたんだろうねこういう人

という言葉を投げたい。

2017-08-02

https://anond.hatelabo.jp/20170802130922

本当に少子化対策を考えるなら、男に強制的に女をあてがうよりも、女に出産時の多額の報奨金と、養育費用や働きながら育てられる環境をあてがった方がいい。

あと戸籍制度も辞めちゃって、多夫多妻制にしちゃえばいい。

結婚してれば養育費用で子育て生活もより楽になるので、配偶者男性にも間接的にメリット享受できるから、男女1ペアの家庭を作る合理性は今と変わらないかもしくは上がるはず。

荒唐無稽ではあるけど、キモおっさんに女を配給して子を産ませるなんて糞ったれな案よりはずっと現実的。今だって非嫡出子は認められてるんだから似たようなもんだしね。

からしたら、命の危険もある出産とか自己犠牲を伴う育児をするのに、万が一キモおっさんあてがわれて子供産むなんて御免蒙りたいし、モチベーション下がりまくり

あり得ない。ぜったいににイヤ、無理。生理的に無理。死ねばいいのに

強制的に産まされるんだったら、せめて精子は選ばせろつんだよ!

あと産まされたからには出産リスク子育てに関する費用責任持てよ!パートナーを捕まえられなかった男が奴隷となって働いて税金山ほど払っとけよ!

しかしこんな気持ちの悪いことここまで書いただけで自分自分気持ち悪くてしょうがないよ

何だかんだで、産む役割の女の自由を奪う方向でしかなくて、産む女を保護する方向で少子化対策という案がひとつも出てこない時点で馬脚すぎて笑うわ。

無理やり結婚させろみたいな寝言言ってないで無性生殖できるように進化がんばって笑

あ、退化かな?

https://anond.hatelabo.jp/20170802101146

少子化のご時世、風俗嬢もどんどん質が下がってくもしくは減ってく可能性は少なくないね何だかんだで肉体底辺労働から

フリーのウリは、性的弱者じゃ釣るのは難しかろうし。

2017-08-01

中三不登校呪いの解き方募集中

・波風立てるな。

・何事も黙って従え。

本音を隠せ。

私にはこの三つの呪いが掛けられている。だいたい十五年くらい生きてきたけど、この呪いに振り回されなかった日がない。

きっかけはまだランドセルも背負ったことのなかった時の夫婦喧嘩離婚届を出されて二人の間に流れる空気が変わったのを敏感に感じ取ってしまった私は、咄嗟に泣きじゃくりながら「やめて!」と叫んでしまった。その時の親の表情。邪魔するな、黙ってろとかそういう感情がごちゃごちゃになった顔を見た瞬間、私に三つの呪いが掛けられた。

その呪いを引き摺ったまま私は小学校入学式を迎えた。ぴかぴかのランドセルの裏に呪いを隠して、学校に通う私。せっかく出来た友達にも、本心を隠して対応しなければいけない辛さは想像を絶する物だった。学年が上がるごとに、行きたくない日が増えていった。複雑化する人間関係。そして、悩む私に大きな転機が訪れる。

十歳年下の弟が出来た。

病室で小さな弟を初めて抱いた時、咄嗟に思った。私が、この子を守ってあげなきゃいけないと。あの日から未だ止まない親の揉め事と、精神を蝕む呪いから

初めて制服を着て入学式に出た日。この日から、私は着実に壊れ始めていた。友達に流されるまま入った吹奏楽部では顧問に行き過ぎた指導を受け、ついていけない勉強内容にテストの点数を見て絶望した。しかし、何より衝撃的だったのは、周りの生徒が空気を読んだタイミングではなく、自分の好きなタイミングで笑っていた時だった。

あぁ、私、間違っていたのか。だからしかったのか。そう気付いた時、安堵と共に悲しみが襲ってきた。何だか今までのすべてを否定された気がして、涙が溢れて止まらなかった。

そして一年夏休みの少し前、私は学校に行けなくなった。家に引きこもり毎日泣いていた。

私が引きこもっている間も、親の口論は止まらなかった。あの日の私と同じくらいの年の弟を庇いながら、必死仲裁する。けれど内心、守ってくれる存在がいる弟が羨ましくもいた。

その後、不登校のまま二年生に進級。相変わらず事態は停滞していて、私は時間を食い潰して生きていた。教科書を開いてもやる気が出ない。文庫本一冊読み切るのも難しい。昼夜逆転生活で体調を崩し、親とぶつかり合う。私、生きてていいんだろうか?そんな思いを抱えながら、ついに、三年生への進級が決まった。

そして今、進路に悩む三年生。とりあえず高卒資格は取りたい、しか全日高校には通えない。じゃあ通信制にしようという事で、公立通信制高校説明会に行ってきた。高校で何がどう変わるか分からないけれど、少し未来ビジョンがはっきりしてきた気がする。

さて、こんな私もいずれ社会人になる。大人になった私は、呪いから解き放たれて悠々自適に生きているだろうか?

今は暗くて見えない未来でも、いつか人前で心から笑顔を見せられるような、そんな大人になりたい。

2017-07-31

https://anond.hatelabo.jp/20170730210229

一人暮らしを始めた方がいいね

ただ、正直女性17万円都内は中々キツいけど(そこは男と違うからな)

一番固い選択肢としては彼氏同棲するのが、セキュリティお金も含めて一番安心そう。

次に良いのは、転職先を決めそれを口実に一人暮らしすることかな。


17万円のボーナス無しは正直かなり安く見積もられている。

利用するかどうかは別として、一度エンジニア転職に強い転職エージェントに話を聞いてもらい自分相場感を知っとくといいかも。

あと、間違ってもスタートアップには行かない方がいいね。あまり合わないと思う。


因みに、受託プロジェクトごとによって帰宅時間バラつきがあるからまりあなたの精神衛生上良くない。

から何だかんだ大手の自社開発を目指すのが一番いいと思う。


技術に関しては、これだけの情報だと何とも言えないな。

インフラアプリケーションのどちらに行きたいのかで変わってくるし。

まあ、どちらにせよLinuxは触れるようになっておいた方が便利かな。

2017-07-30

https://anond.hatelabo.jp/20170730195616

何だかとっても泣けた。

文才もあるし素敵な文章だった。

心が洗われた気がする、ありがとう

あなたのこと、ネジが緩んでるとは思わないよ。

2017-07-28

日本のワルはなぜオワコンになったか

1.彼らを支えていた人材高齢化したため、陳腐化と老害化が進み、若い世代が入らなくなった。

2.自分たちを苦しめている「生きづらさ」、「差別」、「特別扱い」……の本当の原因に気がつく人が増えた。

3.実は世間認識とは違い、若い世代知的水準が高いゆえにリベラル性が昔の世代より高いので、世代交代が進むほど強者化している。

4.自身を地下社会に追い込んだ敵が既に存在しないことや、日本差別主義者が実は思われていたほどの力が無いのが知られるようになった。

5.犯罪生計を立てる意味がなくなった。ヤンキーチーマー象徴されるように没落して影響力を失った。

6.昭和時代平成初期の頃と比べて、2017年福祉社会何だかんだ弱者の受け皿が増え、犯罪率が下がっている。マフィアは減った。

7.暴走族を名乗っていた連中には本物の知的障碍者が多かったが、医学進歩知的障碍対策プログラムの出現で知的障碍者の数が減った。

父の新しい趣味

昨年、父が定年退職した。

父は40年以上ずっと運送会社で働いていた。趣味も車で、休みの日は必ずドライヴテレビも見ない、本も読まない、ネットもやらない。昔はよく料理をしてたけど、今はぜんぜんしてない。

学生時代映画監督になりたかったらしい。だからだろうか、私が小さいころはよくカメラを持ち歩いていろんなもの撮影しまくっていた。8ミリハンディカム? くわしいことはわからない。とにかくビデオカメラで何でも撮ってた。旅行運動会七五三etc

でもいつしかそれもやめてしまった。それからは車一筋。ドライヴけが人生って感じだった。

私は父が心配だった。そんなんじゃボケちゃうよ。それにいくら車が好きだからって、もうなるべく運転は控えて欲しい。年なんだから

父はひとりで暮らしている。母は私が2才の時に癌で亡くなった。それからずっと父娘で暮らしてきたが、私は3年前に26で結婚して家を出た。

私は父にノートパソコンプレゼントした。父が車以外のことで時間を潰せるようになればいいなと思って。オンライン将棋なんかを勧めてみた。それが半年前。

で、驚くべきことが起きた。父がパソコン動画編集にはまってしまったのだ。

映画青年の血が騒いだのだろうか。父は短期間に相当な知識技術を身に付けていた。

スポーツカー ベスト10』なんていう2分ぐらいの動画を作ったりしてる。ランキング形式で車の映像が流れるのだ。

その車の映像、どうやって手に入れた!? BGMもついてるし、解説テロップも入ってる。文字がボヨーンと飛び出したりして。すげー。

いやー、よかった。これで老後の趣味ができたねー。

なんて、安心してたのも束の間。

なんと父は私の小さい頃の映像編集し始めたのだ! ねえ、その古いテープ達、どうやってパソコンに取り込んだの?変換とかできちゃうもんなの?とんでもない機材とか買ってない?大丈夫?散財してない?

その手の知識が全くない私はとにかく心配心配で。こんなことは簡単に出来ると父は言うのだけれど。本当だろうか?

そんな父から、先日、DVDを渡された。なんとそれ、私の思い出ムービーだっつうじゃないですか。いやあ、さすがに身構えた。

で、観たんですが、これがかなりぶっとんでまして。。よく言えば前衛的。はっきりいうと、めちゃくちゃ。

映像はいきなりビデオレター風に始まる。どこかの山の登山口にひとりで立つ父。カメラの前でぎこちなく笑いながら手を振ってる。テロップが出る。

なぜ高尾山!? どういう意図があるの?しかもこれ、三脚立てて一人で撮ったの!? 松居一代スタイル!?

父が私に呼びかける。

  • 覚えてますか~、ここは大昔に君とふたりで来た山です!

そうだっけ!? ごめん、覚えてない。。あ、でもなんか、すごく小さい頃、山の中でゴンドラに揺られたような記憶が、あるような無いような、、あれが高尾山

そこでなぜかBGM

永ちゃん!?なぜそのチョイス!?明るい山並みとぜんぜん合ってないよ。。完全に夜景向きの曲じゃん、、、

映像が変わり、実際に私が緑の中を歩いてる場面が流れる。すごくちっちゃい。たぶん幼稚園のころだ。何だかぐずっている。カメラの奥から父の腕がにゅっとのびて、私を抱き上げたところでフェードアウト

今度は私が運動会で走ってる映像が流れ始める。

これは良かった。なんと幼稚園から小学校5年までの私の徒競走映像ちょっとずつ繋いであるのだ。(ちなみに6年の時は休んだ)

走りながら成長してゆく私。たまにスローになったりして。かっこいいじゃん!BGM爆風スランプじゃ無ければさらに良かった。次から音楽担当は私にやらせて。

そっかー、父は毎年、私が走るところを必ず撮ってくれてたんだね。

そのあとも、七五三海水浴さくらんぼ狩り学芸会、お誕生日会と、まあ懐かしい映像が次々と。知恵熱が出そう。

さて、問題はここからですよ。再びカメラの前に現在の父が登場。

なんと私が小2の時に書いた手紙カメラの前で読み上げやがった!

完全に松居一代じゃん! 暴露ノート的なやつじゃん!もしかしてオマージュ!?影響受けたの!?

しか手紙文章テロップに起こして、ピアノBGMなんかつけちゃって、映画エンドロールみたいにして晒すという、、、まさに鬼畜所業。。

  • パパへ

おたんじょうびおめでとう

パパのオムライスが好きです

ごはんを食べるとき

パパはおもしろいはなしをたくさんしま

わたしケーキ屋さんになったら

たくさんケーキをたべてね

食べ物の話だけかいしかもこれ、テロップにする意味ある!?

ビデオはここで終わる。いやー、すごかった。いろんな意味で。

手紙、ずっと持ってたんだね。

私、ケーキ屋になりたかったんだなあ。ケーキ、作ってみるか。よし、今度作って父に食べさせよう。

代わりにオムライスを作ってもらおう。あれはね、世界一うまいんだ。

自業自得だけど

私の会社は定時を過ぎたら営業終了という事で基本電話が鳴っても出なくていいという事になってる。

昨日定時を過ぎて電話が鳴った。

表示された番号を覗いてみると、前にうちの会社に勤めていた人だった。

その人は色々あって弊社の得意先へ転職したんだけどうちのそのルールも知っているし

寧ろうちに勤めていた時、電話が鳴っても「定時すぎたから出ませーん」というタイプだった。

仕事も残っていたし、定時過ぎてるし、何よりぶっちゃけ私情だけどその人の事が苦手だし

何か急用なんだったらメールが入るだろうと例に漏れず出なかった。

長めに鳴る電話が切れた後また電話が鳴った。私は出なかった。

何だか嫌な予感がしたのはした。

その二回鳴った電話の一時間後くらいにまた電話が鳴った。

完璧に嫌な予感がした。が、ここで出るのもおかしいなとも思って出なかった。

早く帰ろう、もうすぐ仕事が終わる!と慌てて仕事をしていたら会社の外に車の影が見えた。

やっぱり嫌な予感は的中した。

電話をかけてきていた人が会社に来たのだ。

怒った様子でもなく事務所に静かに近寄ってきて、事務所に入ってきたその人が一言「めちゃくちゃ電話してたんだけど」と私に言った。

私は「……定時を過ぎていたので、出ませんでした」と言うと「ふぅん」とだけ言って帰っていった。

正直電話に出なかった私が悪いけど、物凄く恐怖と威圧感を感じた。怖かった。自分よりも大分年上の男性から自分にとっては尚の事怖かった。

私も無意識に顔がめちゃくちゃ強張っていたのか、その人が私の上司電話していたらしく「人間こんな顔出来るのかって位な顔で追い払われた!」みたいな事を言っていたらしい。

でもその会社事情を知っていて、かつてはその人自身賛同していたのになぁ。

でもとにかく自業自得だけど気を付けないと駄目だなぁと思った。

https://anond.hatelabo.jp/20170728130422

うんこちんちんレベルなら大抵の親は寛容だよ。

でなければうんこ漢字ドリルベストセラーになる訳ないだろ。

あれを子供が親に隠れて小遣いで買ってると思ってるのか?親が買い与えてるに決まってるだろうが。

クレしんが見せたくないアニメとか言われても長年続いてるのも、何だかんだで大多数の親はあの程度の下品さには寛容だからだ。

でも性描写はそれとは比べ物にならないくらい嫌がる親が多い。

2017-07-27

蓮舫さんと稲田さんが辞任したけど

蓮舫

二重国籍疑惑を解消出来なかったのだから辞任は当然だね。

発言も二転三転右往左往で非常に見苦しかった。

個人的には議員辞職でもおかしくないと思うけどね。

ただ、彼女にも同情する部分はあって、

仮に二重国籍状態にあったとして何で国会議員になれてしまったんだろうね?

この辺は法律にも大いに問題があって法務省見解を聞きたい所である

あのまま彼女党代表を務めていても民進党が浮上することは無かっただろうし辞めて良かったかな?

まぁ頭を挿げ替えても野党としての自覚が芽生えない限り誰が代表やった所で同じだと思うけどね。

しかし、あの辞任会見は何なんだろうね。

俺にはあの開き直ったかの様なスッキリした表情が非常に鼻についた。

稲田

辞任が遅すぎる。

もっと早くクビにしておけば政権への傷も多少は浅くなっただろうに。

大臣の素質が無いのはこれまでの発言や行動から明らかで、切り様はいくらでもあった。

それがお友達だか何だか知らないが、大事大事にされてきたお陰で都議会選で足をひっぱる始末だ。

彼女自分の置かれている立場理解できていたのだろうか。

あと蓮舫の辞任に被せて少しでも政権への影響を小さくしたい官邸意向が丸わかりで政権姑息さが滲み出ているね。

2017-07-26

スマホに興味がない子供も一応いるらしい

娘(中学生)にあげたお古のスマホ(iPhone 5cMVNOデータ専用SIMを挿したもの)、最近使っているところを見かけないなと思い、どうしたのかと尋ねたら、「あー、その-、えーと」と、何だか一昔前の国会答弁のような反応に思わず笑ってしまった

もしかしてなくしたのかと訊くと「いや、あるにはあるんだけど…」と、部屋からおずおずと5cを出してきた

「電源が入らなくなっちゃって…」

確かにどのボタンを押しても何の反応もない

不可抗力な壊れ方をしたら新しいスマホに買い換えてやる(それまではこの5cで我慢しろ)と、この5cを渡すとき言っていたのだが…

ところでいつ頃壊れたんだ?と訊くと「ゴールデンウィークの…」って、おいおい2ヶ月以上もスマホ無し状態だったのか

今度の休みに買いに行くかと促したら「まだ、いいかな…」と言ってそそくさと部屋に引きこもってしまった

嫁がここで登場「友達に『スマホを壊してしまって、親が怒って買って貰えない』って事で通してるみたいよ」

え、なぜそんなことを?当時あれだけスマホを欲しがっていたのに?

「夜中にまでひっきりなしに友達からLINEが届くうえに無視も出来ないかうんざりしちゃったみたい。あの子漫画読んだりテレビ見たりするのを途中で邪魔されるのを凄く嫌がるでしょ?」

ふむふむ

「『壊れた』って言ってるけど、壊れた振りをしてるだけだと思う。単に充電器の調子が悪くてバッテリー切れてるだけ。試しにこっそり私のiPhone繋いだけど充電始まらなかったし、私の充電器を使わせろとは一言も言ってこないし…」

それなら「もう要らない」とひとこと言えばいいのに

「去年あれだけ欲しがっていたから、いまさら要らないと言いづらかったんでしょ」

そういう所だけは空気を読むんだよなあ

「あと、少なくともあの子友達の前では『娘にスマホを買ってくれない嫌な父親』を演じてあげて?」

えー…

ニセ科学批判ネトウヨが結び付けられるようになったことについて

 最近、ニセ科批判とネトウヨの結びつき、みたいなのについてツイッターでよく見るので、思うところを書いてみることにする。

 先に、俺の立場について書いておくと、もともとニセ科学批判クラスタにいる(た)人間である。以下、いろいろと書き連ねたような事情もあって、最近はニセ科学批判クラスタを批判的に言及することが多くなってきたが、やっぱり世界科学だろう、という思いは変らない。

 余談だが、ニセ科学批判クラスタを批判する人、というのがニセ科学勢力とか、トンデモ勢力というのは意外に成り立たない。そういう連中を自分積極的フォローしてないというのもあるかもしれないが、その手合いはまず自分たちに批判的な人がいることについて詳しく言及すること自体不都合なので、あんまり触れないのではないかとも思う。クラスタの言説に詳しく触れながら批判する人というのは、何だかんだいって「ニセ科学は嫌い」寄りの人間が多いようだ。

 あらかじめ書いておくと、自分見解は、「ニセ科学批判とネトウヨ本来、つながらない」であるしかし、そう言い出す人がけっこういる、というのも理解できないではない。まして、「またネトウヨ連呼厨ガァー!」などと言い出す気にはなれない。なので、どうしてそう思われるようになってしまったのか、といういくつかの自分の思っている理由について書いてみようと思う。

 なお、あくま自分観測範囲ベースなので、それ以上のエビデンス統計的根拠はない。ほしかったら基盤Bでも持って出直してきたら調べてやらんでもない。

 あと、話は基本的ツイッター世界が中心である

3.11以後の動き

 ニセ科学批判とウヨの親和性、という問題が語られるようになったのは、やっぱり3.11以後が決定的である。いちおう、3.11以降について、特に放射能デマをめぐる後始末についていうなら、ニセ科学批判派がおおむね正しかった(細かいとこで間違いや軽口があったのは否定しない)というのは間違いないので、これはどんどん認めていくべきである。そして、その上で、致命的なレッテルを引き寄せる結果となったことについてもそろそろ考えるべきだと思う。

 3.11直後にデマ批判をする人が、今となってはかなり信じがたい形で「ウヨ」と手を結んでいたのは確かだ。これはひとえに、デマの流布をほっておくことが人権問題になりかねない状況だったことによる。一例としては、ゴリゴリ左派左巻健男石井孝明をRTしていたことがあるくらいである。それは、個人的にそこはRTしなくてよかったんじゃないかと思うツイートだったが(別にどうしてもしなきゃいけないRTでもなかった)、しかし当時はそれでも連帯できるところは連帯しないといけない事情だったのも確か。とはいえ、そのRTを見てニセ科学批判派の中にいる自分でも嫌悪感を覚えたので、その外にいて、かつ左派寄りの人がどうとらえたか想像に難くない。

 元々、デマ批判を発信していた人には政治的には左派が多く、その中には、事態が落ち着いた今は左派クラスタのなかへと帰っていった人も少なくない。今となっては、「福島差別」について関心が高いアカウントというのの少なから割合がただのウヨアカウントであり、人権問題危機感を抱いて近づいてきたというよりは単に「ダシにしにきた」ことも明らかになりつつあるのだから、この時期のことについては、ちゃんと後処理をしておくべきではないかと思う。一方で、安易にウヨレッテルを張った側も、そのレッテルについて再検討する必要がある。

多層的な「ニセ科学批判者」

 ニセ科学批判というのは多層的に発信される。最初の発信者、つまり、積極的に資料をあたったり文献をあたって、情報を発信していた人はもちろんいるにしろ、その人たちの話がどう広まっていったかといえば、メディアが広めた場合ももちろんあろうが、ツイッターなどネットではそれを再発信する人によって広まったわけだ。この人たちの中にも濃度がいろいろあって、「なんとなくRTした人」「そういう話を見たら積極的にRTする人」「RTして、自分でもそれをベース意見をいったりする人」「それがさらにバズって積極的ニセ科学情報を集める人」とまあ、いろいろだ。

 こうなると、ニセ科学批判クラスタといっても、もともとの「ニセ科学批判派」の声は流通する情報割合的にはごくわずかということになる。

 俺がやばいと思う層は、じつはこの水増しされた部分であるデマ批判が機能したのはこの部分あってこそなので、水増しという言い方は語弊があるのかもしれないが、しかし、ネトウヨニセ科学批判がむすびつけて論じられることに責任があるのはこの層ではないかとも思う。

 この層、とひとくちにいっても、いくつかある。

(1)善意悪用して、自分イデオロギーをのっける層

 まあこれは文字通りの「ウヨ」層だ。前述の石井孝明とか、池田信夫なんてのもそうだろう。この亜種(1A)としては、ウヨというよりは「左派が憎い」というイデオロギーをかぶせていくケースもある。佐々木俊尚とか、伊藤剛あたりがそうだろうか。そうそう、伊藤剛と昔仲良し今は犬猿の仲唐沢俊一も忘れてはいけない。君たちお仲間だよおめでとう。あるいは、こうやって膨らんだ層を客層にあてこんだ「御用文化人」というケースも亜種(1B)の一つだろう。いちえふの作者なんてのはそうだと思う。最初はけっこうまじめな信念を持って作業員のルポを始めたんじゃないかなー、とは思うのだが。

(2)人を叩くのが好きな層

 言っちゃあ何だが、科学正義であるしかも、ある程度実証が積み重なれば、相対化しようがない正義だ。本当は正義とか正しさなんて一ミリも興味はないのかもしれないが、とにかく人を叩く根拠がほしいならず者にとって、こんな都合のいいものはない。しかも、人権問題としての問題意識までくっついている。人権なんて一ミリも興味がないのかもしれないが、以下同文。

 正義暴走がデンデンという人はネットによく転がっているが、あまりこの点には言及しない、どころかこの正義だけは振りかざすのが大好きだったりもする。彼らの心情は、よくわからない。

(3)理系としての選民思想の持ち主

 一昔前のメディアに流れる文章には、理系に対する嘲笑偏見がいりまじったものというのが結構あった。それを見た理系人が、お前ら哲学で作った飛行機に乗れるのかよ、というような反発を持つのは想像に難くない。俺も昔はそうだったし。それは仕方ないところもあると思う。

 ところが、ネット理系研究者がどっぷりつかっていたり、エンジニアがどっぷりつかっていたりする場なので、そういう人が意外にマスをもてる世界である。それはいいことでもあるんだけど、結果、「理系カルト」のようなものが出来てしまうという面もある。その結果、「文系」をバカにするようなアカウントが出来上がる。昔、科学ネタアニメ談義が話が合うという理由高専生や理系大学生をけっこうフォローしていたのだが、どうもこういう方向に流れていく人が多く、非難がましいツイートが増えた結果リムられたりリムったりブロックされたりが増えた残念な記憶もある。

 これらの人が、放射能デマ批判、さらにはより広いニセ科学批判に群がったわけだ。どれもこれもあまり近づきたくないタイプである

 しかし、本来意味でのウヨはこの中では(1)か、せいぜい(1A)までに限られる。それが全体のうちどれくらいの割合を占めるかというと、あんまり高くないと思われる。おそらく、悪印象のかなりの部分は(2)(3)に起因しているのではないか。(2)と(3)は、本来的にはウヨ思想とは関係がない。しかし(2)はそもそもモラルを欠いている層で、ネットイナゴといわれる集団に近い。そういう人が、ネトウヨ思想親和性を持つのはまあ時間問題である。(3)は正直因果関係を断定しづらいのだが、確かに自分観測範囲では重なる人が多い。理系でもウヨ色の薄い人は理系絶対主義みたいなところには陥らない、みたいな雑な印象がある。

 そうすると、本来関係のない「ウヨ」と「ニセ科学批判」がセットで観測されるということが大量発生する。しかも、(2)(3)は人間性として最悪の、できればブロックしておきたいタイプだ。どこをどういじっても、ニセ科学批判がいい印象を持たれる展開がない。しかも、こういうアカウントに限って、やけにRTされる数が多く、ダメな方向にネットへ広がっていく。

 (この部分追記)「冷笑系」と呼ばれるような集団がともかなり重なっている、というのもいくつかの反応で見かけた。これはもっともだと思う。特に(1A)や(3)あたり。

 後出しじゃんけん承知で言うと、推敲前は言及していたのだけど、定義にやかましい人の怒りが二乗になりそうなのと、話がとりとめもなくなったのでなんとなく端折ってしまった。けれど、ニセ科学批判との関係について考える場合には、「いわゆるネトウヨ」より重要カテゴリーかもしれない。

こじらせびとたちの罪

 ネトウヨ定義というのは曖昧である。むしろ、厳密に定義したところで境界線附近人間大手をふって歩き出すだけなので、ある程度曖昧でいいと思う。ライトノベル定義みたいなものだ。物語シリーズラノベかとか三毛猫ホームズラノベかと言ってる分には意味もあろうが、そこにかこつけて「聖書はラノベでは」とか言い出す奴はつまみ出せばよい。

 しかし、世の中には問題児がいる。自分たちはつまらない理由ネトウヨ扱いされた、だからネトウヨを名乗ってトンチキなことを言い募ってやる!と言わんばかりの連中である。いまどき子供ももう少ししつけられていると思うのだが、そんないい大人がネットにはたくさんいる。被害者意識をこじらせているとしかいいようがない。本人はネトウヨ認定したほうが悪いと思い込んでいるのかもしれないが、申し訳ないが狂人の真似だと言い張って東大路通を走る人間京大生でなければ狂人である京大生でも狂人かもしれない。

 菊池誠氏があんなふうになったのは、一つのきっかけはここにあると思う。しかし、年齢的にも知性的にも社会的立場的にも、責任能力を逃れられる人ではなかろう。自分の不始末は自分でつけていただきたい。きっかけのもう一つの原因(と俺が思ってること)は、次の項で述べる。

 ジャンルは違うけれど、所謂キモくて金のないおっさん」を名乗りたがるネット住民、についても似たようなことが言える。

フィードバックはめぐる

 ツイッターにはRTとかふぁぼという機能がある。ふぁぼはまあいいとして(最近はこれもTLに流れてくるようになったが)、RTは誰が何をRTはしたかが、ある程度分かる。

 RTの基準は人によっていろいろだろうが、まあ第ゼロ近似としては「それに共感するんですね」だろう。直後のツイートで批判的に言及でもしておかないと、そう思われないほうがおかしい、と思う。

 ここでめんどくさいのは、「それに共感するんですね」の「それ」はツイート文章のものであるツイートしてる本人であるか、である。直感的には、前者だろう。後者は雑な見方に映る。ただ、発言属人的に見ない、というのはけっこうなことに見えるが、発言主と合わせて文意判断しない、ただの無責任な態度となることもある。見てる側が、いつも「こいつはどうしようもない奴だな」と認識していれば、それをRTする方も同類とみなされることもある。そんなのおかしい、という人もいようが、そういうものだ。

 さてここで上のニセ科学批判情報の発信の話になる。発信者する側も、自分が発信した情報を受けて賛同し、意見を述べたり非難したりするツイート自分のRTという形で放流するということをよくやる。別に発信者じゃなくてもやると思うからニセ科学批判に集まった人も、さらにそれをやるわけだ。

 ところが、その放流元が「札付き」であった場合、それを「ニセ科学批判に賛同してくれた」という文脈だけで読んでくれる人は、あんまりいない。ごくふつうアカウントなら、はいはい賛同者だね、ということになる。ところがそうじゃない場合問題だ。そりゃあ、ツイート単体ではいいことを言ってるように見えたりするかもしれない。でもそれを、みんな属人的に見ないでくれるだろうな、というのはおめでたい

 でもまあ、そういうことが一度や二度あった、というだけなら、まあどうということもないかもしれない。しかし、これを長く繰り返し続けていくとどうなるか。

 「お前はそういうやつなのか」で離れる人というのは離れられる側にとっても、分かりやすいし素直だ。だが、「お前のRTうぜえわ」で離れる人も出てくる。離れられた側は、もしかしたらなんだか事故にあったつもりになるかもしれない。自分はただ「賛同できるツイートを流しただけなのに」、と。

 それもそうかもしれない。でもそれが繰り返されるうちに、クラスタ自体が、濃縮されてだんだん汚染されていく。そして、やり取りをする相手というのは、本人も気づかないうちに影響を与えていく。フィードバックされちゃうのだ。

 2012年か2013年くらいまでは、きくまこ先生もそこまで変ではなかったが、その後加速するようにヘンな発言が連発されていくのは、こんな感じだったのではないかと考えている。

 ニセ科学批判そのものを凶器として振り回す層というのが出来た結果、その印象がネットイナゴ、あるいはネトウヨと非常に近いものになってしまう。あとは災害が広がるのみだ。子宮がんワクチン水素水、EM菌。本来ならネトウヨと関連付けられる要素なんてないものも、そのスジのアカウントが言及してはバズる、という光景は、「そこ」がイニシアチブを握っている、と認識されることになる。そうなれば、ウヨに批判的な人は近寄りがたくなる。もちろん、もともと発信元として活動していたような人は、自分左派であろうと発信を続けるだろう。でもそこまで中心にいない人は、距離を置くか、あるいはニセ科学批判派の語り口に疑問を持つようになる。

そして深まる左右対立

 このような先鋭化の過程で、本来なら近しいところにいるはずの、歴史修正主義批判や、反知性主義批判(本来意味も、日本独自派生した意味もどっちも含まれる)との溝が深まっていくことになる。めんどくさいことに、これらの集団原発や巨大科学のようなものには批判的で、甚だしい場合放射能デマに一定の親和性がある人もいたりするので、頭が痛い。

 よく、ニセ科学批判クラスタはこれらのニセ社会科学・ニセ人文科学問題には無関心だと言われる。発信する側については実際には必ずしもそうではないアカウントも多いのだが、群がっている層については確かに無関心…… どころか敵意を持っている人が少なくない。理系人が多いので馴染みが薄いし慎重な態度でいる…… というのはなくはないのだろうが、どうもそれだけで済まないところがある。歴史問題法律あたりに目をつけて観察していると、「馴染みが薄いからかかわらない」ではなく嬉々としてトンデモさんを引っ張ってきて何かつぶやいている、という光景を目にして頭を抱えることになる。

 「Aを批判しているのにBを批判しないのはなぜか」はほっといてくれというのは分からないでもない。ただ、それは本当にたまたまのこともあれば、党派性を後ろに秘めてみて見ぬふりをする場合もあるので、けっこう一概には言いにくい論点である状況証拠次第によっては、判断材料として持ちたくなる疑問であるのは確かだ。また、別にこういう「疑問」はニセ科学批判クラスタけが受けるものではなく、左派いちゃもんのように昔から言い立てられてきたことでもあるので、やはり状況しだいでこう問いたくなるのも当然だろう。

 しかしその結果、溝はますます深くなるのである

 こんなことが続いていくうちに、ニセ科学批判クラスタは「身内」に甘い、というような見方もされてくる。そんなことないよ、と言いたいところだが、最近たまにはてブあたりに上がってくるニセ科学批判批判へのブクマコメントなど見ると、妙にニセ科学批判サイドへの批判を矮小化しようとする「ニセ科学批判者」のコメントが見受けられたりして「ああこの人もかあ」という気分になってくる。

経済をめぐる対立

 先日ツイッター問題になっていたのは、これのようだ。mika_berry氏というツイッタラーリフレニセ科学批判とネトウヨのつながりについて言い始めてそれにニセ科学批判派やネトウヨ定義が気になるタイプが反発して少し炎上のようになったらしい。

 経済には明るくないので、具体的なところには踏み込まない。が、ニセ科学批判クラスタ、あるいはもしかしたら理系クラスタまで枠を広げてもいいのかもしれないが、けっこうな割合がいわゆる「リフレ」に近づいたのは確かにそうだなと思う。

 ただしここも距離の違いはけっこうあって、単に「反緊縮」に近づいた人もいれば、はっきり「リフレ」に近づいた人もいる。俺も反緊縮については多分同意すべきなんだろうな、と思う。

 なぜこういう動きが起きたかは分からない。単に、時代的に緊縮はもういい、という風潮だったのかもしれない。反緊縮は数字勘定してイメージやすい「ロジカル」なものからという、もっともらしい理由がつけられるのかもしれない。それはわからないのだが、しかしこの「リフレに近づいた側」の少なからぬ人が、その後決定的にウヨに近づいていくことになる。

 これも理由は分からない。反緊縮には賛同する、という程度の人は、あまりそっちへ動かなかったからだ。アベノミクスなるものがあったからといって、他の論点がいっぱいあるのだから、ウヨに近づく理由にはならないのである。むしろ経済で結果を継続して出せるように安定させるためにこそ、おかしな動きは徹底的に批判すべき、と思うのだが、なぜかそうならない人というのがいた。ニセ科学批判クラスタの外にもそういう人がやはり「なぜか」いて、新たな集団を作るようになる。リフレ経済的に豊かになることを期待するクラスタ、というよりは「政権を応援しマスコミを憎み野党のアラ探しをする」クラスタとなる。経済には明るくないのでよくわからないのだが、アベノミクスのような政策はほっとくだけだと企業が潤うだけだと聞く。こういう人が「再分配を求めるべき」「企業給料をあげよ」というような動きをしたという話を寡聞にして聞かない。本当に経済大事だと思っていたのか、いまいちよくわからないところがある。

おわりに

 昔ながらのニセ科学批判は、党派性から距離を置いているつもりの人が多い。これは「左派が多い」という、上で書いた話とも別に矛盾しない。もちろん、ノンポリもいる。俺だって党派がかるのは大嫌いだ。

 それはいいんだけど、そうありたいと思うこととか、自分たちはそうだと思い込むことは、あんまり何かを担保してくれることではない。

 ここ10年くらいのインターネット歴史は、ノンポリ政治的な層、特にウヨに振り回される歴史だった。

 1970年ごろの学生運動だって、多くは本質的にはノンポリだったという話はよく聞く。でも、左翼運動の迷走についての責任を問われないかといえば、そんなことはないだろう。

 俺が思うのは要するにそういうことだ。ニセ科学批判=ネトウヨというくくりは、なるほど雑だ。だけど、それを一笑に付せる無邪気さは、ちょっと俺には持てない。

(追記しました→https://anond.hatelabo.jp/20170802040735

2017-07-25

知的障碍者との間で性行為同意合意形成できるのか?

行為同意何だか厳格化されてるけど、知的障碍者と性行為同意はとれるの?

未成年と同じで判断能力無し?

だとすると知的障碍者とはセックス不可?

https://anond.hatelabo.jp/20170725164622

要求されるFPS/STPとしての認識量、操作量の多さ

ストラテジー面での戦略戦術建築

・加えて協力プレイの伝達力と把握力

というかなり要求水準が高くなってしまうから

 

現状のMOBAが成り立ってるのは何だかんだいってゲームスピード遅いものばかりで

実際やってみるとそんなに操作忙しくない、むしろ他ゲーと比べて圧倒的に楽

反応速度要求するものは昔はあったとしても淘汰された状態

(アクション要素の強いMOBA弱肉強食において負け淘汰されてる)

縦軸がないのでその分の情報カットされる

結果として戦略要素に集中できる

アクション好きは大人しくFTPに流れるという住み分けが終わった状態

でも俺が現状のMOBAがつまらないと思う理由もそこで、

ぶっちゃけ小奇麗に動いた方が勝つって決着が見えすぎてるのがやる気になれない

そういった感想を1度でも持つ層は二度とMOBAやらないと思う

それならまだ弱いせいで逆転できないというFPSの方が自由度がある

ミスを咎められるのや相手ミスを待つゲームほど面白くないものはない

RTSの方がワンミスの影響力が強いからたまに逆転劇とかあるけど

MOBAだと個人単位ミスしたところでチームの力に差があればそれが穴になることはまずないからな

から試合時間ほとんどが無駄になるんだよ、やってても観戦してても負けるなって思った時点で終わってる

 

でもこれって勿体ないと思うんだよな

OWでやっとFTP戦術性のあるロール要素入れても楽しめるってのが確立されたんだから

(もちろんそれ以前にも似たようなのはあったけど爆死やマイナー扱いで終わってた、バランス感覚がないから)

条件としては上記のもの提示されてクリアした人気であって

MOBAも+FPS/TPSでも成り立つはずなんだよ

ただ、MOBAにそれらを入れるときにどれを残して何をどう調整するのかバランス感覚要求されるだけで

そういう意味でもGG2は傑作だったと思う

 

というかMOBAのものRTSの多機能をこそぎ落とすことで

アクション性と協力プレイ確立されたんだから

そのまんまFTP要素を持ってきてドッキングしても上手くいくわけないんだよ

何かをこそぎ落としてミックスして新しくしないといけないのに

新しいアイデアは求められてなくて料理人としてちょうどいい塩加減をしたら独り勝ちしたのがOWという印象

2017-07-24

https://anond.hatelabo.jp/20170724111932

アラフォーだが、子供の頃のファミレスは今のロイホココスくらいの価格帯が普通

サイゼリヤガストのような低価格帯の店が出て来たのは中学だか高校だかそれくらいだった気がする

近所のすかいらーくガストになって値段がかなり下がったのを見て驚いた記憶がある

逆にフードコートは今のように高級化してなくて安い店が多かった

今は低価格ファミレスより高価格フードコートの方が高いしおしゃれな店も入ってるけど

世代かそれ以上の人で、ファミレスは高いからと連れて行って貰えなくて

フードコートにたまに行くのが贅沢だった貧乏家庭の子

ファミレスフードコートより高級、と言うイメージを持ってるんだとしたら何だかなあ

2017-07-23

https://anond.hatelabo.jp/20170723021306

世にも奇妙な物語の中の一話ではないだろうか?タイトルは思い出せないけど。

占いでアンラッキーカラーが赤だというので赤を避け続けて一日を過ごす。

最後事故に遭うだか何だかパトランプの赤が光ってます、みたいなオチ

シャニスト行って後悔した

傷心でせめて愚痴を吐き出す先をと探してはてブに初めて書き込む。

乙女ゲームうたプリの新作グッズが期間限定で開かれる店、シャイニングストア。

東京原宿一角にあり、この時期は抽選当選者のみ、時間指定での予約制で入場できるものだ。

受付時間に外で並んでるとき商品一覧と買い物の注意書きが順番に回覧される。

その後も、店員により口頭でも、同様の注意事項の説明があった。

・一階でグッズの買い物をした後、二階で展示品の鑑賞やコラボ食品の購入に行くことができる。

・後で買い直しはできない。

今回、二階での買い物に関する説明はこのくらいだったと思う。

外での待ち時間も、人混みの多い一階店内に入るときも、会計ときも、店員さん皆さん優しく丁寧に対応してくれた。

一階の買い物が終わり、満足感でふわふわした気持ちで二階に向かう。

するとガラガラ

客がほとんどいない!

狭い部屋を監視するように配置された店員。多分8人くらいいた。

まず階段上り、目の前の突き当り:カウンター越しの女性店員2人。

左側の突き当り:同様に女性店員2人。こちらは手前のショーケースにアイスの陳列が見える。

なんで二カ所カウンターあるのか。

そうか今年はフローズンアイスとソーダドリンクの二種類が用意されてるからか、と思い込んでしまった。

階段を上って右手にはショーケースに入ったプリンスたちのコラボ眼鏡の見本品。

先日サーバーが落ちてスマホから予約することができずに昼休みが終わってしまい、帰宅したら全部完売していたあの眼鏡!!

眼鏡を見た瞬間、かなり興奮した。

そしてこの場を囲うよう突っ立ってる男性店員が4人ほどで、内1人が注文票とペンを渡してきた。

あ、これに注文書くの?とここで初めて知った。

事前にサイトを見ても、当日今までの説明を聞いててもそんなのは初耳だった。

正直、特に大したことではない。

だけど買い物後の高揚感とか、コラボ眼鏡コラボアイスが近くにある感激とかでふわふわしていた状態だった。

いきなり渡されて、若干戸惑ってしまった。

(今考えれば、この場所のみに展示されている眼鏡を見にくるだけの人もいるかもしれないのに、購入の有無も聞かずに渡してきたのだ。)

(そして今思い返せば、買わないです、と突き返してる人もその後現れてた気がする…)

今多くの店員に見られてる…アイス買わなきゃ…ああでも眼鏡も見たい…

静かな空間で緊張と焦りの入り混じったところに、別の男性店員が近寄り小声で早口に何か言って去っていった。

よく見ると何か簡易的な区切りがある。

真っ白い空間に真っ白いプラスチックの鎖で、見えづらいし分かりづらい。

このガラガラな状況で、一体どこを何のために区切ってるのか…

でも今何か注意されたから少し移動したほうがいいのかな、と少しふらふらする

せっかくなので眼鏡をじっくり見てから考えよう、と近寄る。

するとさっきの男性店員、またもうんざりしたような態度で

「ここは店員用の通路です。」と遮られる。

眼鏡たかったのに男性が張り付いていて近づけない。距離を置いて見るのも憚られる。

ここで眼鏡鑑賞は諦めた。全然見ることができなかった。


気を取り直し、アイスを買おうとする。

手渡された注文票には、商品名の購入欄と、かなり小さな文字で書かれたアレルギー対応表のみ。

ドリンクキャラクター人物名が書かれていたが、アイスに至ってはキャラクターを擬猫化したとき名前で書かれていた。

猫の名前全員分、ましてそれだけで商品の中身など結びつかないし覚えていない。

自分の好きなキャラクターのものを買おうと考えていたが、遥々原宿までやってきたのだ。

せっかくなら実物を見ながら考えてみたりしたい。

残念ながらアイスの実物が並んでるところまで行くには、白い鎖に遮られて近寄りがたかった。

ならばせめて大きく印刷された商品ポスターを眺めながら、と悩んでいた。

その間何人かのお客が買い物なりを済ませていった気がするが、ポスターをじっくり見てる自分のような客は他にいない。

周囲の視線が痛い。針の筵。

居心地悪いし、対応も愛想悪いし、何だかまりお金かけたくなくなってきたなあという気持ちが、正直芽生えてきた。

目の前のポスターの、ドライアイスをお求めの方は保冷バッグごと購入頂きます、という注意書きを見て思う。

この注意書き自体は事前にサイトを見て知っていたが、保冷バッグなら先ほど一階のグッズにあり買ってきたところだ。

そこで、ドライアイスだけもらうことはできますか、とダメもとで聞いてみた。

ポスター近くの突っ立ってる男性店員に聞くと、アイス販売カウンターに立っている女性に聞き、その女性が更に別室の誰かに聞きに行く。

どちらも迷惑そうな困った顔。

そりゃこんな厄介なこと言ってくる奴は迷惑だろうな、悪いことしたなと罪悪感に駆られる。

複数職員でやり取りし、まるで一大事のような出来事

この狭い空間で、ここにいる全員が見ている。

迷惑な客の成り行きを厄介そうに見ている。

静かな空間で、今そんな状況なんだと考えると更に委縮してしまう。

女性が戻ってきて、男性に伝え、案の定だめだとの回答。

声なんてさっきから丸聞こえだったのだが、聞かれた人が回答するためか、実際には何回ダメだという声が自分の耳に入ったことか。

もう恥ずかしくなってきて、すみませんわかりました、とさらさらっとその場でドライアイスの購入欄に書く。

すぐに終わらせて立ち去りたかった。

すると、「ですからご記入はこちらでお願いします」と複数店員に詰め寄られる。

さっきの立ち位置注意男性店員も背後からきた。

区切りの鎖をじゃらじゃらと、わざわざ外して誘導される。

何だかもうパニックになり、今書きました買います!とアイスカウンター店員さんに近寄るが、会計こちらでともう一方のカウンターを示される。

なるほど、カウンターが二つあるのは、会計とお渡しで二カ所に分けていたのか。

会計女性もこのやりとり見てて、ろくすっぽ注文票も書けない奴と認識してたのだろう。

注文票も見ず、口頭でドライアイスはご利用ですか?何分ですか?と聞いてくる。

もう何も弁解する気力もなかったが、途中から注文票に書いてあったことに気づいたようだ。

アイスを受け取るとき対応してくれた女性店員は、お待たせしてすみませんと言ってくれた。

このお姉さんは全然悪くないのに、申し訳なさそうな顔をされてしまった。

ドライアイスは入れましたが暑いのでお気を付けください、と丁寧に述べてくれた。

もう嫌な気持ちでいっぱいであったが、この女性にだけは、迷惑をかけたことへの謝罪とお礼を言った。

クレーマー認識された自分不要言葉を発するだけで迷惑ととられるかと思ったが、それだけは何とか勇気を出して伝えた。

因みに隣の女店員視線は冷たかった。

帰り際、階段付近男性店員一人だけが、(仕方なさそうではあったが)ありがとうございました、と声をかけてくれた。

あの無愛想で立ち位置をやたら注意してきた男性は、こちらを見向きもしなかった。

このガラガラ空間で、客の立ち位置を注意することが彼の仕事なのだろうか。

そもそも、この狭くて客の来ない空間に、あれだけの店員を配置するのは人件費無駄ではないだろうか。

人混みの多い一階や、外の炎天下、せっせと動き回る店員たちがいる中、彼らはただ涼んでサボってるのではないかと思った。

ひょっとしたらこの時だけ、たまたま客が少なかっただけかもしれないが。

最後のこの出来事だけで、今日までわくわくして待ってたことや、ついにグッズを買えたことへの幸福感とかが、全部吹き飛んだ。

アイスなんか買わなければよかった。

あそこは一見さんお断りだったのだろうか。

他の人たちはキャッキャウフフ時間をかけてアイスを選んだりないのだろうか。

ショーケースの眼鏡を近くで見たりしないのだろうか。

今回、これだけのことではあるが、傷心で全然楽しくなくなってしまった。

何が悪いってなると、買い物も満足にできない自分が悪いんだとは思う。

かなり自己嫌悪に陥った。

作品自体には関係のないことだとわかっているが、もううたプリも嫌いになりそうだ。

2017-07-22

IT】鈍くさいエンジニアと、スタイリッシュエンジニア

別にエンジニアじゃなくてもいいけど)

世の中には、鈍くさいエンジニアと、スタイリッシュエンジニアがいると思う

 

例えば、2・3回過去にやったことある業務について

後輩から聞かれたとする

 

スタイリッシュエンジニアは即答する

じゃあ試しにやってみせようと言って、ショートカットキーを駆使して

カッコいいUIウィンドウを立ち上げ、実行してみせることができる

 

一方で鈍くさいエンジニアはこうだ

「あー、それやったことある。どうだったっけ?」

思い出すのに十秒以上、なんならググったりして、それでも自信がない

「確かメモを残しておいたはず」と言って、そのメモが見つからない。

何だか申し訳無さそうな顔になってる後輩を尻目に、思い出せる範囲で辿々しく説明する。

上手く伝わらないので、じゃあ図にしてみようかと言うが、図が破滅的に汚くて分からない。

仕方ないから試しにやってみようと言って、何かを立ち上げようとするが、PCがモッサリしていて立ち上がらない。

 

こんな感じだ。

もちろん尊敬されるのは前者だ。

私は大昔、将来自分スタイリッシュになれるんだろうなと何となく思っていたが

いつまで経っても鈍くさいままだった。

それで、スキルの成長とこの鈍くささが全く別のものだと言うことに、数年で気づいた。

 

今ではもうスタイリッシュになることを諦めてるが

何度も行ってる業務を上手く説明できないときなんかは、自分で笑ってしま

あとは自分より遥かにできない人がスタイリッシュ業務をこなしたり、間違った説明したりしてるのを見るのも何かウケる

まあ自分はうまく説明できないと思うから、そういうときでも黙ってるんだけど

 

あ、チャット質問してもらえれば、すごく良い説明する自信はあるんだけどね

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