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はてなキーワード: 笑い飯とは

2021-08-29

いつまでも被害者面してんなよ

おまえの同世代にはこれだけの有名人著名人がいるんだよ

それを「氷河期世代」の一言社会犠牲者ぶるのはやめろ

おまえが社会に出る時に出鼻をくじかれたのは100%上の世代のせいかもしれないが、その後20数年経った現在問題責任の一端はおまえにもあるんだよ

スポーツ選手

野球

前田智徳   カープが誇る天才打者として知られた。

種田仁    特徴的なバッティングフォームは「ガニ股打法」と呼ばれた。

小久保裕紀  一本足打法の長距離砲。引退後は日本代表監督を務める。

元木大介   「クセ者」として活躍バラエティー番組でもおなじみ。

大塚晶文   日米で活躍し、WBC初の胴上げ投手となった。

新庄剛志   傑出したスター性で日米を沸かせた「球界プリンス」。

稲葉篤紀   打席に入ると「稲葉ジャンプ」で球場が揺れた好打者

谷佳知    谷亮子の夫としても知られる名選手

小坂誠    超人的な守備範囲は「小坂ゾーン」と称された。

中村紀洋   豪快なバッティング身上スラッガー

石井一久   日米で活躍したサウスポー。その人柄も人気。

イチロー   日米で殿堂入り確実の「安打製造機」。

小笠原道大  ミスターフルスイング愛称は「ガッツ」。

三浦大輔   横浜一筋の大投手通称ハマの番長」。

松中信彦   打撃三冠王を達成したパワーヒッター。

小林雅英   ロッテ時代は「幕張の防波堤」の異名をもったストッパー

松井秀喜   日本代表する長距離打者2013年に国民栄誉賞を受賞。

今岡誠    阪神タイガースなどで活躍した人気選手

岩瀬仁紀   日本プロ野球通算セーブ数記録保持者。

井口資仁   メジャーリーグでも活躍した名選手

サッカー

岡野雅行   元サッカー選手元日本代表ニックネームは「野人」。

名波浩    ゲームメーカーとして活躍したレフティー。

三浦淳宏   FKの名手であり、日本における無回転フリーキックブレ球先駆者

<その他のスポーツ

高橋尚子   元マラソン選手シドニー五輪メダリスト国民栄誉賞を受賞。

貴乃花    第65代横綱。兄若花田とともに「若貴フィーバー」を巻き起こした。

武蔵     格闘家空手家

清水宏保   元スケート選手。二つの五輪で三つのメダルを獲得した。

内藤大助   元ボクサー。元WBC世界フライ級王者など。

野村忠宏   柔道史上初、全競技通してはアジア人初となる五輪3連覇を達成。

森且行    オートレース選手SMAP元メンバー

芸能人

アイドル

山口達也   TOKIOメンバーベース担当

中居正広   SMAPリーダー芸能界屈指の司会者の一人。

木村拓哉   SMAPメンバー。この世代カリスマ存在

稲垣吾郎   SMAPメンバー文化系アイドルとして有名。

草彅剛    SMAPメンバー。演技に定評がある。

国分太一   TOKIOメンバーキーボード担当

歌手ミュージシャン

GLAY     CDセールスライブ動員数など数々の金字塔を打ち立ててきたバンド

山崎まさよし シンガーソングライター

平井堅    シンガーソングライター代表作は「瞳をとじて」など。

YUKI     元JUDY AND MARYボーカリスト現在ソロ活動

GACKT    シンガーソングライター俳優としても活躍

岡本真夜   「TOMORROW」は200万枚を突破する大ヒットを記録。

華原朋美   代表曲は「I'm proud」「I BELIEVE」など多数。

俳優女優モデル

藤原紀香   女優モデルタレント

檀れい    女優タレント

松岡充    俳優タレントロックバンドSOPHIAボーカリスト

細川茂樹   家電俳優として有名。

牧瀬里穂   女優

稲森いずみ  女優

常盤貴子   代表作に『愛していると言ってくれ』『ビューティフルライフ』など。

谷原章介   俳優

藤木直人   俳優歌手ミュージシャン

中村獅童   歌舞伎役者

高岡早紀   女優

深津絵里   『踊る大捜査線』など代表作多数。

大泉洋    個性派俳優

宮沢りえ   女優

篠原涼子   女優。元歌手

松嶋菜々子  近年『家政婦のミタ』が話題に。

堺雅人    『半沢直樹』が社会現象に。

浅野忠信   俳優

反町隆史   『ビーチボーイズ』『GTO』などで人気に。

照英     俳優タレント

和泉元彌   狂言師

水野美紀   女優

お笑い芸人タレント

竹山隆範   お笑い芸人元カンニングのボケ担当俳優としても活動

ペナルティ  ヒデワッキー

ココリコ   ツッコミ遠藤章造ボケ田中直樹

オアシズ   ボケ光浦靖子ツッコミ大久保佳代子

ほっしゃん。 うどん芸で有名。

おぎやはぎ  小木博明矢作兼

オセロ    2013年解散ツッコミ中島知子ボケ松嶋尚美

矢部浩之   お笑いコンビナインティナインツッコミ担当

塚地武雅   お笑いコンビドランクドラゴンボケ俳優としても注目を集める。

ロンドンブーツ1号2号  ボケ田村淳ツッコミ田村亮

TKO     木本武宏木下隆行

中川礼二   お笑いコンビ中川家ツッコミ

よゐこ    有野晋哉濱口優

藤井隆    お笑い芸人司会者

椿鬼奴    お笑い芸人

品川祐    お笑いコンビ品川庄司ボケ担当

バナナマン  ボケ設楽統ツッコミ日村勇紀

ガレッジセール  ボケ担当ゴリツッコミ担当川田広樹

ケンドーコバヤシ お笑いタレント愛称ケンコバ

アンジャッシュ  児嶋一哉渡部建

土田晃之   お笑い芸人

宮川大輔   俳優としても活躍

ブラックマヨネーズ  ボケ吉田敬ツッコミ小杉竜一

友近     お笑い芸人

陣内智則   お笑い芸人、司会。

千原ジュニア 千原兄弟ボケ

サンドウィッチマン  ツッコミ担当伊達みきおボケ富澤たけし

笑い飯    西田幸治中西哲夫

有吉弘行   お笑い芸人

後藤輝基   お笑い芸人司会者であり、フットボールアワーツッコミ担当

ふかわりょう お笑いタレント

西川史子   医師タレント

千秋     マルチタレント

はるな愛   ニューハーフタレント

梅宮アンナ  ファッションモデルタレント父親俳優梅宮辰夫

マツコ・デラックス  女装タレント

島崎和歌子  タレント女優

梨花     ファッションモデルタレント

さとう珠緒  タレントぶりっ子キャラ活躍

安住紳一郎  TBSアナウンサー

その他

米良美一   世界的にも評価されているカウンターテナー

伊坂幸太郎  小説家代表作に『重力ピエロ』など。

門倉貴史   経済評論家日本における地下経済学の権威として知られる。

渡部陽一   戦場カメラマン

堀江貴文   実業家愛称ホリエモン

荒川弘    漫画家代表作は『鋼の錬金術師』、『銀の匙 Silver Spoon』。

野口健    登山家

うすた京介  漫画家。『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』などが有名。

山本太郎   タレント俳優を経て、参議院議員

anond:20210827203034

2020-12-29

役割」を軸にした漫才のかたち

漫才における「役割」とは?

言うまでもなく「ボケ」と「ツッコミ」のことである

役割を軸にして考えたとき、(コント比較すると)漫才ではボケツッコミ役割がはっきり分かれるパターンが多い。

これは、コントでは最初から最後まで「自分以外の役」に入り込んで「演技」をする形態が主であるのに対して、漫才ではあくまでも「自分」が喋っている体で「会話」をする形態が主だからである

「だったらコント漫才M-1優勝者ではアンタッチャブルサンドウィッチマンなどのネタがそれに該当)はどうなの?」という疑問が当然あると思うが、これも基本的にはボケツッコミ共に自分自身を投影した役であることが多く、純粋コントに比べると言動パーソナリティが大きく反映されるという点で違いがある。

まり漫才には純然たる役割が決められており、M-12001年から開催されひとつの「競技」となっても「ボケ担当の人はひたすらボケ続けるし、ツッコミ担当の人はひたすらツッコみ続ける」という形はしばらく変わることがなかった。

漫才における「役割」を曖昧にした芸人たち

漫才における役割を軸にして考えたとき、まず最初に議題に上がるのが笑い飯というコンビである

彼らは、最初どちらかがボケてそれに対してツッコむというやり取りが終わったあと、ツッコんだ側が「俺にもやらせろ」と言って役割が変わり、それ以降はツッコむごとに役割が交互に変わっていくというスタイルを持つコンビである

しかし、ネタ全体の構成を見るとボケツッコミ役割がハッキリと別れており、それが入れ替わるというギミックがなければ比較オーソドックスネタであるとも言える。

このボケツッコミという役割曖昧にした上で主要大会を優勝した最初コンビは、M-1 2005におけるブラックマヨネーズである

基本的吉田ボケ小杉ツッコミ役割を持ったコンビであるが、この年に披露したネタは後半になっていくにつれて小杉が突拍子もないことを言いだし、それに対して吉田正論でツッコむというパターンが多く見られた。

これは「平場のトークラジオなど)では面白いのにネタいまいち」というブラマヨ評に対して彼らがたどり着いた一つの回答である

まり漫才からといって必ずしも役割をハッキリ分けず、普通の会話のようにボケツッコミシームレスに入れ替わるパターンがあっても良い、ということが世間にも認められた瞬間であった。

そして、その漫才における役割曖昧性が頂点に達したのはTHE MANZAI 2012である

この年の上位3組はハマカーンアルコ&ピース千鳥

この中で役割がハッキリと別れたネタをする千鳥はさておき(ここもベタとは言えないスタイルを持つコンビではあるのだが…)、注目したいのはハマカーンアルコ&ピースである

まず、優勝したハマカーンであるが、2012年以前は浜谷がボケ神田ツッコミという役割比較的はっきりと別れた漫才をするコンビであった。

しかし、この前年のTHE MANZAIで(本人曰く)惨敗したあと、スタイルを大きく変える決断をし、役割も主として神田ボケ、浜谷がツッコミという形に変更した。

そして、このスタイルネタの中で一番特徴的なのは神田女子目線物事を語ったあと、浜谷が著しく感情的に怒り、それに対してさら神田理論的に諭すというものである

抽象的に言い直すと、本来は単なる導入部に過ぎないネタ振りがボケとなり、それに対してボケに限りなく近いツッコミをして、それに対してさらに言い返す、というパターンを構築しているのである

彼らもやはりブラマヨネタ構成を変えた理由に近いものがあり、優勝後に記者が彼らに「どっちがボケツッコミって書けばいいですか?」と質問したというエピソードもあるくらい彼らの役割曖昧であったと言える。

また、準優勝のアルコ&ピースさら役割曖昧である

彼らは、漫才代表作としてラテン語風の架空言語を駆使して(しかし、よく聞くと日本語が散りばめられており内容がわかる)しゃべくり漫才など、(自分自身を投影した役割ではないという意味で)どちらかと言うと限りなくコントに近い漫才を得意としていた。

この年に披露したネタは、酒井がよくある漫才ネタ振りを平子真剣に受け取り芸人として苦言を呈していくというものであった。

これは、見ようによっては役割上はツッコミであるはずの酒井ボケっぽく見え、ボケであるはずの平子ツッコミっぽく見えるネタであると言える。

決勝ではハマカーンに敗れてしまったものの、このネタにより一回戦を審査員満票で笑い飯を退け、決勝に勝ち上がったということの意味はとても大きい。

果たしてマヂカルラブリーは「型破り」でミルクボーイは「オーソドックス」と言えるのか

このようにして、漫才における「役割」を軸にして考えると、いろんなことが見えてくる。

まり伝統的な漫才とされているものが、役割だけで見ると必ずしもそうとは言えない(またはその逆)ケースが出てくるのだ。

昨年M-1を圧倒的な評価で優勝したミルクボーイであるが、ちゃんとやり取りがあるという点においては比較ベタしゃべくり漫才と言えるが、役割を軸にするとどうだろうか。

彼らのネタボケである駒場が、母親がなかなか思い出せない物事があると語り、それに対してツッコミである内海がヒントを元に推測する、というスタイルになっている。

ここで、内海ツッコミに注目すると「〇〇やないか!」「〇〇ちゃうやないか!」という最初フレーズを除き、推測対象コーンフレーク及び最中)に対してやや偏見掛かった持論を語るという形になっており、取りようによっては最初フレーズ以外はほぼボケとみなすことも出来るだろう。

ボケである駒場も、特に突拍子もないことを言うわけでもなく、ただ淡々対象を推測しうるヒントとなるワードを言い、それがツッコミによりボケと気付かされるというスタイルになっている。

まりミルクボーイ役割こそ別れているものの、その境界線はかなり曖昧で、実はツッコミボケリードする形になっており、しゃべくり漫才における主従関係が逆転したスタイルもつコンビと言える。

この、ボケと言えるかギリギリラインを攻めるボケと、それを埋めるように著しく強いツッコミをするというスタイルもつコンビは、過去にもくりぃむしちゅー海砂利水魚)などがいるため、前例がないわけではないが、漫才全体の歴史で考えると十分革新的スタイルであると言えるだろう。

一方、漫才であるかどうかということが槍玉に挙げられたM-1 2020を優勝したマヂカルラブリーであるが、役割だけを見るとかなり保守的であると言えるだろう。

彼らのネタボケである野田がひたすらボケ続け、ツッコミである村上が外側で解説に近いツッコミをし続ける、というスタイルである

まり、やり取りが序盤とオチ以外存在しないという点が従来の漫才から外れているというだけで、それ以外は至極まっとうなスタイルコント漫才である

この「やり取りが存在しない」という漫才最右翼としてあげられるのがナイツだが、彼らが漫才師でないという意見はほぼ皆無であろう。

したがって、ナイツ漫才である評価している以上、マヂカルラブリーネタ漫才でないと評価するのは無理のある議論と言えるのではないだろうか。

2020-12-25

M-1 2020・ネタ以外の感想その2(本戦打ち上げ

その1(抽選会〜敗者復活戦)はこっち

本戦

最初の30分ほど煽りV→CM煽りV……の連続
煽りVの連続マスク外し
今年の「俺たちが一番面白い」は盛山
ナイツ塙「ちょっとなんか、今年調子悪い…」
敗者復活組がトップバッター
敗者復活はインディアンス、3位ぺこぱとは10万票差
インディアンス田渕「上戸彩さんの反応分かりやすすぎ、でも心の準備ができました」
  • ネタ終わり、笑神籤について。それ以外にも「(復活する)自信はありましたか?」に「途中経過を発表してくれるのでドキドキできました」と徹底してポジティブ
志らく能天気バカを演じてるんだけど、そこに彼の人間性が出てきて、見てるうちにちょっとこう、なんかウルッとするんですよね」
東京ホテイソン ショーゴの着てるTシャツがHOTEISON
東京ホテイソンたける「久しぶりじゃないですか?こんな前期のM-1みたいな点数出るの」
ニューヨークの出番前、送り出す野田がエレパレポーズ
ニューヨークマイクの前で出囃子終わるのを待つ
ニューヨーク屋敷一年越しのリベンジやー!!」
嶋佐・屋敷「売れた?今売れた?やったっ」
  • 上沼さんの「ほっといても売れますね」を受けて、控えめに小躍り。可愛げを感じさせる。
見取り図盛山「マジでこのまま長髪で通ってまうで僕」
東京ホテイソンたける「いーや梅干し人間の面構え!」
おいでやす小田「もう2本目やる体力残ってないです」
  • ネタ終わりで息も絶え絶えに。
おいでやす小田「やってきた20年どうなるんすか!!!
  • 上沼から「一人と一人でやってたらあかんよ」と言われて絶叫。
インディアンス田渕「せーの、また来年ー!」
マヂラブ野田「早くあの人の声が聞きたいです」
  • ネタ終わりの採点前コメント。ちなみに「あの人」の第一声は「待って、三年前?何も覚えてない」
マヂラブ野田「何人にもあんなことしてるんだ、だから覚えてないんだ」
マヂラブ点数発表
ニューヨーク嶋佐「バスケがしたいです……」
  • 敗退コメント。その横でひたすら無表情の屋敷。これは屋敷も含めて画面に収めてもらうことを見越してのボケだったんだろうが、カメラが嶋佐だけに寄っちゃって変な感じに。
オズワルド伊藤、採点後コメントで声量調整
おいでやす小田「誰を一位にしとんねん!!!
アキナ秋山「おいでやすこがさんのをやってる間、お客さんの前に立ってるのが恥ずかしい」
錦鯉の紹介パートでヒロドアナボケ長谷川さんは4回も目が覚めてしまい、もう歳かなとおっしゃっていました」
マヂラブ村上「最高に嬉しい気持ちです。ありがとうございます
錦鯉まさのり「僕のパチンコ台も出ますかね?」
ウエストランド井口 CM前に太田のプシュー
今田「無理しなくていいからね」 ウエラン河本はい、すいません」
  • 喋るなと言われていたためコメントを考えていなかった河本。素直。
エラン井口「いやそうですよ、そう考えたらすごいことですよね」
  • 初出場にしてはよくやったと上沼に褒められての返し。ウケてる。井口の小物感いいよね。
最終決戦の出番順はファースト順位逆順
  • 時間半もあるんだから今までの選ばせる演出してもいいと思うけどね。毎年変わらないとしても念の為
マヂラブ2本目終わりにハンカチで涙ぬぐう今田
上戸「今年もCMの後です!」
マヂラブ野田M-1最高ー!」
おいでやす小田「こんなネタしてますけど、僕決して怖い人間じゃないので」
マヂラブ優勝
マヂラブ野田最下位獲っても優勝できることあるんで、諦めないでください皆さん!」
上沼「覚えとらへんけど、ごめんねえ」に野田「やめてください」
志らく「あれだけ喋らずに笑いを取るのは、漫才を超えて喜劇なんですよね」
松本漫才やることの幸せ漫才見ることの幸せを今回特に感じました」
マヂラブ野田「えみちゃん辞めないでー!」

そんな野田国民最高ー!で(多分)アシストする形になったインディアンス本戦ネタ以外のMVP。田渕の明るさが素なのが浸透してきて、いつどこで見ても機嫌よく周囲に分け隔てなく接する人の良さが大会を明るくしたと思う。事前PVハハハと笑った直後に「敗者復活見てろよクソッ」と涙声で建物を出る姿も印象深かった。今回の敗者復活、そしてトップバッターインディアンスが間違いなく適任だった。

反省会

小藪「恥ずい漫談仕上がりすぎてる」
  • アキナが延々と恥ずい連呼する様子について。達者ではあるんだろうが不自然なんだよな。
アキナ 中継トークに慣れてる

正直この反省会来年から後回しにしようかなと思ってる。笑い飯川島土屋に一人ずつ小藪が振っていく構成なのでディスカッションにはならず広がらない。講評の内容も正直そこまで深くないし。ファイナリストインタビュー小藪じゃなくてミルクボーイと話してるほうが見たいし、中継のラグもないのに。各組の時間も短すぎて内容薄い。福徳が泣いたり川瀬が死にそうになってた時はめちゃくちゃ面白かったが、今の形式ならもういいや。MVPもなし。

ストゼロ打ち上げ

大悟面白いことなんて言わんでいいからね」
エラン河本 マスクしたままストゼロ飲もうとするボケ
インディアンス応援ツイート投稿者名が「トット推しが止まらない」
インディアンスきむ「髪の毛あるなんかダメって、それ聞いて僕、全上げで」
見取り図リリー「もしエントリーするなら、第2位です」
  • エントリーするかどうか決めかねてる感じだな。まあきついよなあ。
見取り図リリーメッセンジャー黒田さんからLINE来て、ほんまにかっこよかったんですけど、『漫才師としては優勝です』って」
  • これ言わないほうがいいだろ。純粋に嬉しかったんだろうけど。千鳥は気づいてそれとなくフォローしてるな。
マヂラブ野田「俺、お笑い王になりたいんす」

今年はソーシャルディスタンスのためにスタジオなのもあってワイワイ感が少なく、そのぶんガッツリ掘り下げるようなトークが多かったかも。

みんな良かったけど本戦だけでなくその後に漫才定義いるのかいらんのか問題に巻き込まれてアホの攻撃道具にされた見取り図お疲れ様意味MVPをあげたい。全組漫才ですといち早く宣言したのカッコよかった。


M-1が「4分の中にできるだけ多くのボケを詰め込み終盤に伏線回収とかして盛り上げる漫才」だけを漫才だと定義するような大会だったらここまで人気は出てない。邪道と呼ばれるものを堂々と評価してきたからこそM-1面白いのだ。そんな妖怪大戦争だった今回のメンツで冷静に戦略を練り淡々コマを進めたマヂラブが最終的に披露したネタが床を転がり回るっていうカオスなのが最高すぎた。今年は野田脚本による壮大なミュージカルに知らぬ間に全員が巻き込まれてたんだろうな。運命を味方につけるってのは実はこういうことなのかもしれない。本当に凄いものを見せてもらった。

MVPとか偉そうでごめんね。マヂラブおめでとう!

2020-08-25

ハライチ澤部のことを書きたくなった

澤部のインタビューとそのブコメを見てて、澤部のことを書きたくなった。

別に誰かの意見批判したり否定したりする意図はない。ただ澤部とハライチファン回顧録だと思ってもらっていい。

彗星のように、彼らは。

から11年前。2009年M-1ハライチは、テレビ界に躍り出た。結成4年、まだ23歳だった。

当時のM-1は長らく、「笑い飯」というコンビを持て余していた。その笑い飯が「鳥人」を引っ提げ、島田紳助から100点を引き出した、その直後だった。

顔も名前もまったく知らない若者が、現れた。目つきの悪い右側の若者が、いきなりこんなことを言うのだ。

今日、ここに来る途中、犬が車に轢かれて死んでいた」

繰り返すが、笑い飯100点をかっさらった数分後である空気が、完全にリセットされる音がした。静まり返った、日本中が。

そしてハライチは、「だから犬を飼いたい」という漫才披露した。結果としては5位。芳しい成績ではなかったかもしれない。

最初から、屈指の受取師だった。

ネタを作る人間を「0→1」、それ以外を「1→100」とするならば、澤部は「1-100」の天才だった。

そして、それを誰よりも知っていたのが相方岩井だった。

岩井ボケとしての振る舞いの慎ましさ。

ハライチは、澤部さえいれば、岩井は「0→1」だけやればいい。「0→1」以上の発声動作必要ない。そう割り切ったのが、岩井設計したハライチノリボケ漫才だった。

岩井の発する単語の「1」を、澤部がすべて「100」に昇華する。

近年、盛り上がっている「受取師」トークの中で、岩井は何度も繰り返している。

「オレは、澤部が何をしても100になる言葉を言っている。だからオレの『0→1』に価値があって、澤部はオレの木偶だ」

あの夜から10年、いまだに澤部は、誰からも「やーつ」を振られる。そのたびに、澤部はけなげにそれに応じている。それなりの60や70を演じて見せている。

だが、岩井が澤部以外の誰かに「やーつ」を振ったことは、一度もない。

まり、そういうことなのだ。岩井の1を100にできる木偶など、この世に、澤部以外には存在しないのだ。

■そして澤部の天賦と、膨大なインプット

澤部の最大の天賦、それはフォルムだ。

例えばノブコブ吉村が澤部のフォルムを持って生まれてきていたら。彼は間違いなく、今以上のテレビスターになっていたに違いない。

テレビスター。それが澤部の戦いだった。

幼少期から、誰よりもテレビラジオバラエティインプットしてきた澤部は、本能的に「テレビスター」こそが自分の生きる道だと理解していた。

そしてすべての振る舞いを「好感度を得る」というベクトルに全振りした。

ピンで呼ばれれば、あれほど自由に泳ぎ回れる芸人はほかにいない。

コンビで呼ばれれば、幼馴染という関係性を武器に、とっつきにくい岩井を無遠慮に突き崩し、弱さを露呈させることでコンビごと好感度を上げていく。

同じ方向性で伸び悩んでいるのがカミナリというコンビだ。

たくみもまた、テレビスター資質を持った芸人だった。たくみハライチ2人の要素を1人で抱きつつ、それを抱えきれず、まなぶには「好感度を得る」資質がない。

からたくみは、振り切れない。受け止めきれない。

比較対象を挙げれば挙げるほど、澤部の無敵っぷりが際立っていく。

対抗しうるのはハリセンボン近藤くらいか

■誰よりもハングリーな澤部。

ハングリー芸人といえば、それこそ相方岩井バカリズム、03飯塚オードリー若林山里劇団ひとりあたりが思い浮かぶところだ。

だが、彼らはあくまで道を求めている。道を求めるとは、人気や好感度についてあきらめたということだ。

澤部はまだ、ここまできて人気や好感度を渇望している。町で顔を差されることに至上の喜びを感じ、自らの第3子誕生ネットニュースになっていないと知れば、夜通しエゴサーチを繰り返す。

この、好感度への執念こそが、澤部の最大の強みだろう。

それはアンジャッシュ渡部が追い求め、ついに自らの願望と欲望狭間に落ちてしまった類の執念だ。

ハライチのターンを聞いていると、時おり澤部の家族に対する視線の冷たさに寒気を覚えることがある。

平気で妊娠中の嫁に手コキさせたエピソード披露したり、娘を売春婦に例えたり、岩井が「離婚するつもりなの!?」と驚くほどの冷淡さを見せる。

大企業社長令嬢をめとり、子宝に恵まれても、澤部の渇望は止まない。

第七世代の猛追も、澤部の目には入っていない。追っ手が目に入るのは、振り返る余裕がある者と、すでに抜き去られた者だけだ。

ただ全身全霊で、「オレを見てほしい」「ほめてほしい」と、絶叫し続けているのが澤部という男だ。

それが、そう見えない。だから、澤部は強いのだ。

2020-04-30

髪が長い

髪を伸ばして寄付!というものをしたくて3年くらい伸ばしててめっちゃ長い

次に前髪切りに行くときに切って寄付しよーと思ってたらコロナ流行って美容室に怖くて行けなくて完全にタイミング逃した

毛先がへその上くらいまで来てる、ヤバイ

笑い飯西田が毛先にウンコ付いてたから切ったって話が最近ずっと頭の中でループ

ウンコ付く前にコロナおさまってくれ…

2020-01-09

M1で一番笑ったネタって何?

俺は笑い飯奈良県立歴史民俗博物館のやつ。

ちなみにミルクボーイ面白かったで。

2019-12-25

M-1 2019・ネタ以外の感想その2(本戦反省会打ち上げ

その1(抽選会〜敗者復活戦)はこっち

M-1グランプリ本戦

今年の「俺たちが一番おもしろい」は山内
出場者パネルにある敗者復活組のシルエット、ジャルジャルっぽい
今回はVTRがとにかく多い
霜降りせいや食べログが0.4やのに」
天井の回ってるモニターにいるトロフィー
松本「すごい普通のことしか言わない」
上沼「更年期障害を乗り越えました!」「いらんこと言うなよ!」
  • 言ってくれて良かったと思う。みんな気にしてるままだと変な感じなるしな。武智もえみちゃん感謝するべき。
マヂラブ野田「えみちゃん待っててねー!!」→上沼「ごめんなさい(笑)全然覚えてない(真顔)」
  • まあ覚えてないのは去年で知ってた。みんな黒いコート着てるなか白シャツで待機してた野田は今年もよく戦った。
上戸今田イチャイチャ
ラグビー稲垣選手「(一番注目してる芸人は)ゴー☆ジャスさんです」
  • 去年雰囲気最悪だった原因の一つがアスリートくじ引きだったんで警戒してたが、今年はほぼ問題なく終わってくれた。ないならないほうが絶対いいのは変わらないけど。引いたあと文字見せるとか、誰が読み上げるとか、敗者くじ引いたらどうするかとかの基本すら去年はできてなかったんで、それに比べればだいぶマシ。大きなミスインディアンスの時に文字見えちゃったくらいか。最終2組だったからまだ良かったけど序盤だったらと思うと怖い。アスリートやめられないなら事故起きないよう仕組み改善絶対してほしい。
ニューヨークが呼ばれた時の控え室、屋敷の合図でブンブン
松本「笑いながらツッコんでる、楽しんでる感じが僕はそんなに好きじゃない」
ニューヨーク屋敷「最悪や!」
  • このくだりが長すぎる、しつこいとニューヨークが叩かれてるらしいけど、見返せば分かるとおり引き伸ばしてるのは今田松本。おそらく屋敷からもう一個なにか出るのを待ってたんだろう。the Nightで岩井も言ってたけど、もういっちょキツめにキレられればパーフェクトだった。平場も達者なニューヨークからこその期待。ただ屋敷仕事は最悪や!をあの間と声量で出せた時点で完了してる。初出場の一番手で点数伸びずの流れであれ返せるのはすごいよ。
志らく今日は参りました」
巨人師匠今田くん、ボケツッコミ両方やってるねとかそういうことあんたは言わんほうがええよ。僕らが言うから
すゑひろがりずのせり上がり、史上最高のかっこよさ
because we canに合わせて鼓ポポン!ポポン!
  • しかしたらやるかな?と思ってたら本当にやりおった。家で曲聴きながら練習してるの想像すると笑える。
ニューヨーク嶋佐「YouTubeやってます!!」「二度と笑うな貴様!!」
  • 敗退コメントでしっかり爪痕残した。嶋佐の笑うな!の後に屋敷が真顔になるとこでもかなりの笑いが。スタジオ戻った後も余韻残るくらいにはウケてる。
から蓮根 伊織M-1という大舞台で、緊張という名の緊張を」
上沼さん「和牛のような!あんなもん、なんか大御所みたいな出方して!」
  • 頼むから和牛の時に言ってくれ。モニター越しにやり取りすればマヂラブみたいに和牛の見せ場にもなるけど、そしたら可哀想なのはからしだしな。ネタ終わりの平場も見せ場の一つなんだからからしに集中してやってくれ。このタイミングじゃ和牛からしも返しようない。つか上沼さんは何かをけなして何かを褒めるって手法やめてほしいんだがなあ。厳しいこと言って話題を作ろうという思惑が見えすぎるんだよ。
から蓮根 杉本「(調子は)悪かったです」
今田M-1頂上決戦、M-1グランプリ!」
  • 何を言うとんねん。
見取り図の紹介V中、昔の写真が出て会場に笑い
見取り図リリー「笑神籤いい順番引いてくれたんで良かったです」盛山「俺堀江選手ちゃうねん」
  • その後ブーツの裾が引っかかってるくだりで「最悪や!」を被せる。
ミルクボーイネタ中の松本
  • 「うぅーわ!」みたいな表情。顔だけ見ると「やってもうたな」に見える。そのくらい驚いてる。
ミルクボーイ歴代高得点
  • 点数出た時の会場のざわめきの凄まじさ。歓声だけじゃなく隣同士でザワザワ喋ってるのがずっと続く。コーンフレークかそうじゃないか話してただけで日本中人間鳥肌が立った瞬間。
見取り図の敗退コメント
  • ここはミルクボーイに何かしら絡めたほうが良かったんだろうな。滑ってはいないけど爆発の余韻で会場全員が耳キーンなってる状態で入ってこなかったわ。
オズワルド伊藤の細稲垣ささやかなウケ具合
礼二「素の部分の面白さっていうのが、あんまり見えないのかなっていう」
ぺこぱくじ引きを見守るインディアンス
ぺこぱの合計点が出た直後に塙「あー、負けるな」
今田ぺこぱ!最終決戦進出!なんだこのドラマ!」
ぺこぱ松陰寺「化粧取っちゃうとただのおじさんになっちゃう」「受け入れられない自分だね」
  • 絡みでも満遍なく笑い取ってるな。多少はテレビ経験もあるせいで落ち着きがある。最終結果前のCM入りでもコケがしっかり出来てた。
和牛 川西立ち位置的に僕がもうちょっと前髪伸ばして首振ってたら良かったのかなと」
松本ぺこぱの『ぺ』ってカタカナともとれるよね」今田「さあ、皆さんは……どう思われますか?」
今田「当然3番目?」
日清、副賞(「考え中」)でスベる
駒場「僕のほうがもっと嘘やと思ってますんで。全部嘘です」
  • 優勝後の内海の「嘘嘘嘘」を受けて。たぶんボケだったんだが特に笑い起きず、そのスベりっぷりに内海けがウケてて微笑ましい。こういう場で勝負しに行ってこそのボケだよな。

無名コンビによる歴代高得点、同じくほぼ無名による最後の直線からまさかのマクリで和牛敗退とドラマチックにも程がある今年のM-1だった。どの組も大きくスベることもなく、去年のギスギ状態に比べ-たらまさにお祭り会場の楽しさ。心配してたテンポの悪さも改善されてた。そんな中で平場適性の高さを見せた東京吉本エースニューヨークネタ以外の本戦MVP。最悪や!は確実に番組エンジンかけてくれたと思う。

世界最速大反省会

インディアンス田淵、ネタ飛んでた
  • 2分近く飛ばしておきながら立て直してウケ取ってたのはさすが。相当悔しいだろうに明るくネタにできる田淵は偉い。構造上どうにもできなかったと自分を責めるきむにもジーンとした。
ニューヨークを励ます流れからナチュラルに塙の本の宣伝に持ってく土屋
ミルクボーイ駒場「いやいやおもろなかったんです!!」
  • 自称サボってた期間も面白かったのに…と言われかけて食い気味の否定

笑い飯哲夫角刈りとかまだ全然処理できてない(ミルクボーイ)」、パンブー佐藤「印象以上にテクニカルかまいたち)」等々、興味深い分析が山盛りだったが省略。散々言われてた「反省会面白いけどファイナリストへの負担が大きすぎる」問題を中継でつなぐことで改善しようとしたっぽいね。一昨年の福徳、去年の川瀬と追い詰められた芸人生き様は見応えあったけど可哀想になってくるからなー。小籔の司会は陰気臭いけど論理的で良かった。ここはMVP選出なしで。

ストゼロ打ち上げ

ニューヨーク推しツイートアカウント名「悪漢
配信トラブルオズワルドパートまるまるスキップ
見取り図リリー「(自分たちへの応援ツイートの内容)薄くないすか?」
すゑひろがりず三島大至急で傘買えって言われました」
かまいたち濱家「ズレてんなあ」
ミルクボーイ内海巨人師匠ジャンプしてませんでした?」

相変わらず後輩たちに優しく、かつ納得感あるコメント多数の千鳥はすごいね。抜き出しはしなかったがぺこぱは2人とも平場がわりとナチュラルで、それがむしろ地肩の強さを感じさせる。ネタも実はキャラの前にシステムありきだからキャラ薄くしても笑えるし平場での応用もきくという。そんな中とにかく運が悪いというお笑い的強運を引き続けたオズワルドに打ち上げMVPを進呈したい。YouTube版ではちゃんと補完されてて良かった。

個人的に敗者復活戦だけは微妙なとこあったけど、それ以外は大満足のドラマチックな大会だった。とにかくすごい逆転劇を見させてもらったという感想

去年に引き続き勝手MVPとか偉そうでごめん。お笑い分析自体寒いのも分かってるんだが語りたくて。増田で1万字近く書くとは思わなかった。

なにはともあれミルクボーイおめでとう!!

2019-11-30

アンタッチャブルコンビ恩恵が少ない気がする

小さい頃にテレビをよく見ていたいまの20代なんて、全員アンタッチャブル復活を喜んでいると思う。

僕も数日前に出ていた日刊大衆記事を含めてすごくいいドラマを見られたと思ったし、山崎が登場したときは安っぽくテレビの前で「ウワー」って叫んだ。

なんだけど、その上でアンタッチャブルは今後コンビ仕事がそこまで増えないような気もしている。

山崎柴田もパワーがすごいのは間違いないんだけど、本当はパワーバランス五分五分じゃなくて柴田の方が上回っていると思う。アンタッチャブルは二人ともすごいのに、二人が揃うと山崎の方が大人しく見える。柴田が勝ってしまう。

から替えが効かない山崎の明るいガヤを呼んだらそこに柴田が毎回ついてくるとなると、番組としては使いづらいんじゃないだろうか。山崎一人がちょうどいい番組っていうのも結構あるんじゃないだろうか。

ナイツの塙が笑い飯のことを「パワーが強すぎて売れ切らなかった」みたいなことを遠回しに書いてたんだけど、アンタッチャブルコンビで雛壇なんかに起用すると同じような現象が起こるんじゃないかと思ってしまう。

といっても二人ともが全力を出し切れないだけで、別に仕事は来るのか? わかんね ブラマヨとか笑い飯みたいにピンの仕事今後も多そうだと思うんだよね

2019-09-26

anond:20190925150837

元々笑い飯目指してるからAマッソは。ただ最近は尖りすぎというか、ベタネタではだめで

もっと発想が突飛で、もっと過激で、客がどうとかじゃないんだ、ってなってた感はある。

2019-05-17

芸人で生き抜く難しさ

フースーヤ全然見なくなったなあ、そう思った。

新しい波24」って誰が出てたんだっけ、とも思って検索してみた。

カミナリ竹内まなぶ石田たくみ

霜降り明星粗品せいや

ハナコ菊田竜大秋山寛貴岡部大

ゆりやんレトリィバァ

四千頭身都築拓紀後藤拓実石橋遼大

このあたりは順調にテレビで見る。

ロングコートダディ(堂前透・兎)

さや香新山士彦石井誠一

ここは関西圏だと、割と見かける。

大自然白井・里)

え?のぶひろとロジャー改名してる?そうなの?

バッドナイスバッドナイス常田・内田英輔

解散してた。ツッコミ内田のほうが引退だって

一月に水曜日のダウンタウン母親ネタで出演してた一週間後くらいに解散だって

嵐の解散報道と同じ日だったか話題にならなかったのか。

はなしょー杵渕はな山田しょうこ

吉住

バビロン太田圭介・ノリ・千葉恵)

ここらへんは関東圏では出てそう。

吉住は個人的おもしろいと思ってる。

アメリカンコミックス飯島翔平・鈴木祐介)

こゝろ荒木誠也・山出谷怜門)

さすらいラビー宇野慎太郎中田和伸)

フースーヤ田中ショータイム谷口

ブラゴーリ(塚田鈴木大介)

フレンチぶる(加瀬部駿介・大西翔)

ブリキカラス黒田和基・小林メロディ

ペコリーノ植木おでんクロコダイル ミユ)

マイペース田口秋光・相馬拓斗)

マジメニマフィン知念アマン・ちばけん)

電氣ブラン田井宏明・藤村泰平)

絶対アイシテルズ(らぶおじさん・楠見大輔)

アックスボンバー中村元気矢野レノン

ハリード(八木健太八木和也

やんちゃキャラ」がこころだっけか。

その他「坊っちゃんネタ」やってたコンビとか、

まったく受け入れられなくて全カットコンビかい記憶しか残ってない。

こんなに出ていたのね。

関西ローカル関東番組とでは毛色がまったく違うんだろうな。

今、関西でよく見るのはバツウケテイナー筆頭にこのあたり。

アキナ山名秋山

和牛水田川西

アインシュタイン稲田河合

藤崎マーケット(田崎・トキ

千原ジュニアの「座王」は関西メンバーに時々関東芸人も出演してる。

笑い飯西田が【鬼】と呼ばれるほどの強さを示してる。化けた。

ロングコートダディの堂前がんばってる。

ytv漫才新人賞出場コンビこちら。

からし蓮根たくろうネイビーズアフロセルライトスパ紅しょうが、こうてい

たくろうおもしろいね

セルライトスパ大須賀R-1決勝までいってる。

こうていのズイィーヤのギャグをやるほうが顎の手術してたのとか知らなかったわ。

プリマ旦那が、令和なんたらかんたらに改名したり、

学天即美術教師ぽいほうがいろいろ改名したりもどしたり。

漫才新人賞出演者一覧を見てたら、いろいろ思い出す。

2015年以降。

吉田たちマルセイユアイロンヘッド祇園タナからイケダ

コマンダンテヘンダーソン見取り図ニッポンの社長マユリカ

見取り図祇園はよく見かける。

関西でもあんまりネタ番組やってないから、舞台に行けばみんな頑張ってるんだろうなあ。

スマイル蛙亭ツートライブとかもいるな。

アキナの【吉本超合金A】に出てて東京進出したおいでやす小田

Wの決勝戦にも出演してた紅しょうがが先日夕方ニュース番組バラエティ?にロケ芸人に出てて、

いい感じに無毒化されてて、そういう役割で出演できるのも道よなあ、って思った。

古くは【10カラット】【ゲンセキ】で見かけた芸人検索してみたら解散したり引退してたり。

2005年ですって。14年前ですよ。

ハリセンボンとかプラスマイナス上木総合研究所U字工事イワイガワマチココンマニセンチ

オリエンタルラジオトップリードアームストロングが出てたなあ。

ジャルジャルも出てたんだっけか。

爆笑オンエアバトル】はあんまり見てなかった。

爆笑BOOING】見てた。

あと、あれあれ。

芸人たちがVTRを撮ってきて作って発表しておもしろかった上位五組とかだけ放映されるやつ。

すんげーベストテン?そんなタイトルだっけ?

検索したら懐かしいコンビ名ぼろぼろおった。

ビリジアンとか小籔が生き残ってるんな。

高僧野々村とか美濃長岡とかな!

水玉れっぷう隊ケン吉本坂46に選出されてるよな。すごいな。

火花】じゃないけど、おもしろくても生き残れない人生とか考えたら恐ろしいな。

ハライチ岩井じゃないけどバラエティ風で生き残っていくという選択肢すら選ばされないまま

スタート地点にすら立てないのは大変だ。

そうか。バットナイス内田引退かー。

2018-03-06

anond:20180306182722

原田芳雄

途中で笑い飯西田みたいな外見になったけど最終的には渋くてかっこよかった。

2018-03-03

F1

アルファベットと『1』の組み合わせでこれ以上かっこいいものはない。

他のアルファベットだとすんごいダメ。順番に見ていこう。

A1アニメ作ってそう

B1:地下

C1:ググったらコント日本一決定戦とか出てきた

D1土屋圭市

E1:

F1:ファスト、フェラーリフェラチオ。速くて官能的なイメージ

G1:馬(笑)

H1石川島播磨重工っぽい

I1:Iと1の区別がつかない

J1:Jリーグ(笑)

K1:ボブサップ

L1:

M1笑い飯

N1:M1と聞き間違われる

O1:響きが間抜けすぎる

P1:同上

Q1:クイズ番組っぽい

R1ピン芸人

S1:お世話になっております

T1:大正元年

U1:

V1:ヴィクトリー感がある

W1:世界大戦感がある

X1:これが一番強そう

Y1:よわそう

Z1:ラスボスっぽい

V1以下は手強かったがそれでも『F1』で充分対抗できる。相当理想的なネーミングといえる。

2017-12-25

ジャルジャルの本当の敗因

なぜジャルジャルが勝てなかったのか、ずっと考えていてようやく答えがわかりました。今さらでしつこいですけど。シュールだったとか、感心させてしまったとか、じゃないんですよ。

 それを説明する前に、この動画

https://gyao.yahoo.co.jp/player/11153/v00019/v0000000000000001448/?auto=1&rep=2

見てビックリした、というか逆に腑に落ちたんですけど、「面白いかはともかくとにかく練習量はすごい」みたいな評価ありましたよね。あれ完全に的外れで、実はあの漫才は半分アドリブらしいですね。(9:30あたり〜)

要するに本当にあのゲームをあの場で半分ガチでやってるそうです。もちろんオチとか大事なところは仕込んであるんでしょうけど。

本当に凄すぎる。でもそうなんやろな、とすごく納得します。そういう奴らなんですよね、彼らは。で、これが敗因とも関係しているわけです。

ジャルジャル漫才に何が足りないか、というと、ツッコミです。もっというとツッコミの深さ、というべきかもしれません。

どういうことかというと、この漫才面白さのキモは二人のアホさなんですよ。こいつらどんだけしょうもないことやってんねん、ほんまにアホやな、と見ている側が心の中でツッコんで、初めて本当の面白さが湧き上がる仕組みの漫才なんです。

から、初めにそれを共有できない人は大して面白さを感じられないわけです。

で、そこで必要なのがツッコミなんです。確かに形の上では、後藤ツッコミをしていますしかし、このツッコミ福徳のしょうもない遊びに乗っかった上でのツッコミになっています。こういう遊びを面白いと思う、というところはすでに二人で共有されてしまっている。そこに対するツッコミは省かれています。多少は最初にあるんですが足りない。まあ、足りないのは「わからない人にとっては」ということで私を含めて、多くの人はそこに共感できているわけで、だからその後のやり取りが全部めちゃくちゃ面白い、と感じられるわけです。しかし、わからない人には誘導してあげる必要がある。それが漫才におけるツッコミ役割です。

他の漫才で一番近い面白さの種類の漫才はおそらく笑い飯でしょう。笑い飯漫才も一つ一つのボケがどうこう以前に、この二人がアホすぎて面白いわけです。ボケを競い合う、ということも含めて、ボケの種類も全てくだらなくてしょうもなくてアホすぎる。うまい、とかではない。そこが面白いしかし、笑い飯漫才にはほとんど必ず一個一個しっかりとしたツッコミが入りますボケた後、きちんとツッコンでから、変われ、とボケが交代する。この間のツッコミで一旦、普通感覚に戻してくれる。だから次のボケでまたしっかり笑えるんですね。

一方、ジャルジャル場合は、ほとんどツッコミがない。あるとしても、アホな二人のやり取り上でのツッコミで、普通感覚にまで届いていない。もちろん、ついていけない人にとって、という意味です。ついていける人はツッコミ不要だし無い方が面白い。そう考えると、この場合漫才というよりはコントに近いとも言えるかもしれません。アホな二人の漫才のようなやり取り、というコント。そう考えると「面白いと思えない」ということは「コントの設定についていけなかった」と言い換えることもできるでしょう。そういう人にはシュールに見えたのかもしれません。

しかし、じゃあ、これは漫才ではないのか、シュールコントなのか、というとそれも全く違うわけです。上に書いたように、これは練りに練られたネタではなく半分アドリブなんです。つまり、これはコントというより、素の二人が単に人前で喋っている、という形に近い。言ってしまえば、本来漫才面白い二人が人前でただ面白いことを話す、という漫才のものとも言えます。では、何が距離感を感じさせるか、というと、この二人の元々のアホさ、なんですね。この二人はおそらく、学生の頃からこんなことばっかりやってたんでしょう。面白いことを思いついた。で、二人でやって二人で面白がっている。ほとんど他のお笑いの影響を受けることなく、ただただ自分たち面白いことだけをやっていた。いくつかのインタビューを見てもおそらくそうなんだと思います。そういう非常に独特な出自を持つ芸人なんですね。そのような芸人が、自分たち面白いと思うことを、あまり説明無しで人に見せる。そうすると、普通の人はついていけない。アホすぎるから。なんでそんなことをやりたいと思うのかわからない。これって、多分実際に学校とかでもそういう状況ありますよね。要するにそういうことがMー1の舞台で起こってしまったのだろう、というのが結論です。それは審査員も含めて。特に関西人以外には、文化的理解しがたいものがあるんじゃないか、というのは大吉先生ラジオでの解説なんかを聞くと思ってしまます

しかし、松本には大いに受けた。インタビューを見ていると、ジャルジャルは近年の芸人の中ではダウンタウンの影響をほとんど受けていない稀有芸人です。それが、逆にダウンタウン評価される、というのは不思議でもあり、むしろ当然とも言えますそもそもダウンタウンの笑いって身内の面白さを強引に世間に広めた、というものでもあり、根っこの感覚ほとんど同じものがあるのではないか、と想像します。

からと言って、ジャルジャルはどうしたらよかったのか、というと難しいですが、もう少し受け入れられる層を広げるとしたら、後藤が初めは福徳の発想についていけない、なんでそんなことせないかん、という部分をもう少し多くして、徐々に面白さを感じ取っていって最終的に一緒になってハマっていく、という構造をとってあげれば、かなり多くの人を巻き込めた可能性はあると思います。あるいは、もう一人、傍観者としての軽めのツッコミがあっても良いのかもしれません。お前ら一体何してんねん、という程度の。そうなると、構成として近いのはネプチューンかもしれません。ホリケンと泰造が好き勝手やっているのを離れてツッコム名倉。最終的には名倉も一緒に巻き込まれしまう、というようなネタが多かった気がします。そうなるとわかりやすいと言えばわかりやすいですけど、ジャルジャルの良さは半減してしまう気もします。

THE MANZAIネタもそんな感じでしたよね。お互い自己紹介で張り合うというアホさの上に、どんどんアホさが積み上がる形式の。

2年前のネタ笑い飯形式でわかりやすかった。ので、一位通過でしたね。2本目も同じパターンだったのでインパクトが少なくて負けてしまいましたけど。正直、あれがジャルジャル漫才の完成形だったと思います。程よいシュールさを漫才形式に作り上げる、という。それを一度捨てて、新たにより本来漫才に近い形で自分たちセンスをぶちまけるネタを作り上げた。本当に凄すぎる。しかし、残念ながら受け入れられなかった。一体どうしたら良いんでしょうかね。

まあ、もう勝たなくても自分たちの好きなことを思う存分やってくれるだけで良い気もします。どうせ世間には受け入れられないんですよ、こういう人たちは、と変な共感をしてしまます

2017-12-18

笑い飯中川家爆笑問題

おじさんを通り越しておじいさんになってて

ちょびっとだけショックを受けた

2017-03-04

実写版ハルチカ」を見てきた

どんな改変をしたのだろうと気になり。

美男美女が恋に恋をして部活はどうでもよく好きなの!好きじゃ無いの!どっちなの!みたいな映画かと予想してた。

大改変。実写「近距離恋愛」ぐらいの改変をある意味期待していた。

結果的ホモ要素が無かった…が、うーん。大改変でもなかった。

ホモじゃないが。ラブというわけでも…なんというか、作品自体ちょっと感動したレベル

アニメ原作もとても出来が良い作品というわけでは無いと思う(こういう立場で書いている)

でもそのエッセンスを上手に拾ってミステリー部分も起きつつ

演者ガチさはスウィングガールズを思い出す。青春部活ものに仕上がっていた。

少なくとも予告の印象とは違う。

ふと監督名前を見たところ「市井昌秀

な、なんと!髭男爵元メンバーじゃないですか!!笑い飯哲夫の元相方!!!

…ってそれは置いといて、去年大注目になった星野源ブレイクきっかけを作ったであろう映画「箱入り息子の恋」の監督でしたね。

なるほどなぁ。なるほど、なるほどです。

元を知ってる人は結構王道の汗と涙の青春ものとして召喚された「ハルチカ」を確認しに。(メインキャスト二人が目の美容パックになるレベルで美しい)

市井監督最新作、として邦画ファンはチェックしてみてはどうでしょう

最後ひとつ

こんな映画なら予告であんラブラブキュンキュンストーリーみたいな宣伝してんじゃねぇよ!

2016-06-11

エンターテイメントがしぬかもしれないはなしその1

エンターテイメント死ぬかもしれない話

おたくも長く続けていくと色んなジャンル友達が散らばり、色んなジャンルに対する浅い知識が増えていく。

なんとなく今どこのジャンルに活気があるのか、雰囲気でわかるようになる。それはツイッターがあるからだろうし、昔では考えられない量の情報簡単に手にすることができるからだと思う

そんなわたしひとつの仮説としてわりと真面目に考え、色んな友人に話していることがある

それが「エンターテイメント死ぬ話」である

自分の年齢をはっきりと明記するのがそろそろ嫌な年なので、ぼかした表現にするが、わたしゆとり世代であり、就職すればゲッという顔をされた平成生まれであり、ジャニーズで言えば八乙女世代堀越で言っても八乙女三浦春馬世代アミューズでいうところの三浦春馬戸谷公人水田航生あたりの世代のそろそろしっかりクソババア世代である

からエンターテイメントが死にかけているように感じるのは、わたしアンテナが腐って倒れそうになっているからなのかもしれないし、わたしの知らない世界で新しいエンターテイメント誕生しているのかもしれない

けれど、わたしの目の届くところにあるエンターテイメントはみんな死にかけている

具体的にどういったことが言いたいかということをわたしが若手俳優キチガイヲタになった2010年あたりを軸に色んなジャンルのことを考えていきたい

2010年、若手俳優世界は非常に盛り上がっていたと思う。

テニミュファースト最後ドリライがあった年だ。身内がDDドリライに行っていたから知っている

その年のゴールデンウィークは、戸谷公人誕生日イベントがあり、新宿御苑サンモールではたしかDステが行われていたように思う

当時の身内に誘われて遊びに行くとサンモールものすごい数のおたくがいた。

わたしはというとバースデーイベントチケットを両部合わせて5枚余らせていたので、その場にいた子達を誘ってみたが、Dステの千秋楽から無理だと断られた

2010年はそんな年だ。

アミューズでいえば宝石シリーズ及び黒白シリーズが始まった年でもある。

赤坂ボーイズキャバレーに夏を費やしたおたくが何人いたことか。

特撮で言えば、丁度2009年平成ライダー10周年記念のデイケイドの放送年で、一区切りついたところで、今をときめく菅田将暉が初々しく日曜8時で戦っていた年だ。

とにかくお祭り騒ぎだった。どこの現場も非常に盛り上がり、頭のおかしおたくがたくさんいた

他のジャンルにも目を向けて行こうと思う

例えばお笑いでは10連続で開催していたM−1が一度幕を下ろしたのも2010年のことであった。ずっと優勝できずにいた笑い飯がようやくM−1王者に輝いた年である

アイドルではAKB48の第二回総選挙が行われた年である。このあたりがわたし国民アイドルという視点AKB評価したときの最高潮に盛り上がりを迎えていた瞬間だと思っている

2010年は、エンターテイメントを時の流れで区分したときに大きな区切りとなる年であると考えている

では今度は2010年以前の10年くらいのことを考えてみたいと思う。

わたし小学校低学年の頃に一斉を風靡したSPEEDが電撃解散をして、その数年後に現れたのがモーニング娘。だった

しかし、ザ☆ピース以来、モーニング娘。国民アイドルというポジションを離れ、ハロープロジェクトというジャンルの中に入っていってしまった。

そしてそれ以来、AKB大学の頃に国民アイドルと呼ばれるようになるまで、特にアイドルらしいアイドルわたしの視界には入らなかった

しろモーニング娘。のあとは、いわゆる巨乳グラドルが台頭してきた時代のように感じるが、残念ながらあんまりわたしグラドルに興味を持つ性別でも年頃でもなかったので、あまり記憶がない

小池栄子は気付いたら女優としてもタレントとしても非常に大成していたのでまじですごい巨乳お姉さんだと思っている)

中学校の頃(2000年代前半)は芸人黄金時代だったように感じる(わたし芸人おたくをしていたことがないので実際にいつが黄金時代定義されるのかはわからないのだけれど)

イメージとして、このあたりから盛り上がって2010年お笑いの盛り上がりのピークと捉えている

思えばわたしエンターテイメントに恵まれ世代だったと思う。

小学校ときには体育大会モーニング娘。のザ☆ピースが流れ、組立体操をした。

高学年のときには笑う犬の冒険を熱心に見て、それがいつのまにか水10になり、中学校文化祭では先輩たちに目をつけられながらも、有志でゴリエミッキーを踊った

やんちゃな子たちはごくせんに憧れ、みんなで文化祭クラスの出し物でごくせんをやり、最後にはスマスマキムタクたちが踊り流行っていた恋のマイアヒエンディングで踊った。

週末をこえて学校に登校すれば、みんなエンタの神様の話をしていた。誰がおもしろい、誰のネタがどうだ、誰がかっこいい

ジャニーズも、いわゆる若手三組と呼ばれるNEWS関ジャニ∞KAT-TUNが立て続けにデビューした頃で、みんな通学鞄に好きなジャニーズメンバー名前ポスカで書いていた

力尽きたので、つづく。

エンターテイメントがしぬかもしれないはなし

エンターテイメントが死ぬかもしれない話

⚫︎前提

・元々自分のfc2ブログからの転載です

・とにかく長い

・とにかく辛口

・怒らないでください

おたくも長く続けていくと色んなジャンルに友達が散らばり、色んなジャンルに対する浅い知識が増えていく。

なんとなく今どこのジャンルに活気があるのか、雰囲気でわかるようになる。それはツイッターがあるからだろうし、昔では考えられない量の情報を簡単に手にすることができるからだと思う

そんなわたしひとつの仮説としてわりと真面目に考え、色んな友人に話していることがある

それが「エンターテイメントが死ぬ話」である

自分の年齢をはっきりと明記するのがそろそろ嫌な年なので、ぼかした表現にするが、わたしゆとり世代であり、就職すればゲッという顔をされた平成生まれであり、ジャニーズで言えば八乙女世代、堀越で言っても八乙女三浦春馬世代、アミューズでいうところの三浦春馬戸谷公人水田航生あたりの世代のそろそろしっかりクソババア世代である

だから、エンターテイメントが死にかけているように感じるのは、わたしアンテナが腐って倒れそうになっているからなのかもしれないし、わたしの知らない世界で新しいエンターテイメントが誕生しているのかもしれない

けれど、わたしの目の届くところにあるエンターテイメントはみんな死にかけている

具体的にどういったことが言いたいかということをわたしが若手俳優のキチガイヲタになった2010年あたりを軸に色んなジャンルのことを考えていきたい

2010年、若手俳優の世界は非常に盛り上がっていたと思う。

テニミュファーストの最後のドリライがあった年だ。身内がDDでドリライに行っていたから知っている

その年のゴールデンウィークは、戸谷公人誕生日イベントがあり、新宿御苑サンモールではたしかDステが行われていたように思う

当時の身内に誘われて遊びに行くとサンモールにものすごい数のおたくがいた。

わたしはというとバースデーイベントチケットを両部合わせて5枚余らせていたので、その場にいた子達を誘ってみたが、Dステの千秋楽だから無理だと断られた

2010年はそんな年だ。

アミューズでいえば宝石シリーズ及び黒白シリーズが始まった年でもある。

赤坂ボーイズキャバレーに夏を費やしたおたくが何人いたことか。

特撮で言えば、丁度2009年平成ライダー10周年記念のデイケイドの放送年で、一区切りついたところで、今をときめく菅田将暉が初々しく日曜8時で戦っていた年だ。

とにかくお祭り騒ぎだった。どこの現場も非常に盛り上がり、頭のおかしおたくがたくさんいた

他のジャンルにも目を向けて行こうと思う

例えばお笑いでは10年連続で開催していたM−1が一度幕を下ろしたのも2010年のことであった。ずっと優勝できずにいた笑い飯がようやくM−1王者に輝いた年である

アイドルではAKB48の第二回総選挙が行われた年である。このあたりがわたしは国民的アイドルという視点でAKBを評価したときの最高潮に盛り上がりを迎えていた瞬間だと思っている

2010年は、エンターテイメントを時の流れで区分したときに大きな区切りとなる年であると考えている

では今度は2010年以前の10年くらいのことを考えてみたいと思う。

わたし小学校低学年の頃に一斉を風靡したSPEEDが電撃解散をして、その数年後に現れたのがモーニング娘。だった

しかし、ザ☆ピース以来、モーニング娘。は国民的アイドルというポジションを離れ、ハロープロジェクトというジャンルの中に入っていってしまった。

そしてそれ以来、AKBが大学の頃に国民的アイドルと呼ばれるようになるまで、特にアイドルらしいアイドルわたしの視界には入らなかった

むしろモーニング娘。のあとは、いわゆる巨乳グラドルが台頭してきた時代のように感じるが、残念ながらあんまりわたしグラドルに興味を持つ性別でも年頃でもなかったので、あまり記憶がない

小池栄子は気付いたら女優としてもタレントとしても非常に大成していたのでまじですごい巨乳お姉さんだと思っている)

中学校の頃(2000年代前半)は芸人の黄金時代だったように感じる(わたしは芸人のおたくをしていたことがないので実際にいつが黄金時代と定義されるのかはわからないのだけれど)

イメージとして、このあたりから盛り上がって2010年お笑いの盛り上がりのピークと捉えている

思えばわたしエンターテイメントに恵まれた世代だったと思う。

小学校のときには体育大会でモーニング娘。のザ☆ピースが流れ、組立体操をした。

高学年のときには笑う犬の冒険を熱心に見て、それがいつのまにか水10になり、中学校文化祭では先輩たちに目をつけられながらも、有志でゴリエミッキーを踊った

やんちゃな子たちはごくせんに憧れ、みんなで文化祭クラスの出し物でごくせんをやり、最後にはスマスマキムタクたちが踊り流行っていた恋のマイアヒエンディングで踊った。

週末をこえて学校に登校すれば、みんなエンタの神様の話をしていた。誰がおもしろい、誰のネタがどうだ、誰がかっこいい

ジャニーズも、いわゆる若手三組と呼ばれるNEWS、関ジャニ∞KAT-TUNが立て続けにデビューした頃で、みんな通学鞄に好きなジャニーズメンバーの名前をポスカで書いていた

(ここで一度力つきた)

エンターテイメントがしぬかもしれないはなしの続き。

前回は2000年2010年あたりのアイドルジャニーズお笑いジャンルでなにが起こっていたのかということをさらっと(わたしの十代の記憶と共に)振り返った

では現在虫の息である若手俳優の世界でなにが起こっていたのかということも一応書き記しておく

まさに2.5次元ミュージカルの王様(なぜ若手俳優の舞台はつまらなく、客席が埋まらないのかおたくが真剣に考えてみたブログ参照)であるテニミュが初めて上演されたのは2003年のことである

当時の話はパイセンたちからのお話でしか聞いたことがないけれど、はじめは客席が埋まらないのでキメ様のライブをおわりにやったりして、キメ様のおたくとかでがんばって埋めていたらしい

ちなみにみんな大好き氷帝学園、いまをときめく斎藤工が出演していた氷帝公演が行われたのは、2005年の話であるから、テニミュ(若手俳優)の世界も前述の通り、やっぱり2010年向かって右肩あがりの時代だったんだと思う

それでは今度こそ2010年以降、おたくの世界になにが起こってきたのかをふんわり考えてみようと思う

現状として、大きくふたつの問題がエンタメおたく界の中に発生している

ひとつは、村社会としてのおたく世界におけるおたく高齢化社会、ふたつめは、生産的おたくの少数化である

このふたつは繋がった大きなひとつの問題である

⚫︎「おたく高齢化社会」とは

その名の通り、おたく高齢化が進んでいるという話である

変な話だと思うかもしれない。今日本は国として、ずっと偏見を持たれて消極的に虐げられてきた「おたく」という異常な世界をひとつ国民性としてピックアップしていって、それを日本の特色としてビジネスにしようとしている

そして、おたくではない人たちがおたくの世界に土足で踏み込んできて、自分たちが興味を持った部分のみを取り上げて「これがおたくなんです!」とテレビや雑誌なんかで言っちゃってる

元々こういうサブカル推しの政策になるまでにおたくになっている人たち(わたし含め)は昔の閉鎖的なおたくの世界の中での「みんな違ってみんなとりあえずよし」というのに慣れているからあんまり気にしてないかもしれないけれど、

新規参入してきたおたくの人たちはひょっとしたら、マスコミたちが取り上げた「おたくの世界のひとつの側面」を見て、自分でなにか実体験として掴み取ることもせずにこれがおたくなんだとぼんやりと捉えているだけなんじゃないかとわたしは危惧している

おたくというのは長らく村社会である

村のコミュニティーの中に入れていようが、村八分されていようが、そこに存在する限り、とりあえず全員村民である

例外ももちろんあると思う。

例えばワンピースが好きだったとして、毎週ジャンプを買い、単行本を買い集め、アニメを視聴し、自分なりに設定についての考察を行う

これをネットなどに発表することなく、誰に見せることもなくひたすらノートに書き綴っていたら、自己完結しているので、他者から村民として認知されることはないと思う

けれど、この人が例えばホームページを立ち上げて自分なりの考察を世界に発表したら、例え誰かと交流を持たなくても、わたしは村民として世界に存在していることになると考えている

他のワンピースおたくは誰かしらそれを読むだろうし、感想をメールする人もいるかもしれないし、リンクフリーと書いてあったら、リンクページやブログにその考察サイトのURLを貼るかもしれない

かたや、HPを立ち上げたもののアクセスがなかったら、自らサーチに登録するかもしれない

こうして、村の中へと入っていくのである

村の中には色んな人がいる。

一流企業で働いているエリートもいれば、ニートに近いフリーターもいるし、学生もいれば、子持ち主婦もいる

けれど、暗黙の村の掟というものがおそらくどのジャンルおたくの世界にも存在して、もちろん可視化されたものではないので、最初はわからないのだけれど、どの村にも、RPGゲームで話しかけてくる村民みたいなやつがいて、

これはこうすればいいんだよ、これがどうなんだよ、とふんわりと村の掟を教えてくれていた

物事というものは、完全にゼロから創造されることはない

そこになにかが存在して、そして、基礎とされるルールが存在して、初めてそこからなにかが生み出される

ことにおたくという生き物は、おたくという側面においてイチからなにかを創造する生き物ではないと考える

何かが存在して、それになにかアレンジを加えて、別のなにかに変化させるのがおたくだと思う

なにが言いたいかというと、アイドルがいて、おたくがいる

漫画があって、おたくが読む、舞台が上演されて、おたくが観る

おたくというのは、創造されたなにかを完成させる上で不可欠な存在ではあるが、まずはじめは受け手

受け手として、その世界に存在するにあたって、どんな世界にもルールがある

けれど、情報化社会の中で、おたく世界の中の村という概念が何年も前から崩れている

これは、若い子に限ったことではない。

マスコミが取り上げたおたくの世界を見て、おもしろそう!と新規参入してきた年配おたくも同様である

そうすると、どういうことが起こるのかというと、新規参入おたくたちはSNSなどのツールばっかりは立派に持っているのだけれど、RPGゲームで話しかけてくれるおたくがいないものだから、

レベル上げの方法を知らずにずっとマサラタウンの横の草むらでコラッタキャタピーや同じようにそこに留まって地図を持たないおたく同士で、これがおたくなんだー!たのしー!となっている(もちろん例外もいる)(自ら見つけていけるんだから、わたしと違ってまじ天才的だと思っている)

村民おたくマサラタウンおたくとのおたくの分離化が進む中で、旧型のおたく高齢化が止まらない

⚫︎「生産的おたくの少数化」とは

どのジャンルにもいると思うのだけれど、ツイッターに常駐していて、キチガイを名乗っている若い自称おたくの子たちがわりと一定数いる

これは本当にかわいそうだ。

なぜならなんの生産性もないツイッターに常駐して時間を無駄に浪費しているということはおたくでもキチガイでもなんでもなくて、生産性の低いただのかまってちゃんだからだ

けれど、それでも時間が潰せるものだから、若い子たちはきっと常駐してしまうんだと思う

ツイッターがリアの頃に普及していなかった世代からすると、完全に異常なので、正直積極的にリプを飛ばして関わり合いになろうとは思わない(自分のことを棚に上げてこんなことを言っているがわたしも相当別のベクトルやばいヤツなので、関わり合いにならない方がいいと思う)

わたしが若い頃は、ツイッターがなかったので、ひまだったらもっぱらブログを更新するか、様々な匿名掲示板を眺めるか、仲間内でチャットメールをするか、などしか暇つぶしツールがなかったのだけれど、完全に村社会だったので、

なぜかそんなわたしを見ておもしろそうと思ってくれた色んなお姉さんが色んなことを教えてくれて、暇つぶしの中でも生産性のある暇つぶしツールを与えてくれたというか、

ジャンルおたくの先輩として、例えばこのライブはどのアーティストのどのライブの影響を受けているから、そっちも見ていた方がいいだとか、

この作品を見て、こういう感想を持つなら、きっとこの作家のこういった本が好きだろうから、読んでみたら?だとか様々なアドバイスをもらった結果、

10年以上かけて、こんな神の視点からブログを書くような高尚おたくに育ったのである

(十代の頃から3歳から10歳以上年上の友達とばかり遊んでいたので、地方の女子高生の身分で東京の女子大の講義にこっそり潜りこんだりしているような変な女子高生だった)

はっきり言って、おたくおたくとして存在している時点で9割は凡である

だから、自分でなにかを創造することはできないと思った方がいいし、レベル上げの最も簡単な近道は先人に教えを乞うことである

テニミュに関してだってそうである

素晴らしいことなのか、残念なことなのか、若い子たちはどう捉えるかわからないが、テニミュというコンテンツが好きでファーストから通っているおたくはたくさんいる

DVDで当時の公演を振り返ることは不可能ではないが、ネルケは財布をしめていくことを決して許さないので、きっと過去の公演のDVDまで買いあさるなんてなかなかできることではない(それに残念ながら逮捕者がでている公演のDVDは発禁になっている)

ひとりそういうババアおたくと仲良くなって、そういう話を教えてもらって、自分の中にインプットして、そこに自分なりの仮説と解釈を加えるだけで、高尚おたくになれるのに、

ツイッターを眺めていると結局同世代同士でつるんでいるのが多い気がする

その点において、タレコミとかで叩かれているような痛いおたくの子たちの方が結局現場で昔からいるババアたちと顔を合わせて、情報戦で勝てないババアたちといかにうまくやっていくかという課題と直面しているので、

よっぽど要領がいいというか、低姿勢で吸収力があるなあと個人的には思う(ババア側の人間)

⚫︎なぜ生産性の低いおたく多数派だとダメなのか

ここまで読んで、どうして生産性の低いおたくだとだめなんだ、ツイッターで同世代で楽しくつるんでなにがだめなんだ、痛いワタシみたいな高尚おたくになる必要性がどこにあるんだ、と思った人が多数だと思う

なぜダメなのか、

まずひとつめは、マサラタウンの草むらには何年もいられないということ

ふたつめは、マサラタウンの草むらにいただけではポケモンプレイしたとは言えない

ので、布教ができないということである

例え話だとぴんとこないかもしれないので、それぞれについて解説していく

まず、ファンではなくおたくとして存在する以上、ただ消費するのではなく、消化(昇華)できるおたくにならないと、自分でなにがおもしろくて今コレに時間とお金を費やしているのか、わからなくなるときが絶対くる

おたくを自称するくらい、何かが好きなのだから、どうして自分はそれが好きなのか、それにはどんな魅力があるのか、その魅力は他のものと比べてどう秀でているのか、せめてこれくらいは言語化できた方がいい

というか、これをきちんと言語化できる人は、ロジックツリーなんかに頼らなくてもたいていのことは物事の本質と原因を分析できる人になるから、生きていく上でもたぶん役に立つから便利だと思う

言語化するには、その世界を知る必要がある。

何年もおたくをやっているババアは絶対たいていは厄介なので、積極的に関わり合いになれとは言わない

けれど、ロム専だとしても(もはやロム専という言葉は死語かもしれない)(黙って眺めてヲチっているという意味だと思ってください)自分でなにか発信している人は見ていた方がいい

そこには自分と異なる考えがあるので、自分の考えと比較対照することができ、自分の考えがどういったものなのか、再検討することができ、より強固なものにすることができる

なんでそんな難しく考えなきゃいけないんだろう、ただの趣味なのにと思う人もいるんだろうなあと思う

けれど、よっぽどの天才ではない限り、エンタメを作る側もいきなり完璧なものを作り出すことはできない

特に制作側の人間はおたくが少数派なので、おたくの「これがこうだったらもっと好きになれるのに」ということをことごとく外すことにおいて、才能に溢れている

自分が何かを楽しみ続けるとなったとき、舞台だったらアンケートを書くなり、アイドルだったらツイッターで運営のエゴサにひっかかるようにあーだこーだ言うなり、直接現場で制作に話しかけるなりしないと、

自分の中で、あれ?と思ったもやもやは解消されない

そういうことをしないとエンタメ側もレベルアップしないんだと思う

だいたい、大きくなりすぎたエンタメが衰退する理由として、ひとつエンタメおもしろくなっていくということに関して現状のツールでは絶対に限界がくるときがあるということ、

そして、大きくなりすぎたエンタメは、ビジネス化されすぎていて、「こうなったらいいのにな」というおたくの考えの届かないことろへいってしまっていることがあげられるんじゃないかとわたしは思っている

おもしろエンタメがあると、どうしてもそこにお金が集まってしまうので、ビジネス化されてしまうのは、仕方のないことなんだと思う

けれど、今の日本においてそれが悲惨なのはたまたま様々なエンタメジャンルが同じようなタイミングでピークを迎えてしまい、エンタメ世界が、大爆撃でもあったのかという惨状になってしまっていることだ

しかもその間におたく側も情報化社会の中で変形していって、おもしろエンタメを育てていく体力のあるおたくが少数派になってしまった

アイドルの世界は戦国時代が終わって、きっとこれからあの2009年2010年ドラマに溢れたAKBのような盛り上がりを見せてくれるアイドルはもうしばらく現れない

仕事や現実に疲れたアイドルおたくを癒すために様々なハコやショッピングモールで特典券を武器に細々と生きていくアイドルたちとおたくの世界になってしまう

モーニング娘。ミスタームーンライト愛のビッグバンド以降ハロプロの世界に帰ってしまったように、元々アイドルおたくだったひとたちのためのエンタメとしてきっとこれからは存在していく

お笑いも今、バラエテイこそあるものの、若手が芸を披露する場がほとんどない

お笑いは漫才やコントをやって、初めてお笑いとして成立する

バラエテイでの面白さなんてその場にはまれば誰でもおもしろいので、お笑い芸人である必要性などなにもない

芸人はなんでもやって当たり前なんだから、それと比べて木村佳乃がなんでもやった方

おもしろいに決まっている

お笑いジャンルは今、現場難民(芸人側の) に溢れている結果、おもしろい漫才どころではないんじゃないかという印象だ

ジャニーズも、嵐の人気はおそらく今よりでることはないだろう

そんな中で、わたしたちの青春だった若手三組がそれこそ大爆撃を受けたみたいにメンバーが半分くらいに減っている中で、じゃあその下にくる平成ジャンプが元気なのかというと、最近伊野尾がようやくその美少年さを世間に認識され始めたが(といっても伊野尾わたしと同い年なのでもう少年ではない)

まだ平成ジャンプブレイクするという実感はない

セクゾもメンバーが増えたり減ったりするので、正直ジャニヲタあがったババアはついていけない。デビューしたユニットでそんなことありえます?よくわからない

じゃあウェストはというと、今の関ジャニくらいになれたらいいねーくらいの認識でしかない、わたしの中では

ファンのひとは怒るかもしれないけれど、こう見えて一応彼らがジュニア時代に松竹や梅芸でお仕事していたときにそれなりに見ていたので、ブチギレするのは超古参のお姉さんたちだけで勘弁してほしい

関西ジャニーズの抱える問題と可能性と闇については触れ出すと話が終わらなくなるので割愛

けれど、上記ジャニーズたちが決して売れないと言っているのではなく、現状の悲惨なエンタメ界を今すぐ引っ張っていく力があるかと考えたときに今すぐは無理だという話なので本当に怒らないでください

若手俳優の世界はおそらく痛みを伴う革命でも起きない限り、もう無理である

アミューズドリフェスとかやり始めちゃった時点で、あー事務所もそう思ってんのかなーとわたしはおもったぜ

大したビジネスでもなかったのに、いろんな大人がよってたかってダメにした感がある

たぶんこれからたくさんの失業者が発生するというか、まあ引退する子たちがどんどん増えていくと思う

まあ若手俳優はあんまり稼げるお仕事ではないので、その点においては大丈夫かなあと思っているけれど、元ジャニヲタとしてはジュニアが引退したのちに逮捕される流れにはうんざりなので、ちゃんとそれぞれに生きていく道があればいいなと思う

それがエンタメの世界だったらどんなにいいことかとは思うけれど、今若手俳優の世界にはそんなに飯のタネがないので、なにも言えない

結局、若手俳優のあとに台頭してきた読モジャンルも、KPOPも若手俳優よりも早くマイナーの世界へ帰っていってしまったので、

今どこでなにが元気で盛り上がっているのか、わたしの目には見つけられない

それがおそろしくて色んなおたくにこの話をして、今なにが盛り上がっているんだろうと聞いても、みんな首をかしげる。

広告で働いている男の子にもこの話をしてみたけれど、スポーツなんじゃない?と言われてしまった。

残念ながらわたしスポーツには一切興味がない。あとオリンピックに向けてスポーツが盛り上がるというのは、長らく当たり前のことなので、それはこれまでのPermalink | 記事への反応(0) | 11:26

エンターテイメントがしぬかもしれないはなし

エンターテイメントが死ぬかもしれない話

⚫︎前提

・元々自分のfc2ブログからの転載です

・とにかく長い

・とにかく辛口

・怒らないでください

おたくも長く続けていくと色んなジャンルに友達が散らばり、色んなジャンルに対する浅い知識が増えていく。

なんとなく今どこのジャンルに活気があるのか、雰囲気でわかるようになる。それはツイッターがあるからだろうし、昔では考えられない量の情報を簡単に手にすることができるからだと思う

そんなわたしひとつの仮説としてわりと真面目に考え、色んな友人に話していることがある

それが「エンターテイメントが死ぬ話」である

自分の年齢をはっきりと明記するのがそろそろ嫌な年なので、ぼかした表現にするが、わたしゆとり世代であり、就職すればゲッという顔をされた平成生まれであり、ジャニーズで言えば八乙女世代、堀越で言っても八乙女三浦春馬世代、アミューズでいうところの三浦春馬戸谷公人水田航生あたりの世代のそろそろしっかりクソババア世代である

だから、エンターテイメントが死にかけているように感じるのは、わたしアンテナが腐って倒れそうになっているからなのかもしれないし、わたしの知らない世界で新しいエンターテイメントが誕生しているのかもしれない

けれど、わたしの目の届くところにあるエンターテイメントはみんな死にかけている

具体的にどういったことが言いたいかということをわたしが若手俳優のキチガイヲタになった2010年あたりを軸に色んなジャンルのことを考えていきたい

2010年、若手俳優の世界は非常に盛り上がっていたと思う。

テニミュファーストの最後のドリライがあった年だ。身内がDDでドリライに行っていたから知っている

その年のゴールデンウィークは、戸谷公人誕生日イベントがあり、新宿御苑サンモールではたしかDステが行われていたように思う

当時の身内に誘われて遊びに行くとサンモールにものすごい数のおたくがいた。

わたしはというとバースデーイベントチケットを両部合わせて5枚余らせていたので、その場にいた子達を誘ってみたが、Dステの千秋楽だから無理だと断られた

2010年はそんな年だ。

アミューズでいえば宝石シリーズ及び黒白シリーズが始まった年でもある。

赤坂ボーイズキャバレーに夏を費やしたおたくが何人いたことか。

特撮で言えば、丁度2009年平成ライダー10周年記念のデイケイドの放送年で、一区切りついたところで、今をときめく菅田将暉が初々しく日曜8時で戦っていた年だ。

とにかくお祭り騒ぎだった。どこの現場も非常に盛り上がり、頭のおかしおたくがたくさんいた

他のジャンルにも目を向けて行こうと思う

例えばお笑いでは10年連続で開催していたM−1が一度幕を下ろしたのも2010年のことであった。ずっと優勝できずにいた笑い飯がようやくM−1王者に輝いた年である

アイドルではAKB48の第二回総選挙が行われた年である。このあたりがわたしは国民的アイドルという視点でAKBを評価したときの最高潮に盛り上がりを迎えていた瞬間だと思っている

2010年は、エンターテイメントを時の流れで区分したときに大きな区切りとなる年であると考えている

では今度は2010年以前の10年くらいのことを考えてみたいと思う。

わたし小学校低学年の頃に一斉を風靡したSPEEDが電撃解散をして、その数年後に現れたのがモーニング娘。だった

しかし、ザ☆ピース以来、モーニング娘。は国民的アイドルというポジションを離れ、ハロープロジェクトというジャンルの中に入っていってしまった。

そしてそれ以来、AKBが大学の頃に国民的アイドルと呼ばれるようになるまで、特にアイドルらしいアイドルわたしの視界には入らなかった

むしろモーニング娘。のあとは、いわゆる巨乳グラドルが台頭してきた時代のように感じるが、残念ながらあんまりわたしグラドルに興味を持つ性別でも年頃でもなかったので、あまり記憶がない

小池栄子は気付いたら女優としてもタレントとしても非常に大成していたのでまじですごい巨乳お姉さんだと思っている)

中学校の頃(2000年代前半)は芸人の黄金時代だったように感じる(わたしは芸人のおたくをしていたことがないので実際にいつが黄金時代と定義されるのかはわからないのだけれど)

イメージとして、このあたりから盛り上がって2010年お笑いの盛り上がりのピークと捉えている

思えばわたしエンターテイメントに恵まれた世代だったと思う。

小学校のときには体育大会でモーニング娘。のザ☆ピースが流れ、組立体操をした。

高学年のときには笑う犬の冒険を熱心に見て、それがいつのまにか水10になり、中学校文化祭では先輩たちに目をつけられながらも、有志でゴリエミッキーを踊った

やんちゃな子たちはごくせんに憧れ、みんなで文化祭クラスの出し物でごくせんをやり、最後にはスマスマキムタクたちが踊り流行っていた恋のマイアヒエンディングで踊った。

週末をこえて学校に登校すれば、みんなエンタの神様の話をしていた。誰がおもしろい、誰のネタがどうだ、誰がかっこいい

ジャニーズも、いわゆる若手三組と呼ばれるNEWS、関ジャニ∞KAT-TUNが立て続けにデビューした頃で、みんな通学鞄に好きなジャニーズメンバーの名前をポスカで書いていた

(ここで一度力つきた)

エンターテイメントがしぬかもしれないはなしの続き。

前回は2000年2010年あたりのアイドルジャニーズお笑いジャンルでなにが起こっていたのかということをさらっと(わたしの十代の記憶と共に)振り返った

では現在虫の息である若手俳優の世界でなにが起こっていたのかということも一応書き記しておく

まさに2.5次元ミュージカルの王様(なぜ若手俳優の舞台はつまらなく、客席が埋まらないのかおたくが真剣に考えてみたブログ参照)であるテニミュが初めて上演されたのは2003年のことである

当時の話はパイセンたちからのお話でしか聞いたことがないけれど、はじめは客席が埋まらないのでキメ様のライブをおわりにやったりして、キメ様のおたくとかでがんばって埋めていたらしい

ちなみにみんな大好き氷帝学園、いまをときめく斎藤工が出演していた氷帝公演が行われたのは、2005年の話であるから、テニミュ(若手俳優)の世界も前述の通り、やっぱり2010年向かって右肩あがりの時代だったんだと思う

それでは今度こそ2010年以降、おたくの世界になにが起こってきたのかをふんわり考えてみようと思う

現状として、大きくふたつの問題がエンタメおたく界の中に発生している

ひとつは、村社会としてのおたく世界におけるおたく高齢化社会、ふたつめは、生産的おたくの少数化である

このふたつは繋がった大きなひとつの問題である

⚫︎「おたく高齢化社会」とは

その名の通り、おたく高齢化が進んでいるという話である

変な話だと思うかもしれない。今日本は国として、ずっと偏見を持たれて消極的に虐げられてきた「おたく」という異常な世界をひとつ国民性としてピックアップしていって、それを日本の特色としてビジネスにしようとしている

そして、おたくではない人たちがおたくの世界に土足で踏み込んできて、自分たちが興味を持った部分のみを取り上げて「これがおたくなんです!」とテレビや雑誌なんかで言っちゃってる

元々こういうサブカル推しの政策になるまでにおたくになっている人たち(わたし含め)は昔の閉鎖的なおたくの世界の中での「みんな違ってみんなとりあえずよし」というのに慣れているからあんまり気にしてないかもしれないけれど、

新規参入してきたおたくの人たちはひょっとしたら、マスコミたちが取り上げた「おたくの世界のひとつの側面」を見て、自分でなにか実体験として掴み取ることもせずにこれがおたくなんだとぼんやりと捉えているだけなんじゃないかとわたしは危惧している

おたくというのは長らく村社会である

村のコミュニティーの中に入れていようが、村八分されていようが、そこに存在する限り、とりあえず全員村民である

例外ももちろんあると思う。

例えばワンピースが好きだったとして、毎週ジャンプを買い、単行本を買い集め、アニメを視聴し、自分なりに設定についての考察を行う

これをネットなどに発表することなく、誰に見せることもなくひたすらノートに書き綴っていたら、自己完結しているので、他者から村民として認知されることはないと思う

けれど、この人が例えばホームページを立ち上げて自分なりの考察を世界に発表したら、例え誰かと交流を持たなくても、わたしは村民として世界に存在していることになると考えている

他のワンピースおたくは誰かしらそれを読むだろうし、感想をメールする人もいるかもしれないし、リンクフリーと書いてあったら、リンクページやブログにその考察サイトのURLを貼るかもしれない

かたや、HPを立ち上げたもののアクセスがなかったら、自らサーチに登録するかもしれない

こうして、村の中へと入っていくのである

村の中には色んな人がいる。

一流企業で働いているエリートもいれば、ニートに近いフリーターもいるし、学生もいれば、子持ち主婦もいる

けれど、暗黙の村の掟というものがおそらくどのジャンルおたくの世界にも存在して、もちろん可視化されたものではないので、最初はわからないのだけれど、どの村にも、RPGゲームで話しかけてくる村民みたいなやつがいて、

これはこうすればいいんだよ、これがどうなんだよ、とふんわりと村の掟を教えてくれていた

物事というものは、完全にゼロから創造されることはない

そこになにかが存在して、そして、基礎とされるルールが存在して、初めてそこからなにかが生み出される

ことにおたくという生き物は、おたくという側面においてイチからなにかを創造する生き物ではないと考える

何かが存在して、それになにかアレンジを加えて、別のなにかに変化させるのがおたくだと思う

なにが言いたいかというと、アイドルがいて、おたくがいる

漫画があって、おたくが読む、舞台が上演されて、おたくが観る

おたくというのは、創造されたなにかを完成させる上で不可欠な存在ではあるが、まずはじめは受け手

受け手として、その世界に存在するにあたって、どんな世界にもルールがある

けれど、情報化社会の中で、おたく世界の中の村という概念が何年も前から崩れている

これは、若い子に限ったことではない。

マスコミが取り上げたおたくの世界を見て、おもしろそう!と新規参入してきた年配おたくも同様である

そうすると、どういうことが起こるのかというと、新規参入おたくたちはSNSなどのツールばっかりは立派に持っているのだけれど、RPGゲームで話しかけてくれるおたくがいないものだから、

レベル上げの方法を知らずにずっとマサラタウンの横の草むらでコラッタキャタピーや同じようにそこに留まって地図を持たないおたく同士で、これがおたくなんだー!たのしー!となっている(もちろん例外もいる)(自ら見つけていけるんだから、わたしと違ってまじ天才的だと思っている)

村民おたくマサラタウンおたくとのおたくの分離化が進む中で、旧型のおたく高齢化が止まらない

⚫︎「生産的おたくの少数化」とは

どのジャンルにもいると思うのだけれど、ツイッターに常駐していて、キチガイを名乗っている若い自称おたくの子たちがわりと一定数いる

これは本当にかわいそうだ。

なぜならなんの生産性もないツイッターに常駐して時間を無駄に浪費しているということはおたくでもキチガイでもなんでもなくて、生産性の低いただのかまってちゃんだからだ

けれど、それでも時間が潰せるものだから、若い子たちはきっと常駐してしまうんだと思う

ツイッターがリアの頃に普及していなかった世代からすると、完全に異常なので、正直積極的にリプを飛ばして関わり合いになろうとは思わない(自分のことを棚に上げてこんなことを言っているがわたしも相当別のベクトルやばいヤツなので、関わり合いにならない方がいいと思う)

わたしが若い頃は、ツイッターがなかったので、ひまだったらもっぱらブログを更新するか、様々な匿名掲示板を眺めるか、仲間内でチャットメールをするか、などしか暇つぶしツールがなかったのだけれど、完全に村社会だったので、

なぜかそんなわたしを見ておもしろそうと思ってくれた色んなお姉さんが色んなことを教えてくれて、暇つぶしの中でも生産性のある暇つぶしツールを与えてくれたというか、

ジャンルおたくの先輩として、例えばこのライブはどのアーティストのどのライブの影響を受けているから、そっちも見ていた方がいいだとか、

この作品を見て、こういう感想を持つなら、きっとこの作家のこういった本が好きだろうから、読んでみたら?だとか様々なアドバイスをもらった結果、

10年以上かけて、こんな神の視点からブログを書くような高尚おたくに育ったのである

(十代の頃から3歳から10歳以上年上の友達とばかり遊んでいたので、地方の女子高生の身分で東京の女子大の講義にこっそり潜りこんだりしているような変な女子高生だった)

はっきり言って、おたくおたくとして存在している時点で9割は凡である

だから、自分でなにかを創造することはできないと思った方がいいし、レベル上げの最も簡単な近道は先人に教えを乞うことである

テニミュに関してだってそうである

素晴らしいことなのか、残念なことなのか、若い子たちはどう捉えるかわからないが、テニミュというコンテンツが好きでファーストから通っているおたくはたくさんいる

DVDで当時の公演を振り返ることは不可能ではないが、ネルケは財布をしめていくことを決して許さないので、きっと過去の公演のDVDまで買いあさるなんてなかなかできることではない(それに残念ながら逮捕者がでている公演のDVDは発禁になっている)

ひとりそういうババアおたくと仲良くなって、そういう話を教えてもらって、自分の中にインプットして、そこに自分なりの仮説と解釈を加えるだけで、高尚おたくになれるのに、

ツイッターを眺めていると結局同世代同士でつるんでいるのが多い気がする

その点において、タレコミとかで叩かれているような痛いおたくの子たちの方が結局現場で昔からいるババアたちと顔を合わせて、情報戦で勝てないババアたちといかにうまくやっていくかという課題と直面しているので、

よっぽど要領がいいというか、低姿勢で吸収力があるなあと個人的には思う(ババア側の人間)

⚫︎なぜ生産性の低いおたく多数派だとダメなのか

ここまで読んで、どうして生産性の低いおたくだとだめなんだ、ツイッターで同世代で楽しくつるんでなにがだめなんだ、痛いワタシみたいな高尚おたくになる必要性がどこにあるんだ、と思った人が多数だと思う

なぜダメなのか、

まずひとつめは、マサラタウンの草むらには何年もいられないということ

ふたつめは、マサラタウンの草むらにいただけではポケモンプレイしたとは言えない

ので、布教ができないということである

例え話だとぴんとこないかもしれないので、それぞれについて解説していく

まず、ファンではなくおたくとして存在する以上、ただ消費するのではなく、消化(昇華)できるおたくにならないと、自分でなにがおもしろくて今コレに時間とお金を費やしているのか、わからなくなるときが絶対くる

おたくを自称するくらい、何かが好きなのだから、どうして自分はそれが好きなのか、それにはどんな魅力があるのか、その魅力は他のものと比べてどう秀でているのか、せめてこれくらいは言語化できた方がいい

というか、これをきちんと言語化できる人は、ロジックツリーなんかに頼らなくてもたいていのことは物事の本質と原因を分析できる人になるから、生きていく上でもたぶん役に立つから便利だと思う

言語化するには、その世界を知る必要がある。

何年もおたくをやっているババアは絶対たいていは厄介なので、積極的に関わり合いになれとは言わない

けれど、ロム専だとしても(もはやロム専という言葉は死語かもしれない)(黙って眺めてヲチっているという意味だと思ってください)自分でなにか発信している人は見ていた方がいい

そこには自分と異なる考えがあるので、自分の考えと比較対照することができ、自分の考えがどういったものなのか、再検討することができ、より強固なものにすることができる

なんでそんな難しく考えなきゃいけないんだろう、ただの趣味なのにと思う人もいるんだろうなあと思う

けれど、よっぽどの天才ではない限り、エンタメを作る側もいきなり完璧なものを作り出すことはできない

特に制作側の人間はおたくが少数派なので、おたくの「これがこうだったらもっと好きになれるのに」ということをことごとく外すことにおいて、才能に溢れている

自分が何かを楽しみ続けるとなったとき、舞台だったらアンケートを書くなり、アイドルだったらツイッターで運営のエゴサにひっかかるようにあーだこーだ言うなり、直接現場で制作に話しかけるなりしないと、

自分の中で、あれ?と思ったもやもやは解消されない

そういうことをしないとエンタメ側もレベルアップしないんだと思う

だいたい、大きくなりすぎたエンタメが衰退する理由として、ひとつエンタメおもしろくなっていくということに関して現状のツールでは絶対に限界がくるときがあるということ、

そして、大きくなりすぎたエンタメは、ビジネス化されすぎていて、「こうなったらいいのにな」というおたくの考えの届かないことろへいってしまっていることがあげられるんじゃないかとわたしは思っている

おもしろエンタメがあると、どうしてもそこにお金が集まってしまうので、ビジネス化されてしまうのは、仕方のないことなんだと思う

けれど、今の日本においてそれが悲惨なのはたまたま様々なエンタメジャンルが同じようなタイミングでピークを迎えてしまい、エンタメ世界が、大爆撃でもあったのかという惨状になってしまっていることだ

しかもその間におたく側も情報化社会の中で変形していって、おもしろエンタメを育てていく体力のあるおたくが少数派になってしまった

アイドルの世界は戦国時代が終わって、きっとこれからあの2009年2010年ドラマに溢れたAKBのような盛り上がりを見せてくれるアイドルはもうしばらく現れない

仕事や現実に疲れたアイドルおたくを癒すために様々なハコやショッピングモールで特典券を武器に細々と生きていくアイドルたちとおたくの世界になってしまう

モーニング娘。ミスタームーンライト愛のビッグバンド以降ハロプロの世界に帰ってしまったように、元々アイドルおたくだったひとたちのためのエンタメとしてきっとこれからは存在していく

お笑いも今、バラエテイこそあるものの、若手が芸を披露する場がほとんどない

お笑いは漫才やコントをやって、初めてお笑いとして成立する

バラエテイでの面白さなんてその場にはまれば誰でもおもしろいので、お笑い芸人である必要性などなにもない

芸人はなんでもやって当たり前なんだから、それと比べて木村佳乃がなんでもやった方

おもしろいに決まっている

お笑いジャンルは今、現場難民(芸人側の) に溢れている結果、おもしろい漫才どころではないんじゃないかという印象だ

ジャニーズも、嵐の人気はおそらく今よりでることはないだろう

そんな中で、わたしたちの青春だった若手三組がそれこそ大爆撃を受けたみたいにメンバーが半分くらいに減っている中で、じゃあその下にくる平成ジャンプが元気なのかというと、最近伊野尾がようやくその美少年さを世間に認識され始めたが(といっても伊野尾わたしと同い年なのでもう少年ではない)

まだ平成ジャンプブレイクするという実感はない

セクゾもメンバーが増えたり減ったりするので、正直ジャニヲタあがったババアはついていけない。デビューしたユニットでそんなことありえます?よくわからない

じゃあウェストはというと、今の関ジャニくらいになれたらいいねーくらいの認識でしかない、わたしの中では

ファンのひとは怒るかもしれないけれど、こう見えて一応彼らがジュニア時代に松竹や梅芸でお仕事していたときにそれなりに見ていたので、ブチギレするのは超古参のお姉さんたちだけで勘弁してほしい

関西ジャニーズの抱える問題と可能性と闇については触れ出すと話が終わらなくなるので割愛

けれど、上記ジャニーズたちが決して売れないと言っているのではなく、現状の悲惨なエンタメ界を今すぐ引っ張っていく力があるかと考えたときに今すぐは無理だという話なので本当に怒らないでください

若手俳優の世界はおそらく痛みを伴う革命でも起きない限り、もう無理である

アミューズドリフェスとかやり始めちゃった時点で、あー事務所もそう思ってんのかなーとわたしはおもったぜ

大したビジネスでもなかったのに、いろんな大人がよってたかってダメにした感がある

たぶんこれからたくさんの失業者が発生するというか、まあ引退する子たちがどんどん増えていくと思う

まあ若手俳優はあんまり稼げるお仕事ではないので、その点においては大丈夫かなあと思っているけれど、元ジャニヲタとしてはジュニアが引退したのちに逮捕される流れにはうんざりなので、ちゃんとそれぞれに生きていく道があればいいなと思う

それがエンタメの世界だったらどんなにいいことかとは思うけれど、今若手俳優の世界にはそんなに飯のタネがないので、なにも言えない

結局、若手俳優のあとに台頭してきた読モジャンルも、KPOPも若手俳優よりも早くマイナーの世界へ帰っていってしまったので、

今どこでなにが元気で盛り上がっているのか、わたしの目には見つけられない

それがおそろしくて色んなおたくにこの話をして、今なにが盛り上がっているんだろうと聞いても、みんな首をかしげる。

広告で働いている男の子にもこの話をしてみたけれど、スポーツなんじゃない?と言われてしまった。

残念ながらわたしスポーツには一切興味がない。あとオリンピックに向けてスポーツが盛り上がるというのは、長らく当たり前のことなので、それはこれまでのPermalink | 記事への反応(1) | 11:25

2014-01-02

最近の若手のお笑いつまんなくない?

 10年くらい前と比べて、若手のお笑いがなんかイマイチ面白くないと思わないか東西関係無く。


この時期20代後半あたりの、ぼちぼちテレビに出だした若手コンビネタをよく目にするけどさ、イマイチ笑えないというか、笑顔にはなるけど腹の底からこみ上げる笑いは無いというか。

10年位前はバナナマンおぎやはぎチュートリアル麒麟東京ダイナマイトアンタッチャブル笑い飯とか、特に誰かのファンとかじゃなくまんべんなく笑えたのよ。少なくとも1コンビ1回は爆笑してたんだけど、最近は若手のネタ見て爆笑することがあんまり無くなったなあ。


 別に懐古的になってるわけじゃない。俺も20代後半で同じ世代を応援したいし、その中からスターが出てきたらめっちゃ嬉しいと思うんだけど、笑えないものは笑えないし。

 思うに、なんか10年位前の世代は毒があったのよ。世の中を斜に構えて見てるというか、体制側を平気で笑いものにする反骨精神というか、客に媚びない感じ。

元々引きこもりとか友達がいなかったとか物凄いヤンキーだったりとかして、社会不適合者が芸人を目指してた時代からネタもとんがってたんだよね。不快になる人もいるけど笑える人はメチャクチャ笑える感じ。

 今の若手の笑いはなんか平和なんだよな。普通平和な家庭で育ってクラスでも人気者だったリア充ネタやってる感じ。劇団大人計画な感じ。

実際プロダクションお笑い養成所に入学してくる人間最近そういうリア充が増えてるそうだし。

 元ひきこもり根暗な奴がコンプレックスを抱えて、内側に怒りを抱えた社会不適合者が作った、老人子供を完全無視したトゲトゲしいネタが見たい。そういう人間芸人になってくれよ。


 あーあ、年末THE MANZAIみのもんたDISった東京ダイナマイトしか爆笑できなかったなあ。

2013-05-27

田舎中二病が聞いたクラブミュージック

中二病をひきずるおじさんが偏見まるだしで書く。

クラブミュージックにふれる前

中学高校時代ロキノン厨だった。

stone rosesは神。

oasis VS blurっていう謎の対立があって

blurリア充くさいから、アホそうなoasis派でいこう」と中二病的に思っていた。

M-1でいうと笑い飯VSノンスタイルみたいな感じですかね。

いまそれぞれを初めて聞いたらblur派になるような気がする。

はじめて聞いたクラブミュージック

大学に入って初めてできた友達に借りたCD

massive attack - blue lines

http://www.youtube.com/watch?v=PKtTmZnVhhI

squarepusher - feed me weird things

http://www.youtube.com/watch?v=bpig1xHqUTQ

マッシヴアタックはポップなんだけど適度に暗くて

ウェーイ系なHIPHOP, R&B(当時の僕の偏見です。

とは違ってウブな中二病にやさしかった。

スクエアプッシャーフュージョン的なテクニカルな生ベース

バカみたいに早いビートで、これまた中二病には

最高の打ち込み音楽の入口になってくれた。

でも今思うとスクエアプッシャーはあんまりクラブミュージックじゃない気がする。

ブリストルサウンド

マッシヴアタックにはまって、いろいろ聞いてみたいと思い

portisheadを買ったら、日本版の解説にロキノン女性ライター

「嫌なことがあった日は、一人で部屋にこもりお香をたいてportisheadを聞いてとことん落ち込むの」

みたいなこと書いてて、クラブミュージックファンに申し訳ないと思った。

http://www.youtube.com/watch?v=f2eJplBTjZE

ドラムンベースとはじめてのクラブ

スクエアプッシャーが気に入ったのでドラムンベースをいろいろ聞いてみた。

当時4hero,roni size,photek,μ-ziq等、ドラムンベースアルバム日本版CDで出ていて買いやすかった。

複雑な打ち込みビートが表情豊かでほんとにおもしろかった。

「でもビートパターンが出尽くしたらおわりじゃね?」とか中二病的に考えていた。

http://www.youtube.com/watch?v=ggeu5vhbueo

squarepusherを貸してくれた友達小箱ドラムンベースパーティに行った。

初めてのクラブにドキドキワクワクしていたが

そのパーティは初めから終わりまでずっと同じビート(に聞こえた)の曲ばかりで

かなりガッカリして帰った。

CDアルバムをだすアーティストフロア向けの曲をつくるアーティスト志向が違うのかも」

勝手に悟って、ドラムンベースを聞くのはやめてしまった。

http://www.youtube.com/watch?v=R7eAQOYSXmY

デトロイトテクノ

ドラムンベースではまった4heroさんがインタビューで「自分ルーツドラムンベースじゃなくてデトロイトテクノ

と言っているのを読み、さっそく聞いてみることに。

4heroさんが選曲したテクノコンピレーションdeepest shade of techno I+IIを購入

その収録曲 UR - jupiter jazz を聞き、頭をバールのようなもので殴られたような衝撃を受け

しばらくデトロイトテクノ信者になる。

中二病ロキノン厨に親和性の高い野田努さんというライターの良質なハイプもあり、完全にはまった。

http://www.youtube.com/watch?v=NN2YRtNIIv4

ドラムンベース反動もあり四つ打ちビートの有無を言わせぬ力も魅力的だった。

友達に「テクノ新譜きくならレコードじゃないとだめだよ」っていわれて

ここでターンテーブル2台とアメリカンDJの安いミキサーを買った。

レコード収集がはじまった。

まだ途中だけどここでいったんやめ

中二病といいつつ大学時代から始まってますね。

未だ完治しない中二病

2010-12-27

M1を観て

漫才定義がわからなくなった。

銀シャリピースくらいじゃないの?ちゃんと漫才してたのは。

笑い飯はもう義理人情世界での優勝じゃないの?あれは漫才なのか?

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