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はてなキーワード: 内藤大助とは

2023-07-10

プロスポーツ選手エンターテナー

ボクサー内藤大助亀田兄弟批判する文脈で「ボクシング見世物じゃない」みたいなことを言ってたのが印象に残っている。

私はそれに対して「いや、見世物だろ」と思った。

見世物にしてもスポーツ技術を見せる見世物から亀田兄弟のようなやり方が良いわけではない。

だがスポーツ真摯に取り組むだけで見世物として良いものになるわけではない。

プロスポーツ選手は自分エンターテナーだということに無自覚場合があるのではないか

技術が優れているのは当然の前提としてそれで観客を楽しませる、注目を集めるというのが彼らの仕事だ。

スポンサー基本的広告効果を狙って金を出すんだから報酬を受け取る側は「見てもらう」ことこそが目的になるわけ。

可能ならより良い印象で見てもらうとなお良い。


内藤大助が言いたかたことは「亀田は見せ方が誤っている」ということなんだろうということを推察できるが、その一方ではエンターテナーとしての自覚が十分にあるとも思えなかった。

繰り返しになるがあくまでも私が思ったという話である

しかエンターテナーである以上はどれだけ正当性があろうと観客に悪印象を持たせてしまったら失敗なのだ

2021-08-29

いつまでも被害者面してんなよ

おまえの同世代にはこれだけの有名人著名人がいるんだよ

それを「氷河期世代」の一言社会犠牲者ぶるのはやめろ

おまえが社会に出る時に出鼻をくじかれたのは100%上の世代のせいかもしれないが、その後20数年経った現在問題責任の一端はおまえにもあるんだよ

スポーツ選手

野球

前田智徳   カープが誇る天才打者として知られた。

種田仁    特徴的なバッティングフォームは「ガニ股打法」と呼ばれた。

小久保裕紀  一本足打法の長距離砲。引退後は日本代表監督を務める。

元木大介   「クセ者」として活躍バラエティー番組でもおなじみ。

大塚晶文   日米で活躍し、WBC初の胴上げ投手となった。

新庄剛志   傑出したスター性で日米を沸かせた「球界プリンス」。

稲葉篤紀   打席に入ると「稲葉ジャンプ」で球場が揺れた好打者

谷佳知    谷亮子の夫としても知られる名選手

小坂誠    超人的な守備範囲は「小坂ゾーン」と称された。

中村紀洋   豪快なバッティング身上スラッガー

石井一久   日米で活躍したサウスポー。その人柄も人気。

イチロー   日米で殿堂入り確実の「安打製造機」。

小笠原道大  ミスターフルスイング愛称は「ガッツ」。

三浦大輔   横浜一筋の大投手通称ハマの番長」。

松中信彦   打撃三冠王を達成したパワーヒッター。

小林雅英   ロッテ時代は「幕張の防波堤」の異名をもったストッパー

松井秀喜   日本代表する長距離打者2013年に国民栄誉賞を受賞。

今岡誠    阪神タイガースなどで活躍した人気選手

岩瀬仁紀   日本プロ野球通算セーブ数記録保持者。

井口資仁   メジャーリーグでも活躍した名選手

サッカー

岡野雅行   元サッカー選手元日本代表ニックネームは「野人」。

名波浩    ゲームメーカーとして活躍したレフティー。

三浦淳宏   FKの名手であり、日本における無回転フリーキックブレ球先駆者

<その他のスポーツ

高橋尚子   元マラソン選手シドニー五輪メダリスト国民栄誉賞を受賞。

貴乃花    第65代横綱。兄若花田とともに「若貴フィーバー」を巻き起こした。

武蔵     格闘家空手家

清水宏保   元スケート選手。二つの五輪で三つのメダルを獲得した。

内藤大助   元ボクサー。元WBC世界フライ級王者など。

野村忠宏   柔道史上初、全競技通してはアジア人初となる五輪3連覇を達成。

森且行    オートレース選手SMAP元メンバー

芸能人

アイドル

山口達也   TOKIOメンバーベース担当

中居正広   SMAPリーダー芸能界屈指の司会者の一人。

木村拓哉   SMAPメンバー。この世代カリスマ存在

稲垣吾郎   SMAPメンバー文化系アイドルとして有名。

草彅剛    SMAPメンバー。演技に定評がある。

国分太一   TOKIOメンバーキーボード担当

歌手ミュージシャン

GLAY     CDセールスライブ動員数など数々の金字塔を打ち立ててきたバンド

山崎まさよし シンガーソングライター

平井堅    シンガーソングライター代表作は「瞳をとじて」など。

YUKI     元JUDY AND MARYボーカリスト現在ソロ活動

GACKT    シンガーソングライター俳優としても活躍

岡本真夜   「TOMORROW」は200万枚を突破する大ヒットを記録。

華原朋美   代表曲は「I'm proud」「I BELIEVE」など多数。

俳優女優モデル

藤原紀香   女優モデルタレント

檀れい    女優タレント

松岡充    俳優タレントロックバンドSOPHIAボーカリスト

細川茂樹   家電俳優として有名。

牧瀬里穂   女優

稲森いずみ  女優

常盤貴子   代表作に『愛していると言ってくれ』『ビューティフルライフ』など。

谷原章介   俳優

藤木直人   俳優歌手ミュージシャン

中村獅童   歌舞伎役者

高岡早紀   女優

深津絵里   『踊る大捜査線』など代表作多数。

大泉洋    個性派俳優

宮沢りえ   女優

篠原涼子   女優。元歌手

松嶋菜々子  近年『家政婦のミタ』が話題に。

堺雅人    『半沢直樹』が社会現象に。

浅野忠信   俳優

反町隆史   『ビーチボーイズ』『GTO』などで人気に。

照英     俳優タレント

和泉元彌   狂言師

水野美紀   女優

お笑い芸人タレント

竹山隆範   お笑い芸人元カンニングのボケ担当俳優としても活動

ペナルティ  ヒデワッキー

ココリコ   ツッコミ遠藤章造ボケ田中直樹

オアシズ   ボケ光浦靖子ツッコミ大久保佳代子

ほっしゃん。 うどん芸で有名。

おぎやはぎ  小木博明矢作兼

オセロ    2013年解散ツッコミ中島知子ボケ松嶋尚美

矢部浩之   お笑いコンビナインティナインツッコミ担当

塚地武雅   お笑いコンビドランクドラゴンボケ俳優としても注目を集める。

ロンドンブーツ1号2号  ボケ田村淳ツッコミ田村亮

TKO     木本武宏木下隆行

中川礼二   お笑いコンビ中川家ツッコミ

よゐこ    有野晋哉濱口優

藤井隆    お笑い芸人司会者

椿鬼奴    お笑い芸人

品川祐    お笑いコンビ品川庄司ボケ担当

バナナマン  ボケ設楽統ツッコミ日村勇紀

ガレッジセール  ボケ担当ゴリツッコミ担当川田広樹

ケンドーコバヤシ お笑いタレント愛称ケンコバ

アンジャッシュ  児嶋一哉渡部建

土田晃之   お笑い芸人

宮川大輔   俳優としても活躍

ブラックマヨネーズ  ボケ吉田敬ツッコミ小杉竜一

友近     お笑い芸人

陣内智則   お笑い芸人、司会。

千原ジュニア 千原兄弟ボケ

サンドウィッチマン  ツッコミ担当伊達みきおボケ富澤たけし

笑い飯    西田幸治中西哲夫

有吉弘行   お笑い芸人

後藤輝基   お笑い芸人司会者であり、フットボールアワーツッコミ担当

ふかわりょう お笑いタレント

西川史子   医師タレント

千秋     マルチタレント

はるな愛   ニューハーフタレント

梅宮アンナ  ファッションモデルタレント父親俳優梅宮辰夫

マツコ・デラックス  女装タレント

島崎和歌子  タレント女優

梨花     ファッションモデルタレント

さとう珠緒  タレントぶりっ子キャラ活躍

安住紳一郎  TBSアナウンサー

その他

米良美一   世界的にも評価されているカウンターテナー

伊坂幸太郎  小説家代表作に『重力ピエロ』など。

門倉貴史   経済評論家日本における地下経済学の権威として知られる。

渡部陽一   戦場カメラマン

堀江貴文   実業家愛称ホリエモン

荒川弘    漫画家代表作は『鋼の錬金術師』、『銀の匙 Silver Spoon』。

野口健    登山家

うすた京介  漫画家。『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』などが有名。

山本太郎   タレント俳優を経て、参議院議員

anond:20210827203034

2013-08-10

テレビ東京の「長崎東京2000km!トラック乗り継ぎふれあい旅4」をなーんとなく見てた。(地方なんで3週間遅れで)

http://www.tv-tokyo.co.jp/sat/backnumber/20130720/

トラックオンリーヒッチハイクして3人がリレー長崎から東京を目指すという企画。

タイムリミットまでに東京につく必要があるんだけど、タイムリミットまであと4時間内藤大助甲府トラックを探す展開に。

こんなもんヤラセ最後ギリギリでゴールするんだろ。と思って見ていたら、そこに「内藤●業」(●の部分忘れた)のトラックが!

なんだこのあからさまなヤラセwwww と思ったら、「今から家に帰る」と断られ、そのままトラックが見つからずあっさりタイムオーバー

なにこれすげえ消化不良w

テレビ的にはつまんないのかもしれないが、かえってこの消化不良感が新鮮だった。さすがテレビ東京

といいつつ、ダラダラ2時間無駄に過ごしちまった感満載。

2012-07-24

いじめられた」人たちの奇妙な自信

朝日新聞の特集シリーズを読んで思った。

なぜ「いじめられた」人たちの言葉は、こんなに自信にあふれているのか。

朝日新聞デジタル:《いじめられている君へ》内藤大助さん - いじめと君

 そんなときたまたま下宿先の近くにボクシングジムがあったんだ。通えばケンカに強くなれる。強くなれなくても、「ジムに行ってるんだ」と言えば、いじめっ子をびびらせられるって思ったね。

 入ってみたらさ……楽しかったなあ。周りも一生懸命で、俺もやればやるほど自信がついて、どんどんのめり込んだ。自分を守るために始めたのに、いつの間にかいじめのことなんてどうでもよくなっていた。不思議なもんだ。

 ボクシングの練習がつらいときは「いじめに比べたら大したことない」って考え、マイナスの体験をプラスに変えてきた。でもね、「いじめられてよかった」なんて思ったことは、ただの一度もないぜ。いまだにつらい思い出なんだ。

 「いじめられたらやり返せ」っていう大人もいる。でも、やり返したら、その10倍、20倍で仕返しされるんだよな。わかるよ。

俺は一人で悩んじゃった。その反省からも言うけど、少しでも嫌なことがあれば自分だけで抱え込むな。親でも先生でも相談したらいい。先生にチクったと言われたって、それはカッコ悪いことじゃない。あきらめちゃいけないんだ。


前半の経験はいいとして、後半のメッセージ部分では、内藤が膝を屈めて無理やりこちら目線になって話してるように思われるところがある。「わかるよ」と書いてあるけど、お前ほんとうに分かってるのかとツッコミたくなる。

こういう「私はいじめられた経験があるからあなたのことが分かるのよ」という自信はいじめ体験談全般に散見される。もちろんいじめ体験を語ること自体を否定するつもりではない。だが、世の中で様々な人がそれぞれ固有の状況下でいじめを受けているということを考えると、その自身はあまりにも無邪気じゃないか。この無邪気さは度が過ぎると残酷ですらある。それが押切もえの次の文章。

朝日新聞デジタル:《いじめられている君へ》押切もえさん - いじめと君

 中学生になって嫌がらせはやみ、雑誌モデルをするようになったら、今度は向こうから声をかけてくるようになりました。

夢と希望を持ってほしい。外見を磨くとか、学者さんを目指すとか。「誰かを笑わせたい」でもいい。声や体形がいじめきっかけになることもあるけど、それはあなた個性です。

 人生の主役は自分主人公が脇役からつらい目に遭(あ)わされる映画、ありますよね。でも、最後には必ず活躍する。いじめる子たちはしょせん脇役です。学校の外にはもっと広い世界があります。絶対におもしろい人生しましょう。


そもそも押切の書いてるようないじめって相当珍しいパターンなんじゃないのと思ったが、こういういじめを受けている人もいるのだろうからその点はとりあえず置いておく。

で、これを読んで夢と希望を持てる人はいるのだろうか。押切のファンくらいじゃないの。

押切は前半で自分いじめ経験告白したことで、現在いじめられているであろう読者と同じ目線に立ったつもりなのかもしれない。「あなたたちのことを理解できるこの私が、あなたたちに希望を持ってほしいと思ってるのです」と。

だが、読者の置かれている状況と、押切を襲ったいじめというのがかけ離れたものでありうることは容易に想像できる。むしろ押切本人がなぜ想像できないのか謎だ。

万人が目を背けたくなるような不細工で救いようのないくらい頭の悪い人はどうしたらいいのか。夢と希望を持てだって。ふざけんな、お前に言われたくねえよ。

もちろん、いじめられた経験を書くべきでない、と言っているのではない。

ただ、経験から得られた教訓・メッセージは最小限にするべきだと言いたいのだ。

森永卓郎のもの引用する。

朝日新聞デジタル:《いじめられている君へ》森永卓郎さん - いじめと君

 またあるときサッカー試合に補欠だった私が珍しく出場したら、たまたま足にボールが当たり、ゴールが決まった。おかげでみんなに認められ、仲間に入れてもらえた。おみそ扱いも終わりました。

 ビー玉やサッカーの「偶然」がなければ、いじめは続いていたでしょう。周りの子はよほど強くないと、いじめられっ子を助けてあげられない。本人が反撃し、もがくしかないと思います返り討ちに遭うかもしれない。でも、抵抗しないままだと、いじめはどんどんエスカレートします。相手と目が合ったときに「ふんっ」って、やるくらいでもいいんですよ。



構成としては今までに見た二つと同じようなものだ。

だが、決定的に違う点として、森永の文章は自分いじめられた経験と、それによって直接見えたことしか書いていないのだ。

森永自分経験を書いた上で、そこから全く関係ないメッセージ、つまり夢と希望を持てとか言わないのだ。彼が言うのは抵抗が状況を改善する可能性があること。これは前に述べられてる経験から見えたもの

いじめられた経験のある人にしか見えず、語りえないことというのは恐らくあるだろう。

ただ、ある人が体験できるのは「いじめ」というものの一面でしかないのだ。だから、そこから語るべきは一般論ではなくて、その人の体験と、そこから導かれる最小限のメッセージじゃないのか。

これはいじめられた経験というのに限った話ではない。いじめに関する言説の多くが、断定口調で「いじめってこういうものじゃない」「君はいじめを分かってない」という言い方をする。

この国の学校で生活していれば、たいていの人は何らかの形でいじめと接するから、そういう人たちの一部は、自分いじめ専門家だと勘違いしているのだ。

だが、「いじめ」というのにも多種多様ものがあるはずだ。私は色んないじめに接してきました、と言ったって、一人が生活の中で経験できるいじめなんてごく限られたものだ。

押切もえの文章で勇気づけられる人はいるだろうし、それはそれでいいのだろうけど、やはり彼女があそこまでの自信を持っていじめ一般論ぽいものを語るというのは、不遜であるしいい加減なように思えるのだ。

2008-04-25

http://anond.hatelabo.jp/20080425174707

わからん。

ただ明日のジョーやNHKで放送しているメジャーボクシング内藤大助等を見て目標に向かって生きている人間が羨ましいというかカッコイイというかよくわからんが俺も燃えたい。

そんな俺は毎日をダラダラと過ごすニート

今の気持ちを中二病代名詞「詩」に表した。

目標に向かって辛いことに耐え小さな幸せを絶つ人間は成果をあげてなくともしたたか凄いと思うし(亀田でさえかっこ良く見える)俺も何か生きる目標がほしい。

2008-03-08

内藤大助×ポンサクレック

すばらしい試合だった。

序盤から中盤までの、手の内を知った相手のミスを誘い合うテクニカルな展開に加えて、

終盤の意地の張り合いのような激しい打撃戦

ボクシングの魅力を凝縮したような好ファイトだった。

自分の見た印象だと、内藤が後半を押さえて僅差の勝利かな、と思ったけど、死闘の末ドローという結末もこの対戦には相応しいかもしれない。

世界王者vs前世王者という肩書きに恥じない熱戦を見られて大満足!

2008-01-24

サンドウィッチマン内藤大助

バラエティ番組に出ているとどうしても何か無理してる感が漂っていてきつい。

このまま出続けることが出来れば変わっていくんだろうけど。

2007-11-09

深夜のボクシング中継見てたんだけど

内藤大助の解説がかなりおもしろかった

内藤大助ゲストで、飯田覚士が本来の解説だったんだけど、

飯田の解説は教科書読んでるみたいな解説らしい解説で、

内藤の解説は上手な先生の授業みたいな、経験と感想と解説を

たくみに織り交ぜたサービス精神に富んだ解説だった

2007-10-13

難しいボクシングと分かりやすいアングル

ボクシングが熱い。というか亀田一家というボクシング家族が熱い。

私はスポーツ全般に疎く、野球は辛うじてどのチームがセリーグかぐらいまでは分かるのだがそのほかの諸々は全然分からない。

そんな素人でも亀田一家は言動が汚く世間に嫌われていて次男坊はなぜかリングで歌を歌うことぐらいは知っている。なので熱いというのは世間を騒がせているというか露出度が高いという意味である。

話題のタイトルマッチ内藤大助vs亀田大毅)の写真を見たが、最初の感想は「どっちもイイ身体してんな」であった。ネットで最弱とかまで言われている次男大毅君だが若さもあってチャンピオン内藤よりも筋肉に張りがあるように見えた。八百長とか何だとか言われてるが身体は作っているわけだ。

内藤の試合後のインタビューでも試合態度に文句たらたらながらもボクサーとしてのポテンシャルはあるというフォローのような惜しむようなそんなコメントも出している。

ふとボクシング漫画はじめの一歩」にそんな話が無かったかと思った。とても勝てそうに無い格上のチャンピオンに挑戦するために反則も厭わず試合に挑む、みたいなもの。ドラマとしてはあり得るだろう。

そしてボクシングには厳格なルールレフェリーとジャッジがいるわけで、反則にはそれ相応の対応をすればいい事なのではないか。

亀田一家の試合は視聴率が良いそうだ。この試合で平均30%近く最大40%にまでなった。兄興毅に至ってはさらに10ポイント増しになるらしい。ボクシングなんて嗜好の強いスポーツでここまで注目されるのは素材としては化け物以外の何者でもない。しかも亀田一家はヒーローではないのだ。

皆「偉そうでムカつく亀田の誰かが負ける」のを期待して見ている。スポーツとしてのボクシング関係ない。因縁のドラマゲームで決着を付けるという、まさにプロレスとしかいいようが無い興業(ショー)としてここにある。

一方でボクシングはずいぶんと奥深くセンスと技巧に富んだスポーツらしい。

内藤コメント

ボクシングって、試合終わって抱き合うでしょ。ついさっきまで本気で殴り合ってたのに。こんなスポーツはない。

「目を狙ってきた」ボクシング内藤陣営一問一答 産経ニュース 2007.10.12 18:17

からも伝わるように、良い試合ではお互いの才能と弛まぬ鍛錬でギリギリまで研ぎ澄まされた技術認識し互いに敬意を覚えずにはいられないということなのだろう。

専門のスポーツライター亀田一家がそういった才能職人的な技術を軽視するような言動を嘆いているようだ。

この試合では内藤がフェイントを多用している話が出てくる。腕の挙動だけでなく、眼球の動きでも機を偽るのだそうで素直に感心してしまう。が、全然分からない。

正直私はテレビボクシングの試合を見ても入っているパンチとガードされているパンチの区別もつかない。解説の人は要所で興奮するので分かる人には全部見えているのだろう。

結局のところ亀田一家へのブーイングもスポーツライターのような専門的視点ではなく、ヒールベビーフェイスというプロレスアングルへのお客のヒートアップに過ぎない。

だとすればそれは亀田一家の演出する「ボクシング興業」の上にしか成り立たないものではないのか?ショーとしての分かりやすさに皆が注目しているのにそれを否定するという皮肉。「このままではボクシングが駄目になってしまう」‐本当にそうなのか?駄目だったのは(派手さの無い軽量級)ボクシングだったのではないのか?

野球にしてもサッカーにしても興業の成功は子供時分に誰もが経験したゆえの観客の理解の厚さによるのではないかと考えている。かつてボクシングチャンピオン国民ヒーローであり、ボクシングをやることがファッションだった時期もあった。その後日本は豊かになり、今後この殴り合う過酷なスポーツ競技人口が増えるとは思いがたい。

スポーツライターがその深い造詣で玄人らしい分析をするのも良いが、今必要なのは武道のような求道的態度でなくわかり易さなのではないだろうか。

ぶっちゃけ格闘ゲームのように中継に様々なテロップ(HIT!とかFEINT!)を入れてもいいんじゃないだろうか。

 
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