はてなキーワード: ミサトさんとは
序、破までは普通に楽しめていた。
なぜなら新劇場版で登場するのは、TVアニメ版でも再三出てきた「人類補完計画」や「セカンドインパクト」など、ニワカファンの俺でも「あ~聞いたことあるアレね」なワードばかりだったからだ。
ところがエヴァQで出るわ出るわ、わけわからん新ワード。「アダムスの器」、「インフィニティのなり損ない」などなど。あれ?オレ観てる映画間違えたかな?
しかもQの悪いところは、登場人物たちが新ワードの意味を、シンジくんに対してどころか我々視聴者にも教えてくれない!
・・・とぼやいていたら、シンエヴァはさらに輪をかけて新たな謎用語を投げつけてきて無事脳のキャパシティをオーバーしたので、劇場では思考放棄して映像を楽しむことにした。
ところが最近になってアマプラで配信が開始され、今度は自宅で気楽に何度も観返せるようになったので、とうとう重い腰を上げいままで理解を諦めていたシンエヴァ用語たちについて調べることにした。
以下、その自由研究の結果である。(もし間違っていたらやさしく教えてくれよな!)
「アダムス」というのは4機のヴンダーのことで、セカンドインパクトの映像によく写っている4人の巨人のことらしい。なんで巨人が飛行機になったのかは監督の趣味だからとしか。
エヴァ13号機もマリに「アダムスの生き残り」呼ばわりされてるので、じゃあこいつは5人目の巨人なのかもしれない。
破でニアサードを起こしたシンジくん+初号機に、カヲルくんがブン投げた槍。儀式を止めることができる。
実は破とQの間で起きた本物のサードインパクトの時にも活躍してたっぽい。カヲルくんがリリスに刺してサードを止めた(と思ったらゲンドウの策略でエヴァMark.6が第12使徒になっちゃって、結局サードは継続?)。
しょうがないので加持さんがロンギヌスの槍をMark.6にぶっ刺し特攻してサードは完全に止まった、って幕間があったみたい。
こういう経緯があったから、Qでカヲルくんは2種の槍がセントラルドグマにあると思っていた(実際にはすり替えられていたけど)。
Qでシンジ+カヲルくん+13号機が起こしそうになったやつ。発動条件は「13号機が使徒を喰う」+「13号機が2本の同じ槍を持つ」
Qは「使徒Mark.6」+「ゲンドウ製の槍」で起動してしまったが、カヲルくんのファインプレーで止まった。
これ、シンエヴァ初見時は気づかなかったんだけど、実はシンエヴァでもアディショナルインパクトの前にフォースインパクトがきちんと発生してるのな。
シンエヴァでは「使徒アスカ」+「黒き月製の槍2本」をトリガーに発動しちゃってる。
いわゆる「ゼーレのシナリオ」は「フォースインパクトで全人類の魂を浄化して、一つの生命体に進化させればオッケー(=人類補完計画)」って話なワケ。
でも、ゲンドウは「ユイにもう一度会いたい」をモチベーションにしてるから、フォースが完遂されて生命が一個になっちゃうと困る。
なのでフォース中に別のインパクトを起こして儀式を乗っ取っちゃおう。ってのがアディショナルインパクト。
トリガーはセカンドインパクトと同じ。「リリス(今回はエヴァイマジナリー)」+「4体のアダムス(今回はヴンダー4機)」+「槍」
マイナス宇宙にある、なんでも願いを叶えてくれる魔法の場所らしい。
最近だれかのツイートで見たけど、実はエヴァQのニアサーのシーンですでにチラッと登場してたらしくて感心した(ガフの扉の向こう)。
ポッと出とか言ってすまなかった。
アディショナルインパクトの目的は、このゴルゴダオブジェクトの力でこの宇宙のどこかにいるユイを見つけることだったっぽい。
劇中で説明が特になかったのは、メタ的に言えば「なんでも叶うスーパーアイテムなんてアニメの最終回ではよくあること。だから設定なんてどうでもいいし説明する必要もないでしょ?」ってことなんだと思う。
冒頭のパリでオーバーラッピング装備をゲットしたから使えるようになった8号機の新能力。
この状態の8号機はめっちゃつよいのでマイナス宇宙に行けちゃう。
元ネタはウルトラマンタロウの合体能力。ワードがそのまんまらしい。
そっくりさんは元々こいつらと同じ仕事をする予定だったけど、Qでマリandアスカに感情を動かされて自ら離脱した。
それに冬月とゲンドウがキレたのかしらんけど、今度は感情のない肉人形にしたみたい。
シンエヴァでようやく分かったけど、カヲルくんはあのまま2種の槍をつかってゴルゴダに行って「世界をやりなおす」って願い事を叶えてもらおうとしてたんだな。
要はシンエヴァのアディショナルインパクトっぽいことをQでやろうとしてたと。
人間はサードインパクトで大地が浄化されるとエヴァインフィニティ化するっぽい。
中途半端にニアサーを起こしたから、なり損ないがその辺を徘徊するように。
このインフィニティ、シンエヴァ劇中の経過を追っていくと、フォースで魂浄化 → アディショナル(feat.ゲンドウ)で3Dユイ化 → アディショナル(feat.シンジ)で無事もとの人間の姿になってる。
ただこれキルラキルでも思ったことなんだけど、怪物化していた一般人が人間に戻った時、空から降って(落ちて)帰ってくる演出はいかんでしょ。
生身だぞ生身。成層圏からフリーフォールしたら普通にぺしゃんこになるわ。
Q製作時点でここまで考えていたのかは怪しいところだけど、今回サクラの言った「碇さんは恩人であり、仇なんや!」で全て解決した。
「相反する感情が愛憎入り混じって生まれた態度」と解釈することで、Qの不快感を見事に反転させたのは今回シンエヴァで一番評価したいポイント。
公開前は「もし万が一シンエヴァでハッピーエンドになったとしても、シンジくんがQでかわいそうだった事実は消えないんだよなー」って思ってたから、この落とし所を作ってくれた脚本に感心した。
もし、俺が親や恋人を失ったヴィレクルーだと置き換えて想像してみると、うん確かに、シンジくんに対してはひどく罵倒したいとは思わないし、逆にやさしく慰めようとも思わないだろうな。
それこそ、劇中と同じく「もうエヴァには乗るなよ」としか言えないと思う。よくできてる。
忘れがちですけど、破のシンジくんって「地球滅亡クラスの巨大隕石を止めた超怪力ヒーロー。でもそのあと彼が調子乗って隕石にパンチしたせいで、割れた破片が降ってきてビルが倒壊しまくった」みたいな感じなんですよね。彼からすれば綾波を助けただけなんだけど。
13号機はクローン人間には乗れないので、シンエヴァでは「カヲルくん」+「オリジナル式波」の魂ダブルエントリーで動かしてる。
ミサトさんらはまだ誰も乗ってないと思ってたから停止失敗。(うっかりアスカ「シングルエントリーじゃなかったの!?」)
13号機の再起動にやたらと時間がかかっていたのは、Qで爆散したカヲルくんの体をLCLで再生させようとしてたから(といっても完全復活ではなくただの肉塊レベルらしい?出典不明)。
ちなみに魂だけでは13号機は動かないので、シンエヴァではゲンドウ(ネブカドネザルの鍵の効果でヒトを捨ててる)が実質の操縦者。つまり使徒アスカを含めると4人乗りである。
アディショナルインパクトの効果。フォースインパクトは「全ての魂を一つにする」だけど、アディショナルは「全ての魂の中からユイを探す」なので演出的に綾波になった。特に意味はない。
結局アディショナルではユイは見つかりませんでした。でも初めてシンジと向かい合ったらそこにユイの面影を見つけましたよーってだけ。
ゲンドウがシンジに向き合った時点でハッピーエンド演出が流れるってことは、破であのまま和解してればあそこでお話終了だった説が濃厚。
違うっぽい。(シンジくんも「世界を作り替えたり、時間を巻き戻したりもしない」って言ってるし)
正確な言い方ではないけど、いわば「エヴァのないパラレルワールド」を作って、シンジくんマリがそっちに平行移動しただけ。エヴァ時空のケンケンとかはそっちの時空でアスカとよろしくやってる。
映画公開後のいろんな考察サイトでは、「ネオンジェネシスによりエヴァ時空は消滅した」みたいに書かれてるけど、いや、絶対そんなシナリオじゃ無かった、と声を大にして言いたい。
というかそうでないと、わざわざヴンダーから地表に投下したスイカの苗とかの加持さんが守った植物のくだりがぜんぶ無意味になっちゃうだろ!
実際に、13号機から切り離したアスカのエントリープラグがケンケンハウス前に到着しているカットや、ペンペンの末裔?たちの前にタンポポの種子が着水するカットを、わざわざネオンジェネシス発動後に差し込んでいる。
なのでエヴァ(新劇)時空は、色んな人が傷ついて多くのものが失われたまま続いていくけど、(ラストでも第三村の豊かな自然のカットが意図的に映し出されてたし)今後は復興していくんじゃないかな。退艦時にミサトさんから「(息子のことも含めて)あとはお願い」って言われてたリツコが実質的なリーダーになるのかなーっていうのは俺の妄想。
一方、2人だけは記憶を保持して、エヴァが存在していないパラレルワールドへ。
そして最後のドローン空撮で、この新パラレルワールドこそが、視聴者の住むまさに "この" 世界だと言うことが明らかになる、と。そういうオチらしい。
「なんか延期してる間にSSSSグリッドマンとネタ被りしてない?」と言ってはいけない。
意味はない。ただの学生時代のあだ名をそれっぽいタイミングでそれっぽく言っただけ。
聖書ワードを意味ありげに使って考察班を喜ばせたろw!ってこのへんの言葉回しは、あーTVアニメ版スタッフの匂いだなーと感じた。
シンエヴァのラストを難解にしてしまっている元凶は、この「ゲンドウはユイを探すアディショナルを諦める」→「なのになんか色々やってたら結局ユイが出てきてゲンドウの目的も達成されたように見える」っていう二転三転具合なんだと思う。
これ、なんでこんなことになるかと言うと、「初号機の中にユイの魂がいる」って言うエヴァファンなら誰でも知ってる設定に、劇中ではこの時初めてシンジが気付くからなんですよね。
破のダミープラグの流れを見るにゲンドウはこの事実に気付いてたみたいだけど。
でも結局シンジがネオンジェネシスで自らを生贄にする、まさにそのときじゃないとユイは出てこようとしないわけなので、序からシンにかけてゲンドウのやってきたことはもう完全にただの空回り、意味が無かったってことになっちゃいますよね。でもシンエヴァの着地点はそういうことらしいです。父がすべきは息子との和解だけ。
逆に、ユイは十何年も前に「あ、将来うちのシンジちゃんが初号機に乗ってなんやかんやあって生贄になろうとするから、その時まで初号機の中で眠っとこ」って予知をしちゃう超電波キャラになるのが今作の難点よね。
まあエヴァっていう何十年分の巨大ストーリーを無難にまとめるためには、設定の皺寄せがシンエヴァのどこかに生まれてしまうのは仕方のないことなんだけど……言わせてくれ。
ユイ、お前は何者なんだよ。
要は映画の尺的に「カヲルと加持を同時に退場させる必要があった」→「劇中接点のない2人なので、実は元々仲良しでした〜って表現する必要あり」
で、加持はカヲルくんの指示で動いてた時期もあるんですよ、ってことにしたけど、分かりにくいから、破とQの間でネルフの司令になってたことにしたって感じ。
この設定いる?
普通に「ゼーレと内通してたときに仲良くなった」とかでいいじゃん。変なことするからゲンドウのクローンだのなんだの謎考察うまれてるし。
(13号機がクローン搭乗不可ってのがQで言及されてるので、カヲルくんクローン説はダウトですね。)
なんかまだまだ謎はあった気もするけど、今日はもう思いつかないのでこの辺にしておく。
ウルトラマンパロ多すぎだろ!!
「序」は多分「破」公開前にやってた金曜ロードショーか何かで見た。シンジ君がウジウジしててなんだこいつと思った。
(その後ネットで「中学生に突然命懸けさす奴らの方が頭がおかしい」という意見を見て確かにそうだと思い直す)
「破」は多分彼氏と映画館で見た。「破」はシンジ君が成長して見てて楽しかった覚えがある。
「Q」も多分彼氏と映画館で見た。ど、どゆこと…??と思った気がする。リリンって何??
というか、3つ全部見てるけどほぼ意味分からず見終えている。人類補完計画って何?使徒って何?な状態だし内容もほぼ覚えていない。
しかし今回復習もせずにアマプラで夫(上記のかつての彼氏)と「シン」を見たので以下感想。
パリだーてかエヴァパイロットのピチピチの格好が恥ずかしいと言及されたぞ?あれ絶対恥ずかしいと私も思ってたよ。
戦闘と同時になんかパソコンカチャカチャやってるけどなんで地べたに座ってる感じなん?腰大丈夫?何やってるんだか全然わからんけども。
え〜街赤かったのが元に戻った〜!戻るんや?てかそもそもなんで赤いんだっけ??
なんか元クラスメイトの人達大人になって子供までおるやん。なんでシンジ達は浦島太郎状態なんだっけ??前回そんな終わり方したっけ?分からん。
シンジ君相変わらずめっちゃ落ち込んでるけど。確かシンジ君のせいで世界が終わる的なことになったんだよねー、そりゃ落ち込むよ、しょうがないよ。
この人の関西弁絶対おかしい。私は関西人じゃないけどおかしいと思う。関ジャニの村上がマツコにビジネス関西弁とイジられてたのを彷彿とさせるような関西弁だなー。
つばめちゃん可愛い。赤ちゃんの描き方がちゃんと赤ちゃんの可愛さを表現できている。
綾波そっくりさん「おはようって、何?」「仕事って、何?」なんでも質問してくる幼児みたい。
シンジ君結局立ち直った、よかった。
と思ったらそっくりさんが溶けちゃったよー!せっかく楽しそうに暮らしていたのに残念だ。またシンジ君のトラウマにならない??
ピンクの髪の子がブチ切れている。今時の若者みたいなキャラだけど昔から続いてるアニメだから喋り方がなんかちょっと古い。現代の若者ではない。でもそれは仕方がない。
アスカが眼帯取って目からなんか取り出した〜!びっくりした〜!
シンジ君エヴァに乗るって言い出してまた変な関西弁と古い若者がブチ切れたけど結局乗ることに〜
父と息子で戦うけどシンジ君の心象風景を背景にお送り〜多分ファンには堪らないのでしょう、ファンサービス的な?
ゲンドウさんが解決するのは暴力じゃない?みたいなことを言い出してなんか話し合いを始める。
ゲンドウさんは孤独が好きで、知識が好きだったのに、唯と恋に落ちた。このゲンドウ君と恋仲になってゲンドウ君の世界を変えた唯すげーよ、どんな女だったんだ。
からの唯が死んじゃって、そりゃ悲しいわな、辛いわな。
からの、綾波がいっぱい!なぜ?!おかしいやろ。こんな男のどこが好きだったの?唯さんは。唯さんもおかしな女だったのかしら。
「唯はそこにいたのか」とかシンジ君を見て言うゲンドウさん。そうだよ、普通奥さんが死んじゃったら子供を頑張って育てるんだよ。普通じゃないからこんなことになっちゃったんだもんね、しょうがないね。
てか、ゲンドウさんてなんか暗いところで輪になって会議みたいなことよくやってたよね?あの人達は何が目的だったの?ゲンドウ君に騙されてたの?
てか、最愛の奥さんが死んじゃってまた会いたくて頑張っちゃうマッドサイエンティスト、みたいなやつありがちだよね?なんか話としては普通じゃない?
槍がどうのって前回から言ってるけどなんなん?意味がわからん。キリスト教的な話なの?分からん。
なんか下書きみたいなのになったーなんでか分からんけど。アニメって描くの大変そうですね〜お疲れ様です。
これまでのエヴァを振り返ってお別れみたいなシーン、ファンには堪らないんでしょうね〜
マリとシンジ君が大人になってる〜これは心象風景?実際の話?この2人いい感じなの?
なんか実写映像にすんなり変わってすげ〜 終わり
全体的によく分からなかったが、そもそも自分レベルの人間が見る作品ではないのだ。
以上、感想でした。
アマプラでシンエヴァ観れるようになるみたいなのでアニメ、旧劇を視聴済みの姉に新劇エヴァ見せたいんだけど、
全部観る熱量なさそうなので、シンエヴァだけでも観てもらうためにQまでの内容をなるべく簡潔に説明したい。
《序》
・基本アニメ版7話までと内容は同じで、綾波がニコッするところで終わり
《破》
・アスカとか出てきて基本はアニメ版と同じ流れだが、途中で新キャラのメガネっ娘が出てくる
・アニメ版では3号機パイロットとしてシンジの友達のトウジが選ばれるが、こっちではアスカが選ばれて悲惨な目に合う
・最後超強い使徒が現れて綾波を食べてしまうが、勇気を出したシンジが頑張って綾波を助けて、なんだかんだでサードインパクトが起こって終わり
《Q》
・前回から14年経ち、初号機の中で眠っていたシンジは急に起こされる(なんかエヴァパイロットは成長しない設定で体が14歳のまま)
・ミサトさんがネルフに対抗するヴィレという組織を作っており、官長になっている
・アスカは無事だったが、めちゃくちゃ怒っている
・シンジのせいでサードインパクトが起こったせいか、ヴィレのメンバーはめっちゃシンジをにらんでくるため、いたたまれないシンジは襲ってきたネルフに乗り込みその場を逃げ出す
・ネルフにはカオル君がおり、フレンドリーに接してくるため仲良しに
・カオル君からシンジが原因でサードインパクトが起こり、人類のほとんどがLCL化(パシャ)したことを説明され、ショックを受ける
・父親の命令でネルフの下のほうにあるリリスから槍を抜けば元通りになるといわれたのでカオル君と向かうが、アスカとメガネっ娘が邪魔しに来る
・どうやら槍を抜くとフォースインパクトが起こるらしく、騙された責任を取るためにカオル君の首が飛んでしまう
・カオル君が死んでショックを受けたシンジはへなへなの自暴自棄になり、アスカ、綾波に連れられてどこかへ行くところで終わり
書いてて思ったが、やっぱりオリジナル展開のQは説明が長くなっちゃうので、大部分はシンエヴァ視聴中に都度説明でもいいかな。
あっ。
と頭の中で言っているのに実際に声が出ないことってあるよね。私もそうだよ。夜中に脱糞した。
三十路前の女が真夜中に脱糞した。尻から屁を出そうとして出たのがクソ。それが脱糞だと身をもって知ったのが三十路前の今日だった。みんな脱糞って知ってる?脱いで糞するって書くのに私は脱ぐ前にクソが出た。
最初は何かちょっと出たかなと思った。ちょっと出た時点で脱糞なんだけど。ホラ、尻の肉で支えてる間はまだ外に出てないじゃん?セーフじゃん?尻肉でクソを抱えて座ると同時にズドーン!!!!!ってやればセーフじゃん?でも私は脱糞した。いつも通り尻で支えようとしたら最悪の結果になった。ビチグソって本当にビチッていって出るんだな。尻の穴になめらかな感覚を感じてやべーと思ったし神に祈った。神は力んだ時点でもう出てんだよクソがって言って去った。追う余裕はなかった。
マジの脱糞を初めてした女は頭が真っ白になった。真っ白になった頭にクソの匂いが入ってきてやべーなこれどうすんだ。どうするのがベストクソコミットなんだこれ。
そろーっとパンツを下げた。
いた。
自分のクソとご対面した。
もうついこの前買ったパンツだっていうのに思ったよりいた。赤ちゃんのおむつ剥がしたときこんな感じだよね。でも自分のパンツで見るとは思わなかったよ。私は冷静だったのでそのまま先にハーフパンツを床に降ろした。中腰でパンツを支えてハーフパンツだけを降ろすという行為をする理由なんて脱糞したときだけじゃないか?まともに考えたらもっとあるかもしれないけど今はもうそれしか考えられない。脱糞が私の人生を今刻一刻と狂わせている。
というかハーフパンツを降ろしてからどうしたらいいかわからない。これパンツ降ろしていいのか?このまま?床に?布がたわんでうんこパンツwithハーフパンツうんこになったらどうしたらいい?
ひとまず膝にパンツのゴムをひっかけて浮かせたまま座った。トイレはケツの為のものだ。便器に座る時人は皆パンツを脱いでいる。だからケツを晒して座ることに何ら問題はない。大いなる前進だ。よし冷静になってきた。脱糞って案外みんなするよね?私の父親は結構娘に脱糞報告をしてきたので実は案外身近なところに脱糞は存在していた。大丈夫だよね?お父さん50過ぎてるけど年齢なんて関係ないよね?赤ちゃんだってやるんだから三十路前の女が脱糞したって平気だろ。そう考えたらこの匿名ダイアリーも全然ただの便所の落書きみたいに思えてきたな。大丈夫だ。脱糞は生活の中にある。
話を戻すけど私はとりあえずパンツのクソをペーパーで取ってみた。
むzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzっずかしいなこれ
えっもう完全にカレールーじゃん?ゆるさが。一晩寝かせてやや固まって水が出たときのカレーじゃん?トイレットペーパーで?とる?どうやって?
ものすごい速度で文明と生活の尊厳を失っている。もう手で取った方が絶対に早いけどこれ以上尊厳なくしたら今後に響く気がして恐ろしい。いやでもどっかの国でうんこしたケツ手で拭くとかなかったか?国境跨げばまだ尊厳チャンスあるか?いや普通にうんこ素手で触るのが嫌だわ。私はクソニートなので爪を切るのをサボっていたから尚更嫌だ。ちなみに途中であきらめた。もういいどうせうんこは洗うんだから床につかなきゃいい。ということで床に降ろした。なかなかベストな形でたわんだので床にもハーフパンツにもうんこはつかない。よし。
こうなったらもう山場は超えたしあとはただうんこした女が尻を拭くだけ。赤ちゃんじゃなきゃできるわよね。
出来なかった。
最初のことを思い出してほしい。私は脱糞の瞬間力んでいたのだ。しかも屁で。屁と共に糞した。
屁って飛び出るんだよ。つまり私の尻には飛び出た糞がランダムに配置されていた。
ケツを拭く。うんこついてる。
ケツを拭く。うんこついてない。
自分の尻を見ることが出来ないことがこんなに辛いと思ったことはない。もうずっと手につかないか怯えながらケツを探る。どうして。男のケツの性感帯を探りたいとSNSで嘆いている私は今自分のケツのうんこを探している。
もう本当に肩が辛い。たまらずしまむらで買っただぼだぼのTシャツをたくし上げて立ち上がった。ほんとに辛いの。姿勢が。股座を覗くように屈んで腕を伸ばすとあれよあれよととれるわとれるクソ。思ったよりまんべんなくうんこがいた。怖すぎる。私はこの後このまんべんなくうんこが付いていた尻を晒して
1階に行かなければならない。
私は2階のトイレで脱糞した。実家だ。そう実家なのだ。家族がいる家で脱糞し家族がいる家で今から
1階に行かなければならない。
突然の不安、心細さ、孤独感、恐怖、こんな経験をしたことは友達と遊んでいる時にひとりだけ逆行きのエスカレーターに乗ってしまった時以来だ。あれほんとキツい。私だけ上にあがっていくのほんとにキツい。誰も振り返らなかったから私しか過ちに気付いてなくてほんとに辛かった。そして今脱糞という過ちを知っているのも私一人だ。
私はこれから一人で立ち向かわなければならない。向き合うんだ。脱糞と向き合え。父のように。お父さんこんな辛いことを何回経験してるんだ。「ちょっと出ちゃったの(笑)」で済むような体験じゃないぞお父さん。お父さんちょっと出ちゃってるそれってだいぶ出てない?私まんべんなくケツにうんこついたよ?
真夜中なので家族は寝ている。寝ていてくれ。2時半はもう回ってるんだから。月曜日の夜なんだから。神に祈ったがいい加減に神のことをアテにするのはやめた。お前いつも私が便秘地獄のときにトイレで今までの行いを懺悔する私と私のクソに何の施しも寄こさなかっただろうが。バチが当たるぞ。バチが当たってんのは私だクソ!!!!!!!!!!!!!
下半身丸出しの妖怪がハーフパンツを小脇に抱えて、丁寧に諦めて畳んだうんこパンツを片手に持ってトイレからそろーっと出てくる光景。絶対に出くわしたくない。あと普通に今日のうんこが臭い。絶対ポテトサラダのせいだけど美味しいものに罪はない。というか全面的に私の尻がゆるいのが悪い。
階段の電気をつけるのがこんなに怖いことあるか?ホラーゲームって逆に消すと怖いけどつけるのが怖いことってそんなにあるか?いっそ暗いままで行きたかったけど転倒してうんこがこれ以上感染拡大するのはほんとうに無理だ。慎重に電気をつけて階段の下を見る。暗い。暗い!暗いぞ!家族達ったら健康に安眠しちゃって。えらいぞ。いつもぐっすり寝ていいんだぞ。私は寝ないでクソしたけど。
階段を下りたらもう脱衣所なんてすぐだったので完全に余裕。入る。閉める。はいクリア。私は脱糞未経験だけどなんとなくうんこパンツは風呂場で洗った方が良いという強迫観念があったのでハーフパンツを洗濯機に入れて洗濯用洗面器を拾ってうんこパンツと一緒に風呂へ向かう。
もう最高。峠超えた。風呂は命の洗濯よってミサトさんも言ってた。脱糞なんて洗い流せばただの脱。いっちょやりますか。パンツ洗いってやつをね。
すgggggggggggggggっごい時間かかる。
うんこってこんな洗うの時間かかるの!?ずっと洗面器のお湯がうsssssssssssssssssっすい泥水みたいになる。何回すすいだ?何ならずっとシャワー出したまま流してるよね?なんで私は今日に限ってレースの凹凸が付いているパンツを履いていたんだ。新しく買ったからだよ。最悪だよ。凹凸の溝にへばりついたうんこがすこしずつ出てくる。一気に全部出てくれよ。
もう面倒でシャワーを直接当てた。うんこってこんなにシミになるの?ここまで来て私は「脱糞パンツは洗って使うのではなく捨てるもの」だと察した。いやでもこれ一昨日買ったパンツだよ。パンツの寿命って2日?セミより短命な生き物ってこの世にいるの?どちらかと言えば月下美人に近いわね。美しくなりなさいよ。うんこ落ちろうんこ落ちろうんこ落ちろうんこ落ちろうんこ落ちろうんこ落ちろ。
駄目だった。
とりあえずお湯は濁らなくなったので諦めて絞って洗濯機に入れた。そして見えないろ過うんこが飛び散った風呂を夜中の3時前に掃除する。お母さん。私怖すぎて排水溝にも床にもカビキラー使いまくりました。カビキラーってカビに効くんだからうんこにも効くだろ。私はこの世でカビのことが相当に怖いからカビより強いカビキラーのことをとてつもなく信用している。実際排水溝はめちゃくちゃ綺麗になったので「○○ちゃん、お風呂掃除してくれたのね。助かるわー。」と思われることだろう。これは善意ではなく私のアリバイ工作だというのに。私は今宵だけでいくつ罪を重ねるのだろう。ごめんねお母さん。てかパンツ買ってきてくれたのお母さんだからパンツ捨てたら確実にバレるんだよ。親に買ってもらったパンツ2日で捨てるのってやばすぎるよ。しまむらにも申し訳ないよ。しまむらの何かしらのパンツ作りに携わった人に申し訳ないよ。しまむらのパンツを2日でうんこパンツにしてしまう私の罪は相当重いのではないか?もはや絶望による負の余裕がある。しかし本当の恐怖はここから始まった。
パンツ洗ったし手も洗う。
キレイキレイの泡ソープでわしわし洗い流す。うんこ触った手を。
うんこ触った手を。
ハッピーバースデーソング2回分洗うって話は子供に手洗いを教える為のもんだと思ってたのに真に受けてしまう。いや実際そのくらい洗うべきなんだけど。でも公衆トイレで誰もハッピーバースデーソング2回歌ってる人いないじゃん?私も歌って洗わないし。でも私の手は今うんこ触った手になっている。
結局2回洗って手を拭く。
うんこ触った手を。
これタオル触っていいのか?いいに決まってるだろ洗ったんだから。でもうんこの菌って目に見えないよね?全然詳しくないけどうんこに含まれる菌って口から入ったら地獄じゃなかったっけ?大丈夫?本当に?
オレンジジュースって酸味があるよね。酸って字が入ってるし何かしら穢れにもいいでしょ。もうよくわからない理由で小岩井のオレンジジュースをコップに注ぐ。コップをとる手も氷を入れる手もさっきうんこを触った手だ。本当に大丈夫か?酸味がうんこに勝てると思うか?オレンジはうんこより強いと心から信じられるか?
食洗器に触るのも怖い。実際もう散々洗った手なんだから平気なんだけど。平気だよな?さっきハッピーバースデー2回歌ったもんな?あれって本当に2回だっけ?テンポとかある?結構ゆっくりめのハッピーバースデーじゃないとダメだったりする?でもしっかりめに歌ったよね?声に出して唱えないとダメとかある?あれって実はうんこからの魔除けの文言だったりする?
恐怖によって私の思考はすっかり支配されていた。さっき洗濯機に入れたパンツ、万が一にもうんこの香りしたらアウトじゃない?洗ってシミが落ちなかった元うんこパンツをお母さんが見たらアウトじゃない?「○○ちゃん、脱糞した?」って人生で絶対に聞かないであろう問いかけを聞かされる可能性出てきたな。お母さんは脱糞経験者の妻なんだから脱糞パンツわかるよな絶対わかる。目利きでわかるよ脱糞パンツ。やばい。かといってこのクソ深夜に洗濯機回すか?1階で妹が寝てるのに?というか今回したら私は何時に寝るんだ今日。いやでも脱糞隠蔽工作に比べたら睡眠時間なんて秤にかけてる場合じゃないのでは?ていうかさっきの風呂の洗い方って足りてる?そもそもトイレほんとにうんこついてない?床に落ちてないよな?私の尻ってまだうんこついてる?全部拭いた?さっき何ならシャワー当てて流したけどまだついてる?これ本当にベストクソコミット出来てるか?ベストクソコミットって何だよ。
もう殺人を隠す犯人の心境と一緒だった。私は今人殺しほどの罪を犯し隠蔽しようとしているのだ。
そして私は普通にメンタルが雑魚なので疲れて全部どうでもよくなったので洗濯機は回してないし食洗器とか普通に開けた。
今うんこ触った手でキーボード打ってる。脱糞は人生を変えない。私は今何も変わらないままここにいます。
お父さん、いつもありがとう。今度は脱糞した後どうするか教えてほしいと思いました。もう遅いけど。
シンエヴァ見た。全体としては良かったな。エヴァQ見てなくて推測混じえながら見てたとこもあったから、Qちゃんと見とけば良かった。
もう上映終わりそうなタイミングなのでネタバレとか気にせず書いてます。未見でアマプラ待ちの人とかそんないないよね?
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自分に一番刺さったのはシンジくんがエヴァに乗る時にミサトさんが「私が全部責任負います」ってシンジくんの目の前で言い切ったとこだった。このシーンだけで見た価値あった。これまでずっと何故か世界の全部に責任負わされてたシンジくんに、ちゃんと勇気持って行動できる状態を作ってくれたのがホント感動だった。エヴァには親としての責任や、人間との向き合い方がずっとテーマにあったけど、初めてシンジくんがいい意味で保護者を持った瞬間だったと思う。自分がそういう環境に飢えていた/いるという話、最近仕事で信じて任せるということを学ばないと感じた事があるのもシンクロした。
ただその見方に感情移入しすぎた反動で物足りなかったとこもあった。一つ目はミサトさん最後のシーン。シンジくんの名前も呼んであげてよ…って思ってしまった。二つ目はゲンドウ、ユイ夫婦とシンジくんの関係。個人的にミサトさんのシーンでカタルシスの絶頂迎えてしまったので、あとはこれまでのこじれを解消するだけという感覚だった。実際描写としてもそんなに力入ってなかったようにも思う(バイアスかかってそう。
そこと、シンジくんが五号機が乗っ取られた時の行動に向き合ったとこもとてもスッキリしたとこ。TVシリーズ時代から、あのシーンで何もしないという選択をし続けたことはずっと引っかかっていた。劇中でシンジくん自身が言ったように、責任を覚悟して行動すれば違う、傍観するよりもマシな結果になるチャンスが沢山あったのにみすみす捨ててしまっていた。まあそれをやる勇気と裏付けになる無条件の保護を与えてくれる人なんていなかったんだけど(だからことミサトさんのシーンで「シンジくんおめでとう」って気持ちでいっぱいになった)。
その他にも戦闘シーン良かったとか、これまでのエヴァでのセリフや展開を下敷きにした表現に胸熱だったとか楽しく見れるポイントは沢山あった。
アスカ派だったから、アディショナルインパクトに使徒化したアスカを利用ってなったとき、アスカにシンジくんと同じ業を背負わせて分り合い許し合う的な展開にも期待した。これは外れた。
個人的に乗れなかったとこもあるにはあった。綾波と沢山の首無しの人のシーンは、どうしてもデジタルアート学校の卒業制作かよと思ってしまう。もちろんクオリティはずっと上なんだろうけれど、なんか凄みを感じなかった。ストーリーに溶け込んでる感も薄かった。あと「やってみるよ。ネオンジェネシス」ってセリフとエヴァシリーズ串刺しのとこは笑いそうになってしまった。ジャンプの打ち切決まった漫画の最終回かよ。いや最終回みたいなものではあるんだろうけど。
シンジ「必要ないって……あの……じゃあ、僕は何をすればいいんですか?……ミサトさん……」
シンジ「そんな……ミサトさん、どういう事なんですか!?変ですよミサトさん!急にこんなことになってて訳わかんないですよ!」
アスカ「(ドンッ)駄目ね……抑えきれない。ずっとリモートワークしてたし……」
シンジ「ちょっと待ってよ!アスカなら知ってるだろ!ねえ、行きなさいって、Go Toキャンペーンってなんだよ!」
アスカ「知らない」
シンジ「知らないって……助けたんだよあの時!」
アスカ「飲食業界だけが大げさね。もうそんなことに反応してる暇なんてないのよ、この世界には。そうでしょ?葛城大佐」
レイ『碇君……こっち……』
シンジ「なんだよミサトさん……さっきまで経済を回せって言ってたじゃないか!」
シンジ「そんなの勝手すぎですよ!だってオリンピックはするんでしょ!ミサトさんの分からず屋!もういいよ!」
リツコ「デルタ株がアルファ株に優先して感染拡大という事は、トリガーとしての可能性がまだあるという事よ!ミサト!緊急事態宣言を!」
ミサト「………………ッ‼︎‼︎」
シンエヴァを見た。
ワクワクもドキドキもハラハラもしない、感動もない。ただ「綺麗に風呂敷畳んだね、見てる人に殴りかかるんじゃなくて、言葉で説明できるだけの理性はついたんだね、監督おとなになって偉いね」という意味で「良かった」と思った。EOEでぐちゃぐちゃにされた子供の頃の恨みみたいなものが成仏していたのに気がついた。シンを見て成仏したのではない。自分はとっくにおとなになっていて成仏していたのだ。そういう映画だった。
徹頭徹尾オタクが気にしてること、気にしそうなことを説明して潰しにかかっていたのは笑いそうになった。ミサトさんが無責任で酷いって気にしてたんですかね? 昔のエヴァならあんな違和感たっぷりの説明的なセリフ垂れ流さなかったでしょうよ。アスカやレイ、カヲルがベルトコンベアで流れてくる商品を選り分けるように、事務的に淡々と処理されていくのは本当に白けた。有名声優が何人も説明的なセリフを言うだけに参加してるのもシュールだ。
それでも終わっただけで「良かったよ」って言えたのは、多分今のエヴァに新鮮な楽しさや驚き、痛みや苦しみを描く力なんて無いとどこかでわかって、諦めていたからだと思う。ちゃんと終わらせること以外期待してなかった。
リアタイ世代で録画を何度も見て、映画もおこづかいをはたいて全部劇場で見た子供だった私も、大人になって見えてなかったものが見えるようになった。良質なエンタメにもたくさん出会った。少ない知識に狭い視野で、初めて見たショッキングなエンタメだったからのめり込んで、特別に思った時期があったのだろう。そういう期限は切れていた。期待しないようになっていた。
余談だが子供だった自分はアスカが生きたまま腸食い散らかされるのがあまりにも怖くて、ショックで眠れなくなったりうなされたりした。生きたまま食われるなんて考えたことも無かったので、本当に怖くて震えた。思えば初めて見たグロっぽい暴力的で悲惨なシーンだったのかもしれない。EOEまでは本当にいろいろと心に傷を刻んだ作品だった。
とにかくエヴァは畳まれた。シンエヴァは畳むために作られたものだ。物語として楽しくする気なかったでしょう? 嫌いなエヴァオタクと、終わってないことに言及されること消すために時間とセリフがあった。
監督ももうエヴァは見えないところにしまって、自由になりたかったんだろう。だから面白くなくてもファンやエヴァオタクががっかりしてもどうでもいいのだ。破まではエンタメとして良いものに作り変えようという気が見えたけれど、もうそんなのはどこにもない。
監督がエヴァオタクを嫌いっていうのは有名な話だ。インタで自分でも言っている。今も嫌いだろうと欠片も疑っていない。
でも彼の会社はエヴァの版権使用料がないとスタッフが食っていけなかったんじゃないかと思う。彼を慕い、憧れ、優しいスタッフと理解ある嫁を食わすには、大嫌いでもエヴァオタクからキャラクターで金を搾り取るのが一番儲かる。
ところがゴジラが当たった。ウルトラマンも撮らせてもらえる。もうエヴァがなくても稼ぐあてが出来た。だからエヴァはとっとと畳んで開放されても良い。というわけで前は急げで完成に至ったのではないだろうか。モチベ上がったでしょう。キャラクターをサクサクとエヴァオタクが金を払う気がなくなるような処理しをして片付けた。もうこっちくるんじゃねえぞってなもんで。
シンゴジの時はじめて心から嬉しそうな監督を見たからね。監督はあっちに行くし、エヴァオタには付いてきてほしくないのだ。ちなみにオタクにいちいち「エヴァ」ってつけるのは、監督は特撮オタに関しては嫌いではないし、彼自身オタクだから。アニメと特撮のオタク。エヴァに散りばめられたオマージュのおおさからして、けっこうディープなオタクだと思う。
シンエヴァの感想をいくつか読んだら、それぞれのキャラクターの処理について不満を漏らすと、案の定卒業しろよとかキモいと叩かれていた。まとめサイトに晒し上げられていた。流石にそれは酷いくないか?今までキャラ萌え的な商売しまくって、金を搾り取られた人たちが嘆いたって良いだろう。だって公式はそういう商売をしてたじゃん。中学生が脱衣する麻雀、ヒロインといちゃつけるゲーム、シンジをカヲルで落とせるゲーム。それを元にした漫画。同人作家にカヲルとシンジのBL描かせて監督が対談までしてる書籍もある。その他にも把握しきれないくらい色んなモノが出ている。エヴァくらい節操がなく金のためにキャラを売っていた作品も無いだろう。
キャラクター商品はキャラクターが好きだから買うものだ。キャラクターが好きだから金を出す人たちからずっと搾り取ってきた。それで飯食ってたんだよ何年も。Qから8年も食いつないでるんだよ。ゴジラがあっても、大半はエヴァの収入があったから8年完成させずにすんだんでしょう。もういらないからポイしたわけだが。所詮オタクは一方通行で金をつぎ込むだけで、優しくされるどころか捨てられたって文句は言えないものだ。でも悲鳴くらい上げても良いんじゃないの?25年前から根本的に変わらない作品にずっとついてきて、どんなにエグい商売でも金はらってきた猛者たちだぞ?流石に期待しなかったから文句もない私より愛があっただろう人たちが叩かれてるのは可哀想だ。好きじゃない人ほど簡単にさよならできるもんなんだから。
私は良かったと思ったから当初は否定的な感想や、点数の低い映画レビューを見ていなかった。けれど絶賛よりもTLに流れてくる苦言に、全部なるほどと納得したので見てみた。そうしたら感情的におかしくなって叩いてるとかアンチとかじゃなく、理路整然と嘆いていて、反論もなくそのとおりだと思ったものが多かった。ただ私にはそれに怒ったり悲しんだりする好意がもうエヴァにはない。良かったねー、終わったねーって流して終わった。
良かったで流した層、怒って細かく説明してる層が多くて、ほとんどの人が一回見ればリピートしない映画ではないだろうか。それでも何度かリピートしていろいろ考えてる人たちが少数いるけど、お金あるなあという感想だ。考察や小ネタ拾いは楽しくて好きだが、シンエヴァはそれをするには料金に見合わないと思ってしまう。そろそろ大抵の空白や説明のないところは、思わせぶりなだけでなんもない可能性が高い思いようになった。きちんと描けるなら描いてるだろうし、監督には無理だと思う。その上でエヴァは出来ないものはそれっぽく空白にしとけばファンが勝手に考察して想像して楽しんでくれるから、開き直って描いてないだけ。監督は25年かけても描けないものを描けるようにはならなかった。ピュアで傷つきやすく、作品が成功したために人間的に成長しなくても生きていけるようになった子供のままの人。それが痛いほどわかるのがシンエヴァじゃないか? 意味があるのかわからない考察をするなら、円盤をアマゾンで安く買えばいい。そもそも今回の映画、考察合戦する相手も少ないのでは。
監督とは反対に、声優は成長をひしひしと感じる人が多かった。声優の演技力にだいぶ助けられた映画だった。監督はそれに気がついただろうか。親子を多用するくせに父親も母親も描けないところに、それっぽい色を付けたのは声優陣だ。パンフのコメントは感慨深く読んだ。皆さんお疲れさまでした。緒方さん、宮村さん、山口さんは特にお疲れさまでした。シンジの声は最後まで緒方さんが良かったです。
貞本さんが参加されてなかったのは残念でした。彼の人間性とかは知らん。描く絵が好きだし、監督が投げ出したものを漫画版できちんと描ききったのを高く評価している。漫画版はキャラクターの心情もちゃんと丁寧に描いていたし、なによりきちんと完成させた。それが出来るか出来ないかが、本当のプロとアマチュアの差だと思う。貞本さんだってエヴァオタのいろんなものにさらされた人だったでしょうに、仕事を完遂した。傷ついたのは監督だけではない。エヴァの根本は監督の私小説だが、作品としてはたくさんの人の力で出来ているものなのだから、負の影響だって受けた人はたくさんいるでしょう。傷ついたからと膝を抱えて元気になるのを待ってても良いような環境にあった人は少なかっただけ。
最終兵器彼女を読んだ。
中学のときから存在は知っていて、友達からおすすめもされたし、彼から感想も聞いていた。
しかし、当時はなぜか読めなかった。
怖かったのである。
自分の心が抉られるのが。
その悲痛な身の上、翳りのある美しさに本気で惚れてしまったのである。
その後、いわゆるセカイ系と言われる作品からは遠ざかっていた。
心が抉られるのを防ぐように。
それから14年経過した。
中学のころに惹かれていたことを思い出して、手にとって読んでみた。
なんか違う。読んでいて違和感を感じる。
こんなものだったのか。
そもそも高校生活は10年ぐらい前に過ぎ去ったためか、恋愛描写がどうも青臭すぎてもはやついていけない。
「そんな女なんていねーだろ」
「うだうだ言ってないではやくやっちまえ」
「過去の女の話をするなよ拗れるぞ」
人並みに恋愛も経験してきたので、その経験が没入の邪魔をしてしまう。
物語は兵器としての宿命を背負ったちせと彼女と愛し合うシュウジを中心に進んでいく。戦争が進むにつれて周囲の人も死んでいき、終末感漂う世界だが、どうも現実味がない。もちろんSFなので現実味はなくて当たり前なので、ここではリアリティというべきか。
没入できないのである。
普段の悩み事といえば、両親の老後の心配だったり、住宅ローンをどうするかであったり、日々の仕事だったり、高すぎる社会保険料だったりする。
いつ滅ぶかもしれない世界よりも、来年の住民税のほうが気になって仕方がない。
兵器となった女の子に同情はするが、どうも現実味がないのでそれ以上の感情は抱けず、本気で心配する気になれない。
普段存在している世界と方向性が違いすぎていまいちピンとこないのだろう。
そもそもちせは高校生である上に子供っぽいという設定である。アラサーにはガキすぎて抱く感情といえば恋愛感情というより親心に近い。
レイもアスカもガキっぽくて付き合いきれねーなと思ってしまった。あの2人よりはマリの方がいい。そして彼女たちよりも子供たちを見守っているミサトさんのほうに惹かれてしまう。
気がつくとシンジよりもゲンドウに同情していた。シンジにユイの面影を見出すところで思わず涙した。ここでも親心が発現している。
14歳のときに読んでいたら、見ていたら、抱く感想は全然違っていたのだろう。
やはりあの時読んでおくべきだったか。
後悔先に立たずである。
なんなんだろうね?
何が好きかじゃなくて何が出来るか何が分かるかでしょ。
「ガンダムのアニメは全部見たから語れるだけどプラモやゲームにしか出てこない設定は知りません」みたいな感じでさ。
「拙者子供が好き好きでござるからして~~オスガキにわからさせられたさ~~」みたいなの、マジでアホかよ……。
個人的には「巨乳サイコー!一番好きなおっぱいです!増田くんはAKBで誰が好き?」みたいなのでもう無理ポ……「ジャニーズ誰が好き?ウチはJrの~~マジちっちゃくてかわいい~~」みたいなショタコンアピールとかもマジ結構すわ勘弁してクレマチス。
こういうと安易に反論する奴いると思うんすけど、ちょっと考えてほしいのが、「銭湯に入ったら同性の美男美女に興奮して、逆にきったねえオッサンオバサンを見るとキッズがブサイクな同級生に抱くような殺意に包まれる」ってのがLGBTだって気づくトリガーなら、それって結局性癖でしかないんじゃないっすかって話をしてるわけですよ。
なんつうのかなあ……結局精神的な性ってようは何に欲情するかでしかねえってことだと思うんすよね。
いいやそこに愛が云々っつー奴は、これは単に恋愛至上主義っつー別の病気なんすけど。
「俺さ……男だけど男が好きなんだ」って話を男二人きりの状況でするのって、オッサンがJCに「俺さ……ちっちゃい子でオナニーしてるんだ」って言うのと変わらないじゃないっすか?
まあ一応は「子供は意思決定のための知能が足りてない社会の付属物でしかないので、可愛そうなクソ雑魚脳みそを守るために恋愛禁止にしよーぜ」みたいな風潮があるんでそこがちょっとちゃうんすけどー。
でもそれも眉唾っつーか、要するに社会が「子供は親のおまけなんだよ」って価値観を補強したいっつーかそれが当然っつーか、まあ内心クソほど小馬鹿にしてるところからスタートしてるわけなんすよね。
流石に幼稚園児に興奮して手まで出しちゃったような奴らは金玉と子宮摘出して脳にチップ埋め込んでよくねなんすけど、14歳ぐらいからはもう大人と同じ扱いにしてよくね?つーか少年院とかもそこら辺からナシでよくねって思うんすわ。
話が横にそれたんすけど、よーするにワシが言いたいのは「子供好きで変態アピールしてる奴らと、同性愛者で特別感アピールって何がちゃうんすか?」なわけっすよね。
まあでも結局の所、ゲイやレズが嫌われるのって、爆発寸前になってから「同性愛者なんだ!やらせてくれ!キスだけでもいいから!ミサトさんがシンジくんにしてたほう!」ってカムアウトしてくることに問題があるのかなって。
まあその点では、イキリロリコン共がネットのアカウントではワイワイ騒ぐけどリアルじゃおとなしいのに近いっすよね~~つーわけで同類だと思いまーーー。
まあでもそれに対して「うるせー性欲爆発宣言したら許されると思うな。キメーんじゃ」ってのは一緒でー、ちな巨乳好きとかに対しても同じように人前で性癖暴露コーナー始めるのはやめーやって思うわけっすわ。
んでなー異性婚や異性愛を特別視してる奴らも結局はネットによくいる「お前も、ロリ巨乳が好きなんだろ?」とか「お前も、鬼畜メガネ反転総受けが好きなんだろ?」と同じような、性癖暴露同類認定イキリの一種だと思って軽蔑してまーす。
ばーかばーか自分のちんちんくりまんがどうすりゃ固くなるのかでコミュニティを形成しようとすんじゃねーよダンゴムシみてーにアングロの中でひっそりやってろばーか
シン・エヴァンゲリオンまだ見に行けてない。一歳未満の乳児がいるからまだ行けてない。早く見たい。ちくしょう盛り上がりやがって…と内心羨ましい。エヴァは大学生の頃に見てドハマリした青春の残滓なのだ。
でも最近はそこまでじゃない。シンカリオンを息子と一緒に見ていたからだ。ただしうろ覚えではあるので怪しかったらごめん。
シンカリオンはきれいなエヴァンゲリオンだ。主人公の父ちゃんがすばらしい。自分の息子のハヤトくんがシンカリオンに乗って戦わにゃいかんとなった時に、子供だけに押し付けるわけには行かぬと自分も乗れる方向性で考えた。そして常に自分の息子を信じて戦いに赴く息子を気にかけ、自分にできることはないかと考えている素晴らしいお父さんなのだ。というかゲンドウはほんとにクソでは?としみじみ思い始める。そしてネルフ的なシンカリオンを管理している組織も素晴らしい。ミサトさんポジのお姉さんは特撮が好きな可愛いお姉さんだ。社会人としてまともだ。そもそも部下のパイロットと同居するって、保護者が会社の上司兼ねるって人間関係うまくいくわけねぇ!青葉くんとかに任せたほうがまだ良かったんじゃないか?ネルフは組織として雑では?!という気持ちがヒシヒシ湧く。シンカリオンの組織の方は普通に上司が説明する。すばらしい。
カオルくんポジのセイリュウくんも、ハヤトくんとの交流を通じて段々と人間の良さに触れていって、自分たちキトラルザスの行く末を考えたり仲間であり自分のために犠牲になろうとするスザクさんに対して家族という概念を理解してもっと長く一緒にいてほしいと懇願したり情緒が発達していく。
というのを見てたら、何だか段々と呪縛が解けつつあった。ゲンドウさんおかしいなあ、とか、ミサトさん社会人としてどうなの?とか思ってしまった。エヴァよくわかんねーな、という気持ちになっていった。変な大人ばっかりだ。
シンジ「こんなに頑張ってるんだから僕にもっと優しくしてよ!」
いやほんとシンジ頑張ったんだけどね。
「さあいこう!」(乳の大きいいい女といっしょ)
でもさ、自分に自信があってやるべきことがわかってる人なんてどれだけいるのかね。
旧エヴァの大人がダメダメなのは周知だけど、ミサトさんだってこんなことをいっていたじゃん。
「認めて欲しくて頑張っても、認められるのは偽りの自分だけ」
一方シン・エヴァミサトは突撃して死んだ。グレンラガンかと思った。
まあつまり実存の問題は別に男でも女でも変わんないと思うんだよ。
話をもどすと、旧エヴァシンジからシン・エヴァシンジは断絶が大きすぎる。普通はそんな谷は飛び越えらるのは無理だとおもってしまう。
弱者男性もにたような感じ、ここからああなるのは無理、ってなってるわけ。
鬱になっても待っててくれる優しい友達とか少し距離をとって気にかけてくれる女友達とかいないしな。
なので、ルサンチマンによってチチのデカいいい女は憎しみの対象になる。非合理的だし救いはないけど、そういう仕組みなんだな。
エヴァは弱者男性の救済の物語ではないし、そもそもこの世間には弱者男性の救済の物語がどこにもない。
まさしくノーフューチャーって感じ。
人類は使徒に滅ぼされるか使途を滅ぼして生命の実食って知恵の実捨てるしかない言ってたけど
調べたら滅亡するか生命の実食うまでループするって説もあるみたいだけど、あんましっくりこないのよ
つーか生命の実食うってどういうこと?(使徒アスカとかネブカドネザルゲンドウみたいになんの?)
第三の選択肢の補完計画もよくわからん。巨大綾波出てたから大体旧劇と一緒だろうけど、LCL化のかわりインフィニティ化する感じ?
インフィニティが人間に戻ってたけど、あれってニアサーで死んだ人が戻ってくるみたいな?
あと生命の実食ってないし補完計画も未遂で終わったみたいだけど、それだと人類滅びるんじゃないの?
アディショナルで書き換えたからセーフ?
ミサトさんが槍を届けるのに特攻するけど、ケジメの特攻なのか必要だからやったのかがよくわからん
マリ1人でもなんとかできたような気も
beautifulworldってそういう…ってなるんだけど
あそこで退場したとは限らないけど
あと、死んだ加持さんが出てきて老後はミサトさんと農業するみたいなこと言ってたけど
アスカとかカヲル君はいいとして、アンタら普通に死んだんじゃ?
観てる時は違和感ないしわかった気でいるんだけど、後から考えると???ってなんだよね
溶ける弾とか
自民党は安倍も菅もロシアとの平和条約締結がどうのとか言って、
ロシア様、どうぞ、どうぞ、
みたいなことやってるけど、
ロシアの領空侵犯はソヴィエト時代と変わらずスクランブル多そうだぞ
最近はどうなのか、普段そんなに政治に興味がないのでググってみたら、
いかにもレスキューとか医療用を醸し出してるけど、これほぼウソ確定だろ、カモフラージュだろぇ…
他にも、領空侵犯しちゃったのは機器が壊れてたんだ、めんごめんご(テヘペロ
みたいな声明があったり、バカにされまくってるけどほんとにええの?
挑発させたら核でさえ持ち出すのは中国もロシアも同じ(ベトナム戦争)だし、
ロシアの領空侵犯は韓国上空でも行われているわけで、明らかな日米韓への挑発行為だし、
そもそも、頻繁にスクランブルに対応されてる空自の方々とか考えれば、
北方領土の最南端には日本を攻撃するための最前線基地があるわけで、
有事になったらウクライナのクリミア半島みたいに瞬時に北海道はロシアに制圧されるだろうし、
その上、青函トンネルは対ソヴィエトのためにも戦車が通れるようになっているわけで、
ロシアが北海道を制圧したら、本土への地上攻撃のためにサービスサービス!しちゃうことになるわけで、
いかにどちらかといえばロリコン傾向のある俺でも、ミサトさんが中古だとしても、
ミサトさんと大人のキスをしたいわけで、そりゃもう、ズンドコベロンチョ舐め回したいわけで、
正直言うとシンエヴァ観たいんだけど頻尿なんで家で観れる日を心待ちにしてるわけで、
まさか与党自民党まで、おそロシアとか信じてるの?鉛筆を使う国にビビってるの?とか思うわけで、
というか、一度平和だかなんだか知らんが条約を締結してしまうと、なんらかの有事に撤回したくてもできなくなるわけで、
そのときになって条約を違反したらこちらが国際的に裁かれる立場になるわけで、
ある意味、在日米軍側への反逆行為にすら思えてくるんだけど、なんなんだろうな…
中国や韓国は挑発してくるので、それに対して挑発し返す、これはまあいいんだけど、
ロシアも同様に頻繁に挑発してくるし、空自や海自はスクランブル対応で苦労しているのに、
ロシア様に北方領土を献上するけど、たまには日本側の元島民も墓参りに行かせてね、
みたいなことを菅も言ってたけど、墓参りとかそういう問題じゃないだろw
憲法改正とか声高に叫ぶ老人たちが一番平和ボケしてるとか、もう国として終わってる
金田一少年の暴力はすべてを解決するではないが、なんだかんだ中国やロシアは暴力ですべてを解決できてるし、
歴史的に眺めても、武力を行使できない国なんて本来存続できるわけがないわけで、
そういう意味でだけ考えるなら、国家としては日本よりロシアや中国の方がある意味まともだとさえ思ってる
パクリだろうが、サイバー攻撃で盗んだだろうが、日本のネトウヨがハリボテと呼ぼうが、
中国も圧倒的な物量、戦闘機などの量産体制、米英のような巨大空母の建造を頑張ってるわけで、
これからの時代、ここで頑張らないとほんとに日本○ぬよ?いいの?
というか、韓国も独自開発の戦闘機とか頑張ってる印象があるんだが…
みたいに思うんだけど、日本の食材は美味しいし、今日は100円ショップで目当ての雑貨が入手できたし、
言論統制もまだ緩い方だからLOも買えるし、うさくんの漫画は面白いし、
赤いボタンを知ってるか。
戦闘配置につくサクラが、自室から耐爆隔離室のシンジへ電話をする場面。
「何かの時は赤いボタンで呼んでください」
赤いボタンはナースコール的なものと思われるが、艦内が侵食された際もシンジ君が押さなかったため、
(押したけど停電で使えなかったという説もあり)
柱に緑と赤の丸いのが付いてて、これか?とも思ったけど、なんかの器具のランプっぽい。
それに備え付けならのナースコールなら最初に説明するだろうし。
単純に、電話に赤いボタンがついてる可能性もあるが、それなら普通に番号教えればいいだけだし。
あとから電話で説明してるのも、戦闘配置になったときのためにあらかじめ渡しておいた感じで。
作戦の都合でエヴァに乗せられそうになる、みたいなケースも想定してたんじゃないかと。
普通の医官ならどうしようもないけど、サクラ少尉には銃があるし。
あと、赤いボタンが携帯式なら、DATとかチョーカーと同じくマイナス宇宙に持ち込んでたかもしれないんだよな。
あとは、駅を出たところでポケットのボタンに気づいて、押したら現実世界に戻ってくるとか。
振動の強弱が調整できるようになってて、ゲンドウに見せたら大人になったな…と褒めてくれるとか。
ラストシーンについて。
「相変わらずいい匂い」「君こそ相変わらずかわいいよ」ってやりとり、
アスカの裸に動じなかったり、別れ際に動画撮ろうとするケンケンみたいな、男女の仲をほのめかせてる感じがしてたんですけど、
「相変わらず」って言葉がちょっと気になるんですよ。毎日会ってる人に「普段と変わらず」とかあんま言わないじゃないすか。いや、言う人は言うかも知れんけど。
例えば、TV版の8話で加持さんがミサトさんのことを「相変わらず凛々しい」「相変わらず寝相は悪いのか?」みたいなこと言うんですけど、これ久しぶりの再会で、変わらないところを確認してるセリフなんですよな。だから二人も久しぶりに会ってるということなんじゃないかなぁ。
で、ゲンドウがマイナス宇宙は人間には知覚できないから、LCLが記憶から認知可能な形に再構成するみたいな話をしてたじゃないすか。
それで背景がミサトさんの部屋になったり、ゲンドウが子供になったりしてたんだと思うんですけど。
だから相変わらずいい匂い、かわいいってのは、再構成されても相変わらず現実(記憶)どおりの匂いとか容姿で知覚されてるってことなんじゃないかと。声が神木に変わってたのは再構成されたからで。
マリの「だーれだ?」の下りも、ヴンダー内で一回やったことの繰り返しなんすけど、これはシンジが再構成されて知覚できなかった時のための符丁じゃないかと。
それと、字幕版だと役名が男と女になってた、とも聞いたことがあって。自分で見たわけじゃないから未確認情報ですけど、エヴァがないから普通の男女になったとも、シンジに似てるだけの別人とも言われてますが。観客もシンジとマリとして知覚してるけど、マイナス宇宙だから実際はわかりませんよ?ってことかもしれない。
まぁ、迎えに来たのはマリだけど、だからってマリエンドとは限らないんじゃないすか?って言いたいだけなんですけも。
ヴンダーに戻ってきたシンジにビンタしてうれし泣きをする場面と、エヴァに乗ろうとするシンジを銃撃する場面がシンエヴァでの主な見せ場ですね。
前者ではQでの悪印象が反転します。彼女の「エヴァにだけは乗らんといてくださいよ!」は序盤のおさらいパートでも採用されており、Qのトラウマ発言フラッシュバックでも関西弁なのでやたら目立っていた印象。しかし彼女を振り切って脱走し、フォースインパクト未遂まで起こしたシンジをうれし泣きしながら「あほ!あほ!」と抱きしめるサクラ。
アスカの「女房か、あんたは」のツッコミで、観客も「黒波は退場して、アスカはケンケンとくっついて、シンジはサクラと結婚するんだな」とわかる親切仕様。
アスカにシンジ君身元引受書にサインさせるのってそういうことですよね。
でもシンジくんは「あれ?チョーカー付けなくていいの?」くらいの反応。カヲルと黒波を看取った男だ、面構えが違う。
あと、サクラ視点だとDSSチョーカー付けたまま出てったシンジがエヴァに乗って覚醒したわけで、あの時シンジは死んだと誤解してたのかもしれません。
サクラはチョーカーの記録から首パァンしたのは別のパイロットだと知りますが、シンジの目の前で人が死んだのに、なぜ戻ってきたのか理解できないサクラ。
生きてたのはうれしいけど、エヴァに乗ってほしくないから戻ってきたのは複雑なんでしょう。シンジさんはケジメつけるために覚悟完了してるわけですけど、誰もそのことには気づいていない感じ。
チョーカーなしで対爆隔離室に保護(軟禁)されるシンジ。青葉だかが放置してネルフに利用されるよりはいい、みたいなこと言ってたが、船に乗せたことでシンジをエヴァに乗せるという選択肢が生まれたことは事実。
この後、アスカに渡されたトウジ一家の写真と手紙を見てサクラがすすり泣く場面があります。
ツバメが無事生まれたことを喜んでいるのかと思ったのですが、ゲンドウの最終計画を阻止できなければ死んでしまう家族を想って泣いているんじゃないかともいわれており。
いずれにしろ、彼女が家族を想う気持ちは強く、家族をニアサーで喪った悲しみも深いものだったと推測できます。
食事シーンでミドリ(ピンク)が「射殺許可出てるんだからいざとなったら撃つ」
「疫病神(シンジ)のせいで家族殺されたのに、みんな身内に甘すぎ。艦長も信用できない。再生水だって元は誰のオシッコかわからないのに、清めればすむなんてそんなわけないじゃん」的な発言をして、ヴィレクルーに窘められます。この後シンジがエヴァに乗ろうとして撃たれますよ、という前フリと、シンジを許せない遺族代表としての発言ですな。
唐突なオシッコ発言のせいで某所で飲尿キャラ扱いされる風評被害を受けるわけですけど、もとは汚水なのに、なかったことにして平気で飲み干すなんておかしい!ってのは結構鋭い。そうするしかないってのは頭でわかっているとしても。
その後、サクラがシンジに「何かあったら赤いボタン押して呼んでください」と電話するのを、ミドリがにらむシーン。おそらくサクラとミドリの相部屋ですね。
「こいつも、清めればすむと思って…!」みたいな表情してます。サクラがシンジの傍にいない理由や、シンジへの思いやりを示す説明パートだと思うんだけど、ミスリードと前フリも兼ねてるんですね。
ネルフ妨害のためセカンドインパクト爆心地に向かうが、冬月の計画にハマって打つ手なしのヴィレ。
普通に会いに来て元部下とは普通に話すけど、息子が来たら逃げるゲンドウは見どころの一つ。
当然銃を向けるミドリ。
でもやっぱり撃てない。
パァン!
「碇さんはエヴァには乗りません!」
ここでミドリと観客の度肝を抜く展開。サクラがシンジの足元を撃つ。そんな素振りなかったっしょ!?
シンジさんはエヴァに乗ったせいで自分も周りも不幸にしたってのは、トウジやヴィレクルーとも共通の認識ですね。
でも乗らなくていいじゃなくて、力づくでもエヴァに乗せないのってのは女房の特権。
でもケジメのためにひるまないシンジさん。
「無茶言わんといてください!怪我すればエヴァに乗らんで済みますから」パァン!
2発目はミサトさんが庇って腹で受けるが、動揺しながらもまだ銃はかまえるサクラ。
シンジがエヴァに乗らなければ人類は滅びていた、責任はすべて自分が取る、とミサトさんが説得するが、
「シンジさんは恩人で家族の仇なんや!」と激重感情を吐露し、なおも撃つつもりの女房。
ミドリが自分の足元を撃って「もういい!明日生きることだけを考えよう!」
銃を落とし座り込むサクラ。マリが騒動がひと段落したタイミングでスッと出てくるんだけど、女房発言の時にもいなかったし意図的に接点なくしてる?
「なんで艦長撃たれてんだニャ!?」くらいは聞くかもしれないけど、アスカも取り込まれてるしそんな余裕はないのかも。
この後艦長に応急処置をして、処置中の「弾は溶けますから…」発言で(溶けるから何なんだよ)という疑問を観客の心に残すが、ほぼセリフなしでフェードアウト。
ケガをさせてでも止めるという鉄の意志、恩人で親の仇という愛憎の深さをさらけ出して、その後出てこないのが人気の秘密かもしれない。
あと、「明日生きることだけを考えよう」ってのはちょっと気になる。言葉通りだとシンジのことは忘れろってことじゃん…。まぁ、切り替えて今やることをやろう、ってことともとれるが。
仇なのにシンジに向けるのはほぼ恩義で、それでいて恩だけじゃないじっとりした重みがあるのもいいですね。
ここで、シンジがエヴァに乗らなきゃインパクト止めれないじゃん!ってのはよく突っ込まれるポイント。すでにフォースは発生してほぼ打つ手なしの状況だし。
エヴァに乗らずこのまま二人で…(BGM:甘き死よ、来たれ)ってのも考えられなくはないけど、溶ける弾と応急措置セットで助ける気はマンマンなんですよね。
その場合、マリにマイナス宇宙でゲンドウと追いかけっこしてもらえばなんとか阻止できるかもしれないけど。
世界より自分の大事な人を優先するってのは、ニアサーのシンジとか、補完計画のゲンドウと同じなんですよね。その結果結局世界も愛する人も両方失うわけです。
サクラエンドについて。
サクラのシンジへの重い感情を知った後だと、8歳の少女が碇シンジ管理担当医官になるまでの14年間はいろんな意味でヘヴィーだったと想像できるわけですよ。
そう考えると一途さヤバいし、シンジは14歳のままずっと寝てたせいで、目覚めたら8歳の親友の妹が14年間自分を想い続けてた22歳に変わってるってのは恐…感動的だと思うんすよね。
あと、シンジがケガをさせた少女が医官になって治療する側に回るのとか、シンジが初戦で助けた子が最終戦で引き留めるところとか、
父親と和解して自分が父親になるとか、サクシンエンドって色々きれいにまとまるし。
贖罪とかケジメってのはQとシンでのテーマになってるんすよね。
Qでは「槍でヤリ直す」ことですべてなかったことにしようとしたけど失敗して、カヲル君は爆死。
シンではトウジの「遺族の言葉を受け止めるのも医者のケジメや」の言葉に影響を受けて、命がけでケジメつけようとする。
ミサトさんも贖罪は自分からしなきゃダメみたいなこと言ってたし。
アディショナルで「過去はなかったことにしない」ことにするのは、ニアサーで生まれた縁を知ったのもあるけど、やっぱ自分の行動に責任を持つってシンジ君なりのケジメなんでしょうね。
第三村は一見のどかな田舎だけど、実態はニアサーの遺族が集まった難民キャンプみたいなもんなんすよね。
知らん人同士の寄せ集めというところも、田舎というより都会っぽい。
やってることはバガボンド農業編なんだけど、村の住民全員吉岡一門の遺族みたいな。
あと、委員長や第三村のマダム、子供たちが黒波を通じてシンジを立ち直らせるとことか、他人の力で鬱から立ち直るみたいなとこもあったり。
ユーロネルフの殉死職員や加持さん特攻も、自己犠牲の文脈ではあるけど利他主義でいい方向に回ってるというのもあり。
死んで花実を残すのは黒波もですね。シンジも周りに助けてもらったけどその覚悟ではあっただろうし。
駅のシーンはやっぱりまだマイナス宇宙じゃないかなぁ。じゃないとチョーカー付けてるのがおかしいし。向いのホームにチルドレンいるし。
無事第三村に帰った描写はするけどその後は映さない(自由に想像してね)ってのは徹底してるし。
マリのイスカリオテのマリアってのはイスカリオテのユダとマグダラのマリアかなぁ。普通に聖母マリアかもしれないけど。
1995年は私が美大に入学した年で、テレ東の夕方のアニメでも、日曜の朝のアニメでも話題にできる環境にいました。
だから、どっぷりエヴァに浸っていた。学食でエヴァの話ができる環境なのです。
まあ、美大生なのに他人様が作った作品をどうのこうの言っている状態は、意識高い系の美大生からするとガキっぽかったかもしれませんが、まだ1年生ということもあって、それはそれで楽しかった。
そして、TV版の終盤のグダグダ。でも、そのグダグダさえ楽しかった。
限られたテレビという時間の中ではよくあることだし、終盤おかしくなっていくアニメなんて沢山ある。
しかし、TV放送終了後に、なぜか話題になっていくエヴァ。時代はルリルリではないのか?
そして、劇場版。
TV版の総集編を映画館でわざわざ観させるって凄いなと思ったし、わざわざ観たくないと思った。
期限内に終わらせられなかったら、どんなに素晴らしい作品でもボツではないのか?と。
いや、美大生化は違うかも。こいつスゲーなというようなやつは、よく期限内に提出できなくて、
先生に頼み込んでなんとか時間を伸ばして仕上げてくるやつで、単に私がそういうやり方が嫌いだっただけかも。
そういう、交渉してまで作品にガッツク根性的なものに対する嫉妬だったかもしれない。
その後、就職氷河期世代となった私は、職を何度か変えながら、今はMacで何かを作る仕事をしている。
まあ、私の名前が出るような作品もなく、何者にもなれていない私ですが、何とか食っていけています。
ここ10年ぐらいは、日本酒にハマっていますが、エヴァのTV版再放送に獺祭が出てきたときは引いた。
気持ち悪い。
最近は、アマプラでヱヴァを観ました。別の世界線の話なのだろう。
TV版終了後に持て囃していた人たちは、このリメイクをどう観るのだろうか? 私は蛇足でしかない感じた。
いや、別の監督によるヱヴァの世界だったら楽しめたような気がする。
同じ監督が作るから、その作品を見るときに、わざわざ記憶に残るエヴァを引っ張り出し、
ダラダラと、書き連ねていたら、わかってきた。
この抵抗感は、多分、TV版当時の楽しかったモラトリアムな時間の記憶と共にエヴァがあるからなんだろうと。
当時の私のPowerMac 7500の起動時には、アスカのエヴァ起動時のドイツ語が流れ、
システム終了時には、ミサトさんが「メインケーブル切断!」と言っていたし、
エラー音は、伊吹マヤの「不潔」だったり、リツコの「探しても載ってないわよ」だったりした。
エヴァ一色だったわけではなく、高校受験と大学受験とで、いろいろオアズケになっていた90年代のガンダムを観まくったし、
ガンプラや戦車のプラモデルも作っていたし、FSSのガレージキットにも手を出していた。
コスプレをする気はなかったけど、ミシンを買って、丈の長いシャツを作ったり、
SC-88Proを買ってDMTやったり、ギター買ったりキーボを買ったり、
フイルムカメラを買ってユニットバスを暗室にしてモノクロ現像したり
バイト先の女子にも手を出して、飲みに行ったり、私の部屋で手料理をふるまったり。
受験というものから開放され、3年生の後半ぐらいから意識しだす就職というものまでの、2年半のモラトリアム。
ただただ充実していた。自分の中では超満足している。
だから、いちいち戻りたいとも思わないし、やり直したいということもない。
ただ、話題のシン・エヴァンゲリオンは楽しめるのではないかと思っている。
そして、一緒に酒を飲みたいかも。