はてなキーワード: 鉄道むすめとは
仁藤氏の発言に端を発した騒動は、運営が火の付いた設定を削除、関係が曖昧な後援団体の看板も下ろし、スポーツ文化ツーリズムアワードの受賞も辞退、その後は何事もなかったように平常運転を続けている。仁藤氏も当初から米山議員との諍いの話題そらしの感があったが、早々にフェードアウトしていた。
温泉むすめの設定は、セクシャルな趣味や未成年であることを匂わせる学年表記が消え、30歳で見えなくなる設定も消えた。今回の騒動以前にも不適切な描写のいくつかが削られ、修正されることは何度もあったらしいが、傍から見て温泉むすめはどんどん健全な方向へ変化していっているようだ。喜ばしいことだと思う。
温泉むすめの飲酒行為やエロ趣味は公式サイトを見なきゃ分からないんで、今回仁藤氏がサイトを覗きに行くまではコアなオタク以外誰も知らない設定だったりした。で、飲酒の言い訳に使われている「温泉むすめは神さまです」という設定も公式サイトを見なきゃ分からないんでこれも誰も知らない設定だったりした。
温泉むすめは容姿も能力も人間と何ら変わりないので、姿を見ただけでは神さまと判別することはできない(龍神温泉の龍神晴除く)。Tシャツ姿のラブやんを見ても愛のキューピッドだとは分からないし、スーツ姿の大川隆法を見ても地球神だとは分からないことと同じだ。
オタクが喜んでくれるだろうと作った神さまとか学校の設定。オタクが喜んでくれるだろうと作った温泉むすめのプロフィール。ゲームアプリとか温泉むすめ声優のライブみたいな2次元、2.5次元の中にいた頃はオタクが喜んでくれるだけで終わっていた表現が、温泉地とコラボして3次元に出てくると仁藤氏みたいな人に見つかって吊るしあげられることになる。
まあ、温泉観光協会や自治体の公認を貰って観光庁にも後援してもらおうっていうのなら、遅かれ早かれオタクノリは見直す必要はあった。
私は仁藤氏の温泉むすめの絵柄についての抗議は頷けないけれど、設定への批判は十分理解できる。そして(温泉むすめのコアファンとは違う層だとは思うけど)、営利目的で温泉むすめのセクシャル設定を残せと主張していた一部オタク論客の意見に全く同意しない。まあ、フェミニスト側の人間だよね。
ここにフェミニストたる私が温泉むすめの思い出と温泉むすめコンテンツに願うことを書く。
書いたのはもうしばらく前だけど、騒動の際中には放り込みたくなかったんでそろそろ世間が忘れた今放流する。
日記部分が長いので三分割くらいにする。
私は温泉むすめのゲームアプリは一度も触ったことがなく、温泉むすめ声優のイベントにも参加したことはない。ただ、ここ二年ほどの間に温泉むすめの等身大パネルやキャラグッズを目当てに全国の温泉地30か所以上を巡った。
私は元々温泉巡りが趣味で年に50か所ほどの温泉を訪れている。毎週温泉に出かけている訳じゃなく、一日で複数の温泉地をはしごするのでこの数になる。有名な古湯から山中の秘湯、天然温泉利用の銭湯まで種類は問わない。一人旅なので温泉旅館には泊まらない。だいたい車で移動するのでアルコールも摂らない。朝風呂をキメて走り、外湯巡りをして道の駅で土地の名物を食べまた走り、寺社や景勝地を観光し外湯巡りをしてビジネスホテルに泊まる。これを繰り返す。
また私はアニメの聖地巡礼も趣味にしている。今年巡礼に出かけた作品は、「ジョゼと虎と魚たち」「魔女見習いをさがして」「君は彼方」「竜とそばかすの姫」「サイダーのように言葉が湧き上がる」「劇場編集版かくしごと」「岬のマヨイガ」「きんいろモザイクThankyou!」「神在月のこども」などだ。
「EUREKA」を見て檜原村にも行きたくなっているし、「フラ・フラダンス」も面白かったからいわきにもまた行くことになるだろう。
アニメで描かれた景色の写真を撮り、アニメのポスターがあれば写真を撮り、ついでに立ち寄った温泉地にゆるキャラがいればこれまた写真に撮る。志摩リン、なでしこの訪れた温泉は全てトレースした。それでもこれまで訪れた温泉地で偶然温泉むすめに出会うという経験はなかった。
初めて温泉むすめの存在を知ったのはゲームアプリ「駅メモ!」と「温泉むすめ ゆのはなこれくしょん」のコラボイベント「日本全国温泉駅巡り!(2019年5月24日開始)」だった。
駅メモ!ではアニメやゲームとコラボするスタンプラリー型イベントが何度か開催されており、チェックポイントの駅に行けばご当地アニメのパネルにも会えた。特に「鉄道むすめ」とのコラボは相性抜群で、駅メモ!アプリで駅にチェックイン、改札を出て鉄道むすめのパネルの写真を撮り、トミーテック発行のスタンプ帳に鉄道むすめのスタンプ押印と、三倍楽しむことが出来た。
「日本全国温泉駅巡り!」では、温泉地の最寄り駅にチェックインするとアイテムかユニットキャラを貰える。その内7駅では温泉むすめのユニット草津結衣奈、鬼怒川日向、熱海初夏、黒川姫楽、伊香保葉凪、いわきあろは、大手町梨稟が貰える。熱海や鬼怒川に行くだけで、一回500円のガチャを回さなくてもユニットが確定で貰えるのだ。
鉄道むすめコラボでは全国32か所の駅にチェックインしても貰えるユニットは立石あやめひとりだけだったのに、温泉むすめコラボの報酬は破格だ。行くしかない。
こうして7人の温泉むすめに会いに行く旅は2019年5月にスタートした。
最初に訪れたのは阿蘇。駅にチェックインすればユニット黒川姫楽が貰える。ただ、阿蘇駅はあくまで最寄り駅というだけで黒川温泉のある小国町は阿蘇駅からは離れた場所にある。そのせいか駅には黒川姫楽のパネルなどは見当たらなかった。代わりに熊本ゆかりの尾田栄一郎にちなんだ黄金のウソップ像が立っている。
その後、黒川温泉に向かい日帰り入湯できる旅館で温泉を楽しむ。黒川温泉では入湯手形を買えば三か所の外湯が利用できるのだが、すでに日は落ちていたので利用するのは一軒だけにした。黒川温泉は過去に何度も利用しているし、今日は大分市のホテルまで車を飛ばすのだ。
記念にキャラパネルを撮影しておこうと、入湯させて貰った旅館でスマホ画面の黒川姫楽を見せ「このキャラご存じですか?」と尋ねたが「分からない」との返事。まあ、聖地巡礼先で地元民がご当地キャラを知らないなんてことはこれまでいくらでもあった。景観に配慮して看板もほとんど見られない黒川温泉でパネルが路上に設置されている訳でもないだろうし。
観光案内所も閉まっている時間なので、パネル撮影は諦めることにした。
この空振りは草津でも続いた。長野原草津口駅で、草津結衣奈について尋ねてみたがここでも知らないという。草津温泉もJRの駅からは離れているし仕方ないのかもしれないが、これはもう地元で聞いても駄目だと、Google検索してパネルが展示されているという湯畑の玉屋酒店を訪ねた。
玉屋には声優のサイン入り草津結衣奈パネルが飾られており、缶バッチ、キーホルダー、お守りなどのグッズも販売されている。よく見る光景にやっと出会えた。聞くとどうやらこの玉屋と草津スカイランドホテルでしか草津結衣奈には会えないらしい。何か扱いが小さい。
調べると、温泉地から公認を貰っている温泉むすめは4人しかおらず(2019年7月時点)、黒川姫楽も草津結衣奈も温泉の公認キャラではなく、名乗りを上げた有志が温泉むすめを宣伝してくれている状態のようだった。ただ草津では温泉むすめのイベントは何度も開催されているらしい。どうやらアプリの方には熱心なファンが付いているらしいが地元との温度差は気になるところだ。
それでもパネルに会えただけで嬉しい。玉屋でキーホルダーを買い、御座之湯で温泉に浸かり、温泉りらっくまのぬいぐるみを買って帰路についた。
何か最初に想像していたものと違う。公式サイトのNEWSページを読んでみると、どうやらゲームアプリも本体ではなく、温泉むすめを演じる声優の楽曲販売とライブイベントが太い柱というか温泉むすめという存在のほぼ全てだった。
日本の温泉地の公認はまだ有馬温泉と道後温泉しかない状態なのに楽曲のCDとドラマCDは10枚以上リリースされ、ライブやトークショーは50回以上開催されている。しかも羽田空港で15回もイベントをやっているとか、こんなのもう空港むすめじゃないか。
空港イベントの盛況を材料に温泉地にコラボを売り込んでいる最中らしく、この程度の実績なのに観光庁の後援も取り付けたようだ。運営企業の営業力には見るものがある。
これまで温泉地で見たことがなかった訳だ。これは温泉地の名前のアイドルが羽田空港でライブをするコンテンツで、温泉むすめファンは温泉好きでも何でもない東京の声優オタクだった。
でもイベントで草津温泉までは何度も来るその情熱は凄い。まあ、草津結衣奈役の高田憂希は可愛いもんな。「NEWGAME!」のあおっちだもんな。
気を取り直してパネルを探す旅を続ける。伊香保温泉、いわき湯本温泉は観光案内所に、熱海は温泉ではなくレストランにパネルが置かれていた。鬼怒川温泉も観光案内所にパネルがあったようだが夜遅くに着いたため会えなかった。
どこでも温泉むすめファンは熱心に足を運んでくれているようで、パネルの評判は良かった。
ただ、大手町温泉だけはキャラパネルどころか入れそうな温泉すら見当たらなかった。なぜこんな所にチェックインスポットを作ったのか謎だ。
7温泉地を巡ってユニットも手に入れ、温泉むすめとはかばかりと心得、アプリを仕舞おうとした頃、以前より温泉地に公認されていた有馬温泉の有馬輪花、有馬楓花姉妹が駅メモ!イベントに追加参入することになり状況は変わった。
地元に近いのであまり頻繁に来ることもなかった有馬温泉駅を3年ぶりに訪れてみると、改札前にいきなり有馬姉妹のパネルが現れた。観光案内所にもスカイマークの制服を着た有馬楓花のパネルが設置されており、街の至る所にはポスター。金の湯、銀の湯を過ぎて、デイユース目的のかんぽの宿有馬にたどり着くとここにも姉妹のパネル。炭酸煎餅の三ツ森本店では有馬姉妹パッケージの炭酸煎餅も売られている。以前から萌えポスターのようなものはちらほら見かけたけれど、今はその大半が有馬姉妹に入れ替わっている。
有馬輪花は赤い瞳に赤いボブヘア、黒のセーラー服、キャラ原案はMika Pikazoさん、有馬楓花はグレーの瞳にグレーのツインテール、グレーのセーラー服、キャラ原案はさくら小春さん。姉妹なのにびっくりするほど似てない。めっちゃ適当。だけど可愛いから気にしない。
店員さんに聞くと過去には温泉むすめの声優が来る販売イベントなども行われ、温泉むすめと神鉄や北神急行と連携したコラボ企画もあり、そのたび全国からファンが訪ねて来るのだという。神戸新聞にも盛況が取り上げられていたようだ。
大阪駅から一時間で来られる有馬温泉は草津温泉へ行くより遥かに楽だし、声優が来るなら声優オタクもそりゃ来るわ。有馬輪花の声優は本宮佳奈、フェネックだ。有馬楓花の声優は桑原由気、メイドラゴントールだ。そりゃ来るわ。炭酸煎餅買いに来るわ。
聖地商売などしなくても既に圧倒的な知名度を持つ有馬温泉が、有馬姉妹というアイコンを手に入れ、団体旅行やシルバー世代だけでない客層を貪欲に取り込もうとしている。
元々有馬は豪華なホテルや旅館が並ぶ賑やかな場所だし、この街は常に新しいものを受け入れて、いつまでも明るく楽しく変化し続けるのだろう。
温泉むすめラリー熱が加速する。その後、さらに駅メモ!イベントに追加された道後泉海、秋保那菜子、箱根彩耶、奏・バーデン・由布院、下呂美月、登別綾瀬を手に入れる時は、事前に温泉むすめパネルの展示場所やグッズ販売所を確認し、温泉むすめファンのブログなども参考にしながら出かけた。登別や由布院では姿を見ることはできなかったが、箱根のカフェや道後温泉、秋保温泉の観光案内所ではグッズも買うことが出来た。
結局駅メモ!のゲームイベント期間中に、登別温泉、浅虫温泉、鳴子温泉、秋保温泉、いわき湯本温泉、鬼怒川温泉、草津温泉、伊香保温泉、箱根湯本温泉、宇奈月温泉、和倉温泉、芦原温泉、石和温泉、下呂温泉、熱海温泉、榊原温泉、おごと温泉、有馬温泉、城崎温泉、玉造温泉、温泉津、道後温泉、武雄温泉、黒川温泉、人吉温泉、由布院を訪れることになった。
並べると何か凄そうだけど、駅メモ!のランカー勢はこの上にまだ2000人くらいいる。
そして、「温泉むすめ ゆのはなこれくしょん」は駅メモ!コラボのイベント期間終了を待たずにサービスを終了した。温泉むすめファンはゲームには課金してくれなかった。
つづく
温泉むすめの話で、観光客がこないから萌キャラのコラボに頼らざるを得なかったとか、
観光客が十分に入ればそういうのに頼る必要はなかったはずだという主張をよく見る。
でも、かつてはむしろオーバツーリズムの被害者と描かれることすらあった伏見稲荷大社ですら、アニメとコラボしてたのはどういう理由だったんだろう。
今絶賛京都は観光客多すぎで込みすぎてやばい状態だけど、京都は昔からいろいろ萌キャラを作ったり、あるいは既存作品とコラボしてたりする。
以前地下鉄に乗ってたら、独自の同人イベント?的なのの告知までされててびっくりした記憶がある。地下鉄にも独自の鉄道むすめ的なの作ってたし。
でもそういうのが京都のある種の先進性の1つのような感じがして、別に客が来ないから必死とかそういうのはあまり感じなかったんだけどなと。
勿論自分の感じ方が悪かったのかもしれないが。
主にオタクコンテンツが性的とかジェンダー的に問題ありとして批判を受けた騒動について
印象に残っているやつをピックアップして当時の感想と、自分の中の印象や立ち位置がどう変化していったかをメモする。
自分用なので読まなくていいです。長いので。
○筆者
30代女。子供の頃から家にネット環境がありオタク文化と親和性のあるコミュニティに触れたのと、
何故かニチアサ番組だったギャラクシーエンジェルの影響から美少女系コンテンツを中心にしたオタクになる。
オタク的な表現を非オタクの人の目に触れるところに出すことに対して、否定派とはいかないまでも
程度によっては少し居心地が悪くなる感じ。
オタク差別と言える程のものはほとんど無かったけれどまだまだオタクは隠すものという価値観の中で育ってきたせいもあり、
とはいえ下の世代に急速にオタクコンテンツが浸透してきているのは感じており、
こういうものが忌避される価値観も古いものになっていくんだろうなとは感じていた。
性的な表現をそれを好まない人の目に触れる場所に置くことについては明確に否定派。
コンビニのエロ本は無くなるべきだと思っていたし、コミケのエロ紙袋なんかが問題視されていたのも
同じオタクとして本当に勘弁してくれと思っていた。
R-18指定されるものに限らず、「性」を連想させる表現をそれを求めない人の目に触れさせることは極力控えるべきというスタンス。
特に問題がある表現には見えないしさすがに難癖付けてる人達頭おかしいな…という感想。
コンビニのレジで店員に無理筋のクレームを付けてる人を見た時と同じ感覚で、
世の中には変な人も居るもんだなという感じ。
言うほどオタク臭のする絵柄でもないしオタクが批判の矢面に立たされている感じも受けなかった。
そこまで過激なデザインには見えないが、当の海女さん達から拒否反応が出ているのであれば公認撤回は妥当という判断。
ネット越しにワイワイ言う人達よりもリアルに関わりのある当事者性の高い人達の声を重視するべきだと思っていて、
この点は今に至るまであまり変わっていない。
実在の人物を扱った表現とそうでないものの場合前者には後者とは違った種類の
(主にモデルの人物に対する)配慮が求められるべきであり、本件にはそれが大きく欠けていたなという感想。
というか絵師が道行く女子中学生に反応してほしくてクラクションを鳴らすといった迷惑行為をしており、
イラストの製作過程でも不躾にジロジロ見るなどの迷惑行為が行われていたのでは…と懸念されたのが個人的に一番でかい。
実在人物に関わる表現は慎重になるべき、というのは2017年5月のpixiv小説論文騒動などでも同じ感想。
ぱっと見の印象としてはこれは非オタクの人が見たらぎょっとするんじゃないかという感じで、
関わらず赤面して嫌がっているっぽい表情(無理矢理やらされている感)、煽り文にハートマークの部分。
ただし実際は小さな紙一枚が特に目立たない場所に貼ってあったのみという証言もあったりして
当の市民から批判の声が上がっているわけじゃないのなら外野がごちゃごちゃ言うことでは無いかもとも。
というかのうりんに関しては全裸(に見える)オイルまみれM字開脚シーンがある
第一話を市民に向けて上映した件の方がだいぶ引く(今も引いてる)
性的表現に関わることではないので本題からずれるが、無関係のゲーム会社や声優に嘆願書を送るなどの
行きすぎたムーブをしていた人がフェミニストとして有名(と私が記憶していた)人だったので関連付けて印象に残っている。
この人こんな人だったんや、オタクのことめちゃくちゃ嫌いなんだな…という感じ。
騒動についてはゲーマーの発言はよくないけれど知人間でのリプライだし、
最初に指摘した人の指摘の仕方がまずかった(変な人がなんか突然いちゃもん付けてきたようにしか見えない)し、
大勢でスパム報告して凍結させるのはやりすぎだし、ゲーム会社や声優はマジで無関係だし批判側がやり過ぎという感想。
というのも、最初に話題になったツイートに「公共交通機関の公式キャラ絵としてのOKライン」との一文があり、
そこから巻き起こった批判も「公共交通機関の公式キャラ」であることを基準にしていたはずだったのだが
「公式キャラのイラストが置き換わるわけではなく、コラボ用イラストである」と誤解が解かれた後も、批判側の勢いが全く緩まなかったから。
○○であるなら××であるべき、の○○の部分が間違っていたのだから××の部分も変わるべき、もっと基準が緩くなるべきでは…?
ここで、前述のアイヌ騒動の時オタク憎しからとしか思えない行動を取っていた人を思い返しつつ、
もしかしてこの人達オタクコンテンツ嫌いというのが先にあってそれっぽい理屈をくっつけて叩いてるだけなのでは…という疑念が脳裏を過ぎる。
批判した側に同意できる点が一つもなかった。その割に名だたる研究者の方々とかが次々乗っかってきてすげーな…と思った。
美少女コンテンツ好き女オタクにも流れ弾がガンガンぶち当たってきて随分酷いことを言われたな、という思い出。
当時は腸を煮えさせながら過ごしていた。
全く性的でない、とは思わないけれども献血ポスターを取り下げるレベルのものだとは感じない。
とはいえ前述の騒動まででコンテンツ批判側への印象が最悪になっていたので自分の見る目も偏っているかもしれない。
のうりんポスターをまずいと感じた頃の自分が見たらなんて言うか気になる。
献血ボイコット発言なんかもあり批判側への印象は最悪を更新し続けたけどそれも片方の嫌な点ばかり見てしまった結果かもしれない。
マジで駄目だと思いました。
ただ、看板自体はR-18では無いわけで(千代田区の条例に引っかかるという説もあるが)
宇崎ちゃん献血ポスターとの明確な違いってなんだろうなと少し考え込む。
私個人の意見としては、社会的合意でラインを決めること自体には反対ではなくて、
賛否両論あるものを自分たちの側が正しいと決めつけて押し通そうとする態度に反発していたんだなと思う。
なるべくあらゆる表現が存在していてほしいけど、町行く人の目に否応なく入るレベルのものには
やっぱりある程度の配慮が必要で、そのラインについては双方聞く耳を持って穏当に話し合いをしたい、という感じです。
そういう意味では自分達の基準を押し通して表現を取り下げさせようとする人達と同程度に
法に触れなければセーフと言わんばかりの看板掲示側も対話する気が感じられなくて嫌いだなと思いました。
趣味で絵を描く人間としては、スカートって普通に描くと情報量が少なくてのっぺりした印象になりがちなので、
動きを付けるためにあの皺を描きたかった側の気持ちは正直わかる。
制服のスカートの生地の厚さだとあんな皺は現実ではできないという指摘も頷ける。
パンツが透けてるように見せようという意図は描いた側には多分なかったと思うけど
見ようと思えばパンツの位置に線あるように見えなくもないし不幸な事故だったね…
無根拠な「性犯罪を誘発」呼ばわり、自分達は警察へ回答を求める書面を送りつけておきながら
動画自体も特に問題があるとは感じない。胸揺れは次のコラボがあるならパージしてもいいかもね、くらい。
「服を着替えればいい」って軽々しく言う人にも腹が立った。Vが着替えるの、生身の人間が着替えるのとはかかるコストが違うんですが…
表現を批判する人達の一部(だと思いたい)、表現を見て傷付く側にはめちゃくちゃ配慮を求めるのに
フェミ議連の同じ方法でやり返されたら無視するところもそうですが、
相手にばかり求めて自分は何もするつもりがない人の言うことは聞きたくない。
スカートめくりは、されて嫌な気持ちになる側の人物が出てきてしまうので
リアル温泉とのコラボを前提とした企画なら避けるべき設定だと思う。
全体的に地域と関わっていくにしては危うい設定が散見されるのは頷ける。
内容はともかく指摘してる人が他人を傷付けておいて向き合わず放置してるので
そんな姿勢の人が他者にだけ背筋を正すことを求めても全く説得力が無いと思いました。
オタクコンテンツ、別にそんな大っぴらにさらけ出すようなものでもないじゃないよね…という感じだったのが、
「オタクコンテンツ、別にそこまで言われなきゃいけないもんでもなくない?」っていう感情に変わってきた。
性的表現については当初から大きく方針転換したわけではないし、見たくない人の目には触れないのが一番だよなと思いつつも
「性的」の範囲が私が想定しているラインよりだいぶ広く取られることが多くて
「そこまで(掲示アウトレベルの)性的扱いされるとちょっと…」となる。
ただ、「そこまで…」っていうのはあくまで私個人の感覚なわけで、ラインを決めるための議論自体は継続してやっていくべきだと思う。
議論を建設的にするためには双方相手の話に耳を傾けることが大事で、ここまでこじれるとだいぶ難しそうな気がして頭が痛いけど…
コンビニのエロ本については、当初は深く考えずに撤去賛成だったけど
改めて調べるともともとコンビニに置かれるものは色々表現に気を使っていたのもわかって、うーんという感じ。
振り返ってみて、騒動の内容によって批判側に立つことも擁護側に立つこともあったけれど
全体的にコンテンツ批判側に居る人達に対して強い憤りを感じることが多かった。
これは一旦株が下がった相手のことは最初からマイナス評価で見てしまい、
更に嫌な点が目に付く悪循環のせいもあるのかもしれないなと思わなくもない。
温泉むすめの件、指摘した人が直前に酷いムーブしてたのもあって開く前から「うわっまたかよ…」と思ったし。
反対側からすればコンテンツ擁護側に対して同じように低評価の悪循環に陥ってるんだと思う。
党派性で判断せず一つ一つの内容に向き合っていきたいですね。難しいことだけど。
一方でコンテンツ擁護側も頑なになりすぎて「配慮したら後退・負け」みたいな認識になりかけてる人が居る気がするので危うさを感じる。
配慮できるところでしていくこと、なるべく不快になる人を減らそうとする努力をすること自体は悪ではないはず。
もちろん表現する上で不快になる人をゼロにすることは不可能だし、
誰かを不快にすることを承知でこの表現は譲れないんだ、というものはあって当然だけど。
穏当寄りに倒しても構わない部分はそうする、くらいの意識はあってもいいんじゃないだろうか。
いや、一歩譲歩すると無限に踏み込まれるという危機感はわかるし、それだけのことはされてきたと思うけど…
早く見たいコンテンツ以外は全てシャットアウトできるスマートグラスとかが普及して技術で解決できる世の中になるといいですね。
アニメ・ゲーム調のイラストが市民権を得て、公的機関がアニメ調のキャラクターをVtuberとして採用するなんて、20年前はちょっと想像できなかったな。
20年前に、アニメ・ゲーム系のイラストやキャラクターを見つけようとすれば、
ぐらいしかなかった気がする。
一般向け小説の表紙がアニメ調になるなんて思わなかったし、鉄道会社や市役所、一般企業の広報にアニメ調のキャラクターが登場するなんて思ってもみなかった。
2000年前後の事例としては、アイスちゃん(1999年くらい)、大和町のまほろちゃん(2001年くらい)、程度じゃなかっただろうか。
鉄道むすめ(2005年発売)、下妻市のシモンちゃん(2006年くらいに登場)、涼宮ハルヒの憂鬱(2006年放映)、らき☆すた(2007年放映)、あたりから一般社会にアニメ調のキャラクターが浸透し始めた。
初音ミク(2007年発売)、けいおん!(2009年放映)、あたりから世間のアニメやゲームに対する見る目が変わり始めて、ガルパン(2012年放映)、艦これ(2013年サービス開始)、あたりで肯定的な立場に切り替わった感じ。
この期に及んで「TPOの問題」とほざく馬鹿が多すぎて、いい加減頭にきた。
https://twitter.com/PacificRimVJ/status/842720576221327362
https://twitter.com/cityhuntermovie/status/1103226887252242438
https://navicon.jp/news/56994/
https://ameblo.jp/mottomovie/entry-12069355839.html
https://eiga.com/news/20141023/9/
http://www.cinema-life.net/p170406_ffps/
これだけで言いたいことはわかるだろう。
「銃・暴力・麻薬・殺人・残酷な肉体破壊描写・車両の危険運転」を扱うR-15(一部違う)映画と、警察とのコラボの数々である。
みなさんそんなにTPOが大事なら、なんでスルーしてきたんですかあ?
たかが薄着のVTuberには大騒ぎするくせに随分おかしいですよねえ?
という話である。
VTuberの「胸なのかリボンなのか一見定かでない」乳揺れにはTPOTPOと騒ぎ立てるくせに、
明らかに銃器がカッコよく描かれた、R-15の年齢制限作品と警察のコラボポスターには何も言わねえのな。
頭ん中からっぽか?
以前の赤十字や鉄道むすめのコラボで、TPOとか言い出す馬鹿が「動くゴールポスト」扱いされていたのは、こういうことなのである。
世間にはもっともっとTPO的に危ういコラボなど腐るほどあるのだ。
しかしまあ「そんなポスターがあるなんて知らなかった」という人がいるかもしれない。
だが確実に、こうしたポスターの存在を知っていた人間がいるのだ。
こういうネタポスターは「うわ、このコラボやべーw」みたいなノリで、毎度毎度twitterで余裕で回ってくる。
ネットにいる映画好きなんてものは、他人に映画好きアピールをすることだけが生きがいなのだから、SNSは絶対にやっている。
そもそも赤十字のポスター炎上は駅近くに張られたことが原因の一つとされた。
警察のコラボポスターは、それこそ駅構内の交番によく張られてますけどね。
赤十字のポスターやもっと前の自治体ポスターの頃から、これらを知っていた映画好きたちはどういう反応をしてきたか。
よくそんなことが言えたな、という話だ。
ふざけるのも大概にしろ。
百歩譲ってそうだとしよう。
それはそれでどうなん。
「自分の好きな映画はコラボ関係大丈夫なのかな?」と調べたことすらもない訳だろ。
萌えポスターを批判しつつ「公共」とは言葉だけで、我が身を振り返る気はゼロで、目の前にある都合のいいサンドバッグを叩いてたわけだろ?
どういう神経だよ?
ちなみに、これらの画像は「警察 コラボ」「映画 公共 コラボ」と検索するだけで出てくる。
「公共がどうのこうの」というTPOへの問題意識があって真面目に調べていれば、当たり前に知っているはずである。
「映画」と「公共表現」に興味があるのに知らない方がおかしいのだ。
本当に、ふざけるなと言いたい。
てめえらの大好きな映画がTPO的にもっともっと危ういコラボをやってるのを知っていながら、他人様の萌え表現に「TPOがTPOが」とケチをつけてきたのだ。
赤十字のポスターで言われた「乳袋は意図があって描かれたもので~」というような屁理屈は、すべてこれらのポスターにだって当てはまる。
おっぱいどころか、「人を殺すための武器」や「殺し屋」である。
ぐうの音も出ないダブスタだが、厚顔無恥な映画好きたちは、平気で萌えコラボだけを叩き続けた。
「映画が好き」でオタクを批判してきた連中ってのがどれほど薄汚いゴミか、これでよくわかるだろう。
こういうことを書くと必ず「自分は前からよくないと思ってた。無くなっても構わない」とか言い出す馬鹿が湧くんだが、そういう話じゃねえから。
一生黙っとけ。
以前からうすうす感じてんだが、「映画好きクラスタ」って頭も性格も悪すぎねえか?
「洋画でポリコレを学んだ」つもりで、オタク界隈を批判する真性馬鹿までいる。
映画関係のパワハラセクハラ人権侵害の世界的なニュースを知らないのか?
そういうゴミを今回の松戸市の警察コラボでも見かけたので、いい加減頭にきた次第である。
俺自身もまた映画が好きなので飛び火させるのはよくないと思っていたが、こと警察コラボの話題になってもすっとぼけるゴミがいるのを見て、流石にこれはないなと拒否反応が出た。
なかなか旅行に行けないので収束とGotoトラベル復活に向けて,今まで旅行中に自分が見つけたコレクションできるモノ達を備忘録的にまとめました.他にもいろいろあると思うので教えて下さい.
みなさんお馴染み?ダムカード。同じダムでも限定バージョンが多く1000種類以上存在する。ダムは超山奥が多いのでドライブ趣味の人向け、公共交通機関では無理がある。バイクツーリングで集めている人が多いように思います。大きいダムの近くの食堂ではダムカレーと共にダムカレーカードがもらえたり。
ダムカードのマンホール版、ご当地マンホールををデザインしたカード。各自治体と下水道広報プラットホームと共同で製作(800種類程度)。マンホールのデザインが良く、統一感もあるのでいっぱい集めると達成感がある。また、道の駅,観光案内所で配布されている事柄多く旅行中にあわせやすい(役所配布は平日9時17時仕様の鬼畜設定も結構ある)。
これも最近はじまったもの。第一段は66種類。御船印との相性が良好。天売島,焼尻島の実装よろしくお願いします。
大体の駅にあるので取っ付きやすい。首都圏では良くスタンプラリーなんかもやってる。
盗難対策なんだろうか一見スタンプが無さそうな駅でも有人駅なら駅員に言えば出てくることが多い。(四国の大秘境駅である坪尻駅で盗まれた駅スタンプが青森で見つかる事件があったり...)
地域ごとによくスタンプラリーをやってる。地域物産や観光情報も集まっているので、自動車観光には良く合う。ただ凝った絵柄が少ない(個人の感想です)が玉に瑕。
高速道路のサービスエリアのスタンプ。スタンプ形状がほぼ統一されていて集めがいがある。ただ、毎SA寄っていると、高速道路ならではの高速性が失われてしまうのが残念。深夜も集められるところがほとんどなので夜行性の人におすすめ(深夜割引も効くし)
全国の少し古めのタワーを巡るスタンプラリーです。スカイツリーやあべのハルカスも良いですが、たまには東京タワーや通天閣も行ってみてください。全国制覇と共にブロック制覇でも商品がもらえます。タワーにはたいてい記念メダルがあるので記念メダラーには必須かも。お気に入りは五稜郭タワー。
水族館やお城にある(実は道の駅や鉄道駅にもあったり)ガッコンガッコン日付と名前を彫れるアレです。実はスカイツリーなどにある最新の打刻機は割りと静かで、じろじろと見られる心配も少なかったり。場所によってはダイヤル式の骨董の打刻機もあります。重量感があり、日付も刻めるのでオリジナル感が良いです、あとしっかり飾ると結構かっこいいです。◯周年記念や企画展限定などレアメダルが以外と多いです。
入れようか迷いましたが一応。注意点として御朱印はスタンプラリーではありません。最低限のマナーとしてしっかりと参拝してから戴きましょう。
御朱印の鉄道版。第三セクター評議会加盟の鉄道会社でもらえる。40社全部集めると、特典と認定がもらえる。専用の鉄印帳と乗車券がないと記帳してもらえません。事業者によっては乗車券を買っても鉄道に乗らない人には販売してくれないので、車の人は短区間でも乗ってあげて輸送密度をあげてあげましょう。
鉄印の成功を見てパクった疑惑...始まったばかりなので今始めれば玄人ぶれる。加盟会社(現在60社程度でまだ増えそう、同会社でも航路,船舶による違いあり)は遊覧船も多く、鉄印と違い専用台紙が無くてもOKでコンプリート圧が低くのんびり集められる(といっても40社集めるには複数長距離フェリーを乗る必要があるのでかなりきつい。特に小笠原航路)。20,40社制覇で認定証がもらえる。フェリー会社によっては船長サイン入りだったりも!
郵便局で捺してもらえるご当地消印。なんで流行らないのか不思議、年賀状なんか売ってないでこっちを宣伝すればいいのに。全国で1万局以上の郵便局でもらえるらしい。郵便局は離島なんかにもあるので、果てを目指している人向きかな。旅先から友人や家族に絵はがきで手紙を出すのも良いですね。調べてみたら出先から貯金して記帳してもらう旅行貯金(https://dailyportalz.jp/kiji/151207195222)なるものもあるらしい。
JRで100キロ以上(厳密にはちょっと違う)移動すると、経由の駅で途中下車することができます。最近の自動改札は勝手に処理してくれますが、窓口に行くと途中下車印という小さな駅名が描かれた判子を捺してくれます。これが途中下車印です。この途中下車印で切符をいっぱいにする一部の愛好家が存在します。本来、捺す必要がないのですが青春18きっぷなどのフリー乗車券の類いでも大抵(嫌々)捺してくれます。
みなさんのパスポートの日本からorへのの入出国印ってどこでしょう。多くの人はNARITAやKANSAIが並んでいると思います。ただ、日本への入出国は地方空港,フェリー港からも一部でき、そのときのスタンプが収集対象です。稚内印(サハリン航路)のついたパスポート、カッコ良くないですか...?そういえば、コロナ禍で境港ーウラジオストク航路が廃止になりSAKAI印はもう貰えなくなりました。
全国の秘湯を守る会所属の温泉宿に泊まるともらえるスタンプ.スタンプ柄が結構凝っているものが多いです.1年3年以内に10個集めるとその内1宿に再宿泊できます.これだけだとお得そうですが,押印可のプランは旅行サイト経由より割高だったりもするので,スタンプ集めたい人向けです.
100名城スタンプラリーと続100名城スタンプラリーの2種類あります.コンプしたら認定してもらえます.城は記念メダルとの相性もいいです.
最近始まったやつ。もう終了してました.申し訳ないです.アプリのマイストアパスポートで47都道府県スタンプラリーができます.
都会の方はご存知ないかもしれませんが、県内にスタバが数店舗しかない県も結構あるので一筋縄では行かないです。
gpsスマホゲーム。全国9000駅以上の駅を取り合うゲーム。移動記録としても使える。鉄道会社とコラボしたイベント等もあるので乗り鉄の旅のお供に。ローカル線で同じ列車に乗ると見バレします。駅ノートという掲示板システムがあり、ニッチな観光地やお店などを紹介してくれる猛者がたまにいて、乗継待ちで有用だったりします。デメリットは車窓を楽しむ余裕が無くなったり...
Suica、ICOCAなどの全国相互利用可能なicカードをはじめ、各バス会社や鉄道事業者独自のicカードなど。テンバイヤーが暗躍した東京駅100周年 suicaなど意外とコレクターが存在します。
全国のイオンで買えるWAONにはご当地モデル存在し、各県数種類はあるので100種類以上のバリエーションがあります。収集するかともかく、他地方のスーパーって食材に結構違いが出るので地元のイオンと比べるだけでもたのしいです
かわいい.お土産系で言えば,まりもっこりは全国展開やめて北海道でしか買えないらしいです.
鉄道むすめ企画に賛同している地方ローカル線30社程度のスタンプラリー企画.四国は回れない..
たくさんコメントいただきありがとうございます.知らないモノもいっぱいあって机上旅行が捗ります.
もう少し仔細な話をすると、2chというか、オタクな界隈で「擬人化=モノや概念の美少女化」というふうに通じる時期があった。今はもっと多様と言っていいだろう。
当時流行っていたのは、覚えている限りだと、下妻市のシモンちゃん、びんちょうたん、当時ネコミミ新幹線として話題を呼んだファステックたんなど…
書いてて思い出したが、当時はやたら「たん」付けが流行っていた。
そうした後、擬人化たん白書なる書籍が販売されたりと、擬人化界隈は小さな広がりを見せていた。
商業化という面では、エロゲの題材のほかに、鉄道むすめなどある程度成功しているものもあるが、明確に大規模なマーチャンダイズが行われたのはおそらく、ヘタリアが契機のように思う。
AKB48やアイドルマスターがおよそ2005年、ヘタリアはおよそ2006年。この辺りで、通信デバイスの進化と趣味の個立化によって「キャラがいればいるほど、一人以上の推しがつく」時代に入る。
擬人化においてヘタリアがもたらしたもう一つの意義は「語らざる背景」にある。
これはこの後の擬人化のビッグマーケットである「艦これ」、「とうらぶ」などに通ずるが、単なるモノの擬人化に対して、「国」「艦艇」「刀剣」には、その名の由来となる歴史(背景)が付随することとなった。
これにより「最初のキャラ造形とその後の保守さえ矛盾なく頑張れば、残りのキャラの(膨大な)コンテクストは各自で拾ってくる」という、実に効率的かつ大胆大規模な商品が生まれることとなった。
上手いやり方なのだ。例えばネットで流行ったMeたんのキャラなどは、どこまで行ってもスーパーフリーズ現象ぐらいなものだ。他は同人で膨らませるしかない。
だが、のちに「ナマモノ」とも言われるこれらは、取扱注意がある反面、物語は湧いて出てくる。
しかも種類が多い。莫大な数だ。四十七士や48人どころではない。
かくして大量消費社会にあって物語を湯水のように消費するマーケットができた。
かつてあった擬人化たん白書を今作るなら、野球名鑑やタレント名鑑の厚さを超えてしまうだろう。そんな歴史をひたすら消費してきた。
そこにまた新たなナマモノ消費がやってきた。
ウマ娘だ。
やっとウマ娘の話だ。
それを、おそらくは初っ端から、しくじっていた。
もちろん実際にどういうやりとりがあったかは想像するしか無いが、企画先行で、根回しが足りていなかった(ないし認識が甘かった)可能性はある。
それはそれとして、プロジェクトとしては続行となり、擬人化が好きな筆者としては、新たな商品にワクワクした。
ギリギリオグリキャップはしらず、マキバオーを読んでこなかった筆者は、それでもディープインパクトとハルウララ、そして何故かテイエムプリキュアは知っていた(確かエリ女で二着だった年で、知人が名前買いしていた)
せっかくの競馬擬人化ながら、当世最強の名高いディープインパクトが、噂ではトラブルで出せなさそうという話は、ちょっと残念ではあったが、
その後jraの2011-2013の激アツcmを見てからは全く気にならないどころか、その辺りはドンピシャで出てくる娘が多く、期待は高まった。
その後この期待は乱高下することになる。延期の発表、アイマスの有名Pの参加、その脱退、コンテンツ広報であるぱかチューブの勃興と黄昏、カンリニンチャンの失踪…
それでもウマ娘を待ったのは、擬人化コンテンツが好きで、一期のアニメが良かったからに他ならない。
この頃には、ウマ娘を契機として今の競馬を追うようになっていた。
まさか2018JCを目の前で見る日が来ようとは思わなかったが。
この時点では、擬人化コンテンツとしてのウマ娘を待ち続けていた。
だから、ゲーム内容はそんなに気にしてなかったのだ。多少面白ければよい。第一「クオリティアップのための延期」はあまり良い予兆では無い。まず安全にリリースをして欲しい。擬人化コンテンツの消費がしたい。
そういう思いだった。
2020年度。
コロナ禍吹き荒れる競馬界でいくつかの奇跡が起きた。キセキはあまりいい成績ではなかったが。
ディープインパクト以来の無敗の三冠馬・英雄の子コントレイル、史上初の傷なきトリプルティアラ・神威の子デアリングタクト、そして全ての記録を過去にせん勢いで疾る灼熱の少女・平成最後のアイドルホース、アーモンドアイ。
この三帝が一堂に会するJCは、今後100年は見ないだろう。
障害戦線では、老いて尚壮健な黄金の血統・オジュウチョウサンが記録を打ち立てていた。
カンリニンチャンが帰ってきたのだ。
この時点でも、ウマ娘は、擬人化コンテンツとアイドル要素の融合ぐらいに思っていた。
それは、最初の開発からは感じられなかった点でもあり、しかし競馬そのものを擬人化の範としたときに不可欠な要素だった。
そしてそれは、二期のアニメを経て、GIRLS'LEGEND Uで高らかに掲示された。
顔のいい女の子たちが、頑張るぞーってなしかめつらで、とっとこターフを走る光景は、ついに裏切られた。
相手を食い殺さんばかりの気迫、道々宿敵をねめあげる眼差し、食いしばられる歯、揺れる大地、高速で過ぎゆく背景。
それでも、レースを通して、シナリオを通して、曲を通して、「勝つことの意義」に魂を宿そうという意図が受け取れる。
そして、それを説得させるだけのゲーム映像技術を持ってきたのには舌を巻いた。
そうして、競馬そのものを追体験するようなゲームの熱が、今日このように広がって行くようなことは、全く予想しなかった。
ウマ娘で言えば、前評判のいいサイゲ屋のパンケーキを注文したら、ちょっと作り直すと言われたのだ。
焦がしたのかな?トラブったような音も聞こえた。まぁ食えるのが出ればいいや。変なものは出るまい。
そうして出てきたものが、行列ができるレベルの至高のパンケーキだったのだ。
魂消る。そりゃ魂消るさ。
ウマ娘がリリースされてまだ一ヶ月も過ぎていないが、自分の中では、このような擬人化史が去来していった。
ウマ娘を通しての競走馬の育成シミュレーションとしては、おおよそパワプロのようなシステムなので、こういうシステムが苦にならない人には向いている。あれもアスリート育成だしな。
その上で、シナリオ内で、史実の競走馬についてくる物語がなかなかどうして、熱い。
歴史を超えるリベンジなどというのは艦これに引けを取らない熱さである。
艦これとの比較として、お祈りゲーであることは同じであるが、大艦隊のうち6艦艇を率いるため育成が平らであるのに対して、ウマ娘は一アスリートを根から育てることとなり、まさに密である。一頭との濃密な関係が、レース本線を熱くする。
かつ、この娘たちが今「生きて」いて夢を「夢のまま終わ」らせないチャンスがある。
まずスタンスをはっきりしておかないといちいち面倒なコメが付くので言っておくが
* * *
ということであのポスターの絵柄だが、
その前にまず、かつて「鉄道むすめ」というコンテンツで、東京メトロのキャラクター「駅乃みちか」が扇情的なエロい表情をしてるから云々ということで炎上したのを覚えている者も多いだろう。
その「駅乃みちか」を描いたイラストレーター・伊能津が、今回のコラボ元となった「ラブライブ!サンシャイン!!」の公式絵師であるのは、オタク諸氏であれば既知のことだと思う。
なるほど、伊能津という奴が戦犯か、などと言い出すのは拙速にすぎる。まあ聞け。
伊能津のイラストだが、彼は公式サイトやpixiv垢を持っていないようなのであまりウェブ上に公式絵の露出がない。ここは「鉄道娘PickUP!!」のイラストを見ることにしよう。鉄道むすめのサイトで「キャラクター紹介」から「PU2013」~「PU2015」あたりは全キャラ伊能津なので見てみるといい。なお「駅乃みちか」は「etc」のところにいる。
さて、彼のイラストを見てみると、彼の絵の特徴は「陰影表現」にあることがわかると思う。径の大きいブラシを用いた繊細なグラデーション影がどのキャラクターにも用いられている。
鉄道というコンテンツの特性上、色の濃いパンツルックのキャラクターが多いが、折り目やしわなどが見事に表現されている。
上半身を見てみると、素材までわかりそうなくらいに皺と陰影が描き込まれている。伊能津という絵師は陰影のマジシャンなのだ。
炎上した「駅乃みちか」は修正後のイラストが掲載されているが、上半身の立体感と塗りつぶされたスカートの落差の酷さがわかるだろう。
鉄道むすめの他の伊能津絵を見ていると、パンツルックのキャラで股に皺が寄っている絵もあるのがおわかりだろうか。京阪京津線の「石山ともか」や伊豆箱根鉄道の「修善寺まきの」などで顕著だが、なぜこうなるかというと、腰部に皺や陰影がないと、上半身やパンツの裾とのバランスが取れないのだ。だからしっかり陰影を描き込むが、これらの絵で「パンツが透けてる」などと見えることはない。「駅乃みちか」の修正前の絵の股間の陰影も、今回事故った西浦みかんのコラボ絵に比べたらそれほど違和感はないのではないだろうか。
なぜかというと、あくまでグラデ影だからだ。グラデ影の使い手、それが伊能津である。
ところで、伊能津は電撃G'zマガジンなどでラブライブのピンナップイラストを手がけている公式絵師である。公式に掲載された絵はないが、ぐぐってみればいくつも出てくるだろう。
それらのイラストにも熱のこもった陰影表現がなされているのがわかる。アイドル衣装も私服姿もあるが、それらすべて共通しているのは「グラデ影」だ。
アニメのキャラクターデザインを担当した室田雄平が描き下ろしている絵もあるが、違いは一目瞭然、室田の一枚絵はアニメのそれ、陰影は色トレスを用いたくっきりした影である。
室田は「アニメーター」であり、伊能津は「イラストレーター」なのだ。
* * *
さて話は西浦みかんのコラボ絵に戻るが、あの絵を描いたのは誰だろう?正解は現時点では存在しない。(してたら教えてくれ)
これから書く内容もあくまで推測であるから、間違ってることがわかったら恥ずかしくて削除するかもしれない。
例の絵をよく見てみよう。股ぐらの濃い影ではない。上半身だ。制服の上半身には、アニメの原画としては過剰なほど影が描き込まれている。電撃G'zの室田絵と比較してみるといい。彼はここまで影を精緻に描いてはいない。それが悪いという話ではない。アニメの絵は必要最小限の手数であることが重要だからだ。
とすると、この絵は伊能津の絵なのか?だから股間に影が描かれたのか?
私の想像では、半分正解、半分ハズレだ。
つまり、伊能津が描いた原画を、アニメ調にクリンナップして出来た結果が西浦みかんのコラボ絵、というのが私の想像である。アニメ調の絵になる際に、特徴的なグラデ影は色トレス風のくっきりした影に変換されたのだと見ている。
変換する際に必要なのは「しきい値」だ。どこまで影じゃなくて、どこから影か。彩色者に指示する際に「ここから影」という線を引く。それがトレス線だが、相手は繊細な階調表現のグラデ影だ。単純に色の濃さで線引きしてしまっては当然不自然になるだろう。どうすれば不自然に見えないかを考慮する必要がある。
ここで「原画で暗かった箇所に影を入れる」を脳死でやってしまった結果が、あの股ぐらを強調した影ではないかと思っている。
鉄道むすめのパンツルックの子でも、もっとも暗いところに単純に濃い色を塗ったらどうなると思う?おしっこ漏らしたみたいになるのだ。
あの部分の陰影は繊細に扱うべきであり、あんな風に塗ったら「パンツの形が浮き出てる」って思われてもしかたないだろう。
前回、何故横にしたと突っ込まれたので縦方向に改訂・キズナアイ騒動以降の交戦について増補しました
追記:足りないネタは追記していきます。割と端折ってしまってるところもあるので、解説・概要的なのはもう少し必要かも知れない。
人工知能学会の表紙は女性蔑視? https://togetter.com/li/607736
「碧志摩メグ」炎上問題(三重県志摩市)まとめ一覧 https://togetter.com/li/873570
日本版『女子高生探偵シャーロット・ホームズ』の表紙に対する一部の批判 https://togetter.com/li/1024743
駅乃みちか問題まとめ https://anond.hatelabo.jp/20161018105236
「ゆらぎ荘の幽奈さん」(週刊少年ジャンプNo.31 巻頭カラー)炎上問題/まとめのまとめ https://togetter.com/li/1127474
ポリコレ物語の結末 https://togetter.com/li/1145999
フェミ「プリキュア抱き枕が問題ないとする人はディズニーのキャラクターで抱き枕作っても問題ないのか!」https://togetter.com/li/1281640
【またお前らか】『なんでここに先生が!?』のブースのツイートに、いつもの連中がイチャモン付けに来た。https://togetter.com/li/1331836
アーバンパークラインという舌噛みそうな横文字路線名とか、未だに単線区間があるのはともかく、
今や東武の全路線を見渡して、全区間にわたって大きく黒字(≠トントン)なのが、唯一この路線だけとか。
幹線系統でも伊勢崎線は東武動物公園以北が、日光線は南栗橋以北が、東上線は小川町以北がそれぞれ赤字、
なんつーか、幹線を差し置いて輝くのは、他の大手私鉄だと井の頭線に似ている気がしなくもないが、
微妙にダサい大手私鉄である東武の中でも一際パッとせず、過去には汲み取り式トイレの多さで悪名高かったレベルの、
まさに東武一冷遇路線と言われた野田線が、今や東武全体の稼ぎ頭の一員とは驚く。
参考文献:
人工知能学会の表紙は女性蔑視? https://togetter.com/li/607736
「碧志摩メグ」炎上問題(三重県志摩市)まとめ一覧 https://togetter.com/li/873570
日本版『女子高生探偵シャーロット・ホームズ』の表紙に対する一部の批判 https://togetter.com/li/1024743
駅乃みちか問題まとめ https://anond.hatelabo.jp/20161018105236
「ゆらぎ荘の幽奈さん」(週刊少年ジャンプNo.31 巻頭カラー)炎上問題/まとめのまとめ https://togetter.com/li/1127474
https://togetter.com/li/1103203
これを見て「まなざし村だんまりwww」とか「欧州のことだからあいつら嚙みつけないよw」みたいなコメントする人いるけどなんだか腑に落ちない。
駅乃みちかとか松戸の松宮アヤの献血ポスターは嫌悪感があったけどスイスの萌え絵はかわいいと思う。私は嫌悪感はあるけど辞めろとはわざわざ言わない。でも、辞めろと言う人の気持ちもまぁ分かるくらいのスタンス。
駅乃みちかの発情してるように見える表情や、松宮アヤの現実には見たことない丈のスカート・胸の強調が女性からすると気持ち悪いなと思うだけで萌え絵が全部嫌いなわけじゃない。
それを「まなざし村は萌え絵が嫌い!これがエロいと思う方がエロいんだ!」って言われるのが納得いかないというかそう言ってる人たちは本当に他の鉄道むすめと駅乃みちかの違い、もしくは松宮アヤの献血ポスター以外のものと献血ポスターの違いが分からないんだろうか?
駅乃みちかや松宮アヤの献血ポスターを批判する女性の中には萌え絵自体が全部嫌い!滅びろ!と思ってる人もいるだろうけど大多数はそうではなくて男性目線から性を強調させているように見える絵が公共の場にあることが嫌なだけなんだと思う。
そう考えてる私からするとスイスの萌え絵でまなざし村の人たちが批判できなくて悔しがってるとかだんまりwとか言ってることが理解できない。普通に可愛くて、批判するところがない絵でよかったよかった…と思ってるよ。
昔はオタクやアニメが迫害されていたが、今は受け入れられて市民権を得ている!という主張をする人をよく見るけど、自分はそうは思えんな。
もちろん昔に比べてれば寛容にはなってきているけど、それでも市民権を得ていると言われれば、「そうかぁ?」という反応になる。
あとオタク側もやたらと被害者意識が強いところを見ると、市民権を得ていると主張はするけど、実はそれほど市民権を得ていないと、どこかでは思っているんじゃないのという気がする。
じゃなきゃ「アニメ絵だから叩かれる」「オタクだから叩かれる」なんて発想は出てこないよ。こんな発想が出てくるってことは虐げられているという前提があるわけで、市民権を得ているという考えにはほど遠い。
鉄道むすめバージョンのアタシの発表で、色々お騒がせしてしまってごめんなさいね。あんなに反響があってアタシ自身も驚いてるの。
それでね、アタシからひとつお願いがあるのだけど、聞いてもらえるかしら?今回の問題で「駅乃みちか」が萌え絵で性的だって言ったりそうではないって言ったりする人結構いるじゃない。アレ出来ればやめて欲しいのよね。アタシ「駅乃みちか」は東京メトロのアタシがオリジナルなの。分かる?問題になっている方の「みちか」は鉄道むすめバージョンなのよ。そこ、出来ればちゃんと分けてほしいわ!おねがい♥
アタシって……ほら……いい女じゃない?だからみんながアタシのことで話題にしてくれるの嬉しいの。アタシ……最初はモノクロのポスターでメトロのアプリを宣伝するとこから始まったの。21世紀なのにモノクロよ?!信じられる?アタシ平成生まれの帰国子女よ?!!でもアタシがんばったのよね……そうしたら次はカラーになれたの。
でもね、カラーになってもまだ東京メトロの公式キャラクターの位置は遠かったの。だからちょっと殿方に魅力をアピールするポーズをとってみたらこれが大当たり!!!ローソンクルー♪あきこちゃんとユニット組めたのもこの頃ね。・・・あきこちゃん、SNSを使いこなすイマドキの女子らしく自撮りうまかったな。みちかさーん、一緒に撮ろう!って言ってアタシよりちょっぴり後ろに立って自分の小顔をアピールするの。策士よね。
アラ、話が脱線しちゃったわ♥ そんなコラボもあって今ではすっかりアタシが東京メトロを代表する公式キャラクター、言わば熊本県のくまモンさんのレベルまで来たのよ。苦労したけど、辛くないから全然努力とは思ってないわよ?
だからね、「駅乃みちか」って言ったら、鉄道むすめのアタシじゃなくて、オリジナルのアタシを思い出して欲しいの♥ ネ♥
分かってくれたかしら?そうだったら嬉しいわ。明日も東京メトロで配布しているフリーペーパー『Let's ENJOY TOKYO』の「東京よりみちか」で会いましょう!同僚の駅員さんと一緒に東京メトロの駅周辺にある"よりみち"スポットを紹介してるわ!ウェブからも見られるから東京メトロの駅が近くにない人もそっちで見てね!ちなみに第一回が上野なのは、東京メトロの本社があるからよ!またね♥ シワスススス
駅乃みちか自体ぶっちゃけもともとブスキャラじゃないですか。控えめに言えば、ブスかわいい。
いくら頬赤らめても手をかわいらしく添えても、足くねくねさせても、
「ブスが何やってんだよwww」と正直笑いになるキャラじゃないですか。
全然性的な表現が(特に男性目線の)性的な文脈を帯びないんですよ。
キャラとして、それをわかった上で展開してたはずなんですよね。
でも、Twitterで「そういうった元々ある要素を、鉄道むすめ版でも引き継いでるだけだ!」という反論がRTされまくってたけど、
ただのエロゲキャラ的な、性的な萌え絵の文脈で読まれざるをえなくなってしまうんですよ。
一昔前、「ただしイケメンに限る(許される)」というタダイケメソッドだ流行ったけど、あれの逆。
「ただしブスに限る(許される)」もしくは「ただし美少女に限り許されない」。
美少女イラストになったとたん、許されなくなっちゃったんです。
鉄道むすめ自体、ギリギリエロくならないように配慮してたと思うんですよ。
単純にその鉄道会社の制服着てるから、余計な露出がないのもポイントだったし、たまにいるスカートキャラもだいたい膝上だし。
そういった場所に、元の駅乃みちかがネタとして使ってた性的なポーズなり何なりをもってきちゃうと、
鉄道むすめのコンセプトからは外れちゃうし、「公共の場で使われる」と思われたら、そりゃ炎上しますよ。
なんか例の件で、あれはただのオタク向けコンテンツで、普通に目に入るものじゃないって意見が多く見られるようになって、本当にもやもやする。
たしかに萌え系のオタク向けコンテンツではあるけど、それだけに全然とどまってないと思うんだけど。
たとえば主なコンテンツがゲームとかアニメとかで、そのキャラクターがたまに広告とかでポスター貼り出されたりするのと違うよね。
実際の鉄道や地域でのコラボありきっていうか、とにかく足を運んで実際の駅とかで楽しむのが主なコンテンツになってんじゃないのかなあ。
普通に駅でやってるし普通に見えると思うんだけど、全然見たことないって意見が多くて、かなり地域差あるんだろうなあとは思う。
地域によってはめっちゃ使ってるけどなあ。ものすごい使ってるけどなあ。知られてないのか。
まあ、地方の私鉄とかで展開してて、目立ちにくいもんではあるのかなあ。都会のでかい駅とかだと、他の広告に紛れて全然目立たないだろうし。
最近の鉄道むすめで駅とかにポスター貼ったりされないのっているのかな。
直接鉄道と関係ないキャラもいるからそういうのは使われないだろうけど。範囲広過ぎて分からん。
しかし駅とかで展開しなかったらどこで楽しめるコンテンツなんだろう、あれ。
例のキャラはまあ、ネタキャラだったんだろうなあってことで納得はしたけど。
他のキャラと多分違うんだよ。キャラ説明からしてなんかおかしいもん。