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2021-12-02

「空の彼方に最後の軌跡」

令和の名馬、コントレイルが、ジャパンカップを制覇して、無事、引退した。

競馬に詳しくない人に説明すれば、馬は3歳の時が本番で、特に3歳馬限定レース皐月賞日本ダービー菊花賞の3レースを制した馬を三冠馬と呼ぶ。

長い日本競馬史の中で、三冠馬は8頭しかいない。

最初三冠馬セントライト、神に捧げられた馬・シンザンアイドル馬・ミスターシービー絶対皇帝シンボリルドルフシャドーロール怪物ナリタブライアン英雄日本近代競馬結晶ディープインパクト暴君オルフェーヴル、そして父親ディープインパクトから王座を受け継いだ皇太子コントレイルである

コントレイル特別な馬だった。

三冠レースはそれぞれ、距離が違う。言うなれば短距離走皐月賞)、中距離走日本ダービー)、長距離走菊花賞)を1人の選手に全部勝て、と言っているようなもので、どれほど無茶なことが要求されているのかが分かるだろう。しかも馬ライフの中で1度きりしか挑戦できない。だからこそ歴代8頭しかいないのだが。

コントレイルは、「やや短距離」のマイル走で日本レコード記録を出したように、本来は、短距離向きの馬だ。長距離走には本来向いていない。

年末有馬記念は、競馬ファンにとっては特別レースで、オグリキャップディープインパクトオルフェーヴルのような時代代表する名馬たちが、このレース引退レースに選んできた。トウカイテイオー奇跡の復活のような超ド級ドラマが起きたのも有馬記念だ。

有馬で走って、そして勝ってこそ1人前と言う暗黙の認識がある中、コントレイルは、去年も今年も有馬の出走を避けた。有馬記念は、天皇賞春、菊花賞に次いで距離が長いレースからだ。

三冠馬の中では、コントレイルは明らかに距離特化の傾向が強い。日本競馬史上、最強の長距離馬と言えばメジロマックイーンだろうが、そのメジロマックイーンを母父に持つオルフェーヴルはスタミナ抜群で、4歳以上になってから、長距離ほど安心感のあるレース展開を繰り広げた。

そのオルフェーヴル産駒のマルシュロレーヌが、アメリカダートGI最高峰BCディスタフに勝つと言う歴史的快挙を成し遂げたように、オルフェーヴルを含む、オルフェーヴルの父・ステイゴールド系統の馬はいずれも異常なタフさとスタミナ力を持っている。ゴールドシップドリームジャーニーオジュウチョウサンなどだ。

対してコントレイルは、ディープインパクト産駒の中では、かなりガラス細工のように繊細だ。結果的には現役生活を大きな怪我もなく終えることが出来たが、陣営管理が極限まで注意ぶかかったからだろう。そんな繊細なコントレイルを無理して長距離を走らせて壊すことは出来ない。

からコントレイル有馬から逃げたと言われた。有馬から逃げる馬に三冠馬を名乗る資格があるのかと。普通の馬ならば名誉をとっただろう。有馬から逃げたと言われる方が辛い。

しかコントレイル特別な馬だった。ディープインパクト種牡馬となってから400億円以上を稼いでいる。今や、産駒はアメリカでも欧州でも活躍する世界の大種牡馬だ。そのディープインパクトはもういない。コントレイルはそのディープインパクト後継者なのだ。万が一、怪我をさせて予後不良になれば、半分に見積もっても200億円規模のビジネスがパーだ。

今後20年、血統面において、日本競馬大黒柱となる、本当に特別の中の特別な馬なのだ種牡馬としての価値は、オルフェーヴルコントレイルの半分にも満たない。陣営判断は間違っていなかったと思う。

終わってしまえば、生涯成績11戦8勝。GI勝利数5、GII勝利数とGIII勝利数がそれぞれ1ずつ。負けた3レースでもすべてGIレースで、2着が2回、3着が1回、一度も複勝を逃したことはなかった。驚異的な安定性能であり、堂々たる成績である。初戦の新馬戦以外はすべて重賞レースを走った。こんな馬はそうそういない。

と、長々と書いたが、本題は、コントレイル万歳の話ではない。

名馬には名レースがあり、名レースには名実況がある。フジの倉田アナは、コントレイルラストランとなったジャパンカップ実況で、「空の彼方に最後の軌跡!」と絶叫した。これが名実況だと賞賛されている。

果たしてこれが名実況と呼ばれるべきなのかと言う話だ。

「空の彼方に最後の軌跡」とはコントレイル名前意味が「ひこうき雲であることに掛けている。同時に、ディープインパクトラストランでの実況「これが私たちに見せる最後の衝撃!」に掛けている。ちなみにディープインパクトラストランとなった有馬記念の実況を担当したのは、同じくフジ三宅アナである

レースでは実況アナは何かしら気の利いたことを言わなければならないと言うプレッシャーがあるのは事実であって、三宅アナはそつなくこなしていた。倉田アナにも同様のプレッシャーがあったのは理解できるのだが。

競馬実況を離れて言えば、私の意見では、フジ男性アナにはそもそもアナウンス技術不安な人が多い。牧原アナほとんど原稿を読むたびに必ず1回は噛んでいた。倉田アナあんまりアナウンサーとしては安心感がある人ではない。フジ男性アナは、露木アナ逸見アナ三宅アナと達者な人たちもいる半面、技量素行人格的にもどうなのかと首をかしげる人たちも結構多い。

倉田アナには別に恨みは無いのだが、今回の「名調子」は正直いただけない。

話は単純で、今回のレースの出走馬にはキセキが含まれいるからだ。ゴール前の直線で、「空の彼方に最後のキセキ!」と叫べば、レース展開の理解無駄に妨げかねないと言うことを思い至らなかったのだろうか。競馬は当たり前だがお金がかかっていて、そして耳で状況を把握している人たちもいる。

文学的調子云々以前に、実況は「分かりやすく正確に伝える」ことがまず大前提で一番大事なことだ。

もちろん、倉田アナの実況を称賛している人がほとんどだから、失敗とまでは言わないが、もう1回立ち止まって、実況の本分を思い返して欲しいところだ。

2021-11-29

コントレイルが最弱三冠馬とか言ってんの競馬からの流れやろ。

あいつらGI馬やろうがダービー馬やろうが三冠馬やろうが

ディープ産駒ならとにかくザコ扱いしようとするだけやん。

アホらしいわ。

anond:20211129144820

ガチつよ三冠馬なんてそんなにいないからな

大体同期が雑魚いまたは晩成型だったか三冠取れちゃった馬がほとんど

コントレイルドラマチックな馬だったね

ディープインパクト以来の無敗の3冠馬

コロナ禍の無観客の中で現れたスーパースターだった

そこから3頭の三冠馬対決で史上初の9冠馬アーモンドアイに負けるところまではまだまだ誰も強さを疑ってなかった

まあ、アーモンドアイだもんね、みたいなね

でも大阪杯で負けて連敗となってからケチがつき始め、宝塚記念に出なかったことで評価は「史上最弱の三冠馬」とまで言われることに

天皇賞で三歳馬に負けるのも、ああ、やはりこの世代は本当に強くないんだ、って思わせた

でも、この三連敗は伏線だったよね

三冠後苦労したからこそ、最後ジャパンカップで勝ってすべてが報われた、って見えるんだよね

苦労からの復活劇はドラマ

本当はアーモンドアイに勝って、そこから絶対的王者であるコントレイルが見たかった

でもそんな絶対王者よりも、苦労して苦労して、最後に報われる馬のほうが、なんか、泥臭くていいじゃないか

見てるこっちの気持ちが入るじゃないか

シンボリルドルフディープインパクトみたいな絶対王者になれなくとも、トウカイテイオーみたいなドラマチックな馬になったと思う

コロナで全ての興業不安視されるようになる中、その社会不安と戦い続けた馬だったのかもしれないね

コントレイル日本人の好きなドラマを見せてくれた、そんな馬だった

2021-11-25

日本語の原郷」について、補足説明

「『日本語の原郷』についての論文を読んでみた」(anond:20211121124146)を書いた増田です。思ったより多くの反応があって嬉しいので、調子に乗ってはてブの反応に対して補足説明みたいなのをしてみます

言語学でわからないところを他の学問補正するのはアリ?

そもそも言語学では分かりようがないところを考古学遺伝学の視点から補正したっていうのがあの論文の眼目だと思うので、言語学の面だけ否定しても…

こういう意見がみられましたが、少なくとも考古学遺伝学の成果から言語については何もわからない、ということを強調しておきます

極端な例を挙げると、100年前にアメリカ移住した日本人の子孫で、ご家庭でも英語しか使っていない日系アメリカ人のことを考えましょう。彼もしくは彼女遺伝的には日本列島に遡ることができます(おうちを探すと日本列島由来の品が出てくるかもしれません)。では言語的には? 彼もしくは彼女が話しているのは英語であり、英語というのは印欧語族ゲルマン語派西ゲルマン語群アングロ・フリジア諸語に分類されるイングランド発祥言語であるわけです。どれだけ遡っても日本列島には行き着かない。「この人は遺伝的には日本列島出身なのだから英語起源日本列島にあるんだ!」なんて話はおかしいでしょ?

古代にどのような人口の変動があったのかはわかっていません。移民同化が起きたのかもしれない。婚姻によって遺伝子が混ざりあった可能性もある。その場合遺伝子の伝播と言語の伝播が異なるルートである可能性もあります遺伝子はヒトの移動について詳しく教えてくれるけど言語の移動についてはなんも教えてくれないんですよ。せいぜい傍証になるだけ(「言語学観点からは○○語は××地域あたりが原郷だと思われるが、遺伝学で調べてみたら××地域からの大規模な人の移住があったっぽいので、このとき言語も広まったんだと思われる」みたいな)。

ニュースになるのは仕方ない

と言うことで、こんな与太話、なんで毎日新聞記事にしたの?と周りの研究者が頭をかけている、と言う話なのかしら。

様々な仮説があるのはいいけど、定説化とか定説エビデンスによって覆されたとか以外はニュースバリュー無いと思うんだが、なぜ報道されたのか。

いやー、Natureマックスプランク研究所研究者が載せた日本に関する斬新な論説をニュースにするな、という方が無茶じゃないでしょうか……

正直、これメディアを責められないと思うんですよね。実は著者のロベーツさん、去年オックスフォード大学出版からオックスフォードトランスユーラシア語族ガイドブック』なんて本を出してるんですよ(Robbeets and Savelyev 2020)。天下のオックスフォードUPから『~語族ガイドブック』なんて出てたらその語族実在は学界の定説になってるって勘違いちゃうのも当然っていうか……これ、今回は日琉語だから気づけたけど、パプアニューギニア言語とかでやられたら引っかからない自信ないです。

なおその『ガイドブック』には辛辣書評が出てます(Vovin 2021)。掻い摘んで批判の内容を紹介すると、「分析されてるのが現代語ばっかりやんけ」「系統関係があるって言うなら明確な対照表を示してみろや」「中期朝鮮語の再建がおかしいけどちゃん韓国語の先行研究読んどるんか?」「“leading international scholars”が書いたガイドブックって謳ってるけど著者のうち6人は院生じゃねーか」みたいな感じです。さらには、

We move now from the bad quality of research to the realm of science fiction in Table 39.1 that is supposed to present core Koro-Japonic etymologies. But there is at least one mistake and/or data fabrication on every line. (Vovin 2021: 126)

なんて書かれてます。怖ぁ~……おしっこちびっちゃう……

大野晋トンデモです

大野晋先生が生き返ってあと数十年研究してくれんかな

これは元増田でも書きましたが、大野晋は、少なくとも日本語起源という点については完全にトンデモです

タミル語はドラヴィダ語族というインド南部語族に属する言語ですが、大野は「日琉語族とドラヴィダ語族はより大きな語族内包される」というありえそうな穏健な主張ではなく「日本語起源タミル語である」という主張をしていますしかし「なぜドラヴィダ語族全体ではなくタミル語比較するのか」「ドラヴィダ語史がまったく考慮されていない」「語義の解釈おかしい」「サンスクリット語から借用語に気づいていない」などのツッコミに対して有効反論ができていない上、ツッコミを受けた箇所をしれっと書き換えたりツッコミを入れた人たちに人格攻撃を加えたりしています長田 1998;児玉 1996;山下 1996; 1998)。やり口がもうきちんとした学者のそれではありません。

大野語源論が誤っている一例として、amarar「不死なる者」という単語について挙げておきます大野はこれを日本語「あま」と関連付けて「天上界の人」の意だと解釈するのですが、これはサンスクリット語amara「不死の」から借用語です。これはさらにa-maraと分解でき、a-は否定接頭辞、そしてmaraの語根mr英語murderやmortalとも関連しています(つまり印欧祖語に遡る語ということであり、どう考えてもタミル語起源単語ではない)(山下 1996: 204–205)。

八丈語系統位置について

日本祖語から琉球語、もう片方の枝が本土語と八丈島語に分かれた系統図を覚えてたんだが、あれからずいぶん研究が進んでるんだなあ。/20年前に既にずいぶん版を重ねた本で得た知識から当然か…。

五十嵐2021)の説は発表されたばかりなので「定説」といえるほどではないですが、きちんとした分岐学手法に基づいて系統解析してるんで個人的には信用してます

で、従来説における八丈語位置づけですが、正確には、上代東国語の唯一の生き残りが八丈語というものです。つまり、「本土日本語派」がまず上代日本語(OJ、奈良など当時の首都で使われていた言語)と上代東国語(『万葉集』の東歌と防人歌に痕跡が残る)に分かれ、後者八丈島(&青ヶ島)以外では滅んだ(=上代日本語同化された)ため、現代では八丈語日本語対立するひとつの語派を形作っているということです。

系統樹にするとこんな感じ(樹形図をどう書けばいいのかわからないんでとりあえず「うんこするの?」の樹形図からコピってきたんですが、見づらかったらすみません)。

日本祖語 ─┬─ 上代日本語現代日本語

        │

        ├─ 上代東国語→絶滅

               │

               └─ 上代東国語の八丈島方言八丈語

この樹形図から絶滅した言語を取っ払って現代にのみ注目するとこうなります

日本語派 ─┬─ 本土日本語

      │

       ├─八丈語

それに対して、五十嵐2021)は、上代東国語は滅びたわけではなく、表面上は関西からの影響を受け続けたものの、現代関東東北地方方言として生き延びていると主張しています。つまりこういうことです。

日本祖語 ─┬─ 上代日本語関西の諸方言

        │

        ├─ 上代東国語→関東東北の諸方言

               │

               └─ 上代東国語の八丈島方言八丈語

八丈語が際立って特殊に見えるのは、この言語が失われた東国語の唯一の生き残りだからではなく、他の東国語の末裔茨城弁とか)と比べて中央からの影響が少なかったため東国語の特徴が保たれたおかげだ、とするのが五十嵐説です。

要するに、「東国語は滅んだ(=東国話者が完全に同化された)」のか(従来説)、それとも「東国語は生き残っている(=東国話者中央からの影響を受けたけど完全に同化されはしなかった)」のか(五十嵐説)、という違いです。個人的には後者妥当じゃないかなーと思うんですが、どうでしょうか(だってそんな大々的な言語置き換えはどうやって起きたの? ってなりません?)。

なお、五十嵐2021)だけでなく、元増田でも言及したローレンス(2013)も、八丈語には他の東日本の諸方言と共有される要素が見つかり、それは西日本の諸方言には見られず、したがって八丈語東日本の諸方言の内に位置づけられる(=八丈語本土日本語対立する系統であるとする旧来説は誤り)と主張しています

味噌」の語源朝鮮語

日本語に興味のある&研究手法を学んだ”素人には、この論文言語部分はとても怪しい。増田の指摘以外に日本語の粟を他言語大麦の借用としたり、味噌(未醤)を漢語ではなく朝鮮祖語からの借用にしたりしてる。

実は増田もそれを見たとき「えっ……?」って思ったんですが、否定できるほどの根拠を持ってないので書きませんでした。確かに先行研究では意外な言葉朝鮮語から借用語だとされてることがありしょっちゅう驚いているので(たとえば「つち」とか)、「味噌」が朝鮮祖語からの借用というのをありえないと即断することはできないんですが……。

いちおうここで論文の内容を紹介しておくと、『鶏林類事』に[mitsu]という語があって、そこから朝鮮祖語*micuを導き、平城京木簡みえる「末醤」から上代日本語の*misoあるいは*misəを再建し、それは朝鮮祖語*micoもしくはその交替形*micʌからの借用である、という議論になってます。これだけじゃ門外漢増田には当否がわからんのですが国語学的にはどうなんです?

なお、該当箇所に、

...This fragment preserves the following inscription: 御末醤一石二斗, i.e. HON-“bean paste” reads as miso. The Wamyoshō, a Chinese to Middle Japanese dictionary compiled in the mid Heian period has the same kanji (末醤) glossed as miso (美蘇)...

とあるのですが、「一石二斗」の部分いらなくね? とか、転写するならWamyōshōじゃね? とかはケアレスミス範疇だろうから突っ込まない方がいいのかな……

やはり女王は強かった

マイルCSグランアレグリアが有終の美を飾ってくれて最高でしたね……あとはコントレイルジャパンCで有終の美を飾ってくれれば……実はまだ「三冠馬が勝つ」ところを見たことがないので、一度は見ときたいなぁと(にわかですいません)。

「この分野は素人なのですが」

本当に素人なんだけど何でみんな信じてくれないんです……?

参考文献

2021-11-15

アカイイト

エリザベス女王杯大波乱

さすがにこれは当たらないです

アカイイト強かった!

今回の増田では、アカイイトフロックではなく本当にG1勝てるレベルに強くて、今後もG1戦線活躍できるか?について考えようと思う

今回の一番人気は大阪杯勝ち馬レイパレだった

二番人気は秋華賞アカトリノムスメ

G2を今年2勝しているウインマリリンは3番人気だった

そもそもこのレースレベルがどうなのか?という問題がある

レイパレ三冠馬マイル女王に大差をつける圧巻の走りで無傷のG1制覇を果たしたのが印象深いが、そもそも大雨の大阪杯が異質であったのと、同じメンツ天皇賞秋では三歳馬エフフォーリアが同じくこれらの馬に勝っている

そうすると、どうもあの大阪杯は、クロノジェネシスエフフォーリア、またはマイルでのグランアレグリアのような、トップブトップの集まるレースではなかったうえに、重馬場だった影響がでかいレースだったと言える

あの時のコントレイルはトップブトップと信じてたんだけどね

レイパレ特殊な条件のG1には勝ったけど、それを二度と再現できない時点で本来G1レベルではない、ということ

その後の宝塚記念3着は立派でもあるが、限界を露呈もしている

その後G2オールカマー4着だ

運が重なってG1勝っちゃったけど、力の面ではG2勝てる程度の馬なのだろう

アカトリノムスメは今後もG1狙える力はあると思う

が、秋華賞からの2度の輸送が難しさだったのと、レース前にかなり落ち着かない様子ではあったので、今日は心身ともに整っていなかったのだろう

G1勝てる馬が調子が整わずにずるずる沈むことはよくある

その日だったように見える

ウインマリリンハ、G2勝てる馬なので強い

実力はもっともあったかもしれない

そろそろG1勝ててもおかしくない頃だよね、というのは正直あった

が、まだまだG2クラスの馬なのだろう

レイパレのようにどこかでかみ合えばG1ひとつふたつとれるかもしれない

でも、クロノみたいにいくつも勝てるような馬ではないことは明白

そのうえで怪我での調整遅れもでかかった


まり、今回の上位人気のメンツ、みんなG2レベルだったということだ

G1レベルは、普通はよほど何かないと勝てない

ただG1でも2着3着は誰がきてもおかしくはない

G2レベルだった今回のエリ女、というのはつまりハイレベルG1での3-5着を争うようなものだった

まり、誰がきてもおかしくない

そういうわけで、アカイイトは確かに強かったが、本物のG1レベルと戦えばまず勝てないだろう

が、それと同時に、カレンブーケドールやウインマリリンなんかと似た水準では今後も勝負できると思う

まあ、それにしても荒れたなあ

2021-11-11

anond:20211111140603

二桁着順が2回もある三冠馬と比べたらそこまで言うほどは負けてへんやろ!

2021-10-25

ほんまにコントレイルでええんか?天皇賞

大雨になった重馬場大阪杯

福永騎手「本当に強い馬は条件なんか関係ない」


「最強馬アーモンドアイにしか負けたことない三冠馬ライバルは2000未走のグランアレグリアだけか」

福永さんもそういうならコントレイルで間違いないやろ」

コントレイルに5千円や」

結果3着

福永騎手馬場が全てだった」

全然違うじゃん!この結果は何?本当に強い馬なら重馬場でも勝つんじゃなかったの?!」

「無敗三冠世代の弱さに恵まれただけ。福永騎手の言う通り、本当に強い馬ではなかった、ということ。当然の結果です」クイッ


これが我々の春の競馬ではなかったか

ウマ娘勢の初のGI競馬ではなかったか

今更秋の天皇賞で、「コントレイルはどれも負けていいレースはない」とか言われても説得力ないんだけど

コントレイルの力を疑うとかまじか?」とか言われても、福永騎手が「コントレイルは本当は強くない(曲解)」って言ったじゃん!

かに他の馬がコントレイルより強いんか?とか、大阪杯負けても実績は見事やろ、とか言われるとグウの音も出んのやけどさ

あの日福永騎手言葉から受けたショックはなかなか大きいで

2021-10-11

コントレイル今年で引退

まあそうだろうなと思ってたので驚きはない

有馬記念に出ないのと、宝塚記念に出れなかったので、グランプリ未出走の三冠馬ってことになる

状態のせいで仕方なかったのはわかるけど、できれば宝塚記念クロノジェネシスと白黒つけてほしかったな

有馬記念に出ないのなら、天皇賞秋とジャパンカップはしっかり二連勝して終わってほしい

大阪杯飛ばした分返してから引退してよね

2021-09-15

anond:20210915183559

続き

ルナワ    2400m級フランスアリカ女王

アイルランドまれアイルランド育ち  5歳牝馬

レーティング 期日までに対象レース出走なしのため圏外(昨年は122で21位タイ)  16勝9敗 (G1 3勝、重賞 8勝、アイルランド6勝、フランス2勝、アメリカ1勝)

2400mは、キャリア6戦5勝(11着1度)、ロンシャン2400mは昨年のヴェルメイユ賞G1)で勝利

2020年8月からG1を3連勝含む重賞6連続連対

ブックメーカー凱旋門賞オッズでは最近まで1位を示していたため、凱旋門賞でかなり有力と目される馬

直近のレースまではG1を3連勝含む重賞5連勝をしており、抜群の強さを示していた

勝ったG1は、ヴェルメイユ賞オペラ賞、ブリーダーズカップ・ターフなので、フランス牝馬の2400m・2000mチャンピオンかつアメリカチャンピオンと言える

いや、アイルランドの馬なんですけどね

特筆すべきは2400mで6戦5勝という、凱旋門賞への距離適性の高さ

競馬場も、ロンシャン2400mのヴェルメイユ賞を昨年しっかり勝っている

馬の絶対的な力だけで留まらず、凱旋門賞への適性をしっかり考慮すると一番不安がないのがこのタルナ

重賞5連勝中だったのが、今月のアイルランド2000m級最強決定戦アイリッシュチャンピオンステークスで2着敗戦

負けた相手世界最強の一角、2000m級最強のセントマークスバシリカ

この日もタルナワの持ち味のラストの追い込みの切れ味は抜群だったが、セントマークスバシリカとの差は縮まらずに惜敗

しかし、縮まらないというのは引き離されてもいないので、ラストの最高速はセントマークスバシリカとほぼ同じだと見ていい

スタイルは追い込み

最後方に控えて最終直線でえげつない伸びを見せる

シュリフがぐーーって伸びていく感じに対して、タルナワはセントマークスバシリカと同じで、ズバーン!って感じのえげつない加速をする

2000mではセントマークスバシリカポジショニング差分かに負けたけど、タルナワには少し距離が足りなかっただけな気がする

勝った2000mのオペラ賞もギリギリの着差だったので、2400mこそが専門に見える

2400mでもセントマークスバシリカは同じ切れ味を見せるかはわからないが、タルナワは間違いなく同じレベルの切れ味を見せるはず


スノーフォール    16馬身差の欧州オークス三冠馬

日本まれアイルランド育ち  3歳牝馬

レーティング120 世界18位タイ  12戦5勝(G1 3勝、重賞 4勝、イギリス3勝、アイルランド2勝)

2400mは、キャリア4戦3勝(2着1度)、ロンシャン2400mは先日のヴェルメイユ賞G1)で2着

今年からG1を3連勝含む重賞5連続連対

ディープインパクトの娘、母の父は大種牡馬ガリレオ

セントマークスバシリカと同馬主、同厩舎

母馬が日本ノーザンファーム委託されており、そこでディープインパクトの子スノーフォールを産んだ

その後アイルランドに渡って活躍

2歳の間はパッとしなかったけど、3歳になって覚醒

まずG3を勝つとその勢いのままイギリスオークスアイルランドオークスヨークシャーオークスを3連勝して、欧州オークス三冠を達成

中でも最初イギリスオークスでは、2着に16馬身差をつけるというゲームの大差勝ちみたいな伝説を作った

2017年スノーフォールと同じくオークス三冠を達成したイギリスのエネイブル(19戦15勝)は、キングジョージ6世andクイーンエリザベスステークス3勝、凱旋門賞は2連覇と3年連続連対をした化け物なので、スノーフォールもエネイブルに重ねて期待されている

ただし、この16馬身差というのは、例年良馬場なら2分35秒前後のところ、稍重で2分42秒かかったレースだったというのは意識に入れておく必要がある

何かとんでもなく走りづらい理由があったところ、スノーフォールだけがうまくクリアした、というような何かがあったのかもしれない

ヨークシャーオークス後、凱旋門賞直行するかと思いきや、初のフランスでのレースとして牝馬限定前哨戦ヴェルメイユ賞に出走

後方からまさかの伸びきれずで2着敗戦

それまで凱旋門賞で圧倒的本命かと思われていたが一気に混戦模様となった

敗戦理由は、位置取りが後ろ過ぎて届かなかった、という話もあれば、ちょっと最近レースに使いすぎでは?とかロンシャンの芝があってないのでは、という話もあって何とも言えない

このヴェルメイユ賞を勝ったのはアイルランドまれイギリス調教の3歳牝馬ティオナ(6戦3勝)

彼女スノーフォールとは3回走っていて、3回目の勝負ヴェルメイユ賞で初めてスノーフォールに勝った

スタイル差し

中段後方に控えて、最終直線でぐーっと伸びていく

彼女の残した結果を見るとすごい力があるのは間違いないんだけど、セントマークスバシリカやタルナワに劣らないほど上りが切れているのかは映像を見るだけじゃなんとも言えない

上がりタイムのデータとかどこかにあればいいのだけど

2分42秒の稍重で16馬身差、と思うと、タフなコンディションで真価を発揮するのかもしれない


ハリケーンレーン    欧州変則三冠馬

アイルランドまれイギリス育ち  3歳牡馬

レーティング121 世界11タイ  7戦6勝(G1 3勝、重賞 4勝、イギリス4勝、アイルランド1勝、フランス1勝)

2400mは、キャリア3戦2勝(3着1度)、ロンシャン2400mは今年のパリ大賞典勝利

デビューから3連勝後、イギリスダービーで3着、その後G1を3連勝中

最強馬アダイヤーと同馬主、同厩舎

ハリケーンレーンのお父さんもアダイヤーと同じフランケル

もはやアダイヤーと条件違うのお母さんだけ

デビューから3連勝、G2に勝って臨んだイギリスダービーで、僚馬アダイヤーに3着敗戦

イギリスではダービー馬になれなかったので、アイルランドダービーに参戦して勝利フランスダービー菊花賞中間のようなパリ大賞典に参戦して勝利して、欧州クラシック荒らし成功

さらイギリス菊花賞に当たるセントレジャーを勝利して、国をまたいだ変則クラシック三冠のようなものを達成

ダイヤーには負けてるし、アダイヤーの勝ったレースの質は別格だけど、ハリケーンレーンのほうが成績表はきれいなんや

パリ大賞典勝利の実績からか、現時点でのブックメーカーの出す凱旋門賞オッズはアダイヤーと同じ数値で、3番人気タイ

スタイルは先行

イギリスダービーでも先行するもアダイヤーに全くかなわなかった

パリ大賞典では前目に控えて、終盤かなり早く仕掛けて大差で勝っていた

ダイヤーやセントマークスバシリカラストの切れ味勝負をしてもおそらくかなわないので、早仕掛けをしていかに長く足を使うかが鍵に見えた

札幌記念のソダシみたいな展開に持ち込めば勝機があるかも?


ティオナ    スノーフォールに雪辱の女

アイルランドまれイギリス育ち  3歳牝馬

レーティング 圏外  6戦3勝(G1 1勝、重賞 1勝、イギリス2勝、フランス1勝)

2400m級は3戦2勝(10着1回)、ロンシャン2400mは今月のヴェルメイユ賞勝利

2連勝中

凱旋門賞圧倒的本命と言われたスノーフォールをヴェルメイユ賞で破り、一気に混戦状態に陥れた刺客

彼女スノーフォールとは3回走っていて、スノーフォールの連勝が始まったG3では3着、16馬身差のイギリスオークスでは10着と敗れていたが、3回目の勝負ヴェルメイユ賞で初めてスノーフォールに勝った

スノーフォールの16馬身差快勝のイギリスオークスは、何か特別なことが起きていたのは間違いなくて、あのオークス度外視してしまっていいのなら、5戦で1着3回、2着1回、3着1回となかなかの安定感を見せている

あのオークスを抜いたってスノーフォールが強いことには間違いないけど、そのスノーフォールを本番と同条件のヴェルメイユ賞で破った、というのは決して軽視できる話ではない

スノーフォールが連戦で疲れてただけ、とか、スノーフォールはロンシャンでは全然走らない、とかなら別だけども、スノーフォールがある程度いつも通りならやはりティオナが強いのでは、という話になる

お父さんは凱旋門賞シーザスターズ

シーザスターズのお兄さんは大種牡馬ガリレオ

スタイルは先行

ヴェルメイユ賞では2、3番手に控えて、コーナーは内ラチ沿いギリギリをロスなく回っているのが印象的だった

無駄のないレース運びから先に直線で抜け出すと、スノーフォールの見事な末脚をもってしても届かない力があることを示してくれた


クロノジェネシス    日本現役中距離最強馬

日本まれ日本育ち  5歳牝馬

レーティング120 世界18位タイ日本2位タイ  15戦8勝(G1 4勝、重賞 6勝、日本8勝)

2400m級以上は3戦1勝(2着1回、3着1回)、海外遠征UAE2400mのみで、欧州遠征はなし(UAEは2着)

G1を3連続連対中、2020年以降の全7レースで3着以内を継続

日本現役中距離最強馬にして、日本での歴代金額13位

デビューから一貫して北村友一騎手が乗っていたが北村騎手が大けがにより休養

直近の宝塚記念は初めて北村騎手以外のルメール騎手が乗り1着

凱旋門賞ではまた乗り変わりでアイルランドのマーフィー騎手騎乗予定だそう

初めての海外遠征ドバイシーマクラシックではミシュリフにクビ差負けの2着

帰国後はガリガリに瘦せていて衝撃を受けた、という話があるので、環境の変化には敏感なのかもしれない

そのため、あまり長くいさせないほうが良いとの判断からか、渡欧は9月24日とほぼ1週間前

ドバイ遠征経験をもとにベスト方法をとろうとしているはずなので、我々は信頼するしかない

日本で実績十分でありながら、日本の硬い高速馬場だけでなく重馬場にも強いため、欧州の重くて深い馬場にも十分対応できるのでは、と言われている

お父さんはフランス活躍し、凱旋門賞でも勝っているバゴなので、クロノジェネシスも十分適正はあると思う

ダイヤーのような欧州の化け物馬に勝てるかどうかは正直わからないが、せめてミシュリフにはリベンジしてきてほしい

黒い毛色だけど実は芦毛と聞いて驚く人も多いはず

スタイルは中段前目から直線で前を差す感じの先行


ディープボンド    パワーとスタミナお化け

日本まれ日本育ち  4歳牡馬

レーティング118 日本7位タイ  13戦4勝(G1勝利重賞 3勝、日本3勝、フランス1勝)

2400m級は3戦1勝(2着1回、5着1回)、ロンシャン2400mは今月のフォア賞を勝利

重賞3連続連対

3歳までは同じ馬主三冠馬コントレイルサポート役として活躍するも自身の結果には結びつかず

4歳になって重馬場の3000mという非常にタフな条件の阪神大賞典で5馬身差の完勝

そこから開花して天皇賞(春)で2着、フランス遠征してのフォア賞で勝利と、スタミナやパワーが要求されるタフな条件で安定して結果を示している

日本より深く重いロンシャンの馬場にも適性を示したと考えてよいし、フォア賞よりまだまだ上積みがあると思って間違いない

好条件のスピード勝負、切れ味勝負では分が悪いのだと思うけど、タフな条件となれば勝ってもおかしくはない能力を持つ

ただ、タフな条件の消耗戦はスノーフォールも得意としている(16馬身英オークス稍重)ので、道悪になればスノーフォールとディープボンドは相対的評価を上げるべきと思う

条件次第では馬券に絡んでもおかしくはない

騎手は昨年ソットサスで凱旋門賞を勝ったCデムーロ騎手

日本でお馴染みMデムーロ騎手の弟

キズナ前哨戦ニエル賞1着、凱旋門賞4着、父の父ディープインパクト凱旋門賞3位入線のち失格となっているので、親子3代での悲願を叶えるのかどうかにも注目

スタイルは先行

前目につけて最後にぐっと伸ばす感じが基本だけど、フォア賞ではワンペースで行くほうが強いという判断結果的に逃げとなった

周りの馬の位置取りに関係なくワンペースで走れたり、タフな長距離をしぶとく勝てるのは気性が良い証拠

そのへんがボンドの一番の強みかもしれない


まとめ

個人的には、アダイヤー、セントマークスバシリカ、タルナワの3強なんじゃないかなー、と思ってはい

スノーフォールは不確定なことが多すぎてよくわからないし、なんなら代わりにティオナの好走も普通に期待している

でも、出走頭数や枠などが決まったら、買い目はまたその通りにはならないと思う

枠が発表されたらまたお話しましょう

普通に今年の凱旋門賞解説する

みなさんお久しぶりです

ウマ娘やっていますか?

私はダビスタを買ってしまったのでめちゃくちゃプレイ時間が減りました

さて、凱旋門賞が近づいてきましたね

再来週10月3日だそうです

ディープインパクトの娘のスノーフォールが出走するし、ディープボンドが前哨戦のフォア賞を勝ったし、日本現役最強馬のクロノジェネシス派遣されるので、なんだか盛り上がってきましたね

JRAネット投票や場外馬券場で、日本でも凱旋門賞馬券が買えるようですし、ぜひ当てたいですよね

しかし、欧州の馬の実績なんて見てもようわからない、どのレース格式高いの?どのレース勝ったらえらいの?って感じの人も多いかと思いますので、ちょこっとだけ凱旋門賞に向けて解説をしていこうと思います

海外競馬について

色んな国で競馬が行われ、色んな国で勝手G1と称されると、馬の実績の比較が難しくなるため「国際競馬統括機関連盟」という機関とその下部組織が、国やレース国際的な格付けを行っています

その一番レベルの高い国がパートI国と言います

パートI国の初期メンが、アイルランドアメリカイギリスカナダドイツフランスなので、これらが競馬名門国と考えてよいかと思います

中でも競馬発祥の国イギリスは最高格だと思ってよいです

4年後の2期メンオーストラリア含む南半球の7国追加

さらに18年後に3期メンUAE

そしてその4年後2007年にようやく日本が加わります

2016年香港が加わったのが最後で、今はパートI国は16国あることになります

今は日本競馬レベルが高いですが、パートI国初期メンのG1レース日本G1と同等かそれ以上の質がある、と考えておいてよいかと思います

もちろん年による出来不出来もあるので一概には言えないですけどね


では、国ごとではなく、レースごとの格付けです

一般的には、ダービーステークスキングジョージ6世andクイーンエリザベスステークス凱旋門賞の3つがヨーロッパ最高峰レースとされています

ちなみにヨーロッパの最高賞金額レース凱旋門賞です

しかし、そのようなイメージとは別にレースにも毎年変動する国際格付けがあります

主な2000-2500m級レースの格付けは、2020年版では

(右スクロールあるよ→)

1位 インターナショナルステークスイギリス2063m、有力な国際競走)
2位 アイリッシュチャンピオンステークスアイルランド2012m、アイルランド2000m級最強決定戦)
3位 ジャパンカップ
4位 ブリーダーズカップ・ターフアメリカ、2400m、アメリカ芝中長距離最強決定戦)
4位 天皇賞(秋)
6位 エクリプスステークスイギリス2002m、ヨーロッパ上半期2000m級最強決定戦)
10位 有馬記念
11位 凱旋門賞フランス、2400m、ヨーロッパ下半期2400m級最強決定戦)
21位 パリ大賞典フランス、2400m、3歳限定クラシック三冠レース一角(フランス菊花賞?))
23位 キングジョージ6世andクイーンエリザベスステークスイギリス、2406m、ヨーロッパ上半期2400m級最強決定戦)
26位 大阪杯
38位 オペラフランス2000m、フランス2000m級牝馬最強決定戦)
43位 宝塚記念
47位 日本ダービー
60位 皐月賞
93位 ダービーステークスイギリス、2420m、イギリスダービー

ということになっています

出走馬の偏りによる質の差で変動するから、必ずしも納得できるわけではないですけど、ひとつの参考にはなると思います

また、2000-2500m 以外の距離か、2000-2500mだけど上記100位以内に入ってはいないものの有力なレースはあるのでいくつか紹介しておきます

ヴェルメイユ賞G1

フランス ロンシャン2400m

ヴェルメイユ賞フランス牝馬三冠レースの3つめ

ただし4歳以上も参加できる

日本で言えば秋華賞ができる前のエリザベス女王杯みたいなもの

凱旋門賞前哨戦でもあるし、フランスの2400m級牝馬最強決定戦でもある

ヨークシャーオークスG1

イギリス ヨーク2385m

4歳以上も参加可能イギリスの2400m級牝馬最強決定戦

日本で言えばエリザベス女王杯みたいなもの

イギリス牝馬三冠1000ギニーステークス、オークスステークス、セントレジャーステークスなので、ヨークシャーオークスはいわゆる三冠レースではない

・60位 セントレジャーステークス(G1)

イギリス ドンカスター2921m

3歳馬限定クラシックレース最後の一冠

イギリス牡馬牝馬三冠目はセントレジャーなので、牡馬牝馬同時に三冠馬が出ることはない

日本で言えば菊花賞にあたる

メロディーレーンが牝馬なのに菊花賞出たよね

デューハーストステークス(G1)

イギリス ニューマーケット1408m

イギリスのみならず、欧州中の2歳馬限定レースの中で特に重要とされる1戦

勝てば欧州最優秀2歳馬に選ばれるチャンスが高くなる

日本で言えば朝日杯FSにあたる

・フォア賞(G2)

フランス ロンシャン2400m

凱旋門賞前哨戦で、4歳以上の馬用のレース

真に有力な馬は前哨戦に出ずに直接凱旋門賞に出てくるので、フォア賞に勝ったから本番の好走を約束される、というわけではない

日本で言えばジャパンカップ凱旋門賞なら、フォア賞はアルゼンチン共和国杯みたいなもの

G2で完勝するのは立派だし、すごいことだと思うけど、アルゼンチン共和国杯勝ったならジャパンカップもいけるで!みたいなテンションにはならないように、フォア賞の結果で何かを語れるほど甘くはないという認識でいたほうがよい

ディープボンドはコースへの適性も示したし、足切りクリアでひとまず安心、くらいの気持ち


ちなみに馬にもレーティングがあります

今年1月以降の実績のみで評価されており、世界ランクトップ36頭までが発表されていますが、1位3頭、4位1頭、5位2頭、7位4頭、11位7頭、18位19頭という同率順位が多すぎる評価となっています

日本馬の世界ランクは、

レート121世界11タイグランアレグリア
レート120世界18位タイクロノジェネシスエフフォーリア、グローリーヴェイス、シャフリヤール

となっており、

日本馬だけのランキングだと、

レート121日本1位グランアレグリア
レート120日本2位タイクロノジェネシスエフフォーリア、グローリーヴェイス、シャフリヤール
レート119日本6位ワールドプレミア
レート118日本7位タイディープボンド、ダノンキングリーユニコーンライオン、ラヴズオンリーユー、レイパレ

となっています



凱旋門賞有力馬紹介

上記レース特性をもとに「フランス牝馬チャンピオン」のような肩書で紹介をしているけど、実際にはフランスレース外国馬が来て優勝すると「アイルランド馬だけどフランスチャンピオン」のようなことが起きています

香港最強のロードカナロア」みたいな感じだけど許して


ダイヤー    欧州最強馬

アイルランドまれイギリス育ち   3歳牡馬

レーティング127 世界1位タイ   6戦3勝(G1 2勝、重賞 2勝、イギリス3勝)

2400mは3戦2勝(2着1度)、海外レース経験なし

メイクデビュー以外5連続連対中、G1を2連勝中

3頭しかいない現時点で世界最高レーティング127を持つ最強馬の一角

欧州最高峰の格のある3レースのうち2つ、イギリスダービーキングジョージ6世andクイーンエリザベスステークスの両方を今年勝った3歳馬

これはアダイヤーのお爺ちゃん種牡馬ガリレオ以来の20年ぶりの快挙らしい

イギリス最強と言って差し支えないし、世界最強に片脚突っ込んでるとも言える

このまま凱旋門賞を勝てば名実ともに2400m級世界最強に、もっと言えば史上最強になる

フランス遠征経験がないのだけが心配だけど今年の実績で言えば本命でいい

本当は前哨戦ニエル賞に出す予定だったのが後ろ脚の感染症回避となって凱旋門賞直行になった

予想の意味では難しくなったけど、凱旋門賞への影響はないと思われる

ちなみに日本ダービージャパンカップの両方を勝った馬はシンボリルドルフトウカイテイオースペシャルウィークジャングルポケットディープインパクトウオッカの6頭しかいないらしいが、同年で両方勝っているのはジャングルポケットだけ

なんでよりによってそいつなんや

下で紹介するハリケーンレーンとは同馬主、同厩舎

レーススタイルは先行

2、3番手に控えて最終直線で怪物的な加速でぶち抜く

イギリスダービーでは内ラチ沿いの狭い隙間も構わずぶち抜いた

まさに怪物だと思った

お父さんのフランケルマイラーだけど、14戦14勝、G110勝、重賞12連勝の特別な化け物

フランケルのお父さんがガリレオ

日本ではソウルスターリングモズアスコット、グレナディアガーズのお父さんもフランケル


セントマークスバシリカ    2000m級欧州最強馬  *引退決定

フランスまれアイルランド育ち  3歳牡馬

レーティング127 世界1位タイ  9戦6勝(G1 5勝、重賞 5勝、イギリス2勝、アイルランド2勝、フランス2勝)

2400m級以上は経験なし、フランスはロンシャン1600m、シャンティイ2100mのみ出走経験あり(ともに1着)

G1を5連勝中

3頭しかいない現時点で世界最高レーティング127を持つ最強馬の一角

欧州で最も価値のある2歳馬G1デューハーストステークスに昨年勝った2歳チャンピオンで、今年もフランスクラシック三冠レース最初の2つ(プール・デッセ・デ・プーランジョッケクルブ賞)を勝っている

その後、三冠目のパリ大賞典へは出走せずに古馬戦線へ移行し、今年7月ヨーロッパ上半期2000m級最強決定戦のエクリプスステークス、今月のアイルランド2000m級最強決定戦のアイリッシュチャンピオンステークスを勝っている

朝日杯FS桜花賞皐月賞を勝ってクラシック卒業して、そのまま宝塚記念天皇賞(秋)を勝ったような感じ

名実ともに2000m級ヨーロッパ最強馬

このアイリッシュチャンピオンステークスでは2400m級女王ルナワに勝っている

2400mは経験がないのでわからないけど、父と母父が昨年の凱旋門賞馬ソットサスと同じなので、2400mも別に問題ない気はする

お父さんがシユーニ、お母さんのお父さんは大種牡馬ガリレオ

ディープインパクトの娘のスノーフォールとは同馬主、同厩舎

レーススタイル差し

最終列より少し前で控えておいて、最終直線でえげつないスピードでぶち抜く

瞬間の切れ味で言えば現役最強だと思う

2400m女王ルナワのラストの切れ味も相当やばいけど、アイリッシュチャンピオンズステークスではタルナワの切れ切れの伸びでも差を縮めさせなかった

切れ味勝負の展開に持ち込めばタルナワと同等以上と思っていい


シュリ    ドバイクロノジェネシスを破った馬  *出走回避確定

アイルランドまれイギリス育ち  4歳牡馬

レーティング127 世界1位タイ  13戦7勝(G1 3勝、重賞 4勝、イギリス3勝、UAE1勝、サウジアラビア1勝、フランス2勝)

2400m級は2戦1勝(2着1回)、フランスドーヴィル2000m、シャンティイ2100mのみ出走経験あり(ともに1着)

3着以内を5連続

3頭しかいない現時点で世界最高レーティング127を持つ最強馬の一角

昨年のフランスダービー馬(ジョッケクルブ賞(2100m)勝利

サウジアラビア出走2回、UAE出走1回の経験があり、今年春のドバイシーマクラシックではクロノジェネシス、ラヴズオンリーユーの3頭で叩きあいになり、勝ったのがこのミシュリ

ただし、イギリス帰国7月欧州上半期2000m級最強馬決定戦のエクリプスステークスに出走するも2000m最強馬セントマークスバシリカに3馬身差以上つけられ3着

さら欧州上半期2400m級最強馬決定戦のキングジョージ6世andクイーンエリザベスステークスに出走するも欧州最強馬アダイヤーに1馬身差以上つけられ2着

今のレーティング1位同士の対決ではいずれも敗れている

しかし、直近の8月イギリスで最も格式ある2000m級の国際戦、インターナショナルステークスでは2着に6馬身差をつけての完勝

これで一気にレーティングを上げて世界最高ランクに並んだ

これを見ると、クロノジェネシスは当然欧州格式あるG1で勝つことは可能だろうけど、セントマークスバシリカやアダイヤーに勝負できるのか?と言われると、うーん、となってしま

予想をたてる上でミシュリフとの比較基準になりそう

スタイルは直近のレースは先行、少し前は追い込み

ドバイシーマクラシックでは最後から追い込みをかけて、ラヴズオンリーユーやクロノジェネシス以上の伸びを見せた

キングジョージ6世andクイーンエリザベスステークスでも追い込んで、素晴らしい伸びを見せた

ダイヤーがそれ以上だっただけ

エクリプスステークスでは先行2番手からインターナショナルステークスでは中段前目に控えていた

レース展開やペースに応じて色んなレース可能な器用な馬だと思う

どんな展開になっても、最終直線はぐんぐん伸びる


続きます

2021-05-30

日本ダービーの人気上位馬を適当に紹介する

エフフォーリア

いまだ無敗。今年の大本命。

皐月賞を三馬身差以上で勝った馬は軒並み名馬らしいぞ。

エピファネイアジャパンカップ菊花賞馬だし、産駒の傾向から言っても距離大丈夫な感じがする。

鞍上横山武史は、名ジョッキー横山典弘の息子。

まだ22歳の若手で経験の浅さが気になるが、彼が勝てば「戦後最年少のダービージョッキー」ということになる。

これまでの最年少は「僕はダービーに乗ったんじゃない、ヒカルイマイに乗ったんだ」で知られる田島良保か。歴史ですねえ。

サトノレイナス

牝馬でのダービー制覇」を目指す女傑。

これまで6頭のダービー馬を出しているディープインパクト産駒だし、

もともと末脚が自慢で桜花賞よりオークス向きだと言われていた馬だが、

これほど人気しているのはもちろん14年前のウオッカを想起するからだろう。

しかし7年前のレッドリヴェールのことも忘れてはいけない。

はたして勝利の美酒に酔えるか、それとも。

グレートマジシャン

あのフォイヤーヴェルクの弟、というだけで競馬ファンはドキッとするのではないか

デビュー前には「別の生き物」「凱旋門賞意識している」などと絶賛されつつ、いざ走り出したら負け続けでがっかり、ということで有名な馬である

ちなみに今でも現役で、障害重賞まで勝っているのだから普通に考えるとなかなか優秀なのだが、さすがに前評判が高すぎた。

というわけで、「フォイヤーヴェルクのように騙されるんじゃないか…」という不安意味でも、

「もしかしたら真の怪物は弟のほうなのかも…」という期待の意味でも、実績以上に注目されているのがグレートマジシャンなのだ

ちなみに母系ドイツ血統で、産駒の傾向から見ても、距離は伸びるほど良いのではないかと思われる。

ワンダフルタウン

鞍上和田竜二。あの覇王テイエムオペラオーの主戦だった男である

その彼が「オペラオーに近い」と絶賛する馬こそ、このワンダフルタウンなのだ

本当なの? マジでオペラオー? だったら鼻差圧勝してしまうじゃないか

青葉賞勝ち馬ダービーで勝てない、というのが競馬界のジンクスなのだが、はたしてどうなるか。

シャフリヤール

やはり見逃せないディープインパクト産駒。牡馬ではこの馬が筆頭格か。

兄に皐月賞アルアインがいる良血で、共同通信杯ではエフフォーリアに敗れるも、毎日杯で驚異のレコード勝ち

あえて皐月賞パスしてダービーに照準を合わせてきた。

鞍上福永祐一。3年前に悲願のダービー制覇を果たし、昨年は三冠馬ダービーを勝った男が連覇を狙う。

ヨーホーレイク

ディープ産駒なら彼を忘れてはいけない。

母クロウキャニオンは、毎年のようにクラシック戦線を賑わせる仔を産む名牝だが、

どうにもGIは勝てず「善戦マン」の印象がついている。

今年こそGIを、それもダービーを勝って、兄姉たちの無念を晴らせるか。

ちなみに馬主金子真人で、もしヨーホーレイクが勝てば、なんと5度目のダービー制覇である

ウマ娘的には…

エフフォーリアの父エピファネイアの母父がスペシャルウィーク

ワンダフルタウンの父ルーラーシップの母がエアグルーヴ

タイトルホルダーの父ドゥラメンテ祖母エアグルーヴ

タイムトゥヘヴンの母キストゥヘヴンの父がアドマイヤベガ

といったくらいであまり絡みがなかった。残念。

2021-04-23

競馬ファンはなんで急に繊細ヤクザになったの?

競馬ファンって何十万何百万と馬にぶっこんでる気の狂ったオッサンが大半なわけだよ。

あいつらが「俺の好きな馬の検索汚染がひどい…」なんて泣いてると思う?

んなわけないでしょ。

5chの競馬板なんて元から罵詈雑言の嵐よ。

エル基地VSグラ基地VSスペ基地とか

ウオ基地VSダスカ基地とか

ディープ基地VSオルフ基地とか

今でも罵り合い貶し合ってるわけですよ。

あ、「基地」っていうのは「キチガイ基地外」の略ね。

互いにリスペクトした上で自分の好きな馬の良いところを語る…なんてことあるわけもなく、

海外コンプだの府中専用機だのポキオンタイマーだの薬物失格だの天皇賞11着だの、

相手馬鹿しまくってるわけですよ。

スペはグラスにもエルコンにも負け越してる雑魚だとか

エルコンモンジューに負けてスペは勝ったからスペのほうが強いだとか

そういう不毛にもほどがある言い争いを20年以上続けてきてるんですよ。

ディープ産駒の注目馬が惨敗したら

「早枯れマイラーwww」「馬肉行きwww」

オルフェ産駒の注目馬が惨敗したら

種牡馬失敗確定www」「鈍足駄馬www」

てなもんですよ。

なーにが「エアシャカールゴミなんて言われて悲しい」だ?

これまでも「クラシック価値を貶めた駄馬」だの

「もし三冠馬になっていたらと思うとゾッとする 」だのさんざん言われてただろ。

ディープなんて未だに「ドープインパクト」とかいって煽られとるんやぞ。

馬主が「ゲームに出したらボロクソに言われるかも」なんて危惧してるとしたら

まず間違いなく競馬ファンのこれまでの言動が原因だわ。

そんな競馬ファンがいまさらウマ娘のせいで好きな馬が汚されて…」って何の冗談やねん。

ウマ娘が気に食わないか嘘松しました」って正直に言えや。

私は、匿名掲示板に書かれた意見世論の大半を反映されたものと思い込んでる匿名掲示板ユーザーが大嫌いです。

素晴らしい意見です! 蒙を啓かれました!

たかだかサジェストに「嫌い」と出てきたくらいでゲームやそのプレイヤー全体を否定しだしたり、

増田かいう掃き溜めに書かれたエアシャカールがどうだのマヤノトップガンがどうだのといった記事に感化されて「オタクはわきまえろ」なんて言い出さないよう気をつけていきます

2021-04-22

anond:20210422073712

言うて昔から競馬ファンエアシャカールのことボロクソ言うてましたやろ

それこそ「三冠馬にならなくてよかった」とか「最弱の二冠馬」とか何度聞いたかからへんで

ウマ娘がなくても「弱い」とか「ザコ」とかサジェストされてたんとちゃいます

競走馬イメージを著しく損なう表現ってさー

エロとかそういうことじゃないでしょーが

エアシャカールっていう馬がいるんですよ

ウマ娘アプリにも出てくるんスけど

SSRなのねスーパースーパーレア。一番レアなやつ。

ただちょっと他のSSRと比べると使いづらくてね

いわゆるハズレアレアカードなのにハズレ)扱いなんですわ

それはいいよ。ゲームからね。強い弱いは出てきます

ただそれでさー、ゴミだのクソだの検索汚染すんなや

挙げ句の果てには元の馬もそんなに強くなかったとか言い出す始末ですわ

いうて皐月賞菊花賞の二冠馬だかんね

日本ダービーハナ差の二着なので準三冠馬として扱われることもある

前後世代(とジャパンカップ大敗)の印象があまりにも大きいから、最弱の世代なんてよばれてるけど

エアシャカールはそこそこ勝負してたかんね

他の世代と比べて特別弱いってわけじゃねーんだわ

別にモチーフにした擬人化美少女ちょっとエッチな絵書いたって競走馬イメージは損なわれねーよ

でもちゃんと実績を残した馬をゲームイメージだけで雑魚扱いは競走馬イメージを著しく損なうだろうがよ

おまえら同人屋が金儲けすんのが気に食わないから、錦の御旗を手に入れて燃やして回ってるだけだろ

それはそれで良いけども(俺も同人屋の金儲けは気に食わん。でもpixivエロ絵は増えてほしい)

本当に競走馬イメージを著しく損なう表現を気にかけてるんなら、こういうところを気にしてくれよ

ゲーム内での調整が甘かっただけで、大事自分とこの競走馬が不当に弱い扱いされるようなら

うちの馬は出さんといてくれ、っていう気持ちも当然じゃないか

お前らだってサービスが長く続いてキャラもいっぱい出てきたほうが良いだろ?

5chとかで書いても流れはえーし長文読まねーし

ここにもウマ娘やってる人けっこういるでしょ

ちょっとした心がけでな。たのみますわほんと

2021-04-09

ウマ娘風に日曜の桜花賞解説する

ウマ娘に詳しいみんなはもう知っていると思うけど、桜花賞は3歳になったウマ娘が走る生涯1度きりのクラシック3冠タイトルのうちのひとつG1レース

若手の登竜門芥川賞みたいなもんですね

その中でも桜花賞シーズン最初レースなので、有馬記念天皇賞、またはシーズン終盤の秋華賞などと比べると、実績のあまりない若手ウマ娘たちが走ることになる

なので古馬が走るレースみたいなドラマは、背景にまだあんまりないです

ウマ娘は3歳から4歳くらいまではぐんぐん成長するので力関係も日に日に変わっていくし、不確定なことが多いです

なので、桜花賞アニメ12話で言うと2話くらい?と思って秋への伏線として楽しめばいいかと思います

その中でも気になる点を少しだけ紹介しておきます

注目度トップクラス  ソダシ

めちゃくちゃ珍しい白馬白毛ウマ娘

ウマ娘キャラデザとして、馬の毛色とウマ娘の髪の色が一致しているのは知っていると思いますが、白髪オグリキャップメジロマックイーンゴールドシップなどはどうなのかというと、芦毛と言われます

芦毛は生まれとき茶色い毛で、成長とともにグレーから白がかった色味に変化していくのに対して、白毛は生まれた時からずっと真っ白

デザインとしては、鬼滅のクモの鬼の姉さんか母さんのような髪も肌もドレスも真っ白なウマ娘なんだろうなと想像しています

白毛馬はそもそも数が少なく、今までの歴史中央では30頭くらいしか走っておらず、中央トゥインクルシリーズ勝利をあげたのもソダシのおばあ様のシラユキヒメが初(*間違いすみません、初勝利ではなく、初めて馬券からむ(3着以内)でした。指摘ありがとう

おばあ様シラユキヒメの両親の血筋白毛はいないため、シラユキヒメ白毛突然変異で発生しており、その形質は娘のブチコ、そしてソダシへと受け継がれている

古くから白毛ウマ娘は勝てんやろ、という言説はかなりあったけど、ソダシ自身が勝つことでその偏見を少し打ち破ってきている

差別偏見と闘うストーリー付与できるかもしれません

ソダシの実績は4戦4勝

2戦目、3戦目がG3、4戦目でG1阪神ジュべナイルフィリースを走り、全て勝っている

白毛馬の芝の重賞制覇、G1制覇は初だし、これ以降ソダシがいろいろやるたび、白毛初がついてまわる

ジュベナイルフィリーズは2歳牝馬チャンピオン決定戦という位置づけなので、この世代でのディフェンディングチャンピオンといえる

トレセン学園入学試験1位だった感じか、入学後の1年生限定レースで優勝した感じ

ただし、ジュベナイズフィリーズ覇者が順当に桜花賞勝ったケースはほとんどない

それだけ数か月でライバルのウマも成長するのだが、それでもソダシがおそらく一番人気になるだろうと言われているし、実力もトップクラスで間違いない

タイプは先行で、ずっと前めにつけて勝負する

気になる点は、ソダシのお母ちゃん、ブチコはゲート難で、出走前に扉破壊、ゲートくぐって飛び出す、なんてことを3度やって、2回競走除外になった

鞍上ルメールがゲートで落とされて骨折したりしているし、3度目やらかしたせいで引退した

ソダシも立派にその血筋を受け継いでおり、ゲートでは割と暴れるらしい

でも週1でゲート練習やってて、だいぶよくなっている!だそうですが

そして、あのゴールドシップと同じチーム(厩舎)、同じトレーナー調教師)で、厩務員いわく、ゴールドシップとかなり似ている!だそうです

幼くてやんちゃわがままで暴れるけど、レースになれば真面目で抑えも効くらしい

差別偏見と戦う真っ白で美しいウマ娘が、天真爛漫でゴルシ級に暴れる、って想像すると、そりゃあ萌えるよね

ゴルシの再来に馬券を託せるかはあなた次第です

父親ダート最強馬クロフネ


注目度トップクラス  サトノレイナス

サトノダイヤモンドと同じ、名門サトノ家のご令嬢(サトノ家の家業ゲーム販売セガ

お姉ちゃん(兄)にサトノフラッグがいる

レイナスとは女王スペイン語複数形らしく、複数タイトル獲得を宿命づけられている

レイナスちゃん所属チームからは、あの史上最強女帝アーモンドアイと、アパパネという2人のトリプルティアラウマ娘牝馬3冠)が誕生している

チーム名はチーム国枝(国枝厩舎)

ここは強い牝馬を育てるのも、桜花賞勝たせるのも慣れていると思われるので、レイナスちゃんも偉大な先輩のような道を歩む期待感あり

実績は3戦で2勝、2位がひとつ

2位になったレース阪神ジュベナイルフィリーズでソダシに負けた一戦

このレース最後の直線で差しトップに立った後に、ぎりぎり差し返されてのハナ差だったし、ソダシと力の差はほぼない

レースのあった12から4か月たって、筋肉のつき方が子供のものから大人のものへと変貌しつつあるらしく、今の力はソダシより上なんじゃないか、というような期待感もある

同じ相手に2連敗するわけにいけないし、ここで勝ち切ればよきライバルとして、オークス以降も楽しみになってくる

ちなみに阪神ジュベナイルフィリースは、ハナ差クビ差で3頭がもつれる結果となったけど、3着の子桜花賞回避したので、今回はおそらくソダシとレイナスの2強だろう、という見方が多い

性格的には折り合いが付きやすい(騎手の指示を聞きやすい)子らしく、従順で頭がよいのだと思われます

スタイルは中段の後方につけることが多く、いわゆる差しウマといっていいかと思います

わりとダイヤちゃんそのままのイメージでいいかもしれないですね

父親ディープインパクト


注目度次点  アカトリノムスメ

牝馬3冠を達成したアパパネの娘

アパパネハワイにいる赤い鳥らしく、その娘なのでアカトリノムスメと命名されたそう

母親以上の成績を残して、母親のことをアカトリノムスメの母、と呼ばせるようになってほしい

父親ディープインパクトで、両親ともに三冠馬

そのわりには名前適当過ぎんか

名前血筋からして、背負ってるものが多すぎるような、業の深い子だと思う


4戦3勝で、G3をひとつとっている

負けたのはデビュー新馬戦での7着で、その後3連勝中

の子もサトノレイナスや母アパパネと同じ、チーム国枝

ウマ娘的にはエアグルーヴみたいに、母と同じチームで、母と同じトリプルティアラを目指すストーリーをこの子に重ねて見ることができる

レーススタイルとしては真ん中につけるレースと、最後方につけるレースが半々だけど、後方にまわったレースで負けてるし、騎手は今回前につけたいと言っている

性格はおとなしくて落ち着いているとのこと

まだ若いのにもう落ち着きが出ているということだし、ウマ娘キャラとしてはスーパークリークみたいなお姉さんをイメージしたらよいのかな?

の子がこれから親に負けずに勝っていくならマックイーン的な王者キャラ付けになるだろうし、ここで負けてしまうならキングヘイローみたいなアイデンティティと戦うキャラ付けになるかもしれない

ここで勝たないと母親を超えれないため、本当に「アパパネの娘」になって自分名前を名乗れないウマ娘になってしま懸念があるし勝ってほしい

まわりからのんびりしてそうで、幸せそうに見えているけど、夜な夜な親の偉大さに押しつぶされそうになって寝れなくなっている様子を想像してしま



注目度次点  メイケイエール

ひいじいちゃんがソダシの父親クロフネ、その奥さんまりひいばあちゃんがソダシのおばあちゃんシラユキヒメ

母親シラユキヒメの孫のシロイジャーって名前白毛の馬だけどメイケイエールは白くない

父方の祖父ディープインパクト

これだけ見るとみんなよりひと世代若く見えるけど、みんな3歳

実績は5戦4勝で、G3を2つ、G2を1つとっているので実績と実力は出走馬の中でも十分

負けたレースはソダシが勝った阪神ジュベナイズフィリーズでの4着

そこからG2チューリップ賞を挟んでの参戦となっている

気性難として有名で、レースさせるにはまだ危険とまで言われるほど

負けたジュベナイズフィリーズはかかりっぱなしで、言うこと聞かずに大外回っての4着

チューリップ賞も、とにかく前にウマがいたら抜かさないと落ち着かなくなるらしく、武豊と大喧嘩しながら走って、結局騎手は諦めて最終コーナーより前からスパートかけさせて先頭に立つ

直線で後ろからエリザベスタワーに差されるも、根性で脚を伸ばして差し切らせず、同着での1着に持ち込むという(チューリップ賞動画みると騎手との喧嘩っぷりに笑う)

乗ってた武豊ですら、頭をかかえたらしいけど、こんなんもう負けやろうというレースをしておいて最後ちゃんと合わせてくる能力の高さは間違いないみたい

もし騎手と折り合って力を100%出せたら?と思うとまだまだ能力は底知れない


しかし、実は気性難というより、本当は真面目なおりこうさんらしく、レースもムキになったり闘争心むき出しというよりかは、「これを抜かせばいいんですよね?マスター」みたいな感じの生真面目さからくるという話

普段はおとなしいけど、仕事になると私生活もペースも無視して突っ込んでいくバリキャリタイプのようです

ウマ娘キャラ的には、医療品が足りてない!って騒いだり、タイキシャトルをとっ捕まえたりしてる場面のたづなさんのイメージ

ミホノブルボン的とも言えるかもしれない

たぶん、部屋は散らかってると思う

今回は主戦騎手武豊が負傷療養中で、かわりに横山典弘が乗ることになる

横山典弘はゴルシにお祈りしながら乗ってた人だし、馬の気持ち尊重して乗る名手

今回は馬具も馬を従わせるための拘束のきついものは全部やめることにしたそう

というわけで今回は変に折り合わせようとせず、馬の気分にあわせて逃げるんじゃない?って予想も多いです

これで勝ったらサイレンススズカの再来と言われるはず



その他

アールドヴィーヴル、エリザベスタワー、ファインルージュソングラインシゲルピンクルビーあたりも名前があがってます

関係を正確に把握するのはなかなか困難だと思います

2021-04-03

ウマ娘風に明日大阪杯解説する

本命馬  コントレイル

ディープインパクト以来の無敗の三冠ウマ娘(息子)

ウマ娘では無敗三冠ウマ娘シンボリルドルフの息子のトウカイテイオーがルドルフに憧れて、という設定になってるけど、それと同じで、コントレイルシンボリルドルフ以来の無敗三冠を達成したディープインパクトの息子で、コントレイル自身ディープインパクト以来の無敗三冠を達成した

まり菊花賞回避しなかった、夢を叶えたトウカイテイオーという立場

ドルから生徒会長を受け継いだディープ明日コントレイルを見守っていると思う

性格は素直で穏やか、御坊ちゃまタイプらしく

ウマ娘で言えばメジロマックイーン的なキャラ想像して貰えば間違いない

しかし、無敗の三冠ウマ娘コントレイルは昨年のジャパンカップで初めての敗戦

2着に敗れた

負けた相手アーモンドアイ

これまでのG1最多勝シンボリルドルフテイエムオペラオーキタサンブラックらによる7冠だったのが、アーモンドアイはこのジャパンカップG1国内8冠、海外合わせて9冠を達成

アーモンドアイは牝馬、メスなので、牝馬三冠ウマ娘でいうトリプルティアラを達成しているし、つまりシンボリルドルフを超えたエアグルーヴといったところ

性格的には大人しいけどスイッチちゃんと入る真面目系らしく

キャラ的にはサクラバクシンオー学級委員長タイプエアグルーヴ無骨な感じでまとめた感じのイメージ

で、ルドルフを超えた威厳がある感じ

アーモンドアイはこのジャパンカップ引退しており、コントレイルはそれ以来の出走

コントレイルはもうリベンジすることができないアーモンドアイの背中想像して走るだろうし、アーモンドアイはスタンドディープ会長と一緒にその後のコントレイルの成長を期待して観戦してると思う



対抗馬 グランアレグリア

距離マイル帝王

ウマ娘で言えばサクラバクシンオータイキシャトル位置付けで、マイルまでなら敵はいない

キャリア終盤のもはや隙のないアーモンドアイと安田記念(マイル)で戦った時も、寄せ付けずに強い勝ち方で勝っている

無敗三冠コントレイルに勝った史上最強アーモンドアイ、アーモンドアイにマイルで勝ったマイルスペシャリストグランアレグリアという構図で、コントレイルグランアレグリアはどちらが速いのか?という比較基準アーモンドアイを持ってくると、コントレイルを優位に推すことができなくなる

コントレイル三冠馬の名前から現役最強を示すには直接勝たなきゃいけないし、グランアレグリアもまたアーモンドアイに勝った力を示さなきゃいけない

ひとつ問題があるのは、これまでマイル以下しか走ったことがないグランアレグリアにとって、今回の大阪杯は初めての中距離、2000メートル

距離不安を言っている人は今のところ見当たらないか問題はないと思うけど、コントレイル土俵で戦うことには違いはない

ここで勝てばまじでコントレイルが噛ませになってグランアレグリア主人公になる

そしてグランアレグリア牝馬、メスなのだ

史上最強女帝アーモンドアイの想いを継承するのはグランアレグリアか?コントレイルか?という観点で見ることもできる

スタンドで見るアーモンドアイが応援するのはどっちだろう?

ちなみにグランアレグリアディープの娘


穴 サリオス

前走の1レースだけ騎手ミスもあって不甲斐なかったけど、それを除けば通算6戦で4勝、あとの2戦も2位という好成績

そしてその2つの2位はどちらも三冠を争った皐月賞ダービーコントレイルに競り負けての2位

コントレイルアーモンドアイとディープ背中を追うのだろうけど、サリオスからしたらそうはさせない

しっかり俺の方を向いてもらう

借りはきっちり返さなきゃいけない、という気迫があるはず

性格は穏やからしいので、どちらかと言えば内に闘志を秘めたナイスネイチャライスシャワー系のキャライメージ

3度目の正直として、ライスシャワーのようにコントレイル執拗に追ってくるイメージで見たらいいと思う




大穴 レイパレ

ここまで無敗、5戦5勝

まだG1を走ったことはないけど無敗でG3をとって順調に上げてきた初めてのG1明日大阪杯

まだ実績が少ないのと初めてのG1で、明日どのくらいできるのかは誰もわからない

実力はなんとも計り難いけど、無敗は無敗だもんな、という期待感がある

の子は逃げ馬

のんびり屋さんだけど逃げる無敗ウマ娘ということで、ウマ娘キャラとしてはセイウンスカイイメージ

の子牝馬、メス

逃げ馬はテレビ的には目立つし、まずは先頭はレイパレ〜、という展開で見やすいかも?

明日は雨が降って重馬場になると、終盤のスパートスピードが出ずに、逃げに有利に働く可能性もあるかもね

の子ディープの娘

2021-03-24

ウマ娘ハルウララストーリーが好きじゃない

なんでだ

「楽しく走れればいいよ」精神が「三冠馬になりたい」とか明確に勝たねばならん理由のあるやつに勝ってしまう(ゲーム上勝ててしまう)からか?

一応有馬記念に出るために勝ちに行くけどもっと違う気がする

私のことが好きな人のために走るから商店街のみんなとか?

そこに関してそんなに喋ってなかった気がするからわかんねえ

友人に喋ったら「???」な反応されたかもやつく

俺と同じ人間いなくないと思うからきじゃない理由をあげてほしい

2021-03-18

ウマ娘に対するお気持ち表明。

擬人化を好きになり始めたのは、ビスケたんの頃である

もう少し仔細な話をすると、2chというか、オタクな界隈で「擬人化=モノや概念美少女化」というふうに通じる時期があった。今はもっと多様と言っていいだろう。

当時流行っていたのは、覚えている限りだと、下妻市シモンちゃんびんちょうたん、当時ネコミミ新幹線として話題を呼んだファステックたんなど…

あとは某島田先生のWW II期の戦闘機擬人化など…

書いてて思い出したが、当時はやたら「たん」けが流行っていた。

そうした後、擬人化たん白書なる書籍販売されたりと、擬人化界隈は小さな広がりを見せていた。

商業化という面では、エロゲの題材のほかに鉄道むすめなどある程度成功しているものもあるが、明確に大規模なマーチャンダイズが行われたのはおそらく、ヘタリアが契機のように思う。

キャラクター商売」の型ができ始めたあたりだろうか。

AKB48アイドルマスターがおよそ2005年ヘタリアはおよそ2006年。この辺りで、通信デバイス進化趣味の個立化によって「キャラがいればいるほど、一人以上の推しがつく」時代に入る。

擬人化においてヘタリアがもたらしたもう一つの意義は「語らざる背景」にある。

これはこの後の擬人化ビッグマーケットである艦これ」、「とうらぶ」などに通ずるが、単なるモノの擬人化に対して、「国」「艦艇」「刀剣」には、その名の由来となる歴史(背景)が付随することとなった。

これにより「最初キャラ造形とその後の保守さえ矛盾なく頑張れば、残りのキャラの(膨大な)コンテクスト各自で拾ってくる」という、実に効率的かつ大胆大規模な商品が生まれることとなった。

上手いやり方なのだ。例えばネット流行ったMeたんキャラなどは、どこまで行ってもスーパーフリー現象ぐらいなものだ。他は同人で膨らませるしかない。

だが、のちに「ナマモノ」とも言われるこれらは、取扱注意がある反面、物語は湧いて出てくる。

しかも種類が多い。莫大な数だ。四十七士や48人どころではない。

かくして大量消費社会にあって物語を湯水のように消費するマーケットができた。

かつてあった擬人化たん白書を今作るなら、野球名鑑やタレント名鑑の厚さを超えてしまうだろう。そんな歴史をひたすら消費してきた。

そこにまた新たなナマモノ消費がやってきた。

ウマ娘だ。

やっとウマ娘の話だ。

ただ前段でちらと述べたがナマモノは取扱注意なのだ

それを、おそらくは初っ端から、しくじっていた。

もちろん実際にどういうやりとりがあったか想像するしか無いが、企画先行で、根回しが足りていなかった(ないし認識が甘かった)可能性はある。

それはそれとして、プロジェクトとしては続行となり、擬人化が好きな筆者としては、新たな商品にワクワクした。

ギリギリオグリキャップはしらず、マキバオーを読んでこなかった筆者は、それでもディープインパクトハルウララ、そして何故かテイエムプリキュアは知っていた(確かエリ女で二着だった年で、知人が名前買いしていた)

せっかくの競馬擬人化ながら、当世最強の名高いディープインパクトが、噂ではトラブルで出せなさそうという話は、ちょっと残念ではあったが、

その後jraの2011-2013の激アツcmを見てからは全く気にならないどころか、その辺りはドンピシャで出てくる娘が多く、期待は高まった。

その後この期待は乱高下することになる。延期の発表、アイマスの有名Pの参加、その脱退、コンテンツ広報であるぱかチューブの勃興と黄昏カンリニンチャンの失踪

それでもウマ娘を待ったのは、擬人化コンテンツが好きで、一期のアニメが良かったからに他ならない。

この頃には、ウマ娘を契機として今の競馬を追うようになっていた。

まさか2018JCを目の前で見る日が来ようとは思わなかったが。

この時点では、擬人化コンテンツとしてのウマ娘を待ち続けていた。

からゲーム内容はそんなに気にしてなかったのだ。多少面白ければよい。第一クオリティアップのための延期」はあまり良い予兆では無い。まず安全リリースをして欲しい。擬人化コンテンツの消費がしたい。

そういう思いだった。

2020年度。

コロナ禍吹き荒れる競馬界でいくつかの奇跡が起きた。キセキはあまりいい成績ではなかったが。

ディープインパクト以来の無敗の三冠馬英雄の子コントレイル、史上初の傷なきトリプルティアラ神威の子デアリングタクト、そして全ての記録を過去にせん勢いで疾る灼熱の少女平成最後アイドルホースアーモンドアイ。

この三帝が一堂に会するJCは、今後100年は見ないだろう。

障害戦線では、老いて尚壮健な黄金血統オジュウチョウサンが記録を打ち立てていた。

かにも色々あるが目立つものだけでこれである

その年末に、待ち侘びた奇跡がやってきた。

カンリニンチャンが帰ってきたのだ。

間違えた、ウマ娘リリース予定日が初めて日付になったのだ。

この時点でも、ウマ娘は、擬人化コンテンツアイドル要素の融合ぐらいに思っていた。

アニメ一期のスポ根は、まぁストーリー要素程度だろうと。

認識が変わり始めたのはアニメ二期二話からである

このコンテンツは、ウマが勝つことに真摯であろうとしている。

それは、最初の開発からは感じられなかった点でもあり、しか競馬のもの擬人化の範としたときに不可欠な要素だった。

そしてそれは、二期のアニメを経て、GIRLS'LEGEND Uで高らかに掲示された。

顔のいい女の子たちが、頑張るぞーってなしかめつらで、とっとこターフを走る光景は、ついに裏切られた。

相手を食い殺さんばかりの気迫、道々宿敵をねめあげる眼差し、食いしばられる歯、揺れる大地、高速で過ぎゆく背景。

そこにあったのは「アスリート育成ゲーム」だった。

大概にして、ゲームでの勝ち負けなど、ただの数値である

それでも、レースを通して、シナリオを通して、曲を通して、「勝つことの意義」に魂を宿そうという意図が受け取れる。

そして、それを説得させるだけのゲーム映像技術を持ってきたのには舌を巻いた。

そうして、競馬のもの追体験するようなゲームの熱が、今日このように広がって行くようなことは、全く予想しなかった。

擬人化コンテンツが遊べれば良かったのだ。

エヴァの例え話で25年のパンケーキなんて話があったが、

ウマ娘で言えば、前評判のいいサイゲ屋のパンケーキを注文したら、ちょっと作り直すと言われたのだ。

焦がしたのかな?トラブったような音も聞こえた。まぁ食えるのが出ればいいや。変なものは出るまい。

そうして出てきたものが、行列ができるレベルの至高のパンケーキだったのだ。

魂消る。そりゃ魂消るさ。

ウマ娘リリースされてまだ一ヶ月も過ぎていないが、自分の中では、このような擬人化史が去来していった。

だが今は、擬人化コンテンツとしてのウマ娘…ではなく

ウマ娘」の、情熱理念に惹かれているのだ。

余談としてウマ娘ゲームとしての魅力を付記する。

ウマ娘を通しての競走馬の育成シミュレーションとしては、おおよそパワプロのようなシステムなので、こういうシステムが苦にならない人には向いている。あれもアスリート育成だしな。

その上で、シナリオ内で、史実競走馬についてくる物語がなかなかどうして、熱い。

歴史を超えるリベンジなどというのは艦これに引けを取らない熱さである

艦これとの比較として、お祈りゲーであることは同じであるが、大艦隊のうち6艦艇を率いるため育成が平らであるのに対して、ウマ娘は一アスリートを根から育てることとなり、まさに密である。一頭との濃密な関係が、レース本線を熱くする。

「キミと勝ちたい」。これがまさにテーマなのだ

かつ、この娘たちが今「生きて」いて夢を「夢のまま終わ」らせないチャンスがある。

それが史実リンクしたとき、血がたぎるのだ。

最後に、このお気持ちポエムを書かせた、ぶっ飛んでる構成してる神曲、GIRLS'LEGEND Uに敬意を表する。

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