はてなキーワード: 権利関係とは
Webフォントに関しては、美しさで伝統的フォントに及ばないって印象が正直なとこなんだよね。
判断難しいとこあって、デザインはプラットフォームのなかで活きるものだから、スクリーンの視認性とか、掌サイズのちいさいデバイスで可読性があるか、日本語だったら基本横組みのWebの世界で最適化されているかとかも考慮に入れた評価をしないといけないと思う。
でも、情報伝えるのと同時に満たしたいタスクとして、「非言語の雰囲気、感情的ムードを共有する」とか「デザインコンシャスな人の審美眼に耐える」ってとこも考えたい。
そこ考えてたとえばTrajanに置き換え可能でいいパフォーマンス出すWebフォント探してCinzelかな、ってなって、ここら辺は縦と横の線の細さがあんまり変わんないとか、WやJのエレメントのシャープさとか見て決定するんだけど、やっぱ文字組んでみるとTrajanの方が出来上がった文字組として綺麗だなっておもうんだよね、CinzelはなんかTrajanを追いかけてるんだけど、細部で越える事ができてない、って感じたり。
そこら辺はGaramondの代替でCrimson Textかなーってなったときも、ちょっと繊細さがないのが気になっちゃう。
Adobe fontだったらWebフォントで使えるかもだけど、ビジネス的なことを言うと権利関係とか制約めんどい事多いし。
同様のめんどくささはモリサワ系日本フォンとにもいえて、ちょっと使うためのハードルが高い。
それに読み込みの速さとかも、まああるよね、日本語はサイズが巨大だからなんかテンポ遅くなるし。
つかいやすいgoogle fontの中で「お、これはなかなかいいな」って思うのはLatoかなー。
サンセリフとしての基本的読みやすさをそなえてるし、すこしジオメトリックな要素もあって審美眼にも耐えて、小さいスクリーンでも大きめの画面でもストレスなく読める。
あとMontserrat、これは単に伝統的フォントを真似してるのを超えた美しさがあって、場所えらぶけどいいなって思う。
数年前、MMDのモーションやモデルがUnity界隈へ流用されたときにMMD界隈がブチ切れてたことがあった。
ところが現在のMMD界隈を見てみると、Fantiaなど支援サイトでMMD界隈の資産を借りた動画コンテンツで、あろうことか月額課金による収益を得ている人間が多数いる。
ニコニコに投稿された動画で馴染み深い誰が見ても流用が明らかなモデル・モーション・音源が使われた動画が、閲覧者が月額課金しなければ閲覧できないプランでのみ発表されているのである。
数年前の主張は一体なんだったのだろう。
・馬主の権利が及ぶのは競走馬自体の所有権までであり、無体財産(ここでは競走馬の名前)には権利が及ばない
→いわゆる「物のパブリシティ権(物パブ)」と呼ばれる判例的には否定されている概念
→そのため、馬主は競走馬の名前(だけ)を使った創作物を規制することは不可能
・「ウマ娘」の各キャラクターの権利(IP)はサイゲに帰属している
・従って、「ウマ娘」のIPを使った二次創作に関して許可や規制を掛けられる立場にあるのはサイゲのみ
→もし、ウマ娘の同人などを作ったときに問題になり得るのは、サイゲが権利を持っているキャラを利用しているかどうか?という点だけ
→当然ではあるが、ここにも馬主側が口を挟むことは出来ない(許可も規制も出来ない)
・サイゲは馬主側との契約を結ばずとも、勝手にいろんな有名競走馬の名前を使ってキャラクターを作ることが可能であると思われる
ずっと話題を追っていて徹夜気味の頭で書くので、細かい誤字脱字やミスがあっても大目に見て欲しい。
「セイウンスカイ・ニシノフラワーのオーナーはエロ同人誌を嫌だと思うのだろうか」という旨のツイートが投稿される
↓
オーナーの西山茂行氏、そのツイートをエゴサーチで発見し(重要!)、「わしは全然OK。話題になるだけで嬉しいんですよ」とリプライする
(※現在削除済み。スクリーンショット→ https://imgur.com/a/CJQ4gGx )
↓
そのツイートを見た不特定多数が「セイウンスカイ・ニシノフラワーのエロ同人が解禁された」と判断する
↓
西山氏、他のアカウントへのリプライで「ただし許可を取るように」という旨のツイートをする(も、時既に遅し)
↓
情報が拡散し、中には明らかな捨て垢が「おもちゃにして良いって許可出た!!!」とツイートするなど、騒動が大きくなる
↓
騒動を察知した西山氏、「わしも今回誤解を招くツイートをして申し訳ありませんでした。【うちの馬の創作2次使用、エロ使用、固くお断りします。】」という旨のツイートをする
↓
「普通のファンアートをアップするのもやめた方がいいですか?」という質問に対しては「わかりません」「意味がわかりませんのでお答え保留します」と答える
こういうのは取り急ぎまとめないとどんどん尾ヒレが大きくなるので書き記しておいた。
「ウマ娘」の権利関係については既にいい増田があったので下にリンクを張る。
端的に言うと馬主に「ウマ娘」の二次創作を直接禁止する権利はない。
https://anond.hatelabo.jp/20210317171527
個人的な感想を述べさせてもらえれば、馬鹿な捨て垢は論外としても、西山氏もよく分からず発言しているせいで情報の錯綜を招いた面はあると思う。
【追記】
西山氏、全年齢向けの2次創作なら可という見解を表明 https://twitter.com/seiun0005/status/1385718281592446978
繰り返しになるが、馬主には「ウマ娘」の二次創作を直接どうこうできる権限はないため、行き過ぎた発言を修正したという見方が正しいように思える。
https://anond.hatelabo.jp/20210404174659
こちらの記事の投稿者です。ブコメやTwitterで多々コメントいただき、感謝です。
今回はサービスを公開してある程度使ってもらい、得られた知見についてまとめます。サービス宣伝の意図はありません。
ありがたいことに前回の記事はそこそこバズり、はてブの総合カテゴリーでしばらく上位に居座ることができた。
ただ、私が規則をしっかりと理解していなかったのだが、はてブではアダルトコンテンツに分類された記事はトップページに表示されなくなるらしい。
観測していた限りでは、投稿翌日の朝にはトップページから消え、Google Analyticsでもそのタイミングからアクセス数が顕著に激減していた。
該当日のアクセス推移を確認すると、午前6時頃からアクセスが伸び始め、9時をピークに急激な下降がはじまった。そのため総合トップに表示されていたのはこの3時間程度と思われる。そして該当日のユニークユーザーアクセスは6200だった。
はてブをROMで使っている私の感覚としては、アクセス数意外と少ないな、と感じた。はてブのトップはインターネットユーザーの多くがみているものと思っていたが、わりと一部に過ぎないのかもしれない。ただ、仮に記事を読んだとしても、パケ裏を延々と眺める不審なサイトを朝から開く奇特な人間は限られるという説も考えられる。
その日のFANZAアフィリエイト収入は3072円だった。日次のトレンドをみると、その日をピークにアクセス数は10分の1ほどまで減少しているが、アフィリエイト収入は 2000円/日 ほどを維持できている。その要因として、アクセス数の減少と引き換えに、ユーザーの滞在時間が5倍ほどまで伸びていることが考えられる。「話題になっているからとりあえず見てみよう」というユーザーが離れ、パケ裏を愛好する精鋭たちが残ったものと解釈している。
FANZAアフィリエイトはアフィリエイトリンク経由で商品を購入した場合に、販売金額の何割かが報酬として支払われるシステムだ。アフィリエイト収入を主目的とはしていないことを断りつつ、FANZAにおけるアフィリエイト収入額をKPIとしておくのであれば、やはり商品購入まで至る固定客を大切にするサービス作りやPRが有効なのだろう。
いっぽうアフィリエイトにはクリック報酬のバナー型やオーバーレイ型広告を掲示するパターンもあり、その場合はとにかく広く集客する戦略が有効になると思われる。しかしパケ裏.com はシンプルでスタイリッシュなエロサイトを目指しているので、そういった類の広告の採用予定はない。パケ裏.com はシンプルでスタイリッシュなエロサイトを目指しているのだ。
これらはすべてコメントで要望があった機能だ。私もあったらいいなと漠然と考えていたモノもあったが、コメントによってその需要を明確に認識できた。
追加したい機能が様々ある中で、それらに優先順位をつけることは難しい。「〇〇ができたらもっと良いサービスになるのに」というコメントは、その判断のうえで貴重な羅針盤となった。
それだけでなく、サービスの着眼点やコンセプトについて褒めていただけたコメントもいくつかあり、モチベーションアップに大いにつながった。自分のフェティシズムを満たすことからはじめた開発だが、同好の士と出会えるとやはり嬉しいものだ。
記事公開の翌日、思った以上の反響があったのでTwitterを始めたが、これもよかった(https://twitter.com/pakeura)
匿名ダイアリーと比較してTwitterではインタラクティブなコミュニケーションが取りやすいし、開発の状況を告知してリアクションが得られるととても嬉しい。
また自分の環境では発生しない不具合の再現に何度も協力いただいたり、開発に対する技術的・金銭的サポートの申し出までいただいた(大変ありがたかったが、お断りした)
これらのフィードバックがなかったら、いまほどのバイタリティでの開発はできていなかったに違いない。改めて感謝申し上げたい。
ところで余談だが、「パッケージのローカルへのストックに対応」という機能について補足したい。この機能実装以前はパッケージからFANZAの該当商品ページに飛ぶ導線しかなかったのだが、それに加え、気に入ったパッケージの作品情報をローカルに保存して引き続き パケ裏.com での閲覧を継続できるというものである。
パケ裏.com は種々のパッケージの一覧性が高いという一点を除くと、FANZAの下位互換のサービスだと考えている。安易にFANZAに誘導してしまったが最後、ユーザーはより魅力的な作品をレコメンドされ、そこから回遊を始める割合が高くなるだろう(その場合でも購入に至ればカテゴリ報酬という収入は得られる)
しかし「ローカルにいったんストック・次のパケ裏をみる」導線によって流出が減り、嗜好によりマッチする商品と巡り会える可能性が高まった。直接購入の場合はダイレクト報酬という、高割合の収入になる。そのため利便性だけではなく、アフィリエイト収入への寄与という意味でも効果的な機能追加だったようだ。
さて先程あげたいくつかの機能を実装したことで、当初私が欲していた要件はひととおり満たせたかなと考えている。
ただ1点、許容し難い不満点として、iPhone 7のブラウザで閲覧したときに、上部のアドレスバーや下部のメニューバーが非表示にならない問題がある。これはCSSの snap-scroll という機能に起因する問題(だと思っている)なのだが、表示領域が限定されてしまうことが悔しくてならない。パケ裏は全体を眺めてこそのパケ裏であるし、無職には軽々にスマホを買い替える金銭的な余裕はない。
(ちなみに snap-scroll というのはスクロールを特定箇所でぴたっと止めるための設定で、パケ裏では各パッケージごとにぴたっぴたっと止めている。この挙動は大変気に入っており、削除することはできない)
どうしたらよいものか?
件の姪っ子に(重厚なオブラートに包んだうえで)相談したところ、PWAという、まるでスマホアプリのようにWebページを表示させられる仕組みがあるらしい。するとブラウザのメニュー部分は表示されず、画面全体にWebページが表示されることになる、らしい。我が意を得たりとはこのことだ。
さらにPWAにするとスマホアプリさながらホーム画面にアイコンも配置できるらしく、定期的なアクセス確保にもつながり、これは前掲の「固定客を大切にする」方針とも合致する。そういうわけで当面はPWAの実現のため、React Nativeというフレームワーク(?)と格闘することになりそうだ。
ちなみに姪っ子の主戦場はクラウドサーバーのメンテナンスらしく、PWAの土地勘はないらしい。長く苦しい戦いになることが予見される。さらにちなむと姪っ子にはサービスについてまだ説明していない。が、はてブはみているはずなので気づいている可能性はある。これ以上は考えたくない。
閑話休題。とりあえずReact Nativeについて例のごとく入門書とUdemyの入門講座をポチったところだ。パケ裏先生の次回作にご期待いただきたい。
開発をはじめてから何より嬉しいことは、日を追うごとに パケ裏.com がより使い勝手の良いサービスになっていくことだ。自分が開発しているサービスなので当然かもしれないが、パケ裏.com の一番のヘビーユーザーはおそらく私だろう。
しかし多くのフィードバックを得られたことが嬉しく、記事の公開からしばらくハイになって寝食を忘れてプログラミングに没頭しすぎてしまった。
余裕資金が手元にある限りしばらくはサービス開発を継続するつもりなので、サステナビリティも意識しつつまったりとやっていきたい。引き続き遊んでいただけると幸いです。
先日10周年記念だかでカゲプロの新曲が発表された。内容としてはメインテーマのリメイク。
周年記念としては妥当だけどこれが本当にキツくて、もう勘弁してほしいという気持ちになった。
そもそもカゲプロが何かと言えばニコニコ動画にアップされていた楽曲から派生するメディアミックスの総称で、増田は学生の頃とってもこれにご執心だった。
楽曲自体には好みがあるとしても、何が楽しかったかと言えばそのリアルタイム感と自分達との近さだったと思う。
動画がアップされるのは非常に不定期で、「次はこれアップします!」と言ってから1年経つなんて事もあったし、突然「明日アップします!」と言われてネットに張り付く事もあった。
ニコニコ動画派生と言う点からもわかる通り制作陣は皆若きアマチュアで、良い意味で企業っぽさがなかった。
即売会で売るCDを刷るお金が足りない!とか、学生なので無料の動画ソフトを使っているとか、数学のテストの点が最悪だったとか。途中からは企業が多大に関わっていたのも理解しているが。
例えば人気曲のMVをファンが作成したら、制作陣側からスカウトされてその後の動画を担当したり主要キャラのデザインを任されたりする事になった・・・とかいうケースもあった。
音楽という媒体を中心にするにしても、色んな技術のある面々が集まってコンテンツを作り上げているというのもカッコよかった。才能ある人々が仲睦まじい様子も憧れがあった。
そういう中で誰もがクリエイターになりたいと思える空気があって、動画を作り始めたり音楽を始めたり絵を描き始めたりする人が沢山いた。今でもそれがきっかけで仕事をしている人を沢山知っている。
クオリティがどうの、カゲプロ厨、なんて誹謗もされたが、子供にとって夢のある世界だった。制作陣側もこの頃は「子供が力を合わせて大人に抗うストーリー」みたいな事を言っていた。
そうして結構長い事カゲプロを追っていたんだけど、途中から首を傾げるような事が増えて来た。
まず先述した、ファンの立場からスカウトされて制作陣側に加入したクリエイターが消えた事。消えたというかカゲプロに関して音沙汰がない、一切関わらなくなった、という感じで他の仕事はしている。
特に説明も無いので何かあったんだろうな、と推察するしかない。著作権上未だにクレジットが入る瞬間があるのがモヤモヤする。
次に制作陣メインのじんさん(楽曲作成者)が謎の会社?を作っては潰し続ける事。
なんかこの辺は権利関係がなんなのか部外者からはさっぱりわからないんだけど、定期的に「新しいブランドを作りました」みたいな事を言って、何のコンテンツも入ってない謎サイトをツイッターにアップしている。
「心機一転、新しい事をどんどんしていこうと思います」って自己啓発セミナーみたいなセリフを並べては前の会社?やレーベルを無かった事にしている。
ファンクラブの年会費6000円を払ったけどコンテンツの更新がほぼ行われなかったどころか会員カードの発送すら行われなかった記憶もある。これも無かった事になった。
最終的には、コンテンツがグダグダになってしまった事に尽きる。
カゲプロのアニメがシャフトから制作されたことを知っている人は居るかもしれないが、放映終了後のある日生放送でじんさんが「アニメ2期やります!!」と言った事があった。
その瞬間は沸いたものだったが、私は先述のからっぽの諸々を見て、「適当言ってない?」と疑っていた。事実2期なんて無かった。
これは知らない人も多いだろうけどなんとカゲプロは4DXの劇場版が作成されている。ただ、ファンですらちょっと擁護できないクオリティで、本編が15分程度しかない。15分程度の4DXって何?
私が完全に「もう駄目だな」と思ったのは本編が完結していないのに「登場人物が大人になってからのストーリー」と称したアルバムが発売された事。
もちろん10年も経ったら自分も大人になったけど、だからと言って「子供が主役」と題されていたコンテンツが丸投げで大人にされてしまうのは、普通に萎えた。単に、風呂敷全然畳み切れなかったんだな~。と思った。
未だにじんさんは定期的にツイッターで「すごいもん作ってます!」とセミナーじみた事を言っている。カゲプロの続編みたいなヤツも、作ってます!と言って何年経ったかな。本当に数年かかる作品もこの世にはあるけど、この場合は作ってない気がする。
いやまあ、カゲプロと関係ないアニメとか漫画とか、全然売れてないけどやってるのは知っている。それが本当にファン目線にしても面白くないのが厳しい所もあった。色んな技術のある人間が集まって、カゲプロは奇跡的に面白い物体ぽくなっていたのだ。
そういう訳で本当に好きだったからこそ最近の微妙な展開が厳しかったのだけど、先日新曲がアップされたのを不意に見る事になった。
10周年記念でリメイクされたこの曲は、カゲプロが新しく展開するぞ!という時代に作られたメインテーマだった。元の動画は多少荒いにしろ今後の展開が意味深に示唆されてオシャレだった。
なんでこんなにダサいのか?カゲプロ制作初期から動画を作成しているメインクリエイターがすっぽり居ないからである。
まぁ・・・またなんかあったのかな、と推察するしかないが、10周年記念のお祝いとも言える動画にメインの人間が居ないとはなんとも悲しい。
当初言った通り私は制作陣の仲睦まじい雰囲気や、皆で頑張って作っている所が好きだった。もはやこんなのは不仲を突き付けられているだけな上に、素知らぬ顔で制作陣を挿げ替えているのも気分がよくない。
いくら音楽を中心としたコンテンツと言っても動画という媒体で人気を博した訳だから動画を蔑ろにしていい訳がないはずなのにな。
昔の楽しい思い出が、好きだった、憧れたクリエイターたちの影が歪められて行くようでとてもとても悲しい。このリメイク、今後も続けていくらしいけど同じような流れならあんまりやってほしくない。元々見る気はあまりないが。
以前熱狂的だったが故に「アレ見た?」と感想を求められる事が多くて、しんどくなってしまった。
率直に述べると何故かお前が勝手に飽きたんだろみたいな解釈をされるけど、いや萎えるでしょ。好きだったからこそ勘弁してほしいんだよ。書いてわかった。増田はうんち投げてくるだろうけど落ち着いた。よかった。
(2021/4/5 15:00 追々記)
各所でいただいたコメントの返信手段に困り途方に暮れたので、Twitterアカウントを作成しました。コメントはすべて目を通しています。励みになります。
直近の開発予定や、アクセス状況とアフィリエイト収入などの数値についてつぶやく予定なので、よければフォローいただけると。
ただしベースが筆不精なためまったく更新しない可能性も大いにあります。何卒ご了承のほど。
(2021/4/5 2:00 追記)
ブコメも含め、反響があって嬉しい。拙文を読んでいただき、サービスも使っていただいてありがとうございます。コメントはすべて目を通し、より実用的なサービスにしていきます。
取り急ぎ気になったコメントへの返信を。
ーーー 以下もとの本文
当方独身アラフォー、去年の秋口までは貿易関連の零細企業に勤める、しがないサラリーマンのおっさんだった。
当時世間的にもなかなか話題になったが、コロナウィルス蔓延の影響の一環で海運用コンテナ価格が暴騰した。そのアオリを受けた私の会社でも流れる仕事の量が激減し、私個人も暇を言い渡される運びとなった。話の本筋から逸れるので詳しくは触れないが、最終的に雀の涙程度の退職金と引き換えに、40を目前に控えて職を失うことになった。
これまで趣味らしい趣味も持たず給料の大半を貯金に回して生きてきた。そのため一生を生き抜くにはとても足りないが、向こう数年間は食べていくのに困らない程度の貯金が手元にあった。それにあわせて、無限とも言えるような暇な時間を得たのだった。
何をするにも自粛自粛で気が滅入る日々だったが、しばらく心身を休めたことで若干の活力が湧き、貿易実務に関連する資格の勉強なんかを始めてみた。
しかしこれがどうにもピンとこない。退職した企業に勤めていたのも、もともと新卒時代の就職活動の失敗に端を発することであったし、仕事内容に魅力を感じていたわけでもなかった。
そんなときにふと、前々から「こんなサービスがあったら絶対使うのに」と温めていたアイデアがあったことを思い出し、WEBサービス開発というものに手を出してみようと思い立った。
が、しかしそのために必要な知識はまったくと言っていいほど持ち合わせていなかった。数年前にちょっとしたホームページを作ろうと、 HTML/CSS/Javascript/PHP やらの、本当にさわりを学んだ程度だ。
HTMLとCSSについてはなんとかかんとか「書いたものを画面に出せる」程度まではいけたが、JavascriptとPHPについては当時その存在意義も含め、トンと理解できなかった記憶がある。
そんなこんなで自分の作りたいものについて調べるうち、どうやらクローラーやらWebスクレイピングやらについて学ぶ必要があり、それにはPythonという言語についてある程度詳しくある必要があるらしかった。
サラリーマン時代、エクセルで本当に簡易なマクロを書いていたが、当時からPythonはマクロの上位互換というイメージを抱いており、いつかは勉強してみたいと思っていたので、これは幸いだった。
入門書を数冊購入し、Udemyというオンラインスクールで入門講座を受講した。かなり漠然とではあるものの、なんとか最低限の知識を身につけることはできたようだった。たぶん。
サービスの開発を志してからここまで一ヶ月ほどだっただろうか。平日休日を問わず毎日PCには触れるようにし、風呂場やトイレで「Qiita Python tips」とかググって出てきた記事に目を通していた。
(余談だがこのころに受講した https://www.udemy.com/course/python-beginner/ というコースは、PCに環境を整えるところから始まり、制御構文やファイル操作など、自分が欲する知識について体系的に学ぶことができ、コストパフォーマンスが非常に良かった。特に回し者ではない)
(さらに余談だが、最初にネット上の記事を適当にあさって環境構築してしまったため、いまだにPyenvだのAnacondaだのPipだの、Pythonが動く仕組みについて全然理解できないまま今に至っている)
閑話休題。
さてクローラーとはWEBサービスを提供するうえで主役ではなく、そのために必要なデータを集めるツールにすぎない。主役にあたるアプリケーション開発については(ここまで読んでいただいたうえで大変申し訳ないが)私にはシステムエンジニアとしてフリーランスでバリバリに働いている姪っ子がおり、強力なサポートを受けることができた。
姪っ子いわく「いまは基本的にJavascriptがわかっていればサービス提供できる。さらに言うとJavascriptでクローラーやWebスクレイピングを行うことも可能」らしく、結果的にPythonの学習に時間をかけたことは不要であったらしかった。
それどころかPythonとJavascriptのメソッドの名前が微妙に違っていることなどで詰まることが度々あり(特に配列へのappendとpush)、害悪と言っても過言ではなかったように思う。
その後は結局姪っ子に促されるがままにGoogleが提供するFirebaseというサービスと、Node.jsという言語について同じく入門書とUdemyの講座で学習し、なんとか自分が望む機能を持ったサービスを動かすことができた。姪っ子のサポートを受け始めてから4ヶ月ほど経過していた。
その名を パケ裏.com (https://pakeura.com) という、アダルトビデオのパッケージ裏面を延々と眺めていられる、人類の夢がパンパンに詰まった代物である。スマートフォンでの閲覧を想定して作った。
「結局エロかよ」と思った諸君、ブラウザバックは早計だ。人類の技術の進歩を支えてきたのはいつだって戦争とエロなのだ。まずは開発の動機について語らせてほしい。
自分に物心らしきものがつき、色を知りはじめたころから常々思っていたのだが、AVのパッケージというのはオモテ面と比べ、ウラ面のほうが遥かにエロいと思わないだろうか?
なんらかのオトナの事情があるのかもしれないが、オモテ面には美少女が斜に構えて微笑んでいる写真や、クソデカフォントで商品タイトルがババーンと大部分を占めているものが大半である。
それに比べてウラ面には、そのAVのなかでも特にエロいシーンの切り抜きが多々あったり、性欲を煽ってやまない官能的な文句がこれでもかと並んでいる。パケ裏にはエロさという概念が所狭しと集っているのである。そんなパケ裏を延々と眺めることができたら…これは私にとって長年の悲願であった。
物理店舗でAVを購入することのない私にとって、FANZAでいちいち商品ごとにパッケージ画像をクリックし、裏面を覗いていくのはなかなかに面倒な作業である。
その点 パケ裏.com を使えば、条件にマッチしたジャンルのパケ裏を無限にしゃぶりつくすことができる。作りたいサービスの要件が私の中でかなり明確だったこともあり、思った以上に短い期間で理想的なサービスを形にすることができた。
少し大仰な物言いではあるものの、こうして自分にとっての積年の夢を叶えることができた。
趣味というか、金銭の発生しない範囲でプログラミングに触れることはとても楽しく、少しずつサービスが形になっていくなかで自分の成長も日々感じることができた。システムエンジニアとして生きていくことは今後もないとは思うが、コロナ禍のおかげで人生でもなかなか得難い、貴重な時間を過ごすことができたように思う。人間万事塞翁が馬とはよく言ったものだ。
最後にくどいようだが、この パケ裏.com(https://pakeura.com)、主観だがかなり実用的なサービスとなっていると思う。ぜひ使っていただき、感想をいただけるとありがたい。
また事前に断っておくと、FANZAの商品ページへのリンクはアフィリエイトになっている。このサービスを通じてパケ裏の偉大さに気づく人が増え、さらに私の懐にちょっとした小遣いが入ってくれば、望外の喜びである。
あのツイートは、二次創作の問題・エロコンテンツが表示される問題・望まない検索結果が出てくる問題、それぞれ切り分けて考えるべき話を一緒くたにして、ピンポイントで荒れやすい層を狙い打ちにしようという悪意を感じたが……。
まあそれはともかく、個々の問題に関して言えば、一番どーでも良い二次創作云々の問題は権利関係や二次創作者の自衛の話だから第三者のツイ主がどうこう言うことじゃない。
で、リアルの『高専』が検索しにくくなる所謂『検索汚染』の問題だけど、これは一切配慮の必要はないと断言して良い。
言葉というのは万人に開かれているべきモノだし、これに配慮を求め出したらあらゆる言葉が様々な形で使用不可能になる。
一般名称をあらゆる創作、あるいは他にも商品名なんかで使えなくするというのは現実的ではない。
そもそも検索エンジン自体、私企業が利用者の需要と供給に基づいて求められる結果が出るようにロジックを組んでできているモノなんだから、検索で自分の望んだ結果が出ないならそれは需要が小さいと判断されただけのことで、それにグチグチ文句たれるのは何様だって話になる。
そして、一番の問題はエロコンテンツが表示されるという問題だけど、これはまあ難しい問題で、多少の配慮はあっても良いかなと思うけど、やっぱりプラットフォーム側がどうこうするべきことかなと個人的には思う。
後から来た人が公共性なんて言葉を振りかざしてもネットという空間がエログロ含め自由な表現ができる世界であるという事実は変わらないし、それをどうやってどの程度規制するかはプラットフォーム側が決定することだと思う。
この問題も結局はTwitterが(あるいは他の検索システムのあるサイトが)私企業である以上、そこでどういうルール作りをするかはTwitter社次第っていうのが落とし所じゃかいかな?
少なくとも、一ユーザーに過ぎないツイ主が他のユーザーになにか自主規制を迫るというのが正しいとは思えない。
もし現状に問題があると思うなら、そう思った人が運営に要望を出して、運営の手によってルールの制定でもbanでも検索避け機能の拡充でも何らかの対処が行われるというのが適切な手順だろう。
現状、Twitter社が一定の規約を出しつつ、同時に様々な(二次エロに限らず)ポルノコンテンツをなあなあで容認していることを思えば、Twitter社のお怒りに触れない程度のエロは自由であるべきだと思うよ。
https://anond.hatelabo.jp/20210318185716
これを見落としててレスポンスが遅れた。
素晴らしい。あなたのことが大好きだ。
ブコメやレスで元増田を擁護してる人達の多くが、派閥的な「敵/味方」の判定をして味方側だとみなしたからか、
同人活動・二次創作を擁護する人々の一般的見解とも違ってると思う。
もう一度元のエントリをよく読んで、みなさん本当にこの増田の言い分に乗っていいのか、
改めて考えてみたほうがいいんじゃないかしらん。
"
その通りです。
私がキモオタについて語ってる部分は、彼等とスタンスの異なる他者の視座から「彼らはこう見えるよ」つってます。
(国語の点数低い馬鹿が「勝手にオタクを代表してるのがよくない」とか言っててうんざりしました)
表現の自由の本義に立てばそうなりまさーね。
一次権利者にお願いされようが何されようが二次利用は原則的に「なんでもあり」で、
いまウマ娘がそうなってないのは〈たまたま〉ウマ娘公式が面白くて人気があって
ファンに好感を持たれてるから、ファンに対して特権的な「お願い」権を持ってるんだ、
人気あるゆえの特別扱いなんだ、と言っている。ヤベーじゃん。
やべーよ?
一方で、ブコメへの追記反論の部分を見てみると、突然「土地を人に駐車場として貸す」「契約書」という例え話が出てきたりもする。つまり元増田も、心の中ではこれが権利者と利用者の関係、何かについて権利を持つ側と利用する側の関係であることは薄々理解してるんだけど、このエントリで「フェミや表現規制派は俺たちに好意的じゃないから、俺たちもお前らの『お願い』は聞いてやらん」というストーリーに沿って話を進めるために、その核心には徹底して触れないようにしてたということ。最後にポロリしちゃったけど。
あらここは残念。
あのさあ、どっちを権利者に例えてるかわかってる?
キモオタ側よ?
ほんとは書きたくなかったけどそこは注釈まで入れたのに
私がヤバイと気づいたあなたが誤読してしまったのはとても残念だ。
「オタクがウマ娘公式のお願いを聞く理由」が「権利者と利用者の力関係」にあるのはみんなわかってる
でも、この「権利を持つ側と利用する側との力関係」こそが「オタクがウマ娘公式のお願いを聞ける理由」だってことは、多くのウマ娘擁護派にとっても自明の話でしょ?
彼らの自認としてはそうなんだろうけど
彼らの行動だってよくよく見ていくとその自認と実態が違うと思うよ。
といった内容が多数ある。御説ごもっともで、自分もこのことが「お願いを聞く理由」の根本にあると思う。でも元増田は、ウマ娘コミュニティの公式への反応の根底にはこの著作者と利用者の権利関係があることを認識しつつ、あくまで「そうではないことにしたい」のね。著作物の二次利用という行為につきものの権利関係の力学をわかっていながら、あたかもそれが存在しないかように、純粋に公式とオタクの好意的な関係性にもとづいて、オタクの側が「お願い」を聞いてあげているかのように書いてる。これって、明らかに増田の自己欺瞞でしょ。
私の欺瞞とはなんでしょうか。
著作権者のお願いがあったのに二次創作やり続けた例なんかごまんとあります。
自分で意識してるかどうかは別として、彼等は自己説明ほど行儀がよいわけではない。
(または、もしかしてもしかすると、元増田は二次創作という営為に伴って同人界がず〜っと抱えてきた権利関係をめぐる緊張感や危機意識について全く理解せず、「表現の自由は全てに優越する」と考えてる、マジモンの「表現の自由戦士」だという可能性もあるけど、それはそれで皆さんお困りでしょう。)
判断がおそい。
もし元増田が「コンテンツの二次利用は権利者のお目こぼしのもとで成り立ってるグレーゾーンで、『お願い』を無視し続ければより厳しい使用規制が課せられたり、コンテンツ自体が供給されなくなっちゃう危険があるから、みんなそれを避けるために『お願い』を遵守してる。そうした権利関係のない第三者からああしろこうしろと『お願い』されるのとは状況が全く異なる。それを『態度が異なる』と笑うならどうぞご自由に」と(他の擁護派の方々と同じような)模範解答を言ってれば、多少の揶揄やあてこすりをされる余地はあっても、主張の筋道自体には文句のつけようがなかったと思う。
私は別にオタクの権利のためにモノ言ってないからそういう答弁どうでもいいんです。
なんどもそういってるよね。
そもそも私が今回興味持ったのはフェミニストの認知で、キモオタについては枝論です。
何重にも地雷を孕んだ主張をゴリ押ししている。これにウマ娘ファンのみなさんは「そうだそうだ」と乗っちゃっていいのか?という話。
ただこれじゃ当たりやじみてるのでキモオタの名誉のために言っておくと
キモオタ側っぽいidの人たちの方が「こいつなんか変だぞ」「俺たちと違うぞ」って気づいてる反応をしてる人が多かったと思う。
フェミニスト側の人は完全に私をキモオタの弁護人やキモオタの代表だと思ってる(そんなこと一度も言ってないし内容もそういうじゃないの読めばわかるのに)レスポンスばっかりで
やはり相対的に認知能力低いのはキモオタサイダーではなくフェミニストサイダーだと思いました。
単にフェミニストが嫌いな人は私に乗れても
オタクの立場や進退を考えてる人は私に乗るのを躊躇や留保してたんじゃないのかな。
後半について
あなたはやっぱり著作権が表現の自由の上位だと思ってるのでそこではっきり立場が別れる。
あなたの著作権に諂うぞ笑いたけりゃ笑えという論理は力の論理であって自由の論理とは違う。
たぶんあなたのステートメントの方がオタクに支持されるものではあると思う。
こうやって書いてみて皆さんのレスポンスを拝読して、なんだろう、
ガチャピンの人が雑なこと言ってて驚く
自分で描いてて楽しい世界に著作権者の止めてという意思がノイズとして混じった時点で楽しくなくなるという話を「逆らえない」「屈服」と勝手に否定的に解釈して相手を自己欺瞞とする意味はなに?
masa_bob さんだから丁寧に書きますね。まず「自分で描いてて楽しい世界に著作権者の止めてという意思がノイズとして混じった時点で楽しくなくなる」というご指摘は、自分にも充分理解できる抑制の動機だし、実際そう思っている人達もいるんだろうけど、それは元増田の主張とは違いますね。増田が主張しているのは、「ウマ娘公式は好感度と信頼度が高いから、オタクもふわっとした公式のお願いに従っている」「彼らは人気者ゆえに特権的な「お願い」権がある」「人気者ゆえ多少スジの通ってない横着なお願いも聞いてもらえる」というロジックです。その「お願い」を聞くかどうかはあくまでオタク側の裁量や判断だけど、〈ウマ娘公式は〉面白いし評判を落とす事件もないから好感度が高くて、公式の「多少スジの通ってない、聞かなくてもいいお願い」をオタクも聞いてやっているんだ、お前らと違ってな!という画角。
フェミや表現規制派の「お願い」は聞かないが、ウマ娘公式の「お願い」は聞いてやる。それは〈ウマ娘公式が〉ファンに好意を持たれているからにすぎない。そして「この状況下、別にウマ娘を同人誌でエロく描こうがグロく描こうが殺そうが馬刺しにして食おうがなんでもありでしょ?」とまで言う。つまり元増田の中では、本件は一貫して、権利者と利用者の利害衝突の問題〈ではない〉かのように処理されている。でもzyzyさんへの反論では突然「土地を人に駐車場として貸す」「契約書」という例え話が混入してくる。つまり元増田本人も、心中ではこれが権利者と利用者の関係調整の問題であることを理解してるんですよね。そしてこれは、多くの擁護派にとっては自明のことだと思います。たとえばaa_R_waiwaiさんが張ったURL http://doujinsokuhou45.com/archives/8925157.html でも、増田の冒頭の問いに対しては、擁護派の多くが「原作者は絶対」「表現の自由と著作権による制限は違う」「そこで戦ったりしたら表現の自由が潰されるかもしれんから」「二次創作の可否は著作権法上の問題だからウマ娘だからは関係ない」という認識を示してます。いちいちごもっとも、そりゃそうだよねという話です。でも元増田は、この権利関係が根底にあることを理解しつつ、あくまで「そうではないことにしたい」んですよ。自分はそれを指して「自己欺瞞」と申し上げてます。
自分の立場を表明しとくと、権利を保有するコンテンツホルダーに対して二次利用者が配慮を示すこと自体は、何らおかしなことじゃないです。「権利を持ってる人がガチで怒ったらどうなるかわからないから謙抑的にやりましょう」というのはごく常識的判断だし、私も業務上似た状況が発生したら躊躇なくゴロニャンして屈服します。でも、それはコンテンツホルダーの権利との関係でそうするのだと認める程度のプライドはあります。「あんたらのお願いに従うかどうかは俺の腹ひとつだが、あんたら頑張ってて気に入ってるからお願いを聞いてやるよ」なんてことは言いません。以上です。
masa_bob「ガチャピンの人が雑なこと言ってて驚く」 muchonov「masa_bob さんだから丁寧に書きますね」
イチャイチャしてる。
https://anond.hatelabo.jp/20210318185716
もし元増田が「コンテンツの二次利用は権利者のお目こぼしのもとで成り立ってるグレーゾーンで、『お願い』を無視し続ければより厳しい使用規制が課せられたり、コンテンツ自体が供給されなくなっちゃう危険があるから、みんなそれを避けるために『お願い』を遵守してる。そうした権利関係のない第三者からああしろこうしろと『お願い』されるのとは状況が全く異なる。それを『態度が異なる』と笑うならどうぞご自由に」と(他の擁護派の方々と同じような)模範解答を言ってれば、多少の揶揄やあてこすりをされる余地はあっても、主張の筋道自体には文句のつけようがなかったと思う。でも実際は、元増田は「二次利用はなんでもありだが、ウマ娘公式はオタクに好意を持たれているから、オタクのほうも彼らの『お願い』を聞いてやってる。でもフェミニストや表現規制派はオタクに好意を持っていないし持たれてもいないから、オタクにも彼らの『お願い』を聞く義理はない」という、何重にも地雷を孕んだ主張をゴリ押ししている。これにウマ娘ファンのみなさんは「そうだそうだ」と乗っちゃっていいのか?という話。
一部の表現の自由戦士を除いて
「好感度や信頼度の話もないとは言わないけど、著作権者だからでしょ」
ってツッコミ入れてるじゃん。
自分は、著作物に対する著作者の諸権利には二次利用者の表現の自由に優越する要素が確実にあると思う。だから、著作権を持つコンテンツホルダーに対して二次利用者が配慮を示すこと自体は、何らおかしなことじゃない。「コンテンツに対する権利を持ってる人達がガチで怒ったらどうなるかわからないから、謙抑的にやりましょう」というのは二次利用者としてごく常識的な判断だし、自分だって似た状況が発生したらフツーに相手の「お願い」に従うし、何ならゴロニャンする。日頃「表現の自由」について何か勇ましい物言いをしてたとして、その忖度や阿りとのギャップを誰かに笑われても構わない。「それとこれとは別です」でおしまい。
かなり多くの人はガチャピンくんと同じこと言ってたよね?
元増田に賛成してる人でも著作権の話完全に無視してる人少ないよね?
フェミを揶揄するコメントでも「何の権利も持ってないフェミが著作権者と同じでないと満足できないってのはおかしいよね」ってニュアンスだよね?
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20210317235416
違うっていうなら、それぞれの立場のコメントの数を数えて否定してみなよ。著作権の話完全に無視して信頼や好意の多寡だけの話をしてる人どれだけいる?
なんで一部のバカの方を取り上げてそっちがメインみたいに言ってんの?
ちゃんと「多数派の人はわかってるようだが」って注釈入れなよ。
著作権者のことを
「自分たちからオモチャを取り上げる権利を持つ相手」と表現してみたり
自覚してやってるならいいけど言われてはじめて気づきました、ならかなり病んでるよガチャピンくん。
あとね。
元増田の文章ってさ、フェミのいちゃもんに対しての反論なわけだよね。
「フェミの話を聞く必要がない理由」としてフェミは好意も持たれてないし信頼も持たれてないっていう指摘自体は一定のクリティカル要素ではあるよね。
それがメインの理由だという元増田は間違ってるが、この点はフェミとしては無視してよい話ではなくね?
「わかりました。オタクが著作権者のいうことなら聞くと言ってるんだし、今後はオタク無視して著作権者に直接働きかけて権利行使させます」
都合の悪い2点「大勢の人はガチャピンが指摘するまでもなく突っ込んでる」「フェミの信頼性のなさについて指摘している」
を豪快に無視して、
都合の良い点「著作権を無視して語ってる」という点だけを大げさに取り上げて。
ガチャピンくんはミステリにおける信用できない語り手でも目指してんの?
と、ネガティブな印象を持ったが
それはコンテンツホルダーの権利との関係でそうするのが当然だと思うからで、間違っても「あいつらのお願いに従うかどうかはこちらの腹ひとつだが(何だったらエロく描いたりグロく描いたり○したり馬刺しにして食うこともできるんだが)、あいつらには好感を持っているし、我々の評価を落とすような事件も起こしてないから、今はその〈お願い〉を聞いてやってるんだ。テメーらはそうじゃないだろ!」なんてことを第三者に向かって言わない。
これについては「ガチャピンくんだけでなく大勢の人からツッコまれているように」同意してるからね。
ガチャピンくんさあ…色々省略して語るのは構わないんだけど、省略するなら省略したって書こうぜ。
元ガチャピンの人は勇み足で微妙な発言をしたけどちゃんとそれについて自分で尻をふこうとしている。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4699940658477561058/comment/muchonov
「好意の多寡」云々と強弁してるけど、勇壮な表現の自由戦士たちが権利者の意向には簡単にゴロニャンするという構図は変わらない。自分たちからオモチャを取り上げる権利を持つ相手に屈服してるだけ
この発言自体はひどいと思うけれどそれに対する批判に対してきちんと受け答えしている。
・確かにそうですね。読み返してみると、自分の論点にはあまり関係ないところで棘がある表現を使ってるなと思った。
・そうかなあ? 自分は著作物に対する著作者の諸権利は二次利用者の表現の自由に優越すると考える一方で、元増田は「グロく描こうが殺そうが馬刺しにして食おうがなんでもあり」だと言ってるんですけど。「グロく描こうが殺そうが馬刺しにして食おうがなんでもあり」と言ってるのは元増田で、自分は「またまたぁ、実際はそうじゃないでしょ」て立場です
・子増田に言いたいことを書いたよ。 https://anond.hatelabo.jp/20210318185716 fukkenさんとかpeta0227さんと、言ってること自体はそんなに違わないと思うけど。
・ありがとう。自分は自分のことをSJW的な表現規制派とはやや立ち位置が違うと思ってます。宇崎ちゃん騒動の時も「撤去しろ」という立場は取らなかったように思う(違ったらごめん)
・元ガチャピンです。元ブコメ最後の「〜だけ」は表現が強すぎると少し反省してます。一方で、一次創作者の権利関係への配慮は二次創作の創作・鑑賞者の態度を根本で規定してると思うし、元増田がそこに全く言及せずにあたかも両者が対等の立場で(元増田的にほぼ「好意」のみで、現増田さん的には「恋人関係」のように)取り結ばれた結果そうした関係が築けているという見立ては、多くのファン当事者の認識とも違うように思いました
・②は増田の言うように著作権者を「オモチャを与えたり引き上げたりできる権利者」としても大差ないと思う…③オタ全体を嫌悪・蔑視してるように取られるのは本意でないので、今後はより書き方を工夫します①は(続①は「やめろ」と言われて「そうだな」と思ったのでやめた。/ゲイや黒人に偏見や嫌悪感を抱く自由はあるが表現する自由は一定の社会的制約を受けるという話をした。対国籍ではヘイトスピーチ解消法で実現済みのこと
「書き方がまずかったが自分の主張は間違ってない」ということで反省はしていないようであるが、少なくともツッコミに対してちゃんと返している。
cubed-l 怒られるかどうかでしか判断してないってことでしょ
2021/03/18
そうか?
怒りんぼランキングなら常にフェミニスト・表現規制派の優勝だと思うけど
怒りまくってるのに全然言うこと聞いてもらえてなくない?
unhappychoice_eunhappychoice_e
事実ではなく言う相手で態度を変えることの指摘に、そうです人間だから手のひらくるくるしますよ、
と言われても感 まあそりゃそうなんだろうけど 関係ないがそういう行動の積み重ねは差別とかにつながる気がする
2021/03/18
友好的な取引相手とクレーマーとで対応時ガードの高さを変えるのは不審なことや不当なことなのかな。
Hagalaz 別にこの件に関して問題は感じないけど、表現の自由が好感度で決まると言われるとそれはどうかとは思うな
2021/03/18
いや、彼等は明らかに好感度で出したり引っ込めたりしてますよ。
自由を自分の判断で引っ込めるのは各人の勝手だろうから私も問題は感じませんが。
agricola 二次創作表現の自由を制限するのはウマ娘公式もフェミナチ()も同じなのに
後者には「基準を出せ」前者には成り代わって「皆の衆エロ同人は全部ダメじゃ!」と非公式な基準を触れ回るのが無矛盾ですか(呆
2021/03/18
同じじゃないってことを相当長々説明したんだけどね。
ウマ:ふんわりしたお願い、具体的なアウトが不明ながら18禁レベルのモロなグロやエロがダメなのかなライン、根底は「馬主さんの手前行儀よくせーよ」
表現規制派:基準を示さぬ強い検閲、着衣&何ら性的行為してない宇崎もアウト判定、公的キャラが女の子なだけでもアウト判定、根底はオタク憎悪
今度は読めるかなー まあたぶん上の2行の文量もアグリんの脳には高負荷なんだろけど。
あとフェミナチ()が制限を目論んできたのは二次創作表現の自由ではなく一次の自由の方ではないか?
アグリん相手に複数の論点を提示するのは残虐なブレインファックに値するのかもしれないが気になった。
D_Amon 「「何がエロか」考えられるんですね」とあるように元ツイは「わからないふり」を皮肉っているのに、
増田は信頼関係の話にすり替えて反論している。ありがちな藁人形論法。「わからないふり」した不誠実を自省すべき
2021/03/18
18禁か否かはほとんどのキモオタは判断つくだろーし、つかないと言ったこともないんでねーか?
あんたらオタクヘイターによる無限の検閲欲に基づいた「性的」「環境的セクハラ」の範囲はキモオタでなくともさっぱりわからんけど。
それで「具体的なラインを示してください」って言われるとあんたらは自分達の基準の提示を避ける。難癖だからね。
rna 「線引きできない」が嘘で「お前なんかのために線引きなんてしてやるもんか」が本音じゃんって皮肉では?
あれほど言ってた「表現の自由」どこ行った?って話。それこそ「お気持ち」の話なら権利の話なんてするなと。
2021/03/18
同上。
フェミニストや表現規制派は何故自分達の線を示せないんだろう?
「線も理路も示さずズルズルと人の自由を制限していくことを楽しみたいから」のよーに見えるんだけど
違うってんなら行動で示せるよね?
あと「表現の自由どこ行った?」みたいな間抜けな泣き言はやっぱり非モテミソ男っぽいんですよね。
たとえば女性には気に入らない男を撥ね付ける地涌があるけど、それは気に入った男にOK出す自由を否定するものではないわけです。
自分を振った女が別の男には振る自由を行使しなかった、なんでなんでなんで~~~って泣き喚いてる感じ。
お前が好かれてないだけだよ。何度も言わせんな恥ずかしい。
kralica 「できないからやらない」と言っていたことが実際はできたという点に皮肉を言われていることに
最初から「お前の言うことに従う筋合いない」と主張すればよかった話。
2021/03/18
同上。
そういう次元での出来る出来ないの話なら、「フェミニストの靴を舐めて自殺しろ」という要求に従うことも出来たよね。
「あらゆる犠牲を払ったとしても物理的に不可能です」と言う意味ではなくて、
「あなたとwin-winの関係を築くことは出来ないようです」って言う意味なの。
フェミニストの人達の主観とオタクヘイトによって発動するアウト判定に対応をすることは出来ないっていうのも、
そりゃフェミニストの召使になる覚悟のある人になら「出来る」でしょうよ。
こういう言葉遣いの含意は社会のどこへ行ってもこのようなものです。
勉強になったね。
私はあなたたちに、煽りとか侮辱とかではなく真面目にちょっと、
認知やコミュニケーションに関わる何らかのトラブルの匂いを感じるんだけどね。
murilo 今まで二次創作放任してたサイゲがウマだけ釘刺したのは馬主や競馬ファンのお気持ちに配慮したからだろうに。
男社会に漠然とビビってんのかお気持ち揶揄大好きなオタク達が悪ノリ封印して粛々と従ってんの馬脚出てる
2021/03/18
キモオタ達は昔からコンテンツホルダーの好感度で態度を激変させています。
けもフレなんて1と2で態度が激変して、2ではスタッフや原案者を揶揄する二次創作すらバンバン出てました。
だから「著作権がすべて」「フェミは権利がないから」的な説明は私は疑問があるんですよね。
ただしキモオタ達がフェミニスト達に塩対応なのは別に不当でもズルいことでもないと思います。
逆にフェミニストの皆さんは、自分達に粘着質に嫌がらせをしてくる悪意丸出しの気持ち悪い奴にも好きな人に対するのと同じ態度で接するのでしょうか?
death_yasude そうやって挑発的な態度とってたらこれもう規制するしかないよねってなるわな
道理なんてふっ飛ばしてオタクへの嫌がらせを第一に活動始めるだけでしょう
2021/03/18 リンク
「道理なんてふっ飛ばしてオタクへの嫌がらせを第一に活動始めるだけ」←もう始まっとる!
あと、フェミニストや表現規制派の良心に期待してるキモオタなんて私は見たことがない。
kusigahama 増田がお気持ちの大切さに気付けて良かった
2021/03/18
mizul つまりお気持ち次第ってことね。もうお気持ち批判できないねww
2021/03/18
フェミニストの人達がよく「お気持ち」と言ってバカにされてるのは
人の自由に制限かけようとする根拠が「わたしの感覚」「わたしの気持ち」だけだからであって
あなたたちが何かの気持ちをもつことそれ自体が否定されてるんじゃないと思います。
「お気持ち」と言う批判の内容が理解できないフェミニスト勢の話は前にもあったので
https://anond.hatelabo.jp/20201029220350
等を参照してください。
quick_past フェミが言うから従う必要もない、権利関係者が言えば聞く。という党派性丸出しのトップコメ。
同じ問題を誰が指摘してもそれは同じはずだけどな。まあ、権利関係者が怒っても逆ギレしたケース、いくつも知ってるわ
2021/03/18
キモオタの行動を「著作権尊重」で説明するトップコメには私も不同意なんだけど、
それは「党派性」ではないと思うよ。
権利者の言うことには従う、権利のないクレーマーの言うことは相手しない、それって「党派性」か???
たぶんquick_pastさん自身が批判的に「党派的」「党派性」って言われてその言葉を覚えたんだろうけど
新しく覚えた言葉はあてずっぽで使う前に辞書を引こうよ。せっかくこないだなんか反省してたんだから。
そしてそういう権利の有無を脇においても、
「ウマ娘公式のおねがい」と「あなた達が欲望する検閲」は、動機も内容も少しも「同じ」じゃないよね。
dimitrygorodok 自民党に蔓延するネポティズムにも通じる思考。当然ながら他者はそれに突き合う道理なんて一欠片も無かったりするのだが。
夜郎自大も大概にして欲しいな。 ギャンブルGAMEコミックオタクせ:性ひ:表現これはひどい
2021/03/18
そうねおじいちゃん。ぜんぶアベが悪いわね。
zyzy とうとう「俺達は女子供とそれを守るフェミに対して差別とヘイトをしている差別主義者であって、強い者に媚び弱い者を叩きたいだけ!! 強い者は好感度が高く女子供は叩いて良い好感度が低い者」って自白してて笑う 考え方
2021/03/18
nanamino なんでそこまでフェミ叩きに熱心なの…?
2021/03/18
叩いてるように見えるのかなあ。
私はあの人達の特徴的な認知を結構理解しようとしてる人間だと思うけど。
amatat 正直この増田も、好感度とかの気持ちの問題に落とし込もうとしてるところとか、
オタクを代表してる感出してるところとか、人種的にはクソフェミと同じに感じられて自分には受け入れられなかった
2021/03/18
落とし込もうじゃなくてキモオタ観察の結果好感度だろうと推測している。
ChieOsanai 権利者だからでしょ。好意とか信頼とか的外れなこと言ってる増田も馬鹿。 増田
2021/03/18
キモオタ達が必ずしも権利者に服さないという実例は山ほどあります。
フェミニストたちをぶちのめすには「お前等に何の権利もねーよ」の方がシンプルでいいのでしょうけど
そういうのは私の関心とはちょっと違うというだけ。
rgfx 公式のお願いすら聞かないオタクが出てくるせいで毎日ウマ娘学級会やってるよなあの界隈。 まあがんばれ
2021/03/18
もしもウマ娘が艦これみたいに慢心運営で落ちぶれたらどんどんそういうのは増えます。
まあお願いの狙いは現状そうやってオタク内学級会で掣肘してくてるぐらいで達成されてるんだろうけど。
casm 著作権により強制力を持つ存在なので「ウマ娘公式のお願いなんて聞かなくてもいい」という増田の認識が誤り。
"表現の自由派"の多くは、実際には"法律の範囲内での自由"という明治憲法的人権観で動いてるのよ。
2021/03/18
その説明も一つの事実だしまるっきり否定しはしないけれどもそれでカバーしない部分があると感じてて
私の関心はそっちの部分なんです。
どうせ「複雑なことを認知するのが苦手な人」相手に説明するには適切かもしれないとしても。
z1h4784 外野にエロを規制する権限は無いがコンテンツホルダーにはあるので、
表現の自由という観点から言うとコンテンツホルダーの方により強く規制反対の声を上げないといけない。
2021/03/18
そして私は実はラディカル表現の自由戦士なのでそもそも著作権が表現の自由の上に立たないと思ってる。
ただ実際問題としては、
権限なんぞなくてもクレームや嫌がらせによって自由を抑圧する手段はいくらでもあるので、
まあ一番警戒されるのは日々オタクヘイト欲で過ごしてるフェミニストや表現規制派の皆さんと言うことになりますわよね。
fut573 はてブでの運営叩きのように関係構築の失敗やユーザーの質によってお願いが届かない公式は多い。/人気ブコメについては供給能力と規制能力を混同してるんじゃないのとしか。東京都健全育成審議会は同じことできん
2021/03/18
だよね。
hatebushine 「なんでカレーは食べるのにうんこは食べないんだ!」って言われてもなぁ、バカか?としか言いようがない
2021/03/18
簡潔にして気力ある言い分といい、きよらかなidといい、なんたる好漢か。
こういう人物に出会えるならはてなもまだまだ捨てたものではなかった。
ウマ娘と表現規制を巡る記事を見て思ったのだが、「フェミ」からの批判に反対するときに「表現の自由を守るため」とか言うのはもうやめたほうがいいと思う。
オタク的な表現に対する批判が起こると、主に以下の2つの理屈で批判に反論していた。
①エロ的な表現の自由が担保されることは表現の自由を守る上で重要なので、規制すべきでない。なぜならエロ的な表現を規制することから始まって様々な表現が規制されていくからだ(いわゆる「ニーメラーの警句」がよく引用される)
②一部の人間の主観でその表現がエロかそうでないかを決めることは良くない。なぜなら何をエロく感じるかは人によって異なるからだ。なので、エロいかどうかはできるだけ客観的な基準で決められるべきだ。
今回のウマ娘公式の「お願い」なんて、まさしく①②両方に引っかかると思う。
①の理屈で行けば、現状では18禁二次創作を禁止するガイドラインのように捉えられているが、Cygames・馬主・JRAなどを批判する表現も「馬主さまおよび関係者の方々が不快に思われる表現」として規制を広げることができる。まさに危惧していたような状況であり、いつもどおり規制に反対すべきではないか。
②についても、「モチーフとなる競走馬のファンの皆さまや、馬主さまおよび関係者の方々が不快に思われる表現、ならびに競走馬またはキャラクターのイメージを著しく損なう表現」という主観的な表現なのだから、いつもどおり客観的な基準を提示するようにCygames側に求めるべきではないか。
むしろ、「フェミ」の批判と違い資金力がある一企業が個人に対して規制しようとしているのだから、普段以上に強く反対すべきだと思う。
その後、Twitterやはてなを読んでいると、今回といつもの「フェミ」との対応の違いは「要請しているのが権利者かどうか」という理屈が多く見られた。
もしそうなら、今後は「表現の自由を守る」とか「何がエロなのかは人によって異なる」とか屁理屈を捏ねていないで、「自分たちの仲間や権利関係者の言うことは最大限配慮するけど、そうじゃない人の言うことは配慮しない」という理屈で答えるべきだと思う。自分たちが従っている理屈に誠実になってほしい。
蛇足だけど、反表現規制の人たちって、やたらかっこいい自己イメージを持っていると思う。
Twitterとかだと「フェミ」との争いを戦争に例えたがるし、「フェミ」の「お気持ち」に対して自分たちの客観性・論理性を強調しているのもよく見る。
たくさんRTされているツイートを見ると「(時として過剰なまでに)論理的に思考し、表現の自由という大義に殉じる人」と言う感じで書かれているのも多い。
だけど、ウマ娘の件でわかったのは、多くの人は「自分の趣味のコミュニティーを守るために、仲間や権力者に対して忖度し、他のコミュニティーからの意見に対しては一致団結して反対する」という人だということだ。
ごく普通の日本人だと思うので別にかっこ悪いとは思わないが、ヘルシングの大佐とかに自分を重ねているのを見ると、カッコつけすぎ。
ブコメやレスで元増田を擁護してる人達の多くが、派閥的な「敵/味方」の判定をして味方側だとみなしたからか、元増田が言ってることの過激さに気づいてないように見える。元増田の主張は、おそらくウマ娘ファンの多くの認識とも、同人活動・二次創作を擁護する人々の一般的見解とも違ってると思う。もう一度元のエントリをよく読んで、みなさん本当にこの増田の言い分に乗っていいのか、改めて考えてみたほうがいいんじゃないかしらん。
元増田の主張の核となるのは:
①ウマ娘公式は好感度と信頼度が高いから、オタクもふわっとした公式のお願いに従っている
②彼らは人気者ゆえに特権的な「お願い」権がある
③人気者ゆえ多少スジの通ってない横着なお願いも聞いてもらえる
という理屈。
その「お願い」を聞くかどうかはあくまでオタク側の裁量や判断だけど、〈ウマ娘公式は〉面白いし、評判を落とす事件もなくて好感度が高いから、公式の「多少スジの通ってない、聞かなくてもいいお願い」をオタクも聞いてやっているんだ、ということ。フェミや表現規制派の「お願い」は聞かないが、ウマ娘公式の「お願い」は聞いてやる。それは〈ウマ娘公式が〉ファンに好意を持たれているからにすぎない。もしその好意が失われれば、ファンがウマ娘公式の「お願い」に付き合う義理はない、ということ。
つまり元増田は「オタクがウマ娘公式のお願いなら聞ける」理由は、権利者と利用者の権利関係を考慮しているからではなくて、権利者と対等(または優越的)な立場にある二次利用者や鑑賞者側が、あくまで「権利者への好意」にもとづいて、本当はどれだけやっても構わないことをあえて手控えているかのように語ってるわけ。具体的には:
「お願いはお願いでしかない」
「この状況下、別にウマ娘を同人誌でエロく描こうがグロく描こうが殺そうが馬刺しにして食おうがなんでもありでしょ?」
とまで言ってる。勇ましい。でもこの主張って、ウマ娘やその他の同人コンテンツのファンにとって本当に味方といえるんすかねえ。だって公式が何かポカやってファンからの「好意」が失われたら、ファンのほうも公式の「お願い」なんか無視してあらゆる毀損表現を尽くしたっていいって言ってるんだよ。一次権利者にお願いされようが何されようが二次利用は原則的に「なんでもあり」で、いまウマ娘がそうなってないのは〈たまたま〉ウマ娘公式が面白くて人気があってファンに好感を持たれてるから、ファンに対して特権的な「お願い」権を持ってるんだ、人気あるゆえの特別扱いなんだ、と言っている。ヤベーじゃん。
一方で、ブコメへの追記反論の部分を見てみると、突然「土地を人に駐車場として貸す」「契約書」という例え話が出てきたりもする。つまり元増田も、心の中ではこれが権利者と利用者の関係、何かについて権利を持つ側と利用する側の関係であることは薄々理解してるんだけど、このエントリで「フェミや表現規制派は俺たちに好意的じゃないから、俺たちもお前らの『お願い』は聞いてやらん」というストーリーに沿って話を進めるために、その核心には徹底して触れないようにしてたということ。最後にポロリしちゃったけど。
でも、この「権利を持つ側と利用する側との力関係」こそが「オタクがウマ娘公式のお願いを聞ける理由」だってことは、多くのウマ娘擁護派にとっても自明の話でしょ?
たとえば id:aa_R_waiwai さんがブコメで張ったURL http://doujinsokuhou45.com/archives/8925157.html では、元増田のエントリに対して、擁護派の多くが
「二次創作の可否は著作権法上の問題だからウマ娘だからは関係ない」
と書いてるし、元増田へのブコメでも、増田を擁護する立場から(実は擁護になってないんだけど)、
「いうこと聞かないと飯の種が奪われるか奪われないかの違い」
「権利者からの要請なんだから従うか訴えられるリスクを背負うかの2択で普通は前者を選ぶってだけの話」
「そらそうやろその気になればコンテンツ自体取り下げれる立場なんやし…」
といった内容が多数ある。御説ごもっともで、自分もこのことが「お願いを聞く理由」の根本にあると思う。でも元増田は、ウマ娘コミュニティの公式への反応の根底にはこの著作者と利用者の権利関係があることを認識しつつ、あくまで「そうではないことにしたい」のね。著作物の二次利用という行為につきものの権利関係の力学をわかっていながら、あたかもそれが存在しないかように、純粋に公式とオタクの好意的な関係性にもとづいて、オタクの側が「お願い」を聞いてあげているかのように書いてる。これって、明らかに増田の自己欺瞞でしょ。
(または、もしかしてもしかすると、元増田は二次創作という営為に伴って同人界がず〜っと抱えてきた権利関係をめぐる緊張感や危機意識について全く理解せず、「表現の自由は全てに優越する」と考えてる、マジモンの「表現の自由戦士」だという可能性もあるけど、それはそれで皆さんお困りでしょう。)
もし元増田が「コンテンツの二次利用は権利者のお目こぼしのもとで成り立ってるグレーゾーンで、『お願い』を無視し続ければより厳しい使用規制が課せられたり、コンテンツ自体が供給されなくなっちゃう危険があるから、みんなそれを避けるために『お願い』を遵守してる。そうした権利関係のない第三者からああしろこうしろと『お願い』されるのとは状況が全く異なる。それを『態度が異なる』と笑うならどうぞご自由に」と(他の擁護派の方々と同じような)模範解答を言ってれば、多少の揶揄やあてこすりをされる余地はあっても、主張の筋道自体には文句のつけようがなかったと思う。でも実際は、元増田は「二次利用はなんでもありだが、ウマ娘公式はオタクに好意を持たれているから、オタクのほうも彼らの『お願い』を聞いてやってる。でもフェミニストや表現規制派はオタクに好意を持っていないし持たれてもいないから、オタクにも彼らの『お願い』を聞く義理はない」という、何重にも地雷を孕んだ主張をゴリ押ししている。これにウマ娘ファンのみなさんは「そうだそうだ」と乗っちゃっていいのか?という話。
自分は、著作物に対する著作者の諸権利には二次利用者の表現の自由に優越する要素が確実にあると思う。だから、著作権を持つコンテンツホルダーに対して二次利用者が配慮を示すこと自体は、何らおかしなことじゃない。「コンテンツに対する権利を持ってる人達がガチで怒ったらどうなるかわからないから、謙抑的にやりましょう」というのは二次利用者としてごく常識的な判断だし、自分だって似た状況が発生したらフツーに相手の「お願い」に従うし、何ならゴロニャンする。日頃「表現の自由」について何か勇ましい物言いをしてたとして、その忖度や阿りとのギャップを誰かに笑われても構わない。「それとこれとは別です」でおしまい。
それはコンテンツホルダーの権利との関係でそうするのが当然だと思うからで、間違っても「あいつらのお願いに従うかどうかはこちらの腹ひとつだが(何だったらエロく描いたりグロく描いたり○したり馬刺しにして食うこともできるんだが)、あいつらには好感を持っているし、我々の評価を落とすような事件も起こしてないから、今はその〈お願い〉を聞いてやってるんだ。テメーらはそうじゃないだろ!」なんてことを第三者に向かって言わない。
ウマ娘の権利者はサイゲームス。ウマ娘関連に対してセーフアウトのジャッジ(警告、告訴など)をするのもサイゲームス。
馬主に法的にも商業的にも権利はないが、サイゲが商売を円滑にする為仁義切ったり使用料払ってるかもしれない。
馬主(や関係者)が二次創作者に文句をつける権利はないが、サイゲに対して文句をいう事はあるかもしれない。その結果サイゲのアクションが起きることもないとは言えない。
二次創作は基本的に自由だが、サイゲから「もしもし?」とされる可能性はエログロじゃなくても内容によらずある。またサイゲの財布に手を突っ込むと明確にアウト。
ウマ娘リリースから3週間が経過したが、多分に漏れず自分も50時間程度をウマの育成に溶かしてした。
アプリに熱中していたので全く気が付かなかったが、ツイッターを中心にウマ娘の権利や二次創作の取り扱いについて妄想や空想混じり、或いはハナからトモまで間違ってる言説が大手を振ってばらまかれてるのを見てびっくりしてしまった。
いくつか引用して記録をここに残しておく。
ウマ娘の二次創作云々、エロがだめとかグロがだめとかじゃなくて「馬の権利者はサイゲじゃない」「ゆえにアウトかセーフか判断するのもサイゲじゃない」って話なんだけど、間違いなく大部分の人には伝わってない— モノティー (@monotea_error) March 4, 2021
ツリーにこの後も妄言が続いているが、そもそもウマ娘の話をしてる以上権利者はサイゲームスでしかない。ウマ娘が現実にいる世界に住んでたのかな…?
ツリーには牧場云々とあるが、オーナーブリーダーと生産牧場の区別すらついていない認識で伝わるわけがない。生物としての馬の権利については、ウマ娘とは関係がないので触れないが競馬で一律斤量背負わせるのどうなの…とかそういう方面からはじまる話になるだろう。
本作は、実在する競走馬をモチーフとしたキャラクターが登場しているが、当然のことながら馬主や多くの関係者の協力が絡んでおり、関係者の中にはマルゼンスキーの馬主の娘に当たる橋本聖子東京五輪・パラリンピック組織委員長や、重賞を提供するマスコミ関係者などの、本気で怒らせたら二次創作文化そのものを危機に陥れる事も可能な要人なども含まれている…
この渋百科の項目をスクショし
ウマ娘のエロはダメってさ、馬主さんとかに迷惑かけるからダメってのは分かってたんだけど。
というコメントをつけて投稿したTwも拡散されていたが、この項目はアプリリリース後3人の人間によって追加された妄想であり、この記述をもとに云々すること自体がバカげている。
あえて突っ込むなら今まで表現の自由によって立つと共通の認識がある創作活動において、その根幹の「権力からの自由」を平然と無視して『権力者だから配慮しよう』などと書くこと自体噴飯物でしかない。
「個人で描く分には自由。でもそれを公開するのはナマモノ系と同等以上の注意を必要とした方が無難。できれば内輪で信用できる人間同士でやり取りした方がいいんじゃないかな…」というあたりに落ち着くのではないだろうか。大っぴらに書きたい人には窮屈だろうが。
法律的な権利は馬名に関してはすでに否定されており、またウマ娘は現実の競走馬にモチーフを得て創作された架空のキャラであるからそもそも馬主の法律上の権利は発生しようがない。
しかし、サイゲームスが展開に当たって仁義を切ったり利用料を払ったり、イメージ保持に努めたりする旨の契約を交わしていたりすることは考えられるし、今後の商品展開もある程度お行儀によって違ってくる可能性はある。
また権利的な意味で考えれば、そもそもウマ娘の権利者であるサイゲームスが婉曲に「イメージを損なう表現は配慮しろ」といっている以上、それ相応の対応を行う必要があり、そこに挑戦するようなことを大っぴらにやると、権利者としてのサイゲームスからアクションを誘発することは十分考えられる。
あとウマ娘は実在の人物がやった行為をキャラクター内に取り込んでるけど、それを通り越して現実の人間と絡ませると馬名のパブリシティがどうのとかいう話ではなくなるのは考えればわかるだろう。
とかなんとかグダグダ書いてたら専門家の人が権利関係についてどう考えるべきか?の意見を公表していた。
ほかの専門家に聞けば違う見方も十分できるだろうけど、少なくともなぜ馬主に権利が存在しないのか?そもそもウマ娘の権利はどういう状態なのか?を簡潔にまとめているからリンクを張って終わる。
ダンジョン飯 ワールドガイド 冒険者バイブルのことなんだけど、
チルチャックがハーフフットの種族名のことを語る漫画があるじゃないですか。
わかっている人はスキップしてね。
もともとチルチャックみたいなハーフフットとかハーフリングとか呼ばれる、
背が低くてすばしこくて手先が器用でという種族の元ネタはトールキンのホビットなんです。
だから本当はあういう種族の総称はホビットになるはずなのです。
ところがトールキン著作権利を管理しているトールキン財団みたいなところが割と権利関係にはうるさいところで、
昔、テーブルトークロールプレイングゲームの元祖であるD&Dがホビットという種族名を使ったところを、勝手に使うな!と物言いがついたのです。
そこから、色々と派生して、どうもホビットという種族名を使うのは駄目らしいということになってホビットという統一名称は使われない世界線となったのです。
雰囲気としてはディズニーとか任天堂の著作に対してのネタみたいな感じ。
付け加えると、エルフとかドワーフもトールキンの著作から生み出されたと言っても過言ではないのですが、
エルフやドワーフは元々の単語として存在していたものでトールキンの創作ではないので物言いをつけることが出来なかったので普通に使われて現在に至るわけです。
場合によってはホビットという名称がエルフやドワーフみたいにもっとメジャーになっていたこともあり得るのですが、
庵野よ、聞け。
お前は「卒業式」をやってるつもりだったんだろうが、みんなはとっくに『新世紀エヴァンゲリオン』なんて作品は卒業してたんだ。
お前が作ったあのどうしようもない投げっぱなしの『Air/まごころを、君に』とかいうエヴァ完結編があったろ?
お前が宮村にフられたからってアスカをズタボロにしたり、自分の作品を否定したオタクへ意趣返ししようとしたあの作品だよ。
お前があの映画でみんなに伝えた「現実に還れ」というメッセージはきちんと俺たちに伝わったよ。
アニメや漫画の登場人物たちに「自己投影」することは無くなった。
「感情移入」はするかもしれんが、キャラクターを自分だと思い込んだりはしない。
キャラクターはキャラクターのまま楽しむし、キャラクターを応援する。
アニメや漫画、ゲームのストーリーを自分の人生だと思うことだってない。
エンタメはエンタメだって、作り物だってそれを分かった上で楽しんでる。
「まるで自分が描かれているようだ!」と錯覚したお前の素晴らしいエヴァからそうやってみんな卒業していったんだ。
なんて書いてたか覚えてるか?
『誰もが楽しめるエンターテイメント映像』を目指すって書いてたんだ。
もう卒業したエヴァだったけれども、お前の私小説じゃないエンタメ作品としてのエヴァが見られるかもと思ってワクワクしたよ。
ついでに終わって8年かそのくらい経って久しぶりに語りたくなったのもあったよ。
序は良かったよ。
あの時の映像を今風にするとこうなるのかーって素直に感心した。
破も良かったよ。
中盤まで第十二使徒以降暗くなった本編をエンタメに寄せるとこうなるのかと感心して、最後のシンジが決意を決めるところはEOE以降なんどもシンジがそうなる二次創作を書いてきた俺には報われたような気持ちになったよ。
「同窓会」は大盛り上がりだ。
なんでか知らんがそこから入ってきた奴らに得意げに昔のお前の投げっぱなしを語ったりしたよ。あの投げっぱなしも良い思い出になってたんだ。
昔から見てたやつらは、エヴァの後にハマったのは何か?で大盛り上がりしたよ。
もちろん俺も好きだったよ。
良い同窓会になるって本気で思ってたんだ。
ゴジラだ、ウルトラマンだと好きな道で遊べそうなのに「早くエヴァを作れ」と言うオタクが嫌だったんだろ?嫌いだったんだろ?
ムカついたんだろ?
ガイナとエヴァの権利関係で揉めて、「エヴァンゲリオンがあるからダメなんだ」と思ったんだろ?
今まで一人のキャラクターだったシンジにまたお前が乗り移ったのをQで見たよ。
なにをしてもうまくいかないと厭世的になってる。
Qからきちんと伝わってきたよ。
お前、鬱だったんだな。
そしてシンだ。
嫁ちゃんという現実に救われたお前にとって、虚構のエヴァでオタクを縛ってしまったのを申し訳なく思った。
作中のシンジの言葉を借りるならば「落とし前」をつけるべく「卒業式」をやろうとした。
しかも二度と戻ってくる気力が湧かないように全部を瓦礫に戻して。
現実を生きてきたんだよ。
そうじゃなかったのはお前だけだ。
エヴァの監督と紹介されることが多かったからなのか、エヴァ以上を作れなかったからなのか「エヴァの呪縛」に苦しんでたのはお前だけだ。
お前だけだよ、未だにキャラクターをキャラクターと思えずに自分や誰かのアバターだと思ってるのは。
昔好きだった女の宮村=アスカを、作中のオタクだったケンスケに渡したのは俺たちへのご褒美のつもりだったのか?
庵野=シンジが昔好きだった宮村=アスカに「好きだった」って言うところなんか気持ち悪くて泣きそうだったぞ。
みんな幸せにしてたラストの駅のシーン、アスカだけ一人だったのは離婚してる宮村への当て擦りか?
そんなにフラれたのがムカついたのか?
まぁもうどうしようもない。
庵野よ、聞け。
お前は「卒業式」をやってるつもりだったんだろうが、みんなはとっくに『新世紀エヴァンゲリオン』なんて作品は卒業してたんだ。
お前が作ったあのどうしようもない投げっぱなしの『Air/まごころを、君に』とかいうエヴァ完結編があったろ?
お前が宮村にフられたからってアスカをズタボロにしたり、自分の作品を否定したオタクへ意趣返ししようとしたあの作品だよ。
お前があの映画でみんなに伝えた「現実に還れ」というメッセージはきちんと俺たちに伝わったよ。
アニメや漫画の登場人物たちに「自己投影」することは無くなった。
「感情移入」はするかもしれんが、キャラクターを自分だと思い込んだりはしない。
キャラクターはキャラクターのまま楽しむし、キャラクターを応援する。
アニメや漫画、ゲームのストーリーを自分の人生だと思うことだってない。
エンタメはエンタメだって、作り物だってそれを分かった上で楽しんでる。
「まるで自分が描かれているようだ!」と錯覚したお前の素晴らしいエヴァからそうやってみんな卒業していったんだ。
なんて書いてたか覚えてるか?
『誰もが楽しめるエンターテイメント映像』を目指すって書いてたんだ。
もう卒業したエヴァだったけれども、お前の私小説じゃないエンタメ作品としてのエヴァが見られるかもと思ってワクワクしたよ。
ついでに終わって8年かそのくらい経って久しぶりに語りたくなったのもあったよ。
序は良かったよ。
あの時の映像を今風にするとこうなるのかーって素直に感心した。
破も良かったよ。
中盤まで第十二使徒以降暗くなった本編をエンタメに寄せるとこうなるのかと感心して、最後のシンジが決意を決めるところはEOE以降なんどもシンジがそうなる二次創作を書いてきた俺には報われたような気持ちになったよ。
「同窓会」は大盛り上がりだ。
なんでか知らんがそこから入ってきた奴らに得意げに昔のお前の投げっぱなしを語ったりしたよ。あの投げっぱなしも良い思い出になってたんだ。
昔から見てたやつらは、エヴァの後にハマったのは何か?で大盛り上がりしたよ。
もちろん俺も好きだったよ。
良い同窓会になるって本気で思ってたんだ。
ゴジラだ、ウルトラマンだと好きな道で遊べそうなのに「早くエヴァを作れ」と言うオタクが嫌だったんだろ?嫌いだったんだろ?
ムカついたんだろ?
ガイナとエヴァの権利関係で揉めて、「エヴァンゲリオンがあるからダメなんだ」と思ったんだろ?
今まで一人のキャラクターだったシンジにまたお前が乗り移ったのをQで見たよ。
なにをしてもうまくいかないと厭世的になってる。
Qからきちんと伝わってきたよ。
お前、鬱だったんだな。
そしてシンだ。
嫁ちゃんという現実に救われたお前にとって、虚構のエヴァでオタクを縛ってしまったのを申し訳なく思った。
作中のシンジの言葉を借りるならば「落とし前」をつけるべく「卒業式」をやろうとした。
しかも二度と戻ってくる気力が湧かないように全部を瓦礫に戻して。
現実を生きてきたんだよ。
そうじゃなかったのはお前だけだ。
エヴァの監督と紹介されることが多かったからなのか、エヴァ以上を作れなかったからなのか「エヴァの呪縛」に苦しんでたのはお前だけだ。
お前だけだよ、未だにキャラクターをキャラクターと思えずに自分や誰かのアバターだと思ってるのは。
昔好きだった女の宮村=アスカを、作中のオタクだったケンスケに渡したのは俺たちへのご褒美のつもりだったのか?
庵野=シンジが昔好きだった宮村=アスカに「好きだった」って言うところなんか気持ち悪くて泣きそうだったぞ。
みんな幸せにしてたラストの駅のシーン、アスカだけ一人だったのは離婚してる宮村への当て擦りか?
そんなにフラれたのがムカついたのか?
まぁもうどうしようもない。
庵野よ、聞け。
お前は「卒業式」をやってるつもりだったんだろうが、みんなはとっくに『新世紀エヴァンゲリオン』なんて作品は卒業してたんだ。
お前が作ったあのどうしようもない投げっぱなしの『Air/まごころを、君に』とかいうエヴァ完結編があったろ?
お前が宮村にフられたからってアスカをズタボロにしたり、自分の作品を否定したオタクへ意趣返ししようとしたあの作品だよ。
お前があの映画でみんなに伝えた「現実に還れ」というメッセージはきちんと俺たちに伝わったよ。
アニメや漫画の登場人物たちに「自己投影」することは無くなった。
「感情移入」はするかもしれんが、キャラクターを自分だと思い込んだりはしない。
キャラクターはキャラクターのまま楽しむし、キャラクターを応援する。
アニメや漫画、ゲームのストーリーを自分の人生だと思うことだってない。
エンタメはエンタメだって、作り物だってそれを分かった上で楽しんでる。
「まるで自分が描かれているようだ!」と錯覚したお前の素晴らしいエヴァからそうやってみんな卒業していったんだ。
なんて書いてたか覚えてるか?
『誰もが楽しめるエンターテイメント映像』を目指すって書いてたんだ。
もう卒業したエヴァだったけれども、お前の私小説じゃないエンタメ作品としてのエヴァが見られるかもと思ってワクワクしたよ。
ついでに終わって8年かそのくらい経って久しぶりに語りたくなったのもあったよ。
序は良かったよ。
あの時の映像を今風にするとこうなるのかーって素直に感心した。
破も良かったよ。
中盤まで第十二使徒以降暗くなった本編をエンタメに寄せるとこうなるのかと感心して、最後のシンジが決意を決めるところはEOE以降なんどもシンジがそうなる二次創作を書いてきた俺には報われたような気持ちになったよ。
「同窓会」は大盛り上がりだ。
なんでか知らんがそこから入ってきた奴らに得意げに昔のお前の投げっぱなしを語ったりしたよ。あの投げっぱなしも良い思い出になってたんだ。
昔から見てたやつらは、エヴァの後にハマったのは何か?で大盛り上がりしたよ。
もちろん俺も好きだったよ。
良い同窓会になるって本気で思ってたんだ。
ゴジラだ、ウルトラマンだと好きな道で遊べそうなのに「早くエヴァを作れ」と言うオタクが嫌だったんだろ?嫌いだったんだろ?
ムカついたんだろ?
ガイナとエヴァの権利関係で揉めて、「エヴァンゲリオンがあるからダメなんだ」と思ったんだろ?
今まで一人のキャラクターだったシンジにまたお前が乗り移ったのをQで見たよ。
なにをしてもうまくいかないと厭世的になってる。
Qからきちんと伝わってきたよ。
お前、鬱だったんだな。
そしてシンだ。
嫁ちゃんという現実に救われたお前にとって、虚構のエヴァでオタクを縛ってしまったのを申し訳なく思った。
作中のシンジの言葉を借りるならば「落とし前」をつけるべく「卒業式」をやろうとした。
しかも二度と戻ってくる気力が湧かないように全部を瓦礫に戻して。
現実を生きてきたんだよ。
そうじゃなかったのはお前だけだ。
エヴァの監督と紹介されることが多かったからなのか、エヴァ以上を作れなかったからなのか「エヴァの呪縛」に苦しんでたのはお前だけだ。
お前だけだよ、未だにキャラクターをキャラクターと思えずに自分や誰かのアバターだと思ってるのは。
昔好きだった女の宮村=アスカを、作中のオタクだったケンスケに渡したのは俺たちへのご褒美のつもりだったのか?
庵野=シンジが昔好きだった宮村=アスカに「好きだった」って言うところなんか気持ち悪くて泣きそうだったぞ。
みんな幸せにしてたラストの駅のシーン、アスカだけ一人だったのは離婚してる宮村への当て擦りか?
そんなにフラれたのがムカついたのか?
まぁもうどうしようもない。