2021-05-28

anond:20210528201413

Webフォントに関しては、美しさで伝統フォントに及ばないって印象が正直なとこなんだよね。

判断難しいとこあって、デザインプラットフォームのなかで活きるものからスクリーンの視認性とか、掌サイズのちいさいデバイスで可読性があるか、日本語だったら基本横組みのWeb世界最適化されているかとかも考慮に入れた評価をしないといけないと思う。


でも、情報伝えるのと同時に満たしたいタスクとして、「非言語雰囲気感情的ムードを共有する」とか「デザインコンシャスな人の審美眼に耐える」ってとこも考えたい。

そこ考えてたとえばTrajanに置き換え可能でいいパフォーマンス出すWebフォント探してCinzelかな、ってなって、ここら辺は縦と横の線の細さがあんまり変わんないとか、WやJのエレメントのシャープさとか見て決定するんだけど、やっぱ文字組んでみるとTrajanの方が出来上がった文字組として綺麗だなっておもうんだよね、CinzelはなんかTrajanを追いかけてるんだけど、細部で越える事ができてない、って感じたり。


そこら辺はGaramond代替Crimson Textかなーってなったときも、ちょっと繊細さがないのが気になっちゃう。


Adobe fontだったらWebフォントで使えるかもだけど、ビジネス的なことを言うと権利関係とか制約めんどい事多いし。

同様のめんどくささはモリサワ日本フォンとにもいえて、ちょっと使うためのハードルが高い。

それに読み込みの速さとかも、まああるよね、日本語サイズが巨大だからなんかテンポ遅くなるし。


かいやすgoogle fontの中で「お、これはなかなかいいな」って思うのはLatoかなー。

サンセリフとしての基本的読みやすさをそなえてるし、すこしジオトリックな要素もあって審美眼にも耐えて、小さいスクリーンでも大きめの画面でもストレスなく読める。

あとMontserrat、これは単に伝統フォントを真似してるのを超えた美しさがあって、場所えらぶけどいいなって思う。

記事への反応 -
  • https://note.com/arisan_designer/n/n77e068511f5c こちら、フォントの歴史の話が珍しくホッテントリまで上がってたんで、まあちょっと嬉しくなったんで。 まあフォントはみんな好きなんで、いろ...

    • お疲れー。Webフォントとかになるとディレクター側に知識がなくて実現できないケースもあるから、なんかゴメンねって気持ち。フォントのこだわりと言語化ぎできるデザイナーは信頼...

      • Webフォントに関しては、美しさで伝統的フォントに及ばないって印象が正直なとこなんだよね。 判断難しいとこあって、デザインはプラットフォームのなかで活きるものだから、スクリ...

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