■MMD界隈の一貫性のなさ

数年前、MMDのモーションやモデルがUnity界隈へ流用されたときにMMD界隈がブチ切れてたことがあった。

その時のMMD界隈の主張は概ねこうだったように思う。

1. ニコニコをハブとしてネットに投稿されたMMD界隈の膨大なデータは、あくまでニコニコに投稿する金銭が関係しない動画での利用を想定されたものだ
2. ニコニコ以外のコミュニティでの流用はデータ投稿者の意思に反している
3. データが二次創作物だった場合には、流用先で拡散したときに二次創作にまつわる権利関係問題を起こす危険がある
4. だから、ニコニコをハブとして投稿されたMMD界隈の資産を無償公開の動画以外で使うのはやめろ

ところが現在のMMD界隈を見てみると、Fantiaなど支援サイトでMMD界隈の資産を借りた動画コンテンツで、あろうことか月額課金による収益を得ている人間が多数いる。

ニコニコに投稿された動画で馴染み深い誰が見ても流用が明らかなモデル・モーション・音源が使われた動画が、閲覧者が月額課金しなければ閲覧できないプランでのみ発表されているのである。

数年前の主張は一体なんだったのだろう。

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