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はてなキーワード: 昼ドラとは

2022-09-14

昼ドラ主人公若い頃と熟年期の2部構成になってるやつ

若い頃の恋人として登場する俳優と熟年期の恋人として登場する俳優、まったく系統が違ってたりするのは

若い頃と熟年期で女性男性の好みが異なることの反映なのだろうなあ、と思ったりする

不遇な少女時代恋人王子様系の優男

熟年期に出会い道ならぬ恋に落ちる若い恋人はがっしりした体格のラガーマン系の男臭いタイプ

まあn=1なので必ずしも昼ドラ全般こうとは言わないが

少女時代恋人の息子だったという設定なら、同じ俳優が二役やればいいのに、雰囲気さえ微塵もかすらない別俳優キャストされていたあたり、需要に適った配役なのだろうなと

2022-08-04

映画ってなんでいつまでも特別面してんの?

ただドラマやらアニメ時間を四つ分使ってるだけじゃないの?

ポケモンとかワンピース映画とか想像してくれ

アニメオリジナルをいつもと同じクオリティで四つ分詰め込んで90-120分でストーリーを完結させた

いつもと違うのは声優素人芸能人を使うところだけ

それでいて2000〜3000円の金を取る

これがおかしいことはわかると思うけど

普通実写映画もたいしてやってること変わらないよね?

ただ長いだけのドラマじゃん

なんで無料で見れるドラマを長くしただけでさも自分達は高尚なことをしてます

映画芸術映画を見るのは文化的行為ですみたいな顔してんの?

昼ドラ見てる専業主婦となんら変わんなくね?

テレビがなかった時代ならわかるけど今あってドラマ見れるじゃん

スポンサーから金取って無料公開すりゃいいのにいまだに高い金取ってるし訳がわからないよ

2022-06-16

愛のソレアという昼ドラ俳優目当てで見てた

2004年からもう18年前か

記憶確認ネット検索してあらすじを読んだが長い

要は若い頃に引き裂かれた恋人の息子と最終的に結ばれるという話だと理解した

若い時のその後の2部構成で、目当ての半田健人は前半の出演だったから、後半あんまりちゃんと見てなかった

結末分かってスッキリ

それにしても前半と後半で主人公容姿の印象も違うし(もちろん2役で別人だけど面影すら無い、印象を似せようともしてない)、かつての恋人の息子に面影を見てというが、前半後半の俳優雰囲気もまるで別物別枠・似せようともしてない で、チグハグな感じだった

王子様的イケメンとの若い頃の少女漫画のような恋、女優になりお金持ちのダンディおじさまと結婚、その後若いタフガイとの恋愛、と、まあ女性のいろんな夢を映像化するという意味では間違ってないんだろう

2022-06-15

anond:20220615150647

放送当時から

やめてよね

を筆頭にキラ無双、ドロドロ昼ドラ、やたら多い総集編とバンク多用戦闘あたりが叩かれてた印象が強い

2022-05-11

最近読んだ小説と、BL雑誌

小説の方はBL無関係

『鯖猫長屋ふしぎ草子』(田牧大和

あらすじ

 舞台江戸時代下町、猫が一番威張っている長屋通称「鯖猫長屋」。猫描き絵師の拾楽は、故あってオスの美三毛猫サバとともに細々と暮らしていた。

 ある日、鯖猫長屋に一人の若い女性が越してきた。彼女の名はお智。独り身の若い女の独居なんて胡散臭いと、長屋の女達はざわつく一方、男衆はお智の美貌にそわそわ。ところがやはり、お智は厄介な事情を抱えていたようで、ひと悶着起きるのだった!

 

増田感想

 江戸時代小説を読むのなんてたぶん人生初なので、知らない単語が沢山あって、ググりの手が止まらない。そんなに長い小説ではないのに、読了まですごく時間がかかってしまった。でも、ここまで調べたんだから、もう江戸時代小説どんと来いや! って感じだな。問題は、私の記憶力が物凄く悪いってことだけど。

 長屋に表と裏があるなんて知らなかった。時代劇に出てくる貧乏長屋は「裏長屋」なんだな。なるほど。

 江戸時代ハートフル人情物かと思って読み始めたら、なんか思ってたんと微妙に違った。猫のサバのいばりん坊具合が想像の斜め上を言っていた。飼い主の拾楽に対するあしらいが杜撰でどS。つよい。そして猫なのに何でも解りすぎぃ。リアル寄りかと思ったら幽霊は出てくるし、拾楽はただのうらなりかと思ったらなかなかのチートぶりだし、成田屋旦那存在自体浮世離れ感がすごい。

 ふつう下町人情が挟まってきつつ、ハートフル人情物とは思えない少年漫画的な活劇シーンがあったり、まあ退屈はしなかった。

 登場人物のかけ合いがメインで、情景描写はほぼ死んでるぶん、知らない単語が頻出するとはいえ、頭をパァにして楽しめた。

 人気シリーズだったらしく、図書館文庫本10巻までずらりと並んでいたから、後で続刊を読んでみよう。


ボーイズラブアンソロジー Canna vol.83』

 今回はたまたま急展開な作品が多かった。そして人気作のいくつかが連載再開されて豪華な感じだが、全部で11作品しか載っていない……。私がこの雑誌を買い始めてそんなに長く経っていないけれど、今までで一番掲載作品が少なくないか? 大丈夫なのかCanna……。

とりま順番に各作品感想のみ。


シャングリラの鳥』第15話(座裏屋蘭丸

 前々回から主人公アポロもフィーもそれぞれ人知れず悶々と悩むばかりなので、ちょっとストーリーが中弛んでいる印象かも。その前の話(2巻収録分)がかなり盛り上がっていたので、落差が激しいというか。(単行本でまとめて読むぶんには気にならないほどの弛み感かもしれないが)

 で、やっと二人が劇的って訳でもなくベタに再会したのだが……、おや、なんだか道を外し始めたぞ。それはやっちゃダメなんじゃなかろうかという事をフィーが思いつき、窮状に陥って元気のなかったアポロがずるずると引き込まれしまった。

 テンションダウンしたところからこの流れは、楽しんで読めるかどうか微妙だ。共感力モラルガン無視力を試されつつあるのかもしれない。じつに不安だけど続きが気になる。


ブランクコード』第2話(サノアサヒ)

 うーん、第一印象よりは悪くない。でもいいともえんなあ。雑誌推し作品のついでに読むぶんにはいいが、前情報無しで単行本を買って読んだら、膝から崩れ落ちそう。バンドマンBLが好きなら他をあたった方がいいと思う。『ギヴン』とか。

『積み木の恋』第4話(漫画 黒沢要/原作 凪良ゆう)

 原作小説が読みたい!

『ロングピリオド』(古矢渚)

 グループ交際回。すっごい、王道少女漫画だなぁ。毎回読んでそう思う気がするのだが、王道過ぎてさっぱり記憶に残らないので、第1話どんなんだったっけと思って読み返した。王道の第1話だった。王道から一歩たりとも道を外したくない少女漫画好きの人にはおすすめできる、たぶん。

『嘘つきな愛を買う――オメガバース――』第7話(ポケラふじ子)

 前回までずっと、ドロドロな昼ドラみたいな鬱展開が続いていたので、主人公の悠生が可哀想過ぎて読むのが辛かったのだが……。

 うひょーー!! ついに悠生がブチキレたwwwwww しかも、ぷっつんした時の心の中の第一声が、

「くっっ……さいな」

(※攻めの恭悟が他所のΩの匂いをぷんぷんさせて帰宅したので)

 って最高wwwww

 キレにキレて反撃に出たところで次回に続く。頑張れ悠生ちゃんwwwww

 しかし、悠生のモノローグで、元々自分はこういうキャラじゃなかったなどとあり、えっそうだったっけ? と思って第1話を再読。すると、子供時代の悠生は確かに成績優秀スポーツ万能で自信に満ち溢れていたようなのだが、第1話冒頭、恭悟と婚約した時にはすでに、昔の面影など全く残っていないほど暗いしもべ的なキャラになっていた、とのこと。恭悟は自信満々時代の悠生に惚れ込んで、多額の結納金を積んでまで悠生を手入れたのだが?

 あれれぇ、これってもしかしてハッピーエンドの予感じゃない???



侵略! 宇宙ネコチャン!』第8話(元ハルヒラ)

 はぁ、ネコチャンは癒し……のはずなのだが、今回はピリピリ回。いまぢの元同級生女子がほづつみを陥れた性悪サイコ女だと判明し、温厚ないまぢがガチギレ。こわい。しかし、ネコサンの正体が宇宙であることが何ら関係ない感じの展開で盛り上がってしまうのか? それはなんか微妙だ。


スリピングデッド』第10話(朝田ねむい)

 あぁ……私の最推し作品……。どうやら次回が最終回の模様。学生時代回想回、温泉回、頑張ってほにゃらら回と、エモーショナルな話が続いていて、主人公佐田ゾンビ間宮マッドサイエンティストだということを危うく忘れかけそうになっていたところ、今回は冒頭からふつうにに二人で殺人を犯していた。

 めっちゃ突き付けられてからの急展開きた。本当にこの漫画、次回で終わってしまうの……?

 学生時代回想回の盛り上がりがあまりにも凄かったために、最終回が尻切れとんぼになったらやだなとビクビクものでもある。しかも今回のラスト、すごい引きが強いし。どんな最終回になるのかなあ。佐田間宮が実にいいキャラをしているので、終わってしまうのは残念なんだけど。

BLACK BLOOD』第8話(琥狗ハヤテ

 思ってたんと違うー! 全然ハードボイルドじゃないー! と衝撃を受けてから、もう7話も過ぎてしまった。今回も絵柄がハードボイルド恋愛漫画だった。すごくほのぼのとしていた。今回のCannaは全体的に不穏展開が多めの中、この漫画けがほっこりしている。まさかこれに癒される日がくるとはね……。

『ジャルディニエの愛した毒花』第15話(椛嶋リラコ)

 これもまた衝撃の展開。手に汗握っちゃうな……。ネコ獣人達がただのネコ獣人ではなかったと、初めて知った。


石橋防衛隊公認)』第8話(ウノハナ

 かなり久しぶりの本誌再登場。ちなみに、『石橋防衛隊個人)』の方はpixiv漫画無料で読めるはず。

 今回も某衛大ネタ盛りだくさんというか、もはや某大が舞台BLというよりは某大漫画となっている気が。今回も国分寺榛名は頑張っていた!


ひだまりが聴こえる――春夏秋冬――』第6話(文乃ゆき

 私は至極興味がないのだが、このシリーズ商業BL漫画の中ではとても人気がある。何故そんなに人気なのか、読んでもいまいちからないのだが、少女漫画王道みたいなところがよいのだろうか。

 今回も私にはわからないが、これが人気なのか……と思って読了


 あれ? なんか一つ足りないような? と思ったら硯遼先生の『MADK』が休載だった。次が最終回らしい。

 次回は『コントラスト』のitz先生の新連載が始まるらしい。『コントラスト』もすごく人気のある作品だ。まあ好みではないがわからなくもない。確かpixiv漫画無料で読めるはず。『スリピングデッド』が終わって『MADK』も終わるとなれば、新連載が1、2本始まっただけでは間に合わないと思うが。誰か推し作家さんの連載が始まらいかなー。

2022-05-08

フェミニストだけど本音言わせて

ツイフェミマジで自己中なクズ女だと思うわ
何ていうか私と観てる世界が違う、育った環境が違う、価値観がまるで違う
言うなれば自分自身人生という名の物語主人公になれなかった人たちって感じ

自分自身人生という名の物語モブモブからこそ少女漫画に出てくるようなライバル女の取り巻きみたいな言動をしてる
冷静になって自分自身言動を考えてみなよ?どこぞの昼ドラの性悪女みたいな言動してない?
それでアナタたち自分自身人生主人公を張ってるって言えるのかな?

まぁ私も性格が良いとは言えないけど堂々と私の人生で私は主人公だって言える
バカみたいに見えるかな?見えるでしょうね。

でもね?自分自身人生自分自身主人公だと言い切れないアナタたちよりも私は自由に生きてる
自由に私は自分自身人生自分自身主人公だって言える

アナタたちが求める自由オタク叩きをする自由なの?
アナタたちがキモいと思うものを街中から排除する自由なの?

違うよね?アナタたちは自分自身人生自由に行き、自由に活き、自由に生きることが望みでしょ?

バカみたいな考えだと思う?そのバカみたいな考えをやってきてるのが私だよ、自分自身人生自分自身主人公だと言い切る私だよ

アナタが憧れる主人公象はオタク叩きすることなの?
アナタが憧れる主人公象はキモいと思うものを街中から排除する自由なの?

そんなわけないよね?
アナタが憧れる主人公象はもっとキラキラして優しくて、それこそみんなが憧れるような素敵な人でしょ
アナタのようになりたいと思ってもらえるような綺麗な人でしょ

まぁここまで読めたのであればアナタは私と同じかな?
たぶんきっと自覚ある女はここまで読めないだろうから

腹立てながらもここまで読めたのであればアナタ主人公であることを諦めてないと思うよ?
アナタのなりたい自分になることを諦めてないんでしょ?

じゃああとは、なりたい自分に恥じない言動を取るだけ
たったそれだけだよ

2022-05-02

最近よくピッコマ広告流れるんだけど

あれだな

なろうの皮被った昼ドラみたいなのばっかりっぽいね

ほんと大衆文化の引き出しが少ない国だなぁ

2022-04-10

anond:20220410193950

いや現実味はないだろ

昼ドラ並に過剰な展開畳み掛けてる時点で

2022-02-08

読んだマンガ昼ドラというか夜10時枠ドラマというかまあドロドロだった

なんかちょっと腹立った

好きになる説得力皆無なところに

2022-01-26

俺が好きなアニメトップ

主題歌について追記

 

1位 ゆゆ式

人生に大切なものはすべてゆゆ式から教わった

お気楽美少女動物園の中にもふとした人間関係の揺らぎや

将来への不安葛藤が織り込まれていて素晴らしい

製作者も語っているが過度な露出はないが

方々にフェティズム的なこだわりが見え、非常に"エロ"いのもよい。

明日を呪って線路へ飛び出したで有名な

主題歌の「せーのっ!」がとても爽やかでかわいくてよい。

 

2位 アイドルマスターゼノグラシア

女の子と巨大ロボットガチ恋するというイカれたアニメだが

展開は熱血スポコン+昼ドラで2クールダレることな面白い

誰もが傷つき成長していく清く正しいロボットアニメ

巨大ロボットに泣かされるとは思わんかった。

アイマス(原作)ファンから否定的意見も多いが、

主題歌の「微熱S.O.S!!」の良さは誰もが認めるところ。

 

3位 C

C3でもC3部でもBlood-Cでもない。

未来を換金して戦うという設定が好き。戸松がかわいいのもよい。

全体的に寂れた侘しい空気感も好きだしラスト一言が美しい。

このアニメを見て経済を語る奴はアホだなぁとは思うが

見た後にいろいろ語り合いたくなるいいアニメだと思う。

School Food Punishmentの「RPG」は文句なし神曲なので聞け。

 

追記

ブコメにあったが『戦国コレクション』はとてもよい。

ソシャゲ原作という元々ストーリーなんてあってないようなものという特性をフルに活かして

各話、脚本家が好きに名作映画オマージュを盛り込みまくっている。

結果的に各話でクオリティに大きなばらつきがあるのは難点。

オススメダンサーインザダーク等をオマージュしたCOLLECTION-18「Four Leaves」

2021-12-23

今日読んだBLじゃないみたいなBLと、ついでに韓国BL

 一見BLには見えないけれども、ちゃんBL。何故なられっきとしたBLレーベル作品から。そう、BLと非BLの違いは、単にレーベルの違いでしかないのだ……。

同棲ヤンキー赤松セブン』1巻(原作 SHOOWA/作画 奥嶋ひろまさ

 作画担当奥嶋ひろまさ先生ガチヤンキー漫画家。だが、原作のSHOOWA先生ガチBL漫画家だ。タイトル作画担当者の名前を見てから「SHOOWA」の六文字を見ると、すごくヤンキーっぽいというか、「SHOW-YA」と空目してしまうけれども。

あらすじ

 不良高校生赤松愛将(あかまつあいすけ)は、公園に住み着くカレーパン男(初対面の時カレーパンを食っていたのでカレーパン男とあだ名をつけた。)にケンカを挑むのが最近日課だった。ところがある日、カレーパン男の住まいだった土管公園から撤去されてしまう。住処を無くしたカレーパン男こと神崎七焚(かんざきセブン)を、赤松自分の部屋に招き入れるが……。


増田感想

 表紙絵からしてガチヤンキー漫画以外の何物でもないのだが、中身を見たらやっぱりヤンキー漫画以外の何物でもない。ただ、ひょんな事からなし崩し的に一緒に住むことになっただけの二人のヤンキーが、単に生活用品を揃えに休日ショッピングモールに出掛けたところ、同棲準備に浮かれる恋人同士の絵面になってしまうという、しょうもないギャグ漫画の体がしばらく続く。

 そして、これは本当にBLになるのか? という疑念をどっかに忘れてひたすらヤンキーギャグに笑い転げていたら、突然すごく強引にBLっぽい展開に突入。本作が商業BL作品であることを思い出しつつも、それ以前のノリの余韻があるので唐突BL展開もギャグとして笑えてしまうんだが、なんか、正統派ヤンキー漫画の画風そのままでえっちなことを始められると、見てはいけないものを見てしまった感がわいてくるw 青年向けヤンキー漫画らしい裸体絵で、やけにリアルなチン毛の下からライトセーバー電子書籍修正。何故ただの白抜きにされなかったのか。)が生えているの、とってもシュール一般漫画だったらチン毛までは描かれていても、ライトセーバーまでは描かれないもんな。ヤンキー漫画BLの融合……は、していないような、絶妙な感じの取ってつけた感のエロシーンw でも後半に行くにしたがって、エロシーン以外の部分でガッツリBLらしい表現になってくるのが面白かった。なのに、いかにも商業BLっぽいような湿気った恋愛模様ではなく、友情と恋のあわいくらいの関係性というのが、小ざっぱりとしていて読みやすかった。

 本当にヤンキー漫画を描いている人の描いた漫画なので、ケンカのシーンがリアルで迫力がある。動きの美麗さとかカッコよさより体重移動リアルさに重きを置いているアクション。サラリと台詞に出る、格闘技マニアっぽい蘊蓄。こういうアクション表現は、商業BLにはあまり見られないので、新鮮だった。

 商業BLを読んだことのない人にも読みやすいっちゃ読みやすいけど、ここから入るとBL王道を後から知って愕然としそうなので、読みやすさの割にはBL上級者向けなのかも。

 シーモアで、1月1日まで1巻丸ごと無料で読める。

 

こんな人におすすめ




『夜画帳』(Byeonduck)をちょっとだけ読んでみたよ!

 韓国BL。なんかすごい人気がある。本屋に行ったら2巻まで置いてあったなあ。

あらすじ

 娼館で生まれ育ったナミンは男同士のまぐわう春画絵師として知られていたが、現在絵師を辞め、飲んだくれている。そんなナミンを名家長男スンホは探し出させて拐い、彼の為に再び春画を描けと迫る。スンホはナミンの描く春画の虜なのだ。ナミンはスンホの暴虐な気質に恐れをなし、しぶしぶ筆を取る。



増田感想

 な、なんか韓国BLまじこわいんですけど……。何でこんなに愛とバイオレンスが分かち難い感じなのかな。といって、私の読んだことのある韓国BLはほんの少しなので、たまたまこわい作風の物だけに当たっただけなのかもしれないけれど。韓国フェミニズム小説のヒリつき感と似たような空気を、ほんのり感じた。

 歴史物の韓ドラをちゃんと観たことがないので、伝統的韓服とか物珍しくてわくわくした。半端に服を脱いでいるシーンを見て、へぇ、こういう構造になってるのかあ……と感心してしまった。でも、漫画だし全部を真に受けてはいけないかな?

 昼ドラのようにねっちりとしたストーリー人物描写なので、ついつい続きが気になってしまうけど、読むとメンタルやられそうな気がする。

 

2021-12-10

https://anond.hatelabo.jp/20211207001304

関係するかわからないけど、自分はドロドロ系昼ドラが全く駄目

もっと言うと夜9時10から始まるドラマほとんど駄目

なんで娯楽であるテレビドラマストレス感じなきゃならんの? と思っちゃう

一方でそういうドロドロしたドラマが作られ続けてるのだから一定需要はあるのだろう。

子供の頃は、大人になったら楽しく見れるのかと思っていたが、そんなことなかったぜ。

しろ登場人物の心情を察してしまって心が痛くなり、ますます見れなくなってる

2021-12-07

イカゲームくっそおもろい

ジョジョにつられてネトフリ入ってジョジョ全部見たか話題イカゲーム見た

例によってよくあるデスゲーム系でしょ?って思って見てたけど、クッソおもろい

シナリオ面白いけど演出とか編集とかライティングとか凄いよく出来てる

日本ドラマとか映画とか未だにキムタク時代の延長モノばっかりだし

演技も舞台っぽさが抜けない大げさ演技ばっかり(まぁそれはイカゲームも同じだが)

ヨンさまの頃は昼ドラレベルだったのに半地下もそうだけど韓国コンテンツ作りの伸びが凄いわ

まぁ世界的に伸びてるから伸びてないのが日本だけっていう話だけど

2021-10-29

好きなジャンル布教しようとしたらホモロックオンされた話

性的マイノリティには全く配慮していません

※ただの愚痴です

 

 

俺は昔から比較的女顔で、そっちのケがあるヤツにはしばしば狙われていた。

小学生の時は知らないオッサンからよく飴玉を貰っていた。(警察官が通りすがってからそのオッサンは見なくなった)

中学の時には先輩から体育館倉庫に連れ込まれそうになった。

高校の時には泥酔したオッサンから「お兄ちゃーん」と叫ばれながら抱きつかれて身体をまさぐられた。

社会人になってからホモ野郎身体やケツの穴を狙われたことは何度もあった。

その都度なんとか純ケツは守り抜いたが、20代半ばになる頃には俺はすっかりホモ野郎嫌いに育っていた。

 

そんなある日、親しくはないがそれなりに長いこと面識のあったヤツ(以下A)から急に連絡が来た。

 

 

「お前のハマってるジャンルに興味が湧いたから教えてほしい」

 

 

Twitterによくそジャンル投稿をしていたから気になったらしい。

俺は喜んだ。

俺は同好の士が増えることを何よりも歓迎するタイプオタクだったからだ。

 

 

詳しい話は数日後にと約束してから、Aに興味を持ってもらえるような資料作りに奔走した。

ジャンルの魅力、奥深さを極力客観的に紹介しつつ、そのジャンルの楽しさを体験してもらえるような導線を準備した。

どんな質問を投げかけられても答えられるように、繰り返しプレゼンリハーサルした。

 

 

そして、約束の日。

完璧だったかどうかは分からないが、Aが満足するに足るプレゼンテーションは行えたらしい。

 

 

「とても良かった。このジャンルにハマるかもしれない」

 

 

そう目を輝かせるAを見て、俺も満足した。

 

 

実際、その後Aはこのジャンルにのめり込んでいった。

グッズを買い漁り、イベントにも積極的に参加する…

重なる出費に悩みながらも推しサークルの新作に手を出したがるAのその姿は、

ジャンル歴数ヶ月にして、まごう事なき沼の住人だった。

推し語りで夜遅くまで盛り上がった。

友人たちと集まった時には新作を持ち寄り布教し合った。

ここまではお互い楽しかったと思う。

 

 

だが、段々と歯車は狂い始めた。

ある日、Aが妙なツイート投稿し始めたのだ。

 

 

あいつ(俺のことだ)の魅力について』

 

 

青天の霹靂とはこのことだろうか。

俺は推しジャンル布教しただけで、Aには何もしていないはずだ。

だがこの時、Aの熱意はジャンルにではなく、俺に向かっていた。

 

 

『かなり可愛い

仕草がとてもいい』

ママになって欲しい』

 

 

はっきり言うと、引いた。

困惑と恐怖と引きが入り混じった感情が俺を襲った。

こんなヤツではなかったはずだ。

少なくとも、ジャンル布教するまでは。

しかし、Aの熱意はその後ますますヒートアップした。

 

 

『好きになりすぎておかしくなりそう』

あいつでシコった』

『たくさん出た』

 

 

連日おシコり報告を受ける俺はドン引きを通り越した物凄い感情を感じていた。

前述の通り、俺はホモ野郎が嫌いだ。

語彙の限りを尽くして罵倒してやりたいと思った。

しかし、Aは長年面識があるヤツだ。

ここ数ヶ月は仲良くしていたこともあるし、

少なくとも、身内認定はしていた。

そのため、

 

 

「男同士には興味ないんだよな」

 

 

軽口のようにそう伝えて、しばらくAとは距離を置くことにした。

 

 

それから数ヶ月が経った。

昼ドラのように痴情の絡れから刃傷沙汰が起こることもなく、連日続いていたAのラブコールは次第に減っていき、やがてパッタリとなくなった。

最後にAが俺によこしたメッセージはこんな感じだ。

 

 

『もう冷めた』

 

 

何ともまあ…という感じだが、ひとまず安堵した。

少なくとも連日「シコった」という報告をされるよりはよっぽど精神衛生上良いだろうと思った。

Aはその後もジャンルに残ってはいるようだが、俺宛てのツイートは全て削除され、Twitter相互も外れ、連絡も取らなくなった。

 

 

ここで一件落着…と言いたいが、ちょっと待って欲しい。

俺は気付いてしまった。

 

 

 

なんでこのクソホモ野郎がまだジャンルに残ってやがるんだ????????

 

 

 

ふざけんじゃねえぞクソ野郎

呑気にイベントの参加報告してんじゃねえよ!

こっちはてめえと鉢合わせになるのが未だに怖くて参加できねえんだよクソが!!!

◯◯さんとこの新作が〜じゃねえよ俺の推しと被せてくんなクソ!クソ!!クソ!!!

殺意というのはこういうものかと悟ったのはこの瞬間だし金玉蹴り飛ばしてぶっ潰してやりてえと思ったのもこの瞬間だし去勢しろホモ野郎!!!!!

「冷めちゃった♡」で禊が終わったと思ってんじゃねえぞ下半身ブンブン丸がよ!!!

くたばれ!!!!!!

 

 

 

失礼、取り乱した。

 

 

 

自身反省する点は大いにある。

ジャンルに馴染んで貰おうとAに構いすぎたのが悪かった。あまりにも一緒にいたので別の友人からは「今日は一緒じゃないんだ?」と揶揄されたこともある。

最初にAがツイート投稿した時も、穏便に済ませようと「照れるな〜」とかテキトーなことを言って流した。

熱心に構う一方で、性的目線に関しては日和見的などっちつかずの態度がAをヒートアップさせてしまったのだとしたら、あの時きっちり否定しておけば…

たらればになるが、Aと絶縁状態になっていない未来があったかもしれない。

 

 

 

…だが、これだけはAに伝えたい。

 

 

 

B L は ナ マ モ ノ で や る な

 

 

 

以上だ!!!!!!

2021-09-05

BLコレクション

 Kindleに溜め込んだ商業BLコレクションたち。最もお気に入り作品たちについては前に書いてしまったので、今回は書かない。今回は「しゅみじゃない」~「けっこう好き」までのレベルが入り乱れる。せっかくの増田だし、辛辣レビュー書いても消されたりしないので、素直に思ったことをぶちまけよう。

カッコウの夢』(ためこう)

 初めて買った商業BL上下巻ある。表紙が綺麗だけど、中身はというと、そこまで絵が上手という訳でも……。特別下手でもないが。綺麗めの少女漫画といった感じ。ストーリーは、白泉社匂いがする。と思ったら、作者は白泉社の、雑誌少女漫画家としてデビューした人だった。

 主人公(攻め)がドクズなので、受けの粘り勝ちなラストだけど、それでいいのかお前(受け)は? ともやもやした。あと、BL性格の悪い脇役の女を見せつけられるのは、あまり気分のいいものではない。少女漫画でも性格の悪い脇役の女の登場はあまりいい気分ではないけど、まあ、必要悪から仕方ないなと思う。

 男だらけの登場人物の中で紅一点の女キャラが性悪って……。と思ったけど、初読み商業BLだったので、まあそういうもんなのかなと思ったし、実際、BLワールドでは女が悪役はそんなに珍しいものではないと後に知る。(悪役で出てくるくらいなら女一切出て来なくてよし!勢もBL読みには多いようだと、更に後に知る)

ララ結婚』(ためこう)

 既刊三巻まで。一時期Rentaの広告でやたら出てきたので、興味本位で購入。もともと「メス堕ちBL」という企画のために作られた短編長編化したものらしい。メス堕ちBLて。商業BL、たまに男性向けエロも真っ青なえげつない企画があるよな……。

 そんな訳で、一巻は果てしなくセックスしてる(というか受けが攻めにレイプされている)感じなのだが、徐々にエロの頻度は減っていき、三巻では遂にエロはご褒美(巻末描き下ろしだけ)となる。

 物語タイトル通り嫁入り譚。だが主人公ララ双子の兄ラムダン(受け)で、彼が妹の代わりに政略結婚相手に嫁ぐというもの。どう見てもちんちんあるのに旦那(攻め)を騙し切れてるとけっこう長いこと信じている受け(濡れ場で紐パンぜったい脱がない)がすごい。んなわけあるかい

 パンツ脱がなければ大丈夫と思ってる受けとか、飛んでくる弓矢がどう見ても矢印とか、突っ込み処が色々ありつつ、ストーリー少女漫画を通り越して昼ドラの泥つき具合で進んでいく。途中から登場した攻めの第二夫人がすごくいい子で自分から身を引いて退場となる辺りは清々し少女漫画のよう。

 BL読んでる感がどんどんなくなってきたので、三巻でストーリーに一段落いたことだし、これ以降は読まなくてもいいかなと思った。いやまあ、少女漫画が好きではない人間には商業BLの7割くらいはノットフォーミーなんだけれども。

 ところで、登場人物の装束や村や街の風景がどう見てもチベットしかし、チベットって一夫多妻というより一妻多夫イメージがあったのだが? 幼い頃に許嫁が決まっていて、許嫁同士で遊んでいたとかい描写は、中国のどこだかの幼児婚的なものに見える。

アサリと俺』(藤咲もえ)

 アサリBLする。ミル貝もBLする。たしかアサリが攻めだったと思う(人間が受け)。ミル貝は立派なものをお持ちながら受けであるアサリに詳しくなれるかもしれない。西洋パロディが素敵。

 誤タップにより購入してしまい、購入した途端にページが開かれてしまったので、返品できなかった。悲しい。

 サンプル1ページ目を読んで合わないと思った作品はほんとうに合わないと思い知る。悪くはないと思うけど、私には合わない。

イトウさん』(冥花すゐ)

 作者のペンネーム中二病拗らせている感あるけど、作風中二病が炸裂し爆発している。サンプル1ページ目の主人公(受け)のビアズリー的な美に惹かれて購入したが、なかなか良かった。BL世間評価がどうであれ自分にはヒットした。

 内容的には殺伐裏社会ものでありつつ純愛もの

『艶漢』(尚月地

 あれ、これBL? BLでない? よくわからない。商業BLも読むんならこれ読んでみれと強くおすすめされた1冊。特に私の推しジャンル二次創作クラスタにはたいそうウケるらしい。が、私には全く面白さがわからなかった。ここまで何が面白いのかわからないという作品に当たったのはじめて。まあ、同クラスタの人ほど案外趣味合わないというのは、よくあることかな。『地獄楽』(これは少年漫画だが)とかも、正直わからんと思ったし。推しに似てると言われても……。

あなたを殺す旅』(浅井西)

 表紙の銃口を向けられている方が攻め。銃を向けている方が受け。仕事でヘマをして逃亡の身になったヤクザ(攻め)とその舎弟(受け)が海沿いの街を転々とするロードムービーオールドファッションヤクザスタイルだけど、時代現代平成前期くらいで時代に取り残されてしまったような懐かしい旅風景

 おすすめかというと微妙だけど、個人的にはかなり好き。最寄りのTSUTAYABL本棚では、イチオシ作品として飾られていたので、人気はあるのだろう。

 そういえば、同作者の非BL作品町田啓太主演でドラマになったかこれからドラマになるかだったような。

『いとおしき日々』(sono.N)

 50代×60代の人生の大半をかけたBL

 うん、思ってたんと違った!

VOID』(座裏屋蘭丸

 私が持ってる商業BL漫画のなかで唯一の、18禁作品。これ以外はどんなにエロがあっても18禁にはならないのだった。前述の『ララ結婚』など、そうとうエロいはずなんだけどなー。

 だがKindleにかかればVOIDも白抜き修正祭りさ! 18禁というレーティングで描かれた漫画であるので、同作者の他の作品とは違い、体位局部を見えなくする技を使わずに描かれているせいで、よりいっそう白抜き修正祭りになってしまっている。あと、ほかに何が18禁なのかというと、アブノーマルプレイがある。道具使用とか、プレイを超えた言葉身体的な暴力とか。受けをただ虐待するSMのようなやつ。

 エロがメインの作品なので、座裏屋先生らしくハイクオリティー映画的な画面構成だけど、ストーリー面白さとか辻褄とかは今一つ。受けが可哀想過ぎるし無理やりハピエンにまとめているのが却って理不尽に思えてしまうので、私はあまり好きではない。

 本物の18禁修正無し)だったらしい紙の方は受注販売だったために、現在は新品での入手は不可能中古本がとんでもないプレミア価格で売りに出されていることがある。

 

『旧繁華街袋小路』(ためこう)

 商業BL入門時代に、とりあえず一人の作家さんにしぼって単行本を集めてみるかと思って買った。そしてここで挫折した。(他にも初期短編集も買ったけど。)『カッコウの夢』『ララ結婚』ほどは少女漫画的ではない。あまり記憶に残らない作品だった。

ハッピーくそライフ』(はらだ)

 主人公二人が粕谷と葛谷という名前からしてろくでもなさそう(実在粕谷さんと葛谷さんにはすみませんが)な二人の織り成すリバーシブルギャグBL

 ひとしきり笑う。時々可哀想



続きはまた後で。

2021-08-26

趣味嗜好が年齢に合わない人生

思えば幼少期から大人の好むものが好きだった。

特に漫画ドラマはそれが顕著で、4歳で初めて読んだ漫画は親の持っていた昼ドラの題材にありそうな漫画で、あまりものめり込んで読んでいたので漢字言葉はその漫画から覚えた。

(今でも持っているのだが、「不倫」や「離婚」といった言葉に親の字で振り仮名が振ってあり、親はどんな気持ちで振ったのだろうと思いなんだか心配になった。)

幼稚園児だった頃は女児向けアニメごっこ流行っていたが、それよりも昼ドラや親の見ていた韓国ドラマが好きだった記憶がある。

小〜中の頃も、恋愛もの漫画も勧められれば話を合わせるために読むが、それよりも社会派ドラマ映画青年誌掲載されているような漫画の方が好みだった。

様子が変わり出したのは高校生くらいの頃だ。ふと見た女児向けのアニメがとてつもなくおもしろいと感じ、のめり込むようになってしまった。私が幼稚園児のころは見ずに通り過ぎてきてしまったものの数々が途端に面白いと感じるようになった。

大学社会人の今もその傾向は続き、今度は女子小学生から中学生が主な対象だと思われる漫画の数々が面白くて読み漁っている。

単行本を買うのが少し恥ずかしいが)

昔見に行った映画は周りの年齢層が高いものが多く浮いていたが、今では周りの年齢層が低くて浮いている気がする。趣味嗜好が年齢に合わないので友達との話も合いにくく、なかなかに難儀だ。

2021-07-02

anond:20210702013701

女性向けコンテンツゾーニング男性向けよりできてなさすぎ。女性自己の加害性を自覚するタイミングが無さすぎるのかもしれない。

本人たちが最初BL コンテンツに触れたのだって、好きな漫画の関連本かと思ったら BL アンソロジーだったとかでしょ。

今もやっているか知らないけれど、昼ドラだって学校を休んだ子供がうっかり見ていいものじゃない。

もっと言えば、子供に見せたくないもの排除するのに懸命で、子供権利という視点活動している人をほとんど見ない。

見たいものを遠ざけるばかりだが、見たくないものが不意に目に入ることの方が避けるべき状況なのに。

2021-05-31

anond:20210531121440

便乗して自分の狭い観測範囲から今後伸びそうなVtuber

・黒宮ティ

エイレーン学園ぺろぺろ部の部長サイボーグメイド現在登録者数4600。

耳に心地よい標準語関西弁)の話者

多くのコラボ企画を仕掛けゲームマスターMCなどで活躍している。

オリジナリティのある絵が描け、映画アニメ知識豊富

中でも絵柄はポップだが生命倫理的にヤバい作品が好き(メイドインアビス、カイバなど)。

エイプリルフール企画誕生日逆凸企画では、3桁後半の登録者数に比べてなかなか高い同時接続数を叩き出した(仲のいいどっとライブとのコラボ効果もあったが同時接続数は全体を通して安定していた)

苦手意識から歌枠やASMRをやらない弱点がある(歌枠は1度だけゲリラでやってアーカイブなし)

声はすごく良いのでせめてシチュエーションボイスのASMR動画を出してほしいと思っている

・月紫アリア

花鋏キョウの所属するRe:AcT新人ツインテール中学生

デビューから一ヶ月で登録者数を1万まで伸ばす。

高い配信頻度、歌えて絵が描けASMRもできるマルチっぷり、何よりも巧みなメスガキRPリスナーファンネーム:推ぢさん)を引きつける。

なので結構ヤバい性質リスナーが群れ集まっているのは否めない。

先輩女性V2人とのドロドロした三角関係を演じ、昼ドラ組と呼ばれる(彼女は巻き込まれた側だが)。

2021-05-17

anond:20210517152526

ワイ「初めまして!なんか話さんとやけど出身地は聞いたらあかんのやったな。よっしゃ血液型聞いたろ!」

?「希少な血液型から話題にされるのイヤだ…」

ワイ「兄弟おる?一人っ子?」

?「昼ドラばりの血縁関係のやつもいるって想像できない貧弱な人間め」

ワイ「誕生日!これならええやろ!」

?「うるう年ネタにされる方の身にもなれよ」

ワイ「分かったもう黙っとくわ」

2021-03-19

純粋に内容云々だけなら anond:20210319143314

FF昼ドラでやってることを文字でやってるだけやな

 

純文学にも追放とか美の執着とかの話はあるよ

2021-02-12

必読書コピペマジレスしてみる・海外文学編(2)

(1)はこちら。anond:20210212080317

キャロル不思議の国のアリス

好き。ただし、当時の人にしかからないパロディジョークが多く、というかこの本を通じてしか残っていないのもあるので、純粋に笑えるかどうかはわからない。とはいえ、わからないなりにナンセンスさは楽しく(「ぽっぺん先生シリーズにも引き継がれている)、トーベ・ヤンソンなどいろいろな人の挿絵も楽しめるし、こじらせ文学少年文学少女とも仲良くなれるかもしれない。大学時代読書サークルは楽しかったなあ。

ドストエフスキー悪霊

ドストエフスキー小説基本的に頭がおかしい。ドストエフスキー自身ギャンブル依存症ユダヤ人嫌いのヤバいやつだし。

登場人物基本的自己主張が激しくて感情に溺れやすく、数段落数ページにまたがって独白する。プライド無駄に高くて空想癖がひどく、思い込みが激しくて人の話を聞いちゃおらず、愛されていないのに愛を語る。そしてそんな奴らが大好きだ。

ぜひとも増田ロシア文学沼に落としたいのだが、いかんせん「悪霊」を含む五大長編から挑戦するのはハードルがあまりにも高いので、「永遠の夫」か「賭博者」か「地下室の手記」か「白夜からおすすめロシア文学はいいぞ。

ところで、高校時代の友人曰く「ドストエフスキーにはまるのは自己愛自己嫌悪の衝突を必死プライドで支える人間、言い換えるとモテない」とのこと。ひどい。

チェーホフ桜の園

こっちはスマートなほうのロシア文学一家が没落して家や土地を売らないといけないのに、家の経済状態をわかっておらず(認めず)すぐに物乞い金貨を上げちゃう現実の見えていないお母さんのキャラが強烈。ギトギト描写するドストエフスキーに対し、勘所をびしりと抑えるチェーホフ

実家のお母さんと(特にお金関係で)うまくいっていない人におすすめ

チェスタトンブラウン神父童心

未読。怪作「木曜日だった男」は読んだんだが。ミステリはあまり読んでいないのでそのうち読む。

プルースト失われた時を求めて

誰もが冒頭のマドレーヌの香りから想起されるママンとの思い出についてしか語らず、たぶんみんなちゃんと読んでないかなのだが、実は無職マザコン自分の性の目覚め(野外オナニーを含む)やソープ通いや失恋の思い出について延々と語っている話で、何度語り手に向かって「働け!」と言いたくなったことか。

しかし、実のところ登場人物の九割がLGBTという当時としては非常に先進的な小説で、さらに当時炎上していたドレフュス事件という両陣営を真っ二つに分断した冤罪事件ネタにもしているので(今でいえばMeTooやBLMに相当する)、実は差別反差別についていろいろ語っている増田たちにすごく刺さる内容だと思う。俺差別してないし~、あいつは〇〇人だけどいいやつだよ~、的な態度もぐさりとやられている。最高でしかない。

ちなみに、金に苦労しないボンボンがうだうだ恋愛で悩む小説が好きになったのはこの本のせい。「アレクサンドリア四重奏」とかね。

カフカ審判

不条理ギャグすれすれで訳もわからずひどい目に合う小説。いきなりこの小説チャレンジするのはしんどいので、まずは「変身」か岩波文庫短編集を読んで、カフカのノリが気に入ったら読むといいんじゃないかな。

読んでいるとカフカがお父さんのことめちゃくちゃ苦手だったってのがびりびり伝わってきて気の毒(カフカは線の細い文学青年、父は叩き上げビジネスマン想像できるでしょ?)。お父さんとの関係がこじれている人におすすめ

魯迅『阿Q正伝』

最高のダメ人間小説精神勝利法なることばはどこかで聞いたことがあるんじゃないだろうか。作者は当時の中国人意識の低さを批判したつもりらしいが、万人に刺さる内容。

ちなみに自分ダメ人間、情けないやつ、どうしようもないやつが大好きなので「指輪物語」のゴクリ(ゴラム)だとか、「沈黙」のキチジローだとかが大好きです。

ジョイスユリシーズ

さえないおっさんが妻の浮気を知りながら一日中ダブリンの町をウロウロするだけの寝取られ小説で(途中で女の子スカートをのぞいて野外オナニーもする)、このリストの前に出てきた「オデュッセイア」のパロディでもある。

これだけだと何が面白いのかよくわからないのだが、実は当時の反英的な機運の高まっているアイルランド空気活写している。それだけではなく小説の様々な実験手法の見本市みたいになっており、和訳もすごい。たとえばある章では英文学の様々な文体歴史順に真似て英文学の発展をパロるのだけれど、和訳ではその章は祝詞に始まって漢文になり、漱石芥川文体を経て現代小説になるという離れ業で訳している。これがもっと無茶苦茶になると「フィネガンズウェイク」になるのだけれど、すでに言語の体をなしていないのでまだ読めてない。

上記説明ドン引きしないでください。「ダブリン市民」をお勧めします。

トーマス・マン魔の山

結核療養サナトリウム小説北杜夫ファンの間で有名な「ねーんげん的」の元ネタ。あらゆる知識を山のサナトリウムで吸収した主人公運命いかに! 「ノルウェイの森」で主人公京都山中精神病院にこの本を持っていくのは村上春樹なりのジョークか。

ただし、やっぱり長いので美少年萌えな「ヴェニスに死す」か陰キャの悲哀「トニオ・クレーゲル」にまずチャレンジするのがおすすめ

はまったら「ブッデンブローク家の人々」や「ファウストゥス博士」を読もう。

ザミャーミン『われら』

洗脳エンドのディストピア小説なんだけど、増田で「一九八四年」が古いと言われてしまうんだったらこれはどうなるんだろ。読むんだったら他の「すばらしい新世界」とか「ハーモニー」とかと読み比べて、ディストピア概念現実社会の変化に合わせてどんな風に発展してきたからを考えながら読むと面白いのかも。

ムージル特性のない男』

未読。長すぎる。

セリーヌ『夜の果ての旅』

未読。

フォークナーアブサロム、アブサロム!

文学サークルの友人に勧められて読んだんだけど、とんでもない小説だった。あらすじとしては、野望に取りつかれた南部人種差別主義者自分帝国を作るために理想女性結婚するが、その女性黒人の血が混じっていたために離婚して別の女性結婚することから始まる、二つの家系因縁なのだが、時系列しっちゃかめっちゃかなのでとにかくその男の妄念とその子孫の不幸ばかりがじりじりと迫ってくる。あまりにもすごかったのでフォークナーの他の作品は読めておらず、黒人差別を扱った小説も怖くて読めていない。

ゴンブローヴィッチ『フェルディドゥルケ』

未読。

サルトル嘔吐

読んだがよくわからなかった。うつ状態ときには時間の経過さえも苦痛で、それを救ってくれるのは音楽だけだ、的な話だったか。とにかく本を読み漁っていたころ、新潮文庫サルトル短篇集を意味も分からず読んでいたのを思い出す。わけもわからないままヌーベルヴァーグを観ていた頃だ。さっき出てきた高校時代の友人曰く「フランス映画のあらすじはセックスして車で逃げて殺されるだけだ」とのことだが、起承転結還元できない小説を楽しむようになったのはこの頃からだった。

ジュネ『泥棒日記

未読。

ベケットゴドーを待ちながら

短いのですぐ読める。ゴドーはいまだに再臨しないキリストアレゴリーだという説もあるが、実際のところはよくわからない。意味の分からない話だけど、僕らの人生結構意味不明だよね、みたいな感じか。

ロブ=グリエ嫉妬

未読。「消しゴム」は数年前に読んだが理解できなかった。

デュラス『モデラートカンタービレ

未読。「愛人」は読んだが記憶のかなた。まだ幼くて没落する富裕層とその爛れた愛を十分に楽しめなかった。

どうでもいいが自分が年上萌えに目覚めたのは「海辺のカフカ」のおねショタシーンです。

レム『ソラリスの陽のもとに』

レムの作品の中では一番好き。たとえ出てくる科学技術描写が古くなっても(SFだとこういうことはよくある)、理解できない対象として立ちふさがるソラリスという惑星描写は古びない。

SFは考えうるあらゆる可能性を検討し、人類の達成しうることや宇宙の中での意味について想像力の境界をどこまでも遠くまで広げていく文学だ。中には人類がろくでもない理由で滅亡してしまったり、人間など取るに足りないという悲観的なヴィジョンに至ってしまったりするものであるが、それでさえ美しい。なぜなら、想像力がヒトという種の肉体に縛られまいと羽ばたいた結果なのだから

最近SFをろくに読んでいないが、元気が出たらまた読みたいものだ。

ガルシアマルケス百年の孤独

初めて読んだラテンアメリカ文学。起こりえないことが起こり、名前がややこしいので誰が誰だかすぐに混同され、しかもそのすべてが意図的である。混乱してもとにかく読み進めてほしい。目の前で起きる不可解な出来事をまずは楽しもう。

慣れてきたら、これが不条理しか言いようのない南米歴史の縮図だとかそんなことを考えてみるのもいいかもしれない。この本のおかげでボルヘスに、バルガスリョサに、ドノソに出会うことができた。

一説によるとこの本が文庫化されるとき世界の終末が近づくという本の一つ(未確認情報)。新潮社がなぜか頑なにハードカバーしかさない。ちなみに「薔薇の名前」にもそうした風説がある。

ラシュディ『真夜中の子どもたち』

インド独立の瞬間に生まれ子供たちが全員テレパシーの使い手だった! こんな話があの岩波文庫に収録されるんだから世の中わからない。

主人公は裕福な家で育つが、じつはそれは出産時の取り違えによるものであり、誤って貧しいほうで育ってしまった子供復讐にやってくる。それも、真夜中の子どもたち全員を巻き込む恐ろしい方法で。

インドパキスタンの分裂、人口抑制政策、そういったインド歴史ちょっと頭の隅っこに入れておくと面白いが、昼ドラ的な入れ替わりの悲劇の要素のあるSFとして娯楽的に読める。権力を持った強い女性に対する嫌悪感がほんのりあるのが難点か。

ちなみに、「悪魔の詩」も読んだが、(亡くなった訳者には本当に申し訳ないが)こっちのほうが面白かった。あれは当時のイギリスポップカルチャーがわかっていないと理解が難しい。

ブレイクブレイク詩集

独自神話的なヴィジョンで有名らしいんだが、邦訳あったっけ?

ベルダーリンヘルダーリン詩集

未読。

ボードレール悪の華

卒業旅行パリに持って行った。たぶん時期的には最高だったと思う。とにかく血だとか死だとか堕落だとか退廃だとかそういうのに惹かれる人生の時期というのがあり、まさにそのときに読めたのは幸せだった。もっとも、所詮自分はそれらを安全から眺めていただけだったが。

ランボーランボー詩集

同じく卒業旅行パリに持って行った。残念ながらフランス語はわからないのだが、フランスサンドイッチは最高だった。当時はまだピュアだったのでキャバレーフレンチカンカンは見に行っていない。

エリオット荒地

未読。

マヤコフスキーマヤコフスキー詩集

未読。

ツェランツェラン詩集

未読。詩をあまり読んでいなくて申し訳ない。

バフチンドストエフスキー詩学

ドストエフスキー作品カーニバル的、つまり一斉にいろんな出来事が起きてしっちゃかめっちゃかになって、日常価値観が転倒する、みたいな内容。確かにドストエフスキー作品爆弾抱えた人間が一か所に集まってその爆弾が一斉に大爆発、的な内容が多い。

ただ、これ以上のことは覚えていない。実はあまり文芸批評は読まない。

ブランショ文学空間

未読。

以上

疲れたので続編をやるかは不明日本文学哲学思想海外文学ほど読んでないし。まとめてみて、遠ざかっていた文学に久しぶりに手を伸ばしたくなった。

皆様も良い読書ライフを。

必読書コピペマジレスしてみる・海外文学編(1)

方針

ホメロスオデュッセイア

イリアス」は捕虜奴隷女の配分をめぐった交渉がこじれた結果、勇者が拗ねて戦場に出ず、味方がどんどん死ぬところからスタートするので、昨今の倫理観から問題があり、神話初心者にはこっちをお勧めしたい。「オデュッセイア」も家で待っている妻を忘れてよその女のところで数年過ごすが、まあ魔法をかけられていたということでこっちのほうがマシだ。舞台もあちこち移動するから飽きないし。

ユニークなのは劇中劇的にオデュッセウス時間をさかのぼって事件の進展を語る箇所があることで、ホメロス時代にはすでに出来事が起きた通りに語る手法が飽きられ始めていたのかな、と想像できる。

実は「ラーマーヤナとある共通点があるが読んでみてのお楽しみ。

旧約聖書創世記

聖書はなんせ二千年前以上の宗教書から原典に当たる前に基本的出来事の流れと時代背景や当時の常識理解していないと読解が難しい。当時のユダヤ民族偏見も混じっているし。加えて、ところどころ立法全書的に当時の習慣や禁忌を延々述べる箇所があり、通読はさすがにできてない。新約聖書だけは何とか意地で読破した。

ところで、どうして「創世記」だけを取り上げたのだろう。たとえば物語として盛り上がるのは「十戒」の「出エジプト記」だ。「ハムナプトラ」とかでエジプトが悪役になるのは大体これのせい。いきなりこれにチャレンジするのなら、手塚治虫聖書物語のほうがいいかもしれない。

ソポクレスオイディプス王

犯人探しが不幸を呼ぶことからミス的な要素もあるし、ギリシア神話の「不幸な運命を避けるために必死になって行動した結果、結局その運命を呼び寄せてしまう」というアイロニーが大好きな自分としては、その典型例なので好物だ(予言鵜呑みにした結果ドツボにはまる「マクベス」も好き)。

これが面白かったら、アイスキュロスの「オレステイア三部作」もおすすめしたい。何世代にもわたる恨みの念が恵みの女神として祀られることで鎮められるというモチーフは、異国のものとは思えない。

唐詩選』

一般教養唐詩の授業を取ったので岩波文庫でぱらぱらとめくった覚えがある。なにぶん昔のことなので記憶曖昧なのだが、はっきり覚えているのが王梵志の「我昔未生時」で、天帝に生まれる前の時代の安らぎを返してくれるように願う詩だ。当時は反出生主義が哲学思想界隈でここまでホットトピックになるとは予想してはいなかった。

他にいいな、と思ったのは杜甫厭戦歌「兵車行」。

ハイヤーム『ルバイヤート

酔っ払いの詩。酒が飲める酒が飲める酒が飲めるぞーという内容。著者は文学者であっただけでなく天文学者数学者としても知られるが(三次方程式を解いた実績がある)、ここで展開されている詩はひたすら現世の美しさとはかなさをうたったもので、酔っ払いは世の東西を問わず、というところか。イスラム世界の厳格なイメージをひっくり返してくれるので面白い。ガラン版のアラビアンナイト高野秀行の「イスラム飲酒紀行」とあわせてどうぞ。

ダンテ神曲

フィレンツェ追放されたダンテが苦しみの中生み出したキリスト教最高峰文学のはずだけれど、とにかく気に食わない政敵地獄でめちゃくちゃな責め苦に合わせているところを面白がる下世話な楽しみ方ができる。地獄にいる人物聖書ギリシア神話歴史上の人物も多く、ヨーロッパ歴史文学をざっくり知っているとダンテがどれだけやりたい放題やったかがわかるので愉快。

ただし、地獄編の続きの煉獄編・天国編はキリスト教哲学をかじっていないと結構しんどく、しか風景が山あり谷ありの地獄と比べてひたすら恵みの光が明るくなっていくだけなので、絵的に面白いのは地獄のほうだ。

ついでに、ヒロインがかつて片思いをしていたベアトリーチェという女性なので、ベアトリーチェの美しさを歌う箇所も下世話な目線で楽しめる。妻帯者の癖に未練たらたら。

ラブレーガルガンテュアとパンタグリュエルの物語

未読。後述のラテンアメリカ文学とかジョイスとかは読んだんだが、そこに出てくる過剰なものや糞尿譚も結構楽しんだので、いつかは読みたいと思っている。

シェイクスピアハムレット

四大悲劇と「ロミオとジュリエット」はざっくりと読んでおくと、いまにも受け継がれているネタ結構あることがわかって楽しいし、意外と下ネタオンパレードなので当時のイギリス人に親しみを持つことができる。ついでに上記のうち二作は黒澤明映画元ネタでもある。

興味深いのは、劇中劇というかメタフィクション必然性を持って登場することだ(父を殺した叔父の目の前で、その殺人の場面そっくりの劇を演じて動揺させるシーン)。すごく先進的だ。かっこいいぞシェイクスピア

セルバンテスドン・キホーテ

基本的には正気を失ったおじさんが繰り広げるドタバタ劇で、下巻では著名になったドン・キホーテからかう公爵夫妻までも出てくる。これだけだと精神を病んだ人をおちょくる悪趣味書物だとしか思えないのだが(というか最初時代遅れの騎士道精神批判するために書かれた)、昨今はドン・キホーテに同情的な解釈が主流。最近テリー・ギリアム映画化した。

スウィフトガリヴァー旅行記

自分が道を踏み外した元凶。誰だこんな子供人間嫌いにする本を児童書の棚に並べたのは。クレヨンしんちゃん夕方アニメにするレベルの蛮勇だ。四部作だが、最後の馬の国では人間という存在醜悪さをこれでもかと暴き立てており、おかげさまですっかり自分人間嫌いで偏屈な人になってしまった。作者の女嫌いの影響を受けなくて本当に良かった。

とはいえ、当時のアイルランド支配はこれほどまでの告発の書を書かせるほどひどかった、ということは知っておきたい。

スターントリストラム・シャンディ』

夏目漱石吾輩は猫である」に出てくる。基本的にはふざけた話であり、著者が自分誕生から一生を語り起こそうとするがなかなか著者自身誕生せず、しか物語の進捗が遅いせいで半年ごとに本を出す約束なのにこのままでは永遠に現在自分に追いつかない、みたいな語りで笑わせてくる。挙句の果てに著者が途中でフランス旅行に出かけてしまう。英文学というジャンルがまだ黎明期なのに、こんな愉快なのが出てくる懐の深さよ。

だが、これだけふざけているのに、登場人物の一人がうっとうしい蝿を「この世の中にはおれとおまえと両方を入れる余地はあるはずだ」といって逃がしてやるシーンはいい。

サド悪徳の栄え

未読。「毛皮を着たヴィーナス」と「眼球譚」は読んだんだが。バタイユどんだけおしっこフェチなんだよ。自分もお尻とかブルマーとか競泳水着が好きだから笑わないけどさ。

ゲーテファウスト

個人的にはとても好き。人生できっと何かを成し遂げられるはずという万能感ある思春期に読みたい。主人公行為は決して褒められたものではない。様々な悪事を働き、幼い少女妊娠させたうえ捨ててしまう。このシーンのせいで、もしかしたら二十一世紀には読み継がれない古典になってしまうかもしれない。しかし、主人公最後にたどり着いた境地の尊さの価値は失われることはないと信じている。現世で最も美しい瞬間とは何か、あらゆる物質的な快楽を手に入れた主人公が見つけた答えを読んでほしい。後半はギリシア神話を知らないとつらいかもしれないが、そのためにギリシア神話入門を読む値打ちはある。

スタンダールパルムの僧院

未読。同著者の「赤と黒」は貧乏青年がひたすらのしあがろうとする話で、あまりピンとこなかったのだが、文学サークルの友人から最近来たメールに「訳者を変えて再読したら面白かった」と書いてあった。

ゴーゴリ外套

さえないかわいそうなおじさんが好きなので好き。ロシア文学というものは、名前がややこしいうえに同じ人物が様々に呼ばれるので敬遠されがちなのだが(イワンが何の説明もなくワーニャと呼ばれるなど)、登場人物メモしたり、ロシア人名の愛称の一覧を頼りにしたりして飛び込んでほしい。このハードルさえ超えれば最高の読書体験が待っていることは保証する。ロシア文学はいいぞ。

ポー盗まれた手紙

ポーは大好きなんだけどどうしてこれを代表作に選んだのかはよくわからない。個人的には王道の「黒猫」とか「アッシャー家の崩壊」とかを最初に読むのがいいと思う。中学生の頃、狂気や暗鬱さにどっぷり浸っていた頃に読んだのだが楽しかったし、作中の詩が今でも世界で一番好きな詩のひとつだ。ちなみに、東京創元社ポー全集には、ポーユーモア作品もいくつか収録されており、意外な顔を知ることができる。もっとも、今読んで面白ジョークかどうかまでは保証しないが、こじらせ文学少年文学少女としては必読か。

エミリー・ブロンテ嵐が丘

最高の昼ドラにして非モテ文学。俺は愛されずに育った、俺は永遠にからも愛されない、だから他人幸福破壊してもいい、的な気分に一度もでもなった人は何としても読んでほしい。

メルヴィル白鯨

スターバックスコーヒー元ネタ

映画マチルダ」の中で児童書に飽きた天才少女がこれを読もうとする場面があるんだけど、これ小学生が読む本じゃないだろ。単純に難しいのではなく、とにかく話が脱線しまくる。まともにストーリーが進まずに、著者自身クジラに関するうんちくが延々と続く箇所もある。雑学隙の自分は楽しく読んだが。

敵のクジラを殺してやろうとするエイハブ船長狂気についていけるかどうか。

フローベールボヴァリー夫人

自分人妻萌え発症した元凶の一つであり、世界文学初のカーセックスシーンがあることでも知られている(自動車ではなく馬車でだが)。ストーリーは夢見がちな女性が夫に幻滅して若い男やチャラ男浮気し、サラ金から借金を重ねて自殺するという「闇金ウシジマくん」的なノリ。妻の浮気を知ったさえないボヴァリー氏の哀れな反応は必見。自分が寝とられ文学が好きになってしまった元凶の一つ。

続きますanond:20210212080411

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