特に漫画やドラマはそれが顕著で、4歳で初めて読んだ漫画は親の持っていた昼ドラの題材にありそうな漫画で、あまりにものめり込んで読んでいたので漢字や言葉はその漫画から覚えた。
(今でも持っているのだが、「不倫」や「離婚」といった言葉に親の字で振り仮名が振ってあり、親はどんな気持ちで振ったのだろうと思いなんだか心配になった。)
幼稚園児だった頃は女児向けアニメのごっこが流行っていたが、それよりも昼ドラや親の見ていた韓国ドラマが好きだった記憶がある。
小〜中の頃も、恋愛ものの漫画も勧められれば話を合わせるために読むが、それよりも社会派のドラマや映画、青年誌に掲載されているような漫画の方が好みだった。
様子が変わり出したのは高校生くらいの頃だ。ふと見た女児向けのアニメがとてつもなくおもしろいと感じ、のめり込むようになってしまった。私が幼稚園児のころは見ずに通り過ぎてきてしまったものの数々が途端に面白いと感じるようになった。
大学〜社会人の今もその傾向は続き、今度は女子小学生から中学生が主な対象だと思われる漫画の数々が面白くて読み漁っている。
(単行本を買うのが少し恥ずかしいが)
昔見に行った映画は周りの年齢層が高いものが多く浮いていたが、今では周りの年齢層が低くて浮いている気がする。趣味嗜好が年齢に合わないので友達との話も合いにくく、なかなかに難儀だ。