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はてなキーワード: 厭戦とは

2019-10-03

FUTURE WAR 198X年 を観た

https://ja.wikipedia.org/wiki/FUTURE_WAR_198X%E5%B9%B4

Youtubeに上がってた違法の奴だが興味があった作品だったので観てみた。

反対運動を上げられるほど過激作品でもないし、大人になり米ソ冷戦知識も持った今では、終盤のハッピーエンドのご都合がむしろ駄作にしている気がする。復活の日世界大戦争ノストラダムスの大予言みたいなバッドエンドが救いのないのも分かるけど、急に厭戦になる理由もないので理解し難い

今だと米中だろうし、ピタゴラスイッチみたいな状況にもならないだろうが、あの頃だとあり得たかも知れないと思うとリアル映画だと思う

でも、非モテ彼女殺されたから核撃っちゃうのは意味分からん

2019-07-30

今度の対韓国経済戦争は「炎上」になるだろう

ニュースアプリヘッドライン韓国のことばっかりだ。いつもの朝日日経記事のほかに普段トップに登ってこないソウル通信社記事とかがずらずら並んでる。

まあね、そりゃそうだ。

これはいよいよ戦争だしな。本格的な経済戦争だ。

 

とはいえ軍隊がやりあうみたいな戦争に発展する可能性はないはずだ。何しろお互い全く利益がないし、片方が軍事的に圧倒的に強力ということもなく、欧米監視や中露の脅威もある。核兵器がなくても相互確証破壊は成り立つ。いま日韓にあるものがそうだ。

しかし、軍事力に発展しないことは、かえって別のエスカレーションを生むだろう。

近代以降の戦争っていうのは普通、片方あるいは両方の当事者疲弊し尽くすことで終わる。たくさん身内も死んだし、国内厭戦気分が漂って、これ以上は続けられないというムードになることでしか戦争は止められない。

翻って、経済戦争という形態戦争では、まあ打撃があるにせよ身内が死ぬわけでもないし、なんなら戦争しているとの実感すら国内に起こらない。

この状況下において、戦争っていうのは止まるのか?

落とし所なんて作れるのか?

 

実際のところは、正直わからない。

俺は国際関係論なんて学生の頃少しかじっただけの素人だ。

ただ、上記のように考えるのは、自分に「炎上」についての知識が多少あるからだ。ちょっとカッコよく言えばフレイミング。所謂ネット上の口論のことだ。

ネットでの口論は、なぜ「炎上」になるのか?

それは、疲れないからだ。リアルタイムで顔合わせの口論なら、少なくとも数時間もすればどちらもが疲れ果てて、それ以上喧嘩を続けられなくなり、仲直りはしないまでもその場は収まる。しか掲示板での書き込みを通じて喧嘩をしてしまうと、別に疲れたら寝て起きてまた書き込んでもいいわけで、レスポンスの殴り合いは原理的に永遠に続いてしまう。日本観測された最初の「炎上」は雑誌読者投稿欄における非難応酬だったとされている。

(なお、昨今は利用者側に、さっさと立ち去った方が勝ちだ、みたいな認識が広まってるので、お互いが余程のアホでなければ日を跨ぐような炎上は起きにくくなっている)

 

翻って、もう一度考える。

我々は経済戦争という状況下にあって、厭戦気分に入ることができないのではないかと思われる。

なら戦争のやめ時ってのは、どこにもなくなるんじゃあないのか。

ちょうど、疲れずにレスし続けることで単なる口論が「炎上」になってしまうように、際限ないエスカレーションに陥ってしまうのでは?

 

もしそうなれば、あり得る帰結は二つだろう。

一つには、両方の政府トップが、抗戦を求める国民の声無視した鶴の一声を発し、さっさと戦線から離脱してしまうことだ。

しかしこれはそもそも難しい気がする。両国とも今のトップにその気がなさそうだし、次のトップを選ぶ際にも敵国への譲歩を唱えて次のトップになれるような状況も考えにくい。アメリカなどが頭ごなしに両方に命令する的な状況を想定しても、なかなか厳しいのではないかと思う。

もう一つは、経済戦争エスカレーションが行くとこまで行って、完全に交流ストップする。化学製品韓国国内で作ればいいという奴がマジで出来てしまい、日本国内でも保護貿易が進み、その状態経済が安定してしまう。

2番目のコースに入るんじゃないかと思うなぁ。

 

そうなった時にどうするか、という前提でこれからのことを考えねばならないんじゃないかと思う。

国家にあたっては、韓国自体との競争よりも中国米国との保護貿易競争に備えるとか。身近な範囲では、海外輸入品食材料理店をするのはリスクなので控えるとか。

経済戦争エスカレーションする、という前提でいろいろ考えないといけないんじゃないかと思う。

2019-01-18

anond:20190118130719

お前は馬鹿

戦争初期と末期は違う

まぁはだしのゲン場合最初から反対派だったんだろうけど

てか近年でも対テロ戦争とかあったでしょ

今じゃ失敗とか厭戦雰囲気漂ってるけど

当初アメリカじゃ報復しろの大合唱だったよ

2018-10-14

anond:20181014200839

敗戦前は厭戦家を「非国民」と喚いて叩いていた連中が、

戦後平和主義者」「当時から戦争は反対」にコロッと変わった件について。

朝日とかその典型

2018-10-03

anond:20181003235348

物量や生産力で勝るアメリカに勝ちたいなら、ベトナムみたいに厭戦感情高まるまで耐えるしかない

アメリカ戦意をこの上なく高めて「リメンバーパールハーバー」というスローガンを作ってしまった真珠湾奇襲は

戦略的には最悪の一手

2017-09-06

日本人民共和国厭戦委員会は訴える

我々は日本人民共和国厭戦委員会です

朝鮮民主主義人民共和国核武装を認めないエセ保守主義者

我が国は脅かされています

我が国非武装中立国家として宣言すること

国際的移民受け入れを表明すること

人種差別主義者社会から放逐し極東理想国家を構築すること

朝鮮民主主義人民共和国核武装を認めること

以上を要求する!

2017-04-19

対日核攻撃の誘惑

まず、戦術的にも後背地を襲撃するのはセオリーだ。彼らの唯一の戦訓は朝鮮戦争のそれで、すなわち緒戦に奇襲を以てすれば劣悪な装備でも南側蹂躙でき、増援を断てばそのまま勝利できたはず、という代物である増援の出撃基地は今も当時も日本なわけだ。ここを直接に叩き潰す誘惑は捨てがたい。

戦略的には、第一日本が「弱い鎖の輪」であることだ。日本は異常に戦争忌避が強く、かつ自発的第五列が何の見返りもないのになぜか反戦活動をすることが十分以上に期待できる。さらに法的な問題もこれあり、交戦・反撃能力はない。つまり攻撃を加えるにあたって一番リーズナブルなのである総力戦時代にあっては敵国の世論破壊することも十分に戦略目標たりえる。出血強要によって厭戦気分を盛り上げて日本を対北連合から脱落させれば、後背地を無力化するという目標は十分に達成できる(日本はほぼ唯一戦略爆撃のみによって降伏した国でもある)。

第二には、史上核戦争が起きていないこと。まあ当然なんだが。

核保有国同士では核の投げ合いになって両者死ぬから基本的には自制が働くし、それはコンバットプルーフを得ている(印パを見よ)。しかし、いわゆる「核の傘」はどうか。これは実証されたことがない。ましてや米は米自らも民主国家である。ゆえに、数百万の自国民を掛け金にして他国同盟国とは言え)のために核戦争を起こすことが果たしてできるのか。ましてスイッチを握るのは自国優先を唱える男だ。

第三には朝鮮半島南北は一応同一民族たまたま南北の反対側は叛徒が制圧しているのであって、住んでいるのは成分最悪であるはい国民であるという建前があるうえ、北韓南鮮さらにはその後背に控える中共反日国家だ(現状の政策はもちろん、建国神話反日であって路線修正はあり得ない)。最低限の大義名分は立つ上に、南に対する強力な正統性アピールとして使えるだろう。

http://anond.hatelabo.jp/20170417224755

2016-11-19

http://anond.hatelabo.jp/20161119003746

このまとめ見てうわー脳が腐りそうだよーって思ってたのにツイッターの最極左とでもいうべき人たちが

全く同じ「反戦映画になってない」という点で結構批判をしていたのに驚いた

「これは反戦映画じゃなくて厭戦映画だよね」という指摘があってそれは結構当たってるかもと思ったり

2015-12-07

過激な言動は世の中を変えない

最近特にこれ思うんだ。思い込みかもしれないけど。

ぱっと見では刺激的だから人によく伝わるような気がするんだけど、実は過激な言動って「元々その考えに近い人」にしか届いてない。

政治的な対立なんかで例えると分かりやすいけど、明らかに右派な人の言葉右派だけに、左派言葉左派だけに染みこんでる。

男女平等とか資本家 vs 労働者とか・・・世の中の勢力が衝突する全ての争いはほぼ同じような動きしてるよね。

自分の敵を派手にこき下ろしたりすれば歓迎する層は確かにいたり、面白がって見る人はいるけど、結局沈黙を守ってる多数の人間は「極端過ぎる」って冷ややかな目で見ちゃう

その言動は「一番心を動かしてもらいたい最大多数の中間層に全く届いてない」ってことなんだ。

自分と似た勢力を増やしていけばいつか世の中変わる」

「大きな波を起こせはそれは隅々まで伝わって世の中を変える」

なんて言いたくなるかもだけど。

過激な言動は同時に反発を持つものも増やして育てちゃうんだよな。だから必ず反動勢力が生まれてくるものなんだよね。

そして左右の両端で罵り合いを続けていて、中間層はそんなことが起きていることすら知らなかったりする。

水桶を左右に傾ければ波が起きて桶のフチを叩くけど、真ん中付近の水は全然動いてないみたいに。

例えば現政権はまあ右派資本家だったり高齢者だったりに手厚い方向の政権だけど、そういう時代に今まで無かった若年層で構成された左派SEALDsってものが出現したのはそこそこ興味深いよ。

米国でも対外的弱腰と言われたオバマ政権の後に、外に対して攻撃的なトランプが出てきて支持を集めてるってのも興味深い。

で、長い目で見れば過激な勢力とその反対勢力で釣り合いが取れて潰し合って、結局「アレコレ潰しあったのに、何もしなかった時と結果が変わらない・・・全体として悪くなってるかも?」ってことが当たり前に起きる。そりゃそうよね、自分の敵を叩くことに必死になりすぎて、足元が見えなくなってるんだから

巨人アンチ巨人、なんかそういう勢力争いが面白いんだろ視聴率も取れるし過激に振る舞って当たり前なんだよ! みたいなこと言ってたら気がついたらそれ以前の問題として野球人気に陰りが、みたいな。

かつて国を挙げて戦争に全部突っ込んだ日本が、その後長年に渡って酷い厭戦気分に支配されて、また最近揺り戻しが来て、よーしこれからだって思ってたら高齢化日本自体が弱体化してた、みたいな。

まあ過激な言動を繰り広げる人達も、それぞれ理由もあるだろうけどもうちょっと煮詰まらずに視野を広げてくれればなあ・・・って思ったりする。

もちろんテロ頻発みたいな大きな流れがあればまた話は変わるんだけど、それも時とともに元の場所へ帰ってくる・・・というか、世の中の中間層は結局元のフワフワしたどっち付かずの状態に戻ってる。

こういう傾向は日本みたいなある程度の自由保証された国とかで恐らく顕著で、偏りは自動修正される傾向があると思ってる。

買われすぎた株が売られるみたいに。売られすぎた株が買い戻されるように。

それでも世の中は変わっていくけど、そのハンドルを握っているのは・・・天秤のどちらにも冷ややかな視線を送っている最大勢力の中間層なんだよね。

例えばさ、盤石だと思われた自民党リーマンショックから不況中間層からの支持を失って、あっという間に民主党政権誕生したとかその例かなあ?

この時だって当然「民主やめとけあり得ない」的なことを過激発言してた層はいただろうけど、結果をみれば、過激な言動は中間層には影響を与えてないし、意外なほどに強固な地盤も無いってことが分かる。偏りを頑なに持っている人は想像以上に少ないってことなんだよな。つまりフラフラしてる人が本当に多くて、平気で右側に左側にも傾いちゃう

まあ政治ではまた自民党政権に戻った訳だけど、それは過激な言動で自民を支持した人達がいたからではなくて、言うなればそもそも売られすぎた自民株を買い戻す動きが出たってこと。単に力が無かった民主株が買われすぎた、とも言えるけど。

つまるところ自然な成り行きによって選挙の結果が動いただけで、過激意見には実は全く力がなかったと思う。過激さは熱狂的なファンはつくけど極論に耳をかさない人も増え、反対派も増え、短期的、局所的には何かを生み出すかも知れないけど長期的に見ると世の中それを力にはピクリとも動かないという。

戦略的勝利 > 戦術的勝利 みたいなもんだと思う。

じゃあ世の中を動かすための言動って何かって話になるけど、それは恐らく「地味で目立たなくて波風立てにくい意見の積み重ね」なんだろうと思う。派手さとか目立つとか極論とかは逆に邪魔なんだと思う。本人は満足かもだけど。

わあ、いかにも日本的。でもその「いかにも日本的」ってところとても大事で、だからこそ沢山の人にジワジワ染みこむのよ。ダシが大根に染みてくみたいに、弱火で煮込むのが何よりも早いのよ。

強火だと焦げるのは当たり前のことだと思うんだけど、過激な言動で世の中変えたるって思ってる人はガンガン燃やして短時間ゴミ作るのよ。過激な言動が起こした大きな波は揺り戻しで生まれた波と衝突して消えて、残るのは元からあった長く続くようなゆったりした波なのよ。

この増田ではわかり易さから政治で例えたけど、もう実際なんでもそうよ? なんか揉めてるツイートのまとめとか読むとさ、過激なこと言って何か叩いたりしてるツイートとかに何を感じるか、って言えば分かる?

日々に埋没し派手な主張もせず黙々と生きている皆様。世の中を変えてやる!みたいな信念も目的意識もなくても自信を持って今日暮らしを歩いて行って欲しい。今までと同じようにあっちこっちキョロキョロして、おっかなびっくりハンドルを握り続けて欲しい。この世界を変えながら前に進めているのは、間違いなくあなたたちだから




追記:

c_shiika 反論するのがめんどくさいから、とりあえず増田には中公新書の「パレスチナ」をおすすめしておこう。あれは過激な言動が作り上げた地獄だぜ

正直読み手いたことにも、はてブコメントがついたことも驚いてる。

面白そうな本を教えてくれてありがとう。読んでみるよ。でもそれタイトルからして非常に特別場所局所的だし、間違ってもある程度の自由保証されている国だとも思えないなあ。そうだな、先進国、あるいは日本の中だけに限ってくれると言いたいことが伝わるかも。

2014-01-11

最近厭戦感情はこの世の真理ではないからね?

勝って終わる戦争しか経験したことがないなら10万人死のうが20万人死のうが世論好戦的になるもんだよ。

ソース歴史

そして戦争に勝つか負けるかは戦争準備にかかっているわけで、世論厭戦感情とはまったく無関係

まり、「負けるから戦争するな」て奴は「気合さえあれば竹槍でB29も落とせる!」とか言うバカと同レベル

2013-08-23

http://anond.hatelabo.jp/20130823154757

左巻きの教師たちが進んで入れた結果でしょ>はだしのゲン

マンガという子供向けのメディアながら、戦争悲惨さを描いていて厭戦的だから自分たちの推進する教育合致すると思っちゃったんだと思う。

マンガを利用してるのは、右も左もどっちもななんだよね。

2009-08-30

オバマアフガニスタン戦争ケネディのはじめたベトナム戦争に似てきた。

日本総選挙阿波踊りのように泡の類だが、アフガニスタン大統領選挙世界運命を左右する軍事的要素が含まれる

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開票が長引き、結果はまだ見えてこない

アフガニスタンではハミド・カルザイ大統領再選を目指す選挙が8月20日に終わったものの、爾後十日たっても開票に手間取っている。出てくる数字は有権者総数より多く、不正投票がまかり通ったことは明らかである。「なかには午前六時前に六千人の有権者が並んだところもあるが、その前に、すでに投票箱はカルザイに◎をつけた用紙があふれ出ていた」(英誌エコノミスト、8月29日号)。

選挙妨害の挙に出たタリバン選挙前夜にもカブール爆弾テロカルザイ投票した者は指を切り落とすと脅迫を続けた。二重投票を防ぐため投票が済んだ人の指にインクをつけるがカルザイに投じたかどうかは分からない。識字率10%の田舎でも選挙参加を呼びかけ、41人が立候補した。全土七千箇所に予定されていた投票所は治安の関係で6200ケ所に設置が削減され、しかもカンダハルあたりでは投票率が25%に達しなかった。およそ十七万人は投票に行く場所がなかった。

投票日は全土でテロ事件がおこり、国防省テロが135件、死者26名と発表した。カルザイ大統領はパシュトン族だが、おなじ基盤からガニ元財務相立候補しており、知識人らの支持をえた。かれは米軍の駐留に期限をもうけよ、と主張した。

最大のライバルであるアブドラ・アブドラ前外相はタジク人の混血。都市部の中間層に人気がある。かれはカルザイ一味の不正投票の証拠があると主張している。もうひとりの有力候補はヘクマチアル派のハザラ人で、貧困層からの支持がある。

▲すべては米国計算違いから始まった

カルザイ派の副大統領候補マハマド・カシム・ファヒムは「麻薬密輸ビジネスに手を染めている男」とヘラルド・トリビューン(8月28日付け)に論評が出た。しかしそんなことアフガニスタンでは常識、いまさら何を、という印象である。ファヒム将軍はこれまでもアフガニスタン国防相のポストにあり、カルザイが勝てば(たぶん勝つだろう)副大統領になる。 

米国は前から傀儡だった筈のカルザイが独自路線を強めつつ、一方ではネポティズム地縁血縁中軸主義)による汚職と腐敗が目に余り、不満を爆発させてきた。

援助物資は横流しされ、米軍のあたえた武器は闇に流れてテロリストの手にも渡り、西側の資金援助は軍閥を肥やし、収拾の付かない状態を生み出した。同時にタリバン側も「みかじめ料」という別の税金。さらには恐喝、強奪、誘拐生業として、政府予算に匹敵するほどの収入があり、武器を調達できる。

こうしたことを予測できなかったのは米国の誤算である。それはたぶんに米国アフガニスタン戦略そのもの誤謬によるのだが、ジョセフ・バイデン副大統領が昨年の米国大統領選挙中にマスコミ演出のためカブールを訪問して「腐敗はなんとかならないのか」とカルザイに詰め寄った。「我が国には汚職はない」と開き直られ、激怒したバイデン(当時は上院議員だった)は夕食会を席を蹴って中座した。

オバマ政権はひそかにカルザイに対してファヒム将軍コンビを組んでの選挙戦をやめるように説得した。ヒラリー国務長官カブールを訪問したおりもカルザイ大統領と会見し、「あなたの信用に傷が付き、アフガンを支援する同盟国に不信が広がるから、あの男と組むのは辞めるべきだ」と説得したが、無駄だった。

ファヒム将軍の影響力はカルザイ体制のすみずみに及んでおり、麻薬武器の横流し、不法行為黒幕でもあり、ほかの軍閥地方豪族ボスさえもが他の人間副大統領にすると既得権益が失われることを懼れている。だからカルザイは不人気で国民の大多数を占めるパシュトン出身であるにも関わらず、少数派タジク人の大統領候補に急追を許したのだ。

米国不快感をあらわすためにファヒムが訪米する折はヴィザを発給しないと表明しており、制裁を仄めかす。かつてタリバン退治で空爆をおこない地上戦では「北部同盟」のマスード司令官の強力な後継者として米国との同盟者だったファヒムを、そう簡単に追い払うと「北部同盟」は米国から離反してゆくだろう。

▲西側の資金援助はこうして闇に消えた

短絡的判断を回避し、ブッシュ政権ではファヒムを泳がせた。ちょうどソ連アフガニスタン侵略したおりに米国北部同盟テコ入れパキスタン経由で武器を与え、しかもCIAに関係したオサマ・ビン・ラディン同盟者とする愚をおかした。同様にタリバンを追放してカルザイ傀儡政権カブールに打ち立て、米国はファヒムに強力な支援をなした。

財政的にも数千万ドルキャッシュで渡されたと言われ、アフガニスタンの治安維持部隊を創設するに当たっては訓練のために武器供与し、そして追加の資金援助をなした。武器は闇に流れ、麻薬取引は米軍の介入前の水準に戻り、資金は米国意図した目的のためには使われなかった。

ファヒム将軍麻薬ビジネスの影の元締めだった。にもかかわらずCIAはブッシュ政権に対してファヒム罷免を進言しなかったのも、カルザイ政権を維持させるという大局的な目標に合致し、カルザイにとってもまた南部パシュトン族だけの政権では片肺飛行と言われかねず、北部同盟の票をまとめるためにはファヒムと組まざるを得なかった。

ドスタム将軍ウズベク軍閥ボスだが、度重なる腐敗と虐殺事件に関与して、にらまれ、トルコ亡命した。ところがカルザイはドスタムに対しても帰国を促し「閣僚ポストを用意している」とオファーしたことがわかり、これもまた米国が苛立っている。

つまり米国アフガニスタンをどう扱うか。タリバンを退治し、テロリストを追い出す戦闘だったのに、いつの間にか戦争目的の基本に疑惑が生じている。

どうするのか。ファヒムをカルザイ政権から切り離すのか、カルザイそのものの続投を認めないのか。

いまのカブール外国軍の駐留によって辛うじて治安は保たれているものの、自爆テロロケット弾爆弾テロが頻繁に起こり、一方カブールを離れると選挙どころではない。ではタリバンに司令中枢があるのかと言えば、地域軍閥がそれぞれ米英軍にテロを仕掛け、おもに無辜の民を巻き添えにしたテロを続行し、ちょっとでも政府よりの姿勢をみせた市民暗殺し、或いはリンチによって首を切りおとすという残酷な方法で、見せしめの処刑を行っている。要するにアフガニスタンは無政府状態である。

選挙などアフガニスタンでは無意味

大統領選挙などやっても意味はない。カルザイ本心はとうに米国から離れており、多くの軍閥と組んで事実上連立政権を維持しているに過ぎない。これが投票民主主義の実態である。

にも関わらずオバマ政権アフガニスタンは必要な戦争、兵力増強路線を変えておらず、六万の兵力を年内に六万八千に増やす。米国内はすでに厭戦気分でベトナム戦争ほどの反戦左翼運動は起きていないが、世論調査によればアフガニスタンにおける駐留に賛成とする米国民は過半数を割り込んでいる。

オバマアフガニスタン継続を唱える限りオバマ支持の民主党アフガニスタン介入を支持し、ブッシュの始めたイラク戦争は不支持である。これが米国政治の問題だ。しかも「タリバンは軍事訓練が行き届き、組織的行動に統制がとれており、その強さはいまや米海兵隊なみである」(タイム、9月7日号)。

オバマアフガニスタン戦争ケネディのはじめたベトナム戦争に似てきた。

2009-03-31

[2009.3.25]

 イスラエル軍兵士製作オリジナルTシャツ

 戦地における兵士にとっての常識を、イラストと文章でわかりやすく描いたTシャツが問題視されているらしい。

 安全で平和社会においては批判・非難されるようなことではあるが、コンバットフィールドに居るのは敵と味方だけであり、味方でなければ敵である。敵を殺すのがコンバットフィールドにおける兵士の仕事であり、それ以外の事を求めてはならない。捕虜保護とか、敵と非戦闘員の区別とか、治安の維持といった事は、兵士の仕事ではない。

 軍隊仕事破壊殺戮であり、それ以外の事を軍隊に求めてしまうようになったのは、おそらく、ローマ帝国時代のカエサルが原因であろう(cf.[2006.8.15])。

 カエサルガリア地域で、平定した蛮族をローマ化することで、戦争を終わらせるという手法を選択した。ローマ軍は、蛮族を教化する集団となったのである。現地民を根絶やしにして植民する屯田兵ではなかったのである。この手法は、最初はうまくいき、ローマはその版図を広げ強大国へとなっていったが、同時に、国土が広がりすぎて、国境から遠い首都では厭戦気分が広がり、国境警備は貧乏くじとなっていく。国境警備をしている地域と、それらから遠く離れている地域とでは温度差が発生し、統合された大国は分裂する事になる。

 蛮族のローマ化は、その場所での戦争を終わらせる手段としては合理的であったが、ローマ化した蛮族の敵が、新しいローマの敵となるという、敵を増やす結果に終わった。その敵すらもローマ化し、世界を統一するまで続けなければならない選択であったが、カエサルは志半ばで倒れ、その後継者達は、世界を統一するという所までの意思はもてなかった。また、首都ローマから遠く離れ、現地の気候に合わせた生活を取り入れなければならなくなると、ローマ化という目的すらも薄れていく事になる。

 現地に適合した生活様式があるように、民度にあわせた政治体制があり、文化がある。自分達のやっている事が正しい事であるという意識が薄れ、ジャングルで泥まみれになり、砂漠で砂まみれになり、何をやっているんだろうと悩み始め、士気が衰え、せっかくの兵士が使い物にならなくなるのである。

 戦争に勝つ為には、国民の協力と兵士の士気が必要であり、それらを確保するのに正義を信じさせるというのは、一番手っ取り早い手法である。しかし、軍隊戦争正義であるとなれば、道義的に正しい行動を求められてしまい、破壊殺戮がやれなくなる。

 戦争は、勝った方が正義であり、戦場で行われる事は、勝った側の行いは全て正義であり、負けた側の行いは全て悪になる。終わっていない戦争に善悪の価値観を持ち込むのは、戦争に対する理解が浅いという事である。

2008-05-23

レベルアップ時のファンファーレ廃止か

神宜庁は20日、記者との談話の中でレベルアップ時のファンファーレを廃止する方向で検討していることを明らかにした。

ファンファーレ勇者一行のモチベーションを高め、バラモス城攻略の一助となっているという意見もある一方、「モンスターが死んでいるのに不謹慎」、「モンスターがかわいそう」などという意見が一部からあがっている。神宜庁がファンファーレを廃止する背景について、専門家戦線の膠着による厭戦感情の広まりと、それに伴う教会求心力低下を回復する狙いがあるとみている。

この談話を受け、全勇連(全国勇者連絡会)は緊急声明を発表した。全勇連会長ルイーダ氏は、「レベルアップ時のファンファーレ勇壮、勇猛でなければならない。このような決定はとうてい受け入れられない」とし、反発を強めている。

2007-10-10

http://anond.hatelabo.jp/20071010123428

それ全部関係ないだろ。

厭戦気分で直近の課題より遠い将来を見てる振りしてるだけだよ。

集中しな。

 
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