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はてなキーワード: 新左翼とは

2022-12-15

暇空氏による共産党新左翼にまつわる陰謀論

暇空茜

@himasoraakane

ナニカはブントとか日本革命的共産主義者同盟(第4インターナショナル資金源みたいですね

公安ーーーーーーーーーーーー!

こーーーーーあーーーーーーーーーーん!!!

https://twitter.com/himasoraakane/status/1603049340142227456

↑これの話

まずそもそも論として、代々木(日本共産党のこと)と新左翼はめちゃくちゃ仲が悪く、お互いに反革命ということにしているんですよ。常識だけど。

で、暇空氏曰く「共産党と強いつながりがある」colaboを中心とした「ナニカ」グループ新左翼資金源になっていると。

うん、まあこの時点でおかしいんだけどさ…… もうちょっと深堀りします。

まずブント一口に言ってもたくさんあるんだが、例えば現代まで生き残っているブント諸派のうち統一委員会戦旗派を例にあげると、彼らは三里塚闘争(成田空港問題)では中核派解放派(現代グループ)と一緒になって空港反対同盟北原派を支持しているんだけど、その北原派と対立している反対同盟(旧)熱田派を支持しているのが第四インターなんですね。

で、この北原派と熱田派の対立っていうのはけっこう激しくて、分裂当初には中核派第四インターを襲撃したりしてるので、お互いに手を取るとかはありえないわけです。

しか代々木運動の初期に三里塚から追放されてる。

なのにブント第四インターが一緒になって「共産党と強いつながりがある」colaboを中心とした「ナニカ」グループ資金源にしてるって?冗談言っちゃいけませんよ。三里塚闘争新左翼アイデンティティにも関わるくらいの一大マターであって、そこで対立してるのに他所では仲良くしてるなんてことは絶対にありえない。

いちおう書いておくと、代々木新左翼が同じ「行動」に参加してるくらいのことはあるわけです。総がかり行動とかね。もっと言えば現場活動家同士が顔見知りくらいのことはあるでしょう。だけど、資金源を一緒にするレベル連帯して行動するなんてのはないですよ。

もし代々木ブント(どこの?)と第四インターが一緒になってcolaboとつるんで資金源にしてるなんてことが本当にあるとしたら、仁藤氏がとんでもないバケモノ歴史に残るレベル革命家なんでしょうね。まあその場合彼らはもっと表立って連帯して活動するはず(革マル派以外の党派は影で手を結ぶような陰謀的な行動を好みません)なので、どっちにしろありえないですがね。

こんなこと言ってるようじゃ「暇アノン」呼ばわりされても仕方ないですね。

## 追記

ブント戦旗派について荒派と西田派が逆になってたので修正しました。すいません。指摘していただいた方ありがとうございました。

空港反対同盟熱田派に第四インターと一緒になってついたのは荒派で、こう書くと第四インターブントにも矛盾のない繋がりがあるじゃないかと思われるかもしれませんが、荒派はずいぶん前からブントであることをやめており「アクティオ・ネットワーク」なる組織になっていますもっと言えば暇空氏が↓でツイッターに出してるのは統一委員会HPですから、つまり北原派についているブントの話なわけで、結局ありえないということですね。

更に↓のツイートについて補足すると遠藤良子氏の名前が出ているのは「闘う人士、闘う仲間からの年頭アピール」ということで、これはブント党員というわけではなく組織的に仲のいい団体メンバーくらいのことでしょうね。

暇空茜

@himasoraakane

もう一つの推薦団体くにたち夢ファームJikka代表遠藤良子は共産主義者同盟所属

http://bund21.org/message/message2008/message2008-1.html

やばすぎるっぴ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

https://twitter.com/himasoraakane/status/1595409880370024449

## 追記2

ブコメなどを見ると三里塚闘争が昔の話かのように思われている方がけっこういらっしゃるということで、これは現代まで続いてる話なんですよというのをひとつ

農地死守へ臨戦態勢 天神峰カフェ 全学連先頭に決意固く

http://www.zenshin.org/zh/f-kiji/2022/12/f32730103.html

これは中核派機関紙前進」のHPの直近の記事ですが、三里塚現地で無農薬農業をやっている市東さんという方のところに強制執行が来そうだということで、反対同盟北原派と支援党派は臨戦態勢なんですね。

今でも中核派学生メンバーなんかはそれなりにいて、三里塚闘争にもコミットしているということで。

左翼というのは「合法組織」と非合法活動をやる部隊にわかれている

https://anond.hatelabo.jp/20221215163547

これちょっとわかりにくいと思うので説明しておくと

新左翼セクト革共同第4インターナショナル所属している森田成也らと結成した研究団体ポルノ・買春問題研究会」(APP研)を源流としている。

このAPP研メンバーに加え、外部のメンバーを加え結成されたのが「ポルノ被害と性暴力を考える会」(ぱっぷす)

左翼っていうと全員がヤバイように見える人もいるかもしれないが

実際は「まじでやばいやつ」「やばい組織だけど表向きはまともな活動してるやつ」「ただのシンパ」の3つで構成されている。

で、まずTwitterでくちゃくちゃやってるのは「ただのシンパ」。

次にこういう「PAPS」みたいなのは上の増田が言ってることが本当である場合は真ん中の「合法組織」にあたる。

なので、PAPS自体は直接法的に一発アウト、なことはたぶんしてない。 

新左翼集団はだいたいこういう構造を取ってる。

本当にやばいやつは非合法の連中にやらせて、やばいやつが捕まったらトカゲのしっぽ切りをする。

警察側も、とりあえず側からやばい奴を差し出せば合法組織についてはある程度お目こぼしをするという構図になっている。

なにそれヤクザじゃねえかって思った人、半分正しい。

非合法過激活動をありとしながらそれでも何かあったとき一網打尽にされて壊滅しないように、と考えたら必然的にそういう仕組みになっていくのだ。

そういった人たちが裏で支えながら、さらに上澄みの人間政治世界に送り出していく。

から、どうしても国は「共産党非合法組織である」というくくりを外すことができないのである

ぱっぷすはTERFが組織の中心にいる団体です

追記 colaboと比較しているわけでは無いという指摘があったのでタイトル修正しました

最近騒動でcolaboだけではなく、同じモデル事業を受注した他の団体にも注目が集まっているようだが、その中ではぱっぷすがかなり問題のある団体だ。

まずこの団体は、福島大学にいた中里見博が、身内での性暴力問題https://ja.wikipedia.org/wiki/ABCD%E5%95%8F%E9%A1%8C)で組織が分裂した新左翼セクト革共同第4インターナショナル所属している森田成也らと結成した研究団体ポルノ・買春問題研究会」(APP研)を源流としている。

このAPP研メンバーに加え、外部のメンバーを加え結成されたのが「ポルノ被害と性暴力を考える会」(ぱっぷす)だ。中里見はこの団体設立から一貫して現在まで副理事長を務めている。

この2団体の間ではうっすらとした役割分担(APP研研究活動、ぱっぷすは運動被害者救済活動)といったものがあったが、最近になってAPP研積極的運動をするようになってきている。

また2団体の間で共通して役職を務めているのは中里見だけではなく、後述するキャロラインノーマも国際顧問を務めている。

そしてこのAPP研が抱えている問題は例えば草津の件、AV新法の件などいくつもあるが、特に悪質なのはトランスジェンダー差別問題だ。

この団体はいつ頃からか、トランスジェンダー女性に対しあからさまな差別扇動を繰り返すようになり、トランス医療大企業オープンソサエティ財団などと結びついているという陰謀論を主張するにまで至った。

https://translogs.org/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AA/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%BB%E8%B2%B7%E6%98%A5%E5%95%8F%E9%A1%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%BC%9A

twitterアカウントhttps://twitter.com/appjp_kokusai/)の投稿RTは、もはや半数近くがトランスジェンダー差別扇動するようなものとなっている。

APP研アカウントを誰が運用しているかは判然としないが、中里見本人もトランス女性女子トイレ利用を否定する声明https://sites.google.com/view/no-self-id-japan/)に賛同しており、トランス排除姿勢を明らかにしている。

また先述のキャロラインノーマも、twitterアカウントhttps://twitter.com/carolinenorma76)では反トランス情報積極的に発信しているだけではなく、

トランス姿勢を取っていることを理由に、参院選維新政党・新風から立候補した橋本久美を支持している。(https://twitter.com/CarolineNorma76/status/1548657429348761600

このように母体団体及び会の中心となる人物公然トランスジェンダー女性排除を主張している団体がぱっぷすという団体である

ぱっぷすは東京都から若年女性保護事業受託しているが、このようにトランスジェンダー排除を主張する人物が中心となっている団体がそのような事業受託するのは果たして適切なのか?

保護対象となる女性トランス女性であった場合、この団体は適切な対処を取ると言えるのか?

2022-11-20

なんだっけ。忘れないうちにメモ


最近ゴッホ絵画など芸術作品トマトスープをかけたり、ウォーホルアートカーに小麦粉をかけたりする気候変動対策を訴えながら過激抗議活動が耳目を集めている。

ブクマもよくされているが、ほとんどが環境テロ、という認識で眉をひそめたコメントにあふれている。

もちろん許されない犯罪として国内外報道されているわけだが、しかし、海外メディアでは、テロという表現ラベリング)は少なく、抗議団体自称するCivil resistance市民抵抗)という表現を紹介していることが多い。正直、この種の活動で昔から有名なグリーンピースもそうだが、テロ呼ばわりされてもおかしくない運動ではあることは確かだが、報道ニュートラルに構えているのだろう。

そんなおり、斎藤幸平が、「ゴッホ名画にスープ投げ」を理解しないのは、日本人想像力の欠如だ、と述べてブコメから総すかんを食らっていたのをみかけた。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/toyokeizai.net/articles/-/631285

しかそもそもテロという認識日本では強いのはわかるけれど、実は欧米での反応というのはそれほど強くなく、むしろ彼らが自称するCivil resistanceへの一定の理解の上に立った報道も多く見受けられるように思える。

https://time.com/6234840/art-climate-protests-margaret-klein-salamon/

そして、よく考えると、そもそもテロまがいのデモというのは、現代人権歴史を振り返ると、一定程度、社会変革の不可避な副産物として、憲法などのシステムビルトインしてきた経緯がある。典型的かつ最初の事例は、20世紀初頭の資本主義社会における労働環境を前提とした社会権。

この問題は二つの視点から興味深く、注視している。

ひとつは、抗議のコンセプトの抽象性。

もうひとつは、抗議運動市民社会的な価値

抗議運動抽象性について。

https://artnewsjapan.com/news_criticism/article/508によると、世界的な環境活動グループ「Extinction Rebellion」の共同創設者であり、ジャストストップ・オイル活動に加わっているサイモン・ブラムウェルは、アートニュースインタビューで、若い活動家がこの抗議行動のスタイル選択した理由を次のように説明する。

「これはアートの美しさを否定するのではなく、今の私たち優先順位絶対的おかしいということを言いたいのです。アートに美を見出しギャラリーを訪れる人たちがいる。にもかかわらず、消えつつある太古の森の美しさや、日々絶滅していく何百もの生物たちには目を向けないのです」

アートの美しさを否定しないといいつつ、美の概念の相対化というか、再構築といった意味では、形而上学的な禅問答である

この説明を聞いて、素直に納得できる人の割合が多いか少ないか、という視点でみると、ヨーロッパに比べると恐らく日本人は少ないだろう。

アリストテレス時代から愛だの美だの徳だのといったことをテーマに発展した形而上学から学問が枝分かれしてきた欧米と、近代以降のすでにたこつぼ化した個々のジャンルとして完成形をみた成果を受け取ってそれを解読して発展してきた日本では、こういう抽象的なテーマの抗議の趣旨理解できるのは圧倒的に少ないだろうと想像できる。

これは、作品の美の価値が分かればわかるほど、スープをかける行動の意図もわかる、という構図でもあり、実際、被害を受けた美術館環境問題の意義に言及するなどしている。作品に接したこともなく、それこそ「ウォーホル」だ、「ゴッホ」だと資産的な記号程度にしか理解していない人ほど抗議行動の意図自体を測りかね、なんじゃこの奇行は?という反応になっているようにみえる。

そういう意味では、当然、環境急進派の行動は、そもそも抗議の意図が分からない地域では成功しない(日本ではテロ以外の認識は生まれないだろうし、絶望的に無理だろう)。

しかし、欧米では、意外と功を奏しているのかもしれないと思える。感心はしないが、ああ、なるほどね、くらいの素養のある人は日本よりは多いだろう。

おおざっぱにいうと、日本人経験から教訓を得て社会設計をしていくのが得意。いわば帰納法的な解決が染みついている。一方、欧米、ひろくラテン系言語圏含めて、日本人とは比べ物にならないほど、なにかにつけ演繹的な入り方をする。言葉定義からまり指導原理を引き、タスクを明示する、という物事の進め方へのこだわりが強い(日本人自分からみると)。

組織でも、経験常識が共有できていないと不安なのが日本人

一方、構造化された概念ルール化された行動原理(法)にのっとって行動する、という相互の信頼がないと不安なのが欧米社会。そこに、デモ過激運動の機会に、自分たちが共有していない別の概念オルタナティブとして提示されたときにみせる反応というのは、おのずと異なる。


そのもうひとつ理由が、市民不服従という考え方や人々の認識の違い。

日本人社会迷惑をかけるのがとにかく大嫌いなのだ

欧米では、恐らく日本人想像している以上に、Civil resistanceというアプローチ自体価値社会変革のダイナミズムとして認めている。

それが今回の場合、限度を超えたものであり、法的に違法である、というときに、運動趣旨理解はするが違法である、という具合に飲み込みながら。

この違法性というのは、実は重要視点。それを理解するには、市民社会根本から支える憲法など、法について考えないとわからない。

近代から現代20世紀に法の考え方が近代法が大きくバージョンアップした際に、社会権が組み込まれたのは、中学生で習う話。

日本学校では昔から社会権を生活保護など、上から目線な形で教えてきた傾向があった。

しかし、社会権のうち、争議権を思い出してみればわかるように、実際はボトムアップな契機をはらんでいる。

他者危害禁止近代法の原則をはみ出した形で、ストやピケなど市民的な抵抗暴力性を認める市民権が存在する。

考えてみれば、他者に損害を与え暴力的な行動をとっていい、というのが「労働」に関してのみ例外的憲法に組み込まれている、というのは、よくよくなぜなのか歴史を知っておく必要がある。一歩間違えれば、革命トリガーになりかねないボトムアップ暴力。これをあえて憲法に明記するのは、明記することでコントロールしたいという、上と下のせめぎ合いのようなものも感じる。しかし、なんだったらいつでも政府おかしければ転覆して革命をおこせるんだぜ、と市民に思わせておく、オーナーシップ感覚絶妙バランスで持たせる機能果たしているともいえる。

マルクス時代、そしてワイマール憲法時代社会権を育んできた思想運動社会歴史のなかで、当時「労働」が最重要課題で、社会権の大きな柱として考えられたのは自然な流れだっただろう。抵抗暴力は、労働問題を争うツールであるというのが20世紀だった。しかし、抵抗暴力資本主義社会のなかで、たまたま労働キーワードになっただけであって市民社会としては、労働である必然性はない。20世紀には「環境」といったテーマシステムビルトインされなかったわけだけど、80年代後半にブルントラント委員会が「我ら共有の未来」といって今日SDGの原型となるコンセプトを立ち上げたときに、労使間に代わる、世代間の闘争といったことがテーマになりうることはうすうす予測がついていたように思う。

なので、抵抗暴力労働問題ではなく、環境をめぐる世代問題だとしても、その新たなムーブメント市民社会における意義が注目されるのも自然な流れだ。

ここで、はい違法です、はいテロです、といってしまうのは簡単だが、思考は停止する。


一方日本では。

労働」というキーワード戦後日本ははじめて市民不服従権利を手にした。市民社会における抵抗という考え方に「労働」というコンセプトが、時代要請でむすびついていた、というのは押さえておくべき文脈

GHQの五大改革から。勤労者から労働者への主体認識の転換。

しかし、その権利過激行使は、1950年代から60年代大衆の心を猛烈にイラつかせた。

日本高度経済成長を支えた大手企業は、大規模な争議に悩まされた。

民間では、1960年三井三池炭鉱紛争など半年を超える争議も珍しくなかった。しかし、ほぼ100%ユニオンショップで、従業員全員が労働組合員という会社組織風土のなかでは、会社家族みたいなものであり、労使一体みたいなのが当たり前であり、60年をピークに民間の争議はピークアウトする。そのなかにあって、国鉄だけは年中行事のように、順法闘争ストライキを繰り返して市民生活に甚大な影響を及ぼし、会社のみならず社会的に損害を与えた。さらベトナム戦争反対や成田闘争など、新左翼政治闘争が加わっていくなかで、日本人のいら立ちは頂点に達していく。

国鉄やら共産党やら新左翼にひどい目にあわされた、という日本社会のこの経験というのは、争議だなんだといっても社会迷惑をかけてはいけない、という教訓を強く残し、憲法に組み込まれ暴力的な契機をできるだけ抑制的にするべきだ、という認識支配的になるきっかけだったんだろう。1973年最高裁は、それまでリベラル保守裁判官の間で揺れ動いていた官公労組の争議権の是非について、完全に保守化の方向に舵をきり、封殺する結論に至る。公労協のスト権奪還スト(1975年)を時代の潮目に、公社民営化路線が進められていく。争議権だかなんだが知らないが、憲法に書いてあったとしても、市民としては正直、うんざりしてしまったというところだろう。戦後、長い間、政治闘争旗手として大きな存在だった総評、そしてその大半を国労が占めていた時代は終わる。

ということで「労働」をキーワードにせっかく手に入れた不服従暴力は、迷惑をかけんじゃねーという市民社会常識を繰り返し強化する経験を重ねることにより、空洞化した。

その後の日本社会では、エスタブリッシュメントと化して長い間、社会運動の先頭に走っていた労組が今度は勢いを失うと、どういうことになるか。

例えば、正規雇用非正規雇用ギャップみたいに新たな問題が浮上してきたとしても、ユニオンショップ非正規も入れてあげたほうがいいんじゃない?、という手続き的な、上から目線的な議論の仕方に収れんしてしまう。日本社会があまりにも保守化してしまって、そもそも争議という暴力的な手法は何のために憲法というシステムに組み込まれたのか、根本的な思想がわからなくなってしまっているようにも思える。言い換えると、憲法さらメタ視点からとらえる思想的な背景がさらに弱くなっている。

歴史を振り返ると、20世紀初頭、メタ視点があったからこそ、資本主義社会の現状と課題に即して、社会権という新しい権利が組み込まれたのだが、現行憲法を頂点とし、人権普遍性憲法の最高規範性を強調してしまうと、憲法思想根拠はと問われたときフリーズしてしまう。日本では制憲者の意思議論は起こらず、代わりに基本書読め、といってなぜか憲法学者に振られるのが定番。(制憲者があいまいなのも諸悪の根源かもしれないし、ステートに対するネイションオーナーシップの違いとも思える。)

欧米環境運動というのは、あるいはLGBTも同様だけど、恐らくそうじゃないんだと思う。

既存規範に書いてないものであっても、新たなムーブメント意味真剣に見極めようとする思想文化があるんじゃないと思える。

そのムーブメント暴力性を違法認識しつつも、時代ダイナミズムとしてとらえようとする、というか。

繰り返すと、

・美の概念など、概念の構想力、概念について深く考えたがる文化の違い。

憲法など国の根本的なシステムアップデートするのに必要社会ダイナミズムへの関心の低さ。

この二つをひとまとめにして、斎藤平氏のように想像力の欠如といってしまえるのかもしれないが、因数分解すると、社会設計をするのに基本的重要な2つの能力、この二つには欧米社会と大きく差があるように思える。

2022-10-07

新左翼馬鹿やって以降は基本的に人気ないんじゃないですか>デモ

2022-09-27

anond:20220927215323

ネトウヨ統一教会をもちろん嫌っていて実際色々あったようだけどあんまり知られてないよね。自分もよく知らないけど。

共産党新左翼の違いがどうこうみたいな話に興味もたれず「要は反日だろ」って雑すぎる処理されるみたいな話と似てるかもしれない

2022-07-28

anond:20220728194531

私たちは抑圧されているから直接行動に走っていい」って、新左翼の人らも考えていたと思います

2022-07-18

anond:20220718190545

学術会議とは別物

生長の家という新興宗教団体の中の右派原理主義派(その後、成長の家から独立現在の成長の家はこの活動とは無関係

全共闘時代新左翼運動に反感を覚えた右派学生運動

その他、右派新宗教保守文化人知識人著名人活動

など、1970年代あたりから胎動していた草の根保守運動が糾合して1997年に作られた日本最大の大日本帝国復古運動

複数宗教新興宗教が入り込んでいるので、特定宗教と一対一で結びついてるわけではない

しかし、宗教は金、人の動員力が高いし、利権を求める点では利害が共通するので

特に自民党野党転落した2009年以降、その影響力を高めて、第二次安倍政権以降注目を集めることになった

2022-07-10

一水会代表による反統一教会論文昭和六十年 朝日ジャーナル

「そしてその時ではもう遅いのだ。」 http://www.asyura2.com/sora/bd11/msg/691.html

阿修羅よりコピペ


勝共連合民族主義運動の敵だ

――――文鮮明王朝建設に利用される日本若者

右翼民族派の人たちが統一教会原理研国際勝共連合のことをどう思っ

いるか書いて下さい」と『朝日ジャーナル』の記者に言われた時には正直い

って気が進まなかった。

しか右翼の連中の中には「反共の同氏だ」と思っている人はいる。また、

原理はウサン臭くて嫌いだが勝共は仲間だ」と公言する人も多い。警察の公

安や公安調査庁人間だって反共なんだから仲間だし、日本共産革命が起き

ときには一緒に決起してくれると信じている<純朴>な人も多いこの業界

から原理運動をそう思ってもても仕方はない。

しかし、少なくともわれわれ民族派、また新右翼といわれる若い人間にはそん

混同を起こす人間はいない。だから、『朝日ジャーナル』の記者の話を聞い

て、何を今さらと思ったのである。それに、右翼全体なんてどうでもいいとい

う気もあった。多くの右翼原理勝共反共の味方だとおもっているのなら、

それでもいい。何もおせっかいをして、原理勝共実態はこうなんですよと

<告げ口>することもあるまいと思っていた。

ところが、筑紫哲也氏の「原理不可解な右翼沈黙」(本誌一二月十四日号)

を読んで少し考えが変わった。その種の挑発にはやはり乗るべきだと思った。

それに、『世界日報事件追放された副島嘉和、井上博明両氏が『文藝春秋

に書いた内部告発を読んだ時の衝撃も忘れられない。原理とは大学時代から

長い付き合いだが、最近の<豹変>ぶりも見てきた。

原理運動が初めて日本に入って来たのは二十五年ほど前だというが、本格的に

やり始め、世間の耳目を集め出したのは、それからしばらくしてだと思う。原

運動のことを直接にしったのは、僕が昭和三十八年、早稲田に入ってから

(その前から漠然とは知っていたが)。

それから二,三年して早稲田で全学ストライキがあり、それが全国の学園紛争

火をつけて全共闘時代の幕開けとなった。それに刺激され対峙する形で民族派

学生運動も出てきたし、一時は全国30大学自治会を握り、「民族派全学連

を結成しようというところまでいった。その学生運動の嵐が起こる前から、原

理研駅前で黒板を出して演説したり、個人オルグをしていたが、大学に入

りこみ、サークルをつくったりして組織的全国的に活発にやりだしたのはこ

早大ストのころからだと思う。

全共闘民族派原理。この三つの違った運動があの早稲田の一点から、ほぼ

同時期に生まれ、全国に広がり燃えさかっていった。換言すれば、全共闘に刺

激され、全共闘反面教師としながら民族派原理も、己の組織化を急ぎ、全

国的な広がりをつくっていったのである。われわれもそうだったが、原理研

今やっている大学でのサークル学内新聞づくり、自治会奪権闘争……などは

完全に全共闘から学んだものである。逆接めくが、今の原理運動民族派の運

動もある意味では「全共闘遺産」なのである全共闘との付き合いについて

はこれまでも書いたことがある。今回はもう一つの原理について書く。

はじめに、「何を今さら」といったが、われわれ、戦後体制打倒をめざす「一

水会」の機関紙レコンキスタ』(スペイン語で”失地回復”の意味)でも何

度か原理についての批判をしてきたし、原理運動研究家第一人者である茶本

繁正氏を招いて一水会事務所勉強会したこともある。その時のテーマは「

勝共連合愛国者なのか」であったし、彼らは民族派の味方ではないこともわ

れわれは明らかにした。

また、われわれの仲間には何人か原理オルグられたり、「合宿」に誘われて

行ったことのある人間もいる。二年前、そんな一人に「私はこうして”原理研

が治った」という体験談を話してもらい『レコンキスタ』に載せた。当時は「

こうして新左翼が治った」「べ平連が治った」「アナキストが治った」といっ

体験シリーズをやっており、それら左翼運動と同次元原理も考えていた。

さらには、われわれ一水会連帯している統一戦線義勇軍機関紙義勇軍報』

でも原理勝共との戦いを呼びかけており、事実一水会義勇軍は他の民族

派と共闘して彼らとの闘いを展開していた。

小さいながらもこうした反原理・反勝共の闘いをやってきたが、これは右翼

からは不評で、「思いつきでやってる」とか「勝共は仲間なのに」「敵を利

する」などと批判された。しかし、大学時代からわれわれは彼らを一度も味方

だと思ったことはないし、民族運動の同志だと思ったこともない。学生の時、

早大で知ってた彼らは決して右翼ではなかったし、反共でもなかった。「天皇

なんて関係ない。文鮮明師がすべてだ」「憲法なんてどうでもいいし、興味は

ない」と、正直にいっていた。われわれとは立場は違うが、宗教団体としては

それも当然だろうと思っていた。ところが最近、急激に「右傾化」した。「天

皇制を守り、憲法改正、スパイ防止法の制定を」と言っている。

統一教会原理研勝共連合は別だと言う言い訳は通じない。やっている人間

は同じなのだ。なぜ、急に右旋回し、豹変したのか。その右旋回は本物なのか

どうか。すっと疑問に思ってきた。最近の派手な言動に幻惑されて、即「味方

だ」と思ってる右翼同調できない理由もそこのある。そんな疑問に答えてく

れたのが副島、井上両氏の『文春』のレポート「これが『統一教会』の秘部だ」

だった。そして、『原理講論』をはじめて通読し、両氏の告発が嘘でも誇張で

もないことを知った。

反共方便、実際は共産主義

イエスが再臨する「東方の国」は韓国であり、韓国語が祖国語となって世界

一つになるという。なぜ、「東方の国」が韓国かというと、中国共産化した

からサタン側の国であり、日本は「代々、天照大神を崇拝してきた国として、

さらに、全体主義国家として、…・

韓国キリスト教迫害した国」だから、これも「サタン側の国家」だという。

また、「第二次世界大戦は、民主主義によって結託した米、英、仏の天の側国

家と、全体主義によって結託した独、日、伊のサタン国家との対戦であった」

という。

これは、『原理講論』にかいてある通りである。そして、韓民族いかに「サ

タン」の日本によって、侵略され、迫害され てきたかがこれでもか、これでも

かと書かれている。『文春』の告発レポートでは、さらに驚くべき事実が書か

れている。韓民族選民であり、他民族優越しており、再臨主とは、すなわ

文鮮明氏のことであり、文氏によって世界統一され、必然的韓国世界

の中心となり、韓国語が世界共通語となる。こう説かれているという。

また、われわれ民族派としては見逃せないこととして「敬礼式」についても『

文春』に書いている。これは文鮮明氏をメシア、王の王とみなす象徴的な儀式

だそうで、本文から引くと…・・。

統一教会が四代名節と呼ぶ記念日には、早朝五時から敬礼式があり、そこ

では聖壇に座った『文氏』とその家族に対し、統一教会の主要幹部が三拝の拝

礼を行う。場所はだいたい『文氏』の私邸であるアメリカニューヨーク州

イーストガーデンである。その際、天皇陛下をはじめ、レーガン大統領、全斗

大統領ほか主要国の元首の身代わりを、それぞれの国の教会幹部担当し、

文教一族に拝跪して全世界主権者文教祖に拝礼したという儀式を行うの

である日本天皇陛下の身代わりを演ずるのは、日本統一教会会長久保

氏なのである。何とも奇妙で、そして国民象徴として天皇を上にいただく日

本国民としては見逃せない情景ではないか

全くもってひどい話である文鮮明氏の精神は、信仰王国ではなく、現世の

王国を夢み、その独裁者たらんとする。これはまるで弓削道鏡だ。「彼らは反

共だから味方ではないか」と言っていた右翼の人々も、これを読んだら、とて

もそんなことはいえないはずだ。実際、「許せない」「こんな反日集団は敵だ」

と激高していた人が多くいた。僕としても前から、その性格漠然とは知って

いたが、これだけ証拠をつきつけられては改めて愕然とする思いだった。

これを見ても分かるように、原理勝共は決して右翼民族派ではない。では、

一体何なのか。

まず第一に、これは裏返しの共産主義である。「原理研が治った」青年も言っ

ていたが、反共を唱えてはいるが、内部の生活はむしろ共産主義だという。人

生について考えている青年や悩んでいる青年オルグってきては「合宿」につ

れ出し、何日もロクに眠らせずに「洗脳」をする。はじめは「そんな馬鹿な…

・・」と心の中で抵抗していても、しまいには疲れ果てててしまい、批判し抵

抗することも面倒になって全面的に受け入れてしまうという。「思想強姦

である。また、洗脳の途中で頭の回路が外れて気が狂ったりした人間も多いと

いう。さら自由を許されない共同生活、文氏の決める人と結婚する集団結婚

式。本場の共産主義国家ソ連中国でも、ここまでは共産主義化していない。

自分たちの内部生活共産主義で、外部に向かっては反共を唱えている。その

反共本心かどうかは分からないが、本心だとしても、日本民族主義とは一

切無縁のものである。さきほど見たように、これはソウルを中心とした反共

ンターナショナリズムである。初期の共産主義がモスクワを中心としたインタ

ナショナリズムだったのと同じ構造である共産主義と同様に、この原理

勝共もまた、最も反日的、反民族運動である

第二に、その「反共」すらもが本当かどうか怪しい。「統一教会勝共連合

宗教活動愛国運動は『文鮮明氏』の野望を実現することを目的とした方便

である」と、副島氏も告発している。

世界の王になるためには、ます韓国の王(大統領)にならなくてはならない。

韓国反共バリバリの国である。文氏は日本の人と金を湯水のように使って、

世界的規模での反共活動の「実績づくり」をしている。そのための反共であ

り、韓国世界の王に向けての手段である反共運動の全部が全部、仮面とは

言えないにしても、原理運動世界の王になることが第一目標であり、反共

運動二の次、三の次ぎであろう。

また、反共活動をいっしょにしている自民党体制文化人にたいしては、勝

連合に入るように勧めるが、統一教会原理研には入れようとはしない(な

かには一部の例外もあるが)。原理運動をしている人間想像を絶するストイ

ックな生活をしている。物欲でこり固まった自民党体制派の人間をストイッ

クに改造はできない。反共という衣をつけて、ハナから利用するためだけに近

寄っているのだ。あるいは、そうした金と物欲に目がくらんだ自民党サイドの

人間に対し、「いつか必ず自分たちの前に拝跪させてやる」と復讐の念を燃や

しているかもしれないが。

虐殺兵と似た目つきの原理研

第三に、これは全体主義である。茶本氏は「ファシズムへの道」だというが、

その通りだ。文氏は、いわはヒットラーであり、『原理講論』は、さしずめ『

マインカンプである。『マインカンプ』の中には徹底した日本人軽視、黄

禍論があったが、日本語板ではそれを削除し、ヒットラーの力の前に幻惑され

日本は手を結んだ。それと同じように韓民族選民であり、世界の中心だと

いうことは、日本語板の『原理講論』では意図的に削除されてきた(最近は居

直って日本語板にも出しているが)。これと同じ過ちを日本体制側、そして

一部の右翼は再び犯そうとしている。

第四に、この狭量なストイシズム宗教としては光輝いて見えるが、世俗的権

力の奪取、文王朝建設を目指すという政治世界には入るや、必ず悪い結果

になるということだ。ロベスピエール、カルヴィン、松平定信…・・と、その

先例は歴史上にいくらでもある。

ツヴァイクの『権力とたたか良心』によると、宗教改革に成功したカルヴァ

ンは、他人のどんな小さな過ちも許せない狭量、厳格な人間で、徹底した恐怖

政治を敷き、「罪ある者が神の裁きをまぬがれるくらいなら、むしろ罪のない

者が処罰される方がいい」と公然告白したという。また、カルヴィンやロベ

ピエールはそのいい例だが、「禁欲と苦行のひとというのは、いちばん危険

専制君主典型である」と、ツヴァイクは言う。

それをもっと推し進めればカンボジアのポル・ポトになる。古い体制、古い倫理

観の人間は殺して、殺し尽くした。人口の半分も殺したというが、国民の半分

を殺して達成しなければならない革命とは一体何なのか。地獄カンボジア

実際に見てきたある新聞記者はこんなことを言っていた。古い体制人間を殺

尖兵は、少年たちだったという。その少年兵たちの目は、人間の生死はもと

より、もう何事にも感動を示さないし、 いわば<ゾンビ人間>の目だったとい

う。そして、その目はしょうど原理研の人たちの目に似ていたという。未来

暗示するようで、何かゾッとする話だ。

贖罪意識」につけ込む文鮮明

第五に、彼らもまた、<狼>だ。これだけでは何のことか分からないだろう。

僕は十年近く前、三一書房から腹腹時計と<狼>』という本を出したが、そ

爆弾事件の<狼>とあまりに似ていると思うのである個人的なまじめさに

おいて、また、日本戦争に対する贖罪意識の余りの強さにおいて・…。両者に

とっては先の戦争はまさしく原罪である日本韓国中国侵略し、残虐の

限りを尽くしたひどい国だ、と教えられ、一途に信じ込む。だから、再び、そ

うした国に経済侵略してゆく企業には爆弾を投げるという<狼>。彼らの中に

は「自分祖父や父は兵隊になって侵略たか自分はその贖罪のために新左

運動に入った」と公言するメンバーもいた。

それに対し、侵略した「サタン側の国」(日本からは、いくら金をしぼり取

り、人間消耗品のようにつかってもいい、という原理勝共朝鮮人参、印

鑑、大理石のツボ、花売り、街頭カンパ等、ありとあらゆる方法日本から

をかき集める。詐欺まがいの商法で、ピンク産業以外は何でもやっているとい

う(もっと統一教会としては、上からの指令はしていないと逃げているが)。

末端の会員ですら月に100万円のノルマを課せられ、日本全国からは月に2

0億円、年に240億円もの金がアメリカ文鮮明氏の元に送金されていると

いう。合法非合法を問わない強引なやり方で「サタンの国」からは徹底的に

金をしぼりとり、文王朝のために日本人は手足として使い、使い捨てにすれば

いいという考えだ。

会員もそれに甘んじている。これは日本戦争に対する韓国側の復讐なのかも

しれないが、日本人会員にとってはそうすることによって「侵略戦争」の贖罪

ができると思っている。<狼>クループ同様、屈辱的な贖罪史観、敗戦コンプ

レックスを色濃く引きずっている。

第六に、文王朝建設のために日本人の<献身美徳>が最大限に利用されてい

る、ということだ。いつの時代にも、他人のため、世界のために体をかけて働

いてみたいと願う正義感の強い青年たちはいる。方向性は違っても、戦前の青

将校、在野の右翼運動日本赤軍…・・。そして多分、原理運動に飛び込ん

だ人たちも大部分はそうした純粋動機からだろう。

今の日本のように皆が皆、自分さえよければいい、金がすべでだ、マイホーム

だ、酒だ女だとPermalink | 記事への反応(7) | 19:56

2022-06-20

anond:20220620115050

それを許容しているのは結局我々日本国民一人一人の意識の低さなので行き着く先は新左翼

2022-05-17

『抗議します』『反対します』系ハッシュタグ怠惰が過ぎる」 の話だけどさ

この棘まとめ

小説家有川浩さん「『抗議します』『反対します』系ハッシュタグ怠惰が過ぎる」 桜庭一樹さん「声を上げた誰一人怠惰ではありません」 https://togetter.com/li/1886301

 

なんだけど、実名署名した投書よりも実効性が非常に低い、って話は多分その通りではないかと思われるのね。

「だからもっと有意義な『実名での投書』をやった方がずっと良いのに」って話なら、まあわかるのよ。

でも有川浩著作ネット上での発言でわかる様に「匿名自称弱者」とか「気持ち悪いオタク」とかを憎んで軽んじる人なので、「匿名発言もっともらしいハッシュタグでなにかやった気になっている馬鹿」を侮辱しないではいられなかったからああ言う発言になったんだよね。

 

社会運動には下からの積み上げが必要なんだけど、その最底辺をどこであるかと考えるかなんだと思うんだよね。

のめり込んで運動やっている人間には「最低でも街頭でのデモに参加する」「勉強会くらいには参加しているレベルが最低辺」みたいに考えがちだけど、底辺がそこで、それ以下の広がりがない運動は良くても日本共産党、おそらくは現状の新左翼程度の社会的影響しか持ちえないと思うのよ。

匿名ブログSNS意見投稿する。応援したい政治的ツィートのリツイート政治的ハッシュタグを付ける、って言うのは本当に簡便でリスクほとんど無く、それ故に数が集まらないとほとんど意味を持たない行為になるのだけれど、そういう「ほとんど無意味な行動」まで含めて「運動の最低辺」としないと、その運動社会運動としての力を持ちえないと思うんだよな。

 

有川はもう一つ、そういった発言者の数を頼んだ運動のあり方自体を嫌い、軽蔑していて、国家制度的に定めたり、社会での慣例になっている抗議や意見表明の方法実名での強制期間に対する投書・政治家に対する正式な形での陳情)を踏まない、広範な大衆行動を背景とした圧力政治を動かそうとする「左翼的な発想」を嫌っているのだと思われるんだよ。

それは著作からも認められる著者の政治的傾向(秩序志向保守右翼)とも一致するし、それ自体を悪いとは思わない。 思わないけど、俺の大衆運動大事だと考える左翼的政治思想とは対立するし、だからこそ桜庭一樹反論ツィートが出されたのであろうよ。

 

有川浩右翼だけれど、ネットウヨクと呼ばれる右翼の一派に対しては「尊敬に値する部分の見当たらない、オタク臭い下等右翼」と認識して軽蔑している、って構造があることを理解することも大事

ネットウヨクに限らないけれど、大衆的な右翼運動既存左翼大衆運動のやり方を取り入れてて、その意味では左傾化しており、有川はその左傾化を憎む右翼である、って言い方も出来るのかも知れない。

2022-04-15

左翼の犯した悪事迷惑行為一覧

 数が多くて切りが無いし、私も知識が無いのと途中で疲れてきたのでごく一部しか挙げられません。こんなのもあるよって方は教えてくれるとありがたいです。今はこんな感じですが、気が向いたら付け足しま

恐怖政治(1793~1794)

 フランス革命期における山岳派による独裁政治王侯貴族のみならず、農民革命家すら処刑され合計4万人以上の命が失われた。

ルイ17世死亡(1795)

 革命政府監禁されたルイ17世は激しい虐待に晒されわず10才で死去した。

ソ連

赤色テロル(1918~1922)

 ボリシェビキ秘密警察チェーカーによる弾圧反革命派・貴族聖職者など最大130万人が殺害された。

ニコライ2世処刑(1918)

 皇帝皇后とその5人の子どもが虐殺された。末っ子アレクセイわずか13才であった。

尼港事件(1920)

 赤軍パルチザンが尼港を襲撃、6000人以上の住人を虐殺した。

ホロモドール(1932~1933)

 スターリン命令によりウクライナ人から家畜土地が奪われ1000万人が餓死した。

大粛正(1930年代後半)

 スターリン命令により反体制派と疑われた国民が多数処刑された。犠牲者1000万人にも上るとされる。

ヴィーンニツァ大虐殺(1937~1938)

 ウクライナ1000人以上の民間人虐殺された

ポーランド占領(1939~1946)

 ソ連ポーランドに侵攻したにも関わらず、西側諸国はそれを黙認した。ソ連占領下で50万人が投獄され、10万人が強姦され、15万人が死亡した。

カチンの森事件

 ポーランド捕虜2万人がソ連虐殺された。

トロイエンブリーツェンの虐殺(1945)

 ソ連軍がドイツ人民間人1000人以上を虐殺した

ソ連対日参戦(1945)

 日ソ中立条約を破り、日本への攻撃を行った。

葛根事件

 満州非武装避難1000人が赤軍虐殺された。

真央郵便電信事件

 樺太郵便電信職員ソ連軍接近の方を知り、9人が自殺した。加えてソ連軍の虐殺により10人が死亡した。

日満パルプ事件

 ソ連兵に強姦され続けた日満パルプ女性職員とその家族23人が自殺さらソ連軍に物資が奪われたため、冬になると87人が死亡した。

三船殉難事件

 ソ連軍の攻撃で緊急疎開船3隻が爆破され、1700人以上が死亡した。

樺太の戦い

 ポツダム宣言受諾後、ソ連軍が樺太に侵攻。民間人犠牲になり3500人以上が死亡した。

仁義佛立講開拓団事件

 ソ連軍により避難民600人以上が虐殺された

シベリア抑留

 日本軍の捕虜57万人がシベリア連行され、過酷強制労働従事させられ、5万人が死亡した。

ニュルンベルク裁判(1945~1946)

 連合国によるドイツ戦争裁判事後法によりドイツ政治家軍人を裁き、連合国の残虐行為無視したリンチ

東京裁判(1946~1948)

 連合国による日本戦争裁判。同上

ハンガリー動乱(1956)

 ハンガリーが非スターリン化を進めると、ソ連軍は武力でこれを弾圧。1万人以上が死亡し、首相のナジ・イムレは処刑された。

アフガン侵攻(1979~1988)

 ソ連アフガンに侵攻したが、戦局は泥沼化し、アフガン政治情勢を混乱に陥れた。

黒い一月事件(1990)

 ソ連アゼルバイジャン首都バグーへ侵攻し、1満員以上の死者が出た

中共

大躍進政策(1958)

 毛沢東の無謀な産業計画により、全国で数千万人が餓死した。

文化大革命(1965~1976)

 大躍進政策により失脚した毛沢東大衆を動員して、政権転覆させた。全国で1000万人以上が犠牲となった。

チベット問題(1951~)

 共産党チベット武力制圧。その後現代に至るまで文化的政治弾圧を加えている

ウイグル人虐殺(2014~)

 共産党ウイグル人に対して行っている虐殺洗脳不妊などの弾圧。死者は100万人も上る。現在も行われている。

コロナパンデミック(2019~)

 共産党党大会を強行したため、世界各地にコロナウイルスの感染が拡大。死者は400万人にも上る

日本

虎ノ門事件(1923)

 共産主義者難波大助による裕仁親王(後の昭和天皇暗殺未遂事件侍従長が負傷

川崎武装メーデー事件(1930)

 共産党暴動を起こし、警察官8人が負傷

赤色ギャング事件(1932)

 共産党が現大田区で起こした銀行強盗事件

阪神教育事件(1948)

 朝鮮学校閉鎖に反発した共産党在日朝鮮人が各地で暴動を起こした

事件(1949)

 共産党が平警察署を襲撃。職員暴行を働き、留置所監禁した。

伊藤律会見捏造事件(1950)

 朝日新聞共産党伊藤律と会見したという記事捏造

大津地方検察庁襲撃事件(1950)

 共産党在日朝鮮人大津地方検察庁を襲撃

山村工作隊

 日本共産党が山や農村拠点とした武力活動を企むも、支持が得られず、警察の取り締まりにとり挫折

練馬事件(1951)

 共産党員が巡査殺害し、拳銃を奪った

白鳥事件(1952)

 共産党軍事組織中核自衛隊メンバー警部を射殺。その後共産党幇助により国外逃亡した。

田口事件(1952)

 共産党員が警察官暴行拳銃警察手帳を強奪した

枚方事件(1952)

 共産党員及び在日朝鮮人無関係一般市民の家を襲撃、放火した

血のメーデー(1952)

 皇居前でデモ隊警察官が衝突。750人の警官が負傷した

吹田事件(1952)

 吹田駅・吹田操車場学生朝鮮人らが暴動を起こし、一般乗客にも負傷者が出た。

大須事件(1952)

 共産党員および在日朝鮮人警察署を襲撃、警官70人、消防士1人、一般人4人が負傷した

事件(1952)

 共産党員が地主と妻・家政婦・小学生3人を暴行、重傷を負わせ、金品を強奪した。

横山元代議士襲撃事件(1952)

 共産党元代議士の男性を襲撃、重傷を負わせた。

10.21国際反戦デー闘争(1969)

 新宿を中心に新左翼暴動を起こし、44人の警官が負傷した。

大阪戦争(1969)

 新左翼大阪暴動を起こし、派出所放火した

よど号ハイジャック事件(1970)

 共産主義者日本航空のよど号ハイジャックし、北朝鮮亡命した。

沖縄ゼネスト警官殺人事件

 沖縄でゼノストの警備に当たっていた警官新左翼による暴行の末火炎瓶を投げつけられ死亡した

朝霞自衛官殺害事件(1971)

 警衛任務中の自衛官新左翼に襲撃され、死亡した。

印旛沼事件(1971)

 共産主義者内ゲバにより2人がリンチ殺害された。

山岳ベース事件(1971~1972)

 連合赤軍山中アジトで同志に対してリンチを行い、12人が死亡した内ゲバ事件

大阪城公園事件(1972)

 大阪城公園内で起きた新左翼内ゲバによるリンチ殺人。1人が死亡した

あさま山荘事件(1972)

 連合赤軍が山の保養所に立てこもり、30名の死傷者が出た。

三菱重工爆破事件(1974)

 東アジア反日武装戦線による爆破事件8人が死亡、376人が負傷した

岡山大学北津寮襲撃事件(1975)

 岡山大学北津寮を拠点にしよと目論む新左翼が寮を襲撃、1人が死亡、多数の負傷者が出た

浦和車内放火内ゲバ事件(1977)

 新左翼内ゲバにより4人を車内でリンチ焼殺した。

大坂火炎瓶大量発射事件(1984)

 新左翼大坂第二合同法庁舎に大量の火炎瓶を投擲したが、幸運にも1本しか着火せず人的被害はなかった。

コンクリート殺人事件(1988)

 不良少年グループ女子高生誘拐、1ヶ月以上にわたり監禁暴行を加えた末に殺害主犯者の両親は共産党員であり、自宅で事件が行われていたにもかかわらず見逃していた。

新しい歴史教科書を作る会放火事件(2001)

 新左翼が新しい歴史教科書を作る会の事務所があるビル放火した。発見が遅れていれば大惨事に繋がっていた。

葛飾政党ビラ事件(2004)

 共産党支持者がマンション侵入し、共産党のビラを配布、住居侵入罪逮捕された。

厚生労働省職員国家公務員法違反事件(2005)

 厚生労働省職員新聞あかはたを配布し、国家公務員法違反に問われた

男組セクハラ事件(2014)

 男組組長が反差別ワークショップを開催した際、初対面の助成執拗痴漢セクハラを行った

アジア

北朝鮮拉致事件(1970~1980年代)

 北朝鮮工作員日本17人を拉致

カンボジア虐殺(1975~1979)

 カンボジア国内でクメール=ルージュにより200万人近い知識人らが虐殺された

ラオス国王死亡(1978)

 ラオス共産主義政権王権を倒し、サワーンワッタナー国王監禁栄養失調により死に至らしめた。

2022-03-17

ゼレンスキー大統領国会演説の予想

ゼレンスキー大統領オンライン国会演説テーマが米では911真珠湾だったが、日本では原爆だろうなと予想が盛り上がってる件。

おいおい、日本にはもっと相応しいテーマあるじゃんよ。

日本ロシアソ連)に侵攻された事があるでしょが。

 

8/15以後も続いた戦争

第二次大戦は8/15の日本降伏で終わったと思ってる人ばかりだがソ連に関してはそうじゃない。

時系列

 

8/6 広島原爆投下

8/9 長崎原爆投下、ソ連日ソ中立条約破棄、満州に侵攻

8/11 南樺太侵攻

8/14 ポツダム宣言受諾、日本軍は全軍に攻撃停止命令英米攻撃停止

8/15 玉音放送

8/18 占守島の戦い

8/22 三船殉難事件

8/23 占守島武装解除

 

と、連合国のうちでソ連軍だけが停戦せずに攻撃を続けた為に戦闘継続し軍民に被害が発生した。

日ソ中立条約破棄は日本降伏に追い込んで戦争終結させる為だからあいいとしてもだ。

だが8/15以後も攻撃を続けて避難民を殺したりしたのが是認できる訳が無い。

8/22 三船殉難事件というのは樺太サハリン)の大泊から逃げる避難船をソ連潜水艦留萌増毛沖で3隻撃沈したっていう事件だ。

2隻は魚雷、もう一隻は浮上して機関砲を執拗に撃たれたものだが、この時撃たれた避難船は白旗を上げていた。でも攻撃は止まずに結局撃沈されて3隻で1700人くらいが死んでいる。

 

ゼレンスキー大統領が米議会真珠湾を出したのが気に入らねぇとか言ってる奴等は馬鹿じゃねーの?アメリカじゃ卑劣な奇襲攻撃代表格としてポピュラーだろ?という立場だが、8/15以降のソ連の行動は是認できるものじゃない。

 

米ソでヤルタ会談が行われ、千島列島ソ連にあげるってな密約がされたのな。

その上でソ連釧路-留萌ライン以北の占領計画勝手に立ててこういう行動をしていた。

占守島の戦いで膠着状態になっていた所にトルーマン大統領スターリンに「北海道占拠するな」と釘を刺したので計画頓挫されたが、それが無かったら北海道上陸されて占領されていた可能性が高い。

 

で、投降した軍人軍属シベリア抑留ですよ。

 

領土拡張原則違反

無条件降伏した日本第二次大戦の獲得領土だけじゃなくて明治以降の獲得領土も全部失うことになった。

でもそれに戦後納得が得られて「朝鮮台湾青島日本のモノだ!」みたいな意見が大きくならなかったのは連合国の方も領土を獲得しないっていう原則戦後処理がされたからだ。

ところがこれには例外があった。それがソ連ですわ。

 

サンフランシスコ講和条約日本近代以降の武力武力を背景とした干渉で得た領土を手放させ、過去の穏当で文化的占有範囲基準にして領土を決めている。

だがその例外千島列島で、ここだけはヤルタ会談密約根拠になってるわけよ。ソ連けがプチ帝国主義許されてる訳だ。更にそのうえで北海道ゲット計画もあったわけだ。

レーニンさん、帝国主義って資本主義必然だったのでは?ソ連のこのざまは一体…?

SF条約に納得できても北方領土の方はおかしいと感じるのはこの為だ。SF条約千島列島の扱い自体領土拡張原則に反してるからだ。

 

引揚者の困窮問題成田空港問題

終戦後も海外領土から引揚てくる人が沢山居たのだが、地域によってその過酷さが違った。

資産放棄せざる得なかったのだが、台湾とか米軍占領地では金銭の持ち出しは比較的緩かった。

でもソ連占領地では殆ど持ち出しが許されなかった。なので引揚船下りた後にどうしようもなくなってしまう人が多数出て、稚内とか新潟とか舞鶴とかの着地でそのままホームレス化してしまう人も沢山居た。

で、日本土地もないので住居も農地も無く、持ち金もないスタートなので戦後復興や高度成長の流れにも乗れない人が大勢出て、高度成長期の末なのに未だ戦後を生きてる引揚者っていうのが1960年代社会問題化したわけよ。

最終的に1967年引揚者に対する特別交付金が支払われることになった。引揚者=苦労人の代表格だったのよ。

そんな風に引揚者への社会的同情が高くなっていた所に起こったのが成田空港建設問題ですよ。

当初の計画から変わって三里塚に決まったのだけど、その理由満蒙開拓団引揚者入植地で入植から日が浅いから多分おkって感じのなめた考えて、実際は満蒙開拓団引揚者入植地から猛烈に開拓地に対する執着が強かった。戦後ゼロからやって来たわけやからな。

国が強引な舐めプで収用したもんだから新左翼が加わって国民的な引揚者への同情が高くなった直後だったので大紛糾したのはご存じの通り。

成田新幹線接続高速道路まで頓挫したのは引揚者への同情が高くなった直後だったっていう事情ゆえで、これも新左翼のせいだと思ってる人居るが、んなわきゃない。

地主抵抗したのが原因で千葉の広範囲地主左翼シンパなわきゃない。

成田新幹線用地を転用した線路を走るスカイライナー乗るとずっと住宅街中通るが、実はあれは山林、農地開拓したニュータウンの真ん中を通ってるのだ。ニュータウンの真ん中を成田新幹線が通るっていう一体化計画だ。

から激不評な成田新幹線が通るとニュータウン関連の用地買収地主が首を縦に振らなくなってしまう。なので自治体成田新幹線計画に反対したのだな。空港本体接続路線ちょっと事情が違う訳だ。

 

それもこれも引揚者戦後困窮問題が元であって、特にソ連占領地で持ち出しを極限まで認めなかった事がルンペンプロレタリアート化の引き金になってるのだ。

 

ソ連の悪行忘れた日本

からゼレンスキー大統領とそのスピーチライター日本の歴史良く知ってたら、多分原爆被害と共にこういうソビエトロシア行為を訴えるのではないかと思うのだ。

今のロシアがやってる事は満州建設以後の日本の愚行そのもので、プーチンは変なヒッピー地政学みたいな本読む前に失敗の研究とか空気研究読めよって感じなのだ

その一方で戦後の時流を無視した領土拡張主義の試みとか抑留の恐怖とか、ロシアのクソっぷりで共有できる経験がある。

…のだけど、例えば日本は悪くない史観なんかのせいで連合国の中でもソビエトロシアの為した理不尽さの線が埋もれてたり、単に忘れられていて、原爆ほどには日本人の心に刺さらいかもな、と思ったりもする。

2022-02-18

第一次大戦終結ハンガリーからハプスブルクが消え、ハンガリー社会主義連邦ソビエト共和国が出来た

するとルーマニア軍が首都占領したが、撤退後はハンガリー共和国臨時政府が出来た

ところがハンガリー海軍軍人臨時政府を倒して、王位空位のままハンガリー王国を復活させた

親独親伊政権として大戦に参加したが、大戦末期に極右革命が起きナチス傀儡の矢十字党政権になる

そこでソ連軍首都を包囲し矢十字党政権崩壊し、ハンガリー第二共和国になった

のちソ連共産勢力の影響が強まりハンガリー人民共和国になる

反スターリン主義運動が起きるとソ連軍が介入し25万人が亡命して難民

ペレストロイカ政策の影響で脱共産化し、1989年現在ハンガリー(第三共和国)となる

 

というハンガリー史の影響で日本新左翼ができたそうだ

しか外圧翻弄され続けているところは日本のよう

2022-02-17

今年はあさま山荘事件から50年らしい

それで「『銃口から革命が生まれる』とかい幻想に突き進んだ昔の若者」的なことが今日新聞にも書いてあったわけだけど

正直あまり納得できない

暴力に訴えようが同志を粛清しようが、それは本質的問題ではない

単に彼らは力としてクソザコであり、クソザコゆえに今あるものに負け、負けたから彼らの思想までもが後付けで間違っていることになった

ただそれだけだ

新左翼オウム市民革命もBLMも本質的な違いなどなく、力に頼る時点で等しく暴力暴力しかない

自分が肩入れしたい時だけ「彼らはこんなにかわいそうで、敵はあんなにひどいから、この位暴れたって許されるはずだ」などと、屁理屈をこねるだけのことである

ポジションを超越した善悪など存在せず、ただ自分がどちらに立っているか問題しかない

そんなものは今からでも後からでも、いくらでもひっくり返る

2022-01-23

anond:20220123135155

優生学個人単位実践出来る部分があるけど、共産主義集団国家単位にならないと機能しないからかね。

新左翼極左暴力集団のように集団化すれば公安にがっつり監視されるし、国家単位では共産主義政党なんて大勢として見れば相手されてないし。

2021-09-28

anond:20210928090230

左派組織で総括・謝罪なんかしたら自己批判させられて下手すりゃ死人が出る

敗北したら党派離散しかない

新左翼歴史を読むとよくわかる

2021-09-06

インテリの殻に閉じこもった共産党評だなぁと

ちょっと話題のこのnoteなんだけど

https://note.com/dadasp/n/nf0deab7c28e4

 

純粋住宅地には無いだろうが、工業地帯住宅地の隣接地帯、古い商店が点在するくすんだ住宅街商店町工場なんかに共産党ポスターが貼ってあるのを見ないだろうか?

個人商店自営業町工場っていうのは30年前は自民党ガチ票田だったんよ。その票田を共産党が奪取してるって事なんよこれは。

この人はそういう変化を見てないんじゃないの?給与生活者で綺麗に計画された住宅街に住んで上辺の知の世界に生きてるだけなんじゃ?

 

票田かっ攫うって言っても自民党支持者が甘言だけで革新に転ぶわけがない。困窮した時に救済制度を知っていたり行政との橋渡しが出来なきゃ信頼されない。それ以前に経営に就いて理解していなきゃ話も聞いてもらえない。

その背景には90年代金融の再編があって、不良債務を抱えるリスクを減らす為に銀行中小零細の債務ノンバンク子会社に付け替えてる。銀行から借りてない会社なんて経済的信用が無いって事だからそのせいで取引先も減ってしまう。まともに扱われてないのだな。

なのに「革命が」とかいつまでも浮ついた事言って「地べた這いずって生きてきた人たちのほうがよっぽど偉かったよ」とか言ってる。自分が地べたはいずりゃいいでしょが。

ATMで金下すだけで今は銀行がただで両替してくれないとかも知らないんだろうな。ただで両替しないのは店舗経営者が客じゃなくなったからだ。

 

ずっと以前は共産党は悪しき前衛主義頭でっかちエリート組織だった。東側陣営崩壊後、宮本顕治失脚後は党勢を維持できずに無くなるだろうと目されていた。都市部給与生活者環境問題などに軸足を動かした新左翼が生き残ると思われていた。国鉄解体でもJRに参画出来たのは転向した嘗ての超急進派の革マルで穏当な日共系はパージされるという憂き目にあった。

だが実際には党勢が風前の灯となっているのは新左翼政党となっている。何故か?

それは小泉以降の自民党が「改革的でイデア的な」な世界観の競合となっているからだ。ゼロ年代に帳簿も読めないどころか複式簿記も知らないのにやれ金融M&Aだと言い立てて経済通の気分に酔うのが流行ったが、あれと90年代社会党の気分は似ている。競合関係なのだ

文中で出てくるキクマコ先生はその判りやすい例で、アベノミクス素養の無かった経済問題に触れるや「社会の全ての事象設計的に読めるように」なり、「全ての事象評価軸」を得てしまった。それでその中から出て来なくなったんであるキクマコ先生がこうなったのは彼がリベラルだったからに他ならない。世間知らずさがその本質主義担保している。私だってこういう風になった事はあるが普通は18~20歳あたりで通過するものだ。

こういうのと競合しない路線を進んだので共産党ニッチを得た。

 

から大家なんかに自民党共産党交互に投票する人もいる。普通にいる。ここにもいる。

健保保険料わず病気になった店子の面倒みて貰った先生に入れて、冠婚葬祭に来てくれた先生に入れて、とそういう感じだ。

 

筆者とキクマコ大先生はシラケ世代還暦なんだろうがアリバイ自覚はあるのに自分が殻に入っている事も気づかないのだな。

氷河期世代は逆にこの先自分が、自民党がどうなっても同じ心持で自民党に入れるんだろうな。

私は「出来合いの街だけ歩くな、足元を見て歩け、ポスター字面の奥を見ろ」と言うよ。

2021-08-25

アウトローに詳しい方に質問です。80年以降のヤクザについて

昔のヤクザが「無法者で、金にうるさく、せいぜいムカつく人を殺しちゃうぐらい」の人たちだったから、ポリスも「殺しちゃったの?捕まってね♡」みたいなものから北九州愛知の「金で動かない、武闘派海外勢力とつるんでいる」という『新左翼』のような連中になったから、警察も本気でやるようになったのですか?

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