はてなキーワード: 成果物とは
報道や各種メディア、個人が様々な媒体で伝えているこの事柄に対して、私個人のごく私的な見解など、どうしようもない話の一部になるのだろうけれど、つらつら書いてみようと思う。
・検閲
今回発生した問題は検閲の問題ではない。現在紙面やネットで騒いでいる検閲という問題は、当事者の手を離れた部外者による場外乱闘であった。扇情的な展示に対して、権力を扱う不用意な政治家が、自制せず権利を侵害する発言を行ったことは大問題であるが、ここまでくるともはや展示云々ではなく、国家、自治体による権利侵害(の実行又は脅迫)という、大事な問題だが、別方向の問題として切り離して考えるべきで、後述する問題を覆い隠してしまうことになる。展示を取りやめたのは、大量の抗議や脅迫、犯罪予告により、芸術祭にかかわる方々の安全を確保できなくなったという状況に陥り、該当展示の実行委員会(実行キュレーター)の同意なしで中止に至ったという顛末と理解している。
芸術市場が大きい欧米諸国に対し、日本国は元々芸術品の売買に対して諸国のような減税優遇措置をとっておらず、バブル期を除き、民間のギャラリーを経由した売買や、流通操作で伝統工芸品を大型百貨店の展示場で、国内のみ通用する相場で販売する程度であったが、バブル期~90年代の大型公共投資の連続からハード面での地域振興策が資金、コンプライアンスの両面で実行が不可能になった自治体における「少額で、短期間で既存のインフラを活用でき負担が少なく、運が良ければ国際的な知名度を上げることができる。」ツールとして、この10年雨後の筍のように芸術祭が乱立する事態となった。そこでは、ノウハウのない自治体が、自称地域文化の担い手である新聞社に丸投げ、そこからコネ採用された力のないキュレーターは、自身の貧弱なコネクションで囲い込んだ微妙な作家しか呼べず、投下した税金の割に貧相な芸術祭になった場合。自治体が運悪く山師に金を預けてしまい、多額の不適切支出で泣き寝入りになった場合。など皆さんが思っている以上に税金を使用したイベントにはトラブルが多い。税金が投入されるイベントは前提条件として・補助金申請等の手続が煩雑・大小の自主規制や、地域ルールに縛られる・税金が原資なので、疲弊した財務状況の自治体では開催不能、批判を招く場合がある。税金は芸術より生活政策に資金が回されるのは当然である。所詮流行りの水物なのだが、皆さんが思っているより所謂コスパの良い地域振興策なのでなくならないだろう。
今回の問題では、アートと異なる展示がなされているという意見が多く出ているが、大きく表現の自由と括られる中でも、その自由の元に「どの媒体で」「どのような手段で」「どの程度の深度で」、成果物として表現しているかは人それぞれ、所属する社会により異なるという点。またアートは政治と不可分であるが、極端な扇情(アジ)を行わなくとも、その行為がそもそも自由を行使しなければ表現できない、自由で平和な状況でなければ創作活動はできず、人の創造性を発揮できない点が大前提であり、自由の中で個々人が世界との関わりの中で何らかの美醜混じった真理を見つけ、それを昇華したのがアートとすると、今も表に出ない問題の一つ、表現の自由を行使する媒体と手段の衝突という背景が見えてくる。
新聞社や論壇を中心とするジャーナリズムは、文字を用い、抽象化している諸概念を文章化し、権利と自由を、守り、啓蒙し、扇情したりするわけだが、小説などと異なり「直感的に察する/察させる」機能は弱く、相手を文字化、文脈という論理化してしまった問題に対し、「同意するか」「同意しないか」の二者択一を求めてしまう。そして問題となった展示は、実行委員会の多くが学者又はジャーナリズム出身という状況で、同じ表現の自由でも、性質が異なる表現を行ったことが原因にあり、一般市民が考える「アート」とイコールにならなかった。「これはアートではない」という声である。表現はしているが、アートではないと。
アーティストと名乗る作家にも問題がある、この「ステートメント芸術」と揶揄される表現は、業界に詳しくなれば詳しくなるほど根深く、呪いともいえる。
アートという行為、物質/空間/映像/音楽で意図が伝わるよう、意識を特定のベクトルへ向けるよう誘導し、表現しなければならない所なのだが、その実力がない作家の中に、延々とそれらしい説明文を付けて意味づけする行為や、文脈という補助要素を主要素に持って来て、実態だけを見ても理解不能となる。そのような作家は大体退場していくのだが、言葉が主戦場のジャーナリズム界隈と親和性が高いので、変な形で融合してしまうことがある。
「文脈を追うのが現代アートだ」という解釈の誕生である。一面では事実だが、全てではない。
ビジネスの世界でこの行為を言い換えた表現としては「ストーリー」という言葉がある、そしてこれを最大限活用した米国の企業、セラノスの末路は多くの人を巻き込み凄惨なものであった。
・何が問題だったのか
①監督が芸術キュレーターの経験がなく、自身の分野であるジャーナリズムの文脈で解釈した表現を、芸術祭にねじ込んだ為、酷く食傷を起こしてしまった。
②食傷を起こしてしまった後の対応が、構造を理解している人の不足で収まっていない。
①食傷を起こした理由は長々と書いた。経緯として自分たちが表現の自由の最前線で、他の作家は何も考えていない。ように捉えられてしまうキュレーション(自由の世界におけるジャーナリズムの優越性)をしてしまったのが原因にあると考える。結果、津田氏がFM番組で発言したように「自分一人ならナイフで刺されてもいい覚悟だが、関係のない人を闘争に巻き込んでしまった」という発言につながっている。
表現は自由であるから、闘争を持ち込むなとは言えないが、徹底的なゾーニングと仕掛(言語化できている主張表現に容易にアクセスできる導線を作る)ことが必要であった。言語化できている(と思われる)主張表現に対して、実態が追い付いていなかったのではないだろうか。
不特定多数の威圧行為は、少数で行う創作活動にとって凶悪な暴力であり、過去も多々あり、これからもなくならない。すべての事柄に寛容な社会など来ないし、永遠に付き合わなければならない。
②をわざわざ書いたのが、今回の騒動で最も被害を受けている、他の参加作家に対して謝罪と対策を行っているのかよくわからない状況だからである。
・誰が最も被害を受けたのか
昨日声明文を出さざる得ない状況に追い込まれた、他の参加作家である。それぞれの表現を深化させて今日を迎えているが、キュレーターがバランスを取らず、独自にプレイヤーとして創作活動を我田引水した結果。必要のない状況で、自身の作品を見てもらうという重要な事柄を達成されないまま原理原則論の確認や主張を行わされたのは、イベントの主催者として責任が重大である。表現の自由は大事だと言うに決まっている。また、作品を撤収せざる得ない状況に追い込まれた海外からの参加者に対して、展示機会を奪った結果になった事も忘れてならない。マスコミが何をキーヴィジュアルとして記事にするか理解して、扇情的な人形を配置しているのは明白で、記事を見た輩が抵抗/抗議を通り越して、挑発と解釈してしまった訳である。撤収した2人は、必要のない場面で・積極的に日本側の行為に抗議を行う・無視した場合に自国内で起きている扇情的民族主義の標的になることを避ける。2者択一の判断に迫られた。
昨日声明に協賛したのは参加作家全員でないだろう、検閲を受けたわけでもない、こういうキュレーターのミスによる騒動に対してのスタンスは作家ごとに異なるのは当然である。
・なぜここまで注目が集まったのか
芸術は本質的に生活必需品とは言えない。生活環境が改善し、可処分所得と余暇がある状況下で初めて人は関心を持つようになる。今の日本、問題は起きているが、ネットで百家争鳴する位この国は文化的に成熟しており、得体の知らない世界に関わりを持ちたい気持になったのは素晴らしいと思う。物事の全ては飛び込んでこそ妙が分かる。威圧や脅迫はださく醜悪である。そしてアートはこんな長文も飛び越えて一瞬であなたの感性に突き刺さる力を持っている。
○朝食:なし
○昼食:パン
○夕食:ケンチキ
○調子
むきゅーはややー。
仕事はグッダグダだった。
このプロジェクトを総括している人たちが作った工程表に従って、全員の成果物を収めるべき場所に収める仕事なのだけど。
「1.三分間待つ」
「3.コンロの火をつける」
「4.水が湧くまで待つ」
「5.ヤカンに水を入れる」
みたいな感じの、順番がぐちゃぐちゃで意味不明になっていた。
もう誰がどうみても破綻したスケジュールで、開始一分ぐらいでほぼ全てのチームから「どうなってるんだ!」という問い合わせ電話が殺到したらしく、電話が繋がらず大変だった。
結論としては、こんな破綻したスケジュールでは何もできないから、全部忘れて仕切り直すことになった。
なんかもう笑うしかないわ。
○グラブル
年単位という長期のプロジェクトで、一品モノの製品を作る仕事をしている。
ただし確度95%くらいで、つまりほぼ毎回のようにプロジェクトは炎上する。
炎上の理由はハッキリしていて、プロジェクトをある程度まで進めないと、客も作る方も「結局、何が欲しいのか」が見えてこないのに、契約の都合上、予算も納期も絶対に動かせないから。
まあでもこれは大した問題じゃない。てか、そういうもんだと割り切るしかないので。
「期日までにできるのはこれとこれとこれだけ。1日24時間しかないんだから、こんなん全部できるわけねーじゃん。てか間際になってこんなタスク押し込みやがってふざけんな」
という趣旨でキレるなり泣きつくなりするか、逆に「なんとかしてくれ」と客が怒ったり泣きついてくるタイミングを見計らったりでしのげてるし。
俺が一番頭を悩ませているのは、作業請負で入ってもらっている作業者の勤務態度だったりする。
年配のベテラン格になればなるほど、
「自分ごときが頑張っても頑張らなくてもプロジェクトの成否なんて変わらない。だったらそんなこと関知せず、とにかくここにできるだけ居座ることだけ考えたほうがカネになる」
という態度の奴、つまりは最初から最後まで無気力試合を決め込む奴が増える。
ハナからそんなふうに仕事されちゃ、リーダーとしてはたまったもんじゃない。
そしてそういう奴でもなんとか動かそうとすると、結局オメーテメーの、暴力的なマネージメントをするしか手がなくなる。
今日どこまでやると決めたタスクは基本終わらせるまで絶対帰さないとか、成果物の不備を指摘するときは敢えて強い口調でダメ出しして詰めまくるとか、叱責はわざと周囲の全員の手が止まるくらいの剣幕で怒り上げるとか。
まるでふてくされた不良中学生を怒鳴りつける体育教師みたいというか、それこそ鬼のリーダーどころか鬼より怖いリーダーを演じないと、スキあらば遊び始めるから、あいつらは。
なんでこんな憎まれ役をやらなきゃいけないんだよ、マジでしんどいわ。
そこに来て、昨今はパワハラにうるさい情勢になってきたわけで、とうとうこの前、上司から
「お前『そこ』以外は本当に頑張ってるんだけどな、面倒見いいし」
と、遠まわしに苦言を呈されてしまった。
そうなるともう、俺としては怠け者を動かすために打つ手がなくなる。
てか、なんで俺ばっかり悪者みたいな流れになってるんだよ?
そんなことばかり考えている。
ここ連日騒がれている7pay。
パスワードリセットリンク送付先のメールアドレスに対して設計上の問題で脆弱性が発覚して大変な事態に発展しています。
昨日の会見では社長のITリテラシ不足が露呈したり、サービス継続が表明されたりして、いわゆる「祭」の様相を呈しています。
また、会見内で「セキュリティー審査を実施した」と明言がされました。
https://www.asahi.com/articles/ASM745HHHM74ULFA01Y.html
セキュリティー審査を実施していたにも関わらず、何故今回の問題が見逃されたのか。
非常に稚拙な推測ですが個人的に考えられる可能性をまとめてみようかなと思います。
その名の通り、サービスローンチ前に実施する、脆弱性や問題がないかの審査の事・・・だと解釈しました。
一般的には脆弱性診断とかセキュリティ検査とも呼ばれています。私はこちらの呼び方の方がしっくりきます。
「実施した」とはいっても、どういった内容を実施したかはわかりません。
ただ、7payは「一般に公開する」「お金を扱うサービス」になるため、ガチガチな脆弱性診断を実施すべきでしょうし、実際に実施したのではないかと思います。
通常、脆弱性診断というと、以下のような項目があげられると思います。
抜け漏れあると思うけど、大体どこのセキュリティベンダーでも上記のような項目を診断しているんじゃないかなあと思います。
詳しくは各ベンダの診断内容のページを見てみると更に詳しく載っています。
LAC、CyberDefence、NRIセキュア、ブロードバンドセキュリティ、スプラウトなど。
ただ、今回の脆弱性診断が外部ベンダで実施されたのか、内部で実施されたのかはわかりません。
以下、推測をつらつら書いていきます。
脆弱性診断はモノによりますが、診断内容をマシマシにするとエラい額が掛かります。
Webサービス診断は見積もり方法が各社違ったり、ツールを使うか手動とするかによって金額も大きく変わってきます。
また、数量計算もベンダによってまちまちです。ページ単位であったり、画面遷移単位であったり、SPAであればAPI単位であったり、複合での計算だったりします。
お願いすれば見積もり時にステージング環境で動いているWebサービスをクロールして、各ページの評価を付けてくれるベンダもあります。
規模と見積もり内容にもよりますが、100~200万といったところでしょうか。
スマホアプリ診断は一本幾らという場合が多いような気がしますね。相場としては50万~100万程度でしょうか。
プラットフォーム診断も内容によるとは思いますが、大体100万くらいかなあと思います。
これ以外にWebSocketを使っていたり、別のサービスと連携していたりするとその辺りの通信も含まれてくるのでまた金額は上がる可能性もあります。
Webサービス200万、スマホアプリ(iOS、Android)100万*2、プラットフォーム100万とすると、500万円掛かるわけですね。
脆弱性診断をするだけでこれだけのお金が吹っ飛んでしまうわけです。
そしてこれをそのまま発注するかと言われると、多分しないでしょう。
セキュリティはお金が掛かる割にリターンが少なく、目に見える結果が必ず出てくるとも限りません。
経営層は中々首を縦には振らないでしょう。
会見でも明らかになったことですが、社長のITリテラシはあまり高そうにありません。
こうなると脆弱性診断の稟議を通すのは中々容易ではなかった可能性もありそうです。
また7月1日に間に合わせたようなところもあるっぽい(?)ので、開発側に資金を全振りしていた可能性もあり、診断に費用を掛けられなかったのかもしれません。
いずれにせよ、全く実施しないのはまずいし重要そうな部分だけピックアップして実施しましょうという話にはなるでしょう。
削れるものをあげていってみましょう。
例えば、iOS用スマホアプリは実施しなくても良いかもしれません。iOS上で動くアプリは確かサンドボックス構造になっているはずで、ローカルに何かしらのデータを持っていても外部からのアクセスは基本不可であるためです。確か。
そもそもスマホアプリ自体不要かもしれません。7payのサービスへのアクセス用インターフェイスとしてのアプリしか提供していないのであれば、取り扱うデータはほとんどないと考えられるためです。そのため、スマホアプリAndroidのみ、もしくは両方実施しなくても大きな問題は発生しないのではないかと思います。
・・・この辺り私の勘違いというか、「最優先でやるべきだろjk」といった考えがあれば指摘ください。
プラットフォームも、ベンダによりますが実施しなくとも良いとも思います。
ベンダの説明でも、主にポートスキャンをして、空いているポートに対してtelnetで色々したりするといった説明がなされたと思います。
Webサービスなら443と、空いていても80くらいしか外部には公開していないので、これは実施しないという選択をしても不思議ではないと思います。
サーバのコンフィグも、DocumentRootがおかしいとか致命的な設定ミスをしていない限りは見てもらう必要はないでしょう。
そもそも構築手順等はノウハウもあるでしょうし、わざわざ見てもらう必要性はほとんどないわけです。
ワイドショーでは「不正は海外IPからで、国外からのアクセスを許可していた」事が取り上げられていましたが、例えプラットフォーム診断をしていても、この辺りは指摘されなかった可能性があります。
実施していればもしかしたら備考レベルでの注意や、口頭で「国内のみに留めておいた方がいいかも」といったことは伝えられたかもしれませんが、「利便性」という観点から実行されることはなかったんじゃないかなと思います。
Webサービスですが、ログイン・ログアウト処理は必須でしょう。また、新規登録、情報変更、退会処理も重要です。
パスワードリセットはどうでしょうか。正直これも重要です。なので、ベンダに依頼するにあたってはここも診断対象としていたはずです。
ところで今回の件では協力会社について様々な憶測が飛んでいますが、NRI説が結構人気みたいです。
ただ、NRIにはNRIセキュアというセキュリティに特化した子会社が存在しています。
もし脆弱性診断をするとなった場合、そこを使わないという手はあまり考えられません。そもそも発注時にそれを見越して診断費も開発の見積もりに含まれているのではないかと思います。
ただし、セブン側が「脆弱性診断はこちら側で発注します」と言っていれば話は別です。
NRIセキュアは診断費用が高いらしいので、コストダウンするために別ベンダに診断部分のみ発注する可能性はあります。
別のベンダに発注したことで、抜け落ちた可能性はゼロではないかもしれません。
また、NRIセキュアが実施する場合においても、「ここは抑えておいた方が良い」という機能毎やページ毎にランク付けした資料をセブン側に提出することと思われますが、どこを実施してどこを削るかの最終的な判断はセブンに委ねられます。
考えられる事としてはパスワードリセットの処理を診断対象外としたことですが・・・そうする理由もわからないので、うーん・・・。
ただ、こうして対象を削りまくることで100万程度、もしくはそれ以下まで診断費用を抑えることができます。
使ったことはありませんが、SecurityBlanket 365というサービスは自動での定期診断が可能なようです。
ライセンスやどういった動き方をするのかはいまいちわかりませんが、ベンダに逐次依頼する脆弱性診断よりかは安く済むはずです。
ただ、自動診断となると設計上の不備やそれに伴う問題は検出できないはずです。
ツールの手が届く範囲での、XSSやPoC、ヘッダの有無など、ごく一般的な脆弱性診断になると考えられます。
でも手軽そうで安価っぽいなので、これで済ませていても不思議ではないです。
脆弱性診断ツールはOSSのものもあればベンダが販売していたり、SaaSで提供しているものもあります。
OSSならOWASP ZAPやw3afがWebサービスの診断が可能です。また、phpcs-security-auditなど、ソースコードを解析し脆弱な箇所がないかを診断するものもあります。
ちなみにWebサービスに対する診断を「DAST」、ソースコードに対する診断を「SAST」と言ったりします。
有償のものとなると、DASTは先程のSecurityBlanket、AppScan、Nessus、Vex、VAddyが挙げられると思います。
SASTになると、RIPS TECH、Contrast Securityなどでしょうか。
上記のようなツールを用いて、セブン内で脆弱性診断を実施することでセキュリティの知見を高めたり、内部で完結させるための動きを取っていたかもしれません。
こういった動きは結構色んな組織で見受けられます。外部の手を借りずに診断ができれば、関係者間の調整も楽ですし、それと比べると費用も安く済みますからね。
ただし、社内のエンジニアに任せる事になるため、片手間になってしまう可能性があります。
また、ツールの使用方法についてのノウハウは溜まるかもしれませんが、それとセキュリティの知見が溜まるかどうかは別の問題としてあると思います。
・・・とは言ってもセブンにはCSIRT部隊がちゃんとあるんですよね。
https://www.nca.gr.jp/member/7icsirt.html
『7&i CSIRT は、7&i グループの CSIRT として設置され、グループ企業に対してサービスを提供しています。』と記載があります。
また、『7&i CSIRT は、7&i HLDGS. の組織内に専任要員を以て設置され、インシデント発生時の対応だけでなく、インシデント発生の未然防止にも注力しています。
グループ企業の情報システム部門と連携し、7&i グループ内で発生するインシデントに対する未然防止のための調査・分析とリスク情報の共有、ならびにインシデント対応活動を行なっています。』
という記載もあるため、今回の7payも、7&i CSIRTが動いてセキュリティ関連のチェックをしていたのではないかと思います。「情報システム部門」とはありますが。
組織図上にはありませんが、デジタル推進戦略本部の下か、リスクマネジメント委員会、情報管理委員会のどこかに所属しているんじゃないかと思われます。
日本CSIRT協議会にも名を連ねているわけですし、CSIRTメンバーは専任要因ともありますし、セキュリティ関連の技術知識は十二分にあると思うんですよね。
なので、内部でツールを使って実施していたからといって、こんな重大な不備を見逃すというのはちょっと考え辛いなあ・・・と思います。
会見内で言われた二段階認証も検討事項に上がらなかったのかなあ・・・と。
で、これを書いている最中に気付いたのですが以下のようなリリースが出ていたんですね。
https://www.7pay.co.jp/news/news_20190705_01.pdf
これを見ると内部のCSIRTが機能していなかったか、力不足と判断されたかどちらかになるのかな・・・と。
実際はどうだかわかりませんけど・・・。
これも有り得る話かなあ・・・と。
開発やベンダやCSIRT部隊が情報共有したとしても、POが忘れていたとか、伝えたつもりが曖昧な表現で伝わっていなかったとか・・・。
ベンダが実施して指摘事項として伝えていたけど、いつの間にやら抜け落ちていてそのままサービスイン・・・というのもシナリオとしては考えられますね。
7payは社内的にも一大プロジェクトだったはずで、スケジュールも決まっている場合、余計なことを物申すと手戻りや対応に時間を取られることになります。
そういった事を許さない空気が出来上がっていると、まあ中々上には上がってきづらいです。
これも十分にありえる話ですかね。ないといいんですけど。
どうしても『審査』という言葉に引っかかっています。『検査』ならまだわかるんですが。
そこで思ったのですが、情報セキュリティ基本方針と個人情報保護方針を元にしたチェックリストのようなものがセブン内にあって、それを埋めた・・・みたいなことを「セキュリティー審査」と言っていたりするのかなと思ってしまったんですね。
でもこれはセブンペイの社長が個人情報保護管理責任者ということで、ISMSやPMS等で慣れ親しんだ単語である『審査』を使っただけかもしれません。
そもそもそれで終わらせるなんて事ないでしょう。セブン程の企業が・・・。
大穴ですね。いやこれはないと思いますよ。あったら大問題じゃないですか・・・。
というわけで、なんとなく「こうだったりして・・・」みたいな事をつらつら書いてみました。
そういえばomni7で以下のお知らせが上がっていましたね。
https://www.omni7.jp/general/static/info190705
『定期的にパスワードを変更いただきますようお願い申し上げます。』とのことです。CSIRTはもしかしたらもう機能していないのかもしれないですね。
もしくはわかりやすい対策を提示しろと言われたのかもしれません。それなら仕方ないんですけど。
以上。
一部typoとか指摘事項を修正しました(役不足→力不足 etc)。
ついでに時間経ってるけど追記します。もう誰も見ないでしょうけど。
ちゃんと読んでいただけましたか?全文通して私の主張が「監査をしっかりやれば防げた」という意味と捉えられているのでしょうか。そんなに分かりづらい文章を書いた覚えもないのですが・・・。
一番上でも記載していますが、私は今回の7payの「セキュリティ審査」は、「脆弱性や問題がないかの審査の事」、つまり「脆弱性診断」を指していると仮定して本エントリを書いています。
そういう意味で、ここで私が指している「審査」と貴方が指している「監査」は似て非なるものです。字面は少し似ていますがね。
監査は貴方の記載する通り「ある事象・対象に関し、遵守すべき法令や社内規程などの規準に照らして、業務や成果物がそれらに則っているかどうかの証拠を収集し、その証拠に基づいて、監査対象の有効性を利害関係者に合理的に保証すること」です。
貴方の言う「監査」に近いことは「セキュリティー審査自体が、情報セキュリティ基本方針と個人情報保護方針に沿った内容かどうかを確かめただけだった」の見出し部分で触れていますが、それで終わらせているわ Permalink | 記事への反応(2) | 05:48
人による分配の結果如何で生き死にが決まる現代、「人以外のものが人の生き死にを決定している」と考えられていた時代と比べて、マシなのか?どうなんだろうか。
治療のための医療費が安く済む病や怪我と、そうで無いものがあるわな。
多くの人が罹る病や怪我に対する医療は、研究されやすく量産化されて安価になりやすい。だから「多くの人が安価に生き延びられる」が実現し、人口が爆増したわけだ。
でも多くの人が罹るが高額になっちゃうというウィークポイントな性質の病が癌なので、そこで死ぬ人が多いんだなー。でも研究が進んでるので「カネがあれば生き延びられる化」と「安価化」がどんどん進んでるのだけども。
統計の読み取り方の話だけど、人口が爆増したということは、それは、今までの時代では生き伸びられなかったはずの人が生きてるわけであって、生きるオーパーツみたいな存在だよね。「高いカネ払えなくてこれ以上を生きられない嘆き」なんかよりも「安価に生き延びられて儲けたわ」という喜びのほうが大きいはずなんですけどね・・
現代って、科学と経済によって人の生き死にが左右される時代になった。
医療って、病や怪我によって死んだりQoL下がったりすることの捉え方、価値観を変えたのだよなーって思う。
昔は祟りだの呪いだのと位置づけられ、それが信仰につながった。いまは医療(科学)の信用が大きくなった。
「人の力が及ばないので仕方ない」
だったのが
みたいになった。
なんていうか、科学にも限界があるし、それも「人の力が及ばない」領域なんだけど、「科学ならなんでもできるんでしょ」みたいな認識の人が多いように見えて、それが人に対して過剰に責任追及をするのが問題の根源なのかなぁ。
それもこれも信仰が薄くなってしまったからなんだなぁ。あるいは、科学というものの性質を正しく理解しておらず、なんでもできるものと曲解して信仰しているのかも知れないが。
科学とは、信仰ではなく、態度・姿勢なんですよね。哲学と言っても良い。「検証できて再現性があるものがすべて」という姿勢。その成果物の恩恵にあずかってる。
誠実な医師は、「生存率は○○%です」といったように、科学的事実を述べるに留める。科学的事実はそれ以上でもそれ以下でもない。それに賭けるか否かだけ。「絶対治る」「絶対死ぬ」などと過剰に宣伝することもない。科学では絶対という言葉をあまり使わない。100%のものは滅多に無いからね、科学的には。
医療によって、病や怪我を天災から人災へと価値観を転換させたという副作用。
それは人が人の生き死にを扱うため、過剰に重く取り扱われることになる。安易に産んだり死んだりできなくなった。それは人権の考え方ともリンクする。
子は授かりものではなく、デザイン可能なものになるのは目前に迫ってるわけだし。
日本は経済的になんだかんだ落ちぶれてはいるものの、世界的にはまだぜんぜん上位なわけで。
でも日本よりも精神的に豊かな国のほうが多い。つまり精神的豊かさ系のランキングは日本はだいたい下位。
全てを捨てて経済に全振りしてる日本は、何かがおかしいよな・・と。何年も感じてる。
高度経済成長期に"歯車"やってりゃ幸せになれただろうに、それを敢えてやらずにロックしてた人の杞憂は、当たっていたということなのか?
年功序列と年金というニンジンをぶら下げて、「今は苦しいけど歳をとったらラクができる」と若い労働力を搾取してきた。
そのツケを実際に支払っているのは、べつに約束を守るためなんかじゃなく、単に「その年齢層に政治力があるから」でしかなくて、本当は払いたくなんかないんだよな・・。それが搾取だもんな。
漁師のコピペのアメリカ人と重なって見えるんだよね、その年功序列と年金というニンジンって。
若いうちにしかできない、やりたいことをやったほうがオトクだよなーって思う。
ていうか、「年金もらい得世代」ですら「もうトシだからできないことが増えた。若いころにやっておけばよかった」言ってるくらいだからね。
以下は15年くらい経験のあるWebエンジニアとしての個人的意見
ただし、GitHubプロフィール/WebアプリのURLについては、就職活動のための個人情報が含まれている可能性があること、宣伝すべきでないことから、ここで公開をすることはありません。
仕方がないけど成果物を見てみないとレベル感がわからないからアドバイスしにくいなと。
だとしても応募してよいかと。求人サイト経由より直接応募の方が目にとまりやすいかも。最近のITベンチャーなら大抵は現場のエンジニアが直接面接することが多いし、そういう会社であれば
GitHubで、Issueを立てたりPull Request(数行程度)を送ってmergeされたりした経験が合計で10回
この辺のリンクを貼っておけば見てくれるかもしれないし、内容によってはちゃんと評価してくれるかと
面接官の誰一人にもモダンなJavaScriptといったものを理解してもらえなかったのが辛かった
あとはJSが好きならそれ系の勉強会とかでLTするなりすれば名前売れるし、応募時にもスライドのURLが成果として使えるね。
ここでは社名とか書けないけどもしうちに応募してきたとしたら門前払いはないかな
もし時間が有り余ってるならAtCoderとかで競技プログラミングとかやってみたりするのもいいかもね。そういうのも実務経験以外での実力を証明する手段の一つかと。
○朝食:なし
○昼食:ラーメン
○調子
むきゅー。はややー。
仕事は、厄介勢が風邪で休んでいたおかげでとても捗り、偉い人と成果物のすり合わせもして、定時で帰れた。
ほぼほぼ、あとはもうやるだけまでやるべきことのリストのすり合わせも終わっているので、明日と明後日も定時内でほぼほぼできるはず。
(金曜日だけは、少し残業しないとダメかもだけど、それでも1時間かからないぐらいだと思う)
厄介勢がいないと、本当に仕事がスムーズに進む。これだよこれ、こういう仕事がいつも通りで、いい感じなんだよ……
そんなわけで早く帰れたので、何か新しいことがしたくて色々調べてたけど、何も行動は起こせなかった。
グラブルがこっから長い期間地道に毎日少しづつやるしかないので、何か新しいことをしたい。
だけども、ポケモンの新しいのも始まるし、そもそも剣盾も出るし、あまり手を広げるのもモチベに関わりそう。
っていうか別に、五月から今までの忙しさが色々遊びができてない原因なんだよなあ、ほんと、仕事って辛い。
久々に起動。
新コマの性能すら見てなかったので、性能を眺めたり対戦ログ見たりも少ししてた。
カタログスペックだけ見てると、カイロスがやばそうだけど、どうなんだろ。
○グラブル
アーカルム、共闘デイリー、島ハード、マグナ、古代布を済ませた。
サプチケは、風ヴィーラ。
サプチケをSRに使うのは躊躇するけど、次のサプチケで交換する予定。
天井が近いしどうしようかなあと思ってたのだけど、十天衆の統べのために石を使っててさすがに次の天井までにサプチケが来そう。
現在の職場には今まであったことがないようなやばい自称AI人材が複数人いた。前職のパターンはいろいろでこんな人って一概にはまとめられない。
課題設定、分析計画、データハンドリング、モデル作成、モデル評価、プログラム実装、レポート作成などおそらく必要であろうタスクについてベテランであるにも関わらずマネジメントもできない、作業もできないという詰み状態。
スペック、経歴的には一般的に言うと優秀ではあるが、実際実務に投入されると回らない、回らない。一見優秀そうに見える、口はうまいっていう感じで面接を通って来ている。
しかし、そんな人材を取ることによって余計な仕事が増えたり、本来やってもらえるはずの仕事を手分けしてどうにかしたりとかなり周りの負荷が上がっている。
上司がその状況をようやく把握したらしくテコ入れが入ってきた。
まあ、正しいといっちゃ正しいのかな、
教えても自分のやり方などがあるらしく曲げられないとか、お願いしたものと違うものがでてきて本当の成果物にさせるまでに相当なやりとりが必要なだから教育して使えるようにするのも厳しい。本人たちも、スキルがあるとか自負してるとこがあるから余計に難しい。やたら高年収だし。
昨今のインターネットへ明るい者であれば「分散SNS」を知っているだろう。
各々のユーザによって個別のサーバが相互接続し合うことによってSNS網を構築し、中央集権であるTwitterやFacebookの代替として確立されたサービスのことだ。
日本では一時期、分散SNSの実装の1つである「Mastodon」が話題となり、その意義を明確に理解したユーザや、ビジネスチャンスを見出した企業が参入した。
「Mastodonは自分に合わない」「Mastodonは流行っていないのでTwitterに戻る」などの理由で一時期よりはアクティブユーザが減ってしまったが、少々の誤解のある人も居るようなので、最後の方でこの点についても言及したい。
そのMastodonを創始した「Eugen Rochko」氏の提起が分散SNS内で紛糾してしまっている。
So Gab has decided that their own code that they spent $5M of investor money developing is so unsalvageably bad that they're going to use Mastodon's code instead, with the added bonus of leeching off of our apps (with Gab apps being banned from app stores)
This is an early warning to fellow admins to be vigilant and domain-block them on sight, when/if they appear (unconfirmed whether they intend to federate), and to app devs to consider if blocking Gab's domains from their app is necessary.
すべてを翻訳するのは面倒なので要約すると「Mastodonクライアントアプリ製作者はGabのドメインブロックに協力して欲しい」という提起だ。
Gabは早い話がTwitterと同様の2016年に創始されたマイクロブログ系SNSだ。
Gabは言論の自由や表現の自由が尊ばれ、あらゆる発言や表現が許容されるSNSとして成立した。
ここまで聞くと大変素晴らしいSNSのように思えるが、実は「あまりにも自由すぎた」ためにAppleのAppStoreやGoogleのPlayStoreからアプリが排除されてしまうという事態を引き起こした。
何故ならばGabは自由のためヘイトスピーチすらも許容し、北米でユダヤ教礼拝所の襲撃予告に使われてしまった。
そう、Gabは自由すぎたために北米のAlternative Rightの巣窟となってしまったのだ。
ここまで聞けばEugen Rochko氏は正しい。2大スマートフォンプラットフォームにさえ排除されたGabを擁護するのは非常に難しい。
そんなことは分散SNS界隈は全員がと言って良いほど理解している。GabはEugen Rochko氏から非難を受けても仕方がないと皆が思っているのだ。
しかし、何が問題なのかと言えば「MastodonはAGPLを冠している」からEugen Rochko氏の発言は問題とされ紛糾してしまった。
「Richard Stallman」氏が「GNU宣言」を提唱して以降、数多くのFLOSSな成果物が公開され、数多くの情報技術者がそのFLOSSで育ち、日々FLOSSで業務を行っているからこそだ。
GNU宣言は個人の自由は最大限に守られるべきだとし、個人の選択は最大限に尊重するべきだとしている。
AGPLはGNU宣言に影響されたソフトウェアの利用・配布・改変などに関するライセンスだ。非常に自由なライセンスとして知られる。
GNU宣言はIT界隈で一種の聖典として扱われ、IT界隈でリベラリストが育つ土壌となっている。
MastodonはそんなAGPLを冠して開発されており、GabはMastodonをフォークして新たなSNSを立ち上げると宣言した。
Eugen Rochko氏はGabがMastodonをフォークすることへ不快感をあらわにし、フォークすることすらも自由であるはずのMastodonからGabを閉め出そうとしたのである。
それへ対して自由を尊重する分散SNS界隈は当然ながら「待った」をかけたというのが事の顛末である。
イスラム国(ISIS、ISIL)はMastodonと同じくAGPLライセンスで開発されている分散SNSの実装の1つである「Diaspora*」へ参入を表明したことがある。
この件も、分散SNS界隈では紛糾したが、AGPLにはイスラム国のようなテロ組織が利用することを禁じるような条項はないので、IT界隈のリベラリズムはイスラム国のDiaspora*参入を許容した。
分散SNS界隈が取れる選択は「各々の分散SNSサーバの管理者が個人の選択としてイスラム国Diaspora*サーバをドメインブロックすること」くらいなのだ。
これほどAGPLとは自由であり、IT界隈の多くは確固たるリベラルなのである。
だからこそMastodonでは絶大な影響力を持つ創始者たるEugen Rochko氏が「GabをMastodonクライアントアプリがドメインブロックしないとアプリストアからアナタのアプリが削除される可能性がある」というような脅迫と取れるような発言してはいけないのだ。
Eugen Rochko氏自身がMastodonをAGPLライセンスと決めたのであれば、Mastodon開発はAGPLに基づいて運用されなければならない。
Eugen Rochko氏ができる発言は、Mastodonの本家サーバ(デモサーバ)としても知られるEugen Rochko氏自身が運営する「管理者としてmstodon.socialはGabをドメインブロックする。そして他のMastodonサーバおよびMastodonクライアントアプリがGabをドメインブロックするかどうかは管理者・開発者の自由に委ねられる」くらいなもの。
Eugen Rochko氏のGabへ不快感を持つという意志は尊重されなければならない。だがしかしMastodonへ関わる開発者を扇動してはならない。
分散SNS界隈はGabを擁護しているのではなくAGPLを擁護しているからこそ、Mastodonの偉大な創始者であるEugen Rochko氏の発言は紛糾してしまった。
Eugen Rochko氏の発言は結果としてAGPLの自由を脅かす発言となってしまったのだ。
Twitterで自由の権利に関しての話題が紛糾することがままあるが、分散SNS界隈が抱える自由の権利の問題はこの段階まで来ている。
MastodonはActivityPubプロトコルというものに基づいて、Mastodon以外の分散SNSと相互コミュニケーションを取ることができる。
このActivityPubプロトコルで形成されるネットワークをFediverse Network(日本語では連合ネットワークと翻訳されることが多い)という。
つまり、アナタが利用する分散SNSがFediverse Networkへ参加していればSNSの種類が違ってもコミュニケーションについては問題ないわけだ。
例えばもしMastodonが完全に廃れてしまい開発が止まっても、Fediverse Network自体はFediverse Networkへ参加する分散SNSが存在する限りFediverse Networkが消滅することはない。Mastodonが消えるだけなのだ。
もっとわかりやすい例を出そう。Fediverse Networkは早い話が「SNSの形態を取ったE-Mail Networkと似たようなもの」なのである。
アナタがMastodonアカウントや他の分散SNSアカウントを取得するということは、GMailアカウントやYahoo!メールアカウントを取得することへほぼ等しい。
ここまで言うと察しの良い人は段々と気付いてくる。
「もしかしてメールのネットワークが完全に消えてなくなるとは考えにくいように、分散SNSのネットワークも消えてなくなるとは考えにくい?」と。
メールは流行る流行らないという段階ではすでになく誰でもいつでもメールアドレスは取得できるので一種のインフラのようになっているが、分散SNSもほぼ間違いなくそのようになる。
分散SNSアカウントは誰でもいつでも取得できるので、その参入者数はメールのように時間をかけてゆっくりと増え続け、気付けばインフラのようになっているというのが分散SNSのネットワーク特性なのだ。そうなるように設計されているから。
Mastodonが流行る流行らないという部分は問題にするべき部分でなく、というかFediverse Networkの設計上で見当違いな心配なのだ。
要は「分散SNSってメールみたいなものなのね」と早期に気付いた人は早い段階で分散SNSのアカウントを取得したし、それにまだ気付いてない人は分散SNSアカウントの取得が遅れているだけということだ。
おそらくは現在分散SNSアカウント未取得でも、将来的に流行するWebサービスがFediverse Networkへ何気なく対応していて、気付かないうちに分散SNSを使えるようになっているということが発生すると思われる。
DoCoMoの携帯電話を持っただけでiモードのdocomo.co.jpメールアカウントが付いて来たように、流行りのWebサービスに登録したら分散SNSアカウントが付いて来るだろう。
そもそもうまくいきそうなことをやっている場合はWebフロントエンドに時間をかけてられないという話。
まともなエンジニアなら枯れてない技術を使った時に生じるコストを理解している。それはたくさん残ってるバグとか、バージョンアップによるAPI変更への対応するコストだ。そういう対応コストはユーザがうれしいものではない。「あの話題のモジュールに投げたバグ修正がマージされました!」とか言っても、ねぇ?
あとWebフロントエンドって、最新の技術を使ってもレガシーな技術を使っても結局html/js/cssが成果物なので、出来上がったモノはユーザから見ると大差ない。つまりWebフロントエンドに限って言えば最新の技術を採用していても競争優位にはなりにくいのだ。
ユーザに需要があるものを作ってる時って、枯れてない技術に挑戦したりしてる暇はなくて、小慣れた道具でつくらなくちゃいけないことが多い。毎週のように新機能が待ち望まれている状態ではゆったりと開発してるわけにもいかない。
ちょっと逆説的だが、ゆったりと開発できているということは、作っているものに需要があるか怪しいということだ。
新規プロジェクトが立ち上がったものの、方向性がぼやけていて、プロダクトマネージャが決めなくちゃいけないことがたくさん残っているような場合、エンジニアはもちろん暇になる。
コードベースはまだないのでリファクタリングもできず、データもまだないのでダッシュボードを作ったりもできないとなると、エンジニアは「じゃあUIは前から使ってみたかったアレで作ろう。時間はあるし」となる。
だいたいこういうプロジェクトが成功することはないし、こういうときしかWebフロントエンドに最新の技術スタックは採用できない。ちゃんとしたプロジェクトではそんなヒマはないからだ。
新規プロジェクトが立ち上がって、プロダクトの方向性が明確なときは、エンジニアはすぐに手を動かすことができる。ユーザが欲しかった機能が開発できていれば、すぐにユーザからフィードバックが返ってくる。そうすると次の機能開発にとりかかれる。
こういうプロジェクトではWebフロントエンドに枯れていない技術を採用するヒマはない。枯れてない技術を採用するにしても、サービスをスケールさせるためとか、ユーザに見える価値を提供するためのものだ。
Webフロントエンドにバリバリ新しいやつを投入するのはもちろん悪いことじゃないのだけれども、そんな余裕があるなんて、ひょっとして作っているサービスはイケてないんじゃないでしょうか? もしくはビジネス的な成功はまあ別にどうでもいいかな、というスタンスなんでしょうか?
一度手を動かし始める前に周囲を見渡してみるとよいのではないでしょうか。
とかのたまう、弊社にいる30代後半派遣社員。
俺はこいつが本当に本当に本当に嫌い。
まず仕事ができない。びっくりするくらいできない。
レポート集計はもともと新卒がやってたんだけど、いろいろあって、派遣さんに頼もうということになった。
コイツの前に来ていたのは二人いて、二人とも本当にミスなく、モレなく、丁寧な仕事をしてくれていたし、この二人が残してくれた手順書などは新入社員に見せて実際に初見で同じ作業をさせても、ちゃんとこちらの希望する成果物が出来上がっていた。
それなのにコイツはどうだ。ミスが多い。まあ百歩譲って未経験採用だからということを鑑みても、ミスが多い。
そして言い訳が多いし謝れない。
ミスはまあ仕方ない。一千歩譲って仕方ないことにしよう。俺もね、ミスしちゃうことあるし。こんな高頻度じゃないけど。
でもこいつ、ミスを認めない。認めないっていうか、「申し訳ありません」どころか「すみません」も言えない。口頭で言えなくてもいい。せめて文面では言えよと思う。
頼んでいる集計が間違っていると発覚して、指摘メールを送ると「気づきませんでした!直しますね!」、暫くして「お待たせしました!直しました!」。あのな?お前が時間内に正しく集計してくれないとな?俺その分スケジュール狂うのな?
そしてそのデータを使用した資料を俺の上司が見るのな?わかるか?お前より時間の無い俺のスケジュールが、お前の手によって狂い、俺より時間の無い上司のスケジュールが、俺が資料提出できない所為で狂うの。わかるか?下手するとその上にも迷惑かけるんだぞ???
それでもミスはどうしても発生するものだ。それはもう人間なんだから仕方ない。だからさ、一言「すみませんでした」でいいからさ、自分のミスを認めて、円滑なコミュニケーションを取らないか?
「(予定通りに〇〇ができなくて)申し訳ありません。こういう理由で遅れます。いつ頃完了予定です。」って俺は上に報告するわけだ。
もうここまでで俺的にはアウトでしかないんだけど、加えてうるさい。
本当にうるさい。おしゃべりがどうこうとかじゃなくて、行動がうるさい。
椅子に座るとき勢い良すぎて奴の周りが揺れる。あいつ腰痛めるんじゃないかと思うほどの勢いで座る。
伸びをする(わかる)。でも伸びの頻度が高くその度に「ah...」とか「um...」みたいな吐息を吐く。耳障り。
デスクでデオドラントスプレーを使う。くさい。ついでにデオドラントシートも使う。頼むからトイレでやれ。
俺が同僚と世間話をしていると入ろうとしてくるんだ、それだって入って来ようとする割には話題に対する知識が浅すぎて場が白ける。
あとはもうなんだ、とにかく生理的に受け付けないってこういうことなんだと思う。
部署の飲み会、静かになったタイミングで何故か自分が良く聞く音楽を流し始める。
「僕、自分にだらしない人なんだって思われるのが嫌で、筋トレとかてるんですよね」
なあ、お前……。自分にだらしないから30後半にもなって派遣で誰でもできるような仕事しかできないんだろ?「モデルやってました(キリッ)」って話と、お前の友達がミュージシャンって話と、実家がでかいって話しかできない30代後半のオヤジになったのは、お前が自分にだらしないからだろ?何もかも自分は悪くないって言い訳してきたからだろ?なあ。ブーメラン刺さってんぞ。
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ただの愚痴にすみません。飲み会嫌すぎて書きなぐったものがまさか…。そしてまさかの脱字に恥ずかしさ満点。でもこのままにしておきます。
派遣さんについては、これまでは経験者の方に来ていただいていました。チームメイトとして、かつて自分がやっていた業務を引き継ぎ、その際に作ったマニュアルを元に、もっとわかりやすいマニュアルを作ってもらいました。その方は弊社よりも条件の良い企業へ行かれました。
そして、彼が来ました。
未経験者を雇ったのは、多分コスト的な問題だと思います。彼にお願いしている作業は、基本的にデータのエクスポート、定型の加工作業です。
コピペのショートカットを使えれば、基本的にはミスなく作業できるようにマニュアルと工程を工夫しているつもりでした。そして実際、彼と同じ仕事を新入社員にお願いすると、しっかりとマニュアル通りの成果物が指定時間に出来上がります。しかし、こちらの指定した手順を飛ばして作業したり、船を漕ぎながらの作業のため、成果物にミスが散見されます。
最初のうちはOfficeも使ったことがない、ということで付きっきりで教えていました。その時は出来ていたんです。その後何度か1人でやらせてみて、大丈夫そうだからそのあとは彼にお願いしました。そしていつでも確認ができるように自分の近くに席配置されています。
じゃあ、違う派遣にしなよ!って、まさにその通りで、自分はそれを希望しています。上司にも希望は伝えましたが、何度も何度も派遣さんと面談をするのが億劫なようで、恐らく満期まで彼はうちにいるのだと思います。弊社、満期のあとは契約社員→正社員、というルートも大いに有り得るので、頑張りたいなら簡単な仕事をもう少し真面目にやって欲しい。
目にしないようにすればいいって意見もわかりますが、パーテーションのないデスクで、たとえ本を積み重ねても奴は目につきます。目に入らなくしたところで、ドッスンドッスン座るので、その度に床が揺れて集中力が切れます。1時間に2-3回やられるので、これがつらい。タイピング音もすごい。タイピングするような仕事は振ってないんですけどね。カタタタタタタ、ターン!!ってやつ。何やってるんでしょうね…。
訳あって派遣という立場を選ぶ人もいれば、正社員になりたいけど派遣社員をされている方がいるのも分かってます。配慮不足の言葉が多く申し訳ございません。
ただ、何が腹が立つって、容姿と実家の太さと年齢でマウント取りに来る割に、そこに自分の努力が何も無いんです。努力しないで頭がいいとか、仕事が出来るとか、それはそれならそれでいいんですよ。だけど奴は、少なくとも弊社の新卒達よりもずっと社会人としての能力が低く、将来性もない。それなのに、自分より年下の相手にはやたら先輩風を吹かせる。いいからとにかく、依頼してくれることを遂行してくれ!と、思う訳です。
タイトルの筋トレは努力じゃん、って思いますよね?彼ね、腕、プッニプニなんですよ。腕だけじゃなくて、体がだらしないというか。私服勤務の会社なんで同性から見ればすぐにわかる。
最初のうちは、それでも弊社に馴染んでもらって派遣期間終わってもそのままこの人に仕事お願い出来ればな、と思って色々世間話とかもね、してたんですけど。兎に角マウント取りに来るのでおだてる事に疲れてしまって。
何なんですかね、恋なんですかね。気になって仕方ないです。どうしたら気にならなくなりますかね?
45歳の未経験を雇うぐらいなら新卒に期待したほうが効果でそうだから
プログラムして良いサービスを作って良い広告を打てばユーザー数増えるでしょ
レッドオージャンだけど頑張ってね
私は20年務めてみて、やはりこの仕事は自分に向いてないことをいよいよ認めるしかないと腹を括りました。
このままこの仕事を続けてもストレスが溜まるだけですし、そろそろ私の無能に業を煮やした部下や上司により不正をチクられて逮捕→解雇のコンボを食らわされそうです。
公務員として逮捕されてからでは転職もいよいよ厳しいので今のうちに転職を考えております。
(不正をしなければいいのでは?という疑問は当然でしょうが、私の仕事は不正なしには回りません。これは新人からベテランまで、超有能な人からガチガチのまじめくんまで一緒です。不正なしには絶対回りません)
そこで、どの業界に入るか迷ったのですが、折角なら子供の頃の夢を叶えようと思いプログラマーを死亡しました。
そのような話を転職エージェントにした所「無理。せめて成果物とか作らなきゃね。ユーザー数1000ぐらい欲しい」と言う言葉をいただきセカンドオピニオンをしたところ、全く同じ返答が帰ってきました(ユーザー数は100でもいいからと目標は下がりましたが)。
そこで質問です。
これは不毛だけど、明確にYESです。
プログラミング能力以前に社会人として普通のことが普通にできることが必須なのであり、
ぶっちゃけ、他社で何をしてきたかなんて守秘義務も関わるので調べようがありません。
だから、望まない単純作業ばかりだったとしても、適当にこんな仕事してましたとでっち上げてもいいでしょう。
エクセルでぺたぺたする仕事しながら、○○なシステムを作ってました。(自分が勝手に作っただけで使われなかったんですけどね...)でいいんです。
PHPはいいぞ。孤独死した人の通知サービスとか作って公開しちゃいなよ。
野暮ったい格好でいかにも一緒に働く相手にしたくないKKOな雰囲気を醸し出しているんじゃないか?
と思ったりします。
ぶっちゃけ面接のときはウソでも体育会系のノリで頼りがいのある漢を創りましょう。
世の中はったりが全てですよ。
現役のプログラマ、web制作・ソフトウェアに関連する産業に従事される方々のアドバイスを頂きたいです。また、ニートから社会復帰された方のアドバイスも頂きたいです。
注意: いわゆる特定を恐れてかなりぼかした表記をしているのですが、ぼかしすぎとの指摘をいただければ可能な限り追記いたします。ただし、GitHubプロフィール/WebアプリのURLについては、就職活動のための個人情報が含まれている可能性があること、宣伝すべきでないことから、ここで公開をすることはありません。
素人同然かもしれませんが、適切なアドバイスを頂くために必要だと思うので、書かせていただきます。
Webアプリの概要: 複数の外部APIを組み合わせて定期的にデータが更新される(現時点で数百万程度のレコード数)、ユーザの操作でリソースが更新されることはない(すべてのendpointが認証なし、GETのみ)
面接に間に合わせるように作ったのですが、残念ながら一度も面接官/採用担当者の方にご覧いただく機会がありませんでした。(そもそもGitHubについてご存知の面接官の方がいらっしゃらなかった…)
内容としては、モダンなWeb開発の基礎を一通り踏まえた構成になっていると考えています。
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※実際には求人サイトのドメインが結構効果的でした)
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「社会人経験」「実務経験」を必要としない寛大な会社は、ほぼSESでしか存在しないようです。
「1年以上の実務経験」を必須とする、時給1000円のアルバイトはたくさん見つかりました。(ZOZOのアルバイトが1300円で話題になりましたが、1000円のアルバイトでもそこまで求められるのかと思ってしまいました…)
視野を広げてWebデザイナーやHTMLコーダーを見てみると、実務経験に加え、「Adobe製品の使用経験」(料金が払えない…)「Wordpressサイトの運用経験」「ポートフォリオサイトを持っていること」が必要な会社がほとんどでした。
VPSにWordPress+nginx+SSL(Let's encrypt)で構築したことはありますが、1人で更新する分には静的サイトジェネレータを使ったほうが簡単で、GitHub Pagesなどで無料で公開できるので、実際の運用には至りませんでした。
やはり、自分はデザイン系の会社が求める人材ではないと思います。
応募資格の時点でほぼ応募できる会社が存在しない中、応募資格を満たす会社に片っ端から応募して、数社面接までたどり着きました。SES以外面接落ち、SESの会社は一次面接通過後に辞退させていただきました。
面接で基礎的なコンピュータサイエンス/アルゴリズムの知識を問われる可能性を考えて、それらの基礎も学習をしましたが、これもまた面接で使用する機会がありませんでした。(それ自体は無駄ではなく、むしろ自分のためになるものでした)。
私の文章力が低く、読みにくい文章であったとすれば、申し訳ございませんでした。これでも下書きを一度破棄し、表現に気をつけながら、書きあげるのに数日を要しました。これが私にとって初めての増田での投稿で、「この内容を登録する」ボタンを押すのにも勇気が必要でした。