はてなキーワード: 試金石とは
今連日連夜騒がれてる問題って、①人手不足どうすんの?、②マイナス金利政策の弊害どうすんの?、③社会保障費支出の増大化どうすんの?、④消費が増えてないようだけどどうすんの?、⑤教育無償化どうすんの?、ってとこなんだよ。
ヘイトスピーチとか保育園とか、些末とは言わないがこれらに比べたら解決はそれほど難しくない。何でかって言えばヘイトスピーチを禁止するにせよ、保育園を増設するにせよ、巨大な既得権者の反対に遭わないから。
①~⑤をどれだけ解決できるか(切り込めるか)が安倍さんの政治家としての資質の試金石だろう。
もし頑張ってこれができるのならすぐやろう。一旦休憩という形をとってもいい(別居、求職、etc.)。ほとんどはそれができないから・・・ということだとも思うけど。
2.正しい食事を取る
子供の頃に正しい食事をしてこなかった人にはなにが正しいかわからないと思うけど、要は給食とか普通の定食を考えれば良いと思う。ご飯、味噌汁、野菜っぽいもの、肉・魚っぽいもの。この際、塩分が多少多くても構わない。すべてバランスよく食べるのがよい。勘があれば自分が足りないものがなんとなくわかるものだが、わからなければ愚直に満遍なくとればよい。
3.運動
スローマラソンだっけ、ゆっくり走るやつとかでもいいし、歩くだけでもいいと思う。通勤中歩いてるよとかって人は、知らない道、あまり通らない道を20分くらい歩いてみよう。駅を1,2前に降りて歩くのもよい(あまりやらないよね?)。
4.薬
これまでの方法でちょっと改善してきたら飛ばしてOKだと思う。それくらいの優先度。でもこれでも改善しないなら(たぶん1が解決できないんじゃないか?もしくは結構長く引っ張ってるか)、飲んだほうがよいと思う。ただし適切な医者に処方じゃないと信じちゃいけないと思う。まじで適当な医者がいたりするので。話をあまり聞いてない、診療が早い、とかのポイントは試金石だと思う。
5.瞑想
慣れてないとネガばかりが頭をよぎるので、ある程度改善して(といってもちょっと鬱とかのレベルになって)きたら効果的だし、20分でよいので手軽。
くだくだしいし面倒だけど言葉にすると
・結婚というのは、周りに「この二人が家族をつくるのでそう扱ってくれ」という宣言をする儀式。神前式じゃなくて人前式とかあるのはそれ。
・しかし家族を宣言するのに人を呼びつけるというのは非常に気苦労の多い作業。移動コストを考えるとなんでもメールか紙一枚で済ませてくれという増田みたいなやつも多い。
・しかしそこをあえて祝福してもらうために呼びつけるということをする。なぜか。最初に一番人に迷惑やコストをかけるような共同作業をすることで、今後とも「オレは結婚したくなんかないっていった」子供が生まれたら生まれたで夜泣きしたくらいで「オレは子供なんかほしくないっていった」みたいな消極~アンチな態度になる弱い人間かどうかの試金石になるから。結婚した人間がサラリーマンとして重用されるというのも以前は一般的知識だった。
・でも女性はたいていマリッジブルーになる。男が女を「好き」なのは性欲以上ではない、ペットを飼いたい以上ではない、非常に私的な気持であって社会的には大した理由なぞない。おまえは同僚や親には隠しておきたい自分専用セックスドールだ。というような面倒くさそうな態度を結婚にあたって多くの男性がとる。すなわち女性側が社会的立場を確立しようとするたびに一方的に面倒がられる。いやいやそんな大げさな話じゃなくて自分はなにをやるのかよく知らないし面倒なだけだ、というのだろう。それなら自分の卒業式に親が「面倒だしよく知らない」という理由でこなかったらどう思っただろうかと想像してみればよい。結婚とは独身女性からの卒業だ。結婚前ならなんにでもなれたのにという立場だ。そのときにそういう態度をパートナーにたびたび見せつけられれば自動的に非常にブルーになる。「なんでわたしばっかりこんな苦労を」で付き合いを考えることにもなる。
・ここを乗り切っても今後ともマタニティブルーとかなる。ほぼ全員なる。女性だって妊娠したこともないし知識も「出産するとたまに死ぬ」くらいしかないから。
・男性は脳梁が生まれつき細く社会性が低い(そのかわり独立性が高いので一方的に悪いわけじゃないが)。将来の自分をよく考えろ。
同じくアスペだが
っていう疑問をここに書いた
この疑問を試金石にして他人の認識する悪の種類を分析したかったんだが
意外と成果はあったな
っていう回答だった(物理的悪)
この回答から生じた「レイプをした加害者は悪を認識できないのでは?」
という疑問は罵詈雑言で叩き伏せられた
道徳規範を重視する考え方だが
この回答から生じた
「モラルが何らかの事情で歪んでいる、もしくはモラルというものがないレイプの加害者は悪を認識できるのか?」
という疑問は無視された
神がいつも見ているから『悪い』と言う奴は一人もいなかった(形而上的悪)
まぁもっとも神はいてもいなくても同じような存在なのでその回答ではそもそも納得できないのだが……
最終的に出た結論は
シン・ゴジラがやたらと面白い。2回観たけど、こんな泣ける映画ほかにない。
けどこの面白さがなんなのかよくわからなくて、ネットで溢れてる賛否様々な批評に目を通してもわからなくて、まあそれこそがどっぷりハマりきっている状態なのかもしれないんだけど、考えるにつけやっぱこれってオタク向けなんだろうなと思う。
シン・ゴジラというより庵野の話なんだけど、トップにしろエヴァにしろSF考察がすごい。現実の兵器は詳細だし、大嘘の部分はあたかも本当っぽくかつ冗談っぽくきっちり理論武装してひとつの世界を構築しているわけだから、ハードSF好きにはたまらない。
もし庵野作品がこれだけの要素で完結していたら、ほんとに真・オタク向け(歓喜)で、大抵の人は置き去りのまま、庵野はメインストリームに登場することなく一介のアングラ作家という位置付けだっただろう。こんなに一般に受けたのは、妙なケレン味と、安っぽさが同居しているせい。
安っぽさというのは、ベースラインがハードなんだから登場人物はオッサンだらけでいいのに、アイドル的美人・美少女が登場しちゃうところ。
ケレン味っていうのは、ゴジラ咆哮→放射というここぞの場面の演出とか、音楽の使い方が卑怯な感じでうまいこと。
で、この辺がおそらく日本人特有の琴線に触れる部分なので、海外(っていうとアメリカかな?)のマッチョな文化には響かないんだろうと思う。
庵野はほんとに、ドメスティックのオタク(もしくは庵野自身)だけをターゲットにすごい作品を作ってくれた。オタクかどうかを見分ける試金石的な作品なんじゃないかな。なのでこれが面白くなかったという人は、安心したらいいと思う。
<当記事は『バットマン vs スーパーマン』の重大なネタバレを含みます>
男「……どうだった?」
女「……いや?」
男「……ん?」
女「だめでしょ……完全にだめでしょ……『バットマン・フォーエバー』よりダメだったでしょ……映画版『DOOM』よりダメでしょ……」
男「客あんま入ってなかったね」
女「むしろ観るべきでしょ。みんな観るべき。オススメしてもいいくらい。汝が敵を知る目的のために観ろと」
男「俺ならオススメされてもいやだね。単につまんないってだけじゃない。おれこれ嫌い。大嫌い」
女「上映中寝てなかった?」
男「寝れないでしょ。だってうるさすぎだし」
女「お酒でも飲んでたらアイゼンバーグの演技もすこしは真に迫って見えたかもね」
男「各所でいじられてるようだけど、バットマンを演じていたベン・アフレックは悪くなかったよね」
女「そうそう。ベンアフは悪くない。髪型もキマってたし、何より雰囲気がいかにもブルース・ウェインって感じだった。
演技よりは脚本がひどかった。
キャラクターが浅薄すぎ。登場人物全員。『マン・オブ・スティール』に出演した面々でさえそう。
初登場のバットマンについては前からファンの注目を浴びることはわかってたはずでしょ。絶対に『ダークナイト』三部作と何が同じで何が違うのか、比較されるのは避けられない。
それが何? あっちにふらふら、こっちにふらふら。『おれは孤独だー地下にひきこもるぜー」とかなんとか基地でやってた次のカットには、パーティで社交してる。スターク社長かっつーのお前は」
男「スタークのプレイボーイキャラはアル中の素でやってるけど、ウェインのは演技だよね。社交用の仮面をかぶってる。だからさ、アフレックが悪いんじゃないんだってば」
女「そう、全然悪くないんだけど」
男「そもそも俺、ザック・スナイダーの作品嫌いなんだよね。『エンジェル・ウォーズ』もクソだったし。何あのメンヘラの妄想。
今回のBvSには彼の監督としての弱点がほぼ全面に駄々漏れてしまっているように思う。
そりゃ、いいところもあるよ。ときどき素晴らしいアクションシーンを取るし、火の表現にはこだわりを感じる。観てて時々はいい映画に思えてくることもあるんだ」
男「そう撮影監督が良い。スーパー・ビーイング同士のバトル描写は新鮮だったし、ダークな雰囲気にもしっくりハマっていた。この暗いトーンというのがくせ者で、ノーランのときはちゃんと機能してたんだよね。
ところがワーナーはノーラン以外にもノーランみたいなトーンで描くことを求めてしまった。ジョークは入れるな。笑えるようにするな、ってね。『グリーン・ランタン』はその最たる犠牲者だよ。
ワーナーは、250億ドルもの予算を任せるにあたってスナイダーならノーラン路線を継承できるだろうと考えた。そして脚本家たちに今後シェア・ユニヴァースを展開できるように膨らみをもたせたホンを書かせようとした。
一方で、出資者たちが求めたのはマーベル/ディズニーみたいなヒーロー映画だったのさ。そして……」
女「ちょっと待って。『アベンジャーズ:AoU』も似たようなもんでしょ。AoUは『やらなきゃいけないこと』が多すぎた。ちょうど、マーベル・シネマティック・ユニバースが次のフェイズに移行するための大事な試金石だったから、AoUはむりくりなプロットにならざるを得なかった」
男「そうだな、たしかに同じ問題を抱えていた。
けど、AoUはなんとかそれを乗り切ってそれなりの支持を集めただろ。
理由は二つある。
一つ、AoUの監督だったジョス・ウィードンがザック・スナイダーより優れた監督だったってこと。
二つ目、各キャラクターが均等に、特に彼らの感情が均等に仕込まれていたってこと。
なんたって、どのキャラクターも『自分の映画』でキャラを掘り下げてきたんだからね。
ストーリーが多少薄かろうが、誰だってアイアンマンを知ってるし、ソーを知ってるし、ホークアイを、フューリー長官を知っている。
事前に他の積み重ねてきたキャラ造型を"収穫”すれば、『アベンジャーズ』ではキャラの説明に要する時間を節約できる。ところがBvSときたら……」
女「しょうがないところもあるよ。ここ十年のマーベルとDCのシネマティック・ユニヴァースを比べてみてよ。マーベルが順当に年輪を刻んできたのに対して、DCはリブートや路線変更や主役俳優の交代が相次いで、積み重ねなんかほとんど残らなかった。
DCはBvSただ一作品だけでマーベル映画十六年分の歴史においつこうとしているのよ」
男「そうだね、マーベルは長い時間をかけて準備してきた」
女「マーベルには一つの確かなメソッドが確立されている。新キャラが紹介されて、今後どう他のキャラと絡んでくるのか、そういうのが映画全編を通しで観なくてでさえわかっちゃう。セリフやカメオを拾ってるだけでもね。マーベルは観客を巻きこむ術を心得ている。
女「BvSの冒頭はすごくクールだった。
『マン・オブ・スティール』のバトルシーンをウェイン目線の別アングルから再解釈する。これはすごい良いアイディアだったと思う。そこまではほんと良かったんだけど、その後がもう陳腐の極み。
恍惚とした表情で天国に召されるブルース少年を観た瞬間、がっくりきたでしょ」
男「脚本がとにかく浅いし弱い。ファンは批評家の『暗すぎるトーン批判』を批判してたけど……」
女「だって楽しくないんだもん」
男「いやそれは問題じゃなくて」
女「問題でしょ」
男「いや『バットマン・ビギンズ』も楽しくはなかったよ」
女「あれは楽しいものだったたよ。『楽しい』の定義が違うな。『ビギンズ』はいっぱいアクションシーンがあったし、エキサイティングだった。次から次へといろんなことが起きて観ていて飽きないんだ。
でもBvSは『楽し』くない。キャラがお互い見つめ合ってるだけでしょ」
男「うんああまあ確かにそうだな。トロいんだよな全体的に。いらないシーンが多すぎるし、なおにプロットは穴だらけ。ワンダーウーマンが登場してからはアクション映画としてすごかったけれど」
女「それは本当に『すごい』と形容していいものかな。単にその前の部分より『マシ』だったってだけじゃない?
アフリカの村で大量虐殺事件が起きました。それでスーパーマンはみんなを救えるわけじゃないんですってんならまだわかるけど、『おい! スーパーマンが村人を撃ったらしいぞ!」ってのはどういうこと?
スーパーマンが銃で人を撃ったりするわけないだろが!
なに疑ってんのあの世界の人らは。
だいたいフィンチ議員が意味不明すぎるんだよ。なんであんなキレてるの? 彼女はレックス・ルーサーに対してどういう感情を持ってるの? 結局何がやりたくて動いてるの?
マーベル映画のキャラたちはそれぞれの拠って立つところが明確なのに」
男「ストーリーも感情も描写不足。演出もそんなによくない。まあ、結局しかし脚本なんだよな」
男「一番がっかりしたのはメインイベント――つまりタイトル曰くの『バットマン vs スーパーマン』のバトルだ。
バットマンが優勢で――スーパーマンを負かしつつあったんだけど」
男「いいんだよ。いいんだけど。
よし、このままバットマンがスーパーマンの野郎を吊るして処刑だ! ってなったところでさ、いきなりバトルを中断するわけ。
それでバットマンが『マーサって俺のママの名前じゃん! お前、ママを知ってるのか! じゃあ……友達ってことだな!』――仲直り!
……おいおいおい待てよ、と」
女「(爆笑)」
男「××すぞと思ったね。さすがにね。そして始まる例の回想シーン」
女「ほんともうかんべんして欲しいよね。もういいじゃん。もう観たくないよ。だってみんな知ってるでしょ? 『バットマンのクソ両親は殺されました』って。何回それやれば気が済むのって話。バットマンには悪いけど」
男「ドゥームズデイ倒したあとさ、二つの葬式が平行して描かれるじゃん。映画の演出の方向性としては、観客にあたかもスーパーマンがマジで死にましたみたいに誘導してるんだろうけどさ。
観てるほうは『ねーよ』ってハナから白けるよな。
スーパーマンの死で終わるスーパーマン映画がどこの世界にあるっていうんだよ。
いいか、アメコミの世界には絶対生き返らないキャラが三人いる。
そのうち二人はブルース・ウェインのお父さんとお母さん。
残りの一人はスパイダーマンのベンおじさんだ」
女「その三人、ほんとうんざりするくらい死ぬよね」
男「必要な死ではあるんだよ。そのヒーローのオリジンの深い部分に関わる死なんだから。この三人以外の奴らは逆に死んでも生き返りまくる。スーパーマンも当然生き返る。
だいたい『ジャスティス・リーグ』の予告見てるんだから、スーパーマンが死なないことくらいわかるだろ!!!
それなのに十分そこいらもちんたら葬式やって悲しいですね、って何の茶番だ!1!!」
女「『ジャスティス・リーグ』の前準備としてもガタガタだよね。
何あの十五年前のドラマみたいなしょぼいインターネット描写は」
男「おじいちゃんにとっては電子メールはいつも秘密めいてみえるんじゃないんですか」
女「ダイアナ・プリンスがバットマンを出しぬいてハイテク機器を盗みとるじゃん。それでいて、『あら大変。これわたしじゃ解読できないわ』ってなんだそれ女子か。写真をバットマンから送ってもらうために盗みを働くってどんだけ遠回りなのよ。いまどきアマゾネスでも Amaazon.com で買い物できるっつーの」
男「あー」
女「で、さあ、その機密ファイルにアクアマンが出てくるじゃん。沈没船から出てきてトライデントを振りかざしてワーっなるやつ。観てて、ほんとくっだんねーと思った。
あの場面にDC映画のひどさが凝縮してたね。脚本家の怠慢の象徴だよ。マーベルだったらクビ間違いなし。
繰り返しになるけど、マーベルのキャラはどこへ向かって収斂していくのかはっきりしているし、一方でファンが喜ぶ要素をよくリサーチしてる。だから私たちはネットで話題をシェアしたりリツイートしたりいいねしたりするんだよ」
男「もちろんマーベルだって完璧じゃない。現場と上層部がクリエイションの方向性の相違から何度もトラブルをおこしている。エドガー・ライトやウィードンが去ったのもその一端だ。それでも比較的いいものを作り続けている」
女「一番不出来なマーベル映画でさえ、一般的には『良い出来』だよね」
男「公平性を期して言うなら、DCはテレビドラマだと面白いエンタメを作れるんだよね。
いっそ、ドラマをそのまま映画にもってくりゃあいいのに。俳優もさ。そっちのほうが断然いいものが撮れるはずだよ」
女「アメリカではテレビの俳優は映画に出演しちゃいけないって不文律が存在するっていうよね。真偽はわかんないし、都市伝説みたいなもんだけど。
でも、もしDCがそのルールを自社の作品に適用してるんだったら……こんなにアホなことはないよ。
DCがモタモタしてるあいだに、ここのところマーベルもNetflixとのタッグを組んで『デアデビル』を筆頭にすばらしいドラマを量産しはじめた。
マーベルならテレビと映画をクロスオーバーさせるくらいのことは軽くやってのけるだろうね」
男「マーベルドラマはマイナーキャラも上手く扱っている印象があるね。『ジェシカ・ジョーンズ』なんか知名度のわりにはよく練られた、丁寧なドラマだよ」
女「ルーサー役のジェシー・アイゼンバーグの演技はどう思う?」
男「なんであんないけ好かないガキになっちまったのかな。レックス・ルーサーじゃなくて『レックス・ルーサー・ジュニア』に変更されたのは何か説明があってしかるべきだったんだけど、そういうのもなかったし」
女「パパに虐待されて育ったから、スーパーマンにコンプ持つようになったみたいな感じだったよね」
男「アメコミの悪役っていうのは前もって完成されたキャラクターだから、実は性格俳優とあまり相性がよくない。良い役者と人気キャラの両立はむずかしいんだ。
アイゼンバーグがどんなにがんばって悪役を演じてみても、観客は『ああ、いつものジェシー・アイゼンバーグだな』って思っちゃう。
一番の問題はロン毛のまま出しちゃったことだよな。
まるで『バットマン vs スーパーマン vs マーク・ザッカーバーグ』ってかんじ」
女「わたしが懸念してるとこもそこ。BvSのアイゼンバーグは一人だけ別の映画で演じてるみたいだった。腰抜けぞろいの他のキャラクターと比べて明らかに浮きまくってたわよ」
男「シリコンバレーで調子こいてるIT起業家を悪役にしてみるか、程度の発想でしかないよね」
女「アメコミ映画のヴィランとしはキャラが貧相だった。ダークサイドに落ちるほどの動機もなければ、ヴィランとしてのヴィジョンも備わってない。
男「たしか、DCのライターで……ジェフ・ジョーンズだったかな? が言ってたんだけど、
『レックス・ルーサーがスーパーマンを憎む理由はこうだ。(ルーサーによれば)スーパーマンのせいで人類は自信をなくし、堕落してしまった。人類は自分たちが作り出した問題の後始末をスーパーマンに任せっきりにしている。
それこそが、ルーサーが『スーパーマンは危険だ』と主張する理由なんだ。ルーサーはスーパーマンを打倒することで人類に強さを取り戻させようとしているんだ。彼はヒューマニストなんだ』」
女「なるほど」
男「ところがこの映画では……」
女「あんまり頭もよく見えないよね。思わせぶりに暗躍しといて、バットマンとスーパーマンを対峙させるお膳立て以上のことはなんもやってない。どんな隠し玉が出るかと期待させといて、四十分前に観客に見せたもの以外は何も出てこない」
男「まあ、さすがにバットマンとスーパーマンがマザコントークでもりあがるなんてのはルーサーも僕達も予想できなかったけどね」
女「おもわずふたりともクリプトナイトで刺したくなったわ……」
男「ドゥームズデイとのバトルシーンはかっこよかった。ワンダーウーマンが登場した瞬間は『これこそ俺が見たかった映画だ!』と興奮したよ。二時間映画を観ていて初めてグッと来た瞬間だった」
女「ワンダーウーマンは余計な描写がないのがよかったよね。『ジャスティス・リーグ』が今から心配だな。DCのクリエーターたちって、自分たちがどこへ向かって何をしてんのか理解できてるのかな? 現場から上層部含めてさ」
男「最初の計画どおり、ジョージ・ミラーに監督させりゃあよかったんだよ。ジョージ・ミラーの『ジャスティス・リーグ』……想像しただけでワクワクしない?」
女「するする。私としてはベン・アフレックでもよかった。でもバットマン役として参加することになったからって、監督からは降りちゃった。もったいない」
男「周囲の非難を恐れたんだろうね。自分で監督して自分で主演するスーパーヒーロー映画って、どうしても嘲笑を免れないだろうし」
女「気にすること無いのに。ベン・アフレックはバットマンのキャラメイクを繊細に達成していた。声もちゃんとバットマンやってたし、演技もすばらしかった。そういや、ジェレミー・アイアンズのアルフレッドはどうだった?」
男「そこそこって感じ」
女「でも、そこそこ止まりでしょ。アルフレッドにしては暖かみに欠けていた。アイアンズがやるとアルフレッドってよりかはルシアス・フォックスっぽいよ」
男「あー、『GOTHAM』は観てる? ドラマの」
女「いや?」
女「『ゴッサム』はねえ……観たかったんだけどさ。CMでウェインの両親が死ぬシーンをやってるのを観てさ……ちょっと耐えられなかった」
男「三十分前からお前そればっか言ってるな」
女「別に言いたくて言ってるわけじゃないっての」
男「批評家から叩かれまくってる反動か、BvSを過剰に擁護する人たちがいるね。『人生で最高の一本』だとか」
女「何言ってんだか」
男「そういう人には『君はもっと映画を観る必要があるね』としか言えないね。人生で他に観た映画がこの前の『ファンタスティック・フォー』だけなのか? 『市民ケーン』を観てみなさいよと。どっかからダークスリラーの名作リスト探してきてさ、かたっぱしから鑑賞すればいいよ。そうすれば暗い世界観に相応しいキャラ造型やストーリーメイクが理解できるはずだよ
世の中にはもっとすばらしい映画があるんだって、増田にも知ってもらいたいな」
参考:
https://soundcloud.com/rottentomatoes/batman-v-superman-is-rotten
盛り上がっている公立保育園問題。なぜ公立保育園は増えないのか。
色々報道される中で、予算の問題や近隣住民の問題だけではなく、「適地がない」という問題を聞いた方も多いと思う。
子どもを安全安心に育てるには、適した土地が必要なのは間違いない。
昭和の時代、専業主婦の時代に大量設置された公立幼稚園は、いまも大抵の土地で生き残っている。
駅から近い、小学校に隣接、治安がよい、等の素晴らしい土地で……
そう感じる方も多いと思う。
でも、話はそう簡単ではない。
公立幼稚園だって少なくなりながらも、現に通っているユーザーがいる。
一部では公立幼稚園廃止に踏みきった地域もあるが、まだまだ少数派だ。
役所が公立幼稚園廃止を仄めかすたびに、署名活動が展開される。
意味はあるらしい。定員の過半数に満たないような幼稚園はいまも元気に存続している。
よく知られている話だが、私立幼稚園に比べれば公立幼稚園はのどかで、牧歌的で、ぬくもりがある。
他の施設同様、公立幼稚園に通っているちびっ子達もまたいい笑顔をしており、元気にすくすく育っている。
少数派になったとは言え専業主婦はまだまだ多い。
自由に習い事をさせたいから、拘束時間の短い公立幼稚園を選ぶ保護者も意外と多い。
外国籍の子どもの受け皿になっている等、意外と知られていない役割もある。
私は保活をしている親に、公立幼稚園を憎んでもらいたいのではない。
いずれ誰かが気づくことだから、先に書いただけだ。
要は社会全体として、若い世代へのサポートを増やしていく方向に進んでもらいたいだけだ。
そのうちひどいバッシングを受けることになるだろう。
その時、先生方が傷つくのは容易に想像がつく。彼たち彼女たちは懸命に働いている。
ある。いっぱいある。
先生方はあくまで幼児教育のプロであり、マーケティングのプロ、保護者あしらいのプロではない。
分析をしないから、対策を打つこともない。打つとすれば思いつきのアイディアで、二年目には忘れらている。
いざとなれば署名頼りだ。保活ユーザーに幼稚園ぶっ潰せ署名を逆に浴びせられたら死ぬ。
園児=保護者が減っているのに、保護者の仕事は減らさない。むしろ増えている。
「昔からこうだから」の一点張りで、いまだによくわからない行事への動員を強制したりする。
よく言われるように、全員一律で何かの係を負わせられたり、それが決まるまで帰れなかったりもする。
何かを変えようとすると、これまで我慢を強いられてきた上級学年やOB・OGから袋叩きに遭う。
この辺りは、町内会やマンション自治会、小中学校のPTA等と構図が似ている。
「能力ややる気ではなく、持ち回りや強制で決まるリーダー(課題解決力ゼロ)」
「サイレントマジョリティよりもノイジーマイノリティを優先(迷走とモチベーション低下)」
公立幼稚園を本気で守りたいなら、当事者がまず意識を変えねばならない。
そうでなければ、少なくない税金を払っている人は納得しないだろう。
繰り返すが、私は保育園派と幼稚園派の争いを煽っているのではない。
そして、(詳しくは書かないが)保護者同士の保育園派・幼稚園派の不毛な反目がなくなってほしい。
バックグラウンドが違っててもいいじゃねーか、お互い色々あるんだよ。
そんなことを、インフルエンザにやられた頭でふと考えた。
マジレスで解決策を書く。他の人も参考にして欲しい。
元増田の記事: http://anond.hatelabo.jp/20160220112047
※文末に、ブックマークコメントへの返信を追記しました(2016/02/21)。
メタブコメにも書いたんだけど、文字数が足りなくてわかりにくいと思ったので。
shields-pikes のコメント / はてなブックマーク
http://b.hatena.ne.jp/entry/279614518/comment/shields-pikes
自分も男子高出身で、大学の途中までは絵に描いたような勘違い系の非モテだったので、気持ちはわかるし手助けしたい。
自分のブログには、この手の恋愛系のネタは投稿したくないので、ここに書く。
元記事の増田は「彼女を作ること=告白して交際」を表向きの目標にしてるよね。
これが最大の間違い。
告白して交際という手順が有効なのは、ギリギリ奥手な大学生の処女童貞同士の交際まで。
それ以降の年齢や経験者なら、告白しない方がセックスの成功率は上がるし、その後で付き合える。
10代の時に奥手な女性相手に限り告白が有効なのは、女性が初めてのセックス相手に、「自分を裏切らない=すぐに捨てない」という意味での信頼感を求めるし、初めての交際というプロセス自体に夢を抱いてるから。そして、一度でも交際と別れを経験すれば、それらが儚い幻想だと気付く。まあ、本当はそこからが恋愛のスタートなんだけどね。まあ、その話は今回は関係ない。
そもそも、彼女を作ることって、増田にとってそれ自体が目的なの?
たぶん、後者の手段でしかないのに、それを必死に隠そうとしてるんだと思う。
本来、異性とのデートはそれ自体が楽しみ=目的なのに、増田はまるで営業活動のように契約にいたるための手段にしてるよね。
つまり、相手の女性とのデートを心から楽しんでないのが、丸わかりなんだと思う。
デート3回目で告白なんてのは、何の意味もないノウハウ。大事なのは、相手の気持ちがついて来てるかどうかでしょ。
相手の気持ちがついて来てたら、1回目で交際が始まることもあるし、1回目でセックスしてもいいし(流石にこれは一晩限りになりがちだけど)、1回目でプロポーズしてもいい(まあ、そんなのは奇跡だけど)。逆に、相手の気持ちがついて来てなければ、何回目のデートでも無理。
そうすれば、交際は結果としてついて来る。大人になったら、その順番の前後は誤差だ。
もし、ガチで結婚願望があるなら、思い切って経済力を強みにしていきなり結婚自体を目的にしてもいいけど。
でも、今までデートした相手とすぐに結婚する、ってところまで腹くくって無いでしょ。
いや普通は、そんなの出来るわけないよね。相手の一生を背負う&背負わせるわけだから。
相手のことを本気で好きになってもいないなら、そこまでの腹はくくれないはず。
相手が好きだ、相手とセックスしたい、という気持ちを言葉と態度でストレートに伝えればいい。
増田にとって、告白して交際OKもらえる、ってのは性的接触(キスやセックス)をしてもいい許可がもらえるってことだと内心思ってない?
だって、それ以外の交際の楽しさ(楽しく会話、一緒におでかけ)ならすでにデートで体験できてるわけでしょ。
デート自体が目的のひとつなら、100人の好みの女性とデートするなんて、楽しくてしょうがないはず。
でも、手段でしかないから、結果につながらない営業活動の改善を続けてるばかりで、全然楽しそうじゃないよね。
交際=セックス許可証という発想が、相手にバレバレなんだと思うよ。
普通はそこまで考えてる男はそんなにいないけど、たぶん増田はそういう発想になった上で、紳士な行動で体裁を取り繕ってる気がする。
それは相手にとっては重いよ。
だって、デートしても自分が好かれてる手応えがない相手から、突然「あなたといつでも何度でもセックスできる権利がもらえる、セックス許可証に契約印を押してもらえますか?」と迫られるようなものだから。
だったら、とりあえず何回かのデートで気が合いそうなら、試しにセックスしてみた方が気が楽なはずなんだよね。
ということで、前置きが長くなったけど、ここからが本当の具体的なアドバイス。
告白よりも先に、まず、デートでいい雰囲気になったら手を握れ。
デートが本当に楽しめる相手となら、デートを重ねるうちに相手も自分を好きになってくれるはず。それは3回目とか関係ない。とりあえず、目標としてデート中に手を握ること。
手を握っても嫌がらない、握り続けていても違和感がない相手なら、その先に進める。
次は、自分または相手の部屋に行って(どちらも一人暮らしじゃなければカラオケ辺りで)、いい雰囲気になったら肩でも抱いてキスしろ。
行けそうなら、そのままセックスまで持って行ってもいい。
交際しないと絶対にセックスしないタイプの女性なら、キスした後に、私のことどう思ってるの的な話になるはず。
最低でも、手をつないだ後に告白だ。順番を間違えるな。
これは、手順の話じゃなくて、接触からの反応こそが、相手の気持ちをはかるための唯一の目安だからだ。
相手とのデートを心から楽しむことが大事だし、そこには当然手をつないだりの接触も含むわけで。
その時点で、性的な接触も含めてこの人と付き合ってもいいな、付き合いたいな、と思わせないとしょうがない。
その意味で、複数回のデートを了承してくれてるのは、嫌われてはいない証拠。
でも、まだ気持ちが不確かな時点で、イエスかノーかの契約を迫られるのは、プレッシャーなんだよ。
まずは、手をつなぐのが不自然じゃなくなったら告白するところを目指したらいいと思うよ。
インフルエンザで倒れていて暇なので、乱筆長文で書いてしまった……。
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追記:
予想以上に反響が大きくて驚いた。
みんな草食じゃなくて、食い方のマナーを気にし過ぎて拒食症になってるだけなんじゃないのかな。
みなさんとタミフルのおかげで、インフルエンザの熱も下がってきました。
>勘違いして強引な誘い方をする人が増えそう
決して、強引な誘い方を推奨してるわけではない。むしろ逆。相手の反応を見ながら(ここが最重要)、嫌がってなければ少しづつ先に進めるべし。手をつなぐのは、犯罪にならないギリギリのラインの試金石なのでオススメしているだけだ。
もちろん中には、好意があっても手をつなぎたがらない子や、特に無反応で嫌がらないけどその先にも進めない子もいる。そこは個性だ。ただ、経験が少ない男性にとっては、会話のニュアンスで読み取るよりも確実な方法ではある。
手をつなぐタイミングは、お店を出た帰り道とか、階段の昇り降りとか、交差点渡るときとかに、手を差し伸べて「はい」って言えばいいよ。好意を持ってて察しのいい子なら、そのままつないでくれる。相手の子が「何?」って聞いてきたら「手をつなごう」って言えばいい。それでも断られたら「それじゃ、行くよー」って普通に歩き始めればいい。何も恥ずかしいことはない。
そりゃそうだよ。恋愛工学とやらは、本来の理想的な恋愛展開のエッセンスを抽出して濃縮したものを、短時間にセックスまで至るためのメソッドとして濫用してるんだから。
恋愛工学とやらは、セックス人数を増やすための効率を最適化するためだけに特化したメソッドなんだろ? でも、この記事で書いたメソッドは、本当に好きな相手と出会えた時に付き合える確率を上げるためのメソッド。だから、本当に好きな人と出会えて付き合えて結婚できたら、もう使う必要のないメソッドなんだよ。
この手の恋愛メソッドは万能じゃないのは当然。一人一人の違いを楽しむのが恋愛だからな。でも、個人ごとにアレンジするとしても、初心者には基本パターンの定石が必要なんだよ。
例えば、どんなに消費者のニーズに合致したいい商品でも、パッケージや宣伝や販売方法がまずければ売れないだろ? 目的を達成するためには、何年もの地道な失敗と経験の積み重ね、または先人に学んだテクニックが必要なんだよ。いわゆるリア充達は中学生くらいからずっと恋愛の修行を積んで20代になる頃にはLV90(イメージです)くらいになってるんだから、LV1の童貞無課金ユーザーが手ぶらで戦場に向かったところで、かなうわけがない。仮に、相手が多少好意を抱いてくれてても、チャンスを逃しちゃうんだよ。だから、乗り遅れて時間がない大人は、攻略情報wikiと課金で武装しつつ、臨むしかないの。
最後に、元増田くらい積極的に努力しても空回りしてるのは、むしろ特殊例なので、普通の非モテ男子は誰でもいいから女性の知人とデートの練習をするところから始めるといいと思います。デートの練習は超大事。
自分の気持ちを偽らずに、相手の気持ちを想像することを忘れずに、正しい方向に努力を続けていれば、その先は確率と時間の問題なので頑張ってね。イケメンかどうかとかは、恋愛には微塵も関係ないから(東大生じゃないから就職できない、って言ってるのと同じくらいの甘え。)。
「低能と言われてない記事」が存在するからといって、それを書いた人が低能でないとは限りません
貴方が強く関心を抱くトピック、たとえば反原発に関して意見を交わす機会がなかったため、たまたま低能さが露呈しなかっただけかもしれません
たとえ低能な相手でも、政治や思想や科学の話題を避けて無難な雑談をしている分には意外と普通に見えたりするものです
手っ取り早く疑念を払拭するには、やはり試金石となるようなトピックを決めて意見を求めるのが一番でしょう
特にこれまで貴方が「この話題になると低能な奴ばかり集まるな」と感じてきたようなトピックにおいてちゃんと貴方の考えを理解してくれる人が見つかったならば、貴方も自信をもって「この人はお前らと違って低能でない」と示せるでしょうし、周囲も双方の意見を見比べて納得できるというものです
勘弁して! せっかくかわいいのに、男性がガッカリしちゃう女性の趣味「お人形集め」「アニメオタク」 | ニコニコニュース
http://news.nicovideo.jp/watch/nw1255577?ver=video_q
けど非難するのは程々に。
コメ欄見ると人間好き嫌いあって当たり前という基本を見落とした小競り合いばかりで悲惨なことになっている。
「アニオタはいいけど腐女子は勘弁」ってツイートに対して、別に自分に向けて直接言われた訳でもないのに過剰反応するツイートがあったり。
別に腐女子を嫌うのも自由だろうに。元記事のアンケにしてもそうで男達はアンケに答えただけで当該の趣味をもつ女を直接非難してるわけじゃない。
それに対して「他人の趣味をとやかく男どもの器の小ささよ」などと反応してるのは過剰反応ということ。
なるほど「繋がりある人間の趣味をとやかく言う」奴は器が小さい。けど「他人」の趣味を「嫌う」だけなら自由。
趣味をもつのが自由なら趣味を嫌うのも自由って基本が見落とされたままマトモな相互理解があるとは思えない。
ここでは男女関係が念頭に置かれているので恋愛を例にとるならば、互いに趣味の好き嫌いがあることを想定した上で共通点と相違点を発見していき恋人との間の最適な妥協点を見つけていくものだろう?
そんな対話的姿勢に欠ける異性とはうまくやっていけそうにないと思うのは当然のことだ。
「ギャンブルする男は無理」っていう女にしてもそう。ギャンブルする男を一緒くたにしてる時点で対話的姿勢がないことがまず疑われる。
むろん精密な物言いが不要な場において雑なまとめ方をしてるだけかもしれないが、明らかに不用意な一般化をしてる場合には「ちょっとこの人はなぁ」と思われてしまう。
まぁ人間感情的になる時もあるから仕方ないけど、そういうことが積み重なるとあまり関わらないほうが良い人なのかなと思ってしまう。
意中の男性がギャンブル男じゃないからって不用意にギャンブル批判するとそんな目で見られてしまうこともあるということだ。
一応一部の読者のために念を押しておくが、ギャンブルに関して「現に借金トラブルに巻き込まれる事例が沢山あるだろ?特に結婚なら家計の問題になるから嫌われて当然」
という定番の意見があって、それを心の中で反復した人も一定数いると思うが、まさにそういう意見のことを不用意な一般化と言っている。
別の事例として自分はタバコするのにタバコする女は駄目って男を考えてみよう。一見すると自分勝手だが何も矛盾した態度ではない。嫌いなものは仕方ないのである。
こういう「一見矛盾しているようでよく見ると矛盾してないケース」というのは対話的姿勢の試金石になる。人間はつい安直に批判する誘惑にかられて重箱の隅をつつきがちだが、
そこを落ち着いて見定めることのできる人とはうまくやっていけそうだなと信頼できる。それが信頼される人間の必須条件である。
いくら(金と能力を)「もってる」人間でも落ち着いて物事を判断できない人間は信頼されない。なぜなら金も能力も使い手の判断次第で毒にも薬にもなるからだ。
一般に「~のくせに」という言い回しを多用する人間は危ない。「女のくせに」「東大生のくせに」といった言い回し。自分の主張を乱暴に通すには便利な言い回しだが
内心白い目で見られることは覚悟したほうがいいだろう。一度ならずも二度三度と積み重なるに従って「あっこの人はそういう人か」と思われ始める。
「そういう人」とはつまり認識の粒度が粗すぎる人だ。認識の粒度が粗すぎる人は「矛盾」という言葉も多用する。思いやりなく雑にしか物事を見れないから
表面的な情報を切り取ってその対立を発見するや思慮浅く「矛盾」とみなし「~のくせに」という論法に持ち込むわけである。
そんな人は人生の早い段階で人間として大切な習慣を身につけ損なったのだろう。世間や自分の脳内にあふれた安直な結論を懐疑して
1つ1つ自分の目で確かめて自分の頭で考えるという習慣を残りの人生のどこかで身につけない限り、相互理解のないまま孤独に苛まれて生きていくのだろう。
・
最近のプロレスはなんか淡々と凄いことやってるなと思うが、それは僕が年を取ったせいかもしれない。それか、アナウンサーの解説熱が低いか。
・
て話すと、表記の台詞を吐くヤツがたまにいる。
水戸黄門は、ウルトラマンはよくてプロレスにアヤつけるのはそれがいかしてると思っているんだろうけど、会話相手として心底がっかりするんだ。
いやいや、なんで人の趣味を論破しようとするんだろう。ガキかよ。
宝塚とか、AV鑑賞とか、そんな趣味を論破しようとかかってくることないじゃん。
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これで論破してこようとするヤツとは仲良くならない。
後輩ならロープに振って帰ってきたところをエルボーで倒したあとヒールホールドかましてやる。
・
どうも昨日のエントリでこれ【「会話ベタ」を治すので、2分だけ僕に時間を下さい。】書いたものです。
そのエントリの冒頭で、共感なんてクソくらえみたいなことを書いたのですが、今日はそれについて。昔は僕もめっちゃ会話が苦手で、自分のことコミュ障だと思ってたし、悔しくてよく自己啓発本てか会話本とかを読んでいました。勉強(笑)してました。wそこに必ず出てくるのが、「相手の話に共感しよう」というフレーズ。お!なるほど!と思いもちろん意識はします。
俺「うん、うんそうだよな!俺もそう思う!思う。思ぅ…(リスカしょ..)」
…でも、会話が続かない。
なぜなら、俺は指◯が好きじゃないからだ。なんで好きでもない◯原を好きだと言わねばならないのか…。でもここで気がついたことがある。それは、本来「俺もそう思う」必要なんてないということ。ここが、会話ベタな人が陥りがちな罠だと思う。
本来、共感なんて「出来たらするもの」だ。相手の感じ方・意見が自分と一致「した」時にするもの。自分と相手のそれが合わない時に、でも無理やり合わせてそれをするのは単なる「同調」であり迎合。共感って相手の感じ方・意見と自分のそれとを一致「させて」、自分のそれをねじ曲げてするものではない。
だから、昨日あんなことを書いた。自分の心には嘘をついちゃいけない、じゃないと自分がなくなってしまう(というよりどうしたら自分が出るんだろう)…と思って自己主張がしやすい話し方、人に媚びない話し方(マインド)をずっと模索していて、今俺がとりあえず辿り着いたベターな方法だから。たえずああやって相手を傷つけない・尊重する形で場を楽しみつつ自己主張してみる。小出しにしつつ。共感はした時に表す。顔をひきつらせてまで無理にしない。…で、それを繰り返してるうちに色々考えられるように、自分の意見を持てるようになってくる。そこに関して、俺も本当にまだまだだけど。
そして、普段はノリを出せばいいけど、逆に真面目な話とかの時はトーンを落として、ノリを消せばいい。そしたら、余計に「言葉だけ」が相手に伝わるから。(もちろん「落としたトーン」というニュアンスが含まれるんだけどね。)
…ただ、こんなことを言っておきながら、相手のため・場のために共感「する」というのは有効だとは思うよ。テクニックとしての共感とでもいうか。ただ、可愛くもない◯◯を可愛いー!!なんて言えるのはお世辞・社交辞令をさらりと言える人だけ。これも必要なスキルではあるけど。
でもここで、勘違いしないでほしいのが、特に女のいう「可愛いー」がいつもいつもこれをしてるからというわけではないということ。そこには感受性の違いがある。自分の感受性で人のそれを推し量るのはやめた方がいい。同じだと思わない方がいい。感受性の違いって簡単にいえば、「笑いのツボ」みたいなもんだ。浅い奴は何を言っても笑う。本当に面白がって。そういうこと。
更に、言葉にするから表情にするからその感情が換気されるという側面もある。だから、とりあえず大げさに笑ったり、ウケるwとか言ってみるといいよ。こういうのリア充・DQNの話し方とか思って敬遠しちゃう人は、外国人をイメージしてみるといい。そして、感受性を高める努力は絶対に大切。笑う、運動する、映画とか見る、知識を得る、人と話す、話してるのを見る・聞く・それを真似るとか。とりあえずこうなりたいなって人がいたら、その人の言葉(の調子、昨日で言うニュアンスでの相槌、感情の込め方)とかを真似してみるといいかも。
そして、下ネタ言っても許されるキャラになれるくらいまで、ニュアンスを操れるようになれば、多分その時はそこまで自分のこと会話ベタっては思わなくなってるよ。無理無理…っていうじゃん? でも下ネタってただ言葉にしたらキモいんだよな。そこをどうキモくなく、楽しく伝えられるのか、そういうニュアンス込められるのかっていうのは、試金石であり研磨石だと思う。
昨日突如発表されたXboxOneのポリシー変更には参りました。
まさかMSがここまで強欲で視野が狭いとは思いもしませんでした。
「中古にゲームを売って得た資金は新品ゲームを買う原資になっている」
これっておかしな話ですよね。「借金返すために借金する」みたいな行為が正当化されてるってのが理解できない。
しかも、そうやって新作ゲームを買う奴にとってはゲームはもうフルプライス払う価値のないものに成り下がっているんです。
購入金額から中古に売って得た金を差し引いた差額分の価値しかないと考えてる人が市場を回してるって
既にそれが狂っていると誰も言わない!不思議!
なんなの?この腐った状態。
今時引っ越してもオンラインで交流続けるなんて普通にあると思うけど
「ディスク=ライセンス」だと、引っ越したらもうゲームは貸せない。
厳密にいえば郵送で送ればできなくはないけど、わざわざ余計な金かけてまで
貸し借りしないよね。
それをXboxOneは変えるはずだった。
どこに居ても友達は友達。オンラインで家族枠に登録すればゲームの貸し借りが出来るはずだった。
その感想を言い合ったり、そのゲームを友人がプレイしてる様子をTwitch.TVで見ながら
駄弁ったりできるはずだった。
単身赴任で離ればなれに暮らす親子でも、父親が買ったゲームを息子もプレイできるし、
一昨日までは。
俺は旧ポリシーが発表された時、「MS馬鹿じゃないの?」と思った。
それは「今抱えてる客の反発を厭わずゲームの在り方に革新をもたらそうとしてるなんて頭イカレてる」と思ったからだ。
ところが、ふたを開けてみれば結局MSは変化を恐れるビビり共のヒステリーに怯え、
抱えてる客が逃げることに怯え、自身の主張をあっさり翻し逃亡した。
発表前に方針転換して発表しなかったならまだいい。
でも、実際はもう発表してしまった後だった。
AmazonでXboxOneのタイトルがランクアップしてるとかホザくアホもいるけど、
瞬間最大風速でビジネスを語るのはバカのやることだ。
旧ポリシーがゲヲタの反発を受けることなんてわかりきってたはずだ。
社内でも推進派と反対派で相当揉めたんだろう。
それでも一度発表したポリシーを翻してうまくいくわけがないだろ。
他のポリシーだってすぐに翻すと思われるに決まってるじゃないか。
現に調子に乗ったビビり共が「価格を下げろ」だの「Kinectを外せ」だの喚きだしてる。
高給取りの社員ばかりのはずのMSがここまでバカだとは流石に思わなかった。
ガッカリだよ。
旧ポリシーの元ではユーザーは必ずオンライン接続環境を有していることが確定していた。
だからこそMSの「処理の一部をクラウドにアウトソース」というお題目に賛同する企業が
少数とはいえあったわけだ。
でも、今回のポリシー変更でその前提は脆くも崩れ去るだろう。
だって、全ユーザーがオンライン環境を有しているわけじゃない以上、
利益の最大化のために企業がどうするかというと、クラウド切り捨てるんだよ。
今キネクトが切り捨てられてるみたいにさ。
MS自身がXboxOneのインタビューで言っていたじゃないか。
「Xbox360のKinectは標準装備じゃなかったからサードに積極的に使ってもらえなかった」って。
そのKinectの立場に今度はクラウドが立つんですよ?わかってますか?バカなMSさん?
今既にクラウド前提で作ってるゲームだって今回の発表を受けて戦略の練り直しが行われるでしょう。
大切な株主の金を無駄にしないために、MSが全力で逃亡を図ったのを横目に見ながら
出資者の方々は「MSの口車に乗ってクラウド使うって判断したけど、ホントにそれでいいのか?」と考えることでしょう。
もしかしたらもう止められないレベルまで進んでしまっていてローンチ付近のタイトルは
でも、時間が経つにつれて今のキネクトのようにクラウドという言葉が風化し、
どうでもいいレベルでの実装もしくは無かった事になっていくでしょう。
クラウド用に確保したリソースはAzureにそのまま転用できるから
MS側の損失は大したことないでしょう。
従来通りの方針に立ち戻ったことで、身近な小銭はかき集めることが出来るわけですから。
痛い目見るのはMSの口車に乗ってクラウド使わされる哀れなサードだけ。
笑えるよね。てめぇの逃げ道はしっかり確保してるくせに、ビジネスパートナーは見捨てるわけだから。
これでMSが目先の小銭は拾えてもゲーム市場で敗北することは確定しました。
でも、ゲーム部門が消えたからと言ってMS本体には大した影響はないでしょう。
既にE&D部門にはAndroid端末のミカジメ料で潤う携帯電話部門やら
さまざまなデバイスに搭載されライセンス料がっぽりのSkype等、
小銭稼ぎにはもってこいのラインナップがそろってるわけですし。
http://anond.hatelabo.jp/20130325172822 の続き
言語はJava7を想定。(Java8が迫っていますが、Lambdaなど関数型は、まだ早いと言うことで)
選定理由は、C++と比較して学べるところが大きく、安全でシンプルな言語だから。
※いきなりJavascriptはやめとけ、PHPは論外。
Ruby・Scalaでないのは、筆者が初心者には適切には教えられないから。
おもちゃ・ToyとしてjQueryで遊ぶのは、悪くは無いと思う。
これ以降は名著の紹介や学習方法の紹介が主体となります。名著のコンポジションという形が時間的限界ですね。
量については「初級になるなら、専門書を計3,000ページは修得することは覚悟してね」なんて言ったりしています。
Javaで初級のわかりやすい指標ですと、[amazon:Effective Java]とGoFまでの修得。
初級になるまでに登竜門への挑戦期間を含めて、3~4年はかかっても仕方が無いとも思います。
※逆に「一山いくらのコーダー」というのは、Effctive JavaやGoFが達成している技術も知らずに「自分がJavaプログラマー」だと誤解してしまっているような人達です。
そういったコーダーは何年経とうとも初級プログラマーにすら敵いません。
初級を目指して、プログラミングを楽しんでください。
ただ、学ぶべきことはべらぼうですが、「各分野毎に、エレガントな方法がある。だから探して修得する」ということが大切です。
※「一を聞いて十を知る」ような優秀な人に、50冊くらいドーンと本を置いてあげて、各本の目次を読ませるだけで、
底の見え無さを悟ってくれたりすると、嬉しくなってしまいます。
※余談ですが、その底の見え無さは数学という学問そのものですね。例えば、関数型言語の底流に「圏論」というここ100年の最新の数学があります。
また中級くらいで、Liskovの置換原則などが載っている本を紹介しますが、
そのLiskovの置換原則の周辺で出てくるcovariant(共変)って、圏論という数学の概念だったりします。
数学畑出身としては、数学が現実に活かされている嬉しい事例です。
「速く正確に大量の出力」という能力は、プログラミングをする上でも、ドキュメントを書く上でも、何より「つまらん仕事」の時間圧縮ができるようになるため、重要です。
スローガンとしては「思考のスピードで出力することを目指そう」です。
紹介するエディターはemacsやvimやExcelです。ついでにIMEとしてATOKを使用しているため、ATOKの操作をEmacsライクにする話も紹介します。
ExcelはWindows環境でMeadowすら入れさせてくれない場合の最後の砦という扱いです。
コマンドラインは、「コマンドラインというものがある」「時として非常に強力である」程度の紹介です。
※筆者はzshは全然使えません。使いこなしている方々と接する度に「勉強しなきゃな~、でも、あっちの方を先にやりたい・・・」とグズグズして、はや何年・・・
正規表現は置換を用いて、テキストの一括編集が重要です。後、遭遇したくない事態ですが、スパゲッティコードの解析をする上での最後の砦です。
※遭遇したくない例
ん?何か変なところで副作用のある処理があるようだなぁ(消沈)、SQLのInsertかUpdateか一応Mergeも使っているところから逆算して原因箇所を探すか・・・(諦念)
この糞コードがっ!!こんなところに書くんじゃねぇ!!(憤怒激高)
(ここで、他にやらかしていそうな似たようなコードを正規表現でgrep検索。改行コード込みにすれば複数文検索も可能)
わはは、予想通り共通化すべきロジックのメソッドがそこら中にある・・・
入門編で一つLinkedListというアルゴリズムを学びました。
少なくとも一つ本を読みながら自力でアルゴリズムを学べる人なら、大成できる可能性があります。
前に紹介した[amazon:C++実践プログラミング]には、LikedListやStackなど基本的なアルゴリズムが載っておりますが、
これに加えて、初級になるためにはこれくらいは知っておいて欲しいというものを紹介します。
※後、最初から必ずしも手を出さなくても良い上限も紹介いたします。
プログラムは、データを入力して、加工して出力・保存する処理の繰り返しです。
つまり、各一連の繰り返し毎に、「正しい入力」「正しい出力」を定式化する必要があります。
それを人間の手では無くコンピューターにやらせられるように、つまり自動テストできるようにテストをプログラミングします。
そこで処理の進捗を確認するためにロギングし、処理が想定通りであるかをアサーションでチェックし、
不正な入力・不正な出力=例外が起きたら、対処策をプログラミングします。
(ex 途中で処理を中断して、入力者に適切な入力のメッセージを伝えてあげる。入力の自動補正などもあり得る)
で、ここら辺をまとめてどうあるべきかとして「契約プログラミング」があります。
※余談。定式化・テストに際して、数学畑の人間としては、Javaだとequalsのオーバーライドでも必要になるし、同値関係・同値分割だけでなく、集合論・群論から学んで欲しい・・・(ここいらは数学科の学部1~2年の学習内容)
名著は英語で読みましょう。名著が名著たる由縁は、度々引用されることにあります。
つまり最新の技術書を読むときに、引用された名著のフレーズが、新旧のリンクをなし、理解の助けになります。
壁打ちといって、独り言で思考補助をするよりも遙かに有益です。
※素晴らしい師匠を探すなら、大学行くのが一番ですが、見聞を広げていく中で出会いを待つしかないとも思います。
マルチスレッドが難しいのは「バグを起こしにくいプログラミング」を求められるから。
つまりTry and Errorからの決別が求められ、今後の仕様変更・拡張も踏まえて慎重に慎重にデザインする必要があります。
できる限りステータス変数を持たずに安全に、でもマルチスレッドにするのだから、効率を追求しなければ本末転倒。
でも効率のためにはメモ化に代表されるキャッシングは必須と、アンビバレンツな要素のバランス取りが難しい。
このために、リエントラントな実装・抽象と実装の分離など様々なエッセンスを駆使することが必要です。
というよりも孔子曰く、知っているよりも好きであること。好きであることよりも楽しめることのほうが強く、
気づいたら日々時間が許す限りプログラミングをしてしまうのが理想です。
※仕事として嫌々スキルを磨かなきゃということが、これほど不幸な職業も無いですね。
学習の達成度を測るには、簡単すぎる不適切な問題ですね。
写経は数学の証明問題を、教科書のテンプレ通りに、数値や名称だけ変えて記述することしか出来ない人の発想。
つまり「矛盾無く一貫した論理モデル」の構築が自由に出来ず、テンプレの微修正しか出来ない人の発想。
また、外部の「矛盾無く一貫した論理モデル」の吸収が不自由で、アルゴリズムを「手順」としてしか捉えられないように見受けられる。
「連続」であること確かめるための「ε-Δ論法」(数学科の学部1年の学習内容)
事前知識無く、このモデルを理解できる人は、十分に「矛盾無く一貫した論理モデル」を構築できる人。
まったく同じ論考
http://www.axis-cafe.net/weblog/t-ohya/archives/000885.html
これは正当化できない差別そのものであり、言論の自由を逸脱していて許容されない。というのは、憲法に定める他の基本的人権、具体的には13条「すべて国民は、個人として尊重される。」、14条1項「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」と衝突しており、かつそこにおいて言論が優先すべき適切な理由がまったく示されていないからである。およそ憲法に掲げる人権の重要性を主張する人々なら本件記事の姿勢を端的に否定すべきであろうと思われるところ、まあつまりだから、普段なにを言っていようが今回黙ってるような連中は人権じゃなくて自分の敵を叩けることが大事だったんだねというわけで、いい試金石を提供してくれたものだとは思うわけである。
筆者は合同コンパ(a.k.a 合コン。普段は仕事に重きを置いた生活をする20代、30代が、視野と交友関係を広げるため、知人の紹介によって様々なバックグラウンドを持つ人々と交流する会合の総称。異業種交流会とも言われる)
に今年のGWに初めて参加し、それ以降2月に1度程度の頻度で同様の会合に参加してきた。幹事を務めたことさえある。
筆者は特にそこからMaking Affairできたことはいままでない。
それどころか合コンで知り合った人物と友人としての関係を築けたこともない。
言うまでもないが我々に残された時間は有限であり、今後すれ違うことのない出会いを繰り返すことに意味は無いし、もっと自分にとって大切な人々と過ごすほうがはるかに有益だ。(筆者友人の同僚談)
では筆者はなぜ合コンに参加するのか。それは未だ見ぬ素敵な出会いを求めるからであり、友人の紹介する人々はその友人の為人(ひととなり)によって担保されているからに他ならない。
先述した通り筆者は合コンに可能性を感じつつも、これまでコンパ時間を漫然と過ごしてきた。
「おれは...反省すると、強いぜ...」(音石明/ジョジョの奇妙な冒険)
筆者は合コンに臨む姿勢に至らない部分があるのではないかと反省している。
このエントリでは合コンで何を目指し、そのために具体的に何を達成すれよいかを明らかにし、今後の活動に反映させていきたい。
現状:
合コンは「会話」「お礼のメール」という2パートに大きく分けることができる。
思うに(あるいはこの主観にすでに間違いがあるのかもしれないが)、筆者がこれまで経験してきた合コンは会話自体は難なく続いている。
それなりに盛り上がっている状態だ。しかし、クリティカルな盛り上がりには欠ける。(ここで言うクリティカルとは「今後も交友関係を築きたい」と思えるほどの、という意である)
また、筆者は相手に対して合コンの「お礼のメール」を書くことが苦手だ。それはクリティカルな深さまで会話を掘ることができていないからではないだろうか。
目的:
男女関係もしくは今後「バントを打つ」土壌となる交友関係を構築する。
(「バントを打つ」とは次はその相手とともにさらなる合コンを開催することである。ある種の有限を無視すればねずみ算式に出会える計算になる)
戦略:
「お礼のメール」のための「会話」
お礼のメールの中で、次回の個人面談にもっともスムーズなかたちで進める文章を盛り込む。
ご存知の通り合コンの間に何かが始まることは稀で、多くの場合、その後の個人面談などによってことが進む。
そのための試金石となるのがこのお礼のメールである。お礼のメールでお互いの興味や共通点が合致した内容を盛り込むことで、その後の進展が期待できそうだ。
実行:
ありきたりで非常になさけないのだが、一言で表すと「きどにたてかし衣食住」に沿った会話となるだろう。または自分の得意な分野に引きずりこんでも良い。
き・・・季節
た・・・旅
て・・・天気
衣・・・衣類
食・・・食事
ここで注意すべきは漫然と会話するのではなく、常に共通項目を探し、次回につなげるアウトプット(お礼のメールにおける個人面談への誘い文句)を考えながら会話することだ。おそらくマイナーな趣味ほどハマるのではないだろうか。
また、相手がおよそどのような属性を持っており(出身、故郷、年齢層、職業...etc.)、どのような指向(趣味、興味、服装、性格が外交的か内向的か...etc.)などを類型分類しながら把握できると少ない情報から相手との共通項をより多く発見できるかもしれない。
・相当ゲーマーらしいですね。モンハンで今度温泉行きましょうよ。
反省:
補足:
もしお互いの共通点が全くない場合はどうしたらいいのか...!?
それはこの本が教えてくれるでしょう。旬やシチュエーションに合わせたデートを演出してくれるはずである。(まだ実践できていない以上エントリがまとまらないので付け足した冗談ですが、旬の食材や風物詩をきっかけに女性を誘い出す手法には目からうろこが落ちる。物語のちからを強く感じる一冊。)
中途半端な浅知恵を身につけた人からは女性にありがちな刹那主義、プロセスを楽しむ考え方はただのバカにしか見えないかもしれない。
プロセスを楽しむと言うと知的な皮をかぶっていていかにも理性的に聞こえるから不思議なものだが実際に女性的刹那主義を前にしてもそこに感性のみならず知性をも感じられるかどうかは一つの試金石だな。
ともあれ過程もほんとはどうでもいいの。結果か過程かという二者択一のワナにはまってはいけない。結果にこだわると過程を見失い過程にこだわると結果を見失う。
じゃあ両方大事なのかというとそれも違うんだよ。そこが難しいところでな。大事なのは過程の先に結果があってさらにその先にある展望なんだよ。
視界を開くために我々は達成意欲を尊重しなければならないんだ。そこを間違えるとぐるぐるトゲ迷路に迷いこむハメになる。