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はてなキーワード: 沈没船とは

2018-09-23

で、おまいらはこの日本という沈没船からいつ出て行くの?

まさか三十年後も日本で暮らすの?

2018-07-12

広島で2つの豪雨体験追記

叩かれる部分も大いにあると思うが、2つの豪雨体験したので素直に書いてみる。

広島市安佐南区安佐北区を襲った平成26年8月豪雨では安佐南区でも大きな被害が出た地区に住んでいた。

そして、現在安芸郡住まいがあり、平成30年豪雨経験した。

町内は現在酷い有様である

幸いにも私自身は何も被害を受けることなく、身近に起きた災害経験した、という程度のものである

平成26年8月豪雨

夕方遅くから夜中にかけて、二度雨のピークがあったのを覚えている。

このときは、まさに「バケツを引っくり返したような」「滝のような」と表現されるような雨で、家の中に居ても危機感を覚えるほどの降り方だった。

多少心細さを感じながらも、土砂降りの中外の様子を見に行くのも面倒くさいし、避難勧告も出てないし、ということで、かすかに聞こえる太田川警報を聞きながら寝入ってしまったのである

なお、当時、広島市対応の遅さが指摘されており、その後、まめに避難勧告が発令されるようになったように思う。

そして、馬耳東風がごとく、避難勧告が出ても気にもとめなくなってしまった。


平成30年7月豪雨

前日から降り続く雨。

梅雨の終わりには大雨が降るよね程度の認識だった。

台風の影響で九州のあたりから雨雲が迫ってくるのは知っていた。

いつもよりも天気予報を気にしつつ、15時以降いよいよ雨が強くなっていった。

しかし、平成26年体験したような「バケツを引っくり返したような」「滝のような」雨ではなく、多少雨足が強い程度の雨だと認識しており、危機感というほどのものは感じることがなかった。

ただ、雨はここ数日降り続いており、累積した降雨量は相当なものだな、とは思っていたので、この降り方が続くと何かしら起きるかもしれないと予感した。

17時半頃から、あれよあれよと言う間に避難勧告避難所開設、避難指示特別警報が発令された。

午前0時をまわる頃には町内のあちこちで水が溢れ、土砂が流れ大渋滞引き起こしていたようだ。

しかし、土砂降りの中、一人暮らしの女が身支度をして夜中に避難するのは心理的ハードルが高い。

家がある場所はなだらかな坂だから浸水心配もない。大した川もなく、山からも離れている。

何事も起きそうにない。

えー避難…?この土砂降りの中避難所まで歩いて…?大したことなかったら…?

てか避難してる人とか居るの?

明日仕事だし…、雨で交通乱れてるだろうから早起きしないと…zzz

(そして、幸いにも家付近は全くと言っていいほど被害がなかったのであるが)



アプリ

Yahooの天気アプリGoogle Mapは、いつも頼りにしている。

雨雲レーダーはかなり正確だと思う。

Google Map渋滞情報は、時々嘘をつくが、混雑しているところにわざわざ突っ込もうという気にはならない。

テレビ

テレビNHK情報が正確で頼りになる。

でも情報が散漫で、ローカル情報をガッと集めたいときにはまどろっこしい。

確定情報しかさないので遅い。

ツイッター

結局ずっとツイッターで調べていた。

写真動画野次馬的で批判が多いけど、やはり視覚に訴える。

ただの「道路封鎖」の情報も、写真で見たら復旧の予測が違う。

テレビでは被害が大きいところの情報がメインだから地域地域情報が手に入る。

道路の状況とか逐一報告してくれるアカウントがあって感謝している。

見る専だったけど、これからは共有できるお役立ち情報をつぶやいてみようと思う。

【雑感】

避難勧告避難指示特別警報が発令されても、場所や家によっては全く被害が出ないこともあり、自分勝手に甘く見積もってしまう。

休日で家に居たら、土砂降りの中わざわざ出ていったりしないが、家の中に閉じこもっていたら切迫感がない。

大雨の際には「田んぼ用水路を見に行かないでください」と仕切りに言われるが、いつもは穏やかな川が、8分目くらいまで水かさが増しているのを実際に見ると「やべえな」という感想がわく。

なんだかんだでネットが一番役に立つが、情報散逸しているので、災害時の共通ポータルサイトみたいなのを誰か作ってくれないだろうかと思う。

テレビ局や新聞自治体独自に作っているのもあるけど、写真動画口コミつぶやきレベル情報や超々ローカル情報、そういうのを集約するの。

デマとか、不確定のものも出回るだろうけれど、情報の取捨選択は受け取る人に任せて。

今回は道路が封鎖封鎖でとにかく孤立した地域が多い。

逐一どこが開通したか、いつ復旧しそうか、抜け道はあるか、混み具合はどれくらいかを調べないと、渋滞のドツボにはまってしまう。

あと、ネットに不慣れな人たち、どうにかならないだろうか。

町内放送なんやかんや言ってたが、土砂降りの最中では全く何を言っているのか分からない。

そもそも、町内放送は平常時でもご老人たちに聞こえているかはなはだ怪しい。

そういう人にはやっぱりテレビラジオ新聞なんだろうなぁ。


追記

補足だが、安佐南区とき安芸郡ときも自宅周辺は全く被害がなかった。

避難勧告等は区域世帯に向けて出されるものだが、比較安全と言われるポイントに住んでいる場合はどうしたらいいのだろうか。

「〇〇地域に住む、☓☓世帯避難指示が発令されました」これは私も含んでいるはずだ。

ハザードマップを見ても、いずれも警戒エリアではない。

からこそ避難を行動に移すことに腰が重い。

しかし同じ区域内で目と鼻の先で起こった被害は凄まじいものだった。

そして、逆に今回、「無事?」と心配してくれた他地域の人の方が、私の自宅周辺よりも被害を受けていたりする。

テレビ全然情報が流れない地域浸水していたり、自宅裏が崩れていたり。

結局、自分のところは大丈夫という希望的観測、楽観的確信によって、自分は3度目の災害時に痛い目を見るのかもしれないと思っている。

沈没船国民性ジョークのように「みんな避難してますよ、避難してないのあなただけですよ」と言われると、ようやく避難しようと思うのかもしれないが、それも情けなくぞっとするものがある。

それと今回実感したのは、復旧の早いこと早いこと。

陥没した道路も、土砂や岩が流れ込んだ道路も思いの外迅速に開通する。

梅雨が開けた猛暑の中、また夜を徹して作業をしてくださる土木関係の方、復旧に尽力してくださる自衛隊自治体の方には本当に感謝している。

気象庁は早くから警告を出していたし、NHKもその情報を流していたと思う。

素直に警告を受け止めて、危機感を持つようにしなければと戒めている。

自分安全が確保されているとしても、不要な外出を避けるだけで、渋滞も緩和でき、多くの人の安全につながるのだから

2018-06-20

anond:20180620001112

日本人はこれだから

沈没船から暴力団の番号が出てきたら国内に潜伏するスリピングセルの追跡をやめて

平和団体売国奴だと弾圧する

やくざ事務所の前で爺さんの速度違反逮捕してるようなシュールさが漂ふ

2018-06-16

日本沈没船状態なのは確かだけど

やっぱり生まれ育った国に親しみはあるし

外国企業正規職員になって日本で過ごすのが今はベストだと思う

2017-06-12

自分を信じる、が自信だよな

http://anond.hatelabo.jp/20170612025331

共感できるところもあるんだけど、もう少し、粘り強く信じて継続してみたら、と思う。

もちろん、ヤブ医者にかかって沈没船から逃げ出さないのも困るけど、筋トレとか日光浴とかも1年くらいは信じてやってみたら、と思う。

どれくらいやっての、増田なの?

自分がやってることを信じる、でも自信だとは思う。それで結果が伴えば、本当にやりとげたっていう自信になるはずだし。

ちなみに、ウェーイなナルシストな自信は、気にしなくていいと思うよ。あれは自信というより自己陶酔から

2017-06-06

難破船上の騎士道幻想

という研究結果が出た

物語でよくある難破船から救命ボート女子供を先に乗せて男は沈むあれ。

18隻の沈没船の15142人を調べた結果、生存率が男性の34.5%に対し、女性17.8%だった。

女性生存率が高かったのはタイタニックとバーケンヘッドの二件のみで、いずれも船長女子供を優先するように指示し船員が武装して男性を止めた結果らしい。

そら生死の境に居たら力が強い方が弱者を押しのけて生き延びようとするだろうが、何度もドラマ映画で見たシーンが幻想だったのは何かがっかりだ。

2017-01-11

http://anond.hatelabo.jp/20170111120457

沈没船から先に救助されるのは女性、ってのは欧米文化で(タイタニック的な。あれもそれ以上に身分差の方が重要だったが)

男性が先に救助されるのが日本の文化だろ

レディーファースト欧米に対し、男性は偉いか優遇して女性はその後ってのが日本

レディーファースト都市伝説女性を弾除けにしてたとかいう)が広く信じられてるくらい、日本男性には受け入れられてない文化

んで実際に船が沈没したら今はとりあえず全員救助出来るだけの設備を用意しているし

子供とか病人とかを除けば手前に居る人とかを優先するだろう

女性を優先もしないし男性を優先もしない

若い女を優遇するのはセックス相手からじゃないよ

http://anond.hatelabo.jp/20170111115244

自分セックス相手になる可能性がない状況でも相手若い女だったら場の空気的に許される範囲優遇する。

極端な例を挙げると、沈没船から先に救助されるのは女性だろうし、もし女性が先と決まっていなくても、男性自粛するべきだと当然考える。(その上で利己心が上回る場合もあるだろう。)

老人が子供を守ろうとするのと同じレベルで男は若い女を優遇するんだよ。それが当たり前だから。そういう社会から文化から

セックス目的優遇してる場面だけを切り取ったら「されない方が有難い」って思うだろうね。

2016-04-11

出航

私立ド三流大学から出航する船には大小様々な船があるが、その多くは小型船、巨大手漕ぎボート、または半沈没船である

今年も社会の荒波へと漕ぎ出す船乗りたちが旅立っていった。

それと同時に、来年出航する私の代の船乗りたちも、乗りこむ船を決定するため、数々の試練を乗り越えようとしている時期である

世の中には様々な船がある。そして、どの船の乗組員になっても、船の数だけの苦労が存在する。

我々はこの先40年船を漕ぎ続けることになるのだが、多くの船乗り候補たちはその覚悟を決める前に乗りこむ船を決定することとなるのだ。

私もその例に漏れことなく、いや、更に恐ろしいことに、既に2つのからオファーを頂いてしまった。どちらも高性能エンジンが搭載され同型船の中でも上位の速度を誇り、その船名はどんな船乗りにも知れ渡っている。ド三流大学港に寄港する船の中ではかなりの高性能船だ。

多少、同年代船乗りたちよりも意欲があっただけの私を、巨大船が待ち構えている。無我夢中で手に入れたチャンスだ。しかし、待って欲しい。私はこの先ずっと、船の上で嵐のときも働き続け、上級乗組員に媚びへつらい、同期と出世を争う、社会という海へと漕ぎ出す。海と言い換えるのが不適切にすら思える。地獄か。

他の船乗り候補たちにそれについて相談しても、「自虐自慢」と思われるのがオチだ。彼等にはまだ乗る船すらないのだから。乗る船が見つからない者、乗った船があまり残酷なことから飛び降りる者。そんな結末を向かえる船乗りが多いなか、私の現状は遥かにマシだろう。

だが、マシだろうがなんだろうが、程度の差はあろうが、残りの人生ほとんどを地獄に等しい航海を続けるのは確実となれば、船になんぞ乗りたくはない。

しかし、逃げたところで、私は餓死するだけだ。船に乗っていない船乗りなどそうなって当然だといわれている。

私は船に乗るために生まれてきたのか。世の船乗りたちは、航海を続けるにつれて、その問いにそれぞれの答えを出すという。私もそうなれるのだろうか。

ぼんやりどころか、強烈な不安が、私を襲う。

2016-04-01

マックで『バットマン vs スーパーマン』の感想戦していたカップルの会話

<当記事は『バットマン vs スーパーマン』の重大なネタバレを含みます



男「……どうだった?」

女「……いや?」

男「……ん?」

女「だめでしょ……完全にだめでしょ……『バットマンフォーエバー』よりダメだったでしょ……映画版『DOOM』よりダメでしょ……」

男「客あんま入ってなかったね」

女「むしろ観るべきでしょ。みんな観るべき。オススメしてもいいくらい。汝が敵を知る目的のために観ろと」

男「俺ならオススメされてもいやだね。単につまんないってだけじゃない。おれこれ嫌い。大嫌い」

女「上映中寝てなかった?」

男「寝れないでしょ。だってうるさすぎだし」

女「お酒でも飲んでたらアイゼンバーグの演技もすこしは真に迫って見えたかもね」



ベン・アフレックの演技について

男「各所でいじられてるようだけど、バットマンを演じていたベン・アフレックは悪くなかったよね」

女「そうそう。ベンアフは悪くない。髪型もキマってたし、何より雰囲気がいかにもブルース・ウェインって感じだった。

  演技よりは脚本がひどかった。

  キャラクターが浅薄すぎ。登場人物全員。『マン・オブ・スティール』に出演した面々でさえそう。

  初登場のバットマンについては前からファンの注目を浴びることはわかってたはずでしょ。絶対に『ダークナイト三部作と何が同じで何が違うのか、比較されるのは避けられない。

 それが何? あっちにふらふら、こっちにふらふら。『おれは孤独だー地下にひきこもるぜー」とかなんとか基地でやってた次のカットには、パーティで社交してる。スター社長かっつーのお前は」

男「スタークのプレイボーイキャラアル中の素でやってるけど、ウェインのは演技だよね。社交用の仮面をかぶってる。だからさ、アフレックが悪いんじゃないんだってば」

女「そう、全然悪くないんだけど」



ザック・スナイダーは良い監督か?

男「そもそも俺、ザック・スナイダー作品嫌いなんだよね。『エンジェル・ウォーズ』もクソだったし。何あのメンヘラ妄想

 今回のBvSには彼の監督としての弱点がほぼ全面に駄々漏れてしまっているように思う。

 そりゃ、いいところもあるよ。ときどき素晴らしいアクションシーンを取るし、火の表現にはこだわりを感じる。観てて時々はいい映画に思えてくることもあるんだ」

女「撮影監督ラリーウォン)が良いんでしょ」

男「そう撮影監督が良い。スーパービーイング同士のバトル描写は新鮮だったし、ダークな雰囲気にもしっくりハマっていた。この暗いトーンというのがくせ者で、ノーランときはちゃんと機能してたんだよね。

 ところがワーナーノーラン以外にもノーランみたいなトーンで描くことを求めてしまった。ジョークは入れるな。笑えるようにするな、ってね。『グリーン・ランタン』はその最たる犠牲者だよ。

 ワーナーは、250億ドルもの予算を任せるにあたってスナイダーならノーラン路線を継承できるだろうと考えた。そして脚本家たちに今後シェア・ユニヴァースを展開できるように膨らみをもたせたホンを書かせようとした。

 一方で、出資者たちが求めたのはマーベル/ディズニーみたいなヒーロー映画だったのさ。そして……」

女「ちょっと待って。アベンジャーズ:AoU』も似たようなもんでしょ。AoUは『やらなきゃいけないこと』が多すぎた。ちょうど、マーベルシネマティック・ユニバースが次のフェイズに移行するための大事な試金石だったから、AoUはむりくりなプロットにならざるを得なかった」

男「そうだな、たしかに同じ問題を抱えていた。

 けど、AoUはなんとかそれを乗り切ってそれなりの支持を集めただろ。

 理由は二つある。

 一つ、AoUの監督だったジョス・ウィードンがザック・スナイダーより優れた監督だったってこと。

 二つ目、各キャラクターが均等に、特に彼らの感情が均等に仕込まれていたってこと。

 なんたって、どのキャラクターも『自分映画』でキャラを掘り下げてきたんだからね。

 ストーリーが多少薄かろうが、誰だってアイアンマンを知ってるし、ソーを知ってるし、ホークアイを、フューリー長官を知っている。

 事前に他の積み重ねてきたキャラ造型を"収穫”すれば、『アベンジャーズ』ではキャラの説明に要する時間を節約できる。ところがBvSときたら……」

女「しょうがないところもあるよ。ここ十年のマーベルとDCのシネマティック・ユニヴァースを比べてみてよ。マーベルが順当に年輪を刻んできたのに対して、DCはリブート路線変更や主役俳優の交代が相次いで、積み重ねなんかほとんど残らなかった。

 DCはBvSただ一作品だけでマーベル映画十六年分の歴史においつこうとしているのよ」

男「そうだね、マーベルは長い時間をかけて準備してきた」

女「マーベルには一つの確かなメソッドが確立されている。新キャラが紹介されて、今後どう他のキャラと絡んでくるのか、そういうのが映画全編を通しで観なくてでさえわかっちゃうセリフカメオを拾ってるだけでもね。マーベルは観客を巻きこむ術を心得ている。

 そこへきてDCは……苦労してるよね。映画づくりそのものに」



ダークな映画は「楽しい」か?

女「BvSの冒頭はすごくクールだった。

マン・オブ・スティール』のバトルシーンをウェイン目線の別アングルから再解釈する。これはすごい良いアイディアだったと思う。そこまではほんと良かったんだけど、その後がもう陳腐の極み。

 恍惚とした表情で天国に召されるブルース少年を観た瞬間、がっくりきたでしょ」

男「脚本がとにかく浅いし弱い。ファン批評家の『暗すぎるトーン批判』を批判してたけど……」

女「だって楽しくないんだもん」

男「いやそれは問題じゃなくて」

女「問題でしょ」

男「いや『バットマン・ビギンズ』も楽しくはなかったよ」

女「あれは楽しいものだったたよ。『楽しい』の定義が違うな。『ビギンズ』はいっぱいアクションシーンがあったし、エキサイティングだった。次から次へといろんなことが起きて観ていて飽きないんだ。

 そういうものが私にとっての『楽しい映画なの。

 でもBvSは『楽し』くない。キャラがお互い見つめ合ってるだけでしょ」

男「うんああまあ確かにそうだな。トロいんだよな全体的に。いらないシーンが多すぎるし、なおにプロットは穴だらけ。ワンダーウーマンが登場してからはアクション映画としてすごかったけれど」

女「それは本当に『すごい』と形容していいものかな。単にその前の部分より『マシ』だったってだけじゃない?

 アフリカの村で大量虐殺事件が起きました。それでスーパーマンはみんなを救えるわけじゃないんですってんならまだわかるけど、『おい! スーパーマンが村人を撃ったらしいぞ!」ってのはどういうこと?

 スーパーマンが銃で人を撃ったりするわけないだろが!

 なに疑ってんのあの世界の人らは。


 だいたいフィンチ議員が意味不明すぎるんだよ。なんであんなキレてるの? 彼女レックス・ルーサーに対してどういう感情を持ってるの? 結局何がやりたくて動いてるの?

 やっぱりマーベルと比べちゃうな。

 マーベル映画キャラたちはそれぞれの拠って立つところが明確なのに」

男「ストーリーも感情も描写不足。演出もそんなによくない。まあ、結局しかし脚本なんだよな」



バットマンの両親死にすぎ問題

男「一番がっかりしたのはメインイベント――つまりタイトル曰くの『バットマン vs スーパーマン』のバトルだ。

 バットマンが優勢で――スーパーマンを負かしつつあったんだけど」

女「いいことじゃんバットマンさいこー」

男「いいんだよ。いいんだけど。

 よし、このままバットマンスーパーマン野郎を吊るして処刑だ! ってなったところでさ、いきなりバトルを中断するわけ。

 スーパーマンが『マーサ』って名前を口にしたから。

 それでバットマンマーサって俺のママ名前じゃん! お前、ママを知ってるのか! じゃあ……友達ってことだな!』――仲直り!

 ……おいおいおい待てよ、と」

女「(爆笑)」

男「××すぞと思ったね。さすがにね。そして始まる例の回想シーン

女「ほんともうかんべんして欲しいよね。もういいじゃん。もう観たくないよ。だってみんな知ってるでしょ? 『バットマンのクソ両親は殺されました』って。何回それやれば気が済むのって話。バットマンには悪いけど」

男「ドゥームズデイ倒したあとさ、二つの葬式が平行して描かれるじゃん。映画の演出の方向性としては、観客にあたかもスーパーマンマジで死にましたみたいに誘導してるんだろうけどさ。

 観てるほうは『ねーよ』ってハナから白けるよな。

 スーパーマンの死で終わるスーパーマン映画がどこの世界にあるっていうんだよ。

 いいか、アメコミ世界には絶対生き返らないキャラが三人いる。

 そのうち二人はブルース・ウェインのお父さんとお母さん。

 残りの一人はスパイダーマンのベンおじさんだ」

女「その三人、ほんとうんざりするくらい死ぬよね

男「必要な死ではあるんだよ。そのヒーローオリジンの深い部分に関わる死なんだから。この三人以外の奴らは逆に死んでも生き返りまくる。スーパーマンも当然生き返る。

 だいたい『ジャスティス・リーグ』の予告見てるんだから、スーパーマンが死なないことくらいわかるだろ!!!

 それなのに十分そこいらもちんたら葬式やって悲しいですね、って何の茶番だ!1!!」

女「『ジャスティス・リーグ』の前準備としてもガタガタだよね。

 何あの十五年前のドラマみたいなしょぼいインターネット描写は」

男「おじいちゃんにとっては電子メールはいつも秘密めいてみえるんじゃないんですか」

女「ダイアナプリンスバットマンを出しぬいてハイテク機器を盗みとるじゃん。それでいて、『あら大変。これわたしじゃ解読できないわ』ってなんだそれ女子か。写真バットマンから送ってもらうために盗みを働くってどんだけ遠回りなのよ。いまどきアマゾネスでも Amaazon.com で買い物できるっつーの」

男「あー」

女「で、さあ、その機密ファイルアクアマンが出てくるじゃん。沈没船から出てきてトライデントを振りかざしてワーっなるやつ。観てて、ほんとくっだんねーと思った。

 あの場面にDC映画のひどさが凝縮してたね。脚本家の怠慢の象徴だよ。マーベルだったらクビ間違いなし。

 繰り返しになるけど、マーベルキャラはどこへ向かって収斂していくのかはっきりしているし、一方でファンが喜ぶ要素をよくリサーチしてる。だから私たちネットで話題シェアしたりリツイートしたりいいねしたりするんだよ」



スーパーヒーロードラマについて

男「もちろんマーベルだって完璧じゃない。現場上層部クリエイション方向性の相違から何度もトラブルをおこしている。エドガー・ライトウィードンが去ったのもその一端だ。それでも比較的いいものを作り続けている」

女「一番不出来なマーベル映画でさえ、一般的には『良い出来』だよね」

男「公平性を期して言うなら、DCはテレビドラマだと面白いエンタメを作れるんだよね。

 『ARROW』も『フラッシュ』もすばらしい。

 いっそ、ドラマをそのまま映画にもってくりゃあいいのに。俳優もさ。そっちのほうが断然いいものが撮れるはずだよ」

女「アメリカではテレビの俳優は映画に出演しちゃいけないって不文律が存在するっていうよね。真偽はわかんないし、都市伝説みたいなもんだけど。

 でも、もしDCがそのルールを自社の作品に適用してるんだったら……こんなにアホなことはないよ。

 DCがモタモタしてるあいだに、ここのところマーベルNetflixとのタッグを組んで『デアデビル』を筆頭にすばらしいドラマを量産しはじめた。

 マーベルならテレビ映画クロスオーバーさせるくらいのことは軽くやってのけるだろうね」

男「マーベルドラママイナーキャラも上手く扱っている印象があるね。『ジェシカ・ジョーンズ』なんか知名度のわりにはよく練られた、丁寧なドラマだよ」



レックス・ルーサージュニアとその他の面々

女「ルーサー役のジェシー・アイゼンバーグの演技はどう思う?」

男「なんであんないけ好かないガキになっちまったのかな。レックス・ルーサーじゃなくて『レックス・ルーサージュニア』に変更されたのは何か説明があってしかるべきだったんだけど、そういうのもなかったし」

女「パパに虐待されて育ったから、スーパーマンコンプ持つようになったみたいな感じだったよね」

男「アメコミの悪役っていうのは前もって完成されたキャラクターだから、実は性格俳優とあまり相性がよくない。良い役者と人気キャラの両立はむずかしいんだ。

 アイゼンバーグがどんなにがんばって悪役を演じてみても、観客は『ああ、いつものジェシー・アイゼンバーグだな』って思っちゃう

 一番の問題はロン毛のまま出しちゃったことだよな。

 まるでバットマン vs スーパーマン vs マーク・ザッカーバーグってかんじ」

女「わたしが懸念してるとこもそこ。BvSのアイゼンバーグは一人だけ別の映画で演じてるみたいだった。腰抜けぞろいの他のキャラクターと比べて明らかに浮きまくってたわよ」

男「シリコンバレーで調子こいてるIT起業家を悪役にしてみるか、程度の発想でしかないよね」

女「アメコミ映画ヴィランとしはキャラが貧相だった。ダークサイドに落ちるほどの動機もなければ、ヴィランとしてのヴィジョンも備わってない。

 いってみれば、ネット荒らし野郎と一緒ね」

男「たしか、DCのライターで……ジェフ・ジョーンズだったかな? が言ってたんだけど、

 『レックス・ルーサースーパーマンを憎む理由はこうだ。(ルーサーによれば)スーパーマンのせいで人類は自信をなくし、堕落してしまった。人類自分たちが作り出した問題の後始末をスーパーマンに任せっきりにしている。

 それこそが、ルーサーが『スーパーマンは危険だ』と主張する理由なんだ。ルーサーはスーパーマンを打倒することで人類に強さを取り戻させようとしているんだ。彼はヒューマニストなんだ』」

女「なるほど」

男「ところがこの映画では……」

女「あんまり頭もよく見えないよね。思わせぶりに暗躍しといて、バットマンスーパーマン対峙させるお膳立て以上のことはなんもやってない。どんな隠し玉が出るかと期待させといて、四十分前に観客に見せたもの以外は何も出てこない」

男「まあ、さすがにバットマンスーパーマンマザコントークでもりあがるなんてのはルーサーも僕達も予想できなかったけどね」

女「おもわずふたりともクリプトナイトで刺したくなったわ……」


男「ドゥームズデイとのバトルシーンはかっこよかった。ワンダーウーマンが登場した瞬間は『これこそ俺が見たかった映画だ!』と興奮したよ。二時間映画を観ていて初めてグッと来た瞬間だった」

女「ワンダーウーマンは余計な描写がないのがよかったよね。『ジャスティス・リーグ』が今から心配だな。DCのクリエーターたちって、自分たちがどこへ向かって何をしてんのか理解できてるのかな? 現場から上層部含めてさ」

男「最初の計画どおり、ジョージ・ミラー監督させりゃあよかったんだよ。ジョージ・ミラーの『ジャスティス・リーグ』……想像しただけでワクワクしない?」

女「するする。私としてはベン・アフレックでもよかった。でもバットマン役として参加することになったからって、監督からは降りちゃった。もったいない

男「周囲の非難を恐れたんだろうね。自分監督して自分で主演するスーパーヒーロー映画って、どうしても嘲笑を免れないだろうし」

女「気にすること無いのに。ベン・アフレックバットマンキャラメイクを繊細に達成していた。声もちゃんとバットマンやってたし、演技もすばらしかった。そういや、ジェレミー・アイアンズアルフレッドはどうだった?」

男「そこそこって感じ」

女「でも、そこそこ止まりでしょ。アルフレッドにしては暖かみに欠けていた。アイアンズがやるとアルフレッドってよりかはルシアス・フォックスっぽいよ」

男「あー、『GOTHAM』は観てる? ドラマの」

女「いや?」

男「ドラマアルフレッドやってる人はなかなかハマってたよ」

女「『ゴッサム』はねえ……観たかったんだけどさ。CMでウェインの両親が死ぬシーンをやってるのを観てさ……ちょっと耐えられなかった」

男「三十分前からお前そればっか言ってるな」

女「別に言いたくて言ってるわけじゃないっての」



『BvS』は最高の映画

男「批評家から叩かれまくってる反動か、BvSを過剰に擁護する人たちがいるね。『人生で最高の一本』だとか」

女「何言ってんだか」

男「そういう人には『君はもっと映画を観る必要があるね』としか言えないね人生で他に観た映画がこの前の『ファンタスティック・フォー』だけなのか? 『市民ケーン』を観てみなさいよと。どっかからダークスリラーの名作リスト探してきてさ、かたっぱしから鑑賞すればいいよ。そうすれば暗い世界観に相応しいキャラ造型やストーリーメイクが理解できるはずだよ

 世の中にはもっとすばらしい映画があるんだって増田にも知ってもらいたいな」




参考:

https://soundcloud.com/rottentomatoes/batman-v-superman-is-rotten

2015-09-04

ネズミ沈没船から逃げ出すように

玄人ドナルドがいなくなった時点でマック沈没を予想してたのではなかろうか。

2014-04-22

韓国客船沈没事故

ニュース見て50人死んだって聞いて「ふーん、そうか」って思ったんだけど。

この沈没船に乗ってて妻と離れ離れになって何とか生き残った男性の話を見てたら悲しくて泪が出た。

この俺の感情の変遷の理由を説明してくれ。

2014-04-18

韓国沈没船

日本で使ってた時から改造してるのはわかるけど、どう見ても階層日本で運行していた時から増えてるようには見えないんだけど。

もっと言えば改造自体も外見上はそんな騒ぐほど魔改造しているようには見えないね

でも階層が増えてる、トップヘビー連呼はなんなんだろう。韓国ネタからといって思い込みって怖い。

2014-04-17

沈没船被害者家族が、立ってる人に殴りかかったりしてるの映ってるけど

あの人らに殴りかかっても解決しないし、傷害罪逮捕とかされねえの?

2013-03-13

沈没船エントリあとがき

http://anond.hatelabo.jp/20130310152356

沈没船エントリを書いた増田です。

およそブログ向きではない冗長で読みにくい文章だったけれど、

元増田に便乗したお陰か、思ったより多くの方に読んで頂けたようでとても嬉しいです。

こんな付け足しを書くのは興ざめかもしれないけれど、

似たような境遇の人も多いようだし、

PGSE現場20歳から10年居続けてきた人間として、

もうちょっと具体的な事を「あとがき」として補足しても良いかな、

という気になりました。

(申し訳ないことに、この付け足しも長いです)

私の文章は、元増田

「上流エンジニアなんて死んじまえ」

http://anond.hatelabo.jp/20130309233920

ブクマトラバで言われている

「上流にも技術力はあるはず」

「下流だってダメな奴が多い」

という、上流下流のどちらが優秀かという議論が問題からやや外れているように思えたため書いたものです。

優秀な人がいても活躍できず、当たり前のような施策もうまく働かない、

そういう現場だという事を描写してみたかったわけです。

技術力のある人は、上流・下流を問わず

20~50人に1人の割合で点在しているのだと思います

(下流にいたほうが技術力の見せ場が多いため、

下流に優秀な人が多いように見える傾向はありそうです)

そして、その他の19人~49人は基本的に普通の人です。

20~50人に1人の人をあてにして仕事を進めるのは(現状のSIer周辺では)不可能なため、

19人~49人の普通の人が持つ価値観・思考・ペースで仕事を進める事になります

さて、システム開発ソフトウェアの基本構造を決める部分について、

どうしても一種の才能(パターン認識適用能力)が必要なのですが、

大勢普通の人の中に特殊な人が点在している状況だと、

才能のある人が適切に作業に割り当てられる可能性は低くなります

その結果、普通の人が納得しやすい下記のような方法が取られがちです。



こういった構造は、当時は場当たり的なつもりでも結局は規約化してしまい、

「動いているものは敢えて変えるな」「似たものコピペせよ」

「途中で何を思いついても設計書の通りに絶対作れよ」

といったSIerありがちな規約と相まって、未来永劫負の遺産として残ることが多いです。

そして、一旦ダメな土台が出来上がると、その上には基本的にダメものしか重ねられないため、

どんどんダメになっていき、最終的には手のつけられない沈没船になります

プログラムの基本構造ダメだと、どんな優秀な人であっても出来ることが限られます

当然リファクタリングすれば良いのですが、

リファクタリングお金を取るのはかなり難しいだろうし、

  • 何でお客様の稼働している大切なソフトにわざわざ手を入れるのか? リスクを取る意味が分からない。
  • 今まで俺たちが頑張って作り上げたものが結局ダメだったと言いたいのか? 金をもらって作った物なのに?


といった、普通の人による突っ込みには、現場での反論がなかなかしにくいです。

そして、リファクタリングもやはり才能のある人が中心になる必要があり、

普通の人がやっては結局問題の焼き直しにしかなりません。

ここまで書いてきたようなことが、

名高い大手SI下請け現場にいた5年間に見てきたことです。

現場の中に居たままそこを良くする方法は、結局思いつけませんでした。

仕事は基本的にエクセル方眼紙を読み書きする事で、

出世昇給の見込みも薄く、

これをこの先何年続けても無意味だな、と思い、転身することにしました。

行き先が黒船かどうかは分からないけれど、

割と自由にものが言える立場にしてもらえそうです。

黒船沈没について



黒船だって沈没する」という指摘は本当にその通りです。

黒船からこそ辛く厳しい現場もあると思います

ただ、黒船沈没するというのは、

正当な取るべきリスクを取った結果だと思うのです。

沈没船では最初から沈没寸前のため、リスクを負うことができないか、異常に増幅されます

運用リスクを負うことのできない(機能追加できない・構造改善できない)システムなど、

ただの負債しか無いと思うのです。

黒船は、取れるリスクの幅が大きいからこそ難しい航路を選べるし、

そこで失敗したとしても、それ自体が業界人類全体の資産になるのだと思います

現実沈没船沈没していません。

黒船は水平線のはるか向こうで、船長はそれらが見えないため気楽です。

ちゃんと沈没してくれれば、最終的にはまともな船しか残らないので助かるのですが、

まともさに関する競争が働きにくいところがあるらしく、

現実には沈没船でも(だからこそ)安泰なのです。

リスク満載のはずの沈没船を安泰とさせている事によるコストは、

最終的には企業全体・社会国家人類といったものが負っていると思われます

補足の補足、「普通の人」「才能のある人」について



普通の人というのは、

プログラミングについて特別な情熱を持たず、

会社で使う他は開発ツールに手も触れず、インストールもせず、

家に帰ってから基本的には勉強せず(資格仕事必要場合は別)、

仕事で決められた範囲のツール・技術・問題領域で満足できる人の事です。

これは不真面目とか怠慢とかそんなわけではありません。

極めて普通の真っ当かつ正常かつ健全社会人の行動です。

例えば、マクドナルド店員が、

自宅でもビーフパテを練ってハンバーガーの焼き色を研究したりレシピを何冊も書いたり、

毎日毎日ポテトハンバーガーキーワードにググったりブログを読んだり、

枕元には常に藤田田の著作を数冊積んでいて、本棚には完全なコレクションがあったり、

1日に5度は銀座1号店の方角へお祈りを捧げたりしたら、

やはり変だと思うのです。

「才能のある人」とは、そういう事をごく自然に、

それこそ食事や睡眠のように日々やっている人です。

さらに言えば、これはマクドナルド店員を例に出すと変に思えるのであって、

ギタリストピアニスト作家写真家デザイナーといった専門家であれば

自然でも何でもない最低限のたしなみです。

20人~50人に1人という割合も、それがプロギタリストであれば納得できる数字です。

本来そのぐらい特殊な専門領域を広く一般に開放してしまっているという問題が、

元増田の「システムエンジニアなんて免許制にしちまえよ」という言葉に繋がるのだと思います

他の専門家とのアナロジーで言えば、事務所制なども考えられるかもしれません。

 
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