はてなキーワード: 週刊少年ジャンプとは
とある若手俳優のオタクをしている。“若手”と呼べるほど若くはないが、“いぶし銀”“ベテラン”と呼ばれるには年齢も芸歴も足りない。微妙なオトシゴロの俳優の、アラサーババアオタクの便所の落書きである。
若手俳優のオタクは頭のおかしい奴が多いが、弊アラサーババアもご多分に漏れず頭がおかしい。話半分で聞いてくれ。フェイクも入れている。
推しくんは現場期間中のファンレターを絶対に読んでくれている。なんなら届いたその日のうちに読んでくれている。その日のうちに読めるだけのファンレターしか届かないのは悲しいけど、推しくんと会話ができるのは嬉しい。インターネットありがとう。
推してる期間とファンレターの数を割り算すると、だいたい週刊少年ジャンプぐらいのペースになる。多いか少ないかは分からん。フェイク込みだから、3日に1通かもしれないし、WJではなくSQかもしれない。細かいことはさておき、とにかくいっぱい書いた。
はじめの頃は、便せんの枚数を気にしていたが、だんだん紙きれの枚数より文字数を気にするようになった。3,000字を超えると多いと思う。1,000字前後が書く方も読む方も楽だと思う。弊ババアは頭がおかしいので15,000字を年に1回ペースで書いている。推しくんは天才なので、どんな手紙でも読んでくれた。
ファンレター書いてて良かったなと思った瞬間は山ほどあるが、接触?接近?(直接会話ができるタイプの)現場に初めて行ったときはピカイチの記憶だ。
推し始めて1年経ったか経ってないかぐらいの時期で、直前に書いたようにこれまでに会話ができる現場はなかった。諭吉を積みまくったどの最前よりも遥かに近くで見る推しくんに圧倒された。
「初めましてー!増田でーす!」と名乗ったわけでもない、初対面のキモイババアの名前をなぜ知っているのか?、とスーパーひとしくん人形が飛び交った。ひょっとすると、その現場の8割が増田さんだったのかもしれない。共通一次試験で、同じ苗字のクラスメイトが別のフロアで受験していたぐらいごくありふれた苗字だったからそれはありえ…んよな。
カオナシから地蔵に退化したババアに、推しくんは追撃をした。アタシゎ死んだ スイーツ(笑)
その後は当たり障りのない会話が出来るようになった。ファンレターにプリクラを入れた事も無ければ、現場に名札をしていったこともない。
可能性として一番高いのは、推しくんが死神の目を持っている説だ。死神の目の用途は主にデスノートへの記入なので、推しくんのオキラになった40秒後、心臓麻痺のアラサーババアの死体が出来上がる。
とはいえ、オキニになるようなことを書いた覚えもさらさらない。何の変哲もない現場の感想である。
あと文句も山ほど書いた。推しくんがかっこよくないと思ったら「かっこよくない」って書いたし、現場が楽しくないと思ったら「つまらん」と書いた。嘘吐いたり、陰でコソコソ言うのがかっこ悪いと思っていた。
よく考えなくてもクソなオタクである。それでも推しくんは天才だから、小うるさいババアのクソなファンレターを読んでくれた。いい加減、宛名の文字で弊ババアからって分かるだろうに…。オキラでもない、オキニでもない、そこそこ平穏なオタク生活を送っていた。
今更こんな話を持ち出したのは、弊ババアはもう降りると決めたからだ。推しくんが炎上するタイミングで降りたかったが、くすぶり続けるだけで、いい感じに燃えてくれないのでしびれを切らして降りることにした。あーかっこ悪い。
推しくんのことを嫌いになったわけじゃないので、推しくんのファンレターが1人分減るのはほんの少し可哀想だ。だから、同厨の皆様には、弊ババアの分までファンレターを頑張って書いてほしい。
Noteの方にはいずれ問題点とかを挙げた記事を書くかもしれないけど。
ジャンプはひょっとしたらWebサイトを雑誌にすることを考えているのかもしれない。
今年の頭あたりから集英社はManga Plusというアプリで(日中韓を除く)全世界にジャンプの漫画を公開するようにした。
今後どうなるかはわからないけども、ひとまずユーザー数は少しづつ増えてはいるようだ。
このサイトを見て思ったのはこれは一種の雑誌であるということだ。
Youtubeなどのように無制限にユーザー投稿を促すのではなくあくまで編集者が厳選した作品のみをWebサイト上に掲載している。
そして、期間を区切って掲載を停止しその後はデジタルボリューム、もしくは話数単位で販売するというわけだ。
これは少なくとも物理書籍が意味をなさない日本国外では現在の日本の漫画産業の仕組みをそっくりそのまま持っていける。
Manga Plusの推移にもよるが他紙も同じようなサイトを少なくとも日本国外に作り客を獲得する仕組みを作るべきなのではないかと思った。
コミックDAYS…月額960円。講談社系の漫画雑誌13誌。直近の数号分は読める。
マガジンWALKER…月額500円。角川系を中心に他社もふくめて漫画雑誌数十誌と一般誌多数。今号と前号のみ読める。
ジャンプ…月額900円。週刊少年ジャンプと月刊のジャンプGIGA。定期購読開始後のバックナンバーはいつでも読める。
ヤンジャン…月額1300円。週刊ヤングジャンプのみ。過去一年分のバックナンバーのみ読める。
集英社は早急に「集英社の漫画雑誌ぜんぶ読める+バックナンバーは前号まで」で月額1980円のサービスを作れ。
そして角川は講談社に頭を下げてコミックDAYSのアプリUIをマガジンWALKERでも使わせてもらえ。
いったいいつになったら集英社講談社小学館秋田書店角川で合同の漫画雑誌定額プラットフォームができるんだろうな。永遠に無理か。
『BLUE』(ブルー)は、千葉コズエによる日本の漫画。『Sho-Comi』(小学館)にて、2009年19号から[1]2011年19号まで掲載された。単行本は全8巻。
『BLUE』(ブルー)は、山本直樹による日本の短編漫画、および同作を収録した単行本のタイトル。作中の性描写が問題となり、東京都により不健全図書の指定を受け、版元回収となったことで話題になった。
『Blue Gender』(ブルージェンダー)は、1999年10月7日から2000年3月30日まで毎週木曜日25時50分から26時20分にTBSで放送されたテレビアニメ作品。月刊コミックドラゴンにおいて加崎善彦の作画で漫画連載もしていた。
『BLUE SEED』(ブルーシード)は、高田裕三の漫画作品、および1994年放映のテレビアニメ。1992年『コミックガンマ』に連載され、看板作品だった。
『Blue Heaven』(ブルーヘヴン)は、髙橋ツトムの漫画作品。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて2002年から2003年に連載された。単行本全3巻発売。
『BLUE MOON』(ブルー・ムーン)(英一&英二シリーズ)は、森脇真末味による日本の漫画。読み切りシリーズとして、小学館『プチフラワー』に発表された。「緑茶夢」・「おんなのこ物語」と並ぶ作者の代表作の一つ。
『BLUE DRAGON ラルΩグラド』(ブルードラゴン ラル・グラド)は、『週刊少年ジャンプ』(集英社)2007年1号から2007年32号まで連載された原作・鷹野常雄、漫画・小畑健によるファンタジー漫画作品。単行本は全4巻が出版されている。
『BLUE DRAGON ST』(ブルードラゴン シークレットトリック)
2006年12月4日から2007年6月6日まで、『月刊少年ジャンプ』にて連載されていた。漫画は柴田亜美。Xbox 360版から4年後という設定であり、ゲーム版のキャラクターも登場する。ギャグが主。掲載誌休刊の際に連載終了。後に単行本化されている。
Vジャンプ2008年7月号から2009年6月号に連載。原作はアニメのシリーズ構成の大和屋暁、漫画は作画監督の大竹紀子。アニメ『天界の七竜』22話と23話の間に当たる物語。後に単行本化されている。
『BLUE DROP』(ブルー ドロップ)は、吉富昭仁の漫画『電撃コミックガオ!』にて連作読み切りとして連載された後、『チャンピオンRED』にて『BLUE DROP 〜天使の僕ら〜』が連載された。『BLUE DROP 〜天使達の戯曲〜』としてテレビアニメ化され、2007年10月から同年12月に放送された。
『BLUE ROSES 〜妖精と青い瞳の戦士たち〜』(ブルー ローゼス ようせいとあおいひとみのせんしたち)は、2010年9月16日に日本一ソフトウェアから発売されたPlayStation Portable用シミュレーションRPG。 漫画版は『電撃「マ)王』にて2010年11月号から2011年8月号まで連載。作画は中村煌。
『ブルーシティー』は、星野之宣による日本のSF漫画作品。星野の「出世作」とも呼ばれる[1]。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて、1976年2号から同年21号まで連載された。全18話。
『ブルーホール』は、星野之宣によるSF漫画。1991年から1992年まで『ミスターマガジン』(講談社)に連載された。1992年から1993年にかけてKCDX(講談社)から全2巻が刊行され、その後も2度にわたり文庫化された。中国語・フランス語に翻訳されている。 続編にあたる『ブルー・ワールド』は、1995年から1998年まで『月刊アフタヌーン』(講談社)に連載された。1996年から1998年にかけてKCDXから全4巻が刊行され、2001年には文庫化もされた。
『ブルーフレンド』は、えばんふみによる日本の漫画作品。 少女漫画雑誌『りぼん』(集英社)にて連載された百合漫画であり、作者にとって4回目の連載作である。
『ブルーイッシュ』は梅田阿比による日本の漫画。『プリンセスGOLD』(秋田書店刊)2011年1月号から2012年3月号まで不定期連載された。単行本は秋田書店から全2巻。
『ブルートレイン』は、高橋はるまさによる日本の漫画。集英社の漫画雑誌で連載され、電子文庫化を経て、100円ショップダイソーで再文庫化されている。
『ぶるうピーター』は、小山田いくによる日本の漫画作品。1982年から1983年にかけて、秋田書店の『週刊少年チャンピオン』に掲載された。
『B.B.フィッシュ』(ブルーバタフライフィッシュ)は、きたがわ翔による日本の漫画。 1990年末から約3年にわたり、『週刊ヤングジャンプ』(集英社)に連載された。
原ちえこ
ヤマダ
ブルーゲイル 伊藤明弘版権物作品集 (大都社、単巻) - アニメ『戦闘メカ ザブングル』の後日譚(ラグを主人公にした作品)の他、『ARIEL』『勇者王ガオガイガー』の外伝・パロディを収録。
斉藤倫
川本コオ
柿崎普美
近未来の海上を舞台に、水素燃料プラントを狙う謎の軍隊と、国連軍空母部隊との、ステルス戦闘機同士の戦いを描いたSF作品。『サイバーコミックス』連載。休刊により未完。
といった噂がまことしやかに囁かれている。
http://www.ktr.to/Comic/jump.html
「連載中の作品」と「7週以下で終わった作品(読み切りや短期集中連載と見なす)」は除いた。
また、たとえば「キャプテン翼」はワールドユース編なども合わせて一つの作品として扱っている。
まずは全体の傾向である。
半分の作品が19週以下で打ち切られていることになる。
平均連載期間は64週である。
ちなみに100週以上の長期連載作品は110作(18%)である。
総作品数は28作である(独自にリストアップしたもので抜けがあるかもしれない)。
平均連載期間は83週である。
長期連載作品は「プレイボール」「ROOKIES」「Mr.FULLSWING」「悪たれ巨人」「アストロ球団」
「山下たろーくん」「侍ジャイアンツ」「すすめ!!パイレーツ」「1・2のアッホ!!」「やまだたいちの奇蹟」などである。
ただし「ミスフル」以降の直近3作品に限れば打ち切り続きで平均15週となる。
総作品数は17作である(独自にリストアップしたもので抜けがあるかもしれない)。
58.8%の作品が19週以下で打ち切られていることになる。
平均連載期間は67週である。
それ以外では「キックオフ」と「リベロの武田」がそこそこ長い。
ただし2000年代以降の直近9作品に限ると、打ち切り続きで平均16週となり、
野球にしろサッカーにしろ直近の作品が短期打ち切りを食らった印象が強いというだけで、
全体を見ればそれほど悪くはない(むしろ野球は大人気とさえ言える)ということが分かる。
というか、「キャプ翼」以外の存在が忘れられているのが最大の問題だと思う。
さて、これだけでは野球やサッカーがどれだけ良いのか(あるいは悪いのか)分からないので、
なぜ警察ものかというと、メジャーな題材のわりに打ち切りが多いからである。
主人公が警察に所属しているジャンプ作品は過去に19作あるのだが(独自に(ry)、
(ちなみに「こち亀」を含めると平均133週になる)
以降の16作品が全て30週以内で打ち切られていることになる。
これを考えると「サッカーもまだまだ打ち切る余裕があるな…」と思えてくるだろう。
ちなみに、将棋の「ものの歩」は43週、卓球の「P2!」は58週も続いているので、
実感よりもかなり健闘しているように思える。
20週以下が全体の半分、30週以下が6割以上を占めるのだから、
そりゃあ「連載すれば必ず大ヒット」とはいかないだろう。
内容も見ないうちに「鬼門だ」「打ち切りに決まってる」と騒ぐのは、
決死の思いで地獄の打ち切りレースに踏み出す漫画家たちを侮辱するに等しい。
新連載を温かく見守ってこそのジャンプ読者ではないだろうか。
あと筆者的には卓球漫画の「フルドライブ」がおすすめなので読んでね。
主人公が探偵を名乗っている作品は「ネウロ(202週)」の他にも
「幽遊白書(176週)」「WILD HALF(142週)」「密・リターンズ!(58週)」などがあり
ゴルフ漫画は「ライジングインパクト」が145週、
「ロボレザ」でさえ62週なので、
いずれもそれなりに長く続いていると言えます。
確かに10年代前半に主力だった漫画(BLEACH・ナルト・銀魂とか)に興味がわかずジャンプから離れていた身としては今の連載陣の方が面白いと思うけど、なんつーか小粒に感じるんだよなぁ。
どれも好き嫌いが分かれそうで、言ってしまえばマニア向けっぽいと感じてしまう。この中にワンピース、ハンタに続く看板になりそうな作品はあるのか?
アニメだって深夜に1、2クールやって終わりでしょ?自分の考える黄金期のイメージ=ゴールデンタイムに何クールもかけてアニオリ混ぜながら延々とやり続けるのイメージとはかけ離れてるんだよなぁ。
比較的知名度が高くヒット作と言えそうなのは夕方に放送して映画もやったヒロアカくらい?
ドラゴンボールやナルトのように連載が終わっても稼ぎ続けるような化物作品になれそうな漫画ってある?
そこまで行かなくてもかつてのデスノートや、他紙でいえば進撃やハガレンやテラフォーマーズみたいに体感で流行ってると感じるレベルの漫画は無いよね。
中堅層は厚いけど、黄金期って言うほどでもないかなと個人的には思います。
ただ、この時期のジャンプを読んでた人間が過去に振り返って「あの時のジャンプが(自分にとっての)黄金期だった」と思うのは有り。
結局一番熱心に読んでた時期がその人にとっての黄金期なんだよなぁ。
( 2019年春アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その1 からの続き )
クソザコナメクジ中学生のクラスメイト攻略シミュレーション。1話にしてタイトル詐欺、というわけでもない。友達100人できるかな。原作者は「三ツ星カラーズ」でお馴染みカツヲ。良い最終回だった。
制作はC2C。先のアニメ「はるかなレシーブ」の元請け。ちなみに監督ははるかなレシーブ10話の絵コンテを担当した安齋剛文。はるかなはスポ根系だったのでかなり動きのある作品だけど、本作は主人公の表情がよく動く。怒涛の感情変化で魅せるため、敢えて話のテンポがゆっくりしているみたい。かわいい。演出的には三ツ星よりコミカルな表現が多く、この辺もはるかなレシーブっぽいかも。キャラデザは違う人だけど、両作ともキャラの雰囲気も似てる。
脚本はモノローグに定評のある花田十輝。1話の半分以上主人公のモノローグじゃね。てかOPの曲名になってて草。主人公の中の人(森下千咲)は新人さんで、1話の台本を読んでセリフ量の多さにびびった話すき。
劇伴はMONACA。高田龍一…ハナヤマタ 田中秀和…WUG、灼熱の卓球娘。つくづく田中美海と縁のあるMONACAである。劇伴がかわいい。テイストはわりと三ツ星カラーズのそれに近いかも(カラーズの劇伴:美知留)。
主人公がクソザコナメクジっていうアニメは去年も結構あったのでそれらと比べると、「スロウスタート」は周囲と比べて主人公の影が薄く、あわあわしてる主人公の手を周りの優しい人達が引いてくれて、徐々に友達の輪が広がっていく話。「ちおちゃんの通学路」はもはやすべて諦めたので教室にたどり着くことすらない。全部まななのせい。登場人物がほぼ全員やべーやつ。「こみっくがーるず」は学校に居場所を見いだせない主人公が漫画家寮の中で居場所を見つける話。に対して本作はクソザコナメクジながらも能動的にクラスの子達を一人ずつ頭脳プレイで攻略していくお話。ただし頭のネジが飛んでいるので、必ず視聴者の予想の斜め上を攻めてくる。必ず。
三ツ星カラーズにもいたけど、頭のネジが飛んでるかわいい子が多い。特に2話から主人公の情緒不安定さ、不器用さ、行動原理の不明さがマッハで、わりと理詰めで考えがちな私からするともはやミステリー作品である。マジで、なんで縦笛持ってたの?あとなんで体操服に着替えたの・・・?何らかの意味があるはずなんだけど、丸一日考えてもわからなかった。今期最大の謎である。
あとカラーズは毎話、三人組の服装が違うっていうやばいアニメだった(キャラデザ大変だったらしい)のに対し本作はほぼ制服。でもかわいい。中学1年生によくある「成長を見越して大きめのサイズになってるせいで全体的にダボッとした制服」をちゃんと絵にしてて好き。特に主人公が小さい。そういう描き方をしてる作品って、最近だと「ヒナまつり」くらいかもしれない。あれいいよね。
原作者の要望によりスタッフ一新、原作準拠で最後まで製作予定。制作もスタジオディーン→トムス・エンタテインメントに。(本作に限らず)仮にこのアニメが面白かったとして、それは”旧作が面白くなかった、あるいは本作が旧作より優れていることを証明した”ことにはならない、という前提で観てる。1話冒頭の「行ってきます!」だけでもう泣きそう。2話で泣いた。
1話冒頭の「行ってきまーす!」だけでもう泣きそう。2話で泣いた。1話からノルマ達成。1話のシナリオは旧1話とだいたい一緒なので見比べやすい。主人公を中心に徐々に打ち解けていって、あの家がみんなの居場所になっていくお話。
大地丙太郎監督下のアニメ(めいこい面白かった)はコミカルな表現を多用し、優れたテンポ感のあるアニメだったのに対して本作はかなりリアリティ寄りに仕上がってて、コミカル表現は少なめ。朝のシーンも夕方のシーンも太陽光が射す角度までちゃんと計算しててエモい仕上がりに。特に目を引くキャラデザの違いは原作者の意向で今風にリブートされているため。透のキャラデザでいうと、リボンの色が青→黄色に。特に髪型に相当気合が入っている。短めの前髪ぱっつんがめっちゃ好き。寝てるときの髪の毛も、三つ編みの書き込みもすごく丁寧で可愛い。あと2話の夾くん初登校シーンで咲ちゃんが透の髪をコテで縦ロールにしてるシーンすき。
そんな透を演じるのは石見舞菜香。彼女は去年の劇場版アニメ「さよならの朝に約束の花をかざろう」で初主演の新人さん。さよ朝の演技でいうと「一日中仕事を探して周りへとへとになって帰ってきたら、息子が仕事道具を勝手に広げて遊んでたのでついキレちゃったシーン」がめっちゃ好き。本作は日常パート(ギャグ)~シリアスパート(凄くしんどい)までかなり幅広い展開の話なので、もう楽しみ。あと由希くんが変声期を迎えました(CV.島崎信長)。
学校のシーンで言えばモブ学生がみんな手書きな上に学校の風景を作るための装置として機能してて、旧作との如実な違いに感じた。また遠くのモブも作画が崩れてない気合の入りよう。おまけに背景はPAWORKS作品でお馴染みスタジオ・イースター。PA作品以外で見るのは結構珍しい。2話はイースター&Bamboo。2話は背景が遠くまで見えるような画角が多い(あんまり背景を省略してない)。家の前の階段と、両脇の木々と、遠くに広がる町並みとか。環境音も丁寧に付けられてて、この世界の空気を感じる(音響効果:古谷友二)。ココらへんに高い熱量を注いでいる作品みたい。要約すると「大人っぽいフルーツバスケット」。
OPは旧OPと同様リリカルな感じ。やさしいせかい。劇伴も非常にエモい(音楽:横山克)。同氏の劇伴でいうと「亜人ちゃんは語りたい」に近い感じ。作品としては「フルーツバスケットの諸問題がある程度解決した後の世界」=「亜人ちゃん」みたいな感じ?あの音楽がすっげー好きだったので嬉しい。
1話あらすじ:ひょんなことから「五等分の花嫁」1話みたいなことが起きました。学校でも屈指の変わり者である女子たちと華の学業生活をするラブコメ。
制作はstシルバー。元々エロゲを作っていた会社がアニメ制作へと華麗に転身したみたい。話題のOPは絵コンテ:松竹徳幸で、同氏の経歴を遡ってみたら、「はっぴ〜ぶり〜でぃんぐ」っていうアダルトゲームのアニメーション演出でstシルバーと繋がってたりする(Wikipedia調べ)。
そのOPだけど、3人のヒロインが持つ個性を指の先まで丁寧に描き分けていてめちゃくちゃすごい。「ああ、この子は繊細な子なんだな」「ああ、この子は快活な子なんだな」っていうのが冒頭の、寝起きの背中を見ただけでわかる感じ。この書き分けは勉強してるとき一瞬映るノートの内容まで踏み込んでいて、文字の癖からノートのとり方まで違うし。一番好きなのが、うるかがプールから顔を出してちょっと笑いながら前髪をぎゅってするカット。私が水泳部だった頃の記憶では、たいていの人は帽子とったら髪を前から後ろにかきあげてたんだけど(だって邪魔だし)、うるかが!前髪を!ちょっと気にして!!ぎゅって!!可愛すぎかよ!!!
制作会社の遍歴的に「エロアニメかな?」って思ってたんだけど案外そうでもなくて、例えば同じ週刊少年ジャンプ連載作品「ゆらぎ荘の幽奈さん」と比べてかなり控えめ(もちろんゼロではない)。今期の高校生ラブコメでいうと、なんここ>>淫青ちゃん>ぼく勉。青ちゃんと比較すると、青ちゃんが作中マジで勉強出来ないのに対して本作はかなり勉強してる。ドラゴン桜ほどじゃないにしても、2話クレジットに”参考文献:「行きたい大学に行くための勉強法がわかる高校一冊目の参考書」”ってなってるくらいには気合が入ってるみたい。4人がお互いに足を引っ張り合うわけでもなく、好きな彼を陥れようとするわけでもなく、極度に性的ないたずらをするわけでもなく、仲良く勉強してる感じが凄くすき。それに対する主人公のリアクションが割とリアルで好き。心の中では阿鼻叫喚だけど顔には出さない感じとか。流石に白銀会長ほどウブじゃないけど。
監督はみんな大好き岩崎良明。シリーズ構成も雑破業が担当してたり、かなり気合を感じる。去年の岩崎良明監督作品だと「ラストピリオド」がブラックコメディ作品だったけど、あれに恋愛要素を足した感じで結構コメディ寄り。コミカルなギャグ演出が可愛い面白い。特に停電のくだりが好き。でも恋愛要素はあくまで「青春の1ページ」で、多角的に描かれている思春期の一部っていう感じがある。「亜人ちゃんは語りたい」の町京子みたいな。ちなみに本作のヒロインはあんまり悩まずカラッとしてる。そこらへん五等分の花嫁と比べてテンポ感重視な仕上がりみたい(あっちは「最終的に全員と和解できるのか…?」っていう縦軸になっていた。11話めっちゃエモかってん)。そのため物語の導入部分もざっくり。振り幅のあるギャグパートと青春パートで劇伴の雰囲気がガラッと変わる感じがすごく良かった。
アイキャッチがかわいい。ハナヤマタとかこみっくがーるずもそうだけど、漫画の一コマみたいなやつ良いよね。2話のアイキャッチうるかやばかった。本編と関係ないけど、d’アニメストアで配信されている2話のサムネうるかがめっちゃ可愛かった。
ヒロイズムと群像劇。ワンパンマン1期の13話~。ガロウ編。せっかくなので前回の最終回を観てね。見比べる理由として、1期と2期で監督(夏目慎吾→櫻井親良)、制作スタジオ(マッドハウス→J.C.STAFF)が違う点がある。夏目慎吾率いるマッドハウスは、先のクールで「ブギーポップは笑わない」を制作していたので多分その関係かと思われ。2期としておきながら配信等で13話…と表記ゆれがあるのは多分このせい。ブギーポップ面白いからね、仕方ないね。
ほんとモブが活き活きしている。作画もそうだし演技もそう。本作における魅力の一つ。そして1話(13話)はみんなのアイドル、キングの話。原作(ONE)→ジャンプ版(村田雄介)→アニメと見比べると、特にキングのキャラクターがどんどん魅力的になっていく。彼は普段表情やセリフの感情が乏しいので、アニメ化によって情報量が増えたことで魅力が倍増した感じがある。実質主人公。そんな1話が最高だった。サイタマとキングの、最強と最弱の対比マジで好き。あの二人がゲームしてるシーンが原作の頃からずっと好きなので、アレ見れるの嬉しい。対比で言えば、作中パワーアップするヒーローはジェノスとキングくらいしかいない(特にキングのインフレがやばい)。ガロウもまたハゲマントとの対比として印象的だよね。そういう意味では一貫して群像劇としての面白さを失わない作品。余談だけど、ONE氏による原作が更新再開した模様。
ONE氏原作のアニメ「モブサイコ」も大概やばかったけど、アレや1期と比べると作画力でぶん殴ってくる感じは控えめになっている。というか1期の作画どうなってんだあれ。1話の鬼サイボーグが戦ってる感じ、エフェクトもりもりでめっちゃかっこよかった。爆風や粉塵の作画好き。1期と比べると群像劇としての側面が丁寧に描かれている印象で、特に2話のフブキすき。主人公のやる気ねえ感じとフブキの勝手に鬼気迫ってる感じのギャップでどうしても笑っちゃう。
中野の日常。悪魔の囁き、幸福の形、見る堕落。制作は動画工房。
あらすじ:小林さんちのメイドラゴンみたいなことが起こりました。押しかけ同居人との共同生活を描く日常アニメ。
公式ラジオで千孤さんの中の人(和氣あず未)が「おばあちゃん感を意識して演技してというディレクションだった」て言っていたけれど、メイドラゴンは小林さんが押しかけ彼女(妹?妻?)に「洗濯っていうのはこうやるんだ、わかった?」と手取り足取り教えてたのに対しこっちの仙子さんは「おかえり、ご飯温めるから着替えちゃいなさい」「忙しいのはわかるけど、ちゃんと朝ごはん食べなさい!」みたいな感じで完全に立場が逆。あとメイドラゴンがギャグ全振りで本作は癒やし全振り。脚本は中村能子だけどラブコメではなさそう。いや、ラブコメかもしれない。
動画工房は最近も割と幼女を扱った作品が多かったけど、その中でもダントツに背徳感がある。なぜに狐=のじゃロリなのか。監督は越田知明。監督を務めるのは続とうらぶに続き2作目。同氏が絵コンテを担当した「アニマエール!」7話がめっちゃ好きなので嬉しい。スーパー1000個さんタイム(以下SSST)を思いついたのは監督だろうか。SSSTは特に「視聴者を癒やし切るまで絶対に返さない」という強い意志を感じる。これ応援上映やってくれねえかなー。キンプリのような破壊力がある。
夜の駅前がめっちゃリアル。クレジットを読む限り背景は自前っぽい?「自宅などの狭い個室で話の90%を展開するコメディ作品ばっかり作ってる」でおなじみ動画工房がついに背景も描けるようになっちゃったのだろうか。
背景に限らず、全体的にリアリティが強め。職場のやり取りとか、終電の駅のホームとか、主人公によるセリフの多くが「ハァ…(疲労困憊)」みたいな感じとか。諏訪部順一の「くたびれたおっさんの演技」めっちゃ良いよね。自室も小林さん家と比べてリアル。そんな「一般的な社会人」として感情移入しやすく描かれた主人公の前に仙子さんが現れたもんだから、とてつもない幸福感に襲われる。多分、仙子さんは現代風にリブートされた幸福の化身なのだろう。家に帰ると「おかえり」と言われる/何も言わずともご飯を用意してもらえる/しかもおいしい/おかわりもある/「お風呂入りなさーい」「朝ごはん食べなさい!」と諭してくれる(ときに叱ってくれる)/見返りを一切求めない(メイドラゴンは「一緒にいたい」という見返りを得ている)etc。要は、かーちゃん或いはおばあちゃん。リアリティライン高めだからこそ強烈に刺さる。母親が一緒に居てくれた時間より隠れちゃってから経過した時間の方が長くなった身としては特に2話の耳かきがヤバい。つい母親を思い出して「それ以上パーソナルスペースに踏み込むな!人間に戻れなk・・・あんぎゃあああああああ!」ってなった。
これが本人の投稿だと信じるとして、件のブログに納得できる部分もあるもののどこか無性にムカツク理由が分かった。
「クジラックスの作品がコロコロ」とかいう糞みたいな例えでな。
結局いつもの「あなた向けのフィールドではないということが分からない人たち」問題だからだ。
ジャンプ+は週刊少年ジャンプのWEB漫画ではない。ジャンプという名前こそついてはいるがヤンジャンと同じで週刊少年ジャンプとは全くの別の層をターゲットにしている。終末のハーレムとか、週刊の方には載せれないけどプラスなら掲載できる。その温度差が分からないからそんな馬鹿みたいな例えが出てくるんだ。
案の定、普段からプラスを読んでた訳ではなく、ツイッターやはてなで目についたからイナゴってみたと。
「女性の裸体が軽く扱われる」ことが問題なら、まず終末のハーレムやら早乙女姉妹やらに噛みつかなきゃ順番がおかしいもんな。でも実際には問題になってないだろ。既にジャンルという括りで緩やかにゾーニングされてきたんだよ。プラスは。
乳首も出る、ラッキースケベ有り、謎のサービスシーン。そういったエロが今まで許容されてきたフィールドに、たまたま1作品を読んで次の日には去っていくお客さんに、そのフィールドの方向性を外部の規範で「矯正」する権利なぞない。
だーかーらー、「週刊少年ジャンプ」と「少年ジャンプ+」は全然ちげーっていってのるの。
「少年ジャンプ+」の方で何か炎上めいたことがあるたびに「ジャンプともあろうメディアが…」みたいことを繰り返すやつ何なの。
ジャンプ+が普段どういう作品を掲載していてどういった層をターゲットにしているのかも知らない漫画音痴は首つっこんでくるなよ。少なくとも門外漢であることの恥じらいを持て。
まあまあ際どいエログロ、ほのぼのギャグ、おもくそ少女漫画、とても誌面には載せられない低クオリティ作品が闇鍋のごとくつめこまれてるところに
>リアリティゼロなのは最初から織り込み済みであり得ない百合ファンタジーを楽しむのが前提のもの?
それなんだよ
ジャンプ+は実はエロ漫画グロ漫画百合漫画BL漫画女装子漫画など色んな漫画を取り扱っているのだが
それを知っていてなおかつファイアパンチの作者の短編であるという前提条件を知った人たちが読んで
その中でも百合がいけるオタクの間で「ゆ、百合だ~~~~!!」と話題になって
百合がいけるフォロワーに向かって「すごい(百合)漫画!読んで!」と数人が投稿して
そしたら「物凄い数のRT数だ!どうやら週刊少年ジャンプに掲載されたものらしい!これだけ話題になっているのなら万人受けするとんでもない名作に違いない!」と色々勘違いして
百合が苦手な人、
ファイアパンチを知らない人、
共感性羞恥心を強く抱きやすい人などなどあの漫画と相性が悪い人が不意打ちでうっかり読んでしまって
どこが名作なんだ!!と怒っている、そういう状況
ツイッターで見たクスッと笑える程度の面白画像や面白エピソードをRTして仲間内のフォロワーにほんのささやかな笑いをお届けしたら
話題になって爆笑ツイートなんてタイトルでtogetterやまとめサイトに取り上げられたり5chでスレ立てられたりして
そしたらコメント欄や5chに生息してる人たちが「何でこんなにRTされてるんだ!?そんなに言うほど面白くない!くだらない!」「この程度のことをわざわざツイートして見せびらかすなんて!」とまるでツイート主が自演で数万RTして自信満々に喧伝したかのような言い草でキレ始める状況にも近いのかもしれない
何で百合なのにこんなに広まったのかって言うとこれはBLを読めるオタク男性は少ないが百合を読めるオタク女性は多いからだと思う
あと百合って言っても女同士の複雑な人間関係と姉妹特有の微妙な愛憎を描いたものでレズビアンの濃厚なセックスが描かれてるわけじゃないからな
何回言わせたら分かるんだ
くらげバンチとか裏サンデーとかああいうのだって、青年向け雑誌のWeb版的な
って言ってもわかんねえんだろうなあ
そしてWeb漫画サイトなのは分かったところで勘違いしてましたごめんなさいなんて言うわけないんだろ
ジャンプの名を冠するならその自覚を持ちジャンプブランドを守って小学生の男の子が読んで楽しめるような漫画だけ載せるべきとか言いそう
ならヤンジャンとかどうなるんだ
普通にコンビニで誰でも手に取れる状態で売ってて裸だの暴力だの描かれてる漫画ばっかりだが
もしかしてヤンジャンにも「ジャンプと名がつくくせに倫理的に狂った漫画ばかり載せてる悪の雑誌」ってイメージ持ってたりするのか
あーでも金カムは女の裸じゃなくて男の裸だからセーフなのか?性的消費がなんとかって怒ってる人たちに言わせてみれば
もうわけわからん
ジャンプ掲載、って言うからぎょっとして「ワンピースが好きなちびっ子が間違って本屋さんで手に取ったらどうするの!」と思うかもしれないけどあれはジャンププラスというウェブ漫画サイトだから安心してほしい
近いのはヤングジャンプか?サブカル色だったらヤンジャンより強いんじゃないだろうか
「剥き出しの白鳥」「青のフラッグ」「ヘタリア」なんかも連載してたわけで
漫画の内容についてだけど
高橋留美子の「境界のりんね」という漫画で、ヒロインの通う学校の生徒が悪い死神にさらわれて数十人が行方不明になる、という話があった
しかしそれで警察が学校に来るとかSNSで騒ぎになるとかニュースとして取り上げられるとかいうこともなく
「なんだか行方不明の生徒がいるらしいよ」と、まるで「最近校内で風邪が流行ってるみたいだね」程度で済まされて
主人公が異空間にさらわれていた生徒たちを解放することに成功しても生徒たちはのほほんと「なんだかよく分かんないけど助かったー」程度で各々が解散して学校に戻っていく
舞台は現代の日本だがこれは漫画でありノンフィクション作品でないのであくまで漫画的世界、ファンタジー世界に過ぎないので現実の価値観をあてはめてはいけないのである
読者は「ノリ軽っ!」「ありえねーw」「それでいいのかよ!」とツッコミを入れるが
この世界の、留美子ワールドの住人は人が行方不明になっても別に大ごとにしない
この漫画は「そんなもの」「そういうもの」だと受け入れて読者はそれ以上何も感じないのだ
誰も「警察が来ないのはおかしい、警察を無能に描いている、作者は公務員に差別的な感情があるに違いない、警察が来る描写を入れるべきだった」「どうして誰もSNSで情報募集しようとしないのか?ヒロインもあまりにも危機感がない。作者が女性だからか?男任せにして思考停止する最近の若い女性を連想してイライラする」「クラスメイトが行方不明になっているのに冷たすぎる、作者の倫理観の欠如の表れだ」などと憤ることはない
「妹の姉」だって同じはずだ
ヌードデッサンが頻繁に行われる美大でもないのに女子高生の裸の巨大な絵が生徒玄関に堂々と飾られるのがまずありえない(美大でも女子高生の裸はアウトだろう)
そのモデルが現役でその学校に通う女子生徒なのに堂々と飾られているのもありえない
モデルになった本人に許可を取っていない、本人が嫌がっているというのに飾り続けているのもありえない
嫌がる女子高生の気持ちを父親や教師といった中年のおじさんたちがノンビリした感じで無視しているのもありえない
姉への憧憬が行き過ぎて想像で姉の裸を描きコンクールに応募する妹もありえない
学校や妹や親に働きかけて絵を取り下げることをやめて自分の裸の絵が飾られている学校に通い続けながら意趣返しに専念して結局自分の裸の絵をもう一枚この世に生み出すことを選ぶ姉もありえない
全部ありえない尽くしで作者は「これはありえないこと」「現実では倫理的によくないこと」とすべて分かった上で「漫画的ファンタジー世界」を描いているのだ
いやもしかしたら自分の裸の絵が飾られるなんて嫌ですという女子高生を「伝統だから」で一蹴する教師は昔はいたのかもしれないが今はいない、いるわけがない
はてなーもねらーも今はどこも高齢化が激しいと言うからとうの昔に学校から離れた人たちはピンと来ないかもしれないが
今の学校現場は昔のような絶対的な権力を持っていないし逆に生徒(とその保護者)の発言力、情報発信能力はかなり大きくなったので
挿入5秒前な姿の女子高生の裸の絵が飾られているなんて異常な状況が何日も野放しにされるわけがない
現実に起こったことのように憤っている読者、あれはフィクションでありえないことなので心配しないで欲しい
作者はありえない世界を描いている
現実ではありえないけど僕の漫画はこうです、という世界観を構築できている
作者はリアリティのレベルを低く設定しているのに「現代の日本の学校が舞台になっている」「女性が嫌がっている描写がある」というだけで日頃から被差別意識の強い高齢女性が勝手にリアリティレベルを高いものと勘違いして噴き上がってファンタジー漫画にマジレスしてるだけ
あれを読んで百合をまったく感じることなく読み終わってまずすることがドキュメンタリー漫画だと錯覚しているかのような振る舞いで倫理や法律を持ち出して女子高生をよしよしして男性を犯罪者と糾弾するって
こういう人らって漫画読んでて楽しいんだろうか?他の漫画にもそうやって「現実では~」「法律では~」と持ち出してファンタジーを楽しんでいる人に水を差しているのだろうか
人生損してるよなあ
自分のみならず人の人生にも損をさせようとしているのでああいう手合いは漫画を読まないで欲しいしドラマや映画も見ないで欲しい、これに尽きる
はてブで『1の発売時はどんな空気だったんだろう。』とあったので。ついでに2も。
以下、参考資料
初代ドラクエって発売当時どれだけ話題になったの? ぶる速-VIP
http://burusoku-vip.com/archives/1760824.html
>1は発売前こそさほど「注目されてなかったが、発売後はすぐに話題になったからな
ドラクエのことを当時のパソコンゲーマー視点で語ってみる - コバろぐ
http://www.cobalog.com/entry/dragonquest
>『ドラゴンクエスト』発売前、週刊少年ジャンプで大々的にキャンペーンを張り宣伝しまくっていたのですが、初めのうちは芳しくない売り上げでした
ドラゴンクエスト(第1作)とは (ドラゴンクエストとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
http://dic.nicovideo.jp/a/ドラゴンクエスト%28第1作%29
>当時『ジャンプ』に『ドラクエ』の情報が逐次掲載されたことで『ジャンプ』読者を中心に徐々に人気が高まり、(中略)149万本の大ヒットとなった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ドラゴンクエストII_悪霊の神々
>徐々に高まった前作の人気を受け、発売直後から方々で品切れ、最終的に大ヒットとなり
最近、週刊少年ジャンプで連載している「アクタージュ」にはまっている。
登場人物たちを掘り下げ、苦悩を描き、そこからの前進を一つ一つ綴る。
作者、編集者、そして関わっている方々に敬意を表しつつ、引き続きエールを送りたい。
例えば「アクタージュの銀河鉄道は宮沢賢治の原著を理解していない」といったコメントも見かける。
私にはこれが良くわからない。
この物語において、銀河鉄道は物語のテーマを構築するピースの一つでしかない。
だからこそ、物語中でジョバンニとカンパネルラの背景も位置づけも再定義されている。
それは宮沢賢治の銀河鉄道とは少し違うのかもしれない。脚本とは元々そういうもののはずだ。テーマに合わせ、物語の表現も重心も変わる。
( 2019年冬アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その1 からの続き )
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鬼ごっこ。Clover works(旧A-1 Picturesのスタジオ)によるサスペンス作品。原作は週刊少年ジャンプ連載の漫画。神戸守とA-1によるノイタミナ枠といえば「すべてがFになる」だけど、本作もほぼ同じスタッフ(まだ観てない)。
日常→非日常までの流れがすごい綺麗。1話はちゃんと2回観てね。無邪気な子どもたちの会話シーンに流れる、流麗だけど緊張感のある音楽(音楽:小畑貴裕)と、音楽のないシーンを織り交ぜて不穏な感じを徐々に演出していく。
そして例のシーンにおける容赦のない作画。特にCloverWorks作品は表情のアニメーション作画が強烈(スロスタ、ダリフラ、青ブタとか)で、本作も非常にエモい。特に人外の表情もいけるクチだったのね。その後の、諸星すみれの絶叫がこわかった。そのあと力強くて優しい曲が流れる演出好き。
作画で言うと、細かい仕草の作画が丁寧。5~12才の子どもたちが甘える仕草。甘えん坊~自立した子まで丁寧に書き分けてる。あとメイン2人の恐怖を、全身使って描くシーン。
そして2話以降、遠くの物陰から二人をこっそり覗き見ているようなカットが急に増える。これが非常に強烈な緊張感を醸し出しててキツイ。
そういえば、カメラをフィックスしたカット演出って神戸守監督結構好きなんだっけ。神戸守が絵コンテを担当した「宇宙よりも遠い場所」の7話、8話でもちょくちょく使ってて好きな演出。
よりもい8話で「ついに流氷を見た4人が順番に短いセリフを言っていく際、喋るキャラに一人ずつピントを合わせる」という超エモい演出があったけど、ああいう被写界深度を駆使した演出が本作でも見られるのが嬉しい。
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半世紀前に連載された手塚治虫のマンガを再アニメ化。制作はMAPPAと手塚プロ。ゲゲゲの鬼太郎よりもグロくてシリアスな時代劇。犬夜叉からギャグを引いた感じ。割と長編の作品ゆえ、シナリオはある程度改変しているみたい。魔物の数が48から12体に減ってる所とか。1話につき1妖怪なのかな。
時代劇専門チャンネルで放送されている本作は全体的な作りも時代劇っぽい。キャラ原案が浅田弘幸(最近だと「あかねさす少女」のキャラ原案)で、あの濃いキャラデザが時代劇っぽさによく合っている。手塚治虫っぽさは感じにくいんだけど、OPのどろろの顔とか急に手塚治虫っぽくなる感じは狙ってやってるよね。OPED両方凄く良いのでぜひ観てね。特にワンマン作画のED。浅田弘幸の挿絵すっげえ綺麗。
あと背景が良い。「かぐや姫の物語」ほどではないけど、おとぎ話の世界にいるような雰囲気がある。世界観的にも「蟲師」に似てる(2話の「妖怪よりも人間のほうが…」っていう古典的モチーフとか蟲師っぽい)。どろろの背景を担当したスタジオPabloの、筆っぽさが残ってる背景いいよね。最近だと「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」とか。
池頼広による劇伴は和楽器を使った曲がメインだけど、それでいてすごくJazzyでおしゃれだったり、重厚な戦闘BGMだったり。同氏が劇伴を担当してるTVドラマ「相棒」シリーズっぽさを感じる。
国家間戦争を描くタツノコプロのロボアニメ。スタジオ設立55周年記念となるオリジナル作品。
キービジュアルとかキャラデザ的が可愛いのと裏腹に、タツノコらしい硬派なシナリオ。ガンダム作品くらいキッツい話なので注意。
王国のお飾り首長こと主人公が自国の将来をどうするのかっていう視点とは別に、自国の兵士視点、敵国の兵士視点でそれぞれ戦争を描いていく。群像劇→戦闘→群像劇→…。3話では王国の戦争孤児と帝国軍の兵士が仲良くしてたり。戦争モノの作品は個人的に兵士たちの何気ない会話が好きで、本作で言えば主人公は側近と、王国軍の兵士は戦闘前にワイワイと、帝国軍の兵士は偵察で王国内をウィンドウショッピングしてるシーン。ああいうシーンが、彼らに感情移入するキッカケになるよね。特に本作の登場人物はみんな割といい人として描かれてるのが印象的。「こんな戦争、いつまで続くんだかなぁ…」とは帝国軍兵士のセリフ。
その戦争は基本的に人型巨大機動兵器を使う。基本的に3DCGで描かれるんだけど、デザインや挙動、戦い方がすごい。1話ではVR模擬戦、2話では中隊~大隊による大規模戦闘。量産機による小隊を最小単位とする戦闘がメインで描かれてる。1話の模擬戦では5vs5で、近距離:中距離:遠距離=1:3:1。武装も近接用の打撃武器、サブマシンガン、ライフル等バリエーションがあって、威力もそれぞれ描き分けてる。機体はホバリングで高速移動が可能なんだけど、姿勢制御用の羽根みたいなスラスターが機体の前後に展開されてて、停止する時ちゃんと慣性制御してる。すごい格好良かったのが狙撃機で、移動時は狙撃銃を縦に持ってたり、攻撃時頭部が変形したり、放った弾丸が緩やかな放物線を描いて着弾したり。めっちゃかっこいい。かといって狙撃機=強いでもなく、それぞれのバランスを考えた戦闘演出になってる。2話以降もエース機による無双(なんだ!あの機体の動きは!?)ではなく戦術的な展開にフォーカスしてる(敵も戦術を練ってくる)のが面白い。あれだけの機体数を画面内で動かしまくるシーンは壮観。
OPを観ての通り、「王女の笑顔」と「一兵卒の笑顔」という対比構造が物語の中心に据えられている。王女の笑顔…周りの人間が、彼女の笑顔を守ろうと尽力している。そういった努力の象徴。お花みたい。そういえばニコニコの生放送特番で「タイトルが敢えてカタカナになっているのは意味がある」的な発言してたけど、花の名前だったりして。対して一兵卒ちゃんの笑顔...何もかも失った彼女の、悲しみや虚無感の象徴。持つ者と持たざる者。支配階級と労働階級的な?
「フルーツバスケット」でおなじみ大地丙太郎監督によるタイムスリップラブコメ。原作はブロッコリーの恋愛ADV。タイムスリップ先は明治時代の日本で、攻略対象は歴史の偉人(イケメン)。森鴎外や泉鏡花等文化人が多い。
転移タイプの導入が流行っているのだろうか。去年の作品だと夢100は夢の中の世界に飛ばされた主人公が世界を救う旅に出る話で、BAKUMATSUは(主人公が不在だったけど)別の世界線に存在する日本を救う話。で、これはもうちょっと規模の小さいお話。今期で言えば「不機嫌なモノノケ庵」みたいな感じ。モノノケが見える能力を活かして、身の回りに起こる出来事を解決しながらみんなと仲良くなっていく。
お正月にフルバ一気見してたんだけど、大地丙太郎監督のアニメはほんとテンポ感が気持ちいい。基本的にラブコメなんだけど、話の縦軸は多少シリアス。でも「あ、結構シリアスになりそう」っていう絶妙なタイミングでガスを抜くっていうか、緊張と緩和の波が穏やかになっていて、最後までほっこりした雰囲気で終わる作品になっている。そういえば今年放送されるフルバのリメイクも、本作と同じトムス・エンタテインメント制作なのね。
背景も含めて、全体的にコスト抑えめな作品。この時代を描いた作品は去年いくつかあったけど、背景の緻密さでいうと これ(明治)<ニル・アドミラリの天秤(大正)<天狼(大正?)という感じ。また、多用されるデフォルメ顔は引きの画になった際キャラの顔が崩れるのを防ぐため積極的に使ってるのかもしれないけど、文脈が破綻しないくらい表情が豊かでかわいい。
現代→明治のタイムスリップなので文化の違いに主人公が驚くシーンがちょくちょくあるんだけど、一瞬で順応する適応力の高さ。そんな物怖じしない主人公が周りをを引っ張って行く感じが好きだし、なんやかんや付いていく菱田くんや、付かず離れず二人を見守る森さんも好き。
現代版「徒然草」。東京都練馬区の江古田駅ら辺に住んでいるフリーターの女性視点で描くルポルタージュ。
1話ごとに監督、キャラクターデザイン、声優、アニメスタジオなどすべてが変わるオムニバス形式のショートアニメ。構想12年らしい。d'アニメストアでは、各話を担当した監督x江古田ちゃん役の声優による対談を加えたロングバージョンが配信されている。1話は大地丙太郎監督。江古田ちゃんが送る日々から切り取られたワンシーンがテンポよく描かれていく様はまさに「つれづれなるまゝに、日ぐらし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ」みたいな感じ。いやぁ、あるあるだわー。そしてきっつい。なお1話の対談で大地監督が言ってたけど、「ショートアニメ、しかも1話だけで表現できることなんかねえよ!」とのこと。今の所2話の人間味溢れる江古田ちゃんがめっちゃ好き。2話…監督:杉井ギサブロー 江古田ちゃん:朴璐美 脚本:岡田麿里。既に各回の監督やキャストは発表されているので、興味がある人はチェックしておこう。一番楽しみなのは高橋丈夫x小清水亜美の回。
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たつき監督率いるirodoriの新作。ニコニコ動画等で配信されている自主制作アニメのリメイク。けもフレみのある低コスト志向な作品。けもフレ同様ポストアポカリプスな世界感なので、少女終末旅行みたいな灰色の廃墟が背景として登場する(軍艦島っぽい)。好き。
エンドロールがたつきから始まりたつきで終わるあたり、「たつきの、たつきによる~」って感じが伝わってくる。
まず説明的なセリフを極限まで削って伏線を散りばめるシナリオうまい。良く分からないようで要所はちゃんと理解できるし、後のシーンを理解するのに必要な因子を事前に描いておく手法も、絵の中に必要以上な情報が含まれていないからこそって感じがある。
また島を離れる準備をするシーンを見ると、一連の動作を短いカットに分け、的確につなげて描く演出になっていて、けもフレでいえばジャングル回で橋を作るシーンみたいなテンポ感のある、分かりやすくて間延びしない絵になってる。結果として「はじめこそよくわかんないけど、すんなり観ていられる上に話の輪郭が分かりやすい」という印象に。
手さぐれ!でも思ってたけど、キャラの芝居が細かくてかわいい。1話2:00頃「階段登ってて振り返るリナコの仕草」とか、2話14:30頃「リンの帰還をリツが耳で察知する仕草」とか。
作品の世界観こそシリアスだけど、割とゆるいパートから戦闘パートまで振れ幅が大きい。そしてそれらを彩る音楽がかなり良くて、特にシリアスパートの曲がエモい(音楽:高橋哲也)。
アメリカの刑事ドラマ。スタジオぴえろ制作のオリジナルアニメ。アメリカの警察組織と凶悪犯罪者の戦いを描くサスペンス?ミステリー?ハードなストーリー。
制作こそ日本だけど展開やセリフ回し、登場人物等アメリカの刑事ドラマっぽい。作品の雰囲気を印象づける背景も、遠景に映る建物デザインや道幅、街路樹の種類や植えられている間隔等すべてが新鮮に感じる(聖地巡礼という文化は海外にもあるんだろうか)。葬式の後3人で歩くシーンなんか、街路樹の枝の描き方がヤバイ。あんなに主張の強い街路樹あんまり見ないよね。色味もキャラのデザインに対して全体的に淡いし(各キャラのビビットな差し色がめっちゃ目立つ)。
キャラクターのお芝居も全然違くて、例えば泣きの演技も「伏し目→手で顔を隠す→天を仰ぐ→涙をこぼす」みたいな、日本のアニメでは中々見ないような「あ、ここ海外ドラマでやったやつだ!」という印象が強かった。
そしてかなりアクションシーンがかっこいい。刑事ドラマのアクションということで、1話は激しいカーチェイス。激しい動きなのにまさかの手描き。手描きの車によるアクションシーンを観たのは「ルパン三世 Part5」以来かも。アニメ映えするアクションというより、「カーアクション映画らしさ」にこだわったアクションになっていたのが印象的。カメラの使い方とかカットの割り方とか、ぶつかってスピンする車の動きとか。先のアニメ「SSSS.GRIDMAN」が「特撮らしさ」を追求したアクションだったように、本作もそういう趣向を強く感じた。
https://togetter.com/li/1309478
Twitter上で見ると
「やっぱりプロはすごい、そこらでFav稼ぎしてるアマチュアとはレベルが違うね」
なぜなのか。
阪神大震災で毎年思い出すのがジャンプ・スーパー・アニメツアーだ。
当時週刊少年ジャンプが行っていたジャンプ・スーパー・アニメツアー
関西地区では神戸が会場で行うことになっていた。もちろん僕も応募したが落選してしまった。
しかし震災があったために一旦取りやめ、翌年に再応募で大阪で行うことになった。
今だったらクレームものであろう、抽選リセットで再び応募した僕はめでたく当選した。
生で鈴木結女さんのそれでも明日はやってくるという曲を聴いたのだが素晴らしすぎて感動したのを覚えている。
それ以来1.17が来るたびにこの曲を聴いては毎年、頑張ろうと気合を入れ直している。