はてなキーワード: ルーチンワークとは
かつては偉かったようだが、晩年は後輩をパワハラ三昧で休職に追い込むとか、
理不尽な要求をしてくるとか、別部署とはいえ立場的に上位の私にも文句を
延々と垂れる、そのくせ自分のやる業務を全うしない、いわゆるクズ。
そのじいさんのポジションを計画的に外堀を埋めながら剥がしてやった。
今やノーミッション。ルーチンワークをひたすらやらせようと思ってる。
他者との会話も許可しないし、与えたワークを納期までに完了できないなら、
容赦なく追い込むつもりだ。私の上司は「何もそこまで」と言ってくるが、
「後輩を何人も壊した戦犯を許容するのか。ケツを拭いてきたのは私だ。」と
述べたら何も言わなくなった。
重箱のスミを突きまくって、納品させて、目の前でゴミ箱に捨てよう。
じゃないと、今でも復職できてない後輩がかわいそうだ。
既婚、30代子無し。共働き、の男。
結婚して8年。子供はこっちの不妊でいない。収入は平均やや上ぐらい。ただ仕事柄変動が大きい。妻は公務員だから安定収入。そんなに高くはない。激務。帰らないこともしばしば。
家事は折半の約束だが、妻の仕事の都合でこちらがやることが多い。最近、料理は殆ど自分担当。週3でお弁当も作る。
家事の中では料理が一番楽しい。結婚するまで実家暮らしで、料理も殆どしたことがなかったが、始めてからは結構ハマっている。買い物して、献立を考えて、作って、残りは弁当に……という、細々としたルーチンワークが自分には合っていたようだ。作っても妻の帰りが遅いので一緒に食べれることは少ない。出来立てにラップして、それでも帰ってこないから冷蔵庫に、というのは結構悲しくなる。
でも、徹夜続きでぐったり疲れて帰ってきた妻が、死んだ目で興味なさげにご飯を食べる…と、口に入れた瞬間、ちょっと顔がほころぶのがいい。報われる。一瞬生き返って、すぐまた死んだ目に戻って、ボソボソ声で感想をくれるのもいい。
妻は定番料理よりもアレンジ料理を好む。暇なときは、雑誌やネットを見て何を作るか思いを巡らせる。レシピサイトよりも主婦の個人ブログが好きだ。気に入ったブログが3つ4つあって、長いものはもう7年近く読者である。子供の話や旦那の話を少し交えたレシピの紹介は、ひとの家の台所を垣間見ているようで楽しい。自分と同じように家族を支え、家事をしている人々がいると思うと励まされる。
最近、自分が彼女らに憧れていることに気づいた。もし自分も専業主婦だったら、と考えることが多い。井戸端会議で、美味しいレシピやお得な商品、生活の知恵などを共有してみたい。旦那の愚痴も、お弁当の話も、子供の好き嫌いの話もしてみたい。家族の生活の全てをサポートできる職があって、それに従事している人がいるのが羨ましい。専業主婦というものに憧れている。
ただ、専業主夫には全く憧れていない。共働きもまだ主流じゃない頃に育ったので、今の時代は違うとわかっていても、男は働くものと強く思っている。テレビで紹介されたりする専業主夫もなよなよしたイケハヤみたいなのが多くて好きじゃない。保守的なので、男なのに専業主夫という逸脱した行動をとる奴に憧れることが出来ない。やはりなりたいのは専業主婦だ。女性として家族を支えたい。
妻は男職場で男に負けじと働く強い人だ。物理的にも武道の有段者で強い。妻を支える専業主夫というのもなくはないのかもしれない(しかしやはり憧れない)。だが、妻の価値観は、「女が外で働いてもいい、男が家庭を支えてもいい」という男女逆転のジェンダーフリー起点のものではなく、「男女ともに手に職をつけるべきだ」というところから始まっている。女も働くべきだし、男も当然働くべきだというふうに。だから専業主夫の旦那というのは論外だろう。
やはり男に生まれた以上はきちんと働きたい。が、女に生まれて家庭を支えてみたかった。妻が男で、自分が女だったらなあと思う。
みんな色んなことを言う。あんなに売れてるのに、あんなに人気なのに、あんなにイケメンなのに、あんなに笑顔だったのに。
価値観を鏡のように映している。
売れているのに、という人は、社会的地位が安定して高収入なら人生安泰…と思っているのだろう。
イケメンなのに、は容姿が優れていれば、自己評価も高く異性にもモテて幸せな人生のはず…と思っていて、
先輩や仲間がたくさんいたのに、は信頼できる人に囲まれていれば辛いことがあっても乗り越えられると思っている。多分。
仕事の難易度はそれなりで、残業は少し、ちょっとならサボれたし、怖い上司もいない。
大好きな趣味もいくつかあって、友達と遊ぶ予定もあって、職場でもらったお菓子は美味しいし、今日の晩御飯なにしよっかなーと思いながら仕事終わった1830ぐらいにスーパーうろうろして、
死にたかった。
正確には死につきまとわれていた。
数年前の話。
でも原因となる出来事は何もなかった。(正確には「あった」のだが、これは後述)
将来の心配は多少あったけど、仕事があって友達がいて健康だからそこまで気にしてなかった。
職場の人は、ちょっと感じ悪い人もいるけど別に怒られたりいじめられたりしてない。みんな落ち着いてて、コミュニケーションもちゃんと取っている。
趣味の予定もたくさんあった。(オタクなので、イベントやライブなど…)
生理前にイライラすることが多かったのでたぶんPMSだろうと思って、サプリを飲んだり漢方を試したりした。
不安な気持ちをモノに例えると…、もやもやした雲のような形で、わたしのまわりを漂っていた。
(振り払う方法 好きな音楽を聴いて気分転換、美味しいものを食べる、友達とおしゃべりなど)
たまに濃くなったり重たくなったりするとなかなか動かせない。
(なんとかする方法 ひらすら寝る、長風呂、号泣、怒る、どか食い)
最初は小さくて薄い雲で、大きくなったり小さくなったり、でもうまくコントロールできてると思ってたのに、
だんだん大きくて重い雲の状態が長くなってきて、目の前をふさいだり肩にまとわりついたり、寝てるときに胸の上から押しつぶすように乗っかったりするようになった。
不安の雲に邪魔されることが多くなってきて日常生活に支障が出てきた。
ごはん食べてるときに急に目の前にやってきて、突然不安になる。食事してるだけなのに。
仕事で打ち合わせしてるときにやってきて、なんともないルーチンワークでも不安から焦りが生まれ失敗する。
そんなのが2年くらい続いてた。
だんだん疲れてきた。
ある日(確か金曜だった)仕事から帰ってきて、ごはん食べてお風呂済ませて、明日は休みだから…ってツイッターしながらダラダラしてたら、また大きくて重い不安の雲がやってきて、体を包み込んだ。
耐えかねて、もういい加減にしろよ!なんなんだよお前は!!と叫んだ…と思う。
原因なんてなにもないのに、なんでこんな目に合わなきゃならない。
(引きちぎるのは例えで、不安の正体を考えて、こんがらがった自分の感情をひもといて、自分の感情を認知しようとした。)
雲のまわりのワタを取ったら中に黒いものが入ってた。
これなんだろうと思って覗いてみたら、「死にたい」って書いてあった。
びっくりした。
こわい。死にたくないのに「死にたい」って思ってるの?こわい。
なんで。こっち来ないで。わたしやることいっぱいあるし、やりたいこともいっぱいある。明日休みなのに。なんで。
狂いそうだった。
確かツイッターで「早く人間になりたい」ってつぶやいて、すぐに消した。
不安の雲は私の「死にたい」を隠していたらしく、私はそれを自分で引きちぎって取ってしまった。
次の日からは不安の正体=「死にたい」がそのまま私のまわりをうろつくようになった。
買い物してるとき。
あ、これか、この瞬間か。と思った。
この瞬間に引っ張られちゃうんだ、そうか、みんな大変だ…
できるだけひっそり生きようと思ったけど、日常生活のなかで「死にたい」が叶う瞬間はいっぱいあって、避けて生きるのも限界だと思った。
このままだと私は「死にたい」に殺される。
ゴミ箱に捨てても、山に埋めても、海に流しても
友達とご飯行っても、ライブで感動しても、美味しいもの食べても。これでもう大丈夫!と思ってもしばらくしたら目の前に居る。
こわくてこわくて、半泣きで生活してた。
殺されないために何とかしないといけない。
自分の「死にたい」には一定の周期があって、生理周期と連動している部分があった。
月経がはじまると肉体の猛烈なだるさと痛みが勝り、死にたいが一時的に消える。
(でも肉体の辛さが精神の辛さを上回ってかき消されているだけなので快適ではない…)
この状態から、PMSの悪化版PMDDではないか?と目星をつけた。
うつ病にしては食欲がありすぎるし周期があるし、なにより月経中のだるさと痛みがすごいから、月経不調に詳しい婦人科に行くことにした。
病院選びは今後の人生を決める、慎重に選んだが合わない病院なら即やめて次に行くと考えた。
初診なので電話予約し現状を説明するのだが、絶不調メンタルのしどろもどろの説明でも診察項目に月経不調を掲げているだけあって理解してもらえた。
人気病院だから予約が詰まっていた。直近だと空きがないかも…という状態だったが、
受付の方が「でも辛いでしょう、はやく診てもらいたいよね?時間が調整できないか調べますね」と言ってくれた。
最終的に、ちょっと中途半端な時間だけど…と言って予約を入れてもらえた。
「いま辛いよね」と言ってもらえたのが衝撃的で、電話が終わってから泣いた。会社の休憩室で。(誰もいなくて良かった)この悩みは誰にも話していなかった。
病院では、PMSとPMDDと子宮内膜症について色々説明をうけた。(ただ全部ネットで調べまくった情報と同じで復習の感じだった)
どうしても漢方がいいなら出せるけど、僕はあんまり漢方詳しくないから他院を紹介するね。詳しい先生のほうがいいからね。SSRIは抗うつの薬だけど親御さんが服薬を嫌がることが多いね。あなたお一人で暮らしてるの?それならまあいいね。でもあなたは月経痛も酷いと言うことだから、まずはピルを飲んで頂くのがいいと思います。
ピルも色々種類があるんだけど、うちで取り扱うのはこれ、この表にあるやつ。このなかで一番軽いやつをまず一ヶ月試して、一ヶ月後にまた来て頂くということで。でもこの薬は副作用とか、合わない人もいらっしゃるから。あとでしっかり説明しますから。
あとこの薬はね、これを飲んですぐ健康になるとか、元気なるとか、そういうものじゃないからね。
結果はすぐ出るものじゃないし、様子見て、合わなかったら他のお薬に変えます。
月経困難症の治療薬として低用量ピルを処方され飲むことになった。
先生の説明は今思うと当然だけど、当時はすぐ元気になりたかったから、ちょっと残念だった。
ドラゴンボールの仙豆みたいな薬が欲しかったなあ、ひとくち食べたら疲れも痛みも不安も全部ふっとんで元気になって…
真面目なクリエイターがおくすりやっちゃうのってこういう状況なんだろうか、ちょっとかわいそうだと思った。
その日がちょうど生理が終わったくらいの日で、薬が飲める日までだいたい2~3週間ぐらい。
まだ飲めないのか、早く飲みたい、もう10錠ぐらい一気に飲みたい、でもこれは一日1錠、早く飲みたい…
いや、これを飲めばなんとかなるかもしれない薬をわたしは持っているんだ、前のわたしとか違うんだ…そう思い込んでなんとか乗り切った。
飲み始めて一か月はほとんど変わらなかった。
二か月~三か月くらいでちょっと安定してきた。
半年ぐらいでだいぶ良くなって、一年くらいたつと不安が生まれることがほぼなくなった。
普通に生きられるようになった。突然涙が出ることもなくなって、ライブ中に感受性が突然「無」になることもなくなって、「死にたい」もなくなって、目の前にあることを普通にとらえることができるようになった。
たぶん。
自死を選ぶ直前の人を保護して病院に連れて行ったら、いますぐ治療を開始しましょう!
ってなると思う。だいたいは。
それで治療してお薬飲んで病気が良くなったら、100%元通りまでいかなくても自死は選ばないと思う。
病気じゃなかったらそんなことは選ばない、だから本人の考えや意思じゃない。
ひとりぼっちじゃなかったし、いじめられてなかったし、楽しいこといっぱいあったし、仕事は安定してたし、ちゃんとした収入もあった。
それを伝えたくて書きました。
あなたのせいじゃないです。
学歴もなければ子持ちなので500万円も稼げれば十分だし、そこを目標に頑張ってきた。
キャリアプランはしっかり立てて、目標に向かって着実に頑張ってきたと思う。
有難いことに就職してすぐは300万円無いぐらいの年収だったのに、転職して600万円になった。
会社のレベルも小さな会社から、大企業と呼ばれるところにいる。結構奇跡かもしれない。
目標を達成したあたりから燃え尽き症候群なのか、何を目標に頑張ればいいのか分からなくなった。今で十分なんだけど、それが面白くない。
年収700万円とか欲しいかと考えてみると、責任が伴うのであれば遠慮したい。
仕事は好きなほうだと思うけど、あくまで仕事は仕事。別に自己実現みたいなものは求めてないし、しんどくなければ何でもいい。
家族や子供のためにというのも少し違う。私は私のために働いている。
やりたいことはもうない。ルーチンワークはつまらないのに、新しくやりたいことも、働いてみたい所もない。
隣の芝生は青く見える症候群なので、また転職したいんだけど、きっと今と変わらないんだろうな。
少し時間に余裕の出来た今、やりたいことがないのが辛い。
復職後は職場も変わって仕事できてたけど、やっぱり仕事が増えてストレスが増すとしんどくなる。
(仕事増えてしんどくなるのは別に鬱じゃない人もそうだろうけど。)
俺は仕事増えれば増えるほど残業がそのまま長くなるんだけど、だんだん残業が自傷行為になってるって気づいた。
残業するともちろん仕事終わるからそれはそれでいいんだけど、残業って本当はやりたくないことのはずなんだよ。
でもさ、夜遅くまで残業してると、哀れな自分ってキャラクターが浮かんできてみんなが哀れんでくれる気になってくるんだよ。次の日にちゃんと成果出したら上司や同僚がこいつどんな仕事もこなせるじゃんって認めてくれる気がするんだよ
それがすごい気持ち良い。みんなが本当にそう思ってるわけないのに。
残業するとみんなが頑張ってる俺を哀れんで認めてくれるような気がして仕事してるんだよな。
でもそんなことなくて、そういう風に自分を納得させてるんだよな。そんで、また働くとよりしんどくなって、さらにそんな妄想をしだす。。
なんかさ、やっぱり働きすぎると良くないよな。そんなバカみたいな考えになるんだよな。
わかってるんだけど、抜け出せない。
こないだ、てか先週金曜会社早退したのね。なんかもう働けなくなって。早退するときに体調悪いって言ったら、コロナ?とか言われたから、ちがうんです、精神的に辛くてって素直に言ったのね。
え!?とか驚かれたけどそのまま帰ったのよ。
だから、たぶん明日何か言われるんだろうけどさ、なんか怖いよな。何言われるんだろう。
急にメンタルおかしくなって急に帰る社員とか、仕事任せられないし、干されるんだろうか。
鬱で休職した時点でもう駄目だったんだろうけど、なんか決定的な気がする。
でもそれは逆に会社にしがみつくタイプの窓際族になれるから、いいのかも。ルーチンワークでエクセル叩く人生もありかもしれない。
職場の管理職に実務上の改善点を提案しても、「昔からのルールだから」や「変えるのが大変だから」と言って何も変えようとしない。そして、部下に対する指示は不明瞭で、「アレ持ってきて」や「この前話したアレどうなった」などと言い、アレが何のことかを指示を受ける側が推測してやらなければならない。そんな感じだから指示が朝令暮改となり実務が滞ってばかりだ。最新の設備やルールを覚えるのは遅いし、知力・体力は年々衰えていく一方だ。
それに対して新人・若手は優秀だ。新人に職場のルール教えると素直に従ってくれるし、実務に関する知識や技能をめきめきと身につけていく。その上で、実務上の改善点を指摘するようになっていく(管理職は改善しないのだが)。新人と言われなくなるほど経験を積むと、不満を口にすることはなくなるが、自ら実務やルールを改善できる立場になろうという野望を抱くようになっていく。
だが、中高年は決して良いとこ無しというわけではない。私の職場において、定年退職者は管理職の任が解かれるだけで、再雇用として働くことが多い。大抵は新人・若手に実務を指導しながら一緒に働くこととなるが、経験豊富なだけあってすぐに実務に適用して働くことができる。また、管理職の肩書が無いので、新人・若手側も気張らずに友好的に接することができる。定年退職者は管理職に対しても良き相談相手となることが多い。
こうした私の職場の実状を踏まえると、新人・若手が管理職になり、中高年が実務を担当するべきだと思う。私は同じ工場でずっと働いているだけなので詳しくはわからないが、工事現場などではそのようなことが多いと聞く。新人社員が現場監督として、中高年のベテラン職人に指示を出すことはよくあることだ。現場監督は新人でもできるが、職人として実務に携わるには長い年月をかけて技能を身につけなければならない。工事現場などの建設業以外でも、製造業や一次産業やその他のデスクワークや営業においても、同様のことができるのではなかろうか。
私が若いころは、出世して管理職になり職場を改善しようという野心を持っていた。しかし、下っ端作業員として実務に携わっているうちに腑抜けてしまい、年月とともに保守的な思想を持つようになってきた。来週も来月も来年も定時で仕事を切り上げるルーチンワークを続けようと考えている最中に、管理職にならないかと上司から打診された。私よりも若手のほうが管理職に向いていると伝えたが、当の管理職には全く通じなかったのが残念だ。
スマホ見てスイッター、インスタ、スマニュ、(た、たまに)はてブ見るけどさ、
結局どれ見れも「いや●●だろ~」「あーあの人●●なんだぁ~」的なくらいしかなくない?
なんかまぁ面白いんだけどなんか刺激なくない?
それでも発信してる人って凄いよね。インスタ・ライン・ツイッター大体セットじゃん?
俺も駆け出し経営者だけどアカウント持ってても正直つぶやいたりできないよ。
やれつぶやいたら自慢と思われるだろとか、企業としてはお堅い事しか言えないとか面白くないし
誰も見ないでしょそんなのってゆ~先入観あるし。自分でも経営者言う必要なくね?とか思うし。
俺には無理だな~とか思うけど、振り返ってみればmixiの赤いメッセージとかfacebookの
赤いアイコンでメッセージきたりしたの嬉しかったな~とか思い出してやろうかなぁーと思うわけよ。
(mixiの赤いメッセージというだけでもうオッサン確定だよなぁ~)
でも今この文章書いててもすんごぉ~く悩むわけよ。そら会社で仕事してたり帰ってからPC業務してるより
よっぽど創造的でルーチンワークでもない、でも新鮮な気持ちになる。そらコメントもつかないだろうと承知している。
でもでも書くことによって凄い自分が考えてた事がオープンになるって不思議な感覚。
共有してもらいたい訳でもないけど(否定は嫌だけど)自分の気持ちを吐き出すって良いですよと酔いの勢いで書いた。
所要時間:30分
noteからの転載です。こっちの記事だと、全部転載したはずが途中で切れていて読めませんが、noteには全文あります。私のバックグラウンド、職務経歴書と履歴書もnote別記事にあります。
要旨:双極性障害には受託分析という仕事は向いているのではないか説の表明と意見の募集
時間の無い人向けのまとめ
◆受託分析とは、お客さんから預かったモノを、装置を使って分析し、その分析データをお客さんに出してお金を貰うシゴト。知識が無くても高卒以上なら入社は可能。
◆装置の操作は慣れれば簡単。詳しい写真つきの操作マニュアルがあるので、機械が苦手な人でも、それを見ながらやれば必ずできるような仕組みになっている。
◆人と対面で話す必要が薄い。自分1人で業務をほぼ完結できるという特徴がある。鬱症状や対人恐怖、加害恐怖があっても仕事がしやすい。勤務場所が一つの部屋ではなく、休憩やトイレが自由に取れるので過敏性胃腸症候群でも働きやすい。
◆お給料は高くはないが、そこまで悪くもない”傾向”にある。
目次
3. 双極性障害の特徴
以下本文
みなさんが日常的に使っているPCやスマホを構成するプラスチックなどの工業材料は、一つの化合物からできているのではなく、設計上必要のない副生成物や不純物を含んでいます。また同じ材料でも、つくる会社が違ったり、つくるタイミングが違うと品質にバラつきが出てきます。また化学物質は製造工程において揮発したり、予定以上に化学反応が進んでしまうことも多くあります。
こうした工業材料の品質や特性を安定して管理するためには、材料の成分や不純物の化学構造、成分ごとの比率を知っておかなければなりません。それを調べる仕事がここでいう「分析」です。
ほぼ完全にB to B※1のシゴトなため、聞いたことがない人も多い仕事かもしれません。ですが、モノを作る、モノの作り方を新しく開発するには必要不可欠な仕事なため、業界規模は小さくはありません※2。
プラスチック、飲食料品、お酒、医薬品、服飾、あらゆる製造企業は、本業のモノを作る業務以外にもこの分析という仕事をしています。実際に分析をする人たちは自社の品質管理部門に属しているところも多いです。
分析といっても使う装置は多種多様で、装置ごとに得られる情報が異なります。それら全てを自社で揃えようとすると、装置を買うのにも性能維持するにもお金がすごくたくさん必要になってしまいます。
そこで、それらの会社は全ての分析を自社でおこなうのではなく、分析作業の一部あるいは全部を他の会社に外注しています。その注文をもらって分析を専門的に行う会社を、受託分析所といいます。私が働いているのはその受託分析所になります。
(1) お客さんから、「コレをこういうふうに分析して」といった注文が分析所に届きます。
(2) 会社の上司から「コレやっといて」と分析するもの=サンプルと、分析の内容が書いてある書類をもらいます。
(3) 決められた装置を使い、決められた分析方法でサンプルを分析します。
(4) 装置から出てきたデータを、報告書というレポートにまとめます。
(5) 報告書をお客さんに提出します。その対価としてお金をもらえます。
以上です。シンプルではないですか?未経験の人にとっては(3)の分析作業が、具体的にイメージしづらいかと思います。でもそこはマニュアル通りにやればいいので簡単です。装置を作っているメーカが作ったマニュアルも必ずありますし、だいたいの受託分析所には、そのマニュアルをさらにかみ砕いて分かりやすくした自作の作業手順書があります。それを読みながらマニュアル通りにポチポチとボタンを押せばいいだけなので、日本語が読める人なら誰でもできます。※3
3. 双極性障害の特徴
これについては私が説明するより皆さんのほうがよくご存知かもしれません。足りたい部分の知識はグーグル先生に聞いていただくとして、双極性障害の特徴として以下の要素などがあるのかなと思います。
(1) 躁期はおしゃべりだけど、鬱期は人と喋りたくなくなる。もしくは喋ることができない。
(2) 鬱期は物事を深く考えることができない
(1) 躁期はおしゃべりだけど、鬱期は人と喋りたくなくなる。もしくは喋ることができない。
⇒
分析部隊の人数は会社によりピンキリですが、一般的には分析部門全体で50~100名、実際に同じ建屋で働く人数は10~40人くらいのところが多いです。※4喋りたいときは、分析所の同僚たちと雑談しても良いし、他にもお客さんに分析結果を連絡するとき、報告書以外に電話でも丁寧に説明したりですとか、喋る機会はいくらでも作れます。
問題は喋りたくないときですが、この仕事は喋らなくても完結できます。基本的には機械を相手にする仕事なのです。お客さんからのサンプルと分析依頼書(どう分析すれば良いかが書いてある書類)が決められた場所に置いてあるので、それを測定室=分析装置のある部屋に自分で持っていって、分析して、結果をメールで送って、そして報告書を書いて、報告書と余ったサンプルを所定の場所に置いておく。この一連の作業中は一言も喋る必要がありません。私は鬱の時期には、朝に会社に行って夜に自宅に帰るまで、誰とも本当に一言も話さないで帰ることも多いです。出勤時に社内の廊下で人とすれ違った時には挨拶くらいはしますが。
お客さんとのやり取りも、基本はメールで済ませられます。お客さんから電話がかかってくる時もありますが、新人のうちは自分に名指しで電話がくることはほとんどありません。あるとしたらマンションや不動産なんかの迷惑営業電話くらいなのでシカトしましょう。
会社で出世しようとか、上司から評価されようとするなら、上司や同僚との積極的なコミュニケーションはもちろん必須です。そうではなく惰性で仕事をするだけなら、他人と関わらずに装置とパソコンをいじっているだけで仕事がほぼ完結します。
雰囲気が似たものだと、プログラマとかIT関係があるのかなと思うのですが、分析業務のいいところは、作業場所が一つではないのです。分析所でも事務専任の人だと、事務室にその人が20分以上いない⇒その人はトイレか休憩室でさぼっているのかな、と周りの同僚に思われてしまいます。
ですが分析を担当していると、事務仕事を事務室でして、分析は装置がある部屋に行って、という風に作業する場所が複数あるのが普通です。つまりは、自分の担当している仕事の納期さえ守っていれば、あとはサボり放題です。トイレにも自由なタイミングで何回でも行けます。
(2) 鬱期は物事を深く考えることができない
⇒
前述の通り詳しいマニュアルがあることがほとんどなので、考えなくてもマニュアル通りに機械的に仕事をすれば、欝の時も精神的ストレスが比較的少ない形で作業ができます。マニュアルがない作業があれば、躁期のうちに自分用マニュアルを自作しておきましょう。私はそういった自分用のマニュアルをたくさん作っています。自分で書いたものが自分にとっては一番分かりやすいですからね。
⇒
コレばかりは、自分自身で制御しなければいけないところです。前述の通り人と対面する機会があまり多くないので、人のいるところでは感情的なふるまいはこらえましょう。人といないところでダンボールをけっ飛ばすなりなんなりして、自分の衝動をコントロールしましょう。人と関わらないとはいっても、人のいる空間で作業することにはなるので、そこは最低限の自制は必要です。
とはいってもウチの会社だと、メンタルが病んでいる人も多いので、仕事中に「なんだよ!もうやってられんねえよ!!!」みたいなことを誰が叫んでいるのを聞いたことも一度や二度でもありません。しょうもない理由で物理的に首を絞められたこともあります。ちなみに絞められたのは私が経験した実話です。このように、多少の変なふるまいはなあなあで許容してくれる、言ってしまえば無視、放置してくれるところがあります。どの程度まで許容されるかは、会社や事業所によって風土や文化が違うかなと思いますが。
(1)雰囲気
分析受託を営業する人は別にして、社内で分析を担当する人達は理系なので、良く言えば落ち着いた雰囲気、悪くいえば暗い雰囲気の分析所が多いかと思います。30人くらいいる事務室で、誰もなにも喋らずひたすらキーボードをカチャカチャ打つ音が響く。そんな光景をイメージしてもらえれば大体合っています。
仕事にそこまで腕力や体力を必要としないこともあり、女性の比率が高めです。あと理系なので男子は童貞率が高いです。私の職場にも40間近の魔法使い男子が複数名おります。良い人達ですよ。
(2)成長性、安定性
成長性や安定性ですが、日本は人口が減っていますので、国内市場が急激に伸びることはまず無いです。ただし受託分析の市場が無くなることも100%無い。モノを作る限りは分析が必要です。よって安定した需要、雇用が見込めます。
分析という仕事の性質上、大手製造メーカーの子会社として分析所があるケースが多いです。大手の傘の下にいるので雇用は比較的安定しており、福利厚生も大手に準じているので整備されています。私の勤務先も大手の系列会社でして、福利厚生には恵まれています。たとえ仕事の遂行能力が低い人でも、重犯罪レベルのことをしない限り、フリでもいいので真面目に働いていればクビになることはまずありません。とはいっても左遷や異動などは普通にあるので、サボるのはほどほどに。
(3)賃金
賃金はピンキリですが、ルーチンワークを主体とする定型的な作業のみしか担当しない場合、仕事の負担が少ないぶん、賃金も安くなります。ルーチン以外も担当する人ならそこそこ貰えます。出世していない若手平社員の額面年収で、350万円~700万円くらいのイメージです。700近いレンジはルーチン以外もバリバリ担当して残業手当もガンガンもらう人の数字です。
ただし受託分析の会社でも、環境分析系の会社は上記金額より安い傾向があります。環境分析とは、法律で分析実施が強制されている分析で、例えば薬品を使っている部屋の空気に有害物質がたくさん含まれていないかどうかとか、化学工場の地面の土に重金属が染み出していないかどうかなどを調べる分析です。法律という規制があるので、これらは受託分析の中でもガチガチのルーチンです。やり方が完全に決まっています。
環境分析の報告書はどの会社に依頼してもまともな会社なら同じものが出てくるので、分析する会社側としては他社との差別化ができない。したがって価格競争や短納期競争が激しい。お客さんからもらえるお金も少ない。そのため働いている人達がもらえるお金も少ないです。仕事は定型的なので、お給料を気にしない人は環境分析もアリかと思いますが、その他の分析所に比べると、激務薄給の傾向があります。離職率も高いため、求人件数が一番多いのも環境分析ではあります。
(1) 有利な資格
技術士の資格があれば文句なしですが、それを持っている人はそもそも就職先に困らないと思います。危険物取扱者、公害防止管理者、作業環境測定士、作業環境計量士、このあたりが職務と関連する資格です。特に環境分析を業務としている分析所では、作業環境測定士か作業環境計量士を持っていれば採用される確率がぐんと上がります。
会社で上を目指さないなら、高卒資格があれば知識ゼロでもOKです。それでも受託分析所からの求人はありますので、あとは応募者の能力と、やる気があるフリがどれだけ上手いか次第です。高専卒や理系の大卒以上だと採用確率が上がります。
出世や昇給、仕事での活躍を視野に入れていく場合、科学や化学のバックグラウンドが必要になります。最も強いのは、大学または企業での研究開発の経験です。これは分析の仕事では直接学べないことなのですが、分析者として物事を深く掘り下げるには研究開発の知識が必須になるためです。
他の仕事の探し方と変わりません。ハローワークでも求人がありますし、リクルートやDUDAなどの転職エージェントを使う手もあります。正社員でなくてもOKなら、派遣会社を使えば派遣会社が勝手に探してくれます。採用が多い時期はヨイチ、4月1日入社のタイミングですが、受託分析所は中途採用も多いので、入社時期は限定的ではありません。
7. 最後に
この文章は、双極性障害の人でも受託分析なら仕事はしやすいのではないかな、という説を伝え、色々な意見を募るための文章なので、受託分析のポジティブな面に焦点を当てて書いています。ですがお金をいただいて仕事をするわけですから、ネガティブな面も当然あります。
前述の通り受託分析所は大手企業の子会社が多いです。日本においては子会社と親会社の力関係は絶対的で、親会社に入社したての新人さんからイヤミなことを言われたりすることもあります。とはいってもそういう人は世界中どこでもいますので、分析所に限りませんね。
嫌なところは、子会社の上層部はほぼ100%が親会社からの出向や転籍です。そして親会社から子会社に送られてくる人は、9割がダメ社員かパワハラ社員です。少なくとも私の会社ではそうなの。良い社員なら親会社も自分の会社で働かせたがりますし、そこは仕方ないので頭では納得できますが。問題は、直属の上司がダメおじさんだったりパワハラ野郎だったりすると、その下にいる部下の私達は、苦労をすることになります。その辺を詳しく書くと、A4紙で20Pくらい書けそうなので書かないでおきます。
受託分析という仕事は、モノつくりの一連の仕事のなかでは”格”みたいなものが低いです。お Permalink | 記事への反応(0) | 12:00
発達性障害とは違いますが、双極性障害持ちの1人である私からすると、分析という仕事は双極性障害には向いている気がします。noteに書きました。
題名 双極性障害には受託分析の仕事が合う説の表明と意見の募集
時間の無い人向けのまとめ
◆受託分析とは、お客さんから預かったモノを、装置を使って分析し、その分析データをお客さんに出してお金を貰うシゴト。知識が無くても高卒以上なら入社は可能。
◆装置の操作は慣れれば簡単。詳しい写真つきの操作マニュアルがあるので、機械が苦手な人でも、それを見ながらやれば必ずできるような仕組みになっている。
◆人と対面で話す必要が薄い。自分1人で業務をほぼ完結できるという特徴がある。鬱症状や対人恐怖、加害恐怖があっても仕事がしやすい。勤務場所が一つの部屋ではなく、休憩やトイレが自由に取れるので過敏性胃腸症候群でも働きやすい。
◆お給料は高くはないが、そこまで悪くもない”傾向”にある。
目次
3. 双極性障害の特徴
みなさんが日常的に使っているPCやスマホを構成するプラスチックなどの工業材料は、一つの化合物からできているのではなく、設計上必要のない副生成物や不純物を含んでいます。また同じ材料でも、つくる会社が違ったり、つくるタイミングが違うと品質にバラつきが出てきます。また化学物質は製造工程において揮発したり、予定以上に化学反応が進んでしまうことも多くあります。
こうした工業材料の品質や特性を安定して管理するためには、材料の成分や不純物の化学構造、成分ごとの比率を知っておかなければなりません。それを調べる仕事がここでいう「分析」です。
ほぼ完全にB to B(※1)のシゴトなため、聞いたことがない人も多い仕事かもしれません。ですが、モノを作る、モノの作り方を新しく開発するには必要不可欠な仕事なため、業界規模は小さくはありません(※2)。
プラスチック、飲食料品、お酒、医薬品、服飾、あらゆる製造企業は、本業のモノを作る業務以外にもこの分析という仕事をしています。実際に分析をする人たちは自社の品質管理部門に属しているところも多いです。
分析といっても使う装置は多種多様で、装置ごとに得られる情報が異なります。それら全てを自社で揃えようとすると、装置を買うのにも性能維持するにもお金がすごくたくさん必要になってしまいます。
そこで、それらの会社は全ての分析を自社でおこなうのではなく、分析作業の一部あるいは全部を他の会社に外注しています。その注文をもらって分析を専門的に行う会社を、受託分析所といいます。わたくしイロコイが働いているのはその受託分析所になります。
(1) お客さんから「コレをこういうふうに分析して」といった注文が分析所に届きます。
(2) 会社の上司から「コレやっといて」と分析するもの=サンプルと、分析の内容が書いてある書類をもらいます。
(3) 決められた装置を使い、決められた分析方法でサンプルを分析します。
(4) 装置から出てきたデータを、報告書というレポートにまとめます。
(5) 報告書をお客さんに提出します。その対価としてお金をもらえます。
以上です。シンプルではないですか?未経験の人にとっては(3)の分析作業が、具体的にイメージしづらいかと思います。でもそこはマニュアル通りにやればいいので簡単です。装置を作っているメーカが作ったマニュアルも必ずありますし、だいたいの受託分析所には、そのマニュアルをさらにかみ砕いて分かりやすくした自作の作業手順書があります。それを読みながらマニュアル通りにポチポチとボタンを押せばいいだけなので、日本語が読める人なら誰でもできます。(※3)
3. 双極性障害の特徴
これについては私が説明するより皆さんのほうがよくご存知かもしれません。足りたい部分の知識はグーグル先生に聞いていただくとして、双極性障害の特徴として以下の要素などがあるのかなと思います。
(1) 躁期はおしゃべりだけど、鬱期は人と喋りたくなくなる。もしくは喋ることができない。
(2) 鬱期は物事を深く考えることができない
(1) 躁期はおしゃべりだけど、鬱期は人と喋りたくなくなる。もしくは喋ることができない。
⇒
分析部隊の人数は会社によりピンキリですが、一般的には分析部門全体で50~100名、実際に同じ建屋で働く人数は10~40人くらいのところが多いです。(※4)喋りたいときは、分析所の同僚たちと雑談しても良いし、他にもお客さんに分析結果を連絡するとき、報告書以外に電話でも丁寧に説明したりですとか、喋る機会はいくらでも作れます。
問題は喋りたくないときですが、この仕事は喋らなくても完結できます。基本的には機械を相手にする仕事なのです。お客さんからのサンプルと分析依頼書(どう分析すれば良いかが書いてある書類)が決められた場所に置いてあるので、それを測定室=分析装置のある部屋に自分で持っていって、分析して、結果をメールで送って、そして報告書を書いて、報告書と余ったサンプルを所定の場所に置いておく。この一連の作業中は一言も喋る必要がありません。私は鬱の時期には、朝に会社に行って夜に自宅に帰るまで、誰とも本当に一言も話さないで帰ることも多いです。出勤時に社内の廊下で人とすれ違った時には挨拶くらいはしますが。
お客さんとのやり取りも、基本はメールで済ませられます。お客さんから電話がかかってくる時もありますが、新人のうちは自分に名指しで電話がくることはほとんどありません。あるとしたらマンションや不動産なんかの迷惑営業電話くらいなのでシカトしましょう。
会社で出世しようとか、上司から評価されようとするなら、上司や同僚との積極的なコミュニケーションはもちろん必須です。そうではなく惰性で仕事をするだけなら、他人と関わらずに装置とパソコンをいじっているだけで仕事がほぼ完結します。
雰囲気が似たものだと、プログラマとかIT関係があるのかなと思うのですが、分析業務のいいところは、作業場所が一つではないのです。分析所でも事務専任の人だと、事務室にその人が20分以上いない⇒その人はトイレか休憩室でさぼっているのかな、と周りの同僚に思われてしまいます。ですが分析を担当していると、事務仕事を事務室でして、分析は装置がある部屋に行って、という風に作業する場所が複数あるのが普通です。つまりは、自分の担当している仕事の納期さえ守っていれば、あとはサボり放題です。トイレにも自由なタイミングで何回でも行けます。
(2) 鬱期は物事を深く考えることができない
⇒
前述の通り詳しいマニュアルがあることがほとんどなので、考えなくてもマニュアル通りに機械的に仕事をすれば、欝の時も精神的ストレスが比較的少ない形で作業ができます。マニュアルがない作業があれば、躁期のうちに自分用マニュアルを自作しておきましょう。私はそういった自分用のマニュアルをたくさん作っています。自分で書いたものが自分にとっては一番分かりやすいですからね。
⇒
コレばかりは、あなた自身で制御しなければいけないところです。前述の通り人と対面する機会があまり多くないので、人のいるところでは感情的なふるまいはこらえましょう。人といないところでダンボールをけっ飛ばすなりなんなりして、自分の衝動をコントロールしましょう。人と関わらないとはいっても、人のいる空間で作業することにはなるので、そこは最低限の自制は必要です。
とはいってもウチの会社だと、メンタルが病んでいる人も多いので、仕事中に「なんだよ!もうやってられんねえよ!!!」みたいなことを誰が叫んでいるのを聞いたことも一度や二度でもありません。しょうもない理由で物理的に首を絞められたこともあります。ちなみに絞められたのは私が経験した実話です。このように、多少の変なふるまいはなあなあで許容してくれる、言ってしまえば無視、放置してくれるところがあります。どの程度まで許容されるかは、会社や事業所によって風土や文化が違うかなと思いますが。
(1)雰囲気
分析を営業する人は別にして、社内で分析を担当する人達は理系なので、良く言えば落ち着いた雰囲気、悪くいえば暗い雰囲気の分析所が多いかと思います。30人くらいいる事務室で、誰もなにも喋らずひたすらキーボードをカチャカチャ打つ音が響く。そんな光景をイメージしてもらえれば大体合っています。
仕事にそこまで腕力や体力を必要としないこともあり、女性の比率が高めです。あと理系なので男子は童貞率が高いです。私の職場にも40間近の魔法使い男子が複数名おります。良い人達ですよ。
(2)成長性、安定性
成長性や安定性ですが、日本は人口が減っていますので、国内市場が急激に伸びることはまず無いです。ただし受託分析の市場が無くなることも100%無い。モノを作る限りは分析が必要です。よって安定した需要、雇用が見込めます。
分析という仕事の性質上、大手製造メーカーの子会社として分析所があるケースが多いです。大手の傘の下にいるので雇用は比較的安定しており、福利厚生も大手に準じているので整備されています。私の勤務先も大手の系列会社でして、福利厚生には恵まれています。たとえ仕事の遂行能力が低い人でも、重犯罪レベルのことをしない限り、フリでもいいので真面目に働いていればクビになることはまずありません。とはいっても左遷や異動などは普通にあるので、サボるのはほどほどに。
(3)賃金
賃金はピンキリですが、ルーチンワークを主体とする定型的な作業のみしか担当しない場合、仕事の負担が少ないぶん、賃金も安くなります。ルーチン以外も担当する人ならそこそこ貰えます。出世していない若手平社員の額面年収で、350万円~700万円くらいのイメージです。700近いレンジはルーチン以外もバリバリ担当して残業手当もガンガンもらう人の数字です。
ただし受託分析の会社でも、環境分析系の会社は上記金額より安い傾向があります。環境分析とは、法律で分析実施が強制されている分析で、例えば薬品を使っている部屋の空気に有害物質がたくさん含まれていないかどうかとか、化学工場の地面の土に重金属が染み出していないかどうかなどを調べる分析です。法律という規制があるので、これらは受託分析の中でもガチガチのルーチンです。やり方が完全に決まっています。分析結果はどの会社に依頼しても同じものが出てくるので、分析する会社側としては他社との差別化ができない。したがって価格競争や短納期競争が激しい。お客さんからもらえるお金も少ない。そのため働いている人達がもらえるお金も少ないです。仕事は定型的なので、お給料を気にしない人は環境分析もアリかと思いますが、その他の分析所に比べると、激務薄給の傾向があります。離職率も高いため、求人件数が一番多いのも環境分析ではあります。
(1) 有利な資格
技術士の資格があれば文句なしですが、それを持っている人はそもそも就職先に困らないと思います。危険物取扱者、公害防止管理者、作業環境測定士、作業環境計量士、このあたりが職務と関連する資格です。特に環境分析を業務としている分析所では、作業環境測定士か作業環境計量士を持っていれば採用される確率がぐんと上がります。
会社で上を目指さないなら、高卒資格があれば知識ゼロでもOKです。それでも受託分析所からの求人はありますので、あとは応募者の能力と、やる気があるフリがどれだけ上手いか次第です。高専卒や理系の大卒以上だと採用確率が上がります。
出世や昇給、仕事での活躍を視野に入れていく場合、科学や化学のバックグラウンドが必要になります。最も強いのは、大学または企業での研究開発の経験です。これは分析の仕事では直接学べないことなのですが、分析者として物事を深く掘り下げるには研究開発の知識が必須になるためです。
他の仕事の探し方と変わりません。ハローワークでも求人がありますし、リクルートやDUDAなどの転職エージェントを使う手もあります。正社員でなくてもOKなら、派遣会社を使えば派遣会社が勝手に探してくれます。採用が多い時期はヨイチ、4月1日入社のタイミングですが、受託分析所は中途採用も多いので、入社時期は限定的ではありません。
この文章は、双極性障害の人でも受託分析なら仕事はしやすいのではないかな、という説を伝え、色々な意見を募るための文章なので、受託分析のポジティブな面に焦点を当てて書いています。ですがお金をいただいて仕事をするわけですから、ネガティブな面も当然あります。
前述の通り受託分析所は大手企業の子会社が多いです。日本においては子会社と親会社の力関係は絶対的で、親会社に入社したての新人さんからイヤミなことを言われたりすることもあります。とはいってもそういう人は世界中どこでもいますので、分析所に限りませんね。
嫌なところは、子会社の上層部はほぼ100%が親会社からの出向や転籍です。そして親会社から子会社に送られてくる人は、9割がダメ社員かパワハラ社員です。少なくとも私の会社ではそうなの。良い社員なら親会社も自分の会社で働かせたがりますし、そこは仕方ないので頭では納得できますが。問題は、直属の上司がダメおじさんだったりパワハラ野郎だったりすると、その下にいる部下の私達は、苦労をすることになります。その辺を詳しく書くと、A4紙で20Pくらい書けそうなので書かないでおきます。
受託分析という仕事は、モノつくりの一連の仕事のなかでは”格”みたいなものが低いです。お Permalink | 記事への反応(1) | 20:47
参考:アンサイクロペディアの臨終 https://zhongdanhai.hatenablog.com/entry/2019/11/12/011122
この参考記事が書かれてから半年。活動中の利用者(過去30日以内に編集があったアカウント)は27から13にまで減っている。うち10回以上の編集があったアカウントはわずか4件。もはや臨終通り越して埋葬がされている状態である。
原因は言うまでもなく管理者Muttley氏の暴走。最近の更新500件分を見てみるとよくわかるが、4月から何か投稿があるとすぐさまMuttley氏がやってきてLTA対処と言う名の下その投稿を差し戻し、投稿したのがアカウントユーザーであればほぼ無期限ブロックし、IPユーザー(アカウント未登録)の場合はそのIPレンジを1年ブロックするというのがルーチンワーク化している。さらに、その差戻投稿の履歴を版指定削除しているため、第三者がその差し戻しの妥当性を確認することが出来ない。これは以前差し戻しに対する指摘があったため、その指摘をされないように版指定削除と言う手をMuttley氏が使っていると5chのネットwatch版で囁かれている。
これではまともなユーザーはみんな去る。
なんでMuttley氏がそんな暴走しているかは本人とコミュニケーションを取ったことがないので確実なことは言えない。ただ同氏は以前はチャクウィキという別のジョークサイトの管理者でもあったが、なんと2018年にチャクウィキのオーナーの谷口一刀氏により管理者解任されていたのだ。理由はMuttley氏のチャクウィキにおける暴走に谷口氏が三下り半を突き付けた形。この後Muttley氏はチャクウィキではほぼ活動していない。
アンサイクロペディアにおけるMuttley氏の暴走について誰も何もしないわけではなく、母体である英語版アンサイクロペディアでアンサイクロペディアはなくなるの?という問題提起がなされている。しかし、日本人オーナーが異変に気付いて対処できたチャクウィキと違い、英語圏での問題提起であるため、「日本語が分からないのでMuttley氏の行動の不当性が分からない」という結論になってしまっている。またオーナーであるCarlb氏と言う人も特段の反応を見せていない。つまりスルーである。
母体からも見放された日本語版アンサイクロペディア。もう後は骨になるのを待つしかないのだろう。集合知のサイトはたった1人の管理者の暴走を止められないとこうなるという教訓を残して。
東京の中でもなぜ北側はコロナウイルスの感染者が少ないのか話題になってたが、行ってみたらそれはあたりまえのことだとわかる。わりと店が多い田端新町の大通りを夜に歩くと、週末でも人がほとんどいない。隅田川を挟んで足立区との境にある尾久(おく)まで行くと、さらに静かで薄気味が悪いくらいだ。
西尾久にいる女の所へ通っていた頃、なんでわざわざここに住んでるんだと聞いたことがある。
突き放したようなものの言い方をする女だった。こちらから迫っていくと拒むことはなかったが、いつもどこか醒めている感じがした。身体を繋いだ後にも余韻というものがなくて、すぐにテレビをつけたり、ベッドを降りて煙草を吸ったりした。そのわりには定期的に連絡をしてきてこちらの予定を尋ねるのは向こうの方からだった。
そういうこともあるんだろう、と思って漫然と関係を続けるくらいには自分は打算的だったし、未熟でもあったわけだ。
私たちはよく歩いた。夜、西日暮里で降りて東北本線沿いに尾久まで歩くこともあった。石垣のような高架沿いにぽつぽつと話をしながら進むと、幾重にも重なった線路と電車しか見えない、ひらけた場所に出る。
歩き続けて、身体がランナーズハイみたいな軽さを感じはじめた頃に彼女の部屋に着く。部屋に入ると電気をつけ、テレビをつけ、どちらからともなく先にシャワーを浴びてから寝た。
ずっとこういう生活をルーチンワークのように繰り返していて飽きないのかと思って、もう少しデートらしい外出を持ちかけてみたこともある。浅草の三社祭を見たことがないというから、今度行ってみようかときいてみた。
「そういうのはいいよ」
「どうして」
何がいけないのか。こうやって、部屋でビールを飲んでることだって、あとで思い出したらそれは思い出じゃないのか、と私は詰めてしまった。自分は一緒に思い出を作るに値しない人間だと暗に言われているような気もして、少しカチンときたからだ。
彼女は黙ってから、「思い出なんて、贅沢だよ」と小声でいった。
「ごめん、今日は帰ってくれる」
部屋を追い出されて尾久の駅まで歩く間、通り過ぎる店はことごとくシャッターを下ろしていた。酒屋の前には白い猫が座っていて、すれ違いざまに首をかく音が聞こえた。
それから間もなく、柏のデイケアセンターに介護の仕事を見つけたとかで、女は千葉に引越していった。互いの近況を知らせる連絡も、どちらからともなく途絶えた。尾久に行くこともなくなってしまったけど、夜の静けさと暗さ、しらじらと蛍光灯が灯っていた彼女の部屋をいまだに思い出すことがある。
商業高校や理系大学のプログラミング授業では、常に高評価をとってた。
ルーチンワークは嫌いだし、飽きっぽい。
プログラミングは大学で天上人にあって心が折れた。一生勉強なのもつらそう。
手に職をつけようと思って身につけたWeb制作技術は、はてが見えないのと高収入を目指すと結局プログラミングになりがち。
気軽に新しいとこに突っ込んでいけるような年齢じゃない。
でも転職がしたい。
今の仕事は自分の能力にあってて、パフォーマンスは最低でも給料の倍でてる。
自分的には3倍~4倍は出てると思う。
上司陣にマネージメントの概念がなくて、褒められないのもきつい。
残業過多な会社だけど、自分は仕事が早いから残業ぜんぜんしてないのも若干気がかり。
そして、今年中に仕事内容がガラッと変わる予定がある。
しっかり褒めてくれるだけでも全然違うんだけどな。
まあ核心はここだよな。
常々思っているのだが、新人に仕事を教えるときに、自分で考えさせると伸びないと思う。
すぐに答えや手順を教えてやった方が良い。
もともと考える余地もあまりないし、右も左もわからない新人から劇的な改善策など出てくるわけがない。
自分で考えさせたところで、無駄に時間がかかって、おまけに間違えてるのがオチだ。
作業手順を教えるのでもあえて簡略化して教えたり、
結果が間違っていた場合もどこが悪かったのかをすぐに教えず、考えてみろと放置してしまうパターンが横行している。
むしろ仕事に対して恐怖感を覚え、萎縮してしまい、緊張感から物覚えが悪くなったり、
怒られる恐怖から聞くべきことを聞くこともできず、結果さらにミスってしまうという悪循環に陥りやすい。
結果として成長を鈍化させているという残念なパターンが大半だ。
中には自分で考えて正しい答えを出せるやつもいるが、それは指導方法が良かったのではなく、もともと優秀なだけだ。
前職は30人くらいの規模の会社で現職は500人くらい。退職理由をザックリ言うとこの規模の差につまづいた。
縦割り。すっごく縦割り。それぞれの職種の領分と線引きが明確。
見える。来年も再来年も新卒でもできる様なことをやっている、自分が見える。
前職は下請け屋さんだったので「常に新しいツールや知識に興味を持ち、業界でやっていけるノウハウを学び続けろ。出なければ死あるのみ」という教えが染み付いていて、その教えが自分を責めた。
こんな……新卒でもできる事をやっていて良いのだろうか。ずっとここにいると、前職で覚えたあれやあれやあれを忘れてしまって市場価値が無くなるのでは?
煩雑なフロー、レガシーな環境、フォーマットありきのあまりクリエイティブとは言えない仕事。未来が見えない。そこそこは楽しいけど、楽だけどでも。
現職は超ホワイト。どホワイト。福利厚生充実。どれくらいっていうと、偉めの男性社員が一年育休をとれるくらい。(2回め)
あと上司がケツを拭いてくれる。責任を取らされることがほぼない。まあティッシュがもらえないんでケツを拭くことが不可能というのもあるが。
いい歳だし子供ができたら安定したい気持ちもある。未だできる気配がないが、いつ出来てもおかしくない。
その時このホワイト職場にいれたら楽だろうなっていうのもある。
惜しい気持ちもある。ていうか惜しい。
手放すの苦しい。
バツが一個ついて経歴が厳しくなるし。
言うことは至極ごもっとも。
ただ、リーダーの努力を見てるので、それが馬鹿の一つ覚え…と切り捨てるのはかわいそうだ。
ビジネスは結果が全てっていうけど、頑張ったことに対するねぎらいは必要だよね。
リーダーはスタッフより5歳ほど年下で、実務経験も上だし、役職もだいぶ前からついている。
スタッフが入社してから、どういう関係性になっているのか気になって、聞き耳たててることがある。
姿勢がどうのこうの…というのはナンセンスかもしれないが、スタッフは指導されているという認識が薄いような気がするんだよ。
その証拠に…というか、自分が指導すると、めちゃくちゃ緊張して、態度が若干違うのがわかる。
まあ、自分が出張ってくるのは、かなりヤバイ局面の時だけだから、そりゃ緊張するだろうけどw
もはや、当初期待していたことは、これから先も、できないだろうと言うことがわかってきてるので、徐々に簡単なルーチンワークに切り替える予定だ。
本人は、そちら側には行きたくないようだけど、できないものはしかたない。
誰かも言ってたけど「できることをやってもらう」までだ。
指導って本当に大変だよね。
指導役が優秀だからこそ、うまく誘導できないってことも多いと思う。
自分は、恐ろしいくらいできない会社員だったし、数年来「できないと社内で有名な若手社員」二人を同時に指導していたので、その頃の知見で、色々アイディアを試すこともできる。
各部門にリーダーがいるので、基本指導は任せることにしている。
自分が口出しすると、リーダーの指導内容と噛み合わなかった場合、指導されている人間が混乱するし、リーダも混乱するからだ。
そんなリーダーが壊れそうだ。指導対象のスタッフが、まったく成長しないおかげで。
この1年、リーダーはよく頑張った。
手を変え品を変え、どうにか普通に仕事ができるようにツールの使い方や資料の集め方などを教えていた。
1年繰り返しても、全然覚えない。
ドキュメントも整備してあるし、質問があれば仕事を横に置いて説明してるけど。
最近、リーダーがお手上げ状態に近づいてきたのと、指導に時間を取られて(相手が頻繁に声をかけてくる)本人のタスク消化もままならない…さすがに任せたままにしておけないので、指導に介入することにした。
…いやぁ、ひどいわ。本当になにも覚えない。
教えても、それとまったく同じ内容じゃないとできない。応用力はないし、入社する時に「勉強するように」と言っていた、基礎技術も全然勉強していない。
「勉強してます。体に覚え込むようにしてます」って言うんだけど、経験上、口先だけのやつがよく言うセリフ。
勉強してたら、こちらの技術指導もわかるはずなんだよ。でも、わからない。
実際、新卒入社組には、ここまで落としたことがないくらいの低レベル指導に変えていってるんだが、それでも全然ダメ。
これが20代なら、まだ希望はあるんだけど、30代半ばなんだよ。
前の会社は、翌日のスケジュールを組んでからじゃないと退社できないとか、1ヶ月に1度は査定があったとか…まあ、なかなか厳しそうな会社だったらしいのだけど、実際やらせてみたら、スケジュールは組めないし、目標管理の書類も内容があまりにも酷すぎて、10回近く赤入れて、他のスタッフと同じくらいのレベルの内容に修正させた(他のスタッフはあっても1回程度の修正)。
数年前まで、社内でも有名な「仕事できないスタッフ2人」を抱えていたことがあり、指導方法を変えれば、最初は時間がかかっても、最終的には年代に応じた成長を遂げることを経験上知っている。
だから、ここまで落としたことがないくらいの史上最低レベルで指導してみた。
でも、だめだ。
コントのように、まったく通じない。「はい」と返ってくるが、多分わかっていない。
指導したことある人にはわかると思うんだけど、本気度が足りないというか、年齢だけ重ねてしまって、基礎訓練を受けてないのがありありとわかるんだよ。
他スタッフのような進捗で仕事を進められないから、本人も仕事ができないのはわかっている。
原因はいろいろあるんだけど、一番大きいのは「教えてもらったことをそのままやってみる」ことができないんだよね。
認知の歪みがあるのかもしれないけど、「このデーターをコピーして、そのまま当てはめてみて」と教えると、コピーして当てはめることをせずに、自分で勝手に考えた内容で成果物をあげてくるし、「このまま使うのはNGなので、考えてみて」と指示すると、持ってくるなというところからデーターを持ってくる。
過去に、どうやっても仕事ができない部下はいたんだけど、「そのまま当てはめて」「考えて」という部分に反して成果物をあげてくることは少なかった。たまに「やるな」と言うことをやって、一番ひどい時は始末書ものになってたことはあったけど。
今は、自分のスケジュール管理ができないので、稼働時間をExcel使って計算させて、予測からオーバーしたのはどうしてなのか?という振り返りをさせている。
Excelの四則計算ってそんなに難しくないと思っていたんだ。
1週間分の稼働時間を合計して、それを8時間で割って日数を出す計算はすぐできるもんだと思ってた。
尋ねたら、その場で暗算始めようとしたので、慌ててExcelの計算方法教えた。…なんのためにExcel使ってると思ってるんだ。
で、教えても、数日後、やっぱり忘れてるんだ。
かなり重症だと思う。
学習障害とかあるのかもしれないが、今のところ、自己申告はない(他に持病があるのは入社してから告白してきた)。
ただ、学習障害があるとわかっても、それを理由に解雇することはないから、昔の上司曰く「障害があろうがなかろうが、現状は変わらない」ってことなんだけどさ。
自分もそうだし、今までの部下もそうだった。周囲もそう言う人が大半だったけど、はじめてやる仕事って、一旦は教えられたままやることが普通だと思ってた。
それは決して難しいこととは思っていなかったんだけど、もしかして、結構難易度高いのかな?
この部下が入社してから、驚くようなことばかりで、正直、どこまでレベルを下げればいいのか頭抱えている。
査定した時も、事実に基づく採点をしたんだけど、今まで見たことがない低点数になって、さすがの部長も「どうしたんだ?」って尋ねてくる有様だった。部長が驚く前に、私だって驚いたよ。ゲタ履かせて採点したのに…。
査定のサマリー作る時も、部署内で煙たがられている問題社員(私はこいつが嫌い)でさえ、いいところはあるので、「こういうところがいいところです」って2つくらいは書くことできるんだけど、この部下だけは「勤怠が良いです」しか書けなかった…。勤怠良いのは当たり前なんだけども…。
部下指導って、結局は自分の能力の棚卸しになって、こちらも学ぶことが多いと思うんだけど、丁寧に何度も同じことを教えても、響いている雰囲気もなく、翌日には忘れたように別の手法を使って失敗するのがお約束になって1年…どうすりゃいいのさ。
今日も残業ひゃっはーした(管理職なので、当然残業代は出ない)後、電車で死にそうな顔して、はてなアプリ開いたら、自分が書きなぐった日記が出てくる驚き。
なんかみんな優しい。もっと厳しいこと言うと思ってたんだけど。管理職の資格ないとか(ないよ、本当に)。
言及コメントには、がんばって返事書いたんだが、その記事にぶら下がっているところまではできなかった。
せっかく書いてもらったのにすんません。40過ぎは初老らしいので、老人をいたわると思ってゆるしておくれ。
いくつか「レシピ通りに作らず独創性豊かなアレンジしてマズい料理を量産してしまう」系の内容があって、ちょっと笑ってしまった。
たしかに、「言われた通りにしない」ってチャレンジレシピ作っちゃうのと同じだよなw
疑問のようなコメントあったので、一部だけ返答するよ。順番バラバラだけど、老眼なので…。
Q. 本人に「教えてもらったことをそのままやってみないのはなんで?」って聞いたらなんて帰ってくるのかな。
A. これは幾度も尋ねたけど、本人返答できなかった。多分、何も考えずに「なんとなく」やるので、理由はないんだと思う。
色々聞いていく中でわかってきたのは、指示内容が頭の中でどんどんずれていってるということ。
過集中っていうの?そういうふうになってしまうらしくて、ずれてしまうのに気づかないのだそうだ。
Q. 文中に「教えても、それとまったく同じ内容じゃないとできない。」ってあるのに"教えてもらったことをそのままやってみることができない"って書いてあるぞ。
本人曰く「技術系Blog確認して練習してます」ということだったので、今やってる業務に似たものたあった?と尋ねてみた。
あったと言うので、それを参考にできないの?とさらに尋ねてみると「全く同じ内容じゃないとできない。応用が無理」という返答があったんだ。
その返答がありつつも、こちらがわざわざ元素材を探して「データーのこの部品を使ってね」と指示しても、なぜかデーターを使わない…理由を尋ねると「なんとなく」「一般的にはこっちの内容の方が普通だから(普通ではく、状況によって内容は変わる)」。
当人なりの判断があるような気もするんだけど、理由を尋ねても口ごもって答えられないか、「なんとなく」っていう返答なんだよね。
Q. 詳細すぎる手順書があると、驚くほど自分の判断力や記憶力が無くなるのを実感することがある。不案内なやつを自分で解決した方が覚えが良い。
A. できる人はそれでいい。できない人は手順書ないと事故る。
自分たちで事故処理できればいいが、クライアントその他に迷惑かけるような、とんでもない作業をホイホイ平気でやるやつがいるので、何も考えさせず「ルーチンワーク」として落とし込むには、それしか方法ないと思ってる。
でも、そういうやつは、そもそも信用できないので、うちうちの仕事しかさせないけど。
Q. 言われたとおりにやると言われたことしかできないだの指示待ちだの言われてきた世代なのでは
A. 自分、「言われた通りにやる」ってそんなに悪いことじゃないと思ってる。
誰しも新人の時はそうだと思うんだ。幾度も同じことを繰り返しながら、自分なりの最良の方法を見つけるのが仕事だと思ってる。
もちろん、そのまま10年も20年も過ごされたら困るけど、まずは真似ることだよね。
真似て、やり方が定着したら、自分のアイディアを取り入れてやってみる。それの繰り返し。
だから、「言われた通りにやれない」っていうのは、ちょっと問題だと思うんだよ。
「まずは、教えられた通りにやってみよう。それができるようになったら、自分のアイディアを入れてみよう。仕事はそうやって覚えていくんだよ」
って何度も言っているんだ。
その度に「やってみます」って言うけど、結果は以下省略…。
Q. この増田の言ってることがよくわからんのだけど、その人が想像を絶するレベルだからなのか、増田の表現力が低いからなのかわからない…。
Q. とりあえずその人をどうにかするよりリーダーや周りが潰れないメンタルケアを一番してやってほしい。直接関わっていなくてもそういう人が同じ空間にいるだけでメンタルやられる
A. そうだね。
そう思ってるから、半年くらい前から少しずつ介入して、ここ最近はめちゃくちゃ介入している。
特にスケジュール管理、タスクの整理の仕方・考え方を教えてる。
どっちかというと、新卒入社した新人が、一番最初に教えてもらうビジネススキル寄りな内容だと思う。
リーダーには自分の仕事に集中できる時間をもたせたいんだ。仕事もできるし、意欲も高いので、もっと考える時間を渡してあげたいと思ってる。
Q. そうなんだけど、上司が代わったらできるようになることもある。相性なんだが、今のままだとお互いに不幸だよな。そして会社ではよくあることでもあるのがまた困ったところで。
A. 相性あるね。
「自分たちとは職種が違うので指導できない。」って言う感じなんだよ。
あと、多分。
Q. ちょっと上に相談した方が……難易度どうこうのレベルじゃないよ。
A. 上は把握済み。
最初の数ヶ月はね、訓練が足りないだけだから大丈夫だろう…って思っていた。私も部長も。
しかし、最近、部長も思い直したらしくて、「やれる作業を振れ」という考えに変わってきている模様。
そりゃそうだよね。
Q. ”「勤怠が良いです」しか書けなかった…。勤怠良いのは当たり前なんだけども…」” / そ、そうだね(遅刻常習犯)
「失敗もあるけど、責任感も強いです。」とか。
部署外に追放する準備してる、大嫌いな気分屋スタッフ(周囲に悪影響を及ぼして数年)に対してでさえ「こういうところがいいところです」って複数項目書いて、査定評価表提出してる。
他の人が複数あるのに、この人だけ良いところがなくて、課題満載な内容だけ書くのも不公平だなあと思って、めちゃくちゃ時間かけて考えたんだよ。
その結果が「勤怠が良いです」の一言。
自分は勤怠はさほど気にしていなくて、仕事できればお目こぼししてもいいと考えている。
ただ、マイナス面を突こうとする相手がいる場合、勤怠って叩かれるネタになっちゃうんだよね。
A. 結果があまり良くない時は、本人に聞き取りしてやり方を修正している。
1. 口頭で説明した時は、最後に本人に復唱させて、認識があっているか双方で確認する。
2. それがダメなら、チケット(指示書)を作って業務指示、修正などもすべてチケット(指示書)で行い、基本口頭指導はしない。
3. それでもまだダメなら、1日ぶっ潰して、本人隣に座らせて、ルーチンワークの一切合切を実演してみせる。
今は「2」の方法を実行中。
最初のうちは大変だけど、そのうちやり取りの内容が溜まってくるから、指導が楽になる。
過去に「3」までやった事がある。
結果は良好で、すぐできるようになったよ。ただ、ルーチンワークじゃなかったけど。
Q. 業種が書いてないけどプログラマーかな?その人に適正が無い場合はいくら説明しても無理だったりするよ
A. ニアピン。
本職のプログラマーのようにはできませんが、所属している会社がそうなので、私もリーダーも、ちょっとしたものであればプログラム書きます。
おっしゃる通り。
本人が望んでいても、適性がない人には説明しても無理です。
学習障害がある人には、プログラマーなどクリエイティブ系の仕事がオススメ!…ってよく書いてるけど、そんなことないと思う。
Q. 良い指摘。日本ってコーチング不足ではなくティーチングのレベルから出てないというわけよ。ティーチングが必要なレベルにはコーチングなんてできない。
A. ほめられたーワーイヽ(゚∀゚ヽ 三 ノ゚∀゚)ノワーイ
問題解決しろと言われるけど、褒められることは本当に少なくなってきたので、褒められると舞い上がってしまう…いかんいかん。
コーチングってよく聞く言葉だけど、じゃあ、本当に効果があるの?って思うことあるよ。
結局、仕事できるなーって言うくらいのレベルになる人って、コーチングの成果もあったんだと思うけど、なによりも自助努力の割合が大きいと思うんだ。
なんか、思いもしなかったコメントがいっぱいあって元気出たよ。ありがとう。
特に「マズい料理を量産してしまう」系の表現がツボにはまってしまった。
世の中問題は多いけど、できるなら面白い表現して乗り越えたいよね。
リーダーの負担を減らす方向には持って行っているので、せめてルーチンワークができるようにしたいと思ってるよ。
今は、それさえも危ういので。
放棄する前に、やるべきことやってから手を上げないと気持ち悪いよね。
解雇の方向に持っていくにしても、合法的のそれを行うなら、指導の実績を重ねなければならない。