職場の管理職に実務上の改善点を提案しても、「昔からのルールだから」や「変えるのが大変だから」と言って何も変えようとしない。そして、部下に対する指示は不明瞭で、「アレ持ってきて」や「この前話したアレどうなった」などと言い、アレが何のことかを指示を受ける側が推測してやらなければならない。そんな感じだから指示が朝令暮改となり実務が滞ってばかりだ。最新の設備やルールを覚えるのは遅いし、知力・体力は年々衰えていく一方だ。
それに対して新人・若手は優秀だ。新人に職場のルール教えると素直に従ってくれるし、実務に関する知識や技能をめきめきと身につけていく。その上で、実務上の改善点を指摘するようになっていく(管理職は改善しないのだが)。新人と言われなくなるほど経験を積むと、不満を口にすることはなくなるが、自ら実務やルールを改善できる立場になろうという野望を抱くようになっていく。
だが、中高年は決して良いとこ無しというわけではない。私の職場において、定年退職者は管理職の任が解かれるだけで、再雇用として働くことが多い。大抵は新人・若手に実務を指導しながら一緒に働くこととなるが、経験豊富なだけあってすぐに実務に適用して働くことができる。また、管理職の肩書が無いので、新人・若手側も気張らずに友好的に接することができる。定年退職者は管理職に対しても良き相談相手となることが多い。
こうした私の職場の実状を踏まえると、新人・若手が管理職になり、中高年が実務を担当するべきだと思う。私は同じ工場でずっと働いているだけなので詳しくはわからないが、工事現場などではそのようなことが多いと聞く。新人社員が現場監督として、中高年のベテラン職人に指示を出すことはよくあることだ。現場監督は新人でもできるが、職人として実務に携わるには長い年月をかけて技能を身につけなければならない。工事現場などの建設業以外でも、製造業や一次産業やその他のデスクワークや営業においても、同様のことができるのではなかろうか。
私が若いころは、出世して管理職になり職場を改善しようという野心を持っていた。しかし、下っ端作業員として実務に携わっているうちに腑抜けてしまい、年月とともに保守的な思想を持つようになってきた。来週も来月も来年も定時で仕事を切り上げるルーチンワークを続けようと考えている最中に、管理職にならないかと上司から打診された。私よりも若手のほうが管理職に向いていると伝えたが、当の管理職には全く通じなかったのが残念だ。
底辺は余計な事考えなくていいよ
JAL(2代目)だと労働者がストライキするのが有名で 全部止めるんだけど 管理職が全員でばって、自分で飛行機運転して 無事運行するっていう擬似式があってな できないわけない...
だからおなじ いろいろ難しい話があってね Hyper-Thread 90 難しいよね ↓ 若い子が力でねじ伏せます。
最近の若い子オーラが違うなっていう。