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2021-01-20

パートナー募集しています

このスペックでオッケーしてくれる方、いませんか?

スペックスキル

173cm 59kg Dカップ 24

住居:首都圏

学歴千葉大

仕事増田(多少前後するが平均年収700くらい)

家事:縫い物以外なら大体できます

資格:劇毒取扱管理者危険物甲種

高圧ガス(甲種化学、甲種機械、第1種冷凍)

公害防止管理者(大気一種、水質一種騒音振動)

顔面:可もなく不可もなく

趣味文芸執筆ヨガ映画鑑賞

特技:サーフィン増田

性格一般的増田

相手希望するもの

容姿:優しくて穏やかな人、胃袋の強い人、労災に合わない人

年齢:同年代〜30代前半くらい?

備考:出来れば関東に在住の男性の方を募集しています


よろしくお願いしま

2020-06-05

anond:20200529212456

noteから転載です。こっちの記事だと、全部転載したはずが途中で切れていて読めませんが、noteには全文あります。私のバックグラウンド職務経歴書履歴書note記事にあります

https://note.com/iroquois

要旨:双極性障害には受託分析という仕事は向いているのではないか説の表明と意見募集

時間の無い人向けのまとめ

受託分析とは、お客さんから預かったモノを、装置を使って分析し、その分析データをお客さんに出してお金を貰うシゴト。知識が無くても高卒以上なら入社可能

装置操作は慣れれば簡単。詳しい写真つきの操作マニュアルがあるので、機械が苦手な人でも、それを見ながらやれば必ずできるような仕組みになっている。

◆人と対面で話す必要が薄い。自分1人で業務をほぼ完結できるという特徴がある。鬱症状や対人恐怖、加害恐怖があっても仕事がしやすい。勤務場所が一つの部屋ではなく、休憩やトイレ自由に取れるので過敏性胃腸症候群でも働きやすい。

◆お給料は高くはないが、そこまで悪くもない”傾向”にある。

目次

1. 受託分析とは

2. 受託分析業務の特徴

3. 双極性障害の特徴

4. なぜ双極性障害受託分析業務に向いていると考えるか

5. 受託分析業界の成長性や安定性

6. 受託分析会社就職するためにはどうすべきか

7. 受託分析所のネガティブ

注釈

以下本文

1. 受託分析とは

 みなさんが日常的に使っているPCスマホ構成するプラスチックなどの工業材料は、一つの化合物からできているのではなく、設計必要のない副生成物や不純物を含んでいます。また同じ材料でも、つくる会社が違ったり、つくるタイミングが違うと品質バラつきが出てきます。また化学物質製造工程において揮発したり、予定以上に化学反応が進んでしまうことも多くあります

こうした工業材料品質特性を安定して管理するためには、材料の成分や不純物の化学構造、成分ごとの比率を知っておかなければなりません。それを調べる仕事がここでいう「分析」です。

 ほぼ完全にB to B※1のシゴトなため、聞いたことがない人も多い仕事かもしれません。ですが、モノを作る、モノの作り方を新しく開発するには必要不可欠な仕事なため、業界規模は小さくはありません※2。

 プラスチック飲食料品、お酒医薬品、服飾、あらゆる製造企業は、本業のモノを作る業務以外にもこの分析という仕事をしています。実際に分析をする人たちは自社の品質管理部門に属しているところも多いです。

分析といっても使う装置多種多様で、装置ごとに得られる情報が異なります。それら全てを自社で揃えようとすると、装置を買うのにも性能維持するにもお金がすごくたくさん必要になってしまます

 そこで、それらの会社は全ての分析を自社でおこなうのではなく、分析作業の一部あるいは全部を他の会社外注しています。その注文をもらって分析を専門的に行う会社を、受託分析所といいます。私が働いているのはその受託分析所になります

2. 受託分析業務の特徴

 受託分析仕事の、おおまかな流れは以下の通りです。

(1)    お客さんから、「コレをこういうふうに分析して」といった注文が分析所に届きます

(2)    会社上司から「コレやっといて」と分析するものサンプルと、分析の内容が書いてある書類をもらいます

(3)    決められた装置を使い、決められた分析方法サンプルを分析します。

(4)    装置から出てきたデータを、報告書というレポートにまとめます

(5)    報告書をお客さんに提出します。その対価としてお金をもらえます

以上です。シンプルではないですか?未経験の人にとっては(3)の分析作業が、具体的にイメージしづいかと思います。でもそこはマニュアル通りにやればいいので簡単です。装置を作っているメーカが作ったマニュアルも必ずありますし、だいたいの受託分析所には、そのマニュアルさらにかみ砕いて分かりやすくした自作作業手順書があります。それを読みながらマニュアル通りにポチポチボタンを押せばいいだけなので、日本語が読める人なら誰でもできます。※3

 

3. 双極性障害の特徴

 これについては私が説明するより皆さんのほうがよくご存知かもしれません。足りたい部分の知識グーグル先生に聞いていただくとして、双極性障害の特徴として以下の要素などがあるのかなと思います

(1) 躁期はおしゃべりだけど、鬱期は人と喋りたくなくなる。もしくは喋ることができない。

(2) 鬱期は物事を深く考えることができない

(3) 躁期は攻撃性が増加する、感情的になりやすくなる

4.    なぜ双極性障害受託分析業務に向いていると考えるか

箇条書きで説明します。

(1) 躁期はおしゃべりだけど、鬱期は人と喋りたくなくなる。もしくは喋ることができない。

 分析部隊の人数は会社によりピンキリですが、一般的には分析部門全体で50~100名、実際に同じ建屋で働く人数は10~40人くらいのところが多いです。※4喋りたいときは、分析所の同僚たちと雑談しても良いし、他にもお客さんに分析結果を連絡するとき報告書以外に電話でも丁寧に説明したりですとか、喋る機会はいくらでも作れます

 問題は喋りたくないときですが、この仕事は喋らなくても完結できます基本的には機械相手にする仕事なのです。お客さんからサンプルと分析依頼書(どう分析すれば良いかが書いてある書類)が決められた場所に置いてあるので、それを測定室=分析装置のある部屋に自分で持っていって、分析して、結果をメールで送って、そして報告書を書いて、報告書と余ったサンプルを所定の場所に置いておく。この一連の作業中は一言も喋る必要がありません。私は鬱の時期には、朝に会社に行って夜に自宅に帰るまで、誰とも本当に一言も話さないで帰ることも多いです。出勤時に社内の廊下で人とすれ違った時には挨拶くらいはしますが。

 お客さんとのやり取りも、基本はメールで済ませられます。お客さんから電話がかかってくる時もありますが、新人のうちは自分に名指しで電話がくることはほとんどありません。あるとしたらマンション不動産なんかの迷惑営業電話くらいなのでシカトしましょう。

 会社出世しようとか、上司から評価されようとするなら、上司や同僚との積極的コミュニケーションはもちろん必須です。そうではなく惰性で仕事をするだけなら、他人と関わらずに装置パソコンをいじっているだけで仕事がほぼ完結します。

 雰囲気が似たものだと、プログラマとかIT関係があるのかなと思うのですが、分析業務のいいところは、作業場所が一つではないのです。分析所でも事務専任の人だと、事務室にその人が20分以上いない⇒その人はトイレか休憩室でさぼっているのかな、と周りの同僚に思われてしまます

 ですが分析担当していると、事務仕事事務室でして、分析装置がある部屋に行って、という風に作業する場所複数あるのが普通です。つまりは、自分担当している仕事納期さえ守っていれば、あとはサボり放題です。トイレにも自由タイミングで何回でも行けます

(2) 鬱期は物事を深く考えることができない

 前述の通り詳しいマニュアルがあることがほとんどなので、考えなくてもマニュアル通りに機械的に仕事をすれば、欝の時も精神ストレス比較的少ない形で作業ができますマニュアルがない作業があれば、躁期のうちに自分マニュアル自作しておきましょう。私はそういった自分用のマニュアルをたくさん作っています自分で書いたもの自分にとっては一番分かりやすいですからね。

(3) 躁期は攻撃性が増加する、感情的になりやすくなる

 ⇒

 コレばかりは、自分自身で制御しなければいけないところです。前述の通り人と対面する機会があまり多くないので、人のいるところでは感情的なふるまいはこらえましょう。人といないところでダンボールをけっ飛ばすなりなんなりして、自分衝動コントロールしましょう。人と関わらないとはいっても、人のいる空間作業することにはなるので、そこは最低限の自制は必要です。

 とはいってもウチの会社だと、メンタルが病んでいる人も多いので、仕事中に「なんだよ!もうやってられんねえよ!!!」みたいなことを誰が叫んでいるのを聞いたことも一度や二度でもありません。しょうもない理由物理的に首を絞められたこともあります。ちなみに絞められたのは私が経験した実話です。このように、多少の変なふるまいはなあなあで許容してくれる、言ってしまえば無視放置してくれるところがあります。どの程度まで許容されるかは、会社事業所によって風土文化が違うかなと思いますが。

5. 受託分析所の雰囲気と、業界の成長性や安定性

(1)雰囲気 

 分析受託営業する人は別にして、社内で分析担当する人達理系なので、良く言えば落ち着いた雰囲気、悪くいえば暗い雰囲気分析所が多いかと思います。30人くらいいる事務室で、誰もなにも喋らずひたすらキーボードをカチャカチャ打つ音が響く。そんな光景イメージしてもらえれば大体合っています

 仕事にそこまで腕力や体力を必要としないこともあり、女性比率が高めです。あと理系なので男子童貞率が高いです。私の職場にも40間近の魔法使い男子複数名おります。良い人達ですよ。

(2)成長性、安定性

 成長性や安定性ですが、日本人口が減っていますので、国内市場が急激に伸びることはまず無いです。ただし受託分析市場が無くなることも100%無い。モノを作る限りは分析必要です。よって安定した需要雇用が見込めます

 分析という仕事性質上、大手製造メーカの子会社として分析所があるケースが多いです。大手の傘の下にいるので雇用比較的安定しており、福利厚生大手に準じているので整備されています。私の勤務先も大手系列会社でして、福利厚生には恵まれています。たとえ仕事遂行能力が低い人でも、重犯罪レベルのことをしない限り、フリでもいいので真面目に働いていればクビになることはまずありません。とはいっても左遷や異動などは普通にあるので、サボるのはほどほどに。

(3)賃金

 賃金ピンキリですが、ルーチンワーク主体とする定型的な作業のみしか担当しない場合仕事負担が少ないぶん、賃金も安くなりますルーチン以外も担当する人ならそこそこ貰えます出世していない若手平社員の額面年収で、350万円~700万円くらいのイメージです。700近いレンジルーチン以外もバリバリ担当して残業手当ガンガンもらう人の数字です。

 ただし受託分析会社でも、環境分析系の会社上記金額より安い傾向があります環境分析とは、法律分析実施強制されている分析で、例えば薬品を使っている部屋の空気有害物質がたくさん含まれていないかどうかとか、化学工場の地面の土に重金属が染み出していないかどうかなどを調べる分析です。法律という規制があるので、これらは受託分析の中でもガチガチルーチンです。やり方が完全に決まっています

 環境分析報告書はどの会社に依頼してもまともな会社なら同じものが出てくるので、分析する会社側としては他社との差別化ができない。したがって価格競争や短納期競争が激しい。お客さんからもらえるお金も少ない。そのため働いている人達がもらえるお金も少ないです。仕事定型的なので、お給料を気にしない人は環境分析もアリかと思いますが、その他の分析所に比べると、激務薄給の傾向があります離職率も高いため、求人件数が一番多いのも環境分析ではあります

6. 受託分析会社就職するためにはどうすべきか

(1)    有利な資格

 技術士資格があれば文句なしですが、それを持っている人はそもそも就職先に困らないと思います危険物取扱者公害防止管理者作業環境測定士、作業環境計量士、このあたりが職務と関連する資格です。特に環境分析業務としている分析所では、作業環境測定士か作業環境計量士を持っていれば採用される確率がぐんと上がります

 

(2) 必要知識

 会社で上を目指さないなら、高卒資格があれば知識ゼロでもOKです。それでも受託分析から求人はありますので、あとは応募者の能力と、やる気があるフリがどれだけ上手いか次第です。高専卒や理系大卒以上だと採用確率が上がります

 出世昇給仕事での活躍視野に入れていく場合科学化学バックグラウンド必要になります。最も強いのは、大学または企業での研究開発の経験です。これは分析仕事では直接学べないことなのですが、分析者として物事を深く掘り下げるには研究開発の知識必須になるためです。

(3) 採用してくれる受託分析所をどう探すのか

 他の仕事の探し方と変わりません。ハローワークでも求人がありますし、リクルートやDUDAなどの転職エージェントを使う手もあります正社員でなくてもOKなら、派遣会社を使えば派遣会社勝手に探してくれます採用が多い時期はヨイチ4月1日入社タイミングですが、受託分析所は中途採用も多いので、入社時期は限定的ではありません。

7. 最後

 この文章は、双極性障害の人でも受託分析なら仕事はしやすいのではないかな、という説を伝え、色々な意見を募るための文章なので、受託分析ポジティブな面に焦点を当てて書いています。ですがお金をいただいて仕事をするわけですからネガティブな面も当然あります

(1) 親会社との関係

 前述の通り受託分析所は大手企業の子会社が多いです。日本においては子会社親会社の力関係絶対的で、親会社入社したての新人さんからイヤミなことを言われたりすることもあります。とはいってもそういう人は世界中どこでもいますので、分析所に限りませんね。

 嫌なところは、子会社上層部はほぼ100%が親会社からの出向や転籍です。そして親会社から子会社に送られてくる人は、9割がダメ社員パワハラ社員です。少なくとも私の会社ではそうなの。良い社員なら親会社自分会社で働かせたがりますし、そこは仕方ないので頭では納得できますが。問題は、直属の上司ダメおじさんだったりパワハラ野郎だったりすると、その下にいる部下の私達は、苦労をすることになります。その辺を詳しく書くと、A4紙で20Pくらい書けそうなので書かないでおきます

(2) 分析屋という仕事ポジション

 受託分析という仕事は、モノつくりの一連の仕事のなかでは”格”みたいなものが低いです。おPermalink | 記事への反応(0) | 12:00

2020-06-04

anond:20200529212456

発達性障害とは違いますが、双極性障害持ちの1人であるからすると、分析という仕事双極性障害には向いている気がします。noteに書きました。

https://note.com/iroquois

題名 双極性障害には受託分析仕事が合う説の表明と意見募集

時間の無い人向けのまとめ

受託分析とは、お客さんから預かったモノを、装置を使って分析し、その分析データをお客さんに出してお金を貰うシゴト。知識が無くても高卒以上なら入社可能

装置操作は慣れれば簡単。詳しい写真つきの操作マニュアルがあるので、機械が苦手な人でも、それを見ながらやれば必ずできるような仕組みになっている。

◆人と対面で話す必要が薄い。自分1人で業務をほぼ完結できるという特徴がある。鬱症状や対人恐怖、加害恐怖があっても仕事がしやすい。勤務場所が一つの部屋ではなく、休憩やトイレ自由に取れるので過敏性胃腸症候群でも働きやすい。

◆お給料は高くはないが、そこまで悪くもない”傾向”にある。 

目次

1. 受託分析とは

2. 受託分析業務の特徴

3. 双極性障害の特徴

4. なぜ双極性障害受託分析業務に向いていると考えるか

5. 受託分析所の雰囲気と、業界の成長性や安定性

6. 受託分析会社就職するためにはどうすべきか

7. 受託分析業界ネガティブ

注釈

1. 受託分析とは

 みなさんが日常的に使っているPCスマホ構成するプラスチックなどの工業材料は、一つの化合物からできているのではなく、設計必要のない副生成物や不純物を含んでいます。また同じ材料でも、つくる会社が違ったり、つくるタイミングが違うと品質バラつきが出てきます。また化学物質製造工程において揮発したり、予定以上に化学反応が進んでしまうことも多くあります

 こうした工業材料品質特性を安定して管理するためには、材料の成分や不純物の化学構造、成分ごとの比率を知っておかなければなりません。それを調べる仕事がここでいう「分析」です。

 ほぼ完全にB to B(※1)のシゴトなため、聞いたことがない人も多い仕事かもしれません。ですが、モノを作る、モノの作り方を新しく開発するには必要不可欠な仕事なため、業界規模は小さくはありません(※2)。

 プラスチック飲食料品、お酒医薬品、服飾、あらゆる製造企業は、本業のモノを作る業務以外にもこの分析という仕事をしています。実際に分析をする人たちは自社の品質管理部門に属しているところも多いです。

分析といっても使う装置多種多様で、装置ごとに得られる情報が異なります。それら全てを自社で揃えようとすると、装置を買うのにも性能維持するにもお金がすごくたくさん必要になってしまます

 そこで、それらの会社は全ての分析を自社でおこなうのではなく、分析作業の一部あるいは全部を他の会社外注しています。その注文をもらって分析を専門的に行う会社を、受託分析所といいます。わたくしイロコイが働いているのはその受託分析所になります

2. 受託分析業務の特徴

 受託分析仕事の、おおまかな流れは以下の通りです。

(1) お客さんから「コレをこういうふうに分析して」といった注文が分析所に届きます

(2) 会社上司から「コレやっといて」と分析するものサンプルと、分析の内容が書いてある書類をもらいます

(3) 決められた装置を使い、決められた分析方法サンプルを分析します。

(4) 装置から出てきたデータを、報告書というレポートにまとめます

(5) 報告書をお客さんに提出します。その対価としてお金をもらえます

 以上です。シンプルではないですか?未経験の人にとっては(3)の分析作業が、具体的にイメージしづいかと思います。でもそこはマニュアル通りにやればいいので簡単です。装置を作っているメーカが作ったマニュアルも必ずありますし、だいたいの受託分析所には、そのマニュアルさらにかみ砕いて分かりやすくした自作作業手順書があります。それを読みながらマニュアル通りにポチポチボタンを押せばいいだけなので、日本語が読める人なら誰でもできます。(※3)

 

3. 双極性障害の特徴

 これについては私が説明するより皆さんのほうがよくご存知かもしれません。足りたい部分の知識グーグル先生に聞いていただくとして、双極性障害の特徴として以下の要素などがあるのかなと思います

(1) 躁期はおしゃべりだけど、鬱期は人と喋りたくなくなる。もしくは喋ることができない。

(2) 鬱期は物事を深く考えることができない

(3) 躁期は攻撃性が増加する、感情的になりやすくなる

4. なぜ双極性障害受託分析業務に向いていると考えるか

箇条書きで説明します。

(1) 躁期はおしゃべりだけど、鬱期は人と喋りたくなくなる。もしくは喋ることができない。

 分析部隊の人数は会社によりピンキリですが、一般的には分析部門全体で50~100名、実際に同じ建屋で働く人数は10~40人くらいのところが多いです。(※4)喋りたいときは、分析所の同僚たちと雑談しても良いし、他にもお客さんに分析結果を連絡するとき報告書以外に電話でも丁寧に説明したりですとか、喋る機会はいくらでも作れます

 問題は喋りたくないときですが、この仕事は喋らなくても完結できます基本的には機械相手にする仕事なのです。お客さんからサンプルと分析依頼書(どう分析すれば良いかが書いてある書類)が決められた場所に置いてあるので、それを測定室=分析装置のある部屋に自分で持っていって、分析して、結果をメールで送って、そして報告書を書いて、報告書と余ったサンプルを所定の場所に置いておく。この一連の作業中は一言も喋る必要がありません。私は鬱の時期には、朝に会社に行って夜に自宅に帰るまで、誰とも本当に一言も話さないで帰ることも多いです。出勤時に社内の廊下で人とすれ違った時には挨拶くらいはしますが。

 お客さんとのやり取りも、基本はメールで済ませられます。お客さんから電話がかかってくる時もありますが、新人のうちは自分に名指しで電話がくることはほとんどありません。あるとしたらマンション不動産なんかの迷惑営業電話くらいなのでシカトしましょう。

会社出世しようとか、上司から評価されようとするなら、上司や同僚との積極的コミュニケーションはもちろん必須です。そうではなく惰性で仕事をするだけなら、他人と関わらずに装置パソコンをいじっているだけで仕事がほぼ完結します。

 雰囲気が似たものだと、プログラマとかIT関係があるのかなと思うのですが、分析業務のいいところは、作業場所が一つではないのです。分析所でも事務専任の人だと、事務室にその人が20分以上いない⇒その人はトイレか休憩室でさぼっているのかな、と周りの同僚に思われてしまます。ですが分析担当していると、事務仕事事務室でして、分析装置がある部屋に行って、という風に作業する場所複数あるのが普通です。つまりは、自分担当している仕事納期さえ守っていれば、あとはサボり放題です。トイレにも自由タイミングで何回でも行けます

(2) 鬱期は物事を深く考えることができない

 前述の通り詳しいマニュアルがあることがほとんどなので、考えなくてもマニュアル通りに機械的に仕事をすれば、欝の時も精神ストレス比較的少ない形で作業ができますマニュアルがない作業があれば、躁期のうちに自分マニュアル自作しておきましょう。私はそういった自分用のマニュアルをたくさん作っています自分で書いたもの自分にとっては一番分かりやすいですからね。

(3) 躁期は攻撃性が増加する、感情的になりやすくなる

 ⇒

 コレばかりは、あなた自身制御しなければいけないところです。前述の通り人と対面する機会があまり多くないので、人のいるところでは感情的なふるまいはこらえましょう。人といないところでダンボールをけっ飛ばすなりなんなりして、自分衝動コントロールしましょう。人と関わらないとはいっても、人のいる空間作業することにはなるので、そこは最低限の自制は必要です。

 とはいってもウチの会社だと、メンタルが病んでいる人も多いので、仕事中に「なんだよ!もうやってられんねえよ!!!」みたいなことを誰が叫んでいるのを聞いたことも一度や二度でもありません。しょうもない理由物理的に首を絞められたこともあります。ちなみに絞められたのは私が経験した実話です。このように、多少の変なふるまいはなあなあで許容してくれる、言ってしまえば無視放置してくれるところがあります。どの程度まで許容されるかは、会社事業所によって風土文化が違うかなと思いますが。

5. 受託分析所の雰囲気と、業界の成長性や安定性

(1)雰囲気 

 分析営業する人は別にして、社内で分析担当する人達理系なので、良く言えば落ち着いた雰囲気、悪くいえば暗い雰囲気分析所が多いかと思います。30人くらいいる事務室で、誰もなにも喋らずひたすらキーボードをカチャカチャ打つ音が響く。そんな光景イメージしてもらえれば大体合っています

 仕事にそこまで腕力や体力を必要としないこともあり、女性比率が高めです。あと理系なので男子童貞率が高いです。私の職場にも40間近の魔法使い男子複数名おります。良い人達ですよ。

(2)成長性、安定性

 成長性や安定性ですが、日本人口が減っていますので、国内市場が急激に伸びることはまず無いです。ただし受託分析市場が無くなることも100%無い。モノを作る限りは分析必要です。よって安定した需要雇用が見込めます

 分析という仕事性質上、大手製造メーカの子会社として分析所があるケースが多いです。大手の傘の下にいるので雇用比較的安定しており、福利厚生大手に準じているので整備されています。私の勤務先も大手系列会社でして、福利厚生には恵まれています。たとえ仕事遂行能力が低い人でも、重犯罪レベルのことをしない限り、フリでもいいので真面目に働いていればクビになることはまずありません。とはいっても左遷や異動などは普通にあるので、サボるのはほどほどに。

(3)賃金

 賃金ピンキリですが、ルーチンワーク主体とする定型的な作業のみしか担当しない場合仕事負担が少ないぶん、賃金も安くなりますルーチン以外も担当する人ならそこそこ貰えます出世していない若手平社員の額面年収で、350万円~700万円くらいのイメージです。700近いレンジルーチン以外もバリバリ担当して残業手当ガンガンもらう人の数字です。

 ただし受託分析会社でも、環境分析系の会社上記金額より安い傾向があります環境分析とは、法律分析実施強制されている分析で、例えば薬品を使っている部屋の空気有害物質がたくさん含まれていないかどうかとか、化学工場の地面の土に重金属が染み出していないかどうかなどを調べる分析です。法律という規制があるので、これらは受託分析の中でもガチガチルーチンです。やり方が完全に決まっています分析結果はどの会社に依頼しても同じものが出てくるので、分析する会社側としては他社との差別化ができない。したがって価格競争や短納期競争が激しい。お客さんからもらえるお金も少ない。そのため働いている人達がもらえるお金も少ないです。仕事定型的なので、お給料を気にしない人は環境分析もアリかと思いますが、その他の分析所に比べると、激務薄給の傾向があります離職率も高いため、求人件数が一番多いのも環境分析ではあります

6. 受託分析会社就職するためにはどうすべきか

(1) 有利な資格

 技術士資格があれば文句なしですが、それを持っている人はそもそも就職先に困らないと思います危険物取扱者公害防止管理者作業環境測定士、作業環境計量士、このあたりが職務と関連する資格です。特に環境分析業務としている分析所では、作業環境測定士か作業環境計量士を持っていれば採用される確率がぐんと上がります

 

(2) 必要知識

 会社で上を目指さないなら、高卒資格があれば知識ゼロでもOKです。それでも受託分析から求人はありますので、あとは応募者の能力と、やる気があるフリがどれだけ上手いか次第です。高専卒や理系大卒以上だと採用確率が上がります

 出世昇給仕事での活躍視野に入れていく場合科学化学バックグラウンド必要になります。最も強いのは、大学または企業での研究開発の経験です。これは分析仕事では直接学べないことなのですが、分析者として物事を深く掘り下げるには研究開発の知識必須になるためです。

(3) 採用してくれる受託分析所をどう探すのか

 他の仕事の探し方と変わりません。ハローワークでも求人がありますし、リクルートやDUDAなどの転職エージェントを使う手もあります正社員でなくてもOKなら、派遣会社を使えば派遣会社勝手に探してくれます採用が多い時期はヨイチ4月1日入社タイミングですが、受託分析所は中途採用も多いので、入社時期は限定的ではありません。

7. 受託分析業界ネガティブ

 この文章は、双極性障害の人でも受託分析なら仕事はしやすいのではないかな、という説を伝え、色々な意見を募るための文章なので、受託分析ポジティブな面に焦点を当てて書いています。ですがお金をいただいて仕事をするわけですからネガティブな面も当然あります

(1) 親会社との関係

 前述の通り受託分析所は大手企業の子会社が多いです。日本においては子会社親会社の力関係絶対的で、親会社入社したての新人さんからイヤミなことを言われたりすることもあります。とはいってもそういう人は世界中どこでもいますので、分析所に限りませんね。

 嫌なところは、子会社上層部はほぼ100%が親会社からの出向や転籍です。そして親会社から子会社に送られてくる人は、9割がダメ社員パワハラ社員です。少なくとも私の会社ではそうなの。良い社員なら親会社自分会社で働かせたがりますし、そこは仕方ないので頭では納得できますが。問題は、直属の上司ダメおじさんだったりパワハラ野郎だったりすると、その下にいる部下の私達は、苦労をすることになります。その辺を詳しく書くと、A4紙で20Pくらい書けそうなので書かないでおきます

(2) 分析屋という仕事ポジション

 受託分析という仕事は、モノつくりの一連の仕事のなかでは”格”みたいなものが低いです。お Permalink | 記事への反応(1) | 20:47

2019-10-22

anond:20191022091044

過ぎた夫だと理解しております

もっとも、恥ずかしながら私もそんな夫に見合うよう努力は怠っていないつもりですので。

大学では経済学を専攻しましたし、ミャンマーボランティアも行った経験もあります

サークルではリーダーバイトではバイトリーダーを務め、潤滑油のような存在

自慢できることではありませんが、危険物甲種、高圧ガス(甲種機械、甲種化学第一種冷凍機械

公害防止管理者(大気、水質)、潜水士弁理士資格も取り揃えております

 
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