はてなキーワード: メイキングとは
少し前に拷問系AVがどうのとかTwitterで話題になっていた。そんなに多くのツイートを追いかけたわけではないのだけど思うところはたくさんあった。
だいたい落ち着いたところだと思うので、ずっと考えてたことをまとめて書いてみようと思う。
自分はDMMのアダルトビデオ、特に拘束、SM系の動画を手当たり次第見ることが以前はあった。話題になっていた拷問系?はそんなに見てないかも。まあ、最近はそういう欲求がほとんどないので、全然見ないけど。
見ると言っても大抵無料サンプルのみで、何故なら、…単に集中力が持たないからである。そんな感じなのでこの話題についてあまり詳しくはないと先に言っておく。
ちなみにxvideosで見ていたことも少しだけあったが、著作権の問題が気になりすぎてやめた。その点、DMMの動画なら安心だ。無料サンプルばかりで正直申し訳ないとは思っている。
Twitterでの例の話題で気になったのは、アダルトビデオでの行為は大手メーカーなら当然フィクションでありそんなことは当たり前で、ばかばかしい指摘だ、というような反応が割とあったことだ。
たしかに自分も見ているときはもちろんフェイクであると思って見ていたし、俳優の方々を本気で心配したことは一度もなかった。というか、妙にノリのいい音楽とアニメ声のあからさまに演技!という感じのものしか見たことがないので、正直あまり実感がない。趣味に合わないものは徹底的に見ないわけだし。
しかし労働環境はどうなのかという視点で考えると、劣悪なところは結構多いのではないかと思えた。
何しろこんな世の中で、一般的な職場でさえ驚くほど劣悪なところがあったりするのに、アダルトビデオ業界というオープンになりにくいところで劣悪な現場が全然ないとかそんなことがあり得るだろうか。
もちろん、優良なメーカーもあるだろう。それに一応審査があるはずで、映像倫理機構とかその他複数あるらしい。ちょっと調べただけでは詳しく分からなかった。あまりに過激な内容であれば多分審査の段階で弾かれると思われる。
(ただし自主制作のものだと審査があるわけでもなく、本物の拷問まがいの行為の動画がある可能性がある。そこまでいかなくとも、酷いものはあると思う。)
自分はメーカーとか全然詳しくないのだけど、色々工夫して映像を作っているという話は聞く。大抵は模型やらなにやらを使って創意工夫のもとで拷問というフィクションを生み出しているのだと思う。
ただ審査があるとは言っても作品を見ただけでは実際の労働環境までは分からないわけで、特にアダルトビデオの性質…素人だとか盗撮だとか本物のレイプ映像だとか、たとえ実際にはフェイクであっても創作性とは別のところが重要視される分野であることを考えると、そこらへんがホラー映画などとはちょっと事情が違うというか、これって大丈夫なのか、と思ってしまうポイントである。
過去に起きた事件というのも、本当に大丈夫なのかと考えてしまう一因である。また知的障害者などが被害にあっているという情報もあり、そういうのも気になるところ。
もちろん、そういった問題があるからといってすべてのメーカーがそうだというわけではないし、色眼鏡で見られやすい業界であることを考えると、極端なところを取り上げて騒ぐとみんな潰れてしまうのではという懸念も理解はできる。
ただ本当に、いかに興奮できるか、抜けるか、という実用性が重視されるものであり、過激になりやすくオープンにしにくい、しかも粘膜に直接異物が触れるなど相当にハイリスクな性質を考えると、映画やドラマその他の映像作品とはやっぱり事情が違う、フィクションだから大丈夫だと安心できないなと自分は思った。
こんなのフェイクに決まっているしいちいち騒ぐほどのことではない、映画の殺人シーンがいかにリアルであっても騒ぐ奴いないだろうというのは確かにそうなのだが、映画には訓練されたスタントマンやCG、精巧なセットを作り上げる美術スタッフが存在すること、莫大な予算と時間がかけられているということを我々は知っているし、
それによってリアルな残酷映像を安心して見ていられるのだと思う(まあ映画の撮影にだって問題は多くあったりすると思うんだけど)。
どうやってリアルな映像を作っているか、俳優がどのような努力をしたかなどが詳細に語られることも多い。
アダルトビデオも最近はどうやって映像作りをしているか語られることも割とあるとは思うのだが(メイキング映像とか)、その性質を考えると制作現場はもっともっとオープンにされるべきだし、それをアピールしていく必要があるんではないか。
表現するものが何であれ、というかどんな仕事であれ、労働環境は改善されるべきだし、どのような対策をとっているかなど具体的なことがもっと必要なのだと思う。危険を伴うなら尚更だ。
劣悪なメーカーが、努力している優良なメーカーの足を引っ張っているというツイートを見かけたけど、たしかに現状そんな感じなのだと思う。
また過激な表現を守りたいのであれば、アダルトビデオを安心して見るために劣悪な労働環境をなくそうという声を積極的に上げなければならんのではないか。
観測範囲にはなかっただけで、そういう声も結構あったのかもしれないが、自分はほとんど見なかった。異常者扱いされることへの反発の方が多かったように思う。
たしかにこんなのを見るなんて信じられない、醜悪だという声は結構な数あり、正直内容を考えると仕方がないと思う。
見ない人には慣れなどというものはまったくない分野であり、見る人だけが見るもので一般的な理解は得にくい。
だから興味ないならほっとけということではなく、表現は守られるべきだからこそ労働環境は厳しく問われるべきで、オープンになりにくいからこそ野暮な指摘は重要なんではないか。
「これは表現であり創作物である」ということをしつこいくらいにやっていく必要があると思う。
あんまり健全だと興奮できないという声は結構あると思うのだが、制作現場にまでそれを求めてどうするというか、そういう声を聞く必要はないだろうと。
労働者が死にそうになりながら作った製品でなければ満足できませんとか言われても。
俳優が危険をおかしていることをアピールして作品の価値を高めるというやり方もあるけど、程度によるかな。
あと当たり前だけど性教育は必要。人間の身体の正しい知識、他人の身体の扱い方が浸透してなさすぎる、幻想が溢れすぎていると思う。現実的な前提あってのフィクションでしょう。
と、まあこんなところ。もっと現場の声を聞きながら現状とか問題点とか表現についてとか考えてる人はいると思うので、そういう人の話を聞きたいかなあ。
驚いて風呂場から引っ張り出し、鼻の下に手をやると、どうやら息をしていない。
戸惑いながらも、とりあえずテレビとかで見た胸骨圧迫ってのをやってみた。
これで息を吹き返さなければ、口から直接空気を吹き込まねばならないのか?
それはちょっと嫌だな。
とか思いながら胸骨圧迫を続けていると、竹中直人は、ふう…と大きく息を吐いた。
どうやら息を吹き返したようだ。
でも、竹中直人は目覚めない。
119番に電話をかけた。
交換手のお姉さんが出て、今夏は熱中症の人の搬送などで忙しく、到着まで20分から30分はかかると言う。
じゃあ結構です、とは言えないので、それでもいいのでお願いし、電話を切る。
それにしても、何故、竹中直人がうちのマンションの風呂場にいたのかがわからない。
別に知り合いじゃないし。
聞こうにも竹中直人は目覚めないままだし。
とりあえず、救急車が来るまでの間に腹ごしらえだと思い、マンションの1階に入っている定食屋に行った。
カウンターでランチを注文して待っていと、宅配便のお兄さんが入ってきて、荷物を届けてくれた。
この前、Amazonで注文した「マッドマックス怒りのデスロード」のメイキング本だ。
受取りのハンコを捺していると、さらに2,3人、宅班便のお兄さんが担架を担いで入ってきて、「救急患者はどこですか?」という。
「え?」と思いながらも、自分の部屋に戻り、まだ倒れたままの竹中直人を担架に乗せて運んでもらう。
マンションの前の道路まで出ると、そこに止まっているのは救急車ではなく、宅配便のトラックだ。
担架に固定された竹中直人は、トラックの荷台に荷物と一緒に乗せられた。
救急車が足りないとき、宅配業者がこのような作業を請け負っているのだと初めて知った。
ずいぶんと雑に担架を積み込んでいたように見えた。
僕も同行を求められるのかと思ったが、何も言われず、トラックはそのまま走り去って行った。
「実は僕の部屋の風呂場で竹中直人が倒れていてさ。竹中直人と知り合いでもないし、なんでか全然わかんないだよね」
そしたら、マスターは答えた。
「あー、それはアレだ。このマンションには以前、○○、更にもっと以前には、△△が住んでいたからだ」
夢の中では、その名前はハッキリと聞き取れたのだけれど、目が覚めてみると、どうしても思い出せない。
とても気になる。
私が彼を初めて認識したのは、彼がまだジャニーズJr.に入りたての頃だった。
違うメンバーを目当てに見ていた番組に突如「今日からこの子が参加します〜」と先輩ジャニーズに紹介され出て来たのが彼だったのだ。
テレビ慣れしていない彼は小学生だったにも関わらず、少しハスキーな声で一生懸命喋っていた。しかし当時の私は何故だかは分からないのだが彼に対し、生意気な子だなぁ と言う印象を持っていた。
私が初めて彼を見た日以降彼の露出はメキメキと増え、ジャニーズJr.が歌って踊る番組では早々にユニットに入り、マイクを持って歌っていたし先輩ジャニーズが出ているドラマに弟役で出演していたり、はたまた彼を主人公にしたドラマなどがちょくちょく放送された。
今で言うなら彼の当時の状況は 推されている の一言だったと思う。
そんな彼の目覚ましい活躍を特に興味もなく、生暖かい目で見ていた頃、彼を中心にしたグループがデビューした。
それにはさすがに驚いたし、知らないメンバーもいたので少しネットで検索したり、軽く歌番組を追い掛けるようにもなった。
ただし、その時に見ていた子は彼とは違う子でファンとまでは行かず可愛いなぁ、ぐらいの目線で見ていただけだった。
そうしてそのグループはその後人数を増やし、正式的にジャニーズの新グループとして大々的にデビューを果たした。
デビュー後も私は違うグループを追い掛けていて、特に彼の所属するグループにも興味なく、たまに あ、この歌好きかも!くらいのテンションで好きな歌を歌っている時期だけ歌番組を見たりしていた。
ジャニーズのグループにハマると、長時間の歌番組では目当てのグループが出て来るまでその歌番組を見ている事が多く、デビューしたてのグループは歌う順番が早いので、彼が所属するグループを見る事も少なくなかった。
すると、小さかった彼はグングンと身長が伸び、見る度に素敵な男性へと変貌していった。こんなにカッコいいのに年下なんだなぁ、と不思議な感覚に見舞われたりもした。
そうして最近、彼がまたドラマに出演した。そのドラマでは彼が女性に好意を寄せ必死に彼女を振り向かせようと奮闘していた。優しくて結婚して欲しくて彼女が大好きで。初めてのデートでは彼女に似合う服をキラキラな笑顔でプレゼントしてくれ、具合が悪くなった彼女を責めもせず、家まで送り届け大丈夫?と言う優しい連絡まで寄越してくれる、そんな少女漫画から出て来たような素敵な役柄だったのだ。
劇中で彼は所謂当て馬のような存在だったのだけど、そのあまりにも素敵な役柄に私は間違いなくときめいていた。
それからアイドルをする彼を歌番組でまた見るようになった。昔はセンターだった彼も徐々に後ろへ行く事が多くなっていたが、彼だけに重きを置いて見てみると、いつでも彼はキラキラとした王子様のような笑顔で、楽しそうに全力でそれはそれはシャカリキにダンスをして自分のソロパートを歌っていた。
そんな姿を見てしまえば、ジャニーズオタクの血が騒ぐのは、思春期をジャニーズに捧げた業の深さだろう。
そして彼の事ばかりを考え、元は違う目的で作ったTwitterのアカウントに彼の事ばかりを呟くようになった私は、彼のグループで特に好きだったCDを中古で購入する事にした。それと同時に彼らのグループのコンサートをDVD化した物も購入した。
思えばそこが分岐点だったのかもしれない。
CDについていたMVとメイキングは私の心を満たし、あぁ…やっぱりジャニーズって素晴らしい……なんて如何にもオタクな事を思っていた。
アイドルの一番いい姿が出ると思っているのが私はコンサートだと思っている。しかし再生したそのDVDには彼らのいい所があまり活かされていないような気がしたのだ。
歌も歌う、ダンスも踊っている。しかし、それ以上に目立っていたのが彼達の執拗なファンサービスだった。
元々ファンサービスというものを執拗にするグループを好きになった事がなく、ファンサービスと言っても所謂お手振りだったり、ピースをしてくれたり、と言うのが普通だと思っていた私に彼達のファンサービスは衝撃を与えた
自らがファンに寄って行き、握手をしファンが持っているぬいぐるみを撫でたりするのだ。
開いた口が塞がらないとはまさしくこの事で、彼達のグループのファンがマナーが悪いと言われているのはそのせいなんだな、と思った。
どれだけしてはいけないと分かっていても、近くに自分の好きな担当が来れば手を伸ばすし、触れたいと思うのがファンなのではないだろうか。
それを自制する為にも私はアイドルには手の届かない気高い存在でいて欲しいと常々思っている。
けれど彼達のように自らが寄って行き、ファンサービスをすればそのアイドル自身の希少価値が下がるのではないか、と思うのだ。ファンサービス目当てで来るようなファンは、長くは続かないと思っていて、グループが節目を迎える10年20年までガッチリとファンをついて来させるには、ファンサービスではなく、自分達のパフォーマンスで引っ張っていかなければならないと思うからだ。
もっと力をつければ、もっと歌唱力を上げれば、全員のダンスをもっと揃えれば 人数が多い分その時の迫力は国民的アイドルだと銘打たれている先輩達をも凌駕出来るのではないか。
私が好きだった他グループのパフォーマンスと演出に比べればまだまだで、歌唱力もダンスも先輩達と比べれば全然稚拙なのだけど、その成長過程を見守りたいと言う厄介な感情が生まれてしまったのだ。
彼の所属するグループが、先輩達のように国民的アイドルになれると思っているから、彼の所属するグループの正統派アイドルとしてのキラキラ具合はどのグループよりも圧倒的だから、きっと彼達は素晴らしいグループになる。
その予感を確信に変えたくて、私は彼のファンになってしまった。
今までは完成されたアイドルしか見て来なかったのだが、これからは今から完成されていくアイドルを見られる事に期待と不安を寄せながら、彼を、彼のグループを応援したいと思ったのだ。
そうして私は気付く。こんな感情は初めてで、恐らく今まで自分が一番嫌いだったタイプの、モンペみたいなファンになって行くのだろうな、と。
今回はメイキング関連。
真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
基本的には関心のある事柄から選んでいるが、「回答できそう」という漠然とした感覚で選ぶこともある。
ふざけて答えるか、真面目にふざけて答えるかは、その時の気分次第だ。
書くときに「嘘八百にしよう」と思っていたものが、書いている途中で「嘘八千にしよう」となるときもある。
ただ、出来る限り「それっぽいことを言っている」ように回答することは心がけているかな。
このシリーズのテーマは「質問と回答」だが、私の中では「如何にそれっぽく言語化できるか」、「自身の心と切り離せるか」というのもあるから。
では、なぜ今回この質問を選んだかというと、最近とあるメイキング映像を観たんだよ。
「ああ、この体で話すのいいな」と率直に思ったのさ。
あとモーションキャプチャーで猿の演技をしている役者と、笑わずに演技している役者たちの姿に心を打たれてね……。
言っておくが、別に記法を把握していないから、不恰好なリンクで済ませていたとかではないからな。
見返して欲しいような内容を書いていないからだ。
「どうせ需要ないからテキトーでいいだろ」とか思っていたわけでもない。
まあ、要望には答えよう。
今回のカテゴリ付けで、「振り返り関連」などの過去の記事が一貫性のない内容になってしまった箇所もあるがそのままにしておく。
どうもしないね。
私の求めるものの7割は書いた時点で達成されている。
このシリーズはちょくちょく書いているが、それら全部のブクマ数を合わせても、私が数年前に書いたとある記事のブクマ数には遠く及ばない。
その記事はユーザー初心者を装って、如何に面白いブコメをするかの思考模様を書いたものだ。
なのだが、真面目に考察しているようにみせて、実は皮肉った構成にしてある。
他にも漏れを作ったり、あからさまな誤用や誤字を入れたりして、反応しやすいようにした。
そうしてその記事は200以上のブクマ数になり思わず口元が緩んだ。
ただ、しばらくすると「これがこんなにも注目されるのか」と空しくなってきたんだ。
それからは反省して、書いていて「楽しい」と思えることを第一にした。
今でも本質的な部分は変わらないけれど、真面目さのベクトルを変えた。
実際に変わったのは私だけだが、世界が変わって見えたよ。
朝目覚めてスっと起きられるようになったし、あれだけ昔は吸っていたタバコも必要なくなった。
セクハラされる女が悪いので、需要に応えるため、ルミネで買い物して、女が変わろう、というCMに
どんでん返しなんてでしょ。
おそらく、セクハラされる女が悪いので、需要に応えるという思考パターンを変えよう、という企画意図がどこかですれ違ったのだろうと予想するけどね。
備忘録。
スペックは34歳男、関西在住、高卒、自営年収700万、顔面は並だと思いたい。彼女いない歴ほぼ年齢。ここ10年ほど女性とまともに話した覚えがない。ライトオタク。
10月、きまぐれにツヴァイのWEBアンケートに答える。回答するとあなたの恋愛タイプがわかります、みたいなの。
しばらくしてツヴァイからでっかい封筒が届く。中身はサービスの案内と担当の名刺だった。
恋愛タイプの結果はテンプレみたいな紙が一枚で特に興味を引く内容ではなかったので覚えていない。
さらにしばらくするとその担当から電話が来て一度支店にいらっしゃいませんかと言われる。
時間が出来たらとその場は断る。
11月、そろそろツヴァイに言ってみるかと近所の支店で説明を受ける。料金やシステムなど。
自分のスペックと希望の条件、性格診断やカラーテストとかよくわからんものも受けてあなたの条件だとこれぐらいの人数を紹介できますよ、と提示される。
確か70人ぐらいだった気がする。年齢ももう30代だし高卒だしそんなもんか。
大卒になると紹介人数が跳ね上がるんだが。世の中は高卒に冷たい。
家の近所の支店は小さいので、一度大きな支店の方にも来てください、掲示板にPR用紙もたくさん貼り付けてありますよ!と言われる。一度行ってみるか。
大きな支店へ。
担当は到着するやいなや契約書を書かせる気まんまんだ。もう入会する前提で書類とかを書かせようとしてくる。
入ってみるつもりだったので問題ないけど、気軽にちょっと行ってみようかしら程度で来店した人にはウザいに違いない。
長々と説明を受ける。そんなにいろいろ覚えられないでしょ常考。ツヴァイ内の用語とかも出てくるし。
この書類をいついつまでに書いて写真をどこそこで撮ってきて……みたいなやることをいろいろ指示される。つかれる。
プロフィールの作成も行う。趣味欄はいろいろあげてはみたがあまり女性受けしないとかで書かない方がいいとか言われちゃう始末。女性受けしない。つらい。
掲示板のPR用紙を帰り際に見てきた。量は確かに多いけど全体的に年齢層高め。希望するアラサーぐらいに搾るとたいした数はない。
いろいろとメニューがあるが、相手を検索できるのは「価値観マッチング」ただひとつのみ。
住んでいる地域と希望する年齢、あとは趣味などのキーワード絞り込みの三つしか入力項目はない。
出て来た結果は、相手の名前、年齢、趣味、簡単なPR文が表示されるのみ。
相手の顔もプロフィールも謎。これだけの情報で相手にマッチング申込を行わなければならない。情報少ない。
マッチングを申し込んで、相手が承諾すれば相手の詳しいプロフィール(ツヴァイではPIと言う)や顔写真が見られる、という仕組みらしい。
みると女性でも結構趣味の欄にマンガとかアニメとかゲームとか書いてる子がいる。
なんだよ女性受け悪いからとか言われて書くの躊躇して損したよ。趣味の欄にアニメとゲームを書き足しておく。
12月、ツヴァイからメールが。どこかの誰かがマッチング申込をしてくれたようだ。こんな自分でも存在してていいんだ、という気持ちになる。うれしい。
向こうから希望してくると相手のPIと顔写真を見られる(登録時に相手が公開に同意していれば)。
また、それとは別にツヴァイ側からこんな方はどうですか、という紹介のメールが来るようだ。そちらも相手が公開に同意していればPIと顔写真を見ることができる。
なのでマッチング申込二人とツブァイの紹介二人の計四人のPIと顔写真を見ることが出来た。
顔は正直四人ともあんまり好みではないのだが、マッチング申込してくれた一人は趣味がそこそこ会いそうな気がする。承諾するかどうか迷う。
返事は12日までで、返事しないと自動的にお断りになるらしい。
届いたツヴァイの会報誌を読んでいたらマッチング申込されたらお断りにしても承諾にしてもなるべく早くお返事してあげてください、相手は返答を待ってます!と書かれていた。そりゃそうだ。
ということで承諾の返答をする。
ツヴァイの会報誌「fill」には婚活アドバイス、イベントやパーティーの情報、出会いの広場という会員がお金払って掲載申込するコーナーがある。
こちらは名前、都道府県、年齢、職業、趣味、簡単なPR文が掲載されている。PR文に会員番号を載せていれば、それを元に支店に出向いて支店の端末で顔写真を見ることができる。
掲載数は月によるが、男性の方が多い。女性は今のとこ毎月20人~35人程度か。もちろん、そんな程度の人数じゃ年齢・都道府県が一致する人がそもそも少ない。
しかしPR文見てるとひどい。お前自己PR文でなんでそんな相手にいろいろ求めてんの?なんでそんな上からなの?みたいなのも平気で掲載されてる。
こういう人って実在するのかと戦慄する。
承諾の返答をした翌日、相手の名前やメールアドレス、携帯電話の番号が見られるようになった。
えっ、ということはこれで勝手に連絡しろよってことなんだろうか?
よくわからん。
一度会ってお話しませんか、とのこと。日程を決めて会うことにする。
ツヴァイには自分でマッチング申込する他に、担当に相手を探してもらう有料の「ペアメイキングサービス」というのがあるのだが、どこかの誰かがペアメイキングサービスを使って、担当がその子と会ってみないかと言う。
どんな子なのかと聞いてもかわいらしい子だとしか答えてくれない。相手の個人情報については言えないらしい。それでどう判断しろと。
ただ会員番号だけは教えてくれた。会員番号を使えば支店端末で写真だけは見ることができる。
さっそく支店に出向き、端末で写真を確認。ほんとにかわいらしい子だった。好みのタイプ。
とりあえず会ってみることにする。
マッチング申込の人と駅で待ち合わせして会う。
相手のことはPIを見てある程度はわかっているので、移動中の話もそこそこ盛り上がる。
喫茶店での会話もいいカンジに盛り上がった。性格は結構違うと思うんだが、趣味では共通点も結構あるし。
とりあえずまた会いましょうということに。何度か会ってみて考えよう。
写真通りかわいらしい。身長ひくい。140cm台らしい✘╹◡╹✘
とりあえずPI交換してそれを元にいろいろと話す。とりあえずPIがあるので話す内容には困らない。
支店は30分で追い出されるので、その後二人で喫茶店に。たまたまだが喫茶店は向かい合わせの席ではなくて丸テーブルで隣り合うカンジだった。先日、向かい合わせで座った時はなんか顔が合うとお互い気恥ずかしくなるカンジだったので、この方がいいと思う。
話したカンジでは性格は結構いい子でおとなしめな印象。オタクはおとなしめの女の子が好きなのでストライクです。
ペアメイキングってどんなカンジなの?と聞くと担当さん(私の担当さんと同じ人)にお願いしたらこの人はどう?とすすめられただけで相手のことはほとんどわからない状態だったらしい。なんという担当次第。
マッチング申込の人と二回目。夕食を食べに行く。
今回も結構楽しく話せた。また今度は休日に会おうということに。
またツヴァイからWEBで紹介が来る。どうやら半月に一度来るらしい。
PIと写真を見たがあまり合いそうなカンジがしない。どういう基準で選んでいるんだろう。
ウェルカムパーティーは新規登録者が優先的に参加できるパーティーらしい。新規登録者なので年齢もバラバラ。
といっても見たカンジはほとんど30台ぐらいの人が多く、次いで40代、一部50代といったカンジ。参加者は30人ほど。やや女性が多い。
立食形式で簡単なお菓子とお茶だけ用意されている。5つのテーブルにだいたい6人ずつ、男2、3人女3、4人程度で分かれる。
そこで自己紹介の後好きに話して、15分ほど経ったら男性が次のテーブルに移動する、という形になる。
集団で話したり個人で話したりそれはまあ好きに展開することになるんだけど、一人相手だとどうしても話さない子というのに当たることもあるわけでそうするとすっげえ疲れる、ということに同じ組の男性陣が気がつき、集団でわいわい話す形式に落ち着く。これなら話さない子がいても平気だ。
しかしこんな集団で10分程度話しても正直相手のことなんて印象に残らない。むしろ男とはテーブルを移ってもずっと一緒にいるわけで、女性よりも男のことの方がよくわかるという不思議な展開。
なんだか特に印象に残らず疲れただけの一時間半だった。何人か名刺(連絡先が記入されている)もらったりもしたけど帰ってきてから誰だっけ状態。
多分、たくさんの人と会えるのが魅力で、その中で興味のある子がいたらその子のことだけ覚えて名刺交換した方がいいんだろうな。
1月、相変わらず二人と会ったりしてる。
なんかどのへんで交際とかになるんだろう?ggったら三回目の面接で本交際とか、だいたい四ヶ月で成婚するケースが多いとか書かれてる。四ヶ月で早過ぎじゃねマジかよ。
まーでも漠然とやってたらなかなか成婚に至らないってことなんだろーなー。
※追記
費用書いてほしいってトラバがあったので書いておくけど、ツヴァイのHPに載ってるのと変わらないので書く意味があるのかどうか。
入会金135000円で5000円割引があった。月会費は13392円。
ここらへんはコースによる。高いコースはもっと高い。でも正直私の使い方だともっと安いコースで良かった気がする。
一年以内(半年以内だったかも)に退会するとある程度入会金が戻ってくるらしい。早ければ早いほどたくさん戻ってくる。
あとは指定スタジオでの写真撮影(任意)が5000円だったかな?割引があったので5000円は割引前の価格だったかも。わすれた。
この他、セミナーやパーティーに参加したりするとだいたいひとつあたり男性は5000円~7000円程度、女性は3000円~5000円程度かかる。
会報誌にPR載せるのが3000円で支店の掲示板が一ヶ月500円だったかな?
ペアメイキングサービスは相手が会うのを承諾すれば5000円らしい。
いずれも使ったことがないのでわからない。
担当的には三ヶ月以内に出会いがない場合返金というルールがあるので手早くノルマ達成を目論んだんじゃないかとも思うんだが、ともあれいい人に会えたので感謝している。
今なら絵が一番簡単。
絵っつっても絵画とかみたいな高尚なのじゃなくて二次元萌えイラストのことね。
今の時代無料でソフトがいくらでも落ちてるし勉強になる講座やメイキング動画も掃いて捨てるほどある。
リアル中学生や高校生でも数ヶ月~数年でパッと見ラノベイラストっぽいものを描けるくらいまですぐ成長するんだから、
彼らより知性と判断力に秀で設備投資(ペンタブレットとか27型ディスプレイとか)出来る経済力もある大人ならすぐ量産型承認を得られるくらいの腕前にはなれる。
一回絵をやってみて自分には思わぬ才能が秘められていたと感じるなら、次のステップとして同人で小遣い稼ぎに挑戦してみるといい。
以上
という感じでした。カットの繋ぎが意味不明とか、でんでんとか2シーンくらいしか出てこねーじゃねーかとか、仲村トオルのスーツの色wwwとか、なんでトヨエツの歌に別の曲BGM重ねるのwwwとか、いやそこはスキーとかソリとか用意してあんだろさすがに、とかもう突っ込みどころは大量にあるし、別に個人的に山の風景にさほど思い入れがあるわけでもないので、カメラの魅力とか「すげえな(ホジー」という感じですし、終始狂った抽象的な「山とは……」みたいなこと言ってるのは社会不適合者役のトヨエツだけにしといてくれよマツケンが乗ってきたらもうダブルボケじゃん話進まないじゃん……とか。
いろいろ有るんですが。
「このジジイ完全に蒼井優に惚れてますよね」と分かりまくる蒼井優の撮り方というか、髪洗いシーン一発でもうフルボッキです。
タプタプの二の腕が! フルボッキ!
大林宣彦とは別の意味で老人力昭和力を発揮しまくってて、素晴らしいなあ、と思いました。ほんとに。
剱岳の時と同じで、本編よりメイキングのが面白そうなので、ソフト化が楽しみです。
あと衝撃のラストシーンがすごかった。
今のような政情不安になる少し前に男友達と2人でバンコクへ3泊4日の風俗旅行に行ってきた。
事前に色々調べて、初めてのバンコクで少し不安もあることから、MP(マッサージパーラー)と言う日本のソープのような比較的安全な風俗を中心に回ることにした。
それにしてもバンコクのMPは凄い。まず普通に大きな幹線道路と思わしき道沿いに建っている。高級MPは何も知らない人ならばホテルか百貨店と思うんじゃないだろうか?ベッカムが行ったとされるMPはまるで宮殿だ。
風俗が隔離されている日本からすると街に溶け込んでいて少し戸惑う。なんて素敵な街だ。
高級店は建物の中も本当に豪華だった。また、金魚鉢と呼ばれるひな壇に女の子が並ぶ光景は圧巻。日本の格安ソープ程の値段でモデルや女優のような女の子と遊べるし、実際に本人を目の当たりにして選ぶから、騙されることもない。
バンコク滞在中は昼と夜に風俗行って、それ以外はその辺の屋台で飲んでた。(一応バンコクの3大寺院にも行った。)
最終日の夜にバンコク最後の風俗に選んだのは日本人に人気があるとトゥクトゥクの兄ちゃんが言っていたMPだった。
店に入って席に案内され、ビールを飲みながら女の子を選ぶ。その美瀬は金魚鉢は無く、ソファーに女の子が座っていた。客側の席と近いので女の子達のアピールが凄い。なるべく目を合わさないように選んでいると、全くアピールをせずに目が合っても少し会釈する程度の女の子がいた。
可愛かった事もあり、その女の子を選ぶことにした。
部屋に着くと少し会話を試みてみた。片言の英語で話しかけると、少し日本語が分かると言うので、なるべく単語を並べる形で話した。
その子はタイ人で23歳、5年目らしい。わざわざ自分がタイ人だと名乗ることに少し違和感を覚えたが流した。
自分の事を話しやすいと感じたのか色々と愚痴を言い出した。店で掃除やベッドメイキングをするおばさんが意地悪らしい。ゴムは女の子が自腹で店から買うらしいのだが、おばさんに代金を払ったら、その後貰ってないと言われ、結局またお金を支払う事になったとか、私物を盗まれたなど。
話しいるうちに日本語がどんどん上手くなっていった。おかしいと思いながらも話しを聞いていると、気を許してくれたらしく、本当の事を教えてくれた。
実際はミャンマー人で19歳、ただし勤め始めて5年目は本当とのことだった。
19歳で5年目。噂には聞いていたが直接その話しを聞く事になるとは思わなかった。
14歳で買われて、初めてはお店で経験したとこのこと。初めての子は高いらしく、通常料金の10倍ほど。そこから少しずつ値段が下がり、18歳になると通常料金になるらしい。
それからも身の上話が続いた。
前借金で売られており、返済が終わるまであと3年はかかる
日本語は付き合っていた日本人に教えてもらった。逆にタイ語はほとんど話せない。
なぜ自分に話してくれたのか、本当に気を許してくれたのか、それともチップのために皆に話しているのかは分からない。
人身売買を現実の出来事として否応なしに受け止めなければならなくなった旅行となった。
しかし、そのミャンマーの女の子ともやることはやった。今さら善人ぶるつもりは無いし、これからも風俗に行く。
だが違法な風俗は行かないし、人身売買が無くなり、その結果MPが無くなるとすれば、それは喜びこそすれ、何も残念なことはない。
大体小学校の頃は神童扱いだよ。俺東大到達しなかったけど、小学校なんて常にトップでオール5だったよ。
小5くらいまでは頭の良さというより成長の早さがモノを言うし。
お子さんがとても賢い可能性もゼロじゃないけど、
あなた自身が大学入試、せめて高校の序盤まで付きっ切りで勉強を教えられる
能力を持っているなら十分東京大学は可能性の中に入ってくるけれど
あなた自身に大学入試に対応する学力が無い上塾の費用もムリってんなら東大は不可能。
偏差値65くらいの高校の中で更に飛びぬけたやつが東大に入るわけで。
その中でただでさえ何のフォローもない、知識面のフォローも勉強のペースメイキングも
塾のフォローも無いあなたの子が東大に入るのはほぼ100%不可能。
少なくとも小2の段階で成績が良い程度で一足飛びに「東大」と考えるような人の子ではまず無理。
東大に限らずレベルの高い大学に行かせたいなら、必死こいてレベルの高い学習塾・家庭教師の費用を捻出すべきだね。
東大目指して早慶、最悪マーチ辺りに軟着地ってシナリオでもその条件なら上出来と言えると思う。
ちなみに、俺はやっぱりおたくのお子さんと全く同じ「大学受験なんて何にも知らないです」って
会社上層部、といっても中小弱小企業だから若干数名しかいないが、その上層部から毎日のように「何とかしろ!」と言われ続けてストレスのたまる毎日なので、ここにちょろっとだけ吐く。
一般的には、ホテルの客室清掃、いわゆるベッドメイキングと呼ばれる仕事はホテル自身がパートを雇ってやっていると思われている節も多いだろう。
もちろんそういうホテルも多いが、いわゆるビルメンテナンス系の会社が委託業務として引き受けている場合も多い。
ホテルといってもラブホからビジネスホテル、一流ホテルといった違いはあるが、多くのホテルでは例えばレストランや会場運営などを委託業者に投げていて、極端なケースでは経営以外すべて委託というところもある。
ともあれ、我が社はビルメンテナンス会社であり、とあるホテルのメイド業務を引き受けている。
そのホテルは、スイートルームなどはないが、普通の一流ホテルに属するだろう。
メイド業務は人員不足を理由に、売れない部屋を発生させることは絶対に出来ない。
万が一そんなことがあれば、買い取らされてしまい、損失となる。
メイド業務を外部委託にする大きな理由の一つは多分そんなところにあるのではないかと思う。
とにかく人が足りない。
でも、どんなに募集掛けたって人が来ない。
賃金どころではない。
実際、メイドさん達には普通のパート時給は払えず、1室清掃でいくらという歩合制の請負契約でやってもらっている。
ただ、出勤はこちらからお願いして、休むのは自由で、やりたい部屋数なども本人から言ってもらい、相談してやっているのでその意味では偽装請負とまでは言えないとは思われるが、実際のところはメイドさん達にこうした融通を効かせることで出来るだけ辞めて欲しくないという理由からこんなことにしているだけなのである。
それに安いと言っても、仕事が早くて、多くの部屋を処理できるのなら、時給換算でもまぁまぁの額にもなる。
これは余談ではあるが、日本人よりもその面で中国やフィリピン人等の外人の方がドライに割り切ってて、外人の方が全然いいというのは意外だった。
はっきり言って外人の方が優秀だ。
何はともあれ、ともかく人が足らないので、本社正社員である俺がしょっちゅうホテルのメイドに駆り出されるのである。
色々やってるうちに、メイド、あるいは仕上がった部屋をチェックするチェッカーとしての技能が身についてしまい、今ではもう戦力の一部にまでなってしまった。
もちろん、単価は全然正社員の俺の方が高くてコストが高くついてしまうが、人手不足で背に腹は代えられないのである。
するとどうなるかというと、俺のやってる他の業務に皺寄せがきて、ここのところ全然休めないのである。
しかもそれら業務でミスを連発し、客先からきつい叱責を受けたりとか、予定を守れず、客先に迷惑をかけたりという状況。
それなのに無能な上層部は「何とかしろ!」と俺を含めたホテル担当者を叱責する。やってられないよ、ほんと。
でも、安いから仕方ないけどさぁ、女の人ならメイド業務なんて絶好のダイエットにもなるし、そりゃクレーム出したらきつく怒られるけど、それ以外はうるさく言われないし、ある意味良い仕事だと思うから来ればいいのにと思うんだけどなぁ。
俺なんか、入社したての研修でホテルメイドやってたったの一ヶ月で10キロも減量出来たよ。
金貰ってダイエットできるなんて最高なのになぁ。
つまり、チェックアウトするなら早く出てって欲しいし、滞在するなら昼間はさっさとどっかに行ってくれ。ついでに清掃OKの札をドアノブに出しといてくれ。
部屋をどんなに乱雑にしてようと構わんから。
当たり前の話だが、早く帰りたいのだ(笑)
難しい。
ナニコレってくらい、今まで自分が培ってきた物語創作のテクニックが使えない。
一部ゲーム性でひっぱりきれない場面があるシステムなので、ある程度ストーリー性出して魅せていかないといけないタイトルなんだけど、もともとMMOのクエってそういうのじゃないから、ものっそやりにくい。
世界は変えられない、ゲームの都合でネバーエンド後出しでマップ構造が決まるというか変わり続ける。
NPCは滅多に殺せないというか出し入れしづらい、プレイヤーキャラは喋らないどころかメイキングで好きに作れる、テキストを読ませる方法は事務的で文章演出が効きにくい、複雑なことしてもプレイヤーが次のシナリオ読むのがいつになるか分からないから、憶えていてもらいづらい。
短編的な奴の繰り返しで乗り切れるかと最初思ってたんだけど、短編のテクニックって大体、話の終了とともにその話の世界をぱたっと終わらせられたり、オムニバス形式みたいにその話の主人公を使い捨てられるから出来るオチが多いんであって、キャラが出し入れしづらい、世界壊せない制約ではものっそやりにくいのな。
色々手詰まりしてもうどうしたらいいやら……。
HMJM ハマジム 10th Anniversary Nights - イベント | UPLINK
この日上映されたのは
『大橋仁 そこにすわろうとおもう メイキング 』(2013年/24分)
『ドキュメント 安達かおる~ジーザス栗と栗鼠スーパースター琥珀うたの舞台裏から』(2013年/60分)
という松尾監督が友人や師匠など近い存在の男性を撮った非AV作品3本。3本目の安達監督のドキュメントがAVの撮影現場を舞台にしている為、18禁イベントだったのですが、女性客も結構いらっしゃってました。
最初に松尾監督が登場。軽くこの日の進行を説明(豊田さんのが終わったら休憩を挟みますよ、みたいな感じ)してから上映開始。
『豊田道倫 映像集3』はそのタイトル通り、豊田道倫氏の色々なライブ映像を1つに纏めた作品。1と2はDVDとしてリリースされているのですが、3は映画館やイベントでの上映のみでソフト化されていません。
この作品が一番最初に公開されたのは2010年10月30日の豊田道倫新宿4DAYS最終日で、その時は『豊田道倫 映像集 Ⅲ 新宿Poo上映版 』というタイトルでした。
その後、2011年2月26日に池袋ロサという映画館で行われたMOOSIC LABというイベントの3日目(#3:豊田道倫映像集/実験の夜、発見のロサ。)に『豊田道倫 映像集3-MOOSIC LAB Version-』が、そして2011年のゴールデンウィークに広島と大阪で『豊田道倫 映像集3 地方上映版』、2012年の7月3日に神戸の元町映画館、8月13日に渋谷アップリンクで『豊田道倫 映像集3 無題(new version 84分)』が上映されました。
新宿Poo版、ロサ版、地方上映版、そして2012年の無題と一応同じ作品という事になっておりますが、編集が物凄く変わっていて、「え?あの日のライブは丸々カット?」「前見た時のラストシーンの後に見た事ないシーンがめっちゃ追加されてる!」という感じなので上映される度に見に行ってます。Poo、ロサ、大阪で3日連続、去年のアップリンクに続き今回で見るの7回目。多分全部のバージョンコンプしてるはず。
この日上映されたのは去年神戸と渋谷で上映されたのと同じ『豊田道倫 映像集3 無題』。…のはずなんだけど、最後のクレジットに2013って出てたんだよなぁ。それが気になってる。もしかしたらちょっと編集し直してたのかもしれない。けど前に見てから1年以上経ってる&ちょっとずつ違うのを何回も見てるので、正直どこが違うのか、もしくは全然変わってなかったのか解んなかったっす。。。(全部の版を見に行ってる意味が無いw)
最後のトークコーナーでもちょっと触れられてたのですが、今までは豊田さんが出演するイベントでかかる事が多かったので豊田さんのファンの方が見に来られてたのですが、今回は豊田さんも出ないし、この作品ではない作品目当てのお客さんも結構居たので今までの上映とはお客さんの受け止め方がちょっと違った感じ。最前列のど真ん中に座ってたグループが途中で席を立って戻って来なかったり携帯を弄っていたりと完全に飽きていた様子。確かに豊田さんのような音楽は刺さらない人には全く刺さらないからなぁ。実はこの日、私は友人と一緒に見に行ってたのですが、そういやその友人は豊田さんみたいな音楽全然興味なさそうだというのに途中で気付いてヒヤヒヤしてたのですが、後で聞いたらまぁ何となく楽しめた、みたいな事を言ってくれてたのでホッとしました。
休憩を挟んで2本目の『大橋仁 そこにすわろうとおもう メイキング 』。今回のイベントはこの作品目当ての女性客の方が多かったようですね。自分の全財産をはたき、男女300人による大乱交を作り上げ、その様子を撮影した写真家・大橋仁氏の3冊目の写真集『そこにすわろうとおもう』の撮影現場のメイキング映像。この乱交シーンを作り上げる為にHMJMが協力していたという事で松尾監督がメイキングを撮影されたようです。
この映像は2013年4月14日に原宿VACANTで行われたこの写真集のトークショーと、9月10日に渋谷WWWで行われた大橋仁写真集『そこにすわろうとおもう』刊行記念 大橋仁×七尾旅人 ~百人組手番外編・写音真楽~というイベントで上映されました。私はVACANTで見たのですが大入り満員、WWWの方も満員で見れなかった人もいたとの事(というか今回一緒に行った友人が当日券に希望を託して会場まで行ったのですが入れずに帰った中の1人でした)。
大乱交シーンの撮影の様子を中心に構成されていて、東京郊外の駅前に沢山の男女が集合し、バスに乗せられスタジオ入り→休憩無しの過酷な撮影に挑む様子が映像に収められておりました。途中で体調を崩してリタイアする女性の様子が映し出された後にしかし男性陣でリタイアする者はいなかった、という様な説明テロップが出たりしててちょっと面白かったw
写真家として活躍して得た数千万円の貯金をはたいて写真集を作る大橋氏の撮影中の気迫はカメラを通してもしっかり伝わってきました。終演後、ロビーにこの写真集が置いてあったので急ぎ足でざーっと見たのですが、頭の中にあるイメージというか妄想を数千万円のお金をかけて作品に「せざるを得ない」という彼の業のような物を感じました。23000円という価格も納得の出来。でも買って家に置いてちょくちょく見たりするにはパワーが強すぎるというか。ナンカ色々な物が吸い取られそうな。とか書くと買わない言い訳みたいっすね。そうじゃなくてホントそれくらいの力がある写真集だと思います。ちなみに、写真集の中身についてちょっと書きますと、乱交シーン以外のページもいっぱいあって、そこに大橋氏がたまたま発見してしまった首吊り自殺の遺体の写真なんかもあったりします。
そのまま続けて3本目の『ドキュメント 安達かおる~ジーザス栗と栗鼠スーパースター琥珀うたの舞台裏から』が上映されました。
こちらの作品は松尾監督の古巣、V&Rプランニングの看板シリーズ・ジーザス栗と栗鼠スーパースターが10数年ぶりに復活するという事で、その撮影の様子をドキュメント作品にした物。ジーザス栗と栗鼠スーパースター琥珀うたのDVDに本編とセットで収録されて販売されております。
今回はメイキングのみの上映だったのですが、こうやってメイキングだけ見ると本編見てなかったら意味解らんシーンあるなぁと(最後の方の終わり方とか)一緒に行った友人の反応が気になってたのですが、後で聞いたらその辺は特に気にならなかったようで良かったです。
大掛かりなAVの撮影現場の様子自体が物珍しくて面白いってのもありますが、安達監督も面白いですね。この日上映された3作品の中ではこの作品のみ普通にDVDで買えるので興味を持たれた方は買ってみて下さい。HMJMファンの方向けミニ情報としては、ジャケのうたちゃんの後ろに立ってる男性陣に梁井監督とKENSAKU監督が混じってらっしゃいますよー。メイキングの中でもちょこちょこ映りこんでらっしゃるので探してみましょう。
上映後、トークコーナー。実は予定としてはこのトークコーナーに琥珀うたちゃんが登場するというお話もあったようですが、前のお仕事が長引いてしまって間に合わなくて出演出来なかったとの事。代わりにバクシーシ山下監督とカンパニー松尾監督のお二人によるトーク。山下監督はジー栗にメインカメラとして参加してらっしゃったのでその時のお話など。時間が遅くなってしまっているという事もあって10分ちょっとくらいの短い時間でした。
ジー栗はDVD持ってるし、大橋さんのも4月に見たし、豊田さんのに関しては7回目だし、という事で腰をすえて細かい所を見ていく感じで見たのですが、楽しかったです。特に豊田さんの映像集はアップリンクの前の方の席で見るのがちょうどエエ感じですわ。今後もちょくちょく上映して欲しいです。あと、大橋さんのはそれ目当てで来てたお客さんも多かったのでまた何かの機会に上映されたらいいのになぁ。願わくばもうちょっと長い時間のバージョンで。
この次の日のイベントにも行きました→
HMJM 10th Anniversary Nights Vol.2『ハマジムだよ!全員集合 ~主要監督と共に振り返るハマジムの10年』というイベントに行って来ました。
噂のEIZO FS2333を買った。
それをメインにして、サブを今まで使っていた三菱製24.1型ディスプレイに繋ぎなおし、しばらく初のデュアルディスプレイ環境を楽しむ。
それまで、1つの画面にフォトショと資料画像を並べて窮屈な環境のなか描いていたのが劇的に改善。
メインいっぱいにフォトショを広げて、サブに資料を表示させるもよし
従来と同じくメインにフォトショと資料を並べ、空いたサブにもっと多くの資料を並べたり、動画サイトを垂れ流しにして楽しみながら描いたり、CGメイキングや講座を表示させて確認しながら描くもよし
夢が広がる!
PC買い換えて、お古の19型から24.1型のディスプレイになった時も感動したけど、今回はそれ以上の衝撃を受けた。
あとFS2333凄いね。謳われてる通り、目に優しい。三菱製モニタとは何だったのかと問いかけたくなるくらい、長時間使用での目へのダメージが違う。
色も綺麗だし、「質の良いディスプレイ」というものが一体普通のモニタとどう違うのか身をもって知った。
サブモニタにゲームプレイ動画流しながら描いてるだけで癒され感半端ないし、ついつい夜更かしして大学へ遅れることが多くなりそうだ。
http://anond.hatelabo.jp/20130905185547
読んだ
そもそも高校生の段階で光回線高速ネットにyoutubeにニコ動に各種SNSも全部揃ってるとかどんだけチートなんだと。
インターネット時代以前の高校生はどれだけ金持ちだろうがそれらの超面白いコンテンツ・プラットフォーム群には一切触れられなかったんだ。
今社会で活躍してる高学歴IT系の高校生時代ってPC88~Windows95とかでしょ。今と比べると雀の涙くらいしかスペックがない。かわいそすぎ。
今は5万出せば当時では考えられないような超スペックのPCが普通に手に入る。
普通に生きてても、史上類を見ない科学的パラダイムシフトが起こると言われる2045年まで余裕で生きられるだろうし、70歳になっても2065年とかで余裕で弱った臓器も再生医療で治せるだろう。
恵まれすぎ。
昭和生まれは汗水たらして働いて稼いでも2045年まで生きられるかどうかって人も大勢いるのに
ただでさえネットで効率的な大学受験の方法が出回ってるのに、月額500円の受験サプリなんてものも出たし、
つい去年出たStudyplusなんて勉強系SNS(勉強系SNSだぁ!?そんな健全で建設的なものがインターネットに出てくるなんて本当時代は変わったよ)
は、勉強時間の記録、分析も全部やってくれてモチベーションが超上がる。そして勉強時間でゲームみたく楽しくSNS上で他者と競い合ったりできる。
これだけ環境が揃ってれば勉強したくなるよ。普通の家庭の子も一流大学行けるよ。
普通の勉強じゃなく、プログラミング、絵、CG、音楽とかやりたい高校生も、今ではネットに講座だのメイキングだのが充実してて、おまけにそれが動画で見れたりする。
10年前の高校生は、ネットはあったけど動画サイトや各種SNSがなかった。だから、今の高校生の方が圧倒的に学習に関してはアドバンテージがある。
羨ましすぎる。俺と代わってくれ。
【小学生集まれっ!】
http://www.pixiv.net/group/?id=11501
このグループは戦慄した…
pixivに上がってる美麗CGやメイキング、解説を今の高速ネットでガンガン参照しながら、鉛筆代も絵の具代も一切気にすることなくCGを描ける。
俺が小学生の時とかWindows2000だぞ!?ダイヤルアップネット接続だぞ!?pixivどころかyoutubeすらない、ブログすらまだ無かった時代だ…。
生まれがたかだか10年くらい違うだけでここまで色々違うのかね…
小学生のうちからバリバリCGやれて、しかも無限に自分より上手い同年代やアマチュアを探せるから、決して中途半端な実力で奢ることなく謙虚でいられる。
このグループ見てると、小学生なのに文章力も社交力も申し分ない。学校による教育より、pixivの方が遥かに小学生の可能性引き出せてる感じするんだけど。義務教育とは何だったのか…。
大学受験も受験サプリとかいう便利極まりないしかも安いのが出てきてるし、健全で生産的なWebサービスがここ数年で一気に拡充した感じ。
Studyplusも凄い。勉強に対する意識の高い同年代の学生をサクっと探せてお互いにモチベ管理出来るとか革命すぎる。
俺が小学生の時のネットなんてそんな便利なもの何一つないし、ネットはまだ娯楽の一ジャンルくらいにしか見られてない時代だし…
とにかく今の小学生は恵まれすぎだと思う
多少家庭の年収が低かろうが十分難関大学目指せるし、創作系のプロにもなれるだろう。
前日は空が白むのを見てから寝たにも関わらず、暑さゆえに8時過ぎ起床。
テントサイトにて、フジロック初回から参加し続ける猛者たちと杯を交わす。
潰れる一歩寸前まで日本酒を飲み、大声で歌いながらライブ会場へ。
・青葉市子
前野健太とソープランダーズを見逃し、フジロック2日目は森の中の青葉市子からスタート。
会場は、青葉市子に似つかわしく、森の中にぽつんとある一番小さなステージ。狭いながらも超満員。
心地良い演奏にうとうととしてしまい、椅子から転げ落ちそうになったため次のライブに移動。
青葉市子の弾き語りは2週間前に下北沢音楽祭で見たし、前日の深夜にもピラミッドガーデンにて見ていたので特に感想はなし。
なんか日本のバンドっぽくない印象。逆輸入アーティストだからまぁそりゃそうなんだけど。
日本のバンドは演奏が上手く、サウンドメイキングにより強烈な個性を出すのは苦手、
そして海外のバンドはサウンドメイキングにより表面的な個性を打ち出すのが上手く演奏は下手くそ
というイメージを勝手にもっているのだが、トクマルシューゴは後者に該当した。
演奏は下手くそというとさすがに言い過ぎだが、難しいギターのフレーズはCD音源のほうが綺麗に弾けてるし、バンドのアンサンブルもなんとなくだけどそこまで息がピッタリという雰囲気でもなかった。
前日にギターの達人たちを見たからハードルが上がってたのかな?
しかしおもちゃ箱を開けたようなサウンドはライブでも健在であり、楽しいライブであることは間違いなかった。
そういえばドラムの人が目測で身長190以上あって存在感半端無かった。
・SUZANNE VEGA
本当はオレンジコートでVERY BE CAREFULというクンビアバンドを見たかったが、豪雨により断念。
フィールド・オブ・ヘブンのTシャツ屋でなんと2時間近く雨宿りをして意地でSUZANNE VEGAを見る。
何度テントに帰りたいと思ったことか。まぁこの時テントは雨漏りしまくっていたわけだが。
しかし演奏は素晴らしかった。フジロック三日間を通してのベストソングは間違いなくSUZANNE VEGAのLUKAだろう。
LUKAのリリースからは既に26年が経過しており、声の変化が心配だったが、そんなのは杞憂に過ぎなかった。
バンド編成はなんとアコギを抱えたSUZANNE VEGAとエレキギターのおじさんのみ。
エレキギターのおじさんはルーパーを巧みに操り1人でドラムとベースとリズム&リードギターをこなしていた。
最初は「おいおい手抜きかよ」と思ったが、今思えば逆にそれが功を奏していたといえる。
このシンプルな構成により、LUKAに限らずSUZANNE VEGAの声が前景化して、より感動的に仕上がっていた。
リバーブが思いっきりかかったおじさんのギターソロも際立っていた。
豪雨によりずぶ濡れになった服を着替え、少し遅れてレッドマーキーへ。
ボーカルはスーツに黒い革手袋!真紅の帳に舞い降りた漆黒の歌い手!
いやー、モニターに足をかけて客席を指差すとかもう完全にV系です、ありがとうございました。
This song is called〜〜って演奏前にいう感じもなんか外国語ながら中二感を感じざるを得ないw
遅れて行ったからか、Wonderful Lifeが聞けなかった。
・KENDRICK LAMAR
ビョークはあんまりわからないし、死ぬほど混んでいたのでさらにわからないKENDRICK LAMARへ。
なんと10列目でラーメンが食べられるほど空いておりましたが、ライブ自体はとてもよかった。
まずDJセットではなくバンドセットで、B-BOYたちがバンドをやっている姿はなんともシュールだったw
そして、今風なアンビエント的R&Bみたいなのを生で初めて聞いたのだが、あの手のものは音圧が半端無いんだということを知った。
Frank OceanとかJames Blakeとかも生で聞いたら恐らく音の風が吹いてくるみたいな感じなんだろう。
KENDRICK LAMARはとにかくアンダーグラウンドのワルみたいな雰囲気で、なぜか雨もやんでいてステージには屋根があるにも関わらず300円のビニールレインコートを着ていたw
スヌープドッグがシャンプーハットをファッションとして着ていたりするが、これもそういうことなのだろうか…
フジロックベストアクト、エンターテイメント部門はJURASSIC 5に決まりでしょう。
途中でタイコクラブで知り合った人に遭遇したり、後ろの人に声をかけられたりとテンション上がりすぎて、いつの間にか持っていたジン300mlをライブ中に飲み干していた…
ライブはショウとして完成されており、DJの二人によるショルダーCDJ(!?)とショルダーサンプラーでのライブが挟まれるなど、90分間片時も飽きさせないライブだった。
そして脱退したと思っていたカット・ケミストが生で見られたのもなかなかに感動的。
前日のDJシャドウは深夜につき断念したが、カット・ケミストのターンテーブルさばきはしっかりと目に焼き付けた…と言いたいところだが、酩酊状態につきそこまで覚えていないw
DJももちろんすごかったが、前に立つ4MCもKICK THE CAN CREWのように、それぞれキャラ分けがしっかりとなされており、コミカルなボディランゲージと共に最高のフロウを聞かせてくれた。
全てがノンストップにミックスされたライブだったので曲単位でこれがよかった!とかはあまり感じなかったが、BreakのサビやI am sombodyのコールアンドレスポンスは酩酊状態だったにも関わらず鮮明に記憶している。
全体的にショウとしての完成度で言えば直前のKENDRICK LAMARを大きく上回っていたな、まぁ比較してもしょうがないが。
この後はJURASSIC 5で声をかけてきた人とそのお友達(みなさん私よりも10歳以上年上…)に二時間以上も絡み続けて、千鳥足でテントに向かいましたとさ。
先週の水曜日、1年くらい会っていた男と別れた。身分違いだった。遊ばれていただけだが、私は確かに恋をしていた。既に2回くらい泣いて諦めてたつもりだったのに、今は「基本的な生活」ができなくて昼職をなんとか遣り過ごすのがやっと。会っていた期間・今までの生き方に対して後悔がたくさんある。
「失恋からの立ち直り方」などを読むと、失恋直後は泣いて愚痴れ美味いもの食えあとは時間が解決すると書いてあるが、いくつかの事情が重なり誰にも(カウンセラー等の秘密厳守してくれる人にしか)ありのままを話せないので、増田に吐き出すことにした。半生、風俗、恋愛が絡んだゲロなので脈絡がなかったり長すぎたりあなたのモラルやポリシーに反したりは目を瞑って欲しい。胃の上と心臓がぐるぐるして気持ち悪いままあまり食べられず、呼吸が浅くて、吐き出さないとこれがずっと続きそうで。
世の紳士たち、遊びを仕掛けて本気になられて面倒になって棄てるなら、いいタイミングを選んでください。そもそもきちんと予防線を張ってください。それが上手にできないなら風俗の場合は最初から時間内だけの遊びにしてください。野暮でも関係の確認は明確に。気まぐれな優しさは凶器です。空っぽの人形に心を植えて、外界に連れ出して置いて去るようなのはやめてください。源氏名の鎧が外骨格なこともあるんです。剥がすなら覚悟をもってください。
要は失格風俗嬢が院生に遊ばれただけの話。
企業家家系で、家柄は武士とか軍人の流れとは聞いた気がするが、家を継ぐだの良家だのとは現在は無縁。
兄弟は上と下にひとりずつ。下が障がい者(突然変異系)で心臓の手術などのため私は早い頃からあまり構って貰えなかった。父方祖父母宅に預けられた時に言われた「ジュースを欲しがるなんて図々しい」は幼心にも傷ついた。幼児だからわからないなどと侮るなかれ。迷惑をかけてはいけないと過剰に思う癖がついてこれまでもたくさんの失敗をした。
小学生の頃に両親が離婚。風俗嬢にありがちな母子家庭育ち。母が会社をやっているので経済的困窮はなかった。片親家庭の毒は、なにも経済的なことだけではないと思う。男女観は多少であろうが歪む。私の場合は自分の女性性を受け入れ「女性」になるのが遅れた。「ちゃんとした恋」の経験値が足りなかった。
上の兄弟は国立最高峰の大学を卒業直後にかなりの年上と結婚。母は子が全員成人した頃にやっと死別独身(成人子あり)のパートナーをつくって入籍せずに一緒に住んでいる。
女子中高を経て、音楽大学へ。多少はみ出してはいたが結構な真面目ちゃんだった。同級生みたいにもう少しちゃらちゃらして男を見る目を養えばよかった。大学は奨学金(自立を促すため)と親の資金で。大学の頃にはすこし恋もしたしすこし病みもした。処女喪失は20歳を越えてから当時の彼氏と。特に感動もなかった。卒業してもまず食えないので事務で零細企業に就職。稽古には現在も通っていて、欧州への留学を希望しており貯金中。
昼職の正社員で留学のため真面目に順調に貯金をしていたが当時勤めていた会社が傾き、会社自体を整理することになって放り出される形で無職になった。初めは社員の求人に応募してみたり派遣で働いてみたりしていた。しかし景気的時期的になかなか厳しく、月末月初のみの事務アルバイトをしながら、貯金の進まなさに焦りを感じ時給の高さでホステスに応募。お酒が弱くてあまり売れず。もう数年若ければキャバクラでジュースでも稼げたのだろうが、もう20代中盤に差し掛かっていたので。派遣ホステスなども数回やったしお化粧おしゃべりは多少うまくなったのだが毎晩お酒を飲んで煙草に曝される生活に1ヶ月で無理を感じた。ほんの短期間だけ肉体接触なしの愛人ごっこみたいなこともして自分には向かないことを確認した。
ある日アフターののち始発待ち早朝のネットカフェで、最高に疲れた頭で風俗店の求人を調べた。何の職種がどこまでやるのか等を調べメンズエステ(マッサージ)までが私の限界と認識。求人と営業HPとの齟齬が少ない感じのところに投げやりに応募、後日面接へ。この時の私は疲れていろんなことが麻痺していたのだと思う。貞操観念は大人になるまでは強すぎるほどだったのに。講習で服を脱いだとき、堕ちたなーと乾いた笑いが出た。私大出して貰ってさらに留学資金なんて言えない、とか思ってたけど、風俗にまで行けるならまず親に言えばいいのに。足りなければ奨学金とか片っ端から応募すればいいのに。留学はどうしてもしたかったが、親に頼ったり甘えたりするのは怖かった。失恋後に母の胸を借りて泣いた時にやっと頼っていいのかなという気になれた。
斯くして私は去年の秋に渋谷の老舗店のホテルエステ嬢になった。たまたま新人ラッシュ期で店プッシュは分散、若い子巧い子(ヘルス上がりとか)に流れて新人期間でも本当に売れなかった。新人キラー(表立って言わないだけでみんなやってるよと過剰サービスを要求したり、押さえつけて入れてしまおうなどとする)だけは初めの1ヶ月間によく付き戸惑ったが対処法を身を持って会得。入店から一度も事故ったことはない。店側も私がこんなに続く(現在勤続1年と3ヶ月くらい)と思わなかっただろう。サービス内容はオイルマッサージとトップレスでの手コキ。パンツを脱ぐことも、キスもフェラもない。トップレスも初めは抵抗があったが、とりあえず粘膜ではなく皮膚だからと考えて慣れた。売れなかったので、何か武器があればいいかとマッサージを勉強した。リンパと筋肉ほぐしとツボ。開業の予定はないがマッサージスクールのショートクラスのディプロマも取得。
風俗にもいろいろあるけど、時間貸しの菩薩と思うに至った。精神的に受け入れて貰うのを飛び越えて膣に執着する男性が理解できない。
金銭感覚と貞操観念の狂いにはとても神経質になっていて、ストッパーに今も月末月初の昼職は続けている。事務の期間以外は結構な鬼出勤かつオープンラストなどもしていた。待機時間で譜読みや勉強ができるのはメリットだった。風俗の給料はとりあえずまず奨学金を返して、留学貯金の続き。日払いなので千円札しか使わない。万札・五千円札はやむを得ない場合のみ。清算時になるべく大きいのに両替する。お給料がキリのいい数字の時は何も買えない。万札が財布に3枚以上溜まったらすぐ口座へ。数字が増えていくのが幸せ。
恋人なんて嗜好品だと思っていた。あったら幸せだけどなくても死なない。留学(希望期間が長いので)できるようになったら置いてくか待って貰うかだから現状すぐは結婚とか考えられなかった。興信所での調査が必要な良家に嫁ぐなどは片親、障がい者家族、年齢的にないと踏んでいた。むしろ風俗に入った時点で、まともな普通な結婚は9割諦めていた。自分が結構放っとかれて(習い事だけはいろいろやった)育ったからちゃんと子供を育てられる自信があまりないし、留学できて行って帰って結婚出産したら高齢出産に片足ひっかかりそうだし、子供も積極的には望んでいない。
嫁が妊娠してセックスできないからと来店した客の「ここは最後まで手でなでなでしてるだけだから後ろめたくない、やましくない」説をとって、風俗嬢だけど別にたいそうなことやってるわけじゃないと表層では思うようにしていたが世間的には賎業なのも知っていた。
自分は自分の人生を生きなきゃいけないから、何かによってブレーキがかかるならそれは天秤にかけて本当に要るか考えるべきと思っていた。ぐらつくほどの恋なんてしたことなかった。
奴が来店したのは12月の頭だった。フリー一見はインパクトがなければ正直2ヶ月くらいしか覚えていられないから、その前にも来ていたかは定かでない。うちの店はメール交換を推奨しており(トラブルの種にならないのか疑問)、新人期間が終わる頃でもっと指名を作りたかった私は客の一人としてあまり深く考えずにサブ携帯のアドレスを交換した。そう頻繁でもないペースで他愛ないメールをし(メアド蒔きすぎて客とのメール自体めんどくさくて私があまり返信しなかったから。でも奴はたくさんメールをくれたし、待ってくれたし、返信を喜んでくれた)、そう頻繁でもないペースで来店し、私が中抜け(で稽古へ)から戻るのが遅れた時に奴が40分待ってくれたこともあった。「外で会いたい」と言われた時には「出勤時間を削って会うならお小遣い貰わないと無理w」とか冗談で断ってたな。2歳サバ読んでたから奴をオッサン扱い。実際外で会う気なんてなかった。事務の期間は事務が忙しいからって断れるし。風俗関係の人は風俗の期間だけにしたいし、その風俗の期間は休みを入れてなかったし。
奴はアカポスを目指す年上の院生(D2)で、数駅のところに奴の所属する研究室はあった。別にイケメンではない。実家暮らしでスポーツ好きで男子校育ちで男性の多い専攻。風俗に来れる程度の収入は得ていた模様。結婚とかせっつかれ始めてると言っていた。結婚したい、ではなく結婚しなきゃ、のような口振りで。
やることはやってたけど(プレイの範囲で)気持ちはちょっとずつ惹かれ始めていた。女とか風俗嬢とかそういう「枠」じゃなくて「私自身」を見てくれた気がしたから。褒められ慣れてなくて、客に「かわいい」とか言われても「ありがとうございますぅー」だの「そんなことないですよぉー」だの「えへっ知ってるw」だのとしか言えず、どうせその場限りの口先だけだって知ってるからスルーできたのだが、奴に言われて嬉しくてどうしていいかわからなくて「ポーカーフェイス頑張っても口角がちょっと上がるよね」などと指摘された時なんてエンドルフィンどばーであった。喪女か。
1月の末、ラストまで勤務後に出張帰りの奴と初めて外で会った。出勤を削らなければ私は機会損失ないからと思って。「好き」だとか「付き合おう」だとか「セフレでよろしく」だとかそういう言葉は出なかった。こちらからは出せなかった。その後食事だったりプラネタリウムデートだったり映画デートだったり普通のデートもしたが、ホテルにも行った。奴が非常に疲れている時や隙間時間で会った時にはホテルだけの場合もあった。マッサージとお昼寝だけもあった。1日一緒にいても全然窮屈じゃなかった。デートの日は必ず店を休んだ。「忙しくても何日に会えるって思ったら頑張れる」と言ってくれて、私もどんな痛客相手でも中断は決してしないでプレイタイム内は頑張れた(その後はもちろんNGをかける)。会って2回目くらいで本当の年齢のことも言った。初めの頃はほんとにバカップルみたいだった。メールに書いた話題のフックは漏れなくキャッチしてくれた。遊びならちゃんとそういう感じにしてくれればいいのに、本当に大切にしてくれた。
処女じゃないし、経験人数は片手で余裕で足りるが、ちょっといい雰囲気になるくらいなら数人いた。今までのはこちらからはそんなに本気で好きじゃなかったのかもしれないと思った。好きな人とのセックスがこんなに気持ちいいものとは思わなかった。ぞくぞくして痺れて溶ける感じ。濡れにくくて苦労はしたが。本当にかたちとか大きさじゃない。店に入ってから持ち前の「興味を持ったら調べる、やってみる」気質で手技だけはあったしananの特集等でフェラチオのイメトレもできていたから、申告人数より実際はもっと経験豊富と思われたかもしれない。
4月にはD3になるし論文の準備だったり学会だったりで忙しいだろうし、あまり構って構ってとは言わなかった。2月に一度だけ「この間会ったばっかりなのにもう会いたくなってる」と言って予定を調整して貰ったくらい。あとは相手からの予定打診待ち。3月頃にメールが1ヶ月開いて、次に会った時に「自然消滅狙いだけはやめてね。すっぱり切ってくれないと待つつもりなくても待てちゃうタイプだから」と頼んだ。誕生日には奴の利用店のプリペイドカードを負担に思われない程度にチャージして贈った。
会えば優しかったしいろんなことを話した。メールが途切れたら2週間くらいしてこちらからネタメールを送った。モテ期3回が三重解だったり虚解だったりするやつとか、バストカップ別褒め方一覧とか。追撃せず、返信や会うことは求めず、相手の都合でよかった。「飽きちゃったのかと思った」「飽きないけど、将来がないからねー」とかいう会話もあった。婚活市場で優良物件すぎて以前年上の女性にギラギラされたことがあって苦手、と聞いていたからこちらからは押せなかった。エイプリルフールに「あのねあのね!だいっきらい!あと処女です!」とか、満月にかこつけて「月がきれいだよー」くらいしか言えなかった。たぶん通じてないけど。漱石だよ。
半年もするとだんだん雑談メールが減って、近況つきだが予定打診メールの率が高くなった。会うペースも下がって月に1度くらいになった。忙しいならしょうがないし全然待てた。だが徐々にキスも減った。手もこちらから繋がなければ繋がなくてそのうちに遠慮した。うざいと思われたくなくて常に半身ほど引いていたが、もし言われれば即風俗あがって付いていきたい程度には好きだった。
明確な言葉なく付き合うカップルっているとは思うが、セフレっていう関係がこの世に存在する以上は関係の定義なり宣言なりが必要だと思う。それがないってことは明確に気持ちがあるわけではない、所詮は都合のいい女だということに2回ほど泣いて「何もなくて終わるより何かあって終わった方がいいと思って外で会ったんだから」と思った。より迷惑をかけちゃいけないと思って近づけなくなった。
9月に会ってから途中で奴の多忙による予定変更を経て2ヶ月ぶりに会った。予定変更への返信に「充電は既に切れてるけどまー死なないから私のことは忘れてていいよ」と書いてから2週間後。稽古の後に奴の乗り換えの都合上いつもの新宿へ。風邪気味の奴と西口で待ち合わせアルタ裏から出て歌舞伎町のホテルまで歩いた。バリアンじゃなくてそこそこきれいで割券使えるところ。普通に入ってコートとか脱いで普通に座って。
「真剣な話があります」ひとつは奴の今後の進退に関することなど。もうひとつは「今日で最後にしましょう」。
なんとなくそんな気はしてました。「えっしてた?」
しかしなんでまた。「結婚もしないのにこういうことしてるのが負担」
そう思うに至ったきっかけとかあるの?「論文の審査とかだよね」「あとー…○歳になっちゃったし、見合いとかするかもしれないし」「他に女の人がいるとかそういうのじゃないけど」「結婚できないじゃん?」「結婚しない相手と中途半端に付き合うのはやめる」
ていうか付き合ってないじゃん?セフレとか付き合うとか関係の定義なり宣言なりをしてないし最初から中途半端だったよ。「最初から中途半端、かぁ」
……………。(言いたいこと終わり?)
「泣かそうとしてる?」泣かしたって面白くないじゃない。
「なんか女々しいな、俺…」
………………………………………。
うん。でも。それなりに楽しかったよ。「それなり?俺は」だってちゃんと好きになっちゃいけないって思ってたから。「なんか…すごいなそうやって」
ていうかそれでも結構好きだった。でも迷惑だよね、と思って。2回くらいちゃんと泣いて割り切ってたよ。「そう言われちゃうと…」
最後に、します?「男が最後にやらせてっていうのはあるけどそっちから言うんかいw」
云々、奴にとってはあっけなさ過ぎて拍子抜けだったかもしれない。セックスはしなかった。泣けず、縋れず、意思表示もできず最後まで強がってしまった。でも最後になってやっと好きって言えた。以前一緒に見た映画の前作DVDを私が持っており双方ともに途中までは見たとのことで最後の1/3くらいをベッドで(離れて)ごろごろしながらエンドロールとメイキングまで観て、「じゃあ、出ようか」。「明日の朝喉痛くならないでね」(風邪だから)。
歌舞伎町から新宿駅まで歩く。奴の左耳、好きだったけど見納めかあ。最後にぎゅーってだけしてって言えばよかったな。駅で埼京線に乗る奴に改札の手前で「友人のバーでべろんべろんになってから帰るから!」と言って別れ、ウコンとカシミヤティッシュ持参で行った友人のバーで実際べろんべろんになって泣いて数年ぶりに記憶を飛ばし、隣席のオッサンにも迷惑をかけ便器を抱えおそらくタクシーで帰宅、風呂場でもトイレでも吐きまくって喉の痛い翌朝を迎えた。翌日の昼職は体調不良で休んで、夜になって迷惑かなと思いながら奴に最後のメールをした。
風邪大丈夫?お大事にね。留学資金を結婚資金にまわしてついて行っちゃいたい程度には好きだった。元風俗嬢とか嫁にいらないだろうけど。家は成金だし躾はなってないし。
昨日は女優だったでしょ?飲んで潰れて別の意味で喉の痛い朝を迎えると思えないくらい。
私をここまでしたんだからいい嫁見つけてちゃんと偉いセンセーになってよね。楽しかった。ありがと。
もちろん返信はなし。
何をやっていても涙が勝手にぼたぼた出てくる。過呼吸にも数度なった。職場のトイレで声を出して泣いた。事務の速度が1/3くらいになった。気を張ってる何か作業中はいいが途切れた時に何度でもフラッシュバック。何をしてても奴を連想する。母の胸を借り、恋愛論・男女論を泣きながら交わした。元客だったと打ち明けた風俗の同僚にもLINEを占領して慰めて貰いながら画面がぼやけた。夢に見た。魘されて数時間ごとに目が覚めた。日付の感覚がわからない。食事がとれない。食べても吐く。食べなくても吐き気。涙で流れるから化粧は一週間できなかった。男性に優しくされても泣いた。毛の処理や洗濯や基本的な生活ができなくなった。稽古に遅刻もしたし、演奏もできなかった。デパスを調達した。
奴に会えると思うから嫌なことでも頑張れた。これから何をご褒美に生きればいいのやら。そうまでして行く留学に意味はあるのか。
時間が解決する、いつかは忘れられると言われてもその時間を過ごす自信がない。
依存してたつもりはないけど、ガソリンが切れた。
ひたすらに楽天のメルマガがうざい。iPhoneでgmailとyahooのメールも未読有で出るから。放っといて欲しい。
奴のコミュニケーションスキルに不安はないので、若くて可愛いくて心の広い良家の令嬢と結婚して子供も作って幸せな家庭を築き出世していくんだろうとは思うものの、容姿体質(体質については私は許容できるが遺伝する内容)で弾かれまくったすえにやっとした見合い結婚で失敗して即効離婚してしまえとか、学歴に寄ってきた見合い女とくっついて有期雇用っぷりに幻滅されろとか、ポスドクで長ーく放浪して嫁に愛想尽かされろとか、助教で燻って65歳を迎えろとか、とっととインポになればいいとか、早くはげろとか、奴の幸せはまだ願えない。論文全然通らなくて心が折れてすごい凋落すればいいのにと思ってしまう。私のいないところで幸せになる奴を許せない。英語もできるから海外にも行けるし給料でてるし専攻的にも研究室的にも可能性は低いだろうけど。いま学位とれそうなところでその年齢で見合いとか早くない?とも思うがそれは体のいい理由なのでしょう。直接会って別れてくれただけまだ誠実なのかもしれない。パフォーマンスの低下した状態で考えているのでまだ頭の中はぐるぐるしているけど、風俗に入らなければ奴に会わなかったが、風俗女だから奴と本気で向き合う資格がなかったという循環参照みたいなところで行き詰る。
正直未練はまだあるしまともな生活はリハビリ中だけど、今日泣きながらこれを書いていて少しだけ吹っ切れた。結局遊ばれてたんだよね、と客観的に見られた。きっと恋をして何でもできそうな浮かれた気持ちと、すごくすごく幸せだった約1年と、別れて得た絶望とは自分の演奏に活かさなくてはいけないんだと思う。燃えるよりも灼けるように好きになれる人を運命がほんの短いあいだ貸してくれたと思うよりない。間違いなく、スイッチを切り替え私を「融かして」くれたのは彼だった。ここで討ち死にしたら負け。
2月にオーディションが2部門ある。受かれば履歴書に書けて2年くらい拘束。去年は「本気で行って落ちたらベッドで慰めてあげるから楽しんでおいでー」などと言ってくれた人がもういないので、ふたつとも落ちたらすぐに欧州へ飛ぶ準備を始めようと思う。目標額到達まで単独だともうしばらくあったけど、今回母に泣きついでに留学のことを直訴したら(当然風俗のことは言えなかったがアルバイトを掛け持ちしているとは言ってある)私の貯金と同額までは用意してくれることになったので、タイミング的には来年の秋頃から。奨学金にも応募してみる。
風俗は来年春か夏までにあがる。私に刻まれた風俗嬢の過去は変わらないが欧州に行って帰って来る頃には従業員名簿も破棄されている。
言っても言わなくても結局終わるなら、好きって思ったら言ったほうがいい。
欲しいものは欲しいって言う。だめかどうか決めるのは相手。
初動は早いほうがいい。
フィクション?そうだったらいいのに。それか1年前に時間巻き戻したい。