これ
六年目の浦島太郎
https://comic-days.com/episode/2550689798785618132
そして母、恋人、友達は主人公を曇らせる役で、ある意味物語の進行のため、逆算的に生み出された舞台装置的なキャラと言えるかと思う
舞台装置キャラはステレオタイプのような行動をして、主人公をストーリー上望ましい状態に導いていく
こういう存在ってなんていうんだろうな
こういう存在は
・自分の意思が強く、予定調和の(ステレオタイプのような)行動をしない
・意外な行動をすることで物語を動かす役
みたいな感じ?
例えば、この漫画では母や恋人は主人公に影響を与えてはいるが、本音がどうだとか視点を与えるようなことをしていない
そのため、最終的に主人公と妹の話になっている
個人的に、主人公と舞台装置しか居ない作品ってのは陳腐でしんどいと思っていて
舞台装置だらけになると、「作者が言いたいこと」「見せたいこと」があからさまになって妄想っぽくなるんだよね、SNSに上がってる主張系漫画に多い
この漫画の妹みたいに、一人舞台装置じゃない人を入れるだけで物語に厚みが出るのにっていつも思ってるんだけど
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週刊漫画とかがどうなってるかと言えば
そもそもシーンによって主役を切り替えるから一人称漫画になってない
でもそうなると、主役が今度は舞台装置化していくし、主義主張から作者の癖が透けて見えてくるとか没入感が減るとかデメリットもある
この漫画で気づいたけど、一人称漫画に1人イレギュラーな動きする人いると爽快感あるね、ヒーローみたいな感じ?
あ、でも普通ならそれを恋人にしちゃいそうだな、同い年になった妹にしたの上手いな、歩んだ時間の差を印象付けられるし
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この作品上手いなと思ったのは、最初誰がソレなのか、あるいは主人公1人で解決するのかが分からなかったところ
個人的には母か恋人か、それか居ないかだと思ってたから(家族がどんどん老化していくとか)
妹が行動を起こしたのでおっと思った
登場人物とも違うんだよなあ
母は登場人物だけど、「娘が死にそうになって延命する」っていう想像通りの動きをしてて、しかも敢えて母と向き合うシーンや心情の吐露もないから(妹にフォーカスするためあえてそうしたんだと思う)
わからない。1stガンダムはそういう役割じゃないキャラだらけだから
主人公含めて作者の意図通りに動かしてる「舞台装置」だぞ
内容見てないけど、狂言回しとかトリックスターとか?
自分もそういうのは狂言回しが近いかな?と思った。
現実寄りの絵柄や話にすればするほど舞台装置に見えるのはしょうがないんじゃないの? バックグラウンドも個性も(比較的あっさりとしか)描かないから。 例えば少年漫画だとナルトや...
「キャラクターが生きている」「キャラクターの人間性を感じる」かな
ステレオタイプじゃない=生きている って論理すごいよな ステレオタイプ=一般的な人間は死んでる扱いだぜ
ここでいう「生きている」は決まり切った動きをする機械なんかとの対比だろう ロボットのことを「生きている」とは言わないものの「死んでいる」とも言わない 「生きている」ものは...
でも漫画のキャラクターは作者がすべての行動を決めてるよね ただ『物語を動かす役を与えられた』だけで舞台装置じゃん
そだよ
皮肉で言ってるのでないのなら、慣用表現でしかないのにそれは誤謬だろ。「すごい表現だよな」ならまだわかるが。
というかそもそも創作の登場人物は単なる観念だ 文字列か記号の塊でしかない そこに「命を吹き込む」ことができてこそ「生きている」と言われるのだ
ステレオタイプな役であっても、いわゆる解像度が高い描写があれば、そのキャラの独自性が生きてくるって話じゃねーの
「トリックスター」やろ 神話でいうスサノオノミコトとかロキ それも古典的な舞台装置の一つや 「狂言回し」はホビー系少年漫画とかにいる説明役のメガネ君にあたるので違う 「狂...
少なくない作家が「キャラクターが勝手に動き出した」という証言をのちにするとき、確かにそういう印象になっていて物語が成功している気がする 少し大きい括りになるけど大島弓子...
寓話やらシナリオやら脚本の勉強すればわかるけど、「トリックスター」だよ。そういう役柄の舞台装置。
そういうと増田はみんな大きなトロルに食べられてしまいました。 とっぴんぱらりのぷう
第二の主人公じゃだめな理由なんかあるのか
俺的、魅力的な舞台装置キャラクター DEATH NOTEの渋井丸拓男 ハリー・ポッターのセドリック・ディゴリー 水戸黄門の助さん格さん 舞台装置の定義が曖昧だけど、ストーリーの目...
「トリックスター」でググれ