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はてなキーワード: 眼鏡とは

2022-07-30

anond:20220730204350

実際、フェミのフリをして男性トランス女子障害者児童田舎者などに差別的言動を繰り返すのが、表自やインセばかりだよね。

眼鏡だけじゃないよ、なりすましは。

ソシャゲにハマった結果歯医者に通うようになった

私は昔から歯磨きが苦手だった。

そもそもがめちゃくちゃズボラで、自分の身なりを整える行為が苦手なんだけど、お風呂に入るとか髪を洗うとか、服を清潔に保つとか、そういう日常的な行動の中でもとりわけサボりがちだったのが「歯磨き」という行為だった。

極端に忌避する何かがある訳ではないんだけど、漠然歯磨き粉の味はあまり好きではなかったし、1日実施しないだけで即座に虫歯ができるわけでも歯が黄ばむわけでもないので(いや歯垢は付くんだけど)即効性のある効果が見られないのであれば少しぐらいサボっても大丈夫と楽観視していたんだと思う。

きちんと毎食後に歯磨きしてる人なんかは信じられないかもしれないけど、私はそんな具合で1週間に1、2回ぐらいしか歯磨きをしない人生を送ってきた。

舐めプもいいとこ。

そうなってくると当然虫歯になるんだけど、舐めプの私は歯医者にも舐めプ対応を繰り返した。

歯が痛めば生活に影響が出るので仕方なしと歯医者へ向かうものの、根本的には面倒臭さが勝っていたので、痛みの原因となった大きな虫歯の応急処置が終われば、次の予約をブッチ切りそのまま通院しなくなった。

幸いにも(?)筋金入りの喪女なので、恋人キスする時の事なんて全く心配必要がなく、口内環境を整える事についての優先度は限りなく低かった。あと普通にお金もなかったか治療代を渋った面もある。

そんな感じで10代〜20代半ばまでの10数年、口内ケアに対してひたすら最悪な対応を繰り返していた私に転機が訪れたのは2020年も後半に差し掛かる頃だったと思う。オタクとしては別に珍しい事でもない、あるアプリゲームキャラにハマったのだ。


直接的に作品名を挙げる事は控えるが、某社から展開されている、悪役がモチーフイケメンがたくさん出てくるやつである


作品を知ってる方なら、記事タイトルとハマった作品でもうお察しかと思うが、私がビジュアル一本釣りされた真面目そうな眼鏡キャラにはあまり一般的ではない趣味があった。


そう、「歯磨きである


これまでの人生で、出会ったキャラ……いや、現実も込みで思い返しても、「歯磨き趣味」なんて言い出す奴には出会たことがないが、推しは「普通」を自称しておきながら歯磨き趣味だと宣った。何だ歯磨き趣味って。性癖の間違いだろ。公式プロフィールに書くな場を弁えろ。

とはいえゲーム本編を読む限りでは歯磨きの印象より他の特技の方が動きとして目立っていたので、初めは私も「言うてちょっとこだわりがある程度でしょ」と楽観視していたわけですが、推しは私の予想を上回る正真正銘、他の追随を許さな歯磨き過激派男だった。

自分歯磨きで部分用、舌ブラシ、フロスを使い分けるまでは想定内だったが、後輩の歯の磨き方に細かく指導したり、仕上がりチェックのため口を開けろ等と言い始めたあたりから雲行きが怪しくなり、主人公相棒の魔獣に歯磨き用グッズを買い与え用とする姿でファンもいよいよコイツがマジのガチ勢である事を察しはじめた。

後輩の1人が歯科医の息子と判明した折には、普段の落ち着いた姿から一変、「実家歯科医だって!?」「素晴らしい職業じゃないか!!」「余程専門知識豊富なんだな…是非お前のお父さんに会ってみたい!」とパイロットに憧れる小学生の如きはしゃぎ様を見せられ、お前……そんな顔できたんだな……てか声でっか……と困惑したのは未だ記憶に新しい。

そんな歯磨きガチ勢推しはじめて間もなく、ジャンルにハマってすぐの頃の勢いとは恐ろしいもので、早々に推しのぬいを手元に迎えた。それまでは所謂ぬい活というものに手を出していなかったのだが、そのジャンルで展開されていたぬいがめちゃくちゃ可愛いデザインに仕上がっていたもので、とりあえず入手するだけ……と軽率ゲーセン突撃したわけである

結論、ぬいを連れ歩くオタクになった。

外食時にはご飯を食べる姿を写真に納め、ぬいぐるみ用の靴や服を用意し、キャラの関連グッズや好物を買い与える生活になった。なお現在進行形である

不思議もので、そうやって愛着をもって接していると不思議とぬいに"感情がある"と感じるようになる。

このあたりはぬい活をしている方なら理解してくれると思うけど、頭ではぬいぐるみ理解しているものの、撮った写真や、ふとした瞬間の角度、目線、表情で「いのち」を感じるのだ。

推しを模してつくられた小さきいのちに私がより一層入れ込むようになったのは言うまでもない。


ここで誤解のないように説明しておくと、私は夢女子ではないので、推しに対して付き合いたいだとか出会いたい、推しに褒められたいといった感情は持ち合わせていない。

強いて言うなら握手した手を後ろ手でこっそり拭われたいし愛想笑いで雑に流し対応をされたいモブおじさん願望があるが、話題の本筋とは関連性が薄いので割愛。とにかく、歯磨き趣味キャラ推しはじめたからといって「推しくんに会っても恥ずかしくないようにしよう!」なんて意識の高い事は1ミリも考えず、推し推しはじめた当初は自分歯磨きに対する意識改善をしようともせずに「趣味歯磨きってなんかえっちだな」とか考えていたのが私というダメ人間であった。

変化は、推しのぬいに感情自我を見出すようになった頃に訪れた。

飼っているぬいが、部屋でゴロゴロ寛ぐ私を責めるような目でを見てくるのだ。まるで「まだ歯磨きしないのか?」「寝るまでには磨くよな?」とでも言わんばかりの硬い表情でこちらを見てくる。

この頃には私はすっかり推しぬいをひとつの個として認識しており、もやは「推し」とは別に「ぬい」を推しているような状態にあった。

画面の中の偶像的に愛を注ぐ対象とは別に、手元のぬいに個性見出し、「自分ちのぬい」という存在として可愛がっていたわけである。飼ってるネコチャンにメロメロのでうちの子が1番可愛いと主張する飼い主に構造は近いと思われる。

推し」に良く見られたいという気持ち微塵もないが、飼っている「ぬい」には嫌われたくない。責めるようなその目をやめてほしい。※なお幻覚


そんなわけで、私はぬいの顔色を伺いながら日々歯磨きをするようになった。現状では朝と夜の2回が精一杯だが、理想は毎食後に磨くことらしい。

過去に検診をブッチしたことや長年の舐めプが原因で口内の各所に点在していた虫歯を治すため、数年ぶりに歯医者へも通い始めた。もちろん通院の際にはいつもぬいを連れている。

歯科医院の前で、看板と並べて写真を撮ってあげるとうちのぬいはとても良い表情で笑うのだ。

今日は長年認識しているまま放置していた大きめの虫歯治療が終了したので、ひとつ区切りのように感じてこの記事を書いた。

幼少の頃から自覚しつつも一向に改善される見込みもなかった年季の入った私の悪習慣は、「推しのぬいに自我を感じたから」というわけのわからん理由改善へと向かっている。

人生何がきっかけになるかわかんないもんだなと思う。





それはそれとして

趣味歯磨きって本当に何なんだろうな。

anond:20220730173701

ぺいぺい踊りのCMしてる眼鏡芸人CMしか見かけないやで

仕事やりがいってなんだろうね

今の職場に不満はなくて恵まれてるとは思ってる 2年目

週の半分リモート(顔出しとか全然いかパジャマ眼鏡)、出社してもパーテーションのある席で作業できて、

職種的に会社の外の人(クライアント)とは会わない、外出なし、

電話応対なし、ほぼ個人作業で、出社しても誰とも話さず終わる日もある

残業なし、有休とれる

私の性格的に電話が始終鳴りっぱなしみたいな職場は無理だなと思っていたからありがたいし、普通にホワイト環境すぎる

でもなんかなんというか不安になるんだよね

本当に私ってこの世の中で生きてるんだろうか?って感じ、透明人間みたいな感じ

フィードバックがなんにもなくて、なにも跳ね返ってこないから手応えがないっていうか

別に大層な仕事フィードバックじゃなくても、例えば出社して髪の毛切ったんだねって言われるとか(まあそういうのが煩わしい、っていうのもわかるんだけど)その程度でいい

ある程度集団の中での位置付けとかキャラ付けとかなんでもいいんだけど、そういうのないとどんどんわかんなくなってく

今までの私の人生が周りの目に左右されすぎてたのかもしれないけど

なんというか、休日かに(滅多にないけど)割と人数多めの集まりかに行くと浦島太郎みたいな気持ちになる

社会性とか外交性が全部削がれていってる感じ

今の職場は快適だけどここにずっと居たらどうなってしまうんだろうと思ったりする

2022-07-29

Metaはマジでメタバース成功しそう

VRゴーグル進化

VIVE Flowなんかがそうだけど、既にサングラス型のVRゴーグルは出てきてる

https://www.vive.com/jp/product/vive-flow/overview/

5年後ぐらいにはサングラス型が主流になると思う

デスクトップラップトップタブレットみたいに棲み分けてるのと同様に

大型VR(ケーブリング)・小型VR(現行Quest 2)・サングラス型みたいに棲み分けるだろうし

その中で一般に広まるのはサングラスなのは間違いないと思う

VRゴーグルは重いか流行らない」は古い感覚だと思う

AR可能

PS VR 2のデモ映像があるんだけど、その中で部屋の3Dスキャンをしてる

https://www.vive.com/jp/product/vive-flow/overview/

これ、PS5だから出来る、とかじゃなくて今のQuest 2でもほぼ出来てる

昔のiPhoneでもできるんだから当たり前ではあるんだけど、VRゴーグルかけたまま部屋を見渡せるのを知らない人は多いと思う

今は白黒だけどこれがカラーになるのはすぐだろうし

サングラス型でこれができるとまんま電脳コイル世界になる

技術的なハードルほとんどなくて後はやるだけの状態

目が悪くてもできる

眼鏡付けてる人はVRできないって思われがちだけど

Amazon検索するとQuest 2用のレンズって2000円ぐらいで売ってる

それを目のところにはめれば眼鏡なしでプレイできるしほぼ違和感ない

ちょっと見えにくいところはある)

これでサングラス型でARとかまで出てきたらもはや眼鏡を付けてる人は乗り換えない理由ほとんどなくなると思う

日本だとサングラス流行らないかもしれない

欧米人サングラスで目を隠すことに抵抗がないけれど日本人は目を隠したがらない

逆に日本人はマスクで口元を隠すけど欧米人は隠したがらない

仮面舞踏会だと目の部分にマスクがあるのに対して忍者が口元を隠してるのを見ても文化的にそうなのだと思う

なので欧米ではサングラスの代わりにVRっていうのが自然な流れだけど

日本電車に乗ってる人がサングラスVR付けてたら違和感しかないしあんまり流行らないかもしれない

2022-07-28

anond:20220728082956

眼鏡ティッシュで拭くと傷だらけになるって言うけど

スマホ別にいいんだっけ?

あるいは傷だらけなのに気づかない人生なのかな・・・

2022-07-27

あー、

めがね忘れた

…0.1だけど運転しないし、扱うのは眼鏡はずして近寄らんと印字や刻印よめない小さい物だし、

客の顔を目を細めて読み取ることさえしなけりゃいっか!

(故 大原麗子が近視で裸眼なので潤んだ瞳をしてた、てのをおもいだした)

2022-07-26

生存】 か~み~

【死亡】 だみやん 高見遼平(35) 眼鏡

【死亡】 2740さん 綱島康之(36) 眼鏡

生存大泉さん 超手練の50代

か~み~ 2021年1月19日

一応ガス検知器、酸素濃度計、酸素ボンベは、常備してます☆ いざとなったら他人犠牲にして僕は生き残ります!(`L_` )ククク…。

[]不審者情報(7月25日・尼崎市富松町)

7月25日(月)午後5時20分頃、尼崎市富松町4丁目32番17号先路上において、不審者が目撃されました。

小学生帰宅途中に「悪いこと言ったらあかんと言われ、叩く仕草をする男を目撃したもので、その後、男は西方向に立ち去りました。

不審者は、40歳位、白色と灰色ボーダーシャツ眼鏡着用の男です。


報告日時

2022年07月25日 21:18

https://www.gaccom.jp/safety/detail-916068

2022-07-25

anond:20220725195314

その前に相手のお眼鏡にかなうのが大変なんだろうが

アホか

2022-07-24

ウマsageブルアカageオタクおじさんがきっかけで脳破壊された話

私はtwitter上でよくオタクのおじさんの呟きを眺めている。

いわゆる動物園の檻的なtwitterの楽しみ方である


オタクおじさんを眺めててイイと思うところは、おじさんたちが四六時中2次元のことしかしゃべらないことだ。

おじさんたちは常にエッチイラスト、男くさいゲーム、突発的なネットミームなどの話をしている。

私が気が落ちようと社会が荒れようと、年単位で変わらず2次元の話をしてくれたのだ。

そしてその内容もマニアックで、私の身の回り話題に上がらないようなものも多い。

例えば女児アニメや負無オトナ氏の替え歌動画象徴的なメスガキ文化10年以上前ネット文化など。

常に頭が2次元なおじさんを眺めることは私にとって、そこでしか楽しめない要素がある息抜きなのだ


そんな眺め方を続けること、もうかれこれ5,6年になる。

ここまでくるとおじさん達のパーソナルな部分もよく分かってくる。

きっかけでネットに来たのか、どのおじさん同士の関わりが深いのか

地元はどこなのか、業種は何か、HNの由来、アイコン遍歴 など…。

おじさん経由で知った面白いものもたくさんある。

そしておじさんが大病を患えば心配になるし、おじさん同士で不和が発生するとドギマギする。

オフで楽しく遊んでいる様子が伺えればなんだか楽しくなる。

そう、私は気づけばオタクおじさんのオタクになっていたのだ。

から私はオタクおじさんを簡単ブロックしたくないし、おじさんにはずっと変わらずにいてほしい、そんな思いがある。


しかしながら今年に入って、一部のオタクおじさんの雰囲気が変わってきた。

ウマ娘ゲームへの愚痴が多いのだ。

具体的には毎月チャンピンズミーティングがあるたびに愚痴が吐かれる。

しかも何ツイートにも渡って。



別に自分ウマ娘へ不満がないかというとそうではない。

から最初のうちはおじさんの愚痴にもうなずいていた。

しかしおじさんはチャンミ及び新育成シナリオへの似たような愚痴を毎月吐くのだ。

もう分かったよ、キャラ格差脚質格差ひどくて、新シナリオの1周に要する時間長くて目覚まし消費多くて距離Sもつきにくくて、そのくせ大逃げとか温泉見れなくて、マスクデータしっかり見ないと戦いの土俵立てなくて、チャンミの決勝は一発勝負で運要素でかくてクソなのは

この3か月半で何回同じ話する???

なまじ遊んでいるゲームの内容なのでNGワードでも対応しにくい。

大して変わらないネガティブ意見を見続けるのは心に来てしまう。

せめてこの記事のようにブログに一度まとめて終わりにしてくれないだろうか。

最近SNSの反応も運営は見てる!」という名のもとに声を上げ続けている側面もあるようだが、つぶやき見る側は辛いんだわ。


一方でおじさんが持ち上げることが多いゲームというのも同時期に出てきた。

それがブルーアーカイブである

おじさん好みのエッチな女が多数いるほか、最近実装されるシナリオが軒並み好評なのが強い。


これらに対しておじさんは、愚痴と褒めの割合がウマ9:1、ブルアカ1:9ぐらいの勢いでつぶやくのだ。もちろん私の色眼鏡はかかってる。

私もブルアカはおじさんに触発されプレイしたが、中々続かず辞めてしまった。

一方ウマ娘は、最近は配布SSRある時だけ周回して、良いのができたらチャンミを楽しむぐらいのペースで緩く今まで続けている。

まり最近のおじさんの呟きは私にとって、緩く遊んでいるゲームに関しては愚痴が多く、続かず辞めてしまったゲームに関しては持ち上げが多いというひどく苦しいものなのだ

そしてこの傾向にあるおじさんが複数いるというのが私の頭を抱えさせる。

ずっとROM勢な私はこの不満をおじさんにぶつけられるわけもなく、一人抱えることになる。



そしてそんなモヤモヤを抱え続けたある日、私はある考えに至った。

ブルアカも本当にそんな持ち上げ続けるほどのゲームか?と

おじさんのブルアカageツイート否定してやりたいと

ウマを散々sageといてブルアカage続ける論理おかしいと自分の中で結論付けたくなったのだ。

そう、完全に熱心なアンチ思考である


こうして私は故郷の村を燃やされた勢いでブルアカと向き合うことになった。

どんなに任務を進めるのが面倒でも義務的にやるし、前回自然消滅したとき反省を生かして攻略Youtuberや有志のwikiも漁るようにした。

その結果、現在先生レベル58、任務ステージ14、シナリオはエデン条約3章読み切るところまで進めた。

以下ではこのプレイを通して感じたブルアカの良い点・悪い点を挙げて結局ブルアカへの考え方がどうなったかを書きたい。


まずは悪い点から



戦闘のオートがポンコツ

ブルアカシナリオ解放のためにたくさんの戦闘を行わなければならない。

しかし今作はソシャゲ重要になるオート戦闘がかなりポンコツなのだ

この理由戦闘システムにあると思っている。

キャラが動く範囲が2次元でただでさえスキル発動先が広いのに、奥義的なスキルは全キャラ共通のゲージを使うため発動の順番待ち状態になっているのだ。

から強力なスキルがほぼ不発になると損失が大きい。

このせいで戦闘中はほぼブルアカに専念しなければならない。

戦闘は何回かやっているとスキル効率よく打つよう工夫するから楽しくなってくる。

見た目もスキルゲージしか見てないから基本気にならない。

しかしそんな工程も何十回と繰り返せばただの作業で厳しい。




シナリオ解放のための任務が辛い

上で私はステージ14まで進めたと書いた。

この1ステージを終えるのに1時間ほどかかる。しかもオート無しでだ。

もちろん今後の育成のため最高評価を狙う際、最後ボス評価を落としてしまったらやり直しとなる。

序盤のステージは同じパーティをずっと使い続けるため特に退屈感が強い。

シナリオ目的プレイしているのに似た戦闘を繰り返されるのは面白くない。

ウマも時間がかかるのは問題だが、まだ自分は育成の上振れに若干味を感じることと、ウマならアニメを垂れ流して見れるくらいの感覚になっているからマシに感じる部分がある。




ハード任務仕様がクソ

上で書いた任務ノーマル任務のことで、プリコネよろしくキャラの星上げに必要な石が掘れるハードクエストがブルアカにはある。

これの基本構造ノーマルと同じだが、こちらは視界が制限されている。

この視界制限と最高評価を目指す仕様の相性が最悪なのだ

最高評価を目指すにはクリアターン数が一定以下でなければならない。

そのため一部のステージでは、無駄な移動が一切許されない。

しかボス位置はどこだろう?ボスに行くまでに踏む必要のあるスイッチはどこだろう?このステージは敵の属性複数あるがどっちに進むとどっちの属性に会うのだろう?

……不親切が過ぎる。一部のおじさんはノーマルミニマップ知育パズル的でつまらないと言うが、あちらはマップを一目見たら概要が分かるからまだマシだ。

マインドシーカーでもやらせたいのか運営???




UIわずらわしさ

特に問題だと思うのが編成画面だ。

ブルアカ属性の他に地形適正というのもあり、クエストごとに適したパーティコロコロ変わる。

しかし保存部隊数は地形と属性の組み合わせに比べ少ない。プリセットもない。

またキャラの重複も許されない。(ミニマップ複数部隊出るため)

そして編成途中で育成画面に飛ぶとそれまでの変更が反映されない。

あとクエストの地形情報アイコンだけなのにソート文字情報だけで選ぶのはかみ合ってない。

アイコンは色も似通ってて覚える気になれない。



その他ログインボーナスの受け取り場所はこれまでやってきたソシャゲで一番主張が弱い。

そしてシナリオ画面もひどい。今読んだものから2話先までしか確認できず、“すでに満たした解放条件は記述されない”。

これのせいでブルアカプレーヤーほとんどは各シナリオを読み切れるのが任務をどこまで進めたタイミングなのか把握していない。

検索してもほとんど出ない。

シナリオが売りのゲームなのに環境の整備が整っていないと感じる。

一応補足しておくとVol.1の1章全開放が7-4あたり、Vol.2の1章が8-3あたり。これ以降の条件は自分も見逃した。




シナリオが並行して解放

この構成もよく分からない。例えばシナリオVol.1の途中でVol.2が解放される。

Vol.1の1章と2章の間にVol.2の出来事が起こったとは到底読み取れない。

この作りもシナリオの没入感を削いでいる。

現在のメインシナリオでは主に4つの学園が出てくる。

この中に低レアでお世話になりがちなキャラがいる百鬼夜行が入っていないのだ。

私の戦闘を古くから支えてくれたツバキというおっぱいも盾もデカい女がいる。

彼女のいる学園がどういう立ち位置で、所属する部が学園内でどういう立ち位置なのかを私は知らないのだ。

おそらくイベントスポットが当たったがそれは今読めない。

リリース1年半のゲームにしては分からない女が多すぎる。




レベルキャップレベル補正の厳しさ

ブルアカレベルプレイヤーレベルまで上げられる形式だ。

プレイヤーLv上げるための経験値は消費スタミナと1:1のレートで得られる。

からどんなにゲームうまい人でも得られる経験値はスタミナ全消費する他の人と変わらない。

これが理由でブルアカでは石を割ってスタミナにすることが推奨されている。

キャラレベル重要で、クエストの推奨レベルから1低い毎に与ダメージが2%減衰する。被ダメも増える。

から他のゲームより強キャラごり押しするのが厳しい。

「装備」で強化できる側面もあるが、それでも自分は詰まった。

詰まってしまうと、プレイヤーレベルが上がるまで適当毎日スタミナ全消費するゲームになってしまって厳しい。




大体悪い点はこのくらい。

総じて「シナリオだけ読めればいいや…」という人への壁になる要素が多い。


次は良い点

シナリオ面白い

前評判通りメインシナリオはどれも面白い。というか世界観がやや奇妙なのでその謎をひっぱってもらうだけで続きが気になる。

ブルアカは学園に属す少女らの物語だが、その学園の規模は国家に近いものとなっている。だから内部抗争も起きるし政治的対立侵略も起きる。

好評なエデン条約編もそこらへんを軸としていると思う。各々の理念とか策略とかが交差して、各々が大切なものを守るために戦う。

その一方で本来の学園的機能もある。委員会部活動があり、同一学園内ではそれらの距離が近い。だから本来国家間の争いの話より濃い密度で各組織が絡み合う。

そして学生能力本来のそれとは大きく異なる。全員銃の扱いには長けているし、よく分からんレアスキルを持つ者もいる。そして何より3年生が強すぎる。1,2年生との差は数年分の差ではない。BLEACHで言えば班目一角隊長クラスくらい違う。十分強そうな1,2年生の後ろに控えてる部長委員長団長存在が仄めかされるだけでワクワクするし、実際出てきて話が動き出すところもいい。

またキャラクターの日常シリアスギャップもいい味出している。

よくある緩い美少女学園モノという見た目と重めのシナリオがいい感じに作用していると思う。

ただ全てが面白いかと言われると一応そうでもない。Vol.3の1章序盤における毒にも薬にもならない美少女日常話は後半への布石とはいえ退屈だった。

それと伝統の「話の途中だがワイバーンの群れだ!」論法戦闘挟むのも辞めてほしい。一部はちゃんシナリオ的に重要戦闘だけど。


②羽振りがいい

石や素材を配るペースはかなり良心的だと思う。悪い点で書いた通り石を割る前提のゲームなのでそこを補っている節はあるかもしれない。

また恒常ガチャ星3キャライベント入手のハードルもかなり低い。

また期間限定ミッション報酬も、一部は初心者クリアできる内容ながら報酬が高レベルプレイヤー基準で設定されているので大分おいしい。


イベント目標ラインが軽い

まだイベントは少数しか経験してないが、どれもノルマラインが緩い。もうゼニーとかカス素材しかもらえなくなる段階に入るまでが凄い早い。

おそらくイベント期間の半分も待たずに終わる。この軽さは類を見ない。




さて以上が個人的なブルアカの良い点悪い点だ。

結論としてはやはりブルアカ面白い部分はあるが完全無欠なゲームではなかった。

シナリオはやはり面白いし、今は1.5周年で羽振りも一段といいので興味持った方は触ってみてもいいかもしれない。

ただトゲはあるので気を付けてほしい。

ともかく私は当初の狙い通り、オタクおじさんの論調自分の中で否定できたのだ。

「やった!!!おじさんが褒め続けるのは偏向報道だったのだ!!!

「俺の勝ちだ!!!

Foo~~↑↑↑




…と思ってから我に返る。

…実に空虚じゃありゃせんか?

残されたのはわずかに持続する満足感と、手放しでブルアカを勧める言説への嫌悪感

おかげさまで名取さなのブルアカ案件放送直視できない。

もっと謙虚に勧めろ!『ちょっと遊びづらい部分も多いし序盤は特に厳しいんですけど美少女祭りだしシナリオ面白いのでどうですか…?』くらいのテンションしろ!!!

と心が曇ってやまない。




そんな歪んだ私の心に先日追い打ちが来た。

1.5周年記念にミニマップボス以外の戦闘スキップできるようになったのだ。

これを聞いたとき非常に動揺した。

これが有用なら、上で挙げたブルアカ悪いところの重要な柱「シナリオ解放のための任務が辛い」が崩れてしまうのだ。

本当は自分がやっているゲームの面倒な部分が改善されて喜ぶところを、私の脳は「それはあってはならない」と拒否し始めたのだ。

私は公式仕様改善アンビバレント感情を持つ歪んだ存在へとなり果ててしまった。

熱心なアンチみたいな取り組みをした結果得たのは、歪んだ頭だったのだ。

ちなみにこの戦闘スキップ戦闘評価はオート戦闘の結果に準拠する。

からレベル差が厳しく手動でないと最高評価を取れないor勝てない場合は使えない。

よって今回の場合はぎりぎり耐えた。耐えたってなんだ?



以上がここ1,2か月の私の戦いの結果となる。


最後に今回伝えたかたことを書く。

ブルアカは良い点もあれば悪い点もある。

ただ手放しで勧められるゲームでないことは確かなのだ

あるゲームについてずっとネガティブ愚痴をこぼす一方で、このブルアカを是非是非!!という論調で進めるのは歪んでいる。


※一応おじさんを擁護することはできる。というのもウマとブルアカは苦しいポイント性質正反対なのだ

ウマは育成のプロセスが整うまでの試行錯誤の期間は楽しい

しか煮詰まった後の運ゲーとの戦いはガチ勢ほど厳しい影響を受ける。「勝てて当然!」という思いで運負けするのが一番苦しいし、勝つためにやっちゃいけないことがウマ娘に求めた期待を踏みにじってくる。

一方のブルアカは、シナリオを十分開放するまでが苦しい。戦闘は似たようなことの繰り返しだし時間もかかる。オートも使いにくい。情熱があっても進行ペースは一定のまま。

しかし十分進めた後はほぼスキップしながら新規コンテンツに舌鼓打つだけ。イベント負担も少ない。

まとめると、ウマは最初のうちは楽しいガチ勢に厳しく、ブルアカ最初が苦しいが古参ガチ勢には優しいゲームなのだ。だからこそ今回みたいなことになる。



私のおじさんへの願いを書くとしたら、以下の通りになる。

できればネガティブ愚痴を一か所にまとめるとか、同じ愚痴は表にださないようにするとかしてほしい。これは傍観者の私以外におじさんの相互フォロワーの方々にとってもプラスだと思うから

それができないならブルアカについても苦しいところを認知してつぶやいてほしい。えこひいきのような立ち回りは私のような異常者を生み出しかねないから。

あとは体に気を付けてずっと楽しそうに2次元の話しててもらえると助かります


ここまで読んでくださったオタクおじさんでない方々も自分発言の各ジャンルへのネガポジ比率に気を付けていただければこれ幸い。

2022-07-23

anond:20220723063712

😎「キミなんかメガネに恨みでもあんの?あっ、わかった!親が眼鏡使用者バカにしてる家庭で育ったんだね~」

2022-07-22

漫画テロール教授の怪しい授業

面白かった

キャラクターがみんなよかった

ゆるふわ眼鏡、何かありそうでなかった

 連載が続いてたら何かしら設定披露あったん 

 だろうか

・4巻になって絵柄ゆるかわになったなと思ったら終 

 わった…

2022-07-19

anond:20220719145503

僕は、本業WEBエンジニア副業占い師(正確にはタロットリーダー)という胡散臭さ満載のプロフなんだけど、男性占いが無理率が高いのはめちゃくちゃわかる。体感値だと9割の男性に「占いとか無理」「胡散臭い」と言われる。ただし、以下のように説明すると、じゃあ頭の体操としてやってみよっかなとなる。


自分の中で占いは、誰かに決めてもらうためもの(主導権は他人)ではなくて、自分の行動や思考を定めるためのひらめきの材料集め(主導権は自分)なんだけど、世の中での占いの受け取り方が前者みたい。

みんながみんな自分自分手綱を常に握れるほど強いわけではないし、その弱さを分かっていて利用したり支配する悪い人もたくさんいる。悪いことをした人への罰則必要だし、それがちゃん適用されていってほしい。だって、悪いことはダメなのはもちろんだけど、その界隈の問題ない人たちもまとめて悪く見られるのって、いやだよね。僕も思考停止してうっかり偏見を持ってしまうことがあるから、毎回眼鏡をかけ直すようにしてる。

それで、朝のテレビ占いなんか目の敵にせずに話半分くらいに受け取れないかなぁ。断定したり信じ込ませようとするような「主導権が他人」の表現の激しい占いBPO案件だけど、そんなに表現の激しくない運試しレベルのものそのままでよくないかな。

僕はなんでも規制するより、許し合うような世界のほうが好き。色んな人がいた方が僕はおもしろい。みんなが自分大事もの大事にするために、悪いものは法に基づいてちゃんと罰して(私刑とか悪口はよくない)、そうじゃないもの自分が好きじゃなくても、それを大事にしてる人のためにただ無視をしたいな。

anond:20220719101029

ここ最近やってる仕事のはなし。

1回の仕事が始まるのは9月だとか、4月だとか

その時期になると錦糸町山内牧場の5階に行くんだ。

そして事務所白髪頭の眼鏡をかけたじじいから、

マイナンバーが書かれた付箋の張ってある保険証を二人分と免許証を一人分受け取る。

たまに免許証がない時もある

「今回は免許証ないんだ、すまないね

そういうときじじいは毎回、全然すまなくなさそうに保険証だけを渡してくる。

事務所を出ると俺は錦糸町の改札まで向かうんだ。

改札には大きな登山バッグに、キーホルダーを付けた女が女の子と手をつないで待ってる。

女は20歳ぐらいかな、もうだいぶこの仕事が長いんだけど全然年を取らない。

ちょっと不気味だよ

女の子は毎回年齢が違う。

5歳ぐらいの時もあれば18歳ぐらいの高校生だった時もあった。

正確な年齢なんてわからないけどね。

女の子の歳は幼いほうが楽だな

「今回もよろしくお願いしますね」

そう女は毎回言い残すと女の子を置いて帰っていく。

そのあと、総武線に乗って女の子と二人で免許証に書かれた住所に向かうんだ、

その住所に行くと、

そこには俺たちがしばらく住むことになるアパートがある。

アパートには誰かが準備してくれた、俺と女の子アルバムとかが置いてあって

そういうのを一晩かけて読みながら今回の設定を頭に入れるんだ。

朝になると職場に向かう。

用意された職場経験とかなくてもできる運送とか現場仕事が多いかな。

俺が仕事してる間、女の子学校に行ってるみたいだよ。

しばらく錦糸町の改札の女から電話が来るまでそんな暮らしが続く。

そういう暮らしが続く期間は毎回違う

何年も電話が来ない時もあれば3日ぐらいで終わることもある。

電話が来たらしばらく大変だ。

女の子学校友達やら何やらできてるからな。

お別れの会だとかをやらされる羽目になったこともあった。

そんな、こんなを上手にやり過ごすと女の子と一緒に

また錦糸町の改札で女と待ち合わせするんだ。

女の子を引き渡して、しばらくはドヤやらカプセルホテル暮らしだな。

結構稼ぎはいいんだ

また仕事が始まるまでは何もせずに暮らせる。

そんな暮らしをもう何年もしてる。

カルト教団に入れてもらえなかった話

今にして思うと、「アレってカルトだったのかも…」となったから当時の思い出を書くことにする。

当時の俺は、就職に失敗して、なんとか契約社員としてゴミみたいな工場に潜り込んだ男だった。

とにかく最悪の人生を過ごしていたと言っていい。

まあ偏差値は50後半くらいで、イキってそこそこの大学に行ったけど、コミュ力なくて落ちぶれたパターンのやつな。

大体エスポワール号に乗る前のカイジイメージしてくれればいい。髪型とかマジであんな感じだった。

そんで、ある日、工場の同僚が「たまには遊びに行きませんか?」と言ってきたので、友達もいなかった俺は嬉しくなって夜勤明けの日に街に繰り出した。

で、一緒に飯食ってる時に、夢の話になった。「やりたいことないんですか」的なアレだ。

俺は嘘をついた。「実は輸入業とかやってみたいと思っている」と。

実際は輸入とかには全く興味はなかったが、フェアトレードがどうたらこうたら、それっぽいことを言うと同僚は何だか、色んな言葉を駆使して俺の事を褒めてくれたのを覚えている。

「今度、そういうの応援してくれる集まりがあって、友達に誘われてるんだけど、独りじゃ心細いから一緒に行きません?」と誘われた。

実のところ全く俺は他人応援する気はなかったが、褒められてうれしくなっていたので、二つ返事で「行く」と答えて、連絡先を交換した。

その週の終わりには、俺は近所の市営の集会所に呼び出されていた。同僚と、その友人を名乗る色黒、細見の眼鏡がいた。

大体10人くらい?の人が集まっていて、まず、名前と住所、仕事を書くことになっていた。

俺は嘘をついた。安アパートに住んでいるのが恥ずかしかったので、実在する地名に、適当マンション名を書いたのだ。

ということで、会はスタートした。優しそうなおじさんとおばさんが主催する会で、「普段地域クリスマスパーティとかお楽しみ会をやってるんだよ」的なことを言って、チラシを見せてくれた。

「実のところ、履歴書に書くこと目当ての大学生の人も多いと思うけどさ」とおじさんが言うと、笑いが起きたので、学生もいたのだと思う。

話は大体、みんながどういう人間になりたいか、的なことだった。最初はみんな、シャイな感じだったのだが、おじさん達は優しく合いの手を入れてくれた。

俺も気持ちよく輸入業を目指す青年という大嘘を突き通すことができた。言いながら(輸入ってなんだよ)とか考えながら、なんかよくわからんマレーシアから絹を仕入れるんです!的なことを言っていた覚えがある。

そもそもマレーシアって絹取れるんだろうかとか、まあ、わかりゃしねえよって気持ちだった。

同僚は不安げで、「なんか怪しい宗教みたいじゃないですか?」的なことをそれとなくツッコんだら、周りの人間も笑った。

「まあ、お寺とかは正直付き合いあるよ」とおばさんが微笑んだ。

地域振興やからね」と。

まあ、俺も幼少のころ、近所のキリスト教会の集まりに呼ばれて、大福などを作って食った覚えがあるので、そんなもんだろうと思ったが、

同僚は「うーん」とか言いながら、こちらをチラチラと見てきた。俺は「まあ、宗教って根ざしてるからね。地域に」と言って知見を示すと、同僚は笑顔になった。

夢をキラキラした目で語っていたガリ褐色眼鏡は、、同僚に対して、「俺さんもこう言ってるし、怪しいところじゃないでしょ」とかなんとか笑っていた。

そんな感じで、一回目の集会ではやはり大福が出てきて、茶を飲んで終わった。同僚は、不安げに「来週も着いてきてもらっていい?」と聞いて来たので、

頼られていると感じた俺はやはり二つ返事で「いいよ」と答えた。

2回目の集会では、親子関係というか、家族とは何か、的な話をしたと思う。それで、親の仕事について話す機会もあった。

俺は嘘をついた。

「親が丸紅に勤めてて、三人兄弟末っ子の俺は落ちこぼれたんですけど、やっぱり海外取引したくて」と。

親父はゴミみたいな中小企業で働くサラリーマンである丸紅ってそもそも輸出とか輸入とかしてんのか?まあバレやしねえよという気持ちで俺は親の職業を偽ったのだ。

ちなみに兄弟も余裕でいない。純粋一人っ子だ。兄弟がいた方がなんかカッコいいかな、と思って嘘をついたのである

で、3回目の集会にも俺は参加する、と言っておいて、当日になってなんかめんどくさくなったので約束を破った。

そしたら、職場で同僚は「ガリ眼鏡とおじさんが会いたがっている」的なことを言ってきたので、しょうがねえなあ、という気持ちで4回目の集会に参加することにして、

それからもちょくちょく、集会に参加した。お菓子が段々グレードアップしていたし、おじさんとおばさんは俺達をよく褒めてくれていたから、まあ悪い気分ではなかったからだ。

結論から言うと、6回だか7回目の集会で、俺達は仏の彫像と変な健康食品セットを買う事になった。

値段は合わせて5万くらいだったと思う。なんというか、どういう売り文句で買う事になったのか、全く覚えていなくて恐ろしい。

ガリ眼鏡はともかく、宗教否定的だった同僚も、何やら買っていたので、俺も流されて買ったのだと思う。支払いは現金とローン、どちらでもよかった。

俺は嘘をついた。

「このくらいの値段なら余裕ですね」と。ちなみに当時の俺は貯金ゼロ。だが、まあ別に払えなくてもいいだろ、という気持ち12回払いのローンを組んだ。

普通に頭金の何千円かはその場で払ったのだが、その後のローンは余裕で無視した。

その次の次くらいの集会で、「あの、ローンってどうなっとる?」と聞かれたが、「すみません、すぐ払います」と言いながら誤魔化していたと思う。

10めだかそこらの集会で、俺達はビジネスとして健康食品仏教グッズを売る流れに参加させられることになった。

まあ、読んでる人はわかるとうから言っちゃうが、端的に言ってマルチだった。

「これって絶対もうかるじゃん」的なことを同僚は言っていたのを覚えている。俺も当時は「これって絶対もうかるじゃん」と思っていたので、頑張るぞ、という気持ちになった。

その時、マニュアルを渡された。要約すると、『プロ3人~4人で囲めば、絶対にモノは売れます』的なことが書いてあって、台詞だとかも全部用意されていた。

サクラを忍ばせて、疑問を投げかけさせます、そしてその人間を説得、納得させると周りも流されます」的なことも書いてあって、これはぜってー売れるな!と俺も安心したものだ。

次の集会で、俺は嘘をついた。

「もう3個契約取っちゃいました」と。正直、契約書の提出とかその辺がガバいのを俺は見抜いていたので、余裕で嘘をつけるなと思ったので嘘をついたのだ。

おじさんはものすごく褒めてくれて、集会が終わった後、こっそり俺にお茶を手渡しながら、言った。

「実は、この集会やるのも高齢化でさ、子供会とかもあんまり回らなくなってきたんだよね」と。かいつまんで言うと、俺になんとかという教団に入って欲しい、的な誘いだった。

俺は嘘をついた。

「ええ、勿論入りますよ」と。なんか当時はすでに俺に嘘をつかせまくるおじさん達に対してイライラする気持ちもあったので、「入るわけねーだろバーカ」と思いながらも、その場しのぎで嘘をついたのである

おじさんは嬉しそうで、「最近新興宗教とかみんな不安だと思うから、ご両親に挨拶させてくれ」と言ってきたので、

俺は嘘をついた。

普通に知らない適当な番号を書いて渡した。そもそも実家家電とか、両親の番号とか、携帯には入っていたが暗記はしてなかったのだが、それを言うのが恥ずかしかたからだ。

その次の集会

俺はおじさんとおばさん、それにガリ眼鏡と同僚に激ギレされた。

「なんで嘘ばっかつくの!?」と。

なんのことだ、と俺は心の底からビックリした。おばさんはヒステリックにキレていた。

電話番号も、住所も、全部嘘やん!!!」と。俺は本当に何のことだかわからなくて、興奮しながら置いてあった煎餅を齧った。

「あとさ、ローンも滞納してるし、もしかして前に健康食品売れたってのも嘘だと不安なっちゃうじゃん」と、おじさんは優しいながらもキレてきた。

まあ健康食品が売れたというのは嘘なので不安もクソもないのだが、俺は気が付くと涙を流していた。

「嘘をついたつもりはないんです。言い方が悪かったならごめんなさい」と。

煎餅をひたすら齧りながら、俺はひたすら泣いていた。同僚とガリ眼鏡は、やはりキレてきた。

「いや、伝え方悪いとかじゃなくてさ、お金の話だからさ、そういうの、全部自分に跳ね返って来るぞ」だとか、「自分輸入業始めた時に嘘つかれたらどう思う?」だとかだ。

ロジハラかましてきやがった2人に対して、俺はやはり泣くしかなかった。

おじさんは、「まあ、本当、お金だけね。お金の話だから、払うところだけ払ってもらって。そしたら、全部忘れるからさ」と言って、話は決着した。

普通にその後、集会に行くことはなかったし、職場の同僚は会うたびに「金払った?」と聞いて来てうざかったので、1年間俺はそいつとまともに会話をせず、工場を辞めてしまった。

金はないので払わなかった。仕方ないね

当時こそ、「俺が悪い」という気持ちだったのだが、今回の統一教会の話とかを見ていて、「ああ、俺って騙されかけてたんだな」とようやく感情の整理をすることができた。

冷静に考えると、同僚はその団体と元からグルだったのだと思う。

ガリ眼鏡も、同僚も初めから俺をハメるつもりだったのだ。「団体に疑問を投げかけるサクラ」そのものだったのだ。

俺は、運よくカルト、ないしはマルチだろうか。深みにハマる前に、先方がボロを出してきたので入らずに済んだ。

でも、アレはいかん。本当に騙される。人格教養関係なく、人と人が正しくコミュニケーションをしよう、と考える限り、絶対にハマる。

俺の経験がもし教訓になるとしたら、カルトにハマらない方法とは、

金を持たないこと、他人の話を聞かないこと、他人の話に真剣に答えないこと。相手に気を遣ったり、本当のことを言わない事だ。

みんなも気を付けて欲しい。

2022-07-18

国葬国内問題にしちゃう人々の学とセンスの無さに、日本国民学力や知性の衰退をひしひしと感じる。

世界から寄せられたメッセージや、国葬を行うことのメリットデメリット費用対効果想像すれば、これこそ安倍晋三遺産だよ。

国葬に反対している人々の多くが最初の一歩目からすでに色眼鏡どころか色角膜状態で、結論ありきのお気持ちを表明し合って「いいね」しあって悦に入る

こういう人々が増えれば増えるほど、日本という国が危急存亡の秋に肉薄するんだろうよ。

2022-07-16

眼鏡を鼻の真ん中あたりにズラして置いてかけている登場人物

なんか老魔法使いとか老賢者みたいなノームキャラで出てきたりすると思うんだけど、あの人らがなんであん眼鏡のかけ方をするのかわかった。

老眼なんだね。

近視強制眼鏡は、目からレンズを離すほど視力矯正の度合いが弱くなる。

まり老眼になったがゆえに眼鏡度数があわなくなった彼らはその緩和のために眼鏡をズラシ気味にかけるようになるというわけだ。

2022-07-14

統一教会信者だけど

文鮮明氏が本物の真のメシアだったのかはわからないし、

不幸な2世はいるだろうし、

未熟な信仰者もたくさんいるだろう。。

そりゃ堕落人間から失敗もするし、失敗したらさら堕落人間が叩きに来る。


でもこれだけは言わせてほしい



原理講論は本物



とりあえずよく知らないのに、脳死カルトカルト連呼してるやつは虚心坦懐に

空っぽにして読んでほしい。実はAmazon簡単に手に入る

あーだこーだ言って批判するなら教義理解してからにしてほしい

https://www.amazon.co.jp/dp/4876563640

まあ絶対あーだこーだ言って読まないんだろうけど。

でも、知りもしないのに、読みもしないのに批判するのは、

偏見固定観念と言われても差し支えないと思うよ。

見てもいない映画をクソだってレビューするようなもん。見てから言ってほしい

そんなん見なくても悪いものであるのは間違いないって?

それが偏見固定観念

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追記

最近靖国神社通い始めて、日本近代思想神道勉強してるんだけど、

色好みせずに様々な思想宗教勉強するのは、いいと思うんだよね。

思想宗教と、行き過ぎた宗教活動信仰活動ってのは分離して考えていいと思うんだよね。

ちなみに信者とは書いたけど、昔ほど激烈に活動してなくて、

でも思想自体無視できるものではないし、自分の実感・経験として

何度もこれは本物だと思わされたことが合ったので、片足ツッコみつつ勉強してる感じ。

献金ほとんどしてない。

信じてる人の中には、そういう人もいるってこと知ってほしい。

大体献金って聞くと、邪悪イメージあって私腹肥やしてるとか色々思うけど、

世界平和のためにちゃんと使われてると思うよ。

文鮮明夫妻が私腹肥やすためだけに活動されてるなら、

遥か手前で億万長者達成なんだから、こんな80歳くらいになるまで

続けるわけ無いだろ。そんな不合理なことするかよ。普通の頭あるならわかるだろ

おまえの偏見のモノサシで献金を測るなよ

おまえらは何も知らないくせに色眼鏡で見てる。

まあそう見られるようなことをしていた、統一教会も悪いとは思うけど。

おまえら偏見の塊だ。よくわからいから怖くて潰したいだけだ

アニメゲーム模倣して銃乱射事件起こった時、もしアニメゲーム規制とかなったら

おまえら顔真っ赤にしておかしいって怒るのに、

今回のような事件が起きたときは、宗教規制カルトカルトって連呼すんのな

自分ダブルスタンダードだって気づけよ

信仰自由侵害すんなよ

あと破産して不幸な家庭ができたのが事実から、これはなんとかすべきだっていう

義憤があるなら、

同じくパチンコとか競馬とかハマって、ギャンブル依存症になって破滅した人や家庭がいるはずだから

パチンコ規制運動とかしてくれない?

あの金こそ北朝鮮に流れてるんだろ?そういう巨悪にも立ち向かえよ

あと自動車事故で不幸になった家族いるから、

自動車規制

アルコール大麻より依存性あるし、アル中になって不幸になった人いるか

もちろん規制

統一教会義憤持つなら、そういうものにも義憤を向けろよ

から家まで帰る途中に小さなタイ料理屋さんがある

普段バイクで移動するので、なかなか駅から自宅まで歩く機会は少なく

お店がオープンしてから開店にに気づくまでしばらくかかった。

その店が入る前はタコ焼き屋が入っていた。

ひげ面で丸眼鏡の痩せた小柄な日本人店長が一人で切り盛りをしている。

自分普段外食をする機会があまりない

健康に気を付けてとか、節約になるからとか外面のいい理由はたくさん思いつくのだけど、

一番の理由食事を終えて満腹の状態ですぐに寝るという悪癖を好むからだ。

から自宅の近所に気になるお店はいくつもあるのだけど

どのお店もなかなか訪れる機会がない

このタイ料理屋さんもそんなお店の一つだった。

初めてこのお店を訪れたのは、普段遣いのバイクが突然パンクをしてその修理の手配をした帰り道だった。

突然のトラブルうんざりした自分は、気分転換ランチを外で食べたくてそのお店に立ち寄ることにした。

店のドアを開け一人の入店であることを伝えると、店長こちらを見ずに

カウンターへどうぞ」

自分を席に案内した。

店内を見回すと、自分の住む6畳のワンルームより一回り狭いぐらいの広さで

二人掛けのテーブルがふたつ、カウンター席が1席のすごく狭い造りだった。

テーブル席の一つはカップルがすでに食事をしていて、一人はカオマンガイをもう一人はガパオを食べている。

時折女性自分の食べているカオマンガイ男性に食べさせて、男性自分の食べているガパオ女性に食べさせていた。

店内を見回すと、店内の壁にはタイ語カラフル張り紙メニューが張られていて、その下には日本語でそのメニュー説明が書いてある。

それに目を通していくとランチカオマンガイガパオこの2種類のメニューしかやっていないようだ。

どちらを食べるか思案していると、以前ネットガパオレシピというのを調べて自作したのを思い出した。

レシピりの調味料材料を集めて、それなりの金額になったガパオはとても美味しいと言えるものではなかった。

きっとプロの手によって作られたガパオは別物のような美味しいものなのだろうけど、

素人材料を集めて作れる料理を、めったにしない外食で頼むのは悔しい気がした。

ランチセットのカオマンガイを1つお願いします」

カオマンガイですね」

キッチンで何かをしていた店長に声をかけると、彼は手を止め、

こちらを見ることなく伝票に注文を書き込みながら答えた。

注文を終えて、スマホを弄りながら待っていると意外と早く注文はテーブルに届いた。

思ったより量の少ないジャスミンライスの上に、

鶏もも肉がたくさん載せられ、その横に小さなお椀に盛られたスープが添えられている。

食べてみるとこれは意外といっては失礼なのだがなかなか美味しい。

だがやっぱり量が少ないな、何か追加で食べようか。

そう考えながら壁のメニューに目を通していると、店長が突然話しかけてきた。

「うちのお店のカオマンガイは本物なんですよ」

突然の会話と、唐突言葉にびっくりしていると

日本にあるタイ料理屋さんはね、カオマンガイだけ出しているわけではないでしょう。だからジャスミンライスをほかの料理にも使えるように必要工程飛ばしてたりするんです。うちはそんなズルしないですからね」

そう早口でまくし立てるように言葉を繋げてきた。

びっくりしながら何か返答しようにも思いつかず、

自分はこんな美味しいカオマンガイ食べたことがないという社交辞令を言うしかなかった。

それから店長カウンター越しにしばらく会話をした。店長はいわゆるタイ沈没していたバックパッカーらしく

タイ料理タイでの思い出について聞くと店長早口饒舌に語り、日本にあるタイ料理はいかに本物と違うもの演説が始まった。

その日からたこのお店を訪れるまでしばらくの時間必要だった。

帰宅インターネット食べログを開くと、店長接客に苦言を呈する投稿をいくつも見つけた。

だがどの投稿料理の味は褒めている。

なんとなく自分だけではなかったのかと安心するような、心配するような気持ちになった。

店のインスタを見つけフォローした、今日も客が少ないと文句を言いながら元気に営業している。

フォロワーが数十人しかいないのが不安だが。

すごく懐が暖かいときにたまに店に行くようになった。店長演説シンハービール片手ならBGMにできる。

今日もインスタのストーリー店長のボヤキが載っている

傘がいらない程度の雨でも、眼鏡が濡れるのだけは困るけど

折りたたみ傘よりも、収納に便利なサンバイザーを携帯しておきたい。

でも今やったところで奇異の目で見られるだけなので、小雨用のサンバイザーが流行るのに期待。

雨なのに日避けってなんだよって感じだけど、男でも日傘流行兆候あるし。

ところでサンバイザー型のVRっt

2022-07-12

舌ピを開けた、大学4回生

4回って言い方でわかる人もいるかもしれない。私は関西大学生だ。頭は良くないけど、そんなに後悔しない大学生活だった気がする。まだまだやりたいことあるしね。

本来なら舌ピなんて1回で開けて楽しんで就活を前に閉じるものかもしれないけど、私はやっと内定が出た直後に開けた。そこの会社に行くかはまだ迷っているけど、我慢できなかったので。

ピアス病院で開けた。ニードルかなと思ったらピアッサーで、少しずれてしまったけどまぁ満足してる。開けたのは先週土曜だから、そろそろ3日くらい。まだじんわり痛いし、違和感もある。舌を火傷した時や、口内炎が出来たような痛み。咀嚼すると痛みが強くなる。熱いものは駄目。辛いのとアルコール煙草は控えている。奥歯の方に押し込めるものは割と食べれる。スープ飲み物豆腐とかプリンは全く問題なし。茶碗蒸しが大活躍している。

両耳たぶは開いてるけど、他は開けてなかった。

耳は高校卒業式のその日に開けた。アマゾンで買った一番安いピアッサーで、その日に。高校校則が厳しくて、携帯持ち込み禁止、寄り道禁止、髪染めピアス禁止アルバイト禁止SNSアカウント作るの禁止、他にも色々禁止だった。校則に書いてあるだけとかじゃなくてほんとに先生に見つかったら指導されるレベルの厳しさだった。有名ではないけど幼稚園からある女子校からそんなものかもしれない。今となっては懐かしいけど、それは私が隠れてバイトSNSも寄り道もしていたからで、真面目に守っていたならきっと後悔していただろう。

一度無断で休んだ時は反省文を書かされた。学校へ行くくらいなら死のうと思ってホームドアのない電車を探していた時、行かなくてもいいんじゃないかと思った。先生や親も死ぬよりサボる方が嬉しいんじゃないかなんてやたら冷静に客観視してた。反省文を書きながらこれは何の反省なんだろうと思った、だって死ぬか行かないかの二択だったのに。

両耳のピアスは私としては早かったが世間的には遅いだろう。私はいつもそうだった。みんなより全部遅い。化粧を覚えたのも高校3年だった。

前髪を初めて作ったのもはたちになる少し前だ。高校生の時から散々ある方が可愛いだろうと言われていたし思っていたのに。

髪を初めて染めたのもはたちすぎてからしかインナーの一部で殆どからいくらい暗い青だった。でもそれがきっかけで色んな色をやった、インナーだけど。大学入って直ぐに染めてたらもっと色んな色が出来たのにとも思う。

次は全頭してみたいと思っている。遅いかもしれないけど、遅すぎはしないだろう。だって大学生だし。ぎりぎり。

いつも遅い。みんながやり始める頃にはそんなの興味無いとばかりに見ていて、後からやりたくなってもっと早くても良かったなと後悔する。そしたらもっと楽しめたのに。

でもそういう意識が強すぎて早まってしまうこともある。

成人した直後からワインを飲んでいる。家にカクテルセットがあるというと驚かれる、大学生では珍しいかもしれない。日本酒もすき、ジントニックもすき。クラフトビールもすき。そんな感じ。

幼少期に読んでた本は大抵大人びていた、気がする。少しだけ。英才のように文豪たちを読破したとかカントを読んだとかはない。今はキルケゴール死に至る病を買って、大学生だと言うのに意味が分からなくて呻いている。もしこれを読んだ方の中に哲学好きな方がいたら、あれを上手く読み解く為のコツとか解説書なんかを教えて欲しい。

閑話休題

遅いとか早いとか、そういうことは無意識に思ってしまう。早いうちに触れるのはいいことだ、何歳になっても遅いなんてことは無い。そうは言っても現実はその通りでは無い。

小説家イラストレーターになりたかった。学生のうちに仕事を受けられるようになっていなければそれで生計を立てるのは難しい。そもそもいちばん暇な大学生プロレベルまで出来なかったのは才能がないのだろう。能力ではない、やり続けるという才能が。

研究者になりたかった。小学生の頃の行きたい大学マサチューセッツだった。ちなみに今も昔も英語ができたことは無い。向き合う度に外国語は向いていないことをひしひしと感じる。

研究者に憧れがある、科学者数学者天文学者宇宙の真理やこの世の理、最先端技術、未知の可能性、人類進化魔法区別がつかなくなるまで発展する科学技術。無闇な憧れだ。論文も本も何も理解出来ず、どういうふうに系統だっているのかも分からない。でも憧れている。でももう遅い。私はサインコサインすら分からない。

頭がいい、と思っていた。昔は。人と会話することもある程度得意だ。

国語勉強しなくても偏差値が取れた。小学生漢検2級を取った(これは母の全力の献身によるものだ、私の努力ではない)。他の教科も聞いてたら何とかなった。でも中学2年くらいから授業を聞かなくなって、数学理科ががくんと落ちた。相変わらず国語トップ近くで、社会は本から得た知識でなんとかなって、英語は長文とリスニングで何とかした。文法からきしだった。

高校ではやれば出来るのにと言われ続けた。地頭は良いのにと。そうかもしれないと思っていた。そう思いたかった。

でもそうでは無いのだろう。

本を読んでも理解できないことが増えた。読み終わっても中身を忘れることが増えた。あんなに無限に読めると思っていた本を、もうしばらく最後まで読めたことは無い。難しくなったら駄目だった、ライトノベルは多分いまでもサクサク読める。

私は天才でも秀才でもなくて、やる気とかいう最大の生まれ持つ才能も持っていなくて、やる気がなくてもなんとかなる能力もなくて、全く興味の湧かない仕事内容の会社就職しようとしている。

昔はゲームなんて時間無駄だと本気で思っていた。それなら勉強した方が世界も広がって能力も高まって良いと。

勉強なんてもう何年もしていない。ソシャゲ毎日時間と毎月数万を使う立派なソシャカスだ。

ピアスタトゥーには憧れていた気がする。酒や煙草にも。アウトロー感のあるものには憧れがあって、でもテンプレートな安い人間にはなりたくなかった。でもなってしまった。

白衣を着て、日本でも有数の大学院で試験管を持ったり数式を書き散らしたり、ドイツ文学フランス文学を原文で読んで純粋理性批判について論文を書くような学生だったら、髪がペールブルーターコイズ二色で舌や唇にピアスが開いてて身体タトゥーが入ってたら最高にかっこよかったかもしれない。

そんな格好をしている美大生なんて山ほどいる。

そんな格好をしているバーアルバイトなんて山ほどいる。

そんな格好をしている鬱の社会不適合者なんて山ほどいる。

私がなりたかったものにはもう一生なれなくて、それでも表面だけで真似できるものだけ、努力しなくてもできるものだけ、真似している。

大学は楽しかった。散々文句を言ってやる気がなくてチャイムがなって数十分後に来てチャイムと同時に帰っていたけど、物を作るのは楽しかった気がする。ともだちもいる。そうそう人を友人と口に出せない私が友達だと確信を流石に持てるくらいには仲がいい、はず。

桜の咲く公園で夜にビールを飲んだり、宅飲みマリカしたり、自主休講して展示を見てパフェを食べたり、ナイトプールにいったり、ディズニーとユニバにいったり、覚えてもいないくらいたくさん話して笑ってた。最近は知り合いの家に酔った勢いで雀卓をアマゾンで買って送り付けてルール説明した。自分も分かってないのに。

彼らにとって大した思い出でもないかもしれないが、私にとっては一人では死んでも得られないそれらをくれた事に死ぬほど感謝している。

ずっと死にたいという思いはあって、でもその中にもう死んでも構わないというポジティブ希死念慮があることは間違いなく楽しかった大学生活のお陰だろう。いやなこともたくさんあった、アルバイトも大変だった。バイト先に警察が来たこともあった、これはいい経験だけど。人生経験できることはできるだけしておきたいので普通にその時も良かったなと思っていた、店からはたまったものじゃないだろうが。

そんな気持ちからバンジージャンプも行ったりした。単に絶叫好きなだけかもしれないが。ピアスもその一環かもしれない。開けなければどんな痛みかなんて知らない。舌ピ開いてるあのキャラクターとかも、開けた直後はポタージュとか豆腐とか食べてたのかな、と思うとちょっと面白い

シーシャも行った。今度葉巻もいく。

努力の要らないものばかり。ボランティアでもしてみれば良かったな。したい気持ちはあるけれど時間とか労力とかいきなりその日鬱になったらとか思うとなかなか出来ない。

習い事もしてみたかった。音楽からっきしだから何か楽器とか。バレエとかダンスかにも興味がある。踊るのはすきだ、振り付けは真似するのが苦手だから即興ばかり。音楽を流して踊り続けるのだけは得意だ、人に見せたことは一度もないけど。あとボルダリングとか、薙刀とか、色々やってみたかった。

そういう系だとサバゲーもある。これはサークルに思い切って入った。楽しかった。銃を買ったけれどコロナサークルが停止してそのままなくなってしまったので一度もフィールドで撃てなかった。いつか思いっきり撃ちたい。

スキースケートは好きだからフィギュアスケートもやってみたかった。ずっと憧れはあるけどスケートリンクが近くにあったことがないのでこれはしょうがない。

バイクにも乗ってみたい。一度後ろに乗せてもらって、免許取りたいといったけれど、結局バイクを持つのが大変なことやお金を考えて取っていない。

美容にはすぐお金を使ってしまう。というか費用対効果だ、時短になるならやっておきたい。二重はやった。脱毛はもうすぐ一回目がある。まつパもやりたい。レーシックもやりたいけどカラコンを入れなくなりそうだと思うとちょっと躊躇する、眼鏡も少し気に入っているので。外した方が可愛いけど。

少しでもかわいくなりたい。自分死ぬほどかわいくなくて、死ぬほど魅力がないのを知っているから、少しでもってなってしまう。

アイドルになりたかった。歌手でも俳優でもいい。最近ミュージカルがすきだからミュージカルにも憧れる。服のモデルもいい、写真撮られるのも色んな服を着るのもだいすきだ。

でも私は人前が苦手だ。頭で苦手だと思ったことはない、好きなアーティストライブにいっても、こんなにたくさんの人の前で歌ってこんなにたくさんの人に愛されるのはどれだけ快感だろうということを考えてしまう。

でも人前に出ると勝手身体が震えて、平衡感覚おかしくなって、喋れなくなる。大学の発表でもそうだ。上手く話せなくなる。頭は冷静だから対処はできるけど、身体勝手に震える。

人前というか知らない人と歌う機会があったことも少しあって、褒められたら嬉しかった。けど歌手アイドルになれるほどじゃない。顔も可愛くないし、ダンスも下手だ。自分では出来てるつもりでいても動画を見るとキレのなさに絶望する。これは本当に才能だと思う。

女の子アイドルゲームが出来ない。羨ましくなってしまうから男の子なら普通に推せてたまに羨ましくなるくらいだけど、同性だと近いから難しい。でもなりたいのは男の子アイドルだ、イケメンと一緒に可愛い女の子にキャーキャー言われるなんて最高じゃん、と思う。

先生になりたかった。人に物を教えるのはすきだ。上手い方だと思う、友人に教える時も。相手知識量や理解力に合わせて単語解説をいれ、分量を変え、分かりやすそうな例えを使う。フラット目線を持っているとも自負しているし、向いている気もしてる。先生と言うよりかはマンツーマン指導する方が向いているかもしれない。

でも一度家庭教師登録していて、仕事の話もあったけど、大学名で難色を示された。多分向こうの親御さんが文系理系学生がいいと言ったんだろうな、とぼんやり思った。同じ大学でも塾講師をしている子はいるので普通に学力があれば大丈夫なんだろう。私には教える力はあっても学力はない。でもやる気がなかったからこそやる気を出させたり、本を解説するのだけは本当に上手いと思うのだけど……まぁ、仕方ない。

他にもいろいろ夢はある。理想生活もたくさんある。でももう叶わない。分岐点はとっくの昔にある。

今できる楽しそうなことだけを積み重ねて、本は難しくて気力がない時には読めないかソシャゲの周回とTikTokをして、少しずつあの日高潔な私が死んでゆく。取り返しはもうつかない。じきに働かなきゃいけなくなる、働けるかは分からないけど。

せめてできる新しいことをしようと思って日記を書いた、ちょっと憧れていたから。ツイッターフォローしてる文章の上手い人のnoteが良かったから、ああいものを書きたいと思った。

私は承認欲求が強い。物凄く。いいねひとつ一喜一憂して、私より評価されている人全員が羨ましくて、なんとかいいねをしてくれそうな人に届いて欲しいけどそれを表に出せない。せめてタグをつけてRTをするくらいだ。

私は私の作品が好きでも、クオリティが低いことは知っていて、それでも好きだと言って欲しくて、でも他の有象無象の、私から見てあまりにも稚拙低俗作品といっしょくたにいいねされてると悲しくなる。こういうところが本当に性格が悪いと思う。けれど好悪はもう変えられないし、今更承認欲求も手放せない。昔は承認欲求なんてないと、どうでもいいと、むしろそれを持っている人になんでそんな感情を持つんだろうと疑問にすら思っていたのに、自分承認欲求があるとしたら全てが腑に落ちた。無いと思い込んでいても消せなかったものは、多分もう消えてはくれない。

私は自分底辺であることを知っていて、それでも結局どこかによく見られたいという願望が残っていて、ナルシストなところもあって、性格の悪さもあって、それがこの文章からも滲み出ていることが本当にいやで、でも取り繕うことすらしないのも嫌だからどうしようもない。

理想自分になりたかったと思いながら、今日自分ひとつ成長させてくれるはずの買い込んだ本をめくることすらできず、朝になった。

この文章最初からひたすら思いついたことを脱線するまま書いて、読み返しや修正もしていない。

どうせ誰にも刺さらないことを知っている。私の作品が好きですという感想匿名で貰ったことは一度もない。一度も。本の感想も。

最後まで読んでくれた人が数人でもいたら御の字だろう。

それでも誰かが読んでくれて、コメントをしてくれることを夢見ている。認めたくないけど、心のどこかであわよくばインフルエンサーとかがTwitter投稿したりして、バズって、はてな文学みたいな扱いを受けたりしないかななんて期待している。醜い。でもこの醜感情を抱えていたくないから書いてしまおう。心に秘めていたりツイッターでぼかしながら細切れに話してることを、全部思いのまま書きたくてこの文章を書いた。

何が刺さるんだと言われたら自分でも分からない。実力以上の評価が欲しい訳でもない。努力もしないくせに数字だけ貰えるなんてことはないと分かっていて、それでも楽なことの方がすきでそちらを選ぶ。趣味からなんて言い訳せずに絵の練習でもしていたら今頃もう少しましだっただろうか。漫画も描きたかった、漫画の方がバズるから表現媒体としても面白いネタを思いついても小説では書けないこともある。でも描こうとしても絵が下手すぎて結局再現は出来ない。

楽な方に楽な方に流れている。

今度はスクランパーとインダストリアルを開ける。

ひとつ開けたら憧れの気持ちが止まらなくなってしまった。人生で一回は開けておきたい、テンプレートに近づくとしても。死にたいとか鬱だ何だとかいっている言葉が、昔より軽くなりそうだ。ファッションが変わっても私の中身は何も変わらないのに。

楽な娯楽だ。努力しなくてできる変化、合法的自傷。腕を切ったことはない、痛いから。でも首を絞めることはある。いつか首を吊るためのシミュレーションのように。一度失敗したきりだけど、いつかはきっと死ぬだろう。寿命まで耐えられるとは思えない。

本当は耐えて欲しい。耐えられるくらいでいい、その程度でいいから、幸せになりたい。

普通の人になりたい。創作をする、私は天才だと思っている友人は、死にたいけれどその死にたさも自分から治らなくていいと言っていた。

私は幸せになりたいか心療内科に通った。意味あんまりないけれど。

これを書いている間もずっと舌が痛い。これが収まる頃にスクランパーとインダストリアルを開ける。思い切り食事ができるのはまだ先になりそうだ。

何度も終わらせようといい感じに結べそうな文を書いているのに書きたいことが溢れてしまう。

私は人に知って欲しいたちだ。なんでも、やったことや見たもの、感じたことや思想、なんでもすぐツイートしてしまう。勿論セーブはかなりしているけれど。そしてそのツイートを全部見て欲しいと思ってしまう。何故なら私は好きな人ツイートを全部見たいタイプから。ある程度好意を持っていたら何を喋っていたか知りたいかなんて当たり前だと思うけど、世の中では意外と少数派らしい。でも私の中ではそれが当たり前だからツイートを見ていないと言われる度にそんなに私に興味がないのかと傷つく。表には出さないようにしている、めんどくさいと思われるから。でもあえて出す時もある、相手が平気そうだったり、そういうキャラで私がやっていけそうなら。メンヘラちゃんキャラでいたら、少しだけ私の本音を言うことができる。

からひたすら書き連ねるのは楽で楽しくて、でと整理されてない文章なんて誰も読みたくないだろう。でも日記というか、書き散らしというか、日々の所感としてはこんなものかもしれない。

舌が痛いし眠くなってきた。多分何も無ければ無限に喋り続けられるだろう。自分の話をするのが好きだ、相手に知ってもらいたいから。好きな人のことはなんでも知りたい、血液型とか、健康診断の話になった時の視力とか、すぐメモってしまう。私の記憶力が悪すぎてメモっているだけで、覚えておきたいというだけなんだけど。締めに頭の中で用意しておいた文章ストックがもうない。前のを引っ張ってこよう。ちょっと書き換えて。

そうやって楽な方に楽な方に流れている。

今度はスクランパーとインダストリアルを開ける。お手軽な変化を得て、なんとかぎりぎり生きている。バイトの当欠も、説明会のキャンセルも、自主休講にしすぎな大学も、なんとかなってるとは言えないけど、取り敢えずまだ致命傷ではない。致命傷ではないけど、ゆるやかに死んでいくのだ。

きっと今の私は、昔の私が一番なりたくなかった姿だろう。働きたくないとか甘えるやつ、努力しないやつ、後回しにするやつ、遅刻するやつ、頭の悪いやつ、死にたい

これでますます独身友人無し男性を色眼鏡で見る風潮が加速するのか

というか友人がいても家庭を持っていてもオウムに入信した人間存在

ネット住民がコロッと忘れているのには呆れた笑いしか出ない

2022-07-10

anond:20220710162116

揚げ足取って、こういうのは

カルトっぽいって言い方、いかにも先入観で色眼鏡で見てるね

無神論唯物論的考えも

認めるけど、個人的には受け入れることは出来ないな

それは話が長くなるので割愛するが、色々自分なりに理由がある

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