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2016-09-12

ネタバレ仮説】シン・ゴジララスト尻尾意味

シン・ゴジラを一度観てすぐ浮かぶ疑問点

  1. 冒頭の無人ボートはどういうことなのか
  2. ゴジラはなぜあの場所で「発生」したのか
  3. なぜ二回の上陸とも東京の中心を目指したのか
  4. なぜ二回目の上陸時は最初から完成形(第4形態)だったのか
  5. 自己増殖するゴジラ細胞(?)のシーンはなんなのか
  6. ラスト尻尾のアップのあれはなんなのか

以下は、これらをつなぎ合わせる妄想です。いちど観ただけの記憶を元に書いているので、細部記憶違いの可能性もあり。苦手な方はお帰りください。



(注)本文での論理展開の手順

シン・ゴジラ現実事件ではなく創作物なので、創作物なりの読み解き方ができるはず。

  1. ある人物が「○○○だ」あるいは「○○○かもしれない」と言っている。
  2. それは物語中で特に否定されない。
  3. ならば○○○はこの物語の設定をセリフに紛れ込ませた物語上の真実である

教授の人物像

物語中、唯一の癒やし成分として登場するカヨコ(石原さとみ)による情報で、ゴジラは60年前に米国杜撰に海中投棄していた核廃棄物が謎の古代生物の生き残りに作用して発生した新生である可能性が示唆される。そのレポートをまとめたのが牧教授。超重要なのに、セリフの中にしか出てこず、回想シーンすらない人物である

セリフの中にしか出てこないということは、セリフの中に出てくる説明や推測がそのまま牧教授の人物像の設定と考えていい。

ざっくりと箇条書きにすると

と、こんな感じ。

冒頭の無人ボートに残された「私は好きにした。あとはお前たちが好きにしろ」(だったっけ?)という捨て鉢メッセージ。揃えて脱がれてあった黒い革靴。牧教授はあのボートから海に飛び込んで自殺したことは間違いない。ではなんのために?

ゴジラ形態変化

パンフレットによると、映像には映らなかったが東京湾に出現した時点の第1形態はしっぽの長いオタマジャクシ型らしい。

出現時の順序は、次のようになっていた。

  1. 謎の高温により水蒸気爆発が起こる
  2. 海中を泳ぐなにかが視認される(第1形態
  3. 尻尾が海面上に現れる
  4. 上陸
  5. どんどん陸地向けに形態変化していく(両生類っぽい第2形態爬虫類っぽい第3形態
  6. 排熱が追いつかず退化して海に引き返す

高温は急激な形態変化の副産物なので、最初の「謎の高温」は、形態変化が爆発的に開始したタイミングと考えられる。

ということは、当然それ以前、オタマジャクシ型の「前」があるはずだ。

両生類←オタマジャクシ←(?)

ゴジラ細胞

  1. 物語の途中、米軍攻撃により地表に落ちたゴジラの体液がなにやら生物っぽく増殖している映像がサクッと挟まれる。これにより、ゴジラが無生殖で増殖する可能性が示唆され、国連東京に核攻撃を行うきっかけになる。
  2. ラストシーン尻尾のアップ。尻尾の先の方になるほど、クジラのような骨格や、人の手の骨のようなものがむき出しになっていく。
  3. ゴジラ遺伝子情報量人間の4倍である
  4. パンフレットによれば尻尾の先は「人の顔のようなもの
  5. ゴジラVSビオランテ以降、ゴジラ細胞は「G細胞」と呼ばれ、ゴジラ以外の生物摂取すると体を乗っ取られてゴジラ化してしま公式設定がある。

これらのことに、古今の漫画的な「お約束」を加えると、ゴジラが他の生物を「取り込んで」成長することは明らかだ。

尻尾の先にあった別の生物らしき骨格は、ゴジラが吸収して未消化の(あるいは完全生物であるゴジラにとって不要判断された)パーツと考えられる。

教授がやったこと

さて、ここから大きくハネてみる。

米国沿岸で発生したゴジラ。これが「わざわざ」東京湾までやってきて爆発的に成長を始める。そして「なぜか」東京の中心(日本の中心)だけを執拗に狙う。

ここに「日本を憎んでいて、最近米国から日本に移動したマッドサイエンティスト教授」というピースを当てはめるとすべてがしっくり来るストーリーが作れる。

  1. 教授調査中米沿岸の海底で入手したゴジラ第0形態(卵型)を日本に持ち帰り、東京湾身投げしつつ摂取した、あるいは取り込ませた。
  2. 人間ゴジラにとって初めて取り込む知的生命体だったため、ゴジラには原始的自我が生まれ、その意識は牧教授怨念ともいえる「日本を滅ぼす」一色で塗りつぶされていた。
  3. 教授の脳から地理的知識も取り込んでおり、東京の中心(皇居霞が関都庁等)の方角を間違えずまっすぐに進んでいった。
  4. 放熱が上手く行かないためクレバー判断で一旦太平洋に引き返したあと、クジラ等大型海棲生物を取り込みつつじっくり完全体(第4形態)となり、再度鎌倉から上陸して東京を目指した。

こうなっていたとすると、ラストシーン尻尾ゴジラが他の生物を取り込む設定→冒頭の無人ボートの謎が解けることになり、物語がきちんと閉じて気持ちいい。

教授が本当に憎んだもの

この説に直接関係はないが、牧教授遺書「君たちが好きにしろ」というのを深読みすると、牧教授が憎んだのは日本のすべてではなく、自分研究をきちんと評価しなかった学会官僚主義といったものだったかもしれない。現在日本はどうしようもないから滅んだほうがいいが、ゴジラを乗り越えられるような日本に生まれ変われるのなら、それもまた良しといったメッセージのようにも思える。

ところでそれヒゲメガネじゃね?

こうしてみると、これを思い出さないだろうか。場所鎌倉芦ノ湖で近いし。

http://goo.gl/1pbxXQ

あっ、作者が同じだ!偶然だね!

2016-09-11

私がアイナナに見切りをつけた話

 「アイドリッシュセブン」、通称「アイナナ」をご存知だろうか。

 iOSAndroid一年ほど前から配信されているソーシャルゲーム、それがアイドリッシュセブンだ。

 近年人気ジャンルの一つになった「アイドル育成ゲーム」であり、そしてそのアイドル達が実際に歌う曲をゲーム中でプレイする、俗に言うところの音楽ゲームとして宣伝されてきた。

  豪華声優陣が演じるフルボイスストーリーも売りの一つで、着実に人気を得ていたアプリゲーム

この記事を書いている私も配信当初からプレイし、アイドル達の物語一喜一憂し、トラブルにも負けずに前を向く姿を応援していた。

 グッズは購入しないけれどその分アプリ課金して、とにかくハマっていた。

 最初は暇潰しに丁度いいや、と軽い気持ちだった。それがフルボイスのストーリーに触れ、追加されるカードイラストが見せる表情や動きに次第に傾いて行き、気付けば暇潰しどころか毎日の空き時間睡眠時間までも削るゲームになっていた。

 「でも、楽しいし推しのイラスト可愛いゲーム楽しい睡眠時間お金も惜しくない」、そう言ってゲームを続け、何かあればゲームに逃げ込んだ。

 推しは運営にも愛されている。だってカードを定期的に追加してくれるし、ストーリーキャラを崩されないし、誕生日だって祝ってくれた。

 アイナナにはキャラ誕生日ガシャというものがあって、そのガシャでは「誕生日キャラカードしか出ない」という仕組みだ。アイナナのガシャは普段なら候補生といって、所謂モブのRカードが平気で排出される。

 他のゲームでいえば、フレンドポイントなどで回せる無料ガシャで出てくるようなカード課金で回すガシャで出てくるといった具合。

 それが一切出てこない上に、大好きなあの子カードしか出て来ない。日々課金しては出てくるモブ辟易していた私にとって、まさに「神のようなガシャ」といえた。

 そうすればユーザーは「運営ありがとう!」と感謝するし、確実に欲しいキャラを手に入れられて苛々は霧散して、自然好感度が上がった状態になるのだ。

 仮にその後のガシャを回しモブが出て来ても、ユーザーは「また次の誕生日ガシャがある。もしかしたらその前に何か特別なガシャがあるかもしれない、あんなガシャを開催してくれるんだから希望はある」と勝手自分自分を納得してくれるのだ。

 言い聞かせ続ければユーザーはいつの間にか思考を停止するし、そこにトドメのように事あるごとに課金アイテム(石)を与えておく。

 アイナナは同じSRを特訓(合成)すれば、上位レアSSRになる。更にSRもRの合成で持つことが出来るカードがある。故に他のゲームより、課金が出来ない学生割合も多かった。

そんな中課金アイテムを多く配布したらどうなるか? 簡単だ、優しい運営を崇拝するようになる。

 課金している人にも石の足しになり、当然文句を言う人は少ない。

 CDを出せば必ずランキングCDTV話題などを公式アカウント――それもゲーム中に実際に出てくる大神万理というキャラが言っているようにツイートすることで、更にユーザーはいかに運営がアイナナを大切にしてくれているのか!と感動する。

 不定期だがプロデューサーレターというものもあり、ユーザーはより一層「このコンテンツ私たちが育てた」と優越感に浸れる。

 私もそうだ。日々の仕事で疲れ果てていたのを、そんな気持ちを抱くことで誤魔化すことが出来た。

 アイナナは最高だった。曲追加もストーリー追加も遅く、待ち飽きる時間だって楽しみになった。推しのカードが出るならそれくらいいいとさえ思っていた。

 私はTwitterもやっていて、そこではアイナナ好きの人とも他ジャンルの人とも繋がっていた。布教はしなかったが毎日何らかのスクショをアップし、公式からの告知をRTしては「可愛い!」と言う。

 アニメ化も決まった。冗談抜きで泣き崩れたし、フォロワーと喜び合った。楽しかった。

 その日も仕事帰りの疲れの中、Twitterを開いた。私は電車の中で思わず声を出しそうになったくらい驚いた。

 アイナナが炎上している。他ジャンルメインの人が特に苦言を呈しており、カードキメラトレスや構図パクだと訴えかけるツイートが回ってきた。

 更にキャラの設定パクを纏めたwikiまで出来ている。恐る恐る覗いてみると、そこには私の大好きなキャラの被り点を指摘する記述が並べ立てられていた。

 私は何とか空いた席に座ると、スマホを片手にしばらく放心した。身動きが出来なかった。

 ソシャゲ以外に疎かった私は「そのジャンルはアイナナの後に出たんじゃないのか」と、怒りで頭を真っ赤に染め上げてすぐに検索を掛けた。

 ……もう5,6年は続くジャンルだった。対するアイナナは一年。おまけに原案は、その長寿ジャンル同人誌を書いていたこともあるらしい。

 設定であげられていたジャンルだけじゃない。某アイドルゲームが好きなフォロワーさんが怒っている。

 アイナナ繋がりの人は皆黙するか、知らぬ存ぜぬという素振りツイートをするか、「こんなのありふれてる!」と言う人がほとんどだった。情けないことに、私も運営を信じてしまった。

 「たまたまじゃないの?」とツイートしたのだ。

 

 するとひとりのフォロワーさんがこういった。

「私がこの子をずっと応援してきたのは、その子アイドルとして輝く姿を見る為だ。最初は出番が少なかったけど、必死に出番を貰えるようにお金を入れてきた。全てはアイドルとして未来で笑って欲しかたから。

 このゲームカード制作の手間を減らしてやるためでも、素材を提供してやる慈善でもない。ステージで輝く姿を馬鹿にしないで」

 私はハッとした。私も、同じような気持ち応援してきたのだ。

 輝いてほしい。アイドルとしてステージで誰よりも素敵になった姿を見たい。だから応援するし、お金も入れた。

 …………それじゃあ、今私の手元で笑顔を見せるこの子カードは何だ?

 見れば見るほど似ていた。この笑顔ステージ上の姿も、この子であるはずなのに決してそうではない。あろうことかキャラ構成する骨組みでさえ、よそからつぎはいものだという。

 私の大好きだったアイドルは、他のジャンル人達がずっとずっと応援してきたアイドルを平気で横取りした材料で生み出された?

 ぐるぐるする頭で考えていた私の元に更なる衝撃が飛び込んできた。根岸綾香の問題だ。

 アイナナに登場する如月あると。それが根岸Pが自己投影しているキャラクターだ、というツイートだった。

 アイナナで「あると」と言えば、「如月あると」という人気女性アイドルという設定のキャラクターだ。

 この「如月あると」は、2(キャラ名は一応伏せておく)とゲームストーリーで共演し、公式ノベライズでは撮影現場でも仲良くしており、「ある坊」と呼ぶ程親しい仲なのだとも言われている。

 根岸PのTwitterアカウント名が「あると」であること。アイナナ関連の(恐らく製作に関わる重要な)情報ツイートしていることから裏付けが出来ると、スクリーンショット付きで流されていた。

 なんで?私がお金を払っていたものは他の人がたくさんの愛情を込めたコンテンツを平気でパクったものなの?ゲームプロデューサー夢小説ってどういうこと?

 グッズについても言及する声があった。やはりそちらも類似しており、眩暈がした。

 それでもツイッターのアイナナ好きは意見を変えない。寧ろおかしいと声をあげることを赦さない、異様な雰囲気のままTLが流れていた。私は先ほどの訴えと根岸Pの件を耳に入れ、ようやく決心した。

 アイナナに課金するのは様子を見よう。そして一度運営に問い合わせよう。

 大丈夫だ。あれだけキャラに愛を持っていた運営だ。ユーザーに優しいツイートを流し、プロデューサーレターまで用意する様な彼らなら、誠意ある対応で今後も安心して遊ばせてくれるはず。

 そんな期待もあった。私は運営メールを送り、調査を待った。何の根拠もなく調査してくれると思い込んでいた私の元に、翌日返信が届いた。

 内容は典型的挨拶それから「そのような事実はない」という否定

 ……調査は?と思った。ツイッターを開き検索すると、同じような内容が返ってきたというツイートを見かける。おまけに課金していないのに勝手に代金を請求されるという「課金エラー」も起きており、早急な対応をするべき問題ノータッチ

 愕然とした。どうして?なんで?あんなにキャラを、ゲームを大切にしていたなら、ちゃんとするべきじゃないの?

 「本当に大切ならその子固有のポーズや表情を考える。その子だけの煌きの一瞬を切り取るはずだ。アイナナは、そうじゃなかった」。

 私はあれだけ熱に浮かされ、運営を信じ込んでいた頭が一気に冷えて行くのを感じた。本屋でアイナナが表紙になっているのを見かけ、コンビニでアイナナの商品があると知らずのうちに嫌悪感を抱いていた。

 キャラは好きだ。ストーリー応援していた。運営も好きだった。なのに対応杜撰根岸自己投影。何よりもパクリ問題や他の俗に言うラレ元ファンの人を踏みにじった。

 ツイッターを見るとアイナナファンはみんな口をそろえ、「アイナナは悪くない」「どこにでもある」「他のゲームも被ってる」という。傷付いた人たちのことは顧みない。どこにでもあるという構図は、そのゲーム運営イラストレーターがきっと必死になってそのキャラの為に考え生み出した一枚だ。

 私自信、彼らのこともゲームも良く知らない。けれど彼らがアイナナのための素材集ではないことくらい分かる。

 それでも諦めきれずだらだらとゲームを続け、罪悪感や苛々、ファン言動への嫌悪を募らせていた時。ついに公式声明を出した。私は藁にも縋る思いで読み、乾いた笑みを零した。

 要約すると「パクじゃない。これからオリジナリティを追求し頑張る。」問題根岸に至っては、まるで怒られて不貞腐れた子どものそれだ。

 第三者機関への調査依頼さえせず、違うと言い張る運営絶望だった。そうか、彼らはアイドルを大切にしていない。他のゲームファンも、自分コンテンツキャラクターさえ「金になる存在」程度にしか見ていなかった。

 私はアプリアンインストールした。グッズを購入しないタイプだったので、何も手元には残らない。でもそれで良かったと安心した。

 ツイッターは相変わらず「嫌なら辞めろ」「アイナナを叩くな」と盲目的な意見で溢れている。一歩間違えば私もああだったのかと思うと、今回の件で傷付いた人やクリエイターさん達に申し訳ない気持ちでいっぱいで、トイレに籠り思いっきり泣いた。

 辞めた人達にもアイナナが好きで、運営がまともな対応をしてほしいと思う人だっているだろう。実を言えば私もそうだ。

 そんな人たちの意見さえ許さない。肯定しか受け入れない。まるで今の擁護派は宗教信者のようで、日々誰かを傷付けていることに気付かない。

 彼らはいつになったら気付くんだろう。存在しているだけで不安と怒りを与えるコンテンツ擁護する自分達という姿を、一度見つめ直してほしい。

 アイナナが今後も誰かの大好きなキャラを素材にするかもしれないのだ。標的は自分の大切なあの子かもしれない不安を、きっと他のユーザーは抱き続けないといけない。

 ストーリー中で、アイドリッシュセブン楽曲盗作されるというものがありました。盗作されたアイドリッシュセブンの子達は、喜んでいましたか

 それが答えです。ストーリーだ!創作だ!というなら、もう何も言いません。

 消費者にはこの件について言及する権利があります。私は気持ちの整理をするためにこれを書きました。

 終わって問い合わせ可能時間になれば、調べてから然るべきところへ問い合わせます。もうアイナナをプレイすることはないでしょう。アニメも観ません。

 でもきっと一緒に成長したかったあの子だけは忘れられないし、これから好きな気持ちと、好きになってしまったのが悪いことだと言う罪悪感も持ち続けるんだと思います

 ついさっき一縷の望みをかけて公式サイトツイッターもみました。でもやっぱり、なんにもない。

 残ったのは色んな感情と、このコンテンツ応援し続けたという一年間だけ。なーんにもない。あの子運営から愛されていなかったし、きっとあの子しか無い煌きも本当はどこにもなかった。

 まだ課金エラーにも対応していない運営。彼らがいつかまともになっても、私は今回のことが頭を過ってしまうから、きっともう戻りたくても戻れない。


 アイナナの人達はみんな切った。私がお金をかけて生み出していたのは誰かの憎悪と、哀しみと、不安と、傷だった。一年情熱を注いで愛を抱いて笑って楽しんで、手元に残ったのは途方もない罪悪感と虚しさだった。

 これでおしまいにする。アニメショップにももう行かないし、ツイッターも消すだろう。アイナナを見ればどうしようもなくなってしまうから

 でもあの子が成長する姿や煌くのをもっとたかった、どうなるのか一緒にはらはらして笑って泣いて前に進みたかった、あの子がいれば毎日頑張れた。私にはあの子必要だった。でもあの子は演じている人さえ、規模は小さかったけどやってはいけないことを起こしていた。怒ってる人がいた。だからもうだめだった。

 さようならアイドリッシュセブン。これを書いている時点で未練も何もかもたらたらなんだろうけど、私は元ユーザーとして、せめてもう誰もこんな気持ちを抱く人が出ないことを祈っています

2016-08-27

[]

今回はとなりのヤングジャンプ

TAMATA~黒タイツで蹴ります

シンマンの、エントリーNo.5。

田俣澄というファミレス店員を、とある常連目線で語られるという構成か。

迷惑客とのトラブルと、卑屈な常連客の気持ちの変化を通じて、田俣澄というキャラクターを魅力的に描くという方向性は悪くないと思う。

ただ、展開も含めて、その他のキャラクター舞台装置というか、記号的。

どう描けば、どのように語ればよいかという目線評価するとき、やや説得力に欠けていて、無頓着というか杜撰に感じた。

まあ、もう超個人的な話として、単純にドラマ性にそこまで面白みがないのが厳しいかなあ。

設定だとか世界観だとか、テーマを考えるとエンタメとして弱くなるのは仕方ないし、そこを強くしようと不自然になりやすくて、難しいところではあるんだけれどもね。

はいっても、そういうことを踏まえた場合、割とクオリティ高い作品ともいえるか。

2016-08-08

売れないお笑い芸人

時間守らない。

その事を注意しても、開き直る。言い訳する。人のせいにする。

そもそも、ネタおもしろくない。

1年通って思うのが、同じネタをなんどもやる。

同じ看板お笑いライヴでもだ。

進行がぐだぐだ。

ネタもぐだぐだ。

主催ライヴでは、芸人ではない人を呼びまくるので、お笑いを見に来ているのになぜか歌やダンスばかり。

もちろんお笑い目当てだから、つまらなく感じる。

○○芸人だが、○○への愛は感じない。

自宅に○○がたくさんあるらしいが保管の方法杜撰

意味もなく○○をまとめ買いして、TwitterにUP。

余った食べ物ジュースお笑いライヴで配る。

これで腹を壊したのは言うまでもない。

とにかく他人意見否定する。

聞く耳を持たない

嫌なら見に来るなという案件だが、ファン同士の交流は好きだ。

その芸人ファン常連は減っているが、

水面下でファン同士だけの集いがあるのは内緒

ほんとはもうこっち一本でもいいんじゃないかなと思ってる。

この芸人は、間違いなく一生売れない。

2016-08-02

個体値計算話題になっている件

http://gigazine.net/news/20160802-pokeiv-pokemon-go/

GIGAZINE経由で話題になっているサイトの仕組みについて、私はあのサイトの作者でないけど、解説してみます

 

ブコメを眺めていて問題視されてるのは

 

A. パスワードが盗られのではなかろうか

B. ポケGO勝手操作されるのではなかろうか

C. Tokenの管理杜撰だと危険ではなかろうか

 

の3点と思われます

以下、危険性について述べます

実際に中の人がどういう運用しているか中の人次第なので、信じるか信じないかという話になるから、水掛け論がはじまるだけなのでやめときます

 

まずAについて

Pokémon Trainer ClubについてはYes。そりゃパスワード入れてますもの

Google AccountsについてはNo。あくまでもパスワード入力する先はGoogleになるので、他のサイトは介在できない仕組みです。

以下、Pokémon Trainer Clubについては自明なので言及しません。

 

Bについて

Yes

どのくらいの長さの時間使えるかは分からないですが、Access Tokenかセッションのどちらかの有効期限内では、勝手操作出来るものと思われます

 

Cについて

可能性は低いがYes

ただしポケGO実装次第です。

 

以下、理由を。

まず彼のサイト認可取得方法は、OAuth2という物にもとづいています

これは、あるサイト上のユーザリソースを、外部のサイト若しくはプログラムから操作する場合に用いる方法です。

OAuth2自体オープンかつセキュアな仕様ですが、運用によっては当然危険な事が起こりえます

よって、Aについては(Google Accountsならば)No。そもそもパスワードを受け渡さないための仕組みだからです。

 

さてこの仕組ですが、認可を得るための方法は幾つかの手段があります

ココでは彼のサイトで使っている方法(AndroidアプリiOSアプリなどのための認可手段)だけを説明しますと、

1. OAuth2 ClientIDを用いてAuthorization Codeを取得

2. Authorization CodeをOAuth2 ClientIDClient Secretを用いてAccess Tokenに分解。Authorization Codeは一回のみ使用できる(あってますよね?)

3. Access Tokenを特定場所に投げることで、サイト側はユーザ情報を知ることが出来る

となります

 

彼のサイトで用いているアクセス範囲確認できるのは、ここでAccess Tokenを用いて取得できるのは、Google Accountsのメールアドレスくらいです。

コードコピーする仕様になっていますが、それは1と2の間で行われています

もし何らかの手段でConsumer Secretを知っているなら、Access Tokenに分解する作業は彼のサイトで行っている可能性が高いと思われます

しかし、普通Client Secretサーバサイドに置き、APIで分解する形が多いと思われます

分解された後のAccess Tokenは一定期間で有効状態が切れます

 

Client IDある意味オープン情報なので、コード発行画面までは、知っている人なら比較的たやすく表示させることが出来ます

よって、「ポケモンGOが」と表示されているのは、このClient IDが本物だから出ているのであって、彼のサイトの作者がそういう詐称行為を行っているわけではないです。

 

ここからは、Android用のtokenの動きを知らないので推測となります

Access Tokenは1時間弱の短い期間で有効期限が切れます

その後のAccess Tokenの取得は、一回ユーザが認可すると再度の取得には認可画面による対話操作必要としない仕組みを使い、アプリケーション内で自動的に取得できるような実装になっているんではないでしょうか(AndroidiOSに詳しい方、補足願います

また、Access TokenはセッションDB内で管理し、クライアントアプリ側には戻さないのがよくある姿ではないかと思います

(ステートフルは重いからとクライアントに戻す実装をしている場合もあるとは思いますが)

よって、通常であればAccess TokenがBはセッション持続中若しくはAccess Tokenの生存期間中の短い時間ならYes

Cは可能性は低いものの、Access Tokenをクライアントに送り返す仕組みにしてあり、彼のサイト側でそれをDB等に保存してあるならばYES

となります

 

私は基本的サーバサイドの人なので、クライアントサイドの常識はそーじゃねーよって話もあるかとは思います

その時は…すいません。と、予め謝っておきます

敬愛するベテラン作家の衰えを目にして

現世において得べかりし栄誉のすべてを獲得した作家が、それでも創作を続ける理由って何なんだろうねー。相変わらず出す作品出す作品クオリティ文句ないもんなー。

と思っていたのは数年前までのことで。

映画化もされた大作の、話の大筋はさすがと感心するも、けっこう重要登場人物描写があきらかなステレオタイプなことに「えー?」と不満に感じたのが、いま思えば皮切りでした。

さらに、どちらかというとファンの中でも玄人層に受けて続いているシリーズ作品の、文庫最新刊におけるプロットの「雑な畳み方」。少なくとも〇年前のこの作家なら読者を納得させるだけの材料とともに提示していたストリーが、作家のなかの結論ありきで進めてしまったものから、愛読者がこぞって「それはどうなの?」と疑問を呈する始末。

そして、上記2件に比べるとキズは小さいとはいえ、また別のシリーズ作品連作中にも気になるところが。即ち、誰もが悪役とみなす登場人物ではあっても、その「杜撰な始末」。物語世界の神としての作家の目が細部にまで行き届いていたころなら、もうちょっとなんかあった。

作品世界に集中するための気力が昔のようには湧いてこない、ということなんだと個人的には思っていて、それは執筆分量を調整することで対応可能だろう、まだこの人ならではの物語に接することは可能だろう、そう信じているのですが-25年、作品に接し続けてきた者として告白せざるをえない気が。

せんせい、老いましたなあ。

2016-08-01

ポケモンGoはクソなイベント運営を叩かれるべき

なんだかユーザー側のモラル云々とか、

各自治体や公共機関対応の差について良いとか悪いとかって、

それ以前に運営会社がやるべきことをせずにクソなイベント運営している点を全力で叩くべきだろ。

宝探しイベント開催!基本参加無料!全国各地に隠された宝を探してね!

宝の隠し場所私有地公共施設も含まれるけど、行動の是非は各自判断でよろしく!

宝のヒントは有料で販売するよ!

宝は基本勝手に置かせてもらうね!嫌ならそのうち回収するけど!

こんなかんじだよ?運営杜撰すぎるだろ。

1点だけ異なるのは宝が架空で、実際にモノを私有地に置いているわけじゃないって事だけ。

勝手にモノを私有地公共施設に設置したら即NGだけど、架空からグレーってだけで、

設置場所の都合を考慮せず、勝手に宝を配置してユーザー扇動しているのは、

運営会社なのは変わらない。

これでなにかトラブルが起きてもユーザー自己責任か?

各自治体や公共機関対応するべき問題か?

岩田さんでも助走して殴るレベル杜撰さだと思うんだけれど?

2016-07-07

日本職場

素人でも駄目と分かる浅はかな経営戦略

ちょろまかされてるのがモロバレな労働条件

今や中国とか東南アジアのほうがまだマシな労働環境

ろくに教育もせずにすぐに現場に放り込む杜撰管理体制

何十年も変わらない時代遅れ作業方法

これら全てに文句わずノーミスでこなさなければ空気読めない発達障害扱い

それでいてお偉いさんの仲良しグループは何かあってもナアナアで済ませる

この国は阿呆戦争やって負けた時と何も変わっていない

2016-06-22

追記および村中璃子氏の連載記事に関して (後編)

「利用される日本科学報道(後篇)」について

子宮頸がんワクチン薬害研究班に捏造行為が発覚 ― 利用される日本科学報道(後篇)

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/7080

さて、後篇であるサブタイトルに「捏造行為が発覚」とはなんとも穏やかではない。

後篇の内容は、池田氏発言検証マウス実験に対する批判が主である

マウス実験についての指摘内容は、これまた私の指摘と同じなので割愛する。

またそれとは別に、発表資料内で示された図とグラフ(資料ページ59: 自己抗体の沈着の写真グラフ)はチャンピオンデータによるものではないか、との疑問も呈されている。

確かに、写真は1種類でグラフエラーバーが無い点からも、疑問を抱くのは妥当であろう。

そして村中氏がその詳細について調べるため、実験担当したA氏を探し出して取材したところ驚くべき証言が得られた、というところで記事は終わっている。

あとは月刊Wedge7月号を読んでくれという、「続きは映画館で!」的な終わり方であり、少々拍子抜けだ。

その過激サブタイトルにも関わらず、後篇の記事中では「捏造行為が発覚」していない。

せいぜいチャンピオンデータ使用示唆されたくらいだが、これも疑義まりで、とても「発覚」とは言えない。

そもそも、チャンピオンデータ使用は「捏造」と異なる形態研究不正である(不正と見なされない場合すらある)。

捏造」はデータのものでっちあげる行為であるため、「チャンピオンデータ」のような都合よく選別したデータを示す行為とは明確に区別されるのだ。

このような乏しい情報でもって「捏造が発覚」というような非常に強い表現をするのは、控えめに言ってもやりすぎであろう。

月刊Wedge7月号の村中氏の記事について

子宮頸がんワクチン薬害研究班 崩れる根拠、暴かれた捏造

村中璃子, 月刊Wedge7月pp.40-44

Web記事だけでは片手落ちなので、Wedge本誌の記事についても解説していこう。ええそうです。買いました(\500)。

本文4ページ中、1.5ページは後篇の内容とほぼ同じであったが、Web版を読んでない人には序文として必要であろうから、とやかくは言うまい

この記事の目玉は、A氏への取材で得た実験内容の詳細および池田氏捏造行為についてである

A氏の証言をまとめると

(1) マウス実験はごく初期段階の試験的なもので、使ったマウスも3~5匹程度であった

(2) HPVワクチン以外の血清で緑色蛍光を呈した写真存在したが、発表資料には採用されなかった

(3) 資料中のグラフ写真は1匹のマウス(N=1)からチャンピオンデータであった

(4) 自己抗体が沈着した写真ワクチン接種個体の血清を正常マウスの脳切片に添加して蛍光染色し、撮影したものであった

(5) 自己抗体ワクチン接種個体の脳に沈着していた証拠はない

(6) 血清をとったマウスに接種したワクチンの量は50ul (濃度は不明だがヒト換算で通常接種の100倍以上らしい)

これらの証言を読んでわかるように、A氏の証言全面的に受け入れたとしても、研究不正に該当しそうな行為チャンピオンデータを用いた点だけであり、「捏造行為」の存在は見出せない。

村中氏は、証言(2)に対して「重大な捏造である」と断じていたが、チャンピオンデータのみを示す行為が「捏造」でないことは前述の通りである

また、証言(4)と(5)に対しては、ワクチン接種個体の脳に自己抗体が沈着していたかのようにミスリードしていたという点が批判されていたが、これもまた「捏造」ではない。

まりWeb版とWedge本誌の記事を通して、池田氏らが「捏造行為」をしたという根拠は一切示されていないことになる。

さらに、記事の最終ページでは池田氏学長選挙エピソードやその上昇志向といった人格面の描写が過半を占め、最後の結びは以下のような文章であった。

それぞれの立場動機から捏造に手を染める研究者たち――これが国費を投じた薬害研究班の実態だ。

子宮頸がん罹患リスクを負ったワクチン未接種の少女たちとワクチン人生を奪われたと苦しむ少女たちの未来は、こんな大人たちの手に委ねられている。

(月刊Wedge7月号 p.44)

これらの批判、ともすれば中傷は、池田氏らの名誉を著しく傷つけるものであり看過し難い。

捏造というのは、科学者に対する批判としては極めてインパクトの大きい言葉であり、軽々に投げかけて良いものではないのだ。

私は元増田池田氏らの発表および発言内容を「言い過ぎ」と評したが、村中氏の方が「言い過ぎ」度合いでははるかに上である

過激煽情的表現は、耳目を集める上では有利かもしれないが、それは科学的な議論批判をするうえではノイズしかならない。

村中氏の取材批判の内容そのものは概ね適切であり、あえて過激な言い方をせずとも十分に説得力訴求力があるはずだ。

是非、客観的で誠実な議論に戻っていただきたい。

A氏は実在するのか?

Wedge本誌の記事で中核となっているのは明らかにA氏であった。

彼(または彼女)の実在性についてここで論じてみたいと思う。

村中氏の記事によれば、A氏は以下のような来歴を持つ人物のようだ。

実際に手を動かしたのは、信州大学産科婦人科教室の誰なのか。

筆者は周辺取材を重ね、それがこの4月信州大の准教授から関東圏の新設大学教授職に転出したA氏であることを突き止めた。

であれば、信州大学産科婦人科教室メンバーからA氏の正体がわかるかもしれない。

以下は信州大学産科婦人科教室メンバーリストである

上は現在(2016年6月)公開されているリスト、下がInternet Archiveというサイト(WEB魚拓の凄い版と思ってくれれば良い)に保存されていた2015年10月メンバーリストである

信州大学 産婦人科教室スタッフ紹介(2016年6月現在

http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/medicine/chair/i-sanfu/about/post_9.html

信州大学 産婦人科教室スタッフ紹介(2015年10月現在

http://web.archive.org/web/20151209020718/http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/medicine/chair/i-sanfu/about/post_9.html

これらをみると、2015年10月時点で産婦人科教室所属している准教授存在しない。

そのため、A氏が産婦人科教室に配属されたのは少なくとも2015年10月以降であると考えられる。

しかし、村中氏によるとA氏は2016年4月転出しているとのことだが、配属からわずか6カ月ほどで転出というのは少し速すぎるように思う。医学系ならそうでもないのだろうか?

さらに、2015年10月より後に教室に配属されたとして、そこから翌年3月の発表までにマウス実験を終わらせるのは少々厳しいのではなかろうか。

もちろん、取材源の秘匿等の理由記事中には偽の来歴を記していた可能性もあるし、村中氏がこんな嘘をつくメリットも思い浮かばない。

結局、A氏の実在性は不明瞭なまま残ってしまった。

個人的には実在しているように思うが、非実在でも驚かないといった程度に私は認識している。

村中氏の連載についての総評

氏の連載を通して読んでの批評を述べるとすれば、「客観的事実に基づく批判はまっとうであるが、それ以外の部分が煽情的に過ぎる。対立する話者の悪魔化をおこなうべきではない」といったところか。

HLA型にまつわる遺伝子頻度と保有率の取り違え、マウス実験がヒトには適用できない点、チャンピオンデータだけを提示する行為などに対する批判などは妥当ものであった。

しかし、池田氏らの行為について悪意的にとらえ過ぎているきらいがあり、人格面での批判も目につく。

また、池田氏らがマスコミを利用して何かを企んでいる、というような論調が全篇にわたって存在している(タイトルからして「利用される日本科学報道である)。

その帰結としてなのか、「捏造」という科学者にとって極めて強力な(したがって非常に強い証拠必要な)批判を無根拠に突きつけるといった行為にまで及んでいる。

(恐らくこれは村中氏が認識していた「捏造」の定義が間違っていたことに起因するが、それにしても杜撰である)

氏の精力的な取材情報発信は、HPVワクチンに関して薬害説に傾きがちなマスコミ報道において、貴重なカウンターパートとなっている。

なればこそ、冷静で客観的表現を心掛けることで、より良き論評ができるのではないだろうか。

願わくは、煽情的表現は避け、客観的かつ冷静な筆調でもって語っていただきたいところである

最後

なぜか池田氏らを擁護するような内容になってしまったが、私はそもそも彼らの見解について批判である

元増田もそういう意図で書いたし、HPVワクチン積極的な接種勧奨の再開を望んでいる。

しかしながら、元増田でも述べたとおり、評価すべきところはその立ち位置に関わらず評価すべきであるとも考えている。

村中璃子氏に対しては極めて批判的に論じてしまったが、総評でも書いたとおり、氏の活動は褒むべきものである

HPVワクチン問題について多くのマスコミセンセーショナル薬害説に傾いた立場を取ることが多く、そういった状況で村中氏のような立場から論じてくれるジャーナリスト存在重要だ。

村中氏については、その立場応援させていただくとともに、穏当な表現でもって議論してくださることを願ってやまない。

以上、もし間違いや事実誤認等の不備があれば指摘していただけるとありがたい。

2016-06-21

デプロイ時にいつの間にかライブラリバージョンが上がってしまって死ぬとか、どんだけ管理杜撰なんだよwwwww

2016-06-09

日記

面白い話がしたい。

人は何を面白がるのか。

個人的にはやはり知的好奇心を満たされるようなものが好きなのだが。

そもそもあんまりちゃんとした本よりも、駅の売店で売ってる安いまめ知識文庫みたいなのが好きだし、最近はあちらの小学生向けくらいの「◯◯のひみつ」的リーダー結構楽しく読めるし英語勉強にもなるし一石二鳥じゃねというようなことにも気づいた。

そういう話を楽しくおかしくやっていきたいものだが。

なんか最近特にネットコピペみたいなのを見てると自分とひと様のズレを感じる。

似たようなものではあるのだけど、ネットで喜ばれてるのはどちらかと言うとそういう小学生向けに専門家が書いてるくらいな「正しく簡潔」みたいな感じのものではない。

逆に内容的にはかなり杜撰なのに、変に言葉を盛って拍をつけてるみたいないやらしさがあったりする。

事実事実から面白いんで、どんなに些細な事実でも、書き手の変な自尊心の現れみたいな装飾なんかで台無しにされるよりは、良いと思うのだが。

誰か俺に面白い一行トピックみたいなものを教えてくれ。

2016-05-19

豚まんブログってもう賞味期限切れなの?

http://anond.hatelabo.jp/20160504151503

そういえば最近豚まんブログを読んでないなと、ふと気付いた。

はてな匿名ダイアリで豚まん検索すると、注目度がオタ充宣言をピークに下る一方だ。

はてなウォッチすれを覗いてみたが、やはり豚まん話題殆ど無かった。

はてぶのホッテントリ豚まんブログを目にすることも減った気がする。

もう賞味期限切れなのかな。


自分はたしか2010年2011年ぐらいにルパン記事豚まん日記を知って、その後豚まん同人誌も買って読んだ。

最初キャラ面白いと思ったり分析の切り口が鋭いと思ったりしたんだけど、

ある時期から豚まん自身が主張する「斜方前進」が悪い方に出ているなという印象を持つようになった。

たまに自分(俺)がそこそこ知っている話題について豚まんが論じているのをみると

まりにも調べ物をサボりすぎというか

その道の専門家たちが何を言っているのかを考慮せずに

自分のアタマだけで考えた図とかが載ってて杜撰さを感じるんだよね。

そして年々、煽り口調が激しくなってきた気もする。炎上狙いというか。

豚まんて結局、IQが高いだけで特に専門性はないニートって感じの人だったんだよね。

スーパーマケットだのブラック企業だのといったところに勤めてたといっても、要は社会人経験1年未満でしょ?

社会派ブロガーを名乗ってるけど、社会人経験1年の通用する範囲はさほど広くないよなぁ。

豚まんは要するに、どんな話題でも短時間でそれっぽい仮説を考えることができるってタイプ

会社とか飲み屋にこういう人がいるとアタマ体操にはなっていいと思う。

しかし今のネットでは、ちょっとググれば専門家見解ふつうに読むことができるから

単なるアタマ体操に過ぎない豚まんブログに「情報」としての価値はないんだよね。

そもそも間違いも多いし。

しかもあるとき気付いたんだけど、豚まん風の「IQが高いけど専門性(知識)がない人」の言うことって

似てることが多かったりワンパターンだったりして、意外性がじつは少ない。

政治文化に関する話題ならとにかく経済学部っぽいことを言っておき

経済についてはとにかくオタクっぽいことを言っておき、

ビジネスキャリア話題ならとにかく弱者見方をして日本大企業を叩いときゃいいや的な。

もっとざっくりまとめてしまうと、なんか新しいものにとりあえず着目して、それと対比できる古いものを持ちだして比較

古い方を叩いて「まだ消耗してるの?」みたいなことを述べて終了というワンパターンな芸を繰り返してるだけなんだよね。

しか豚まん風の人たちって、新しいものを称えるのがアイデンティティになってる割に

発想のパターンはすごくおっさん臭かったりして

その意味でも「あぁ・・・またミソジニーですか?」って感じがする。

 

岡田育との対談?を、俺ははてな匿名ダイアリでみたんだけど、豚まんの底の浅さが如実に現れていてとてもよい例だと思う。

自分一生懸命がなりたててるんだけど、ちょっと文句言われたらすぐに逃げて一人でブツブツとエア言及するだけ。

豚まんのような「IQが高いけど知識がない人」は、身軽に見えて実のところ発想の幅が狭い。

豚まんバカにしている人文系オタク知識人のほうがアイディア豊富で、鋭くて、豚まんはついてこれなかったんだ。

自分のアタマで考えただけで過剰な自信を持つタイプの人が言うことってだいたい予想できちゃうんだよなぁ。

そういう点に気づくと、賞味期限切れするのも仕方ないかなーって思う。

 

あ、そういえば思い出したけど、豚まんって、

Twitterでも、ちょっと批判的なコメントをしたユーザは即座にブロックしてるらしい。

グローバルとかオープンとかそういうのを煽ってる割に、豚まん自身はとても閉鎖的に振舞っているように思える。

べつに閉鎖的でもなんでも勝手にすりゃいいと思うけど、

情弱信者を囲うだけになってしまったら、イケハヤさんみたいなのと差がなくなってくるよなぁ。


ていうかさ、この増田へのブコメみてて、豚まん擁護派が皆無すぎて引いたわ!!!

ちょっとはいいとこもあんだろ!!!

俺は同人誌まで買ったんだぜ・・・

2016-05-04

ちきりん日記ってもう賞味期限切れなの?

そういえば最近ちきりん伊賀泰代)のブログを読んでないなと、ふと気付いた。

Googelトレンドちきりん検索すると、

https://www.google.co.jp/trends/explore#q=%22%E3%81%A1%E3%81%8D%E3%82%8A%E3%82%93%22

こんな感じで、注目度が2011年11月をピークに下る一方だ。

はてぶのホッテントリちきりん日記を目にすることも減った気がする。

もう賞味期限切れなのかな。

 

自分はたしか2010年2011年ぐらいにちきりん日記を知って、その後著書も2冊ぐらい買って読んだ。

最初は発想が面白いと思ったり分析の切り口が鋭いと思ったりしたんだけど、ある時期からちきりん自身が主張する「自分のアタマで考える」が悪い方に出ているなという印象を持つようになった。

たまに自分(俺)がそこそこ知っている話題についてちきりんが論じているのをみると、あまりにも調べ物をサボりすぎというか、その道の専門家たちが何を言っているのかを考慮せずに、自分のアタマだけで考えた図とかが載ってて杜撰さを感じるんだよね。

そして年々、煽り口調が激しくなってきた気もする。炎上狙いというか。

 

ちきりんて結局、IQが高いだけで特に専門性はないコンサルタントって感じの人だったんだよね。

大手金融機関だの外資系コンサル会社だのといったところに勤めてたといっても、要は人事部のおばちゃんでしょ?

社会派ブロガーを名乗ってるけど、人事部のおばちゃんが通用する範囲はさほど広くないよなぁ。

ちきりんは要するに、どんな話題でも短時間でそれっぽい仮説を考えることができるってタイプで、会社とか飲み屋にこういう人がいるとアタマ体操にはなっていいと思う。しかし今のネットでは、ちょっとググれば専門家見解ふつうに読むことができるから、単なるアタマ体操に過ぎないちきりん日記に「情報」としての価値はないんだよね。そもそも間違いも多いし。

 

しかもあるとき気付いたんだけど、ちきりん風の「IQが高いけど専門性(知識)がない人」の言うことって、似てることが多かったりワンパターンだったりして、意外性がじつは少ない。

政治文化に関する話題ならとにかくリベラルっぽいことを言っておき、経済についてはとにかく市場を礼賛するネオリベっぽいことを言っておき、ビジネスキャリア話題ならとにかくグローバル化を礼賛して日本大企業を叩いときゃいいや的な。

もっとざっくりまとめてしまうと、なんか新しいものにとりあえず着目して、それと対比できる古いものを持ちだして比較し、古い方を叩いて「これまでの常識は通用しなくなる!」みたいなことを述べて終了というワンパターンな芸を繰り返してるだけなんだよね。しかちきりん風の人たちって、新しいものを称えるのがアイデンティティになってる割に、発想のパターンはすごく古かったりして(たとえばネオリベ的なところ)、その意味でも「あぁ・・・またそれですか?」って感じがする。

 

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20140922

このエントリで紹介されてる東浩紀との対談を、俺は動画でみたんだけど、ちきりんの底の浅さが如実に現れていてとてもよい例だと思う。

ちきりんはしきりに、「私は一般人」「東さんが言うような難しいことは分からない」と逃げてたんだけど、難しいとか易しいとかの問題じゃなく、東のほうがはるかに発想が柔軟で意外性のある指摘をしているなと思ったんだよね。

ちきりんのような「IQが高いけど知識がない人」は、身軽に見えて実のところ発想の幅が狭い。東みたいな頭でっかちな人文系オタク知識人のほうがアイディア豊富で、鋭くて、ちきりんはついてこれなかったんだ。

 

 

なんというか、多様性を強調してる割に「ちきりんの主張」はワンパターンだし、「ちきりん風の人たちが言うこと」も決まりきっていて、じつは全然多様じゃない。

自分のアタマで考える」のは結構なことだけど、自分のアタマで考えただけで過剰な自信を持つタイプの人が言うことってだいたい予想できちゃうんだよなぁ。

そういう点に気づくと、賞味期限切れするのも仕方ないかなーって思う。

 

 

あ、そういえば思い出したけど、ちきりん日記って、コメント欄だけじゃなくてブコメすら途中から非表示にしたんだよね。Twitterでも、ちょっとでもちきりん批判的なコメントをしたユーザは即座にブロックしてるらしい。

グローバルとかオープンとかそういうのを煽ってる割に、ちきりん自身はとても閉鎖的に振舞っているように思える。

べつに閉鎖的でもなんでも勝手にすりゃいいと思うけど、情弱信者を囲うだけになってしまったら、イケハヤさんみたいなのと差がなくなってくるよなぁ。

 

 

 

追記:

ていうかさ、この増田へのブコメみてて、ちきりん擁護派が皆無すぎて引いたわ!!!

ちょっとはいいとこもあんだろ!!!

俺は著書まで買ったんだぜ・・・

 

さらに追記:

この増田ホッテントリに上がっていたようで、けっこう多くの人に読まれたようだけど、反応としては、

http://www.kandareiji.com/entry/chikirin

という何が目的なのかよく分からない長ったらしい言い訳みたいなブログ記事と、

https://twitter.com/kirik/status/728432263852007424

という簡潔なコメントが、印象的でありました。

 

そんじゃーね

2016-04-24

作画崩壊したアニメ予算がないからっていうけど

それでなくても海外下請けしまくってるアニメ会社も多いのに

そういう所でも作画アニメとか作画回とか言われてる。

大抵作画崩壊してるアニメ会社ってアニメ会社というより局や上の会社が酷なピンハネ

スケジュール杜撰管理とかの関係予算がなくなったりして作画崩壊するんじゃないのかね。

問題はその作画描いたアニメ会社じゃなくてその後ろ、背景なのでそこに文句付けないと

アニメ会社って大抵立場弱いからさ。SHIROBAKOでもいたじゃん、くそ生意気な癖に責任アニメ会社と作者に押し付け

痛い編集者がさ。

結局この中抜き業者アニメ作画崩壊を誘発してるんじゃないかと思えてならない。

アニメ会社ピンハネされて少ない予算でやりくりしてんだから、責めるべきはアニプレとか角川とかでしょ。

さっさと叩いてピンハネ無くせよマジで

2016-04-21

http://anond.hatelabo.jp/20160421204020

え、まとめ記事ちゃんと読んでる?

あの記事童貞煽りセクハラ発言なんて一個もねーよ?

コメント欄ブコメの一部についてもの申したいってなら

この元増田言及の仕方じゃ杜撰すぎるわな

主語かい」ならぬ「目的語かい案件しかもかなり

言ってることわかる?

おまえの元増田擁護も、「おれのことはほっとけよ」も、

ここにトラバし続けてる限りかなり苦しいんだよ

2016-04-14

http://anond.hatelabo.jp/20160414103723

理論武装するのは悪ではない。

思いつきの杜撰な計画にきちんと反対できるのは精査と理論だけなのだから

ホント 戦場地獄だぜ! フゥハハハーハァー

2016-04-06

チャットメッセージツールビジネス使用における弊害

連絡手段は、従来のメールに変わり様々なチャットメッセージツール使用されてきている

ビジネス用途でも例外ではなく、クライアント特定ツールでのやり取りを希望することは多い

特にチャットワークはB向けのプロモーションに力を入れており、その傾向が強い

チャットメッセージツール使用することで、以前よりもコミュニケーションの敷居が下がったことは確かだ

ただ、「敷居が下がったこと」と「手を抜くこと」を混同している人があまりに多く辟易している

メールではわかりやすく連絡してくれていたのに、チャットツールになるととたんに杜撰になるのはどうしてなんだ

何故、簡単な日程すら、複数メッセージに分けてこんなにもわかりづらく連絡してくるのだ

何故、メールでは「○○でお願いします」と具体的であったのが、「あれでお願いします!」になるのだ

あれってどれですかって感じだ

ツールは使う人によるとはよく言うが、まさにその典型と感じる

プロジェクト管理ツールとかは、チケット地獄のように問題可視化されて、やり方考えないとね、となりまだ改善性があるのだが

チャットツールでは、何となくで進んでしまい、問題可視化されずに流れていってしま

気軽に連絡を取ることができる故に、プライベートの延長線上の感覚使用しているのだろうか

敬語を使って欲しいとかそういう意味ではなく、いつ、どこで、誰が、何をという基本的確認事項が適当すぎではないか

これで「前より楽になりましたね」と言う人がいるのだが、毎回よくわからない内容を聞き返しているこちらの身にもなって欲しい


皆さんは、チャットメッセージツールで本当に仕事がラクになったのでしょうかオラァァァァ!!!

もっと自分仕事ぶりを! 何のためにツールを使っているのかを! 見つめなおせやこのクソ野郎どもがぁぁぁぁ!!!

ビジネスが加速する」ってアホか!

ブレスト相談とかならわかるけど、チャット仕事の進行管理するって頭おかしいだろ!

タスク機能とか混乱するだけなんだよ!

よっぴー広告記事見てさらに感じたぞ!

あ、これ、仕事で使うのは無理だよなって!

そもそも、あのツール基本的利便性が皆無だろ!

でも、よくわからん中小企業が使いたがるんだよな!

氏ねぇぇぇぇぇぇ!!!

2016-03-23

ヒーローもの物語で、敵の陰謀を暴いてダメにしてめでたしめでたしみたいな話がある時に、

その敵の陰謀ヒーロー邪魔さえ入らなければちゃんと完遂できたはずのものにしてほしい。

ヒーローの横やりがなくてもどの道うまくいかなかったような杜撰な計画ではあってほしくない。

と書き始めてみたものの具体例が思いつかなかったか増田投稿しておこう。

2016-03-19

原発再稼働を何故ずさんな計画のまま急いでいるのかやっとわかった

原発必要性を説く人達が一番原発蔑ろにして、ずさんな計画のまま再稼働を急ぐ理由がずっとわからなかったんだけどやっとわかった。


原発は低コスト」という嘘がバレた

まずコレ。原発は低コストってのは、必要安全対策コストを削り、

最低限必要な大規模災害対策立案にかかるコストを削って実現されていたものだった。

それが3.11でバレてしまった。

でも、必要安全対策コストはかけられない。そうしたら低いはずのコストが跳ね上がるのがわかってるから


人口減少が確定している以上、電力需要は下降トレンド

次にコレ。電力需要の低下は節電意識の高まりもあるけど、そもそも電気を消費する人間の頭数が減ることが確定してる以上

節電止める方向に煽ったところで電力需要が下降トレンドから脱却するのは相当難しい。

という事は、「電力需要にこたえるために安定供給可能な原発対応する」っていう

番手抜きで元の鞘に収まる方法が、時間の経過とともに実現しにくくなってしまう。

から、再稼働直後に不具合見つかって二基のうち片方運用停止するような杜撰な計画で再稼働をゴリ押ししてる。


プルサーマル計画とかいう壮大な国家規模の詐欺がバレ始めた

寝言税金食い潰せてたのにそれがなくなりそうだから、とりあえず消費する側だけでも稼働しないと

税金食い潰せなくなるからね。


でもそのうち普通に原発立てられるようになるんじゃない?

だって人口減って海岸沿いで人が住んでない土地が増えてきたら

非難計画なんか立てる必要なくなるんだからナンボでも原発建てられるやん。

安全対策殆ど必要ないから今までの嘘が真になるし、人口減も相まって

どんだけ電力無駄遣いしても停電心配する必要なくなるし、

万が一「ポポポポーン」しても原発労働者シェルターだけちゃんと作っとけば

それ以外の安全対策適当でもいいし、今回の件で誰も責任取らずに済むっていうのもはっきりわかったし

いいことづくめじゃん。

から、そんなに原発再稼働を急ぐ必要ないよ。

2016-03-09

東京地裁は甘利元大臣の「スラップ訴訟」を認めてテレ東に330万円を払わせたのか?

http://biz-journal.jp/2016/03/post_14149_2.html

 甘利を擁護する目的はないけど、この件については当初のテレ東報道にもちょっと問題あるし、Business Journalの上田眞実さんの記事はハッキリ言ってクソ記事だよ。はてブ上田さんへの懐疑がほとんどないのに、ドン引きしてる。

 スラップと呼ばれている訴訟東京地裁平成23年(ワ)29923号事件。「判例時報」2180号65頁。おっきな図書館なんかには置いてあるので読んでみてください。

日本スラップ訴訟に明確な定義はないけど、俺は

 ①原告社会的経済的に力のあるものであること

 ②訴訟上の請求の大部分に根拠がないこと

 ③被告手続コスト第三者への威嚇など、請求の認容以外の不当な目的があること

の全てを満たす訴訟のみを「スラップ訴訟」と呼ぶべきだと思う。②にあてはまらない=法的には賠償義務があるような事案で、訴訟をおこすこと自体文句をつけるのは、ただの居直りじゃん。

 上田記事のクソなところは、テレ東が当初どんな報道をしたのか、そこにはどんな誤りがあったのか/なかったのか、甘利氏は報道のどこがどうおかしいと文句をつけたのか、裁判所テレ東のどんな行為について「名誉棄損」と認定して330万円の支払いを命じたのか、という点についての説明がほんとうにほんとうに杜撰だということ。「取材拒否の空席を映したら名誉毀損」とか、いくらなんでもそんな主張を裁判官が認めるわけないし、そんな判決が出たとしたらテレ東控訴しないわけないでしょ。そこが杜撰から、上のスラップの条件②にあてはまるのかあてはまらないのかを読者がきちんと考えられない。

東京地裁認定は、これもいい加減なようやくだけど

テレ東報道を見た人は「平成18年には津波で電源を喪失する危険性を指摘する吉井質問主意書が出されていたのに、甘利は津波での電源喪失危険性を認識してなくて、そのうえ危険性の指摘があったことを示す資料を見せられたら取材を中断して逃げ出した」と感じる。

②でも、質問主意書には「津波で電源を失う危険性」の指摘はない。ここは事実に反する。

テレ東はそれを認識していながら,敢えて「津波」との語句を追加した。

ってものなんだよ。この判決に対して、その認定おかしいんじゃないか、とか、政治家報道機関なんだから訂正報道したなら十分なんじゃない、330万って損害額は高すぎるんじゃない、とかい批判はするべきだと思う。でも上田記事を読むと、まるで「テレ東が、甘利が取材拒否したことの象徴として空席になった自分椅子を映したから、東京地裁330万円の賠償を命じた」みたいな印象になっちゃう。

 それは全然違うでしょ。

http://anond.hatelabo.jp/20130224175755

うちは教授方針たくさん学外から取ってた。俺は学部東大の工で修士は新領域に行ったんだけど、新領域ってまあ名前の通り新領域なことをやるのが本義なのね。本郷の○○学部でやっていけなかった先生が流れてくる場所じゃいけないんだよ。それ○○学部でできるじゃん、って研究ばっかりな中で尖った研究してたのは外部から入ってきた人たちだった。研究室内でも議論するときにはとてもいい刺激になった。修士くらいってまだまだディシプリン身につけなきゃいけないレベルなことが多くって、やっぱその意味で粗削りすぎるだろって感じになったことは自分研究についても反省するところだけど、まあその分学んだことも多かったよ。

まさに君が問題を指摘している「研究テーマだけは壮大ですが、その実質は…」というやつだね。要はバランスだと思ってる。分散が大きい中で、良いバランス相互作用を出すように配分したら、そういう例が出てきて当然だし、その担い手が「ロンダ」っぽい人に偏るのは必然だね。構造的欠陥ってやつだ。

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ある夜、喫煙所で ―君が言うロンダ組は喫煙率もやったら高いんだよね― ひと悶着あったんだ。あんたみたいな人が、そのままそういう内容を本人たちに向かって口にしたわけよ。結局、みんな適当スルーしたけど。場を離れた後、学部東大出身の先輩がブチ切れてて。「あんなクソみたいなやつらの言葉に耳貸す必要ないわよ!」ってね。他大出身の後輩の中には、萎縮しちゃった人もいたので、迷惑ーって思ったね。

「多様なバックグラウンドを持った学生による、革新的で斬新な分野の研究」という理想の実現はそう簡単じゃない。せっかく賢いなら、その「ロンダ」に対する視線の代わりにもう少し建設的なことをお願いしたい。もし、入ってきた人間が、その研究室に関わりのあることで君が学ぶべきところが全くないとしたら、そもそも十分に研究議論をするような雰囲気を作れていないとかそういうことを疑って改善すべきで、その研究科入試が極端に杜撰だとか、君が perfect human だとか仮説立てるのはセンスが悪いと思うよ。もちろん雰囲気とか機会とかの問題教員問題も大きいのだろうけれど。

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ロンダがしやすいと言われている場所ってのは、教員たちが既存ディシプリン一次元的に測れる能力以外の部分をなるべく推し量って、政府流行用語つかえば「イノベーティブ」な研究教育志向して体制組んでるんだよ。それがロンダ揶揄されるのは、その試みが十分に成功していないという問題でもあるんだろうけれど、少なくとも既存ディシプリンに浸かった上にそれに反省がなさそうな君(「学部継続修士に進み」というあたりを自信たっぷりに言ってるあたり)が批判しているのを見ると、君みたいな学生を取ったことの方が間違いだと思う。それは君が無能だという意味ではなく、相性の問題で。別にディシプリンしっかり身に着けているに越したことはないけれど、「多様なバックグラウンドを持った学生による、革新的で斬新な分野の研究」を目指すのに一緒にやっていける学生を取るべきだから。もちろん、冒頭で少し漏らしたように「本郷の○○学部でやっていけなかった先生が流れてくる場所」という側面もあるし、現実はそう単純じゃないけどね。境界いたことをしてきた大物の先生たちに飲み会でどういう道筋をたどってきたか聞いてみるのも面白いよ、いろんな転換をモノにしてきている先生が多い。

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元増田批判的な書き方になったけど、学際領域が抱えるあるある問題で、ちょっとその点に関する研究教育の在り方が進歩しなさすぎだよね。もう少し研究室間とかで良い相互作用を起こすための知見とかが共有されるべきだとか、研究科としての改善必要だと思う。元増田関係しそうな読者もロンダと言われている人たちへのマウンティングではなく、学際領域での研究教育問題として捉えなおして考えて欲しい。

2016-02-09

http://anond.hatelabo.jp/20160209150824

まあ経理の杜撰さについてはどう考えても免れえぬところ

2016-01-30

法政大学越智啓太教授よ、「血のつながりのない親子」を差別するのはやめてくれ

最近チンピラが「ガンをつけられて頭にきた」とかい理由で同居している3才児を暴行殺害したというキチガイじみた事件があったが、今日その続報を読んでいたら、こんな記事をみつけた。

http://www.sankei.com/premium/news/160130/prm1601300035-n1.html

大田区大森南マンションでの夕食中、永富容疑者は礼人ちゃんが「自分をにらみつけてきた」と激高した。

さらに「テレビのほうを見た」「またにらんだ」などと次々と因縁をつけ、暴行エスカレートしていった。

母親は「永富容疑者が息子をつかみ、ボーリングボールを投げるようにしてガラス戸棚に投げ飛ばした。正座させて平手打ちしたり、かかとを頭に振り下ろしたりもした」と説明。永富容疑者さらに、ベランダを指さし「行け。死んでしまえ」などと話し、床に包丁を突き立てたという。部屋はマンション4階だった。

身長メートルに満たない礼人ちゃん。けいれんを起こして過呼吸を起こしたところで、凶行は終わった。約1時間半後のことだった。

 

母親は翌26日、礼人ちゃんに水や食事を与えたが、嘔吐(おうと)を繰り返し、失禁もしていた。左耳からは血が流れ出ており、「ママ、苦しい」と漏らしたという。

暴行から丸1日以上が過ぎた27日未明になって母親が「子供に熱があって、反応がない」と119番通報。すでに心肺停止状態で、搬送先の病院で死亡が確認された。


とても痛ましい事件で、このチンピラ(永富容疑者)は死刑にしても気がすまないという人が多いと思う。

 

 

ところで、上のニュースを読んでいて気になったのは、法政大学越智啓太かい犯罪心理学者のコメントだ。

法政大学越智啓太教授犯罪心理学)は、今回のように、自分血縁関係がない子供と同居している場合、「『他人の子』という意識が働き、愛着が持てない。さまざまなストレスのはけ口にされやすい」と指摘。


おいおい、ちょっと待ってくれ。

継父や継母の場合に、虐待等の発生率が、実親の場合に比べて多いというデータはけっこう存在するかもしれない。しかし今回の事件報道を読めば、家庭環境がどうこうみたいな次元を遥かに超越した「狂人」による犯行であることは明らかだ。要は、頭がおかしから虐待したのであって、血のつながりがない子どもを育てることの「ストレスから犯行に及んだなどという説明をするのはどうみても見当違いである。

 

 

自身離婚歴のある妻の連れ子を育てて4年半になる。実子がもともといなかったこともあって、「血のつながりがある場合」と「無い場合」の比較は俺自身にはできないのだが、べつに血のつながりがないからといってストレスなんか感じていないし、ふつうに「かわいい俺の息子」として育てている。

正直、実際にこういう境遇に身を置いてみるまでは、血のつながりの無い親子というのは微妙なもんだろうと想像していたのだが、実際に経験してみると、子どもの年齢が低かった(4歳〜)こともあってか、全く違和感はなかった。一緒に風呂入ったりゲームしたり、公文やその他の習い事に連れて行ったりと、たぶん平均的な実親と同程度かそれ以上にかわいがっているほうだと思う。子どもが難しい計算ができるようになったりすれば俺も喜ぶし、学校に送り出すときは「今日事故とかなければいいのだが」と毎日心配で仕方がない。

「『他人の子』という意識が働き、愛着が持てない。さまざまなストレスのはけ口にされやすい」(越智啓太教授)なんていう実感は全くない。

 

 

自身だけではなく、周りには「血のつながりのない親子」がけっこういるのだが、みんなそれなりに上手くやっている。幼なじみのお父さんが実は実親ではなかったということを、大人になってから知ったこともある。

やや複雑な家庭環境であることは確かだから揉め事が起きやすいのは事実かもしれないのだが、少なくとも、今回の永富容疑者のようなキチガイじみた暴行が発生する可能性を感じたことなど一度もない。

 

 

べつに、「虐待の発生率は、実父の場合より継父の場合のほうが多い」と、調査データに基づいて主張されることには、腹は立たないよ。ぶっちゃけ統計的にはたぶんそうなんだろうと思うし。

ちょっと日本語でググっただけでも

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/jicen/gyakutai/index.files/hakusho2.pdf

こんな資料があって、

虐待者の内訳は、実母が63.3%、実父が21.6%と、実父・母が虐待であることが多くなっています。前回調査と、全体の傾向に変化はありません。

実父・母に次いで多いのが、実父以外の父(養・継父と母の内縁の夫)であり、あわせて8.0%となっています


と書かれている。

実父以外の父に育てられた人の割合が、全体としては8%もいないだろうから、やはり家族関係が通常と異なる場合に、虐待が発生しやすいというのは事実なのかもしれない。

 

 

しかし、虐待に至る原因や文脈には色々なものがあるはずで、その色々な要因との間できちんと比較をした、正確な議論をしてもらいたいものだ。要は、「血のつながりがないこと」は、虐待の原因の1番目や2番目に挙げられるほど重要ものなのか?という疑問があるのである

今回の永富容疑者ほど酷い事例ではなかったとしても、虐待に至るような親というのはそもそもおかしい人が多いわけで、その「そもそもおかしい」という点に注意を払わずに、「血のつながりがない」という家庭環境だけを取り上げて犯罪の原因を説明しようとするのは危険というか、俺のように血のつながりのない子をふつうに育てている人間に対する侮辱であると言っていい。

 

 

たとえばだが、仮に「継父の場合虐待発生率が高い」というデータがあったとしても、そのデータだけでは、「継父だから虐待した」のか、「もともとおかしい奴だったから、家庭環境も複雑になったし、子ども虐待した」のか区別を付けることはできない(いわゆる「見せかけの相関」の問題)。

まり、仮に、

「頭おかしい」→「離婚再婚をくりかえしやすく、血のつながりのない子と同居しているケースが比較的多い」

「頭おかしい」→「虐待する」

という2つの別々の因果関係作用しているだけであったとしても、統計データ上は、「血のつながりのない子と同居している」と「虐待する」の間に相関が生まれしまって、あたかも「血のつながりがないから虐待が起きる」かのような錯覚引き起こししまうのだ。

 

 

なお、さっき紹介した資料のなかでは、実親による虐待場合きょうだい揃って虐待されるケースが多いのに対して、継父・継母による虐待場合きょうだい虐待されていないケースが多いとされている。

実父や実母が虐待を行った場合、他のきょうだいに対しても虐待を行うことが多くなっています特に実母にその傾向が強く、「きょうだいはいるが本児のみ虐待」を受けた事例が 22.1%に対し、「本児以外に他の子虐待」を受けた事例が 36.4%となっています

一方で、養・継父及び養・継母はその子ども一人だけを虐待することが多くなっています。養・継父では、「きょうだいはいるが本児のみ虐待」を受けた事例が 61.2%であるのに対し、「本児以外に他の子虐待」を受けた事例が20.0%となっています


これを読んで、一瞬、「継父・継母による虐待は、血のつながりがないことが大きな原因なので、その特定児童けが虐待されている。一方、実親による虐待場合は、それ以外の理由虐待が起きているので、兄弟そろって虐待される場合が多い」という主張なのかと思ったのだが、よく読むと、「本児以外に他の子」というのが、虐待者の実子であるかどうかは示されていないので、そのような主張はできない。

 

 

繰り返すが、越智啓太教授は今回の永富容疑者による礼人ちゃん殺害事件について、

今回のように、自分血縁関係がない子供と同居している場合、「『他人の子』という意識が働き、愛着が持てない。さまざまなストレスのはけ口にされやすい」


と指摘している。取材ではほかにも色々な説明をしたのかもしれないが、少なくとも記事上では、この教授は「子どもボーリングボールを投げるようにしてガラス戸棚に投げ飛ばし正座させて平手打ちし、かかとを頭に振り下ろしたりして殺害したのは、継父だったかである」としか説明していないのである

べつに俺自身は、誰に何と言われようとふつう子どもをかわいがって育てているので構わないのだが、新聞記事学者一般論としてこんな安易説明をするのは、差別以外の何ものでもなく、看過してはならないと思う。

 

 

それで、何なんだこのいい加減な犯罪心理学者とやらは・・・と思っていたら、以下のような記事があった。

 

 

法大教授同性愛揶揄する投稿 批判殺到、「性嗜好と性指向混同」と謝罪

http://www.j-cast.com/2013/01/07160376.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

 

 

神奈川セクシャルマイノリティー用相談ホットラインができたというニュースに対して、越智啓太教授は、Twitterで「神奈川県同性愛サポートか~次はロリコンとか熟女マニアとかもサポートしなくちゃな」などとツイートして炎上したらしい。

炎上後に色々弁解したらしいが、差別意識がなければこんな発言を口にすることは不可能だろう。

 

 

おそらくこの教授は、血のつながりのない子を育てている俺のような人間や、血のつながりのない親に育てられた俺の幼なじみのような人間に対しても、心のどこかで(あるいはあからさまに)差別しているのだろう。そうでなければ、明らかに「血のつながりの有無」以外に説明されるべき要因が大量にあると思われる今回のような事件に対して、

 

今回のように、自分血縁関係がない子供と同居している場合、「『他人の子』という意識が働き、愛着が持てない。さまざまなストレスのはけ口にされやすい」


などというコメントを寄せることができるわけはない。

 

 

 

■■■■■追記■■■■■

 

おお、増田投稿、3連続で3桁ブクマ達成だわw

それはともかく、ブコメに変なのがあったので少し触れておく。

 

「継父による虐待率が高い」という事実無視して「頭がおかしい奴の奇行」と切り捨てるのも杜撰だ。

データによると虐待事件は、実父6000件に対して、実父以外が2000件と大雑把に考えたら、実父以外の家庭の割合が25%でないと等しいといえないと。明らかに倍以上の虐待率。継父は高リスクなのは完全に事実だな

確かに養父割合を考えたら、実父以外の虐待率の高さは想像よりも遥かに大きい様だな

 

無視しているどころか俺自身が本文でデータを紹介してるのだが(笑)、それはともかく、これらのコメントは(そもそも何を言ってるのか若干分からないところもあるが)俺が書いた本文の基本的理屈理解してない恐れがあるので、一応説明しておこう。

 

 

「継父である場合虐待者になる確率が、実父である場合虐待者になる確率よりも、有意に高い」というのが仮に事実だったとして、本文ですでに言及した「見せかけの相関」の問題無視することにしたとしても、ある人物が虐待者になるかどうかを予測する上で「継父である」という情報重要意味を持つとは限らない。

 

たとえば、性犯罪者女性よりも男性のほうが圧倒的に多いと思うが、だからといって、ある特定の人が将来性犯罪者になるかどうかの予測に、「その人は男性である」という情報が大して役に立つわけではない(役に立つの定義にもよるが)。「男性であることによって、女性であるよりも、性犯罪者になるリスクが◯倍高い」みたいなことは確かに言えるのだが、そもそも男性であろうが女性であろうが性犯罪者になるということ自体レアだとすると、個別のケースで何か判断をする上では、あまり意味のない情報なのだ

またこれは、どこかで性犯罪事件が起きて、なぜそんな事件が起きたのかという原因を考えるときに、「やっぱ男だからですよ。性犯罪者は男が多いんです」なんていう分析をしても意味がないということでもある。

 

これと同じで、仮に継父である場合虐待を犯すリスクが、実父である場合リスクに比べて何倍も高かったとしても(そもそも本当に高いのかは、色々な論文等を読むまで判断できないが)、その差は、ある人が虐待を犯すかどうかの予測の役には立たないかもしれないし、既に起きた虐待事件を振り返って「原因はやっぱり、この人が継父だったからでしょう」なんていう分析をしても意味がないかもしれないのだ。

 

から俺は、べつに継父であることによる虐待リスクの増大については否定していないというか、むしろそれらしきデータを俺自身がわざわざ紹介した上で、「しかし、虐待に至る原因や文脈には色々なものがあるはずで、その色々な要因との間できちんと比較をした、正確な議論をしてもらいたいものだ。要は、「血のつながりがないこと」は、虐待の原因の1番目や2番目に挙げられるほど重要ものなのか?という疑問があるのである。」と言ったわけ。

 

 

今回の越智啓太教授コメントは、たとえていうなら、性犯罪事件ニュースに接して「男だから仕方ないっすよ」とか言ってるのと同じレベルであるように思える。そのぐらい、ナンセンスコメントなのだ

 

 

傾向の話をしているのに「うちはそうじゃない」なんて反論にならない

 

というブコメもあったが、その「傾向の話」は、今回起きた特定事件解釈する上ではあまり役に立たんだろうというのが俺の本文の論旨だ。傾向の話をしても別に良いというか、俺自身がそういうデータを紹介しているのだが、今回の事件についてのコメントでそれに言及するのはナンセンス

なお、「うちはそうじゃない」というのは、増田を盛り上げるためのおまけ情報です。

2016-01-14

崩壊するでしょ

年金経済学予測できない理由によって破たんすると思うよ!

日本年金機構個人情報流出した事件があったけど、その後うちの嫁あてに手紙が来たんです。

個人情報流出したお客様への基礎年金番号の変更のお知らせについて」的なやつですね。さらに新しい年金手帳もきましたよ。

その年金手帳がいま手元にあるわけで、当然ながら新品でぴかぴかにきれいなんだけどさ、このぴかぴかの年金手帳に印字された基礎年金番号は「流出した番号」なんですよ。

社労士手続き中に「それは流出した番号です」といわれたそうで……。なんでこの番号また印字して送りつけてくるんだよ……。

あほかー!

と思いません?

この驚くべき杜撰さによって年金崩壊する可能性を濃厚に感じている昨今です。

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