はてなキーワード: フェミニンとは
好きな同人作家がいる。
カップリング二次創作の小説サークルをやっている人で、交流はない。無記名式のメッセージフォームに何度か短いコメントを送ったことはあるけど、認知はされていないと思う。
数年前この作家が即売会に出席した。スペースに向かうとオタクらしい服を着た女性がいた。すっごいおっぱいがでっかい。
金を払い、本を受け取り、その場を離れた。500円玉の代わりに手元にやってきた、100ページ超の文庫本は、分厚い紙を使っているのか、やけに重かったが、正直なところその本の内容より、作家のことが気になってしまっていた。作家はおっぱいが大きかった。巨乳だった。
ブラウスの裾をスカートだかワイドパンツだかにしまっていたので胸が強調されて見えただけかもしれないけど、とにかくおっぱいがでけぇなという印象が強かった。強すぎて、好きですとか、応援してますとか、頑張ってくださいとか、そういう当たり前のことを何も言えなかった。
同人誌は面白かった。作家がウェブ上で公開しているSSも面白い。ツイッターは時々狂うけどまぁ解釈は近い。そのままその作家を追った。
その後も作家は何度か即売会に出席したので本を買った。必ずおっぱいを見た。作家はフェミニンな服を着ることが多くて正直胸が浮いていた。だから目が向くんだろうと言い聞かせた。
あるとき、作家のツイッターアイコンが真っ黒になった。オタクはジャンルで喜ばしくない(或いは喜ばしい)動きがあるとアイコンを単色にしたり、スクリーンネームを「無理」とか「しんどい」とか「墓」とかに変えたがる。作家の場合はどうも、よろこばしくないパターンのようだった。
作家はツイッターアカウントを消し、ピクシブアカウントを消し、倉庫として開いていた個人サイトを閉鎖した。
作家の作品が読めなくなるということよりも、作家が即売会に出席しなくなること=作家に会えなくなることが心配だった。正確には、作家のおっぱいが見れなくなるのが嫌だった。見たいだけで、触りたいわけじゃないんだけど、だからこそ見れなくなるのは困る。
少しして、カップリング名でパブリックサーチをしている時にたまたま転生アカウントが目に入り、再び作家の動向を把握できるようになった。
作家はあけすけな物言いをするようになっていたものの作品の傾向に変化はなく、即売会への参加にも前向きだった。またスペースへ行き、本を買い、おっぱいを見た。
その時は今までとは違ってボーイッシュな格好だった。Tシャツにパンツにカーディガンみたいな、ラフな感じで、あまりおっぱいは目立っていなかった。それで余計におっぱいへ意識が向いてしまう。そろそろバレてるだろという気もしたけど、オタクは基本人の目を見て話さないし、下ばっか向いてるもんだから、多分大丈夫だったと思う。
で、この作家がまた病んだ。病んでまた全部消した。今度はどういうワードで検索をかけてもそれらしいアカウントを見つけられなかった。非公開のアカウントを作ったのかもしれないし、ツイッター自体やめたのかもしれないし、そもそも二次創作から撤退したのかもしれない。
とにかく作家のおっぱいを見ることが出来ない。作家のおっぱいが忘れられない。秋にジャンルのオンリーが開催される予定なので、作家がそれに参加してくれれば良いのだが、今のところ出来ることは「祈り」しかない。
別に恋愛感情を抱いているわけでも性欲の対象として認識しているわけでもないのだが、どうしてもあの作家のおっぱいが気になってしまう。もう一回見たいし、できればどうにかして忘れたい。
アナリストではありません。
女の嫉妬は醜い。
パーソナルデザインがロマンスタイプの女性は同性に嫌われ、妬まれる。
女性らしい曲線的な体つき、甘ったるい声と顔立ち。
でも身近にいる女性らしい、色気がある女性は嫌いなのだ。実害があると思われる。
特にさなぎの時を知られてしまっていると、非常にまずいことが起きる。
さなぎの時には自分よりも不美人で鈍臭かったロマンスタイプが、蝶になってからはキラキラと他の追随を許さぬほどの輝きを放つ。
その輝きが女性そのものという性質を持つため、賛辞は得られない。
女性が同性の友達が綺麗になったり、痩せたりすると離れるというのは有名な話で、これは私自身本当のお話だと確信している。
女性は女性の友達を敵か、敵ではない見下しても良い対象のどちらかでしか見ていない。
一緒にランチをしたり、インスタ映えのレストランに行ったとしても、自分を可愛く撮ってもらうためにわざわざ高いご飯やスイーツを食べている。
自分の写真を撮ってほしいから体良く食事やお茶に誘うという友情は上澄みだけならメリットは多少ある。
しかし大抵の女性がする話は恋愛の話ばかりで、私がしたい生産性のある理性的な会話は望めない。
数時間生産性のない、不美人同士の恋愛話に時間を費やした見返りとして自分を可愛く撮ってもらうのは人によってアリかナシか、分かれるところである。
可憐な少女のような成人女性は、大帝の女性の敵としては見られない。
そもそもがこの前提であるので、恋愛話はしたくないというのも本音である。
フェミニン系の装いをする女性は、内面のみ女らしい女、嫌なところもたくさん兼ね備えた女らしいなので、立ち入ってはいけない。
見た目は大人の女性なのに、中身は天真爛漫で子供っぽい私たちロマンスタイプは彼女たちの目の敵にならないはずがないのだ。
その点、ギャルが好むタイプのお店にいるあっけんからんな華やかな女性の接客は、心地よいことが多いはずだ。
フェミニンタイプの、華やかさを抑えた内面の主張の激しい女性よりも、アッサリとした、私生活も充実したピュアな華やかさをもつ女性の方が相性が良い。
繰り返しになるが、女性は女性美容師にカット、カラーを任せてはいけない。
ネイルもできれば男性が良いですが、地方にはいないことも多いので、できれば大きめで席数の多い店がオススメ。流れ作業なので、目の敵にされない。
とにかく、同じロマンスタイプの女性と、グレースタイプ以外の女性はできるだけ避けて生きていこう。
特にキュートタイプと、フェミニンタイプの女性は本当に避けたほうが無難。
友好的な関係はまず築けないし、勝手に敵だと認定され辛い思いをして裏切られるだけ。
アナリストではありません。
女の嫉妬は醜い。
パーソナルデザインがロマンスタイプの女性は同性に嫌われ、妬まれる。
女性らしい曲線的な体つき、甘ったるい声と顔立ち。
でも身近にいる女性らしい、色気がある女性は嫌いなのだ。実害があると思われる。
特にさなぎの時を知られてしまっていると、非常にまずいことが起きる。
さなぎの時には自分よりも不美人で鈍臭かったロマンスタイプが、蝶になってからはキラキラと他の追随を許さぬほどの輝きを放つ。
その輝きが女性そのものという性質を持つため、賛辞は得られない。
女性が同性の友達が綺麗になったり、痩せたりすると離れるというのは有名な話で、これは私自身本当のお話だと確信している。
女性は女性の友達を敵か、敵ではない見下しても良い対象のどちらかでしか見ていない。
一緒にランチをしたり、インスタ映えのレストランに行ったとしても、自分を可愛く撮ってもらうためにわざわざ高いご飯やスイーツを食べている。
自分の写真を撮ってほしいから体良く食事やお茶に誘うという友情は上澄みだけならメリットは多少ある。
しかし大抵の女性がする話は恋愛の話ばかりで、私がしたい生産性のある理性的な会話は望めない。
数時間生産性のない、不美人同士の恋愛話に時間を費やした見返りとして自分を可愛く撮ってもらうのは人によってアリかナシか、分かれるところである。
可憐な少女のような成人女性は、大帝の女性の敵としては見られない。
そもそもがこの前提であるので、恋愛話はしたくないというのも本音である。
フェミニン系の装いをする女性は、内面のみ女らしい女、嫌なところもたくさん兼ね備えた女らしいなので、立ち入ってはいけない。
見た目は大人の女性なのに、中身は天真爛漫で子供っぽい私たちロマンスタイプは彼女たちの目の敵にならないはずがないのだ。
その点、ギャルが好むタイプのお店にいるあっけんからんな華やかな女性の接客は、心地よいことが多いはずだ。
フェミニンタイプの、華やかさを抑えた内面の主張の激しい女性よりも、アッサリとした、私生活も充実したピュアな華やかさをもつ女性の方が相性が良い。
繰り返しになるが、女性は女性美容師にカット、カラーを任せてはいけない。
ネイルもできれば男性が良いですが、地方にはいないことも多いので、できれば大きめで席数の多い店がオススメ。流れ作業なので、目の敵にされない。
とにかく、同じロマンスタイプの女性と、グレースタイプ以外の女性はできるだけ避けて生きていこう。
特にキュートタイプと、フェミニンタイプの女性は本当に避けたほうが無難。
友好的な関係はまず築けないし、勝手に敵だと認定され辛い思いをして裏切られるだけ。
子供時代は子供服が似合わず可愛くない。学生時代は似合わない制服を着てメイクも巻き髪もできないので美しくない。
化粧をして華やかな装いをすると、周りの扱いの違いに驚く。
別段美人ではないのに女性、女という要素が強いため、気取っているとか反感を買われやすい。
世の中キュートタイプやナチュラルタイプの女性が人気だから、生きづらい。
パーソナルデザインがロマンス以外の女性が、ロマンスが女性に嫌われるなんて無い。性格や内面の問題だ。とよく仰いますが、それは間違い。
ロマンスタイプとして生きていれば、明らかに女性に嫌われていると感じる瞬間は、他タイプの女性に比べれば多い。
直線的な顔立ちの面接官の女性から見れば、ぴしっと固めた似合わない体の曲線を抑え込むスーツを着たロマンスタイプの私は鈍臭く垢抜けなく明らかに仕事ができない、女そのものだ。そのため嫉妬を覚えるのである。
ただでさえ女性美容師は男性美容師と比較すると安易に短く切りすぎ、似合わせよりも細かめに巻いた脱力した髪型を好む。
ロマンスタイプが女性の美容師に切ってもらうとどうなるかは想像に難くない。
ロマンスタイプの女性芸能人の人気が年々高まっているが、彼女たちは芸能人だからこそ崇められているのだ。
口ではロマンスタイプが憧れという他タイプの女性も、身近にいたら話が別なのである。
職場の同僚に垢抜けないロマンスタイプがいれば嘲笑の対象。ロマンスな装いをすれば、気取っているなどと陰口を言われる。
ロマンスタイプである時点で、女友達というものは人生において期待しないほうがいいのかもしれない。
パーソナルデザイン診断以前にとても仲のいい女性の友人がいた。頻繁に会うわけではなかったため、数ヶ月ぶりに診断後にロマンスの装いをしてお茶をした時、何も容姿に触れられず写真も一枚も撮らなかった。
鈍臭く不美人で、太って見える私を見下していたのに、突然驚くほど垢抜けた私に嫉妬をしていた。
そして彼女は私の長く豊かで綺麗に巻かれた髪に対抗するかのように突然髪を切り、マニッシュな服装に変えた。
ロングヘアは誤魔化しているなどという人もいるが、ロングヘアはそこまで誤魔化しがきかない髪型である。
彼女は顎ほどの長さのまっすぐな髪で私に静かな対抗心を燃やしていた。
私は彼女の華奢な体と、顔立ちはよくはないものの全体像で可愛いと言われる雰囲気にとても憧れていた。(事実、口元が飛び出ていて重度のガミースマイル、歯並びも悪かったのに可愛いと言わせていた。)
だが自分は華奢ではなくロマンスタイプ特有の肌のもったり感があり、彼女に劣等感を抱えていた。
ハリのある上品な大人の成熟した女性そのもので絵画のような私の体は、彼女とは全く別の方向性であることに気がついた。
彼女の嫉妬を受け止め表面的に友好的な関係を続けていたが、それは終わった。
ロマンスタイプは女友達が欲しければ、わざと垢抜けず、わざと早口で話し、わざと汚い言葉を使うしかないのだ。
それは女性的な魅力に溢れるロマンスタイプの宿命であるのかもしれない。
女を武器にしてと陰口を言われ嫉妬される人生。だがそれはロマンスタイプの特権である。
私はこの甘い声と甘い顔立ちと、頼りないすっぴんと、大きな口を開けた上品な笑顔を武器にして生きていく。
13-14歳ラインにとりわけファンシーでファンタシーな偶像が形成されているのがデレマスである。
ちなみに、ちゃま(12)、ちえ(11)、まゆ(16)、りあむ(19)、などは、罪深いとは考えない。
それらはすでに明白な罪業を抱えている人を狙いうちした、罪業の具象化ジャンルに属する偶像である。
罪へと沈んでいく深さがあるわけではなく、業(ごう)そのものを軸とし、いわば業の擬人化によって救済を試みようとした色の濃い、業キャラである。
13-14歳ラインにも業キャラはおり、くるみ(13)、あつみ(14)が相当する。
軽度の業キャラとして蘭子(14)、幸子(14)も相当するだろう。このくらいの女性性寄りの業の軽さになれば気安く推せる人も増えてくる。
これらのキャラは、単一色の宝石に例えることができる。基本的に、単一のプリンシパルに従った動きをするキャラクターたちだ。
けれど表題の4人は、見る人の内面によって、オパールのような色を発するように見えることがある。
罪業に触れないはずであるのに、それを超える何かが束ねられている。
かつて、現代以上に女性が抑圧されて、それが当然であるという時代があった。
これは異論はないだろう(これに異論がある人はさすがに議論の対象外レベルである)
時代的に抑圧が当然とされていたことに対して「抵抗」の戦いをする必要があった。
これは女性への偏見だけではなく、人種差別や生まれによる差別などとの戦いでも同様だ。
ただ、時代の変化についていけない保守型運動家が自由を妨げることになっているように思う。
2020年は自己決定でアダルトビデオを鑑賞する女性もいるし、アイドルが好きな女性もいるし、水着のグラビアを見る女性もいる。
フェミニンなファッションや「女性らしさ」と言われるものを楽しむ人もいれば、そういうものを選択しない自由もある。
憎むべきは、「女性はこうあるべき」という同調圧力であり、もはや男性を叩くことはパフォーマンスにもならないし、セクシー表現の入った女性キャラクターの描き方を叩くことでもない。
なぜならセクシー表現の入った女性キャラクターは、もはや2020年ではそのキャラがいることで女性への偏見や女性性の固定化につながることはないからだ。
セクシーな女性を女性も楽しめばいいし、嫌いな人は男女関係なく嫌いと言えるようにすればいいだけなのだ。「嫌い」という人が増えれば市場からは撤退する。
イケメンキャラが好きな人はイケメンを消費すればいいし、美女が好きなら美女を消費すればいい。
男女問わず。
(AV出演強制みたいなものとは違う話なので、別問題を持ち込むのはナシで)
もはや、これだけ芸能人から3次元キャラクターまでもが多様化しているのに、男性向けとされているから女性性の固定化になるなんてのはありえないだろう。
個人の「嫌い」とか「嫌だ」という自由は必要だが、「女性はみんなそう思っている」なんて時代ではない。
嫌悪を感じる人がいることは「個人」の話であって「性別」の話ではなくなっている。
同性愛だとか人種だとか女性の社会格差以外のでは「戦う」フェーズにあるイシューもあるのかもしれない(本題ではないので例示したものへのツッコミはお控えください)
女性の社会格差を語る上ではもはやそういうフェーズにはないのだ。
女性性の固定化や偏見の助長と同じだと思って戦っていた人たちは過去に生きている。
もう別の話だ。もう戦わなくていいんだバーニィ。
嫌悪や違和感、対立をベースにした「闘争」フェーズは終わった。
「調和」に向けた未来志向フェーズだと認識していかないと女性が多様にいられない。
個々の嫌悪を性別を代表したものとして一般化するのは止めよう。
イシューはそれを放置したら『どのくらい』女性への偏見が助長されて、未来にどのような影響があるのかという視点でだけ語られるべきじゃないのか。
たまたまAmazonでオススメされて買ってみた、ヨネダコウ『囀る鳥は羽ばたかない』が面白かった。
それでいろいろBL系の漫画を読んでみたら、好きなor苦手なジャンルやシチュエーションが徐々に分かってきた。
・ノンケの人が最初むちゃくちゃいやがっているのを無理矢理…みたいなのは苦手
・もともとLiquidなセクシュアリティ(あるいはそもそも恋愛に興味が薄い)人が相手と出会って恋をする、それがたまた同姓だった、みたいのはOK(というか好き)
・過度なギャグ要素は苦手
・カップルの一方が過度にフェミニン、というか幼児体型?みたいに見えるのは苦手
・主人公だけじゃ無く、サブキャラクターの造形がしっかりしているのが好き
『囀る鳥は羽ばたかない』以外だと、市川けい『ブルースカイコンプレックス』が良かったです。
他にもオススメがあったら教えてください。(あるいはこういうキーワードで検索すると良い、など)
【追記・お返事】
レスくれたかた、ありがとうございます!紹介されたやつ試してみます。
プロレスラーみたいな筋肉モリモリのやつは少し苦手のようです。
あと、その後気づいたのは、SFやファンタジー要素が強いものよりは、現実世界・日常に近い設定のほうが好みかもしれません。
「恋がいつまでもはじまらないまま同棲してて、今おもえば通じ合ってたなぁ」のやつがかなり気になるので詳細を教えていただければ嬉しいです!
ソムリエの皆様ありがとうございます。挙げてくださったものをメモ・試し読みリンク
・ラムスプリンガの情景 https://www.cmoa.jp/title/150187/
・Q3 https://comic.k-manga.jp/title/19185/pv
・アイツの大本命 https://www.cmoa.jp/title/23140/
・東京心中 https://www.cmoa.jp/title/104553/
・雷神とリーマン https://www.cmoa.jp/title/103896/
・めぐみとつぐみ https://www.cmoa.jp/title/157036/
・ギヴン https://www.cmoa.jp/title/92972/
最初はみんな「なんでアイシャドウって4色が多いの?何をどこにつけたらいいの?着けたらなんで鏡の中に隈取に失敗した売れない歌舞伎役者が爆誕してんの?」から始めてるんですよ。
すべてのメイクが上手な女は、日々の試行錯誤、メイクに関する弛まぬ予習・復習ODCAからOODAを繰り返して身に着けてるんですよ。ふんわりした笑顔の下は歴戦の猛者なんですよ。
それこそ、出世する男性が出世につぎ込む労力と情熱のほとんどを装い(肌、髪、ファッション、挙措の総合)を整えることにかけてるんです。
だから、一見メイクができているようでも努力量が足りない「ふつーの男」ぐらいの「ふつーの女」は
「いまさらだから人に聞けない…私のメイクのどこがダメ?プロが徹底お直し教室」「今こそ見直したい、眉のOK/NG見本と講座」
みたいな特集が載るんですよ。
あなたの家庭環境やみだしなみスキル経験値はなんとなくエントリからわかる。
そんな人が買っただけで上手なメイクができるわけがないでしょ。
でもそこからスタートして、自分が好きになれる身だしなみにもっていける人はたくさんいます。
■化粧品ブランドを渡り歩きいたずらにアイテムを増やす前にやるべきこと
「まぶたが一重か二重か」「肌色のタイプ(いわゆるブルベ・イエベ)」「肌質」「顔立ち」でスキンケアから似合う色選びがかなり変わります。
たとえば途中のレスで「パープルやピンクは難易度が高い。無難なブラウンからまず」と書いている方いらっしゃいますが、
実はブラウンも幅広く、色選びを間違えると単に「目の周りが汚れてる」になります。
プチプラでブラウンアイシャドウといえば鉄板でしょなリンメルのアイシャドウを見てみてください。
https://www.rimmellondon.jp/products/royal_vintage_eyes/
ブラウン系だけでも8色あるでしょう。
この中の6つ似合う人もいれば、2つぐらいしか似合わない人もいます。
メイク教室を選ぶのなら最初はまず、こういうことを踏まえて「あなたの」タイプを教えてくれる少人数教室がいいですね。
私はストアカで1回きりのメイク教室に行きました。1回きりだと安いけど、体系的に教えてくれつつ私の顔立ち、雰囲気、悩みに合わせてくれましたから。
そしてその教室で覚えたことを買ったコスメで練習しましょう。たくさん買ってて結果的によかったですね。(嫌味じゃないですよ。)
・せっかく買ったんだから、まずそれを使ってみよう。
ファンデーションはファンデーションであるだけでいきなり魔法をかけてくれるのではなく、
たとえば「全顔にこってり乗せない」「肌質やタイプ、その日の服装、TPOに合わせ、目のきわを避けた顔の中心だけ乗せ外側に向けてぼかしていく」ような、
だいたいお察しかと思いますが、この細かいコツというやつがすべてのアイテムにあるんですよ。恐ろしい世界ですね。
練習しつつ、鏡の中の自分を見る。そしてメイク用ミラーという至近距離だと対人では近すぎるので、服を着替えて全真鏡で「全体を見てみる」。
世に出るのに人からどう見られるか、全身鏡も持たずに出てはいけません。「初期装備:こんぼうとぬののふく」すらない状態ですよそれ。)
そうやって徐々にメイクを自分に合わせていくのと、自分もメイクした自分に合わせていきます。
1つは、フェミニンが似合わなかったり、モード系がとんでもないのは、あなたの中身がフェミニンでもモードでもないからです。
でも好きなスタイル、ちょっと先の自分を想像してなりたいスタイルを想像してください。そしてその要素を少しずつ取り入れていきましょ。
たとえばフェミニンな人、モードな人、違いはメイクだけではありません。
そうです、全身です。
フェミニンな人は髪形も服装もしぐさまで「フェミニン~♡」なはずですし、モードな人は全身モードで顔がきりっとしています。最極にいる人はね。
でも世の中、そんな極めている人ばかりじゃないでしょう。みんな「ちょっとおしゃれしてます」ぐらいでしょう。
だからまず髪を整えることを意識してください。おそらくあなたは髪の手入れに無頓着。
さらに投資をするのなら、髪です。アウトバストリートメント、美容室行く、ストレートアイロン(サロニアからareti程度の値段で十分)とケープ紫とYouTubeで「前髪 作り方」でググってそれを真似する。練習&練習。
前髪と前髪の両脇をなんとかすればまあまあなんとか見えます。
それでだめなら毛先をストレートアイロンでワンカール(毛先をUとかJみたいにカールをつけること)しよう。
髪を整えたら、それに合わせた服装をしますが、髪っておそろしく投資効果が高くそして手を抜くと即・非おしゃれで顔からメイクが浮く、他人の印象に一番影響を与える部分です。
だからメイクするならヘアメイクも必須なんです。でもそれどこのコスメ雑誌や本にも書いてなかったでしょう?
・スキンケアはどうですか?
日焼け止めと、日焼け止めが肌に与えるダメージを軽減するため先に塗るクリーム(肌質で何が良いかが違う)、日焼け止めと一日肌に乗ってたクリームをきちんと且つ肌に負担を与えず落としてくれる洗顔料です。まあそれはマキアージュで揃えたはず。
あとはリップです。リップ買いましたよね?唇荒れてたりしませんか?荒れてるとリップ類はきれいに着きません。
■練習について少し
まず眉を練習しましょう。眉を整えるツールを買ったはず。眉は、髪の次ぐらいに人に与える印象が違う、眉の形で人の性格まで違って見える重要パーツでありながら、難易度が高い部分です。
繰り返し練習し、街中でショーウィンドウに写った自分、ぐらいの距離感から見てみて形、色が自分の顔になじんでいるかをチェックします。
眉・目・唇が重要です。この3つを描けば「メイクした感」が出ます。逆に言うと、慣れていないうちは薄めから始めたほうが良いということ。
もしご覧になって、何か疑問に思うことがあったら質問してください。私でわかることなら回答します。
化粧品がわからない。色とか多すぎる。種類も多い。何がどう作用するのかさっぱりわからない。チークの入れ方だけでなんか見た感じ二十種類くらいある。そんなに種類があってどうやって使い分けているのかわからない。
化粧品がわからない女は40000円持ってコスメカウンターに行けとTwitterで言ってる人がいて、そりゃあいいと思った。ノウハウを持った人にでかい金を渡して身を預けるのは良策だと思えた。40000円持って行った。化粧を持って帰った。顔には綺麗な化粧が塗ってあった。家族が行った。なんだその舞台化粧。
家族、大爆笑だった。まったくわからなかった。化粧もわからない。なんでみんな正しい化粧をわかるんだろう。自分だけ出てなかった授業でもあるんだろうか。みんなはその授業を受けたから化粧の正解がわかるんだろうか。
四万円の化粧が手元にあって、封はまだ開けてない。開けていいのかわからない。普段の金銭感覚だったら絶対に開けない。メルカリで売る。
でもいい加減化粧しなきゃ駄目なんだよ。周りはみんな化粧してる。私と違う正しい化粧。どこに行ったらしてもらえるんだろう。
コンサバと言われているものは私の年齢には合わないらしい。王道のフェミニンとやらは男顔の私には合わないらしい。MACとかのモード系統はとんでもないらしい。自然派の薄化粧は、それこそ男女だ。
はてなには、私に似たひとがいると思う。みんながわかることがわからなくて、「どうしてみんなわかるの」って聞いたら「そんな堅苦しく考えるからダメなんだよ」って言われて、それじゃあと自由に振る舞ってみたらやっぱり笑われる。
はてなの女の人たちはどうやって化粧してるの。男の人も、こういうときどうやって解決してるの。
(以下追記)
たくさんの方に返信、ブコメをいただけて驚きました。まだ全ては読めていませんが、紹介していただいた本、化粧品、教室、探してみようと思います。
また、綺麗な化粧だったんじゃないかと言ってくださった方々もありがとうございます。実は結構気に入っていました。
懸けていた方法がうまくいかず、手段を全て失ったような気がしていましたが、自分にもまだできることが残されていると気づけました。
4月からの進学のために「せっかくだから身だしなみを整えよう」と思い立ったはずが、いつのまにか「化粧がうまくいかなければ新環境にも失敗する」というようなプレッシャーに支配されていたようです。
但し、もう十数年前の話で、しかも短期間(2ヶ月半くらいかな)しかしていない。
大体お金の為に働いていた(当たり前。
私は他の嬢とあまり顔を会わせないようにされていたので、他の嬢に会ったのはほんの数回だけだったが、こんな人達がいた。
店長は中卒で数々のバイトを経てデリヘル経営者になった人。女子を押し倒すのが得意。気がついたら天井が見えて床に転がされているしどこも痛くない、すごい。そこだけは感心した。
ドライバーさん達は大抵昼は何か別の仕事をしている、普通の人達。皆車持ってる。ワゴンかミニバン。
こんな人達。
すごく、気疲れした。
あの記事には男児版しかなかったので女児版を勝手に追記しておく
小学生低学年から組曲キッズやメゾピアノなどのブランド物を着せろ
綺麗な服を着せるのは見栄えをよくするのももちろんだが、「自分は綺麗な服を着る価値のある存在だ」と自己認識させる目的がある
そして高学年になったら充分な小遣いを与えて自分で服を買わせろ
乳児のときから欠かさず日焼け止めを塗れ 中学から化粧を教えろ 美容グッズに金を惜しむな
親に縮毛矯正やスカートなどのフェミニンな服装をさせてもらえない女子と生きる力に差をつけよう
座った時は脚を閉じる、食事マナー、鉛筆の握り方、全て親が入念に叩き込め
不細工は圧倒的に不利なステータスなので元凶となる親が金銭的支援をすべき
なぜ高校からかというと、カーストにおいて中学までは成績や内申やスポーツの割合がまだ多少を占めるものの、高校からは容姿が圧倒的に一番優先されるからだ
逆に容姿が良ければ軽度の知的障害や発達障害があっても充分取り戻せる
空気を読み、会話では適切なタイミングで相槌をうち、綺麗に口角の上がった笑顔が出来れば合格点だ
女子同士のコミュニケーションにLINEは呼吸と等しく必須なので、小学生のときからスマホを持たせろ
バレエ、ピアノなどフェミニンでかつ文化的な習い事をさせるべき
サブカル好きは腐女子が多いのでサブカル文化に触れさせてはいけない
サブカルは成人してからでも楽しめるし、女子には漫画アニメゲームより楽しいものがたくさんある
掃除ができない、締め切りが守れない、協調性や落ち着きがない、喋り方や身のこなしが気持ち悪い、空気が読めない、etc..
発達障害は女子のアドバンテージをことごとくマイナスにするものしかない
いわゆる「フェミニンな装い」をいわば「奴隷仕草」だと感じる人にしてみたら、誰に影響されたか分からないまま、子どもが奴隷の仕草を真似しようとしている、という風に見えるのでしょうね。
その心情や必死さは理解するけど、「ジェンダーアイデンティティは後天的に決まるものだ」という説は、現在さまざまな反証により通説とは言えなくなってきています。ですから、「ピンクは女児、青は男児」という決めつけ自体は多分に後天的だとしても(ちなみに100年ほど前は赤が情熱的で男らしい色、優しい青色は柔弱で女性的、とする風潮もありました)、男児が「いかにも男性的」と感じられるように成長すること自体は止めようとして止められることではないことも事実かと思います。
「フェミニズム」を、自らの男性嫌悪の言い訳にしたり隠れ蓑にしたりするのはよくないことです。特定の性を毛嫌いするのはそれこそ差別的な行為です。
恒例の「別に出なくてもいいんだよ? 飲み会」にて、いつも大人しくて可愛がられていた経理が遂に爆発した。
「経理ちゃんは美人で得してるねえ」そうですね「経理ちゃんは肩凝りひどそうだねえ」そうですね「妹さんもそうなのお」
バチコーンの音が三回続いた果てにチーフと副社長の「まあまあ」が飛び交い、さらに小一時間たった後、経理はこっちにやってきた。
いつになく顔が真っ赤で、酒臭い。これはアルコール限定解除したっぽいな。
これから話すのはこの経理に関する顛末だ。長くなるが大丈夫な人は聞いていってほしい。主に俺のために。
翌日マグカップに不審なポストイットが貼ってあった。「実はカタチから入るタイプなんで一緒についてきてもらってもいいですか」
謎の距離感に戸惑いつつも俺は、週末に”しまうら”に連行されることになった。
「RPGでも町についたらまず装備を揃えるタイプなんで」誰だってそうだが。
というか経理ってこんなやつだっけ。職場では昼休みとかに話す仲だが、基本無口でイワユルおっとりさんの印象があった。例の宣言が効いてきているのだろうか。
いままでは、タイトなジーンズ・カカトがあまり高くないパンプス。上半身フワリを下半身で締める。フェミニンな見た目だったが窮屈だ。まずはここらを改善していく。
”しまうら”は近年ではラインナップがかなり充実してきているみたいだった。petit price でも大人の全身が問題なく揃うのだ。
昔のユニクロのようにシャツだけはヤメトケみたいなのは無いし、縫製も下手な若者向けブランドよりはよほどシッカリしていて、何より値段が安い。
安すぎて不安が頭をもたげてくるくらいだ。
ねえ、いい大人がスリッポン・アンダー二千円で通勤は流石にどうかと思うし、せいぜい紐靴にしようよ、スニーカーはニューバランスが大正義だよ、革との混合もあるよ。などと申し上げた。
「徹頭徹尾ラクでいいじゃん。ベジータの戦闘服みたいでさ」旧型の肩のないアレか。
やがて試着室から出てきた経理を見て唸らざるを得なかった。なるほど。これはパーフェクトに過ごしやすそうな格好だ。カジュアルコーデに擬態したジャージみたいだ。
実際あまりにも楽チンだったらしく、経理は服のタグを切ってもらい、礼をくれたあと、そのまま着て帰った。
面白いので次の日は早めに出社して、経理の出社を観察することにした。
しまうら装備で全身を固めた経理はさらにサングラスを重ねてやってきた。頭部の強化もバッチリだね。
はたして、モーセが海を割るように、様子をうかがっていた有象無象は散っていった。先週の三連撃が効いているのか、マネージャー界隈も文句は言えないようだった。
ギョッとしたので忘れられないのだが、この朝の経理は仕事の手始めに机の上を、散らかし始めたのだ。書類の束をひっくり返していた。
後にこれについて、経理はまず原則論を説く。「片付いた机は美的見地からみると、良い」環境が美しく整っていれば、それは周りの人間の生産性を向上させる。へえ。
俺などは誰かに片付けろと言ったことも言われたこともないけれど、なんとなく散らかすのが気が引けて、備品の山からくすねてきたブックシェルフやらトレイやらで書類を整頓し、ティッシュボックスを磁石バーで机の天板の裏に貼り付けていた。部署内では割と褒められた。増田クンのとこもキレイだね。となりで仕事してて気持ちいいよ。エヘヘ。
しかし経理は原則を完全に無視した。「個人の効率性の観点からは結論は、全く異なる」いま必要な書類を最も手近な場所に文字通りぶち撒ける。好き放題スペースの許す限り広げる。物理的に距離が近いんだから、アクセス速度は最速になる。
俺の部署にはデジタル管理派も多いのだが、経理は紙の書類を愛した。いわく「紙は縦引きができないが、代わりに解像度が最高で、レスポンスも最速のデバイス」らしい。
不要になったらそのタイミングでガッとまとめる。付けやすく取り出しやすいクリップで留めて雑にボックスにブチ込む。経理はクリップの役目をプラスチックの洗濯バサミに負わせていた。
「もう手段は選ばないことにしましたから」全体が下がったぶんを突出した誰かが補えば、まあ帳尻は合う。
経理は化粧もそこそこに、ときには髪を振り乱して仕事と格闘していた。明確に差が出てきたのは三ヶ月後だった。
チーフを通して噂話として聞いたのだが、解き放たれた経理は旧版の実に二倍の速度で稼働しているだけでなく、こっちの部署からも進んで雑務を引き受けているということだ。俺はこれは咎める必要があると思った。
なあ、華を拒絶だの女を捨てるだの言ってたけどさ、もともとそんな役割みたいなのを経理が背負う理由はないんだし、だから捨てた分を仕事でカバーしなきゃ舐められるみたいなことは考えなくていいんだよ。
無理しなくていいんだよ。
このようなことを赤坂のバーにて弥勒菩薩の表情で述べショットグラスをあおったところ、直ちに喉にチョップを食らった。
ゴッ ゴホッゴホッ な、なにすんねん
「増田のそういうとこ、言うなれば気の抜けたコーラだと思われます。ワンペナね」ペナルティを食らってしまった。
フォローしてくれる気持ちは嬉しいけれども、と断った上で、いまの自分は仕事が純粋に楽しいからやっているのだと打ち明けてくれた。
もはや制限はない。邪魔は入らない。前よりはるかにペースが速い。成果が目に見えて現れる。能力の向上を実感する。成長している感覚が身に染みてわかる。
化粧の省略やら洗濯バサミの工夫やらハードディスクをSSDに変えた話やら完全栄養食の検討やら、エンボディチェア導入の話やら。エンボディチェア?
話には聞いたことのある椅子だ。経理いわく発売日はちょっと古いが、めちゃめちゃ背中にフィットして、時折ぶり返す腰痛のために良いだろうとのこと。
しかしその椅子、とにもかくにも値段が張るはず。ひょっとして十万超えるんじゃないの?
「近所の人同士で直接売り買いできるサイトがあるんですよ。そこで中古を買えば送料込みでもっと安くなる」
うーん、それって経費で落ちるの。っていうかそもそもそこまでやる?
真剣な目だった。
経理はただただ自分の為だけを考えてる。考えればそれは仕事人として当然のあり方である。そんな経理を上から目線で慰めんとした俺は、なるほど気の抜けたコーラである。しつこく粘り気のある苦さが残る(いや無理やりの解釈だこれ。真意不明ナリ)。
酔いでボンヤリとした脳が、まれな顧客との会合のために十万円のセミオーダースーツを注文していたのを思い出していた。もちろん言えなかった。
「増田もわたしも、一日の時間の大半を会社の椅子で過ごすじゃないですか。だったらそこにカネ掛けるのが最もコスパがいい」
気の抜けたコーラを脇目に、拘束具を脱ぎ捨てた経理はすでに周回差をつけつつあるようだ。
夜がふけて、経理は俺の背中にしがみついていた。類人猿ゲーム「Ancestors」で子供のお猿が親のお猿にしがみついてたみたいに。飲みすぎですよ経理さん。
タクシーまで担いでって運ちゃんにドン引きされたあと、マンションに辿り着いた。エレベーターまでが意外に長くて、経理の意識はすでに朦朧としていた。
経理いわく「アルコールが眠気に変換される体質・眠り上戸」らしい。そういうのがあるんだ。
「すみませんねえ…」
キミ体重重いよ。
「一理あるっすねえ… もってくれよぉ! お前のカラダぁ!!」
不意打ちを食らい、よろけてしまった。急に笑かすなや。
経理の部屋の内装は、むしろ男っぽかった。木製の棚板のアイアンのシェルフ。自然色をベースにしたモノトーンに寄せた家具。経理はもともとはこういう奴なのだ。
無印良品と思しき匿名的なベッドに経理を押し込んで、覚悟を決めた。終電は既に消え失せていた。
ある程度以上酔っていると、体質次第では急性アルコール中毒になりかねない。寝ているうちに吐瀉物が喉に詰まって呼吸ができなくなるケースを聞いたことがある。
今夜、この部屋を離れる訳にはいかない。
「ごめんなさいねえ… 増田、男性なのに」そっちにワンペナ、これでチャラな。
応答を聞かず寝入ってしまった経理を尻目に、タバコをくゆらせて一服し、冷蔵庫から引っこ抜いたコーラ缶(150ml増量)をカラにして灰皿とした。これくらいはいいだろうと思ったんだが、これが完全に裏目に出て翌朝こっぴどく叱られてしまう。息つく暇もない、情け容赦なきフルボッコだった。
長くなったが、以上が経理に関するレポートである。俺は考え直さなければならなかった。会社には経理以外も女性がいる。そして俺たち男性についてはどうだろう。
ここに断っておかなければならない。俺は、経理の女性を捨てる観念が必ずしも妥当なものだとは考えていない。相互作用的に周りを巻き込むのは良いが、そもそも捨てずに済むなら越したことはない。
経理なりのリミッター解除の方法が、ただそこにあったんだと思う。
先に述べた顛末のあと俺は海外に飛ばされた。連日ケチャップとマスタードの濃い味ファストフードを食みながら、自らを振り返った。結果、男性であることはむしろ自分自身をブーストする効果があるという結論に至った。
カフェインのような働き。
ギリギリに追い詰められた状況で「おれは男だ!」の考えが、必要なエネルギーを強制的に絞り出す。たちの悪いことには、深いレベルに刷り込まれた思考の習慣は常時起動型の特性なので、都合の良いときにだけ発揮させるのは、たぶん、難しい。
ならば捨てるか。あの人のように。
迷いを残したまま、つい先日、俺は再び日本に舞い戻ってきた。さてじゃあもう一度、元の職場で頑張りますかという矢先に、懐かしの経理から久々のラインが来たんだ。
皮を被り直したみたいに、経理ははじめ、煮え切らないスタンプでごにょごにょ言っていた。
そういうのいいから、さっさと用件を言ってくれと頼むと、
結婚が決まった、とのこと。
おめでとう。間髪をいれずにクラッカーを打ち鳴らすスタンプを出すことができた。職場の外では女性である。解っていたことだ。もちろん。
ここ三年で知り合いの女性の八割(八人)もが結婚した。良いことだろう。人生を前に進めた、という言い方はペナルティを食らうかもしれないが。
でも正直にぶちまけるとこのとき瞳は高速でサッカード運動を繰り広げていた。お・お・お・め・め・め・ででで
これからどうしよう。
何もかも押し殺して「割と仲の良い社員ふたり」の関係に落ち着く?
この世界で誰も彼もがやってきたように。自分の気持ちに蓋をして「男女の友情はあるんだ」学派に転向したフリをする。
生活を、やっていく。
みんながやっているように。それが男… いや人間の強さである。これこそが真の勇気である。
そんな振る舞いができるだろうか。
「できる」んだなあ。
どうしようもなく「可能」なんだよなあ。そういうのはさあ。
ではないんだよなぁ。と思った。
どっかのサイトのコラム?で内野聖陽さんの演じる役柄から見える女性の求める男性像の変化みたいな話をなるほど〜へぇ〜と思って読んだんですけど、読み終わって数時間経ってから妙にモヤモヤしてきた。
内野さんと言えば最近話題なのが「きのう何食べた?」のケンジ役で、そのことについて触れていて「男臭さからフェミニンな感じへ」女性の好む男性のタイプが変化してる的なことが書いてあった気がするんだけど、ケンジについては異性として素敵!というより人間として愛らしいキャラクターだな〜とか、内野さんという役者さんから滲み出る良さに悶える女性が多いというだけでいつどんな時でもドラマや映画の中の男性を性的対象として見つめてる人っているのかな?ってふと疑問が浮かんできた。
ましてや何食べ?は同性愛をテーマにした話だし、より人間味を味わうものだったんじゃないかなーとか思った。
別に女で異性愛者に限定した話じゃなくて、男で異性愛者の人でも映像の中の女性を人間としていいな可愛いなって思うこともあるだろうし、女で同性愛者の人でも男で同性愛者の人でもそうじゃない人でも…
もうなんでもいいよ。
儲かる理由は他にもある。
近くにはスポーツセンターがあり、夏休みには学生などの団体がそこを利用しているため客入りが良い。
特にコンビニなどの小売店や、他にアイスを売っているライバルがいないのも大きい。
しかも今回は“手伝ってくれる奴”もいるので、個人的にも楽な仕事だ。
「ご、ごごめん。おまたせ」
電話をしていたドッペルが戻ってきた。
いつも何か変装していて、どれが通常の格好なのか分からない子だ。
今は俺の弟を真似している
「随分と慌てていたが、緊急か?」
「う、ううん。マスダに遊びに行かないかって誘われただけ……」
「えーと……弟からか」
弟の格好をしたドッペルから、弟から誘いがあったという話をされる。
無駄にややこしくて、なんだか引っ掛けクイズを出されている気分になった。
「別にそっちを優先してくれてよかったんだぞ」
それのインタビューも兼ねて、俺達の仕事を手伝ってくれているわけだ。
「ええ子やんか。タダで働いてくれるなんて」
カン先輩が、ニヤニヤしながら俺に耳打ちしてくる。
人件費を抑えられるのがよほど嬉しいらしい。
「リアクションずれとんなあ、マスダよ」
カン先輩の考える正しいリアクションってやつを知らないんだから、そんなこと言われても困る。
「あの自由研究、十中八九あの子がその場で思いついたことやで。つまり目的は別にあるっちゅうこっちゃ」
そりゃあ見返りくらい、誰だって期待するだろう。
そんなことは、わざわざ言うまでもない。
「まあ、せめて売れ残ったアイスくらいはあげたらいいんじゃないですか」
「他人事かいな。どっちかっていうと、マスダがペイするべきやぞ」
なぜそうなる。
「カン先輩の仕事を手伝っているんだから、俺が払うのは違うでしょ」
「いやいや、あの子はワイの仕事を手伝うために来たんやなくて、“お前の手伝い”で来とるんやで」
さすがに守銭奴が過ぎる。
「マジか、お前……それボケで言っとるんか?」
「いや、別にアイスはあげてもええよ。でも、それとは別にお前も何かせえっつーてんの」
「絶対、分かってへんやろ……まあ、そっちの問題やし勝手にせい」
カン先輩の中で、あっという間に俺たちだけの問題になってしまった。
本気で言っていなかったとしても末恐ろしい。
「ふ、二人とも、これ見てよ」
俺達の会話が一区切り終えたところで、タイミングを見計らったかのようにドッペルが話しかけてきた。
「そのフェミニンな格好は……誰の真似だ? タオナケに似てなくもないが」
「マスダよお、まずは似合ってるかどうか言ったらんかい。それに、この格好はどっちかっていうとガーリーやで」
「そ、そそそっちじゃなくて、こっち見て」
「さっき西口にある、く、車で買ったんだ」
それって、つまり……
タイトル通り、顔タイプ診断行ったけど無駄遣いだと感じたので備忘録がてら記録する。
※フェイクあり。
◼️顔タイプ診断とは?
おおまかに言うと、顔のパーツの大きさやその配置で顔の系統を診断するもの。
・直線or曲線
の4つが判断の軸。
フレッシュ、キュート、フェミニン、クールなど、8つの顔タイプに分けられる。
芸能人で言うと広末涼子はフレッシュ、白石麻衣はフェミニン、天海祐希はクール。
詳しくはググってもらえたら…説明が下手でごめん。
いずれの診断も満足感があったし、顔タイプ診断もきっとタメになると思い行ってみた。
本を読めば充分事足りる内容を、うすーくうすーく伸ばしてるだけだと思ったので。
顔のパーツの大きさや位置を見て、診断士さんが独自の計算シート?に数字を記入し
↓
↓
↓
コーディネート写真に増田の顔写真をあてはめて、「どういう系統が似合うか」を見直す
おわり。
系統の断定も、似合うファッションアイテムも、本を読めば充分分かる。
診断士の育成をしてる人と、本を書いてる人が同じなので当たり前かもしれないけれど。
それにしても、パーソナルカラー診断の時と満足度がまるで違う。
パーソナルカラーはドレープが無いと診断が難しく、素人では判断が難しい。
それに、例え同じシーズンでもベストカラーは人によって全く違うので、「その人」に似合うものを知ることが出来る。
だからこそ、納得も大きい(逆に、違和感があると大きなわだかまりが残る)。
一方、顔タイプ診断は「その人」ではなく「その系統の人」に似合うものを教えるに止まっている印象。
それなら、顔タイプ診断の本を買って、各系統のファッションに自分の顔をコラージュして「これはしっくりくる」「これは違う」と見ていくので充分な気がする。
パーソナルカラーよりも、ファッションの系統の向き不向きは気付きやすい。少なくとも、増田は顔写真のコラージュで自分に似合う系統がよく分かった。
◼️その他気になったこと
・診断士さんが見せてくれる顔タイプのチャート表に述べ百人弱の芸能写真が使われていた。肖像権の問題は無いのだろうか?どうやら、顔タイプ診断のスクールが作った資料らしいが…。ご丁寧に、資料の下方に「コピー禁止」的文言が記載されていたけれど。いやいや…。
・骨格診断をコケにしてる感が強い。今回増田がお世話になった診断士さんのみならず、他の顔タイプ診断士さんのブログにも「骨格診断ではイメージアップにはならない」といった旨の文言が目立つ。
確かに、顔タイプ診断は骨格診断よりもズバッと人の印象を変えるかもしれないけれど。
でも、だからと言って既存の診断方法を下げるような言い方をしなくてもいいんじゃないかな…営業妨害みたいでなんかやだ。
・診断士さんのセンスが少し古く感じられた。有り体に言うとダサい。いや、増田のセンスこそダサい説も濃厚だけどね!
ただ、アラフィフでまつエクバサバサ×でかすぎるカラコンはトゥーマッチな気がした。髪型は名古屋巻き?的なやつ。服は可愛くてオシャレだった!でも、顔まわりだけ10〜15年遡ってる。うーん…。
確かに、極論おしゃれなんてその人の自己満足。好きなものを身につけるのは楽しい。とは言え、オシャレやセンスでご飯食べるような人のセンスが自分のそれと乖離してると、あまり信頼出来ないんだと痛感した。インスタで見る限り、その診断士さんはオシャレに見えたんたけどね…。
あくまで個人的な意見なので、「顔タイプ診断行ってよかった!」と思う人も大勢いると思うし、その感性を批判する気は毛頭ない。
顔タイプ診断自体がイマイチというより、診断士さんへの不信感も相乗効果としてあったと思う。
決して安い買い物ではない(増田は2時間の診断で3万円払った)ので、診断を受けるか迷ってる方はまずは本を読んでみて、それから診断を受けるか考えてみてもいいかな。
以上、長々失礼しました。
読んでくれた人ありがとう〜