はてなキーワード: 男女の友情とは
30代既婚子持ち 奥さんとはそこそこ長い付き合いで大学一年の時から
この話はその奥さんとの話ではなく自分が大学生のころ一番仲の良かった友達の話。
そいつは大学二年の時に自分がいた趣味のサークルに一個下の後輩として入ってきた。
なぜかウマが合ったのか、その趣味の特性もあってか、学生生活のほとんどをそいつと共有することとなった。
もちろん同性のサークル内外の友達ともそれなりに深い付き合いをしたけどそいつほどではない。
サークル合宿や旅行も何度も行ったし、二人きりで出かけたりもする。お互いの部屋にも平気で泊まるしお互いの親とも会った事あるし、なんなら遠い県外のそいつの実家に泊まったこともある。
もちろん性欲の対象になるか自問自答することもあったけどどうしても無理で、自分には異性の兄弟はいないけど多分そんな感覚なんだと思う。
ここで話は一行目に戻るが自分はそいつと仲良くなる前から奥さんと付き合っていた。(奥さんは学外)
自分にそんな存在の異性がいることは当然のように揉め事になる。
もっとも奥さんの中では大勢の男女が仲良くしているサークルくらいの認識で特定の誰かとここまで仲良くしているとは思っていない。
それでもやはり大学卒業したあたりのタイミングでどうしても縁を切らざるを得なくなってしまった(細かく言うといろんなことが起こるのだけれども書ききれないし大したことでもない)
あれから10年近く経っているのに決まって月に一度はそいつの夢を見る。
楽しかった頃の思い出だったり、今現在も仲良くしている世界線だったり。
この気持ちはなんだろう。
方向性を誤っているように思う。
違うだろ。
なぜゴールが恋愛でなければいけないのだ。
違うだろ。
最良の友との間に性欲が介在する必要はない。
なぜ全てに性欲を絡めたがるのだろうか。
だが一次創作までもが、友情が極限まで高まった果てには百合があると信じる態度には違和感を覚える。
最愛の存在としての友が居て、その上で家庭を持ちたいという本能のままにそれぞれが異性とは結婚をするという、それで何が問題なのか。
異常だ。
いい加減ケリをつけよう。
冷笑ぶった態度をいい加減辞めろ。
そういった態度を取る奴らをターゲット層に入れるために友情を描くことを投げ出すのを辞めろ。
いい加減辞めろ。
こんな程度の低い所に踏みとどまるのを辞めろ
「理解のある彼くん」話をいくつか聞いてふと思い出したので、書き込んでいく。
仕事で大学を訪問する機会があり、その中で学生との交流もあって、そこで知り合った。妙にウマが合って、出会ってから数か月で交際に発展した。俺自身は別にモテるわけでもなくなんなら非モテの部類だと思うが、どういうわけかかわいい年下の彼女ができてしまい、正直有頂天になった。実際最初はデートでも年下の感じを全面に出して甘えん坊で可愛い彼女だったし、俺も年齢差があることで少し焦りを感じこそしたが、徐々に慣れてきて「年下の彼女が胸を張れる彼氏であろう」と思い無頓着だった服装や外見にも気を遣うようになった。
異変が起きたのは付き合ってから数か月経った頃だった。自分で言うのもなんだが、俺は交友関係が広い。そのため女性の知り合いも多くいるし、同性・異性それぞれを交えた趣味もあった。そんなことを話していた時に、彼女の様子が明らかに変わった。「ごめん、何か気に障るようなことを言った?」「そういうわけじゃないけど…」という感じだったので詳しく話を聞くと、彼女は「以前に付き合った男も交友関係が広く、その中で浮気をすることが何度かあった。それ故に『異性の友人』という存在にあまりいい感覚を持てない」「そもそも私は男性が実はあまり好きではない。その中で増田君と出会って付き合うようになったからすごく特別さを感じている。だからそういう人間がもしかしたらいるかもしれないと考えると不安になる」とのことだった(俺は「男女の友情なし派かぁ」くらいに考えていたわけだが、考えが甘かったことを知るのはこれよりもう少し後だ)。とにかく彼女は「『可能な限り』女性との接触を控えてほしい」「お互いの居場所がわかるように位置情報アプリを入れたい」「同性の友人であっても、遊ぶ時には必ず報告してほしい」ということを要求してきた。正直言うと「めんどくせえなあ」と思ったのも事実ではあるが、そこは惚れた弱みというものである。「まあそれくらいでいいんなら、いいよ」と承諾することにした。
そこからが地獄であった。少しずつ頻度を増す彼女の連絡。趣味で出かける、という度に機嫌を損ねる彼女。彼女は俺のSNSを監視し、自分のSNSと相互フォローさせ、俺のフォロワー(当時俺のSNSのフォロワーは2000人以上いた)を1つ1つ丹念にチェックし「相互フォローでいいフォロワー」「リムってほしいフォロワー」「即時ブロックすべきフォロワー」を仕分けた。そして「彼女がいるので女性は自分をリムーブしろ」という投稿を繰り返せ、と言う。そうして彼女のSNSで俺の友人を「売女」「害悪」と罵倒する言葉が並ぶたびに、それに同意するよう求められる。
今考えると不思議なのだが、俺はこれらの要求にかなりの範囲で従っていた。「そうすることで彼女と友人を傷つけること」を避けるためはもちろんあったが、それとは別に「俺が選んだ彼女なんだから、彼女から言われたことはなるべく叶えなきゃいけない」という強迫観念もあったと思う。それに彼女は「俺と一緒にいるときは」優しく、可愛い彼女であった。それが彼女の本当の姿で、俺と会っていない時は不安故にそうした行動に出るんだ、と俺自身に言い聞かせることで、何とか心の安定を保っていたのかもしれない。
彼女の不安定さはさらに加速した。深夜、早朝、仕事中、構わず電話がかかってくる。不安になったから、という度に俺は電話に出て「大丈夫だよ」「女の人とは一緒にいないよ」と言い続けた。会社の飲み会は欠席するよう求められ、どうしても必要な時には写真を撮り送るように言われた。この辺りから俺は彼女に対し「何らかの精神的な疾患があるのではないだろうか」と思い始め、それとなく病院に行くように勧めた。そのたびに彼女は泣き喚き俺を罵倒したが、粘り強く話したことで何とか足を運んでくれるようになり、俺も何度か同席した。精神科医は彼女を「うつ病」「不安障害」などと言っていた。そして「優しい彼でよかった、ゆっくり頑張っていきましょう」と言ってくれた。彼女は泣いていたが、正直俺も泣きそうだった。概ね俺と意見は同意見であった。すなわち「増田さんに過剰に依存しなくても良くなるよう、通院をしよう」という話である。彼女もそれに同意していた。「増田君が心配しなくてもいいように、病院に通うね」俺はそれを全面的に応援する、と言った。ところが、彼女は3か月ほどで病院に行かなくなった。「私は間違ってない」「私は悪くない、不安にさせる増田君が悪いんだ」と洗脳のように刷り込まれる日々。彼女はSNSの中で俺も含め罵倒を繰り返すようになった。その度に俺は電話や直接会いに行き「大丈夫、大丈夫」を繰り返し続けていた。今は精神の状態が悪いんだから、今は本当の彼女ではないから、きっといつか最初の幸せだった俺たちに戻れるから。根拠のない理由で、俺は彼女を抱きしめたり、撫でたりし続けた。
俺に異変が起きたのは半年ほど経った時だった。俺がEDになった。彼女の求めに応じて、何回試してもうまくいかない。こうなると俺も自信がなくなったが、それどころではない。彼女の絶望っぷりたるやすさまじかった。「私に魅力がないってこと?」「きっと他の奴でオナニーでもしてたんだろう」そんな罵倒が繰り返される。そして彼女の下に行く度、電車で吐き気に襲われるようになった。家で一人でいるのに監視されているような気がする。それでもなお付き合い続けることを選んでいたあたりやっぱり好きではあったのだろう。俺と彼女は二人でゆっくり疲弊して、ゆっくり死に近づいていた。
終わりを迎えたのは去年の夏のことだ。趣味の集まりにも顔を出さなくなり、時々SNSで彼女以外を拒絶するような言動をとっていた俺に不信感を抱き続けていた別の友達が、半ば無理やりに俺を遊びに連れ出してくれた。俺はぽろぽろ泣きながら、彼女が好きなこと、だけどどうしたらいいのかわからないこと、俺が間違っているのかもしれないと毎日不安なことを話していた。すると烈火の如く怒り狂った彼女から電話がかかってきた。「どこにいるの」「誰と」「何してるの」「女はいるの」いつも通り俺の詮索を繰り返す彼女の声を聴いているうちに、俺はぽろっと「限界だ」と言って電話を切った。次の日、彼女と電話をした。彼女は「私の価値観と全く同じでなければ付き合っている意味がない」「彼女と友達なら考えるまでもなく彼女を選ぶべき」「お前はそうやって私をずっと傷つけているんだ」と主張を繰り返していたが、もう俺は限界だった。別れを切り出し、結局それに同意した彼女が怒りのままに電話を切って、それっきりだ。
別れて1か月後、彼女のSNSをふと見てみようと思った。彼女が「彼氏ができました!」と言い、彼女の考えに同意していたフォロワーに「よかった!」「お幸せに!」と言われているのを見て、俺の1年は無駄だったんだなあ、と死にたくなったが、まあなんとか生きている。
一生懸命彼女のことを考えて行動していたころ、彼女のフォロワーに言われたのが「優しい彼氏」「いい彼氏」「理解ある彼氏」という言葉だった。そう言われるたびに嬉しくなったが、今考えるとそれは「彼女に都合よく、無条件で彼女のためだけに行動する彼氏」ということだったんだろうなあ、と思う。そして少しでもそれを違えると「理解のある彼氏」は「DV彼氏」「バカ」その他もろもろの別称と共に敵扱いされる。相手のことは関係ない。まさに滅私奉公ができなければいけないわけだが、そんな風にできるやつなんてそういない。だから彼女たちは次々と男を掃いては捨て掃いては捨てを繰り返していくのだろう…まあ、それに1年も気づけなかった俺が、一番バカなのだけれど。
その瞬間、自分がこれに片足突っ込んでる気がし始めた。
女と2人きりで旅行した。その人とは共通の趣味から仲良くなって、これまでも2人で遊びにいくこともあったり、SNSのDMなんかで他愛もない話をすることもあった。その中で、行きたいところとかやりたいことがお互い重なって一緒に旅行するに至った。元カレや恋愛の諸事情(世間一般では彼氏がいるのに私は〜とか最近マチアプで〜的な内容)の愚痴を吐かれることもしばしばあったけど、正直この時点で都合の良い友達ムーブされているってことに気付けば良かったのかもしれない。
で、その旅行はというと楽しかったし、同じ部屋で隣同士のベッドに寝たけど何も起こらなかった(起こさなかったとも言える)。ただそうは言っても、単に遊びに行くとかじゃなくて異性と2人きりで旅行に行くってことは流石に好意があったりしないとやらないことだよねと思ってた。少なくとも普通の男性はそうじゃないかなぁと思うし、自分自身は恋愛経験がなかったのでこの段階まで来たら少しばかりそう思ってしまっていた。でも、このぬいペニショックという言葉を知って色々と調べていくうちに、自分が女に「ぬいぐるみ」として扱われているのだとしたら、愚痴を吐かれてたこと、そして隣のベッドで寝ていても心配にならないオスとして受け入れられていたことへの合点がいってしまい、現状その方が納得できるような気がしてしまった。
他人に嫌われておらず、無害な人間だと思われること自体には安心感を覚える。しかし、自らの無害であるというその一面を利用されていると思うと、誰であれそれ以外にどう思われていようと大体の人はなんとも言えない気持ちになるはずだ。
今回に関しては、"横で寝ていても襲われる心配をすることのないぬいぐるみ"という真正のぬいぐるみと同じ働きをしてたかもしれない。それに側から見れば一緒に行動していればカップル以外の何者でもないので、外では用心棒的な役割もはたしてしまっていたかもしれないし、ホテルとか移動手段についても、思えばほとんど自分が手配してた。ぬいぐるみが旅行の手はずも整えて、用心棒の働きもしてくれたら最強だと思う。この旅行で、都合の良い存在として愚痴を吐かれていたことよりもさらに自分が「ぬいぐるみ」であることを認識できてしまい、これまで抱いていたぼやけた複雑な気持ちが、明らかなはっきりとしたものになっていた。
多分こっちがその先のことを持ち掛けるなり手を出そうとしたら、破綻するのだろう。一応自分がこうやって冷静に?奥手になって?勘違いしてないがために、ぬいペニの手前で立ち止まっているというのが今の関係か。
一応その人とはまだ旅行して遊ぶ予定もあるけれども、よく言えば男友達、ストレートに言えば都合の良い「ぬいぐるみ」扱いをされていて、そう思われたが最後、もうずっと変わらないのかと思うと、恋愛関係にないので割り切りやすい反面、これがずっと続くとも思えず終わりも見えているので、何をしても憂鬱にもなる。ただ、だからといって、ここからどうすればいいか分からないし、向こうにそう思われてしまっている以上何もできないけどね。
男女の友情というものも成立こそするとは思っているけど、結局若いうちだけな気がするし、成立してもこんな感じでものすごく脆い気がする(要はお互いの状況次第)。ああ、人との関係構築とはなんて難しいことなんだろうと思う非モテ童貞の嘆きでした。
男女の友情が成立するかっていうか
「ちんぽとまんこがあったら入れてみよう」脳なだけだと思う
セックスしたいと思ったら友情が消滅してるかっていうとそうでもない
別機関
前提1:男女の友情は成立しない。
成立しているように見える例はワンチャンあれば必ず性欲を出すだけ
どちらにせよ99%に当てはまる中の1%の例外を主張しても意味はない。
前提2:男は友と仲間には優しいが、他人には優しくない。
これは傾向程度な気はするが、ざっくりと男で語るとこうなるでしょう。
前提3:男は弱者にはたまに優しいが、それは善行の為でしかない。
この3点から、女に対して性欲を無くすと、性欲の湧かない他人となる。
他人なので見ず知らずのおっさんに対する態度と同じになり、優しくなくなる。
という結論が導ける。
そもそも、女性側が「無害な男性」をお断りするにも、色々なパターンがあると思うんだ。
観測してると、女性でもさすがに30超えると内心焦りが出てくるパターンは多いとは思うけど、20代だとお独り様を満喫してて、という人って多いようにも思う。そういう時に、なんとなく仲良くしてた男性にアプローチかけられても「別に今そういうの求めてないんだけどなあ」というのは見たことがある。
男性側からすると、友達枠に置かれることは、下位互換というか「所詮友達か……」という感情になることが多いんだけど、「友達だと思ってたんだけどなあ」みたいな愚痴を友人の女性から聞いたこともあるし、某癒し系を銘打ったSNSで「男女の友情を信じてたけど、結局何度も告白されて幻想だと感じた」と書いてる人もいた。
実のところ「異性との真の友情」というある種の美しい物語の成立を(実際にどうかは知らないけど)本気で信じてる女性は少なからずいるわけで、そういう向きからすると「裏切られた」とは感じるっぽいのよね。昔、漫画かなんかで「友達だと思ってたのに」と告白に対して内心愚痴るシーン見た覚えがあるけど、実情に即してるような気もする。つか、俺は男で配偶者いるけど、それはそれとしてこの物語は実際成立してると信じてる側でもあるので、それを恋愛でぶっ壊されたくないって気持ち自体は結構わかる。
「生理的嫌悪感」という意味ではこのパターンも多いんじゃないかな。俺自身が(たぶん)これやらかした覚えがあるんだけど、慎重に距離を詰めていた相手にアプローチかけるときって、緊張もあって挙動不審になりやすい自覚があるし、そのタイミングで急速に「えー?」てなることもあるような気もする。ちなみに、具体的には昔なじみの女性と深夜まで二人でお花見しながら昔話やらしてて、なんかいい雰囲気だなと帰ってから感じたんで、LINEで今更服を褒めるみたいなことやらかしちゃったんっだけど、以降は既読のみになったのよね。普通に会ったときにさらっと褒めとけよとこの件では後悔した覚えがある。
これがまさに議論したい本体なんだと思うけど、1 or 2 or 3のケースを4と誤認してるケースも多そう。
1.と2.以外は実際に女友達やらから直接聞いたことがないんで推測が多分に入るけど、友人枠の男性がお断りされたケースを全てぬいペニ問題で括ろうとする向きにはなんだか違和感がある。特に増田とかTwitterとかの非モテ界隈で顕著だからか、当事者の意見がそっちになってることもあるように感じるし、もうちょっと精密な議論をした方がいい案件でないかな。
LINEのグループが盛り上がっているみたいで通知のバイブ音がめちゃくちゃうるさい、これで目が覚めた。
半目でグループのトーク内容を見てみると、どうやら安倍元総理がそんなに遠くない大和西大寺で銃撃されたらしい。
タルギアの世界ではないんやぞと思いながら、現実の話だと受け入れるのに時間が掛かった。
体が震えるほど動揺した、日本で銃を使った襲撃事件が起きるとは思っていなかったから。しかも被害者は安倍元総理。 長い間見慣れた人で、今年の近畿大学卒業式にも来ていてとても赤の他人だとは思えなかったからである。
日本もとうとうここまで来たか、2022年に入ってから、いや俺が大学に入学してからろくなことがない。世界全体に暗い雰囲気が
蔓延っているように思えてならない。コロナで気分が沈み、大国ロシアが戦争を始め、日本の元首相が銃撃された。
しかも最近運が悪い、ついていない。女には振り回されるばっかり、良い感じ!と思っていた女の子はみんな別の男を作ってどこかへ行ってしまう。
まあそれはいつものこと。友達はなんだか女の子と楽しそうにしていてなんだか一人取り残された気分になっていた。
そんな気分の俺には重すぎるニュース。重い気持ちを奮い起こしてなんとか大学へチャリを漕いで行った。片道20分といえど最近は 溶けるくらい暑いので重労働。
なんとか着いて電磁気の授業を受ける。先生がいつものように授業を始める、案の定就活関連の話で30分くらい潰れた。
就活の話をしてくれるのは本当にありがたいことだ、厳しくて高圧的でとっつきにくい先生だけど、実は誰よりも僕たち怠惰な大学生を気にかけてくれているのかもしれない、
そう思うと少し嬉しくなる。俺は人に優しくされることが少ないように思う、ちょっとくらいはみんな俺に優しくしてくれ。そんな俺は些細な優しさにも感動してしまう。
授業が終わって先生と話すのも嫌いじゃない、今日はどうやって企業を探すのかと質問した。
自分の興味がある業界か、それともやっていけそうと思う業界か。それは君次第だね〜と言われた。病んで辞める人が一番多い、8時間やってける仕事を選びなさいと言っていた。
君は彼女いるの?と聞かれたので、今はいませんと答えた。ちょっと強がりな答えかもしれなかった。昔はいたんだね彼女が、じゃあ君はその人と結婚するってなると相当覚悟
いるでしょ?その覚悟と一緒だよ就活は、と先生は言う。なるほど納得、電磁気もこれくらいわかりやすく教えてくれたらいいのに、けど電磁気そのものが難しいから
先生のせいでは決してない、むしろ丁寧に教えてくれるのでありがたい。まあ結婚に失敗したら離婚すればいんだけどね〜と笑いながら言う、苦笑いで返すしかない。
電磁気の教室は8階、エレベーターが混んでいるのでいつも階段を使うが、上りはほんとにきつい、山登りの気分。下りはそんなにキツくないけど目が回りそうになる。
1階まで下る途中で7階に就活の資料があることを思い出したので5階で踵を返し、7階に戻る。24卒向けの情報はまだない、意外な企業からの求人が多くて参考にはなった。
図書館前のベンチで勉強、後ろの席で男一人が女の子二人に男女の友情は成立しないと偉そうに講釈を垂れている。やかましいわ、自分が女の子からちょっとモテるからって
いい気になるんじゃない、と妬みつらみの気持ちで盗み聞きしながら勉強していた。なんだかんだで勉強していると、17時ごろに安倍さんが亡くなったというニュースが流れてきた、
分かってはいたが公式に発表されると現実味が増し、えもいわれぬ悲しみと恐怖で気持ちがいっぱいになって泣き出しそうだった。
そのあとサークルのミーティングに行った、友達といると少しは気分も紛らわせる。今日は家にご飯がないので友達とラーメンを食べに行った。 ラーメンを食って友達とタバコを吸う、
濃い味を食べた後のタバコはなんであんなに美味いのか。女子の友達が彼氏と別れてくる、と言い残して帰っていったので男だけになった。男になった途端に女、童貞、セックスの話しかしない。僕は童貞っぽいと言われるので直し方を教えてください〜と俺の友達に問う。自慢げに友達は答える。みんな女が欲しいよね、俺も欲しいけど女の話ばっかりしてると滑稽な気がするので俺は終始口を開かなかった。チャリに乗って帰宅。今日は誰もいない、友達と今日の出来事、最近の悩みについて話す、大小問わず暗い出来事ばかりの俺たちは否応なしに会話の内容も暗くなってしまう。腹を割って話せる友達がいるだけ幸せだ。なんだかんだで0時までの課題を仕上げる、一息つくためベットに横になりYouTubeを見る。しばらくすると両親が帰ってきた、父が激しく俺を呼ぶ、嫌な予感しかしない。母が自分では歩けないほど酩酊していて介抱した。どうせ父の女の話をするために二人で外食していたのだろうと思っていたが、予想は当たっていた。酩酊してもなおビールを飲もうと缶を開ける母、ものに当たり叫ぶ母、また喧嘩を始めた、勘弁してくれ。ヘッドホンをしていれば声は聞こえないが激しい喧嘩なので振動が伝わってくる。俺は今年で21歳、もう子供じゃない立派な大人だ、情けない話だが夫婦喧嘩に怯えてしまう、普段とは豹変した両親が醜く喧嘩をするのは見るに堪えない、しかも喧嘩の原因は痴情のもつれ、それは20歳前半までにしてくれ。
過度のストレスを感じて体が震える、まともにパソコンもタイピングできない。こんなとこには居たくないと、パソコンとiPadを持って家を飛び出た。喧嘩の収集がつかない時はいつも俺が仲裁に入る、俺は家の中で常に気を張っていなければならない、うんざりしているが両親は見捨てられない、学費を払っているのは誰だ、飯を作っているのは、洗濯をしているのは、そんなことを考えると放っておくわけにはいかない。しかし、今日くらいはわがままを言ってもいいだろう、マックに避難だ。
親に親らしいことをしてもらった記憶がないわけではないが、愛情がなかったように思う、いつも俺を道具に喧嘩していた、当てつけのように小言を言われた、俺の悩みを聞いても社会に出るともっと辛いと一蹴された、俺が自立しようとするとヒステリックを起こして暴れていた、父との関係が悪いと思いきや仲直り、俺の誕生日に家に帰ると年甲斐もないようないちゃつき方をしていた、俺は家を出てコンビニで泣きそうになりながら友達と電話した、親の二面性をこうも強く見せつけられると気が狂いそうになる、助けてくれ、子供なのはどっちなんですか、俺は小さい頃からわがままも言わずに育ってきた、勉強もやるし素行も悪くない、大学だって悪くない、それでも俺は不完全な、望むような息子ではないと言うのでしょうか、ごめんなさい可愛げのない息子で。少しくらは俺のわがままも聞いて欲しい。
そう思ってマックで長々と文字を打ってしまった。正直消えてしまいたい、大嫌いな親から生まれた自分も大嫌いだ、だけどここで死んでしまっては親に負けたような気になって胸糞悪い、死んでたまるか、彼女を作ったり趣味を楽しんだりして幸せに暮らすんだ、俺は負けない、自分自身に負けない、負けてたまるか、昨日の自分に負けないために今日も頑張る、例え報われなくとも、足掻く価値はある、負けるものか、絶対に負けるものか、がんばれ俺、ひとりぼっちかもしれないけど頑張れ俺、きっといい事がある、自己研鑽に励め俺、俺はいいとこもあるはず、自信を持って胸を張って生きていけ。幸せになってみせる。
ある、という人もいれば
ない、という人もいるだろう。
ちなみに私は「ある」派である。
但し、一見お互いに友人だと思っているけれど、片方は隙あらば「セックス!」みたいのが
では、どうやったら真の男女の友情が培われるか、だが。
え?
と思ったかもしれないが、男女の友情なんてどうせ片方はセックスしたいって思っているのがオチなのだから
理想としては「お互いに性欲がありセックスしたけれど、お互いに体の相性に納得いかなくて、もうセックスしなくていいや」という、この感情である。
この感情さえあれば、男女の友情が成り立つと言えるだろう。なぜなら、もうその相手とのセックスに興味がないからである。
あるネットサービスで出会った一人の男性とかれこれ5年ほど連絡を取り続けている。
こちらは無職なうえ友達も恋人もいなくて話し相手がほしかった、相手も彼女と別れてすぐだったらしく話相手を探していた(といっていた)。
たまたまそこで関係性がつながり、今ではだらだらと電話やメッセージを送りあったりする仲になった。
アラサーにもなって本当にどうでもいい話ができて、攻撃的なツッコミをしあえる。
恋人ではないのでお互い雑に扱ってもなんら気にしないし、変に束縛したり心をうかがいあったりすることもない。
しかし話し始めて約2年たったころに相手から愛の告白を受けた。
ていうか現実の男ですら浮気されて信用ならないのにネットで出会って~~とか恋愛以前に人間として信用できないから。
どうせやりたなったんじゃろ。
いや、無理でしょ。
逆に本気で惚れてるとしたら君がおかしいよ。
でもそうか。
ここで振ったら関係終わり?
連絡断つのはなんか、さみしいじゃん。
というわけでしれっと流して今まで通りの関係を続けることにした。
そうして3年たった。
未だに連絡をとり、直接会うこともなくだらだらしゃべり続けている。恋仲になるでもなく。
おいしいものを食べたり楽しいことがあったときに浮かんでしまう。
ただ相手のことを何も知らない。たとえ極悪人だって嘘ついて善良になりきることができる。
そういう自称だけで成り立っている関係だとわかっている。のにだ。
もう長いこと恋愛をしていない。
なにをもって好きだと認めていいのか、どうやって恋愛を始めるのかすらわからない。
こんなんだから幻想の相手に好きだと思い込んでしまうんだろう。
どうせ騙されて終わるんだ。
私はゴールデンカムイって日本版ホワイトセイバー(White savior)だと思っているから
到底そんなポリコレ的に優れていると思えないんだよなー。
主人公二人が成人男性同士の『グリーンブック』でさえ、黒人が白人に一方的に守られている、従属していると批判した人達がいたが
その文脈で言うとゴールデンカムイのような成人男性と幼い少女なんてその設定の時点で駄目だろうと。
まあ個人的にはホワイトセイバーに分類される作品って単にマジョリティが感情移入しやすくするための舞台装置だと思っているから、それだけで否定しようとは思わない。
ゴールデンカムイもアイヌ側主人公の方が成人男性なら日本人主人公とは友情ないしブロマンス、成人女性だったら恋愛にするか敢えて恋愛にならない男女の友情を描くか
幼い少年だったりしたら成長してやがて日本人主人公を越えるとか色々対等に描く方法はあったと思うんだけど
少女っていうのは一番アウトな造形だったと思っている。