はてなキーワード: 限定解除とは
地元のスポーツクラブに所属しているのだが、ここで1カ月に一度は飲み会がある。
そして、自分らでマイクロバスを持っている事をいいことに、飲み会のあとはそれで酔っ払った連中を送迎する習慣がある。
で、前は仲間連中で決死の(笑)じゃんけん大会がひらかれ、負けた奴がハンドルキーパーという習慣があった。
しかし、俺が中型免許の限定解除をして以来は、酒が一滴も飲まないので(飲むと虎ならぬ猿になるので誰も飲ませてこないゾ❤️)自動的に俺がハンドルキーパーになっている。
飲み会は割り勘なのだが、一度ウーロン茶をウーロン杯に間違って酒を飲まされ、猿になったときに「ハンドルキーパーで酒飲まないんだから割り勘なのはおかしいだろ!」とぶち切れたところ、それ以降、大切にしてくれるようになった。
飲み会の時は、監督や長年者を差し置いてまずは俺のスケジュールを抑えてからスケジューリングするようになったし、店も予約が開いている限り100%要望が通る。
一番よく使う居酒屋では、デフォで俺の大好きなパンケーキを用意してくれるようになったし、抹茶がメニューに加わった。
さらに、お酒を飲まないと言う理由でいつも割り勘は1000円引いてくれる。
つまり。
優遇される事が気持ち悪いと言う女子は、中型免許をとってマイクロバスを運転できるようになったらいいんじゃないかな。
そうすれば優遇されても納得感あるよ。
4輪の免許は持っていてリッターカーばっかり乗り継いでウン10年。
速度の違いがあるとは言え、あれだけ広いサーキットでプロのライダーが乗っていても亡くなる人が出ていることを踏まえれば、
一般道でも転倒すれば命の保証がないことは承知の上で、バイクはずっと乗ってみたいと思っていた。
ちょっと調べた感じ、250ccという排気量は保険料が最も高かったり高速は基本不向きというデメリットはあるものの、ラインナップは一番豊富かつ使い勝手も趣味性と実用性で半々くらいのクラスと聞く。
だから狙うなら250ccかなーと思ったのだが、その中でもできればより軽くパワフルな2ストを試したいと思っていたり。
その中でも某漫画の影響で、ネイキッドとか今だとストファイと言うのかな?そういうカウルのない2スト250ccが面白そうというか。
もちろん2ストのジャジャ馬ぶりもつぶさに聞くので、免許は自動二輪を取ってなお2ストへの憧れが冷めなかった場合は限定解除も取ることで、万全の技量を身に着けて乗るつもり。
ところが…なんと2ストは今や新車ではほぼ絶滅状態?少なくとも国産メーカーの新車がないことはハッキリしている。
これは内燃機関の性質上、2ストが4ストと比べて環境性能で大きく劣るからとのことで、バイクに限らず2ストエンジンは世界的に規制の対象と。
最初に言っておく。私は、日本人だけのレイプ合法化に賛成でも反対でも無い。
25年前ならまだ違っていたが、現在では、日本には他の選択枝は既に無くなっている。
にも関わらず誰もこのことについて公言していない。だから私は言っている。
2020の今だけ世界を騒がせている新しい風邪(新型コロナウイルス)については最後に少し語るとして、それを除けば、日本における問題は、少子化につきる。
全ての問題は少子化に帰結する。少子化が解決すれば閉塞した現代日本を悩ませている問題はほぼ全て解決できるといっても過言ではない。
少子化に対し、今まで多くの施策を講じてきたが、成功はしていない。「足りない」という者もいるだろうが、今まで通り施策を増やしたところで、成功の見通しを語る者はいない。増やしたところで成功するとは皆、思っていない。これは全ての人間が同意するところであろう。そして、それは正しい。
アメを与えて子供が増えることは無いということは皆が理解した。次はムチの番である。強制的に増やすしかない。
1.既に禁止されている中絶殺人の禁止を厳格・全面化する。ピルも一切認めない。輸入には殺人と同様の刑罰。
2.出産または妊娠したもので無ければ女性は大学入学資格及び公務員採用を保留する。大学,職場内の託児所設置の義務化。
3.国民に、具体的な数値目標を提示する。その数値目標を達成できない場合はレイプ合法化する。具体的な数値は今後、議論を深めるべきだか、叩き台として1年後に出生率1.7。数値目標の実現性は十分でなくていい。何故なら、数値目標を国民はどうせ達成できない。
4.期限内に数値目標が達成できなければ、レイプ合法化を限定的に実施する。限定解除は目標への達成率を妊娠件数などから見ながら徐々に解除する。
4-1.35歳以上~39歳以下の執行猶予者、懲役刑を過去に受けたもの
4-3.30歳以上~39歳以下
4-4.14歳以上~39歳以下
またレイプ参加者のDNA登録制度創設。レイプにおいて帰化人は日本人とは認めない。口座と紐付けし、父親と判明した際、生活費を差し引いた残りのいくらかを養育費として自動引き落とし。
コロナ禍で経済活動が沈み込んだ現代こそ、再緊急事態による自粛下において、国民総子作り運動を行うというのは丁度良い。今、実施すべきであろう。
自宅待機の現代ならではの施策として、レイプのための住居侵入の合法化なども考えられるだろうが、そこまでは否定的である。理由は下記に記す。
最後に、レイプ合法化ではあるが、実は子供をレイプで増やすのが目的ではない。
レイプ合法化により、レイプで子供が出来ないよう、妊娠及びパートナーの積極的な選択が起きる。これを期待してのレイプ合法化である。もちろんそれが不可だった場合にはレイプで子供を増やすこととなる。
◆Rape..lZFE
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 95 | 12099 | 127.4 | 53 |
01 | 47 | 5527 | 117.6 | 60 |
02 | 40 | 4850 | 121.3 | 51 |
03 | 41 | 6045 | 147.4 | 54 |
04 | 66 | 5262 | 79.7 | 48.5 |
05 | 34 | 2064 | 60.7 | 31.5 |
06 | 51 | 3526 | 69.1 | 36 |
07 | 91 | 11153 | 122.6 | 37 |
08 | 116 | 7575 | 65.3 | 41.5 |
09 | 123 | 11428 | 92.9 | 51 |
10 | 141 | 13159 | 93.3 | 53 |
11 | 121 | 7794 | 64.4 | 48 |
12 | 129 | 11288 | 87.5 | 52 |
13 | 141 | 19263 | 136.6 | 45 |
14 | 130 | 6914 | 53.2 | 35 |
15 | 113 | 7351 | 65.1 | 44 |
16 | 126 | 9842 | 78.1 | 40.5 |
17 | 129 | 11256 | 87.3 | 37 |
18 | 153 | 9884 | 64.6 | 28 |
19 | 194 | 16490 | 85.0 | 32 |
20 | 171 | 11117 | 65.0 | 35 |
21 | 159 | 8240 | 51.8 | 28 |
22 | 137 | 12265 | 89.5 | 38 |
23 | 100 | 11566 | 115.7 | 47 |
1日 | 2648 | 225958 | 85.3 | 41 |
AT(26), 40万人(8), MT(19), 藤原啓治(3), 4月16日(3), 限定解除(4), 回復者(4), iPhoneSE(4), 白タク(3), 高井(4), 所得制限(9), 10万円(65), 給付(61), 一律(42), 10万(52), 密(13), 30万(19), 医療崩壊(19), ルッキズム(12), 緊急事態(35), 麻生(14), リモート(30), 配る(15), テレワーク(19), 休業(15), 自粛(61), コロナ(236), 宣言(36), マスク(86), 感染者(36), 自己責任(19), 外出(24), 医療(32), 要請(14), 騒動(16)
■大切な人大切な人、うるせえよ /20200416000601(51), ■免許取るならMTかATか /20200416145621(26), ■パブリックエネミー自己責任論者 /20200415234616(15), ■元ネトウヨだったけど今は政治も民族も日本もどうでもよくなってダラダラ平和に生きてる /20200416194506(13), ■コロナウイルスにかけたAVタイトル /20200416135050(10), ■いまだに世界恐慌が来るって言ってるやついるけど、 /20200416212245(8), ■不謹慎なダジャレブコメ気にしない方法Siriたい /20200415224643(8), ■リベラルって何なの? /20200416180927(8), ■女性に写経をしたい /20190611211600(7), ■オタクの味方です的なツラしてた奴らがリモート飲み会してて萎える /20200415033616(7), ■女性名でない「○子」ってどれくらいあるの? /20180723074640(7), ■美容整形って女性差別じゃないの? /20200416093350(7), ■FBでジョン・F・ケネディの名言を書いたら /20200415171617(6), ■お〜い!10万円くれるらしいぞー /20200416192627(6), ■妻が買ってきたパンの危険度 /20200416024423(6), ■26歳で年収1000万だけど凄い???? /20200416065738(6), ■一律10万円らしいが来年から恐怖の大増税になるのわかってる?? /20200416151018(6), ■俺はオタクが2007年頃に「俺達の麻生」って担ぎ上げてた事ずっと覚えてるからな /20200416161035(6), ■血液型 /20200416112955(5), ■働けないけど遊べますが何か /20200416072943(5), ■宗教の人「AとBは等しい」 /20200416081621(5), (タイトル不明) /20090321134516(5), ■こちとら最初から自粛してんだよな /20200416154830(5), ■みんな10万円何に使う? /20200416174008(5), ■マスクどこで買ってるの? /20200416192016(5), ■10万円配って何になるのか全くわからない /20200416202801(5)
MTの方をおすすめするよ。MTの方がギアの仕組みを体で理解しやすい。
普段乗るのはATだけどというかATだからこそ、教習所でしかその理解はできないので、
1時限でも早く免許が欲しいのでもない限りMTで取ることをおすすめする。
なお限定解除をすればいいと言っている人で本当に限定解除をした人は見たことがない。
車に興味なく、どうせ買うのもAT車だろうって事でAT限定で取得。
ただ、仕事でMTの社用車が乗れずに周りの人から無言の圧を感じてたし、嫁さんも働きに出るって事で自分の車が必要になり、金がないので激安MT中古車(片手で数えられる金額だった)に乗る必要性に迫られたので、限定解除したよ。
限定解除は地元の交通センターでの実技試験。乗る前に車の下の確認とか、「右よし、左よし」なんて忘れてた。結局6回目で合格。
取れるときに取った方が手間なくていいよ。
MTのバイク乗りつつ普通免許はAT限定のアラフォーおっさんだけど、必要になったり欲しくなったりしたら限定解除しようと思ってたけど全く必要にならなくてそのまま
そもそも四輪って、UIが悪い(アクセル・クラッチ・ブレーキ・シフトレバーを同時に操作できない)からMT乗ってもバイクほどは楽しくないしね
恒例の「別に出なくてもいいんだよ? 飲み会」にて、いつも大人しくて可愛がられていた経理が遂に爆発した。
「経理ちゃんは美人で得してるねえ」そうですね「経理ちゃんは肩凝りひどそうだねえ」そうですね「妹さんもそうなのお」
バチコーンの音が三回続いた果てにチーフと副社長の「まあまあ」が飛び交い、さらに小一時間たった後、経理はこっちにやってきた。
いつになく顔が真っ赤で、酒臭い。これはアルコール限定解除したっぽいな。
これから話すのはこの経理に関する顛末だ。長くなるが大丈夫な人は聞いていってほしい。主に俺のために。
翌日マグカップに不審なポストイットが貼ってあった。「実はカタチから入るタイプなんで一緒についてきてもらってもいいですか」
謎の距離感に戸惑いつつも俺は、週末に”しまうら”に連行されることになった。
「RPGでも町についたらまず装備を揃えるタイプなんで」誰だってそうだが。
というか経理ってこんなやつだっけ。職場では昼休みとかに話す仲だが、基本無口でイワユルおっとりさんの印象があった。例の宣言が効いてきているのだろうか。
いままでは、タイトなジーンズ・カカトがあまり高くないパンプス。上半身フワリを下半身で締める。フェミニンな見た目だったが窮屈だ。まずはここらを改善していく。
”しまうら”は近年ではラインナップがかなり充実してきているみたいだった。petit price でも大人の全身が問題なく揃うのだ。
昔のユニクロのようにシャツだけはヤメトケみたいなのは無いし、縫製も下手な若者向けブランドよりはよほどシッカリしていて、何より値段が安い。
安すぎて不安が頭をもたげてくるくらいだ。
ねえ、いい大人がスリッポン・アンダー二千円で通勤は流石にどうかと思うし、せいぜい紐靴にしようよ、スニーカーはニューバランスが大正義だよ、革との混合もあるよ。などと申し上げた。
「徹頭徹尾ラクでいいじゃん。ベジータの戦闘服みたいでさ」旧型の肩のないアレか。
やがて試着室から出てきた経理を見て唸らざるを得なかった。なるほど。これはパーフェクトに過ごしやすそうな格好だ。カジュアルコーデに擬態したジャージみたいだ。
実際あまりにも楽チンだったらしく、経理は服のタグを切ってもらい、礼をくれたあと、そのまま着て帰った。
面白いので次の日は早めに出社して、経理の出社を観察することにした。
しまうら装備で全身を固めた経理はさらにサングラスを重ねてやってきた。頭部の強化もバッチリだね。
はたして、モーセが海を割るように、様子をうかがっていた有象無象は散っていった。先週の三連撃が効いているのか、マネージャー界隈も文句は言えないようだった。
ギョッとしたので忘れられないのだが、この朝の経理は仕事の手始めに机の上を、散らかし始めたのだ。書類の束をひっくり返していた。
後にこれについて、経理はまず原則論を説く。「片付いた机は美的見地からみると、良い」環境が美しく整っていれば、それは周りの人間の生産性を向上させる。へえ。
俺などは誰かに片付けろと言ったことも言われたこともないけれど、なんとなく散らかすのが気が引けて、備品の山からくすねてきたブックシェルフやらトレイやらで書類を整頓し、ティッシュボックスを磁石バーで机の天板の裏に貼り付けていた。部署内では割と褒められた。増田クンのとこもキレイだね。となりで仕事してて気持ちいいよ。エヘヘ。
しかし経理は原則を完全に無視した。「個人の効率性の観点からは結論は、全く異なる」いま必要な書類を最も手近な場所に文字通りぶち撒ける。好き放題スペースの許す限り広げる。物理的に距離が近いんだから、アクセス速度は最速になる。
俺の部署にはデジタル管理派も多いのだが、経理は紙の書類を愛した。いわく「紙は縦引きができないが、代わりに解像度が最高で、レスポンスも最速のデバイス」らしい。
不要になったらそのタイミングでガッとまとめる。付けやすく取り出しやすいクリップで留めて雑にボックスにブチ込む。経理はクリップの役目をプラスチックの洗濯バサミに負わせていた。
「もう手段は選ばないことにしましたから」全体が下がったぶんを突出した誰かが補えば、まあ帳尻は合う。
経理は化粧もそこそこに、ときには髪を振り乱して仕事と格闘していた。明確に差が出てきたのは三ヶ月後だった。
チーフを通して噂話として聞いたのだが、解き放たれた経理は旧版の実に二倍の速度で稼働しているだけでなく、こっちの部署からも進んで雑務を引き受けているということだ。俺はこれは咎める必要があると思った。
なあ、華を拒絶だの女を捨てるだの言ってたけどさ、もともとそんな役割みたいなのを経理が背負う理由はないんだし、だから捨てた分を仕事でカバーしなきゃ舐められるみたいなことは考えなくていいんだよ。
無理しなくていいんだよ。
このようなことを赤坂のバーにて弥勒菩薩の表情で述べショットグラスをあおったところ、直ちに喉にチョップを食らった。
ゴッ ゴホッゴホッ な、なにすんねん
「増田のそういうとこ、言うなれば気の抜けたコーラだと思われます。ワンペナね」ペナルティを食らってしまった。
フォローしてくれる気持ちは嬉しいけれども、と断った上で、いまの自分は仕事が純粋に楽しいからやっているのだと打ち明けてくれた。
もはや制限はない。邪魔は入らない。前よりはるかにペースが速い。成果が目に見えて現れる。能力の向上を実感する。成長している感覚が身に染みてわかる。
化粧の省略やら洗濯バサミの工夫やらハードディスクをSSDに変えた話やら完全栄養食の検討やら、エンボディチェア導入の話やら。エンボディチェア?
話には聞いたことのある椅子だ。経理いわく発売日はちょっと古いが、めちゃめちゃ背中にフィットして、時折ぶり返す腰痛のために良いだろうとのこと。
しかしその椅子、とにもかくにも値段が張るはず。ひょっとして十万超えるんじゃないの?
「近所の人同士で直接売り買いできるサイトがあるんですよ。そこで中古を買えば送料込みでもっと安くなる」
うーん、それって経費で落ちるの。っていうかそもそもそこまでやる?
真剣な目だった。
経理はただただ自分の為だけを考えてる。考えればそれは仕事人として当然のあり方である。そんな経理を上から目線で慰めんとした俺は、なるほど気の抜けたコーラである。しつこく粘り気のある苦さが残る(いや無理やりの解釈だこれ。真意不明ナリ)。
酔いでボンヤリとした脳が、まれな顧客との会合のために十万円のセミオーダースーツを注文していたのを思い出していた。もちろん言えなかった。
「増田もわたしも、一日の時間の大半を会社の椅子で過ごすじゃないですか。だったらそこにカネ掛けるのが最もコスパがいい」
気の抜けたコーラを脇目に、拘束具を脱ぎ捨てた経理はすでに周回差をつけつつあるようだ。
夜がふけて、経理は俺の背中にしがみついていた。類人猿ゲーム「Ancestors」で子供のお猿が親のお猿にしがみついてたみたいに。飲みすぎですよ経理さん。
タクシーまで担いでって運ちゃんにドン引きされたあと、マンションに辿り着いた。エレベーターまでが意外に長くて、経理の意識はすでに朦朧としていた。
経理いわく「アルコールが眠気に変換される体質・眠り上戸」らしい。そういうのがあるんだ。
「すみませんねえ…」
キミ体重重いよ。
「一理あるっすねえ… もってくれよぉ! お前のカラダぁ!!」
不意打ちを食らい、よろけてしまった。急に笑かすなや。
経理の部屋の内装は、むしろ男っぽかった。木製の棚板のアイアンのシェルフ。自然色をベースにしたモノトーンに寄せた家具。経理はもともとはこういう奴なのだ。
無印良品と思しき匿名的なベッドに経理を押し込んで、覚悟を決めた。終電は既に消え失せていた。
ある程度以上酔っていると、体質次第では急性アルコール中毒になりかねない。寝ているうちに吐瀉物が喉に詰まって呼吸ができなくなるケースを聞いたことがある。
今夜、この部屋を離れる訳にはいかない。
「ごめんなさいねえ… 増田、男性なのに」そっちにワンペナ、これでチャラな。
応答を聞かず寝入ってしまった経理を尻目に、タバコをくゆらせて一服し、冷蔵庫から引っこ抜いたコーラ缶(150ml増量)をカラにして灰皿とした。これくらいはいいだろうと思ったんだが、これが完全に裏目に出て翌朝こっぴどく叱られてしまう。息つく暇もない、情け容赦なきフルボッコだった。
長くなったが、以上が経理に関するレポートである。俺は考え直さなければならなかった。会社には経理以外も女性がいる。そして俺たち男性についてはどうだろう。
ここに断っておかなければならない。俺は、経理の女性を捨てる観念が必ずしも妥当なものだとは考えていない。相互作用的に周りを巻き込むのは良いが、そもそも捨てずに済むなら越したことはない。
経理なりのリミッター解除の方法が、ただそこにあったんだと思う。
先に述べた顛末のあと俺は海外に飛ばされた。連日ケチャップとマスタードの濃い味ファストフードを食みながら、自らを振り返った。結果、男性であることはむしろ自分自身をブーストする効果があるという結論に至った。
カフェインのような働き。
ギリギリに追い詰められた状況で「おれは男だ!」の考えが、必要なエネルギーを強制的に絞り出す。たちの悪いことには、深いレベルに刷り込まれた思考の習慣は常時起動型の特性なので、都合の良いときにだけ発揮させるのは、たぶん、難しい。
ならば捨てるか。あの人のように。
迷いを残したまま、つい先日、俺は再び日本に舞い戻ってきた。さてじゃあもう一度、元の職場で頑張りますかという矢先に、懐かしの経理から久々のラインが来たんだ。
皮を被り直したみたいに、経理ははじめ、煮え切らないスタンプでごにょごにょ言っていた。
そういうのいいから、さっさと用件を言ってくれと頼むと、
結婚が決まった、とのこと。
おめでとう。間髪をいれずにクラッカーを打ち鳴らすスタンプを出すことができた。職場の外では女性である。解っていたことだ。もちろん。
ここ三年で知り合いの女性の八割(八人)もが結婚した。良いことだろう。人生を前に進めた、という言い方はペナルティを食らうかもしれないが。
でも正直にぶちまけるとこのとき瞳は高速でサッカード運動を繰り広げていた。お・お・お・め・め・め・ででで
これからどうしよう。
何もかも押し殺して「割と仲の良い社員ふたり」の関係に落ち着く?
この世界で誰も彼もがやってきたように。自分の気持ちに蓋をして「男女の友情はあるんだ」学派に転向したフリをする。
生活を、やっていく。
みんながやっているように。それが男… いや人間の強さである。これこそが真の勇気である。
そんな振る舞いができるだろうか。
「できる」んだなあ。
どうしようもなく「可能」なんだよなあ。そういうのはさあ。
馬鹿じゃねぇの? って思ったけど意外と批判が少なくて考えさせられるな。
免許を取ったからって車に乗れるかどうかは別問題(子育ては更に別)なんだが、危険運転する馬鹿を排除すれば車社会としてはいい面もあるかもしれない、って感じか。
もっと言えば “乗られる車の立場に立って考えれば” 当たり前かもしれない、って話はなくもない。
金で不正取得だとか試験の時だけ安全なふりをする奴なんかも出るだろうけどさ。後は車の方にも色々と問題が――、いやいいかそれは。
ただまぁ、ネタ半分に話に乗っかれば、認可基準もだが免許の種別は複雑多岐を極めるだろうからその部分も言及すべきだな。
すぐ思い付くのはSMの乙種と甲種、その限定条件に加えて一種、二種等の商用、非商用の別だろうな。
加えて対象年齢制限、性志向の種別、糞便愛好、動物、非生物なんかの特殊免許も要るだろう。
例えばこんな風だな。
それからこう。
後期高齢者限定、SM乙種、プレイは出血寸前まで。同性のみ、商用の限定解除。
色々と幅を持っている人間が有利になるって点ではある種のフェアネス(平等さ)を感じなくもないが、マッチングが問題だろうな。
セックスは免許制になり、免許を持った人間同士が性交同意書にサインした時のみセックスが許される世界。その副次効果として、条件を満たしてさえいれば年齢に関係なくセックスが許されることになった。しかしセックス免許の取得には試験に合格しなければならない。問題は性知識やジェンダー論といった複数の科目から出題される。
あるペドフィリアと女児のカップルは、女児の側がセックス免許を持っていなかった。そこで、試験合格のために二人で勉強会を開いた。人生経験の浅い女児には難しい問題が多く、過去問の点数も思うように伸びなかった。時には「どうせバレないしやっちゃおう」と女児の側から誘うこともあったが、ペドフィリアはやんわりと断った。
そしてようやく女児は試験に合格した。試験に合格してもその場で免許が発行されるわけではない。合格証を性生活支援センターに持参して実技講習を受けなければならない。ペドフィリアが持っているのも、実は免許ではなく合格証であった。講習は普通、免許または合格証を持った恋人と共に受けることになる。(まれに一人で受ける人もいるが、その場合は講師の中から性交相手を選ぶ必要がある。推奨はされていないが、素人相手よりもむしろ安心できるという意見もある。)講師は男性または女性またはその他から選ぶことができる。プライバシー配慮のため、講師には重い守秘義務が課される。とはいえやはりアセクシャルの講師は人気があり、予約が必要である。
講習前に問診票を提出する。設問は「SM的志向がありますか?」「小児性愛的志向がありますか?」のような性的志向に関するものや、「耐え難い性的衝動を経験したことがありますか?」といった依存傾向に関するものがある。回答は「はい/いいえ/わからない」の中から選ぶ。講習内容はそれに応じて変動する。
ペドフィリアと女児を担当することになった講師は、老齢の女性で現役の小児科医であった。ペドフィリアは生まれつき性的衝動が少なかったのでそう申告したところ、「もし今後変化があれば、医療機関へご相談ください」のような事務的なことを言われた。それから小児性愛に関する基本事項の説明を受けることになった。「小児性愛者と児童の場合、生涯を共にすることは難しい」といった内容である。概ねペドフィリアから常々女児へ説明していたことと重なっていたので、女児も頷きながら聞いていた。時にはペドフィリアを自認していても知らないこともあり、学ぶことは多かった。二人の真剣な態度に安心した講師から言われた、「永遠に続かないのは大人の恋愛も同じです。永遠に続かないからこそ、今の関係を大切にしてください」との言葉が心に残った。
それから児童の人体構造についての講習が2時間ほどあった。やはりペニスの挿入は難しいと言われ、「どうしても挿入したい場合、長い準備時間と日数をかけて、少しづつ慣らします。その間は必ず性生活支援センターに通い、センター内で講師の監視の下行ってください」と言われた。ペドフィリアは挿入を重視していなかったが、女児は少しがっかりしていた。また今回のケースでは実技講習の中で処女膜の除去が難しいため、手術によって取り除くかどうかの選択肢を提示された。女児の判断により、後日手術を行うことになった。
最後に実技試験が行われた。今回は挿入は禁止で、ペッティングのみである。ペドフィリアも性交経験はないため、講習は困難であった。講師の指導は優しかったが、「嘘をつかない」ことを厳しく約束された。痛いときは正直に痛いと言うことが大切だと繰り返し言われた。それでいて、「相手は嘘をついているかもしれない」ことは常に意識しておきなさいとも言われた。ややこしいが、講師の説明は納得のできるものであった。
こうして二人は無事免許を取得した。女児の免許は挿入禁止の限定免許である。どうやら今後は限定解除のために通う意思もあるようである。