はてなキーワード: 所謂とは
プログレッシブロックというジャンルをご存じだろうか。いつぞやかのジョジョのEDのTo be Continuedのアレである。まあこれだけだといくら何でも説明不足が過ぎるのでもう少し一般化して言うと「60年代後半~70年代前半に出てきた当時のロックから逸脱しているバンド及びそのフォロワー達がやる音楽」である。具体的なバンド名はググればいくらでも転がり出てくるので割愛させて頂くが、もう数年前とはいえアニメのED(かつネットミーム)になったり、様々なバンドが影響を公言していたりと割と触れる機会がぽつぽつある上、最近ではSpotifyやYoutubeで気軽に聴ける環境が整っているので、なんとなく手を出してみようかしらん、なぞと思う人間ももしかしたら居るのかもしれない(多分そうそう居ない)。しかし、率直に言って若者はこのジャンルを聞かない方が良い。
1.若者が聞いてない
ぶっちゃけこれに尽きる。若者は誰も聞いていない。本当に聞いていない。たとえ聞いてても本当に少数の痛い奴しか居ない。試しに周りの友人に「King Crimsonが~」なんて話かけてみよう。殆どの相手は「何それ?」となるかジョジョのスタンドの事だと思うだろう。
若人が集う音楽の祭典である夏フェスのラインナップを見てみよう。プログレのバンドが一つでもあるだろうか?それが全てだ。他のジャンルと比べコミュニティもないしイベントもない。あってもジジイしかいない。プログレばかり聞いてると普通の友達と音楽の話は一切できなくなる。
2.ジジイはむっちゃ聞いてる
しかし若者が聞いてない分ジジイはよく聴いていることが多い。プログレの話をすると嬉しそうにすり寄ってきてこちらが聞いても居ないことを延々語りだすおじさんが場所を問わずごまんといる。そういうジジイはなまじプログレが今よりもう少し盛り上がってた時期を知ってる分こちらの知らない情報や体験しえない事でマウントを取ってくるのである。プログレハラスメント、プロハラだ。○○の初来日を見に行きましたとか、知らんわ。だからなんだよ。自慢か?お前に××の何が分かる!うるせえよ、好きで悪いかよ。多少自分の知識で話をしただけなのになんで説教されねえといけねえんだよ。
ライブに行っても凄まじい加齢臭、プログレ専門のCDレコードショップに行っても後頭部が寂しい方々しかお目にかかれない。その上一人で店内BGMの拍子取ってるような連中だ。想像しただけでも嫌になるだろう。
ジジイしかいない。海外アーティストの来日公演は高齢者がステージ上でポックリ行かないか見守る会となる。日本のバンドでも若者は殆ど居ない(大概近しい音楽性があったりするマスロック界隈に流れる)。間違ってもアーティストにイケメンや美女を期待してはいけない。演者はジジイ、客もジジイ。演歌の方がもう少し新陳代謝あるぞ。
4.ジャンルとして死んでる
「先進的」と冠するジャンルのクセにぶっちゃけ今活動してるバンドの殆どは大御所という名のやたら豪華なコピバンか既存の焼き直し(ミックス等の音作りの方向性を変えただけで内容的には昔の何らかのバンドと殆ど同じ)ばかりだ。全てではないとはいえ8割そうと言い切ってもよい。完璧に名前負けしてる。
たまにプログレを自称しない若手アーティストの複雑な曲をプログレ的と形容したりするが、ぶっちゃけやめて欲しい。下手にプログレなとどいうラベリングをしたが最後ジジイがジジイを呼ぶ界隈に取り込まれ、ついぞ日の目を見ることが無くなる可能性もある。
5.長い
長い。展開がキモイ。曲の長さは6分くらいが普通の世界で10分20分30分40分平気であったりする。出だしから数十秒が勝負とか言ってるストリーミング社会で平気で5分イントロに使う。延々と不穏なノイズが流れる。最近ギターソロを飛ばす若者の話取り上げられていたがこのジャンルの場合飛ばすと半分くらい消え失せるしそれでもまだ5分残ってたりする。隙間時間にちょっと聞こうとしても歌にたどり着かないなんてことも平気である。(そもそも歌が無かったりもする)
若いうちにこんなジャンルに身を委ねたら最後休日はCD屋めぐりとネット上のデータベース漁りに消えるし、およそプログレでしか聞かないようなシンセの音に興奮したりすることになる。仲間が居ない故の痛々しい選民意識が芽生えたりする。会話の種はどんどん消え失せる。ジジイにはプロハラを受ける。
俺はもう駄目だから、せめてこっちには来ない方が良い。
初めてここに文章投げてみたら思いの他ウケてるようでビビった。なんだかんだみんなプログレ好きなんだな。(スペルミスは許してほしい)
人間椅子はプログレッシブ要素があるというだけであくまでハードロックバンドとして活動しているのでちょっと違うかな…ここでいうプログレバンドって百景だのエレアスだのKensoだの新月Novella一派の残党だの「プログレです」と活動してる面々の事で、そのへんのバンドって同じ界隈で集まる事はあれどいわゆるジャンル横断系のフェスには全く出てこないよな…という
偏見が過ぎるというのはその通りだし、少しでも変な文章にしようと誇張したところは多々ある。(しかし某連盟でBGMの拍子をとっていたオジサンは紛れもない事実だし、なんなら俺も取る)多少の間違いを無視して何事も言い切ってしまった方がウケが良いという嫌な目論見もある。近年出てるバンドにも素晴らしい物は数多くある。とはいえそのバンド群は所謂プログレメタルだのポストプログなどの方向だったりすることが多く(偏見)、「プログレ」の語りを始めるとどうしても70年代UKの話ばかり出てきてしまうというのが現状な気がする。するとおのずと聞き始めもそのへんになり、ある程度掘ってもそのへんにずるずると居続け…って俺の経験を一般化しても、って話かもしれないが、「プログレ」でググってKing crimsonの前にAnimals as LeadersとかThank you scientistの記事が出てくることがそうそう無いって事実もある。
というか一切の偏見を持たずに音楽を聴く・ジャンルを認識する事って異常に難しいよな。音楽にジャンルを定める事それこそが偏見の始まりのような気もする。
流し読みしたので見当違いだったらすまん
どちらかと言うと妻さんの方が未熟な気がするなあ
夫さんの洗い物待つ前に自分で洗ったらいいのに
役割は決めても絶対にどちらかがしないといけないということでもないと思うし、お互いにそれが当たり前になって感謝とかしなくなると、後はしなかった時の不満しか出てこなくなる気がするよね
あと、別にこちらとしては問題ないと思ってしてる行動対して、初めから怒りで反応されるとかなりしんどいよね
他人なんだし、そんなことは多々あるわけでそんなもんな毎回怒られてたら嫌になるな
それが2、3回目くらいなら優しく言ってあげるのがお互いのためな気がする(夫さんに言っても仕方ないと思うが)
今妻さんが夫さんにしてることを、逆の立場になった時、妻さんはその状況で不満なくちゃんと謝ってとか出来るのかな、まず無理だと思うけど
結婚したと言っても所謂他人なんだし、考え方も習慣も違うんだから、寛容と思いやりは生活する上で必須だよね、それが結婚して何年もたってても
ちなみに私はそれで帯状疱疹になりました
それを言うなら賛成しない、だろ?
https://news.yahoo.co.jp/byline/kazuhirotaira/20220523-00297192
少しでもロシアに有利な論調は読んでないか無視してるだけなんだろう。
西側諸国と第三世界の分断はもはや取り返しがつかないレベルになってきている。国連大使が素晴らしい演説によってロシアを非難したケニアですらたった数週間で方針を変えてしまった。
そもそも、所謂「民主的な価値観」に基づいた国が世界で少数派である現状を見たら予想に難くない展開で、ロシアと中国がうざいから今後国連改革をします、と言ったところで果たして西側諸国に有利な展開が待っているかと言われたらそんなことはなさそうな状況なんだが。
現実の積み重ねを奇跡と呼ぶような頭お花畑な人間、「思うがね」なんていうフィクションにしか出てこないような言い回しを使っちゃうような非現実的な思考の人間だからウクライナがずっと戦い続けられる(そして勝つ)と信じるしかできないんだろうね。ウクライナが善戦したのは2014年からの戦闘経験の積み重ねでしかないし、ロシアや欧米がウクライナを甘く見たのも2014年の結果を念頭に置いてたからでしかない。何も不思議なことなんてない。
そして、ロシアだって永遠に学習しない愚かな存在ではないわけだ。それがここ最近のウクライナの苦戦に表れてる。
ウクライナには停戦する理由はないが、果たしてウクライナ以外の国はどうか?という話でしかないのに。
ウクライナ人が虐殺されて、倫理観みたいな上っ面の感情以外で本当の意味で痛みを感じているのはウクライナ人だけ。
民族浄化はいけないって価値観を共有してるのは西側諸国だけ。しかも西側諸国だってアメリカやフランスを筆頭に右派政権に変わったらどうなるか分からないのが現実なのに。
エヴァの新劇場版やシンゴジラ、そして今話題になっているシンウルトラマンがヒットしているが、その理由は『作品に求められていることを描いた』ということだと思う。エヴァにはエヴァに、ゴジラはゴジラに、ウルトラマンはウルトラマンに求められたことを描いた。
しかしマトリックス レザレクションズだが、自分個人の感想としては、駄作ではないが決定的な面白さもなかった。良くも悪くも凡作だが、上映時間が長いため、総じて見ると面白くない側になってしまう。
この面白くない理由だが、おそらく『内容が、マトリックスに求められている内容ではなかった』ということが大きいと考えた。なんとなくウィシャウスキー姉妹が、描きたいこと/重視したいことが変わったんだろうなぁ、と思った。
庵野監督ではやれという意味ではなくて、マトリックスが求められている内容を描いたマトリックス。所謂『シン・マトリックス』を観てみたいなぁ、とシンウルトラマンのヒットを横目に見ながら思いましたまる。
https://anond.hatelabo.jp/20220517213328
個人的に思い入れのある曲を30曲。順位は上位のもの以外は割とテキトー。
イントロがカッコ良すぎる。曲全体としてはそんな好きじゃないけど、たぶんイントロだけだと300回近く聴いた。通して聴いたのは3回くらい。
『ケツメイシ - 海』
ケツメイシと言ったら夏歌、夏歌といえば「夏の思い出」だと思うけど、個人的にはこっち。メンバーのラップがまだ完成されてない感じとオールドスクールなトラックが最高。
リリースをカットされたピアノフレーズがかっこいい。割と中田ヤスタカの曲は楽器を重ねて空間を埋めるように編曲された曲が多い印象だけど、この曲はかなり隙間を意識して作られてて好き。
中田ヤスタカと言えばPrefumeだけど、断トツでこの曲が好き。コンプレクストロみたいな構成のトラックで、いろんな楽器や音色が入れ替わり立ち替わりするのが良い。こういう編曲、しかもJ-POPの歌物でっていうのはなかなかない。
相対性理論は10代の頃に死ぬほど聴いた。メランコリックな曲が多いけど、この曲は明るくて良い塩梅。「荒川アンダーザブリッジ」懐かしいですね。
『宇多田ヒカル - time will tell』
よく行ってたクラブで朝方流れてた曲。この曲を聴くと当時の朝の渋谷の匂いとか景色が蘇ってくる。
元々知ってて良い曲だなとは思っていたけど、何かのイベントでこの曲の弾き語りを聴いて泣いてしまった思い出がある。この曲で涙を流せる純粋さはずっと持っていたい。
デビュー当時の、着うた系ギャルR&Bみたいな曲も好きだったけど、この曲以降の西野カナはかなりいい曲多い印象。個人的に「パッ」とかも好き。
「L'Arc~en~Ciel - winter fall」
普段はそんなに歌詞を意識して音楽は聴かないけど、Hydeの比喩に比喩を重ねたような歌詞は結構好き。
神前暁が作編曲した楽曲で一番好き。田中秀和の楽曲と迷ったけど、オタク受けとか関係なくこの曲は良い。
所謂「歌物」ロックから一曲。この疾走感に初期衝動が感じるような曲、いつまでも好きなんだろうなって思う。
『岡村靖幸 - ビバナミダ』
80年代風スタイルにどこかフレンチハウスっぽい風味も感じる編曲が最高。岡村靖幸は昔の曲じゃなくて最近のバキバキのトラックの上で歌い上げてる曲の方が好き。
『Avec Avec - おしえて』
10代中盤から20代前半まで、Maltineをはじめとするインターネットレーベルにハマってた。こんなにスウィングさせても成立するんだって当時はかなり衝撃的だった曲。こんなにビートがヨレてる曲は正直世界中探してもこの曲だけだと思う。
『FLIPPER'S GUITAR - さようならパステルズ・バッヂ』
華奢でまだあどけなさが残る二人のルックスに楽曲に全てが最高。どの曲にしようか迷ったけど、一番爽やかなのはこれかな。完全に後追いなので、渋谷系をリアルタイムで体感してみたかった気持ち。
『Cornelius - NEW MUSIC MACHINE』
個人的には小沢健二よりCorneliusの方が好き。楽曲も実験的で、アルバムごとにコンセプトも違うから聴いてて飽きない。
当時付き合ってた彼女がカラオケで歌ってて、そこから好きになった。元々全然聴いたことなかったけど、いろんな楽曲を聴いてみると、ブルーノートがとにかく多い。ポップスというより完全にブルースシンガー。
独特なプラックのフレーズにチープなピアノフレーズ、原田郁子のボーカル全てが最高。シンプルな2stepビートが気持ち良すぎて、部屋で一人踊りまくってた思い出。
『PUNPEE - Bad habit』
HIPHOPと言えば今はTrapだが、Boom bapでもなくまさかのJuke。コードワークはめちゃくちゃお洒落で他に類を見ない楽曲。
こういうエレピでゴリ押すタイプのアーバンな楽曲が大好きなんだが、その中でも断トツ。エモいとはこのこと。
『YEN TOWN BAND - Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜』
Charaの「Junior Sweet」と悩んだがこっちにした。
日本で一番好きなバンド。全曲共通してコード進行がお洒落すぎる。
昔はセルアウトなんて言われていたけど、RIP SLYMEの良さが分かった時「HIPHOPは2周目」みたいな風潮もあった。この曲はPESがトラックを作っているけど、DJ FUMIYAのトラックはマジでヤバい。今聴いてもぶっ飛んでるし、5人でもっと活動してほしかった。
夏の終わりのなんとも言えない気持ちを上手く表現してると思う。この曲を聴くと、何年経っても鬱屈した10代の頃を思い出してしまう。
Japanese 2stepの名曲。編曲のシンプルさに、サビ後半のベースラインで何杯も飯が食える。
『KinKi Kids - Kissからはじまるミステリー』
山下達郎Worksから一曲。シティポップとnew jack swingが融合したような楽曲。本人が歌ってるバージョンも好き。
『ASIAN KUNG-FU GENERATION - 或る街の群青』
高校時代鬱になって不登校の時期があった。そろそろ行かないと出席日数がヤバいと言う時に毎日聴いてた曲。「蹴り出す速度でどこまでも行けるよ」って歌詞が当時の自分に刺さりまくった。
『Nujabes - reflection eternal』
唯一のインスト曲。出席日数がヤバくて学校に行ったものの、授業をサボってラグビー部の部室裏で聴いてたのが懐かしい。曲としては完成されすぎてる。サンプリング元が優秀だってのはあるけどね。
『iの数式 (imoutoid's ComplexFunktion Remix)』
亡くなった今でもカルト的に人気のある伝説の天才トラックメイカー、imoutoid。僕の人生で一番好きなアーティストでもある。ダンスミュージックはテクノロジーの発展により進化するものだけど、2007年くらいの技術で高校生がこの曲を作ったと思うと驚きを隠せない。imoutodはダンスミュージックのトラックメイカーとしてのセンスはもちろんのこと、J-POP的な分かりやすさに作家性も兼ね備えていた。生きていたら今頃世界的なアーティストになっていたと思うし、今聴いても新しい。
『livetune - ファインダー(imoutoid's“Finder Is Not Desktop Experience Remix”)』
好きすぎるのでimoutoidからもう一曲。無駄な音が一切なくて完成されすぎている。ハイハットだけで何倍も飯が食える。彼がメジャーレーベルから出した楽曲はこの一曲のみなのでめちゃくちゃ貴重。
間違いなく人生で一番聴いた曲。J-POPとはどこか前向きなメッセージが込められているものだと思うけど、この曲は人生の気怠さを歌っている。しかも国民的スターだったSMAPがだ。この曲は「愛があれば壁を乗り越えられる」とも「努力は報われる」とも言ってない。ひたすら過去を思い返して「夜空ノムコウにはもう明日が待っている」だ。とてつもなくリアル。今後も聴き続けるんだろうなと思う。
どうも、使用料を求めないものの商標は撤回しない方針という事にしたようだが、どうも対応の速さから「ここまで想定内」という印象を受ける。
そうでなくともYahooニュースなどに取り上げられる事を喜ぶ姿勢などを見せている為、ここまでが炎上商法で売名の為に行なっている可能性が否定できない。
要は、元から
「予想より大事にならなさそうなら使用料は実際に請求するが、そうなることは期待しない」
「まず大事になる(ならないと困る)ので、弱火になりそうな所で逆に煽る」
「炎上で界隈外の人間にまで名前が売れれば勝ち」(悪名でも広がれば価値を持つので)
下記のように法の抜け目を出し抜こうとする魂胆の持ち主である為、流石に逮捕されるのは避けようとしてる印象がある。
ひとまず言えるのは大体このくらいまでか。
【追加ここまで】
現状……
【商標登録した人Yの主張】
・「ゆっくり茶番劇」というタイトルをネット上の記事や動画タイトル・書籍などに対して使う事に対する商標であり、「ゆっくり茶番劇」≠「ZUN氏の東方Projectの二次創作」である。
= 動画内に「ゆっくり霊夢」などのキャラを出さなくても「ゆっくり茶番劇」というタイトルを商用使用したコンテンツであれば「ゆっくり茶番劇」として成立するので、二次創作としての「ゆっくり」関係動画を制限している訳ではない。
また先使用権が成立するため、商標登録より先に「ゆっくり茶番劇」というタイトルでコンテンツを作成している個人等に対し、商標使用について使用料等を取る事は出来ない。
また、これらの権利は明らかに類似した商標・コンテンツには適用できるものの、「ゆっくり実況」とか「ゆっくり解説」などには適用されない。
"法律の隙間"を縫った、かなり巧妙かつ悪質ではあるものの(一応ギリギリ)「正当な商標登録」としか言えない。
これが所謂Softalkとかを使用した「ゆっくり実況」とか「ゆっくり解説」なら"一般的に流布された言葉であり商標として使えない"という感じになるし、また「ゆっくり霊夢」とかの"東方Projectの創作キャラを餅饅頭化した二次創作キャラ"であれば「ギコ猫」の商標登録よろしく権利者が出張れるのだが、"ゆっくり"という言葉だけでは連想できるだけであり極論「ゆっくりとした音声で茶番劇を行うコンテンツ」として解釈できる……みたいな論理が適用できてしまう。
無論、元々の投稿者が半ば炎上アンチ商法を使うとはいえ「ゆっくり霊夢」等のキャラを用いている関係上、どう考えても"そっちの意味で使ってるだろ!!!"としか言えないのだが、敢えて「ゆっくり実況・解説とかは知ってるけど、ゆっくり茶番劇は今回初めて聞いた」みたいな認知度のものを敢えて狙ったというのが悪質すぎる。
無論、このような商標を展開すれば、これから「ゆっくり系の寸劇とかを作りたい」と考えている人の行動は阻害されるし、仮に商標を回避して作品制作したとしても"商標登録者から類似作品だと認定されれば"と考えたら及び腰になるのは当然である。
しかし、あくまで「ゆっくりキャラ」はあくまで二次創作であり、「ゆっくりボイス」も基本的には通称でしかない事から、これらの論理を覆せない限り……キャラやボイスの大元の権利者としては、恐らく「ゆっくりキャラ(東方Project二次創作キャラ)」を使用しないよう監視するとか、規約の範囲内で使用料を払っていればボイス利用を認めざるを得ないとか、そういう後手の対応しか出来ないであろうという感じがある。
強いて言うなら先使用権を持つ人なら多少は何か出来るのではみたいな感じも無くはないが、それだけでは難しい気もする。
しかし、このような手が罷り通るようでは、新しく流行りそうなコンテンツや、一部が細々と楽しんでる二次創作ないし新語を含むコンテンツを狩るような手法が流行りかねず、社会的な文化の進歩を阻害しかねない。
悪質というのは、まさにこの事である。言うなればZUN氏の理想の真逆を突き進む行為としか言えない。そうでなくても市場を焼畑農業で食い潰すことになりかねない。
だが「ゆっくり」というコンテンツ名称だけで上記を指す社会通念として成立する、みたいな主張を通さないと商標取消まではいかないような気もする。かなり難しい案件だ。
♂側:性的志向♀(女性が好き)だがジェンダー的には♀(女っぽい乃至は中性的)
女側:性的志向♂(男性が好き)だがジェンダー的には♂(ボーイッシュ乃至は中性的)
ノーマルの愛を第一愛、男性同士(ホモセクシャル)を第二愛、女性同士(レズビアン)を第三愛として4つ目の性愛形態ゆえ。
近似的な性愛にフェムダム(強い女に支配されたい男。所謂女王様と豚奴隷)があるが、これは第一愛の一形態であるので第四愛には含まれない。
日本では女性と結婚している女装子や彼女と付き合っている男の娘などは珍しくないが、第四愛では女性がペニバンをつけて攻め役になる事が多いので、前者とはややずれる。
♂側は女装やfemboyが多く、中国のそれは大変レベルが高く美しいので耽美なジャンルでもある。
SNSのbioで写真が超美人で文章冒頭に「4愛」とあったら、「男です/女装ですよ」「でも性対象は女性です」つまり「男性からのDMとかは要らないから」って意味である。
以下引用。
民主党政権以前、それこそ「嫌ならやめろ」だったし、ブラック企業ネタは「俺の方がもっとキツイ」のマウント合戦で企業批判にいかなかったし、なんなら「日本は資源がない国だから労働力で補って当たり前」みたいなクソ風潮だったし。
https://twitter.com/mikemaneki/status/1507669526820765696
んで、その「クソ風潮」のど真ん中にいたのがまさに「氷河期世代」だったわけで、今更氷河期世代が自分たちを救え!とか言ってもアレ見てた下の世代は何言ってんだこいつらで、普通に憎しみの感情しかわかんわな。
https://twitter.com/mikemaneki/status/1507669753883627520
氷河期世代が「自分たちを救え!」っていってるのを胡乱というか、半ば軽蔑は言った目で見てるのもコレだわ。 >自分が長いものに巻かれて加担したものの失敗については
言っちゃなんだが、自己責任唱えてた側だろ、あんたらは。今更自己責任論を自分には適応しないんかい
https://twitter.com/mikemaneki/status/1507785983416102914
いつまで「団塊が悪い」って言ってるつもりだよ。もう40超えた大人が自分たちでなんとかしようという気もなくみっともない。
https://twitter.com/mikemaneki/status/1523319163401293824
自分たちが切られる側になったら抵抗するのは当然だとは思うけど、でもどんどん切っていこう!というのに賛同してたの、あんたらじゃんって当然言われるよ。つーか、私は言うよ。
https://twitter.com/mikemaneki/status/1523319677581025282
私は自分が切られても仕方ないとは思ってないし、若者が優先されて当然とも思ってないけど。でも自分が切られたくないからこそ、誰をも切るなって主張するよ。自分のために他人を切れと言ってた人らが自分が切られる番になったときにぎゃーぎゃーわめくの、醜いです。
https://twitter.com/mikemaneki/status/1523320211704754176
引用終わり。
個人的にはどの世代にも自己責任論者はいたと思うので氷河期世代にもいたのは否定できない。
じゃあ氷河期世代が自己責任論の諸悪の権現と言えるか?と言うと疑問があるんだよな。
だがまあ生活保護も含めて困窮している人を支援はあって然るべきだし、主張が正しくて軽蔑すべき氷河期世代だとしても例外はないはだろう。(このツイ主もそこに関しては変わらないず)
とりあえずこの人自身が自己責任論者なんじゃね?って思ったのは内緒。
(追記)
予想以上の反応をもらって驚いた。
まずはこのように荒れやすい話題に答えてくれた皆様に感謝したい。
就職氷河期世代からもコメントを頂けてとても嬉しい。いやなことを聞いて申し訳ない。
多くのコメントが優しく、初心者増田としてはあたまがさがるばかりだ。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4719318492375181762/comment/sds-page
所謂氷河期世代の中にも勝ち組がいて自己責任論を唱える人がいるのは多く聞いた。
おそらくリンク先の人間が述べている中に「勝ち組」はいないのはなんとなく察していたが。
おっしゃる通り助けてと言う権利はあるし自己責任だとしても助けが必要ならそれを受ける権利は
あるはずだとおもう。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4719318492375181762/comment/sub_low
https://b.hatena.ne.jp/entry/4719318492375181762/comment/hyperash
まさしく「世代を代表する意見などない」し「世代で一枚岩な訳ない」だろう。
だからこそあのツイートをみて全否定するつもりはないがどうにも同意が出来なかった。
昔作画のきれいさに釣られて3話くらいまで見て、吐き気がしてみるのをやめた
今見てもやっぱり作画はすごくきれいだからちょっとリベンジしてみた、キャラのことはよくわからないがえりりは可愛いと思う
あの時は主人公が気持ち悪いと思っていたが、改めて見ると主人公なんかよりそれを取り巻く女たちのほうがよほど気持ち悪い
でもどのキャラも見た目は非常に可愛いから、すごくかわいい見た目なのに中身が何か気持ち悪いもののような、変な感覚になる
※園子音氏に関する一部表現を修正。週刊誌報道を認めての謝罪ではないと判断したため。こちらで係争中と見られる件の善悪についての判断をするのは不適切と判断し、一部の記述を修正・削除した。(5/8)
nori__3:
ツイフェミとかはフェミニズムとは区別すべきだと思うのだが、全うなフェミニストの方々はどう思ってんですかね…?フェミニズムを貶めてるとは思ってないのだろうか
「全うなフェミニスト」が別にいると思ってたけど、ツイフェミ以外にもダメなフェミニストが多い事がわかってきたので、まとめて扱ってるよ。完全にイコールではないようだけど、思っていた以上には地続き。
例えば、件のフェミ議連は所謂ツイフェミでは無いはずだけど、あの有様でしょ。
kaerufrog0033:
フェミニストの話してるんだから、表自戦士に話逸らすなよ?フェミニストの悪い癖だぞ。
aquatofana:
園子温が不起訴になったらフェミニズムもブチ切れると思うが、っていうか既にブチ切れてるが司法で裁かれると判断してるだけだな。/結局この増田は自分に都合よく愚かな脳内フェミという創作を信じちゃってるのよな
え?
流石に嘘はまずいと思うよー。
あと、脳内フェミって書いてるけど、実はさりげなく実在の事例ベースで内容が構築されている箇所が多いので、自分のバイアスが出てこないように、客観的に読むと良いと思う!ちょっと長めの日本語の文章だけど、読み慣れてなくて辛いのならがんばってね!
slowlypanda:
無罪とまではいかないだろが熱量の違いは明白なんだよな。なんであんなに問題視するのか。 追記 ハフポストはなぜ取り上げないの?
凄いよね。ほんと。
コンプライアンス的にセーフな部分に限っても、「この監督の男尊女卑的なカルチャーに怒らないで、たわわに怒るの???」って思うもんな。
たわわへの怒りが異常過ぎるんだよ。そして、それが正常なレベルの怒りなのかどうか、フェミニストは自分で判断できないんだよ。判断する物差しがないから。
toro-chan:
「まともにこれを読まない人間がきっと多数」ほんとそれ。自分を被害者だと思い込み、関係ない「たわわ」だけ非難する。どう考えても望まない妊娠を増やし、不幸を産むホストの方が圧倒的に害悪なのにそちらは無視
でしょ。
園子温の話に矮小化すれば、まともに読まなくていいし、自分に向き合わなくていい、と考えるの、本当に典型的なフェミニスト仕草なんだよね。だから、本稿ではその説明に手間をかけたの。で、書いた通りになったんだよね。本論で書いた通りにダメな人たちなんだね、フェミニストって。
murlock :
本文読んで園の部分だけ反発あるだろうな―と思ったら上位米見事にその一点突破で草
草。
というか、
uesim:
増田は箇条書きになってるフェミニスト・フェミニズムの特徴とかの部分の「フェミニスト」を「俺」に変えてもう一回読み直したら自分自身を見つめ直す良い機会になりそう
で、お前は見つめ直すんだよな?フェミニストは相手に要求して自分は対応しない、というクソムーブが目立つので、是非アップデートして頂きたい。
があるんだよ。
人にジェンダー規範の押し付けよくないと言っている人間が、ど真ん中ストレートの押し付けやってるのを見た時の情けない気持ちといったらない。
あれ、自分はなんで今まで丁寧にジェンダー扱ってきたんだろう、って心底情けない気分になったよ。フェミニスト名乗る奴らがこんなに堕落していたなんて、ってな。お前も堕落してるのかい?
tekmak:
お前もまず自分のことを振り返れよ。
フェミニズムは他の界隈と比べてもちょっと自省のしなさがハイアベレージなんだよ。
https://anond.hatelabo.jp/20220507222410
そもそも自分でツイフェミ、と言うのは自分でネトウヨ、と言うようなもの。この辺りに自分はリアリティを感じない。
あと、自分のエントリでは、フェミニストは自分のジェンダー観に鈍感だ、と主張している。
この「ツイフェミ」の視点で文章書くには、自分のジェンダー観を客観視する必要があるけど、大半のフェミニストにはそれは無理ではないかな。
thongirl:
id:entry:4719207127563580834 で藁人形扱いされて失笑された悔しさから自力で出来の悪い藁人形を作り、できが悪いなりに楽しく遊べてプライドも回復したようなのでそれで攻撃性を少しでも落ち着かせてほしい
藁人形作って相手叩いてるのはお前。相手の攻撃性を揶揄しているのに、自分の攻撃性に無自覚、というところが既に救いようが無い。
昨今、オンラインゲームでチームプレイが必要とされるジャンルのゲームが増えてきた。
そんな中、味方に迷惑をかけるのが怖い、味方の行動にイライラする等々の理由でチームゲームに嫌気が差してしまっている人が身近にいたので、チームゲームをプレイする上での心構えを書いてみる。
初心者でも上級者でも勝つために最善を尽くす事。大前提としてこれは必須事項だ。
勝負事の世界において、負けてもいいやというプレイをすると勝負が成り立たなくなってしまう。
これは勝負事における最低限のマナーであり、過去に何かしらのスポーツや将棋などをやった事がある人なら分かるだろう。
大抵のゲームは長い歴史の中で、強いキャラ、強い装備、強い動きといった勝率が高くなる要素というのが発見され、常識化している。これを”メタ”という。
チームゲームをプレイする上で重要なのはメタに沿ったプレイを心がけるという事だ。
メタを気にせず自分のやりたい事だけやる味方がいるとどうなるのか?例えばサッカーで考えてみよう。
サッカーにおいてスパイクを履くのは当たり前だ。極端だがこれがサッカーにおけるメタだとする。
そんな中、裸足が好きだからという理由でスパイクを履かない味方がいたら周りの人はどう思うだろうか。
頼むから真面目にやってくれと思うだろう。相手は全員スパイクを履いているのにこちらのチームには裸足の人がいる、そんな状況ではゲーム開始時点でもう面白さが半減してしまうだろう。
一緒にプレイする人が気持ちよくプレイできるよう常識はずれの行動は控えよう。
ただしこれはチームゲームでの話であって個人競技には当てはまらない点には注意が必要だ。
例えば個人競技の100m走で1人だけ裸足で走っている人がいてもそれはその人の自由であり、誰からも文句を言われる筋合いはない。
チームゲームにおいて、味方が強ければ勝てた、味方が悪い、あの時味方がこう動いていれば…といった味方に対する不満を言いだしたらキリがない。
オンラインでマッチングした即席チームに過度なチームワークを求めるのは無理がある。
筆者が思う最高の心構えは、”自分が勝たせる、味方は関係ない、俺がチームを勝ちに導くんだ”という心構えだ。
所謂”キャリー”と呼ばれる存在に自分がなる事を目標にプレイし、味方に多くを求めない事が重要だ。
毎回同じチームでの活動やプロのゲーミングチームに入って活動する場合はチームワークが重要になってくるので味方に対する意見は重要になってくるが、ランダムマッチングの即席チームでは味方に対する意見などほぼ意味がない。全員がこの意識を持ち、自分がキャリーする事だけに集中してプレイ出来ればベストだ。
「プリキュア」「ワンピース」など、東映アニメーション4作品の通常放送再開が発表 「お待たせをして申し訳ございません」
https://animeanime.jp/article/2022/04/06/68680.html
約十年前、曇りだったあの日。新卒で入った会社で人材営業をする日々に疲弊していた頃、新宿駅構内で、あるエンタメ企業の求人ポスターを見かけた。
アニメを作る仕事をしたことはなかったが、興味を感じて応募したところ、あれよあれよという間に内定をいただいた。役員面接はパスだった。
それからの私は、『アニメを作る仕事』に邁進する日々を過ごすことになる。長い時間だった。毎日が修業だった。
数年前、無理がたたって病院送りになった。心も体も限界だったのだ。大したレベルではないが後遺症も残った。退院後も結局、心身の調子は回復しなかった。
それで、退職を申し出て、東京から遠く離れた田舎に帰った(のんのんびよりの聖地が近くにある)。今はお堅い仕事に就いている。
十分な時間が過ぎた。そろそろ、当時を振り返ってもよいのではないか。あの日々への整理を付けられるはずだ。今から、エンタメ企業のアニメ部門で○年の時を過ごした男の話をする。
この記事で述べたいのは、シンプルに2点(5/4 以前はシンプリーでした。ブクマでご指摘いただきありがとうございます)。エンターテイメント業界で働いて面白かったことと、つまらなかったことだ。直情的に言うと、『心と体の奥底から感動できたこと』と、『エンタメ業界のほの暗いところ(要するに、こいつらマジでクソだなと思ったこと)』だ。どちらもけっこうな数がある。
それでは、さっそく説明していく。
子どもの頃はアニメが好きだった。一番ハマったのは、『魔法陣グルグル』だった気がする。衛星放送では『白鯨伝説』やCLAMP作品を見ていた。
だが、小学校生活の終わり頃から学習塾に通うようになり、夕方以降にやっているアニメを見れなくなった。中学で勉強漬けの日々を過ごしていた私は、いつの間にやらアニメのことを一切忘れてしまった。
いや、違う。大学の時は、深夜にやっているアニメをたまに見ていた。「コードギアス」「DARKER THAN BLACK -黒の契約者-」「蟲師」「夏目友人帳」あたりは確実に見ていた。
人材営業の会社で働くようになってからは、金曜日の深夜に自宅に帰った時、疲れ切った頭でテレビを点けて「こんなアニメあったっけ」と、ボンヤリした気分で視聴することがあった。
私はたぶん、アニメが好きだったんだろう。なぜ見なくなったのかと言えば、十分楽しめるだけの精神的余裕がなかったからだ。ならばいっそ、見ない方がいい。中途半端に楽しむのは嫌だ。中学生になった時も、そんな動機でアニメを一切見なくなったのだ。きっと。
そんな私が、アニメーション作品などを作る会社(以下「弊社」という。)に入社した後は、これまたどっぷりと『世界』に浸かることになった。入社から退職まで人事異動はなく、ずっとアニメ製作部門だった。
最初の頃は、アニメ雑誌のインタビュー記事に出るようなプロデューサーその他の足もとで働いた。雑用はもちろんのこと、小さい企画を考案したり、経理その他の事務や、各関係者とのスケジュール調整などを担っていた。ホワイトカラーに毛が生えたような業務内容だ。
ところで、人生で一番最初に携わったアニメは、某少女コミックでそこそこ人気を博した作品だった。タイトルは言わないが、雰囲気は『隣の怪物くん』に似ている。私が入社する半年前から企画が始まっており、当初の担当者から引継ぎを受けた。携わったといっても、スタッフロールに名前が載るわけでもない端役としてだが。実際、大したことはしなかった。やはりホワイトカラーの枠内に納まる仕事だ。
しかし、これは実際に私の世界を拡げてくれた。方々の兵が集まる企画会議に、必要とあらば関係各所を訪問して説得交渉にあたり、お金の雲行きが怪しくなればどうにかやり繰りをする(ダメなら追加出資か企画削減)。ごく稀に、スタジオ等の収録現場では声優の本気と、半面その悲哀を目の当たりにし(ここらへんは後述)、成功した作品の打ち上げ会では、自分達が作った数字を眺めて溜飲を下げる。
長い月日が経って、エンタメ業界に慣れてきた頃だと、新作の立ち上げに、利害関係者間の調整(交渉)に、プロジェクト全体の損益見通しの皮算用に、イベントの企画運営に、ホームページの管理に……とにかく、アニメを見ない日はなかった。
面白かったのは、いろんな業界の人に会えることだ。クリエイターには当然会えるし、経営者にも会えるし、事務屋とも話をするし、現場労働で身を焦がす人も間近で観られる。特に印象に残っているのは、漫画家と声優だ。アニメーターとは、あまり交流の機会がなかった……。
とあるアニメの原作者が一番印象に残っている。つまりは作品の神だ。例の人と呼ばせていただく。
例の人は、ほかの漫画家とは一線を画していた。私がいっぱしに携わったと公言できるアニメは計20本近くになるのだが、その半数は漫画原作である。私達は、最低でも一度は彼ら彼女ら(作品の神)の姿を拝むことになる。機会は少ないが。
原作とシナリオを変える時には事前に伺いを立てるし(ex.某鬼狩りアニメの敵役の台詞である「禍福は糾える縄の如しだろ~」は改変が検討されたらしい。彼が難しい言葉を知っている境遇ではないため)、重要な放送回だと制作現場に来てもらうし、打ち上げその他のパーティーがあれば楽しんでもらえるように最大限配慮する。
自作がアニメ化されるレベルの漫画家や小説家というのは、揃いも揃って個性派だ。めちゃくちゃに大騒ぎをする人もいれば、ひたすら黙って沈思黙考の人もいれば、なんかもう色々とはっちゃける人もいれば、欲望丸出しで悪い意味で子どもみたいな人もいれば、一般企業でも通用しそうな思考や行動の持ち主もいる。
例の人は、漫画家として優れているだけでなく、人格も見識も申し分なかった。落ち着いた性格で、人柄がよくて、教養もあった。話のやり取りすべてが学びに繋がり、励みになった。初めて会った時の吾峠呼世晴さんは、とにかく、これまで出会った数多の創造者の中で抜きん出ていた。
普通、ラスボスの人格の根底を太平洋戦争末期の日本の政治指導者(所謂ファシスト)に置くなど、誰が考えつくだろうか。私は、鬼舞辻無惨の例の粛清の場面を読んだ時、丸山真男の「現代政治の思想と行動」が真っ先に頭に浮かんだ。あの時、脳に痺れを感じたのを覚えている。
この類の書物を読んで、無惨様のキャラクターを作ったのは間違いないのだ。自らを善とするためであれば、どんな言辞をも取り入れ、どんな諫言も亡きものにする。
例として、あの粛清の時に魘夢が助かったのは、「無惨様を肯定したから」だ。「下弦の鬼を解体する」というトップが決めた戦略方針が、たったの一言で撤回された――常なる無謬性がファシズムの基本である。
あの時、「無惨様のキャラ付けは旧日本軍を意識したのですか」と聞いておけばよかった。残りの人生で聞くことができる機会は二度とない。無念だ。
しかも彼等はみな、何物か見えざる力に駆り立てられ、失敗の恐しさにわななきながら目をつぶって突き進んだのである。彼等は戦争を欲したかといえば然りであり、彼等は戦争を避けようとしたかといえばこれまた然りということになる。戦争を欲したにも拘らず戦争を避けようとし、戦争を避けようとしたにも拘らず戦争の道を敢て選んだのが事の実相であった。政治権力のあらゆる非計画性と非組織性にも拘らずそれはまぎれもなく戦争へと方向づけられていた。
この業界で働いていて、「この感じ、苦手だな」「マジでクソだな」と感じたことは当然ある。字数の関係もあるが、何点かに分けて述べていく。声優の悲哀とか、人間の嫉妬やねたみの話になる。
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まだ新人だった頃、先輩(兼上司)に連れられて現場を見ることがあった。現場というのは、アニメ制作会社とか、編集スタジオとか、音声の収録現場などだ。
そのためだけに現場に行くのではなく、何かの機会のついでに現場作業の見学を申し出るのだ。それで、不思議に思って聞いたことがある。
「(私達は)技術的なことはわからないのに、どうして現場に行くんですか?」
と。それに対して、彼はこう言っていたはずだ。
「確かに分からない。仮に、目の前で手抜きをされたとしても見抜けないだろう。でも、企画側である俺達が現場に行くことで、『あなたの仕事を見ている』というメッセージを伝えることができる。俺達はこの作品に熱をもっていて、いいコンテンツを作れる未来を目指してる。そういう想いを行動で伝えるんだ」
みたいな回答だった。
これは今の私が大事にしていることでもある。要は、発注側が受注側の実仕事をどこまで見るべきかという話だ。今現在の私は、受注側の失敗が社会的に許されない類の仕事をしている。転職後に大きな失敗をしでかさなかったのは、あの先輩のお陰だ。
さて。私が二十代後半の頃だ。例の先輩と一緒に、声優がいる収録現場に初めて音連れたのは。スタジオに入ってしばらく進むと、小ホールみたいな広い空間(座椅子が並んでいる待合スペース。十数人はいた。ほぼ声優+マネージャー)に出た。その奥に、マイクが並んでいる部屋が映った。木目調で温もりを感じる、しっとりとした空間なのだが、当時の私に予想できるはずもなく。カラオケみたいだなー、とテキトーに想念していた。
私と先輩が小ホールに入るなり、セミフォーマルな恰好の何人かが寄ってきて、隣にいる先輩に挨拶していた。私も混ぜてもらい、名刺を交換した。
雑談が終わって斜め後ろを振り向くと、女の子と淑女が1人ずつ、あとは男の子が1人、まごつくように並んで私を見ていた――人生で初めて見た声優だった。後で知ったが、攻めのある挨拶活動で知られる声優事務所だった。
ひとりずつ私達の前に出てきて、「~~と申します。(簡単な自己紹介)よろしくお願いいたします!」と、ハキハキした声でアピールをやってのけた。そのうちの淑女は、私の着ていた衣服(お気に入りのやつ)と指輪を褒めるとともに、香水をつけていることを見抜いた(やるな……と感じた)。男の子は謎の一発ギャグを仕掛けてきたのを覚えている。
※かなり昔のことだが、内容は一応伏せる。当日記では、声優個人の名前を出すことはない。
私も「よろしくお願いします」と返したものの、微妙な気分になった。たとえ私がどれだけ昇進しようと、彼女たちのキャスティングに関わる可能性は皆無だからだ。まったくゼロではないが……。
例えば、アナウンサーになりたい女子大生は、いろんなイベントにコンパニオンとして参加することで武者修行をするわけだろう。それらのイベントでは、今後関わり合いになる人だろうと、これっきりの人だろうと、あの子達は全力で挨拶活動をしていた。熱意は感じるのだが、やはり私には引っかかるものがある。
こんなことを思っている時点で、私はそういう職業には縁がないのかもしれない。今、私は『効率』という観点で物を考えた。あの声優の子が私に挨拶をしても報われる可能性はないのに、と考えた。夢中になっている人間は効率のことは考えない。やれることをすべてやる。それだけだ。
何かに心をとらえられ、たちまち熱中してしまうのは、謎にみちた不思議なことだが、それは子どももおとなと変わらない。そういう情熱のとりこになってしまった者にはどうしてなのか説明することができないし、そういう経験をしたことのない者には理解することができない。山の頂を征服することに命を賭ける者がいるが、なぜそんなことをするのか、だれ一人、その当人さえもほんとうに説明することはできないものだ。
はてしない物語(1982) 上田 真而子 (翻訳), 佐藤 真理子 (翻訳), Michael Ende (原著) P.17
あの子達は本気だった。報われようが報われまいが、声優として活躍すると決めたからには、生き残るために何でもやる。上でURLを貼ったアマゾンのレビューにもあるが、声優は堅気の仕事ではない。勝った負けたで全部決まる。精一杯頑張っても生き残れる保証はない。選ばれた者だけが生き残る――余談だが、あの時の淑女と男の子は今でも活躍している。女の子はだめだった。
さて。淑女と男の子は、実力があるうえに、礼儀正しく、サービス精神も豊富だった。それが生き残った理由だ。しかし、声優全般が行う営業活動には後ろ暗いものも当然ある。5ちゃんねるとかで、たまにアニメ業界の出身者がスレッドを立てて降臨することがあるだろう。
それで、やり取りの中で、誰かが「枕営業ってあるの?」と質問をする。スレ主は「そんなのないよ」「聞いたことない」と応えるのが定番だ。
これは、私個人の日記だ。この際だからはっきり言う。枕営業をしている声優はいるし、やらさせている声優もいる。重要なフォローをさせてもらうが、芸能界の表舞台――ひとつの契約で何百万もの金が動く――に比べれば圧倒的に数は少ない。声優関係のギャラというのは、例えば女性タレントが出るCM撮影や、青年誌のグラビアや、全国各所での公演活動と比べても相当に廉価だ。1回の収録につき数万円以内で呼べてしまう。表舞台に比べると利権は少ない。
それでも、そういうことはある。パターンは簡単に分けて2つ。いっぱしの声優になりたい、もしくは声優であり続けたい者が、キャスティング権がありそうな人に近づいて配役を得ようとする。
スタジオでの雑談や、小さい贈り物や、二人きりでの食事くらいで留めておけばいいものを、一線を超えてしまう場合もある。私が30才を過ぎた頃、例の収録現場で、声優に「よかったらご飯行きましょう」などと声をかけられたことがある(最終的な内訳:男性が2人、女性が5人)。
その際、はっきりと「ごめんね。私にキャスティング権はないんだ」と答えた場合、彼ら彼女らを傷つけてしまう可能性が高い。いや、はっきりいって『侮辱』である。なので断り方が難しかった。「帰って社内会議があるので」みたいな返答をしていた。
これはまだいい。声優個人or事務所の意思の問題だ。「あの役がほしい」とどうしても思っていて、そのためなら何でもやるという覚悟と責任さえあれば、枕営業は罪ではないと私個人は感じる。「この業界は堅気じゃない」とはそういうことだ。
(追記)正直に言うと、私の妻が声優だった頃に食事に行ったことがある。私から誘ったので上の内訳には入れていない。
以上、「この感じ、苦手だな」と思ったことを述べた。以下に語るのは「マジでクソだな」と思ったことになる。すなわち、個人が望んでいる保証のない枕営業のことだ。アニメ業界に限ったことではなく、エンタメ業界には先日話題になった映画監督のような『畜生』が何人もいる。結果を出している人間の一部がやりたい放題やっているのだ。
まだエンタメ業界にいた頃、そんな人間に捕まったと思われる(主に女性)声優の話を聞くたびに胸が痛くなった。このような話題が、どうして私などの塵芥の耳に届いているのか……? そう考えると、さらに心が抉られる思いがした。
おそらくは、やった本人または関係者が面白がって吹聴している。私のところまで噂が届くということは、そういうことだ。いろんな声優の姿が脳裏をよぎった。「あの子は大丈夫だろうか」といらぬ心配をしてしまうほど、当時の私には『噂』がグッサリと刺さった。
さて。エンタメ業界に恩があるのも事実だ。下種な話題はこれくらいに留めておこう。気が付けば字数がない。前後に分けることにする。
【後編】
コメントの質が低いことで悪名高いヤフコメだが、最近マトモになっていると感じる。
ZETAというeスポーツチームがFPSで最高の結果を出し、ヤフーニュースでも話題になった。
昔だったら「誰?」「どうでもいい」「どこがスポーツなの?」みたいな、老害&中身ゼロのコメントが上位に来ていただろう。
今はeスポーツに詳しい身からしても「へー」と頷くコメントが結構ある。
建設的なコメントを評価するAPIが導入されると聞いて、大して期待していなかった。
同じくAPIを導入したはてなブックマークの方は大して機能してなさそうだが。
上位に表示されたコメント
CounterStrike、Overwatch等これまで数々のFPSゲームで日本のトップチームが世界に挑んできました。
私も一ファンとして、日本国内で敵なしと言われる選手が世界に挑戦する姿をこれまで応援してきました。
しかしその度に毎回苦汁を味わされ、「日本人はFPSゲームではトップに立てない」と思わされるほどでした。
しかし、今回のZETAは違いました。窮地に追い込まれても決して諦めず、丁寧なセットプレイと強靭なエイムで相手チームを切り崩し逆転を重ね、リードをしても決して甘えないスタイルで、気づけばトップ3まで勝ち進みました。
最後は残念でしたが、頂上はそう遠くないのかもしれないと思いました。
長年悔しい思いをしてきた日本のFPS界にとって本当に嬉しいニュースだなと思いました。日本には日本の勝ち方があるんだ、と。涙が出るほど嬉しく、ファンとしても一生忘れられない大会になりそうです。
3位という結果はZETAの皆さんにとっては悔しい結果かもしれないけど、大会の結果だけでなく、大会外に与えた影響も含めると、優勝に等しいくらいの活躍だったと思います。
OPTICにはストレート負けだったけど、1マップ目の前半は圧倒していたのは間違いないので、実力的には勝てるレベルにはあるんだと思います。
Dep選手のジェットがオーメンを空中からキルしてラウンドを連取したときは、「これは勝つかも」と確信に変わりかけていました。
というのもあるのかなと思いました。
でもそうだとしても仕方ないこと。次の大会ではそうはならないと思います。
実力的にはOPTICを上回れるものを持っているのは証明されたと思います。
お疲れでした!
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Laz選手は「日本でプロゲーマーとして稼げるのは一握り。プロを目指す前に、学校の勉強をしろ」と自身の経験から語っています。
そんな一握りのプロゲーマーである彼が残した結果は、eスポーツの注目度を高め、日本国内の競技シーンに良い刺激を与えています。
今後の更なる活躍により、"ゲームはスポーツになり得ない"という国内の認識が変わっていくことを祈ります。
Laz選手は毎晩チーム練習後の疲れた身体で、23時頃でしょうか、ランクマッチ配信をしてくれます。
私は所謂安定した職業の公務員ですが、自分の仕事に対しこれほどの情熱をかけられていない事を反省し、尊敬の念を抱きながら彼の日々の活動を配信上で応援しています。
しかし最近自慰行為は女性との性行為ではなく男性にされることを想像しながら行うことが多い。
だから出来れば実際の性行為の際にも相手にリードされて責められるセックスがしたいと願っている。
だが残念ながら現実世界、というか私の出会いの範囲では私をリードしてくる異性というものと出会ったことがないしこれからもおそらくはないだろう。
ならば、せめて空想の世界だけでも自分の嗜好を満足させてくれるシチュエーションを……、と考えて所謂痴女ものであるとか女王様ものをおかずにして自慰に励んだりしてきたのだが何かが違うのだ。
どうもしっくりとこない。
理由はいくつか考えられるがおそらく自分の中の固定概念として女性はセックスをリードしてくれることは決してない、という思い込みがあるからであろう。
自分の知っている範囲では女性は殆どの場合性行為に対して受け身であるし、女性側から誘ってくる場合においてさえ受け身であることを好む。
つまり私を性の玩具として、対象として犯してくれるようなセックスなど夢のまた夢なのだ。
そういった私の頑強な思い込みは痴女、だとか女王様というものがつくりもの絵空事としてしか捉えることが出来ず、風俗的なプレイという範疇を超えることが出来ないのだ。
そう私が求めているのはプレイではないのだ。
私が求めているのは、性行為の相手が私のことを欲求の対象として強く求め、私の肉体を(相手方の)極自慰的で自分勝手な欲望を満たすための道具としてしか考えていないような状況なのだ。
そういうふうな求めに応えてくれるのは空想の世界でさえも男性の貪るような性欲でなくてはならずそうでなければ私の中のリアリティラインを満たしてくれるものとはならないのだ。
ちょっと古い話題だけど東北大の教授の公募が女性限定でちょっとした炎上?になっていた.
https://www.asahi.com/articles/ASQ4Q72PXQ4LUNHB00S.html
一応男性の工学系の研究者の卵としてはこれを理不尽に思う気持ちも理解できる.東北大の任期なしポストだし有期雇用でヒイヒイ言ってるポスドクからすれば発狂モノだろう.でも,理不尽だから何なのだ?とも思う.ハッキリ言ってこの国の (他国もそうか?) 研究者の扱いなんて理不尽だし,そもそも若者からすればこの高齢社会自体が理不尽だ.
これはある種の訓練の成果なのかもしれないし所謂忖度というやつなのかもしれない.「賢い」人たちだから主張する大切さを知っているだけなのかもしれない.でも,この程度の理不尽,ましてや理不尽を無くすための理不尽に文句が出るくらいの順風満帆な人生にこそ,私は理不尽を感じる.