昨今、オンラインゲームでチームプレイが必要とされるジャンルのゲームが増えてきた。
そんな中、味方に迷惑をかけるのが怖い、味方の行動にイライラする等々の理由でチームゲームに嫌気が差してしまっている人が身近にいたので、チームゲームをプレイする上での心構えを書いてみる。
初心者でも上級者でも勝つために最善を尽くす事。大前提としてこれは必須事項だ。
勝負事の世界において、負けてもいいやというプレイをすると勝負が成り立たなくなってしまう。
これは勝負事における最低限のマナーであり、過去に何かしらのスポーツや将棋などをやった事がある人なら分かるだろう。
大抵のゲームは長い歴史の中で、強いキャラ、強い装備、強い動きといった勝率が高くなる要素というのが発見され、常識化している。これを”メタ”という。
チームゲームをプレイする上で重要なのはメタに沿ったプレイを心がけるという事だ。
メタを気にせず自分のやりたい事だけやる味方がいるとどうなるのか?例えばサッカーで考えてみよう。
サッカーにおいてスパイクを履くのは当たり前だ。極端だがこれがサッカーにおけるメタだとする。
そんな中、裸足が好きだからという理由でスパイクを履かない味方がいたら周りの人はどう思うだろうか。
頼むから真面目にやってくれと思うだろう。相手は全員スパイクを履いているのにこちらのチームには裸足の人がいる、そんな状況ではゲーム開始時点でもう面白さが半減してしまうだろう。
一緒にプレイする人が気持ちよくプレイできるよう常識はずれの行動は控えよう。
ただしこれはチームゲームでの話であって個人競技には当てはまらない点には注意が必要だ。
例えば個人競技の100m走で1人だけ裸足で走っている人がいてもそれはその人の自由であり、誰からも文句を言われる筋合いはない。
チームゲームにおいて、味方が強ければ勝てた、味方が悪い、あの時味方がこう動いていれば…といった味方に対する不満を言いだしたらキリがない。
オンラインでマッチングした即席チームに過度なチームワークを求めるのは無理がある。
筆者が思う最高の心構えは、”自分が勝たせる、味方は関係ない、俺がチームを勝ちに導くんだ”という心構えだ。
所謂”キャリー”と呼ばれる存在に自分がなる事を目標にプレイし、味方に多くを求めない事が重要だ。
毎回同じチームでの活動やプロのゲーミングチームに入って活動する場合はチームワークが重要になってくるので味方に対する意見は重要になってくるが、ランダムマッチングの即席チームでは味方に対する意見などほぼ意味がない。全員がこの意識を持ち、自分がキャリーする事だけに集中してプレイ出来ればベストだ。