はてなキーワード: 虚淵とは
内容にかんするきちんとした反論であったので、言及する必要を感じた。
ちなみに意見としてはこの三行が要旨であろう。
> 奈須作品は主人公の生き様を見てヒロインが主人公に惚れるケースの方が圧倒的に多い。
> そこを、分かり易い恋愛スイッチでキモ男にコロリと落ちるチョロインと勘違いしないように。
> 増田に女性の主体性って視点がない。何かしてもらったからじゃなくて、何かしているのを見て恋をするんだよ。
おそらくだが、ほぼほぼこれは衛宮士郎、岸波白野、藤丸立香を指して言っているのだろうと思う。こいつらの特徴は、生き方や人生に対する向き合い方=人格的な部分を評価されているエピソードが多いところである。これはwikipedia見るだけでも一目瞭然である。だが、その上であえて言おう。それは間違っている。なぜならば
その証拠に、型月の主人公はただのむっつりスケベである。彼らは純朴・朴念仁・お人好しという格好を装っているだけで、実はメチャクチャむっつりである。これはFate/Extra、Extellaのストーリーを追っかけていればわかる。こいつら、実はかなりヒロインに対してセクハラしてる。ただ同じくらいヒロインたちが主人公に対してセクハラをする。ただ、重要なのはセクハラがどうとか主人公がむっつりである、とかそういうところではない。要するにここから那須きのこ氏の作風が透けて見えるのである。つまりキャラクターがシナリオに追従している、という作風である。
本当はこいつらメチャクチャむっつりのドスケベ野郎なのに、ストーリーやエピソード全体で語られる人格は「公明正大で忍耐強く、極端なまでに懐が広くて朴念仁でお人好し」なんだぜ?なんでこういうキャラ付けがなされるのかというと、これまた単純な話で、要するにこいつら性癖を隠すためにこういうキャラ付けがされているだけなのだ。で、特にこれが言いたいのだけれど、本当に主人公たちがマジで性癖があってエロくて人間的に駄目なやつなら全然問題ないのだ。それは単にキャラクターの人物像を掘り進めた結果としての個性になる。だが那須きのこの場合は違う。那須きのこは自分自身の性癖や変態性を隠すために主人公に「人格者」というキャラ付けをする。つまりキャラクターからストーリーを生んでいるわけではないのだ。こいつの性的嗜好を満たすストーリーのためにキャラクターを配置しているだけなのだ。これがキャラクターが描けていない所以だ。
したがって、“女性の恋への主体性という観点が抜けている”という指摘があったが、これも違うと言えよう。何度も言うが、Fateのヒロインは基本恋愛スイッチを押されているだけだ。主体性に似たものをエピソードの中でときたま見せるときもあるが、これをもってしてFateヒロインに恋に落ちる主体性があると考えるのは間違いだ。単にストーリーのつじつま合わせを狙っているだけに過ぎず、これを持って「きちんと好きになった理由がありますよ」とエクスキューズする逃げ道を作ってるだけにしか見えない。そしてそれを成立させるための男性のキャラクターを逆算で考えるため、追従的に男性キャラクターを没個性的なくせに妙に正義感を使命感あふれて包容力がある実はムッツリスケベな男性像ばかりにしてしまうのである。
この代表格は型月ヒロインの代表格:セイバーさんと衛宮士郎くんの関係である。
これは有名な話だと思うが、セイバーはもともと男で衛宮士郎が女という設定だったことを知っているだろうか。Fate/Prototypeで描かれている関係こそが、fate/Staynightのもともとの形だったのである。これがキャラデザ担当の意向とエロゲ売り前提事情から何故かセイバーを女にしてシナリオ改訂しなければならくなった、という逸話は有名だ。(没個性型主人公というのもエロゲによくある話なので、型月主人公の妙な没個性性の源流をここに求めることも可能だろうとは思う。が、私としては前述にも述べたようにきのこ氏の作品発表系列として「空の境界」の黒桐くんを源流と考察しているし、これは間違いないと思っている)
さてここで問いたいのだが、元英国騎士王が現代高校生の落ちこぼれ魔術師もどき男子のところに召喚されてきて恋に落ちる主体性ってなんだろう???
そんなもんあるわけねーだろ。初っ端からシナリオが無理筋じゃねえか。こんなもんまともなストーリーになるわけない。よくてギャグにしかならん。衛宮士郎の人格的な闇?英国騎士王セイバーさんの聖人君主たるがゆえの騎士王としての悩み?アホかそのどこに恋愛につながる要素があるんだよ。シナリオを読めば分かるけど、終始衛宮士郎はセイバーさんを女の子扱いするために謎の頑張りを続け、デートをして現代日本の遊楽街を引っ張り回したリ飯食わせてみたりいろいろデートイベントらしきものを作ってはいる作ってはいるが(ry あれこれシナリオの中で理由らしきものは語られてはいる、語られてはいるがどれもこれも取ってつけたようなよくわからんエピソードばかり。
結局このひとことで終わっちまう気がしてならん。だってエロゲですもん。でもこの言葉で終わらせてしまったら思考停止。言葉に出した時点でシナリオに対する分析する意味自体なくなっちまうパワーワード。でもある意味では結局この言葉に行き着く気がする。要するに、Fate自体最初からつじつま合わせのためにシナリオが存在してきたようなものだ。恋に落ちて人間性を取り戻す英国騎士王という文学をエロゲにするためには、きちんと主人公とセックスするために英国騎士王を女にして、彼女とデートする必要があったんだろううん。果たしてエロゲを描くために英国騎士王を出してくる意味があったのかどうかは置いても、だ。そう、Fate/StayNightはもともとエロゲだったのだ。だからしょうがないのだ。人間性を描けていなくても、女性の恋に落ちる主体性にいまいち説得力がなくても、主人公が単にライターの性癖を隠すためだけに没個性的で奇妙なくらいに人格者でありながら実は内面は単なるむっつりスケベでも、しょうがないのだ。
そんなわけねーだろ。エロゲならキャラクターを描けてなくてもいいのかよ。そんなわけあるか。そんなこと言ったら虚淵さんだってエロゲライターだぞ。しかも割とストーリー性も評価されてるタイプのエロゲライターなのである。なのにこの作品の完成度の違いは一体なんなのだ?というもっともな指摘を那須きのこ氏は逃れられない。元がエロゲだから、元々無理筋なシナリオだから、こじつけっぽいのはしょうがない?それは単なる言い訳だろう。
少々反論もあった衛宮士郎についても言及しておこう。すなわち衛宮士郎とは、やりたいシナリオのためにキャラクターの人間像に説得力のあるエピソードを加えていく奈須きのこ氏の作風の中でも顕著な失敗例、である。主人公が没個性的な理由かつ妙なヲタノリをするのは間違いなく主人公たちが奈須きのこ氏のアバターとしても機能しているからだと私は睨んでいる。それを踏まえて何度も言うが、基本的に奈須きのこ氏はむっつりスケベなので、むっつりスケベなエピソードを書くために女の子が存在している。そしてその女の子と対比させる形で男性キャラクターを反存在的に生み出している。つまり男の子は所詮反射的にいなきゃいけない存在だから生まれてくるキャタクターに過ぎない。そしてむっつりエピソードを成立させるためには女の子がそれなりに異常でなければならないが故に、その異常な女の子に好かれてかつ包容できる男は同様にまた異常でなければならない。つまりシナリオの必然性のためにキャラクターのすべてがつじつま合わせのプロフィールを持っているに過ぎず、衛宮士郎くんの場合は元英国騎士王でありながら実は女の子という異常性を持つセイバーというキャラクターが、魔術適正がありながらほぼ無力の男子高校生である士郎くんとの恋愛を成立させ、恋愛における主体性を持って最終的に結ばれるエンディングを迎えるためには衛宮士郎くんにもそれなりに異常であり傷がなければならない、というシナリオライター的バランス感覚から逆算して生み出されたつじつま合わせのキャラクタだからだ。
そろそろ言いたいことが分かってきてもいいんじゃないだろうか?厨二病という自意識過剰な男性像が自尊心を失わずに英国騎士女王のような格上の女性とデートを成立するために必要な自意識過剰さを支えるために異常性というプロフィールが用意されている。まさにシナリオ追従でキャタクターを配置していることで起こる典型的な弊害だ。
ちなみに青セイバー・アルトリア・ペンドラゴンの過去と元英国騎士王という過去がある女を落とすために主人公(男)もまた異常でなければならない、という等式は単に奈須きのこ氏の脳内にある思い込みであって、実際にはシナリオライターの技量次第でまったくそうではないと思うし、そもそも衛宮士郎くんが男子高校生である必要もまったくなかったと思うが(※例えば虚淵氏が描く衛宮切嗣氏とセイバーの関係の方がよっぽどドラマティックな恋愛シナリオが書けたのではないかと思うくらいだ)そこは突っ込んではいけないらしい。(※これは単に奈須きのこ氏が衛宮切嗣のような男性像を描けなかったからであり、これは彼のキャラクター像が描けないというシナリオライターとしての欠陥からくるものだ。これがいかに病理的であるかは全開語った通りなので割愛するし、この原因は彼のむっつりスケベからくるものだと私は主張してはばからない。そしてこれを乗り越えて、魅力的な男性キャラクター像をきちんと描けるようになることが、奈須きのこ氏の課題だと筆者は思う)
わりと上記のような指摘があったような記憶するので、一応代表的な脚本家をあげてみる
シナリオライターのタイプにはいろいろあるが、実力の高い作者がよく言うこととして「キャラクターが勝手に動いて言うことを聞いてくれないことがある」。これはキャラクターを掘り下げて書くことが得意なタイプによくある特徴で、稀代の脚本家でいえば特撮系の脚本家として有名な小林靖子氏などがそうだろう。氏は脚本を書いていて、シナリオがキャラクターにらしくない行為を強いている場合に、躊躇なくキャラクターにシナリオを追従させる。つまりシナリオをキャラクターに合わせて改変させてしまうのだ。これはキャラクターをシナリオの駒と考えるシナリオライティングとは真逆のアプローチだが、結果としてこれが人間像をきちんと描くことからシナリオ自体の評価につながる事が多い。
また同じようにキャラクターが持つ人間像から醸し出される雰囲気や空気感を出すことにかけては吉田玲子氏の名前を出さないわけにいかない。氏の名前を検索すればすぐにでも代表的な作品がいくらでも出てくるはずだ。この人も脚本賞を二度受賞している。このひとの名前を出すと、すぐにガルパンとかけいおんが出てくるのだが、私としては「デジモンアドベンチャーぼくらのウォーゲーム」とか最近の作品では「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」や「夜明け告げるルーの歌」などを上げたい。他にも「猫の恩返し」「若女将は小学生」キャラクターを描けている、とはこういう作品のことを言うのではなかろうか。特に氏の作品はシナリオの安定感が抜群で評価できる。バランスがよく、それでいて繊細で、何気ない日常の何気ない動作の中に登場人物の感情を表現する手腕には舌を巻く。
女性ばっかりなので、男性も上げておこう。他でもない筆者は虚淵さん大好きである。Fateの中で唯一好きといえるシナリオはFate//Zeroと豪語するくらい虚淵押しである。当然PsychoPassも押さえている。ちなみに筆者を女性と指摘する声もあったが、残念ながら私は男性である。「まどマギ」はもちろん「楽園追放」「沙耶の唄」も消化済である。氏のシナリオの面白いところは、なんだかんだ言って社会風刺を含めたメッセージ性をきちんとエンタメシナリオの中に押し込めることが出来ているところである。しかもこの辺を、いわゆる世間の「反戦」だとかいうご教育主義的で説教臭い作品ではなく、エンターテインメントという作品の中で行えているところがすばらしいと思う。あくまでこれはエンタメなのだ、という前提を忘れてしまえば、主義主張の強いプロパガンダのような作品になってしまう。こういう哲学ばかりするアニメーションではなく、きちんとエンタメをやっていながら、そのエンタメに深みを与える要素として社会風刺がきちんと出来ているところがとても良い。氏の脚本のハードボイルドな側面には魅了されるばかりだ。
一言でいうとそれが男性向けエロゲの主人公補正なんだが(虚淵は富野につづくタイトルホルダーだから・・)
女性の二次創作はそれを演繹して毎度大変なことになってて解釈力がすげーなって思うぜ
公式が毎月のように似たようなキャラを連続で出して飽きられない
(ランサー長尾カゲトラとラクシュミーとかすごいカブってそうだけど)
Fateという作品が非常に気になっていたので、ここ数年Fate関係をずっと漁って、Fate/Staynight → Fate/ZERO → Fate/UBW → Fate/HF → Fate/Extra(アニメ) → Fate/プリズマイリヤ1,2,3 → Fate/Apocrypha → Fate/Extra(ゲーム) → Fate/Extra CCC → Fate/Extellaという順番で消化し続けてきた。途中Type-Moonの世界観が共有されているとのことなので、空の境界のOVAを6作見てみたりもしてみた。そしてその結果として、言いようのない気持ち悪さを覚えたのでここに書き散らす。ぶっちゃけると奈須きのこ、てめえは駄目だ。人間ってもんがぜんっぜん書けてねえ!!
Fateのヒロインって奴は、というよりType-Moonの主要ヒロインは以下にまとめることができる。
・遠坂凛
・玉藻の前
・クロエ
・美遊
まあだいたい出てくるヒロイン枠はこんなもんなんだが、ぶっちゃけエロゲと同じでわりと単純で簡単に類型化できてしまう(どうして簡単にかつ単純に類型化できるのかは実は一言で表現できるのだが、それは次のチャプターで話す)要するに以下のタイプしかいないのだ。
・食い意地が張ってるので、基本は食事で胃袋を掴む
・使命感を捨てて恋に生きるよう説得するため、とにかく女の子扱いする
・不器用な生き方そのものを肯定し、過去の傷を舐めて肯定してやる
・チャラい、不真面目
※要するにギルガメシュ
・チャンスを見て、心のSGを暴いたり、心の中身を覗き込んで一旦丸裸にした上で従順にさせる
・たまに大真面目に褒めると照れるので、褒めのジャブを入れつつ、好意をストレートに打ち込むと何故か落ちる
・間桐シンジ
・真面目な朴念仁で、目的のために愚直に突き進む優男タイプに弱い
・ド直球に大してド直球に返す、沈黙に沈黙を返して誘い受けする、これを繰り返していると勝手に相手が落ちている
・倫理にもとる行為をしても基本的には立ち位置を信頼モードにして「何があっても一緒だよ」「過去どんなことがあっても俺は気にしないよ」と言い続ける
・意外と寂しがり屋だったり、わりと物事を達観してる節があるので、そういうときに包容力を見せるだけで落ちる
・こいつら自身が裏表があるタイプなので、裏表が通用すると思ったら間違い
・下手に策を弄するよりも天然を地で行くタイプに弱い。本人たちもそこがわかってるから冗談交じりで愛情をストレートに表現してくる。
・とにかくこいつらは寂しがりで承認欲求が強いので、友達とか絆とか特別というキーワードに弱い
・特に精神的な繋がりを重要視するだけで、それを与えるだけで生きる目的にすらなっちゃう
・精神的な闇の部分も含めて「お前が特別」を与えてやるだけで落ちる
・必ず不器用な一面を見せる
アホかってくらいみんなこれに該当する。そのせいで(2)Fate男主人公全般に見られる妙な脱個性&表面的素朴化が起こってる。
Fateというか、Type-Moon系の主人公格はほぼ以下の五人に集約できる。すなわち黒桐幹也、衛宮士郎、ジーク、岸波白野、藤丸立香の五人である。これは女ヒロインがType-A~Dの四種類に集約でき、かつ変形種まで存在することから考えると驚くほどに単調で少ない。とはいえ一応五人はいるのだから、五人を一人ずつ分析していってもいいのだが。ぶっちゃけるとこの五人、精神分析するまでもない。細かい差異はあれど以下の一行に簡単に集約できてしまう。
マジでこれは異論は認めない。ぶっちゃけTypeMoon系の主人公(男)ってやつはどいつもこいつも女に対しておんなじアピールしかしてない。驚くくらいこれがまったく変わってなくて驚きを通り越して笑えてくる。マクロス・フロンティアでMay'nが歌うノーザンクロスに「君を掻きむしって濁らせた、なのに可憐に笑うとこ、好きだったよ」という歌詞があるが、まんまこれである。すなわち「お前の本当の姿は可愛いんだろ?そんなお前を俺は知ってるZe!放ってなんかおけないZe!」「僕を傷つける君でも、俺はお前を好きだZe!放ってなんかおけないZe!」のどっちかを繰り返して女の子を包み込んでいるだけなのである。その証拠に各々のメインヒロインをFate/StaynightシリーズとFate/Extraシリーズを用いてざっくりどうやって各主人公が落としてきたかを振り返ってみよう。
「士郎は卑怯です、私の過去を知って、何度も私の中に入ってきた(性的に)」
→「惚れちまってんだから仕方ないだろ、俺はお前をこのまま放っておけないZe!」→「俺はお前を救いたい」→陥落
「(アーチャーが私を裏切った…!?そんな…っ)士郎、今日は疲れたでしょう、もう休みなさい」
→「お前の方が辛いはずじゃねーか、俺はお前をこのまま放っておけないいZe!」→陥落
「先輩、私綺麗じゃないんです、もうずっと前から汚れた女なんです」
→ 「そんなお前をこのまま放っておけないZe!俺は女としてのお前を求めたいんだZe!」→陥落
「奏者よ、本当の私は悪名によって星に刻まれた為政者なのだ。為政者としての余は完全に間違いばっかりなのだ」
→ 「そんなお前の姿が俺には眩しいZe!」
「私は傾国の姫君、私は人とは一緒にいられない、一緒にいてもどうせ不幸にしてしまう、」
→ 「そんなお前が俺との何気ない日常を選んでくれたことが俺はうれしいZe!俺はお前を信じていたZe!そんなお前を俺は好きだZe!」
「私は破壊の王、命を奪いたくは…ない、私は、その意味をまだ知らない。だが私には、破壊しかないのだ。他には…何もない。だから…」
→ 「お前の本当の姿は可愛いんだろ?そんなお前を俺は知ってるZe!放ってなんかおけないZe!」
ぶっちゃけFate/Extra、Extellaなんてのはストーリーはメチャクチャ単純で、主人公の事を好きな味方(サーヴァント)を連れて聖杯戦争を進んでいく内に主人公の事を好きな敵が現れて、その敵から主人公が逃げたり逆にその敵を救おうとして失敗してを繰り返しながら、ラスボスとの戦いで主人公を好きな味方と敵の全員が力を合わせ、最後にラスボスを大団円で倒した後に、切ない別れが待っている、以上。もうぶっちゃけこれだけである。FGOもほとんどこれを繰り返してるだけ。(※この系譜に当てはまらないのはせいぜいがFate/ZeroとFate/Apocryphaくらいのもんで、しかもこの2つは両方ともメインライターは那須きのこじゃなくて虚淵と東出)那須きのこの描く女性像、特にヒロイン像ってヤツがいかに偏ってるか、いい加減気づいた方が良い。こいつにとってヒロイン女ってのは精神的脆さという名前恋愛スイッチが存在していて、そこを押しさえすれば女はみんな落ちると思ってる。でもってそのためには男は全員器が謎に広くて天然朴念仁でありながらストレートに女性を褒めることも出来て自分のピンチにも泰然自若としている肝っ玉のある男じゃなきゃいけないわけだ。
このヒロイン像に対比する形で生まれた男性像が顕著といえるのが<空の教会>の黒桐幹也くんである。
筆者は空の教会の「殺人考察(前)」編で両儀式から殺されかけて逃げながらも彼女を何度も振り返って見つめ合う黒桐幹也になんだかシュールなものを感じてしまって半笑いになってしまったのだが、とにもかくにも那須きのこのヒロインを救う主人公(ヒーロー像)ってのはこのときからまったくといっていいほど変わっていないことが伺える。この異常なヒロインをそれでも愛するヒーロー(男性)というのはFateにも結構登場していて、藤丸立香や岸波白野だけじゃなく、メディアさんの恋人ポジションである葛木先生なんかはモロにそのポジションだったりする。特に岸波白野くんの包容力演出の異常さに関してはメルトリリスやパッションリップのエピソードでも充分に語られているから分かるだろう。基本的に那須きのこ氏の作品に登場するメインヒロインたちは絆や深い関係を作るために何らかの精神的ウィークポイントが存在しなければならず、そこを無意識に突くことができ、かつ人格的にも不安定な彼女たち(意図的に男性の手の中に転がりやすい存在として貶められている彼女たちの人格)を包み込んであげるためには、ヒーローたる男性は極端なまでに懐が広くて朴念仁でお人好しでなければならないというわけだ。
これって西尾維新とかの物語シリーズにもよくあるんだが、とにかく女性という存在を何かと欠陥のある存在にしたがっている。「欠陥のある存在にしたがる」というのは要するに、手触りがあって男の手の中に何となく収まってくれそうな存在に押し込めたがる傾向がある、という意味だ。早い話が心に隙間のある人間に仕立て上げることで、弱点スイッチを作っていることだと言っていい。そしてそこを上手に押してくれる男性をヒーローと仕立てあげる構図を作り上げている。これは病的なまでにすべてのヒロインに共通して言えることである。例えばFate/Extellaに登場するアルテラは1万4千年前の世界を滅ぼした遊星の尖兵たる巨神そのもので、その気になればサーヴァントたちのみならず神級の英霊をも下すこともできる超弩級の危険人物なのだが、どういうわけか主人公に惚れていて何故か必要もないのに彼にプログラム世界であるにも関わらず料理を振る舞ってみたり、甲斐甲斐しく抱きしめてみたりする意味の分からないエピソードが大量に存在する。そしてどういうわけか主人公の昔の英霊パートナーに嫉妬したり、主人公と会話をしたがるも話すことが見つからなくてじっと見つめてしまったり、逆に見つめ返されて恥ずかしがったりしてしまうのである。
この一言に尽きる。だから女性ヒロインにわかりやすいテンプレを付けすぎて、しかも毎回それを使いまわしすぎる。そして男性ヒーローに対して、女性を救う存在とさせすぎる。一言で言えば、女を舐めすぎだ。この辺は主人公(男)がしょっちゅうヒロイン(女)をからかったり弄ったりすることからもよく分かる。その弄り方のほとんどがどうにもこうにもヲタ臭いのだ。
別に人間なのだから、弱点を押されれば弱いのは分かる。精神的な脆さや寂しさが女の魅力になることも分かる。
でもそれに頼りっきりかっつー話である。いい加減恋愛スイッチのあるヒロインをヒーローが助ける構図をやめてみたらどうなのか、と。例えば歴代の有名ヒロイン・綾波レイに恋愛スイッチがあったか?ガンダムのララァに恋愛スイッチがあるのか?ヒーローはいつだってヒロインに愛されていなければならないのか?そうだとしても、それは常に恋愛という形である必要があるのか?ときにはヒーローこそが、心理的に成長する物語を描いたっていいんじゃないか?Fate作品のヒーロー(男性)が画一的で単調なのは、決してヒロイン(女性)を魅力的に描く上でそれが必然だからなのではない。単純にヒロイン(女性)をきちんと描けていないから、その対存在であるヒーロー(男性)が対応する形で単調な存在になってしまうのである。
ポケモンのレッドや.hackのカイトのような、没個性的な男性を主軸に置くことを続けていくことは否定しない。しかしあえて言おう。真の意味での没入感や共感を視聴者が得るためには、登場人物には哲学や主張が存在しなければならない。中庸をいく存在であってはならないのだ。極端に何かを主張する存在でなければならない。それでいてなお、視聴者の好意を射止める存在でなければならない。そしてそれに共感するか否かは、すべて視聴者に委ねるべきなのだ。
この点を非常にうまくやったのは間違いなく虚淵氏である。Fate/Zeroの主人公たる切嗣は、主人公としては実に賛否両論だろう。この主人公に対して感情移入できたのかどうかは実際のところ評価の別れるところだし、正直行って那須きのこ氏が展開する没個性型の主人公とはまったくもって一線を画す、主義主張の塊のような漢だ。しかしどうだろう。不思議と切嗣を憎めない。また那須きのこ氏がヒロインとヒーローにばかり話の焦点を当てるのに対し、虚淵氏が上手いのはヒロインとヒーローが絡むメインテーマに対して、ヒロインとヒーローとは異なる視点におけるサブシナリオをきちんと描いてメインテーマに関連付けさせるところだ。衛宮切嗣に対して言峰綺礼をきちんと置くし、セイバーに対して、きちんとウェイバーとイスカンダルそしてギルガメッシュを置く。(※この違いはなんのかというと、要するに虚淵氏が単にラブコメも恋愛もあんまり書くつもりもないからなのだが)
したがって、那須きのこ氏がこの課題をクリアするためには、まず安易なラブコメや恋愛スイッチヒロインを描くことをやめるところから始めるべきだろう。もっと多種多様な人間の感情模様を描くべきだし、そしてもしそれがきちんと出来ていれば、主人公(男)があれほどまでに没個性的で妙なヲタのりをする奇妙な包容力のある人物になるわけはないのである。
アイドル投票か、目の前の調子悪そうな病人未満か。ただそれだけだよ。
当初は、夢見りあむちゃんのおもしろ言動につられてインストールしてみた訳なんだけども。脳内では多々買えネットミームに染まりきった、実際には的確なアイドル紹介をしてくるとも一応思ってはいるちひろ!さんが、「なんとかしてあげて」とまで言ってくるわけ。うわぁ。キノコとか働いたら負けとか言ってる場合じゃねぇ!ほぼ全部投入!ちょっとだけ同期へ!ってなる。なった。
いや別に助けたとか、いいことしたとか、気分すら無いけどね。別に無惨を見に来たわけじゃない、おもしろ言動悪くない、道を逸れる理由がないってだけ。プレイするならNルート→Pルート→Gルート→Pルートの順にできるだけ全ての道に逸れる。そう楽しむように作られてるんだろう?そんでやっぱり今みたくMegalovaniaカッコいいとか喜んでローテしてるさ。
それに放置したって虚淵ったりキュルるレベルにすらならないんでしょ?ハッピーエンドでさあこれからって輝かしい瞬間に、中心人物のムードメーカーがなんて事ない所で足滑らせてモンスターに殺され遺体すら戻らず、その死は残されたメンバーの心を酷く痛めつけ、渋々短期間だけだったはずの冒険者に執着させ離れられなくする「呪い」と化す…なんて話を心弱った時にガチ不意打ちで食らうレベルなら、必死に避けるけどね…きつかった…。ここまでならないでしょ?
ところでこのりあむ専用の「なんとかしてあげて」って新参誘導路、有効なまま放置なの?承認欲求は、ワンチャンは、満たされたの?別の方向にこじれたの?ちひろ様に積めば助かるの?誘導路から新参を捧げればいいの?永遠の推し変禁止蟻地獄アイドルなの?
その理由は何か?
エロゲ発クリエイターで今でも形を変えて繁盛してる型月とかニトロプラスとか見るに
「最低限エロが入ってれば何をやってもOK」な自由なプラットフォームだった点だと思う
(1970年代末の自販機エロ本の編集者もそんな感じだったらしい)
本当は泣かせる文芸ものがやりたいとか、ハードなアクションがやりたいとか
凝りに凝りまくったオリジナル設定のファンタジー物がやりたいとか
そういう連中がエロゲーに関わってたのだと思う
奈須や麻枝や虚淵みたいな1970年代生まれ団塊ジュニアのクリエイター志望者は数が多かった
静止画+シナリオ(場合によってはCV無しでも可)で成立するエロゲは
――が、2000年代後半に入ると、クリエイター志望のオタの表現手段の幅も多様化した
ニコ動とかネット動画の台頭、ラノベレーベルの乱立でデビュー窓口も増えた
なろう系みたいな投稿サイトも出てきた
それで2000年代前半までならエロゲ業界に行ってた層の人材が
HFが公開されたついでに、ZEROとSNを見直したりしていた。んで、snの人がわりとZEROを受け入れてないという話がちらほら聞かれるんだが、正直まったく共感できないので書き散らす。個人的に思うんだが、snとZEROをやたら違うといいたがる奴は、単にセイバーに対するキャラ萌えが足を引っ張ってるんじゃないか?ZEROでのセイバーの扱われ方が気に食わないから虚淵に噛み付いてるんじゃないか?
よくこういう反論を聞くんだが、これってそんなに重要なことなのか?ZEROで騎士道馬鹿みたいな描かれ方をしていたことが気に食わなかった、としか読めないんだが。ZEROにおいてセイバーの挫折と切嗣との決定的な考え方の違いや齟齬を描く上で、彼女の英雄としての立場と実際に救われる側の意識の違いは避けて通れないし、『祖国を救った救世主』が何故『民草の心が分からない人物』と評価を下されるに至ったかにおいて、十分説得力のあるデフォルメになっていたと思うけどな。ZEROでの出来事が彼女に大きな影響を与え、SNでの行動になっている、という考え方を大きく嫌う理由も分からない。単に気に食わない、というだけにしか聞こえない。SNにおける士郎の謎な『女の子は守る』行動なんかよりもよっぽどZEROにおけるセイバーの騎士道理念という行動基準は至極まっとうで納得できる設定に思える。それにSNでもセイバーは愚直で不器用な少女として描かれていたと思う。そういう意味でも、騎士道を前面に押し出す選択が何故そこまで矛盾と表現されるのかが分からない。さっぱり理解できない。
これも反論としてよく効くんだが、これってそんなに(ry 実際ZEROの影響を受けてSNで変わったと考えてもまったく問題ないんじゃないの?『選定のやり直し』も本質的には祖国の救済であることに変わりはないだろう。どこに矛盾があるのか??というよりこの二つにそれほど大きな乖離があるとも思えない。ただセイバーが自分自身がその役を辞すことを望んでいるというだけで、その理由も明確にZEROで示されているだろう。むしろZEROではセイバーの挫折をしっかりと描いているわけで、これほど説得力のあるスピンオフもないと思うんだが。
ここはむしろZEROの良いところだと思うんだが。やっぱりセイバーに対するキャラ萌えが起こしている不満なんじゃないか?セイバーの『人の心が分からない』理由は、『聖人的である』ことが原因だ、という至極全うな指摘だろう。イスカンダルやギルガメッシュが正しいとは言っているわけではないが、セイバーに欠けている資質をこれ以上ない仕方で言い表していたと思うぜ。実際よくあることなんじゃないか?人を大いに動かすのは夢を持つことであり、大成する人間はたいていそういうものをちゃんと持っている。それは言い方を変えれば『欲望』だ。学校で優等生だったからといって、世の中に出て大成するわけじゃない。優等生は優等生的な生き方しかできないし、大抵そういう子は世の中に出て挫折を経験してしまうものだろう。重要なのは自分がどうなりたいのか、何をもってして幸福になるのかをきちんと考えることであり、いわばそれは『利己的になること』そのものだ。そこを見据えずに幸福のための『自己犠牲』と『優等生的な生き方』だけを追求してしまえば、やり方は間違っていなかったはずなのにどういうわけか息子や娘がグレてしまった親=国を救えなかった王、となってしまうことはさほど想像に苦しくないと思うし、SNのセイバーと矛盾するとは思えない。
おそらくだが、イスカンダルとギルガメッシュが正しい、みたいな描かれ方が気に食わなかったんじゃないか?それはあくまで作中での描写であって別にセイバーが間違っていると断罪したわけではなく、そういう受け取り方をしたのは「あくまで視聴者」だろ。そしてそういう風に受けとれるような作品の作り方をしている。だってそういうコンセプトなんだもん。それを真に受けて「あんな書き方はないんじゃないか、セイバーの扱いがあんまりだ」と反感を買うのは、ぶっちゃけ作者の思うツボであって、むしろそういう読者の反応を引き出すことが出来ている虚淵さんが上手いと俺は思うけどね。
これってそんなに(ry こういう発言自体が疑惑を抱かざるを得ない原因というか、、やっぱりsnとの矛盾点を指摘する奴らのセイバーに対するキャラ萌えから来る擁護愛がすべての根っこだと思えてならない。お前らそんなにセイバー好きかよ??
これもやっぱり否定された、と思ったのは「視聴者」であって(ry 切嗣とセイバーとの考え方の決定的な断絶を表す上ではこれ以上ないほどの表現であろう。セイバーと切嗣は根幹は似ているけど、置かれている立場が決定的に異なるせいで、視座の違いからどうしても見解が相容れないものになってしまった。間違っているわけではないけど、結果的に挫折に繋がってしまった決定的なセイバーの視点の見逃をここまできっちり描いているスピンオフは明らかに原作リスペクトからくるものだし、正直この点はきのこ氏の描き方よりも虚淵氏の描き方の方がはっきり言って上手い。むしりSNも虚淵氏が書いた方が、士郎のキャラクターとしての説得力がもっと増すんじゃないかとすら思う。そもそもZEROという作品は「騎士道を批判している」わけではないし、別にセイバーが間違っていると断罪する作品というわけではない。ただセイバーの『実直で気品と正道を重んじる在り方』(それそのものは正しく、そしてそれがあるからこそ世界を成り立たせている非常に重要な要素)=優等生であるからこそ、彼女は挫折した、という運命(フェイト)についてきっちりした情報補完をしただけ( というか優等生ってのは挫折するって相場が決まってんだよぶっちゃけ。もうそれは運命みたいなもんだ。彼女は別に失敗したわけではなくて、為政者としてあまりに優等生であり正解を選び続けて成功し続けたからこそ、運命的にというか優等生の宿命的に王として国が滅亡するという結果になったというか。そこに王としての自分のあり方はあったけど、もっとそうではない生き方についての考察がなかったというか)
なんでこういう感想(「セイバーの扱い方が不満」)になっちゃうのかというと、やっぱりキャラ愛のせいなんじゃない?「ボクのセイバーはこんな無能じゃない!!」みたいな?
これに関しては矛盾というか、印象論だと思うんだよな。だってSNであんまり切嗣の話しないじゃん。ほとんど語られていない内容に矛盾も糞もあんのかよ。
三回についてはSNの設定準拠だろ。というか、そもそも効率を考えるとコミュニケーションは重要だ、という主張そのものが間違ってると思う。だってコミュニケーションを取れない奴って現実にいるからね。コミュニケーションって言葉は基本「相手は自分の言うことを分かってくれる」という思い込みと押し付けから来る理想論であって、本質的に人と人は分かり合えないものだし、対立って本質的には決定的なもので落としどころを作って妥協するしかない代物だし。最終的には殺し殺される関係で結果だけがすべてを物語るという世界に生きて何よりもそれを重視してきた切嗣が、「正しさ」とか「語る」なんてまどろこっしいことするか?ぶっちゃければ軍隊みたいなもんだよ。「視聴者」として層が厚いだろうヲタクが一番大嫌いな体育会系の世界の理屈だよこれは。そりゃお前らには受けが悪いだろうけどさ、やっぱり問答無用じゃないと先に進まないことってあるぜ。それのどこが幼稚なのかさっぱり分からん。アイリを間に噛ませることで精神的なケアや軋轢をしっかりと回避しているあたりも、切嗣はしっかり妥協をしている。妥協できる奴っでのは子供じゃなくて大人の代表だよ。そういう意味でも、切嗣の行動が幼稚だという指摘は受け取り手側の問題といわざるを得ない。
これって矛盾なのか???切嗣はロボットになりきれなった人間。これを見事に表現できていると思うんだが。
これに関しては表現の問題としか言いようがない。が、別に矛盾でもないだろう。セイバーはもともと最優サーヴァントなわけで、そこにさらに「星の聖剣」を使える奴をセイバーとして召喚できたらそりゃ強いに決まってる。作品では内輪事情に踏み込んで表現されているからさほどそうは見えないが、相手からすりゃ十分脅威だったと思うし、結果的にセイバーは相手方のサーヴァントをきちんと切伏せているわけだからその名に恥じない活躍をしている。単に「扱われ方がセイバー推しには納得のいくものではなかった」っていうだけ。それにしたって、ZEROはセイバーの挫折を描くというコンセプトで作られているのだから、当たり前のことなはずだが。
なにが意味不明なのか分からない。切嗣の言葉には説得力しかないと思うんだが。そもそもこの反論ってセイバーが英雄馬鹿ではないとしたら成立しないのでは?彼女が英雄馬鹿ではないのなら、切嗣のこの考え方に賛同してもおかしくはない。戦場は地獄であり騎士道なんてもので誤魔化そうとも敗者は敗者でしかないし、そもそもいくら周りがなんといおうと本質的に兵士は英雄として死んでいくわけではない(※この辺は与謝野晶子でも読んどけって感じでいまさら語ることでもないだろ)このくだりを意味不明と扱うのは、やっぱりセイバーが切嗣にけちょんけちょんに言われているという扱われ方不満なのであって、ストーリーの完成度というよりは単にキャラ萌えの問題なんじゃないのか?
見ていて多分ここが決定的に違うと思うんだよな。増田は別にセイバー好きじゃないです。リビドーをぶつける対象ではあるけど、それ以上の目線は特にないです。別に彼女のあり方とか考え方とかにはあまり興味もないし、snを通してセイバーが最終的に救われたとも特に思わない。そもそも士郎自体が理解不能に描かれているので「士郎がどうにかしたいと思うセイバー」という存在にもあまり共感は出来ていないのがそもそもの原因だとは思う。ぶっちゃけセイバーENDよりもUBWエンドの方が好きだしな。。。士郎は何かとセイバーを不憫に思ったり彼女を救いたいと思ったりしているけど、セイバーってそういう存在だっけ??という違和感がどうしても先行してしまう。もともとヒロイン枠で作られた存在ではなかったというだけあって、やっぱり攻略対象としてはちょっと異質なのが彼女なんじゃないかなぁ。。。
ZEROの原作矛盾を批判する人はやっぱりどこかsnセイバー好きな感じがあって、snセイバーをものすごく神聖なものとして扱っている節があるんだけど、個人的にそれは癌だと思う。だってsnのセイバーってストーリー強度や設定で言えばかなりガバガバで無理がある存在なんだよ。あそこでキャラクターの個性をFixしてしまうと、そりゃその後の作品が受け付けなくなるよな、と思う。キャラ萌えもひとつの作品の楽しみ方ではあるけれど、もっと純粋にストーリーとしてのFateの考察をするべきでは?
これも結構あって、俺はわりと桜好きなんだよなー。Fate//EXTRA CCCとかのBBを見てると、桜はリビドーの対象としてもヒロインとしても実に正統派だと思うんだけどどうなんだろう。HFルートはいいと思うよ、あれ。桜嫌いって言う人がわりといるんだけど、結構な確率でセイバー好きが混じってる気がする。そしてそういう奴に限ってsnセイバーに拘ったりする。まあ楽しみ方は人それぞれだし、別に俺はキャラ愛を誰かと共有したいとかそういう願望はないんだけど、あえてここに切り込みをいれると、おそらくこういう層の楽しみ方や考え方ってある種アイドルヲタに似てるんだよね。自分の推しメンがいて、それを共有できるかできないか、みたいな思考回路なんだと思う。いいとか悪いとかではなくて、まあそういう思考回路なんだってことなんだけど。
問題なのはアイドル的な楽しみ方でFateを語るときに、そこにZEROとsnにおけるセイバーの扱われ方の確執という問題が起こっているに過ぎないのであって、決してZEROが矛盾しているというわけではないということを俺は断言したい。そういう意味でもイスカンダルを女体化ではなく渋い男として表現した虚淵をファインプレーと称えたいし、設定ガバガバで厨二前回の型月Fateシリーズの中で実に渋い出来栄えとなっているZEROを俺は推したい。ZEROという作品のおかげでFateはキャラ萌えだけではない作品になっているし、切嗣を代表とする厨二とはまた一線を画すキャラクターが織り成す絶望と儚く淡い幸福への渇望の描き方が非常に上手い、絶妙な作品になっている。OPの曲もいいしね。
洋3Dアニメも含むぜひ皆に観て欲しい私が大好きなアニメ作品10選 同じ20代女でも全然違うもんですね
配信情報についても雑に書いていきますが網羅的ではないし現時点でのお話です。
私は作画というかキャラデザの面でクロウカード編とさくらカード編及びその映画2作(1998-2000年に制作されたもの)が好きです。
2018年になってから制作された完全新作続編クリアカード編は、キャラデザ以外は前作と同じ人が担当しています。
ひょんなことから関西弁のぬいぐるみに魔法のカードたちの回収をさせられることになった超いい子、木之本さくらのお話です。
この世で一番好きな人に恋をする(多分)という世界観であり、同性が恋愛対象だろうが異性が恋愛対象だろうが作中の人物は全く気にすることがありません。良さポイント。
特記事項として、漫画原作者CLAMPのシナリオ担当者がそのままアニメの脚本も書いています(序盤は専門脚本家と共同でやっていたが以降は一人で脚本担当)。原作とアニメで細かな設定の違いはありますが、本筋に大きくかかわる改変はなく、安心です。
人間の情、料理の楽しさ、木之本さくらに人生変えられてしまう人々、毎回服が変わるバンクなどアニメーションのすばらしさ、どれをとっても「愛」です。
カードキャプターさくらさくらカード編の最終話の続きが2000年公開の「劇場版カードキャプターさくら 封印されたカード」です。
TVシリーズ最終話だけ見てこちらを観てない方、封印されたカードこそがシリーズの最終話ですので、観てください。最高なのは私が保証します。苺鈴もいるよ!!
dアニメストア、dアニメストア for Prime Video、U-NEXTで観れます。
身体が宝石でできている性別も寿命も無いヒト型生命体たちは、メンバーの交代はありつつ20人くらいで数千年?ずーーーーっとずーーーーっとひたすらふわふわ楽しく互いを愛して生きていた。
月からは彼らを攫いに来る物言わぬ得体の知れない生命体が断続的にやってきて、そいつらに捕まった宝石生命体はひとりとして帰ってきたことはない。
生まれてから300年くらい無職だったやたら身体が脆弱で頭もお天気なフォスフォフィライトは、やっと定職を任されることになったが、この職、明らかにつまんなそうで…
空気感が奇跡的に美しい。音楽と映像、キャラデザ、配色、構図、そして声優の上手さ、すべてが噛み合ってとてつもない「美」に圧倒されます。
からの物語はなかなかの生き地獄。私の推しは主人公です!我慢できなくて原作読みました。楽しーい!
ピクサーの名作。正しく「全年齢向け」であり、子供も楽しいが大人も泣ける。これはライトニング・マックイーンという一人のレーサーの人生の話です。
1を観てない人は運がいいです、この名作を一から楽しめるなんて羨ましいです。人生を見てくれ。
カーズクロスロードは邦題ではよくわからないがカーズ3で、カーズ三部作の最終編です。
カーズ1か1と2だけ見て3を観てない人多いのでは。もちろん2もいいんですけどね。
特にカーズ1が好きだった人はぜっっっっっっったいに3を観てください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
1がマックイーンが他人の人生に気付く話だったとすれば、3はマックイーンがレーサーとしての現役生活の終盤に差し掛かり、ベテランとして苦悩するなかで、「あの人はあの時どう思っていたんだろう」「自分はあの時何を感じていたのだろう」と周りと己の人生を振り返りながら、自分の行き先を決めるお話です。自分の使い道は、自分で決めるんです。その苦さ、辛さ、楽しさ、怖さ。人生なんですよ。人生です。よろしくお願いします。
Youtube、アマゾンプライムビデオで字幕・吹替ともにレンタル1作300-500円。
ドリームワークスの名作。ドリームワークスの中の人によると、「ディズニーは子供と、大人の中にある子供心に向けて映画を作るが、ドリームワークスは大人と、子供の中にある大人心に向けて映画を作る」だそうです。
絶海の孤島で暮らすバイキング達。彼らの日常とはすなわち、村を襲うドラゴンとの戦いである。
ある者は手を、ある者は脚を失いながらも勇敢にドラゴンどもと闘うバイキングたち。
その伝説的な豪傑族長の息子に生まれながら身体が育たずひょろガリで、いつまでたっても半人前以下のお荷物扱いされていたヒックはある日、一匹の傷ついたドラゴンと「出会う」。
最初っから最後まで全くダレずに豪速で駆け抜ける、友情、努力、勝利のちょっぴりビターなド王道ストーリー。中盤の飛翔シーンは何度観ても鳥肌ものです。あと猫好きは絶対にめちゃくちゃ萌えるから是非。名作です。
Youtube、アマゾンプライムビデオで字幕・吹替ともにレンタル1作400円。
同じくドリームワークス。
カンフーが世の秩序を守っている古代アニマル中国。パンダのポーは世を守るカンフー軍団の一員である。
この世界、ヒトはいなくて動物だけがいるズートピア的な人種(動物種?)構成なんですが、なぜかパンダはポー1匹しかいません。しかもポーのお父さんは鳥。そんな中、ポーはある悪夢を観ます。なんだろう。なんだろうね?というお話です。
1を観てから観るとより面白いですが(あとシーフーが可愛いことが分かる)、2をお勧めするのは映像美が常軌を逸しているからです。全カット構図と配色がキマり過ぎている。全部壁紙にしたい。おかしい。クジャク元年おめでとうございますからの溶鉱炉準備のシーンは音楽と映像の噛み合いが異常で毎回鳥肌立ちます。
アジア人として中国の建物や服装なんかに全然違和感を感じないな凄いなと思っていたんですが、スタッフは実際に中国に何年も暮らしてから製作したんだそうです。どおりで。
あと声優が面白くて、同僚のトラの声がアンジェリーナ・ジョリー、同僚のサルの声がジャッキー・チェンです。
2の悪役のエロ孔雀の声はゲイリー・オールドマン。ウィンストンチャーチルとかハリポタのシリウスブラックの人です。エロいよー
なおエロ悪役孔雀の日本語吹き替え版声優は藤原啓治さんです。こっちも最高なので吹替版・字幕版お好きなほうをどうぞ。
最高に面白い漫画を最高のアニメ化をした最高のアニメ。現在Ⅱ期が絶賛放送中です。
とある地方都市で暮らす、顔も運動神経もいまいち以下な中学2年生影山茂夫、通称「モブ」。
異常な超能力を持ちながらも、超能力を「必要ないもの」と考え、「モブ」のまま頑張ろうとする彼だが、社会の底へと彼を引きずりこもうとする人々は後を絶たず…というお話です。
社会の底で商売をしている怪しい三十路、霊幻新隆をモブは師匠と呼んでいるのですが、この三十路男が本当にいい。どうしようもないまともな大人なんですよね。
原作の漫画家はワンパンマンの人です。ワンパンマンは一発ネタが超人気になって長編作品になったものですが、こちらは最初からひとつの長編作品として話を練ったものです。面白くないわけがないんだな。
ONEさんの独特な絵の良さを崩すことなく、分かりやすいところだと人物の影のフチをぼかすなど画作りにハチャメチャこだわり、当然お話も超面白い。声優もがっちり最高です。
社会の底で生きる人々と、中学カーストの底で生きる等身大の思春期少年の人生のお話です。私の説明が上手くないんですけど本当に本当に面白いです。
配信情報は公式サイトからどうぞ。 http://mobpsycho100.com/
これをまだ観たことない人は幸運です、ネタバレを全力で回避しながら最後まで駆け抜けてください。私は3日で全部観た。
愛する人たちの為、なりふり構わず持てる力と策略を駆使して世界を変えようとする男、ルルーシュは、果たして渇望した未来にたどり着くことができるのか。
これを観た人類はルルーシュという男を愛さずにはいられません。
あと普段全くロボ萌えできない私ですが紅蓮弐式は血が煮えたぎってしまいましたね。
かの有名な涼宮ハルヒシリーズの最高傑作とうたわれる「涼宮ハルヒの消失」を劇場版アニメ化したもの。
TVの涼宮ハルヒシリーズを観るか、原作の涼宮ハルヒの憂鬱、溜息、退屈の三作を読んでから観てください。大丈夫です面白いのですぐ全部観れます。笹の葉ラプソディは必須。
ある朝キョンが目覚めると、涼宮ハルヒが消えていた。部室には長門しかいない。しかも感情を持たないヒューマノイドインターフェースであったはずの長門有希は普通の引っ込み思案な女子高生になっており、キョンを文学部に勧誘する。とっても照れ屋(!)な彼女をとっかかりにして状況を把握しようと七転八倒するキョンであったが…
ストーリーが本当に面白いし長門は可愛いしキョンは頑張るしビターだし優しいし…本当に好きです。
関係ないけど私の最推しは佐々木なんですよ!!!!!!!!!3期を見るまでは死なないぞ、谷川流だって生きているんだ。なんとかおねがいしますどうにかしてください金なら払うから
TVシリーズ、消失ともにU-NEXTとNetflixで観れます。
同名の原作漫画をアニメ化したもの。最近実写ドラマ化もされましたね。まだ観れてませんが。
元ヤクザのパッパラパー、人呼んで「与太郎」は、斜陽の落語界最後の重鎮、八代目有楽亭八雲に弟子入りする。白髪の爺さんになるまで弟子をとってこなかった八雲は、斜陽の落語と「心中する」と言ってはばからない。彼がこうなったわけとは?その彼がなぜ今になって突然、弟子をとったのか?
八雲を石田彰、その盟友にして天才落語家助六を山寺宏一、そして与太郎を関智一が担当し、ガチガチの落語をガチで演じます。凄まじい。一度でいいから観てください。
特に石田彰さんは10代の八雲(当時は菊之助)から80代?の最晩年の八雲までを一人で演じており、人生の年輪を見事に重ねていくその演技たるやもう人間国宝です。
アマゾンプライム会員ならタダで観れます。NetflixとU-NEXTでも観れます。
英語圏の日本アニメオタクが作った洋3Dアニメ、少女が変形武器の大鎌振り回してでっかい銃弾ぶっ放す。最高。
グリムという魔物がうようよしている世界で、グリムを狩るハンター養成学校に通う少年少女たち。恋に友情に喧嘩に仲直りに戦闘!戦闘!戦闘!の楽しく実践的な学生生活を送っていますが、元々不穏な世界が急速にヤバくなってきたみたいで…?
よくMMDと勘違いされますが全く別のPoserというソフトで作られています。
この世界は完全男女平等で、強さも男女で違いはありません。最新シーズンでは普通に子持ちのレズビアン夫婦も出てきました。
フリフリスカートを趣味で着てる人間がけっこういるんですが、スカートの中身は見えない仕様です。かわいい猫耳もいますよ。
シーズン1のころはお金がなさ過ぎてモブが黒塗りだったりしたんですが、親しみやすい世界観と3Ⅾアクション製作の天才による超かっこいい戦闘シーンなどにより支持を得、シーズンを重ねるごとに目に見えて資金が増えて作画の解像度が上がっていきます。現在シーズン6(volume6)が新規配信中。
https://www.youtube.com/watch?v=pYW2GmHB5xs
これ見て好きだったら間違いないです観てください。
2017年から日本語吹き替え版を、カットしまくりですが劇場放映とかTV放送とかするようになりました。
今まではyoutubeで公式動画を日本語字幕つきで観れていたんですが、なんかワーナージャパンが日本語化権ごと配信権を買い取ったとかで?日本からのアクセスが不可になった上に公式サイトの動画も日本語訳がつかなくなってしまいました。なんでそういうことしちゃうかなあ。ワーナーのRWBY公式サイトの配信情報も軒並みリンク切れです。本気?
youtubeでシーズン1と2の日本語吹き替え版を各500円で観れることが分かりましたが、あとは円盤しか手段がないのか?英語できる人は製作会社Rooster teethの公式サイトで観てください。
番外
人形劇です。しかしたかが人形劇と侮ることなかれ、台湾の布袋劇という、ギンギラ煌びやかなでっかい人形を使う伝統的かつ現代的で本国では大人気の人形劇に虚淵さんが惚れこみ、脚本虚淵玄、製作台湾で作られている中華異世界バトルファンタジーです。一風変わったバディ物。「はてさて、友だから手を借りるのか、手を借りてしまったから友なのか?」
なにしろ人形なので絶対に作画が崩れない。しかも人形の動かし方とかカメラワークとか人形そのもののクオリティとかが超絶技巧すぎて人形であることを秒で忘れます。
各キャラがそのカッコよさを表す漢詩を持っており、キメ場面ではイケメン風がビュービュー吹きながら漢詩(台湾発音のガチ中国語)が流れるという。
あと音声は日本語だし声優は日本人です。本国ではどうなってるのかな。伝統的には一人で全キャラ声あてるんだそうですが。
おすすめです。
(私が好きそうな作品に心当たりありましたら教えてください。日本のでも海外のでもなんでもいいです。特に洋2Ⅾアニメ全然知らないのでそれもご存知の方いたらぜひ。)
真女神転生Ⅲ
安倍公房
シルバー事件は大好き、killer7は積んでましたすいません。
呪みちるは入手できる範囲で単行本揃えてる。谷口トモオは未読。
早く完結して下さい。
>宝石の国
原作もアニメも見ました。市川先生なら25時のバカンスが一番好き。
>Hollow Knigth
横スクはあまりやらないけれど、LIMBOやINSIDEみたいに世界観が少しずつ分かるタイプなら興味あります。
オカ板に浸っていた時期があったもので懐かしいワードがチラホラあって楽しかった。
>鬼哭街
>Undertale
7巻のホラー回を見るにあの人は相当"溜まっている"。
>Pony Island
exe.シリーズにハマっていた時にプレイ動画を見てしまって後悔してる。ああいうのはプレイしてこそなのに。
>portal1・2
>ナウシカ
>DEADSPACE
2までは名作2までは。
>よるくも
1巻読んだ→なんじゃこりゃ?完結したみたいなので続き読みます。
>寺山修司
なんかうまく言えないけど少し好みから外れる。
>砂ぼうず
極々ありふれたもの同士を上手く連結させてプラスアルファを付与した上で、
虚淵ってありふれたものを組み合わせてありふれた脚本にしか出来ていないと思うけど。
ありふれてないのは脚本以外の、主にパッケージングの部分じゃないか。
楽園追放なんて中盤で明かされる大ネタが「人間並みに進化したAI」を応援しよう!っていうカビが生えたような話。
しかもそれ以上の捻りが何もなくて驚いた!
そして電脳世界、ヒロインを口説くAIとくれば攻殻機動隊を思い出すのが当然。
それが結局安っぽい「人間って素敵!」みたいな感傷でまとまるので、20年以上前の攻殻よりも古臭い内容。SFと呼ぶには保守的すぎる。
本気で殺し合うわけではないので戦闘も燃えない。映像も特筆すべき点はなし。
全てが他人からの借り物で出来ているような、虚しい作品だった。
せめて面白ければいいけどTVシリーズ中盤の捨てエピソードレベルでしょこの話。
こんな下らないものをなんで褒めるのか理解できない。尻か?ガルパンからの流れか?
BGVのつもりで流したら、あまりにショボくてガン見してしまった。
まどマギが紫色のクオリアの丸パクリで、しかも縮小生産だったことを考えると、映像脚本家の虚淵玄にどれほどの才能があるのかがそもそも疑問だ。
まどマギにしても、2011年にして終盤まで隠した大ネタがループものって、やっぱり相当ショボいと当時から思っていたのだが。
しかも時間を止めてやることが武器の大量投入というのも発想が貧しすぎやしないだろうか。何より他のキャラより見劣りするのがな。
サンファンも、知力担当側の主人公がラストで戦ってみれば戦闘でも最強クラスで、当初のラスボスを歯牙にも掛けない展開で何それっていう。
他のキャラは駒でしかなくて全然いらなかったって話だし。こういう安直さは真面目に見てきたことを馬鹿にされてるように思えるのだが、みんな気にならないのだろうか。
虚淵脚本の悪役や腹黒い主人公というのも、結局は勧善懲悪の逆をやってるだけの薄っぺらさで、実は話やキャラクターの構造自体は幼稚だと思うのだが。
よく鬱展開と言われるけど、絶望の描き方や道のりも安易すぎて鬱と呼ぶほどのものではない。
「主人公が信じてる人やものが、裏切りました。」程度の粗筋をそのまま見せられているようで、心を動かされようがない。
台詞は書けるようだがドラマの構造を作るのが苦手としか思えなくて、中学生が考えた設定を何とかぎこちなく脚本にしてる印象。
ヒットメイカーであることは疑いようがないが、TVシリーズや映画における虚淵自身の脚本レベルは、決して高いものではないと思う。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 51 | 11297 | 221.5 | 56 |
01 | 52 | 9157 | 176.1 | 57 |
02 | 34 | 4081 | 120.0 | 42.5 |
03 | 23 | 5660 | 246.1 | 114 |
04 | 20 | 7146 | 357.3 | 70.5 |
05 | 17 | 2060 | 121.2 | 43 |
06 | 24 | 2438 | 101.6 | 52 |
07 | 63 | 3050 | 48.4 | 23 |
08 | 83 | 9917 | 119.5 | 33 |
09 | 65 | 5107 | 78.6 | 42 |
10 | 147 | 13157 | 89.5 | 47 |
11 | 175 | 17487 | 99.9 | 50 |
12 | 131 | 10205 | 77.9 | 45 |
13 | 102 | 11973 | 117.4 | 47 |
14 | 104 | 18870 | 181.4 | 72.5 |
15 | 89 | 8349 | 93.8 | 45 |
16 | 100 | 5927 | 59.3 | 34 |
17 | 93 | 11715 | 126.0 | 39 |
18 | 110 | 13689 | 124.4 | 48 |
19 | 123 | 15771 | 128.2 | 47 |
20 | 102 | 9838 | 96.5 | 34 |
21 | 153 | 12093 | 79.0 | 34 |
22 | 148 | 10137 | 68.5 | 42 |
23 | 98 | 10324 | 105.3 | 25 |
1日 | 2107 | 229448 | 108.9 | 43 |
人(190), 自分(165), 話(98), 増田(94), 男(92), 女(86), 今(84), 日本(83), 女性(73), 前(72), 問題(70), 相手(67), 普通(57), ー(57), 人間(57), 仕事(54), 必要(54), 意味(53), 言葉(49), 感じ(49), 好き(48), 結婚(48), あと(45), 理由(45), フェミ(44), 気(44), オタク(42), 社会(42), 気持ち(39), 存在(39), 手(38), 関係(37), 男性(37), 最初(36), 最近(35), 頭(34), 自由(33), 他人(33), 子供(33), 昔(33), 目(33), 会社(32), 他(32), 別(31), バカ(29), 人生(28), 無理(28), 家(28), 時間(27), ネット(27), 性的(27), 全部(27), 一番(27), レベル(27), 絶対(26), BL(26), 世界(26), 場合(26), 表現(26), 差別(25), ダメ(25), 金(25), しよう(25), 馬鹿(25), 可能性(24), 子(24), エロ(24), 原爆(23), 顔(23), ゲーム(23), 結果(23), ダブスタ(23), 日本人(23), 国(23), 説明(22), 逆(22), 違い(22), 今日(22), 場所(22), 内容(22), 行動(21), 友達(21), 全て(21), 完全(21), 都合(21), 作品(21), 結局(21), 確か(20), 搾取(20), 勝手(20), 時代(20), 今回(20), 状況(20), 当時(20), お気持ち(20), 批判(20), スマホ(20), 嫌い(20), 明らか(20), しない(20), 趣味(20)
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