「一言」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 一言とは

2024-02-21

anond:20240220205738

その学生たちと一言も話さずにおごりはちょっとキショいな。

夫が知らない人ともすぐに打ち解けちゃうタイプで、学生たちにも「〇高の学生か?腹減ってんならおっちゃんが奢ってやるわ!おっちゃんも学生の頃知らんおっちゃんにおごってもらったことあってな~」とか話しかけて学生たちが受け入れる姿勢(いいんすか、とか、あざす、とか)があったら全然いいと思う。

2024-02-20

anond:20240220171304

一言で済まされてるけどこれが大事問題なんだよ

小山田の時も最初は変な人というか一人が騒いでただけだった(東京五輪以前にも何度か取り上げられる波はあったけどキャンセルに至らなかった)

Metooも、まあ性加害とスキャンダル告発はもちろん大昔からあるけど、ネット上のブームとしては最初は「変」なものの一つに過ぎないはずだった

芸人なんか逆に遊んでる方が普通という調子だったし、ジャニー喜多川も「周知の事実」で逆にわざわざ指摘する奴は野暮みたいな扱いだった

何を取り上げるのにも、どこからが変でどこからが変じゃなくなるのか

何かの告発最初に言い出した人が明らかに狂ってるように見えても、「本当に事件が起きていて、そのショックやトラウマで気が狂ってしまった」というところまで配慮しなければいけないらしいのが現代だしな

低調から復活するのに増田を使ってる

根つめて仕事して納品を決めたあと、しばらく低調期に入って何もやる気が起きなくなる

ひたすら眠く、ダラダラネットを見る以外何もできなくなる

そんな時に自分を奮い立たせてくれるのが増田

まず増田トップから見て何か一言レスしたいどうでもいい話題を探す

レスが帰って来ればどうでもいい返事を書く

熱くなりすぎないことが大事

しつこい奴に絡まれて熱いレスバトルを繰り広げてしまうと

消耗して自己嫌悪になるのでよくない

なるべくどうでもいい話題にどうでもいいレスをするのが大事

1日これをやると脳が活性化してだいたいやる気が復活してくる

このようにして増田はできている

一見無内容な増田世界の役に立っているのだ

2024-02-19

悲惨旅2

四章 40万()のアクセサリー

その日祖母は朝からガサガサと何かを探し回っていた。

「無いわね〜」

「何かなくしたんですか?」

アクセサリーが入った袋がないのよ」

昨日はあったはずのアクセサリー類がまとめて見つからないのだという。身なりにこだわる祖母だ。アクセサリーもこの服にこれを!というものをあのギチギチのスーツケースに詰め込んできたらしい。

「あら、どうしようかしら〜……40万くらいするんだけど……」

パタパタと探してる最中爆弾発言に思わず固まった。なんだって

「あれ全部で40万くらいするはずなのよ!だから困るわ……💦💦」

困るって、そういう問題ではないだろう。祖母がそういうちょっとお高めのものを好む人物ということは知っていたが、具体的な値段とかは初めて聞いた。というか、なぜ旅行にそんなに値の張るものを持ってきているの?そんで、なんでそんなのを無くす?

すごい、疑問符オンパレードだ。なんなんだこの人。

「どうしようかしら!どこかで盗られたのかも……」

探し始めて20分ほどで大胆で心配性の彼女の悪い所が出る。

探しているところを見ていたが、ギチギチのスーツケースを撫でるように探すだけで「無いわ…」と言っているがまずその布しか入ってないスーツケースを全てひっくり返す方が先だろう。

でもこれは今の私だから言えることであって、当時その場にいた私はそれなりに焦っていた。ちょうど母方の祖父インドで30万円をすられた話を聞いていたから、もしかしたら…の気持ちがぬぐえなかったのだ。

うちの親戚たちはなぜ旅行に行くのに数十万を迂闊に持ち運ぶのだろう。成金なの?それともマヌケ?まぁ、もうじいさんは死んでるから知りようもないが。かなしいかな、私たちはしっかり両方の間抜けの血を引いている。せめて他人に余計な迷惑をかけずに生きましょう。

それはさておき、見つからなくても旅行は始まる。

とりあえず添乗員さんに知らせるとすごい必死で前日止まった宿に連絡してくれた。申し訳ない。

そんでもってその伝え方がまぁ"繁子(祖母)節"だったから聞いてもらおう。

添乗員さん、あのね、全部で40万のアクセサリーの入った袋が無いのよ…」

「えぇ!」

「もしかしたら昨日の宿に置いてきちゃったのかもしれないから連絡してくれない?40万くらいのアクセサリーが入った黒い袋ね、盗られたのかもしれないわ…」

「わ…かりました。すぐに連絡致します。」

これを早口でまくし立てる。ポイントなのが、「40万」という金額連呼すること。その単語いる?

可哀想添乗員さんはすぐに宿を始めとする各所に連絡してくれた。

その間祖母迷惑をかけたなんてさらさら思っておらず、わりと旅行を楽しんでいた。さらには昼食の席で一緒になったご婦人方に「40万くらいのアクセサリー類が無くなったのよ〜」と話していた。ご婦人方は心配してくれたが、傍から聞くと困りに見せかけた金持ち自慢にしか聞こえない。

さら添乗員は休憩時間に入った時に「すみません、もうクリーニングが入っていて、そういった届けは無いようです…」と報告してくれた。ぜんっぜん悪くないのに「申し訳ございません」と述べる添乗員さんが哀れで祖母迷惑をかけていたたまれなかった。

当の本人は「あら…。じゃあどうしようかしら…」と不安げな表情を浮かべたが、盗られた(仮定)ことには微塵の疑いもなく、金のイヤリングだのバカかいカメオだの、アクセサリー類がどんなものだったか説明していた。それを聞いてさら添乗員さんの顔がますます曇る。そりゃ、自分が引率した客がすられたなんて良い話じゃないだろう。しか祖母いわくかなりの高額商品。あるのかは知らないが保険とかそういう手続きだってある。添乗員さんの皮膚の見える頭頂部はこの心労で抜け毛が増えるんじゃなかろうか。

なんだってそんな高いもんを持ってきたんだ。見栄です。って、理由があまりにもしょうもないでしょ。

結局見つかりそうもないままホテルへ。荷解きをしている時祖母が声を上げた

「あ!あったわ!

「えっ!?!?

例のアクセサリーが見つかった。スーツケースポケット部分に入っていたらしい。真っ先に探すべきところでは?そして、

「なんだ、こんなとこにあったのね。」

一言。こういう時、普通の人ならば「よかった…」とか、「心配かけちゃったわね…」とかの反応をすると思うが、そこは祖母他人迷惑をかけたという発想がない。一日がかりで何人も余計な心配をかけたことに対する謝意とか、そういったことはこの人の頭には存在しないのだ。それに気づいて力が抜ける。

添乗員さんと昼のご婦人方はに無事見つかったことを伝えたが、その時も"繁子節"は圧倒的だった。以下はご婦人方に知らせた時の祖母だ。

「ほら、見てぇ〜!見つかったのよ〜!」

と言いながら早速見つかったブローチを胸元に付けたのを見せつけに行った。昼間に散々「盗まれたかも」とか言って心配してもらってた相手にできることじゃない。呆れを通り越して面の皮の厚さに天晴れだわ。その精神力があれば怖いものなんかないだろう。

こうして、40万アクセサリー紛失事件添乗員さんに余計な苦労をかけただけで幕を閉じた。

余談だが、この話はリアルタイムLINEで共有していたのだが、帰国してから父が「ほら見てぇ〜!」と言いながら胸元を指さすモノマネをしばしばやるようになった。こうしてネタにしてはいるが、もし、当時同行していたのが父だったら海外で最悪の親子喧嘩をして帰ってきていたと思う。

閑話・ボッティチェリに敬意を示して。

さて、前回無くしたアクセサリーが無事見つかったが、次の日はフィレンツェにあるウフィツィ美術館に向かう。ボッティチェリの「春」「ヴィーナス誕生」等某ゼリヤ店内で必ずと言っていいほど飾られている有名すぎる絵が見どころだ。

正直ヨーロッパツアーだと1週間とかでいくつもの美術館を巡るから作品ひとつひとつの貴重さとかよりも人でごった返す中、はぐれないよう頑張ってついて行きーの作品チラ見して説明聞きーの写真撮りーのの繰り返しで鑑賞する風情もへったくれもあるもんじゃなかったけど、そんなもんなのか。

ツアー自体の目玉でもあるこの日、祖母特にオシャレをして臨んだ。あのギッチギチのスーツケースからこの日に着る服を決めていたのだと思われる。毎日服を変えていた祖母ファッションショー写真で残しておけばよかった。当時はそんな余裕もなかったが。

その日のコーデの主役は胸元に付けられたバカデカカメオ。5~6cm程のブローチにしてはかなり大きなそれは真偽は知らないが祖母曰くかなり高級なものらしい。そう、前日無くしたと騒ぎを起こしたあれだ。

同じツアーの客にブローチ素敵ねと声をかけられ祖母の鼻は高々。

「えぇ、ボッティチェリに敬意を示してね。ほら、プリマヴェーラの柄なのよ」

添乗員さんにまで聞かれてもないこだわりを披露する祖母。ああもう、添乗員ちょっと引いてるじゃないか他人のフリをさせてくれ

この話、何がすごいって、祖母別に美術に特段関心がある人でもないということ。美術が好きでボッティチェリの実物を見れるのが嬉しい!という人ならばまぁ、「ボッティチェリに敬意を示して」なんて言っても許されるが祖母絵画の前を結構素通りするような人だから、余計に「んなこと言う!?」という気持ちが大きい。普通に生きててそんなの言う様な人は叶姉妹くらいしか思いつかないのだけど、祖母普通一般人じゃん、ハイソぶってるん?恥じゃん、そんで身内じゃん。勘弁してくれ。

しかボッティチェリの実物を間近見てもまぁサイゼで見たのも同じだなぁという感想になった自分ももしかしたら祖母と似たような感性を持っているのかもしれない。血の繋がりに震える。しょぼい感想しか言えなくて情けなくなるが、貴重なものを鑑賞したこと自体は間違いなく良い経験になったと思いたい。小学2年生並の感想ではあるけど。


5章 ナポリと靴

青の洞窟に行く日、ついに私は限界を迎え、その日の観光を全てブッチして一日ホテルに留まる権利を獲得した。そして、ここまでで祖母性格をなんとなく知っているならばこの権利を得るまでにも戦いがあったことも想像に難くないだろう。

この作戦はまず第一に私とおばあちゃんとの別行動が肝だ。というか、そのためだけに私はわざわざ観光の目玉ともいえる青の洞窟キャンセルしたのだ。

朝食の時間から勝負は始まった。朝食会場に着くと同時に添乗員に駆け込み

「スミマセン、チョットタイチョウガワルイノデ今日観光ホテルヤスマセテイタダキタイデス」

添乗員は当然心配ポーズを取りながらも了承する。

「あら!そしたら私も一緒にいた方がいいかしら!?

間髪入れず飛んできた祖母(謎自信杖無し)の攻撃に、勘弁してくれ!!!叫びたくなる。若干叫び漏れたかもしれない。

大丈夫です!なのでおばあちゃんはぜひ行ってきてください!!!!!貴重な体験ですし!!!!!!

ビックリマークの数は必死さの証。ここで折れたら全部ムダ。白刃戦の火花が散った。

「でも…」

ダイジョウブデスカラ!!!!!!

押し問答を何回か繰り返し、半ば無理矢理一人の休暇を勝ち取った。勝ちました。人生は強引さが必要な時もあって、それは今だった。朝から何をやっているんだろう。

部屋でのことは特に書くともないけど、FGO夏イベをやっていたことと、わりと階数の高い部屋で窓がやたら汚かったことぐらい。

私が一人時間を無為ソシャゲに費やしている間に事件は起こった。祖母は、ウン年前、下手したら二桁年前に買った慣れない靴を引っ張り出してきていたのだった。ツアーについていけなくなったあたりから「靴が悪いのよね!前の奴だから!」と旅行初日から怪しい声を聞いていたその靴が遂にぶっ壊れたという。

身体能力ごまかすような靴への悪態を聞くたびに普通に靴は古いし本人の体力も身体能力も落ちてますよ、の言葉を喉元で押しとどめていた。あたりまえ体操過ぎる。

帰ってきた祖母第一声は「この靴ナポリで買ったの!」だった。足元にはメタリックな輝きを放つパープルの靴が光る。まずなんで洞窟を見に行った人の足元が新しくなって帰ってきてんの?

頭に???が浮かぶ

肝心の洞窟はと言うと「ああ、綺麗だったわよ、うん。」とホントに行った???と思うようなうっすい反応。

その後ろを添乗員さんが「すごかったですよおばあ様。店内でたくさん試し履きをされていて」と伝えてくれた。

すごい、見てないのに光景が目に浮かぶ添乗員さんにお世話を丸投げしたようなもんだ。心なしかげっそりして見えて申し訳なさが募る。ごめん、でも限界だったんだ。

当の本人はケロッとしておニューの靴にご満悦なようだ。きっと気に入るものが出てくるまで沢山試着したのだろうと想像して頭が痛くなる。添乗員さんの様子を見るに多分現地の店員さんにも日本語で「もっと𓏸𓏸なのはないの!?」とかなんとか言ってたんだろうなあと思う。言葉の通じない異国の地で謎に自信に満ち溢れてる(そのくせ心配性な)のはなぜなんだ。

こうして、ぶっ壊れたウン10年前の靴はろくに使われずに外国ホテルに捨てられて行き、おばあちゃんの足元は新しく"ナポリで買った靴"で飾られ、その後の旅路を共にすることとなった。

今回の教訓:靴は履きなれたもの履いて行こう。

間違っても大事しまい込んだ靴を久々に出すもんじゃないよ、旅先でぶっ壊れるからね。

六章 おばあちゃんクレーム

クレームクレーム (クレイム、英語: customer complaint, consumer complaint)は、サービスに対する苦情や改善要求契約あるいは法律上権利請求を指す和製英語。ーWikipediaより

クレームを入れたことはあるだろうか。私はない。大体の人もそこまでのことがなければクレームを入れることは無いと思う。サービス側が悪いこともあるが、客側がかなり無茶苦茶をいうことがある。無茶苦茶クレームを入れる人のことをクレーマーと呼び、さらサービスだけでなく個人的な怒りも乗せてくるような輩は一段昇格して「モンスタークレーマー」と呼ばれる。こうなってくると、もうヒューマンじゃありません。ホモ・サピエンスから新しい生き物への変身だ。

コールセンターアルバイトで実際にクレームを受けたことがあるが、その時は相手の「だいたいお宅はさあ!」との発言に(本当にこんなことを言う人がいるんだ!)と感動したものだ。今まで私が見てきた創作内のクレーマーが言ってたことそのまんまの言葉を受け取って、おお!と今までの答え合わせができた気分だった。まぁ、バイトの内容的に相手の氏名住所生年月日職業家族構成家族情報も全部知っているという圧倒的に有利な立場だったから慌てなかったというのもある。

さて、クレーマー対処には同じ気持ちになって怒ると有効というのがある。自分より起こってる人を見て逆にクレーマー側が冷静になるとか、自分の怒りが認められたと思うことによって満足するらしい。

一方で、対処相手同調してくれたと思い込みさらに怒りがヒートアップするタイプもいる。もちろん祖母後者だった。

悲惨

ツッコミ祖母ファンタスティックで困るって話【不在】

膝の手術を3回受けた70代祖母が同行者の孫に無断でイタリア縦断弾丸ツアーに申し込んだ話。

序章 不安しかない出発

一章 〜杖買うって言ったじゃん!!〜

二章 「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」

三章 こんなとこに住む人の気がしれませんよね

四章 40万()のアクセサリー

五章 ナポリと靴

六章 おばあちゃんクレーム

七章 ローマの夕食

終章 逃げ切った空港バス

サイドストリー

シャワーとかは感覚で使わせて欲しい

・激重スーツケース

・Tボーンステーキ〜季節のマウントを添えて〜

・自慢話と夏の空

ボッティチェリに敬意を示して。

・嵐ってすげぇや!

序章 不安しかない出発

孫が中学三年になるのに合わせて祖母海外旅行に行きたいと言い出した。

昔は海外によく行っており孫と一緒に行くのが夢だったんだそう。

そこで白羽の矢が立ったのが、2番目の孫で初の女の子わたし

おばあちゃんは息子しかいないから初めての女の子をかわいがって、よく自分の好みの服やらを買って着せられた。娘がいたらしたかたことを私にしてる感じ。

あとまぁ「孫と一緒に旅行!」ってのが老人にとってはステータスなんだね。「孫と海外旅行をするくらい仲が良くて金銭的にも裕福な家庭」みたいなさ。

「あらお孫さんと旅行?いいわね〜羨ましいわ〜」って言われたいのもあったと思う。そりゃあ孫連れて旅行してる人がいたらそういう反応しかないでしょ。

当時は何も知らんかったか旅行行くのに全然賛成で二つ返事でOKしたし海外行けんの楽しみにしてた。

祖母は膝が悪く何度か手術の経験もあるため、最初は膝のこともあるしバンクーバーあたりのひとつ都市に留まってゆっくりしようねって話してた。

それが5月のある日

「孫ちゃんイタリアにしない!?もう申し込んじゃった!」

って。ねぇ、あんた。

パンフレット見せてもらったらまぁイタリアを北から南まで大移動する8日間の超弾丸ツアー。母が「大丈夫なんですか?」と心配そうに聞いても「大丈夫よ〜!」で聞きゃしない。

身体爆弾抱えてる人がどうしてそこまで自信満々になれるのか。謎です。

テンションの上がった人間は突拍子もないことを言い出すの典型を目の前で見た。

1章 〜杖買うって言ったじゃん!!〜

そして迎えた当日、前泊する為に祖母の家に行った私が「杖あります?」って聞いたら、自信満々に「無いわ!でも多分大丈夫だと思うから!☺️」

まって??

いやもう、「なんで??」の一言に尽きる。

だって言ったもん、「買う」って言ってたやんけ。母さんがおばあちゃんの膝を考慮して折りたたみ式の勧めたり口酸っぱくして杖を持っていけって言ってたから。そりゃあ買ってると思ってたし若くないんだから過信しないでくれ、たのむから

ここで私が間違ったのは不安に思いながらもすぐそばショッピングモールに走って杖を買いに行かなかったこと。これが後に解決できない大問題となる。

今なら過去の私をぶん殴ってでも杖買ってこっそり自分スーツケースに突っ込む。もし声だけでも伝えられるなら夜とか関係なしに「杖を探しに走れ〜!!!!!」って叫ぶ。絶対に。

「何かあったら現地で買うわ!」って言ってたか大丈夫かと思ってた。

予想してたとおり毎日足が痛くなるくらい歩く超弾丸ツアー。15歳の私でそうなんだから70代の祖母はさぞ辛かったと思う。

でもね?普通に考えて膝にボルト埋まってて普段杖ついてんのに、どう見ても歩くツアーに杖の1本も持ってかないなんて、そんなことある

現地について2日目くらいに高級店が並ぶ通りで杖を見つけた。べっ甲の持ち手のついたツヤツヤの杖だったからこれならおばあちゃんも満足だろうと思って「杖ありましたよ!」って声かけた。のに。

「でもね〜、ここ(現地)の人に合わせてあるからおっきいのよ」

なんて??????

現地で買うって?言ってませんでした???

祖母は中肉中背、ヨーロッパ基準の杖はそりゃ合わんだろう

ちょっとマジでよく分からないんだけどそんなん最初からお前わかってたの?つまり絶対買う気ないのに買うって言ってたんか?って。

既にツアーの列から遅れて添乗員さんに迷惑かけてんのに何言ってんの?って。

オシャレでプライドの高い祖母にとって杖を着いて歩くのは格好悪いと、ただそれだけだったのだ。

結局杖は買わず観光続行。明らかに膝を気にかけております

miss! 選択 を 間違え た !

地獄ルート に 決定 します !

to be continued

閑話 シャワーとかは感覚で使わせて欲しい

イタリアに着いて初日夕方に到着したのでそこからバスに乗る。着く少し前に機内食が出たから夕飯は無し、この日はホテル直行して寝るだけ、明日から観光が始まる。

10時間以上のフライトで腰は痛いしケツはもじょもじょするしで、10時間前に一瞬顔を合わせた人たちと一緒のバスに乗ってホテルへ向かう。

ホテルの部屋へ入り、荷物の整理をして、今すぐシャワーを浴びて寝たいところだが事は起こった。

シャワーが出ないのだ。

というか、湯をシャワーから出せないのだ。

普通、コックを上下に動かせば水が出るし、それをひねれば温度調節ができる。少なくとも日本ではそうだ。

このシャワーはどうだろう。コックを上にあげると蛇口から水が出る。コックをひねって温度調節も可能だ。それでも蛇口から繋がるシャワーはうんともすんとも言わなかった。

困った。いちおう先進国なのに世界共通必須のものの使い方がわからないなんてことある?私はある

もういっそこの蛇口で滝行をするしかないのか?とまで考えた。

長旅直後に知らない土地で使い方がわからなくてゆっくり風呂にも入れないなんて哀れだね。

しばらく考えて、海外経験豊富なおばあちゃんなら知ってるかなと思って聞いてみたら、祖母はすぐに「フロントに連絡するわ!」と。

あんたも知らないんかーい

いやいいんだけど、知らないのは別に良いのだけどね、ここでフロントに連絡してもイタリア語なんてさっぱりだし、なんなら英語も怪しい祖母と孫で外人スタッフコミュニケーションが取れるなんて到底思えない。

それだけは勘弁してくれの一心で私はひたすらスマホで使い方を探した。

その間も祖母3分に1回「やっぱりフロントに聞いた方が良いんじゃないかしら」と言ってきた。祖母なりに心配だったのだと思う。その自信はどこから来るのかだけ聞かせて欲しい。

型番を検索しても外国語のページが出るばかりで、祖母によるホテルスタッフ襲来の圧を受けながら色々いじくっていたら、ふとした拍子にシャワーから水は出た。

蛇口から水を出した状態蛇口の先の部分を引っ張るとシャワーが出る仕組みだったらしい。初見しか

なんでこんなとこで1人謎解きやってるのかさっぱり分からないが、ホテルスタッフを呼ばれる前に解決できたのはファインプレーだったと今も思っている。

二章 「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」

歩く!歩く!歩く!

弾丸ツアーはひたすら歩く。海外旅行に行く層なんて暇と金のある金持ちのじいさんばあさんが主なのに、旅行会社のツアーは「夢の🎶イタリア一周」だとか、「スペイン世界遺産ツアー」だとかの移動にかなり無理があるツアーばかりを組んでくる。

東京の有名観光地を巡るだけのツアーとか作れよ

例に出したのは私が実際に祖母(父方 母方)と参加したツアーだ。そしてどちらも参加者の平均年齢が60を越していた。

老人、己の体力を過信するな。

しかしたらゆったりしたツアーもあったかもしれないけど、私が知る前に祖母は申し込んでいたから知る由もない。そゆとこの報連相大事だと思うんだ!

数日で全部を回ろうなんてツアーでは大体の日程がメチャクチャ歩いてるか数時間バスに乗るかの2択になるが、直射日光を浴びて歩いたジジババばかりのバスなんて小学生遠足帰りのバスより爆睡率が高い。

寝息の聞こえる静まり返ったバス内は幼稚園のお昼寝の時間と同じ空間だった。

日に当ててから涼しいとこでゆっくりさせるのはね、寝かしつけの方法なんよ。

私はイタリアに行ってまでソシャゲガチャを引いて、推しが出ては「ありがとうイタリア…😭🙏」とTwitterつぶやくだけになった。景色は飽きる

観光地に着くとその場限りの現地ガイドが着くことがままある。

大体このガイドはやたら大声でハキハキと話す細身な40代くらいの女性が多い。あとなんかダサい旗持ってるよね、キティちゃんとか。

そんで、そのハキハキしたおばさんガイドはめちゃめちゃ歩くのが早かった。大股でズンドコ行くので必死で追いかけるが、配布のトランシーバー早口観光地の説明をするから忙しい。

実績解除のための観光だ。この現地ガイドにより観光RTA(リアルタイムアタック)に様変わりした。

参加者も置いていかれないよう頑張って着いていくが、ここで忘れちゃいけないのが祖母だ。

観光は現地ガイドが先頭に立ち先導しつつ、はぐれる人がいないよう1番後ろを常勤ガイドで挟む姿勢を取る。

私が息切れしながら振り返ると、横にいたはずのおばあちゃんがいなかった。

前に言った通り祖母は膝が悪く、普段杖をついているくらいだから当然歩くのが遅い。それに杖無しというデバフ+でこぼこの石畳+傾斜が拍車をかけた。

「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」

追いついた時、祖母一生懸命歩きながら悪態をついていた。

うん、まあ、なんだろう。同情できない。

列の1番後ろでガイドさんに付き添ってもらって悪態をつくって、どう???

ガイドさん、ごめんな。

杖があればどんなに楽だっただろうと今更ながら後悔したし、この旅行中頭10%くらいでは常に杖のことを考えていた。ちなみに今でも百均で杖を見ると「この!クソ!!これがあれば!!」と思う。500円しないで買えるんだぜ?

閑話 クソ重スーツケース

表題の通りである。おばあちゃんスーツケースバカクソ重いって話。

おばあちゃんスーツケースが重量制限心配になるくらいマジでバカ重かったんだけど、

「何も入ってないのよ〜このスーツケースいから〜」って言ってたし、古いスーツケースの重さなんて知らんからそんなもんかなって思ってた。ハードケースだったし。

重量制限23キロまでで、おばあちゃんのは20キロくらいだったはず。行きの時点でこれって土産のも買うはずだけど大丈夫????となったがホテルで開けて驚いた。

広げた両側に服が隙間なくギッチリ詰め込まれていた。

ニモ…入って…ない…❓

スーツケースが古いとかそんな問題じゃねーよ。ギチギチに布詰めて「何も入ってない」なんて言える姿勢は逆にすげーよ。

ちょっと冷静になったけどこの後のお土産タイムで早速おばあちゃんが買ったワイン旅行中ずっと私のスーツケースに入れて運ばれた。たまにスーツケースから瓶が擦れて酒屋の音がした。

旅行の回数が多いだけの自称旅慣れてると本当の旅に慣れてる人というのは別物だ。

閑話 Tボーンステーキ〜季節のマウントを添えて〜

閑話3つ目である。ちなみに書いてあること全部まだ2日くらいで起こったことで、たかだか1週間程度の旅行でよくここまでネタがあるなとしみじみ思う。

一応海外旅行に行くからには大体のツアーには現地の有名料理が組み込まれている。Tボーンステーキもそれのうちの1回。2日目の夕飯だったかな。

「夕ご飯のメインはステーキです」

ガイドさんがメニューを読み上げてなんかよくわからんサラダとか食べて、例のメインは来た。

ミスター味っ子存在だけは知ってる料理だけあって私は若干テンションが上がっていた。

出てきた肉は画像の通りである

第一印象、「左ちっっっさ!!!!」

漫画の微かな記憶では左がヒレで右がサーロイン、さっぱりしたヒレを先に食べ脂の乗ったサーロインを味わうのが鉄板だと味っ子の顔のうるさい審査員が言っていた。

記憶のTボーン比率は約1:2、出てきた肉の比率は1:5くらい。申し訳程度のヒレ肉に思わず笑ってしまった。これ、わざわざTボーンにする必要ある?

まぁそれは例によって外国なのでサーブされた人によって大きさも全然違っていた。海外に行ってまで日本のような画一化を求めるのが間違っているとも言える。日本が細かいのか、海外が雑なのか。

肉質にも差があって、同じテーブルのおじいさんは「固すぎて食べられない」と言っていた

私のは食べられないって程じゃなかったけど、先に言ったようにツアー参加者は老人の方が大体だ。その人たちにこれは重いんじゃないかと思う。

そっかーとか思いつつ1人で黙々と食べてたら祖母

「そうかしら?私のすっごく柔らかいのよ!ほら!」

と、見せつけるように肉を切っていた。肉が固いと言っていた人の目の前で。

何故。

嫌がらせか?と思ったが、別に祖母はそんなこと考えておらず、ただ思ったことを言っただけだ。それがナチュラルマウントになる人なのだ純粋培養のヤバ人(やばんちゅ)である。悪意は一切ない。

そしてその素直な性格がこの旅行悲惨にした一番の原因である

ただただ、いたたまれなかった。ここで私が「そういう意図はないんです!」なんてことは到底言えないし、言ったところで祖母理解するような人じゃないし、わたしにできることと言ったら押し黙って肉を食うだけだった。

言われた同じテーブルの人たちは「人によって差があるのね〜」とかで流してくれた。大人だ。

そしてうちの祖母がごめん。

3章 「こんなとこに住む人の気がしれませんよね」

イタリアといえばベネチア水の都。今回のツアーももちろんベネチア観光が含まれていた。

こんなにネタがある時点ででお察しだとは思うが、祖母はかなり癖が強い。私と年代が違うから、というだけでなく単に人間としての癖が強すぎる。だから付き合うにはかなりコツなり話し方なりに工夫が必要だ。特殊食材

祖母の特徴を端的に並べると

お嬢様趣味(メルヘン)気質なとこがある。

・謎の自信を持つ。

・反面、少々過剰に心配性な面もある。

個人的英語のレッスンを習っていた。

介護息抜き海外旅行へ行っていた。特にヨーロッパを中心に巡っていてイタリアにはもう何回も来たからもう飽きちゃったくらい!が旅の口癖だった。

謎の自信、杖の件はこれが遺憾なく発揮された結果だ。このエピソード祖母人間性が伝わったかと思う。決して悪い人ではないから逆にタチが悪いのだ。悪意じゃないから私もそんな強く言えないし、そもそも強く言えるような間柄でもないのがさらに状況の悪化拍車をかけた。私は押しに弱い典型的な日本人であったから余計に。あの場にいたのがアメリカ人かもしくは私たちの母だったら「ダメよ!杖を持たないと出発しないから!」と断固拒否姿勢を見せただろう。私も1人ストライキを決行すればよかった。

話を戻そう、ベネチアである

ここで問題なのが「イタリアにはもう何回も来て飽きちゃった!」の口癖だ。

わざわざ12時間飛行機に乗ってケツを酷使して見知らぬ土地に降り立って言うことがそれなの、普通にやばい。現地ディスしたい行動力の鬼なの?

修学旅行の同じ班に到着直後から「もう来すぎて飽きちゃった!」なんて言う奴がいたら、そいつ絶対回る友達いないでしょ。もし現地の京都人に聞かれて初手からぶぶ漬けを出されても文句は言えない。花輪くんでもそんなマウントは取らん。

しかし一番直近でも10年以上前イタリアだって発展し続けるのだ。祖母は旅の間中も思い出のイタリア(思い出補正シマシ)に浸り続けている。

ベネチアは陸から少し離れた場所にあり小さな船に乗って向かう。

海の水は綺麗ではないが、所狭しとゴンドラが並び、ヨーロッパ建築様式で作られたカラフル屋根や壁に白い柱、窓の一つ一つまで細かな意匠が凝らされた建物がずらりと並び、それらが海の上に浮かぶ光景は圧巻だった。色んな作品の題材になるわけだ。これは日本では見れない、世界は綺麗なものがいっぱいあるなぁ、連れてきてもらってありがたいなと素直に感謝した。

水に浮かぶふかふかした地面の繋ぎ目を歩き、現地ガイドさんの説明を聞きツアーの皆さんもワクワクした目で街を見渡しているその時

「こんなとこに住む人の気がしれませんよね〜」

ここでタイトル発言だ。

見れば祖母が隣の人になかなかの声量で話しかけていた。あえての悪意とかではなく井戸端会議で「や〜ね」とでも言うような表情で。

やめろや。思うのはまだ良いとして、百歩譲って話しかけるなや。瞬時に吹っ飛ぶ感謝もっとありがたがらせてくれ。

隣の人はどんな反応をしたっけ。曖昧に相槌を打っていたっけ。でもこの場で言うべき言葉ではないことだけはわかる。

KY発言選手権があればこの発言はかなり上位に食い込む確信があるし、さらに現地で言ったことで芸術点も加算、相当な高得点を取れるはずだ。エピソードとして聞く分には良いのだけども。

これによって私は生涯ベネチアを思い出す際にはこの時の祖母発言とあのいたたまれない気持ちを思い出すのだ。なんの呪いだよ。

以上、ベネチアでの思い出でした。

まぁこの後も絆創膏を探してドラッグストア店員(イタリア人)に「Where is バンドエイド?」と英語で聞いたり(結局買えなくて私が持っていたのを渡した)自由時間迷子になったり私が素敵な羽根ペン買ったら「お金あるわね〜」と本人にその気はなくても嫌味と取れる事を言われたりがありましたがエピソードとしては”弱”なので口頭で説明すれば良いかと思います

四章 40万()のアクセサリー

その日祖母は朝からガサガサと何かを探し回っていた。

「無いわね〜」

「何かなくしたんですか?」

アクセサリーが入った袋がないのよ」

昨日はあったはずのアクセサリー類がまとめて見つからないのだという。身なりにこだわる祖母だ。アクセサリーもこの服にこれを!というものをあのギチギチのスーツケースに詰め込んできたらしい。

「あら、どうしようかしら〜……40万くらいするんだけど……」

パタパタと探してる最中爆弾発言に思わず固まった。なんだって

「あれ全部で40

悲惨

ツッコミ祖母ファンタスティックで困るって話【不在】

膝の手術を3回受けた70代祖母が同行者の孫に無断でイタリア縦断弾丸ツアーに申し込んだ話。

序章 不安しかない出発

一章 〜杖買うって言ったじゃん!!〜

二章 「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」

三章 こんなとこに住む人の気がしれませんよね

四章 40万()のアクセサリー

五章 ナポリと靴

六章 おばあちゃんクレーム

七章 ローマの夕食

終章 逃げ切った空港バス

サイドストリー

シャワーとかは感覚で使わせて欲しい

・激重スーツケース

・Tボーンステーキ〜季節のマウントを添えて〜

・自慢話と夏の空

ボッティチェリに敬意を示して。

・嵐ってすげぇや!

序章 不安しかない出発

孫が中学三年になるのに合わせて祖母海外旅行に行きたいと言い出した。

昔は海外によく行っており孫と一緒に行くのが夢だったんだそう。

そこで白羽の矢が立ったのが、2番目の孫で初の女の子わたし

おばあちゃんは息子しかいないから初めての女の子をかわいがって、よく自分の好みの服やらを買って着せられた。娘がいたらしたかたことを私にしてる感じ。

あとまぁ「孫と一緒に旅行!」ってのが老人にとってはステータスなんだね。「孫と海外旅行をするくらい仲が良くて金銭的にも裕福な家庭」みたいなさ。

「あらお孫さんと旅行?いいわね〜羨ましいわ〜」って言われたいのもあったと思う。そりゃあ孫連れて旅行してる人がいたらそういう反応しかないでしょ。

当時は何も知らんかったか旅行行くのに全然賛成で二つ返事でOKしたし海外行けんの楽しみにしてた。

祖母は膝が悪く何度か手術の経験もあるため、最初は膝のこともあるしバンクーバーあたりのひとつ都市に留まってゆっくりしようねって話してた。

それが5月のある日

「孫ちゃんイタリアにしない!?もう申し込んじゃった!」

って。ねぇ、あんた。

パンフレット見せてもらったらまぁイタリアを北から南まで大移動する8日間の超弾丸ツアー。母が「大丈夫なんですか?」と心配そうに聞いても「大丈夫よ〜!」で聞きゃしない。

身体爆弾抱えてる人がどうしてそこまで自信満々になれるのか。謎です。

テンションの上がった人間は突拍子もないことを言い出すの典型を目の前で見た。

1章 〜杖買うって言ったじゃん!!〜

そして迎えた当日、前泊する為に祖母の家に行った私が「杖あります?」って聞いたら、自信満々に「無いわ!でも多分大丈夫だと思うから!☺️」

まって??

いやもう、「なんで??」の一言に尽きる。

だって言ったもん、「買う」って言ってたやんけ。母さんがおばあちゃんの膝を考慮して折りたたみ式の勧めたり口酸っぱくして杖を持っていけって言ってたから。そりゃあ買ってると思ってたし若くないんだから過信しないでくれ、たのむから

ここで私が間違ったのは不安に思いながらもすぐそばショッピングモールに走って杖を買いに行かなかったこと。これが後に解決できない大問題となる。

今なら過去の私をぶん殴ってでも杖買ってこっそり自分スーツケースに突っ込む。もし声だけでも伝えられるなら夜とか関係なしに「杖を探しに走れ〜!!!!!」って叫ぶ。絶対に。

「何かあったら現地で買うわ!」って言ってたか大丈夫かと思ってた。

予想してたとおり毎日足が痛くなるくらい歩く超弾丸ツアー。15歳の私でそうなんだから70代の祖母はさぞ辛かったと思う。

でもね?普通に考えて膝にボルト埋まってて普段杖ついてんのに、どう見ても歩くツアーに杖の1本も持ってかないなんて、そんなことある

現地について2日目くらいに高級店が並ぶ通りで杖を見つけた。べっ甲の持ち手のついたツヤツヤの杖だったからこれならおばあちゃんも満足だろうと思って「杖ありましたよ!」って声かけた。のに。

「でもね〜、ここ(現地)の人に合わせてあるからおっきいのよ」

なんて??????

現地で買うって?言ってませんでした???

祖母は中肉中背、ヨーロッパ基準の杖はそりゃ合わんだろう

ちょっとマジでよく分からないんだけどそんなん最初からお前わかってたの?つまり絶対買う気ないのに買うって言ってたんか?って。

既にツアーの列から遅れて添乗員さんに迷惑かけてんのに何言ってんの?って。

オシャレでプライドの高い祖母にとって杖を着いて歩くのは格好悪いと、ただそれだけだったのだ。

結局杖は買わず観光続行。明らかに膝を気にかけております

miss! 選択 を 間違え た !

地獄ルート に 決定 します !

to be continued

閑話 シャワーとかは感覚で使わせて欲しい

イタリアに着いて初日夕方に到着したのでそこからバスに乗る。着く少し前に機内食が出たから夕飯は無し、この日はホテル直行して寝るだけ、明日から観光が始まる。

10時間以上のフライトで腰は痛いしケツはもじょもじょするしで、10時間前に一瞬顔を合わせた人たちと一緒のバスに乗ってホテルへ向かう。

ホテルの部屋へ入り、荷物の整理をして、今すぐシャワーを浴びて寝たいところだが事は起こった。

シャワーが出ないのだ。

というか、湯をシャワーから出せないのだ。

普通、コックを上下に動かせば水が出るし、それをひねれば温度調節ができる。少なくとも日本ではそうだ。

このシャワーはどうだろう。コックを上にあげると蛇口から水が出る。コックをひねって温度調節も可能だ。それでも蛇口から繋がるシャワーはうんともすんとも言わなかった。

困った。いちおう先進国なのに世界共通必須のものの使い方がわからないなんてことある?私はある

もういっそこの蛇口で滝行をするしかないのか?とまで考えた。

長旅直後に知らない土地で使い方がわからなくてゆっくり風呂にも入れないなんて哀れだね。

しばらく考えて、海外経験豊富なおばあちゃんなら知ってるかなと思って聞いてみたら、祖母はすぐに「フロントに連絡するわ!」と。

あんたも知らないんかーい

いやいいんだけど、知らないのは別に良いのだけどね、ここでフロントに連絡してもイタリア語なんてさっぱりだし、なんなら英語も怪しい祖母と孫で外人スタッフコミュニケーションが取れるなんて到底思えない。

それだけは勘弁してくれの一心で私はひたすらスマホで使い方を探した。

その間も祖母3分に1回「やっぱりフロントに聞いた方が良いんじゃないかしら」と言ってきた。祖母なりに心配だったのだと思う。その自信はどこから来るのかだけ聞かせて欲しい。

型番を検索しても外国語のページが出るばかりで、祖母によるホテルスタッフ襲来の圧を受けながら色々いじくっていたら、ふとした拍子にシャワーから水は出た。

蛇口から水を出した状態蛇口の先の部分を引っ張るとシャワーが出る仕組みだったらしい。初見しか

なんでこんなとこで1人謎解きやってるのかさっぱり分からないが、ホテルスタッフを呼ばれる前に解決できたのはファインプレーだったと今も思っている。

二章 「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」

歩く!歩く!歩く!

弾丸ツアーはひたすら歩く。海外旅行に行く層なんて暇と金のある金持ちのじいさんばあさんが主なのに、旅行会社のツアーは「夢の🎶イタリア一周」だとか、「スペイン世界遺産ツアー」だとかの移動にかなり無理があるツアーばかりを組んでくる。

東京の有名観光地を巡るだけのツアーとか作れよ

例に出したのは私が実際に祖母(父方 母方)と参加したツアーだ。そしてどちらも参加者の平均年齢が60を越していた。

老人、己の体力を過信するな。

しかしたらゆったりしたツアーもあったかもしれないけど、私が知る前に祖母は申し込んでいたから知る由もない。そゆとこの報連相大事だと思うんだ!

数日で全部を回ろうなんてツアーでは大体の日程がメチャクチャ歩いてるか数時間バスに乗るかの2択になるが、直射日光を浴びて歩いたジジババばかりのバスなんて小学生遠足帰りのバスより爆睡率が高い。

寝息の聞こえる静まり返ったバス内は幼稚園のお昼寝の時間と同じ空間だった。

日に当ててから涼しいとこでゆっくりさせるのはね、寝かしつけの方法なんよ。

私はイタリアに行ってまでソシャゲガチャを引いて、推しが出ては「ありがとうイタリア…😭🙏」とTwitterつぶやくだけになった。景色は飽きる

観光地に着くとその場限りの現地ガイドが着くことがままある。

大体このガイドはやたら大声でハキハキと話す細身な40代くらいの女性が多い。あとなんかダサい旗持ってるよね、キティちゃんとか。

そんで、そのハキハキしたおばさんガイドはめちゃめちゃ歩くのが早かった。大股でズンドコ行くので必死で追いかけるが、配布のトランシーバー早口観光地の説明をするから忙しい。

実績解除のための観光だ。この現地ガイドにより観光RTA(リアルタイムアタック)に様変わりした。

参加者も置いていかれないよう頑張って着いていくが、ここで忘れちゃいけないのが祖母だ。

観光は現地ガイドが先頭に立ち先導しつつ、はぐれる人がいないよう1番後ろを常勤ガイドで挟む姿勢を取る。

私が息切れしながら振り返ると、横にいたはずのおばあちゃんがいなかった。

前に言った通り祖母は膝が悪く、普段杖をついているくらいだから当然歩くのが遅い。それに杖無しというデバフ+でこぼこの石畳+傾斜が拍車をかけた。

「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」

追いついた時、祖母一生懸命歩きながら悪態をついていた。

うん、まあ、なんだろう。同情できない。

列の1番後ろでガイドさんに付き添ってもらって悪態をつくって、どう???

ガイドさん、ごめんな。

杖があればどんなに楽だっただろうと今更ながら後悔したし、この旅行中頭10%くらいでは常に杖のことを考えていた。ちなみに今でも百均で杖を見ると「この!クソ!!これがあれば!!」と思う。500円しないで買えるんだぜ?

閑話 クソ重スーツケース

表題の通りである。おばあちゃんスーツケースバカクソ重いって話。

おばあちゃんスーツケースが重量制限心配になるくらいマジでバカ重かったんだけど、

「何も入ってないのよ〜このスーツケースいから〜」って言ってたし、古いスーツケースの重さなんて知らんからそんなもんかなって思ってた。ハードケースだったし。

重量制限23キロまでで、おばあちゃんのは20キロくらいだったはず。行きの時点でこれって土産のも買うはずだけど大丈夫????となったがホテルで開けて驚いた。

広げた両側に服が隙間なくギッチリ詰め込まれていた。

ニモ…入って…ない…❓

スーツケースが古いとかそんな問題じゃねーよ。ギチギチに布詰めて「何も入ってない」なんて言える姿勢は逆にすげーよ。

ちょっと冷静になったけどこの後のお土産タイムで早速おばあちゃんが買ったワイン旅行中ずっと私のスーツケースに入れて運ばれた。たまにスーツケースから瓶が擦れて酒屋の音がした。

旅行の回数が多いだけの自称旅慣れてると本当の旅に慣れてる人というのは別物だ。

閑話 Tボーンステーキ〜季節のマウントを添えて〜

閑話3つ目である。ちなみに書いてあること全部まだ2日くらいで起こったことで、たかだか1週間程度の旅行でよくここまでネタがあるなとしみじみ思う。

一応海外旅行に行くからには大体のツアーには現地の有名料理が組み込まれている。Tボーンステーキもそれのうちの1回。2日目の夕飯だったかな。

「夕ご飯のメインはステーキです」

ガイドさんがメニューを読み上げてなんかよくわからんサラダとか食べて、例のメインは来た。

ミスター味っ子存在だけは知ってる料理だけあって私は若干テンションが上がっていた。

出てきた肉は画像の通りである

第一印象、「左ちっっっさ!!!!」

漫画の微かな記憶では左がヒレで右がサーロイン、さっぱりしたヒレを先に食べ脂の乗ったサーロインを味わうのが鉄板だと味っ子の顔のうるさい審査員が言っていた。

記憶のTボーン比率は約1:2、出てきた肉の比率は1:5くらい。申し訳程度のヒレ肉に思わず笑ってしまった。これ、わざわざTボーンにする必要ある?

まぁそれは例によって外国なのでサーブされた人によって大きさも全然違っていた。海外に行ってまで日本のような画一化を求めるのが間違っているとも言える。日本が細かいのか、海外が雑なのか。

肉質にも差があって、同じテーブルのおじいさんは「固すぎて食べられない」と言っていた

私のは食べられないって程じゃなかったけど、先に言ったようにツアー参加者は老人の方が大体だ。その人たちにこれは重いんじゃないかと思う。

そっかーとか思いつつ1人で黙々と食べてたら祖母

「そうかしら?私のすっごく柔らかいのよ!ほら!」

と、見せつけるように肉を切っていた。肉が固いと言っていた人の目の前で。

何故。

嫌がらせか?と思ったが、別に祖母はそんなこと考えておらず、ただ思ったことを言っただけだ。それがナチュラルマウントになる人なのだ純粋培養のヤバ人(やばんちゅ)である。悪意は一切ない。

そしてその素直な性格がこの旅行悲惨にした一番の原因である

ただただ、いたたまれなかった。ここで私が「そういう意図はないんです!」なんてことは到底言えないし、言ったところで祖母理解するような人じゃないし、わたしにできることと言ったら押し黙って肉を食うだけだった。

言われた同じテーブルの人たちは「人によって差があるのね〜」とかで流してくれた。大人だ。

そしてうちの祖母がごめん。

3章 「こんなとこに住む人の気がしれませんよね」

イタリアといえばベネチア水の都。今回のツアーももちろんベネチア観光が含まれていた。

こんなにネタがある時点ででお察しだとは思うが、祖母はかなり癖が強い。私と年代が違うから、というだけでなく単に人間としての癖が強すぎる。だから付き合うにはかなりコツなり話し方なりに工夫が必要だ。特殊食材

祖母の特徴を端的に並べると

お嬢様趣味(メルヘン)気質なとこがある。

・謎の自信を持つ。

・反面、少々過剰に心配性な面もある。

個人的英語のレッスンを習っていた。

介護息抜き海外旅行へ行っていた。特にヨーロッパを中心に巡っていてイタリアにはもう何回も来たからもう飽きちゃったくらい!が旅の口癖だった。

謎の自信、杖の件はこれが遺憾なく発揮された結果だ。このエピソード祖母人間性が伝わったかと思う。決して悪い人ではないから逆にタチが悪いのだ。悪意じゃないから私もそんな強く言えないし、そもそも強く言えるような間柄でもないのがさらに状況の悪化拍車をかけた。私は押しに弱い典型的な日本人であったから余計に。あの場にいたのがアメリカ人かもしくは私たちの母だったら「ダメよ!杖を持たないと出発しないから!」と断固拒否姿勢を見せただろう。私も1人ストライキを決行すればよかった。

話を戻そう、ベネチアである

ここで問題なのが「イタリアにはもう何回も来て飽きちゃった!」の口癖だ。

わざわざ12時間飛行機に乗ってケツを酷使して見知らぬ土地に降り立って言うことがそれなの、普通にやばい。現地ディスしたい行動力の鬼なの?

修学旅行の同じ班に到着直後から「もう来すぎて飽きちゃった!」なんて言う奴がいたら、そいつ絶対回る友達いないでしょ。もし現地の京都人に聞かれて初手からぶぶ漬けを出されても文句は言えない。花輪くんでもそんなマウントは取らん。

しかし一番直近でも10年以上前イタリアだって発展し続けるのだ。祖母は旅の間中も思い出のイタリア(思い出補正シマシ)に浸り続けている。

ベネチアは陸から少し離れた場所にあり小さな船に乗って向かう。

海の水は綺麗ではないが、所狭しとゴンドラが並び、ヨーロッパ建築様式で作られたカラフル屋根や壁に白い柱、窓の一つ一つまで細かな意匠が凝らされた建物がずらりと並び、それらが海の上に浮かぶ光景は圧巻だった。色んな作品の題材になるわけだ。これは日本では見れない、世界は綺麗なものがいっぱいあるなぁ、連れてきてもらってありがたいなと素直に感謝した。

水に浮かぶふかふかした地面の繋ぎ目を歩き、現地ガイドさんの説明を聞きツアーの皆さんもワクワクした目で街を見渡しているその時

「こんなとこに住む人の気がしれませんよね〜」

ここでタイトル発言だ。

見れば祖母が隣の人になかなかの声量で話しかけていた。あえての悪意とかではなく井戸端会議で「や〜ね」とでも言うような表情で。

やめろや。思うのはまだ良いとして、百歩譲って話しかけるなや。瞬時に吹っ飛ぶ感謝もっとありがたがらせてくれ。

隣の人はどんな反応をしたっけ。曖昧に相槌を打っていたっけ。でもこの場で言うべき言葉ではないことだけはわかる。

KY発言選手権があればこの発言はかなり上位に食い込む確信があるし、さらに現地で言ったことで芸術点も加算、相当な高得点を取れるはずだ。エピソードとして聞く分には良いのだけども。

これによって私は生涯ベネチアを思い出す際にはこの時の祖母発言とあのいたたまれない気持ちを思い出すのだ。なんの呪いだよ。

以上、ベネチアでの思い出でした。

まぁこの後も絆創膏を探してドラッグストア店員(イタリア人)に「Where is バンドエイド?」と英語で聞いたり(結局買えなくて私が持っていたのを渡した)自由時間迷子になったり私が素敵な羽根ペン買ったら「お金あるわね〜」と本人にその気はなくても嫌味と取れる事を言われたりがありましたがエピソードとしては”弱”なので口頭で説明すれば良いかと思います

四章 40万()のアクセサリー

その日祖母は朝からガサガサと何かを探し回っていた。

「無いわね〜」

「何かなくしたんですか?」

アクセサリーが入った袋がないのよ」

昨日はあったはずのアクセサリー類がまとめて見つからないのだという。身なりにこだわる祖母だ。アクセサリーもこの服にこれを!というものをあのギチギチのスーツケースに詰め込んできたらしい。

「あら、どうしようかしら〜……40万くらいするんだけど……」

パタパタと探してる最中爆弾発言に思わず固まった。なんだって

「あれ全部で40

なんだかんだでMOROHAの「革命」に辿り着いた

みんな、信じられますか?

いま僕40歳で、今年息子が小学生にあがるんですけど、30年以上前自分小学校算数で使った「算数セット」なるものを今も小学校では使ってるみたい。

しかも、こんなちっちゃいものに、全部名前を書くか、お名前シールを貼らなきゃいけない。 ※写真おはじきにはピンセットで名前シールを貼りました。名前は消しています

みんな、信じられますは大仰です。ものが小さいがために名前を書かなくてはいけません。

親業をやってきているのであれば、このほかにもこのような作業は当然たくさんあって、

それを乗り越えた上で小学校入学準備を迎えます

40歳で親業がそこそこになっているのに、それを幾度となく感じずに過ごしてきているわけではないので、

それを思い出して欲しいです。

ちなみに、このおはじき算数セットのほんの一部で、他にも小さいものがたくさん入ってて、その全てに一個一個名前を記す必要が。

先ほどと同様に親業として行なってきた、

同種の名前書き作業についてのこなしかたの選択を思い出せば良いかと思います

作業として効率を重視されるのであれば、

https://x.com/xusa2023/status/1758005370973454495?s=20

この方が指摘されている通り、外注ができます

そのほか多くの方がこの問題との自分なりの折り合いについて付けられていて、

それを親業を日々こなされているのであれば、

ネットや日々の親業でつながるネットワークの中でお話を聞いてると思います

思い出して欲しいです。

マジで無駄

名前なんて書かなくてよくね?

公教育であれば、名前を書くことは大切なことです。

自分の所有物を認識し、

紛失した際に円滑に自分のものだと主張できることが

どれほど助かることか。

親業をやっていく上で、また自身生活していく上で

名前を書くことで自身のものが戻ってきた経験を思い出しましょう。

そんな、なくす?

そんな、落とす?

そんな、無くすし、落とします。

子育て自分の育て(もしくはそだてなおし)」だと

親業をされているうちに目にしたことはありませんか。

それを思い出しましょう。

仮に、1つや2つ落としたり無くしたとて、そんな困る?

授業に支障でる?

公教育だと過程しますが、

1つや2つ落としてたり、無くしたりしたとて、

困ることを認識できない児童もいれば、

困ることを認識できる児童もいます

困ることを認識できる児童がいた場合

その児童に支障が出るし、授業全体で支障が出ます

ただし、ここでいう支障を支障と呼称することは

少し待って欲しいものです。

というのも、この落としたり無くしたりという事象

集団内で起こり、集団の中で課題となった場合は、

その集団に適した課題解決へのアプローチを考えたり、

実行したり、修正したりが学校としての営みであり、

そこにこそ授業や公教育として価値を置くところです。

そういって学校現場ないし学校という世界観は形作られています

2017年の出生数は94万人ちょい、2018年の出生数は91万人ちょい。なので、今年日本小学校に上がる子、つまり2017年度生まれの子はおそらく91〜4万人の間。

その保護者日本中で日々の暮らしだけでも忙しい中、貴重な時間を削り出して、夜な夜なシール貼ったり名前書いてると思うとマジで無駄。愚の骨頂。日本人の生産性が低いって言われてるのそゆとこじゃないの?って思う。

データは嘘をつかないが、詐欺師データを使い嘘をつく」という言葉があるように、

発言データを持ち出すときは、その奥にある何が言いたいのかという意図

目を向けなければならないように思います

日々の暮らしの中の一つに小学校入学準備があります

効率を重視したいというのであれば、

今までのその日々の暮らしの中で悩んできた中で

探し当てた自分にとって最適な方法があろうかと思います

キタムラ外注でもいいですし、

自身のお子様とともに、入学準備を行うということは

「小一プロブレム」の回避につながることは

親業の中での情報収集の中で見つかるかと思います

それを思い出して欲しいです。

もちろん、同じように考えている人もいるのか、自治体によっては算数セットが学校にあらかじめ置いてあって、貸し出してくれるところもある。ただ、僕が居住している自治体では買わされた。

30年前も同じような状況があったように思います

どういった事情が背景があり、貸し出すのか否かは個別具体になります

が、

つの事情として、

その地域貧困率とそれに対する向き合いかたが昔ながらの事情というのであればあります

現場サイドとして、どう解決していくのかということ中で生み出されたこともあります

居住している自治体では買わされた」という記述があるので、

発言者はお住まい自治体のすべての小学校で買わされることを確認された上での発言のようです。

ここにも、親業として今まで培ってきた情報が生かされていません。

児童の教材についての選定は各学校実態に応じて、校長裁量で行われます

校長が変わり校長が貸し出しが必要である判断し、校長判断を起こせば、貸し出しにできるのです。

親業で培った情報を生かしましょう。

本当に発言者がした方が良かったことは、

住まい自治体すべての小学校算数セットは購入となっていることを確認することだったのか、

それとも、校長の現状の判断を変えるように働きかけることだったのか。

発言者が自身で述べておられる通り、

「みんなで知恵出し合って解決してこーぜ」

誰に対してどんな知恵をあなたは出し、隣の親や目の前の担任やその他の先生に知恵を出してもらうのを促すのか、

サンデーモーニング」ではなく、当事者性の高いことなのだから、頑張っていきましょう。

あんま使った記憶も残っていないこの算数セット。日本中で毎年何十万セット買わされている人がいるのか、正確な数字は分からないけど、使われなくなった算数セットはきっと毎年数十万セット捨てられてるんだよね?

データは嘘をつかないが、詐欺師データを使い嘘をつく」を繰り返しが行われているように印象付けられます

意図的に自身が有利になるようにデータ提示をするのはあまり褒められたことではないと思います

それってかなりのプラゴミの量だし、もう日本中の小学校必要な数だけ置いといて、レンタルにして欲しいって思うのは自分だけ?

大雑把にプラゴミの量を減らせばいいという発言を無批判に垂れ流すには注意が必要発言です。

レンタルにして欲しい、どなたからか借りたいという要望はあり、その具体的な解決の方途については返信で行くつも示されている通りです。

仮に、この算数セットにかかった3,000円くらいを全世帯能登半島地震被災地寄付したら数十億円っすよ。

算数セット作ってる会社に誰か天下ってるのか?

うそろそろやめません、算数セット毎年買わせるの?

被災地寄付する関連性が見出せません。

「削り出す」等の発言から効率を考えになる方ならば、

自身コスパタイパが高いと思われるもの各自判断で使えばよろしいかと思います

すごい通知くるなぁと思ってミュートしてたら、ちょびっとバズってましたww

ちなみにポスト後、算数セットの名前シール貼りは無事に終了。カードを綴るほっそいリングにも極細マッキー手書き済み。

お疲れ様です。

親業として貴重な経験でこのような苦労を親にもかけていて、

その上で自分が今我が子に手間暇をかけてやれると思えて幸せ時間だったと思います

多すぎて全部は見れてないものの、リプやら引用などをざっと見た感じ、結局算数セットを毎年各家庭に買わせて、名前を書かせることに関して納得できる合理的理由を述べているものは一つもなかったです。

何を持ってご自身が「納得できる合理的理由」と判断されたかを示されていないのでその部分については、なんとも言えませんが、

「納得できる」というところをわざわざ付けておられるところから、首肯しそうになってしまったリプや引用があったのでしょう。

親業って本当にそんなことばかりですよね。そして、通り過ぎると確かにその通りかもなあということ本当に多いです。

親業をやって数年経ち、就学前を終えようとしているステージならば、実感がこもって首肯できることのように思うのですが、

親業における子どもとの関わりって「納得いかない非合理なこと」しかないですよね。

子どもは非合理でしかないですよね。その非合理の最中の中でどうにかこうにか合理的だったり最適化されたりしたもの

出会えたら、それが救いになりますよね。

日々そんな物心ともに周りとの関わりでどうにかこうにか生かされていることを実感する日々です。

まず、「算数セットをなくすに反対」については、僕は算数セット自体をなくせとは一言も言ってなくて、むしろ肯定派。算数セットが担っていたことをタブレットにしちゃうのも反対。手を使うのって大事から。なくすべきは毎年各家庭に買わせることと名前書きという主張でした。学校に人数分プラス余分に算数セットを揃えておいて、貸し出すのがいいと思っています

文脈としては、「算数セットをなくす」という思いを持ちながら書いていると読めます

「手を使うのって大事だ」は返信等を読んだ上で、先ほど書いた通り、うっかり首肯してしまいそうになったものの中から取り入れ、

意見修正したような印象を多くの人が持つと思います

「なくすべきは毎年各家庭に買わせることと名前書きという主張でした」

書き始めを大仰に書くのでなく、修正でないのならば、上記の主張をはじめに明示してから始めると

先に述べた印象は薄らいだと思われます

学校先生が忙しすぎて、今のあり方を変える余裕がない」については、そもそも算数セットを採用することを誰主導で(文科省なのか、自治体なのか、校長なのか、現場先生なのか)決定してるのかよく知らないですが、文科省主導で貸し出し統一すればいいと思っています。僕は教師じゃないので現場のことはよく知らないし、「知らないお前が偉そうなこと言うな」というのもごもっともですが、教師ではない以上現場レベル問題解決策までは提案しようがないです。そこまで提案しないと問題提起しちゃだめってなると、たぶん世の中何も好転しない。それは「みんなで知恵出し合って解決してこーぜ」かなと思っています

ここがいただけない部分の根幹にあり、「サンデーモーニング」です。

算数セットを採用するのは、誰主導の選択から言えば、現場先生意見を吸い上げた校長です。

親業の中で情報収集してきた中でそれはご存じであるかと思います

無知を装うのは、卑怯だと思われかねないので宜しいことではないと思います

文部科学省からの貸し出しの通知文を出すように要請をしているように見受けられますが、

通知文については効力がどの程度あるのかは不確かなところがあります

住まい自治体状態を具に調べるほど、親業としての手腕をお持ちのようなので、

当該校への働きかけや自治体議員さんへの働きかけをした方が

自身の効力を感じやすいと思います

地方議員さんは熱心にしている方も多いです。

「なくすし、おとすし、盗まれから名前書きが必要」に関しては、だからこそ学校から貸し出すほがメリットは大きい。貸し出しなら各家庭で膨大な量の名前を書く必要もないし、先生たちの名前のない落とし物の持ち主探しの時間節約できる。盗むに関しても対学校になるので、生徒間・保護者間のいざこざもない。

親業をやられている数年というところなので、

今までご自身経験の中から自分の落とし物があったら、名乗り出ることができる」ことや

「友人が落とし物をしたら、一緒に探してあげる」ことなどいわゆる非認知スキルの大切さについては、

実感しきりなところかと思います。それを思い出して欲しいです。

親業をやられていればこれも感じることかと思いますが、

自身の子どもが「盗まれる」だけでなく「盗む」側になるかもしれないということ。

また、その「盗む」ということをする場合に、早期にその行動について変容を促さなければならないことに

常にある意味怯えながら生活をしていると思います

そして、「生徒間のいざこざ」が発生し、それを未然防止するために集団の一員としてどうするのか、

どのように全体最適集団の一員として寄与するのか学ぶこと。これこそが、公教育公教育たる意味です。

ゼロトレランスが敗北していった過程についても、

親業をしていく中で育児方針等を立てる上で、目にしたかと思います

それらを思い出しましょう。

保護者間のいざこざ」という部分については、まさに「子育ては、自分育て」なのだと思います

蛇足ですが、小学生のことは「生徒」とは呼称しません。「児童」です。

「消毒云々、数年で足りなくなる云々」の運用上の問題は確かにあるとは思うけど、そもそもみんなで共有してる学校備品なんて他にもあるわけだし、どんな方法選択するにしろ問題ゼロはありえないので、そこは運用しながら問題解決していくしかない。

学校備品ではなく、消耗品になります。そこは民間理解は変わりません。

多くの学校では、予算が厳しくなっていることはありますが、消耗品になるので、必要性を論理的に主張することができ、

且つ校長事務官モチベーションが高ければ通りやすい部類になるかなあというのが実感としてあります

もう一つは、良くも悪くも地域からの熱い要望があれば、通りやすいです。

あと珍リプ的なとこで言うと「名前書き不要=お前は子供が嫌いな人間」にまで飛躍したものもあった。そもそもスタート名前書きに膨大な時間を奪われて、子どもとの時間が奪われていることに起因する主張だったんだよなぁ...って感じ。

語勢からそう読み取るのは容易でありました。子供との時間の中で名前かきをしている方も大勢いるのが返信からもわかったのではないかと思います

親業をやっているのであれば、知り得る情報についても意図的になのか隠されているところもそう読み取らせることを容易にさせることに寄与しました。

もし、意図的に隠したのでなく、情報を得ていなかったのであれば

子ども好き嫌いかはわからないが、パートナーとともに一緒の目線に立って育児をしていない人なのだろうな、パートナー大変そうだな」

ということは言えるかと思います。どちらにしても、ざんねんな感じです。

私も残念なところばかりで、「余計なお世話だよ」と言いたくなることも他人から言われます。一緒に頑張っていきましょう。

子どもの持ち物に名前を書く余裕もないのか」については、ひとり親世帯数の推移はひとまず確認した方がいいと思う。その主張はひとり親世帯ではない人のものだったけど、僕の姉はシングルマザーで働きながら二人の子育てをしてて、本当に大変そうな姿を見てるから「そんな余裕あるわけねーだろ」と声を大にして言いたい。

姉が睡眠時間を削ってこんな膨大な量の名前書きをやっていたかと思うと...言葉にならない。てか、それが根底にあったから怒り爆発したってのはある。

自営業であれば、ここに商機があるのではないかと思います

当事者としてそこに切実なニーズがあることを感じているところのようですので。

頑張って欲しいです。

ただ、結構たくさんの人から学校から貸し出しでした」という声をお寄せ頂いたので、それは素晴らしいと思いました!ちょっとずつ変わってることを感じました。

学校教育に関する認識の誤解あるある十人十色経験は違うのに、自分経験絶対だと思うのはよしてほしいです。

30年前から貸し出しのところは貸し出しだし、そうじゃないところはそうじゃないです。それだけです。

算数セットを各家庭に買わせるか否か決定する立場にある人に、この一連のポストが届き、来年以降に小学校入学を控える子を持つパパさんママさんの負担が減り、家族時間が増えると嬉しいです

自戒を込めて、

「半径0mの世界を変える」には

自分と身近な自他との関係を変えていくしかないんだぜ。

ぼんやりとした主語デカ抽象的な話で「サンデーモーニング」をかますのではなく。

https://youtu.be/3KveaY7elkU?si=BpTZDmmeSZnItFkK

2024-02-18

AI規制派の方々を抑えるにはどうすればいいのか困ってる

法的倫理的な是非は一旦置いていただいて。

AI側の過激な一部からおこなわれる、クリエイターへの名誉毀損作品発表機会の毀損脅迫被害、それに怯えた活動制限が目に余る。特に、謂れのない盗作扱いと直接的な作品キャンセルという、作家にとってかなり厳しい攻撃とも言えるものが、「AIかもしれない」と一言で行えてしま環境がヤバすぎる。

これはAI利用≒犯罪としてしま過激派反AI思想が極めて雑に広がった結果なので、反AIから創作者を守る動きをどうにか作って軟着陸させたい。

さりとてTwitterイラストアカウントでこれをつぶやいても、全く知名度の無い3000フォロワー程度の場末創作アカウントじゃ、「AI利用者」のレッテルを貼られて作品を色目で見られるのは目に見えてるし…

どうしたらいいんだ。

anond:20240218123104

まり、これらは決して表現の自由だとか差別かいった問題ではなく、単なる「年寄り若者時代感覚の違い」に起因する問題だと認識した方がいいと思う。

これもう一言で言うなら批判してる側の感覚が古いってだけの話じゃん

性的衣装とは何か

性的目的で考案、作成された衣装(A)」又は「元は異なる目的のものであってもある状況下で性的目的に用いられるとのコンセンサス社会的に生じた衣装(A')」を指すと仮定する。

たとえば「穴あき下着」は前者A、「亀甲縛り」は後者A'の例だろう。そして、それらが批判対象とされるのは、

「それらが性的喚起力を高くもつとの合意が現に社会的に維持されている(B)」こと、そして「性的存在として眼差すことへの禁忌社会的存在する対象にそれらの衣装を着ける(C)」ような場合(つまりAorA'、かつB&Cの場合)と仮定する。この場合、結果として現れる表象それ自体公序良俗の取り締まり基準を満たしているか否か(D)とは、また別の問題として扱う必要がある(Dは、どんな文脈でも社会的提示するのは一発アウト、みたいな基準と考えられたい。生性器のドアップ写真、とか。ただこの場合も、「公序」の制限とかけはなれた特殊な状況、場所で許容されるのは言うまでもない。医学書とか。)。

以上を前提として、先日話題になった「オーストラリアのH&M広告炎上」の件と、昨日来話題の「咲バニーガール衣装」の件を合わせ論じたい。先に結論を述べれば、A~Cの基準が異なれば議論が噛み合わないのは当然であり、相手非常識扱いしてヒートアップするのではなく「相手との間で異なっているのは何か」を考える必要がある。相手が、いかなる表現100%許されると考えている人(つまりDなどないよ派)でない限りは、見解が異なるだけで、対話余地はあるはずだからである。ではまず、オーストラリアH&Mの件を整理しよう。

オーストラリアのH&Mが子供向けに「新学期ファッション」をテーマとした広告を打った。広告は、通学バス社会を想起させる色合い・デザインの背景に、かわいい通学服を着た女児2名がちょっと生意気そうな雰囲気で振り返り、「この子らを新学期ファッションに振り向かせよう」みたいな煽り文句がついていた。これが炎上謝罪撤回に追い込まれた件である

まず、この広告がDに違反していないことは言うまでもなく、それでも炎上したことに対して、いろいろと文句をつける人がいた。多くの人は「こんな程度でいちいち文句をつけるなんてちょっとヒステリックでは…」みたいな反応であり、個人的にそう感じる気持ちもよく分かるのだが、でもちょっと待ってほしい。女児制服ファッションとして扱うのは、このキャンペーンがまさに狙っていることであり、ファッション一種性的喚起力だととらえるなら、この広告は「生意気そうなモデルの表情」「かわいい制服」といった文脈で、Bを印象付けたわけであり、その結果、制服がもともともつA'の文脈制服に対して性的視線を向けるという界隈の文脈)を喚起した結果、Cに抵触する(保護されるべき女児制服を着せあざとい表情をさせて晒し上げる)という批判を生んだという風に考えることができる。このことは、A'に陥りがちな服装ファッショナブルな(あるいは扇情的な)存在として扱うときには常に注意すべき危険であり、BからA'→C違反、という道筋がすぐ描かれてしまうことに、広告関係者は神経を尖らせる必要があるだろう。その意味でこれは、「月曜日のたわわ」の一件との連続性が高い問題だった。あれも、Dには全く違反しておらず、おそらく制服でなければ問題化もしなかった広告が、一言の少しだけ扇情的キャッチコピーを添えられただけで炎上したが、これはもともと危うい位置にある存在で更に一歩危うい方向へと歩を進めることで起きたトラブルなのだと考えるのが適切である

ただし、表現とは常に時代の尖端で社会常識と切り結ぶのが仕事であり、そういう突破力を否定し切るのもいかがかと思う。社会的に(まだ)アウトですよ、と指摘するのはいいが、相手悪魔化したり、あまつさえ、様々な社会問題の根源や責任がそこにあるかのように攻撃したりするのは、慎むべきだ。社会の様々な問題は、多くの場合間違いなく社会のものの中に有り、そちらをまず片づけるべきであるゴミの多い都会を描いた漫画があるとすれば、取り組むべきは都会のゴミをまず片付けることであって、漫画の取り締まりではない。

次に、「咲にバニースーツ着せた姿の広告炎上」した件。これに対して「高校生バニーガールなどという性的衣装を着せた絵が広告として駅頭に出るとは、常識外れもはなはだしい」という指摘が出た件である一見すると、上のオーストラリアの件以上にひどい案件に聞こえ、即取り締まられてもおかしくないように感じられることだろう。この場合、それが一般的公序良俗違反(D)の案件である必要はない。たとえば、制服の上から亀甲縛りをした少女を描いた広告にOKが出るか、と考えてみればすぐ分かる話だ。Dに違反していなくても、これはA'かつBかつCで明白にアウトである。では、「咲+バニースーツ」はどうなのか?

バニースーツがAであることは誰も否定はしない。従って、論点は、B「それが性的喚起力の高い服装であるとの社会的合意があるか」、また、高校生が「性的存在として眼差すことへの禁忌社会的存在する」ことは前提とした上で、これらの少女が「高校生である」ことが明示されているか、の2点ということになる。

C 「咲」に登場する少女高校生であることは明示されているか? これについては、残念ながらこの広告に関する限り、疑わしいとしか言えない。批判者は咲が麻雀部に所属する高校生であるとの知識をもって批判しているが、咲はそこまで社会的認知度が高い漫画ではない。アニメ化されたとはいえ視聴率は1%に届かない程度、DVD売り上げでも、1期7758枚、2期4939枚、3期4565枚…。(※)アニメファンには実写化映画化……とされた人気作のイメージがあるかもしれないが、社会現象になった数々の作品に比べれば売り上げが一桁少ない。加えて作品ジャンルが「麻雀」という、一般的にいって高校生とは結び付けづらいものだ。この広告を見た多くの人が「高校生バニースーツ」という風に見る、と主張するのは難しい。ただし、一定年齢層以上の人で、アニメ画は全て少女ロリ)にしか見えない、という意見をお持ちの方がいることも、一応認識はしている。

(※DVD売り上げはhttps://nizilove.com/category/number-of-anime-sales/page/2/の値。)

B それが性的喚起力の高い服装であるとの社会的合意があるか? おそらく批判者が一番「何を言ってるんだ?!」と思うポイントであり、今回一番議論が噛み合っていないところだと思うが、Aのような服装時代を下るにつれてBの意味合いを失っていくことは、歴史的にはよくあることである。たとえば、髪型一つとっても、「結わない髪は淫らである」といった固定観念が、遊女などの流行を取り入れつつ徐々に変遷し(※)、現代の人は単に「かわいい」という感覚で振り乱した髪の毛を奔放になびかせているのはご存じのとおりだ。「そんな髪型は昔は遊女流行らせたもので…」と説教をして、いま、一体誰が首肯するだろう? 時代が下ればある衣装が「もともともっていた意味合い」が薄れていっても、何も不思議はない。つまり、たとえAであったとしても、時代によってBではなくなるということは別に不思議ではないのだ。

(※たとえば参考:「『女髪結』考」https://kansai-u.repo.nii.ac.jp/record/21365/files/KU-1100-19940930-01.pdf

では、バニー衣装はどうなのか、といえば、これはまさに時代が変化しつつある過程なのではないかと思われる。自分は決して専門の立場ではないが、そもそも夜の店の主流がキャバレーキャバクラ等へと変遷していく過程で、「性的接待衣装としてのバニーガール姿」というのはもはや古典的イコンとなり、現役の「風俗衣装」としての意味合いをかなり失いつつあるのではないか。たとえば「社長さん」御用達で半世紀以上の歴史を誇る「エスカイヤクラブ」では、支援の声を受けて「ワンランク上のおもてなし」としてバニーガールによる接待をうたっている(https://www.esquire-club.co.jp/general/about01/)が、これなど、バニーガール姿がほとんと「祇園芸妓」的な存在と化しつつあることの表れではないだろうか? そもそもの出発点においてからが極めてトレードマークコスプレ的な衣装であったバニーガール衣装が、現代においてコスプレ的ではなく生き延びている事例というのがどれほどあるだろう。

そのような時代の変化の過程において、「バニースーツ性的!」という批判と「ただのコスプレじゃん?」という意見が、まさにBをめぐる議論として立ち現れてくるのならば理解ができるし、それははっきり言えば単なる「時代感覚の差」の問題に過ぎないと思われるのだ。たとえば、高校生文化祭メイド服を着る、あるいは、小・中学生習い事ポールダンスを学ぶ……ある年代以上の人からすると、目が点になるのか三角になるのか知らないが、そんな事例であろう。だがそれらは、時代の変化の中で起こるべくして起こる変化の一様態しかない。

まり、これらは決して表現の自由だとか差別かいった問題ではなく、単なる「年寄り若者時代感覚の違い」に起因する問題だと認識した方がいいと思う。ならば、相互批判しあう人たちも、この問題からいずれも学ぶことがあるはずなのだ。こういった問題で、敵味方を作ってがあがあがなりたてるのはよろしくない。何よりも必要なのは、分断ではなく対話理解であるはずなのだから

暇空の弁護士が「草生えた」の一言だけで開示請求しまくってる件

暇空の弁護士の中に、少年時代に嫌いな同級生待ち伏せしてゴルフクラブで追いかけて捕まったり同級生女子執拗求愛行動をして校内で問題になったりした人がいる

なんでそんな過去が詳細に知られているかといえば、高度な知性と重度アスペルガーが両立している稀なケースを家庭裁判所調査官が興味深く思い論文にしたか

論文発表から数年後に調査から知らされて論文のことを知り損害賠償請求するも最高裁で敗訴、国家賠償請求も敗訴している

結果的に、裁判を起こしてしまたことで論文の人=暇空弁護士と関連付けられてしまったし、論文の内容の真実性を公認されてしまった

論文の内容や裁判の内容にはその他にもエグい内容が多く(祖母への暴力脅迫頒布など)、そりゃ暇空の側について少女保護する団体攻撃するだけあるわーと納得がいく人物像なので大いに5ちゃんねるでネタにされた

具体的内容に言及している人は大概VPNなど使い身元が特定されないようにしているが、レスしただけの人の中には生IP書き込みもあり、絶賛開示請求

「草生えた」

「これ、誰のことだ?」

イソ弁さんか?」

「暇さんの過去に勝てる奴はなかなかいいね

開示請求しているのは、こういった一言だけのレス

「草生えた」や「これ、誰のことだ?」という書き込みに対し暇空の弁護士は「名誉権、プライバシー権侵害」と主張している

いいね罪やリツイート罪が前後文脈を踏まえた上で認められる時代だが、「草生えた罪」も生まれしまうのか

個人名を伏せた情報に「誰のことだと質問する罪」も生まれしまうのか

まあどうせ暇空仕込みのただの嫌がらせ請求で通らないだろう

「開示が通らなくてもいい、ただムカつく奴の金と時間を消費させて加害したい」というだけだろう

暇空が「開示請求に600万円ほどカンパ金使った」という時期のものなので、開示請求弁護士個人マネーではない

「巨悪と戦い公金不正受給追求するためにカンパ募集」と言ってたのに草生えた罪に金使ってるわけだ

別の暇空弁護士は監査している団体監査役として無能すぎるため公金不正受給2690万円が発覚して団体は国から返金命令が出ていた

暇空の身内は公金不正に関わっているのに、暇空は馬鹿なことに金溶かしてばっかでフェミ団体からはいまだに不正見つからいね

何気ない一言で心が崩壊しそう

吐き出し。

去年12月からスタッフが何人か辞めて、仕事多忙で、でもクオリティを下げる事は出来なくて、他のスタッフ多忙から仕方ないと思って

ほぼ毎日残業しながら自分仕事をして、2週間前に上司入院たか上司仕事も引き継いで慣れない中、職場を回して

スタッフメンタルも気にしつつ、私生活では毎朝メンタルの薬を飲まないと仕事も出来なくて、資格取得の為の勉強や親の入院バタバタして

いつこの生活が終わるのかな?

もうちょっとだけ頑張ろう、私だけが辛いんじゃないんだから

皆で乗り切る為私が辛いって顔しちゃダメだ!笑顔でいよう

4月には新入社員が入ってくるから

と思いながら昨日も必死で「仕方ない、あと少し、みんな辛いから」と思って仕事をしたのに他店のヘルプから

増田さんばかり働いてる」

と言われて、心が崩壊しつつある。

「あれー、私ばかり働いてるのかなー、他スタッフ、忙しそうに見えて楽してるのかなー?役職的にこれが普通じゃないのかなー」

考えれば考える程、疑心暗鬼が止まらないし、この先も暗い未来しか思いつかない、辛うじて保ってた心が崩壊しそう。

辛い、仕事行きたくない、でも行かないといけない、休めない。いつ楽になれるの?

取り合えず、薬を飲んで、今日締め切りの研修資料を仕上げる事に没頭します。

anond:20240218002647

結婚に響くから

一言工学部に進学させて貰えなかった自分が通りますよっと。学費なんとか工面しようとしたら、家から追い出すって言われて流石に生活が難しくなるから諦めましたわ。何故かプロダクトデザインは許されたからそっちに行きましたわ。

2024-02-17

トイレに行くから炒飯を注文しておいて」 世の中 記事元:anond.hatelabo.jp

トイレに行くから炒飯を注文しておいて」

先日、外食中に彼氏に「トイレに行くから炒飯を注文しておいて」と頼んだところ、戻ってきたらテーブルには高菜炒飯が置かれていました。 彼は「炒飯って言ったけど、高菜の方が美味しいから」と一言。 これまでにも似たようなことが何度かあり、その度に私の気持ちが軽視されているように感じていました。 例えば、プリーツ型のマスクを買ってきてほしいと頼んだら、立体型を買ってきたり、低脂肪牛乳を頼んだのに特濃を買ってきたり、風邪を引いてゼリー飲料を頼んだら「栄養をつけなよ」とペペロンチーノを作ってくれたり。 彼は自分判断で「これがいい」と決めてしまい、私の要望無視することが多々ありました。 彼には彼なりの親切心があるのかもしれませんが、それが時には自己中心的に映り、私の気持ち無視しているように感じてしまます。 私はただ単純に、頼んだことをそのまま実行してほしいだけなのに、それができない彼に対して、と

https://anond.hatelabo.jp/20240215113845

空弁護団、「草生える」の一言でも開示請求してるしなりふりかまわなくなってて草生える

オープンAIと、OpenAIはどこで差がついたままになっているのか

OpenAIがsoraでテキストから動画生成し話題になった。

モデルオープンになっているモデルの方が、クローズドモデルよりも進化する、という意見があったが、差がついたままだ。

何が原因か。

テクニカルペーパー(https://openai.com/research/video-generation-models-as-world-simulators)を見る限り、

予想の範囲内のことしか書かれてない。拡散モデル画像が出来た時点から、多くの人が想像出来る範囲だろう。

もちろん全部が書かれているわけではないだろうが。


どこで差がついたままなのか。

1つ目は学習時のアノテーションの量だろう。

手がかけない問題に対して、親指、人差し指などを細かく指定すれば解決はするのだろう。

そしてきちんと画素位置指定して学習させているはずだ。

StableDiffusionの学習だとKohya_ssが有名だが、good_hand, bad_handみたいな一言でまとめられているのではないだろうか。

画像をどれだけ言語化できるかで、人だとそれほど詳細な言語化が出来ないことと、

StableDiffusioinだと、WD1.4taggerかBLIPの性能に引きずられているのではないか

BLIPの代わりにGPTを使ってアノテーションをしている人も居るのだろうが、性能差があることから

しかするとOpenAIは角度など数値を機械的に測定したもの学習させているのかもしれない。

GPTは人に理解しにくい所は出力しないので、そこが差になっているのではないだろうか。

要はアノテーションツールオープンAIに足りてないということだ。

オープンAIでは、学習時のデータがどれだけ良いかデータ量、ラーニングパラメータなどは議論されたが、アノテーションツール議論されず、そこが差になったのではないか


2つ目は、命令時の曖昧さを、モデル側でどれだけ拡張できるかではないだろうか。

学習時に詳細なアノテーションをしても、プロンプトを書く時は短縮していたり、意識せず省いていたりする。

例えば、「日本人女性」とプロンプトを書いたら、現代日本人女性想像するはずで、

海外公的機関に保存された戦後の湿板写真時代で化粧をしていない日本人女性意図してないはずだ。

そういった曖昧プロンプトを意図を汲み取ってプロンプトを拡張して、推論モデルに食わせることが出来るか、

そこが差になったのではないだろうか。

2024-02-16

オーストラリア作家リンダ・タンカード・リーストについて調べた

https://en.wikipedia.org/wiki/Melinda_Tankard_Reist

1963年まれ

・反ポルノ、反売春運動で知られる作家

女性少女擁護者であり、プロライフフェミニスト中絶反対フェミニストである自称している

・著書:悲しみの言葉を贈る:中絶後の悲しみの女性物語、「反抗的出産: 医療優生学抵抗する女性たち」、少女性的化への挑戦、世界的なポルノ産業害悪暴露する、売春物語: 性産業における生存物語

2009年彼女は、製品サービス販売するために女性対象化し、少女性的対象とする広告主、企業マーケティング担当者ターゲットとする草の根運動運動である性搾取のない世界のためのコレクティブ・シャウトを共同設立した

 

今回のH&Mの件

・「女の子の親は一般的に、娘が学校に行くときバスに乗るとき、授業中に歩いているのを他人が見ても、頭を『向けない』ことを好む」と述べた(Twitter

 「小さな女子学生一般的に『注目を集めたい』とは思っていません。私が学校で関わっている多くの人々は、自分たちの外見に不必要な注目を集めたくないため、一人になって学んだり楽しんだりすることを望んでいます

 (“Little schoolgirls generally don’t want to ‘turn heads.’ The large numbers I engage with in schools want to be left alone to learn and have fun and not draw unwanted attention to their appearance.”)

・「どうして小さな女の子自分の外見、体、そして「スタイル」に注目を集めるべきだという考えを煽りたいのですか?おそらくマーケティング チームに一言相談して、『ルッキズム』を願望目標として評価する文化の中で成長しようとすでに苦労している思春期前の少女たちの注意を引かないようなものを考えてはいかがでしょうか?」

学校制服広告であった

最初に主張したのはこの人ではない(おそらく界隈の有名人

日常的にいろんな広告に噛みついているらしい

 

所感

おそらく一部炎上したのは「振り向かせよう」の部分だと思うが

この人や界隈の主張だとおそらく「かわいい」とかもNGなんだと思われる

 

こういう人って昔は有益だったと思うんだけど

今では薬が毒になってしまっている

少女全員を代弁しているのはやりすぎ

追記あり: マッチングアプリで知り合った女と泊まり旅行に行ったんだが...

以前に地方から東京出張に行った際に、マッチングアプリで27歳の女と会った。

見た目はギャル系のイケイケな感じ。海外在住経験もあるという。

その日は食事をして、そのあとバーにも行ったが、そこで解散

その後何度かLINEでやり取りしたら、俺の住んでいる街 (東京から飛行機移動) に来るという。

それもリモートワークが可能なので、一人旅を兼ねて1週間ぐらいの滞在予定とのこと。

ダメもとで「せっかくだから車で一泊旅行にいでも行く?」と聞いたら「男の人とホテルに泊まるのは...」的な返信が来た。

「気が進まなないなら大丈夫だよ」と送ると「あなたとなら行きたい」と返信が来た。

で、当日彼女を車に乗せて、泊まり旅行に行った。

観光地等を周り、一緒にランチとディナーをして、全部奢って、服も買ってあげた。

しかし、予想外のことが。

良い雰囲気になるどころか、手を繋ごうとすると嫌がる。

「外では恥ずかしいから」という。

イメージと違って結構恥ずかしがり屋なのだ理解した。

ディナーでも話がめっちゃ盛り上がるし、その際に何度も会いたいと言ってくれた。

夜もふけたので、お酒を買ってホテルに入った。

そこでまた驚くべき展開に。

少しでも触れようとすると「ありえない」という感じで嫌がる。

まさか?」と思って聞いてみたら。

「会って二回目なので、そんなつもりじゃなかった」と。

こんなことある?と思い、この時点で怒りよりも好奇心が勝り、

しばらく質問をしてみることに。

ラブホはそういうことをする場所だけど、普通ホテルは違うと思ってた。

若い男女二人がホテルに入っても、何もないのが当たり前だと思ってた。と。

そして、マッチングアプリで会う人は食事に行くといつもホテルに誘われ、それが嫌だったと。

でも考えて欲しい。今回は一緒にホテルに泊まる前提だよ。ボーリング場に行ったらボールを投げるのは理解できるよね?と説明してみた。

一応納得したらしく。その日は別々のベッドで寝ることになった。


そして翌朝。最も驚くべきことが起こった。

彼女一言今日の便で東京に帰ります」と。

え?ゆっくり滞在すれば良いじゃん?って言うが、こんな感じになっちゃって気まずいので帰ると。

結局その日は空港まで送ってあげて、お土産も渡した。

その後、お礼のメッセージどころか、一切連絡は来なくなった。

こんなことってある?

いや、僕が悪いのか?

それとも最近は一緒にホテルの部屋に泊まっても何もしないのがルールになったのか?

どこからOKサインなのか?

ややこしすぎる。

追記: https://anond.hatelabo.jp/20240217203534

2024-02-15

アニメ場合原作シナリオに沿って30分のなかでセリフ一言しか喋らないとかレギュラーでも全く出番がないとか普通によくあるんだけど

ドラマだとレギュラー俳優は毎回なんかしらの出番を作らないといけなくて結果的原作の話を改変しちゃうんだよね

2024-02-14

今はこれもダメなんかね

かりあげクンみてたらこんな話があった…

電車内で他人の尻を触っていた学生の腕を掴んで

「なんてことしてるんだ!」とかりあげ言う

学生は慌てて「許して!」「出来心で…」

などと必死言い訳するが、かりあげが「アホ」と一言

よく見ると、学生痴漢した人間女装した男だった。学生失望した

という

その被害者男性が髭生やした典型的なお釜なんだけれどやっぱり今の時代ダメなんかね

田角とYagooの差

この一言が出てこなかったことに尽きる

https://twitter.com/tanigox/status/1747153055924007375

どんなに経営上の非が相手方にあっても、契約解除するVへの労いを見せることで同時にファンに向けて気遣いを見せられなかったのが田角(と運営)のリスクマネジメントでのミス

保険証は早めに切替えようね

病気の話だけど吐き出させてほしい。あとタイトルの通り戒めも兼ねております

初めて書くから礼儀作法なってなかったらすみません

 

ちょっと前に結婚して、引っ越しして、諸々の手続きを済ませた。

その中で保険証も切替え……ていたのだが、郵送するのをすっかり忘れて少し経った頃。

生理が終わった後、右の下腹部が痛くて痛くて朝早く目が覚めるようになった。

いつもの生理痛じゃないなあと思って一週間様子見たけどやっぱり痛いし、子宮筋腫も飼っている身だったし、きっと悪さをしているのはそいつに違いないと思って、婦人科を探して受診した。

 

実際、なんかでっかいのが腹の中にいらした。でかすぎて内診ができないらしい。とても痛かった。

「力入れないでくださいねー」「お尻上げないでねー」じゃないんだ痛くて力が入って尻が浮くんです!!!! 不可抗力ですこれ!!!

とりあえず悪あがきをし、超音波検査に切替えて見てもらったら、10cm×8cmぐらいの塊がある。でっかい

コミュニケーションを図ろうと思って「筋腫ですか?」と聞いた。

そしたら「いや違いますね」。コミュニケーションチャレンジ失敗。

じゃあどこなんだろうと思いながら画面を眺めていたら、「卵巣だね、チョコレート嚢胞です」とのこと。

バレンタインデーだもんね、わかるわかる。身体の中にご用意しましたってか。考えてたんとちょっと違うな。

ちなみに子宮筋腫もちょこんといた。わたしお腹リンツの詰め合わせアソートか?

 

血液検査のために血を抜いてもらって、MRI検査の日取りとか、その後の日取りを決めた。

看護師さんは腹腔鏡手術か開腹になるかはわからないですねーと言っていたけど、この大きさだと多分開腹手術なんだろうな、なんてことを考えつつ家に帰った。

入院なんて自我が芽生えてから初めてだし、手術も当然初めて。麻酔はほんとにストン意識が落ちるらしいと聞くし、正直ちょっと楽しみである

なお夫はK2を履修しているので腹腔鏡手術について細かく説明しなくてもすぐに理解した。すごいなK2

 

で、ちょっと経って、非日常に浮いてた気分がいきなり落ち込んだ。

難易度コンテンツに挑む前にはしっかり予習復習はしておきたい、そんな日頃の習慣がちょっと悪い方向に行ってしまった。

インターネットにはなんにでもある。チョコレート嚢胞の情報も沢山出てきた。

10cmを超えたら悪性かもとか、急に大きくなったら悪性かもとか(実際ここ数年で急にpopした)、予後はどんくらいだとか、そんな暗い話が出てくる出てくる。

そしたらこっちの心持ちも一気に落ち込んだ。

そういえばお腹痛いのって癒着でもしてたのかな、悪いもの転移しててお腹が痛いとかだったらどうしよう、そしたらステージ3とかになるのかな、どの位生きられるんだろう、今年の夏にはアップデートが来るのに、なんなら今月末はFF7Rが出るのに、バルダーズゲート3だってクリアしてないし、長く続けてきたお仕事も辞めなきゃいけないのかな、あっ出かける予定入れてるじゃん、FF7Rが完結するまで生きていられるんだろうかなどなど。

気分が落ち込むままに「悪いもんだったらどうしよう」と夫に話してついでに夫のテンションも引きずり下ろしてしまった。申し訳ない。

ついでに今度出かける予定の友達にも「やだあ!!」と言わせてしまったし、親にも心配をかけてしまった。

 

それまでぼんやりと将来の疾患に関することは考えてはいたけど、実際病気が見つかってみるとやっぱり切迫感が違う。

今になってもやっぱり気分は戻ってこないけど、超音波検査で「チョコレート嚢胞ですね」という先生の断定と、「悪性かも」という言葉一言も出てこなかったこと、見せてもらったエコー画像を思い出して、じわじわと引き上げている途中。

勿論生検やら血液検査やらMRIやらしないと断定はできないっていうことは解っているけど、あの先生の感じだとまあ大丈夫だろうし、悪いものだったらだったでアーリーアクセスするだけだ、と言い聞かせている。そう考えるとさほど悪いものじゃないなとか思えてしま不思議。良いものであれば当然いいんですけどね。

 

「同じ痛みでも普段と違う」という感覚ほとんど嘘を吐かないな、と痛感する数日間だった。

なっちまったものは仕方が無いのでうだうだ考えないほうがいい、という母の教えも身に染みて理解した。

あと保険証ちゃんと早めに切替えようね。三万飛んだ。この後おそらく五万飛ぶ。(多分戻ってくるけど)

 

 

とりまなんとかなれー! なんとかしてー!

2024-02-13

「俺そんな本気で書いてないし……」という言い訳するやつは、実は本気で書いてるしめっちゃ悔しがってる

https://anond.hatelabo.jp/20240213004631

別に俺はそんなに傷付いてはいない。あの文章だって、心の底から100%で書いてるわけじゃないんだよ。

増田のここが異常」とか言われても「いやそこまで本気で書いてないし…」となる。

これ釣りだと思うだろ?釣りじゃないんだよ。

こう書いた、ということはガチで悔しがってる。

これね、「俺が本気で記事を書いたらもっとすごいもの書けるのに」って言う意味から

https://togetter.com/li/1151229

俺本気出してないだけだし…という言い訳をしてるやつはすごく悔しがっている

議論に参加する気ないけど、これだけは言いたいので一言だけ。 ここ数日イラッとしたことを雑に、正しさとか求めないで、ただ思うがままにまとめたものでこんだけああでもないこうでもないと盛り上がるtogetterってすごいなぁ~って思いました。 ヤバいなぁ~の方が良いのかもしれないけど…どっちでもいいです

僕の力量についてTogetterの人が色々誤解してるから言っとくけど、ブログの方は10倍真面目に書いてますTogetterで喚いている人の1割でいいから、ブログ読めって思う。 ダメ元で、最近評価が高かった「QMA友達の誘いで始めた」という記事を貼っとくので良かったらどうぞ


俺本気出してないだしという言い訳をしてもこういうツッコミをされるだけ

長文を書いて

まとめるという労力もかけて

人目に付きやすtogetterという場においてる時点で

他人自分意見を読ませたいって強く意識してるのが明白なところに

「盛り上がってるってすごいな」はどうなんかと。

あと、「正しさとか求めないで」「雑に」という姿勢他人のやること、作ったものを強く否定するのはあまりよろしくないのでは。

真面目に書いてないことがこの雑なまとめかつ不特定多数喧嘩を売ったことの免罪符になるとでも?

気持ちいから見えないところでやってくれない?」

「ぼくくらいフォロワーが多い」とか「ぼくの力量について色々誤解」とか、クソどうでもいいアニメタイトルセルフまとめまでして

だらだら文句言うマヌケにしてはうぬぼれ発言が多いなーコイツ…と思ってフォロワー数みたらベジータに粉みじんにされたナッパより戦闘力低いじゃねーか。

これみたら、この元増田言い訳いかにダサくて陳腐かわかるだろ?

おもしろいくらいこのtogetterのまとめ主と、今回の元増田へのツッコミポイント共通してる。

まり元増田の主張ってのは、何一つ目新しさもなく、考えが浅く、価値もないってことよ。

一生懸命頭使って書いて、自分の頭で一生懸命考えたつもりでもみんな同じところに着地するんだよ。

なぜなら一定の水準以下の思考しかないチャレンジドな人たちというのは一生懸命考えてもこの程度が限界から

そのくせ、批判されると「俺はまだ本気出してないだけだし」って逃げるのも共通してる。

本気出してこの程度だったということを認められないから成長もしない。

そうやってどんどん相手にされないか匿名性を活かして新規の客に毎回同じ話をしてバカにされ続けるのを繰り返すしか無いってわけ。

ちなみに上のtogetterまとめを作ってたやつは、このころはまだ見られていたけれど、

今では思考力の水準がすっかり知れ渡ってしまってみんなに飽きられてしまったので、頑張ってセルフまとめを作ってもまったく相手にされなくなりました。

こいつのまとめで唯一ヒットしたのがこれだけど

https://togetter.com/li/2239499

ガセ情報であることにも気づかずにデマ拡散した情弱であることをさらけ出しただけでした。

https://twitter.com/CO_mochi_mochi/status/1711908386374316307

弊社ブルーレイディスクを7年ほどリリースしてない。なんで5秒でわかる嘘つくのか。

これが元増田くんの7年後の姿です。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん