はてなキーワード: 直射日光とは
本題とほぼ関係ないバスタオル毎回変えるか問題で盛り上がってるので便乗。
結論は「セームタオルいいよセームタオル」なので知ってる人は読まなくて済むよ!
私は毎回新しいタオル使いたい派。玄人質問で尊大ですが、バスタオル干す場所ある?毎日洗濯回して干すような生活ができないくらいに正しくない労働時間で働いてるので、どうしても週1とか、多くても週2くらいになってしまうので、バスタオル干す場所がない。フェイスタオル使うことを検討するんだが、体を洗うときは手ぬぐいじゃなくてナイロンタオル派なので1枚だとビタビタになって拭ききれない。
そんなあなたにセームタオル。水泳部が使ってるアレ。PVAスポンジっていうめちゃめちゃ吸水性がよくて、絞ったらまた水を吸う素材でできてる。完全なドライ状態にはならないが、これで9割の水気を切ってあとはフェイスタオルで。お手入れは使った後にお湯で揉み洗いだけして、週1の洗濯のときにネットに入れて洗濯、柔軟剤はなし。
副次効果があって、干すとき直射日光もタンブラー乾燥もNGなので洗濯機の横(うちの場合風呂場の眼の前)にかけとくんだけど、タオルの準備を忘れたときにセームタオルだけで9割乾燥まで拭ける。ゆうゆうとタオルを取りに行ける。
おすすめのセームタオルは?って聞かれたらミズノかアイオン。ミズノはスポーツ用としてトップシェア(多分)なだけあって丈夫。ただサイズ展開が微妙で、背中が拭きにくい小サイズ(34*44)と結構高い大サイズ(44*68)しかない。セームタオルは絞れば吸水性が復活するので、サイズは物理的な使いやすさだけ気にすれば良い。アイオンはPVA材に関しては一日の長があるメーカーで、なんと21.5*69という、背中が拭けるのを売りに作ったとしか思えないサイズの展開がある。最近買ってみたので、今使ってるミズノ(3年目、さすがに弱ってきてる)が駄目になったらつかってみる。
で、実際買ってみて自分には合わなかった、ってなる人も絶対にいると思う。PVAが皮膚に合わない人もいるだろう。そんなあなたにダイソーのPVA吸水クロスで一度お試しを。ミズノに慣れてるとさすがにふにゃふにゃ過ぎるが、性能としては十分だった。当然100円。気に入ったらちゃんとしたの買うといい。気に入らなくても、PVAクロスは水こぼしたときとか、風呂掃除の水気とりにめっちゃ便利なので1枚持ってて損はない。
買ってみ!
膝の手術を3回受けた70代祖母が同行者の孫に無断でイタリア縦断超弾丸ツアーに申し込んだ話。
一章 〜杖買うって言ったじゃん!!〜
二章 「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」
三章 こんなとこに住む人の気がしれませんよね
四章 40万()のアクセサリー
五章 ナポリと靴
七章 ローマの夕食
・激重スーツケース
・自慢話と夏の空
・ボッティチェリに敬意を示して。
・嵐ってすげぇや!
孫が中学三年になるのに合わせて祖母が海外旅行に行きたいと言い出した。
昔は海外によく行っており孫と一緒に行くのが夢だったんだそう。
そこで白羽の矢が立ったのが、2番目の孫で初の女の子のわたし。
おばあちゃんは息子しかいないから初めての女の子をかわいがって、よく自分の好みの服やらを買って着せられた。娘がいたらしたかったことを私にしてる感じ。
あとまぁ「孫と一緒に旅行!」ってのが老人にとってはステータスなんだね。「孫と海外旅行をするくらい仲が良くて金銭的にも裕福な家庭」みたいなさ。
「あらお孫さんと旅行?いいわね〜羨ましいわ〜」って言われたいのもあったと思う。そりゃあ孫連れて旅行してる人がいたらそういう反応しかないでしょ。
当時は何も知らんかったから旅行行くのに全然賛成で二つ返事でOKしたし海外行けんの楽しみにしてた。
祖母は膝が悪く何度か手術の経験もあるため、最初は膝のこともあるしバンクーバーあたりのひとつの都市に留まってゆっくりしようねって話してた。
それが5月のある日
って。ねぇ、あんた。
パンフレット見せてもらったらまぁイタリアを北から南まで大移動する8日間の超弾丸ツアー。母が「大丈夫なんですか?」と心配そうに聞いても「大丈夫よ〜!」で聞きゃしない。
身体に爆弾抱えてる人がどうしてそこまで自信満々になれるのか。謎です。
テンションの上がった人間は突拍子もないことを言い出すの典型を目の前で見た。
1章 〜杖買うって言ったじゃん!!〜
そして迎えた当日、前泊する為に祖母の家に行った私が「杖あります?」って聞いたら、自信満々に「無いわ!でも多分大丈夫だと思うから!☺️」
まって??
いやもう、「なんで??」の一言に尽きる。
だって言ったもん、「買う」って言ってたやんけ。母さんがおばあちゃんの膝を考慮して折りたたみ式の勧めたり口酸っぱくして杖を持っていけって言ってたから。そりゃあ買ってると思ってたし若くないんだから過信しないでくれ、たのむから。
ここで私が間違ったのは不安に思いながらもすぐそばのショッピングモールに走って杖を買いに行かなかったこと。これが後に解決できない大問題となる。
今なら過去の私をぶん殴ってでも杖買ってこっそり自分のスーツケースに突っ込む。もし声だけでも伝えられるなら夜とか関係なしに「杖を探しに走れ〜!!!!!」って叫ぶ。絶対に。
「何かあったら現地で買うわ!」って言ってたから大丈夫かと思ってた。
予想してたとおり毎日足が痛くなるくらい歩く超弾丸ツアー。15歳の私でそうなんだから70代の祖母はさぞ辛かったと思う。
でもね?普通に考えて膝にボルト埋まってて普段杖ついてんのに、どう見ても歩くツアーに杖の1本も持ってかないなんて、そんなことある?
現地について2日目くらいに高級店が並ぶ通りで杖を見つけた。べっ甲の持ち手のついたツヤツヤの杖だったからこれならおばあちゃんも満足だろうと思って「杖ありましたよ!」って声かけた。のに。
「でもね〜、ここ(現地)の人に合わせてあるからおっきいのよ」
現地で買うって?言ってませんでした????
ちょっとマジでよく分からないんだけどそんなん最初からお前わかってたの?つまり絶対買う気ないのに買うって言ってたんか?って。
既にツアーの列から遅れて添乗員さんに迷惑かけてんのに何言ってんの?って。
オシャレでプライドの高い祖母にとって杖を着いて歩くのは格好悪いと、ただそれだけだったのだ。
イタリアに着いて初日、夕方に到着したのでそこからバスに乗る。着く少し前に機内食が出たから夕飯は無し、この日はホテルに直行して寝るだけ、明日から観光が始まる。
10時間以上のフライトで腰は痛いしケツはもじょもじょするしで、10時間前に一瞬顔を合わせた人たちと一緒のバスに乗ってホテルへ向かう。
ホテルの部屋へ入り、荷物の整理をして、今すぐシャワーを浴びて寝たいところだが事は起こった。
シャワーが出ないのだ。
普通、コックを上下に動かせば水が出るし、それをひねれば温度調節ができる。少なくとも日本ではそうだ。
このシャワーはどうだろう。コックを上にあげると蛇口から水が出る。コックをひねって温度調節も可能だ。それでも蛇口から繋がるシャワーはうんともすんとも言わなかった。
困った。いちおう先進国なのに世界共通で必須のものの使い方がわからないなんてことある?私はある
長旅直後に知らない土地で使い方がわからなくてゆっくり風呂にも入れないなんて哀れだね。
しばらく考えて、海外経験の豊富なおばあちゃんなら知ってるかなと思って聞いてみたら、祖母はすぐに「フロントに連絡するわ!」と。
あんたも知らないんかーい
いやいいんだけど、知らないのは別に良いのだけどね、ここでフロントに連絡してもイタリア語なんてさっぱりだし、なんなら英語も怪しい祖母と孫で外人のスタッフとコミュニケーションが取れるなんて到底思えない。
それだけは勘弁してくれの一心で私はひたすらスマホで使い方を探した。
その間も祖母は3分に1回「やっぱりフロントに聞いた方が良いんじゃないかしら」と言ってきた。祖母なりに心配だったのだと思う。その自信はどこから来るのかだけ聞かせて欲しい。
型番を検索しても外国語のページが出るばかりで、祖母によるホテルスタッフ襲来の圧を受けながら色々いじくっていたら、ふとした拍子にシャワーから水は出た。
蛇口から水を出した状態で蛇口の先の部分を引っ張るとシャワーが出る仕組みだったらしい。初見殺しか?
なんでこんなとこで1人謎解きやってるのかさっぱり分からないが、ホテルスタッフを呼ばれる前に解決できたのはファインプレーだったと今も思っている。
二章 「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」
歩く!歩く!歩く!
超弾丸ツアーはひたすら歩く。海外旅行に行く層なんて暇と金のある金持ちのじいさんばあさんが主なのに、旅行会社のツアーは「夢の🎶イタリア一周」だとか、「スペイン♡世界遺産ツアー」だとかの移動にかなり無理があるツアーばかりを組んでくる。
例に出したのは私が実際に祖母(父方 母方)と参加したツアーだ。そしてどちらも参加者の平均年齢が60を越していた。
老人、己の体力を過信するな。
もしかしたらゆったりしたツアーもあったかもしれないけど、私が知る前に祖母は申し込んでいたから知る由もない。そゆとこの報連相大事だと思うんだ!
数日で全部を回ろうなんてツアーでは大体の日程がメチャクチャ歩いてるか数時間バスに乗るかの2択になるが、直射日光を浴びて歩いたジジババばかりのバスなんて小学生の遠足帰りのバスより爆睡率が高い。
寝息の聞こえる静まり返ったバス内は幼稚園のお昼寝の時間と同じ空間だった。
日に当ててから涼しいとこでゆっくりさせるのはね、寝かしつけの方法なんよ。
私はイタリアに行ってまでソシャゲのガチャを引いて、推しが出ては「ありがとうイタリア…😭🙏」とTwitterにつぶやくだけになった。景色は飽きる
大体このガイドはやたら大声でハキハキと話す細身な40代くらいの女性が多い。あとなんかダサい旗持ってるよね、キティちゃんとか。
そんで、そのハキハキしたおばさんガイドはめちゃめちゃ歩くのが早かった。大股でズンドコ行くので必死で追いかけるが、配布のトランシーバーで早口で観光地の説明をするから忙しい。
実績解除のための観光だ。この現地ガイドにより観光はRTA(リアルタイムアタック)に様変わりした。
参加者も置いていかれないよう頑張って着いていくが、ここで忘れちゃいけないのが祖母だ。
観光は現地ガイドが先頭に立ち先導しつつ、はぐれる人がいないよう1番後ろを常勤のガイドで挟む姿勢を取る。
私が息切れしながら振り返ると、横にいたはずのおばあちゃんがいなかった。
前に言った通り祖母は膝が悪く、普段杖をついているくらいだから当然歩くのが遅い。それに杖無しというデバフ+でこぼこの石畳+傾斜が拍車をかけた。
「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」
うん、まあ、なんだろう。同情できない。
列の1番後ろでガイドさんに付き添ってもらって悪態をつくって、どう???
ガイドさん、ごめんな。
杖があればどんなに楽だっただろうと今更ながら後悔したし、この旅行中頭の10%くらいでは常に杖のことを考えていた。ちなみに今でも百均で杖を見ると「この!クソ!!これがあれば!!」と思う。500円しないで買えるんだぜ?
閑話 クソ重スーツケース
表題の通りである。おばあちゃんのスーツケースがバカクソ重いって話。
おばあちゃんのスーツケースが重量制限心配になるくらいマジでバカ重かったんだけど、
「何も入ってないのよ〜このスーツケース古いから〜」って言ってたし、古いスーツケースの重さなんて知らんからそんなもんかなって思ってた。ハードケースだったし。
重量制限は23キロまでで、おばあちゃんのは20キロくらいだったはず。行きの時点でこれって土産のも買うはずだけど大丈夫????となったがホテルで開けて驚いた。
ナニモ…入って…ない…❓
スーツケースが古いとかそんな問題じゃねーよ。ギチギチに布詰めて「何も入ってない」なんて言える姿勢は逆にすげーよ。
ちょっと冷静になったけどこの後のお土産タイムで早速おばあちゃんが買ったワインは旅行中ずっと私のスーツケースに入れて運ばれた。たまにスーツケースから瓶が擦れて酒屋の音がした。
旅行の回数が多いだけの自称旅慣れてると本当の旅に慣れてる人というのは別物だ。
閑話3つ目である。ちなみに書いてあること全部まだ2日くらいで起こったことで、たかだか1週間程度の旅行でよくここまでネタがあるなとしみじみ思う。
一応海外旅行に行くからには大体のツアーには現地の有名料理が組み込まれている。Tボーンステーキもそれのうちの1回。2日目の夕飯だったかな。
ガイドさんがメニューを読み上げてなんかよくわからんサラダとか食べて、例のメインは来た。
ミスター味っ子で存在だけは知ってる料理だけあって私は若干テンションが上がっていた。
漫画の微かな記憶では左がヒレで右がサーロイン、さっぱりしたヒレを先に食べ脂の乗ったサーロインを味わうのが鉄板だと味っ子の顔のうるさい審査員が言っていた。
記憶のTボーンの比率は約1:2、出てきた肉の比率は1:5くらい。申し訳程度のヒレ肉に思わず笑ってしまった。これ、わざわざTボーンにする必要ある?
まぁそれは例によって外国なのでサーブされた人によって大きさも全然違っていた。海外に行ってまで日本のような画一化を求めるのが間違っているとも言える。日本が細かいのか、海外が雑なのか。
肉質にも差があって、同じテーブルのおじいさんは「固すぎて食べられない」と言っていた
私のは食べられないって程じゃなかったけど、先に言ったようにツアーの参加者は老人の方が大体だ。その人たちにこれは重いんじゃないかと思う。
そっかーとか思いつつ1人で黙々と食べてたら祖母が
「そうかしら?私のすっごく柔らかいのよ!ほら!」
と、見せつけるように肉を切っていた。肉が固いと言っていた人の目の前で。
何故。
嫌がらせか?と思ったが、別に祖母はそんなこと考えておらず、ただ思ったことを言っただけだ。それがナチュラルにマウントになる人なのだ。純粋培養のヤバ人(やばんちゅ)である。悪意は一切ない。
そしてその素直な性格がこの旅行を悲惨にした一番の原因である。
ただただ、いたたまれなかった。ここで私が「そういう意図はないんです!」なんてことは到底言えないし、言ったところで祖母は理解するような人じゃないし、わたしにできることと言ったら押し黙って肉を食うだけだった。
言われた同じテーブルの人たちは「人によって差があるのね〜」とかで流してくれた。大人だ。
3章 「こんなとこに住む人の気がしれませんよね」
イタリアといえばベネチア、水の都。今回のツアーももちろんベネチア観光が含まれていた。
こんなにネタがある時点ででお察しだとは思うが、祖母はかなり癖が強い。私と年代が違うから、というだけでなく単に人間としての癖が強すぎる。だから付き合うにはかなりコツなり話し方なりに工夫が必要だ。特殊食材?
祖母の特徴を端的に並べると
・謎の自信を持つ。
・反面、少々過剰に心配性な面もある。
・介護の息抜きに海外旅行へ行っていた。特にヨーロッパを中心に巡っていてイタリアにはもう何回も来たからもう飽きちゃったくらい!が旅の口癖だった。
謎の自信、杖の件はこれが遺憾なく発揮された結果だ。このエピソードで祖母の人間性が伝わったかと思う。決して悪い人ではないから逆にタチが悪いのだ。悪意じゃないから私もそんな強く言えないし、そもそも強く言えるような間柄でもないのがさらに状況の悪化に拍車をかけた。私は押しに弱い典型的な日本人であったから余計に。あの場にいたのがアメリカ人かもしくは私たちの母だったら「ダメよ!杖を持たないと出発しないから!」と断固拒否の姿勢を見せただろう。私も1人ストライキを決行すればよかった。
ここで問題なのが「イタリアにはもう何回も来て飽きちゃった!」の口癖だ。
わざわざ12時間飛行機に乗ってケツを酷使して見知らぬ土地に降り立って言うことがそれなの、普通にやばい。現地ディスしたい行動力の鬼なの?
修学旅行の同じ班に到着直後から「もう来すぎて飽きちゃった!」なんて言う奴がいたら、そいつ絶対回る友達いないでしょ。もし現地の京都人に聞かれて初手からぶぶ漬けを出されても文句は言えない。花輪くんでもそんなマウントは取らん。
しかし一番直近でも10年以上前、イタリアだって発展し続けるのだ。祖母は旅の間中も思い出のイタリア(思い出補正マシマシ)に浸り続けている。
ベネチアは陸から少し離れた場所にあり小さな船に乗って向かう。
海の水は綺麗ではないが、所狭しとゴンドラが並び、ヨーロッパの建築様式で作られたカラフルな屋根や壁に白い柱、窓の一つ一つまで細かな意匠が凝らされた建物がずらりと並び、それらが海の上に浮かぶ光景は圧巻だった。色んな作品の題材になるわけだ。これは日本では見れない、世界は綺麗なものがいっぱいあるなぁ、連れてきてもらってありがたいなと素直に感謝した。
水に浮かぶふかふかした地面の繋ぎ目を歩き、現地ガイドさんの説明を聞きツアーの皆さんもワクワクした目で街を見渡しているその時
「こんなとこに住む人の気がしれませんよね〜」
見れば祖母が隣の人になかなかの声量で話しかけていた。あえての悪意とかではなく井戸端会議で「や〜ね」とでも言うような表情で。
やめろや。思うのはまだ良いとして、百歩譲って話しかけるなや。瞬時に吹っ飛ぶ感謝。もっとありがたがらせてくれ。
隣の人はどんな反応をしたっけ。曖昧に相槌を打っていたっけ。でもこの場で言うべき言葉ではないことだけはわかる。
KY発言選手権があればこの発言はかなり上位に食い込む確信があるし、さらに現地で言ったことで芸術点も加算、相当な高得点を取れるはずだ。エピソードとして聞く分には良いのだけども。
これによって私は生涯ベネチアを思い出す際にはこの時の祖母の発言とあのいたたまれない気持ちを思い出すのだ。なんの呪いだよ。
以上、ベネチアでの思い出でした。
まぁこの後も絆創膏を探してドラッグストアの店員(イタリア人)に「Where is バンドエイド?」と英語で聞いたり(結局買えなくて私が持っていたのを渡した)自由時間で迷子になったり私が素敵な羽根ペン買ったら「お金あるわね〜」と本人にその気はなくても嫌味と取れる事を言われたりがありましたがエピソードとしては”弱”なので口頭で説明すれば良いかと思います。
四章 40万()のアクセサリー
「無いわね〜」
「何かなくしたんですか?」
「アクセサリーが入った袋がないのよ」
昨日はあったはずのアクセサリー類がまとめて見つからないのだという。身なりにこだわる祖母だ。アクセサリーもこの服にこれを!というものをあのギチギチのスーツケースに詰め込んできたらしい。
「あら、どうしようかしら〜……40万くらいするんだけど……」
パタパタと探してる最中の爆弾発言に思わず固まった。なんだって?
「あれ全部で40
膝の手術を3回受けた70代祖母が同行者の孫に無断でイタリア縦断超弾丸ツアーに申し込んだ話。
一章 〜杖買うって言ったじゃん!!〜
二章 「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」
三章 こんなとこに住む人の気がしれませんよね
四章 40万()のアクセサリー
五章 ナポリと靴
七章 ローマの夕食
・激重スーツケース
・自慢話と夏の空
・ボッティチェリに敬意を示して。
・嵐ってすげぇや!
孫が中学三年になるのに合わせて祖母が海外旅行に行きたいと言い出した。
昔は海外によく行っており孫と一緒に行くのが夢だったんだそう。
そこで白羽の矢が立ったのが、2番目の孫で初の女の子のわたし。
おばあちゃんは息子しかいないから初めての女の子をかわいがって、よく自分の好みの服やらを買って着せられた。娘がいたらしたかったことを私にしてる感じ。
あとまぁ「孫と一緒に旅行!」ってのが老人にとってはステータスなんだね。「孫と海外旅行をするくらい仲が良くて金銭的にも裕福な家庭」みたいなさ。
「あらお孫さんと旅行?いいわね〜羨ましいわ〜」って言われたいのもあったと思う。そりゃあ孫連れて旅行してる人がいたらそういう反応しかないでしょ。
当時は何も知らんかったから旅行行くのに全然賛成で二つ返事でOKしたし海外行けんの楽しみにしてた。
祖母は膝が悪く何度か手術の経験もあるため、最初は膝のこともあるしバンクーバーあたりのひとつの都市に留まってゆっくりしようねって話してた。
それが5月のある日
って。ねぇ、あんた。
パンフレット見せてもらったらまぁイタリアを北から南まで大移動する8日間の超弾丸ツアー。母が「大丈夫なんですか?」と心配そうに聞いても「大丈夫よ〜!」で聞きゃしない。
身体に爆弾抱えてる人がどうしてそこまで自信満々になれるのか。謎です。
テンションの上がった人間は突拍子もないことを言い出すの典型を目の前で見た。
1章 〜杖買うって言ったじゃん!!〜
そして迎えた当日、前泊する為に祖母の家に行った私が「杖あります?」って聞いたら、自信満々に「無いわ!でも多分大丈夫だと思うから!☺️」
まって??
いやもう、「なんで??」の一言に尽きる。
だって言ったもん、「買う」って言ってたやんけ。母さんがおばあちゃんの膝を考慮して折りたたみ式の勧めたり口酸っぱくして杖を持っていけって言ってたから。そりゃあ買ってると思ってたし若くないんだから過信しないでくれ、たのむから。
ここで私が間違ったのは不安に思いながらもすぐそばのショッピングモールに走って杖を買いに行かなかったこと。これが後に解決できない大問題となる。
今なら過去の私をぶん殴ってでも杖買ってこっそり自分のスーツケースに突っ込む。もし声だけでも伝えられるなら夜とか関係なしに「杖を探しに走れ〜!!!!!」って叫ぶ。絶対に。
「何かあったら現地で買うわ!」って言ってたから大丈夫かと思ってた。
予想してたとおり毎日足が痛くなるくらい歩く超弾丸ツアー。15歳の私でそうなんだから70代の祖母はさぞ辛かったと思う。
でもね?普通に考えて膝にボルト埋まってて普段杖ついてんのに、どう見ても歩くツアーに杖の1本も持ってかないなんて、そんなことある?
現地について2日目くらいに高級店が並ぶ通りで杖を見つけた。べっ甲の持ち手のついたツヤツヤの杖だったからこれならおばあちゃんも満足だろうと思って「杖ありましたよ!」って声かけた。のに。
「でもね〜、ここ(現地)の人に合わせてあるからおっきいのよ」
現地で買うって?言ってませんでした????
ちょっとマジでよく分からないんだけどそんなん最初からお前わかってたの?つまり絶対買う気ないのに買うって言ってたんか?って。
既にツアーの列から遅れて添乗員さんに迷惑かけてんのに何言ってんの?って。
オシャレでプライドの高い祖母にとって杖を着いて歩くのは格好悪いと、ただそれだけだったのだ。
イタリアに着いて初日、夕方に到着したのでそこからバスに乗る。着く少し前に機内食が出たから夕飯は無し、この日はホテルに直行して寝るだけ、明日から観光が始まる。
10時間以上のフライトで腰は痛いしケツはもじょもじょするしで、10時間前に一瞬顔を合わせた人たちと一緒のバスに乗ってホテルへ向かう。
ホテルの部屋へ入り、荷物の整理をして、今すぐシャワーを浴びて寝たいところだが事は起こった。
シャワーが出ないのだ。
普通、コックを上下に動かせば水が出るし、それをひねれば温度調節ができる。少なくとも日本ではそうだ。
このシャワーはどうだろう。コックを上にあげると蛇口から水が出る。コックをひねって温度調節も可能だ。それでも蛇口から繋がるシャワーはうんともすんとも言わなかった。
困った。いちおう先進国なのに世界共通で必須のものの使い方がわからないなんてことある?私はある
長旅直後に知らない土地で使い方がわからなくてゆっくり風呂にも入れないなんて哀れだね。
しばらく考えて、海外経験の豊富なおばあちゃんなら知ってるかなと思って聞いてみたら、祖母はすぐに「フロントに連絡するわ!」と。
あんたも知らないんかーい
いやいいんだけど、知らないのは別に良いのだけどね、ここでフロントに連絡してもイタリア語なんてさっぱりだし、なんなら英語も怪しい祖母と孫で外人のスタッフとコミュニケーションが取れるなんて到底思えない。
それだけは勘弁してくれの一心で私はひたすらスマホで使い方を探した。
その間も祖母は3分に1回「やっぱりフロントに聞いた方が良いんじゃないかしら」と言ってきた。祖母なりに心配だったのだと思う。その自信はどこから来るのかだけ聞かせて欲しい。
型番を検索しても外国語のページが出るばかりで、祖母によるホテルスタッフ襲来の圧を受けながら色々いじくっていたら、ふとした拍子にシャワーから水は出た。
蛇口から水を出した状態で蛇口の先の部分を引っ張るとシャワーが出る仕組みだったらしい。初見殺しか?
なんでこんなとこで1人謎解きやってるのかさっぱり分からないが、ホテルスタッフを呼ばれる前に解決できたのはファインプレーだったと今も思っている。
二章 「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」
歩く!歩く!歩く!
超弾丸ツアーはひたすら歩く。海外旅行に行く層なんて暇と金のある金持ちのじいさんばあさんが主なのに、旅行会社のツアーは「夢の🎶イタリア一周」だとか、「スペイン♡世界遺産ツアー」だとかの移動にかなり無理があるツアーばかりを組んでくる。
例に出したのは私が実際に祖母(父方 母方)と参加したツアーだ。そしてどちらも参加者の平均年齢が60を越していた。
老人、己の体力を過信するな。
もしかしたらゆったりしたツアーもあったかもしれないけど、私が知る前に祖母は申し込んでいたから知る由もない。そゆとこの報連相大事だと思うんだ!
数日で全部を回ろうなんてツアーでは大体の日程がメチャクチャ歩いてるか数時間バスに乗るかの2択になるが、直射日光を浴びて歩いたジジババばかりのバスなんて小学生の遠足帰りのバスより爆睡率が高い。
寝息の聞こえる静まり返ったバス内は幼稚園のお昼寝の時間と同じ空間だった。
日に当ててから涼しいとこでゆっくりさせるのはね、寝かしつけの方法なんよ。
私はイタリアに行ってまでソシャゲのガチャを引いて、推しが出ては「ありがとうイタリア…😭🙏」とTwitterにつぶやくだけになった。景色は飽きる
大体このガイドはやたら大声でハキハキと話す細身な40代くらいの女性が多い。あとなんかダサい旗持ってるよね、キティちゃんとか。
そんで、そのハキハキしたおばさんガイドはめちゃめちゃ歩くのが早かった。大股でズンドコ行くので必死で追いかけるが、配布のトランシーバーで早口で観光地の説明をするから忙しい。
実績解除のための観光だ。この現地ガイドにより観光はRTA(リアルタイムアタック)に様変わりした。
参加者も置いていかれないよう頑張って着いていくが、ここで忘れちゃいけないのが祖母だ。
観光は現地ガイドが先頭に立ち先導しつつ、はぐれる人がいないよう1番後ろを常勤のガイドで挟む姿勢を取る。
私が息切れしながら振り返ると、横にいたはずのおばあちゃんがいなかった。
前に言った通り祖母は膝が悪く、普段杖をついているくらいだから当然歩くのが遅い。それに杖無しというデバフ+でこぼこの石畳+傾斜が拍車をかけた。
「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」
うん、まあ、なんだろう。同情できない。
列の1番後ろでガイドさんに付き添ってもらって悪態をつくって、どう???
ガイドさん、ごめんな。
杖があればどんなに楽だっただろうと今更ながら後悔したし、この旅行中頭の10%くらいでは常に杖のことを考えていた。ちなみに今でも百均で杖を見ると「この!クソ!!これがあれば!!」と思う。500円しないで買えるんだぜ?
閑話 クソ重スーツケース
表題の通りである。おばあちゃんのスーツケースがバカクソ重いって話。
おばあちゃんのスーツケースが重量制限心配になるくらいマジでバカ重かったんだけど、
「何も入ってないのよ〜このスーツケース古いから〜」って言ってたし、古いスーツケースの重さなんて知らんからそんなもんかなって思ってた。ハードケースだったし。
重量制限は23キロまでで、おばあちゃんのは20キロくらいだったはず。行きの時点でこれって土産のも買うはずだけど大丈夫????となったがホテルで開けて驚いた。
ナニモ…入って…ない…❓
スーツケースが古いとかそんな問題じゃねーよ。ギチギチに布詰めて「何も入ってない」なんて言える姿勢は逆にすげーよ。
ちょっと冷静になったけどこの後のお土産タイムで早速おばあちゃんが買ったワインは旅行中ずっと私のスーツケースに入れて運ばれた。たまにスーツケースから瓶が擦れて酒屋の音がした。
旅行の回数が多いだけの自称旅慣れてると本当の旅に慣れてる人というのは別物だ。
閑話3つ目である。ちなみに書いてあること全部まだ2日くらいで起こったことで、たかだか1週間程度の旅行でよくここまでネタがあるなとしみじみ思う。
一応海外旅行に行くからには大体のツアーには現地の有名料理が組み込まれている。Tボーンステーキもそれのうちの1回。2日目の夕飯だったかな。
ガイドさんがメニューを読み上げてなんかよくわからんサラダとか食べて、例のメインは来た。
ミスター味っ子で存在だけは知ってる料理だけあって私は若干テンションが上がっていた。
漫画の微かな記憶では左がヒレで右がサーロイン、さっぱりしたヒレを先に食べ脂の乗ったサーロインを味わうのが鉄板だと味っ子の顔のうるさい審査員が言っていた。
記憶のTボーンの比率は約1:2、出てきた肉の比率は1:5くらい。申し訳程度のヒレ肉に思わず笑ってしまった。これ、わざわざTボーンにする必要ある?
まぁそれは例によって外国なのでサーブされた人によって大きさも全然違っていた。海外に行ってまで日本のような画一化を求めるのが間違っているとも言える。日本が細かいのか、海外が雑なのか。
肉質にも差があって、同じテーブルのおじいさんは「固すぎて食べられない」と言っていた
私のは食べられないって程じゃなかったけど、先に言ったようにツアーの参加者は老人の方が大体だ。その人たちにこれは重いんじゃないかと思う。
そっかーとか思いつつ1人で黙々と食べてたら祖母が
「そうかしら?私のすっごく柔らかいのよ!ほら!」
と、見せつけるように肉を切っていた。肉が固いと言っていた人の目の前で。
何故。
嫌がらせか?と思ったが、別に祖母はそんなこと考えておらず、ただ思ったことを言っただけだ。それがナチュラルにマウントになる人なのだ。純粋培養のヤバ人(やばんちゅ)である。悪意は一切ない。
そしてその素直な性格がこの旅行を悲惨にした一番の原因である。
ただただ、いたたまれなかった。ここで私が「そういう意図はないんです!」なんてことは到底言えないし、言ったところで祖母は理解するような人じゃないし、わたしにできることと言ったら押し黙って肉を食うだけだった。
言われた同じテーブルの人たちは「人によって差があるのね〜」とかで流してくれた。大人だ。
3章 「こんなとこに住む人の気がしれませんよね」
イタリアといえばベネチア、水の都。今回のツアーももちろんベネチア観光が含まれていた。
こんなにネタがある時点ででお察しだとは思うが、祖母はかなり癖が強い。私と年代が違うから、というだけでなく単に人間としての癖が強すぎる。だから付き合うにはかなりコツなり話し方なりに工夫が必要だ。特殊食材?
祖母の特徴を端的に並べると
・謎の自信を持つ。
・反面、少々過剰に心配性な面もある。
・介護の息抜きに海外旅行へ行っていた。特にヨーロッパを中心に巡っていてイタリアにはもう何回も来たからもう飽きちゃったくらい!が旅の口癖だった。
謎の自信、杖の件はこれが遺憾なく発揮された結果だ。このエピソードで祖母の人間性が伝わったかと思う。決して悪い人ではないから逆にタチが悪いのだ。悪意じゃないから私もそんな強く言えないし、そもそも強く言えるような間柄でもないのがさらに状況の悪化に拍車をかけた。私は押しに弱い典型的な日本人であったから余計に。あの場にいたのがアメリカ人かもしくは私たちの母だったら「ダメよ!杖を持たないと出発しないから!」と断固拒否の姿勢を見せただろう。私も1人ストライキを決行すればよかった。
ここで問題なのが「イタリアにはもう何回も来て飽きちゃった!」の口癖だ。
わざわざ12時間飛行機に乗ってケツを酷使して見知らぬ土地に降り立って言うことがそれなの、普通にやばい。現地ディスしたい行動力の鬼なの?
修学旅行の同じ班に到着直後から「もう来すぎて飽きちゃった!」なんて言う奴がいたら、そいつ絶対回る友達いないでしょ。もし現地の京都人に聞かれて初手からぶぶ漬けを出されても文句は言えない。花輪くんでもそんなマウントは取らん。
しかし一番直近でも10年以上前、イタリアだって発展し続けるのだ。祖母は旅の間中も思い出のイタリア(思い出補正マシマシ)に浸り続けている。
ベネチアは陸から少し離れた場所にあり小さな船に乗って向かう。
海の水は綺麗ではないが、所狭しとゴンドラが並び、ヨーロッパの建築様式で作られたカラフルな屋根や壁に白い柱、窓の一つ一つまで細かな意匠が凝らされた建物がずらりと並び、それらが海の上に浮かぶ光景は圧巻だった。色んな作品の題材になるわけだ。これは日本では見れない、世界は綺麗なものがいっぱいあるなぁ、連れてきてもらってありがたいなと素直に感謝した。
水に浮かぶふかふかした地面の繋ぎ目を歩き、現地ガイドさんの説明を聞きツアーの皆さんもワクワクした目で街を見渡しているその時
「こんなとこに住む人の気がしれませんよね〜」
見れば祖母が隣の人になかなかの声量で話しかけていた。あえての悪意とかではなく井戸端会議で「や〜ね」とでも言うような表情で。
やめろや。思うのはまだ良いとして、百歩譲って話しかけるなや。瞬時に吹っ飛ぶ感謝。もっとありがたがらせてくれ。
隣の人はどんな反応をしたっけ。曖昧に相槌を打っていたっけ。でもこの場で言うべき言葉ではないことだけはわかる。
KY発言選手権があればこの発言はかなり上位に食い込む確信があるし、さらに現地で言ったことで芸術点も加算、相当な高得点を取れるはずだ。エピソードとして聞く分には良いのだけども。
これによって私は生涯ベネチアを思い出す際にはこの時の祖母の発言とあのいたたまれない気持ちを思い出すのだ。なんの呪いだよ。
以上、ベネチアでの思い出でした。
まぁこの後も絆創膏を探してドラッグストアの店員(イタリア人)に「Where is バンドエイド?」と英語で聞いたり(結局買えなくて私が持っていたのを渡した)自由時間で迷子になったり私が素敵な羽根ペン買ったら「お金あるわね〜」と本人にその気はなくても嫌味と取れる事を言われたりがありましたがエピソードとしては”弱”なので口頭で説明すれば良いかと思います。
四章 40万()のアクセサリー
「無いわね〜」
「何かなくしたんですか?」
「アクセサリーが入った袋がないのよ」
昨日はあったはずのアクセサリー類がまとめて見つからないのだという。身なりにこだわる祖母だ。アクセサリーもこの服にこれを!というものをあのギチギチのスーツケースに詰め込んできたらしい。
「あら、どうしようかしら〜……40万くらいするんだけど……」
パタパタと探してる最中の爆弾発言に思わず固まった。なんだって?
「あれ全部で40
欄間付き掃き出し窓5、普通の窓8、小窓3、の築25年の家の窓をスタイロフォーム2.5cm厚で全て塞いだ。
スタイロフォームをカッターでカットし、直射日光対策のために屋外用水性塗料で塗装した。
毎日取り外しできるように、とりあえずマジックテープで固定した。トイレの窓は磁石にした。
マジックテープの両面テープとスタイロはくっつきにくいのでスチノリで接着した。
スタイロのスペースを確保するためカーテンレールを手前につけ直した。
スタイロフォームとは別に玄関の床をザ・スリムと玄関用シートで断熱した。
使い回しと貰い物があるので合計3万円以下でできた。
100万円かけて内窓つけるより性能のいい断熱ハウスが完成した。
コインランドリーで働きはじめて3ヶ月ほど経ったが、もう1万年くらい働いているかのような面構えでいる。そんなに大変な仕事でもないので。
大変なところといったら、夏は意外と暑さがきついというところだろうか。特に当店は店の表が北を向いていて、勝手口が南にあるので、バックヤードに熱気が籠るし、勝手口を出てすぐのところにある浄化槽の掃除は、直射日光を浴びながらの作業なので、地味につらい。
あとは、お金の管理もしなければならない点は、人によっては辛いのかもしれない。私はコンビニのバイトも長くしているので、他人の金を預かっているという事に対する責任感が麻痺しちゃっていて、あまり苦に感じないのかもだけど。
私よりも半年と少し先に当ランドリーで働き始めた癖つよつよの先輩は、いまだに店のお金を管理するという重責に押し潰され僧で辛いらしいのだが、そのわりにはお金管理がへっぽこぴーで、集計作業をするととんでもない違算を出してしまう。責任感がぜんぜん仕事してない。
7月に、新人の私のために本部の経理担当者を呼んで集計研修が行われたが、その時はあり得んほど高額の違算が出てしまい、経理担当者が困惑・フリーズしたため、研修はまた後日に! という事になった。その日は経理担当者が当店の有り金全部を数え直し、計算し直し、それでも金額が合わなかった原因は解らなかった。しょうがないので、一旦ここでリセットする事になった。規定金額通りの両替・釣銭用のお金をまず両替機に入れて、残ったお金を売上金とし(データ上の売上金よりも数万円少なかった)、本部に送金する手筈を整えた。
8月の頭に、改めて集計研修が行われた。また来てくれた経理担当者がいうには、結局前回の集計で数万円もの違算が出た原因は解らず終いだったが、前回リセットしたし、前回からこの日までは両替機内の100円玉補充など、お金を動かすのを全面禁止していたので、違算は出ないはずとのことだった。実際、集計を行ってみると、現金とデータ上の売上等の金額はぴったり合っていた。よかった。
ただ、気になったのは、結局私たちは(というかほぼ私。癖つよ先輩は一切手を出さずに横で見てるだけだった)この時、経理担当者が一つ一つ教えてくれた通りにお金を数え、書類に記入しただけに過ぎなかったことだ。しかし、経理担当者によるレクチャーは店舗備え付けのマニュアルと一字一句違わないものだったから、いちいち教えてくれる人が着いていなくても、マニュアル通りに作業しさえすれば、失敗することはほとんどないはずではあった。
それから約十日後、私の出勤日が集計日と重なったので、私は初めて一人で集計業務にあたった。マニュアル片手に作業を一つ一つ確認しながら行ったので時間はかかったが、両替・釣銭用のお金を取り分けて両替機に仕舞うと、残ったお金の額はデータ上の売上額とぴったり一致した。
そのまた十日後、今度は癖つよ先輩が集計を担当したのだが、今回は前回と違い、集計日と集計日の間に問題が発生していた。というのも、両替機の中にストックされている100円玉が予想を遥かに上回るスピードで消費されてしまい、次の集計日の直前に100円玉が尽き果てそうになったのだ。
100円玉が切れそうになった場合、応急措置として、洗濯機・乾燥機のコインボックスから100円玉を引き上げて数を記録の上、両替機に補充するということになっている。つまり、売上金の一部を使って両替用のお金を補填するということだ。だが、これは単にお金の在処が移動しただけのことで、店内のお金の総額は当然この作業で増減することはない。
この作業は私が行い、各洗濯機・乾燥機の売上金から両替機に移した金額をメモ用紙に書き出し、そのメモを写真にとって店のグループLINEに投稿の上、バックヤードの壁の所定の位置に貼っておいた。集計業務担当者は、集計の時に回収した売上金と、私の書いたメモの金額を足して書類に記入しなければならないということ。そんなに難しい作業でもない。売上データ上の金額と一致すればOKなのだから。
そして、癖つよ先輩の集計当番になった。癖つよ先輩がグループLINEに流した集計表を見たが、現金額と私のメモに書いてある金額を足した額とデータ上の金額は完全に一致していた。
ただちょっと気になったのは、集計表の端っこに送金する現金の枚数と合計額を1万円札~1円玉まで種類ごとに書き込む欄があるのだが、それが全く記入されていなかったことだ。実はこの欄は別に記入しなくても問題ないのだが、記入する際に改めて現金を数えることでダブルチェックの役目を果たすことになり、送金額を間違えるのを防ぐことが出来るのだ。よく計算を間違える癖つよ先輩にこそ使って欲しい欄だった。
そんな一部の空白が気になるものの、集計表の記入に誤りは一つもないし、売上金は間違いなく送金されたということで、めでたしめでたし……。
ところが次の集計日は合わなかったのだ!!
この日は9月最初の集計日、つまり棚卸しの日で、1ヶ月の集計日のなかで一番大切な日だった。一人でやって間違いが起きるといけないので、今月からは二人がかりで行うことになっていた。
作業は分担して行い……ていうか、私が出勤した時にはすでに出勤時間よりだいぶ早く出勤していた癖つよ先輩がすでに作業を始めていた……、癖つよ先輩が各機のコインボックスから売上金を回収し、私が回収金を数えて集計表に記入し、合計額を計算した。
回収金とデータ上の売上金は完全に一致した。今回は集計日と集計日の間に両替用の100玉を売上金から作る作業もなかったので、楽勝のはずだった。だが、私がマニュアル通りにまず店の両替機の中に常備している両替用の○十万を作ったときだった。
「これで両替機のホッパーの中の100円玉と経費を含めて○十万円になります。この金額は常に不変なので、両替目的以外では触っていけないことになっています。送金と混ざらないように両替袋に入れときますね」
「ないじゃん! 明らかにないじゃん!売上が、どう見ても表の数字に足りてないじゃん!」
はあ。書き疲れてきたので、続きはあとで書こー。
バスに乗るのが久しぶりなのでもう具合が悪い。
現地に着くと入場の待機列がやばい。直射日光の中30分ぐらい並ばされそう。
あきらめて列が落ち着くまで日陰で待機。
50分後ぐらいで列が無くなって入れた。
会場が思ったよりだいぶ大きい。一回りするだけで疲れる。
昨日の雨のせいで所々大きい水たまりができてて行動範囲が制限される。
山中湖で気温27℃とはいえ日差しがあると暑さが老体にこたえる。
一組見て早めの昼飯。高そうなイメージだけど、しっかり肉が乗ったタコライス1,200円で満足
やっぱりフェスは若者のものだと思う。アラフィフの体はいろいろついていけない。
お目当てはずとまよなのでずとまよの前のクリープハイプから参戦。
バスにco2モニターがあって、時間とともにどんどんco2濃度が上がってた。
最終的に5000PPMになってた。気持ち悪くなった原因はこれかと思った。
気象庁の発表する「気温」って昔は百葉箱の中の温度って言われてたけど、
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq11.html
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/chijyou/surf.html
南向き/北向き情報付き空調無しで、戸建ての部屋の中の温度とか、
同集合住宅の中の温度とかそういうの発表してもらえないもんかね?
東京、暑過ぎる。
なんか今日はお天気カンカン照りではなく柔らかな曇り的な無視できない蒸し暑さ。
ジリジリとくる直接の直射日光よりかはましだけど。
暑いに変わりはないわ。
ここしばらく雨も降ってないので、
降って一気に蒸し暑くなるけど涼しくはなってほしいものよね。
しかし
もうさー
こないだ髪切りに行ったときも、
つかみのトークは間違いなく暑いですね!そうですね!のいいとも形式での
なんかもう答える元気もなく、
暑さで溶けそうだけど、
クッキーは焼けないわよね?
焦げ目は付かないかも知れないけど、
マイルドなしっとりとした焼き上がりというかそう言う仕上がりにはなるのかしらと思うわ。
あとさー
焼く前のクッキーの生地そのまま生で行っちゃって食べるの好きよね?
私も嫌いではないけど、
小麦粉を生でいくってのは殺菌されてないから危ないって話を聞いてから
でもそれはともかく、
まだ夏休みの自由研究にまだ間に合っからやってみるのも一つの手かも知れないわ!
うふふ。
食欲はあるのかないのかよく分からないけど、
なにかなんも食べたくない感じだけど
アイスコーヒーはミルクたっぷりでそれだけでも最低限のマナーとして頂いておいたわ。
もうこの話題256回ぐらいしてると思うけど。
無くなるまえに2ケースまた買って来ちゃったわ。
運ぶだけでも汗だくよ!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
今日ベランダに隠れたら詰んだのでそれを書きます。バカだなーと思って聞いてください
私は学生です。家は三階建てで2階と3階にはベランダがあります。家族は父(私の家から徒歩10分くらいの祖父母の店で働いてる)、母(パート)、姉です。
今日本当に学校に行きたくなさすぎて、みんなが出てから自室でちょっと寝てそれから学校に遅刻して行こうと思ってた。
で、起きたらお父さんがお昼休憩で家に帰ってくる時間の2分前くらいだったので、めちゃくちゃ焦って咄嗟に姉の部屋がある3階のベランダに逃げた。流石にバレないだろうと思ってたけど、お父さんが帰ってくる頃にちょうど頭を突っ張り棒にぶつけてしまい、バカでかい音が鳴った。それに気づいたお父さんが3階まで駆け上がってきて、ベランダを開けた。終わった…と思ったら奇跡的に直射日光防止のカーテンに私の姿が隠れて見えなかったようで、気づかれなかった。ラッキーと思ってそのまま持ってきたスマホでデンジ脊椎剣見てた。
でお父さんが昼休憩終わって出ていく様子をベランダから見て戻ろうと思った。
よくよく考えたら鍵を閉められて出られなくなってた。
めっちゃくちゃ焦って知恵袋とか色々調べたけど人を呼ぶとかしか書いてなかった。そりゃそうだろ
で、冷静になってリアル脱出ゲームだと思うようにしようと色々考えて、2階に降りれないかどうか考えてみようと思った。まず使ってない室外機がベランダにあるので、それに乗ってすぐ真下の屋根に降りる。次に2階のベランダに降りる。2階にさえ降りれたら最悪飛び降りても3階よりは怪我しないと思うし行動の範囲も広がると思ったからだ。降りたらとりあえず勝ちだと思ってなんとか2階に降りようとした。真下の屋根に降りて、片足だけベランダの屋根に体重かけてみたら、めっちゃミシミシ言った。2階のベランダはガチの屋根じゃなくて雨濡れ防止とか最低限って感じの屋根でこのまま乗ったら多分ぶっ壊れると思った。この作戦はやめた。
次の作戦は直射日光防止カーテンを使って、ベランダの柵に括りつけて下に降りる作戦を思いついたが、カーテンのはじっこが破れててあんまり使い物にならなさそうだったのでやめた。
その後3階からいっそのこと飛び降りるか、窓ガラス割るかとかそういう現実味ない計画しか思いつかなくて普通に詰んだ。2時間くらい悩んだけどもう諦めてお父さんかお母さんに頼むことにした。
お父さんにこのことを話すと十中八九ブチギレて蹴られるので比較的まだ穏やかなお母さんに3階のベランダに来てくださいってLINEした。
パートが終わったお母さんが来てくれて、開けてくれて出てきたらぎゃああああってバカでかい悲鳴出して尻もちついてた。そりゃそうだろ
半泣きになってるお母さんにことの経緯を正直に伝えたら怒られるというか心底呆れられた。ブチギレて殴るお母さんはめちゃくちゃ怖いから正直二重の意味で助かったって思った。
ベランダは寒いから隠れない方がいいよ!あと隠れるんだったら別の脱出口ちゃんと用意してから隠れよう!考え無しで隠れたらバカだよ!!私くらい!!
今日ベランダに隠れたら詰んだのでそれを書きます。バカだなーと思って聞いてください
私は学生です。家は三階建てで2階と3階にはベランダがあります。家族は父(私の家から徒歩10分くらいの祖父母の店で働いてる)、母(パート)、姉です。
今日本当に学校に行きたくなさすぎて、みんなが出てから自室でちょっと寝てそれから学校に遅刻して行こうと思ってた。
で、起きたらお父さんがお昼休憩で家に帰ってくる時間の2分前くらいだったので、めちゃくちゃ焦って咄嗟に姉の部屋がある3階のベランダに逃げた。流石にバレないだろうと思ってたけど、お父さんが帰ってくる頃にちょうど頭を突っ張り棒にぶつけてしまい、バカでかい音が鳴った。それに気づいたお父さんが3階まで駆け上がってきて、ベランダを開けた。終わった…と思ったら奇跡的に直射日光防止のカーテンに私の姿が隠れて見えなかったようで、気づかれなかった。ラッキーと思ってそのまま持ってきたスマホでデンジ脊椎剣見てた。
でお父さんが昼休憩終わって出ていく様子をベランダから見て戻ろうと思った。
よくよく考えたら鍵を閉められて出られなくなってた。
めっちゃくちゃ焦って知恵袋とか色々調べたけど人を呼ぶとかしか書いてなかった。そりゃそうだろ
で、冷静になってリアル脱出ゲームだと思うようにしようと色々考えて、2階に降りれないかどうか考えてみようと思った。まず使ってない室外機がベランダにあるので、それに乗ってすぐ真下の屋根に降りる。次に2階のベランダに降りる。2階にさえ降りれたら最悪飛び降りても3階よりは怪我しないと思うし行動の範囲も広がると思ったからだ。降りたらとりあえず勝ちだと思ってなんとか2階に降りようとした。真下の屋根に降りて、片足だけベランダの屋根に体重かけてみたら、めっちゃミシミシ言った。2階のベランダはガチの屋根じゃなくて雨濡れ防止とか最低限って感じの屋根でこのまま乗ったら多分ぶっ壊れると思った。この作戦はやめた。
次の作戦は直射日光防止カーテンを使って、ベランダの柵に括りつけて下に降りる作戦を思いついたが、カーテンのはじっこが破れててあんまり使い物にならなさそうだったのでやめた。
その後3階からいっそのこと飛び降りるか、窓ガラス割るかとかそういう現実味ない計画しか思いつかなくて普通に詰んだ。2時間くらい悩んだけどもう諦めてお父さんかお母さんに頼むことにした。
お父さんにこのことを話すと十中八九ブチギレて蹴られるので比較的まだ穏やかなお母さんに3階のベランダに来てくださいってLINEした。
パートが終わったお母さんが来てくれて、開けてくれて出てきたらぎゃああああってバカでかい悲鳴出して尻もちついてた。そりゃそうだろ
半泣きになってるお母さんにことの経緯を正直に伝えたら怒られるというか心底呆れられた。ブチギレて殴るお母さんはめちゃくちゃ怖いから正直二重の意味で助かったって思った。
ベランダは寒いから隠れない方がいいよ!あと隠れるんだったら別の脱出口ちゃんと用意してから隠れよう!考え無しで隠れたらバカだよ!!私くらい!!