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はてなキーワード: 腹腔鏡とは

2018-07-17

誰でもいいか病人の僕を雇ってほしい、ほんとお願いします。

時給1000円の仕事なんて探していない。

正社員になれないのもわかってる。

保険とかもろもろややこしいものもいらないから、お金を稼ぎたいです。

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僕のスペック

・中卒(正確には高校中退

学力的には小卒レベル

・年齢20代

資格 普通自動車免許

就労経験はなし

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中学生のころにクローン病という病気発症。当時は過敏性腸症候群だと診断された。

その後腹痛で通学できなくなり、不登校状態卒業通信制高校に進学したが三年で卒業できないとわかった頃、クローン病だと診断されて退学した。

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クローン病ってなに?って人向けに説明すると、粘膜に炎症が起きる病気。原因がわからないので、完治はできない。症状をコントロールするのが目標

僕の場合症状がでてから診断されるまで間があったので治療が遅れた。クローン病だとわかったときには小腸大腸で炎症がおきていて、狭窄ができていた。

腸管内で繰り返し炎症がおきて、傷口にできるかさぶたが積み重なって狭くなったといえばイメージやすいかもしれない。

炎症を抑えるために免疫抑制剤を使いながら様子を見てたんだけど、狭窄の痛みが酷かったので腹腔鏡手術で切除した。

手術のおかげで狭窄の痛みはなくなったけど、これが原因で現在慢性的下痢に苦しんでる。

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慢性的下痢になると、痔になる。酒飲みのおっさんみたいだが、笑えない。酒飲みは酒を絶てば治るが、僕の場合食生活ではなく腸のせいだから治らない。

痔が慢性化すると、膿んで痔瘻になる。こうなると発熱するし、痛くて座れなくなる。肛門周囲に膿が溜まって、水ぶくれができて、その後自壊(破裂)して中身が垂れてくる。

痔瘻の手術もした。シートン法といって、膿んだ部分をくり抜いて、ストローみたいなチューブをぶっ刺すんだ。

こうするとチューブ邪魔でくり抜いた部分がいつまでたっても埋まらない。その間ずっと膿が出てくるわけだ。

だけど腫れが引いてシートンを抜いたあとで再発してしまった。

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毎日の排泄が辛い。トイレにいくたび痔瘻が腫れる。トイレにいって、横になって、なにやってるんだろうと思う。

トイレにいく回数がふえるだけで、横になる時間が増える。これじゃ予定も入れられない。

コンビニバイト面接を受けたときが印象的だった。

「治してからにしてください」

いや、治したいよ。だけど、治せんのよ(´・ω・`)

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無理して両親のつてで土木建築現場を紹介してもらい、バイトしたこともある。

だけど、現場トイレは使えないかコンビニまで行かなきゃいけないし、下痢プラス痔瘻コンボで漏らしてしまった(文字通り)。

それ以前に、免疫抑制剤のせいで道具を握れば突発性じん麻疹が出てしまう。

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どうしようもないが、悲しいし、悔しい。

働く意欲はあるんだ。だけど、働ける仕事が見つからないんだ。

クローン病患者の会に出席したことがある。職業について語る場面で、普通に生活保護です」と喋っている人たちがいた。

いずれ僕もそうなるんだろう、とは感じてる。だけど、今は働きたい。20代で諦めたくない。

だけど、手伝ってくれる人なんて周囲にいないし、相談相手もいない。金もない、仕事探しに使える資格もない。学校通ってないか友達もいないし、ネット上の友達っぽい人もいない。ヒモになれるイケメンでもない(というか、ブスだ)。体力もないし、すぐじん麻疹でるし、かゆみから貧乏ゆすりがとまらないどうしようもない人間だけど、それでも諦めるのは辛いんだ。

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両親には今まで数多くの迷惑をかけてしまった。顔を見ただけで疲労困憊しているのがわかる。申し訳なく思う。

からこそ、経済的に自立、もしくは家計を手助けするぐらいのことをしたい。

だけどネット求人を探しても、中卒の病気持ちを雇ってくれるところはない。学歴不問のラブホ厨房のような仕事でも、スケジュールに穴を空けられると困るし、勤務中にトイレに行くのは困ると言われてしまった。

狭い知見しか持ち合わせていないから、これ以上僕一人でできることはない。

雇ってくれる経済力のある人は自殺者1人減らすと思って声をかけてほしい。雇用者じゃない人も、こういう仕事ならいけるんじゃね?と思ったら書き込んでほしい。

現在夢も希望もないが、ここに書き込めばなにか見つかるかもしれないと思った次第。できるだけ返信はするので、よろしく

Twitter twitter.com/kuron_hatena

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追記

まず高校卒業したら?と考える人いるかもしれないけど、親父が借金抱えていて経済的な余裕がないんです。学歴のせいで中卒OKバイト探すだけでも苦労する有様なので、将来的には高校卒業したいと思っています。だけど、まずはお金です。そういうこともあって、この日記を書きました。

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追記2

クローン病患者なので、特定疾患による医療費助成は受けていますが、障害者ではありません。だから障害者雇用枠で就職することは出来ません。

障害者と健常者の間でセーフティーネットからこぼれ落ちた男の話として読んでもらえれば理解やすいかと思います

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追記3

>>住み込み単身赴任でもいいのだろうか。通院があるから難しい? 希望勤務地とかそのあたりの条件が意外とポイントじゃない? 引っ越しも可なら、意識高い系農業法人とかなら宣伝も兼ねてワンチャンいかな?

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僕が使っている免疫抑制剤はヒュミラといいます

二ヶ月に一度通院して、ヒュミラをもらうサイクルを繰り返しています

二ヶ月に一度なのは特定疾患助成の度合いが「高額かつ長期であるか」で決まるからです。都道府県によって違うみたいですが、僕の県では高額の支払いが年6回以上あって、世帯収入が低収入場合、月の支払い上限額は5000円になります。ヒュミラ二ヶ月分で30万円ほどかかっているので、一割負担でも三万円。かなりデカいです。

なので、二ヶ月に一度クローン病IBDでもいい)に詳しい先生がいる病院に通院ができて(高額かつ長期のための実績づくり)、ヒュミラが受け取れて、医療費助成が受けられる立地なら、どこでもいいです。

もちろん農業もばっちこいです。ただし、ヒュミラのせいで感染症になりやすかったり、怪我が治りにくかったりするので、そういう仕事には注意が必要です。

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追記4

>>gonzales66 京都難病支援パッショーネ 上野山さんの京都新聞の連載 > 難病患者 就労への挑戦

>> 「41歳男性難病患者で通院中、はい重症筋無力症という病気です。短時間労働希望していますはい障害者手帳は持っていません。あ、そうですか…失礼します」。おおむねこんなパターンで撃沈します。後で担当者からいつ頃病気は治るのですかと聞かれ、「いやあ基本治らないっすわあ」とこのくだりまでがいつもの流れです。

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僕のバイト面接もこんな感じでしたね。この気まずさ痛いほどわかります

長時間労働希望のほうがシフト埋めやすいのはわかるんですが、慢性的下痢痔瘻患ってるとトイレが長いんでワンオペ無理です、短時間労働希望です、と告げると理由を聞かれます

病気を告げると、障害者手帳の話になり、持ってないというと、いつ治るの?と聞かれて撃沈。

唯一の例外新聞配達バイトでしたね。人柄採用でした。下血が酷くなり痔瘻悪化、患部が腫れて自転車を漕げなくなり、一週間の研修が終わると同時にやめちゃったんだけどね(´・ω・`)

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追記5

>>worris 戀塚昭彦さんがUCで在宅勤務ですね。私はCDで経腸栄養剤を補助的に摂取して通勤できています

僕もそれ試してみたんだけど、経腸栄養剤(エレンタール)にすると下痢の回数が増えちゃうんだよね……浸透圧のせいかと思って薄めに作ったり、鼻チューブで就寝中に一滴ずつおとすのとか試したんだけど、お腹ゴロゴロして日中なにもできないわ、下痢の回数増えて痔瘻悪化して、外科先生に排膿(患部を切開)してもらうことになったりと散々だった。主治医のススメで栄養指導も受けたんだけど、エレンタール無理なら他にない、とさじを投げられてしまった。

クローン病の好発部位である回腸を切除すると下痢になりやすなるみたい。

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追記6

>>a254103 患者の会に生活保護を受けていない人たちもいそうだけど、その人たちはどんな仕事をやってるのだろう?参考にならないかな??

患者の会は今現在健康的な生活を送れている人しかこないので、あんまり参考にならないんですよ。

パターンA、下痢痔瘻に悩んだことはないし、狭窄になったこともない。免疫抑制剤エレンタールコントロールできている人。

パターンB、下痢痔瘻や狭窄に苦しんだが、ストーマ造設手術を行い、オストメイトになった。現在障害者として普通に生活できている人。

から参考にならないし、相談するとストーマにしちゃえば?としか言われない。主治医にそのことを伝えると、クローン病自体コントロールできている(実際小腸大腸の縫合後に潰瘍が見られる以外再燃していない)。QOL生活の質)と就職は別問題(なので関知しない)と言われました。

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追記7

>>dc42jk なんでそれを匿名ダイアリーに書くんだ

自分健康面での将来が不安で「クローン病を患っていて、とうとうストーマになった患者さんのブログ」を見ていたんですが、コメント欄をみてもアドバイス殆どなかったんですよ。僕自身fc2アメーバだったかも)で一度記事を書いたことあったんですけど、最初コメント通販サプリメント売りつけている別ユーザーの慰めのコメントでした。そういうのはもうお腹いっぱいなので(いっぱいなので)あえて増田かな、と。

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追記8

>>pmonty きっついね自助努力ならプログラミングだと思う。あとブロガー(文才あるよね)。流行りならYoutuber, Vtuber とか?住んでる県か市くらい明らかにした方が救済が期待できるのではないかと。

どこまで書いていいのかわからなかったので書いてなかったんですが、大阪府在住です。

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追記9

>>いちおう欲しい収入は書いたほうがいいんじゃね

本音でいうと、お金をもらえるなら具体的な金額はどうでもいいです。10円とかじゃ困るけど……。

高校ちゃん卒業するためのお金を貯めたいって目標はあるのですが、それだって残ってる単位40ほど×1単位9000円でけっこうな額になっちゃうし、入学費用(退学してるので)も含めるともっと増える。

二年以上新しく服買えていない(バイト面接ジーンズダメと言われて本気で困った)、未払いで電話が止まること多い、というかクレカが全部死んでる、家差し押さえられた、車手放した状況なんで、世帯収入増えるならなんでもいいです。

そのうえでですが、僕の医療費の支払い上限は5000円で、特定疾患による医療費助成から逆算すると世帯収入は370万円以下のはずです。これが370万円~810万円になると、上限が10,000円になります。年6回通院なので、30,000円の負担増がペイできて、家計に貢献できるならうれしいです。

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追記10 20180719

みんないろいろありがとう。まだ報告できることはないけど、TwitterアカウントDMがたくさん来て嬉しいよ。

ブログやらないの?って書き込みはあったけど、このアカウント思いつきで取ったので、IDがkawango2525なんだよね。誤解しか生まないからどうしようか悩んでるよ。

ちなみにkawango2525なのはTwitter低能先生トレンド入り→kawango2525のつぶやき話題になってるのを知る→低能先生についてのはてなアノニマスダイアリー記事を読む→自殺を考える→禁止されていた飲酒をする→酔った勢いはてなアノニマスダイアリー記事投稿しようと思い至る→アカウントを取得するって流れだったからだよ。

Twitterアカウントは見ているので、なにか用事のあるかたはDM送ってくれたらと思うよ。

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追記11 20180719

来週中になにか報告できるかもしれません。DM送ってくれた皆さん本当にありがとう。この恩は働いて返します。

2018-07-09

不妊治療金銭負担がきつい

人工授精は、準備段階の処方や注射も含めて1クールで3万円ほど。

これを5,6回やれば妊娠率7割?くらいらしい。

できなかったら、卵管造影検査をすると確率あがりますよってことで1回数万円。←イマココ

それでもできなければ何かあるかもってことで、腹腔鏡での検査をすると10数万円。

ここまでは公的機関の補助が出ない。

1年くらいできないと、体外受精に移る。

これがだいたい半額の補助が出て、30万円ほどでできる?補助は回数で減っていく、続けるほど負担は増える。所得が多ければ補助はない。

我が家夫婦共働きでそこそこ余裕があるのだけど、正直きつい。そうでない家庭は不妊治療できてるのか。。?

お金無駄から最初から体外受精する夫婦もいるとかいないとか。

遠い知り合いの話では、精神的にもきつくてもう諦めかけている。

精神的にきついのはもちろんだけど、金銭的にもきついのはつらさ倍増。

出口が見えぬ。

2018-07-01

今年外科には誰も入局者がいなかった

嘘のような本当の話だ。

俺は呼吸器外科を専門にしていて今年で医者19年目になる。

昨日の人気エントリーに入っていた研修医2年目の子の話https://anond.hatelabo.jp/20180630150652を読んで俺も書こうと思った。これは俺個人意見から外科先生みんながそう思っているわけじゃない。だから批判するなら俺だけにしてほしい。

俺のころはまず初期臨床研修制度ってものがなかった。2年間いろんな科をローテーションするってやつがなかった。だから当時俺たちは卒後すぐに診療科を決めなくちゃいけなかった。俺は家が病院ってわけでもなかったから、何科に行くのも自由だった。だからこそ悩んだよ。だってまだ俺その時25才だぜ?25才で一生やってく仕事なんてそんな簡単に決められねーよ。学生時代に2週間ぽっち診療科グルグル見たってさ、たった2週間だぞ、そんなんで決められねーよ。

でさ、悩んだ挙句俺は呼吸器外科に入ったよ。入った理由はさ、バスケ部の先輩にグイグイ引っ張られてっていうただそれだけ。2個上の可愛がってくれた先輩が「外科はおもしれーぞ。俺んとこ来いよ」って飲み会の席で肩に手を回してきて「外科はいいぞ、毎日楽しい」って言うもんだから酒の力もあって俺は入局宣言した。でも別にこれは今でいうパワハラなんかじゃなかった。嫌ですって断ったらきっとすぐ解放してくれたろうし、何よりその外科を語る先輩がすごく楽しげだったんだよ。

入局してからはさ、毎日しかったよ。でも楽しかった。最初のころは丁稚奉公みたいな感じで上の先生アシスタントとしてちょこちょこ術野を動き回ってた。外科系は体育会系の熱いやつらが多くていっぱい叱られたよ。でも仕事が終わった後医局でたまに開かれる飲み会はいつもベロンベロンになっていた。みんな外科が好きで、いつもこの前ああ切った、あの時もっとああすればってのを酔っぱらいながら話すんだ。うちのとこは教授ガンガン術野に入った。雲の上の存在だと思ってた教授だったけど術野で隣にいると不思議距離が近いように感じたよ。教授大事にしている日本酒をこっそり講師先生が出してきて飲んだのもいい思い出だ。

外科のいいところは昨日出来なかったことが努力次第でできるようになるところだ。最初は教えられた外科結びを先輩に遅せぇなぁとからかわれながらやっていた。でもやればやるだけ少しずつ速くなる。今ではすっかり俺も教える側でからかう側だ。

術式もどんどん新しくなっていく。より侵襲が少なく、より速くに進化していくんだ。今は開胸よりも今は胸腔鏡手術が主要になってきた。胸腔鏡手術…VATSっていうのは胸に2,3cmくらいの穴あけてそこから細長い鉗子やカメラを突っ込んで、画面見ながら手術するんだよ。すげぇよな、胸開かなくていいんだぜ?俺も初めてやった時、すげぇな、本当に面白れぇなって思った。群馬大の腹腔鏡手術の件は医局でも結構話題になった。やっぱり腹腔鏡とか胸腔鏡ってのはすごく難しい。一朝一夕でどうにかなるもんじゃない。俺のいる大学病院は週3回、大体一日2件手術があるけど、自分が入る手術はその半分くらいだ。それだけの手術じゃ上手くなりようがないか時間外にトレーニングルームに籠って練習する。でも努力した分今日やったことが明日もっと速く、正確に、できるようになる。だから俺は結構好きだし他のやつらも結構好きなんじゃないかと思う。

たださ、若いやつらはどうなんだろうな。外科系は肉体的にキツいってのは本当だからさ。俺の所属する呼吸器外科はまだ手術時間は短い方だと思う。大体3~4時間だ。胸膜癒着とかあれば6時間かになることもあるけれどそんなのはしたことじゃないさ。心臓血管外科脳神経外科なんて1日術野に籠りっぱなしだ。中には椅子がなくて座らずにサポートする先生もいる。昼食休憩や交代はあるところはある、ないところはない。だから外科先生基本的に痩せているよ、食う暇がないから。

実習生研修医はそれを見て外科に入りたいって思うのか、心配だった。俺のころとは随分違って彼ら彼女らは吟味する時間が十分に与えられている。外科を選ばなくていい理由なんか山ほどあるんだ。眼科耳鼻科皮膚科泌尿器科のようなマイナー科の誘い文句は「内科系の管理外科系の手術もうちの科は出来ますよ」だ。内科業務の合間にちょっとした手術もなんてまさにいいとこどりで魅力的な話だと俺も思う。眼科白内障の手術なんて30分ごとに患者交代で1日10件もやれる。

次に俺たちは思っている以上に開業が難しいってことだ。体力が落ちてきたら町医者開業って未来がない。いくらVATSが出来るようになっても医局や大病院を出てしまえばそんな手術できない、器具設備もオペ看もないからな。その点内科マイナー科は忙しい業務が辛くなれば辞めて開業して悠然と働けるじゃないか。賢いというか自分の将来を見据えている学生研修医ほど外科を選ばない時代がきているのだと思う。

俺の奥さんは専業主婦で家のことは全部やってくれている。俺はひたすら手術に打ち込んでて家事育児をそこまで手伝ってあげられなかった。それでもうちの奥さんは優しくて毎日アイロンの効いたシャツを渡してくれるし、息子は息子で部活のことをそこそこ話してくれる。家族に恵まれたと思う。本当に感謝しているよ。だから、もし俺がもう少し忙しくなかったら家族もっとしてあげられることがあったんじゃないか、と考えることがないわけじゃない。

成績順で上から決まってくアメリカと違って日本医師自分希望する診療科に就くことが出来る。だから一回「辛い、キツイ」って印象がついた科は敬遠される。敬遠された科は残された人の業務が増えますます「辛い、キツイ」の印象が強くなる。このまま外科に入局する研修医がいなかったら、外科世界はどんどん高齢化していく。農業伝統工業のように継承していく若者がいなかったらきっと衰退していく。内科が行う内視鏡カテーテルで診断はつきました、ただ切って治す人はいませんの時代が来るのかもしれないな。

「これ、いくらだと思う?」

術野に入る学生にはこうしてVATSの自動縫合器を見せるようにしている。一緒に入るオペ看や助手にはまたその話かって目で見られるけれど、この機械カートリッジだけでなく本体すら使い捨てで数万円~数十万だと言うと彼らは驚いた顔をする。その顔を見るのが好きだ。そうだ。俺たちはここで、最新式の機械で最新式の術式で最高の医療を届けているんだよ。こんな些細な会話が彼らの胸のどこかに刺さって、外科に興味を持ってくれたらいいと思う。俺も教授や先輩から教えられた技術経験もお前に教える、何よりさ

外科はおもしれーぞ。俺んとこ来いよ

2017-08-17

どうもイボ痔になったぽい

痔とうんこ漏らすのを比べると、はてな的にはどっちが重大事なのかなあ。

本人的にはけっこうへこんでる。

なお、まだ漏らしたことはない。

追記。

状態は出口からなんか見えるくらいで、飛び出してきてはいない。痛くもないけど違和感無視できないってとこかな。

座りすぎなのと、最近お腹の具合が良くなくてトイレにこもる時間が長かったせいかなーという自覚はある。

ブコメ心配してくれてありがとう。土曜に病院行ってくる。。

もうイボ痔の空耳は気軽に歌えないな…

あとトラバ増田へ。実はうちも家族大腸ガンで手術してる。腹腔鏡手術で済んだけど、当時は大騒ぎだったよ。予後が良い方じゃない部位だからね。

トラバ増田もしかしてストマなのか。気分を悪くさせたならすまなかった。

個人的には重大じゃないけど無視もできなかったので、増田愚痴をこぼしただけなんだ。

何もできないけど、せめて増田自身が命のあることに意味を感じられる日が来ることを祈ってるよ。

2017-05-10

卵巣のう腫の手術から1年経ったから、経過と感想をダラダラ書く。

卵巣のう腫は、卵巣の中になんか出来ちゃうやつ。

中身はまちまち、人によってはお腹がぽっこりするくらい大きくなったりする。

気付かないことも多いけれど、大きくなった卵巣がコロンとひっくり返って卵管が捻れたり、破裂したりすると一大事

詳しくは専門家HP読んでね。

https://jsgo.or.jp/public/ransou.html

私の場合はこうだった、というのを書く。

婦人科系の症状は個人差大きいので、あまり参考にならないと思う。気になることがあったら病院へどうぞ。

※後半に摘出した部位を食べ物に例える描写があるから、苦手な人は気を付けて


1.発覚

社会人なりたての頃に「自治体から子宮頸がん検査無料チケットが届いたから」とか「生理痛しんどい」とかそんな理由で近所の婦人科にかかった時に、ついでに発覚。

「片方の卵巣デカいですねー。卵巣のう腫でしょう。現状問題ないので年1回くらい様子見ましょう。」とのこと。

この時、痛いとかお腹出てるとかそういう症状はなかった。全然気が付いてなかった。生理痛はそこそこ重かったけど、のちにチョコ菓子を控えるようになったら軽減されたので卵巣のう腫とはあまり関係ないと思っている。


2.手術を決めたタイミング

時は流れて30代手前、「年1で」と言われていた検査のこともすっかり忘れた頃に結婚が決まり、別の病院ブライダルチェックを受けた。

特に問題はなかったけれど、そこでも言われる「片方卵巣デカいですねー」。

近所の病院に通ってた時よりも少し大きくなっていた。この時で6cmちょっと。通常は2〜3cmで、大体クルミと同じくらい。

このままにしておいても問題はないけれど、妊娠出産を考えるなら早めに取っちゃった方がいいですよ、とのこと。

やっぱり捻れたりするのが怖いし、妊娠にのう腫を取ることも出来るけど、今の内の方がリスク少ないし楽なんだって

それまで手術も入院もしたことがなくて好奇心はあったし、その場で手術が出来る病院を紹介してもらった。


3.手術の内容

私の場合腹腔鏡下手術と呼ばれるものだった。

へそとその周辺数ヶ所に開けた穴からガスとカメラ器具入れて患部を切ってもらうタイプ。術中は全身麻酔入院トータル1週間。お腹を切って開ける開腹手術よりも、術後が楽で回復が早いらしい。

「のう腫部分のみ切除します。術後の生殖能力には影響はないですよ」の言葉安心したのをよく覚えている。

ちなみにこの時点ではのう腫が良性か悪性か分からない。

担当医曰く「検査した結果を見ると良性っぽいけど、のう腫を摘出して中身見ないと分からない」らしい。

なんとなく、生理予定日を避けて手術の日程を決めた。


4.手術前に検査説明を受ける

入院の少し前、採血・採尿・心電図・肺気量・MRI……色々やった。

クリアファイルを片手にスタンプラリー気分で大きな病院内をウロウロ。

その後、手術を担当してくれる先生から説明を受けた。

みなさん手術や業務の合間を縫って時間を作ってくださったようで、とても忙しそう。

麻酔担当・手術の際立ち会ってくれる看護師さん・病棟でお世話してくれる看護師さん……他にもいらしたかもしれない。

「こんな手術します、こんなケアします、これ準備してください、もしもの場合も一応覚悟しておいて下さい、質問ありますか、では書類サインを」大体こんな感じ。とにかく書類が多い。

麻酔先生イケメン、眼福。


5.手術当日

前日夜から食事抜き。

当日朝に浣腸をした。初体験

浣腸の後、出来るだけトイレ我慢して下さいね。5分頑張って!」と言われたものの、1分で脱落。今入れたものがそのまま出てきた。無力。

病室で手術着に着替えてから、歩いて手術室に向かう。

手術室は予想に反して朗らかな雰囲気で驚いた。

ベッドに横になり、手術担当看護師さんとおしゃべりしている内に麻酔が始まり、気付いたら病室に戻っていた。2時間は経っていたらしい。

夫と親の顔を確認して、その後は丸一日眠った。

時折、看護師さんが私の股座をゴソゴソと開けてチェックし、時に拭い、そっと戻して去っていった。事前の浣腸もっと頑張ればよかった。

からは点滴、腰付近からは痛み止め用の管、尿道からは私が麻酔で眠った後に入れたらしい管がそれぞれ出ていた。

から出た管は小振りな筒に繋がっていて、痛みで辛い時に自分でその筒のボタンを押すと痛み止めを注入出来る。幸い使う機会は無かった。

点滴のおかげで喉の渇きや空腹感はないけれど、口が渇くので看護師さんが様子を見にきてくれる度にうがいをさせてもらった。


6.術後1〜2日目

手術から丸一日経つと、自分で歩いてトイレに行くくらいは出来るようになった。

多少下腹に痛みがあったけれど、それ以上に丸一日寝ていたせいで体力が落ちたのがしんどい

まり寝っぱなしでいると臓器が癒着するからどんどん動けと言われたので、トイレの他にも病室近くの談話スペースで漫画借りて読んだりテレビ観たり、ベッドから出てる時間を増やした。

食事も徐々にあからさまな病人から普通食事に変化していった。

シャワーは術後2日目頃から自分で浴びられるようになった。


7.退院

手術したのが月曜日退院予定は金曜日だったが、木曜の朝に「元気そうだから後で診察して問題なければ今日退院していいよ」と言われた。

執刀医2人と面談、診察してOKが出たので会計を済ませて退院した。こうもアッサリ終わるものなのかと大層驚いた。

退院後1〜2日はゴロゴロしていたが、3日目から散歩に出て、4日目には仕事に復帰した。元々暇な座り仕事なのですぐ復帰出来たけれど、そうでなければもう少し自宅で安静にしていたかもしれない。

執刀医と面談した際に確認したところ、のう腫は良性だった。

摘出したのう腫の写真には、髪の毛がピンピン飛び出した鶏皮の塊のようなものが写っていた。

中身は歯・骨・髪・脳・脂肪等。

流石は人間の素が入ってる臓器、中身のバリエーションに富んでる。実物は見せてもらえなかった。残念。


8.手術痕

私の場合は腹の4ヶ所に穴を開けたらしい。

へそ・へその下・そこから拳1つ分を空けて左右2ヶ所。

さな穴ではあるけれど、放っておけば勝手になくなるタイプの糸で縫合されていた。

術後数週間で穴の一つから糸が出てきて抜けた時は驚いたが、あとで正直に担当医に報告したら「別にいいですよー、また出てきたら抜いちゃって下さい」と言われてホッとした。糸が残っている間は少ししこりのようなものがあるが、気付いたらなくなっていた。

傷口の赤み・痒みは時間と共に薄れて、今では乳首色で小指の爪サイズの痣が3ヶ所あるだけになった。

いちばん大きな穴はへそに開けたそうだが、見た目は全く分からない。


9.費用

手術前が決まった頃、会社に指示を仰いで「健康保険限度額適用認定申請書」なるものを用意した。

医療費めっちゃかるというのが事前に分かっていれば、最初から自己負担限度額で請求してくれるらしい。

これを出さな場合は、かかった費用を一旦自分で全額支払い、後日全額から自己負担限度額を差っ引いた額を戻してもらう為の申請必要になる。

どっちにしろ、支払う額は変わらない。

詳しくはこのあたりを参考にどうぞ。

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g5/cat550/1137-91156

私の場合、通院から手術まで全部合わせてトータル10万行くか行かないかくらいだったかなぁ……


10.生命保険

もちろんおりた。

それなりに女性特約をつけた生命保険だったので、今回の治療費をペイ出来るどころかあと2回同じ手術受けられるくらいおりた。月々安くない金額払っているだけある。

今回の費用を余裕で払える程度の貯金はあったのでお金については心配していなかったけれど、入院手術で心身しんどかった後にちょっとしたお金が貰えたことで少し気持ちが上向いたのはありがたい。

書くまでもないと思うけれど、貰える金額は各々の契約内容次第なので、私のもらった額は全く参考になりません。


11.その他

意外なことに、術後割とすぐ子作り可と言われた。人によるかもしれないので、同じ手術を受ける人は担当医にちゃんと確認してほしい。

生理周期もズレたりするかと思いきや、変化なし。

変わったことと言えば、他に要因があるのかもしれないけれど、おりもの臭いが軽減され、へその臭いがキツくなった。なんで?


以上です。

最初に書いたけど、あくま医療無知個人の感想なので「そんなパターンもあるのねー」くらいに留めておいてほしい。

 
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