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2019-10-29

https://anond.hatelabo.jp/20191029132908 の続き

まり

エロさの基準は人それぞれなので、議論して線引すればいいのではないだろうか。4ページ使った割には1行で済んでしまった。

ポスター批判派は今後どうすればいいのか

問題がある表現を指摘する場合は、より具体的な問題点を定量的あるいは定性的に指摘すると良いだろう。あやふやな指摘に終始すると、対抗陣営はもちろんのこと、中立派からの目にもイチャモンを付けているだけに見えがちである。説得材料を強化するにはより丁寧な指摘が必要であるといえる。実際のところ、「総合的に勘案して性的であるかどうか判断する」という理屈は分かるのであるが、その基準曖昧になりがちである乳袋のような明白な表現であればある程度の基準が作りやすいが、表情だったり、姿勢だったりと言ったものに対しては基準化が難しいのも理解できる。なんとか頑張ってほしい。

ポスター擁護派は今後どうすればいいのか

お気持ちですよね」一点突破作戦としては脆い可能性に留意されたし。仮に「お気持ち」が理由だとしても、多数派お気持ちが一致するのであれば、自主規制ルールは発生しうる。人の気持をバカにしてはいけない。

さらに、「批判派は明確な基準を示せ」という意見も、筋が悪いと考える。擁護派はベースラインを「表現自由(=すべて自由)」に置いた上で、対抗陣営には、ラインを引き直すのならば説明責任を果たせ、と迫りがちであるしかし、実際ところ、表現者(今回の件で言えば赤十字)にとっては、自主規制こそが全てであり、表現自由関係がない。そのため、ベースラインは両陣営の真ん中から始まると言ってもよく、赤十字にとっては、基準を示さなければいけないのは、批判派も擁護派も同じであるポスター擁護派は、表現者や中立陣営に対して「この表現(今回の例では乳袋)は広く認められた一般的表現である」ということ示し、社会通念上の合意を得る必要がある。乳袋性的に見なさない、あるいは性的であっても過度に性的ではない、という世界を作るのはポスター擁護派の責任である

究極的には乳袋ネイティブ世代が増えるように頑張るのが良いのかもしれない。オタクコンテンツを増やせばなんとかなる?

お互いリソースは有限なので、敬意を持って良い世界を作れるようにしたいですね。

追記https://anond.hatelabo.jp/20191031141650 補記

2019-10-27

anond:20191027094753

天皇写真ヘイトではないが、ヘイト勘違いしても仕方ない。展示側に説明責任がある

放射能最高←見ればヘイトじゃないとわかるのだが、デマに騙されてしまうことは人間ならあり得ること

慰安婦像←「ヘイト」と「政治的偏り」の区別がつかないのは単純に認知が歪んでいるのでは

以上、宇崎ちゃんを全力擁護した表現の自由戦士による三文解説でした。

補足だけど、天皇写真もそうだし「日本しね」もそうだけど、元の表現自体ヘイト意味合いはなくても、それを援用する第三者の中にはヘイトだと言われるのが妥当な人もいただろう。しかしその例にしても「流行語から死語にしたい」と言った政治家を叩くのはおかしいよね。

2019-10-07

呪詛メール不採用理由書かないのは

法人として説明責任果たしていないのではないだろうか?

2019-08-31

世の中無責任なやつが多すぎる

オリンピックの件だけど。

オリンピック招致委員会と、 大会組織委員会と、日本オリンピック委員会と、都と、文科省スポーツ庁と、オリンピック担当大臣と、森元と、責任ぐるぐるたらいまわし絶対責任取らない体制だけは完全に準備されている。

これがうんこなのは当然だけど、組織というのは下からではなく必ず頭から腐るわけで、下から腐っても上はそれを切り捨てられるから当然なんだけど、こいつらを最終的に首にする権限があるのは結局国民一人一人なわけだ。

それでもって、本件を通じてみるに、一般国民であるお前らが結局無責任すぎるのではないか

オリンピック反対とか言いながら、会社の付き合いでとか子供にせがまれたからってチケット買ったなんてのは論外中の論外で万死に値するし、オリンピック終わるまではオリンピック関係はもとよりスポーツ番組見ない、TOTOくじ買わない、ふるさと納税で都に税金払わない、オリンピック関係仕事は断る、オリンピック協賛企業は当然不買、きっちり責任をもってやれと。選手応援したくてとか、いい歳こいて勝手責任をアウトソースするな。

オリンピック応援というなら、まさか反対の人間からの施しを受けるような無責任なことが無いように。いますぐ全財産処分して都に寄付一択子供に「お前を大学に入れてやる金はなくなったが、オリンピック応援する以上責任のある大人として必要なことだ」と説明すれば子供への説明責任完璧だ。

一時期、自己責任かい言葉がはやったけど、結局は他人責任を追及するばかりで自分責任など考えてもいない人間ばかりだからこんなざまになる。

よし、不買頑張るぞ!

2019-08-27

池袋事故警察には飯塚氏を「他の国民平等に扱う」動機が無い

だいぶ前も書いたが、捜査逮捕起訴書類送検と言った、警察が出来る法的手続きは、警察義務ではない。警察に認められた職務権利に過ぎない。

まり飯塚幸三氏に対して何もしなくても合法なのだ

そして何かするメリットもない。日本経済に多大な功績を残した叙勲であるので、もし書類送検なんてやった日には、警察は各方面への説明責任が生じる。

政治方面財界方面警察庁の上層部皇室関係者、などなど。

から他の国民とは平等に扱わず、何もしないのだ。

何もしないことでごく一部の国民から上級国民に逆らえないのか」と非難されるというデメリットはあるが、例の署名活動が1か月でたった20万人しかまらなかったのだから、超局所的と言えるだろう。N国の参議院選挙得票数はるかに下回る数であるのだ。

働き方改革が叫ばれている中、今の警視庁がそんなことやったらただのバカである正義感に駆られてやったところで「お前が責任取れ」と360度から恫喝されて追い込まれ、年度末の人事査定で「日本のためにならない行動をした」という理由で最低評価がつけられるのがオチである

2019-08-24

韓国がもし今後フッ化水素行方を明らかにしたら

もしも、韓国フッ化水素など行方問題視されてる品目の行方をしっかり明らかにして、それが問題なかった場合どうなるだろう?

道理で言えば、日本韓国ホワイトリストに戻して輸出入は元通り。一連の流れの始まりが丸く収まったことでGSOMIA破棄もなし。また仲良くやりましょう。……となるはずだ。

でも、なんか日本、拳振り上げまくっちゃってるから、もう品目の行方を明らかにされても沈静化することできないんじゃないか不安だ。

今は韓国がなぜかごくシンプル行方説明責任を誤魔化してるから、向こうに非があるって感じでやってけてるけどさ。

万一、今更ながら情報公開してきた時に、「なんだ、それならいいんだよ」とスマートに矛を収めず、他の諸々について政治家国民がネチネチ言い続けてしまったら、日本に非がある、ダサい、筋が通らない、ということになってしまう。

大丈夫だろうか……。

2019-08-14

コミケスタッフ離脱

 Twitterなどで今回を最後スタッフをやめるという報告が相次いでる。原因は様々だがどれも上層部現場意識乖離根本にあるように見える。一方で我々サークル参加者や一般参加者とも離れていっていると感じざるを得ないところも確かにある。

 米やん(米澤前代表)が亡くなってから代表制に移行したこから崩壊の序曲は始まっていたと思う。

 米やんは確かに独裁的ではあったけど、「コミケ理念」に沿って多くの参加者が納得できるような行動をしていた。たまに納得できないこともあったけど、それでも説明責任果たしていたと思う。それが三拡現在拡大準備集会)であり反省会であった。私が参加し始めた30年前位は、三拡質問コーナーは質問したい人がマイクで直接米やんに質していくスタイルで、質問だけじゃなく意見表明もあったり、米やんなどの返答に対してさらに疑問をぶつけることも多々あった。だから質問した人も納得できたり、納得できなくても彼の意見には一定の評価をしていた。対話はとても大切である。だけどこんなのを何人もやっていたら時間が足りないので質問用紙形式になってしまったのだが、それでも彼は回答に対して更に再質問されることも見越して答えていたのはさすがだと思う。何よりもすごいのは、おそらく用紙形式になってからすべての質問に答えていたこと。つまらない質問コミケ関係のない質問、既に前半で説明した内容、そういうのも省略することな時間を多少オーバーしてでも回答していた。

 しかし3代表制になってから徐々に「同様の質問」という枠でまとめられたり、コミケ関係いからと省略されることも出てきた。集会終了後に質問に触れられなかった人がスタッフに詰め寄ってるのを目撃したことも1度や2度ではない。それでも最初は12時終了という時限があったから仕方がないと自分を納得させていたと思う。しか運営に関わる自分質問が他の質問かぶっていないのにも関わらず紹介されないことが出てきて代表に対して疑念を持ち始めた。

 サークル参加していると一般参加ときとは違ってじっくりスタッフを観察できることもある。(弱小なので暇(滝汗

例えば突発的な待機列の発生。昔は階級役職関係なく、むしろ古参役職についているような人が積極的に整理にあたったりしていたこともよく見かけた。全員が汗をかいて動くのが当たり前だった。そうした中でOJTによって後輩に技術継承されていく。コミケに限らず組織継続するための基本だ。

 ところが先日の夏コミで見かけた光景はまるで違っていた。無役、おそらくほとんど初心者のようなスタッフが外周大手サークルの大行列試行錯誤しながら切ったりつなげたり弄り回していた。その様子を何人もの上級スタッフがすぐそばテントで涼みながら指差し笑ってくつろいでいる。休憩かと思ったら何時間テント内で待機している。連絡係なんて1,2名もいればいいのにおかしい。たまに下部スタッフを呼んで列整理かなにかの指示をしたりしているが、彼らは何のためにコミケスタッフ参加しているのだろうと疑問に思った。人身御供以外でスタッフ経験はないので組織の内容は知らないが、半日テントのんびりできるほど人が足りているのか。

 列の整理方法も、以前なら横移動は厳禁だったのに今回は何度も経験した。おかげで崩壊しかかったこともあった。中堅らしきスタッフハラスメントばりのきつい口調で指示しているのも見た。その他いちいち挙げないが、とにかく空気が悪い。この原因の一端は、Twitterで書かれていたスタッフ待遇改悪にあるだろう。

 サークル参加していても、参加費の値上げは仕方がない部分があるにせよ、参加証の発送方法の変更で不達や遅延が増えたり、前述のような三拡対応など、徐々に不満を積まらせる要素が増えてきたが、なんといっても黒バス事件での準備会対応は、コミケ理念を自ら曲げてしまった悪手だったと思う。三拡では「場を維持するため」と言い訳を繰り返していた。長くなるので書かないが、あのような措置をとらなくても場は維持することが可能だった。もしくは場の維持はコミケ理念には元々入っていなかった。「年2回開催の維持」こそが黒バス事件や今回の夏コミにおける諸問題元凶である。もうちょっと言えば年2回のコミケ生計を立てている人(企業)が増えてしまたことが問題

 「オリンピックがあるから1回(2回)パスします」と準備会宣言すればそれでよかった。

(もしくは「黒バスで脅されて特定ジャンルだけサークル参加させないように警察などから言われたけど理念に反するので拒否したら会場借りられなくなった」とでも)

メインの東館が使えず西と南に無理やり詰め込み、中途半端リストバンドを売ったり(これも理念に反する行為)東駐車場待機列事故も「年2回」のための無理が祟ったと言わざるをえない。こんな状況で冬はともかく来年の春に他のイベントと共催してまで無理やり行うのはどうかと思う。オリンピックじゃなく災害で会場使えなくなったらどうするんでしょうね。それでもどこかで無理やり開催して「年2回」を意地でも通そうとするか。ちなみに詳しくは言わないけど津波ビッグサイト浸水する可能性は十分ある。来年夏か冬まで休んで万全の態勢で再開することを検討するのはまだ遅くない。特に駐車場では危うく死者を出しかねない状況だった。それを報道されたら

コミックマーケット準備会 @comiketofficial 8月12日

コミケットには「お客様はいませんが、一方で「運営」もいません。我々が、そしてみなさんが参加者の一人として、それぞれの声に真摯に耳を傾けて対話していきたいですし、互いに新たに協力をお願いすることもあると思います

などと自らの責任放棄する始末。真摯に耳を傾けるのなら、まず三拡質問に全部答えるところから始めたら?運営じゃないのならリストバンド売るのもおかしい。こんなちぐはぐなことしていたらスタッフが離れていくのも当然の成り行き。昔のような分裂騒動が起きてもおかしくない。もしかしたら3代表はもう割れいるかもしれない。そう思わせる場面を何度か見たことがある。

 冬までに問題収束するとは思えないし、春は更に大きくなっていよいよ存続問題に発展するかもしれない。そうなったらクールジャパンとか言ってる連中もオリンピック前に冷や水浴びせられることになるかも。そうでなくてもスタッフだけでなくサークル一般準備会の態勢が嫌になってコミケから離れていくことは十分予想の範囲未確認だが今回徹夜組が大幅に減ったという情報もある。これは企業ブース青海に飛ばされた影響だけじゃないだろう。

高齢化若い世代人口減少、ネットの普及、頒布手段多様化など、何もなくても近い将来参加者数が減少傾向に転じることは予測できる。

(一方で外国から参加者が増えているのでまだ伸びしろがあるという見方もあるが)

同人誌自体も、アニパロなど二次創作規制が進む流れがいつ厳しくなってもおかしくない。残念ながらそういう時代になりつつある。準備会は「場」を守ったけど参加者同人界を守らなかったというオチが見える。

2019-08-08

あいちトリエンナーレについて

話題になっているあいちトリエンナーレについて個人的に思うことが色々あったので書こうと思う。細かいことを話して特定されると普通に死ぬのでぼかすが、一応運営ボランティアとして展示に参加している。

クソ長い。

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表現不自由展・その後」について

最初に断っておくと、今話題になっている「表現不自由展・その後」についてだが、私はぶっちゃけ見ていない。今となっては炎上が勃発した時点で見に行っておくべきだったと後悔しているのだが、いやだってまさか3日で終わるとは思わねえもん。

と、いうのも事前のボランティア研修とかで「表現不自由展・その後」に注目している人は私の知る限りほぼ皆無だったからだ。一応警備対応とかの事情説明は受けたがそれについて「楽しみだ」とか「心配だ」とか言っている人は居なかった。別に目を逸らしていたとか重大性を認識していなかったとかではなく、ちゃん理由もある。

他の人は知らないが、個人的には「表現不自由展・その後」については「色んな理由で各地の展示会から撤去された作品を集めてみました」くらいの認識だった。面白そうな企画だ、地獄デスマッチ感がある。しかし確かに面白そうだが、言ってしまえばそれだけなのだ

話が変わるが我々ボランティア研修で何をやっているかと言うと、作品知識を蓄えるのではなく、自身感性に従って自由に鑑賞する、所謂対話型鑑賞とかVTS(定義微妙に違うのだが)と呼ばれているもの実践している。具体的にどんな感じかというと、背景知識はほぼなしで作品を見て

「すごく煌びやかで綺麗、幸せカップルの絵に見える」

「画面は綺麗だけど、人物の顔が悲しそう、破局予兆しているのでは?」

関係ないけど雲の形が昨日食べたたこ焼きに似てる」

などとそれぞれの感性経験に基づいて解釈を語りあうのだ。これが結構楽しい。例えるなら深夜のファミレスオタクが集まってエヴァ最終回について語り合っている状態に近い。割と何分でもやっていられる。

だがそういった観点から見ると、「表現不自由展・その後」があまり魅力的でないことは分かってもらえると思う。「近代化」、「ジェンダー」、「作家自身の半生」、トリエンナーレには複雑なテーマを持った鑑賞しがいのある作品が沢山出品されている。「表現不自由展・その後」は企画としては面白いがある意味企画落ち」なのだ。事前に具体的な作品内容が分からなかったというのもあるが、それ以上掘り下げようがない。寧ろ中止になった今の方が色々語れる。

そんなわけで「表現不自由展・その後」がここまでの話題になったのはかなり意外だったし、多くの人にとってあいちトリエンナーレ第一印象がそれになってしまったのは少し残念でもある。

慰安婦像インパクトコンテクスト

さて「表現不自由展・その後」の中でも特によく燃えていたのが慰安婦昭和天皇絡みの展示だと思う。政治的インパクト抜群だからだ。だがここまで千字くらい駄文を読まされて大分心と頭が冷え切っているところだと思うので、少し冷静に展示のコンテクストについても考えて欲しい。

表現不自由展・その後」は「あちこちの展示会で撤去されたやつを集めて展示する」というコンセプトで行われている。よってこの企画で展示されているのは慰安婦像それ自体ではなく、あくまで「どっかから撤去された慰安婦像なのだ

ソウル日本大使館前慰安婦像が設置されたときメディアはこぞって大使館慰安婦像が一緒に映った映像放送したと思うが、あの報道に対して「不快から映すな」と怒った人は居ただろうか。まあ居なくはなかったかもしれないが、多分映さない方がもっと怒られるだろう。怒らないのはそれが「大使館の前に慰安婦像が設置されたという報道」だとコンテクストも含めて理解しているからだ(勿論どちらの場合制作サイドの意図別にあるのだが)。

今回の展示ではそこのコンテクストおざなりにされたまま、日本に実物の慰安婦像が展示されているというインパクトと、SNS上の断片的な情報事態が拡大してしまった感がある。

また若干話が大きくなるが、余裕があったら歴史的コンテクストについても一度考えてみて欲しい。慰安婦像というと直ぐに反日というイメージに結びつけがちだが、何故そう思うのか。

そもそも慰安婦なんて居なかったと考えている人からすれば一応理屈は通っている、悪意のある捏造ということになるからだ。

しかし、詳細については諸説あるが、そういうもの存在したということだけについては歴史的資料も揃っているし、両国見解も一致している。つまるところ歴史に認められているのだ。

負の歴史を展示し続けることは未来に生きるだれかにとっての悪意になるのか、日本を始め第二次世界大戦に関わった各国には慰霊碑モニュメントがある、ドイツカンボジアには国内虐殺記憶するモニュメントがある、それを見て不快になる人はいるだろうし、寧ろ不快になるべきなのかもしれないが、ならそれらは排除されるべき悪意なのか、そもそも悪意は無条件に「悪」なのか。

場所によって反応も変わる、オバマ広島原爆資料館に行ったが、アメリカスミソニアンエノラ・ゲイ展示をやろうとしたとき退役軍人たちからバッシングが来た。そういった反応の違いは展示の意味、ひいては歴史意味に影響を与え得るのか、得ないのか。

そして誰の、誰に対する悪意なのか、人の属性は一つでないし必ずしもはっきり分類出来る訳でもない、あなたが引いた「味方」と「敵」の線など気にも留めず他人は好き勝手踏み越えて生きる。例えば、韓国人男性日本女性慰安婦について議論しているとして、彼らは一体どの立場にいるのか、そこに存在する先入観は何か。

話が大分概念的になってしまったが、何が言いたかたかというと、コンテクストというのはそれだけ膨大で複雑なのだ

勿論コンテクストには政治だってまれる。慰安婦像純粋歴史的モニュメントというより政治的に使われているのは明らかだし、恐らくそれは大半の日本人のせいではないので、あん一触即発もの見たくも聞きたくもない、というのは分かるし別に普段はそれで構わないと思う。

ただ死ぬほど暇なときにでも少し考えてみて欲しい。メディア報道を見ていると日韓政治的同意が得られれば慰安婦像撤去されていると考えている人もいるようだが、その必然性はない、だって歴史に認められているから。というかそれで撤去されたらマジで純粋プロパガンダだったって言っているようなものからやめろ。

像はコンテクストの中で存在し続けるし、今回の展示もそのコンテクストの一部である

批判するにせよ擁護するにせよそこに対する考察がなければそれはインパクトに押された感情任せでしかないだろう。

それでも慰安婦像許せないし完全に撤去したいんだけどっていう人はどうすればいいかって?そこも歴史に学ぼう。

アメリカコロンブスとかリー将軍の像が次々撤去されているのはニュースで聞いた人もいるだろう。時代の変化とともに歴史観は書き換わる。虐殺奴隷制擁護者としての側面が評価され、彼らは英雄ではなくなった。もはや歴史に認められていないから像だって撤去される。

個人的には英雄として評価されていた歴史も含め展示するのも面白いんじゃないかとも思うが、少なくとも公共の場モニュメントとしてはふさわしくないと判断されているのだ。

まり慰安婦像撤去したいのなら何らかの方法歴史観を書き換えれば良い。そして歴史学の徒は全力で戦って阻止すれば良い。

トリエンナーレ側の対応について

トリエンナーレ運営が「表現不自由展・その後」の公開を取りやめたことについて、ネット上では様々な意見が飛び交っている。これについては「脅迫に屈した」とか「作家許可をとっていなかった」とか確かに色々と問題がある気はするのだが、津田総監督大村知事が会見で言っていた「安全管理上の問題」という観点からは正直仕方がないと思っている。

第一に展示施設自体問題だ。あいちトリエンナーレには複数の会場があり、「表現不自由展・その後」が展示されていたのは愛知県文化センターの8階、所謂「県美」だ。関係者の名誉のために言っておくが、日本災害が多いだけあって美術館博物館といった文化施設安全管理にはそれなりに注意が払われている。耐震設備に水害対策防火設備さらには盗難破壊防止のための監視員監視カメラが多くの施設で導入されている。

しかテロ大人数による襲撃までは対応出来ないというのが現実だろう。海外博物館ではそういった事態も想定して手荷物検査などを実施しているところもあるが、日本でそれをやるのは割に合わないと言わざるを得ない。

第二に運営側の問題最初に言っておくがあいちトリエンナーレのような文化事業というのは基本的にクソクソ&クソ金がない。

かに税金から拠出予算10億は大金だ、これだけあれば50回くらい安心して老後を過ごせる。しかしそれでアーティスト100人くらい呼んで75日間展示会をやれと言われたら難易度ルナティックだ(他に寄付金とかもあるので実際の予算規模はもっと大きいはずだが)。

よって私も含めた運営スタッフの多くはクオカード1枚で半日働くボランティアである。加えて事前に結構勉強もしないといけないし、当然交通費とかも出ない。

これだけ聞くと何が悲しくてそんな苦行をとか思われるかも知れないが、最初に言った通り美術館とか博物館とかも含めて文化事業は取り敢えず金がないので、もうそういう人たちがいないとほぼ成り立たないのだ。そこで講習会とかバックヤード体験を餌にこじらせ教養オタクたちをボランティアとして釣っている、というか釣られている(※個人の感想です)。言っていて悲しくなるし話が逸れるのでそこら辺は省くが、つまるところ何が言いたいかというと、テロとか起きると我々はタダ働きの挙句何も出来ずやられる。勘弁して欲しい。

最後に若干抽象的な話になるのだが、良くも悪くもあいちトリエンナーレは寄せ集めというのがある。

運営側の細かい事情は知らないが、直前までどんな作品が出るか分からなかったりしたので、少なくとも運営作家が一体となって特定テーマに沿った展示を作るという感じではないと思う。恐らく「情の時代」とかいぼんやりしたコンセプトに基づいて作家を招待して展示スペースを用意している感じだ。

表現不自由展・その後」だって別に運営企画した訳ではなく、かつて行われた「表現不自由展」を招待しただけだ。

展示施設職員に至ってはそれを公務員業務として受け入れているだけである

よって、運営の中心スタッフ、末端のボランティアスタッフ施設や関連団体スタッフさら作家間で一人一人が一つ一つの作品に全て賛同しているとかそんなことはあり得ない。まあそれはある程度の規模の組織では当然のことだと思うし、そうでなければ大規模で多様性のある展示会なんて開けないだろう。なので断っておきたいが、会場とかSNS関係者に絡んで「トリエンナーレ見解」とやらを聞き出そうとしてもそんなものはない、せめて総監督に聞いてくれ。

そんな緩い結束でつながっている人々を「脅迫に屈しない覚悟」に巻き込むのは正直言って無理がある。

それらを踏まえてトリエンナーレ運営対応はある程度仕方なかったとは思うのだが、しかしそうせざるを得ない状況には大きな問題がある。

表現自由について

先述の通り、施設組織問題テロ脅迫対応することは出来ないし、安全上の問題を考えると「表現不自由展・その後」の展示中止は仕方ない側面もあると思う。

しかし考えてもみて欲しい、そもそも武器とかガソリン持った奴相手に対抗できる団体個人がこの国にどれだけいるのだ、極真空手総本山とかか?結構大企業だって本気で襲撃されたら対応出来ないことの方が多いだろう、必然的にそれを仄めかす脅迫の時点で相手側の要求を飲まざるを得なくなる。

暴力による権利への挑戦に対しては個人レベルでなく、社会全体として対抗しなければならないし、行政側には憲法に基づいてその義務がある。

最初特定されたら困るから匿名意見すると書いたが、そもそも身の危険を感じて発現を躊躇しなければならない状況自体おかしいのだ(勿論それとは別に自衛はするが)。

また、津田総監督が会見によると脅迫と並んでまずかったのが「電話」らしい。

抗議の電話でまず事務局回線パンク、結果つながらなかった人たちが県美や文化センターに掛け、何の対策もしていない職員罵声を浴びせられる、しか公共施設なので切らずに対応しないといけないという事態になったらしい。所謂電突」と呼ばれるものだ。

ネット炎上とともに話題になることの多い電突は、市民による集団的抗議の形態とも見做せるが、一方でインターネットという新興メディアによるメディアスクラムともとれる、特にやられる方からすればそうだろう。

かに組織には説明責任がある、取材報道自由もある。けどそれが対象となる人々の生活を過度に制限するようになればそれは権利が守られている状態とは言えないし、何かしらの法にも触れそうなのだが、恐らく相手不特定多数ということで対策が難しいのだろう。スクラムを仕掛けた側を罰しろとかではなく、対象となった側を守る為の社会整備は必要だと思う(と、ずっと前から言われている気はするのだが…)。

誤解しないで欲しいが、ここでいいたいのは抗議をするなということではない。

表現自由というのは反論されない権利などではない、ただやり方の問題だ。

話がまた大きくなるが、個人的にはどれだけ平和主義を語っても「戦い」なんてものはなくならないと思っている。政治も、経済も、受験も、スポーツも、婚活も、創作も、結局は「戦い」なのだ、ただそれをいか物理的な暴力を伴わず決められたルール範囲内でやるかが、人類が積み上げてきた理性とか法治とか文明指標なのだと思う。

抗議は存分にやればいい、カウンターとなるアート作成しても良いし、ネットに長文を書き込んでも良い、署名デモでも良い。そして表現自由と言っても万能ではない、脅迫罪、威力業務妨害罪侮辱罪、名誉毀損罪、プライバシー権著作権憲法に定められた公共の福祉概念に基づいてそれを規制する法律なんてごまんとある。そのうちの何かに抵触してそうなら訴訟という手もある。ただやるからには全て合法的にやれというだけの話だ。

pixivで気に食わねえ解釈を見つけたら自分解釈を倍の質と量で投稿して相手の筆を折るのが仁義というものだろう。すまない今のは完全に個人意見から忘れてくれ。

じゃあこの場合どうしたらいいのか。

少し話が飛ぶが比較のため「コンビニエロ本問題」について話させて欲しい。「コンビニエロ本問題」とは女性客などからの抗議を受けてコンビニから18禁の本が撤去されている事態のことだ。あれを表現自由と結び付けて語る人もいるが、私はそうではないと思っている。

何故ならあくまコンビニ民間営利団体からだ。コンビニ業界に詳しい訳ではないので話半分に聞いて欲しいのだが、もしコンビニ側が「エロ本撤去しないとタピオカを積んだトラックで突っ込む」とか脅迫を受けているならば、それは許すべからざる犯罪だ、しかし多分そうではないだろう。

抗議が原因と言われているが、恐らくより正確には「エロ本絡みの抗議や客足減退に対してエロ本の売り上げが割に合わない」が原因なのだと思う。

コンビニ18禁本を最後に買ったのはいつだろう、正直質はともかく量と利便性ネットの方が格段に上だと思う。正確な売り上げは知らないが、エロ本だけで月々1兆円くらい純利益が出ているなら、あの容赦のないコンビニ業界Permalink | 記事への反応(15) | 22:16

2019-07-28

検定不合格教科書かいトンデモ本が野放し状態ベストセラーかなっちゃうこの国で、穏健派のごく普通編集者が「よくわからんけどやめろって言うならやめるわ。どうでもいいし」と言っただけのことでなぜそこまで勝利宣言できるのかはわからない。

まあ、娯楽じゃなくて知育だと言うからにはどういう意図があってのことか説明責任はあるよね、とは思う。何も説明することなくただ取り下げただけなのが余計にアレなんじゃないの。

結局知育なんて建前で、娯楽なんでしょ?と。出版社もそれでいいじゃん。堂々とそう言おうよ。娯楽としてなら全力で守りたいよ俺も。「娯楽こそが子供知的好奇心を育むのだ」って、はっきり言おうよ。娯楽がまず先にあって、知育は後から自然についてくるんだって言おうよ。

2019-07-22

営業問題掌返し

かに危機管理としてあの会見は割と非の打ち所がなかったように思う。

ZOZO社長が「作り込まれた」って言ってたけど、

当然こういう風向きになるであろうことは予測できたし、そうする向きもあったように思う。

その中でなぜ記者の中から

「今回の件を受けて、芸人の中では直の営業を受けること、

 更にその際の報酬所得として申告していないことは常態化していると考えられる。

 ギャラを2次会で使ったから申告しないで良い、ということは理解されていると思います

 ご自身を含めてこのような申告漏れが他に無いと言いきれますか?」

と聞く人がいなかったのか疑問だ。

会社を通さずに営業活動をしていたこ

・その相手反社会的勢力とのつながりがあったこ

反社会的勢力とつながりのあるグループからギャラをもらったこ

・そのギャラを所得として申告していないこと

それぞれに対して説明責任はあると思うよ。

2019-07-21

会社経営者が「松本興行」の現実的な構想を考えてみる

一連の騒動を経て本日放送ワイドナショー松本人志さんが「松本興行」の設立吉本側に提案したと言われていた。具体的には、社内に別部署として、松本興行を作り自分保証人として不祥事に関わった芸人達を引き受けるとのことだ。

この提案自体は漢気と愛情に溢れ、私も支持するのだが、会社組織としては実現不可能だろう。仮に、形はつくれたとしても望んだ機能吉本社内で持たせることは不可能と思う。

なぜなら、吉本興行という会社組織の中にいる以上、最終的には吉本責任を負うし、そのために吉本側も最終的には自社の”組織論理”を優先せざるを得ないからだ。この”組織論理”の優先度はどこの会社でも同じだし、責められるものでない。いいとか悪いとかない。

ではどうすべきか。私も会社経営に携わる実務家の一人として具体案を考えてみた。

まず、吉本側に兼業を認めさせた上で、松本さんが松本興行会社株式会社)として設立し、代表取締役就任出資額は松本さんが株式過半数を握り、残り半分を参画する芸人の方々(今回の不祥事関係者)で折半(手元資金がない方には松本さんが個人融資)。

設立後、松本興行吉本包括的業務委託契約を結び、芸人業務受託する。契約間中は今までのコンビ名、芸名使用可とする(吉本側としてもリスクメンツを考えれば、この条件飲むかと)。業務委託契約を独占的なものにするか、吉本以外から受託可能にするか、また仕事量の最低保証などはすべて交渉次第(復帰までいろんな仕事した方がいいから独占にしないほうがいいかも。けど交渉は急いだほうがよいかと)。

いずれにせよ、今後、松本興行に入る仕事は全て松本さん経由で受託。当然、松本興行独自コンプラ広報機能も持たせ、当然所属芸人業務上の最終責任松本興行とし、説明責任果たしていく(世論を納得させるためには広報トップ松本さん本人。そしてできれば、松本さんが個人資産を突っ込んで久保弁護士顧問につけ反社に対して鉄壁ディフェンスを築く笑)。

一方、吉本側は松本さんの兼業を認め、松本興行交渉を開始する条件として、松本さんに吉本本体取締役就任を打診するのがいいかと。そうすれば、吉本松本興行共存共栄になるように仕事をまわしていきやすいだろう(利益相反の調整はデリケートそうだけど)。

その後、松本興行として仕事をコツコツこなしていき実績を積み、世に対する禊を済ませてたら、会社全体を吉本に売却すればいい。その時、設立の際に出資した芸人の方々には、今回の不祥事で逃した収入を補って余りある金銭が手元に入るだろう。もちろん芸人としてのキャリアも維持できる。長期的には経済的プラマイゼロ。今回の極限状態芸事にはプラスだと思うので、人生経験全体として収支をプラスに持っていけるだろう。

別のシナリオとして、松本さんの人望で松本興行ビジネスが急拡大する可能性もある。その時にはビジネス感覚に優れた尻アイドル倉持由香さんや元NGT山口真帆さん、女優能年玲奈さん等、若くして芸能ビジネスの根幹に触れる貴重な体験をされた方々を巻き込みながら、新しい総合芸能事務所として覇を唱える。。。というのは私個人妄想で願望だ。

以前、明石家さんまさんが12年ぶりに島田紳助さんと共演した際、お互いの過去を話すなかで「笑顔地獄を見たらもう勝ち、人生」と言われていた。

自業自得とはいえ、今回の不祥事に関わった芸人の方々は地獄を見ている最中だと思う。

ただ、けじめをつけていく限り取返しがつく状況だと思うし、上記のようにやり方次第では芸人としてのキャリアに厚みをもたらすチャンスにもできると思う。

ぜひ地獄を見ながら笑顔でいてほしいと思う。

暴力団排除条例で騒ぎすぎじゃねーの?

2011年からだっけ

暴力団排除しなきゃならないっていう努力義務ができて

企業コンプラ案件になった

 

実際世の中がどう変わったかといえば

自分暴力団関係者じゃない」っていう誓約書みたいなのを書かなきゃならなくなった

もちろんそんなのウソ付けるわけだからつまんねー儀礼だなとは思う

大きい会社上場企業なんかは暴力団関係を持たないように様々な努力要求されるようになったけど

条例もそんな重いわけじゃないから「やってますアピール」程度だ

この程度でも効果はあるんだろうと思う、実際暴力団は縮小傾向で半グレが増えてるって話だし

 

つってもこれは「事業者が」「その人に金を渡す時」にやるやつだ

 

大阪暴力団排除条例

https://www.police.pref.osaka.lg.jp/seikatsu/boryokudan/1/6879.html

暴力団員等に利益供与をすることの禁止

暴力団員等が利益供与を受けることの禁止

 

なにげに暴力団から金を受け取ることは禁止してないと思うんだが

もちろん心象は悪いので説明責任は発生するかもしれないけど

ちょっと騒ぎすぎというか、まず何が悪い理解してる人どれだけいるんだろうね

 

弁護士ドットコムあたり解説してほしい

2019-07-07

野党がだらしないという人へ

選挙シーズンだ。

今日日本民主主義国でなく、独裁国に足を向けていると言っても、ほとんどの人はピンっと来ないと思う。

そもそもの話、独裁制の何が悪いかすら、論じれる人は少ないだろう。



そして、ネットでよく見る言説。「野党がだらしない」

他にも民主党と聞くだけでアレルギーのように怒り出す人とか、共産党ダメだという人もいるが、まあ、それは置いておこう。

野党がだらしない、とよく言うけれど、国会システムをご存じだろうか。

国会は、多数決物事を決める。

衆院自民党公明党で約300、他党で約150だ。倍の人数がいる、君ら、多数決で勝てるのか?

実のところ、負け戦で戦っているんだよ、野党は。進撃でいう調査兵団だよな。

負けるとわかっていても、ずっと国民を信じて、戦ってくれているんだ。

これって、それだけですごいことだと思う。少なくとも、僕は真似できない。

どんなに論理的相手を説得しても、安倍さんの言うことしか聞かない自民党には梨の礫なんだよ。

人の説得って難しいでしょう?営業やったことある人はわかると思う。凝り固まっている人は特に



野党はずっと、悪法が成立する時間を遅らせようと頑張ってきた。

秘密保護法安保働き方改革も、全部、野党は、負けるのがわかっているから、時間を遅らせようと必死だった。

なぜって?僕らを信じてくれているからだよ。

一緒に自民党与党から蹴落として、日本で働く人たちを法律幸せにするために、頑張ってるんだ。

僕らを待ってくれているんだ。



このまま自民党与党だと日本は終わってしまう。

簿記会計統計やってる人なら、公文書不正統計不正がどれだけひどいことかわかるでしょう。

説明責任アカウンタビリティーなんて言葉流行たことがあったね。

さなければならないということは、悪いことが潜んでるってことはわかるでしょう。



今、この選挙は岐路だと思う。

日本先進国から転落し、没落するのか、それとも、自国政治に対する見識の甘さを反省して、正しい選択をするのか。

選挙いかない、与党投票する、与党に加担してデマを流す、それらすべては日本貶める行為だ。

でも、あなたたちには自由がまだある。権利がある。その権利が、明日にはなくなるかもしれない。



その権利を失わないようにするためには、野党に票を投じるしかない。少しでも、自民党与党の戦力を削ぐしかないんだよ。



本当は野党投票しろなんて、指図なんかしたくない。

自分の信念を信じて、どこに投票しても、大丈夫な国であってほしかった。

でも、日本はそうじゃない国になってしまったんだよ。

僕は後悔したくないから、どんなに野党が嫌いでも、野党投票する。

どうなるかはわからないけど、これ以上ひどい国になる、自分の国が没落していく姿や、同胞が苦しむ姿はもう見たくないんだ。



このまま、安倍政権が続けば日本が没落することだけは間違いない。

それを阻止できるのは、野党だけなんだ。

自身を守るために、君の大事な一票を野党に、どうか投じてほしい。

2019-06-15

anond:20190615155331

226爺すっかり元気なくなっちゃったなw

そしてあくま質問からは逃げてひとつも答えないと。


自分の言ったことへの説明責任からすら逃げるんならもうお前はそれでいいよ

そうやってずーっとボソボソと自衛隊に関する辻褄合わない妄想を呟いとけ

お前の人生が惨めなのは絶対自衛隊なんかと関係ねーけどな

2019-06-11

「老後に2000万円かかるよ」→

国「老後に2000万円掛かるよ」

世間くぁwせdrftgyふじこlp;@:「」

国「ごめん、ウソ

 

 

国「老後に2000万円掛かるよ」

世間くぁwせdrftgyふじこlp;@:「」

国「ごめん、ウソ

 

 

世間「老後になったらお金足りない。2000万円くらい足りない。国には説明責任があったはずだ」

国「ごめん、言うべきだった」

2019-06-10

自分にとっては自明」な感覚判断を委ねると排他的独善的になる

「理性」という中間業者中抜きダイレクトに【感性】に働きかけてくるのが

自分にとっては自明(=直観的/直感的)」という唯一無二で絶対に確実と《錯覚》させる、この感覚

他者への説明責任」は放棄しても良い、と思い込ませる「治外法権」的な、「特権」的な【感性】。

「美意識」とか「ナショナリズム」とか「素朴な実感」が、この「自分にとっては自明」な感覚代表だろう。

ドラッグと同じ??

キモい」という感情!?

2019-05-14

anond:20190514164812

知らないのはペド合法欲望なんかもってないから語らないだけでしょ

ゲイ迷惑かけないしかけたら捕まえていいよって説明したのに

ペド説明責任を全く果たさず便乗だけさせて迷惑かけるけどペド免罪符に捕まえないで置いてってずうずうしいよ

2019-04-04

9年ほど勤めたNEC退職して1年が経ったので出来るだけ冷静に振り返る

9年ほど勤めたNEC退職して1年が経った。

退職直後・転職直後は自分がなぜそのような行動に至ったのか冷静に書けないと考え、メモをとってあたためる程度にしていた。1年経った今、

anond:20190326233147

に触発されてメモ見直しながら振り返ることにした。一般化しようとせず、なるべく自分個人事情を書き留めたい。

私が誰かなどと邪推することではなく、自らの職場改革あるいは自らの転機にエネルギーを使ってほしい。無駄心配かもしれないが、あまりに盛り上がってしまったら当記事は削除するかもしれない。ビビであることを許してほしい。だからこそ詮索しないでほしい。

物理的な働く環境が悪い

振り返ると、これが不満の大きな部分を占めていた。

私が働いていたのは、過去倉庫か保管室だった場所を改造したフロアだった。年がら年中暑い空気が悪い(雰囲気ではなく、空気の質が悪い。二酸化炭素濃度が高かったのではないか)。掃除が行き届いていない。トイレがきれいでない。天井が低い。いわゆる工場であるため、昼休みにも敷地の外に出ることは難しく(禁止されてもいないし不可能でもないが)、閉塞感が強かった。

開発環境が悪い

PC, IT環境は劣悪を極めていた。

私はコーティングをしたりシミュレーションを回したりする仕事担当してはいなかったという前提は書いておくが、メモリは2GBのデスクトップPC。いま、自分メモを見て目を疑っている。隠れて自腹で購入したメモリを増設してなんとか4GBでやっていた。PCを作っていた会社とは到底思えない。デスクトップから当然会議には持ち歩けない。働き初めて数年経ってようやく会議室にシンクライアント端末とプロジェクターが置かれたのだが、継ぎ接ぎの対策だ。持ち歩けないデスクトップPCであれば物理的に紛失するリスクがないという考えなのだろう。それでどれくらいの開発能力と機会を損失していることか。

他人時間を奪うことが悪であるという意識がない

とにかく、自分のある行動が他人の貴重な時間を奪っているという意識が無い人が多数を占めていた。

会議は5−10分遅れが常であった。席まで呼びに行ったことが何度あったか。机では常に誰かの電話が鳴り響いていた。電話が完全不要とは言わないが、代替手段ならいくらでもある。メールはとりあえず「関係者」全員に送る慣習があった。連絡したという証拠言い訳を残したかったのだろうと、今は振り返る。

労働時間しか仕事評価しない、評価できない

人事評価で明らかなのは労働時間という指標だけだ。評価面談で、君は残業時間が他の人に比べて少ないと何度言われて何度憤りを抑えたことか。褒められこそすれ、咎められるとは全くの心外である。半期ごとに目標を書き、前回の目標に対する達成度をレビューする。面談はあるが、それがどのようにエスカレーションされて最終的にボーナス昇給フィードバックされているかは見えなかった。きっと、上司やそのうえの上司にどれだけ気に入られているかというのが実際の指標だったのだと思っている。

ところで富士通の人は8:30-12:00のエセフレックスと書いていたが、私の職場さらにひどく8:30-15:00だった。辞めた翌年度から名ばかりの裁量労働制になっているはずで、その不満たるや想像したくもない。

説明責任を果たさなマネジメント

とかく一般論になりがちなこトピックだが、ここでは社員事業部で働いている人)に対する説明責任について書いておきたい。

失敗したプロジェクトについて「これは失敗でした」と認め説明することがなかった。失敗だと認め、なぜ失敗したのかを不完全なりにも分析して説明して次に活かす、その説明をする責任リーダやマネジメント層にはあると私は考えている。期ごとに社員が集められて行われる事業部説明会(名前は忘れてしまった)では、絵に描いた餅のような目標が掲げられて、各社員に求められているものが分からないままがんばるぞー!と全員で拳を掲げて終わるのだ。私は頑張るという言葉が嫌いだ。実質的に何も言っていないからだ。

まだまだ書き足りないことがあるけれど、一般的になり始めてしまったのでここらへんで止めておくことにする。ご要望があれば他の要素も書き足そうと思う。

そのような環境になぜ9年もいたのか

自分がその組織で働くことを決めたその決断正当化し、その組織以外の市場での自分価値が低いと評価されることを恐れていたのだと思う。そして、環境は人を変えてしまう。良い方向にも悪い方向にも。ほんとうに恐ろしいことだ。私は最後のほうで体調と心の調子を大きく崩してしまった。逆説的だが、それがきっかけで退職転職決断したことになる。

最後

悪いことばかり書いてきたが、NECで働いて得たもののおかげで今の仕事を楽しく熱中して出来ていることも確かだ。その点では感謝している…と書きたいところだが、やはり感謝すべきは腐らずに気合を何度も入れ直していた自分自身だろう。幸いにいま、筋肉体操でいう「きついけど、つらくない!きついけど、楽しい!」という状態にある。

ただ、やはり9年は長すぎたな。4、5年で良かったと思う。

2019-02-24

はあちゅう文章を読まなくなった理由

元々はあちゅう大好きで、半径5メートルの野望を読んで日々のやる気が少し増して楽しくなって、ブログとかTwitterとか、言葉に救われることも多くて。

noteもなんどもサポートしたし有料マガジン登録もして、サロンにも入ってた。

違和感を感じたのはいからなのか……

例えば、アンチというより批判的なTwitterやらの内容を「アンチ」と一括りにしているところ。

批判というよりただ人を見下して悪口言って口ばかり(と私は思ってる)の某自称インフルエンサーと仲良くしているところ。

はあちゅうのことを応援しているのに、彼女の周りで起きていることに対してフォロー説明もないこと。

アクションがないということは、無視しているのと同じこと。

自分が受けた批判バッシングは、相手実名を挙げてでも色んなところに晒しているのに、1番知らせるべき(と私は思う)内容についてスルーしている。そんな彼女に、お金時間を使うことの意味がわからなくなった。

彼女は「アンチ」「攻撃される」と言うけれど、冷静に客観的に見れば「これはおかしくないか?」って事実を述べているだけの人が多いと思う。

そして、この文章もそうだけれど、決して彼女アンチになったという訳ではなく、ただ失望して時間(著作を読む、サロンに参加する等)とお金(サロン費、著作購入費用note購読費用その他)をかけるのをやめた人がいるということだけ。

そんなの、彼女攻撃しようという意図がなくとも「これまでこの人応援してたけど好きじゃなくなったから本は買わない買わない」「この芸人面白かったけど人を貶すギャグで笑いをとるから見たくない」って思うのと同じことだと思う

もちろん悪意を持って彼女攻撃している人もいるのは分かっているけど、その悪質な「アンチ」と、そうではない人達を全部一括りに「アンチから視界に入れない聞かない説明しない」という、彼女の態度にただただ不信感。

少なくともTwitterはあちゅうエゴサかけて出てくるものについては、一括りにしてブロックして耳を塞げばいいものでは無いと感じている。

狙って炎上しているとか故意的にブロックしているとは思わないからこそ、応援し続けるのはしんどいと思ってしまった。

読み直すと全くまとまりなく意味がわからないけど、好きだからこそこの人の二転三転する話の内容や、お金を払って彼女と成長しようとしているファンに対しての説明責任を放棄している姿勢が、ただただ残念。

noteの購読も解除したしTwitterInstagramのフォローも解除した。サロンはだいぶ前に辞めた。

彼女だって何かのきっかけで嫌いになった人なんて死ぬほどいるんだろうし、必然的なその連鎖の中に自分も身を置いてるだけだと思う。

2019-02-10

居眠りされて受験失敗した人がいる

誤字ではない。

居眠り「した」のではなく「されて」受験に落ちた人がいる。この理不尽さを誰かに吐き出したく、殴り書きさせて頂く。

身分はぼかして書くが、とある国立大学大学院における選考会議の様子を把握できる者だとだけ言っておこう。

言うまでもなく選考過程を漏らすのは御法度であるフェイクも多々入れるが、多めに見てほしい。



詳細を記す前に、まず大学院選考方法説明する。といっても甚だ単純で、基準基本的に「教授が忙しい間を縫って面倒みてやってもいい論文が書ける学生判断たか」の一点に尽きる。こう書くと随分いい加減に思えるかもしれないが、基本的研究というのはプロ同士であっても「こんなの研究と認めたらこの分野崩壊するわ!」とか平気で批評しあう世界なので、ましてやペーペー学生研究価値あるかな真剣議論しても満場一致の答えなどでない。よって、直接面倒を見て博士論文指導をする教授に一任されるのである。無論、ある程度外国語技能や専門分野の知識のチェックはされるが、レベルの高い大学ほど論文が全てという傾向は強い。何か国語話せようが知識が凄かろうがあまり関係なく、教授に「この研究自分、ひいては業界の役に立つ」と思わせるのが肝要である。当然、コネによる入学担当教授暴走を防ぐ為に「副査」と呼ばれる、一緒に論文をチェックする人もいるが、副査は指摘すべき点がない場合はまあ無難な点数を出す。担当教授(主査)と違って、専門分野ではないか評価が難しいし専門家が採るといってる者を落とす理由がないからだ。よっぽどのことがない限り、主査が入れる気があるかどうかで可否が決まる。

特に、この大学絶対博士号をとらせる大学(学生向けのキャッチコピーではない。国がそういう事業の一環として認定し、補助金も多く出している)である博士課程というのは卒業すれば博士号がでるわけではなく、むしろ在学中にとれない人の方が多く、所謂満期退学」になりその後何年も経ってから博士号をとるのがスタンダードなのは有名な話だが、この大学殆どの生徒にとらせるべく指導するというわけだ。これが何を意味するか。めんどくさいのだ。博士号とらせなきゃいけないからといって、基準が緩くなったりはしない。日本ではなかなか貰えない博士号を、確実に取らせなければ怠慢と言われるのである。当然、教授負担は大きく、できれば採りたくないとさえ考える人も多い。そのうえ、この大学は方々から国にスカウトされてきた研究者が教授になっており、それぞれ現役で研究に励んでいる。というか、研究所に大学がくっついているという状態なので、教授はそれぞれ優秀故に「自分研究者」という意識が強く、彼らにとって学生指導副業である職人丁稚奉公みたいな関係、というと分かりやすいかもしれない。本来自分研究だけでお金を貰える人が、そんなにできるなら学生も見てよといわれるわけである。当然給料はいいし研究費もたんまり貰えるが、まあやりたくない。大学側も研究でも成果を出してほしいので、毎年わずかな生徒しか入れず、教授たちはそれぞれ数年に一人担当すればいい方だ。つまり、採ったら最後責任が重いし採らなくてもそんなに怒られない。故に、プライドが高く研究意欲のある教授がと重い腰をあげた時点で合格というわけだ。だいたいこんな風にして合否は決まる。

長くなってすまない。本題に入ろう。

居眠りしていたのは主査(実際に面倒を見る予定の人)ではなく、副査(担当しないが論文チェックはする人)だった。

長々と書いた通り、この大学学生を採るというのはめんどくさい。しかし、おとされた学生幸運にも主査合格点を出された。何人かいる副査も無難合格点、人によっては少し高めの合格点をつけたりもして、問題なく入れるはずだった。しかし、一人の副査が、法外に低い点数をつけたのである理由は定かではない。何故なら、点数を発表した会議でその教授爆睡しいたかである

これがもし、何がおかしいという顔で鎮座していたならあるいは、合格を出した主査姿勢を問い直す必要もあったかもしれない。

自分が採るわけでもない生徒にとんでもない低い点数をつけた、まではもしかしたら研究へのこだわりであったかもしれない。いくら自分が面倒を見なくても、こんな学生を入れては国立研究機関の名が廃る、とかそういう信念のもとの行動だったのかもしれない。主査教授メンツに泥を塗ったと嫌われても、他の教授非常識な奴と白い目を向けられても、研究レベルの低い生徒を入れるわけにはいかない。ありえない行為に騒然となる会議室で、それでも己の信念に基づいて何が合格に足らないのかを雄弁に語ろう。そういう覚悟純粋さ故の頑固さがこのような事態を招いたのかもしれない。もしそうだったなら、研究所内での自分立場など顧みない、人間関係など研究においては関係ない、そういう研究者としての誇りある人物だといえるのではないだろうか・

しかし、そんな一抹の擁護可能性を吹き飛ばす爆睡一般企業なら上司から爆弾を落とされるレベルの、爆睡ヤバいと思った隣の席の教授に、つついても声をかけても、起きないと確信される、爆睡。一切の説明責任拒否する、爆睡

それこそ、悪夢のような選考会議

採る予定だった学生を予想外に落とされ愕然とする主査ドン引きする他の教授、眠り続ける副査。




それをもって、学生未来は断たれたのであった。

まりにあまり顛末に、良心的な教授の間では「あれは狸寝入りだったのではないか」説まで出始めた。「本当は私情で落としたので、何故こんな点数をつけたのかと追及されるのを逃れる為に、あんなことをしたのではないか」「学生論文の出来に嫉妬し、しかし無理に難癖をつけるのはプライドが許さず、苦肉の策だったのではないか」「本当は気が小さい人で、主査メンツを潰すのがしのびなかったのではないか」という憶測が飛び交ったが、定かではない。個人的には、そんな深い事情はなく、なんか気に入らなかったからじゃないかと思う。学生

気の毒だが、寝てた人の点数でも考慮せざるを得ないのが、寝てた人を怒れないのが、寝てた人でも教授になれちゃうのが、国立研究である。一例だけで申し訳ないが、国費をかけて研究者を増やそう!という研究所でこういうことが起こり得るのが今の研究者の現実の一端である

どうなる日本アカデミー。そしてテクノロジー

2019-02-06

anond:20190206201139

たぶんどう答えても怒られることには違いないけど、私は「何で怒られるか自分で察しろ」という考えの持ち主が嫌いなので、「ちゃん説明してくれないと分かりません。」と答えると思う。

元増田と怒ってる人の力関係や、元増田能力(ちょっと考えれば分かるのかどうか)にもよるけど、相手が仮に上司なのだとしたら、説明責任は上司の方にあるんじゃないかな。同じ間違いを何度も繰り返すなら元増田にも問題あるかも知れないけど。

2019-02-05

その学級会、炎上に加担して火に油を注いでいる危険性はありませんか リバ学級会を受けて

同人界隈、特に腐向けジャンルでは学級会と呼ばれる一種炎上がある。

大体はマナー迷惑行為に物申したツイートがバズり、それに対していろんな人が(特に強めな)意見を呟いてTLがその話題で持ちきりになるようなことが多い。

我々オタクと言うのはこういう学級会が好きなのだ。とかく己の意見を表明したがる。

気持ちは分かる。身近な問題に対してそりゃあ一言物申したくなるというのは当たり前の感情だろう。

だが一度立ち止まって考えてみてほしい。

その学級会、炎上に加担して結果的に自ジャンル面白おかし貶める危険性はありませんか?

今の時代、一旦バズってしまえば己の手が届く範囲を超えてネット中に広がる。

あっというまに他ジャンルオタク達やライト作品ファン層、非オタの人々にまで届くのだ。

そして、そういう広がり方をしたものは往々にして元のツイート真意から外れた質の悪い噂や、センセーショナルな部分だけを取り上げた面白おかしお話へと変貌する。

例えば、最近ジャンルで「リバ」に関する学級会があった。

リバ、つまり受けと攻めが逆転する作品形態カップリング表現性癖の一つだ。

切っ掛けはとあるサークルさんがイベント参加を取りやめる、と告知したことだった。

その告知にはなぜ参加を取りやめることになったのか、原因が丁寧に書かれていた。

簡単に言えば、その作家さんがリバ表現を含む作品をメインカプで配置されたイベント頒布すると告知したところ、心無い一部の人間が誹謗中傷メッセージを送ったのだった。

ここでリバという存在が云々・イベント運営会社のスペース配置への配慮が云々、などと語ることは避ける。

腐女子において受けと攻めに関する話題は限りなくセンシティブものであり、この手のトラブルは昔から無数に繰り返されている問題なのだ

一つ言えるのはそこにどんな理由や考えがあるにしろサークル作家に対して己の願望や性癖押し付けたり、誹謗中傷非難する行為が許されるわけがないということだ。

そう、このサークルさんはそんな酷い悪意をぶつけられ、とても傷ついたことだろう。

今まで理不尽に与えられてきた苦しみが丁寧に説明された告知文は、そんな思いを誰かに伝えたかったのだろうと思う。

急なイベント参加取りやめについて、ファンの読者の方々に説明責任を果たそうとしたのかもしれない。

けれどこのツイートはその後「学級会」を巻き起こし、思わぬ展開を招いた。

まず、同じジャンル内のサークルさん達が次々と該当ツイートRTし、今回の酷いメッセージ攻撃に対してかなり強い言葉非難を表明した。

同人とは、創作とは、地雷とはかくあるべきとそれぞれの自論を展開した。

その内容に関して間違っているとは全く思わない。どう考えたって酷いメッセージを送ってきた人間が悪く、サークルさんは被害者である

しか過激センセーショナルな反応はあっという間にジャンル全体を学級会と怒りで燃やし上げ、すぐにジャンル外にまで燃え広がった。

広がるにつれて内容は背びれ尾ひれがついて過激になっていく。

例えば「A×B民が間違えてリバ同人誌を買って、サークル文句を言ったらしい」だとか

「A×Bでスペース取ってそのカップリング以外の頒布物を並べたら誹謗中傷されたらしい」とか

「A×BはリバOKサークルを追い出そうとするらしい」なんていうものもあった。

「A×Bの人がB×A本を買って文句つけたとかwwwwさすがA×B民度が低すぎ頭悪いwwwww」

こんなツイートジャンル外に広がっているのを見て、私は悲しかった。

サークルさんに誹謗中傷メッセージを送った人間は最悪だし、許せないし、同じジャンル人間だと思いたくもないけれど、彼らはこのジャンルにおいて絶対的に少数、片手の指で足りるほどだろう。

実際、今回の件だってツイートでは全員満場一致で「誹謗中傷メッセージおかしい!好きなものを好きだと言って何が悪い」と言っている人しかない。みんな同じ意見だ。

殆どの人は常識をもって、ちゃんルールを守って、地雷があったって静かに自衛をして、好きな作家さんに応援メッセージを書いて、楽しく好きなカップリングを楽しむ方法理解している。

そう、ほとんどの人はマナーを守って楽しんでいただけなのだ。なのになんで、ここまで言われなくてはいけないのだ。

簡単だ。センセーショナル炎上案件ジャンル外に轟いてしまたからだ。

からみたら、あ~またあのジャンル炎上してるよwwwジャンル民度wwwなんて反応は至極あたりまえなのだ

さて、話を戻す。

酷い行為への許せない気持ち、とても分かる。特に同じジャンルや好きな作家さんだったのならば、ふざけるな私にも一言物を申させろと思うだろう。

けれどそのセンセーショナルなまでの過激な怒りをネットに投下してしまう前に、どうか一度、少しだけ冷静になってはくれないだろうか。

そのツイート炎上に加担していないだろうか、表現された怒りは過激すぎないだろうか、火に油を注ぐ行為になっていないだろうか。

その話題ジャンル名を伴ったまま面白おかしセンセーショナルに切り取られて、遠くまで広がってしま可能性は無いだろうか。

その先で自ジャンル面白おかしく貶められる道具として使われる可能性はないだろうか。

ジャンルが、気軽な第三者からセンセーショナル炎上案件を楽しむためのおもちゃにされているを見るのはとてもつらい。

からこそ学級会を始める前に、一度冷静になってほしいと願ってしまうのだ。

2018-12-22

anond:20181222215432

「できない」→怒られる

ギリギリまで頑張ってもできない」→怒られない

その「ギリギリまで頑張ったか」を最初から確認されてるんだとそろそろ気づこうな

 

説明責任は一応果たせる程度に、自分取説を開示していこうな。

自分で嘘と思ってることは他人と話し合って確認してみれば嘘じゃないかもしれないんだし。

2018-12-06

学問なのか運動なのかイデオロギーなのか

ここのところ炎上している社会学ジェンダー学が問われているのはそういうことだのだろうと思う

文系学問学問である品質を何によって保証されているか、おそらく当人たちには自明なのだろうが、よく知らない素人権力お金も握っているポピュリズム世界から

それは蓮舫氏がなぜ2位ではいけないなかと理系スパコン案件説明責任を問うたことにも遡れる話

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