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2022-09-15

ウクライナの急速な前進の背後にある重要な瞬間:NY紙(翻訳

https://www.nytimes.com/2022/09/13/us/politics/ukraine-russia-pentagon.htm

By Julian E. Barnes, Eric Schmitt and Helene Cooper

ワシントン - アメリカ当局者によると、ウクライナがここ数日で急速に軍事的利益を得た背景には、数カ月前に対ロシア戦争の進め方についてウクライナアメリカ当局者が何度も激しく話し合った際に、その戦略が具体化し始めたという。

この夏、米・ウクライナ高官による緊急協議の末に原型から修正された反攻作戦は、大方の予想を超える成功を収めている。ウクライナ軍はロシアの指揮統制を壊滅させ、同国北東部での前進南部での別の作戦に生かす態勢を整えているように見える。

この作戦は、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領が、ロシアの侵攻を押し返すことができることを示すために、劇的な行動を取りたいと将軍たちに告げた直後から始まった。ゼレンスキー大統領の指示の下、ウクライナ軍は南部全域でケルソンを奪還し、マリウポルを東部ロシアから切り離す大規模な攻撃を行う計画立案した。

ウクライナ将兵アメリカ政府関係者は、このような大規模な攻撃は膨大な犠牲者を出し、大量の領土を迅速に奪還することができないと考えた。ウクライナ軍はすでに1日に何百人もの死傷者を出しており、戦闘は激化していた。ロシア軍も同じような犠牲者を出しながらも、ドンバス東部地域ウクライナの町を蹂躙しながら、じりじりと前進していた。

ウクライナ司令官たちは、長い間、計画の詳細を共有することに消極的だったが、米英の情報当局に対してより心を開き、助言を求めるようになった。

政権高官によれば、国家安全保障顧問ジェイク・サリバン氏とゼレンスキー氏の最高顧問であるアンドリー・ヤーマク氏は、反攻の計画について何度も話をしたとのことである統合参謀本部議長マーク・A・ミリ元首相とウクライナ幹部は、情報軍事支援について定期的に話し合っていた。

また、キエフでは、ウクライナ英国の軍当局者が引き続き協力し、米国の新しい国防アタッシェであるギャリック・ハーモン准将は、ウクライナの最高幹部毎日セッションを持つようになった。

米軍ウクライナ側は、「一刻を争う」と考えていた。ウクライナ側が効果的な反撃を行うには、ロシアプーチン大統領がガス供給コントロールを利用してヨーロッパ圧力をかけることができる初雪の前に動く必要があった。

この反攻作戦までの経緯は、ウクライナ指揮官戦闘形成するのに役立った、ワシントンキエフ間の機密協議について説明を受けた複数米国高官やその他の人々へのインタビューに基づいて書かれている。多くの高官は、協議の内容が秘密であることを理由に、匿名を条件に話した。

米国政府関係者は、反攻の完全な影響を判断することをためらい、それがどのように展開し続けるかを見守ることを懸念していた。今のところ、キエフが有利である

この夏、米軍ウクライナ軍による戦争ゲームでは、南部への大規模な攻勢が成功するかどうかが試され、ひとつの決定的な瞬間があった。CNNが先に報じたこの演習では、そのような攻勢は失敗することが示唆されていた。アメリカ懐疑的見方を受けて、ウクライナ関係者はゼレンスキー氏のところに戻ってきた。

国防総省の政策主任であるコリンカールは、電話インタビューで、「我々はいくつかのモデル化と卓上演習を行った」と語った。「その演習では、ある種の反撃の方法他の方法よりも成功しそうだと示唆された。我々はその助言を行い、ウクライナ側はそれを理解し、自分たち決断したのです」。

賭け金は大きかった。ウクライナは、これが単なる凍結した紛争に終わらないこと、領土を奪還できることを示す必要があり、国民士気を高め、西側諸国の支持を強化するためだった。

8 月に入ってからウクライナ側の要請で、米国当局ロシア軍の位置に関する情報提供を強化し、 ロシア軍の戦線の弱点を浮き彫りにした。また、ウクライナの反攻準備を察知しても、モスクワウクライナ北東部部隊を迅速に強化したり、南部から部隊を移動させたりすることは困難であるとの情報もあった。

ロシア軍は、ウクライナ軍が開始した反攻作戦に備え、優秀な部隊の多くを南部に移動させたという事実がある。「ロシア軍の士気の低下とウクライナ軍の圧力により、ロシア軍の一部は見た目よりも脆くなっていると思われる。

ウクライナ軍は大規模な攻撃を1回行う代わりに、2回の攻撃提案した。一つはケルソンで、ロシア軍が集中しているため、劇的な成果が出るまで数日から数週間かかると思われる。もう1つは、ハリコフ近郊で計画されていた。

イギリスアメリカウクライナの3カ国は、この新計画評価し、もう一度、戦争ゲームにしようとした。そして、ゼレンスキー氏が望んでいた「明確な大勝利」を得ることができた。

しかし、キエフのある参謀によれば、この計画は、米国からの追加軍事援助の規模とペースに全面的依存しているという。

旧ソ連製の旧式兵器使用していたウクライナは、自国弾薬ほとんど使い果たしていた。戦争最中に新しい兵器システムの使い方を学ぶのは難しい。しかし、これまでのところ、この危険な行動は成功している。例えば、155ミリ砲弾は80万発以上がキエフに送られ、現在の攻勢に一役買っている。米国は、2月の開戦以来、145億ドル以上の軍事支援を行っている。

ウクライナ将校によると、反攻作戦の前に、ウクライナ軍は米国計画成功させるために必要兵器の詳細なリストを送ったという。

高機動砲ロケットシステム(HIMARS)のような特定兵器は、戦場で圧倒的な効果を発揮している。GMLRSと呼ばれるこの発射台から発射される衛星誘導ロケットは、それぞれ200ポンド爆薬が入った弾頭を持ち、ここ数週間、ウクライナ軍が400以上のロシア武器庫、司令部、その他の目標破壊するために使用されているとアメリカ政府関係者は述べている。

さら最近ウクライナ軍は、ソ連設計したMiG-29戦闘機に、アメリカ供給したHARM空中発射ミサイルを搭載した。このミサイルは、ロシアレーダー破壊するのに特に効果である

先週ドイツで開かれた、ウクライナ軍事人道支援を行う50カ国の会議で、ミルリー将軍は「これらのシステム使用で、ウクライナから実際に測定可能利益が得られている」と述べた。"彼らは軍隊補給し、戦闘損失を補うのに非常に苦労している "と述べた。

ウクライナアメリカ政府関係者は、ペンタゴンが毎週または隔週で発表するアメリカ備蓄から武器弾薬の新出荷が、キエフ上級司令官に複雑な同時攻撃計画する自信を与えていると語った。

西側軍事支援重要性は、特定兵器システムだけでなく、ウクライナ人が将来の計画に利用できる保証と自信にある」と、最近ウクライナから帰国したロンドンの王立連合サービス研究所ジャック・ワトリング上級研究員は言う。

週末にウクライナ兵士北東部地域に移動すると、ロシア軍は崩れ落ちた。米国当局によれば、ハリコフ周辺のいくつかの場所では、ロシア軍は装備や弾薬を残して戦闘から立ち去っただけだという。

計画について説明を受けた人々によれば、ケルソン攻撃は決してフェイントや陽動作戦ではなかったという。そして、モスクワに、ケルソン地域の一部がロシアに加わることを望むかどうかの偽の投票を延期させることに成功したのであるしかし、ハリコフに比べれば、ロシア軍の数がはるかに多いため、予想通り、反攻はよりゆっくりとしたものになった。

結局、ウクライナ当局は、長期的な成功には、ザポリジャの原子力発電所の奪還、マリウポルのロシア軍の遮断、ケルソンのロシア軍をドニプロ川を越えて押し戻すなど、破棄された戦略の当初の目標に進展が必要だと考えていると、アメリカ政府関係者は述べた。

ロシアは弱体化した。ハリコフ周辺でのウクライナの増強を察知できなかったことで、ロシア軍は無能さを示し、確かな情報力を欠いていることが明らかになった。その指揮統制は壊滅的で、部隊への供給にも問題があり、今後数週間でウクライナに隙を与えることになる、と米政府高官は述べた。

ウクライナ東部でより多くの領土を奪還する機会があるかもしれないが、米国ウクライナ当局者は、南部戦争の最も重要舞台であると述べている。

国防研究機関CNAのロシア研究ディレクターマイケル・コフマン氏は、「ケルソンとザポリジャー潜在的目標になりそうだ。「将来、そこで突破口を開くために、ウクライナ軍のさらなる作戦が見られるかもしれない」と述べた。

真夏の話し合いから生まれ計画は、アメリカ情報ハイテク兵器に大きく依存したものだった。しかし、アメリカ側は、ハリコフ比較的小さな部隊を大勝利に導いたゼレンスキー氏とウクライナ軍の功績が大きいと主張している。

「まだ誰もサッカーボールスパイクを踏んでいない」とカール氏。しかし、「ウクライナ人が複雑な攻撃作戦を行えることを世界に示したと思う」とも付け加えた。

2021-01-27

https://anond.hatelabo.jp/20210126155641

みなさん、騙されないでください。

私は南軍関ヶ原で勝った世界増田です。

みなさんもご存知の通り、アポトックス・コートハウスの戦いで追い詰められたロバート・E・リー将軍麾下2万の南軍兵はアパッチ族呪術師によって1600年の日本関ヶ原に飛ばされました。

ちょうど松尾山の小早川軍とそのふもとの大谷軍のあいだに忽然と現れたリー軍は東西の両者から敵と誤認され、挟撃を受けましたが、260年の文明差に物を言わせて大谷小早川軍を押し返し、一気呵成戦場を席巻。石田三成徳川家康リー将軍降伏し、将軍豊臣秀頼後見人として日の本の新たな支配者となったのです。

さまざまな調査の末、ようやく自らの置かれた状況を把握した将軍は衝撃を受けるとともに、彼の故国がまだ建国どころかピルグリムファーザーズすら入植していないことをむしろ好機と捉え、再び偉大な合衆国を造ろうと決意します。リンカーン的でもディヴィス的でもない、彼の理想アメリカを作ろうと。

そうして、現在の我々が生きる環太平洋合衆国があるのです。

私たち生活はとても理想的です。

たとえば、Hatena 社が作ったこの AnonymousDiary というウェッブサーヴィスでは、匿名ブログ記事執筆できるのです!

こうしたサーヴィスは西軍の勝った世界線のアメリカでも、東軍の勝った世界線のアメリカでも考えられないことです。

なにせ、身分を秘匿したままイーロン・マスク大統領アーノルド・シュワルツェネッガー国務長官悪口が書けるのですから

この世界線には本物の自由があります

そして、あなたがたの世界のことを聞かされるたびに、なんというディストピアだろう、とため息が出るのです。

2019-08-08

あいちトリエンナーレについて

話題になっているあいちトリエンナーレについて個人的に思うことが色々あったので書こうと思う。細かいことを話して特定されると普通に死ぬのでぼかすが、一応運営ボランティアとして展示に参加している。

クソ長い。

====

表現不自由展・その後」について

最初に断っておくと、今話題になっている「表現不自由展・その後」についてだが、私はぶっちゃけ見ていない。今となっては炎上が勃発した時点で見に行っておくべきだったと後悔しているのだが、いやだってまさか3日で終わるとは思わねえもん。

と、いうのも事前のボランティア研修とかで「表現不自由展・その後」に注目している人は私の知る限りほぼ皆無だったからだ。一応警備対応とかの事情説明は受けたがそれについて「楽しみだ」とか「心配だ」とか言っている人は居なかった。別に目を逸らしていたとか重大性を認識していなかったとかではなく、ちゃん理由もある。

他の人は知らないが、個人的には「表現不自由展・その後」については「色んな理由で各地の展示会から撤去された作品を集めてみました」くらいの認識だった。面白そうな企画だ、地獄デスマッチ感がある。しかし確かに面白そうだが、言ってしまえばそれだけなのだ

話が変わるが我々ボランティア研修で何をやっているかと言うと、作品知識を蓄えるのではなく、自身感性に従って自由に鑑賞する、所謂対話型鑑賞とかVTS(定義微妙に違うのだが)と呼ばれているもの実践している。具体的にどんな感じかというと、背景知識はほぼなしで作品を見て

「すごく煌びやかで綺麗、幸せカップルの絵に見える」

「画面は綺麗だけど、人物の顔が悲しそう、破局予兆しているのでは?」

関係ないけど雲の形が昨日食べたたこ焼きに似てる」

などとそれぞれの感性経験に基づいて解釈を語りあうのだ。これが結構楽しい。例えるなら深夜のファミレスオタクが集まってエヴァ最終回について語り合っている状態に近い。割と何分でもやっていられる。

だがそういった観点から見ると、「表現不自由展・その後」があまり魅力的でないことは分かってもらえると思う。「近代化」、「ジェンダー」、「作家自身の半生」、トリエンナーレには複雑なテーマを持った鑑賞しがいのある作品が沢山出品されている。「表現不自由展・その後」は企画としては面白いがある意味企画落ち」なのだ。事前に具体的な作品内容が分からなかったというのもあるが、それ以上掘り下げようがない。寧ろ中止になった今の方が色々語れる。

そんなわけで「表現不自由展・その後」がここまでの話題になったのはかなり意外だったし、多くの人にとってあいちトリエンナーレ第一印象がそれになってしまったのは少し残念でもある。

慰安婦像インパクトコンテクスト

さて「表現不自由展・その後」の中でも特によく燃えていたのが慰安婦昭和天皇絡みの展示だと思う。政治的インパクト抜群だからだ。だがここまで千字くらい駄文を読まされて大分心と頭が冷え切っているところだと思うので、少し冷静に展示のコンテクストについても考えて欲しい。

表現不自由展・その後」は「あちこちの展示会で撤去されたやつを集めて展示する」というコンセプトで行われている。よってこの企画で展示されているのは慰安婦像それ自体ではなく、あくまで「どっかから撤去された慰安婦像なのだ

ソウル日本大使館前慰安婦像が設置されたときメディアはこぞって大使館慰安婦像が一緒に映った映像放送したと思うが、あの報道に対して「不快から映すな」と怒った人は居ただろうか。まあ居なくはなかったかもしれないが、多分映さない方がもっと怒られるだろう。怒らないのはそれが「大使館の前に慰安婦像が設置されたという報道」だとコンテクストも含めて理解しているからだ(勿論どちらの場合制作サイドの意図別にあるのだが)。

今回の展示ではそこのコンテクストおざなりにされたまま、日本に実物の慰安婦像が展示されているというインパクトと、SNS上の断片的な情報事態が拡大してしまった感がある。

また若干話が大きくなるが、余裕があったら歴史的コンテクストについても一度考えてみて欲しい。慰安婦像というと直ぐに反日というイメージに結びつけがちだが、何故そう思うのか。

そもそも慰安婦なんて居なかったと考えている人からすれば一応理屈は通っている、悪意のある捏造ということになるからだ。

しかし、詳細については諸説あるが、そういうもの存在したということだけについては歴史的資料も揃っているし、両国見解も一致している。つまるところ歴史に認められているのだ。

負の歴史を展示し続けることは未来に生きるだれかにとっての悪意になるのか、日本を始め第二次世界大戦に関わった各国には慰霊碑モニュメントがある、ドイツカンボジアには国内虐殺記憶するモニュメントがある、それを見て不快になる人はいるだろうし、寧ろ不快になるべきなのかもしれないが、ならそれらは排除されるべき悪意なのか、そもそも悪意は無条件に「悪」なのか。

場所によって反応も変わる、オバマ広島原爆資料館に行ったが、アメリカスミソニアンエノラ・ゲイ展示をやろうとしたとき退役軍人たちからバッシングが来た。そういった反応の違いは展示の意味、ひいては歴史意味に影響を与え得るのか、得ないのか。

そして誰の、誰に対する悪意なのか、人の属性は一つでないし必ずしもはっきり分類出来る訳でもない、あなたが引いた「味方」と「敵」の線など気にも留めず他人は好き勝手踏み越えて生きる。例えば、韓国人男性日本女性慰安婦について議論しているとして、彼らは一体どの立場にいるのか、そこに存在する先入観は何か。

話が大分概念的になってしまったが、何が言いたかたかというと、コンテクストというのはそれだけ膨大で複雑なのだ

勿論コンテクストには政治だってまれる。慰安婦像純粋歴史的モニュメントというより政治的に使われているのは明らかだし、恐らくそれは大半の日本人のせいではないので、あん一触即発もの見たくも聞きたくもない、というのは分かるし別に普段はそれで構わないと思う。

ただ死ぬほど暇なときにでも少し考えてみて欲しい。メディア報道を見ていると日韓政治的同意が得られれば慰安婦像撤去されていると考えている人もいるようだが、その必然性はない、だって歴史に認められているから。というかそれで撤去されたらマジで純粋プロパガンダだったって言っているようなものからやめろ。

像はコンテクストの中で存在し続けるし、今回の展示もそのコンテクストの一部である

批判するにせよ擁護するにせよそこに対する考察がなければそれはインパクトに押された感情任せでしかないだろう。

それでも慰安婦像許せないし完全に撤去したいんだけどっていう人はどうすればいいかって?そこも歴史に学ぼう。

アメリカコロンブスとかリー将軍の像が次々撤去されているのはニュースで聞いた人もいるだろう。時代の変化とともに歴史観は書き換わる。虐殺奴隷制擁護者としての側面が評価され、彼らは英雄ではなくなった。もはや歴史に認められていないから像だって撤去される。

個人的には英雄として評価されていた歴史も含め展示するのも面白いんじゃないかとも思うが、少なくとも公共の場モニュメントとしてはふさわしくないと判断されているのだ。

まり慰安婦像撤去したいのなら何らかの方法歴史観を書き換えれば良い。そして歴史学の徒は全力で戦って阻止すれば良い。

トリエンナーレ側の対応について

トリエンナーレ運営が「表現不自由展・その後」の公開を取りやめたことについて、ネット上では様々な意見が飛び交っている。これについては「脅迫に屈した」とか「作家許可をとっていなかった」とか確かに色々と問題がある気はするのだが、津田総監督大村知事が会見で言っていた「安全管理上の問題」という観点からは正直仕方がないと思っている。

第一に展示施設自体問題だ。あいちトリエンナーレには複数の会場があり、「表現不自由展・その後」が展示されていたのは愛知県文化センターの8階、所謂「県美」だ。関係者の名誉のために言っておくが、日本災害が多いだけあって美術館博物館といった文化施設安全管理にはそれなりに注意が払われている。耐震設備に水害対策防火設備さらには盗難破壊防止のための監視員監視カメラが多くの施設で導入されている。

しかテロ大人数による襲撃までは対応出来ないというのが現実だろう。海外博物館ではそういった事態も想定して手荷物検査などを実施しているところもあるが、日本でそれをやるのは割に合わないと言わざるを得ない。

第二に運営側の問題最初に言っておくがあいちトリエンナーレのような文化事業というのは基本的にクソクソ&クソ金がない。

かに税金から拠出予算10億は大金だ、これだけあれば50回くらい安心して老後を過ごせる。しかしそれでアーティスト100人くらい呼んで75日間展示会をやれと言われたら難易度ルナティックだ(他に寄付金とかもあるので実際の予算規模はもっと大きいはずだが)。

よって私も含めた運営スタッフの多くはクオカード1枚で半日働くボランティアである。加えて事前に結構勉強もしないといけないし、当然交通費とかも出ない。

これだけ聞くと何が悲しくてそんな苦行をとか思われるかも知れないが、最初に言った通り美術館とか博物館とかも含めて文化事業は取り敢えず金がないので、もうそういう人たちがいないとほぼ成り立たないのだ。そこで講習会とかバックヤード体験を餌にこじらせ教養オタクたちをボランティアとして釣っている、というか釣られている(※個人の感想です)。言っていて悲しくなるし話が逸れるのでそこら辺は省くが、つまるところ何が言いたいかというと、テロとか起きると我々はタダ働きの挙句何も出来ずやられる。勘弁して欲しい。

最後に若干抽象的な話になるのだが、良くも悪くもあいちトリエンナーレは寄せ集めというのがある。

運営側の細かい事情は知らないが、直前までどんな作品が出るか分からなかったりしたので、少なくとも運営作家が一体となって特定テーマに沿った展示を作るという感じではないと思う。恐らく「情の時代」とかいぼんやりしたコンセプトに基づいて作家を招待して展示スペースを用意している感じだ。

表現不自由展・その後」だって別に運営企画した訳ではなく、かつて行われた「表現不自由展」を招待しただけだ。

展示施設職員に至ってはそれを公務員業務として受け入れているだけである

よって、運営の中心スタッフ、末端のボランティアスタッフ施設や関連団体スタッフさら作家間で一人一人が一つ一つの作品に全て賛同しているとかそんなことはあり得ない。まあそれはある程度の規模の組織では当然のことだと思うし、そうでなければ大規模で多様性のある展示会なんて開けないだろう。なので断っておきたいが、会場とかSNS関係者に絡んで「トリエンナーレ見解」とやらを聞き出そうとしてもそんなものはない、せめて総監督に聞いてくれ。

そんな緩い結束でつながっている人々を「脅迫に屈しない覚悟」に巻き込むのは正直言って無理がある。

それらを踏まえてトリエンナーレ運営対応はある程度仕方なかったとは思うのだが、しかしそうせざるを得ない状況には大きな問題がある。

表現自由について

先述の通り、施設組織問題テロ脅迫対応することは出来ないし、安全上の問題を考えると「表現不自由展・その後」の展示中止は仕方ない側面もあると思う。

しかし考えてもみて欲しい、そもそも武器とかガソリン持った奴相手に対抗できる団体個人がこの国にどれだけいるのだ、極真空手総本山とかか?結構大企業だって本気で襲撃されたら対応出来ないことの方が多いだろう、必然的にそれを仄めかす脅迫の時点で相手側の要求を飲まざるを得なくなる。

暴力による権利への挑戦に対しては個人レベルでなく、社会全体として対抗しなければならないし、行政側には憲法に基づいてその義務がある。

最初特定されたら困るから匿名意見すると書いたが、そもそも身の危険を感じて発現を躊躇しなければならない状況自体おかしいのだ(勿論それとは別に自衛はするが)。

また、津田総監督が会見によると脅迫と並んでまずかったのが「電話」らしい。

抗議の電話でまず事務局回線パンク、結果つながらなかった人たちが県美や文化センターに掛け、何の対策もしていない職員罵声を浴びせられる、しか公共施設なので切らずに対応しないといけないという事態になったらしい。所謂電突」と呼ばれるものだ。

ネット炎上とともに話題になることの多い電突は、市民による集団的抗議の形態とも見做せるが、一方でインターネットという新興メディアによるメディアスクラムともとれる、特にやられる方からすればそうだろう。

かに組織には説明責任がある、取材報道自由もある。けどそれが対象となる人々の生活を過度に制限するようになればそれは権利が守られている状態とは言えないし、何かしらの法にも触れそうなのだが、恐らく相手不特定多数ということで対策が難しいのだろう。スクラムを仕掛けた側を罰しろとかではなく、対象となった側を守る為の社会整備は必要だと思う(と、ずっと前から言われている気はするのだが…)。

誤解しないで欲しいが、ここでいいたいのは抗議をするなということではない。

表現自由というのは反論されない権利などではない、ただやり方の問題だ。

話がまた大きくなるが、個人的にはどれだけ平和主義を語っても「戦い」なんてものはなくならないと思っている。政治も、経済も、受験も、スポーツも、婚活も、創作も、結局は「戦い」なのだ、ただそれをいか物理的な暴力を伴わず決められたルール範囲内でやるかが、人類が積み上げてきた理性とか法治とか文明指標なのだと思う。

抗議は存分にやればいい、カウンターとなるアート作成しても良いし、ネットに長文を書き込んでも良い、署名デモでも良い。そして表現自由と言っても万能ではない、脅迫罪、威力業務妨害罪侮辱罪、名誉毀損罪、プライバシー権著作権憲法に定められた公共の福祉概念に基づいてそれを規制する法律なんてごまんとある。そのうちの何かに抵触してそうなら訴訟という手もある。ただやるからには全て合法的にやれというだけの話だ。

pixivで気に食わねえ解釈を見つけたら自分解釈を倍の質と量で投稿して相手の筆を折るのが仁義というものだろう。すまない今のは完全に個人意見から忘れてくれ。

じゃあこの場合どうしたらいいのか。

少し話が飛ぶが比較のため「コンビニエロ本問題」について話させて欲しい。「コンビニエロ本問題」とは女性客などからの抗議を受けてコンビニから18禁の本が撤去されている事態のことだ。あれを表現自由と結び付けて語る人もいるが、私はそうではないと思っている。

何故ならあくまコンビニ民間営利団体からだ。コンビニ業界に詳しい訳ではないので話半分に聞いて欲しいのだが、もしコンビニ側が「エロ本撤去しないとタピオカを積んだトラックで突っ込む」とか脅迫を受けているならば、それは許すべからざる犯罪だ、しかし多分そうではないだろう。

抗議が原因と言われているが、恐らくより正確には「エロ本絡みの抗議や客足減退に対してエロ本の売り上げが割に合わない」が原因なのだと思う。

コンビニ18禁本を最後に買ったのはいつだろう、正直質はともかく量と利便性ネットの方が格段に上だと思う。正確な売り上げは知らないが、エロ本だけで月々1兆円くらい純利益が出ているなら、あの容赦のないコンビニ業界Permalink | 記事への反応(15) | 22:16

2018-10-04

anond:20181004123959

資料性というなら倉庫の奥深くにしまっておけば事足りるし、人目に触れるところに陳列する必要は全くない。

皮肉にしても出来が悪いな。

現代ポリコレ信者は「しまっておけ」なんて言わんぞ。「打ち壊せ」だ。

アメリカでは南軍リー将軍像が撤去されたように。

2017-08-25

ESPNロバートリー将軍同姓同名アナを中継から外すってニュース

日本も見習ってアベやシンゾーって名前人間はどんどんTVからバンさせるべき

2017-08-18

https://anond.hatelabo.jp/20170818131328

リー将軍地元への愛着義理南軍総大将を引き受けたものの、個人的意見としては南部政府理念奴隷制度には反対だったんよ。性格も温和、集権制よりも分権制を嗜好する人だったらしい

そのへんをすっとばして、南部将軍だったというだけで白人至上主義者たちが持ち上げ始めたので、そんな雑な扱いするなら、もう象徴としての看板は下ろそうか、という雰囲気になっていたという話があるみたい

2017-08-17

日本って今回のトランプ発言共感してる人けっこう多そう。

あのシャーロッツビル衝突事件トランプが「双方に問題がある」って発言して全世界ドン引きされてるけど、なんかあの事件に関するコメとか眺めていると今回のトランプ発言に近い感想をいっている日本人ってけっこう多いよね。

とくに気になったのが「なんでわざわざリー将軍銅像撤去するの?」っていうコメ。この経緯については映画評論家の町山さんの解説みるのが一番わかり易いと思うんだけど、それでも日本人には「なぜわざわざ右翼の怒りを煽るような行動をするのか」って考えの人が多いんじゃないかな。

日本では人種差別とかの問題よりも「むやみに争いを煽る行為、和を乱す行為」のほうが嫌われるんだよね。憎しの連鎖はよくないとか、暴力暴力で対抗したら駄目とか言い方を変えるとわかりにくくなるけど、あのシャーロッツビルの件で「喧嘩は駄目だよ」って双方をたしなめる行為って、結果的人種差別主義者ヘイトスピーチを静観せざるを得ない、つまり彼らへの支持行為同義だってことがわかってないんだろうな。

日本でも2000年台にはいって急激にLGBT関連の権利人権が見直される動きができたけど、あれって結局外圧じゃん?米国オバマ政権時代LGBT権利を認める方向に動いたから、「海外ではもう常識から日本も見習おう」って流れになっただけじゃん。でも米国LGBT権利確立された背景には血と汗を流して権利を勝ち取った多くの人たちの努力があるんだよな。でもおそらく日本でそういった人たちがでたら「なんでわざわざ揉め事を引き起こすのか」「話し合いで解決すべきなのにそうやって極端な方法をとるんだ」「なんて非常識」ってフルボコkされるんだろうなぁ。

日本って今回のトランプ発言共感してる人けっこう多そう。

あのシャーロッツビル衝突事件トランプが「双方に問題がある」って発言して全世界ドン引きされてるけど、なんかあの事件に関するコメとか眺めていると今回のトランプ発言に近い感想をいっている日本人ってけっこう多いよね。

とくに気になったのが「なんでわざわざリー将軍銅像撤去するの?」っていうコメ。この経緯については映画評論家の町山さんの解説みるのが一番わかり易いと思うんだけど、それでも日本人には「なぜわざわざ右翼の怒りを煽るような行動をするのか」って考えの人が多いんじゃないかな。

日本では人種差別とかの問題よりも「むやみに争いを煽る行為、和を乱す行為」のほうが嫌われるんだよね。憎しの連鎖はよくないとか、暴力暴力で対抗したら駄目とか言い方を変えるとわかりにくくなるけど、あのシャーロッツビルの件で「喧嘩は駄目だよ」って双方をたしなめる行為って、結果的人種差別主義者ヘイトスピーチを静観せざるを得ない、つまり彼らへの支持行為同義だってことがわかってないんだろうな。

日本でも2000年台にはいって急激にLGBT関連の権利人権が見直される動きができたけど、あれって結局外圧じゃん?米国オバマ政権時代LGBT権利を認める方向に動いたから、「海外ではもう常識から日本も見習おう」って流れになっただけじゃん。でも米国LGBT権利確立された背景には血と汗を流して権利を勝ち取った多くの人たちの努力があるんだよな。でもおそらく日本でそういった人たちがでたら「なんでわざわざ揉め事を引き起こすのか」「話し合いで解決すべきなのにそうやって極端な方法をとるんだ」「なんて非常識」ってフルボコkされるんだろうなぁ。

2014-01-07

朴大統領の千年発言の原因は麻生副総理だった

麻生太郎財務相は7日の会見で、昨年12月26日の安倍晋三首相靖国神社参拝により、今後、中国韓国との経済関係悪化するのではと懸念する見方があることに対し、「(今回の)靖国参拝で、おかしくなったわけではない。その前からおかし」との認識を示した。

 

中韓との関係、「首相靖国参拝からおかしい」と麻生財務相がきっぱり MSN産経ニュース 2014.1.7 13:36 

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140107/plc14010713390016-n1.htm

朴槿恵パク・クネ)-安倍晋三政権関係がこじれている。慰安婦問題韓日両国外交が膠着状態から抜け出せない中、尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官が26日から2日間予定されていた訪日計画を取り消した。 

 

  安倍日本首相A級戦犯合祀されている靖国神社春季例大祭(21-23日)を迎えて供え物を奉納したのに続き、閣僚3人が参拝すると、「こうした状況では対話をしても意味がない」と判断した。 

 

  これと関連し、複数外交消息筋は22日、「内閣の第2人者である麻生太郎副総理財務相が21日、靖国を電撃参拝したのが、訪日取り消しの決定的な理由になった」と伝えた。 

 

  このようにこじれた最初ボタンは何か。外交消息筋は「今回訪日を取り消した背景も、麻生副総理元首相で、安倍首相の後の有力な首相候補という点のほか、麻生副総理が2月25日の大統領就任式後に行われた朴槿恵大統領との会談で見せた外交的欠礼のため」と伝えた。 

 

   日本政府の使節団代表として訪韓した麻生副総理就任式当日午後3時から青瓦台(チョンワデ、大統領府)で25分間、朴大統領会談した。複数消息筋によると、当時の状況はこうだ。挨拶言葉を交わした後、朴大統領が先にこう述べた。「韓日間の真の友好関係構築のために歴史直視し、過去の傷がこれ以上悪化せず治癒するようお互い努力しよう」。 

 

  すると、麻生副総理が突然、米国南北戦争を取り上げた。「米国を見てほしい。米国は南と北が分かれて激しく戦った。しか南北戦争めぐり北部学校では相変わらず“市民戦争”と表現するところがある一方、南部では“北部侵略”と教える。このように同じ国、民族でも歴史認識は一致しないものだ。異なる国の間ではなおさらそうだ。日韓関係も同じだ。それを前提に歴史認識を論じるべきではないだろうか」。

 

  奴隷制廃止めぐり繰り広げた内戦植民地支配のための侵略行為を同一視する詭弁だった。その瞬間、朴大統領の表情は険しくなったという。朴大統領は「特に両国指導者が慎重な言葉と行動を通じて信頼を構築することが重要だ」と短く応酬した。にもかかわらず、麻生副総理朴大統領よりはるかに多くの時間を使って自身挑発発言を続けた。 

 

  政府当局者は「麻生副総理就任祝賀使節ではなく、あたか日本の歴史観は韓国とは違うということを韓国が先に認めてこそ、対話も可能だ』と訓戒しに来たようだ」と伝えた。 

 

  朴大統領の怒りは4日後に表面化した。朴大統領は三一節(独立運動記念日)の演説で、「加害者被害者という歴史的立場は千年の歴史が流れても変わらない」と異例にも強いトーンで日本非難した。 

 

  麻生副総理との会談当時に同席していた尹炳世長官も「韓国外交優先順位米国中国日本ロシア」(2月27日)とし、外交修辞では異例にも直接的な表現を使った。 

 

  外交消息筋は「就任式で欠礼を見せた麻生副総理がまた靖国参拝という“事故”を起こし、韓国外交部では忍耐の限界を超えたと判断したようだ」と述べた。

 

朴大統領就任日に麻生副総理詭弁、第一歩からこじれた韓日関係(1) 中央日報 2013年04月23日08時53分

http://japanese.joins.com/article/789/170789.html

朴大統領就任日に麻生副総理詭弁、第一歩からこじれた韓日関係(2) 中央日報 2013年04月23日08時54分

http://japanese.joins.com/article/790/170790.html?servcode=A00&sectcode=A10

参考資料

靖国神社参拝が「問題」化した経緯と、アメリカアーリントン墓地との違い。付:靖国参拝での各国反応 更新日: 2014年01月06日

http://matome.naver.jp/odai/2138833257598681801

南北戦争リー将軍顕彰は、靖国A級戦犯合祀と同一視できるか?

http://togetter.com/li/609359

麻生発言を「失言」ではなく「本音」と受け止めている韓国(辺 真一) | DAILY NOBORDER 2013年08月06日

http://no-border.asia/archives/13111

韓国が猛反発したワケは朴槿恵大統領の怒り?

安倍政権閣僚靖国参拝閣僚の顔ぶれなどから当然、予測されていた。だが韓国注視していたのはただひとり。「朴槿恵大統領の神経に障った」(韓国紙記者)という麻生太郎副総理だったという。

 

麻生氏は2月25日、朴槿恵大統領就任式に出席したが、そのあとの朴氏との面談披露した「歴史観」について問題視されていたためだとされる。

麻生氏は米国南北戦争を引き合いに「北部では市民戦争というが、南部では『北部侵略と教える』。同じ国でも歴史認識は違う。まして異なる国ではなおさらのこと…となど奴隷解放市民戦争植民地支配侵略を同一視する詭弁(きべん)を弄した」(韓国紙中央日報

 

朴大統領の顔色が変わった。歴史認識問題をいきなり講義されて相当に心証を害した。内戦南北戦争)と植民地支配では話にならない。朴大統領はこうしたすり替えが一番、嫌いだ」(韓国紙記者

 

朴大統領は切れ長の美しいまなざしで知られるが、その視線について韓国政界では「朴大統領レーザー光線」などとも呼ばれている。怒りや不満を、言葉にせず鋭いまなざしで投げかけるためだという。どうやら麻生氏は“レーザー光線”を受けたらしい。

 

一方、麻生氏よく知る政治部記者は「麻生氏は相手方に深刻に諭す政治家ではない。日韓価値観の違いを軽妙に話そうとしたのではないか」と解説している。当時、麻生氏は朴大統領との面談の内容について記者団に、「歴史にはそれなりに(立場によって)見方が異なるというようなお話をした」と述べていた。

お話をした」と述べていた。

 

麻生氏は例年、春秋例大祭に参拝しているため今年も予測されていた。麻生氏の参拝が判明した直後、青瓦台大統領府)の意向が強く作用して外相訪日中止が決まった。

 

官房長官は閣議のあとの記者会見で、中国韓国安倍総理大臣靖国神社参拝への批判を強めていることに関連し、日本平和国家としての歩みは変わることはないとしたうえで、参拝の趣旨を誠意を持って説明し、理解を得たいという考えを示しました。

 

この中で菅官房長官は、中国韓国安倍総理大臣靖国神社参拝への批判を強めていることに関連し、「日本戦後一貫して、自由民主主義法の支配擁護し、アジア平和繁栄に実際に貢献してきた。このことは国際社会も一致して認めている」と述べました。

そのうえで菅官房長官は、「日本平和国家としての歩みは今後も変わらない。靖国神社参拝の趣旨について、謙虚に、礼儀正しく、誠意を持って説明し、理解をいただくようにしていきたい」と述べました。

さらに菅官房長官は、韓国パク・クネ大統領が、日本側で、いわゆる村山談話河野官房長官談話否定する言動が出ているという認識を示したことに関連し、「安倍内閣歴史認識について、歴代内閣立場の全体を引き継いでおり、国会でもたびたび答弁している」と述べました。

また、麻生副総理財務大臣は「日本中国韓国経済力アジア地域の中では大きく、きちんとした関係が維持されてしかるべきだ。安倍総理大臣靖国神社参拝で関係おかしくなったわけではなく、この数年間おかしいわけで、経済はきちんとしながら、『対話は常にオープンです』と申し上げていくのが基本的姿勢だ」と述べました。

 

官房長官平和国家の歩みは変わらず」 NHKニュース 1月7日 14時45分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140107/k10014315831000.html

 
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