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2020-02-14

追記】俺がモテるってどうして早く教えてくれなかったんだ?

うん。ごめん。追記なんだ。追記しないってどっかに書いたのにな。

日曜日の朝に、自室のパソコンはてなブログランキングを見てたら衝撃を受けた。

俺が書いたやつが7位に入ってるのを見て、「あ!?」って声が出た。

20ちょっとしかコメントがついてないのに」と思って、ログインして日記のページに行って調べたら、全てのコメントを見るというメニューがあって、クリックすると凄まじい数のコメントが並んでいた…

本題に入る。なんで追記するかというと、ブクマコメントを読んでいて勉強になったので。そういう視点もあるのか!って意見ばかりで、自分という人間いか物事の裏側が見えてないかを思い知らされた。

すべての意見を読ませてもらった。善意だろうと悪意だろうと嬉しかったよ。

感謝気持ちを込めて、コメント欄に質問が多くあった以下の3点に絞って話す。

1.続きが知りたい(特にM,K,Nについて)

2.お前はスケープゴート藁人形)にされている

3.4回も処分って何をしたの?特に市長室が気になる

例の日記だけど、職場内の少なくとも2人以上にバレてる。

そいつら、俺に聞こえる位置でわざとあの日記のことを話し出した。俺の反応を伺ってたんだろう。若手の公務員はてな匿名ダイアリーを読むんだな。

あと、前の日記内の追記で本文の修正はしないって書いたけど、実はちょっとしている。読んだ人が誤解する部分について加筆した。上から塗りつぶすような修正はしていない。

例として、Mがモデルみたいって書いたけど、それだと高身長イメージさせるのでちょっと加筆している。

構成が分かり難いのとか、誤字とか脱字はそのままだ。ちょこちょちょこってなんだよ…

続きが知りたい(特にM,K,Nについて)

書いてもいいかなと思った箇所だけ話す。覚悟は決めている。

その前に数点ほどいいかな。

ブコメでは、「3人と話し合った方がいい」という意見もあれば、「もう関わるな」という意見もあった。後者の方が多かった気がする。

俺もその方がいいと思った。ガチで話し合って決着をつけるのは危険すぎる。

3人の仮名イニシャルだと誰が誰だかわからなくなるからガンダムで例えてってコメントがあったけど、さすがにそれはできんわ。ごめんな。あなた彼女らの立場だったら嫌だろ?俺に言う資格はないが。例えば、マコとかカエデみたいな仮名にしたらよかったのかな?

あ、係長シャア専用ズゴックな。そういう体型だけど、動きがめっちゃ速い。市内の陸上大会で優勝したこともある。

ラノベ文章みたい」「作家志望」みたいなコメントもあったけど、公務員文章ってまさにそんなだよ。無駄を省いて必要なところだけを伝える。

文章の基本は、『簡単に、具体的に、短かめに』

先週、Mの見舞いに行った。係長と一緒に。

俺と違って男らしい先輩だ。Mのお母さんに了解を取ってくれた。

大きい病院入院していた。普通の病室だった。個室とかじゃない。

Mはベッドの前に座って雑誌を読んでいて、俺を見ると軽く会釈した。

係長ケーキを買っていた。Mに渡すと、ちょっとはにかんで冷蔵庫仕舞った。

「体調はどう?」「病院は快適?」「みんな心配してるよ」

みたいな当たり障りのない会話の後、Mが「すいませんでした!」って緊張しがちに叫んだ。

沈黙があって、「いつもよりテンション低いな!もっと上げていこう」って俺が冗談を言ったところで(※普段のMは寡黙)、Mのお母さんと看護師が入ってきて、もう帰ろうって雰囲気になった。

今日ありがとうございます。早ければ3月から復帰したいです」って最後に言った。笑ってた。

Mが公務員になりたての頃だった。彼氏ディズニーランドに行った話をした時、俺が〇ッキーマウスの口真似をして、「ハハッ↑、ボク税金払わないよ♪」って冗談を言った時に爆笑してたのを思い出した。

Kは働き者になった。今までも十分だったけど。

居なくなったMの分まで積極的に窓口の方を見ている。お客さんが見えにくい位置にいるのに俺よりも多くの客を受けている。めっちゃ明るくて手際がいいから思ったよりも楽だ。さすが3年目は違う。

Nは事務所の奥側に席替えになった。若い男子がNのいた席に来ている。係長と何を話してるんだろうと思ってた。そういうことだったんだな。

事務スペースには机の島が二つある。前側の席は税対応の実務をやっていて、後ろの席は条例規則を作ったり、予算編成とか庶務をやってる。Nにはそっちの方が向いてると個人的に思う。

お前はスケープゴート藁人形)にされている

ただ3人の女子に好かれているだけのラノベ的展開みたいな、そういうことではないっていうのを確信できた。

前の日記を書いた一番の収穫はこれだと思う。コメントをくれた人に感謝してる。

憎しみとか、嫉妬とか、悔しさとか、責任回避とか、色んな感情が絡まり合ってこうなってるんだと感じる。

残念ながら、どういう事態が生じていたのか全然わかっていない。俺が得られる情報は少ないし、誰かに聞こうと思っても難しい。何年か経ったら意外な展開でわかることがあるのかもしれない。それに賭けてる。

4回も処分って何をしたの?特に市長室が気になる

過去自分と向き合う意味を込めて、書けるだけ書いてしまおうと思う。増田の皆さんのためというよりは自分のためだ。言葉にすることで、あの時できなかった反省をするために。反省すべきところは反省し、思い出にすべきところは思い出にするために。

処分

二十代後半の頃だ。民間営業から転職してきたばかりの俺は、市立体育館倉庫屋根を取り換える仕事をしていた(※事務職でも現業をやるタイプ自治体特に施設を持っている部署にありがち)。最後工程のあたりで、屋根材をボルトで縫い付けた後にアーク溶接で止める作業をしてたんだ。一通り終わらせて、よっしゃひと段落って感じで新しい材料を買いに行って戻ったら、消防車が3台くらい来てて、燃え盛る倉庫に放水していた……。

溶接が終わったら30分間は現場を離れちゃだめなんだよ。どこかに火花燃え移ってる可能性があるから。これが市長室に呼ばれた件。文書戒告。素直に謝ることができなかった俺を、当時の市長は懇々と諭してくれた。「そんな態度でおったらいけんよ。あなたが駄目になっていくよ」って。市長だけじゃなくて、助役もそうだった。あと、教育長も。教育部長も。(※全員退職済)。こんな職員になって本当にスイマセン……あの時はお世話になりました。

処分

同じく二十代後半の頃だ。面倒くさい国家資格(ほぼ座学で取れるけど、1ヶ月間は残業時間が120hを超える。説明は省くけど、出張研修扱いなのでその間の残業代は一切つかない。社会教育主事)を無理やり取らされそうになったので全力で拒否していたところ、上司勝手に申し込んだ。

当時の俺はあまりに幼かった。頭にきて、その上司担当してるイベントがあったんだけど、そいつの顔を潰すために当日にサボってやったんだ。それでイベントが大失敗して処分になった。文書戒告。翌年度、公営企業という名の地獄に飛ばされる。

処分

三十代の半ばまで、水道局で料金未納者の家を回ってお金を回収する仕事をしていた。債権回収。未納者には色々といて、お金があまりないので試しに料金を払わずにいる人もいれば、本当にお金に困っている人もいれば、普通お金を持ってるのに人と話す機会が欲しくて、わざと料金を未納にして給水停止にしてもらう人もいる。

この仕事に耐えられる職員は少ない。俺ばかりが債権回収の現場に出されていた。本来は、2人以上でないと現場に行っちゃいけないんだけど、相棒が年度途中でギブアップしたのでどうにもならなかった。ストレスはもちろん溜まる。「水道メーターや配管の修理をしてみたい」という希望はあったが通ることはなかった。

それで、ある時やってしまった。水道局って、貧乏な家庭でも「水止めるぞ!」ってポーズは取るけど、本当に払えない人が相手だと給水停止しないんだ。絶対にしない。それで市民が死んだら偉い人が責任を取らないといけないし、実際にお金を持ってない人からは取りようがないから。

でも、俺はやってしまった。貧しい大家族がいたんだけど、母親があまりに舐め腐った態度で、しかも支払う意思がないもんだから水を止めてやろうと思ったんだ。水道メーターの蓋を開けて、止水栓を取りはずしてキャップ止めをした。これで水は出ない。あの母親、どんな顔をするだろうな。これで未納料金を支払うかなって、当時の俺は思っていた。

翌々日。子供2人と母親病院に運ばれることになった。同じ日に、見かねた近所の水道屋がメーターの蓋を開けて無理やり水を出したみたいだ。民生委員社会福祉協議会から死ぬほど怒られ、暴走行為ということで処分を受けた。減給1ヶ月。当時の係長(※退職済)も減給1ヶ月。課長(※退職済)は減給3ヶ月。あの家族の表情は今でも覚えている。本当にすいませんでした。

処分

昨年度(※年度単位なので2018年)のこと。Mが1年目の時。俺も税務課1年目。お前らの会社にも互助会ってあるだろ。同じ部署で、毎月数千円集めて飲み会とか慶弔とかするやつ。俺、互助会に入ってないんだ。昔から入らない派。それで仕事が回るのかって言われたら、けっこう回る。倫理観職業意識が高い公務員だと、考え方が合わない仲間と一緒でも市民のために全力で仕事をこなす。だから俺でも問題なくやってこられた。でも、税務課は勝手が違った。公務員の鑑みたいな人が多くて、互助会に入っていないと市民のための仕事で教えを請うてもスルーされることがあった。

その年の秋頃だったと思う。Mが俺の真似をして互助会をやめた。協調性のないところは俺に似ている。そのあたりからMと仕事以外の雑談をするようになった。ところが、俺の左隣に座っていた年配の女性職員(サヨコ。仮名。本当なら今年の3月で定年だった)が怒ってしまって、Mは仕事を教えてもらえなくなった。向かい側の席にいたKとNにも根回ししてたのかな?Mはピンチになった。俺は経験年数があるからなんとかなるが、Mには無理がある。

年末だったと思う。地元企業の人が窓口に来て、証明書類が欲しいという依頼をMにした。その証明今日中に手に入らないと、ある事業行政関係手続きが間に合わないとのこと。でも、正攻法システム上の発行ができないパターンで、それでも発行したければ技術がいる。一応違法行為ではあるけど、「市民のためなら」という建前があれば上司積極的に黙認する。そういう、たまにあるパターンひとつだった。

予想はつくだろう。サヨコは、Mの相談に対して「知らんよ。自分で調べたら?」って言ったんだ。俺はキレた。「お前、おかしいと思わんのんか?おい、〇〇!(※サヨコの苗字)」って声を上げた。Nのところに詰め寄って、無理やりMのところに連れて行こうとした。嫌がったので無理やりに連れて行った。

それで場は収まったけど、定時を過ぎてからのサヨコがうるさいんだよ。ネチネチネチネチとMとNの悪口を聞こえるように言いやがって。俺が遠まわしに「さっさと辞めろよ」って言ったら、怒った感じで椅子から立ち上がった。大声で喚き始めた。そしたら、次の瞬間に「ええ加減にせえ!!」って係長がサヨコを一喝した。

サヨコが「なんでわたしが怒られないといけんの!?」みたいなことを叫んだ。すると、その直後に痙攣が始まった。過呼吸かな?と思った。息遣いおかしくなって、その場にうずくまる。呻き声が聞こえた。真正面にいたので苦しんでいる様子が嫌でも伝わってくる。Nは傍に寄って介抱していた。係長は給湯室まで走ってビニール袋を取ってきた。不幸中の不幸だが、目撃した市民が少なくとも5人はいた。1,2分が経つとサヨコの容態は落ち着いた。Kも介抱に加わって、2人してサヨコを休憩室に連れて行った。Mは座ったまま、ずっとサヨコを見ていた。

翌年の1月末をもってサヨコは市役所を辞めた。早期退職制度。1年と少し早い。俺は原因ありとみなされ、処分を受けた。厳重注意係長さらに重い処分だった。謝っても謝り切れない。俺がもっと大人だったら、サヨコもちゃんと定年まで働けたに違いない…

わかってるよ。互助会に入らないのがどういうことかって。俺が互助会に入って飲み会かに行く職員だったとする。そうすると、会員になろうとしない職員のことをこう思うだろう。

『入らない理由にどれだけの説得力があっても、あいつは俺達の仲間になろうという気がないんだ』

それでも俺は入りたくなかった。俺だけじゃなく、すべての職員互助会に入らない自由あったらいいな、と今も思ってる。

日記の中で何度も謝罪をしてきたけど、俺が一番謝らないといけないのは仲間に対してなんじゃないか?と感じている。

書き過ぎたかもしれない。

在職中の人間には最大限配慮したつもりだ。重ねて言うけど、覚悟はできている。

増田の皆さんには大変お世話になったので、そこはきっちりと恩返しをさせてもらう。

誰かが通報して日記が消える可能性がある。そうなったら申し訳ない。

自分意思では消さない。約束する。

ピエロを演じていた結果、人間関係に何の望みも持てなくなった。

俺は幼い頃から自己主張が下手くそで、他人に歯向かうことができない内向的性格だった。

まあ、そういう性格だったからか、案の定イジメの標的にされて、同級生からよく馬鹿にされていた。

俺が何も言い返さんからコイツにだったら何を言っても大丈夫と思われていたんだろうな。

小学生の高学年の頃だったか、なぜか知らんけど、同級生からイタズラをされた拍子に面白いリアクションを取ってみようと思い立った。

どうしてだろうなー。イジメの標的にされているという構図を変えたかったのかもしれない。

消しカスを後頭部に投げつけられた拍子に、机にうずくまり

その間に消しカス(というかほとんど消しゴムだなw)を鼻にいっぱい詰め込んで後ろを振り返ってみたら、まーそれが大層ウケた。

それから面白い奴」と認識されるようになって、クラスの人気者グループの輪の中にも入れてもらえるようになった。

そのときの俺は、面白いことをやると、クラスDQNたちが腹を抱えて笑ってくれたり、時には俺の言うことにも素直に従ってくれるようになったのが嬉しくてたまらなかった。

関西地方だったから、「面白い奴が偉い」という風潮もどこかにあって、俺は「面白い奴」をどんどん演じるようになっていった。

だけど、中学高校に行ってから、メッキはすぐに剥がれた。

俺は私立中高一貫学校に進学したんだけど、そこでも面白い奴を演じていると「調子に乗ってる奴」「変な奴」と認識されるようになって、ここでもイジメられるようになった。

別に面白い奴でも何でもなくて、中身はただの陰キャからね。そういうところも透けて見えたんだろうな。

しかも、そこで受けていたのは正真正銘イジメ

リアクション面白いからちょっと弄ってやろう」とかじゃない。「こいつムカつくからイジメてやろう」だった。

年頃の中坊がやることだからイジメ結構激しくて、あいつら、通学カバン制服ビリビリに破いたり、首を思い切り締めて落としてきたりしやがる。

財布から金を抜き取られることなんて日常茶飯事だったし、心臓を抉るような暴言罵倒なんて毎日のように浴びた。

それでも、何か面白いリアクションを取らなきゃと思っていたんだからもう病気だよね。演技性パーソナリティ障害かいうやつかな。

この頃、唯一仲良くしていた友人も決して対等関係なんかじゃなくて、俺がピエロを演じていたからこそ維持できていたような関係性の奴だった。

そんなことをずーっと続けているうちに、俺の精神状態はズタボロになっていたらしく、大学1回生の頃にうつ病と診断された。

それも結構重度のうつ病だったらしい。

そのとき、俺を担当してくださっていたお医者さんがかなり勘の鋭い人で、「ピエロを演じるのはやめなさい」と初めて言ってくれた。

情けない話だけど、そのときやっと俺は自分が無理をしていたということに気が付くことができた。

それから10年間、俺はうつ病治療をしながら、ありのまま自分を認めようと努力を続けた。

ピエロを演じなくても済むように。自分に嘘をつかなくても済むように。自分を傷つけなくても済むように。

その甲斐もあってか、今となってはピエロを演じることはなくなったし、うつ病もほぼ克服した。

ちゃんと働けているし、結婚して嫁さんもいる。

から振り返ると、他人のご機嫌を取るために自分犠牲にするなんて、本当に馬鹿なことをやっていたなと思う。

やっと人間らしさを取り戻すことができたというべきか。

ただ、その一方で、人間関係に途方もない虚しさを感じるようになった。

あの頃の友人の中には、30を過ぎても未だに子どものような精神年齢の奴もいて、

久しぶりに会ったときに、そいつから度を超えた悪ふざけをされたので、

自分でも驚くほど感情的な態度で対応したことが、ここ最近2回ほどあった。

別にそいつとの友人関係を断ちたいと思ったわけじゃない。

人間でも最低限の礼儀必要だという当たり前のことを態度で示しただけだ。

だけど、そいつから突き付けられた答えは「友人関係を切る」だった。

そいつからしたら、俺が反抗的な態度をとったことが心底気に入らなかったんだろう。

そんなこと知ったこっちゃないし、それで友人関係が終わるんだったら仕方ない。

俺もそいつとの関係性を修復したいとも思わんし、何の後腐れもない。

ただ、その一方で、「人間なんて、多かれ少なかれ、こいつとそれほど大差ない」という虚しさを覚えるようになった。

思えば、俺に近づいてきた奴は、「こいつだったらイジメられる」と思ってたような奴ばっかりで、

俺がピエロを演じていたから付き合っていただけで、素の自分を出した途端に離れていくようなクソ野郎だろ?という目でしか見れない。

そうじゃない人がいるのも分かっているけれど、ピエロを演じなくなった今、人間関係に何の望みも持てなくなった。

2020-01-16

愛をくれなかった父への恨みと、自責の念

無償の愛を求めないでくれ、と叫ぶ親の増田があったので、それを読んで触発された。

父が嫌いだ。

幼少の頃からまともな会話や相談事ができたことがない。何を話しても自分にはわからない彼なりのユーモアから導かれた軽口を返される。一つも面白くないし、こちらは真剣な話をするつもりでも茶化されるので気分が悪い。

昔ながらの父親、換言すれば情緒サポートをしようとしない人間。母に対しては亭主関白。礼は言わず家事育児は全て母任せ。

自分私立大学文系学部の3年生。高校公立全日制だったとはいえ、塾やら予備校やら今の学費やら、自分教育に多くの金がかかったことは知っている。家族暮らしに加えてそんな高い金を高卒の父の稼ぎだけでどうにかしてきたのだから、父は頑張ったと思う。

しかし、自分は父が嫌いなのだ

向こうの気持ちもわからなくはないのだ。母に「子供が欲しい」とせがまれたから仕方なく作った子供を愛すのが難しいのだろうとか、彼自身も父からは愛されずに育ったから接し方がわからないのだろうとか、曲がりなりにも半分は彼でできているので、想像するのは簡単なのだ

しかし、彼を憎む気持ちが日に日に増していてどうしようもない。

から家族仲の良い同級生が妬ましくて仕方なかった。毎年家族旅行に行っている家庭とか、土日の少年野球練習に父が顔を出す家庭とか、父が購読しているから毎週ジャンプが読める家庭とか。

片やうちの父は、毎日残業で帰ってくるのは22時過ぎ、家を出るのも早いかそもそも顔を合わせることもない。週に一度しかない休み日曜日遠くへ遊びに連れて行ってほしいなど言えない。たまに父から誘われて車に乗ったかと思えば連れて行かれたのは中年と爺さんしかいないスーパー銭湯か、興味のない海釣りしか自分とは面識のない父の会社おっさんがいる)。

とにかく喋らない上、叱るときは無言で殴ったり蹴ったりしてきた。小学校低学年の時ショッピングセンター迷子になって、不安ながらスタッフに呼び出しをお願いしたことがある。30分待ってやっと現れた父は、息子の延髄に回し蹴りを入れた。

とにかく喋らず、自分を愛していると確信が持てない、というか嫌っていないという確信を持つこともできない。機嫌を損ねれば言葉もなく殴られ蹴られる。この記憶のせいで、大人男性はみんな怖い。幾つになっても苦手意識が抜けない。

父に対する不満を母にぶつけたことがある。母は「父の代わりにならなくてごめんね」と謝った。やるせない気持ちでいっぱいで、その場で死にたかった。

21歳まで育ててもらったことに感謝こそすれ、恨むなど筋違いだと人には言われるだろう。いつまでも無い物ねだりをしていないで、いい加減大人になれと。

けれど、刻まれた恐怖だとか、与えてくれなかった物や気持ちは、如実に自分の発達を阻害している。

大人の男が怖いから話すことができない。柔和な人ならまだしも、父と似た、鋭い目で見据えられると、抑揚のない低い声で語りかけられると、内容をすっ飛ばして体が拒否する。

父は自分否定はしたが肯定はしなかったから、自分はこれであってるんだろうか、叱られはしないだろうかと、ありもしない視線に怯えて何もすることができない。もう、1年と少ししたら社会人なのに。

不幸を背負われて、呪いをかけて育てるくらいなら、最初から自分ことなど出生させないで欲しかった。

憎い父を今さら殺しても何にもならない。だからさないけれど。けれどこの捌け口のない感情はどこへやればいいんだ。

呪いに負けない、強い自分を作りたかった。呪いにかまけて、こんなかわいそうな自分なんだから、少しくらい出来なくても仕方ないじゃないかと、そんな開き直り方をする人間にはなりたくなかった。

もっと金があって、教養があって、心に余裕のある親の元に生まれたかったという気持ちと、生まれ環境ばかり憎んでうずくまっている自分が嫌いだという気持ちにはさまれ、どうしたらいいかからなくなる。

こういう気持ちは人に話しにくいから、ここに供養させてほしい。

2020-01-13

ペットうさぎが死んだ。

2020年1月12日飼ってたうさぎが亡くなった。

怒ったときや嬉しいときに「プップップッ」と鳴くぷっぷちゃん

最近寒くなってから体が冷えるのか、お腹調子が断続的に崩れがちになっていた。

うずくまって丸くなったり歯ぎしりしたりで、先日には救急医療センターのお世話になったり。

この時のお腹のガスが抜けきらなかったみたい。

しばらくチモシーだけの食事をあげてくださいと言われた。ペレットはガスが溜まってしまうらしい。

体力も削られていたようで、痩せて骨が浮き出ているぷっぷちゃんはかわいそうに思えてきていた。

そしてとうとう運命の日。

前日には一緒のベッドで寝てあげた。

夜中少し苦しそうだったけど、丸いうんちやお水も少し飲んでくれて少し安心していた。

しかし今思い返せば様態は思ったほど楽観視できない状態だった。

リュックカイロをたくさん貼って出発したけど、病院に連れて行く途中でクタッと倒れてしまった。

ぺちぺちしても次第に動きがなくなり、脚をばたばたさせたり最終的に頭を支えられなくなったのか完全にぐったりとなってしまった。

寒い中長い間連れ出しちゃってごめんね。最近うんちょも出て水も少し飲んでいたから、ここまで体力が急激に奪われるなんて思ってなかったんだ。

もしあと5分早く帰ってバスに乗って最寄り駅まで連れて行けていたら。

もし最初からタクシーで移動させていたら。

もし途中クタッとなったところで上手くタクシーを拾えていたら。

そんな可能性の話をしてもしょうがないけれど、最後は手の中で看取れてよかったと思う。

下手に動物病院にあずけていたら、様態が急変して看取れなかったかもしれない。

その点で、死に目に一緒に居られてぷっぷちゃんも嬉しかたかな。

最後まで頼りないママでごめんね。

駅では喚き散らして通行人に変な目で見られたり、病院では大声で泣いちゃったりしたけど、ママも頑張ったんだよ。

病院では心臓マッサージもしてもらったけど、5分以上蘇生することなく逝っちゃったね。

正直ペットショップではとても元気で跳ね回っていてどの子よりもパワフルだったから、あっけない最後には茫然とすることもあったよ。

も〜、最後まで温かくて生き返ると思ったじゃん!

でも最後まで頑張ってくれたぷっぷちゃんには感謝しかない。

ほんとにギリギリまで生きてくれてありがとう。一緒に居られて幸せだったよ。

ぷっぷちゃんも同じこと思ってくれてるといいな。

深夜2時59分にはぷっぷちゃんが夢に出てきた。丑三つ時の滑り込みセーフかよ。

今も布団にはぷっぷちゃんおしっこ匂いがついてます

最後に看取るときも抱きしめてたから、うっすらまだ手のひらにぷっぷちゃん匂いも残ってるよ。

おひさまとか、ひまわりとか、赤ちゃんみたいな匂いがした。

日向ぼっこが好きだったぷっぷちゃん

レースみたいにお部屋を駆け回るぷっぷちゃん

たまにコードをかんでダメにしたとき、お尻を叩いてごめんね。痛かったよね。

うさぎじゃないみたいで、むしろねずみみたいな色と顔でとても可愛かった。

大人になるまで育ててあげられなくてごめんなさい。ぷっぷちゃん大人になるところは少しだけ見たかったです。

でも毎日大好きと声をかけてきたから、後悔はしてないよ。

これから暖かいところでゆっくり休んでね。

いっぱい寝たら、お化けになって戻ってきてくれると嬉しいな。

次もし新しい子を迎え入れるとしても、ぷっぷちゃんお化けとして見守ってくれたら安心から

もう死んじゃったから、生きてる子に縄張り譲って仲良くしてくれるよね笑

これからよろしくね。

ぷっぷちゃん以上の子が見つかるとは思ってないけど、ピンとくる子がいたら迎え入れるね。

ずっと大好きだよ。

2019-12-23

今まで自分or周囲の人から直接聞いた性被害話。

【1】元カノから聞いた

被害者:高校2年・女

加害者:50~・男 

場所ブックオフ

内容:立ち読みしていたら脚に違和感。振り返ると被害者の足元にうずくまり足をなでている初老男有り。目が合った瞬間加害者は素早く店を出る。被害者は恐怖で動けず立ち尽くす。落ち着いたところで店員相談しようにも加害者はすでに脱出済みだった。泣き寝入り

【2】高校クラスメイト

被害者:高校3年・男

加害者:30代・男

場所電車顔してた

内容:尻・股間を撫でまわされる。恐怖で固まっていると耳元で「かわいいね」と言われ、加害者が降車するまで続く。泣き寝入り。授業で冤罪かなんかの話になったときにふざけてエピソードトークとして笑い取ってたけど、二人きりになったときに「キッツかったなあドンマイ」っていたわったら何とも言えない顔してた。

【3】妻から聞いた

被害者:23歳・女

加害者不明・男

内容:夜0時くらいに国道沿い歩いてたら後ろからスカートめくられてお尻をつかまれたらしい。とっさに振り返るとダッシュ去っていく男性。泣き寝入り

しばらく動揺して動けなかったそうだが俺に一報くれたので迎えに行って家まで送った。

【4】友人から聞いた

被害者:12歳・女

加害者:30代・父親

内容:当時なにをされているのかもよくわかっていなかったそう。複数回あったらしい。しかしなんとなく母親には言えなかったらしい。ほどなく両親離婚。今も一部の友人と旦那さんにしか言ってないらしい。

2019-12-12

始まった訳でもないのに、失恋することばかりだ

 A子ちゃんデートに行った。と言っても、話題展覧会を見に行っただけだ。

 A子ちゃん小動物女子で、とても可愛い。居るだけで場が華やかになる。大学時代の同期として知り合った。

 その日は色々話した。増田が、A子ちゃんかわいいじゃん、というと、A子ちゃんは照れて笑った。ひょっとしていけるんじゃないか、と俺はワクワクしながら帰った。

 帰った後、お茶に誘った。今度予定決まったら教えるね、と言って2か月が過ぎた。

 そして一昨日。俺はまた別の大学時代の同期と、会社終わりに待ち合わせてサシ飲みの日だった。この友人はA子ちゃんとそこそこ仲がいい。

 飲み屋への途中の道、友人が振り向いて言った。

「そーいや、A子ちゃんとお前、展覧会行ったんだよな。あい彼氏居るはずだけど、元気してるかな」

 彼氏、というワードに酷く動揺したのを覚えている。急に後頭部からハンマーで殴られたような感覚がした。

 多分狼狽えていたのはバレていたと思うが、必死に平静を装おうとした。

 そりゃ、あれだけ可愛ければ彼氏居るよな、いや、彼氏が出来たから可愛くなったのか?大学時代はそこまでパッとしない子だったのに。どうして?なんで?

 友達と話していても上の空だった。居酒屋に入り、「彼氏」というワードが出るたびに胸が締め付けられて、眩暈がした。

ちょっとA子ちゃんの声久しぶりに聞きたくなったわw」

 と友人が携帯を取り出し、電話をかけ始めた。やめてくれ。

「あれ、なんか雰囲気違くない?」

 友人が笑う。

「あー、同棲してる彼氏の家に行ってるのねw」

 やめてくれ。

ちょっと増田に代わるわw」

 何話したか覚えていない。適当に話したんだと思う。動揺を悟られないように、必死になっていたから話の内容は考えていなかった。

 それこそが動揺だってことに、後になって気付いた。誰の目から見ても明らかに動揺してたと思う。声震えていたし、落ち込んでたし。

 帰りの駅、ポケットの中に入っていたマロン味のチュッパチャップスを舐めた。薬みたいな味がして、いつもは我慢していたけど

その日は耐え切れずにゴミ箱に入れた。

 電車の中、バッハカノンを何度も流した。音量ボタンを押してもこれ以上上がらない事に苛立ち何度も押した。

 酔っぱらった赤い服を着たおばさんが俺に寄り掛かった。窓の外の夜景がちらつく。

 酔って気持ち悪くなったわけじゃない。頭が痛いわけでもない。でもまるで二日酔いの朝のような、ひどく不快気持ちが折り重なって、俺はベンチでうずくまった。

 周りの人から見れば、飲み過ぎて気持ち悪くなったバカな男が居る日常光景しか見えないだろう。飲み過ぎた以外は正解だ。

 

 勝手デートだと思ってた自分馬鹿みたいだった。彼氏が居る事を一言も匂わせなかったA子に腹が立った。友達がそれを知っていたことにも腹が立った。

 俺は信用に値する相手じゃなかったんだろうか。ただ知られたくなかったんだろうか。友達は恐らく、俺がこれ以上勘違いしないように教えてくれたんだろうか。

 始まった訳でもないのに、失恋することばかりだ。俺は何度こういう事を繰り返せばいい。

2019-12-04

セクハラ退職するので辞世の句を詠みます

.

同僚にセクハラを繰り返され、交際相手調査され、流出させられ、逆上されて罵詈雑言を吐かれまくりました。

私のいない飲み会が繰り返し開かれ、何度も何度も同じ悪口を言っていたと聞きました。

(言わなくてもいいのですが)

1年間耐えてきたけど、1年耐えて消えないお気持ちはもうどうしようもないと思うので退職いたします。

仕事だるいけれど職場の人はいい人たちですし、給料はそこそこいいですから、まだ辞める気はありませんでした。

エンジニアはしょせん男社会ですから女性の同僚も少ないですし、男性たちが彼の味方をするなら居場所がありません。

ひとまず部長に話してみますが、きっと言われる「そんなことで?」に今から胃が痛みます

あなたが軽い気持ちでした行動すべて、私にとってはいつまでも付きまとう恐怖でしかなかったですし、LINEで何度も暴言を吐かれたときは駅でうずくまって泣いてしまいましたし、会社にも行けませんでした。

温和な男性に対しても恐怖心を覚えるようになりましたし、住所も調べられたのでいつ、何をされるか気が気じゃなかったです(今もですが)。

会社エレベーターで一緒になりそうなときは急いでトイレに駆け込んで逃げましたし、同じ電車に乗りこむのが見えたときは次の電車を待って会社遅刻しました。

1年経つけど、いつまでも憎いしどこまでもしんでほしいです。

でも私は弱いから、会社を辞めることしかできないです。

人事部に言って、解決の場を設けようか?と言われたこともあったけれど、私の気持ちを伝えたところで彼が言うのは「え、マジ?そんなことで?」でしょう。

そしてお気持ちの入っていない謝罪をし、人事部笑顔で「よかったね!」というのでしょう。

私のお気持ちあなた方には分かっていただけないし、分かっていただいたところで無意味です。

これまでのお気持ちと、これからお気持ちすべてに責任を負えないのなら何もしないでいただきたいのです。

明確な悪意に立ち向かえるほど、自分好奇心のために他人プライバシーを荒らせるほど、私は強くありません。

私は幸せですが、ただ一つ、あなたという存在がこの世にあることが唯一不幸せでした。

私に嫌がらせを続けてきた人へ、いつか絶対に不幸になってください。

その日を心待ちにしています

2019-12-03

anond:20191203174555

女は生まれつき

・男用の性欲処理機

インテリアとしての価値

子供を産む機能

という価値があるからな。対して男は

労働戦争に使う

という価値しかない。故に男は戦争に行くか、道端で雑巾みたいにうずくまるしか無いんだよな。

ホームレスほとんどは男という現実無視して、何が女性差別だ、弱者はどっちなのかと思う。

確率で選ぶなら女に生まれた方が随分生きやすい。

2019-11-27

子宮って鍛えられる?

奥まで突くと子宮が痛いという彼女

今までの子はそんなことなかったのに。

腹抱えてうずくまることもある。

でも、ついてるうちに子宮が厚くなって大丈夫になるだろうと思ってるから昨日も奥までいれてきた

2019-11-14

生理なう

痛い。

痛いという字面からチクチク感や鋭さを感じていつも違和感を覚えるんだけど、そうじゃなくてなんかジワジワジクジクした痛み。鈍痛? 鈍痛。動く気力が湧かなくて退勤してからも自席でぐずぐずしてた。帰ってきて今トイレ行きたいけど、緊急じゃないし痛み止め効くまで待ってる。痛み止めは効くんだけど、効くまでの30分が長い。花粉症が薬効いてない毎時毎分毎秒がずっと煩わしいのと同じように常時ジクジク痛い。

ところで普段他人に向けられる気遣いとか優しさとかそういう精神力みたいなものがあるんだけど、対人コミュニケーションを行う際に消費する。自己回復は半分までしかできなくて、残り半分は他人から優しくされないと回復しない。○○さんに優しくして、と言うお前も私に優しくしてくれよ。頼んだ仕事が無言未着手常習犯なの激怒して叩き直して欲しいところを「せめて言ってね」って言う私の『優しさ』分かってくれよ。戻らねーなら費やし損じゃねーか。こんな対応続けさせられたら私その内こいつに優しくなんかできなくなるからな。SP消費許可おりません。

さておき、その消費型精神力の、7割くらいを使って「痛いけど表に出さない」ようにしている。普段通り振る舞おうとしてる。でも痛みを我慢してる間ってどうしても痛みで気が散るから会話の理解力が下がるし、笑顔でい続けられなくて気を抜くと真顔になる。「怒ってる?」って言われたこともある。お腹痛いだけなんだ、感じ悪くなっててごめん。

痛みは初日を含めた2日間が割と強い。1回2錠の痛み止めを4時間空けて各食後。6食計12錠。40錠入りで3ヶ月ギリギリかなぁ。他人への優しい心を金で買う。金はすごいな、なんでも買える。

痛みは月によっても変わるんだけど、すごい痛い時は鈍痛じゃなくてちゃんと鋭痛で痛い。ズキズキのバキンバキン。歩けない、動けない、話せないの3段階。喉元過ぎると思い出せないか曖昧なんだけど、話せない時は脳のリソース言語リソースすら分捕ってて、頷くか首を振るかしかできないくらい痛い。声にならない痛みというのはマンガでよく見かけるけど、痛みで会話リソースが足りなくて話せないなんてのは己で体験して初めて知った。そんなだけど薬は効くので30分耐えればなんとかなる。薬すごい。怖い。脂汗出て体冷たくて手ぇ震えてるのに痛くない。すごい。怖い。

そういえば電車内で動けなくなるレベルの痛みに遭遇して、ドア前でうずくまってしまたことがある。立ってる時から今日は痛いなーって思ってたんだけど、段々痛みが大きくなってきてついに立っていられなくなった。ドア前なんて迷惑すぎるし席を譲ってくれようとした人が居たんだけど、動けないし立てないしで申し訳なくも必死で遠慮した。次の駅でホームに転がりおりたんだったかな…記憶がない。その際はご親切にありが申し訳ございませんでした。

斯様に痛みには個人差どころか個人ですら差があるわけだけど、知り合いの話もすごかった。家族が釣ってきた魚をみんなで食べたんだけど、寄生虫がいて家族の二人が救急車病院行きとなったそう。弟はのたうち回っていてすごい大変だったという話だったんだけど、数年後その話をしている時に姉がしれっと「私もあの時お腹痛かったんだ」って言った。みんなビックリしてなんで黙ってたの!?って詰め寄ったんだけど「だって生理より痛くなかったし…」と言った彼女を私は永遠に忘れないと思う。少なくとも彼女生理寄生虫より痛いらしい。生理痛は女性しかからない痛みかもだけど、寄生虫当たったことある人は痛みの比較対象にはなるんじゃないだろうか。個人差あるけど。分かったところで何がどうとかもないけど。……いやなくはないか、優しくしてください。常時痛いことは分かって欲しい。

とか言ってる内にお茶は冷めてしまったけどまだ動くのが億劫なのでグズグズしてる。早くトイレ行かないと。IVO脱毛(VIOだったサーセン陰毛脱毛だよ)始めたかトイレライフはかなり快適です。

2019-11-11

嫉妬棒がうずく

衣食住全部俺がまかなって

おこづかいまでやってるところで

なに男と電話してムダ毛剃って泊まりで遊びにいってんだよ。

いい身分だな。

近いうち俺の嫉妬棒の餌食にしてやるぞ。

2019-10-20

anond:20191020141646

「あ、鳴つた。」

 と言つて、父はペンを置いて立ち上る。警報くらゐでは立ち上らぬのだが、高射砲が鳴り出すと、仕事をやめて、五歳の女の子に防空頭巾かぶせ、これを抱きかかへて防空壕にはひる。既に、母は二歳の男の子を背負つて壕の奥にうずくまつてゐる。

「近いやうだね。」

「ええ。どうも、この壕は窮屈で。」

「さうかね。」と父は不満さうに、「しかし、これくらゐで、ちやうどいいのだよ。あまり深いと生埋めの危険がある。」

「でも、もすこし広くしてもいいでせう。」

「うむ、まあ、さうだが、いまは土が凍つて固くなつてゐから掘るのが困難だ。そのうちに、」などあいまいな事を言つて、母をだまらせ、ラジオの防空情報に耳を澄ます

 母の苦情が一段落すると、こんどは、五歳の女の子が、もう壕から出ませう、と主張しはじめる。これをなだめる唯一の手段絵本だ。桃太郎、カチカチ山、舌切雀、瘤取り、浦島さんなど、父は子供に読んで聞かせる。

 この父は服装もまづしく、容貌も愚なるに似てゐるが、しかし、元来ただものでないのである物語創作するといふまことに奇異なる術を体得してゐる男なのだ

本当だ。

なぜ増田はこういう教養だけは充実してるのか。

2019-10-09

表現不自由店は意図が分かりにくくて良くない

旭日旗の真ん中に兵隊が立ってて赤線の延長線上に鉄砲で撃たれて死んでる人々がうずくまってるネットの一枚絵のほうがよほど迫力があった

展示は手間をかけているのはわかるけどわかりにくいし面倒くさい

2019-10-06

ジョーカー

映画が終わって、立ち上がって拍手をしたのは初めてだ

隣にいたカップル怪訝そうな顔でこちらを見ていたが、構うもの

劇場をあとにしてショッピングモールにあふれる家族連れ、恋人たちの間を、

俺は満足気に笑みを浮かべながら闊歩する

お前達にはわからないだろう

これは俺の映画だ、俺だけの映画

エスカレーターに乗って、思わず見よう見まねで「死の舞踏」を踊った

ジョーカーは俺だ

足を踏み外して、下に転げ落ちた

床にうずくまり、痛みに身悶えしながらも、体の内側から湧き上がる笑いを堪えきれない

Smile,though your heart is aching

Smile,even though it's breaking

人生肯定する高らかな哄笑

そうだ、ジョークひとつ思いついたんだけど、聞いてくれるか?

2019-10-04

存在しない初音ミクの肉体が突然私の脳みそを殴ってきた話

すこし前からネターやパーフィットネーゲルを読んでて、「なんで私は私なのだ?なんで私以外は私じゃないのだ?」と真剣に悩んでたぼく。

今日大学帰りの道すがら宙を凝視しながら、宙の無が私でありえた世界線の私'(あるいはproto「私」)が「この」感覚を「私の」領有から引き剥がしはしないかとヒヤヒヤしていたのだ。

そんなおり、ふと思い出したのが他ならぬツインテール今村初音ミク関連ツイート

彼のツイートジョーク以上に知的に興味深い内容を感じるものがちょくちょくあって、そのなかで現象学的に興味深いのが↓

https://mobile.twitter.com/kyk_twintail/status/1001081317671358465

存在しない肉体の幻肢痛」…!!そうだ、それこそが「私の」痛みなのだ

「私の」という語りは、あるいは意識というもの特権化された「この」肉体に強く依拠しているのだ、これ以外の体は傷つけられても「私の」痛みにつながらないんだ、だから「この」は他でもない「私の」と呼ばれたがってるんだ!!

…なーんて、素朴な思い込みをしていた、そんな時期が私にもありました。そう、もはや傷つけられる他者の体なんて余計な存在を措定しなくても「私」の難問を得く糸口はあるのだなあ!

そんなことを思うと、見つめられるこの宙もガラリと見え方が変わって、ここに何もないってことはつまり存在しない初音ミクの痛みがまさに今ここにあるのでは?そう初音ミクは我々がそれを「初音ミク」という名前で知るようになるずっと前から既に存在していたんだ、それこそ中森明夫喝破したように…!

すると突然、謎の頭痛とともに私の視界がグラッと揺らぎ、激しい目眩で立ってもおられずその場にうずくまってしまった。そんなことは今まで経験したことがなく、しばらく動けないくらいだった。

で、これは何も証拠はないんだけど直感的に観想できました。これは存在しない初音ミクの肉体が「この」脳を揺さぶってきたんだ、と。存在しない「私」なるものを、殴られた痛みによってそこにあると分からしめたのが、存在しない初音ミクによるものだったとは、何とも皮肉ものじゃないですか。

みなさんもそんな、実存の動揺に怖い思いをしたことがあるのかどうかはわかりませんが、私はかなり怖かったのでここにシェアさせていただきます

2019-10-03

人間差異をなくした完全に幸福世界

その異変を初めて体感したのは、日常のほんの些細な出来事からだった。僕はその日、幼馴染で親友の桐王寺勝也と一緒にいつもの通り学校から帰宅していた。通っている高校から僕たちの住む団地までの道のりには、三つほど信号横断歩道があった。僕たちはちょうど真ん中の横断歩道で、大きな荷物を抱えた一人のおばあさんを見つけた。まるでマンガアニメに出てくるような紫の大きな風呂敷を胸の前で結びこみ、マンガアニメのように身体をふらふらとさせながら信号を待っているマンガアニメのようなおばあさん。僕たちは顔を見合わせると、背後からそのおばあさんに話しかけた。

「おばあさん、荷物、重かったら僕たちが運んであげようか?」

勝也がそう言うと、おばあさんはピタッと動きを止めて、静かに僕たちの方を振り向いた。その顔には信じられないと言ったような表情。そして、口をわなわなとふるわせながら、しゃべる。

「今、なんて言った?」

その言葉には、人間の心に鈍感な男子高校生でもわかるくらいに怒気を孕んでいた。まさか言葉と表情に僕たちは面食らってしまった。僕たちは再び顔を見合わせた後、勝也がもう一度口を開いた。

「だから荷物重かったら運んであげようかって……」

「その前だよ!」

いきなりの大声に思わずビクンッと身体を張り詰めさせる僕たち。

「そ、その前って……?」

僕たちは後ずさりをしながらも、そのおばさんに尋ねる。

「アタシのこと、なんて言った!?

さらに大きな声で言うおばあさん。その衝撃波が僕たちの身体に当たる。

「お……おばあさん……って言いました……」

「そうだろうがぁ!」

おばあさんはそう叫ぶと、背負っていた重そうな荷物を振り回し、僕たちの顔めがけて投げてきた。

「うわっ!」

僕はとっさにかわすことが出来たが、勝也はもろにそれを喰らっていしまう。

「ぐへぇ

という声とともに、頭から倒れる勝也。そして、倒れた勝也の胸元に、すぐさま馬乗りになるおばさん。

「ちょ、おばあさん、何してんの!?

僕は慌てて止めに入るが、おばあさんの鋭いパンチが勝也の頬にはいる方が早かった。

「アタシの、ことを、おばあさんとか、いうんじゃ、ないよ」

「何してんだって!」

僕はおばあさんを羽交い絞めにした。なおもバタバタと暴れるおばあさん。足を限界まで伸ばして勝也を蹴っている。

「ッ本当の、ことを、いうんじゃ、ないよ!」

おばあさんはそう言うと、するりと僕の腕から抜け出し、大きな荷物を抱えてものすごいスピードでどこかに行ってしまった。

「なんだったんだ……?」

僕はその後姿を呆然と眺めるしかできなかった。そして、呻き声が耳に入り、我に返る。

「だ、大丈夫か?勝也!」

僕は勝也を支えながら、家に帰った。



翌日。勝也は顔を晴らしながらもいつもの集合場所に来ていた。

「勝也、大丈夫か?」

僕は開口一番勝也に具合を尋ねる。

「なんとか」

「……そっか」

僕たちはそのまま学校に向かった。学校に到着すると、昨日のおばあさんのことなんか忘れてしまうくらいの出来事が起こっていた。なんと、学校にあるありとあらゆる書籍教科書書類が校庭に集められていたのである

「あら、おはよう。二人とも。もう教科書は校庭に捨ててきた?」

クラス委員長生徒会役員も務めている八島真理がメガネを拭きながら教室に入った僕たちに尋ねてくる。

「え?いや、まだだけど……っていうか、どういうこと?教科書を捨てる?」

「ええ、そうよ。あんもの、早く捨てないと、先生に怒られちゃうわよ」

彼女はそう言うと、どこかへ行ってしまった。

「やめろ~!僕は、死んでもこの教科書は捨てないぞ~!」

大声でそんな言葉が叫ばれているのを耳にして、思わずそちらの方に目をやると、そこにはがり勉三俣啓介が先生たちに取り押さえられているところだった。

「ばかなことをいうな!」「早くこの子から教科書を!」

三俣を三人がかりで抑え込んで、教科書を奪う先生たち。

「やめろ、やめろ~!」

教科書を奪われた三俣はそれでも先生抵抗しようとあがいている。しかし、

「いい加減にしろ!」

という、先生の声とともに、三俣の顔に先生の蹴りが入る。ミキャという嫌な音があたりに響く。

「ッッ!?

三俣の声にならない叫びが聞こえた気がした。

「お、おい。早く俺たちも行こうぜ……」

昨日のことを思い出したのか、顔を蒼くしながら勝也が僕を引っ張る。

「あ、おい……」

僕は結局校庭まで引っ張られて、教科書や持っていた文庫本を捨てることになった。そして、授業が始まった。



今日は、私たち人間についてを授業で扱うことにする」

世界史七井がいきなりそんなことを言い始めた。僕と勝也は互いに顔を見合わせる。そうした瞬間、ちらっと空席が見えた。あそこは確か三俣の席だった気がする。あの後結局どうなったんだろうか。

「では、いきなりだが質問だ。われわれ人間は、みんな同じだね?」

七井がそんなことを聞いてくる。人間はみんな同じ、だって?確かに同じ部分もあるが、同時に違いもある。一概に同じだとは言えないはずだ。

はい先生

僕がそう思っていると、八島が手を挙げる。

八島君、どうぞ」

七井八島指定した。八島は席から立ち上がると、口を開く。

古来より人間には差異などなく、みな同質でありました。それは今も変わりません。なので、人間はみんな同じであると言えます

「その通りだよ、八島君」

七井は嬉しそうにいう。しかし、それに異を唱える者がいた。こちらもがり勉で、一番後ろに座っている一色だ。

「みんながみんな同じなんて、そんなバカたことありません。現に僕は目が悪くてメガネをかけているのに、彼女はかけていないじゃないですか!」

一色はそう言って八島を指さす。七井は一色に近寄ると、一式が欠けていたメガネをはずした。

「あ、な、なにすんですか!?

メガネを取り上げられて慌てふためく一色。七井はそんな一色のことを気にも留めず、手の中にあったメガネを握りつぶした。

「ああ~!」

一色の悲痛な叫び

「これで、同じだね?一色君?」

七井は先ほどの八島の答えを聞いた時と同じように、笑顔で聞いている。

「で、でも、性別だって違うし、体格だって違……」

一色はなおも食い下がろうとしたが、次の瞬間身体椅子ごと後ろに吹っ飛んでいた。七井が思いっきり一色のことを蹴ったのだ。そして、蹴られてうずくまる一色の近くにしゃがみ込み、再び七井は尋ねる。

「同じだね?」



その日を境に、世界は大きく変わってしまった。僕以外のすべての人が、人間はみな同じであるという考えを、まるで植え付けられたかのようにするようになった。やつらの言い分では、差異がないから、差別もなく、貧困もなく、幸福幸せ世界を築けるのだという。

僕は相変わらず学校に通っている。それは、僕が人間はみな同じであるという考えを持っていないということを知られないようにするためである今日も一日、学校が終わるまで何事もなく過ごすんだ……そうすれば、なにもされなくて済む。

ホームルームを始めるぞ」

担任の声で、我に返る。

今日は、皆に非常に残念なことを伝えなければならない」

淡々担任は喋り続ける。それが怖かった。

「どうやら、ウチのクラスで、同じ人間じゃあないものが逢いるらしいんだ」

ドキッとした。心拍数が上がるのがわかる。口から心臓が飛び出してしまうのではないかというほど急に心臓が動く。先生のその言葉で、クラスのみんなが一斉に僕の方を向く。

「えっ……」

僕は思わず声を漏らしてしまった。担任が僕に近寄ってくる。そして、笑顔で言った。

「同じだね?」

Happy End

2019-09-10

昨日、電車内のトラブルに口を出してモヤモヤしてる話

昨日の乗った電車の状況は久々に酷かった。

人権を踏みにじられているようなそんな気分のする電車

ただ、乗車当初の混雑も駅がオフィス街を経由するにつれ和らいていく。

ちょうど大規模ターミナル駅を過ぎ、車内にようやく人間らしい雰囲気がが戻ってきた矢先に、

からちょうど二人分くらい先で、男にしてはやけに甲高く怒りを含んだ大声が聞こえた。


怒っているのは30代前半くらいでやや大柄の小太りメガネ、直毛の坊ちゃん刈りで、

中学生時代小学生を集めてガキ大将を気取っていたようなタイプの男。

怒られているのは、銀縁メガネが大きなウエイトを締める顔面から気の毒なくらい内気さを漂わせた小柄な青年少年?)。

会話を聞く限り、原因はどうやら銀縁メガネ青年が「列に横入りをした」とか「バックを背負ったままだった」とか、よくある些細なことのようだ。

普段ならどんなに強くても「オイ!バック!」の一言で終わる。

でも、小太りメガネは長距離路線のそう短くない駅間中ずっと執拗に怒り続けていた。

ネット上でよく「早口で喋ってそう」といわれる口調そのままに


・「割り込み窃盗とか殺人と同じように犯罪なんだよ。知ってた?今から警察行く?」

・「こっちは迷惑してんのにニコニコ動画見てるなんて優雅なもんだな」

・「そうやって、黙って俯いてりゃ終わると思ってるんだろう。そうだよな?早く終わらないかなって」


初めのうち、二人は知り合いだと思っていたが違ったようだ。

距離感も間違っているし、言動も一歩以上注意のレベルを超えている。

何より、自分が持つほんの少しの正しさと相手の弱さを根拠に、

甲高い声く妙に芝居ががった口調で勝ち誇ったように怒るその様子に僕は、何も考えられないほどイライラしていた。

(他の乗客もそうであってほしい)

小太りメガネはこんなことも言っていた。


「君みたいなのは社会ルールとか人の迷惑とか、気がつかずぼーっと生きて30代、40代、そして死んでいくんだろうな」


もう限界だった。どんな人でも、ましてや赤の他人が言い放っていい言葉じゃない。

僕はこういう言葉相手人生を大きく傷つける可能性があることを多少なりとも知っている。

そして、その場面を黙殺するということは、同じように自分の心に傷を残すということも。

から、つい声が出てしまった。


僕「どちらにせよ、電車内は静かにしてください」


今にして考えると情けない台詞だ。小太りメガネの「社会ルール〜」云々の台詞に対する皮肉として言ったつもりだけれど、果たして伝わったかどうか。

その後、小太りメガネの声は小さくなったものの、私に注意されたことを青年のせいにしようと声をあげたので、2度3度注意はしたが・・・

そんなやりとりをしているとやっと駅に着いた。

僕を含め3人とも同じ駅だったようで、小太りメガネ捨て台詞として青年に「顔は記録したから」と言って足早に去って言った。

その直後、怒られていた青年ホーム上にうずくまるように倒れた。

原因は不明だけれど、おそらく小太りメガネからストレスだろう。僕は駅員に事情簡単説明しその場を去った。

一体僕はどうすればよかったのだろう。

例えば「明らかに言い過ぎ。うるさいし迷惑から黙ってて」と二人の間に割り込めばよかったのかもしれない。

あるいは、倒れた青年に「あなたも悪いかもしれないけれど、相手の言っていることは明らかに異常だから」と伝えればよかったのかもしれない。

まあ、どちらにせよ今回は、ほぼ僕が自分義憤を満足させるためにとった行動だからあんまり大きなことは言えないけれど。

からもっとうまくやるぞ!

 

2019-08-04

少し、吐かせて・・・

もう1年近く、何もやる気もなくしてしまって。。

しばらくはずっと笑ってるフリしてたけど、疲れちゃって・・・笑えなくもなっちゃった。。

心を閉ざしちゃって、誰とも心が繋がらなくて、孤独で。。

さみしい。。。

去年、とっても好きなヒトが出来た。

あたしと似たようなヒトで、同じような苦しさを経験してて、、

沢山お話聞いてくれて、心から信頼してた。。。

やっと、わかってくれるヒトが出来たって。。うれしかった。。

心の中のことも、お仕事も、いっぱい、いっぱい、助け合ったよ。。。

体とお金関係は無かったから、安心して。。

だけど、気付いたら重たい関係になってて。。

彼、不安になると、急に沢山メッセ送ってきたり、ムリなことを頼んできたりして。。

あたしの心は、もう耐えられなくなってた。。

重たくて、苦しくて、しんどくて。。

ある時、彼と共通の仲間とゴハンしてて、彼がすでに婚約してたのに、あたしと恋愛してたことがわかって。。

すごく、ショックで。。。。。

あたしは、すごく、苦しかった。。。

男のひとが、怖くなった・・・

ひとが、こわくなちゃった。。。苦笑

男の人は、前からニガテだったけど。。。

なんだか、もう疲れちゃった苦笑

ずっと、道ばたにうずくまって・・・お空独り言つぶやいて。。。

時々、誰かと付き合って、クッションになってもらってた。。。

そんなに長く続かなかったけど。。。

彼は、なんだかその彼女結婚したみたい。

・・・お祝いできないけど、幸せだといいね。。。

ごめんね、ありがとう。。

2019-07-23

ゲーム障害の弟から暴行を受けた僕は被害届を出すべきか?

今僕は自分の弟を犯罪者にするかどうかの選択を迫られている。

しかし、経緯を説明すると長くなるので、タイトルに関して手早く読みたい方は一番下の区画だけ読んでいただきたい。


弟はコミュニケーションが苦手で周囲に溶け込みづらく、小中学生の頃はいじめに逢っていたようだ。

そのせいかはわからないが、何かとキレやす性格だった。

特に幼いころからゲームをしているときにその性格如実に表れた。

ゲームで気に入らないことがあると、イラついてコントローラを投げるのだ。

こうなったら周りが注意しても「うるさい!」と聞く耳を持たず、注意した家族にあたる始末。

結果、家には壊れたコントローラーが大量に溜まっていった。

友達の家でゲームをするとき、たくさんコントローラーを持っているのに壊れているのが恥ずかしくて持っていけなかったことを今でも鮮明に覚えている。

弟が成人してもその性格改善するどころかむしろエスカレートしていった。

特に対人オンラインゲー(僕もそのゲームが好きなので実際の名前は出したくない)をするようになって、破壊衝動を抑えられなくなっていたのだ。

僕ら家族母子家庭、3人で賃貸暮らしているのだが(実家と呼べる家は借金まみれの父と共に手放した)、夜な夜なゲームでブチ切れてはコントローラーや本体を投げ、殴り、踏みつけ壊すのだ。

賃貸マンションの一室なのに、弟の部屋はいくつも大穴が空いている。

ガラスを割ったこともあったし、ゲーム機やコントローラーも数えきれないくらガラクタにしていた。

幸い防音はそれなりにしっかりしている家だったからか直接苦情が来ることはなかったが、隣室の人には結構迷惑をかけていると思う。

キレている際に僕や母が「いったんやめたら?」と注意しようものなら、「うるさい!消えろ!」と怒鳴りつけ、それでも僕が食い下がるといとも簡単に手を出す。

隣の部屋で寝ている母が泣きながら怒るのをやめるよう伝えても無駄

気が済むまでゲーム内の敵を駆逐するか、ゲーム機を破壊しつくすまでは止まらない。

僕は弟がゲームいくら壊そうが自分責任なので気にすることはなかったが、人様に迷惑をかけたり増してや母親危害が加わるのは許せなかったので、ある時徹底的に食い下がった。

もちろん取っ組み合いの喧嘩になるのだが、完全に理性を失っている弟は手加減することなく僕を殴りつけてくる。

不幸にも僕は華奢な体格だし、弟は太っていて体重も20キロ以上上回るので、抑え込むだけでもかなりの労力がいる。

弟の怒りが収まるまで殴り殴られながら説得したことも何度もあるが、そのたびに母は悲鳴を上げて仲裁し、弟は逆上して母にも手を出そうとする。

そんな日々の繰り返しで僕たち家族精神は日に日に疲弊していったが、それに反して弟のキレ方は悪化していった。

母に手を上げることを厭わなくなった。

殴るだけでは飽き足らず、首を絞めてくるようになった。

包丁を突き付けてきたこともあった。

そのたびに僕と母は泣きながら静止し、弟も力尽き果てると泣いた。

自分でも自分制御できない」という。

僕は母に、弟と別の暮らしをするように提案した。

だが、母はそれを受け入れなかった。

「もともとコミュニケーションが苦手な弟を家族である母すら見捨てたら、今よりも弟のイライラ悪化するのではないか」と。

僕は僕で、母と弟を2人で住まわせる訳にはいかないので、ずっと3人の生活を続けていた。

そしてついこの間、警察沙汰になってしまった。

僕はその日、キレる弟にゲームを止めるように言ったが、聞く耳を持たずに部屋から出ろの一点張り

それはできないと食い下がると、なんのためらいもなしに手を上げてくる。

こうなると僕が殴り返そうが返すまいが結果は一緒なのはわかっている。

僕は弟の気が済むまで殴らせることにした。

弟は僕の首を絞め、眼をえぐり、壁に頭を打ち付け、うずくまった僕の顔面容赦なく蹴りを入れてきた。

僕は泣いて静止しようとする母を遠ざけ、通報した後にスマホで一部始終を撮影するように伝えた。

警察が来た時には弟も大人しくなっていた。

警察官に状況を説明し、撮影した動画を見せた。

また、僕が一回も殴り返していないことを本人も認めていることから兄弟げんかではなく傷害事件として処理することができるだろうと言った。

僕はそのまま救急車で運ばれ、レントゲンを撮ったり診察を受けた。

全身打撲と結膜下出血くらいで脳や骨の異常はなかったものの、念のため診断書をもらった。

弟はというと、母親同意のもと警察の紹介した精神病院に連れていかれた。

とりあえずは2週間の治療?らしい。

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ゲームでキレた弟を止めようとして暴行を受けた僕は、果たして被害届を出すべきなのだろうか?

警察現場の状況と僕が一度も殴り返していない証拠があることから被害届を出せば傷害事件として処理できるだろうと言っている。

・母は、「前科がついて仕事に就けなくなったら状況が悪化するかもしれない」と僕に被害届を出してほしくないらしい。

被害届を出そうが出すまいが弟は2週間経てば家に戻ってくる。

僕は弟のしたことは人間としてやってはいけないことだと思うし、したことに対してちゃんと罰を受けてほしい気持ちがある。

しかし、母のいうように弟が社会からも拒絶されたと感じてしまえば、今まで以上に事態悪化する気もする。

仕事に就けなければ当然、一人で暮らさせることもできない。

無難選択としては被害届を出さないという結論になるのだろうが、このまま有耶無耶にしてしまっていいのだろうか。

自分感情としては弟のことが許せない反面、もうこれ以上時間や体力を使いたくない気持ちも強くなってきている。

疲れたよ。。。

元気ですか?僕は元気です

はじめに務めた企業はやめましたけど、なんとかヤッテいます

なかなか多忙毎日ですが、PCに向かい合うのが自分に合っているのかもしれません

疲れているとたまに隣から妙な音が聞こえますが、音楽ごまかしています

やはり退屈に支配されるより何かにうちこむ情熱大事哲学者のいう通りかもしれません

そうはいっても基本おかし人間自覚しているのでいつも半身です、いつでも逃げられる状態でないといけないのです

これが人生と向かい合った上での教訓です

でもやっぱり仕事仲間と仲良くしたり、友人と旅行に行ったり、好きな人結婚したいと思います

他にもいっぱいやりたいことがありました、そのうちいくつかはもう叶わなくなりました

チャレンジして失敗してうずくまり寝て過ごしたりしているうちにこんな歳になってしまいました

2019-07-09

夫が好きすぎる人

…の実物をこないだ初めて目にした

「そんなに愛が重すぎると旦那さんも引くんじゃないの?」と軽口を叩いたら、その場でポロポロと涙を流し始めてうずくまってしまった

旦那さんが自分から去っていく光景想像するだけで目の前が真っ暗になって、まっすぐ立ってられなくなったらしい

予想外の反応に慌てて謝ったけど、年に何度か起きる現象らしくて、迷惑をかけたと逆に謝られてしまった

2019-07-04

娘に有村架純人生は用意してあげられない★追記あり

私はあまり可愛くない。

優しそうだねと言われることはあっても、

可愛いとかキレイという言葉は言われたことはない。

旦那もおなじ。千原ジュニアに似ている。

千原ジュニア画像検索すると旦那がいるなと思う。

から、どっちに似ても子供スペシャル可愛くはならないだろうなというのはわかってた。

ただ、子供っていうのは無条件で可愛い顔をしてるとなんとなく思いこんでた。

はっきり気づいたのは生後3ヶ月で写真館に行ったとき

可愛いドレスを着て花飾りをつけて寝かせられた娘が全然可愛くなかった。

顎まわりの肉ばかりしっかりしてて地獄のミサワそっくりだった。

可愛い〜!て言おうとして「かっ…」で止まってしまった。

直後に写真館の人が「あらぁ〜!可愛らしいわねぇ〜ー」とテンションあげて言ってくれたからなんとか我に返ったけど、「子供って無条件に可愛い顔をしてるわけじゃないんだ」と改めて実感した。

でも、私にとって娘が可愛いか可愛くないかで言うと、はちゃめちゃに可愛い

ままだっこーて無防備に見上げてくるのがかわいい

「ちゅー」て言いながらチュウしてくれるのが可愛い

笑うと可愛い

泣いてても可愛い

気に入らないときにぶーたれる顔をするのが可愛い

いないいないばあで一緒に踊ってるのが可愛い

アンパンマングリーティングで興奮してハァハァ言ってるのも可愛い

私が風邪で寝込んでるとき栄養ドリンクを飲ませてくれようとしていきなりリポDの瓶で口を殴ってきた時があったけど、びっくりはすれど優しくてめちゃくちゃ可愛いと思った。

からこそ、娘には幸せになってほしい。

から羨ましがられるような幸せでなくても、できるだけ病気は少なく、周りの笑顔に恵まれやすく、辛いことがあっても、泣いて落ち込んだ後に美味しいもの食べて友達遊んだ回復できる程度のことであってほしい。

でも女の子で顔がかわいくなかったら、思春期に辛い思いをするのは不可避なんだよ。

有村架純広瀬すずだったらチヤホヤされるのに、千原ジュニアは辛い目に合うんだよ。

わたし思春期時代の思い出がうずくよ。

以前新聞投稿で、女子大に行った娘(あまり可愛くないらしい)が入学式のあとのインカレ勧誘から徹底的に無視されてて帰りの電車で泣いてたって話を読んで目眩がした。

いつか娘もこんな目にあっちゃうのか。ひどいよ。

娘は家族で遊びに行くと確実に「パパにそっくりだね!」て言われる。

わたしから見たらはちゃめちゃに可愛いけど、他人からみたら千原ジュニア幼児なんだろうか。

でも、それに少しホッとしてる。

将来娘からあなたのせいで可愛くない!」と恨まれるのはわたしじゃないと思ってしまう。

娘にも旦那にもひどいよね。

顔だけが人生じゃないのはわかってる。

可愛いからこそ大変なことがあるらしいのも知ってる。

でも、可愛いほうがいいじゃん。

選べるなら絶対可愛いほうがいいじゃん。

ごめんね娘。

でも、口に出しては言わないよ。”可哀想な子”になっちゃうから

あなた幸せになれるようにいっぱい考えていっぱい頑張るよ。

それしかできないよ。

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追記

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投稿して1日くらいはコメ少しもらったくらいでそのまま忘れてたんだけど、久しぶりに見たらブコメ一気に増えててびっくりした。なので追記

現実で同じようなこと愚痴ったらたぶん「そんなことないよ〜☆むすめちゃん可愛いよ〜☆」て言われて「ありがとー!」で終わるんだけど、「メイクしっかりすれば大丈夫」「歯並びは直せ」「愛嬌大事」とか実践コメたくさんもらってて嬉しかった。確かに!て思ったし、顔がいいだけじゃない部分の”可愛い”って他の人にとっても大事なんだよなって思えた。「有村架純の両親も有村藍里に架純の人生は用意してない」は秀逸では?目から鱗

かい反応たくさんもらってて嬉しかった。特に「親に愛情持って接してもらったか幸せだよ」てコメは本当に勇気が出たんだよ。愛情なら自信ある。娘が辛くなったときに思い出してもらえるようにがんばる。コメントくれた人たちはもう見てないだろうけど、本当にありがとう

あと投稿する前にもういちどブコメ引用コメ?見たけど、別にかいコメばっかりじゃないな(笑) いつもの増田どおりみんな好き勝手言ってるわ。みんな元気でなによりです。

2019-06-22

弱者は淘汰される〜エピジェネティクスの話〜

anond:20190618201336

弱者男性最近はてな話題の中心となっています

なんで女性に救ってもらわないといけないかをわかっていない女性が主にブコメ散見されるので……じっくりと解説します。

先に言っておくと私の解釈とそこから導かれる結論男性社会の尻拭いを女性にしてもらうという話になるので、女性は「ふざけんな」という権利があります

ただしその言葉を使うならみっともなく『命乞い』もしてください……そうしないと大変危険です。

そもそも弱者男性はなぜ生まれるんでしょうね?

から私と一緒に弱者男性の一生のうち幼稚園あたりから成人になるまで俯瞰視点で見てみるとわかると思います

では時間旅行GO!

まずは幼稚園時代から遡って見ていきましょう!

あっ! あそこの幼稚園にいるのは将来KKOキモくて金のないおっさん)になる未来が決まっているタカシ(仮)くんです!

控えめに見ても顔面偏差値はよくありません……。

幼稚園の頃は女の子男の子に筋力差はさほどありませんが、タカシ(仮)くんは早生まれです。

身体の発達が遅れているため筋力は4月まれ女の子より劣ります

タカシ(仮)くんは容姿キモいせいで生理的不快感があるのか(不快感自覚していない子もいます)殴る蹴るのいじめから幼稚園の温厚な子たちに一切庇ってもらえません。

やんちゃ男の子集団タカシ(仮)くんは囲まれしまいました。

おーっと! やんちゃ男の子腹パンタカシ(仮)くんはお腹を抱えてうずくまります。頭を上からいっきり踏みつけられます顔面を蹴られます

幸いにも骨を折るなどの深刻な怪我にはなりませんでしたが……タカシ(仮)くんのココロには傷が残りました。

少し時計を進めてみましょう。

タカシ(仮)くんは小学校入学したようです。

小学校低学年のタカシ(仮)くんは掃除時間雑巾がけを女子から押し付けられているようです。

タカシ(仮)くんはまだ女子の中にも善性を持った人間がいると信じています

雑巾がけを代わりにやれば借りを返してくれる女子いるかもしれないと思っています

実際はただのパシリです。やんちゃ男子いじめられていても先生にチクってくれる女子はいません。そもそも自分容姿のせいで女子は庇ってくれないという真理にまだ彼は到達していません。

もし先生にチクってタカシ(仮)くんと恋愛関係にあると周囲に流布されたらチクった女子はい迷惑です。先生いじめられている事実握りつぶす可能性は大です。

そんなわけでいじめによるストレスはかかり続けますココロという器にヒビが少しずつ入り始めます

小学校中学年にタカシ(仮)くんはなりました。タカシ(仮)くんもいい加減誰も助けてくれないのでキレることを覚えはじめます

キレて椅子を逆さまに持ち上げますが、いじめっ子を椅子で殴ることができません。力が足りないせいです。タカシ(仮)くんは早生まれなので力に差があるいじめっ子に椅子の脚を掴まれてそのまま膠着状態に。授業のチャイムが鳴って先生がやって来ると女子タカシ(仮)くんが椅子を持ち上げて振り回そうとしたとチクります現行犯なので揺るがぬ事実タカシ(仮)くんは先生にこっぴどく叱られました。ちなみに女子は授業を妨害されるのが嫌だっただけでタカシ(仮)くんに別段悪意があったわけではありません。ただ迷惑だっただけです。しかタカシ(仮)くんは一部の女子憎悪するようになりました。しかしまだ気になるあの子やとくに関わっていない女子は憎んでいません。

小学校高学年になりました。女子は背が高くなり一部の男子も背が伸び始めます

タカシ(仮)くんは背の順で並ぶと5年生の最初のうちは背が高くもなく低くもない感じで真ん中あたりでしたが、いつの間にか6年生になると最前列になってしまいました。

いじめによるストレス身長が伸びなくなっていたのです。タカシ(仮)くんは身長を伸ばすために牛乳をがぶ飲みしました。

1日に1.5リットルくらい飲むペースです。スイミングスクールに週1で通っているだけでは太ってしまいました。早生まれでたまに勉強についていけないところがあり「バカ」と呼ばれていたのにプラスして「デブ」とも呼ばれるようになりました。

から中学生になれば背が伸びると言われていてそれをアテにしていました。伸びなくなっている最大の原因を取り除かないと身長を伸ばすことが不可能だったにもかかわらずです。

タカシ(仮)くんは中学生になりました。学区指定公立中学校に進学しました。

いじめは相変わらず継続中です。日常的にいじめを受けているので慣れてきてしまいました。

慣れてきているのは身長にはよくないのをタカシ(仮)くんは知りませんでした。もう彼は疲れていたのです。嵐が過ぎ去るのを待つように殴られても蹴られても抓られても髪を引っ張られても怒りを押し殺して机に突っ伏して堪えました。

教室でのいじめがなくなりました。いじめっ子はいじめに飽きたのでしょうか。つかの間の自由を手に入れたタカシ(仮)くんはごく普通スクールライフ満喫しました。

友達はいないけど学校と家を往復するだけの普通日常です。少し寂しい感じですが……。

朝の通学路で背が高いイケメンが声を掛けてきました。クラス男子の中でも顔面偏差値が高くモテそうな……いや確実にモテ男子です。今までまるで縁がない人種でしたがタカシ(仮)くんはこのイケメンと友人になりました。罠だったことに気づいたのは1年後です。

イケメンの友人とはほぼ学校だけの付き合いでした。ですが……タカシ(仮)くんには救いでした。まともな友人関係というやつを今まで持ったことがなかったからです。

夏休みには花火をしながらイケメンイケメン友達と恋バナをしたりしました。あの子が好きだ! とうっかり喋ってしまうのです。

しか夏休みが終わったある日に学校いじめっ子の取り巻きがこんな話をしているのを聞いてしまます

イケメン小学校から片思いだったあの子キスをしていたという話を聞いてしまうのです。

イケメンはいつも通り友達面してやってきますタカシ(仮)くんは話しかけてきたイケメンに「うるせぇ! 話しかけてくんな!」と怒鳴り付けてしまますイケメンはそれ以来話しかけてこなくなりました。

後日イケメンからこんな電話がかかってきました。

「お前と仲良くしてたのは先生に言われてだから

返答する間もなく電話は切れました。

タカシ(仮)くんは騙されていたのです。暴力型のいじめが止んだのはコミュニケーション型のいじめプロフェッショナルいじめ担当が移行したからだったのです。

その証拠暴力型のいじめが翌日からまりました。久しぶりの暴力身体は敏感に反応します。痛かったのですが……タカシ(仮)くんは笑ってしまいました。いじめっ子が「ついに狂ったか」と言いましたが、タカシ(仮)くんはイケメンに裏切られた方がよほどキツく物理的な痛みは大したことがなかったのです。

タカシ(仮)くんのココロの器に亀裂が入りました。

イケメンに怒鳴り散らしたこと女子たちのタカシ(仮)くんへの目は厳しいものになっていました。いじめっ子の取り巻きに上靴を取られて女子トイレに投げ入れられます

女子トイレには入れないので女子に取りに行ってもらいたいのですが、女子は協力してくれません。

上靴なしで授業を受ける羽目になりました。

タカシ(仮)くんは結局中学生の時に身長が1cm程度しか伸びませんでした。親から遺伝から身長は仕方ないと思っていましたが、後に6歳下の弟が身長が175cm程度になるので遺伝のみが原因ではないと気づきます

タカシ(仮)くんは高校生になりました。

高校に進学したくなくて親と揉めたのですが無理矢理進学させられました。

入試テストは大していい点数ではなかったはずですが、最悪なことに定員割れでした。

タカシ(仮)くんは精神的に不安定になっていました。中学の頃の体験が恐怖となって高校デビューに失敗しました。

ある日体育館用の靴を履くと画鋲が入っていました。

もう限界でした。タカシ(仮)くんは次第に不登校になりました。

母親タカシ(仮)くんが精神的に不安定になっているのに気がついていましたが、父親学校になんとしてでも行かせろ中卒じゃ仕事がないと怒鳴り、母親を追い詰めました。

タカシ(仮)くんは強引に高校に行かされましたが、2週間に1回くらいの登校なので授業を受けても意味がないしわからないです。

女子の声が聞こえます。「なんで学校に来たの?」

ある日高校に行くと花の入った花瓶が机の上に置いてありました。葬式ごっこです。

その日以来高校に行くことはありませんでした。

しか父親は頑固で精神的に不安定なのを理解せず、学校の代わりになるような塾に通わせました。

そこで高校卒業程度認定試験合格

しか合格した後から精神状態さら悪化し始め、ついに他人の話していることすら把握できなくなり、好きなアニメを5分も見ていられないようになり(多動)、18時間くらいぶっ続けで寝るようになります

もし現役で大学に行っていたら卒業していた歳になってようやく精神が安定し始めました。

就労移行支援施設に通所して4ヵ月後に就職先が決まりました。

精神的に非常に疲れやす長時間労働できない為、時短勤務です。

年収は100万以下です。100万以上稼ぐと障害者年金支給されなくなってしまうからですが、障害者年金プラスしても年収は200万以下です。

結婚はもちろんのこと、交際すら考えられない年収です。

よしんば年収があっても身長顔面偏差値の低さから女性タカシ(仮)くんを相手にしないでしょう。

しか身長が伸びなくなったのは親から遺伝が原因かと言われたら弟という反例があります

顔面は整形でもすればいいかもしれないですが……手元にお金はない。

身長の高さと年収が比例するデータがあるそうですが、ある意味当然と言えますストレスがない環境にいた方が勉学は捗る身長も伸びやすい。

タカシ(仮)くんは今まさに淘汰圧によって淘汰されている最中だと言えるでしょう。

時間旅行はどうでしたか

しかしなぜタカシ(仮)くんは淘汰されるのでしょうか?

基本的女性が優良な遺伝子を持つ男性を求めているからです。

しかしながら遺伝子は親から受け継がれるだけでなく、人生を歩んでいくうちに後天的に変化するものでもあります

優良な遺伝子のみを求める女性意識に多少の罪悪感を感じてほしい。

もちろん優生思想個人範囲内では自由です。

ですが、それを憎むことも自由です。

『命乞い』してくださいね

2019-06-15

特例子会社という混沌

 4月から特例子会社へ入った。

 

 大きな部屋に数十人の障害者がぶち込まれているよくあるパターンの特例子会社で、入社した会社としては初の試みだった。障害者雇用率が全く達成されておらず、問題になったため急ごしらえで部屋を作成し、いろいろと用意してから4月1日より何はともあれのスタート福祉バックグラウンドを一切持たないこんな業務に飛ばされたかわいそうな健常の社員たちと、幸いにして職を得た障害者たち。様子見の緊張感がある初日だった。

 

 私は障害者枠の正社員として採用されてその部署に入ったけども、残念ながら初日から「ああ完全に隔離部屋なんだな」と改めて感じさせられた。ほかの部署との接点はないし、同期が誰なのかはいまいちわからない。研修制度もあるにはあるが、健常の新卒一括採用最適化された内容で中途の障害者にはまるっきり向いていない。視覚聴覚が隣同士になり、視覚聴覚に話しかけるも聴覚は聞き取れず、聴覚筆談をしようにも視覚は見えない。そんな世界オブラートなしに突っ込んでいく発達。なかなかスリリング空気が広がる。そんな中福祉出身支援者はおらず、慣れない健常の社員たちが対応する。かろうじて福祉バックグラウンドを持つ私が障害者でありながら障害者ケアをしながら走るという状況からスタートした。

 

 そんな状況で数週間もたち、業務もある程度割り振りが決まっていく。私が担当することになった業務障害者採用担当相方は発達のおばちゃん。人柄は幸い悪い人ではない。上司は前回障害者採用担当した人で、現場を見に来るわけでもなく電話メールで指令が飛んでくる。ほかにも一応責任者という名の人たちはいるが、部屋に来ることはない。どうやら上は、障害者障害者採用障害者部屋で障害者同士サポートさせるという完全な閉じたテラリウムでも作りたいのかなと察する。優先すべきは雇用率の達成で、それ以外では誰も接点を取りたくはないのだろう。まあわからんでもない。

 

 そんな中、業務がどんどん偏っていく。

 

 発達のおばちゃん外電ができない。受電もたどたどしく、見知らぬ相手への採用関連の架電なんてとてもできそうにない。外部からメール対応すら難しいくらいだ。幸いにして事務処理能力ちゃんとあるのでファイリングをやってもらう。しかしながら発達の特性ミスがあるので私も油断ができない。本人はできるということも実はできないことが多い。期待はしてはいけないとわかり始める。

 

 見学面接に来る障害者支援者たちの対応は私に偏っていく。なぜならおばちゃんネットで前もめた人が多いらしく、彼らからの応募があるたびに休憩室(最初なかったので提案して作った)へこもって逃げるので任せられない。私がやる業務が増える中、おばちゃん悠々自適生活満喫する。上司でもない私が割り振れる業務にも限界があるので強くは割り振れない。だが本人から自分がやりますという発言は出ない。毎日情報収集(という名のネットサーフィン)にいそしみ、ネット掲示板でいか障害者が行動しているかを逐一楽しそうに報告してくる。朝は遅刻し、昼はいなくなり、定時前から準備し帰る。私は時間外にならないとつながらない相手電話をかける。そして給料はおばちゃんのほうが高い。なぜならそういう仕組みになっているからだ。

 

 上司は残念ながらこの状況に対して対応する気はなかった。正確にいうと対応する気はないわけではなかったが、割り振った業務もおばちゃんにはできなかった。仕方ないから結局私になった。そして私からの不満に対し上司は途中からうんざりしはじめた。わからんでもない。おばちゃん性格は悪くない。一週間、40時間労働時間のうち3時間程度は働くのだ。そしてそれを持っていく先が上司上司からしてみたらなんとなく仕事をしているように見えるんだろう。なぜなら彼は現場に来ないので現場で何が起こっているか知らないので。もしくは私も障害者なので、私が被害妄想でも持っていると思っているのだろう。私ともかかわりあいになりたくないのかもしれない。

 

 それでも採用活動継続しなければならないので対応していく。見学会におばちゃんともめた人がエントリーしてくるたびにおばちゃんが逃げる。内定を出した後に後出しのようにこの人実は前もめた人ですと言われる。狭い世界なのだろうか。それともおばちゃんが広すぎる交流範囲を持っているのだろうか。いろんなスケジュールを調整しやってきた仕事ちゃぶ台返しが続く。私のイライラも高まってくる。上司はなお業務の割り振りについても人員の交代についても対応する気はない。だっておばちゃん、人事がやりたいっていってるんだもの。本人の希望を優先してあげなきゃ。いくらなんでも向き不向きってあんだろう。

 

 一度たりともミーティングなんて持たれてない上司との会話から戻ってきた私に、だだっ広い部屋で周りの人間が聞いてる中、おばちゃんは如何にトラブルを起こした相手が悪いかを力説してくる。いざとなったら周りが守ってくれるこの職場は本当に最高だと満面の笑みで喜ぶ。笑顔で語りかけてくるおばちゃんによかったですねといいながら私も笑って対応する。

 

 10人弱の障害者を2か月強の間に採用し、一度業務が落ち着いた日、私は業務を交換するというテロに出た。表向きはお互いの業務を一度交換することでお互いに業務を覚えたいと思います。私は久しぶりにゆっくりとコーヒーを入れて福利厚生雑誌を読む。おばちゃんは大げさにわかやすく頭を抱えてうずくまり、新しく来た福祉相談員相談し消えた。外電は鳴り、メールは届く。私は対応しない。なぜならその業務はすでに交換したのであって、私の業務にそれらは含まれていないからだ。

 

 上司上司が私のところに来る。これで回るんですか。私も乾いた笑顔で答える。わかりません。

 

 なぜ同じ障害者なのに私だけがこの対応をしないといけないのか。配慮というのは何なのか。私も障害者で同じ立場なんだが。雇用率を下げないよう非正規身体の人の不平不満をなだめすかせ、非正規精神の人の相談を聞き続ける。雇用率を上げるため採用業務をやる。定着率を向上させるため障害者のための将来に関係するもの作成していく。障害と戦いながら仕事をしつつ自腹で大学院まで出た私の給料は健常の新卒大卒と同程度に安い。そして目の前にいるおばちゃんよりも年収100万弱安い。なぜならそういう制度からだ。

 

 特例子会社という場所玉石混交で中にいる人間レベル感は差があるのが実際のところだと支援者がなだめる。まあそうだろう。わかる。私の怒りはどうにかなるものでもない。なぜなら障害者雇用するということに対して会社もこの場にいる人間も誰も慣れていない。誰かがどこかで我慢をすることになる。スタートアップなんてどこもそんなもんだ。そしてそれが私になっているだけの話だ。

 

 だからといって頭でわかっても私の心は納得できない。一方的我慢の押しつけで回る現場なんてのは一度崩壊したほうがいい。

 

 来週さらに応募が来ていることを私は心から願っている。

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